JPH10318233A - センタリングボルト又はナットによる固定構造 - Google Patents
センタリングボルト又はナットによる固定構造Info
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- JPH10318233A JPH10318233A JP12833597A JP12833597A JPH10318233A JP H10318233 A JPH10318233 A JP H10318233A JP 12833597 A JP12833597 A JP 12833597A JP 12833597 A JP12833597 A JP 12833597A JP H10318233 A JPH10318233 A JP H10318233A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 センタリングボルト又はナットの共通化を図
りつつ、被締結部材間の固定を確実に行う。 【解決手段】 被締結部材2の挿通穴2aの断面形状
を、センタリングボルト3の大径部3bを挿通可能な径
を有する円4と、ねじ軸3aのみを挿通可能な幅を有す
る長円5とを組み合わせたものとして構成する。そし
て、被締結部材1の取付穴1aと、挿通穴2aとのずれ
を、長円5の部分にねじ軸3aを貫通させることによっ
て吸収し、ねじ軸3aを取付穴1aに螺合させる。この
状態からセンタリングボルト3を締め込み、挿通穴の開
口部に施した面取り6に当り面3cを当接させる。当り
面3cは面取り6に案内され、ねじ軸3aを挿通穴2a
にセンタリングする。そして、挿通穴2aの、断面が円
形をなす部分4にセンタリングボルト3の大径部3bを
嵌合させ、締結を完了する。
りつつ、被締結部材間の固定を確実に行う。 【解決手段】 被締結部材2の挿通穴2aの断面形状
を、センタリングボルト3の大径部3bを挿通可能な径
を有する円4と、ねじ軸3aのみを挿通可能な幅を有す
る長円5とを組み合わせたものとして構成する。そし
て、被締結部材1の取付穴1aと、挿通穴2aとのずれ
を、長円5の部分にねじ軸3aを貫通させることによっ
て吸収し、ねじ軸3aを取付穴1aに螺合させる。この
状態からセンタリングボルト3を締め込み、挿通穴の開
口部に施した面取り6に当り面3cを当接させる。当り
面3cは面取り6に案内され、ねじ軸3aを挿通穴2a
にセンタリングする。そして、挿通穴2aの、断面が円
形をなす部分4にセンタリングボルト3の大径部3bを
嵌合させ、締結を完了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品の寸法誤差、
組み付け誤差等の累積により、複数の被締結部材間に生
じうる取付穴のピッチのずれを矯正しつつそれら被締結
部材を固定することが可能な、センタリングボルト又は
ナットによる固定構造に関する。
組み付け誤差等の累積により、複数の被締結部材間に生
じうる取付穴のピッチのずれを矯正しつつそれら被締結
部材を固定することが可能な、センタリングボルト又は
ナットによる固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す一方の被締結部材1(例えば
自動車のボデー)と他方の被締結部材2(例えば自動車
のリインホースメント)とを固定するに当り、構成部品
の寸法誤差、組み付け誤差等の累積により、被締結部材
1,2の取付穴に設定されたピッチ寸法Aと実際のピッ
チ寸法との間にずれ(矢印B)が生ずることがある。こ
のような場合には、図7に示すボルト3(いわゆるセン
タリングボルト)を用い、被締結部材2の取付穴ピッチ
と被締結部材1の取付穴ピッチとを合わせてから、被締
結部材1,2間の固定を行う必要がある。
自動車のボデー)と他方の被締結部材2(例えば自動車
のリインホースメント)とを固定するに当り、構成部品
の寸法誤差、組み付け誤差等の累積により、被締結部材
1,2の取付穴に設定されたピッチ寸法Aと実際のピッ
チ寸法との間にずれ(矢印B)が生ずることがある。こ
のような場合には、図7に示すボルト3(いわゆるセン
タリングボルト)を用い、被締結部材2の取付穴ピッチ
と被締結部材1の取付穴ピッチとを合わせてから、被締
結部材1,2間の固定を行う必要がある。
【0003】ところで、センタリングボルト3は、ねじ
軸3aの根元に大径部3bを設け、かつ、大径部3bと
ねじ軸3aとの間に略円錐状の当り面3cを設けたもの
である。大径部3bの直径D2 は、ねじ軸3aの直径D
1 より大径となっている。また、被締結部材1に設けら
れたねじ軸3aとの取付穴1aは呼び径D1 に、被締結
部材2に設けられた取付穴である挿通穴2aは直径D2
に、各々設定されている。
軸3aの根元に大径部3bを設け、かつ、大径部3bと
ねじ軸3aとの間に略円錐状の当り面3cを設けたもの
である。大径部3bの直径D2 は、ねじ軸3aの直径D
1 より大径となっている。また、被締結部材1に設けら
れたねじ軸3aとの取付穴1aは呼び径D1 に、被締結
部材2に設けられた取付穴である挿通穴2aは直径D2
に、各々設定されている。
【0004】すなわち、(挿通穴2aの径D2 )>(ね
じ軸3aの径D1 )であることから、前述のごとく取付
穴1aと挿通穴2aとの中心がずれている場合であって
も、センタリングボルト3のねじ軸3aのみを被締結部
材2の挿通穴2aに貫通させ、被締結部材1の取付穴1
aと螺合させることができる。この状態から、センタリ
ングボルト3を取付穴1aに締め込んで行くに従い、当
り面3aが挿通穴2aの縁に当接し、当り面3が挿通穴
の縁に案内されるようにして取付穴1aのピッチを押し
広げる。そして、大径部3bが挿通穴2aと嵌合し得る
位置(取付穴1aと挿通穴2aとのピッチが同一となる
位置)になるまで、取付穴1aの矯正を行う。すると、
図7のごとくセンタリングボルト3の大径部3bが完全
に挿通穴2a内にはまり込んだ状態(締結完了状態)ま
で締め込むことが可能となる。
じ軸3aの径D1 )であることから、前述のごとく取付
穴1aと挿通穴2aとの中心がずれている場合であって
も、センタリングボルト3のねじ軸3aのみを被締結部
材2の挿通穴2aに貫通させ、被締結部材1の取付穴1
aと螺合させることができる。この状態から、センタリ
ングボルト3を取付穴1aに締め込んで行くに従い、当
り面3aが挿通穴2aの縁に当接し、当り面3が挿通穴
の縁に案内されるようにして取付穴1aのピッチを押し
広げる。そして、大径部3bが挿通穴2aと嵌合し得る
位置(取付穴1aと挿通穴2aとのピッチが同一となる
位置)になるまで、取付穴1aの矯正を行う。すると、
図7のごとくセンタリングボルト3の大径部3bが完全
に挿通穴2a内にはまり込んだ状態(締結完了状態)ま
で締め込むことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
センタリングボルトを用いた固定構造は、以下のような
問題点を有するものであった。図6に示すように、構成
部品の寸法誤差、組み付け誤差等の累積により、被締結
部材1,2の取付穴に設定されたピッチ寸法Aと実際の
ピッチ寸法との間にずれ(矢印B)が生じる場合に、そ
のピッチ寸法のずれの要因は、構成部品の材質、加工方
法、形状等様々である為、ずれの大きさを設計時点で予
測することは困難である。
センタリングボルトを用いた固定構造は、以下のような
問題点を有するものであった。図6に示すように、構成
部品の寸法誤差、組み付け誤差等の累積により、被締結
部材1,2の取付穴に設定されたピッチ寸法Aと実際の
ピッチ寸法との間にずれ(矢印B)が生じる場合に、そ
のピッチ寸法のずれの要因は、構成部品の材質、加工方
法、形状等様々である為、ずれの大きさを設計時点で予
測することは困難である。
【0006】したがって、図8のごとく取付穴1aの中
心線C1 と挿通穴2aの中心線C2とのずれの大きさ
が、挿通穴2aにねじ軸3aを貫通させた時に、取付穴
1aの中心軸C1 と、センタリングボルト3の中心軸C
3 とを一致させることができない程度にまで広がってし
まうこともある。このような場合には、挿通穴2aを貫
通したねじ軸3aを、取付穴1aと螺合させることが不
可能となる。また、この状態で無理な螺合を行うと、取
付穴1aに対し、センタリングボルト3を斜めに差し込
んだまま締め付けた状態である、いわゆる不完全ねじの
締結が発生する可能性が高くなってしまう。
心線C1 と挿通穴2aの中心線C2とのずれの大きさ
が、挿通穴2aにねじ軸3aを貫通させた時に、取付穴
1aの中心軸C1 と、センタリングボルト3の中心軸C
3 とを一致させることができない程度にまで広がってし
まうこともある。このような場合には、挿通穴2aを貫
通したねじ軸3aを、取付穴1aと螺合させることが不
可能となる。また、この状態で無理な螺合を行うと、取
付穴1aに対し、センタリングボルト3を斜めに差し込
んだまま締め付けた状態である、いわゆる不完全ねじの
締結が発生する可能性が高くなってしまう。
【0007】図8のごとく、取付穴1aと挿通穴2aと
のずれが許容量以上に広がってしまったような場合の対
策として、図9に示すように、被締結物2の挿通穴2a
およびセンタリングボルト3の大径部3bの径をD2 ’
(D2 ’>D2 )に拡大するというものがある。この対
策を施すことにより、取付穴1aと挿通穴2aとのピッ
チのずれが図8と同量であっても、挿通穴2aを貫通し
たねじ軸3aが、無理なく取付穴1aと螺合できるよう
にする。しかしながら、この手法によると、ねじ軸3a
の呼び径が同一でありながら、大径部3bの径が異なる
多種類のセンタリングボルト3と、これに対応する挿通
穴2aとが必要となった。また、前述のごとく、取付穴
1aのピッチと挿通穴2aのピッチとのずれの大きさを
設計時点で予測することは困難であり、製品開発の途中
で、各寸法の設計変更を余儀なくされることが多かっ
た。
のずれが許容量以上に広がってしまったような場合の対
策として、図9に示すように、被締結物2の挿通穴2a
およびセンタリングボルト3の大径部3bの径をD2 ’
(D2 ’>D2 )に拡大するというものがある。この対
策を施すことにより、取付穴1aと挿通穴2aとのピッ
チのずれが図8と同量であっても、挿通穴2aを貫通し
たねじ軸3aが、無理なく取付穴1aと螺合できるよう
にする。しかしながら、この手法によると、ねじ軸3a
の呼び径が同一でありながら、大径部3bの径が異なる
多種類のセンタリングボルト3と、これに対応する挿通
穴2aとが必要となった。また、前述のごとく、取付穴
1aのピッチと挿通穴2aのピッチとのずれの大きさを
設計時点で予測することは困難であり、製品開発の途中
で、各寸法の設計変更を余儀なくされることが多かっ
た。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、様々な使用箇所におい
て、センタリングボルト又はナットの共通化を図りつ
つ、被締結部材間の取付穴のピッチのずれを確実に矯正
して、被締結部材間の固定を確実に行うことにある。
あり、その目的とするところは、様々な使用箇所におい
て、センタリングボルト又はナットの共通化を図りつ
つ、被締結部材間の取付穴のピッチのずれを確実に矯正
して、被締結部材間の固定を確実に行うことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明に係る手段は、略円錐状の当り面を有するセンタ
リングボルト又はナットを用い、前記当り面によって被
締結部材の挿通穴とのセンタリングを図りつつ複数の被
締結部材同士を固定する構造であって、前記被締結部材
の挿通穴の断面形状を、前記当り面の最大径部を挿通可
能な径を有する円と、前記センタリングボルト又はナッ
トに係るねじ軸のみを挿通可能な幅を有する長円とを組
み合わせて構成し、かつ、該挿通穴の開口部には前記長
円の範囲を超える面取りを施したことを特徴とする。
本発明に係る手段は、略円錐状の当り面を有するセンタ
リングボルト又はナットを用い、前記当り面によって被
締結部材の挿通穴とのセンタリングを図りつつ複数の被
締結部材同士を固定する構造であって、前記被締結部材
の挿通穴の断面形状を、前記当り面の最大径部を挿通可
能な径を有する円と、前記センタリングボルト又はナッ
トに係るねじ軸のみを挿通可能な幅を有する長円とを組
み合わせて構成し、かつ、該挿通穴の開口部には前記長
円の範囲を超える面取りを施したことを特徴とする。
【0010】本発明によると、前記被締結部材の挿通穴
の断面形状を、前記当り面の最大径部を挿通可能な径を
有する円と、前記センタリングボルト又はナットに係る
ねじ軸のみを挿通可能な幅を有する長円とを組み合わせ
たものとして構成したので、前記センタリングボルト又
はナットに係るねじ軸と、前記挿通穴とのずれを、前記
長円状断面を有する部分に該ねじ軸を貫通させることに
よって吸収し、該ねじ軸を係合穴若しくはナットと螺合
させる。そして、前記センタリングボルト又はナットを
締め込むことにより、これらに設けられた略円錐状の当
り面を前記挿通穴の開口部に施した面取りに当接させ
る。該面取りは、前記長円の範囲よりも広範囲に施され
ているので、たとえ前記ねじ軸が長円の端部に位置する
ような状態であっても、前記当り面と面取りとを確実に
当接させることができる。そして、さらに締め込みを進
めることにより、前記当り面が前記面取りに案内され、
前記ねじ軸を前記挿通穴にセンタリングする。そして、
前記挿通穴において、その断面形状が前記当り面の最大
径部を挿通可能な径を有する円をなす部分に、前記セン
タリングボルト又はナットの当り面を嵌合させ、締結を
完了させる。
の断面形状を、前記当り面の最大径部を挿通可能な径を
有する円と、前記センタリングボルト又はナットに係る
ねじ軸のみを挿通可能な幅を有する長円とを組み合わせ
たものとして構成したので、前記センタリングボルト又
はナットに係るねじ軸と、前記挿通穴とのずれを、前記
長円状断面を有する部分に該ねじ軸を貫通させることに
よって吸収し、該ねじ軸を係合穴若しくはナットと螺合
させる。そして、前記センタリングボルト又はナットを
締め込むことにより、これらに設けられた略円錐状の当
り面を前記挿通穴の開口部に施した面取りに当接させ
る。該面取りは、前記長円の範囲よりも広範囲に施され
ているので、たとえ前記ねじ軸が長円の端部に位置する
ような状態であっても、前記当り面と面取りとを確実に
当接させることができる。そして、さらに締め込みを進
めることにより、前記当り面が前記面取りに案内され、
前記ねじ軸を前記挿通穴にセンタリングする。そして、
前記挿通穴において、その断面形状が前記当り面の最大
径部を挿通可能な径を有する円をなす部分に、前記セン
タリングボルト又はナットの当り面を嵌合させ、締結を
完了させる。
【0011】また、本発明においては、前記長円の長手
方向を、前記被締結部材の挿通穴とセンタリングボルト
又はナットに係るねじ軸との間で、ピッチのずれが生じ
うる方向に一致させることが望ましい。この構成によ
り、前記センタリングボルト又はナットに係るねじ軸
と、前記挿通穴とのずれの吸収能力を最大限に高める。
方向を、前記被締結部材の挿通穴とセンタリングボルト
又はナットに係るねじ軸との間で、ピッチのずれが生じ
うる方向に一致させることが望ましい。この構成によ
り、前記センタリングボルト又はナットに係るねじ軸
と、前記挿通穴とのずれの吸収能力を最大限に高める。
【0012】さらに、前記挿通穴を、前記被締結部材に
対し着脱自在なカラーに形成することも可能である。こ
の構成によると、形成された挿通穴の形状が異なるカラ
ーのみを被締結部材に対し着脱することにより、前記セ
ンタリングボルト又はナットに係るねじ軸と、前記挿通
穴との組み合わせを、これらのずれの量に合わせた最適
なものとする。
対し着脱自在なカラーに形成することも可能である。こ
の構成によると、形成された挿通穴の形状が異なるカラ
ーのみを被締結部材に対し着脱することにより、前記セ
ンタリングボルト又はナットに係るねじ軸と、前記挿通
穴との組み合わせを、これらのずれの量に合わせた最適
なものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分ま
たは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説
明は省略する。
図面に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分ま
たは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説
明は省略する。
【0014】図1には、本発明の第1の実施の形態に係
るセンタリングボルトによる固定構造において、センタ
リングボルト3の締付を行う様子を、順を追って(a)
〜(c)に示している。ここで用いられるセンタリング
ボルト3は、図8で説明した直径D2 の大径部3bと、
直径(呼び径)D1 のねじ軸3aを有するセンタリング
ボルトと同じである。なお、センタリングボルトの大径
部3bの根元には、フランジ3dが設けられている。
るセンタリングボルトによる固定構造において、センタ
リングボルト3の締付を行う様子を、順を追って(a)
〜(c)に示している。ここで用いられるセンタリング
ボルト3は、図8で説明した直径D2 の大径部3bと、
直径(呼び径)D1 のねじ軸3aを有するセンタリング
ボルトと同じである。なお、センタリングボルトの大径
部3bの根元には、フランジ3dが設けられている。
【0015】本実施の形態においても、このセンタリン
グボルト3を用いて、一方の被締結部材1と他方の被締
結部材2とを固定する。ところで、被締結部材2の挿通
穴2aには、図2〜図4に示すような特徴がある。ま
ず、挿通穴2aの断面形状は、センタリングボルト3の
当り面3cの最大径部を挿通可能な、すなわち大径部3
bを挿通可能な径D2 をなす円4と、センタリングボル
ト3のねじ軸3aのみを挿通可能な幅D1 を有する長円
5との中心を一致させて組み合わせたものとしている。
また、挿通穴2aの開口部には、長円5の範囲を超える
面取り6を施している。さらに、長円5の長手方向を、
被締結部材2の挿通穴2aとセンタリングボルト3のね
じ軸3aとの間で、ピッチのずれが生じうる方向(図3
の左右方向)に一致させている。
グボルト3を用いて、一方の被締結部材1と他方の被締
結部材2とを固定する。ところで、被締結部材2の挿通
穴2aには、図2〜図4に示すような特徴がある。ま
ず、挿通穴2aの断面形状は、センタリングボルト3の
当り面3cの最大径部を挿通可能な、すなわち大径部3
bを挿通可能な径D2 をなす円4と、センタリングボル
ト3のねじ軸3aのみを挿通可能な幅D1 を有する長円
5との中心を一致させて組み合わせたものとしている。
また、挿通穴2aの開口部には、長円5の範囲を超える
面取り6を施している。さらに、長円5の長手方向を、
被締結部材2の挿通穴2aとセンタリングボルト3のね
じ軸3aとの間で、ピッチのずれが生じうる方向(図3
の左右方向)に一致させている。
【0016】ここで、図1を参照しながら、センタリン
グボルト3を用いて被締結部材1,2を固定する手順に
ついての説明を行う。
グボルト3を用いて被締結部材1,2を固定する手順に
ついての説明を行う。
【0017】最初は、図1(a)に示すように被締結部
材1の取付穴1aの中心線C1 と、被締結部材2の挿通
穴2aの中心線C2 との間にはずれが生じている。この
状態で、センタリングボルト3のねじ軸3aは、挿通穴
2aの幅D1 を有する長円5の部分を貫通することによ
り、その中心線C3 を取付穴1aの中心線C1 に一致さ
せることができる。よって、ねじ軸3aを、無理なく取
付穴1aに螺合させることができる。すなわち、挿通穴
2aの長円5の部分にセンタリングボルト3のねじ軸3
aを貫通させることが可能となり、よって、取付穴1a
と挿通穴2aとのずれから生ずるセンタリングボルト3
と挿通穴2aとのずれを吸収することができる。
材1の取付穴1aの中心線C1 と、被締結部材2の挿通
穴2aの中心線C2 との間にはずれが生じている。この
状態で、センタリングボルト3のねじ軸3aは、挿通穴
2aの幅D1 を有する長円5の部分を貫通することによ
り、その中心線C3 を取付穴1aの中心線C1 に一致さ
せることができる。よって、ねじ軸3aを、無理なく取
付穴1aに螺合させることができる。すなわち、挿通穴
2aの長円5の部分にセンタリングボルト3のねじ軸3
aを貫通させることが可能となり、よって、取付穴1a
と挿通穴2aとのずれから生ずるセンタリングボルト3
と挿通穴2aとのずれを吸収することができる。
【0018】次に、図1(b)に示すように、センタリ
ングボルト3を締め込むことにより、センタリングボル
ト3の当り面3cを、挿通穴2aの開口部に施した面取
り6に当接させることができる。ところで、この面取り
6は長円5を形成した範囲よりも広範囲に施されてい
る。よって、図1(a)に示すようにねじ軸3aが長円
5の端部に位置するような状態であっても、当り面3c
と面取り6とを確実に当接させることができる。そし
て、さらに締め込みを進めることにより、当り面3aが
面取り6に案内され、センタリングボルト3及び被締結
部材1は、被締結部材2に対し図の左側に移動する。図
1(b)における中心軸C1 ,C3 と中心線C2 との距
離が、図1(a)の状態より縮まっていることがわかる
であろう。
ングボルト3を締め込むことにより、センタリングボル
ト3の当り面3cを、挿通穴2aの開口部に施した面取
り6に当接させることができる。ところで、この面取り
6は長円5を形成した範囲よりも広範囲に施されてい
る。よって、図1(a)に示すようにねじ軸3aが長円
5の端部に位置するような状態であっても、当り面3c
と面取り6とを確実に当接させることができる。そし
て、さらに締め込みを進めることにより、当り面3aが
面取り6に案内され、センタリングボルト3及び被締結
部材1は、被締結部材2に対し図の左側に移動する。図
1(b)における中心軸C1 ,C3 と中心線C2 との距
離が、図1(a)の状態より縮まっていることがわかる
であろう。
【0019】さらに、センタリングボルト3の締め込み
を進めると、ついには、図1(c)のごとく中心軸C
1 ,C3 と中心線C2 とが一致する状態、すなわち、中
心軸C 1 ,C2 ,C3 の全てがセンタリングされた状態
となる。このとき、センタリングボルト3の大径部3b
と、挿通穴2aの断面が円形をなす部分4とが一致する
ので、センタリングボルト3の首下(フランジ3dより
下の部分)が完全に挿通穴2a内にはまり込み、フラン
ジ3dの下面が被締結部材に密着する。
を進めると、ついには、図1(c)のごとく中心軸C
1 ,C3 と中心線C2 とが一致する状態、すなわち、中
心軸C 1 ,C2 ,C3 の全てがセンタリングされた状態
となる。このとき、センタリングボルト3の大径部3b
と、挿通穴2aの断面が円形をなす部分4とが一致する
ので、センタリングボルト3の首下(フランジ3dより
下の部分)が完全に挿通穴2a内にはまり込み、フラン
ジ3dの下面が被締結部材に密着する。
【0020】上記構成をなす本発明の第1の実施の形態
から得られる作用効果は、以下の通りである。まず、被
締結部材2の挿通穴2aの断面形状を、径D2 の円4
と、幅D1 の長円5との中心を一致させて組み合わせた
ものとすることにより、センタリングボルト3のねじ軸
3aと、挿通穴2aとのずれを、長円状断面を有する部
分5にねじ軸3aを貫通させることによって吸収し、ね
じ軸3aを被締結部材1の取付穴1aに螺合させること
ができる。したがって、従来のように、ねじ軸3aと挿
通穴2aとのずれの大きさに合わせて、大径部3bの径
が異なる多種類のセンタリングボルト3とこれに対応す
る挿通穴2aとを用意する必要がなくなり、一種類のセ
ンタリングボルトと挿通穴2aとで、被締結部材間の取
付穴のピッチのずれを確実に矯正し、被締結部材間の固
定を確実に行うことが可能となる。しかも、長円5の長
手方向を、被締結部材2の挿通穴2aとセンタリングボ
ルト3のねじ軸3aとの間でずれが生ずる方向に一致さ
せているので、センタリングボルト3のねじ軸3aと、
挿通穴2aとのずれの吸収能力を最大限に高めることが
できる。
から得られる作用効果は、以下の通りである。まず、被
締結部材2の挿通穴2aの断面形状を、径D2 の円4
と、幅D1 の長円5との中心を一致させて組み合わせた
ものとすることにより、センタリングボルト3のねじ軸
3aと、挿通穴2aとのずれを、長円状断面を有する部
分5にねじ軸3aを貫通させることによって吸収し、ね
じ軸3aを被締結部材1の取付穴1aに螺合させること
ができる。したがって、従来のように、ねじ軸3aと挿
通穴2aとのずれの大きさに合わせて、大径部3bの径
が異なる多種類のセンタリングボルト3とこれに対応す
る挿通穴2aとを用意する必要がなくなり、一種類のセ
ンタリングボルトと挿通穴2aとで、被締結部材間の取
付穴のピッチのずれを確実に矯正し、被締結部材間の固
定を確実に行うことが可能となる。しかも、長円5の長
手方向を、被締結部材2の挿通穴2aとセンタリングボ
ルト3のねじ軸3aとの間でずれが生ずる方向に一致さ
せているので、センタリングボルト3のねじ軸3aと、
挿通穴2aとのずれの吸収能力を最大限に高めることが
できる。
【0021】又、センタリングボルト3を締め込むこと
により、当り面3cと挿通穴2aの開口部に施した面取
り6とが当接し、当り面3cが面取り6に案内され、セ
ンタリングボルト3と挿通穴2aとを確実にセンタリン
グすることができる。そして、センタリングボルト3の
大径部3bを、挿通穴2aの断面形状が径D2 の円をな
す部分4に嵌合させることにより、センタリングボルト
3による被締結部材1,2の結合を完了することができ
る。
により、当り面3cと挿通穴2aの開口部に施した面取
り6とが当接し、当り面3cが面取り6に案内され、セ
ンタリングボルト3と挿通穴2aとを確実にセンタリン
グすることができる。そして、センタリングボルト3の
大径部3bを、挿通穴2aの断面形状が径D2 の円をな
す部分4に嵌合させることにより、センタリングボルト
3による被締結部材1,2の結合を完了することができ
る。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態を図5に
示して説明する。ここで、従来例又は本発明の第1の実
施の形態と同一部分または相当する部分については同一
符号で示し、詳しい説明は省略する。
示して説明する。ここで、従来例又は本発明の第1の実
施の形態と同一部分または相当する部分については同一
符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0023】さて、本発明の第2の実施の形態では、被
締結部材2に貫通穴7を形成し、該貫通穴7に対し着脱
自在なカラー8を嵌め込む。そして、このカラー8に、
第1の実施の形態において説明したものと同様の断面形
状を有する挿通穴2aを形成する。また、第1の実施の
形態と同様に、挿通穴2aの開口部には長円5の範囲を
超える面取り6を施している。
締結部材2に貫通穴7を形成し、該貫通穴7に対し着脱
自在なカラー8を嵌め込む。そして、このカラー8に、
第1の実施の形態において説明したものと同様の断面形
状を有する挿通穴2aを形成する。また、第1の実施の
形態と同様に、挿通穴2aの開口部には長円5の範囲を
超える面取り6を施している。
【0024】本発明の第2の実施の形態によると、カラ
ー8を交換することにより、挿通穴2aの形状を様々に
変更することが容易となる。したがって、センタリング
ボルト3と挿通穴2aとの組み合わせを、これらのずれ
の量に合わせた最適なものとすることが可能となる。そ
の他、第1の実施の形態と同様の作用効果については、
ここでの説明を省略する。
ー8を交換することにより、挿通穴2aの形状を様々に
変更することが容易となる。したがって、センタリング
ボルト3と挿通穴2aとの組み合わせを、これらのずれ
の量に合わせた最適なものとすることが可能となる。そ
の他、第1の実施の形態と同様の作用効果については、
ここでの説明を省略する。
【0025】尚、図示は省略するが、センタリングボル
ト3のねじ軸3aのみを被締結部材1に植え込み、これ
に、大径部3b、当り面3c及びフランジ3dを有する
センタリングナットを螺合させることによっても、上記
実施の形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
ト3のねじ軸3aのみを被締結部材1に植え込み、これ
に、大径部3b、当り面3c及びフランジ3dを有する
センタリングナットを螺合させることによっても、上記
実施の形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
センタリングボルト又はナットによる固定構造による
と、前記被締結部材の挿通穴の該挿通穴の断面形状を、
前記当り面の最大径部を挿通可能な径を有する円と、前
記センタリングボルト又はナットに係るねじ軸のみを挿
通可能な幅を有する長円とを組み合わせて構成すること
により、従来のように、ねじ軸と挿通穴とのずれの大き
さに合わせて、大径部の径が異なる多種類のセンタリン
グボルトナットとこれに対応する挿通穴とを用意する必
要がなくなり、一種類のセンタリングボルト又はナット
と挿通穴とで、被締結部材間の取付穴のピッチのずれを
確実に矯正し、被締結部材間の固定を確実に行うことが
可能となる。
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
センタリングボルト又はナットによる固定構造による
と、前記被締結部材の挿通穴の該挿通穴の断面形状を、
前記当り面の最大径部を挿通可能な径を有する円と、前
記センタリングボルト又はナットに係るねじ軸のみを挿
通可能な幅を有する長円とを組み合わせて構成すること
により、従来のように、ねじ軸と挿通穴とのずれの大き
さに合わせて、大径部の径が異なる多種類のセンタリン
グボルトナットとこれに対応する挿通穴とを用意する必
要がなくなり、一種類のセンタリングボルト又はナット
と挿通穴とで、被締結部材間の取付穴のピッチのずれを
確実に矯正し、被締結部材間の固定を確実に行うことが
可能となる。
【0027】また、本発明の請求項2に係るセンタリン
グボルト又はナットによる固定構造によると、前記長円
の長手方向を、前記被締結部材の挿通穴とセンタリング
ボルト又はナットに係るねじ軸との間で、ピッチのずれ
が生じうる方向に一致させることにより、前記センタリ
ングボルト又はナットに係るねじ軸と、前記挿通穴との
ずれの吸収能力を最大限に高め、一種類のセンタリング
ボルト又はナットと挿通穴とで、被締結部材間の取付穴
のピッチのずれを確実に矯正し、被締結部材間の固定を
確実に行うことができる。
グボルト又はナットによる固定構造によると、前記長円
の長手方向を、前記被締結部材の挿通穴とセンタリング
ボルト又はナットに係るねじ軸との間で、ピッチのずれ
が生じうる方向に一致させることにより、前記センタリ
ングボルト又はナットに係るねじ軸と、前記挿通穴との
ずれの吸収能力を最大限に高め、一種類のセンタリング
ボルト又はナットと挿通穴とで、被締結部材間の取付穴
のピッチのずれを確実に矯正し、被締結部材間の固定を
確実に行うことができる。
【0028】さらに、本発明の請求項3に係るセンタリ
ングボルト又はナットによる固定構造によると、前記挿
通穴を、前記被締結部材に対し着脱自在なカラーに形成
することにより、該カラーを交換することによって、前
記センタリングボルト又はナットに係るねじ軸と、前記
挿通穴との組み合わせを、これらの間で生ずるずれの量
に合わせた最適なものとすることが容易となる。したが
って、被締結部材間の固定をより確実に行うことが可能
となる。
ングボルト又はナットによる固定構造によると、前記挿
通穴を、前記被締結部材に対し着脱自在なカラーに形成
することにより、該カラーを交換することによって、前
記センタリングボルト又はナットに係るねじ軸と、前記
挿通穴との組み合わせを、これらの間で生ずるずれの量
に合わせた最適なものとすることが容易となる。したが
って、被締結部材間の固定をより確実に行うことが可能
となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るセンタリング
ボルトによる固定構造であって、その固定の手順を示す
摸式図である。
ボルトによる固定構造であって、その固定の手順を示す
摸式図である。
【図2】図1に示す被締結部材に設けられたセンタリン
グボルトの挿通穴を示す斜視図である。
グボルトの挿通穴を示す斜視図である。
【図3】図2に示す挿通穴の平面図である。
【図4】図3のE−E線における断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るセンタリング
ボルトによる固定構造を示す概略断面図である。
ボルトによる固定構造を示す概略断面図である。
【図6】2つの被締結部材間に生じ得るピッチのずれの
様子を示す摸式図である。
様子を示す摸式図である。
【図7】従来のセンタリングボルトによる固定構造を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図8】図7に示すセンタリングボルトによる固定構造
における問題点を示す概略断面図である。
における問題点を示す概略断面図である。
【図9】従来のセンタリングボルトによる固定構造にお
いて、図8に示す問題点を解決する為の一手段をを示す
概略断面図である。
いて、図8に示す問題点を解決する為の一手段をを示す
概略断面図である。
1 被締結部材 1a 取付穴 2 被締結部材 2a 挿通穴 3 センタリングボルト 3a ねじ軸 3b 大径部 3c 当り面 4 当り面の最大径部を挿通可能な径を有する円 5 ねじ軸のみを挿通可能な幅を有する長円 6 面取り C1 取付穴の中心軸 C2 挿通穴の中心軸 C3 センタリングボルトの中心軸
Claims (3)
- 【請求項1】 略円錐状の当り面を有するセンタリング
ボルト又はナットを用い、前記当り面によって被締結部
材の挿通穴とのセンタリングを図りつつ複数の被締結部
材同士を固定する構造であって、前記被締結部材の挿通
穴の断面形状を、前記当り面の最大径部を挿通可能な径
を有する円と、前記センタリングボルト又はナットに係
るねじ軸のみを挿通可能な幅を有する長円とを組み合わ
せて構成し、かつ、該挿通穴の開口部には前記長円の範
囲を超える面取りを施したことを特徴とするセンタリン
グボルト又はナットによる固定構造。 - 【請求項2】 前記長円の長手方向を、前記被締結部材
の挿通穴とセンタリングボルト又はナットに係るねじ軸
との間で、ピッチのずれが生じうる方向に一致させてな
る請求項1記載のセンタリングボルト又はナットによる
固定構造。 - 【請求項3】 前記挿通穴を、前記被締結部材に対し着
脱自在なカラーに形成してなる請求項1または2記載の
センタリングボルト又はナットによる固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12833597A JPH10318233A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | センタリングボルト又はナットによる固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12833597A JPH10318233A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | センタリングボルト又はナットによる固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318233A true JPH10318233A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14982256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12833597A Pending JPH10318233A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | センタリングボルト又はナットによる固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318233A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110131408A (zh) * | 2018-02-02 | 2019-08-16 | 本田技研工业株式会社 | 变速装置的换挡和选择机构 |
| JP2021502530A (ja) * | 2017-11-10 | 2021-01-28 | ソフト ロボティクス, インコーポレイテッド | 低減された細菌貯留点、シール能力、および構成要素保護特徴を伴う締結具 |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP12833597A patent/JPH10318233A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021502530A (ja) * | 2017-11-10 | 2021-01-28 | ソフト ロボティクス, インコーポレイテッド | 低減された細菌貯留点、シール能力、および構成要素保護特徴を伴う締結具 |
| CN110131408A (zh) * | 2018-02-02 | 2019-08-16 | 本田技研工业株式会社 | 变速装置的换挡和选择机构 |
| CN110131408B (zh) * | 2018-02-02 | 2020-12-22 | 本田技研工业株式会社 | 变速装置的换挡和选择机构 |
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