JPH10318293A - 無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの手動解放機構 - Google Patents
無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの手動解放機構Info
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- JPH10318293A JPH10318293A JP9144575A JP14457597A JPH10318293A JP H10318293 A JPH10318293 A JP H10318293A JP 9144575 A JP9144575 A JP 9144575A JP 14457597 A JP14457597 A JP 14457597A JP H10318293 A JPH10318293 A JP H10318293A
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- armature
- cam
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2127/00—Auxiliary mechanisms
- F16D2127/02—Release mechanisms
- F16D2127/04—Release mechanisms for manual operation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの
停電などの場合の手動解放機構では、 いずれも手動解放
のための操作扞、 解放プレートなどの形状が複雑であ
り、 これらを作動させるばねを使用するため製造費、 組
立費がかなりの額に達するので構造が簡単で、 低コス
ト、 しかも作動が確実な手動解放機構が要望されてい
た。 【解決手段】 ブレーキ本体としてのヨーク2の上面に
は、例えば手動解放カム15′を、その首下に切られた
切欠部15′bをアーマチュア8側に向けて、ヨーク2
の上面に現れた状態でねじ込まれ、この切欠部15′b
内に従動連結板16′との接触点16′eが挿入されて
通常の作動状態とされる。停電により、ばね力で制動さ
れた状態の電磁ブレーキ/クラッチを解放するには、手
動解放カム15′を手などで回転すると接触点16′e
が切欠部15′bから外れて外側に押し出され、コイル
ばね12に抗してアーマチュア8がヨーク2側に引きつ
けられて、制動が解除されるようにして課題を解決し
た。
停電などの場合の手動解放機構では、 いずれも手動解放
のための操作扞、 解放プレートなどの形状が複雑であ
り、 これらを作動させるばねを使用するため製造費、 組
立費がかなりの額に達するので構造が簡単で、 低コス
ト、 しかも作動が確実な手動解放機構が要望されてい
た。 【解決手段】 ブレーキ本体としてのヨーク2の上面に
は、例えば手動解放カム15′を、その首下に切られた
切欠部15′bをアーマチュア8側に向けて、ヨーク2
の上面に現れた状態でねじ込まれ、この切欠部15′b
内に従動連結板16′との接触点16′eが挿入されて
通常の作動状態とされる。停電により、ばね力で制動さ
れた状態の電磁ブレーキ/クラッチを解放するには、手
動解放カム15′を手などで回転すると接触点16′e
が切欠部15′bから外れて外側に押し出され、コイル
ばね12に抗してアーマチュア8がヨーク2側に引きつ
けられて、制動が解除されるようにして課題を解決し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無励磁作動(負作動
とも称する)電磁ブレーキ/クラッチにおいて、停電な
どの場合に手動で制動またはクラッチを解除するための
手動解放機構に関する。
とも称する)電磁ブレーキ/クラッチにおいて、停電な
どの場合に手動で制動またはクラッチを解除するための
手動解放機構に関する。
【0002】
【従来の技術】無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチにお
ける従来の手動解放機構として代表的な先行技術は、実
開昭60−23329号公報と実開平3−49432号
公報に開示されている。従来技術1としての上記の実開
昭60−23329号公報に開示された考案の概要は、
図4と図5及び図6に示される。これらの図において、
フィールドコア21の、図で右側の前方に受圧板22が
カラー23を介して固定され、 一方フィールドコア21
の前面21aへ磁気吸着されるアーマチュア25は、前
記のカラー23を案内として軸方向に移動自在にされ、
フィールドコア21の中心穴26の後端のフランジ21
bに一端を当接した圧縮コイルばね27の押圧力を受
け、常時受圧板22の方向に押されている。摩擦板28
は、受圧板22とアーマチュア25との間に配置され、
被制動回転部材に固定されるハブ29と一体回動及び軸
線方向へ回動可能にされている。前記フィールドコア2
1には電磁コイル30が内蔵され、電圧が印加されると
アーマチュア25がフィールドコア21に磁気吸引さ
れ、隙間c3が零にされる。
ける従来の手動解放機構として代表的な先行技術は、実
開昭60−23329号公報と実開平3−49432号
公報に開示されている。従来技術1としての上記の実開
昭60−23329号公報に開示された考案の概要は、
図4と図5及び図6に示される。これらの図において、
フィールドコア21の、図で右側の前方に受圧板22が
カラー23を介して固定され、 一方フィールドコア21
の前面21aへ磁気吸着されるアーマチュア25は、前
記のカラー23を案内として軸方向に移動自在にされ、
フィールドコア21の中心穴26の後端のフランジ21
bに一端を当接した圧縮コイルばね27の押圧力を受
け、常時受圧板22の方向に押されている。摩擦板28
は、受圧板22とアーマチュア25との間に配置され、
被制動回転部材に固定されるハブ29と一体回動及び軸
線方向へ回動可能にされている。前記フィールドコア2
1には電磁コイル30が内蔵され、電圧が印加されると
アーマチュア25がフィールドコア21に磁気吸引さ
れ、隙間c3が零にされる。
【0003】フィールドコア21の、図5で上半円部分
を囲むようにして半円弧状の操作扞31が取り付けら
れ、図5、図6に示すように両端部をフィールドコア2
1の半径方向の左右両側にトラニオン状軸32、32に
より起伏回動自在に取付けられ、その両端部にはアーマ
チュア25に係合自在にされた爪部33、33を設け、
さらに前記操作扞31の半径方向外方(図6で上方)に
突出する折曲部34を形成し、この折曲部34の上方に
手で掴んで操作する把持片35が一体に固着される。ま
た、図4、図5に示すように前記折曲部34の半径方向
内面に内向きの突起36が形成され、一方の端部をフィ
ールドコア21の外面の凹部21cに嵌入したばね37
の外方端を、前記突起36に掛け合わせ、操作扞31の
起立姿勢が保持される。電磁コイル30に電圧が印加さ
れずアーマチュア25が非励磁の時は、圧縮コイルばね
27に押されて、摩擦板28を受圧板22に押し付けて
ハブ29の回転を阻止し、電磁コイル30に電圧が印加
されると、アーマチュア25がフィールドコア21に磁
気吸引され摩擦板28がフリーにされ、ハブ29への拘
束を解除する。停電などの場合、アーマチュア25は摩
擦板28を挟圧しているので、手動でアーマチュア25
を引き戻す必要がある場合が生ずる。この場合、把持片
35を手で持って、操作扞31を図6に示すように図で
右の前方に倒せば、操作扞31の爪部33、33がアー
マチュア25に掛合わされ、アーマチュア25をフィー
ルドコア21の方向に引き戻すのでアーマチュア25が
離れ、ハブ29はフリーとなり、被制動回転部材は自由
に回転可能になる。
を囲むようにして半円弧状の操作扞31が取り付けら
れ、図5、図6に示すように両端部をフィールドコア2
1の半径方向の左右両側にトラニオン状軸32、32に
より起伏回動自在に取付けられ、その両端部にはアーマ
チュア25に係合自在にされた爪部33、33を設け、
さらに前記操作扞31の半径方向外方(図6で上方)に
突出する折曲部34を形成し、この折曲部34の上方に
手で掴んで操作する把持片35が一体に固着される。ま
た、図4、図5に示すように前記折曲部34の半径方向
内面に内向きの突起36が形成され、一方の端部をフィ
ールドコア21の外面の凹部21cに嵌入したばね37
の外方端を、前記突起36に掛け合わせ、操作扞31の
起立姿勢が保持される。電磁コイル30に電圧が印加さ
れずアーマチュア25が非励磁の時は、圧縮コイルばね
27に押されて、摩擦板28を受圧板22に押し付けて
ハブ29の回転を阻止し、電磁コイル30に電圧が印加
されると、アーマチュア25がフィールドコア21に磁
気吸引され摩擦板28がフリーにされ、ハブ29への拘
束を解除する。停電などの場合、アーマチュア25は摩
擦板28を挟圧しているので、手動でアーマチュア25
を引き戻す必要がある場合が生ずる。この場合、把持片
35を手で持って、操作扞31を図6に示すように図で
右の前方に倒せば、操作扞31の爪部33、33がアー
マチュア25に掛合わされ、アーマチュア25をフィー
ルドコア21の方向に引き戻すのでアーマチュア25が
離れ、ハブ29はフリーとなり、被制動回転部材は自由
に回転可能になる。
【0004】また、従来技術2としての実開平3−49
432号公報に開示されたものは、図7(A)と(B)
に示すように、電磁コイル44の励磁によりアーマチュ
ア48を制動ばね52の弾発力に抗して吸引し、このア
ーマチュア48とサイドプレート45とによる軸側部材
の挟持を解いて軸の制動を解放する負作動形電磁ブレー
キにおいて、板材により形成された解放プレートを設け
て、その一端をヨーク側に揺動自在に枢支させ、この揺
動により解放プレートにアーマチュアを押してこれを軸
側部材から離間させる押圧部を設けたことを特徴とする
ものである。この制動解放装置を、図7(A)と図7
(B)を参照して要約して説明する。図7(A)におい
て、ハウジング41には、電磁コイル44が内設された
電磁ブレーキのヨーク43が固定され、 サイドプレート
45とヨーク43との間にはスペーサ47によって所定
の空間部が形成され、この空間部内には環状のアーマチ
ュア48が介装されて、その外周部に設けた複数個の孔
を前記スペーサ47と係合させることにより回動が規制
され、かつ摺動を案内される。
432号公報に開示されたものは、図7(A)と(B)
に示すように、電磁コイル44の励磁によりアーマチュ
ア48を制動ばね52の弾発力に抗して吸引し、このア
ーマチュア48とサイドプレート45とによる軸側部材
の挟持を解いて軸の制動を解放する負作動形電磁ブレー
キにおいて、板材により形成された解放プレートを設け
て、その一端をヨーク側に揺動自在に枢支させ、この揺
動により解放プレートにアーマチュアを押してこれを軸
側部材から離間させる押圧部を設けたことを特徴とする
ものである。この制動解放装置を、図7(A)と図7
(B)を参照して要約して説明する。図7(A)におい
て、ハウジング41には、電磁コイル44が内設された
電磁ブレーキのヨーク43が固定され、 サイドプレート
45とヨーク43との間にはスペーサ47によって所定
の空間部が形成され、この空間部内には環状のアーマチ
ュア48が介装されて、その外周部に設けた複数個の孔
を前記スペーサ47と係合させることにより回動が規制
され、かつ摺動を案内される。
【0005】ハウジング41には軸49が軸支され、そ
の先端部にハブ50が固定される。51はライニング
で、ハブ50の半径方向外周に摺動自在に嵌合され、そ
の軸方向の内外両面にはアーマチュア48の外周面とサ
イドプレート45の内周面に接触する摩擦面が形成され
て、アーマチュア48はヨーク43の中心部の内孔49
aに介装された制動ばね52によりライニング51の摩
擦面51aに圧接される。サイドプレート45とヨーク
43との間には、ボルト46のねじ部に外嵌されたスペ
ーサ47によって所定の空間部が形成され、この空間部
内には、環状に形成されたアーマチュア48がその軸方
向の内面を磁気吸着面43bに対向させて介装され、そ
の外周部に設けた複数個の孔を前記スペーサ47と摩擦
係合させることにより、回動が規制され、かつ摺動を案
内されている。軸49の自由端部にはハブ50が固定さ
れ、51はアーマチュア48とサイドプレート45との
間に介装された軸側部材としてのライニングであって、
ハブ50の外周に摺動自在に嵌合されており、その両面
にはアーマチュア48の軸方向の外面及びサイドプレー
ト45の軸方向内面に接触する摩擦面が形成される。
の先端部にハブ50が固定される。51はライニング
で、ハブ50の半径方向外周に摺動自在に嵌合され、そ
の軸方向の内外両面にはアーマチュア48の外周面とサ
イドプレート45の内周面に接触する摩擦面が形成され
て、アーマチュア48はヨーク43の中心部の内孔49
aに介装された制動ばね52によりライニング51の摩
擦面51aに圧接される。サイドプレート45とヨーク
43との間には、ボルト46のねじ部に外嵌されたスペ
ーサ47によって所定の空間部が形成され、この空間部
内には、環状に形成されたアーマチュア48がその軸方
向の内面を磁気吸着面43bに対向させて介装され、そ
の外周部に設けた複数個の孔を前記スペーサ47と摩擦
係合させることにより、回動が規制され、かつ摺動を案
内されている。軸49の自由端部にはハブ50が固定さ
れ、51はアーマチュア48とサイドプレート45との
間に介装された軸側部材としてのライニングであって、
ハブ50の外周に摺動自在に嵌合されており、その両面
にはアーマチュア48の軸方向の外面及びサイドプレー
ト45の軸方向内面に接触する摩擦面が形成される。
【0006】アーマチュア48は、前記の制動ばね52
によりライニング51の摩擦面51aに圧接され、ヨー
ク43の両側面(図7で用紙の表面と背面)には面取り
部43cが形成され、これらの両面取り部43cを抱え
て全体を符号53で示す解放プレートの先端がピン54
により回動自在に枢着されている。この解放プレート5
3は、図7(B)に示すように、環状部53aとその上
端から突出する逆L字状の操作部53b、及び組み立て
られた状態で軸方向内方へ突出する一対の側板53cと
を有し、コ字状に一体形成されており、前述したように
側板53cの先端部がヨーク43の前記の面取り部43
cにピン54により回動自在に枢着される。また、側板
53cの上部先端には、 その回動によりアーマチュア4
8を押してこれをライニング51との接触から離間させ
る押圧部53dが形成されている。この解放プレート5
3は、 プレス加工により板状に打抜かれ、上端部と側板
53cとを折り曲げ形成されている。さらにサイドプレ
ート45に植設されたピン55は、解放プレート53の
ピン孔53eに挿入されており、このピン55上には解
放プレート53を弾発して図示の起立状態に復帰させる
圧縮コイルばね56が介装されている。53f、53g
は前記ボルト46を避けるように形成された切欠であ
る。
によりライニング51の摩擦面51aに圧接され、ヨー
ク43の両側面(図7で用紙の表面と背面)には面取り
部43cが形成され、これらの両面取り部43cを抱え
て全体を符号53で示す解放プレートの先端がピン54
により回動自在に枢着されている。この解放プレート5
3は、図7(B)に示すように、環状部53aとその上
端から突出する逆L字状の操作部53b、及び組み立て
られた状態で軸方向内方へ突出する一対の側板53cと
を有し、コ字状に一体形成されており、前述したように
側板53cの先端部がヨーク43の前記の面取り部43
cにピン54により回動自在に枢着される。また、側板
53cの上部先端には、 その回動によりアーマチュア4
8を押してこれをライニング51との接触から離間させ
る押圧部53dが形成されている。この解放プレート5
3は、 プレス加工により板状に打抜かれ、上端部と側板
53cとを折り曲げ形成されている。さらにサイドプレ
ート45に植設されたピン55は、解放プレート53の
ピン孔53eに挿入されており、このピン55上には解
放プレート53を弾発して図示の起立状態に復帰させる
圧縮コイルばね56が介装されている。53f、53g
は前記ボルト46を避けるように形成された切欠であ
る。
【0007】以上のように構成された従来技術2による
負作動形電磁ブレーキは、図7(A)に示す状態で電磁
コイル44を励磁すると、磁束が発生しヨーク43とア
ーマチュア48を貫流し、アーマチュア48が制動ばね
52の弾発力に抗してヨーク43の磁気吸着面43bに
吸着され、ライニング51が圧接を解かれて回転可能に
なり、 軸49を駆動すると軸49はハブ50を介してラ
イニング51を伴って回転する。この状態から軸49の
駆動が解かれ、電磁コイル44が消磁されるとアーマチ
ュア48が制動ばね52の弾発力でヨーク43の磁気吸
着面43bから離間し、ライニング51の摩擦面に圧接
されるのでライニング51の回転が制動され、ハブ50
が停止して軸49も停止する。このようにして軸49の
回転が制動されているときに、手動で軸49の制動を解
放する場合には解放プレート53の上端部を手で引く
か、あるいは遠隔操作で引いて解放プレート53を図の
反時計方向に回動させると、押圧部53dがアーマチュ
ア48を内方に押すので、アーマチュア48は制動ばね
52の弾発力に抗して磁気吸着面43b側へFに示すよ
うに移動して、アーマチュア48とサイドプレート45
とによるライニング51の挟持が解かれ、軸49の制動
が解放される。
負作動形電磁ブレーキは、図7(A)に示す状態で電磁
コイル44を励磁すると、磁束が発生しヨーク43とア
ーマチュア48を貫流し、アーマチュア48が制動ばね
52の弾発力に抗してヨーク43の磁気吸着面43bに
吸着され、ライニング51が圧接を解かれて回転可能に
なり、 軸49を駆動すると軸49はハブ50を介してラ
イニング51を伴って回転する。この状態から軸49の
駆動が解かれ、電磁コイル44が消磁されるとアーマチ
ュア48が制動ばね52の弾発力でヨーク43の磁気吸
着面43bから離間し、ライニング51の摩擦面に圧接
されるのでライニング51の回転が制動され、ハブ50
が停止して軸49も停止する。このようにして軸49の
回転が制動されているときに、手動で軸49の制動を解
放する場合には解放プレート53の上端部を手で引く
か、あるいは遠隔操作で引いて解放プレート53を図の
反時計方向に回動させると、押圧部53dがアーマチュ
ア48を内方に押すので、アーマチュア48は制動ばね
52の弾発力に抗して磁気吸着面43b側へFに示すよ
うに移動して、アーマチュア48とサイドプレート45
とによるライニング51の挟持が解かれ、軸49の制動
が解放される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術1と2
は、いずれも、 ばね、操作扞、解放プレートなど複雑な
形状の操作部材と、これらを作動させるために前記のば
ねなどを使用するので製造費と組立費がかなりの額に達
するため、構造が簡単で低コストで製造と組立が可能
で、しかも作動が確実な手動解放機構が要望されてい
た。
は、いずれも、 ばね、操作扞、解放プレートなど複雑な
形状の操作部材と、これらを作動させるために前記のば
ねなどを使用するので製造費と組立費がかなりの額に達
するため、構造が簡単で低コストで製造と組立が可能
で、しかも作動が確実な手動解放機構が要望されてい
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による無励磁作動
電磁ブレーキ/クラッチの、 制動またはクラッチを解除
する手動解放機構は、基本的には板カムを利用して、 カ
ム軸を手動で回転軸に平行に回転することにより、この
カム軸と同軸に回転するカム板を回転させ、このカム板
の周縁に接触して軸方向に往復運動を行う従動節として
の従動部を設け、この従動部の軸方向の往復運動を、ア
ーマチュアに伝達してアーマチュアを軸方向の外方に移
動させることにより摩擦板との接触から解放させて、制
動またはクラッチとしての係合を解除するものである。
より具体的には、電磁ブレーキ/クラッチのヨークの半
径方向の外周面の上部にカム軸を回転可能に植込み、 こ
のカム軸に対し偏心して垂直に外嵌された板カムを原動
節とする。 1)この原動節の周縁に接触して回転軸に対し平行に動
かされる板状の従動部を、ヨークの端縁から離れた部分
でヨークの端面に平行に、または先端部がヨークの端面
に接近するように半径方向内方に折り曲げて延ばした延
長部分とし、この延長部分を所定の位置でアーマチュア
と連結ピンなどで連結して、従動節の軸方向外方への移
動をアーマチュアに伝達して、 軸方向外方に移動させる
レバー機構によりアーマチュアを摩擦板との接触から解
放させる。 2)このためのレバー機構としては、 具体的にはこの板
状の従動節をヨークの端面の部分で直角に折り曲げ回転
軸のやや下方の位置まで延長するが、この延長部として
は折曲げ部分を、ハブを外側から抱えるように二股に分
岐し、全体として丸みのあるローマ字の逆Y字状とする
か、またはそのまま延長して長方形の板材とする。これ
により、ばねや複雑な形状の解除部材を使用することな
く、停電などで無励磁状態となり制動されたままになっ
ている機器の制動を解除するようにして課題を解決し
た。
電磁ブレーキ/クラッチの、 制動またはクラッチを解除
する手動解放機構は、基本的には板カムを利用して、 カ
ム軸を手動で回転軸に平行に回転することにより、この
カム軸と同軸に回転するカム板を回転させ、このカム板
の周縁に接触して軸方向に往復運動を行う従動節として
の従動部を設け、この従動部の軸方向の往復運動を、ア
ーマチュアに伝達してアーマチュアを軸方向の外方に移
動させることにより摩擦板との接触から解放させて、制
動またはクラッチとしての係合を解除するものである。
より具体的には、電磁ブレーキ/クラッチのヨークの半
径方向の外周面の上部にカム軸を回転可能に植込み、 こ
のカム軸に対し偏心して垂直に外嵌された板カムを原動
節とする。 1)この原動節の周縁に接触して回転軸に対し平行に動
かされる板状の従動部を、ヨークの端縁から離れた部分
でヨークの端面に平行に、または先端部がヨークの端面
に接近するように半径方向内方に折り曲げて延ばした延
長部分とし、この延長部分を所定の位置でアーマチュア
と連結ピンなどで連結して、従動節の軸方向外方への移
動をアーマチュアに伝達して、 軸方向外方に移動させる
レバー機構によりアーマチュアを摩擦板との接触から解
放させる。 2)このためのレバー機構としては、 具体的にはこの板
状の従動節をヨークの端面の部分で直角に折り曲げ回転
軸のやや下方の位置まで延長するが、この延長部として
は折曲げ部分を、ハブを外側から抱えるように二股に分
岐し、全体として丸みのあるローマ字の逆Y字状とする
か、またはそのまま延長して長方形の板材とする。これ
により、ばねや複雑な形状の解除部材を使用することな
く、停電などで無励磁状態となり制動されたままになっ
ている機器の制動を解除するようにして課題を解決し
た。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明による手動解
放機構の第1の実施の形態の正面図であり、図1(B)
は図1(A)のB−B断面側面図である。本発明が適用
される電磁クラッチ/ブレーキにおいては、電磁クラッ
チと電磁ブレーキは原理的には同様なので、以下図1を
参照して電磁ブレーキについて説明する。図1(B)に
示すように電磁コイル1を内蔵して、ブレーキ本体を形
成する環状のヨーク2は、円周三等分位置にある円筒形
のスペーサ4を介して植込みボルト5により、ブレーキ
取付体6に取り付けられる。このブレーキ取付体6には
リング状のプレート7が同心に皿ビスなどで固定され、
プレート7とアーマチュア8との間に摩擦プレート9が
挟まれる。摩擦プレート9の中心部には、図1(A)に
示す角穴9aが明けられ、この角穴9a内に角形のハブ
10が軸方向に摺動可能に係合され、ハブ10は図示し
ないキーにより回転軸11に固定されて一体に回転す
る。16eは、カム板15cと従動部16aの接触点を
示す。以下、項番[0010]での説明は、電磁ブレー
キの作動には無関係である。コイル1に通電されない状
態では、図1(D)に示すように、ブレーキ本体として
のヨーク2の内周面の円周方向三等分位置のそれぞれに
配置されたコイルばね12が、アーマチュア8、摩擦プ
レート9をプレート7に押し付けて静止させるので回転
軸11の回転は制動される。この場合アーマチュア8と
ヨーク2との間には、ばね12に押圧されて図1(D)
に示されるように隙間c1が生じ、制動される。リード
線3を介してコイル1に通電されると、アーマチュア8
はブレーキ本体としてのヨーク2に吸引され、摩擦プレ
ート9の側面との間には摩擦がほとんど存在しない状態
となって、回転軸11の制動が解除される。
放機構の第1の実施の形態の正面図であり、図1(B)
は図1(A)のB−B断面側面図である。本発明が適用
される電磁クラッチ/ブレーキにおいては、電磁クラッ
チと電磁ブレーキは原理的には同様なので、以下図1を
参照して電磁ブレーキについて説明する。図1(B)に
示すように電磁コイル1を内蔵して、ブレーキ本体を形
成する環状のヨーク2は、円周三等分位置にある円筒形
のスペーサ4を介して植込みボルト5により、ブレーキ
取付体6に取り付けられる。このブレーキ取付体6には
リング状のプレート7が同心に皿ビスなどで固定され、
プレート7とアーマチュア8との間に摩擦プレート9が
挟まれる。摩擦プレート9の中心部には、図1(A)に
示す角穴9aが明けられ、この角穴9a内に角形のハブ
10が軸方向に摺動可能に係合され、ハブ10は図示し
ないキーにより回転軸11に固定されて一体に回転す
る。16eは、カム板15cと従動部16aの接触点を
示す。以下、項番[0010]での説明は、電磁ブレー
キの作動には無関係である。コイル1に通電されない状
態では、図1(D)に示すように、ブレーキ本体として
のヨーク2の内周面の円周方向三等分位置のそれぞれに
配置されたコイルばね12が、アーマチュア8、摩擦プ
レート9をプレート7に押し付けて静止させるので回転
軸11の回転は制動される。この場合アーマチュア8と
ヨーク2との間には、ばね12に押圧されて図1(D)
に示されるように隙間c1が生じ、制動される。リード
線3を介してコイル1に通電されると、アーマチュア8
はブレーキ本体としてのヨーク2に吸引され、摩擦プレ
ート9の側面との間には摩擦がほとんど存在しない状態
となって、回転軸11の制動が解除される。
【0011】図1(A)〜(E)に示されるように、ブ
レーキ本体の外周の、図では頂部に示した位置にカム軸
15aを軸方向に回転可能に植え込む。このカム軸15
aの先端に近い外周部には、直接手動、またはワイヤを
介しての手動などにより、カム軸15aを回動させる棒
状、または円環状などのハンドル15bが取付けられ
る。カム軸15aの外周には、図1(C)に示すよう
に、カム軸の軸心Oに対しR+rの径のカム板15cが
外嵌され、 カム板は回転軸11に同心になる。このカム
板15cを主動節とし、カム板の表面に接触して軸方向
に移動可能な従動部16aを配置すると、この従動部1
6aは、いわゆる従動節となりカム板15cの表面の偏
心半径rの2倍のストロークまで軸方向に往復運動が可
能になる。このカム板15cは、その回転軸心Oの直径
Rに対しrだけ大径にされているが、使用する場合に
は、必ずしも最小径の部分から最大径の部分まで回転さ
せる必要はなく、アーマチュア8を摩擦プレート9から
引き離すに必要な軸方向の移動距離c2に対応する最大
限c2=c1までの位置を作動点として設定すればよい。
レーキ本体の外周の、図では頂部に示した位置にカム軸
15aを軸方向に回転可能に植え込む。このカム軸15
aの先端に近い外周部には、直接手動、またはワイヤを
介しての手動などにより、カム軸15aを回動させる棒
状、または円環状などのハンドル15bが取付けられ
る。カム軸15aの外周には、図1(C)に示すよう
に、カム軸の軸心Oに対しR+rの径のカム板15cが
外嵌され、 カム板は回転軸11に同心になる。このカム
板15cを主動節とし、カム板の表面に接触して軸方向
に移動可能な従動部16aを配置すると、この従動部1
6aは、いわゆる従動節となりカム板15cの表面の偏
心半径rの2倍のストロークまで軸方向に往復運動が可
能になる。このカム板15cは、その回転軸心Oの直径
Rに対しrだけ大径にされているが、使用する場合に
は、必ずしも最小径の部分から最大径の部分まで回転さ
せる必要はなく、アーマチュア8を摩擦プレート9から
引き離すに必要な軸方向の移動距離c2に対応する最大
限c2=c1までの位置を作動点として設定すればよい。
【0012】この従動部16aは、カム板15cと接触
する先端から所定の距離c2だけ離れた位置で直角に曲
げられ延長部としての連結部16bとされ、通常は図1
(A)に示されるように、回転軸11を両外側から抱え
る丸みのあるローマ字の逆Y字形に似た二股の脚状の連
結部16bに分岐される。この二股に分岐された両方の
連結部16bの先端近くで、回転軸の軸心から等距離の
位置から回転軸に平行に延びる2つの連結ピン17が、
アーマチュア8のそれぞれに対応する位置を連結する。
アーマチュア8と連結ピン17との連結には、図1
(B)と(D)に示されるように、アーマチュア8に皿
もみ穴8a、または図示しない段付き穴を明けて、連結
ピンの先端を皿頭17aとするか、この段付き穴内に挿
入され段部で保持される平頭ピンとして、いずれにして
も連結ピンの先端がアーマチュア8の内端面8cを越え
て突出しないようにする。図1(B)は連結部16bが
従動部16aの移動に伴いc2だけ平行移動する形式を
示し、これにより停電時での手動解放は可能になる。図
1(E)は連結部16bが必ずしも回転軸に直角に曲げ
られる必要はなく、従動部16aの移動に伴いc2だけ
平行移動できればよいことを示すものである。
する先端から所定の距離c2だけ離れた位置で直角に曲
げられ延長部としての連結部16bとされ、通常は図1
(A)に示されるように、回転軸11を両外側から抱え
る丸みのあるローマ字の逆Y字形に似た二股の脚状の連
結部16bに分岐される。この二股に分岐された両方の
連結部16bの先端近くで、回転軸の軸心から等距離の
位置から回転軸に平行に延びる2つの連結ピン17が、
アーマチュア8のそれぞれに対応する位置を連結する。
アーマチュア8と連結ピン17との連結には、図1
(B)と(D)に示されるように、アーマチュア8に皿
もみ穴8a、または図示しない段付き穴を明けて、連結
ピンの先端を皿頭17aとするか、この段付き穴内に挿
入され段部で保持される平頭ピンとして、いずれにして
も連結ピンの先端がアーマチュア8の内端面8cを越え
て突出しないようにする。図1(B)は連結部16bが
従動部16aの移動に伴いc2だけ平行移動する形式を
示し、これにより停電時での手動解放は可能になる。図
1(E)は連結部16bが必ずしも回転軸に直角に曲げ
られる必要はなく、従動部16aの移動に伴いc2だけ
平行移動できればよいことを示すものである。
【0013】図2(A)は、本発明の第2の実施の形態
として従動連結板16′は従動部16′aがカムの小径
部に接触している状態で、ヨーク2の外角端面に沿って
折り曲げられて連結部16′bとされている。図2
(B)に示すように連結部16′bは平行移動する代わ
りに、従動部16′aの半径方向の先端16′gがヨー
クの外端面2aに接触したままで、この接触点16′g
を支点として回動し、これにより連結部16′bの中間
の連結ピン17の取付位置が作用点となり、アーマチュ
ア8は、梃子(てこ)作用により連結ピン17の軸方向
外方に移動し、制動またはクラッチ連結が解除される。
図2(A)と(B)においては、図1に示した通常のカ
ム軸に代わって、図2(C)に示すように市販の六角頭
つきボルトの首下の平滑部15′aを加工し、回転軸に
垂直な小径部15′bとした手動解放カム15′とした
もので、これはc2<c1とするものでコスト低減上極め
て有効な構造である。
として従動連結板16′は従動部16′aがカムの小径
部に接触している状態で、ヨーク2の外角端面に沿って
折り曲げられて連結部16′bとされている。図2
(B)に示すように連結部16′bは平行移動する代わ
りに、従動部16′aの半径方向の先端16′gがヨー
クの外端面2aに接触したままで、この接触点16′g
を支点として回動し、これにより連結部16′bの中間
の連結ピン17の取付位置が作用点となり、アーマチュ
ア8は、梃子(てこ)作用により連結ピン17の軸方向
外方に移動し、制動またはクラッチ連結が解除される。
図2(A)と(B)においては、図1に示した通常のカ
ム軸に代わって、図2(C)に示すように市販の六角頭
つきボルトの首下の平滑部15′aを加工し、回転軸に
垂直な小径部15′bとした手動解放カム15′とした
もので、これはc2<c1とするものでコスト低減上極め
て有効な構造である。
【0014】図3は、本発明の第3の実施の形態を示す
前面図で、前記第1と第2の実施の形態の従動連結板1
6または16′に代えて、本発明の従動連結板16″は
前面断面が細長いL字形で、連結部16″bの部分を長
方形の部材として成形する。この従動連結板16″は、
カム板と接触する先端から所定の距離の位置で第1の実
施の形態と同様に、ヨークの端面に沿って平行に折り曲
げて1本の脚状の連結部16″bとし、この脚部はその
半径方向外方の先端が回転軸の半径方向外端を越えて外
方に先端16″gまで延長され、 この脚部の先端の近く
で回転軸と干渉しない位置に連結ピンを貫通する穴1
6″fを明ける。図3に示した長方形の連結部16″b
を梃子形式としては使用できない。
前面図で、前記第1と第2の実施の形態の従動連結板1
6または16′に代えて、本発明の従動連結板16″は
前面断面が細長いL字形で、連結部16″bの部分を長
方形の部材として成形する。この従動連結板16″は、
カム板と接触する先端から所定の距離の位置で第1の実
施の形態と同様に、ヨークの端面に沿って平行に折り曲
げて1本の脚状の連結部16″bとし、この脚部はその
半径方向外方の先端が回転軸の半径方向外端を越えて外
方に先端16″gまで延長され、 この脚部の先端の近く
で回転軸と干渉しない位置に連結ピンを貫通する穴1
6″fを明ける。図3に示した長方形の連結部16″b
を梃子形式としては使用できない。
【0015】第1の実施の形態では、従動連結板16は
逆Y字形の2脚のレバーとして示されているが、下部が
回転軸の中心を通過する水平な2つの固定点で支持さ
れ、上端が手動解放カム15′の小径部15′bによっ
て動かされて、平行移動または梃子(レバー)として作
用するものであれば、逆T字形、三角形、虫メガネ形あ
るいはUFO形でも良く、虫メガネ形あるいはUFO形
の場合は前記の2個の通し穴2fは1個でよい。あるい
は下部が回転軸の中心、またはそれより僅か下方の1点
に固定され、上端が手動解放カム15′の小径部15′
bによって動かされて、平行移動または梃子(レバー)
として作用するものであれば、第3の実施の形態のよう
に長い矩形板状のレバーであってもよい。また、皿ボル
ト形の連結ピン17を通して、その皿頭17aをアーマ
チュア8の皿もみ穴8aに、ねじ部17bを従動連結板
16の貫通穴16fに遊動可能に、それぞれ係合させる
ようにしたが、必ずしも皿もみ穴とする必要はなく、ま
た、連結ピン17の先端はナット18にネジ止めする以
外に、かしめ、止め輪、ピン打ちなどによって止めるこ
とができる。図1(B)に示すように、コイル1に通電
されない無励磁状態では、アーマチュア8が複数個のコ
イルばね12により図で左方へ押され、止めナット18
は連結ピン17の皿頭17aが皿もみ穴8aの外方へ突
き出ない程度に、ボンドなどで固定する。電磁コイル1
に通電されない時は、前述のように、図1(D)の状態
でブレーキは制動されているが、停電などの場合に停止
状態になっている制動を解除する必要がある場合には、
手動解放カム15を手動、またはワイヤ等を利用してリ
モコン操作で、例えば約110゜右方に回転すると、従
動部16aの延長部として曲げられた連結部16bが、
ヨーク2の端面から外れて平行移動して図1(B)に示
す状態になり、連結ピン17によってアーマチュア8が
圧縮コイルばね12のばね力に抗して、ブレーキ本体の
ヨーク2の方へ引き寄せられ、摩擦プレート9の外側面
との間に隙間c1が生じてブレーキの制動が解除されて
回転可能になる。
逆Y字形の2脚のレバーとして示されているが、下部が
回転軸の中心を通過する水平な2つの固定点で支持さ
れ、上端が手動解放カム15′の小径部15′bによっ
て動かされて、平行移動または梃子(レバー)として作
用するものであれば、逆T字形、三角形、虫メガネ形あ
るいはUFO形でも良く、虫メガネ形あるいはUFO形
の場合は前記の2個の通し穴2fは1個でよい。あるい
は下部が回転軸の中心、またはそれより僅か下方の1点
に固定され、上端が手動解放カム15′の小径部15′
bによって動かされて、平行移動または梃子(レバー)
として作用するものであれば、第3の実施の形態のよう
に長い矩形板状のレバーであってもよい。また、皿ボル
ト形の連結ピン17を通して、その皿頭17aをアーマ
チュア8の皿もみ穴8aに、ねじ部17bを従動連結板
16の貫通穴16fに遊動可能に、それぞれ係合させる
ようにしたが、必ずしも皿もみ穴とする必要はなく、ま
た、連結ピン17の先端はナット18にネジ止めする以
外に、かしめ、止め輪、ピン打ちなどによって止めるこ
とができる。図1(B)に示すように、コイル1に通電
されない無励磁状態では、アーマチュア8が複数個のコ
イルばね12により図で左方へ押され、止めナット18
は連結ピン17の皿頭17aが皿もみ穴8aの外方へ突
き出ない程度に、ボンドなどで固定する。電磁コイル1
に通電されない時は、前述のように、図1(D)の状態
でブレーキは制動されているが、停電などの場合に停止
状態になっている制動を解除する必要がある場合には、
手動解放カム15を手動、またはワイヤ等を利用してリ
モコン操作で、例えば約110゜右方に回転すると、従
動部16aの延長部として曲げられた連結部16bが、
ヨーク2の端面から外れて平行移動して図1(B)に示
す状態になり、連結ピン17によってアーマチュア8が
圧縮コイルばね12のばね力に抗して、ブレーキ本体の
ヨーク2の方へ引き寄せられ、摩擦プレート9の外側面
との間に隙間c1が生じてブレーキの制動が解除されて
回転可能になる。
【0016】
【発明の効果】本発明では低価格な材料や市販品を使用
し、複雑な構造の操作杆や解放部材、これらを作動する
ためのコイルばねなどを必要とせず、構成も単純である
ため従来よりも極めて低コストであり、しかも機能的に
はカム板の小径部から大径部に至る範囲を選択して作動
点とする手動解放機構が得られる。
し、複雑な構造の操作杆や解放部材、これらを作動する
ためのコイルばねなどを必要とせず、構成も単純である
ため従来よりも極めて低コストであり、しかも機能的に
はカム板の小径部から大径部に至る範囲を選択して作動
点とする手動解放機構が得られる。
【図1】同図(A)は本発明の第1の実施の形態による
手動解放機構の正面図であり、同図(B)は同図(A)
の断面側面図、同図(C)は本発明に使用するカム板の
概略平面図、同図(D)は本発明の第1の実施の形態と
しての平行移動方式の連結板の作動を示す断面側面図、
同図(E)は本発明の第1の実施の形態における別の形
式の連結板を示す断面側面図である。
手動解放機構の正面図であり、同図(B)は同図(A)
の断面側面図、同図(C)は本発明に使用するカム板の
概略平面図、同図(D)は本発明の第1の実施の形態と
しての平行移動方式の連結板の作動を示す断面側面図、
同図(E)は本発明の第1の実施の形態における別の形
式の連結板を示す断面側面図である。
【図2】同図(A)は本発明の第2の実施の形態での手
動解放機構の側断面図で、同図(B)は手動解放状態で
の連結板の状態を示す部分断面側面図であり、同図
(C)は本発明の第2の実施の形態での市販ボルトを利
用したカム軸の斜視図である。
動解放機構の側断面図で、同図(B)は手動解放状態で
の連結板の状態を示す部分断面側面図であり、同図
(C)は本発明の第2の実施の形態での市販ボルトを利
用したカム軸の斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態としての連結板の配
置を示す前面図である。
置を示す前面図である。
【図4】従来技術1の負作動形電磁ブレーキの側面断面
図である。
図である。
【図5】図4の負作動形電磁ブレーキの平面図である。
【図6】図4の負作動形電磁ブレーキの作動を示す側面
図である。
図である。
【図7】従来技術2を示す図で、同図(A)はその負作
動形電磁ブレーキの制動開放装置の正面断面図で、同図
(B)は上記の部分前面図である。
動形電磁ブレーキの制動開放装置の正面断面図で、同図
(B)は上記の部分前面図である。
1:電磁コイル 2:ヨーク 2a:外端面 2f:通し穴 16f、16′f、16″f、8a:貫通穴 3:リード線 4:円筒形スペーサ 5:植込ボルト 6:ブレーキ取付体 7:プレート 8:アーマチュア 8a:皿もみ穴 8c:内端面 9:摩擦プレート 9a:角穴 10:ハブ 11:回転軸 12:コイルばね 15、15′:手動解放カム 15′a:平滑部 15a:カム軸 15b:ハンドル 15′b:切欠部(小径部) 15c:カム板 15′c:頭部(ハンドル) 15′d、17b:ねじ部 16、16′、16″:従動連結板 16a、16′a:従動部 16b、16′b、16″b:連結部 16e、16′e:接触点 16′g、16″g:先端 17:連結ピン 17a:連結ピンの頭部 18、18e:止めナット c1、c2、c3:隙間
Claims (4)
- 【請求項1】 回転軸(11)と、この回転軸(11)
に外嵌されたハブ(10)と、ブレーキ取付体(6)に
固着されたプレート(7)と、電磁コイル(1)を内蔵
しブレーキ本体として機能するヨーク(2)と、このヨ
ークに対しコイルばね(12)を介して所定の間隙を保
って装着され、軸方向に移動可能にされたアーマチュア
(8)と、このアーマチュア(8)と前記のプレート
(7)との間に配置された摩擦プレート(9)とを有
し、無励磁状態では前記プレート(7)とアーマチュア
(8)と摩擦プレート(9)とが摩擦接触して、回転軸
の回転が阻止される無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチ
の手動解放機構として、 前記ヨーク(2)の外周面に回転軸に平行に、回転可能
に植込まれハンドル(15b)を有するカム軸(15
a)と、このカム軸(15a)に外嵌され、前記カム軸
(15a)と一体に回転するカム板(15c)と、を有
する手動解放カム(15)と、 このカム板(15c)の周縁に接触して従動する従動部
(16a)と、この従動部の延長部として、ヨーク
(2)の端壁の外方で前記従動部(16a)の移動に伴
って移動する連結部(16b)を有する従動連結板(1
6)と、前記従動連結板(16)をその所定の位置にお
いて前記アーマチュア(8)と連結し、前記アーマチュ
ア(8)を前記カム板(15c)の軸方向移動に抗して
前記摩擦プレート(9)との接触から引き離す連結ピン
(17)と、を含んで成る無励磁作動電磁ブレーキ/ク
ラッチの手動解放機構。 - 【請求項2】 前記従動連結板(16)は、 前記従動部
(16a)が前記カム板(15c)の小径部から大径部
に移行した所定の段階で、 前記従動部(16a)に所定
の軸方向内方移動を起こさせ、 これに追従して前記連結
部(16b)が平行移動して、前記連結ピン(17)を
介して前記アーマチュア(8)を前記摩擦プレート
(9)との接触から引き離すことを特徴とする請求項1
記載の無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの手動解放機
構。 - 【請求項3】 前記手動解放カム(15)は市販のボル
トを利用してカム軸とし、その首下の平滑部(15′
a)に回転軸に直角な切欠面(15′b)を形成して前
記カムの小径部とし、その頭部(15′c)をスパナに
よって回転されるハンドルとし、前記ボルトのねじ部
(15′d)を前記ヨークの外周面に設けたねじ穴にね
じ込むようにされていることを特徴とする請求項2記載
の無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの手動解放機構。 - 【請求項4】 従動連結板(16′)は、 従動部(1
6′a)が前記カムの小径部(15′b)に接触してい
る状態で前記ヨーク(2)の外端面に沿って直角に曲げ
られ、前記従動部(16′a)は前記カム板(15c)
の大径部に接触した状態でこれに追従して軸方向外方に
移動し、連結部(16′b)の先端は前記ヨーク(2)
の外端面に密接して移動が拘束され、前記連結ピン(1
7)は梃子の作用点としての位置により前記従動部(1
6′a)に追従して、軸方向外方に移動して前記アーマ
チュア(8)を前記摩擦プレート(9)との接触から引
き離すことを特徴とする請求項3記載の無励磁作動電磁
ブレーキ/クラッチの手動解放機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9144575A JPH10318293A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの手動解放機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9144575A JPH10318293A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの手動解放機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318293A true JPH10318293A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15365373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9144575A Pending JPH10318293A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 無励磁作動電磁ブレーキ/クラッチの手動解放機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318293A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110159678A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-08-23 | 南京康尼智能技术有限公司 | 一种基于磁刹机构的制动解锁装置 |
| WO2020052025A1 (zh) * | 2018-09-14 | 2020-03-19 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 一种微轨车辆及其电磁制动器 |
| EP3643943A1 (en) * | 2018-10-23 | 2020-04-29 | Kubota Corporation | Non-excitation operable electromagnetic brake |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9144575A patent/JPH10318293A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020052025A1 (zh) * | 2018-09-14 | 2020-03-19 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 一种微轨车辆及其电磁制动器 |
| CN110905941A (zh) * | 2018-09-14 | 2020-03-24 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 一种微轨车辆及其电磁制动器 |
| CN110905941B (zh) * | 2018-09-14 | 2020-11-10 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 一种微轨车辆及其电磁制动器 |
| EP3643943A1 (en) * | 2018-10-23 | 2020-04-29 | Kubota Corporation | Non-excitation operable electromagnetic brake |
| US11247652B2 (en) | 2018-10-23 | 2022-02-15 | Kubota Corporation | Non-excitation operable electromagnetic brake |
| CN110159678A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-08-23 | 南京康尼智能技术有限公司 | 一种基于磁刹机构的制动解锁装置 |
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