JPH11283574A - 直流高圧放電ランプ、直流高圧放電ランプ装置および画像投射装置 - Google Patents
直流高圧放電ランプ、直流高圧放電ランプ装置および画像投射装置Info
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- JPH11283574A JPH11283574A JP8574798A JP8574798A JPH11283574A JP H11283574 A JPH11283574 A JP H11283574A JP 8574798 A JP8574798 A JP 8574798A JP 8574798 A JP8574798 A JP 8574798A JP H11283574 A JPH11283574 A JP H11283574A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 始動性を改善し、長寿命な直流高圧放電ラン
プ、これを用いた直流高圧放電ランプ装置および画像投
射装置を提供することを目的とする。 【解決手段】1は気密容器、2は陽極、3は陰極、4は
反射鏡である。気密容器1内には放電媒体としてジスプ
ロシウムDy、ネオジムNd、タリウムTlおよび錫S
nからなる発光金属、ハロゲンとしてよう素Iおよび臭
素Br、水銀ならびに希ガスとしてアルゴンを封入して
いる。Pは放射性物質としての1mgのプロメシウムであ
り、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化マグネシウムの焼
成体である多孔性アルミナに含浸させて、後述する気密
容器の内壁陰極側に溶着してなる。
プ、これを用いた直流高圧放電ランプ装置および画像投
射装置を提供することを目的とする。 【解決手段】1は気密容器、2は陽極、3は陰極、4は
反射鏡である。気密容器1内には放電媒体としてジスプ
ロシウムDy、ネオジムNd、タリウムTlおよび錫S
nからなる発光金属、ハロゲンとしてよう素Iおよび臭
素Br、水銀ならびに希ガスとしてアルゴンを封入して
いる。Pは放射性物質としての1mgのプロメシウムであ
り、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化マグネシウムの焼
成体である多孔性アルミナに含浸させて、後述する気密
容器の内壁陰極側に溶着してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動性を改善した
直流高圧放電ランプ、これを用いた直流高圧放電ランプ
装置および画像投射装置に関する。
直流高圧放電ランプ、これを用いた直流高圧放電ランプ
装置および画像投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタやオーバーヘッドプロ
ジェクタなどの光源として短アーク形で、ジスプロシウ
ムDyおよびネオジムNdの少なくとも一種を含む金属
のハロゲン化物を放電媒体として封入したメタルハライ
ドランプがその優れた発光性能のために使用されるよう
になった。当初これらの用途に使用されるメタルハライ
ドランプは交流で点灯される形式のものであった。近
時、このような用途のメタルハライドランプをさらに長
寿命にしたいとの要求に対して直流点灯がこれに応え得
ることが分かったために、この種用途においては直流点
灯方式の高圧放電ランプが急速に浸透しつつある。
ジェクタなどの光源として短アーク形で、ジスプロシウ
ムDyおよびネオジムNdの少なくとも一種を含む金属
のハロゲン化物を放電媒体として封入したメタルハライ
ドランプがその優れた発光性能のために使用されるよう
になった。当初これらの用途に使用されるメタルハライ
ドランプは交流で点灯される形式のものであった。近
時、このような用途のメタルハライドランプをさらに長
寿命にしたいとの要求に対して直流点灯がこれに応え得
ることが分かったために、この種用途においては直流点
灯方式の高圧放電ランプが急速に浸透しつつある。
【0003】交流点灯形の高圧放電ランプは、正負半サ
イクルごとに一対の電極がともに陰極および陽極として
交互に作動する関係で、一対の電極は同一構造である。
イクルごとに一対の電極がともに陰極および陽極として
交互に作動する関係で、一対の電極は同一構造である。
【0004】これに対して、直流点灯方式の高圧放電ラ
ンプすなわち直流高圧放電ランプは、一方の電極が陰極
となれば、他方の電極は陽極として作動し、その役割は
終始不変である。陽極は電子衝突などに伴う昇温によっ
てランプが短寿命になったり、特性が悪化するのを避け
るために、陰極に比べて大形に形成されている。したが
って、直流高圧放電ランプにおいて始動性を改善するこ
とは、すなわち長寿命化につながる。
ンプすなわち直流高圧放電ランプは、一方の電極が陰極
となれば、他方の電極は陽極として作動し、その役割は
終始不変である。陽極は電子衝突などに伴う昇温によっ
てランプが短寿命になったり、特性が悪化するのを避け
るために、陰極に比べて大形に形成されている。したが
って、直流高圧放電ランプにおいて始動性を改善するこ
とは、すなわち長寿命化につながる。
【0005】また、この種高圧放電ランプは、回転放物
面、回転楕円面、球面またはこれらの適当な組合せ曲面
を備えた反射鏡の中心軸にランプ軸をほぼ一致させて配
設される。
面、回転楕円面、球面またはこれらの適当な組合せ曲面
を備えた反射鏡の中心軸にランプ軸をほぼ一致させて配
設される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、始動性を改
善し、長寿命な直流高圧放電ランプ、これを用いた直流
高圧放電ランプ装置および画像投射装置を提供すること
を目的とする。
善し、長寿命な直流高圧放電ランプ、これを用いた直流
高圧放電ランプ装置および画像投射装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の直流高
圧放電ランプは、主発光部が膨出形状をなし、耐火性に
して透光性の気密容器と; 気密容器の内において互い
に距離Lを隔てて対向して封着された陽極および陰極
と; 気密容器内に封入した金属のハロゲン化物、希ガ
スおよび水銀を含む放電媒体と; 気密容器内の陰極側
に配設された放射性物質と;を具備していることを特徴
とする。
圧放電ランプは、主発光部が膨出形状をなし、耐火性に
して透光性の気密容器と; 気密容器の内において互い
に距離Lを隔てて対向して封着された陽極および陰極
と; 気密容器内に封入した金属のハロゲン化物、希ガ
スおよび水銀を含む放電媒体と; 気密容器内の陰極側
に配設された放射性物質と;を具備していることを特徴
とする。
【0008】請求項2の発明の直流高圧放電ランプは、
中心軸がランプ軸とほぼ一致させて一体化された反射鏡
を具備していることを特徴とする請求項1記載の直流高
圧放電ランプである。
中心軸がランプ軸とほぼ一致させて一体化された反射鏡
を具備していることを特徴とする請求項1記載の直流高
圧放電ランプである。
【0009】請求項3の発明の直流高圧放電ランプは、
陽極は、反射鏡の頂部側に位置していることを特徴とし
ている請求項2に記載の高圧放電ランプである。
陽極は、反射鏡の頂部側に位置していることを特徴とし
ている請求項2に記載の高圧放電ランプである。
【0010】請求項4の発明の直流高圧放電ランプ装置
は、請求項1ないし3のいずれか一記載の直流高圧放電
ランプと; 直流高圧放電ランプを付勢する点灯装置
と;を具備していることを特徴とする。
は、請求項1ないし3のいずれか一記載の直流高圧放電
ランプと; 直流高圧放電ランプを付勢する点灯装置
と;を具備していることを特徴とする。
【0011】請求項5の発明の画像投射装置は、請求項
1ないし3のいずれか一記載の直流高圧放電ランプと;
直流高圧放電ランプを点灯する点灯装置と; 直流高
圧放電ランプから放射され反射鏡で集光された光を背方
から照射される画像手段と; 画像手段を透過した光を
集光してスクリーンに投射する光学系と; 上記各構成
要素を収納する本体ケースと;を具備していること特徴
とする。
1ないし3のいずれか一記載の直流高圧放電ランプと;
直流高圧放電ランプを点灯する点灯装置と; 直流高
圧放電ランプから放射され反射鏡で集光された光を背方
から照射される画像手段と; 画像手段を透過した光を
集光してスクリーンに投射する光学系と; 上記各構成
要素を収納する本体ケースと;を具備していること特徴
とする。
【0012】請求項6の発明の画像投射装置は、請求項
1ないし3のいずれか一記載の直流高圧放電ランプと;
直流高圧放電ランプを点灯する点灯装置と; 直流高
圧放電ランプから放射され反射鏡で集光された光を背方
から照射される画像表示手段と; 画像表示手段を制御
する画像制御手段と; 画像表示手段を透過した光を集
光してスクリーンに投射する光学系と; 上記各構成要
素を収納する本体ケースと;を具備していること特徴と
する。
1ないし3のいずれか一記載の直流高圧放電ランプと;
直流高圧放電ランプを点灯する点灯装置と; 直流高
圧放電ランプから放射され反射鏡で集光された光を背方
から照射される画像表示手段と; 画像表示手段を制御
する画像制御手段と; 画像表示手段を透過した光を集
光してスクリーンに投射する光学系と; 上記各構成要
素を収納する本体ケースと;を具備していること特徴と
する。
【0013】本発明および各請求項の発明において、用
語の定義および技術的意味は特に指定しない限り次によ
る。
語の定義および技術的意味は特に指定しない限り次によ
る。
【0014】気密容器の耐火性とは、放電ランプの通常
の作動温度に十分耐え得る材料からなることをいう。ま
た、透光性とは、気密容器内の放電によって発生した光
を有効に外部に導出することができる程度の光透過率を
有していればよい。石英ガラス、透光性セラミックスお
よびアルミナ、YAGなどの単結晶体などの材料で形成
されていることを許容する。また、必要に応じて放電媒
体と気密容器との反応を阻止するために、気密容器の内
面に化学的に安定な物質の薄膜を被着、置換などの方法
によって形成することができる。しかしながら、高圧放
電ランプの場合、気密容器の材料として石英ガラスは最
も実際的であり、気密容器を工業的規模で提供するのに
適している。
の作動温度に十分耐え得る材料からなることをいう。ま
た、透光性とは、気密容器内の放電によって発生した光
を有効に外部に導出することができる程度の光透過率を
有していればよい。石英ガラス、透光性セラミックスお
よびアルミナ、YAGなどの単結晶体などの材料で形成
されていることを許容する。また、必要に応じて放電媒
体と気密容器との反応を阻止するために、気密容器の内
面に化学的に安定な物質の薄膜を被着、置換などの方法
によって形成することができる。しかしながら、高圧放
電ランプの場合、気密容器の材料として石英ガラスは最
も実際的であり、気密容器を工業的規模で提供するのに
適している。
【0015】気密容器は、発光部を包囲するバルブ部が
球形、回転楕円面または紡錘形などの形状に形成され、
要すれば両端に電極を気密に、かつ機械的に支持するた
めの封止部を突出形成している。
球形、回転楕円面または紡錘形などの形状に形成され、
要すれば両端に電極を気密に、かつ機械的に支持するた
めの封止部を突出形成している。
【0016】陽極および陰極は、耐火性金属であれば特
別の材料に限定されないが、タングステンが最も適して
いる。両電極間の距離が短いとは、いわゆる短アークす
なわち電極安定形の放電になるように適当な距離に設定
されていればよいという意味である。
別の材料に限定されないが、タングステンが最も適して
いる。両電極間の距離が短いとは、いわゆる短アークす
なわち電極安定形の放電になるように適当な距離に設定
されていればよいという意味である。
【0017】陽極は、電子が衝突して加熱されるので、
熱容量を大きくするとともに、放熱面積を大きくするた
めに、大きく形成される。具体的には、電極軸部より太
い内実した耐火性金属を所要により周囲に放熱溝を形成
して使うか、または電極軸棒の先端から若干後退した位
置にコイル部を巻回して形成することができる。いずれ
にしても、陽極の先端はアークの安定のために比較的狭
い面積となるように予め調整されていることが望まし
い。
熱容量を大きくするとともに、放熱面積を大きくするた
めに、大きく形成される。具体的には、電極軸部より太
い内実した耐火性金属を所要により周囲に放熱溝を形成
して使うか、または電極軸棒の先端から若干後退した位
置にコイル部を巻回して形成することができる。いずれ
にしても、陽極の先端はアークの安定のために比較的狭
い面積となるように予め調整されていることが望まし
い。
【0018】陰極は、陽極に比較して細い耐火性金属た
とえばタングステン棒により形成することができる。
とえばタングステン棒により形成することができる。
【0019】放射性物質は、半減期が約0.5年以上1
0の4乗年以下のいわゆる放射能を放射する物質であれ
ばなんどもよい、例えばプロメシウム、ラジウム、カリ
ホルニウム、アクチウムなどを許容する。また、放射性
物質は、多孔性ガラスまたはセラミックスに含浸させた
りすることで、バーナー等の溶着手段によって容易に固
定化できる。多孔性セラミックス場合には、気密容器が
同質のセラミックスであると固定化はさらに容易とな
る。
0の4乗年以下のいわゆる放射能を放射する物質であれ
ばなんどもよい、例えばプロメシウム、ラジウム、カリ
ホルニウム、アクチウムなどを許容する。また、放射性
物質は、多孔性ガラスまたはセラミックスに含浸させた
りすることで、バーナー等の溶着手段によって容易に固
定化できる。多孔性セラミックス場合には、気密容器が
同質のセラミックスであると固定化はさらに容易とな
る。
【0020】本発明では、放射性物質を従来にない陰極
側に配置させることによって、陽極側あるいは中心に配
置した場合に比して、確実に始動性が改善されることが
わかった。
側に配置させることによって、陽極側あるいは中心に配
置した場合に比して、確実に始動性が改善されることが
わかった。
【0021】放電媒体は、少なくともジスプロシウムD
yおよびネオジムNdの一種を含むことができるが、こ
れに限定されずその他の任意の放電媒体を許容する。液
晶プロジェクタ用の高圧放電ランプとしては、以下のよ
うな構成が、求められる発光特性すなわち発光効率、相
関色温度、色度および演色性の点から好ましい結果をも
たらす。ジスプロシウムDyおよびネオジムNdを主成
分とし、タリウムTlおよびまたは錫Snを副成分とし
て必要に応じて添加し、これら成分に対して適量のよう
素Iおよびまたは臭素Brを水銀および希ガスとともに
封入するが、店舗等のスポットライトとして使用する場
合には、ナトリウム、スカンジウムを封入して発光効率
を向上させてもよい。
yおよびネオジムNdの一種を含むことができるが、こ
れに限定されずその他の任意の放電媒体を許容する。液
晶プロジェクタ用の高圧放電ランプとしては、以下のよ
うな構成が、求められる発光特性すなわち発光効率、相
関色温度、色度および演色性の点から好ましい結果をも
たらす。ジスプロシウムDyおよびネオジムNdを主成
分とし、タリウムTlおよびまたは錫Snを副成分とし
て必要に応じて添加し、これら成分に対して適量のよう
素Iおよびまたは臭素Brを水銀および希ガスとともに
封入するが、店舗等のスポットライトとして使用する場
合には、ナトリウム、スカンジウムを封入して発光効率
を向上させてもよい。
【0022】請求項2の発明は、反射鏡を一体化してい
るので、光学性能を発揮しやすくなる。したがって、店
舗用の反射鏡一体型スポットライト、液晶プロジェクタ
やオーバーヘッドプロジェクタなどの用途に好適であ
る。
るので、光学性能を発揮しやすくなる。したがって、店
舗用の反射鏡一体型スポットライト、液晶プロジェクタ
やオーバーヘッドプロジェクタなどの用途に好適であ
る。
【0023】請求項3の発明は、陰極の温度を所定範囲
に維持するために、陰極近傍の気密容器外面に保温材を
配設することがあるが、本発明はこのような場合でも陽
極が反射鏡の頂部側に位置しているので、保温材によっ
て反射鏡の頂部近傍に入射しようとする光が遮られて有
効光量が減少するようなことがない。したがって、有効
光量を増加することができる。
に維持するために、陰極近傍の気密容器外面に保温材を
配設することがあるが、本発明はこのような場合でも陽
極が反射鏡の頂部側に位置しているので、保温材によっ
て反射鏡の頂部近傍に入射しようとする光が遮られて有
効光量が減少するようなことがない。したがって、有効
光量を増加することができる。
【0024】請求項4の発明において、点灯装置は請求
項1ないし3の直流高圧放電ランプを安定に点灯するこ
とができれば、どのような構成のものであってもよい。
しかし、液晶プロジェクタやオーバーヘッドプロジェク
タのような機器に用いる場合、軽量で、かつコンパクト
であることが重要であり、しかも調光などの制御の容易
性から半導体を主体として構成されているものが特に好
適である。半導体を主体とする点灯装置としては、たと
えば降圧チョッパを主体とする回路構成が上記の要請に
対して比較的良好に応える。
項1ないし3の直流高圧放電ランプを安定に点灯するこ
とができれば、どのような構成のものであってもよい。
しかし、液晶プロジェクタやオーバーヘッドプロジェク
タのような機器に用いる場合、軽量で、かつコンパクト
であることが重要であり、しかも調光などの制御の容易
性から半導体を主体として構成されているものが特に好
適である。半導体を主体とする点灯装置としては、たと
えば降圧チョッパを主体とする回路構成が上記の要請に
対して比較的良好に応える。
【0025】請求項5の発明は、たとえば液晶プロジェ
クタ、オーバーヘッドプロジェクタなどが含まれる。
クタ、オーバーヘッドプロジェクタなどが含まれる。
【0026】請求項6の発明は、液晶プロジェクタなど
が含まれる。そして、請求項1ないし3の各発明の効果
を有する画像投射装置を提供することができる。
が含まれる。そして、請求項1ないし3の各発明の効果
を有する画像投射装置を提供することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の直流高圧放電ランプの第
1の実施形態を示す一部断面断面図である。
1の実施形態を示す一部断面断面図である。
【0029】図において、1は気密容器、2は陽極、3
は陰極、4は反射鏡である。気密容器1内には放電媒体
としてジスプロシウムDy、ネオジムNd、タリウムT
lおよび錫Snからなる発光金属、ハロゲンとしてよう
素Iおよび臭素Br、水銀ならびに希ガスとしてアルゴ
ンを封入している。Pは放射性物質としての1mgのプロ
メシウムであり、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウムの焼成体である多孔性アルミナに含浸させて、
後述する気密容器の内壁陰極側に溶着してなる。
は陰極、4は反射鏡である。気密容器1内には放電媒体
としてジスプロシウムDy、ネオジムNd、タリウムT
lおよび錫Snからなる発光金属、ハロゲンとしてよう
素Iおよび臭素Br、水銀ならびに希ガスとしてアルゴ
ンを封入している。Pは放射性物質としての1mgのプロ
メシウムであり、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウムの焼成体である多孔性アルミナに含浸させて、
後述する気密容器の内壁陰極側に溶着してなる。
【0030】気密容器1は、石英ガラスからなり、中央
に外径15.5mmの紡錘形をなすバルブ部1aと、そ
の長径方向正対したに一対の封止部1b1、1b2と、
バルブ部1aの側面の一部にチップ部1cとを一体に備
えている。
に外径15.5mmの紡錘形をなすバルブ部1aと、そ
の長径方向正対したに一対の封止部1b1、1b2と、
バルブ部1aの側面の一部にチップ部1cとを一体に備
えている。
【0031】陽極2は、タングステンからなる軸棒2a
と、軸棒の先端部2bを突出するように軸棒2aにタン
クステン線を巻回して形成したコイル部2cとからな
る。そして、軸棒2bによって封止部1b1に機械的に
支持され、かつ封止部1b1内に埋設された金属箔5に
電気的に接続している。
と、軸棒の先端部2bを突出するように軸棒2aにタン
クステン線を巻回して形成したコイル部2cとからな
る。そして、軸棒2bによって封止部1b1に機械的に
支持され、かつ封止部1b1内に埋設された金属箔5に
電気的に接続している。
【0032】陰極3は、タングステンからなり、電極主
体部3aと軸部3bとが一本のタングステン棒から形成
されている。そして、軸部3bは封止部1b2によって
機械的に支持されるとともに、封止部1b2内に埋設さ
れた金属箔5に電気的に接続している。
体部3aと軸部3bとが一本のタングステン棒から形成
されている。そして、軸部3bは封止部1b2によって
機械的に支持されるとともに、封止部1b2内に埋設さ
れた金属箔5に電気的に接続している。
【0033】金属箔5は、モリブデンからなり、封止部
1b1、1b2内にそれぞれ封着されていて、気密容器
1内と外部との間を気密に保持しながら、電気的に接続
している。そして、この金属箔5は厚さ30μm、幅3
mmである。
1b1、1b2内にそれぞれ封着されていて、気密容器
1内と外部との間を気密に保持しながら、電気的に接続
している。そして、この金属箔5は厚さ30μm、幅3
mmである。
【0034】なお、陽極2と陰極3との間の距離すなわ
ち電極間距離は、陽極先端の面積すなわち本実施形態に
おいては軸棒2bの太さの0.5〜3倍程度であること
が実際的である。
ち電極間距離は、陽極先端の面積すなわち本実施形態に
おいては軸棒2bの太さの0.5〜3倍程度であること
が実際的である。
【0035】反射鏡4は、ガラス成形により形成されて
いて、頂部に筒状のネック部4aを備え、反射鏡主体部
4bの内面には可視光反射・赤外線透過性の反射膜(図
示しない。)が被着されている。また、反射鏡主体部4
bには、透孔4cが形成されている。
いて、頂部に筒状のネック部4aを備え、反射鏡主体部
4bの内面には可視光反射・赤外線透過性の反射膜(図
示しない。)が被着されている。また、反射鏡主体部4
bには、透孔4cが形成されている。
【0036】そして、直流高圧放電ランプは、その口金
6をネック部4a内に口金セメント7を介して固着され
ている。陰極3に外導線8および金属箔5を介して接続
しているリード線9を反射鏡4の上記透孔4cを介して
反射鏡4の背面側へ誘導している。
6をネック部4a内に口金セメント7を介して固着され
ている。陰極3に外導線8および金属箔5を介して接続
しているリード線9を反射鏡4の上記透孔4cを介して
反射鏡4の背面側へ誘導している。
【0037】図2は、本発明の直流高圧放電ランプの第
2の実施形態を示す要部正面図である。
2の実施形態を示す要部正面図である。
【0038】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
を付して説明は省略する。
【0039】本実施形態は、陽極2が管軸上に偏移して
いて、放射性物質が陰極3aに接している点で、図1の
実施形態と相違している。
いて、放射性物質が陰極3aに接している点で、図1の
実施形態と相違している。
【0040】陽極2’は、軸部2’aの先端に径大の陽
極主体部2’dを有する。陽極主体部2’dの先端はテ
ーパー部2’eによってその面積が制限されている。そ
して、この陽極2’は、金属箔5に対して図において下
方に傾けて接続されている。すなわち、ランプ軸A−
A’線に対して陽極2の先端の中心を通過するランプ軸
に対して平行な陽極中心線B−B’線をチップ部1cと
離反方向に偏位させている。
極主体部2’dを有する。陽極主体部2’dの先端はテ
ーパー部2’eによってその面積が制限されている。そ
して、この陽極2’は、金属箔5に対して図において下
方に傾けて接続されている。すなわち、ランプ軸A−
A’線に対して陽極2の先端の中心を通過するランプ軸
に対して平行な陽極中心線B−B’線をチップ部1cと
離反方向に偏位させている。
【0041】これに対して、陰極3はランプ軸A−A’
線上にその中心線を一致させて配設されている。
線上にその中心線を一致させて配設されている。
【0042】本実施形態は、陰極に放射性物質が接して
いるので、より高い始動性を得ることができた。
いるので、より高い始動性を得ることができた。
【0043】図3は、本発明の直流高圧放電ランプ点灯
装置の一実施形態を示す回路図である。
装置の一実施形態を示す回路図である。
【0044】図において、11は直流電源、12は降圧
チョッパ、13はランプ電流検出手段、14はランプ電
圧検出手段、15は始動回路、16は本発明の直流高圧
放電ランプ、17は帰還手段、18は制御手段である。
チョッパ、13はランプ電流検出手段、14はランプ電
圧検出手段、15は始動回路、16は本発明の直流高圧
放電ランプ、17は帰還手段、18は制御手段である。
【0045】そうして、降圧チョッパ12において直流
電圧を高周波でチョッピングし、平滑化して直流高圧放
電ランプ16を点灯する。そして、ランプ電流検出手段
13およびランプ電圧検出手段14のそれぞれの出力に
応じて帰還手段17において所要の帰還量を決定して制
御手段18に帰還する。制御手段18は降圧チョッパ1
2のチョッピングのデューティを変化させるので、直流
高圧放電ランプ16を定電力的に制御することができ
る。また、必要に応じて帰還手段17において、初期ラ
ンプ電圧または前回点灯時のランプ電圧より点灯中のラ
ンプ電圧が低下した条件など寿命判定の条件を予め定め
て設定しておき、この条件を満足したことをもって直流
高圧放電ランプが寿命になったと判断し、電源を遮断す
るようにすることもできる。
電圧を高周波でチョッピングし、平滑化して直流高圧放
電ランプ16を点灯する。そして、ランプ電流検出手段
13およびランプ電圧検出手段14のそれぞれの出力に
応じて帰還手段17において所要の帰還量を決定して制
御手段18に帰還する。制御手段18は降圧チョッパ1
2のチョッピングのデューティを変化させるので、直流
高圧放電ランプ16を定電力的に制御することができ
る。また、必要に応じて帰還手段17において、初期ラ
ンプ電圧または前回点灯時のランプ電圧より点灯中のラ
ンプ電圧が低下した条件など寿命判定の条件を予め定め
て設定しておき、この条件を満足したことをもって直流
高圧放電ランプが寿命になったと判断し、電源を遮断す
るようにすることもできる。
【0046】図4は、本発明の画像投射装置を液晶プロ
ジェクタに実施した実施形態を示す概念図である。
ジェクタに実施した実施形態を示す概念図である。
【0047】図において、4は反射鏡、19は本発明の
直流高圧放電ランプで、両者は図1に示すように予め一
体化されて、光源20を構成している。21は液晶画像
表示手段で、その背方から直流高圧放電ランプ19から
放射され、反射鏡4で集光された光が照射される。22
は画像制御手段で、液晶画像表示手段21を駆動および
制御するもので、要すればテレビジョン受信手段をも備
えることができる。23は交流電源で、直流高圧放電ラ
ンプの点灯装置24および画像制御手段22に対して所
要の電源を提供する。直流高圧放電ランプの点灯装置2
4は整流化手段を内蔵するか交流電源23との間に介在
しているものとする。25は光学系で、液晶画像表示手
段21を透過した光を集光してスクリーン26に投射す
る。27は本体ケースで、以上の各構成要素を収納して
いる。
直流高圧放電ランプで、両者は図1に示すように予め一
体化されて、光源20を構成している。21は液晶画像
表示手段で、その背方から直流高圧放電ランプ19から
放射され、反射鏡4で集光された光が照射される。22
は画像制御手段で、液晶画像表示手段21を駆動および
制御するもので、要すればテレビジョン受信手段をも備
えることができる。23は交流電源で、直流高圧放電ラ
ンプの点灯装置24および画像制御手段22に対して所
要の電源を提供する。直流高圧放電ランプの点灯装置2
4は整流化手段を内蔵するか交流電源23との間に介在
しているものとする。25は光学系で、液晶画像表示手
段21を透過した光を集光してスクリーン26に投射す
る。27は本体ケースで、以上の各構成要素を収納して
いる。
【0048】
【発明の効果】請求項1ないし6の各発明によれば、直
流点灯でありながら始動性が高く長寿命の直流高圧放電
ランプを提供することができる。
流点灯でありながら始動性が高く長寿命の直流高圧放電
ランプを提供することができる。
【0049】請求項2の発明によれば、加えて反射鏡を
一体化した直流高圧放電ランプを提供することができ
る。
一体化した直流高圧放電ランプを提供することができ
る。
【0050】請求項3の発明によれば、加えて陽極が反
射鏡の頂部側に位置していて有効光量の多い直流高圧放
電ランプを提供することができる。
射鏡の頂部側に位置していて有効光量の多い直流高圧放
電ランプを提供することができる。
【0051】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3の効果を有する直流高圧放電ランプ装置を提供するこ
とができる。
3の効果を有する直流高圧放電ランプ装置を提供するこ
とができる。
【0052】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
3の効果を有する画像投射装置を提供することができ
る。
3の効果を有する画像投射装置を提供することができ
る。
【0053】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
3の効果を有し、液晶プロジェクタに好適な画像投射装
置を提供することができる。
3の効果を有し、液晶プロジェクタに好適な画像投射装
置を提供することができる。
【図1】本発明の直流高圧放電ランプの第1の実施形態
を示す一部断面正面図
を示す一部断面正面図
【図2】本発明の直流高圧放電ランプの第2の実施形態
を示す要部正面図
を示す要部正面図
【図3】本発明の直流高圧放電ランプ装置の一実施形態
を示す回路図
を示す回路図
【図4】本発明の画像投射装置を液晶プロジェクタに実
施した実施形態を示す概念図
施した実施形態を示す概念図
1…気密容器 2…陽極 3…陰極 4…反射鏡
Claims (6)
- 【請求項1】主発光部が膨出形状をなし、耐火性にして
透光性の気密容器と;気密容器の内において互いに距離
を隔てて対向して封着された陽極および陰極と;気密容
器内に封入した金属のハロゲン化物、希ガスおよび水銀
を含む放電媒体と;気密容器内の陰極側に配設された放
射性物質と;を具備していることを特徴とする直流高圧
放電ランプ。 - 【請求項2】中心軸がランプ軸とほぼ一致させて一体化
された反射鏡を具備していることを特徴とする請求項1
記載の直流高圧放電ランプ。 - 【請求項3】陽極は、反射鏡の頂部側に位置しているこ
とを特徴としている請求項22に記載の高圧放電ラン
プ。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか一記載の直流
高圧放電ランプと;直流高圧放電ランプを付勢する点灯
装置と;を具備していることを特徴とする直流高圧放電
ランプ装置。 - 【請求項5】請求項1ないし3のいずれか一記載の直流
高圧放電ランプと;直流高圧放電ランプを点灯する点灯
装置と;直流高圧放電ランプから放射され反射鏡で集光
された光を背方から照射される画像手段と;画像手段を
透過した光を集光してスクリーンに投射する光学系と;
上記各構成要素を収納する本体ケースと;を具備してい
ること特徴とする画像投射装置。 - 【請求項6】請求項1ないし3のいずれか一記載の直流
高圧放電ランプと;直流高圧放電ランプを点灯する点灯
装置と;直流高圧放電ランプから放射され反射鏡で集光
された光を背方から照射される画像表示手段と;画像表
示手段を制御する画像制御手段と;画像表示手段を透過
した光を集光してスクリーンに投射する光学系と;上記
各構成要素を収納する本体ケースと;を具備しているこ
と特徴とする画像投射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8574798A JPH11283574A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 直流高圧放電ランプ、直流高圧放電ランプ装置および画像投射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8574798A JPH11283574A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 直流高圧放電ランプ、直流高圧放電ランプ装置および画像投射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283574A true JPH11283574A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13867453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8574798A Pending JPH11283574A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 直流高圧放電ランプ、直流高圧放電ランプ装置および画像投射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11283574A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005347060A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Iwasaki Electric Co Ltd | 高圧放電ランプ及び光源システム |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8574798A patent/JPH11283574A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005347060A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Iwasaki Electric Co Ltd | 高圧放電ランプ及び光源システム |
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