JPH10318752A - 移動体または回転体の方位測定装置 - Google Patents
移動体または回転体の方位測定装置Info
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- JPH10318752A JPH10318752A JP13016397A JP13016397A JPH10318752A JP H10318752 A JPH10318752 A JP H10318752A JP 13016397 A JP13016397 A JP 13016397A JP 13016397 A JP13016397 A JP 13016397A JP H10318752 A JPH10318752 A JP H10318752A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体または回転体を360度旋回または回
転させる必要がなく、かつ正確に移動体の進行方向の方
位または回転体の指示方向を測定できる移動体または回
転体の方位測定装置を提供する。 【解決手段】 磁気検出手段に、互いに任意の角度をな
すように移動体または回転体に固設され、地磁気の水平
成分を検出する4個の磁気検出素子11a、11b、1
1c、11dを用い、それぞれの磁気検出素子11a、
11b、11c、11dにより出力された信号に基づ
き、移動体または回転体の方向を算出する演算手段6を
有する構成となっている。この方位測定装置は、地磁気
b1、移動体または回転体の固有磁気r1が変化しても
精度良く移動体の進行方向の方位または回転体の指示方
向を得ることができる。
転させる必要がなく、かつ正確に移動体の進行方向の方
位または回転体の指示方向を測定できる移動体または回
転体の方位測定装置を提供する。 【解決手段】 磁気検出手段に、互いに任意の角度をな
すように移動体または回転体に固設され、地磁気の水平
成分を検出する4個の磁気検出素子11a、11b、1
1c、11dを用い、それぞれの磁気検出素子11a、
11b、11c、11dにより出力された信号に基づ
き、移動体または回転体の方向を算出する演算手段6を
有する構成となっている。この方位測定装置は、地磁気
b1、移動体または回転体の固有磁気r1が変化しても
精度良く移動体の進行方向の方位または回転体の指示方
向を得ることができる。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の進行方
向、または回転可能なアンテナなどのビーム方向を検出
する移動体または回転体の方位測定装置に関する。
向、または回転可能なアンテナなどのビーム方向を検出
する移動体または回転体の方位測定装置に関する。
【従来の技術】車両などの移動体の進行方向や、回転可
能に設置されたアンテナ体のビーム方向を検出する従来
の方位測定装置を図5に基づいて説明する。ここでは、
説明を煩雑にしないために、車両の進行方向を検出する
方位測定装置に限定して説明するが、回転可能なアンテ
ナ体等であっても同様に動作する。図7に示すように、
地磁気の水平成分を検出する磁気センサ52は車両71
の進行方向における地磁気の水平成分を検出するように
載置され、図5に示すように一つの磁気検出コイル61
と、この磁気検出コイル61を励振するドライブコイル
62を有している。そして、このドライブコイル62に
周波数fの交流信号を生成する発振器51の発振出力が
供給されるようになっている。また、磁気検出コイル6
1の検出出力は、増幅器54を介して位相検波器55に
入力される。位相検波器55には、発振器51の発振出
力を逓倍し、周波数2fの周波数の交流信号に変換する
逓倍器53の出力信号が入力されるようになっており、
この逓倍器53の出力信号に基づいて位相検波器55で
は増幅器54より入力される磁気センサ52の検出出力
が位相検波され、その出力信号は制御回路60に入力さ
れるようになっている。そして、上記磁気検出コイル6
1、ドライブコイル62、発振器51、増幅器54、位
相検波器55並びに逓倍器53にて、1つの磁気検出手
段が構成されている。今、仮想円(図示せず)を描き、
仮想円中0度の位置を東、90度の位置を北、180度
の位置を西、270度の位置を南とする。そして、車両
が、その仮想円上を反時計方向に旋回した時の磁気検出
コイル61の出力は以下のようになる。まず、磁気検出
コイル61の方向が0度の位置にいる時、車両も東を向
いており、磁気検出コイル11の向きと地磁気の向きと
が直交するため、磁気センサ52の出力は0となる。次
いで、車両の旋回にともない、磁気検出コイル61の方
向が90度(北)の位置に来た時には、磁気検出コイル
11の向きと地磁気の向きとが一致するため、その出力
は極大値となる。同様に、180度(西)の位置では出
力は0となり、270度(南)の位置では出力は極小値
となる。そして、各間の位置における出力の変化は、図
6に示すように、サインカーブとなる。したがって、事
前に車両を360度旋回させて、磁気検出手段により得
られた極大と極小のデータを記憶しておき、上記磁気検
出手段の出力値と比較演算することにより、車両の進行
方向の方位角θ、すなわち、車両の進行方向または車両
が向いている方向を知ることができる。ここで、図6か
ら明らかなように、ある出力値が検出されると、極大値
及び極小値の特異点を除いてそれに対応する方位角θが
2つ存在するため、そのままでは車両がどの方向を向い
ているのかが不定となる。これを解決するために、上記
2つの方位角θ1 ,θ2 が極大値または極小値を挟ん
で両側に位置することに着目し、磁気センサ52の出力
値が増加基調にあるか減少基調にあるかを検出し、いず
れか1つを決定するようにしている。すなわち、図6に
よれば、例えば車両が左旋回していると仮定すると、出
力値が増加基調にあれば、車両は方位角θ1 を向いて
いることになり、減少基調にあれば方位角θ2 を向い
ていることになる。そして、この増減方向の検出は、例
えば、前回検出した出力値を記憶しておき、その前回デ
ータと今回検出された出力値との差をとることにより容
易に検出することができる。これにより、一つの磁気検
出コイル61からの出力に基づいて車両の進行方向また
は車両が向いている方向を検出することができる。具体
的には、制御回路60は、位相検波器55から与えられ
た信号及び記憶部(図示せず)に記憶した極大と極小デ
ータに基づいて移動体の方位角を算出する演算回路56
と、記憶部に過去に格納された演算回路の出力データと
演算回路56から出力される最新のデータとの異同並び
に大小を比較し、その比較出力と前記演算回路56の最
新の出力データから車両の進行方向を判定する方向判定
回路57とを備えている。ここで車両に載置した磁気検
出コイル61から、地磁気上の東方向へ伸ばした線を基
準線として測定した車両の進行方向の方位角θは、事前
の1回転時に得られたデータの極大値をLmax 、極小値
をLmin 、さらに測定時の磁気検出手段の出力値をLと
すると、 θ=sin-1{{2L−(Lmax+Lmin)}/(Lmax−Lmin)} (1) で与えられる。演算回路56は、(1)式の計算を行
い、求められたθから適切なθを方向判定回路57で決
定する。
能に設置されたアンテナ体のビーム方向を検出する従来
の方位測定装置を図5に基づいて説明する。ここでは、
説明を煩雑にしないために、車両の進行方向を検出する
方位測定装置に限定して説明するが、回転可能なアンテ
ナ体等であっても同様に動作する。図7に示すように、
地磁気の水平成分を検出する磁気センサ52は車両71
の進行方向における地磁気の水平成分を検出するように
載置され、図5に示すように一つの磁気検出コイル61
と、この磁気検出コイル61を励振するドライブコイル
62を有している。そして、このドライブコイル62に
周波数fの交流信号を生成する発振器51の発振出力が
供給されるようになっている。また、磁気検出コイル6
1の検出出力は、増幅器54を介して位相検波器55に
入力される。位相検波器55には、発振器51の発振出
力を逓倍し、周波数2fの周波数の交流信号に変換する
逓倍器53の出力信号が入力されるようになっており、
この逓倍器53の出力信号に基づいて位相検波器55で
は増幅器54より入力される磁気センサ52の検出出力
が位相検波され、その出力信号は制御回路60に入力さ
れるようになっている。そして、上記磁気検出コイル6
1、ドライブコイル62、発振器51、増幅器54、位
相検波器55並びに逓倍器53にて、1つの磁気検出手
段が構成されている。今、仮想円(図示せず)を描き、
仮想円中0度の位置を東、90度の位置を北、180度
の位置を西、270度の位置を南とする。そして、車両
が、その仮想円上を反時計方向に旋回した時の磁気検出
コイル61の出力は以下のようになる。まず、磁気検出
コイル61の方向が0度の位置にいる時、車両も東を向
いており、磁気検出コイル11の向きと地磁気の向きと
が直交するため、磁気センサ52の出力は0となる。次
いで、車両の旋回にともない、磁気検出コイル61の方
向が90度(北)の位置に来た時には、磁気検出コイル
11の向きと地磁気の向きとが一致するため、その出力
は極大値となる。同様に、180度(西)の位置では出
力は0となり、270度(南)の位置では出力は極小値
となる。そして、各間の位置における出力の変化は、図
6に示すように、サインカーブとなる。したがって、事
前に車両を360度旋回させて、磁気検出手段により得
られた極大と極小のデータを記憶しておき、上記磁気検
出手段の出力値と比較演算することにより、車両の進行
方向の方位角θ、すなわち、車両の進行方向または車両
が向いている方向を知ることができる。ここで、図6か
ら明らかなように、ある出力値が検出されると、極大値
及び極小値の特異点を除いてそれに対応する方位角θが
2つ存在するため、そのままでは車両がどの方向を向い
ているのかが不定となる。これを解決するために、上記
2つの方位角θ1 ,θ2 が極大値または極小値を挟ん
で両側に位置することに着目し、磁気センサ52の出力
値が増加基調にあるか減少基調にあるかを検出し、いず
れか1つを決定するようにしている。すなわち、図6に
よれば、例えば車両が左旋回していると仮定すると、出
力値が増加基調にあれば、車両は方位角θ1 を向いて
いることになり、減少基調にあれば方位角θ2 を向い
ていることになる。そして、この増減方向の検出は、例
えば、前回検出した出力値を記憶しておき、その前回デ
ータと今回検出された出力値との差をとることにより容
易に検出することができる。これにより、一つの磁気検
出コイル61からの出力に基づいて車両の進行方向また
は車両が向いている方向を検出することができる。具体
的には、制御回路60は、位相検波器55から与えられ
た信号及び記憶部(図示せず)に記憶した極大と極小デ
ータに基づいて移動体の方位角を算出する演算回路56
と、記憶部に過去に格納された演算回路の出力データと
演算回路56から出力される最新のデータとの異同並び
に大小を比較し、その比較出力と前記演算回路56の最
新の出力データから車両の進行方向を判定する方向判定
回路57とを備えている。ここで車両に載置した磁気検
出コイル61から、地磁気上の東方向へ伸ばした線を基
準線として測定した車両の進行方向の方位角θは、事前
の1回転時に得られたデータの極大値をLmax 、極小値
をLmin 、さらに測定時の磁気検出手段の出力値をLと
すると、 θ=sin-1{{2L−(Lmax+Lmin)}/(Lmax−Lmin)} (1) で与えられる。演算回路56は、(1)式の計算を行
い、求められたθから適切なθを方向判定回路57で決
定する。
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移動体
または回転体の方位測定装置では、移動体または回転体
の正確な進行方向または指示方向を得るのに、移動体や
回転体のもつ固有磁気r1の影響を取り除く必要があ
り、そのためには、移動体または回転体を360度旋回
または回転し、図6で示したような固有磁気r1を求め
る必要があり、特に移動体の場合にはそれは煩わしいこ
とであった。さらに、この固有磁気r1はまわりの環境
などで変化するために、ある場所で移動体または回転体
を360度旋回または回転して固有磁気r1の値を得た
としても、移動した場所の環境、たとえば電車の踏切な
どの強磁場などにより値が変化するため、再び360度
旋回または回転しなければ、正確な車両または回転体の
進行方向または指示方向を得ることが出来ないという課
題があった。本発明は、上記の課題を解決し、移動体ま
たは回転体を360度旋回または回転させる必要がな
く、かつ正確に移動体の進行方向または回転体の指示方
向を測定できる移動体または回転体の方位測定装置を提
供することを課題としている。
または回転体の方位測定装置では、移動体または回転体
の正確な進行方向または指示方向を得るのに、移動体や
回転体のもつ固有磁気r1の影響を取り除く必要があ
り、そのためには、移動体または回転体を360度旋回
または回転し、図6で示したような固有磁気r1を求め
る必要があり、特に移動体の場合にはそれは煩わしいこ
とであった。さらに、この固有磁気r1はまわりの環境
などで変化するために、ある場所で移動体または回転体
を360度旋回または回転して固有磁気r1の値を得た
としても、移動した場所の環境、たとえば電車の踏切な
どの強磁場などにより値が変化するため、再び360度
旋回または回転しなければ、正確な車両または回転体の
進行方向または指示方向を得ることが出来ないという課
題があった。本発明は、上記の課題を解決し、移動体ま
たは回転体を360度旋回または回転させる必要がな
く、かつ正確に移動体の進行方向または回転体の指示方
向を測定できる移動体または回転体の方位測定装置を提
供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる移動体
または回転体の方位測定装置は、磁気検出手段に、互い
に任意の角度をなすように移動体または回転体に固設さ
れ、地磁気の水平成分を検出する4個の磁気検出素子を
用い、それぞれの磁気検出素子により出力された信号に
基づき、移動体または回転体の方向を算出する演算手段
を有する構成とした。そして、本発明の移動体または回
転体の方位測定装置における演算手段は、移動体または
回転体の方向情報、移動体または回転体の固有磁気情
報、移動体または回転体の方向と移動体または回転体の
固有磁気方向とのなす角度情報、および移動体または回
転体がある場所の地磁気情報のうち、少なくとも1つの
情報を出力するように構成した。さらに、本発明の移動
体または回転体の方位測定装置における演算手段は、4
個の磁気検出素子がそれぞれ出力する信号に基づいた情
報liを用いて、下記の(2)式 li=2{r1cos(Δθi+α)+b1sin(θ+Δθi)} (2) (ただし、i=1、2、3、4;Δθiは、移動体の進
行方向または回転体の指示方向と各磁気検出素子とのな
す角度)に基づいて、移動体または回転体の方向情報
θ、移動体または回転体の固有磁気情報r1、移動体ま
たは回転体の方向と移動体または回転体の固有磁気方向
とのなす角度情報α、および移動体または回転体がある
場所の地磁気情報b1のうち、少なくとも1つの情報を
出力する構成とした。さらにまた、本発明の移動体の方
位測定装置は、ハンドル操作によるハンドル回転角度情
報を検出するハンドル操作検出手段をさらに有し、所定
以内のハンドル回転角度である場合には、移動体固有磁
気情報r1と移動体がある場所の地磁気情報b1を更新
せずに用いて、移動体の方向情報、前記移動体の方向と
移動体固有磁気方向とのなす角度情報のうち、少なくと
も1つを求める構成とした。上記のように構成すること
により、互いに任意の角度をなすように固設された4個
の磁気検出素子から出力された4つの信号li(i=1
〜4)を(2)式に代入すると、式の数が4つ、未知数
がr1、α、b1、θの4個であるために、これらの未
知数を求めることが出来る。なお、Δθiは、上記のよ
うに移動体の進行方向または回転体の指示方向と各磁気
検出素子とのなす角度であるために、磁気検出素子を取
り付けるときに既知である。
または回転体の方位測定装置は、磁気検出手段に、互い
に任意の角度をなすように移動体または回転体に固設さ
れ、地磁気の水平成分を検出する4個の磁気検出素子を
用い、それぞれの磁気検出素子により出力された信号に
基づき、移動体または回転体の方向を算出する演算手段
を有する構成とした。そして、本発明の移動体または回
転体の方位測定装置における演算手段は、移動体または
回転体の方向情報、移動体または回転体の固有磁気情
報、移動体または回転体の方向と移動体または回転体の
固有磁気方向とのなす角度情報、および移動体または回
転体がある場所の地磁気情報のうち、少なくとも1つの
情報を出力するように構成した。さらに、本発明の移動
体または回転体の方位測定装置における演算手段は、4
個の磁気検出素子がそれぞれ出力する信号に基づいた情
報liを用いて、下記の(2)式 li=2{r1cos(Δθi+α)+b1sin(θ+Δθi)} (2) (ただし、i=1、2、3、4;Δθiは、移動体の進
行方向または回転体の指示方向と各磁気検出素子とのな
す角度)に基づいて、移動体または回転体の方向情報
θ、移動体または回転体の固有磁気情報r1、移動体ま
たは回転体の方向と移動体または回転体の固有磁気方向
とのなす角度情報α、および移動体または回転体がある
場所の地磁気情報b1のうち、少なくとも1つの情報を
出力する構成とした。さらにまた、本発明の移動体の方
位測定装置は、ハンドル操作によるハンドル回転角度情
報を検出するハンドル操作検出手段をさらに有し、所定
以内のハンドル回転角度である場合には、移動体固有磁
気情報r1と移動体がある場所の地磁気情報b1を更新
せずに用いて、移動体の方向情報、前記移動体の方向と
移動体固有磁気方向とのなす角度情報のうち、少なくと
も1つを求める構成とした。上記のように構成すること
により、互いに任意の角度をなすように固設された4個
の磁気検出素子から出力された4つの信号li(i=1
〜4)を(2)式に代入すると、式の数が4つ、未知数
がr1、α、b1、θの4個であるために、これらの未
知数を求めることが出来る。なお、Δθiは、上記のよ
うに移動体の進行方向または回転体の指示方向と各磁気
検出素子とのなす角度であるために、磁気検出素子を取
り付けるときに既知である。
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。まず、本発明にかかわる移動体または回
転体の方位測定装置の測定原理について説明する。図2
及び図3は、移動体の進行方向と、移動体の固有磁気、
地磁気の関係を示す説明図である。図2のように、東西
方向をx軸で表わし、北南方向をy軸で表わす座標系を
定める。この座標系において、Vは移動体の進行方向を
示し、b1はその移動体がいる場所の地磁気ベクトル、
r1はその移動体固有磁化による車両固有磁気ベクト
ル、l1は地磁気ベクトルb1と車両固有磁気ベクトル
r1との合成ベクトルである。さらに、θは移動体の進
行方向とx軸とのなす角、αは移動体の進行方向と車両
固有磁気ベクトルのなす角であり、したがって、(θ−
α)は車両固有磁気ベクトルとx軸とのなす角になる。
この時、Pは移動体が旋回したときに生じる合成ベクト
ルl1の軌跡を示す。地磁気ベクトルb1はある地域内
ではほぼ一定と考えられるので、あまりにも大きく旋回
しない限り地磁気ベクトルb1は一定とみなすことが出
来る。この時、合成ベクトルl1の大きさは、 l1=SQRT{(b1+r1・sin(θ−α))2 +(r1・cos(θ−α))2} (3) で与えられる。(ただし、SQRT(・)は(・)の平
方根を表わす。)合成ベクトルl1とx軸とのなす角を
φとすると、φは、 tanφ={b1+r1・sin(θ−α)} /{r1・cos(θ−α)} (4) で与えられる。次に図3において、移動体の進行方向
(V、V')とΔθの角度をなす方向に取り付けられた
地磁気を検出する1つの磁気検出素子の方向特性曲線
を、中心座標(a2,b2)、半径r2の円で表わし、
これをQとすると、 (x―a2)2+(y―b2)2=r22 (5) の関係となる。 ここで、a2=r2・cos(θ+Δθ) b2=r2・sin(θ+Δθ) であるので、これを(5)式に代入すると、 {x―r2・cos(θ+Δθ)}2 +{y―r2・sin(θ+Δθ)}2=r22 (6) となる。地磁気ベクトルb1と車両固有磁気ベクトルr
1との合成磁気ベクトルl1と、方向特性曲線Qとの交
点は、y=x・tanφ の式と(6)式との交点とし
て求めることが出来るから、座標の原点から交点までの
長さl2は、 l2=2r2{cos(θ+Δθ)+tanφ・sin(θ+Δθ)} /SQRT(1+tan2φ) (7) (7)式のtanφに(4)式を代入すると、 l2=2r2{r1・cos(Δθ+α)+b1・sin(θ+Δθ)} /SQRT{(r1・cos(θ―α))2 +(b1+r1・sin(θ―α))2} (8) 移動体の進行方向とΔθの角度をなすように取り付けら
れた磁気検出素子の出力lΔθは、合成磁気ベクトルl
1と、合成磁気ベクトルl1方向への磁気検出素子のゲ
イン成分との積で表わされるので、(3)式と(8)式
を用いて、 lΔθ=l1×l2 =2r2{r1・cos(Δθ+α)+b1・sin(θ+Δθ)} (9) となる。(9)式を簡単のためにr2=1と正規化すると、 lΔθ=2{r1・cos(Δθ+α)+b1・sin(θ+Δθ)} (10) が得られる。ここで、移動体の進行方向とのなす角度が
それぞれ既知である4つの磁気検出素子の出力が得られ
るならば、(10)式の未知数は、移動体の進行方向
θ、車両固有磁気ベクトルr1、車両固有磁気ベクトル
r1と移動体の進行方向のなす角α、地磁気ベクトルb
1の4つであり、(10)式は4式できるので、未知数
を求めることができる。たとえば図8に示すように、磁
気検出素子である磁気検出コイル81、82、83、8
4のうち1つの磁気検出コイル81を移動体の進行方向
と同じ方向に、すなわち、Δθ=0に取り付け、他の磁
気検出コイル82、83、84をそれぞれΔθ=45
°、Δθ=90°、Δθ=135°となるように取り付
けた場合、 l0=2{r1・cosα+b1・sinθ} l45=2{r1・cos(α+45°)+b1・sin(θ+45°)} l90=2{r1・cos(α+90°)+b1・sin(θ+90°)} l135=2{r1・cos(α+135°)+b1・sin(θ+135° )} (11) の4つの式により、4つの未知数θ、r1、α、b1を
求めることができる。上記のことから明らかなように、
本発明は、移動体を旋回させて磁気検出素子の出力の極
大値と極小値を求める必要がなく、4つの磁気検出素子
の出力を得るだけで、移動体のx軸(東)を基準にして
測定した進行方向の方位角などを得ることができる。 (11) 式を解くために、本実施の形態ではNewt
on―Raphson法を用いている。もちろん、本発
明は4つの未知数を4つの式から導き出せる手法であれ
ばこれに限定されるものではない。Newton―Ra
phson法は良く知られているのでこれについての説
明はここでは省略するが、本実施の形態では、一度求め
たθ、r1、α、b1の値をメモリに記憶させて、次の
計算時の初期値に用いるようにして計算の収束時間を短
縮している。この4つの磁気検出素子のそれぞれの出力
から4つの未知数θ、r1、α、b1を求めるNewt
on―Raphson法は、演算回路内のソフトウエア
で実行されているがこれに限定されるものではない。以
上、本発明の実施の形態を、移動体を例にして説明した
が、建物に取り付けられた回転可能なビームアンテナな
どのアンテナのビーム方向を検出する場合にも本発明は
適用できる。この場合には、θがアンテナのビーム方向
の方位角を、r1がアンテナの固有磁気ベクトル示し、
Δθはアンテナのビーム方向と磁気検出素子のなす角度
になる。また、b1は地磁気ベクトル、αはアンテナの
固有磁気ベクトルとアンテナのビーム方向とのなす角で
ある。アンテナが建物などの固定した場所に設置される
場合には、地磁気ベクトルb1はほとんど変化せず、ま
た、アンテナの固有磁気ベクトルr1も変化が小さいと
考えられるので、一旦求めたb1とr1は有効な初期値
として使用でき、計算時間を短縮することが出来る。ま
た、移動体に取り付けられた回転可能なアンテナの場合
には、地磁気ベクトルb1、アンテナの固有磁気ベクト
ルr1は変化するが、移動体の進行方向検出の場合と同
様にして、そのビーム方向を求めることができる。
いて説明する。まず、本発明にかかわる移動体または回
転体の方位測定装置の測定原理について説明する。図2
及び図3は、移動体の進行方向と、移動体の固有磁気、
地磁気の関係を示す説明図である。図2のように、東西
方向をx軸で表わし、北南方向をy軸で表わす座標系を
定める。この座標系において、Vは移動体の進行方向を
示し、b1はその移動体がいる場所の地磁気ベクトル、
r1はその移動体固有磁化による車両固有磁気ベクト
ル、l1は地磁気ベクトルb1と車両固有磁気ベクトル
r1との合成ベクトルである。さらに、θは移動体の進
行方向とx軸とのなす角、αは移動体の進行方向と車両
固有磁気ベクトルのなす角であり、したがって、(θ−
α)は車両固有磁気ベクトルとx軸とのなす角になる。
この時、Pは移動体が旋回したときに生じる合成ベクト
ルl1の軌跡を示す。地磁気ベクトルb1はある地域内
ではほぼ一定と考えられるので、あまりにも大きく旋回
しない限り地磁気ベクトルb1は一定とみなすことが出
来る。この時、合成ベクトルl1の大きさは、 l1=SQRT{(b1+r1・sin(θ−α))2 +(r1・cos(θ−α))2} (3) で与えられる。(ただし、SQRT(・)は(・)の平
方根を表わす。)合成ベクトルl1とx軸とのなす角を
φとすると、φは、 tanφ={b1+r1・sin(θ−α)} /{r1・cos(θ−α)} (4) で与えられる。次に図3において、移動体の進行方向
(V、V')とΔθの角度をなす方向に取り付けられた
地磁気を検出する1つの磁気検出素子の方向特性曲線
を、中心座標(a2,b2)、半径r2の円で表わし、
これをQとすると、 (x―a2)2+(y―b2)2=r22 (5) の関係となる。 ここで、a2=r2・cos(θ+Δθ) b2=r2・sin(θ+Δθ) であるので、これを(5)式に代入すると、 {x―r2・cos(θ+Δθ)}2 +{y―r2・sin(θ+Δθ)}2=r22 (6) となる。地磁気ベクトルb1と車両固有磁気ベクトルr
1との合成磁気ベクトルl1と、方向特性曲線Qとの交
点は、y=x・tanφ の式と(6)式との交点とし
て求めることが出来るから、座標の原点から交点までの
長さl2は、 l2=2r2{cos(θ+Δθ)+tanφ・sin(θ+Δθ)} /SQRT(1+tan2φ) (7) (7)式のtanφに(4)式を代入すると、 l2=2r2{r1・cos(Δθ+α)+b1・sin(θ+Δθ)} /SQRT{(r1・cos(θ―α))2 +(b1+r1・sin(θ―α))2} (8) 移動体の進行方向とΔθの角度をなすように取り付けら
れた磁気検出素子の出力lΔθは、合成磁気ベクトルl
1と、合成磁気ベクトルl1方向への磁気検出素子のゲ
イン成分との積で表わされるので、(3)式と(8)式
を用いて、 lΔθ=l1×l2 =2r2{r1・cos(Δθ+α)+b1・sin(θ+Δθ)} (9) となる。(9)式を簡単のためにr2=1と正規化すると、 lΔθ=2{r1・cos(Δθ+α)+b1・sin(θ+Δθ)} (10) が得られる。ここで、移動体の進行方向とのなす角度が
それぞれ既知である4つの磁気検出素子の出力が得られ
るならば、(10)式の未知数は、移動体の進行方向
θ、車両固有磁気ベクトルr1、車両固有磁気ベクトル
r1と移動体の進行方向のなす角α、地磁気ベクトルb
1の4つであり、(10)式は4式できるので、未知数
を求めることができる。たとえば図8に示すように、磁
気検出素子である磁気検出コイル81、82、83、8
4のうち1つの磁気検出コイル81を移動体の進行方向
と同じ方向に、すなわち、Δθ=0に取り付け、他の磁
気検出コイル82、83、84をそれぞれΔθ=45
°、Δθ=90°、Δθ=135°となるように取り付
けた場合、 l0=2{r1・cosα+b1・sinθ} l45=2{r1・cos(α+45°)+b1・sin(θ+45°)} l90=2{r1・cos(α+90°)+b1・sin(θ+90°)} l135=2{r1・cos(α+135°)+b1・sin(θ+135° )} (11) の4つの式により、4つの未知数θ、r1、α、b1を
求めることができる。上記のことから明らかなように、
本発明は、移動体を旋回させて磁気検出素子の出力の極
大値と極小値を求める必要がなく、4つの磁気検出素子
の出力を得るだけで、移動体のx軸(東)を基準にして
測定した進行方向の方位角などを得ることができる。 (11) 式を解くために、本実施の形態ではNewt
on―Raphson法を用いている。もちろん、本発
明は4つの未知数を4つの式から導き出せる手法であれ
ばこれに限定されるものではない。Newton―Ra
phson法は良く知られているのでこれについての説
明はここでは省略するが、本実施の形態では、一度求め
たθ、r1、α、b1の値をメモリに記憶させて、次の
計算時の初期値に用いるようにして計算の収束時間を短
縮している。この4つの磁気検出素子のそれぞれの出力
から4つの未知数θ、r1、α、b1を求めるNewt
on―Raphson法は、演算回路内のソフトウエア
で実行されているがこれに限定されるものではない。以
上、本発明の実施の形態を、移動体を例にして説明した
が、建物に取り付けられた回転可能なビームアンテナな
どのアンテナのビーム方向を検出する場合にも本発明は
適用できる。この場合には、θがアンテナのビーム方向
の方位角を、r1がアンテナの固有磁気ベクトル示し、
Δθはアンテナのビーム方向と磁気検出素子のなす角度
になる。また、b1は地磁気ベクトル、αはアンテナの
固有磁気ベクトルとアンテナのビーム方向とのなす角で
ある。アンテナが建物などの固定した場所に設置される
場合には、地磁気ベクトルb1はほとんど変化せず、ま
た、アンテナの固有磁気ベクトルr1も変化が小さいと
考えられるので、一旦求めたb1とr1は有効な初期値
として使用でき、計算時間を短縮することが出来る。ま
た、移動体に取り付けられた回転可能なアンテナの場合
には、地磁気ベクトルb1、アンテナの固有磁気ベクト
ルr1は変化するが、移動体の進行方向検出の場合と同
様にして、そのビーム方向を求めることができる。
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。図1は、移動体や回転体に載置される方位測定装
置の構成を示す回路ブロック図である。図1において、
地磁気の水平成分を検出する磁気センサ2は車両(図示
せず)の進行方向における地磁気の水平成分を検出する
ように載置され、図1に示すように4つの磁気検出コイ
ル11a、11b、11c、11dと、これらの磁気検
出コイル11を励振するドライブコイル12を有してい
る。そして、このドライブコイル12に周波数fの交流
信号を生成する発振器1の発振出力が供給されるように
なっている。また、磁気検出コイル11の検出出力は、
4つの増幅器4a、4b、4c、4dを介して4つの位
相検波器5a、5b、5c、5dに入力される。位相検
波器5には、発振器1の発振出力を逓倍し、周波数2f
の周波数の交流信号に変換する逓倍器3の出力信号がそ
れぞれ入力されるようになっており、この逓倍器3の出
力信号に基づいて位相検波器5では増幅器4より入力さ
れる磁気センサ2の4つの検出出力が位相検波され、そ
の4つの出力信号は制御回路10に入力されるようにな
っている。そして、上記磁気検出コイル11、ドライブ
コイル12、発振器1、増幅器4、位相検波器5並びに
逓倍器3にて、1つの磁気検出手段が構成されている。
磁気検出コイル11は、たとえば図8に示すように互い
に45度の角度をなすように取り付けられているとす
る。したがって、1つの磁気検出コイルを移動体の進行
方向に一致させて取り付けると、(11)式に示すよう
なl0、l45、l90、l135に対応する出力が増
幅器4、位相検波器5を介して得られる。制御回路10
は、入力されたデータl0、l45、l90、l135
に基づいて(11)式を解き、移動体の進行方向の方位
を算出する演算回路6と演算回路6が出力する方位デー
タを地図上の方位データに修正する方向決定回路7とを
有している。方向決定回路7を演算回路6に含めて構成
してもよいことはいうまでもない。方向決定回路7の出
力はカーナビゲータ9などに入力され、その表示手段で
あるディスプレイにて移動体の運転・操縦者に知らされ
る。演算回路6は、A/D変換機能を有するCPU(図
示せず)とメモリ(図示せず)を持ち、位相検波器5を
介して入力された磁気検出コイル11の出力情報l0、
l45、l90、l135をA/D変換した後、A/D
変換されたデータを用いて(11)式をNewton―
Raphson法などのプログラムによって解き、移動
体の進行方向の方位データθ、車両固有磁気r1、車両
固有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角α、
地磁気b1を求めている。これらの求められたデータ
θ、r1、α、b1はメモリに格納され、次回の(1
1)式の演算の初期値として用いられる。地磁気b1、
車両固有磁気r1および車両固有磁気ベクトルr1と移
動体の進行方向のなす角αは急に大きく変化するもので
はないので、上記のように求めたデータを次回の演算の
初期値として使用することは(11)式の演算収束時間
を短縮することに有効である。本実施例では、さらに、
移動体の進行方向の方位データθ、車両固有磁気r1、
車両固有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角
α、地磁気b1のうち任意のデータを初期値として演算
回路6に入力するためのキーボードなどの入力手段8を
設けている。たとえば、移動体の進行方向の方位θは、
地図を見ればおおよそどの方向に向かっているかを容易
に知ることができるので、初期値として入力手段8から
予め入力しておくと(11)式の演算収束時間が短縮さ
れる。また、地磁気b1の値は理科年表などで知ること
ができるので、日本の平均的な地磁気の値を装置出荷前
にメーカが予め不揮発性メモリなどに入れておくように
することができる。このようにすれば、不適切な初期値
を与えることがないので、演算時間の短縮化を図ること
ができる。さらにまた、本実施例では運転・操縦者のハ
ンドル14の操作を検出するハンドル操作検出回路13
を有しており、ハンドル操作検出回路13の出力は演算
回路6に入力されている。ハンドル操作検出回路13
は、一定時間内のハンドル操作の回転角を検出するもの
であって、オプティカルエンコーダなどの光学的な検出
手段、回転角を抵抗値や電圧値などで検出する電気的な
検出手段など上記の出力を得られるものであればなんで
もよい。ハンドル操作検出手段13は次の場合に有効性
を示す。たとえば、移動体が踏み切りなどで停車してい
る場合、電車が移動体のすぐ前を通過中または通過直後
の磁気検出コイル11からの出力は比較的大きく影響を
受ける。このような場合、影響を受けたデータl0、l
45、l90、l135を用いて(11)式を計算する
と、誤ったデータθ、r1、b1、αが求まってしま
う。ハンドル操作検出回路13は、所定の時間内にハン
ドルを所定の回転量以上大きくハンドル14を操作した
かどうかを検出し、所定の回転量以下のハンドル操作で
あって、かつ移動体の進行方向の方位が大きく変化した
場合には、メモリに記憶してある前回の方位データを出
力するようにしている。もちろん、電車などが発生する
外乱磁界がなくなった後は、通常どおり移動体の進行方
向の方位データθ、車両固有磁気r1、車両固有磁気ベ
クトルr1と移動体の進行方向のなす角α、地磁気b1
を得ることができる。外乱磁界がなくなった後でも、外
乱磁界の影響で、車両固有磁気ベクトルr1や、車両固
有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角αなど
が以前とは異なる値に変化してしまうことがある。この
ような場合にも、4つの磁気検出コイルからの出力値に
基づいて、新しい移動体の進行方向の方位データθ、車
両固有磁気r1、車両固有磁気ベクトルr1と移動体の
進行方向のなす角α、地磁気b1を得ることができるの
で、本発明の移動体または回転体の方位測定装置は問題
なく対処できる。上記のように、本発明の移動体の方位
測定装置は、地磁気ベクトルb1や、車両固有磁気ベク
トルr1や、車両固有磁気ベクトルr1と移動体の進行
方向のなす角αが変化しても正確に移動体の進行方向の
方位を測定できるので、有人・無人の移動体の自動操縦
にも適用できる。たとえば、移動体の走行距離を測定す
る走行距離検出手段と本発明の移動体の方位測定装置具
備した車両において、走行距離と進行方向を道路などに
沿って予め細かく設定しておき、車両が走行中に常時進
行方向と走行距離を求めて、予め設定した走行距離と進
行方向とに一致させるように車両の走行を制御すれば、
移動体の自動操縦が可能になる。これは、地磁気ベクト
ルb1や、車両固有磁気ベクトルr1や、車両固有磁気
ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角αが変化して
も正確に移動体の進行方向の方位を測定できる本発明を
適用するから可能となるのである。次に本発明の移動体
または回転体の方位測定装置を、回転可能なアンテナに
適用したビームアンテナの方向制御装置を実施例を図4
に基づいて説明する。本実施例のビームアンテナ方向制
御装置は、アンテナ41、4個の磁気検出コイルを含み
アンテナ41に取り付けられた磁気センサ42、アンテ
ナ41を回転するモータ43、磁気センサ42の出力を
アンテナ41の方向に対応する電気信号にして出力する
フラックスゲート磁力計の電子回路部分等で構成される
磁気測定手段44、磁気測定手段44の出力をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器45、A/D変換器45
の出力を受けて現在のアンテナ41のビーム方向を決定
し、アンテナ41を所定の方向に設定するための制御信
号を出力する演算処理装置46、演算処理装置46が出
力するモータ43に対するモータ制御信号40を受け、
モータ43を駆動する信号を出力するモータ駆動回路5
0、および演算処理装置46に指示を与えるためのキー
ボード48から構成されている。演算処理装置46は、
例えばパソコンなどで構成されており、その場合には、
CRTなどの表示装置47及びフロッピードライブやハ
ードディスクドライブ装置などの記憶装置49がその周
辺装置として接続されている。アンテナ41の現在のビ
ーム方向の検出は、発明の実施の形態および移動体の方
位測定装置の実施例で述べたものと同様の動作で検出さ
れる。すなわち、磁気センサ42内の4個の磁気検出コ
イルで検出されたl0、l45、l90、l135に対
応するデータを磁気測定手段44で電気信号にして出力
し、それをA/D変換器45でディジタル信号に変換し
て方位決定データl0、l45、l90、l135と
し、演算処理装置46に入力する。ここで磁気測定手段
44の出力は、図1の位相検波器4の出力に相当する。
演算処理装置46は、方位決定データl0、l45、l
90、l135に基づいて(11)式からビームアンテ
ナのビーム方向の方位データθ、アンテナ体固有磁気ベ
クトルr1、アンテナ体固有磁気ベクトルr1とビーム
アンテナのビーム方向とのなす角α、地磁気b1を求め
るNewton―Raphson法のプログラムを格納
している。求められた現在のアンテナビームの方位角Q
を演算処理装置46の記憶部(図示せず)に格納する。
所望の方向にアンテナ41を向ける場合には、キーボー
ド48から所望の方位角Pを入力する。演算処理装置4
6は入力された方位角Pと現在のアンテナの方位角Qと
を比較し、その方位角間の差が無くなるようにモータ制
御信号40を出力する。本実施例の場合のモータ駆動回
路50は、モータ制御信号40により半導体リレーのオ
ン・オフを制御して、モータ用電源の電流のモータ43
への印加をコントロールしている。このようにしてアン
テナ41を回転させるとともに、演算処理装置46は、
回転中のアンテナ41の方位角Qを順次求め、所望の方
位角Pとその都度比較して、新しいモータ制御信号40
を出力する。そして、所望の方位角Pと現在の方位角Q
との間に差が無くなったとき、またはその差が所定以上
に小さくなったときにモータを止めるように制御してい
る。もちろん、モータの種類によって、演算処理装置4
6が出力するモータ制御信号40は変わる。例えば、モ
ータ駆動信号のパルス数やパルス幅によって回転が制御
されるモータの場合は、所望の方位角Pと現在のアンテ
ナ41の方位角Qの差によって決められる回転角度に対
応するパルス数やパルス幅をモータ制御信号40として
1回与えるだけで良い。また、本実施例の演算処理装置
46は、所望の方位角Pと現在の方位角Qとの差が正
か、負かを判断し、アンテナ41を右に回すか、左に回
すかを決定している。ビームアンテナなどのアンテナ体
が建物に固定されている場合は、地磁気ベクトルb1の
変化は少なく、また外乱磁界による影響がなければアン
テナ体固有磁気ベクトルr1、アンテナ体固有磁気ベク
トルr1とビームアンテナのビーム方向とのなす角αも
変化が小さいと考えられる。したがって、求めたb1、
r1、αを演算処理装置46内の記憶部にその都度また
は適当なタイミングで格納して、次回からの演算の初期
値として使用すれば、アンテナのビーム方向の方位デー
タθを求めるときの収束時間が極めて短縮される。本発
明では、移動体の進行方向または回転体の指示方向θ、
移動体または回転体固有磁気ベクトルr1、移動体また
は回転体固有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向また
は回転体の指示方向とのなす角α、地磁気ベクトルb1
の4つの情報が求まるが、これをすべて出力する必要は
なく、必要な情報を出力すればよい。上記の実施例で
は、磁気検出素子に磁気検出コイルを用いたが、半導体
磁気検出素子などを用いて構成してもよいし、また4個
以上の磁気検出素子でも良いことはいうまでもない。
する。図1は、移動体や回転体に載置される方位測定装
置の構成を示す回路ブロック図である。図1において、
地磁気の水平成分を検出する磁気センサ2は車両(図示
せず)の進行方向における地磁気の水平成分を検出する
ように載置され、図1に示すように4つの磁気検出コイ
ル11a、11b、11c、11dと、これらの磁気検
出コイル11を励振するドライブコイル12を有してい
る。そして、このドライブコイル12に周波数fの交流
信号を生成する発振器1の発振出力が供給されるように
なっている。また、磁気検出コイル11の検出出力は、
4つの増幅器4a、4b、4c、4dを介して4つの位
相検波器5a、5b、5c、5dに入力される。位相検
波器5には、発振器1の発振出力を逓倍し、周波数2f
の周波数の交流信号に変換する逓倍器3の出力信号がそ
れぞれ入力されるようになっており、この逓倍器3の出
力信号に基づいて位相検波器5では増幅器4より入力さ
れる磁気センサ2の4つの検出出力が位相検波され、そ
の4つの出力信号は制御回路10に入力されるようにな
っている。そして、上記磁気検出コイル11、ドライブ
コイル12、発振器1、増幅器4、位相検波器5並びに
逓倍器3にて、1つの磁気検出手段が構成されている。
磁気検出コイル11は、たとえば図8に示すように互い
に45度の角度をなすように取り付けられているとす
る。したがって、1つの磁気検出コイルを移動体の進行
方向に一致させて取り付けると、(11)式に示すよう
なl0、l45、l90、l135に対応する出力が増
幅器4、位相検波器5を介して得られる。制御回路10
は、入力されたデータl0、l45、l90、l135
に基づいて(11)式を解き、移動体の進行方向の方位
を算出する演算回路6と演算回路6が出力する方位デー
タを地図上の方位データに修正する方向決定回路7とを
有している。方向決定回路7を演算回路6に含めて構成
してもよいことはいうまでもない。方向決定回路7の出
力はカーナビゲータ9などに入力され、その表示手段で
あるディスプレイにて移動体の運転・操縦者に知らされ
る。演算回路6は、A/D変換機能を有するCPU(図
示せず)とメモリ(図示せず)を持ち、位相検波器5を
介して入力された磁気検出コイル11の出力情報l0、
l45、l90、l135をA/D変換した後、A/D
変換されたデータを用いて(11)式をNewton―
Raphson法などのプログラムによって解き、移動
体の進行方向の方位データθ、車両固有磁気r1、車両
固有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角α、
地磁気b1を求めている。これらの求められたデータ
θ、r1、α、b1はメモリに格納され、次回の(1
1)式の演算の初期値として用いられる。地磁気b1、
車両固有磁気r1および車両固有磁気ベクトルr1と移
動体の進行方向のなす角αは急に大きく変化するもので
はないので、上記のように求めたデータを次回の演算の
初期値として使用することは(11)式の演算収束時間
を短縮することに有効である。本実施例では、さらに、
移動体の進行方向の方位データθ、車両固有磁気r1、
車両固有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角
α、地磁気b1のうち任意のデータを初期値として演算
回路6に入力するためのキーボードなどの入力手段8を
設けている。たとえば、移動体の進行方向の方位θは、
地図を見ればおおよそどの方向に向かっているかを容易
に知ることができるので、初期値として入力手段8から
予め入力しておくと(11)式の演算収束時間が短縮さ
れる。また、地磁気b1の値は理科年表などで知ること
ができるので、日本の平均的な地磁気の値を装置出荷前
にメーカが予め不揮発性メモリなどに入れておくように
することができる。このようにすれば、不適切な初期値
を与えることがないので、演算時間の短縮化を図ること
ができる。さらにまた、本実施例では運転・操縦者のハ
ンドル14の操作を検出するハンドル操作検出回路13
を有しており、ハンドル操作検出回路13の出力は演算
回路6に入力されている。ハンドル操作検出回路13
は、一定時間内のハンドル操作の回転角を検出するもの
であって、オプティカルエンコーダなどの光学的な検出
手段、回転角を抵抗値や電圧値などで検出する電気的な
検出手段など上記の出力を得られるものであればなんで
もよい。ハンドル操作検出手段13は次の場合に有効性
を示す。たとえば、移動体が踏み切りなどで停車してい
る場合、電車が移動体のすぐ前を通過中または通過直後
の磁気検出コイル11からの出力は比較的大きく影響を
受ける。このような場合、影響を受けたデータl0、l
45、l90、l135を用いて(11)式を計算する
と、誤ったデータθ、r1、b1、αが求まってしま
う。ハンドル操作検出回路13は、所定の時間内にハン
ドルを所定の回転量以上大きくハンドル14を操作した
かどうかを検出し、所定の回転量以下のハンドル操作で
あって、かつ移動体の進行方向の方位が大きく変化した
場合には、メモリに記憶してある前回の方位データを出
力するようにしている。もちろん、電車などが発生する
外乱磁界がなくなった後は、通常どおり移動体の進行方
向の方位データθ、車両固有磁気r1、車両固有磁気ベ
クトルr1と移動体の進行方向のなす角α、地磁気b1
を得ることができる。外乱磁界がなくなった後でも、外
乱磁界の影響で、車両固有磁気ベクトルr1や、車両固
有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角αなど
が以前とは異なる値に変化してしまうことがある。この
ような場合にも、4つの磁気検出コイルからの出力値に
基づいて、新しい移動体の進行方向の方位データθ、車
両固有磁気r1、車両固有磁気ベクトルr1と移動体の
進行方向のなす角α、地磁気b1を得ることができるの
で、本発明の移動体または回転体の方位測定装置は問題
なく対処できる。上記のように、本発明の移動体の方位
測定装置は、地磁気ベクトルb1や、車両固有磁気ベク
トルr1や、車両固有磁気ベクトルr1と移動体の進行
方向のなす角αが変化しても正確に移動体の進行方向の
方位を測定できるので、有人・無人の移動体の自動操縦
にも適用できる。たとえば、移動体の走行距離を測定す
る走行距離検出手段と本発明の移動体の方位測定装置具
備した車両において、走行距離と進行方向を道路などに
沿って予め細かく設定しておき、車両が走行中に常時進
行方向と走行距離を求めて、予め設定した走行距離と進
行方向とに一致させるように車両の走行を制御すれば、
移動体の自動操縦が可能になる。これは、地磁気ベクト
ルb1や、車両固有磁気ベクトルr1や、車両固有磁気
ベクトルr1と移動体の進行方向のなす角αが変化して
も正確に移動体の進行方向の方位を測定できる本発明を
適用するから可能となるのである。次に本発明の移動体
または回転体の方位測定装置を、回転可能なアンテナに
適用したビームアンテナの方向制御装置を実施例を図4
に基づいて説明する。本実施例のビームアンテナ方向制
御装置は、アンテナ41、4個の磁気検出コイルを含み
アンテナ41に取り付けられた磁気センサ42、アンテ
ナ41を回転するモータ43、磁気センサ42の出力を
アンテナ41の方向に対応する電気信号にして出力する
フラックスゲート磁力計の電子回路部分等で構成される
磁気測定手段44、磁気測定手段44の出力をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器45、A/D変換器45
の出力を受けて現在のアンテナ41のビーム方向を決定
し、アンテナ41を所定の方向に設定するための制御信
号を出力する演算処理装置46、演算処理装置46が出
力するモータ43に対するモータ制御信号40を受け、
モータ43を駆動する信号を出力するモータ駆動回路5
0、および演算処理装置46に指示を与えるためのキー
ボード48から構成されている。演算処理装置46は、
例えばパソコンなどで構成されており、その場合には、
CRTなどの表示装置47及びフロッピードライブやハ
ードディスクドライブ装置などの記憶装置49がその周
辺装置として接続されている。アンテナ41の現在のビ
ーム方向の検出は、発明の実施の形態および移動体の方
位測定装置の実施例で述べたものと同様の動作で検出さ
れる。すなわち、磁気センサ42内の4個の磁気検出コ
イルで検出されたl0、l45、l90、l135に対
応するデータを磁気測定手段44で電気信号にして出力
し、それをA/D変換器45でディジタル信号に変換し
て方位決定データl0、l45、l90、l135と
し、演算処理装置46に入力する。ここで磁気測定手段
44の出力は、図1の位相検波器4の出力に相当する。
演算処理装置46は、方位決定データl0、l45、l
90、l135に基づいて(11)式からビームアンテ
ナのビーム方向の方位データθ、アンテナ体固有磁気ベ
クトルr1、アンテナ体固有磁気ベクトルr1とビーム
アンテナのビーム方向とのなす角α、地磁気b1を求め
るNewton―Raphson法のプログラムを格納
している。求められた現在のアンテナビームの方位角Q
を演算処理装置46の記憶部(図示せず)に格納する。
所望の方向にアンテナ41を向ける場合には、キーボー
ド48から所望の方位角Pを入力する。演算処理装置4
6は入力された方位角Pと現在のアンテナの方位角Qと
を比較し、その方位角間の差が無くなるようにモータ制
御信号40を出力する。本実施例の場合のモータ駆動回
路50は、モータ制御信号40により半導体リレーのオ
ン・オフを制御して、モータ用電源の電流のモータ43
への印加をコントロールしている。このようにしてアン
テナ41を回転させるとともに、演算処理装置46は、
回転中のアンテナ41の方位角Qを順次求め、所望の方
位角Pとその都度比較して、新しいモータ制御信号40
を出力する。そして、所望の方位角Pと現在の方位角Q
との間に差が無くなったとき、またはその差が所定以上
に小さくなったときにモータを止めるように制御してい
る。もちろん、モータの種類によって、演算処理装置4
6が出力するモータ制御信号40は変わる。例えば、モ
ータ駆動信号のパルス数やパルス幅によって回転が制御
されるモータの場合は、所望の方位角Pと現在のアンテ
ナ41の方位角Qの差によって決められる回転角度に対
応するパルス数やパルス幅をモータ制御信号40として
1回与えるだけで良い。また、本実施例の演算処理装置
46は、所望の方位角Pと現在の方位角Qとの差が正
か、負かを判断し、アンテナ41を右に回すか、左に回
すかを決定している。ビームアンテナなどのアンテナ体
が建物に固定されている場合は、地磁気ベクトルb1の
変化は少なく、また外乱磁界による影響がなければアン
テナ体固有磁気ベクトルr1、アンテナ体固有磁気ベク
トルr1とビームアンテナのビーム方向とのなす角αも
変化が小さいと考えられる。したがって、求めたb1、
r1、αを演算処理装置46内の記憶部にその都度また
は適当なタイミングで格納して、次回からの演算の初期
値として使用すれば、アンテナのビーム方向の方位デー
タθを求めるときの収束時間が極めて短縮される。本発
明では、移動体の進行方向または回転体の指示方向θ、
移動体または回転体固有磁気ベクトルr1、移動体また
は回転体固有磁気ベクトルr1と移動体の進行方向また
は回転体の指示方向とのなす角α、地磁気ベクトルb1
の4つの情報が求まるが、これをすべて出力する必要は
なく、必要な情報を出力すればよい。上記の実施例で
は、磁気検出素子に磁気検出コイルを用いたが、半導体
磁気検出素子などを用いて構成してもよいし、また4個
以上の磁気検出素子でも良いことはいうまでもない。
【発明の効果】以上のように、本発明の移動体または回
転体の方位測定装置は、移動体または回転体に取り付け
られ、互いになす角度が既知である4つの磁気検出素子
の出力を用いて、移動体または回転体を360度旋回ま
たは回転する必要がなく、簡単かつ高精度で、移動体の
進行方向の方位または回転体の指示方向の方位、および
移動体または回転体の固有磁気ベクトル、地磁気、移動
体または回転体の固有磁気ベクトルと移動体の進行方向
または回転体の指示方向とのなす角を求めることができ
る。さらに、本発明の移動体または回転体の方位測定装
置は、移動体または回転体の固有磁気ベクトル、地磁
気、移動体または回転体の固有磁気ベクトルと移動体の
進行方向または回転体の指示方向とのなす角が変化した
場合も正確に移動体の進行方向の方位または回転体の指
示方向を正確に求めることができるという効果がある。
転体の方位測定装置は、移動体または回転体に取り付け
られ、互いになす角度が既知である4つの磁気検出素子
の出力を用いて、移動体または回転体を360度旋回ま
たは回転する必要がなく、簡単かつ高精度で、移動体の
進行方向の方位または回転体の指示方向の方位、および
移動体または回転体の固有磁気ベクトル、地磁気、移動
体または回転体の固有磁気ベクトルと移動体の進行方向
または回転体の指示方向とのなす角を求めることができ
る。さらに、本発明の移動体または回転体の方位測定装
置は、移動体または回転体の固有磁気ベクトル、地磁
気、移動体または回転体の固有磁気ベクトルと移動体の
進行方向または回転体の指示方向とのなす角が変化した
場合も正確に移動体の進行方向の方位または回転体の指
示方向を正確に求めることができるという効果がある。
【図1】本発明の移動体または回転体の方位測定装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】移動体の進行方向と、移動体の固有磁気、地磁
気の関係を示す説明図である。
気の関係を示す説明図である。
【図3】移動体の進行方向と、移動体の固有磁気、地磁
気及び磁気検出素子の特性曲線の関係を示す説明図であ
る。
気及び磁気検出素子の特性曲線の関係を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の移動体または回転体の方位測定装置を
ビームアンテナの方向制御装置に適用した場合の一実施
例を説明する構成図である。
ビームアンテナの方向制御装置に適用した場合の一実施
例を説明する構成図である。
【図5】従来の移動体または回転体の方位測定装置の構
成を説明するブロック図である。
成を説明するブロック図である。
【図6】従来の移動体または回転体の方位測定装置の磁
気検出素子から得られる信号の説明図である。
気検出素子から得られる信号の説明図である。
【図7】従来の移動体方位測定装置を車両に搭載した様
子を示す説明図である。
子を示す説明図である。
【図8】本発明の移動体または回転体の方位測定装置に
用いる磁気検出コイルの構成を示す説明図である。
用いる磁気検出コイルの構成を示す説明図である。
1、 51 発振器 2、 52 磁気センサ 3、53 逓倍器 4a,4b、4c、4d、54 増幅器 5a、5b、5c、5d、55 位相検出器 6、56 演算回路 7 方向決定回路 8 入力手段 9 カーナビゲータ 10、60制御回路 11a,11b、11c、11d、61 磁気検出コイ
ル 12、62 ドライブコイル 13 ハンドル操作検出回路 14 ハンドル 40 モータ制御信号 41 アンテナ 42 磁気センサ 43 モータ 44 磁気測定手段 45 A/D変換器 46 演算処理装置 47 表示装置 48 キーボード 49 記憶装置 50 モータ駆動回路 57 方向判定回路 71 車両 81、82、83、84 磁気検出コイル
ル 12、62 ドライブコイル 13 ハンドル操作検出回路 14 ハンドル 40 モータ制御信号 41 アンテナ 42 磁気センサ 43 モータ 44 磁気測定手段 45 A/D変換器 46 演算処理装置 47 表示装置 48 キーボード 49 記憶装置 50 モータ駆動回路 57 方向判定回路 71 車両 81、82、83、84 磁気検出コイル
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに任意の角度をなすように移動体ま
たは回転体に固設され、地磁気の水平成分を検出する4
個の磁気検出素子と、該4個の磁気検出素子により出力
された信号に基づき、前記移動体または回転体の方向を
算出する演算手段とから構成されたことを特徴とする移
動体または回転体の方位測定装置。 - 【請求項2】 前記演算手段は、移動体または回転体の
方向情報、移動体または回転体の固有磁気情報、移動体
または回転体の方向と移動体または回転体の固有磁気方
向とのなす角度情報、および移動体または回転体がある
場所の地磁気情報のうち、少なくとも1つの情報を出力
することを特徴とする請求項1に記載の移動体または回
転体の方位測定装置。 - 【請求項3】 前記演算手段は、前記4個の磁気検出素
子の出力l1、l2、l3およびl4を用いて、下記の
式に基づき、移動体または回転体の方向情報θ、移動体
または回転体の固有磁気情報r1、移動体または回転体
の方向と移動体または回転体の固有磁気方向とのなす角
度情報α、および移動体または回転体がある場所の地磁
気情報b1を得るための演算処理部を有し、前記θ、r
1、α、b1のうち、少なくとも1つの情報を出力する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の移動体また
は回転体の方位測定装置。 li=2{r1cos(Δθi+α)+b1sin(θ+
Δθi)} (ただし、i=1、2、3、4;Δθiは、移動体の進
行方向または回転体の指示方向と各磁気検出素子とのな
す角度) - 【請求項4】 前記移動体の方位測定装置は、さらに、
前記演算処理部で得られた前記データθ、r1、α、b
1を保持する記憶部と、ハンドル操作によるハンドル回
転角度情報を検出するハンドル操作検出手段とを有し、
所定以内のハンドル回転角度である場合には、前回得ら
れた移動体または回転体の方向情報θを前記記憶部から
読み出して出力することを特徴とする請求項3に記載の
移動体の方位測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13016397A JPH10318752A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 移動体または回転体の方位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13016397A JPH10318752A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 移動体または回転体の方位測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318752A true JPH10318752A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15027523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13016397A Pending JPH10318752A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 移動体または回転体の方位測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318752A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007304105A (ja) * | 2003-11-11 | 2007-11-22 | Samsung Electronics Co Ltd | 傾斜している環境で方位角測定の可能なフラックスゲート地磁気センサー及びその測定方法 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP13016397A patent/JPH10318752A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007304105A (ja) * | 2003-11-11 | 2007-11-22 | Samsung Electronics Co Ltd | 傾斜している環境で方位角測定の可能なフラックスゲート地磁気センサー及びその測定方法 |
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