JPH10318673A - 粉粒体の乾燥方法及び乾燥装置 - Google Patents

粉粒体の乾燥方法及び乾燥装置

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JPH10318673A
JPH10318673A JP12723897A JP12723897A JPH10318673A JP H10318673 A JPH10318673 A JP H10318673A JP 12723897 A JP12723897 A JP 12723897A JP 12723897 A JP12723897 A JP 12723897A JP H10318673 A JPH10318673 A JP H10318673A
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JP
Japan
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drying
chamber
powder
drying chamber
granular material
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Pending
Application number
JP12723897A
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English (en)
Inventor
Akira Shimizu
章 清水
Katsunori Mukai
克典 向井
Takashi Uchida
崇 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の装置を使用する必要がなく、粉粒体取
り扱い時や装置洗浄時の手間が少ない上に、乾燥中の粉
粒体の凝集を実用上問題ない程度に防止でき、しかも、
乾燥後の解砕工程を不要としうる粉粒体の乾燥方法及び
乾燥装置を提供する。 【解決手段】 乾燥前の粉粒体20を第1の乾燥室1に
供給して、気流により分散させながら乾燥した後該粉粒
体20を回収室2で回収し、次いで、粉粒体20を第2
の乾燥室3に供給して気流により分散させながら乾燥す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体の乾燥方法
及び乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉粒体、特に微粒子は乾燥に伴って凝集
する性質を有するため、製品の要求品質として一次粒子
に分散している必要がある用途、例えば、光反射、滑
剤、液晶スペーサー、化粧品等については、乾燥後に解
砕をする必要がある。この解砕において、装置や解砕媒
体からの汚染が問題となるが、これを完全に防止するこ
とは実質上不可能であり、品質向上や歩留り向上の障害
となっている。
【0003】また、下記の既存の乾燥方法及び装置で
は、粉粒体の凝集を防止することは極めて難しく、経済
性にも劣るという問題点があった。 静置乾燥 :粉粒体が極めて凝集し易い。 バンド乾燥:粉粒体が凝集し易い。 撹拌型乾燥:撹拌翼と装置壁の隙間に凝集物が生成し
易い。 気流乾燥 :乾燥時間を確保するためには装置が大型
となるため、装置コストが高く、装置洗浄の手間が大き
くなる。 流動層乾燥:微粒子の流動層形成が困難である。 噴流乾燥機:乾燥時間を確保するためには、装置が大
型となるため、装置コストが高く、装置洗浄の手間が大
きくなる(先行特許;特開平5−309201号公
報)。
【0004】また、粉粒流動層乾燥(ケミカルエンジニ
ヤリング,1992年11月号、P70 〜74)によると、粉粒体
の凝集防止は可能であるが、媒体粒子を用いるため汚染
が問題となり、実質的に採用できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大型
の装置を使用する必要がなく、粉粒体取り扱い時や装置
洗浄時の手間が少ない上に、乾燥中の粉粒体の凝集を実
用上問題ない程度に防止でき、しかも、乾燥後の解砕工
程を不要としうる粉粒体の乾燥方法及び乾燥装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明(以下、第1発明という)である粉粒体の乾燥方法
は、乾燥前の粉粒体を第1の乾燥室に供給して、気流に
より分散させて乾燥した後該粉粒体を回収室で捕集し、
次いで、第2の乾燥室に供給して気流により粉粒体を分
散させながら乾燥することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載の発明(以下、第2
発明という)である粉粒体の乾燥装置は、乾燥前の粉粒
体を分散、乾燥、搬送するための送風機構が備えられた
第1の乾燥室と、該第1の乾燥室へ乾燥前の粉粒体を供
給する供給部と、第1の乾燥室から移送された粉粒体を
補集する回収室と、補集された粉粒体を分散、乾燥する
ための送風機構が備えられた第2の乾燥室とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】以下、本発明を図面を参照しながら詳細に
説明する。本発明の粉粒体の乾燥方法には、例えば、図
1に示すような装置が使用される。図1において、1は
第1の乾燥室、2は回収室、3は第2の乾燥室をそれぞ
れ示す。第1の乾燥室1と回収室2とは管路21で接続
され、回収室2と第2の乾燥室3とは管路22で接続さ
れている。
【0009】粉粒体20を乾燥するために、まず乾燥前
の粉粒体20を、第1の乾燥室1の側部に接続された供
給部10から第1の乾燥室1に供給する。一方、第1の
乾燥室1の下部からは、粉粒体20を分散、乾燥し、回
収室2へ移送するための気体5を気体供給管24を介し
て供給する。気体5の種類、温度、圧力、流量は、例え
ば、粉粒体の性質(粉粒体の反応性、変質温度、浮遊限
界流速等)、目標乾燥度、必要熱量、分散度合いなどに
よって決定される。
【0010】上記粉粒体20の供給方式は、連続式又は
回分式のいずれであってもよい。連続式では、例えば、
図2(a)に示すように、乾燥前の粉粒体20を供給部
10のホッパー11から投入し、スクリュー12を回転
させることによって、連続的に第1の乾燥室1へ供給す
る。また、回分式では、例えば、図2(b)に示すよう
に、所定量の乾燥前の粉粒体20を第1の乾燥室1内に
設けられた支持板8上へ供給する。支持板8上の粉粒体
20が分散、乾燥され、回収室2に移送された時点で、
次の乾燥前の粉粒体20を支持板8上へ供給する。支持
板8としては、気体は通過するが、粉粒体20を通過さ
せない細孔を有するものが用いられる。
【0011】上記粉粒体20を供給する位置は、第1の
乾燥室1内の下部が好ましい。第1の乾燥室1内の下部
より供給することにより、気体と粉粒体20との接触時
間が長くなり効率的に分散、乾燥することができる。
【0012】上記気体5としては、通常、空気、窒素等
が用いられる。気体5の温度は、通常、常温から200
℃の範囲が好ましく、気体5の圧力は、通常、−0.2
〜0.2kg/cm2 Gが好ましい。また、気体5の流
量は、粉粒体20の分散、乾燥、移送を可能にするため
の下限流量以上が好ましく、上限流量は経済性の観点等
から決定されるが、第1の乾燥室1の形状、サイズ等に
よって適正な流量が決定される。
【0013】第1の乾燥室1の形状は、縦型円筒又は横
型円筒が一般的であるが、これに限定されるものではな
い。第1の乾燥室1のサイズ(断面寸法、長さ)は、目
標乾燥温度、必要熱量、分散度合いなどによって決定さ
れる。また、乾燥室1の断面形状は、全体にわたって同
一形状であってもよいが、必要に応じて、分散性を高め
る目的で部分的に縮小したり、滞留時間を長くする目的
で部分的に拡大してもよい。
【0014】第1の乾燥室1で分散され、ある程度乾燥
された粉粒体20を、気体5と共に回収室2へ移送す
る。回収室2では、粉粒体20と気体5とを分離して、
粉粒体20を補集し、分離した気体5は管路7から排気
する。回収室2の形状は、粉粒体20の粒度、比重等の
物理的性質や付着性等の化学的性質によって決定される
が、通常、サイクロン、バグフィルター方式等が好適に
用いられる。
【0015】次いで、回収室2で補集した粉粒体20を
第2の乾燥室3で収容する。第2の乾燥室3に設けられ
た気体供給部4から気体6を供給して、粉粒体20を分
散、乾燥する。乾燥室3の形状は、特に限定されない
が、一般的に縦型円筒が好ましい。また、乾燥室3のサ
イズは、粉粒体20の性質、目標乾燥度、分散度合い、
必要とする生産能力等によって決定される。
【0016】上記気体6としては、通常、空気、窒素等
が用いられる。気体6の温度は、通常、常温から200
℃の範囲が好ましく、気体6の圧力は、通常、−0.2
〜0.5kg/cm2 Gが好ましい。また、気体6の流
量は、粉粒体20の分散、乾燥を可能にするための下限
流量以上が好ましく、上限流量は粉粒体20が第2の乾
燥室3から外部に流出しないような範囲で決定される。
適正な気体6の流量範囲は、乾燥室3の形状、サイズや
気体の供給時間によって決定される。
【0017】第2の乾燥室3において、気体供給管4と
回収室2とはできるだけ離れた位置に設けることが好ま
しく、さらに、供給された気体6が回収室2へ移動する
際に、第2の乾燥室3内の粉粒体全体を実質上分散する
ように、気体6を乾燥室3円筒部の接線方向に供給する
ことが好ましい。
【0018】上記気体供給管4の形状は、口径1〜20
mmのパイプ状が好ましく、気体6の供給は、連続して
行われてもよく、間欠的に行われてもよい。
【0019】
【作用】本発明の粉粒体の乾燥方法及び乾燥装置におい
て、乾燥前の粉粒体を第1の乾燥室へ供給して、気流に
より凝集を防止しながら第1段目の乾燥を行い、回収室
へ移送する。回収室では、ある程度乾燥された粉粒体と
気体とが分離され、粉粒体は第2の乾燥室へ収容され
る。第2の乾燥室では、気体を供給して凝集を防止しな
がら第2段目の乾燥を行い、目標の乾燥度を有し、かつ
実質的に凝集のない粉粒体を得ることができる。第1の
乾燥室と回収室だけでは、目標の乾燥度を達成すること
ができず、また、乾燥前の粉粒体を直接第2の乾燥室へ
供給すると、粉粒体が装置の壁に付着して凝集し、目標
の乾燥度を達成することができない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施例にて詳細に説明す
る。 (実施例1)図1に示すような、第1の乾燥室1、回収
室2、及び第2の乾燥室3を主要な構成要素とする粉粒
体の乾燥装置において、第1の乾燥室1として内径10
0mmφ×長さ300mmの縦型円筒、回収室2として
サイクロン、第2の乾燥室3として内径100mmφ×
長さ200mmの縦型円筒をそれぞれ使用した。まず、
第1の乾燥室1へ85℃の空気(相対湿度5%)を流量
0.7m3 /分で供給しながら、乾燥前の粉粒体20
(成分:スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、形状:
略球状、平均粒子径:5.5μm、含水率:30重量
%)を30g/分の供給速度で、10分間に300g供
給した。回収室2で粉粒体20を捕集し、第2の乾燥室
3に収容した。その際、第2の乾燥室3に40℃の窒素
ガスを0.2m3 /分の流速で間欠的に供給した。間欠
供給のインターバルは、3秒間供給、3分間停止を交互
に繰り返しながら、第2の乾燥室3で1時間乾燥を行っ
た。その結果、粉粒体の含水率は0.5重量%まで低下
した。また、粒子の凝集状態を観察すると、粒子は一次
粒子に分散されており、凝集物は観察されなかった。
【0021】(実施例2)第1の乾燥室1の内部に目開
き74μmのステンレス(SUS304)製金網を設置
し、そこへ乾燥前の粉粒体を回分式に供給したこと以外
は、実施例1と同様にして乾燥を行った。その結果、粉
粒体の含水率は0.6重量%まで低下した。また、粒子
の凝集状態を観察すると、粒子は一次粒子に分散されて
おり、凝集物は観察されなかった。
【0022】(比較例1)第2の乾燥室へ全く窒素を供
給せず、第2の乾燥室を回収室として使用し、第2の乾
燥室で全く乾燥しなかったこと以外は、実施例1と同様
にして乾燥を行った。その結果、粉粒体の含水率は2.
4重量%まで低下した。また、第2の乾燥室で補集した
粉粒体を再び第1の乾燥室へ供給する操作を繰り返した
結果、乾燥6回目で操作で含水率は0.5重量%まで低
下した。
【0023】
【発明の効果】本発明の粉粒体の乾燥方法及び乾燥装置
は、上述の構成であり、大型の装置を使用する必要がな
く、粉粒体取り扱い時や装置洗浄時の手間が少ない上
に、乾燥中に粉粒体の凝集を実質的に防止できるので、
乾燥後の解砕工程が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体の乾燥装置の一例を示す簡略図
である。
【図2】図2(a)は連続式供給装置の一例を示す簡略
図であり、図2(b)は回分式供給装置の一例を示す簡
略図である。
【符号の説明】
1 第1の乾燥室 2 回収室 3 第2の乾燥室 4,24 気体供給管 10 供給部 20 粉粒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥前の粉粒体を第1の乾燥室に供給し
    て、気流により分散させながら乾燥した後該粉粒体を回
    収室で回収し、次いで、粉粒体を第2の乾燥室に供給し
    て気流により分散させながら乾燥することを特徴とする
    粉粒体の乾燥方法。
  2. 【請求項2】 乾燥前の粉粒体を分散、乾燥、搬送する
    ための送風機構が備えられた第1の乾燥室と、該第1の
    乾燥室へ乾燥前の粉粒体を供給する供給部と、第1の乾
    燥室から移送された粉粒体を補集する回収室と、補集さ
    れた粉粒体を分散、乾燥するための送風機構が備えられ
    た第2の乾燥室とを有することを特徴とする粉粒体の乾
    燥装置。
JP12723897A 1997-05-16 1997-05-16 粉粒体の乾燥方法及び乾燥装置 Pending JPH10318673A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142617A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Chuo Kakoki Kk 粉体の洗浄方法及び洗浄乾燥方法
JP2014073484A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fuji Paudal Co Ltd 連続混練造粒乾燥システム
JP2015085225A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 フロイント産業株式会社 連続造粒装置及び連続顆粒製造システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014073484A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fuji Paudal Co Ltd 連続混練造粒乾燥システム
JP2015085225A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 フロイント産業株式会社 連続造粒装置及び連続顆粒製造システム

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