JPH1031972A - 直流高圧放電ランプ、直流高圧放電ランプ装置および画像投射装置 - Google Patents

直流高圧放電ランプ、直流高圧放電ランプ装置および画像投射装置

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JPH1031972A
JPH1031972A JP8206544A JP20654496A JPH1031972A JP H1031972 A JPH1031972 A JP H1031972A JP 8206544 A JP8206544 A JP 8206544A JP 20654496 A JP20654496 A JP 20654496A JP H1031972 A JPH1031972 A JP H1031972A
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JP
Japan
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discharge lamp
pressure discharge
anode
direct
cathode
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Application number
JP8206544A
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English (en)
Inventor
Nanao Murase
七生 村瀬
Yasuhiro Iwato
泰博 岩藤
Hiromichi Kawashima
弘道 川島
Ichirou Tanaka
以知郎 田中
Mamoru Furuya
守 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スクリーン投射時にその周辺部の赤味が軽減さ
れ、したがって画面の品位の高い直流高圧放電ランプ、
これを用いた頂句流高圧放電ランプ装置および画像投射
装置を提供する。 【解決手段】放電媒体としてジスプロシウムDyおよび
ネオジムNdの少なくとも一種を含む金属のハロゲン化
物、水銀および希ガスを封入した耐火性にして透光性で
あり、チップ部を備えた気密容器内において、互いに短
い距離を隔てて陽極と陰極を対向させ、かつ陽極に対し
て陰極をチップ部側に偏位させて封着した。本発明の直
流高圧放電ランプを用いた画像投射装置は、ランプの陰
極先端近傍における特に赤味の強い発光によるスクリー
ンの周辺部の赤味が軽減され、スクリーンの品位を向上
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流で点灯する直流
高圧放電ランプ、これを用いた直流高圧放電ランプ装置
および画像投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタやオーバーヘッドプロ
ジェクタなどの光源として短アーク形で、ジスプロシウ
ムDyおよびネオジムNdの少なくとも一種を含む金属
のハロゲン化物を放電媒体として封入したメタルハライ
ドランプがその優れた発光性能のために使用されるよう
になった。当初これらの用途に使用されるメタルハライ
ドランプは交流で点灯される形式のものであった。近
時、このような用途のメタルハライドランプをさらに長
寿命にしたいとの要求に対して直流点灯がこれに応え得
ることが分かったために、この種用途においては直流点
灯方式の高圧放電ランプが急速に浸透しつつある。
【0003】交流点灯形の高圧放電ランプは、正負半サ
イクルごとに一対の電極がともに陰極および陽極として
交互に作動する関係で、一対の電極は同一構造である。
【0004】これに対して、直流点灯方式の高圧放電ラ
ンプすなわち直流高圧放電ランプは、一方の電極が陰極
となれば、他方の電極は陽極として作動し、その役割は
終始不変である。陽極は電子衝突などに伴う昇温によっ
てランプが短寿命になったり、特性が悪化するのを避け
るために、陰極に比べて大形に形成されている。
【0005】また、この種高圧放電ランプは、回転放物
面、回転楕円面、球面またはこれらの適当な組合せ曲面
を備えた反射鏡の中心軸にランプ軸をほぼ一致させて配
設される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、直流高圧放電
ランプは、光学系を介してスクリーンに投射したときに
所要の特性が得られない問題が発生することがある。す
なわち、直流点灯方式独特の特性として、点灯時の正負
の極性に伴い封入物(正、負イオン)の分離いわゆるカ
タホリシス現象が生じることにより、アーク中に発光む
らが生じ、それがスクリーン上の色むらおよび照度むら
につながる。その中でもジスプロシウムDyおよびネオ
ジムNdの少なくとも一種を放電媒体として含む場合、
陰極先端近傍に特に赤味の強い発光がカタホリシスによ
り生じ、これがスクリーン上に投射したときに、周辺部
の赤味となり、画面の品位を下げる結果となっている。
【0007】本発明は、スクリーン投射時にその周辺部
の赤味が軽減され、したがって画面の品位の高い直流高
圧放電ランプ、これを用いた直流高圧放電ランプ装置お
よび画像投射装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の直流高
圧放電ランプは、耐火性にして透光性であり、チップ部
を備えた気密容器と;気密容器内において互いに短い距
離を隔てて対向して封着された陽極および陽極に対して
チップ部側に偏位した陰極と;気密容器内に封入したジ
スプロシウムDyおよびネオジムNdの少なくとも一種
を含む金属のハロゲン化物、希ガスおよび水銀を含む放
電媒体と;を具備していることを特徴としている。
【0009】本発明および以下の請求項の各発明におい
て、用語の定義および技術的意味は特に指定しない限り
次による。
【0010】気密容器の耐火性とは、放電ランプの通常
の作動温度に十分耐え得る材料からなることをいう。ま
た、透光性とは、気密容器内の放電によって発生した光
を有効に外部に導出することができる程度の光透過率を
有していればよい。石英ガラス、透光性セラミックスお
よびアルミナ、YAGなどの単結晶体などの材料で形成
されていることを許容する。また、必要に応じて放電媒
体と気密容器との反応を阻止するために、気密容器の内
面に化学的に安定な物質の薄膜を被着、置換などの方法
によって形成することができる。しかしながら、高圧放
電ランプの場合、気密容器の材料として石英ガラスは最
も実際的であり、気密容器を工業的規模で提供するのに
適している。
【0011】気密容器は、発光部を包囲するバルブ部が
球形、回転楕円面または紡錘形などの形状に形成され、
要すれば両端に電極を気密に、かつ機械的に支持するた
めの封止部を突出形成し、さらにバルブ部の側面にチッ
プ部を備えている。このチップ部は、最初は細管であっ
て、この細管を通じて気密容器内部を排気し、また内部
に放電媒体を封入するために形成され、所要の放電媒体
を封入した後に細管をチップオフして除去することによ
って形成される。
【0012】陽極および陰極は、耐火性金属であれば特
別の材料に限定されないが、タングステンが最も適して
いる。両電極間の距離が短いとは、いわゆる短アークす
なわち電極安定形の放電になるように適当な距離に設定
されていればよいという意味である。
【0013】陽極は、電子が衝突して加熱されるので、
熱容量を大きくするとともに、放熱面積を大きくするた
めに、大きく形成される。具体的には、電極軸部より太
い内実した耐火性金属を所要により周囲に放熱溝を形成
して使うか、または電極軸棒の先端から若干後退した位
置にコイル部を巻回して形成することができる。いずれ
にしても、陽極の先端はアークの安定のために比較的狭
い面積となるように予め調整されていることが望まし
い。
【0014】陰極は、陽極に比較して細い耐火性金属た
とえばタングステン棒により形成することができる。ま
た、陰極は陽極の中心を通過し、かつランプ軸に対して
平行な仮想の陽極中心線より相対的にチップ部側に偏位
している。偏位の割合が大きくなるほどスクリーン上の
周辺の赤味が少なくなるが、光学系全体として見たとき
の損失が大きくなりすぎないよう適当な割合に設定する
ことができる。
【0015】放電媒体は、少なくともジスプロシウムD
yおよびネオジムNdの一種を含むことは必須である
が、その他の任意の放電媒体を許容する。液晶プロジェ
クタ用の高圧放電ランプとしては、以下のような構成
が、求められる発光特性すなわち発光効率、相関色温
度、色度および演色性の点から好ましい結果をもたら
す。ジスプロシウムDyおよびネオジムNdを主成分と
し、タリウムTlおよびまたは錫Snを副成分として必
要に応じて添加し、これら成分に対して適量のよう素I
およびまたは臭素Brを水銀および希ガスとともに封入
する。
【0016】そうして、本発明においては、スクリーン
上の周辺の赤味が明らかに軽減する。理由は詳らかでな
いが、陰極先端近傍の赤味の強い発光が主として直線透
過率の低いチップ部を通過するため、チップ部で遮られ
るか、散乱されるためではないかと考えられる。その理
由の当否にかかわらずその作用および効果は反復再現さ
れる。
【0017】請求項2の発明の直流高圧放電ランプは、
請求項1記載の直流高圧放電ランプにおいて、陽極は、
ランプ軸上に位置しており;陰極は、ランプ軸よりチッ
プ部側に偏位している;ことを特徴としている。
【0018】本発明は、陽極がランプ軸上に位置してい
るので、反射鏡とランプとの位置合わせはランプ軸と反
射鏡の中心軸すなわち光軸とを一致させることにより行
うことができる。スクリーン上の周辺における赤味の軽
減は顕著である。
【0019】請求項3の発明の直流高圧放電ランプは、
請求項1記載の直流高圧放電ランプにおいて、陽極は、
気密容器の中心軸よりチップ部と離反方向に偏位してお
り;陰極は気密容器の中心軸上に位置している;ことを
特徴としている。
【0020】本発明は、反射鏡の中心軸に対してランプ
軸を若干陽極側にずらすと一層効果的であるが、ずらさ
なくても大きな支障はない。いずれにしても、反射鏡の
中心軸とランプ軸とはほぼ一致しているものとしてよ
い。また、赤味軽減の効果は特に変わらない。
【0021】請求項4の発明の直流高圧放電ランプは、
請求項1記載の直流高圧放電ランプにおいて、陽極は、
気密容器の中心軸よりチップ部と離反方向に偏位してお
り;陰極は、気密容器の中心軸よりチップ部側に偏位し
ている;ことを特徴としている。
【0022】本発明は、陽極および陰極が互いにランプ
軸に対して反対方向に偏位しているので、それぞれの電
極からみればランプ軸からの偏位量が極めて少なくする
ことができる。したがって、反射鏡の中心軸に対しては
ランプ軸を一致させてよい。赤味軽減の作用は全く変わ
らない。
【0023】請求項5の発明の直流高圧放電ランプは、
請求項1ないし4のいずれか一記載の直流高圧放電ラン
プにおいて、中心軸がランプ軸とほぼ一致させて一体化
された反射鏡を具備していることを特徴としている。
【0024】本発明は、反射鏡を一体化しているので、
光学性能を発揮しやすくなる。液晶プロジェクタやオー
バーヘッドプロジェクタなどの用途に好適である。
【0025】請求項6の発明の直流高圧放電ランプは、
請求項5記載の高圧放電ランプにおいて、陽極は、反射
鏡の頂部側に位置していることを特徴としている。
【0026】この種の直流高圧放電ランプにおいては、
陰極の温度を所定範囲に維持するために、陰極近傍の気
密容器外面に保温材を配設することがあるが、本発明は
このような場合でも陽極が反射鏡の頂部側に位置してい
るので、保温材によって反射鏡の頂部近傍に入射しよう
とする光が遮られて有効光量が減少するようなことがな
い。したがって、有効光量を増加することができる。
【0027】請求項7の発明の直流高圧放電ランプ装置
は、請求項1ないし6のいずれか一記載の直流高圧放電
ランプと;直流高圧放電ランプを付勢する点灯装置と;
を具備していることを特徴としている。
【0028】本発明において、点灯装置は請求項1ない
し6の直流高圧放電ランプを安定に点灯することができ
れば、どのような構成のものであってもよい。しかし、
液晶プロジェクタやオーバーヘッドプロジェクタのよう
な機器に用いる場合、軽量で、かつコンパクトであるこ
とが重要であり、しかも調光などの制御の容易性から半
導体を主体として構成されているものが特に好適であ
る。半導体を主体とする点灯装置としては、たとえば降
圧チョッパを主体とする回路構成が上記の要請に対して
比較的良好に応える。
【0029】請求項8の発明の画像投射装置は、請求項
5または6記載の直流高圧放電ランプと;直流高圧放電
ランプを点灯する点灯装置と;直流高圧放電ランプから
放射され反射鏡で集光された光を背方から照射される画
像手段と;画像手段を透過した光を集光してスクリーン
に投射する光学系と;上記各構成要素を収納する本体ケ
ースと;を具備していること特徴としている。
【0030】本発明の画像投射装置としては、たとえば
液晶プロジェクタ、オーバーヘッドプロジェクタなどが
含まれる。
【0031】請求項9の発明の画像投射装置は、請求項
5または6記載の直流高圧放電ランプと;直流高圧放電
ランプを点灯する点灯装置と;直流高圧放電ランプから
放射され反射鏡で集光された光を背方から照射される画
像表示手段と;画像表示手段を制御する画像制御手段
と;画像表示手段を透過した光を集光してスクリーンに
投射する光学系と;上記各構成要素を収納する本体ケー
スと;を具備していること特徴としている。
【0032】本発明の画像投射装置としては、液晶プロ
ジェクタなどが含まれる。そして、請求項1ないし6の
各発明の効果を有する画像投射装置を提供することがで
きる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明の直流高圧放電ランプの第
1の実施形態を示す一部断面断面図である。
【0035】図において、1は気密容器、2は陽極、3
は陰極、4は反射鏡である。気密容器1内には放電媒体
としてジスプロシウムDy、ネオジムNd、タリウムT
lおよび錫Snからなる発光金属、ハロゲンとしてよう
素Iおよび臭素Br、水銀ならびに希ガスとしてアルゴ
ンを封入している。
【0036】気密容器1は、石英ガラスからなり、中央
に外径15.5mmの紡錘形をなすバルブ部1aと、そ
の長径方向正対したに一対の封止部1b1、1b2と、
バルブ部1aの側面の一部にチップ部1cとを一体に備
えている。
【0037】陽極2は、タングステンからなる軸棒2a
と、軸棒の先端部2bを突出するように軸棒2aにタン
クステン線を巻回して形成したコイル部2cとからな
る。そして、軸棒2bによって封止部1b1に機械的に
支持され、かつ封止部1b1内に埋設された金属箔5に
電気的に接続している。
【0038】陰極3は、タングステンからなり、電極主
体部3aと軸部3bとが一本のタングステン棒から形成
されている。そして、軸部3bは封止部1b2によって
機械的に支持されるとともに、封止部1b2内に埋設さ
れた金属箔5に電気的に接続している。
【0039】金属箔5は、モリブデンからなり、封止部
1b1、1b2内にそれぞれ封着されていて、気密容器
1内と外部との間を気密に保持しながら、電気的に接続
している。そして、この金属箔5は厚さ30μm、幅3
mmである。
【0040】そうして、各封止部1b1、1b2の中心
を結ぶ直線をランプ軸としたとき、陽極2はその中心が
ランプ軸と一致し、陰極はチップ側に偏位している。
【0041】なお、陽極2と陰極3との間の距離すなわ
ち電極間距離は、陽極先端の面積すなわち本実施形態に
おいては軸棒2bの太さの0.5〜3倍程度であること
が実際的である。
【0042】反射鏡4は、ガラス成形により形成されて
いて、頂部に筒状のネック部4aを備え、反射鏡主体部
4bの内面には可視光反射・赤外線透過性の反射膜(図
示しない。)が被着されている。また、反射鏡主体部4
bには、透孔4cが形成されている。
【0043】そして、直流高圧放電ランプは、その口金
6をネック部4a内に口金セメント7を介して固着され
ている。陰極3に外導線8および金属箔5を介して接続
しているリード線9を反射鏡4の上記透孔4cを介して
反射鏡4の背面側へ誘導している。
【0044】次に、陽極に対する陰極の偏位量とスクリ
ーン上の周辺の赤味との関係について図2を参照して説
明する。
【0045】図2は、陽極に対する陰極の偏位量と赤味
レベルとの関係を示すグラフである。
【0046】図2において、横軸は図1の陽極2に対す
る陰極3の偏位量をmmで示す。チップ部1c側への偏
位量を+で表し、チップ部1cと離反方向への偏位量を
−で表している。縦軸は赤味レベルを視感により評価し
た値を示す。数値の大きい方が赤味が強いものとする。
【0047】陰極3が陽極2に正対している状態すなわ
ち偏位量0のときは、赤味レベルは相対的に中位である
が、陰極3が陽極2よりチップ部1cと離反方向に偏位
すなわち偏位量が−になると、赤味レベルが高くなり、
しかも偏位量の絶対値が大きくなるほど赤味レベルが高
くなる。
【0048】これに対して、本発明であるところの陰極
3が陽極2よりチップ部1cに接近する方向すなわち+
方向に偏位すると、赤味レベルは明らかに現象し、偏位
量の絶対値にほぼ比例することが分かった。
【0049】図3は、本発明の直流高圧放電ランプの第
2の実施形態を示す要部正面図である。
【0050】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
【0051】本実施形態は、陽極2の構成と陰極3の偏
位の態様とにおいて、図1の実施形態と相違している。
【0052】陽極2’は、軸部2’aの先端に径大の陽
極主体部2’dを有する。陽極主体部2’dの先端はテ
ーパー部2’eによってその面積が制限されている。そ
して、この陽極2’は、金属箔5に対して図において下
方に傾けて接続されている。すなわち、ランプ軸A−
A’線に対して陽極2の先端の中心を通過するランプ軸
に対して平行な陽極中心線B−B’線をチップ部1cと
離反方向に偏位させている。
【0053】これに対して、陰極3はランプ軸A−A’
線上にその中心線を一致させて配設されている。
【0054】そうして、本実施形態においても陰極3は
陽極2に対してチップ部1c側に偏位していることにな
る。もちろん、スクリーン周辺部の赤味の軽減効果を奏
することに相違はない。ただし、反射鏡とのマッチング
を図るには反射鏡の中心軸に陽極2の中心軸B−B’線
を一致されることが好ましい。しかし、この場合も反射
鏡の中心線とランプ軸とはほぼ一致しているものとす
る。
【0055】さらに、図示しないが、本発明の第3の実
施形態として、図1と図3との組合せ形を説明する。す
なわち、陽極2をチップ部1cと離反方向に偏位させる
とともに、陰極3をチップ部1c方向へ偏位させる。本
実施形態の場合、両電極を互いに離反方向へ偏位させる
ので、所要の偏位量を得るのに各電極はよりわずかな偏
位量でよい。したがって、反射鏡の中心軸とランプ軸と
一致させていてよい。
【0056】図4は、本発明の直流高圧放電ランプ点灯
装置の一実施形態を示す回路図である。
【0057】図において、11は直流電源、12は降圧
チョッパ、13はランプ電流検出手段、14はランプ電
圧検出手段、15は始動回路、16は本発明の直流降圧
放電ランプ、17は帰還手段、18は制御手段である。
【0058】そうして、降圧チョッパ12において直流
電圧を高周波でチョッピングし、平滑化して直流高圧放
電ランプ16を点灯する。そして、ランプ電流検出手段
13およびランプ電圧検出手段14のそれぞれの出力に
応じて帰還手段17において所要の帰還量を決定して制
御手段18に帰還する。制御手段18は降圧チョッパ1
2のチョッピングのデューティを変化させるので、直流
高圧放電ランプ16を定電力的に制御することができ
る。また、必要に応じて帰還手段17において、初期ラ
ンプ電圧または前回点灯時のランプ電圧より点灯中のラ
ンプ電圧が低下した条件など寿命判定の条件を予め定め
て設定しておき、この条件を満足したことをもって直流
高圧放電ランプが寿命になったと判断し、電源を遮断す
るようにすることもできる。
【0059】図5は、本発明の画像投射装置を液晶プロ
ジェクタに実施した実施形態を示す概念図である。
【0060】図において、4は反射鏡、19は本発明の
直流高圧放電ランプで、両者は図1に示すように予め一
体化されて、光源20を構成している。21は液晶画像
表示手段で、その背方から直流高圧放電ランプ19から
放射され、反射鏡4で集光された光が照射される。22
は画像制御手段で、液晶画像表示手段21を駆動および
制御するもので、要すればテレビジョン受信手段をも備
えることができる。23は交流電源で、直流高圧放電ラ
ンプの点灯装置24および画像制御手段22に対して所
要の電源を提供する。直流高圧放電ランプの点灯装置2
4は整流化手段を内蔵するか交流電源23との間に介在
しているものとする。25は光学系で、液晶画像表示手
段21を透過した光を集光してスクリーン26に投射す
る。27は本体ケースで、以上の各構成要素を収納して
いる。
【0061】
【発明の効果】請求項1ないし7の各発明によれば、ス
クリーン上の周辺部の赤味が軽減する直流高圧放電ラン
プを提供することができる。
【0062】請求項2の発明によれば、加えて陰極がチ
ップ部側へ偏位した直流高圧放電ランプを提供すること
ができる。
【0063】請求項3の発明によれば、加えて陽極がチ
ップ部と離反方向へ偏位した直流高圧放電ランプを提供
することができる。
【0064】請求項4の発明によれば、加えて陰極がチ
ップ部側に偏位し、陽極がチップ部と離反方向に偏位し
た直流高圧放電ランプを提供することができる。
【0065】請求項5の発明によれば、加えて反射鏡を
一体化した直流高圧放電ランプを提供することができ
る。
【0066】請求項6の発明によれば、加えて陽極が反
射鏡の頂部側に位置していて有効光量の多い直流高圧放
電ランプを提供することができる。
【0067】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
6の効果を有する直流高圧放電ランプ装置を提供するこ
とができる。
【0068】請求項8の発明によれば、請求項1ないし
6の効果を有する画像投射装置を提供することができ
る。
【0069】請求項9の発明によれば、請求項1ないし
6の効果を有し、液晶プロジェクタに好適な画像投射装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直流高圧放電ランプの第1の実施形態
を示す一部断面正面図
【図2】陽極に対する陰極の偏位量と赤味レベルとの関
係を示すグラフ
【図3】本発明の直流高圧放電ランプの第2の実施形態
を示す要部正面図
【図4】本発明の直流高圧放電ランプ装置の一実施形態
を示す回路図
【図5】本発明の画像投射装置を液晶プロジェクタに実
施した実施形態を示す概念図
【符号の説明】
1…気密容器 2…陽極 3…陰極 4…反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 以知郎 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 (72)発明者 古屋 守 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐火性にして透光性であり、チップ部を備
    えた気密容器と;気密容器内において互いに短い距離を
    隔てて対向して封着された陽極および陽極に対してチッ
    プ部側に偏位した陰極と;気密容器内に封入したジスプ
    ロシウムDyおよびネオジムNdの少なくとも一種を含
    む金属のハロゲン化物、希ガスおよび水銀を含む放電媒
    体と;を具備していることを特徴とする直流高圧放電ラ
    ンプ。
  2. 【請求項2】陽極は、ランプ軸上に位置しており;陰極
    は、ランプ軸よりチップ部側に偏位している;ことを特
    徴とする請求項1記載の直流高圧放電ランプ。
  3. 【請求項3】陽極は、ランプ軸よりチップ部と離反方向
    に偏位しており;陰極はランプ軸上に位置している;こ
    とを特徴とする請求項1記載の直流高圧放電ランプ。
  4. 【請求項4】陽極は、ランプ軸よりチップ部と離反方向
    に偏位しており;陰極は、ランプ軸よりチップ部側に偏
    位している;ことを特徴とする請求項1記載の直流高圧
    放電ランプ。
  5. 【請求項5】中心軸がランプ軸とほぼ一致させて一体化
    された反射鏡を具備していることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか一記載の直流高圧放電ランプ。
  6. 【請求項6】陽極は、反射鏡の頂部側に位置しているこ
    とを特徴としている請求項5記載の高圧放電ランプ。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか一記載の直流
    高圧放電ランプと;直流高圧放電ランプを付勢する点灯
    装置と;を具備していることを特徴とする直流高圧放電
    ランプ装置。
  8. 【請求項8】請求項5または6記載の直流高圧放電ラン
    プと;直流高圧放電ランプを点灯する点灯装置と;直流
    高圧放電ランプから放射され反射鏡で集光された光を背
    方から照射される画像手段と;画像手段を透過した光を
    集光してスクリーンに投射する光学系と;上記各構成要
    素を収納する本体ケースと;を具備していること特徴と
    する画像投射装置。
  9. 【請求項9】請求項5または6記載の直流高圧放電ラン
    プと;直流高圧放電ランプを点灯する点灯装置と;直流
    高圧放電ランプから放射され反射鏡で集光された光を背
    方から照射される画像表示手段と;画像表示手段を制御
    する画像制御手段と;画像表示手段を透過した光を集光
    してスクリーンに投射する光学系と;上記各構成要素を
    収納する本体ケースと;を具備していること特徴とする
    画像投射装置。
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