JPH10318250A - 流体軸受と流体軸受の製造方法 - Google Patents
流体軸受と流体軸受の製造方法Info
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- JPH10318250A JPH10318250A JP9131893A JP13189397A JPH10318250A JP H10318250 A JPH10318250 A JP H10318250A JP 9131893 A JP9131893 A JP 9131893A JP 13189397 A JP13189397 A JP 13189397A JP H10318250 A JPH10318250 A JP H10318250A
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- groove
- shaft
- fluid
- cylindrical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産性に優れて、安価な流体軸受を提供する
こと。 【解決手段】 円周方向Dに関してある角度θ1傾いて
第1方向D1に形成された第1溝131を有して軸を受
けるための第1円筒部材130と、円周方向Dに関して
ある角度θ2傾いて第1方向D1とは異なる第2方向D
2に形成された第2溝141を有して軸2を受けるため
の第2円筒部材140と、を有し、第1円筒部材130
と第2円筒部材140を軸方向に積むことにより円筒体
を構成すると、第1円筒部材130の第1溝131と第
2円筒部材140の第2溝141がほぼV字型の流体物
案内溝を形成する。
こと。 【解決手段】 円周方向Dに関してある角度θ1傾いて
第1方向D1に形成された第1溝131を有して軸を受
けるための第1円筒部材130と、円周方向Dに関して
ある角度θ2傾いて第1方向D1とは異なる第2方向D
2に形成された第2溝141を有して軸2を受けるため
の第2円筒部材140と、を有し、第1円筒部材130
と第2円筒部材140を軸方向に積むことにより円筒体
を構成すると、第1円筒部材130の第1溝131と第
2円筒部材140の第2溝141がほぼV字型の流体物
案内溝を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する軸を流体
物を用いて隙間を発生させて支持するための流体軸受と
流体軸受の製造方法に関するものである。
物を用いて隙間を発生させて支持するための流体軸受と
流体軸受の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の流体軸受は、軸とスリーブの内
周面のいずれかに溝を形成して、この溝内に油や空気等
の流体物を集めるようにすることで、軸が回転した場合
には流体物が発生する発生圧力(動圧力)により、軸と
スリーブの間に隙間を得るようになっている。図8は従
来用いられている流体軸受のスリーブ1000を示して
いる。この円筒状のスリーブ1000の内周面には、ほ
ぼV字型の溝1001が何本も形成されている。このよ
うな円筒体のスリーブ1000の内周面に対して、溝1
001を形成するには次のように行なっている。スリー
ブ1000の内周面に溝1001を形成する場合には、
スリーブ1000の内周面に対して、特殊な転造工具を
数値制御旋盤のC軸に関する回転角度と同期させて、ね
じれ加工を行い、途中からはそのねじれ加工を逆回転す
ることで、図8に示す溝1001のV字型の合流部分1
002を作っている。すなわち、工具の外径部にボール
を埋め込んで、この工具に対してスリーブ1000を軸
方向と回転方向の両方向に同動に作動することで、右ね
じれネジ部分1003と左ねじれネジ部分1004を形
成している。
周面のいずれかに溝を形成して、この溝内に油や空気等
の流体物を集めるようにすることで、軸が回転した場合
には流体物が発生する発生圧力(動圧力)により、軸と
スリーブの間に隙間を得るようになっている。図8は従
来用いられている流体軸受のスリーブ1000を示して
いる。この円筒状のスリーブ1000の内周面には、ほ
ぼV字型の溝1001が何本も形成されている。このよ
うな円筒体のスリーブ1000の内周面に対して、溝1
001を形成するには次のように行なっている。スリー
ブ1000の内周面に溝1001を形成する場合には、
スリーブ1000の内周面に対して、特殊な転造工具を
数値制御旋盤のC軸に関する回転角度と同期させて、ね
じれ加工を行い、途中からはそのねじれ加工を逆回転す
ることで、図8に示す溝1001のV字型の合流部分1
002を作っている。すなわち、工具の外径部にボール
を埋め込んで、この工具に対してスリーブ1000を軸
方向と回転方向の両方向に同動に作動することで、右ね
じれネジ部分1003と左ねじれネジ部分1004を形
成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】転造加工法を用いる場
合に、数値制御旋盤(NC旋盤)のC軸で制御しながら
低速回転でスリーブに転造加工を行う必要があり、生産
性に問題がある。この転造加工の場合には、溝1001
を形成した後に、溝1001が挟む山の部分と、スリー
ブ1000の内径の加工を一回の取り付けチャックの状
態でほぼ同時に加工することができるために、溝深さ精
度のよい流軸が得られるが、C軸制御型のNC旋盤は高
価であり、その加工タクトを短縮することができず、高
精度でありかつ高価な流体軸受を作成する場合の使用に
限られている。そこで本発明は上記課題を解消し、生産
性に優れて、安価な流体軸受を提供することを目的とし
ている。
合に、数値制御旋盤(NC旋盤)のC軸で制御しながら
低速回転でスリーブに転造加工を行う必要があり、生産
性に問題がある。この転造加工の場合には、溝1001
を形成した後に、溝1001が挟む山の部分と、スリー
ブ1000の内径の加工を一回の取り付けチャックの状
態でほぼ同時に加工することができるために、溝深さ精
度のよい流軸が得られるが、C軸制御型のNC旋盤は高
価であり、その加工タクトを短縮することができず、高
精度でありかつ高価な流体軸受を作成する場合の使用に
限られている。そこで本発明は上記課題を解消し、生産
性に優れて、安価な流体軸受を提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、流体物を、軸を受ける円筒体の内面に形成され
た溝に位置させて、軸の回転の際に発生する流体物の圧
力により軸と円筒体の内面の間に隙間を得て、軸をラジ
アル方向に関して支持するようになっている流体軸受で
あり、円周方向に関してある角度傾いて第1方向に形成
された第1溝を有し、軸を受けるための第1円筒部材
と、円周方向に関してある角度傾いて第1方向とは異な
る第2方向に形成された第2溝を有し、軸を受けるため
の第2円筒部材と、を有し、第1円筒部材と第2円筒部
材を軸方向に積むことにより円筒体を構成すると、第1
円筒部材の第1溝と第2円筒部材の第2溝がほぼV字型
の流体物案内溝を形成することを特徴とする流体軸受に
より、達成される。
っては、流体物を、軸を受ける円筒体の内面に形成され
た溝に位置させて、軸の回転の際に発生する流体物の圧
力により軸と円筒体の内面の間に隙間を得て、軸をラジ
アル方向に関して支持するようになっている流体軸受で
あり、円周方向に関してある角度傾いて第1方向に形成
された第1溝を有し、軸を受けるための第1円筒部材
と、円周方向に関してある角度傾いて第1方向とは異な
る第2方向に形成された第2溝を有し、軸を受けるため
の第2円筒部材と、を有し、第1円筒部材と第2円筒部
材を軸方向に積むことにより円筒体を構成すると、第1
円筒部材の第1溝と第2円筒部材の第2溝がほぼV字型
の流体物案内溝を形成することを特徴とする流体軸受に
より、達成される。
【0005】本発明では、第1円筒部材が、円周方向に
関してある角度傾いて第1方向に形成された第1溝を有
する。第2円筒部材は、円周方向に関してある角度傾い
て第1方向と異なる第2方向に形成された第2溝を有す
る。円筒体は、第1円筒溝と第2円筒溝を軸方向に積む
ことにより構成されるが、第1円筒部材の第1溝と、第
2円筒部材の第2溝がほぼV字型の流体物案内溝を形成
するようになっている。これにより、第1円筒部材の第
1溝と、第2円筒部材の第2溝はそれぞれ別々に加工す
ることができるので、安価であり、生産性に優れてい
る。
関してある角度傾いて第1方向に形成された第1溝を有
する。第2円筒部材は、円周方向に関してある角度傾い
て第1方向と異なる第2方向に形成された第2溝を有す
る。円筒体は、第1円筒溝と第2円筒溝を軸方向に積む
ことにより構成されるが、第1円筒部材の第1溝と、第
2円筒部材の第2溝がほぼV字型の流体物案内溝を形成
するようになっている。これにより、第1円筒部材の第
1溝と、第2円筒部材の第2溝はそれぞれ別々に加工す
ることができるので、安価であり、生産性に優れてい
る。
【0006】上記目的は、本発明にあっては、流体物
を、軸を受ける円筒体の内面に形成された溝に位置させ
て、軸の回転の際に発生する流体物の圧力により軸と円
筒体の内面の間に隙間を得て、軸をラジアル方向に関し
て支持するようになっている流体軸受の製造方法であ
り、第1円筒部材の内周面に円周方向に関してある角度
傾いて第1方向に第1溝を形成し、第2円筒部材の内周
面に円周方向に関してある角度傾いて第1方向とは異な
る第2方向に第2溝を形成し、第1円筒部材と第2円筒
部材を軸方向に積むことにより円筒体を構成して、内面
を仕上げることで第1円筒部材と第2円筒部材の内周面
の円心度を得て第1円筒部材の第1溝と第2円筒部材の
第2溝がほぼV字型の流体物案内溝を形成することを特
徴とする流体軸受の製造方法により、達成される。
を、軸を受ける円筒体の内面に形成された溝に位置させ
て、軸の回転の際に発生する流体物の圧力により軸と円
筒体の内面の間に隙間を得て、軸をラジアル方向に関し
て支持するようになっている流体軸受の製造方法であ
り、第1円筒部材の内周面に円周方向に関してある角度
傾いて第1方向に第1溝を形成し、第2円筒部材の内周
面に円周方向に関してある角度傾いて第1方向とは異な
る第2方向に第2溝を形成し、第1円筒部材と第2円筒
部材を軸方向に積むことにより円筒体を構成して、内面
を仕上げることで第1円筒部材と第2円筒部材の内周面
の円心度を得て第1円筒部材の第1溝と第2円筒部材の
第2溝がほぼV字型の流体物案内溝を形成することを特
徴とする流体軸受の製造方法により、達成される。
【0007】本発明では、第1円筒部材の内周面に第1
方向に第1溝を形成し、第2円筒部材の内周面に第2方
向に沿って第2溝を形成する。そして第1円筒部材と第
2円筒部材を軸方向に積むことにより円筒体を構成し
て、内面を削ることで第1円筒部材と第2円筒部材の内
周面の同心度を得て、第1円筒部材の第1溝と第2円筒
部材の第2溝がほぼV字型の流体物案内溝を形成する。
これにより、第1円筒部材の第1溝と、第2円筒部材の
第2溝はそれぞれ別々に加工することができる、両部材
の同心度も得ることができ、安価であり、生産性に優れ
ている。
方向に第1溝を形成し、第2円筒部材の内周面に第2方
向に沿って第2溝を形成する。そして第1円筒部材と第
2円筒部材を軸方向に積むことにより円筒体を構成し
て、内面を削ることで第1円筒部材と第2円筒部材の内
周面の同心度を得て、第1円筒部材の第1溝と第2円筒
部材の第2溝がほぼV字型の流体物案内溝を形成する。
これにより、第1円筒部材の第1溝と、第2円筒部材の
第2溝はそれぞれ別々に加工することができる、両部材
の同心度も得ることができ、安価であり、生産性に優れ
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】図1は本発明の流体軸受の好ましい実施の
形態が適用されているモータを示している。このディス
クDは、モータ1の軸2に対して着脱可能な形式の例え
ばハードディスクである。従ってこのディスクDは、取
り外して、別の同様のディスクDを再び軸2に対しては
め込んで設定することができるものである。図2は、図
1の流体軸受を有するモータ1の構造を示している。こ
のモータ1は、軸2を有する偏平型のスピンドルモータ
である。モータ1は、ロータRとステータSを有し、ス
テータSのコイル3に対して所定のパターンで通電する
ことによりロータRとこれに設定したディスクD(ディ
スク型の情報記録媒体)を回転することができる。
形態が適用されているモータを示している。このディス
クDは、モータ1の軸2に対して着脱可能な形式の例え
ばハードディスクである。従ってこのディスクDは、取
り外して、別の同様のディスクDを再び軸2に対しては
め込んで設定することができるものである。図2は、図
1の流体軸受を有するモータ1の構造を示している。こ
のモータ1は、軸2を有する偏平型のスピンドルモータ
である。モータ1は、ロータRとステータSを有し、ス
テータSのコイル3に対して所定のパターンで通電する
ことによりロータRとこれに設定したディスクD(ディ
スク型の情報記録媒体)を回転することができる。
【0010】ロータRの構造について説明する。ロータ
Rは、軸2、磁性ロータヨーク4、ロータマグネット
5、ディスクDをチャッキングするためのチャッキング
マグネット6等を有している。磁性ロータヨーク4の中
心には穴4aを有しており、この穴4aには軸2が圧入
または接着剤により固定されている。
Rは、軸2、磁性ロータヨーク4、ロータマグネット
5、ディスクDをチャッキングするためのチャッキング
マグネット6等を有している。磁性ロータヨーク4の中
心には穴4aを有しており、この穴4aには軸2が圧入
または接着剤により固定されている。
【0011】磁性ロータヨーク4の上面には、ディスク
Dをチャッキングした時にディスクDを支える支持部7
を有している。この支持部7は、軸2を中心としてリン
グ状に上方に突出して形成されている。磁性ロータヨー
ク4の中心部分には凹部8が形成されている。この凹部
8の中には、チャッキングマグネット6が固定されてい
る。このチャッキングマグネット6はリング状であり、
軸2を中心として凹部8に接着等により固定されてい
る。
Dをチャッキングした時にディスクDを支える支持部7
を有している。この支持部7は、軸2を中心としてリン
グ状に上方に突出して形成されている。磁性ロータヨー
ク4の中心部分には凹部8が形成されている。この凹部
8の中には、チャッキングマグネット6が固定されてい
る。このチャッキングマグネット6はリング状であり、
軸2を中心として凹部8に接着等により固定されてい
る。
【0012】チャッキングマグネット6はハードディス
クのようなディスクDを着脱可能に磁力で固定するマグ
ネットである。つまりディスクDの中心の穴9に対して
軸2の上端部2aをはめ込んだ状態で、チャッキングマ
グネット6はハードディスクDの金属部分を吸着するこ
とでディスクDは支持部7に支持されながら磁性ロータ
ヨーク4に対して着脱可能に固定できる。
クのようなディスクDを着脱可能に磁力で固定するマグ
ネットである。つまりディスクDの中心の穴9に対して
軸2の上端部2aをはめ込んだ状態で、チャッキングマ
グネット6はハードディスクDの金属部分を吸着するこ
とでディスクDは支持部7に支持されながら磁性ロータ
ヨーク4に対して着脱可能に固定できる。
【0013】ロータマグネット5は、磁性ロータヨーク
4の内側に接着等により固定されている。このロータマ
グネット5は、例えばプラスチックマグネット等を用い
ることができ、このロータマグネット5の内面には、N
極とS極が交互に多極着磁されている。磁性ロータヨー
ク4は磁性を有する材料、例えば鉄等の金属で作られて
いる。磁性ロータヨーク4の凹部8の下面側には突起4
bがリング状に形成されている。
4の内側に接着等により固定されている。このロータマ
グネット5は、例えばプラスチックマグネット等を用い
ることができ、このロータマグネット5の内面には、N
極とS極が交互に多極着磁されている。磁性ロータヨー
ク4は磁性を有する材料、例えば鉄等の金属で作られて
いる。磁性ロータヨーク4の凹部8の下面側には突起4
bがリング状に形成されている。
【0014】次にステータSについて説明する。ステー
タSはベース20、鉄芯21、コイル3、流体軸受10
0を有している。鉄芯21は、ベース20に対して固定
されており、コイルを配置するスロットが軸2を中心と
して円周方向に複数個配置されている。コイル3は鉄芯
21にそれぞれ巻かれている。これらの複数組のコイル
3は、ベース20に配置された配線を通して外部の通電
用の制御部に接続されている。ベース20は、凹部25
を有しており、このリング状の凹部25には磁性ロータ
ヨーク4の突起4bがはめ込まれている。このように凹
部25と突起4bを設けるのは、ロータRが回転する際
に、たとえ軸受部分の油が飛散した場合でも凹部25と
突起4bによりラビリンス構造となり、前記ラビリンス
の外周部へ油が漏れなくしている。
タSはベース20、鉄芯21、コイル3、流体軸受10
0を有している。鉄芯21は、ベース20に対して固定
されており、コイルを配置するスロットが軸2を中心と
して円周方向に複数個配置されている。コイル3は鉄芯
21にそれぞれ巻かれている。これらの複数組のコイル
3は、ベース20に配置された配線を通して外部の通電
用の制御部に接続されている。ベース20は、凹部25
を有しており、このリング状の凹部25には磁性ロータ
ヨーク4の突起4bがはめ込まれている。このように凹
部25と突起4bを設けるのは、ロータRが回転する際
に、たとえ軸受部分の油が飛散した場合でも凹部25と
突起4bによりラビリンス構造となり、前記ラビリンス
の外周部へ油が漏れなくしている。
【0015】図2に示す流体軸受100は、モータ1の
ロータの軸2を流体物を用いて回転可能に支持するため
の軸受である。この流体軸受100は、ベース20に設
定されているが、ボス部110を有しておりこのボス部
110がベース20に対して固定されている。ボス部1
10は、図3に示すように円盤状部分111と円筒状部
分112を有している。円筒状部分112は、上部に開
口113を有し、円筒状部分112の下部114は円盤
状部分111により閉鎖されている。このボス部110
の円筒状部分112の中には、図3〜図5に示すよう
に、複数個の第1円筒部材130と第2円筒部材140
が圧入または接着等により固定されている。図3〜図5
の例では、2つの第1円筒部材130,130及び2つ
の第2円筒部材140,140が交互に積み重ねてあ
る。
ロータの軸2を流体物を用いて回転可能に支持するため
の軸受である。この流体軸受100は、ベース20に設
定されているが、ボス部110を有しておりこのボス部
110がベース20に対して固定されている。ボス部1
10は、図3に示すように円盤状部分111と円筒状部
分112を有している。円筒状部分112は、上部に開
口113を有し、円筒状部分112の下部114は円盤
状部分111により閉鎖されている。このボス部110
の円筒状部分112の中には、図3〜図5に示すよう
に、複数個の第1円筒部材130と第2円筒部材140
が圧入または接着等により固定されている。図3〜図5
の例では、2つの第1円筒部材130,130及び2つ
の第2円筒部材140,140が交互に積み重ねてあ
る。
【0016】第1円筒部材130の内周面132には、
図3と図5に示すように、円周方向Dに関して、ある角
度θ1傾いた第1方向D1に形成された複数の第1溝1
31を有している。この複数本の第1溝131は、第1
円筒部材130の内周面132に所定間隔毎に形成され
ている。これに対して、第2円筒部材140の内周面1
42には、円周方向Dに対してある角度θ2傾けて第2
方向D2に沿って複数本の第2溝141を有している。
第1円筒部材130と第2円筒部材140がそれらの軸
方向Zに関して積み重ねられることにより、図3に示す
ようにほぼV字型(円周方向Dに関してほぼV字型)の
流体物案内溝を形成している。ある角度θ1,θ2は好
ましくは同じ角度である。
図3と図5に示すように、円周方向Dに関して、ある角
度θ1傾いた第1方向D1に形成された複数の第1溝1
31を有している。この複数本の第1溝131は、第1
円筒部材130の内周面132に所定間隔毎に形成され
ている。これに対して、第2円筒部材140の内周面1
42には、円周方向Dに対してある角度θ2傾けて第2
方向D2に沿って複数本の第2溝141を有している。
第1円筒部材130と第2円筒部材140がそれらの軸
方向Zに関して積み重ねられることにより、図3に示す
ようにほぼV字型(円周方向Dに関してほぼV字型)の
流体物案内溝を形成している。ある角度θ1,θ2は好
ましくは同じ角度である。
【0017】図3のように、2組の第1円筒部材13
0、第2円筒部材140が積み重ねられて、第1円筒部
材130と第2円筒部材140が、交互に合計4つ積み
重ねた状態では、2組のほぼV字型の流体物案内溝を形
成しており、これらの部材130,140は軸2をその
ラジアル方向の荷重を受けるラジアル軸受30の役割を
果たす。そして図3に例示する第1溝131、第2溝1
41の合流部分(合流点)150においては、流体物の
圧力が発生し、この圧力により、モータ1のロータ側の
軸2と、流体軸受100の4つの第1円筒部材130、
第2円筒部材140との間における軸受剛性を得ること
ができる。なお軸2の外周面2cは、何の加工もされて
いなくて、スムーズな面になっている。このように軸2
が、流体軸受100により軸受するのは、軸2が図2の
中心線CLを中心として回転する際に、中心軸CLが傾
くといった現象を、油や空気等の流体物でより防ぐため
である。
0、第2円筒部材140が積み重ねられて、第1円筒部
材130と第2円筒部材140が、交互に合計4つ積み
重ねた状態では、2組のほぼV字型の流体物案内溝を形
成しており、これらの部材130,140は軸2をその
ラジアル方向の荷重を受けるラジアル軸受30の役割を
果たす。そして図3に例示する第1溝131、第2溝1
41の合流部分(合流点)150においては、流体物の
圧力が発生し、この圧力により、モータ1のロータ側の
軸2と、流体軸受100の4つの第1円筒部材130、
第2円筒部材140との間における軸受剛性を得ること
ができる。なお軸2の外周面2cは、何の加工もされて
いなくて、スムーズな面になっている。このように軸2
が、流体軸受100により軸受するのは、軸2が図2の
中心線CLを中心として回転する際に、中心軸CLが傾
くといった現象を、油や空気等の流体物でより防ぐため
である。
【0018】なお、図3において、ボス部110の円盤
状部分110の内底面125と、軸2の下端面2dの間
には、別途図2に示すラジアル軸受30に加えてスラス
ト軸受10を設定するようにしても勿論よい。このスラ
スト軸受10は、軸2のスラスト方向(Z方向)におけ
る軸の力を支えるものである。この場合にスラスト軸受
10は、流体物を用いて流体軸受として形成するため
に、図3の内底面125あるいは軸2の下端面2dに対
して、スパイラル型の溝あるいはヘリングボーン型の溝
(にしんの骨型の溝)を形成するようにしても勿論構わ
ない。
状部分110の内底面125と、軸2の下端面2dの間
には、別途図2に示すラジアル軸受30に加えてスラス
ト軸受10を設定するようにしても勿論よい。このスラ
スト軸受10は、軸2のスラスト方向(Z方向)におけ
る軸の力を支えるものである。この場合にスラスト軸受
10は、流体物を用いて流体軸受として形成するため
に、図3の内底面125あるいは軸2の下端面2dに対
して、スパイラル型の溝あるいはヘリングボーン型の溝
(にしんの骨型の溝)を形成するようにしても勿論構わ
ない。
【0019】次に、図3の流体軸受100の製造方法に
ついて説明する。流体軸受100の第1円筒部材130
は、エッチング法やNC旋盤を用いて転造加工法等によ
り第1溝131を複数本形成する。同様にして、第2円
筒部材140の内周面には、転造加工法等により第2溝
141を複数本形成する。図5のように、第1溝131
は、第1円筒部材130の円周方向に対してある角度θ
傾いた第1方向D1に沿って形成される。また第2円筒
部材140の第2溝141は、第2円筒部材140の円
周方向Dに対してある角度θ2傾いた第2方向D2に沿
って形成される。第1円筒部材130と第2円筒部材1
40の材質としては、真ちゅう、アルミニウム、鉄系
(ステンレスを含む)等を採用することができる。
ついて説明する。流体軸受100の第1円筒部材130
は、エッチング法やNC旋盤を用いて転造加工法等によ
り第1溝131を複数本形成する。同様にして、第2円
筒部材140の内周面には、転造加工法等により第2溝
141を複数本形成する。図5のように、第1溝131
は、第1円筒部材130の円周方向に対してある角度θ
傾いた第1方向D1に沿って形成される。また第2円筒
部材140の第2溝141は、第2円筒部材140の円
周方向Dに対してある角度θ2傾いた第2方向D2に沿
って形成される。第1円筒部材130と第2円筒部材1
40の材質としては、真ちゅう、アルミニウム、鉄系
(ステンレスを含む)等を採用することができる。
【0020】次に、2組の第1円筒部材130,140
を、図3〜図5に示すように交互に軸方向Zに沿って積
み重ねる。このように積み重ねることにより、第1円筒
部材130の第1溝131と第2円筒部材140の第2
溝141は、円周方向Dで見てほぼV字型の流体物案内
溝を形成し、このように組み合わせた状態で、第1円筒
部材130と第2円筒部材140の同心度を得るため
に、内径周囲面の加工を行う。第1円筒部材130の第
1溝131は左ねじれネジに類似する形状であり、第2
円筒部材140の第2溝141は、右ねじれネジに類似
するような形状になっている。この状態では、流体物の
合流部位150が複数形成できる。このような4つの第
1円筒部材130と第2円筒部材140は、好ましくは
接着剤等により接着し、かつ図3に示すようにボス部1
10の円筒状部分112の内部に挿入して、接着または
圧入により締結する。第1円筒部材130と第2円筒部
材140の内径dは、軸2の直径に適合させた値に設定
されている。そして軸2は、油あるいは空気のような流
体物を入れた流体軸受100の中に入れ込む。このよう
にして、図2のモータの軸2がステータST側のボス部
112側に回転可能に支持されることになる。
を、図3〜図5に示すように交互に軸方向Zに沿って積
み重ねる。このように積み重ねることにより、第1円筒
部材130の第1溝131と第2円筒部材140の第2
溝141は、円周方向Dで見てほぼV字型の流体物案内
溝を形成し、このように組み合わせた状態で、第1円筒
部材130と第2円筒部材140の同心度を得るため
に、内径周囲面の加工を行う。第1円筒部材130の第
1溝131は左ねじれネジに類似する形状であり、第2
円筒部材140の第2溝141は、右ねじれネジに類似
するような形状になっている。この状態では、流体物の
合流部位150が複数形成できる。このような4つの第
1円筒部材130と第2円筒部材140は、好ましくは
接着剤等により接着し、かつ図3に示すようにボス部1
10の円筒状部分112の内部に挿入して、接着または
圧入により締結する。第1円筒部材130と第2円筒部
材140の内径dは、軸2の直径に適合させた値に設定
されている。そして軸2は、油あるいは空気のような流
体物を入れた流体軸受100の中に入れ込む。このよう
にして、図2のモータの軸2がステータST側のボス部
112側に回転可能に支持されることになる。
【0021】次に、上述したモータの動作例について説
明する。図2のディスクDが軸2に対してはめ込まれ
て、チャッキングマグネット6の磁気的吸引力によりデ
ィスクDが支持部7に対してしっかりと固定される。次
に、ステータSのコイル3に対して外部から所定の通電
パターンで給電することにより、コイル3に磁界が発生
し、その磁力線が鉄芯21を通ってロータマグネット5
から磁性ロータヨーク4を通る磁力線と相互に作用す
る。これによりロータRが軸2を中心としてステータS
に回転することから、ディスクDはこのロータRと一体
になって連続回転できる。この時に、軸2は流体軸受1
00により円滑に回転される。これにより、ステータS
の部分26の内周面26aと軸2の周囲面2cの間には
空気又は油による動圧が発生するので、この動圧により
軸2はベース20に対して摩擦抵抗が少ない状態で円滑
にかつ安定して軸振れをせずに回転できる。同時に、ス
ラスト軸受10においては、流体物の動圧を発生してい
る。このようなことから軸2の中心軸CLは、ディスク
Dを回転させる時に軸傾きがなく、しかも図3の軸2は
ラジアル軸受30とスラスト軸受10の少なくとも2カ
所で支持されているので、安定して軸振れもなく回転で
きる。
明する。図2のディスクDが軸2に対してはめ込まれ
て、チャッキングマグネット6の磁気的吸引力によりデ
ィスクDが支持部7に対してしっかりと固定される。次
に、ステータSのコイル3に対して外部から所定の通電
パターンで給電することにより、コイル3に磁界が発生
し、その磁力線が鉄芯21を通ってロータマグネット5
から磁性ロータヨーク4を通る磁力線と相互に作用す
る。これによりロータRが軸2を中心としてステータS
に回転することから、ディスクDはこのロータRと一体
になって連続回転できる。この時に、軸2は流体軸受1
00により円滑に回転される。これにより、ステータS
の部分26の内周面26aと軸2の周囲面2cの間には
空気又は油による動圧が発生するので、この動圧により
軸2はベース20に対して摩擦抵抗が少ない状態で円滑
にかつ安定して軸振れをせずに回転できる。同時に、ス
ラスト軸受10においては、流体物の動圧を発生してい
る。このようなことから軸2の中心軸CLは、ディスク
Dを回転させる時に軸傾きがなく、しかも図3の軸2は
ラジアル軸受30とスラスト軸受10の少なくとも2カ
所で支持されているので、安定して軸振れもなく回転で
きる。
【0022】また磁性ロータヨーク4の凹部8がベース
20の部分26側に近づけて配置されているので、軸2
の軸長が短くてもディスクDをチャッキングすることが
でき、モータ1の軸方向の薄型化が図れる。そして磁性
ロータヨーク4とベース20の間には、大きなコイル収
容部77を設けることができることから、コイル3の巻
数を増やしてロータRの駆動力を増強することもでき
る。ロータの軸2が流体軸受100内で回転すると、第
1円筒部材130の第1溝131と第2円筒部材140
の第2溝141の合流部位150において、流体物の圧
力が発生し、その圧力により、軸受剛性を高めて、軸2
は流体軸受100において、円滑に軸振れがなくスムー
ズに回転される。
20の部分26側に近づけて配置されているので、軸2
の軸長が短くてもディスクDをチャッキングすることが
でき、モータ1の軸方向の薄型化が図れる。そして磁性
ロータヨーク4とベース20の間には、大きなコイル収
容部77を設けることができることから、コイル3の巻
数を増やしてロータRの駆動力を増強することもでき
る。ロータの軸2が流体軸受100内で回転すると、第
1円筒部材130の第1溝131と第2円筒部材140
の第2溝141の合流部位150において、流体物の圧
力が発生し、その圧力により、軸受剛性を高めて、軸2
は流体軸受100において、円滑に軸振れがなくスムー
ズに回転される。
【0023】流体軸受には要求仕様として各種あり、3
万回転以上を要求する物から1万回転前後の物もあり、
産業用の高精度スピンドル対応軸受から民生用の安価な
軸受まである。従来の製造方法ではベアリング使用の軸
受に対し価格的にはその数倍になり、流体軸受のNRR
O精度(非周期ブレ、Non Repeatable
RunOut)を要求された場合に限られて使用されて
きた。さらに安価な軸受構造としてオイルレスメタルを
使用する軸受には価格体系として流体軸受を使用するこ
とは無かった。概算として民生用機器の軸受の軸受部分
の価格比較をするとベアリング使用……ベアリング2個
で約100円であり、メタル使用……メタルサイジング
込みで40円〜50円である。本発明の流体軸受の好ま
しい実施の形態はメタル軸受と同等価格かもしくは低価
格を実現する。その価格構成は軸受け寸法にもよるが直
径4mm前後を例として、右ねじりネジを有するスリー
ブ…8円前後…2個使用、左ねじりネジを有するスリー
ブ…8円前後…2個使用すると、小トータルで32円と
なり、本体に対する締結(圧入、接着等)代金を5円と
して、トータル37円となる。よって本発明の流体軸受
の好ましい実施の形態は、メタル方式では限界の回転数
1万回転を、メタル方式と同等な安価で提供出来る。
万回転以上を要求する物から1万回転前後の物もあり、
産業用の高精度スピンドル対応軸受から民生用の安価な
軸受まである。従来の製造方法ではベアリング使用の軸
受に対し価格的にはその数倍になり、流体軸受のNRR
O精度(非周期ブレ、Non Repeatable
RunOut)を要求された場合に限られて使用されて
きた。さらに安価な軸受構造としてオイルレスメタルを
使用する軸受には価格体系として流体軸受を使用するこ
とは無かった。概算として民生用機器の軸受の軸受部分
の価格比較をするとベアリング使用……ベアリング2個
で約100円であり、メタル使用……メタルサイジング
込みで40円〜50円である。本発明の流体軸受の好ま
しい実施の形態はメタル軸受と同等価格かもしくは低価
格を実現する。その価格構成は軸受け寸法にもよるが直
径4mm前後を例として、右ねじりネジを有するスリー
ブ…8円前後…2個使用、左ねじりネジを有するスリー
ブ…8円前後…2個使用すると、小トータルで32円と
なり、本体に対する締結(圧入、接着等)代金を5円と
して、トータル37円となる。よって本発明の流体軸受
の好ましい実施の形態は、メタル方式では限界の回転数
1万回転を、メタル方式と同等な安価で提供出来る。
【0024】以上説明したように本発明の流体軸受の実
施の形態では、流体軸受スリーブ型のV字型の溝部分を
分解して、左の内径ねじ型の第1溝と、右側の内径ねじ
型の第2溝の組み合わせができるようにすることで、製
造が楽で安価な流体軸受を提供することができる。すな
わち、それぞれの第1円筒部材と第2円筒部材に形成さ
れる第1溝と第2溝が、単純形状になっているので、特
殊な加工法が不要である。なお、第1円筒部材と第2円
筒部材の内周面に形成される溝の数は、図示の例に限ら
ず、例えば6本〜12本のような多数本の溝を確保する
ことも勿論可能である。いずれにしてもV字型の合流部
位150においては流体物の高圧力を得ることができ、
この流体物の発生圧力により、軸と第1円筒部材と第2
円筒部材間において隙間を得ることができる。
施の形態では、流体軸受スリーブ型のV字型の溝部分を
分解して、左の内径ねじ型の第1溝と、右側の内径ねじ
型の第2溝の組み合わせができるようにすることで、製
造が楽で安価な流体軸受を提供することができる。すな
わち、それぞれの第1円筒部材と第2円筒部材に形成さ
れる第1溝と第2溝が、単純形状になっているので、特
殊な加工法が不要である。なお、第1円筒部材と第2円
筒部材の内周面に形成される溝の数は、図示の例に限ら
ず、例えば6本〜12本のような多数本の溝を確保する
ことも勿論可能である。いずれにしてもV字型の合流部
位150においては流体物の高圧力を得ることができ、
この流体物の発生圧力により、軸と第1円筒部材と第2
円筒部材間において隙間を得ることができる。
【0025】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。上述した実施の形態では、ディスク型の情報記
録媒体としてハードディスクの例を取り上げており、軸
2に対して着脱可能にしている。しかしこれに限らず、
ディスク状の情報記録媒体としては、光ディスク、光磁
気ディスク、その他の種類の磁気ディスク等も採用でき
る。また本発明の流体軸受は、モータに限らず、回転す
る軸を支える部分を有する機器であれば、特に本発明の
流体軸受が適用される機器の種類は限定されない。図6
と図7は本発明の流体軸受の別の実施の形態を示してお
り、図6の第1円筒部材430の第1溝131と、第2
円筒部材440の第2溝141は、互いにずれて位置し
ており、ほぼV字型かそれに同等の形状になっている。
図7の実施の形態では、第1円筒部材130と第2円筒
部材140の間に、溝なしのリング状のスペーサ289
が入っている。
れない。上述した実施の形態では、ディスク型の情報記
録媒体としてハードディスクの例を取り上げており、軸
2に対して着脱可能にしている。しかしこれに限らず、
ディスク状の情報記録媒体としては、光ディスク、光磁
気ディスク、その他の種類の磁気ディスク等も採用でき
る。また本発明の流体軸受は、モータに限らず、回転す
る軸を支える部分を有する機器であれば、特に本発明の
流体軸受が適用される機器の種類は限定されない。図6
と図7は本発明の流体軸受の別の実施の形態を示してお
り、図6の第1円筒部材430の第1溝131と、第2
円筒部材440の第2溝141は、互いにずれて位置し
ており、ほぼV字型かそれに同等の形状になっている。
図7の実施の形態では、第1円筒部材130と第2円筒
部材140の間に、溝なしのリング状のスペーサ289
が入っている。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生産性に優れて、安価な流体軸受を提供する。
生産性に優れて、安価な流体軸受を提供する。
【図1】本発明の流体軸受の好ましい実施の形態が適用
されているモータの一例を示す斜視図。
されているモータの一例を示す斜視図。
【図2】図1のモータに適用されている本発明の流体軸
受の好ましい実施の形態を示す図。
受の好ましい実施の形態を示す図。
【図3】モータの軸とこの軸が回転可能に支持される流
体軸受の一例を示す拡大図。
体軸受の一例を示す拡大図。
【図4】図3の流体軸受の第1円筒部材と第2円筒部材
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図5】図4の第1円筒部材及び第2円筒部材の内部を
示す断面を有する斜視図。
示す断面を有する斜視図。
【図6】本発明の流体軸受の別の実施の形態を示す図。
【図7】本発明の流体軸受の別の実施の形態を示す図。
【図8】従来の流体軸受の一例を示す図。
100・・・流体軸受、130・・・第1円筒部材、1
31・・・第1溝、140・・・第2円筒部材、141
・・・第2溝、D・・・円周方向、θ1,θ2・・・あ
る角度、D1・・・第1方向、D2・・・第2方向、Z
・・・軸方向
31・・・第1溝、140・・・第2円筒部材、141
・・・第2溝、D・・・円周方向、θ1,θ2・・・あ
る角度、D1・・・第1方向、D2・・・第2方向、Z
・・・軸方向
Claims (7)
- 【請求項1】 流体物を、軸を受ける円筒体の内面に形
成された溝に位置させて、軸の回転の際に発生する流体
物の圧力により軸と円筒体の内面の間に隙間を得て、軸
をラジアル方向に関して支持するようになっている流体
軸受であり、 円周方向に関してある角度傾いて第1方向に形成された
第1溝を有し、軸を受けるための第1円筒部材と、 円周方向に関してある角度傾いて第1方向とは異なる第
2方向に形成された第2溝を有し、軸を受けるための第
2円筒部材と、を有し、第1円筒部材と第2円筒部材を
軸方向に積むことにより円筒体を構成すると、第1円筒
部材の第1溝と第2円筒部材の第2溝がほぼV字型の流
体物案内溝を形成することを特徴とする流体軸受。 - 【請求項2】 円筒体の第1円筒部材と第2円筒部材
は、収容体内に軸方向に積み重ねた状態で収容して保持
されている請求項1に記載の流体軸受。 - 【請求項3】 ロータとロータを回転可能に支持するス
テータを備えるモータに配置されて、収容体はモータの
ステータの一部であり、ロータの軸を第1円筒部材と第
2円筒部材により受けるようになっている請求項2に記
載の流体軸受。 - 【請求項4】 1組あるいは複数組の第1円筒部材と第
2円筒部材が、円筒体を構成する請求項1に記載の流体
軸受。 - 【請求項5】 流体物を、軸を受ける円筒体の内面に形
成された溝に位置させて、軸の回転の際に発生する流体
物の圧力により軸と円筒体の内面の間に隙間を得て、軸
をラジアル方向に関して支持するようになっている流体
軸受の製造方法であり、 第1円筒部材の内周面に円周方向に関してある角度傾い
て第1方向に第1溝を形成し、 第2円筒部材の内周面に円周方向に関してある角度傾い
て第1方向とは異なる第2方向に第2溝を形成し、 第1円筒部材と第2円筒部材を軸方向に積むことにより
円筒体を構成して、内面を仕上げることで第1円筒部材
と第2円筒部材の内周面の同心度を得て、 第1円筒部材の第1溝と第2円筒部材の第2溝がほぼV
字型の流体物案内溝を形成することを特徴とする流体軸
受の製造方法。 - 【請求項6】 第1円筒部材と第2円筒部材の間にはス
ペーサを配置する請求項5に記載の流体軸受の製造方
法。 - 【請求項7】 第1円筒部材の第1溝と第2円筒部材の
第2溝の位置でずれている請求項5に記載の流体軸受の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9131893A JPH10318250A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 流体軸受と流体軸受の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9131893A JPH10318250A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 流体軸受と流体軸受の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318250A true JPH10318250A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15068625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9131893A Abandoned JPH10318250A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 流体軸受と流体軸受の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318250A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003097543A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Koyo Seiko Co Ltd | 動圧軸受及びその製造方法 |
| WO2006013417A1 (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Minebea Co., Ltd. | Fluid dynamic pressure bearing, spindle motor provided with the fluid dynamic pressure bearing, and recording disk drive device provided with the fluid dynamic pressure bearing |
| JP2007040536A (ja) * | 2006-10-16 | 2007-02-15 | Jtekt Corp | 動圧軸受およびその製造方法 |
| JP2007211973A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-08-23 | Ntn Corp | 流体軸受装置及びその製造方法 |
| JP2007263173A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Ntn Corp | 動圧軸受装置 |
| WO2007119428A1 (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-25 | Ntn Corporation | 動圧軸受装置 |
| CN100389270C (zh) * | 2004-12-11 | 2008-05-21 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 流体轴承制造方法 |
| US7563030B2 (en) | 2004-12-10 | 2009-07-21 | Foxconn Technology Co., Ltd. | Method of making fluid dynamic bearing |
| US8120220B2 (en) | 2006-01-10 | 2012-02-21 | Ntn Corporation | Fluid dynamic bearing device and manufacturing method therefor |
| US8240917B2 (en) * | 2007-09-13 | 2012-08-14 | Minebea Co., Ltd. | Fluid dynamic bearing pattern and fluid dynamic bearing |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP9131893A patent/JPH10318250A/ja not_active Abandoned
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2007040536A (ja) * | 2006-10-16 | 2007-02-15 | Jtekt Corp | 動圧軸受およびその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
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