JPH10320529A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10320529A
JPH10320529A JP9125342A JP12534297A JPH10320529A JP H10320529 A JPH10320529 A JP H10320529A JP 9125342 A JP9125342 A JP 9125342A JP 12534297 A JP12534297 A JP 12534297A JP H10320529 A JPH10320529 A JP H10320529A
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JP
Japan
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image data
image
processing apparatus
density
section
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Application number
JP9125342A
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English (en)
Inventor
Yoshio Maekawa
誉雄 前川
Tatsuya Nakamura
達哉 中村
Satoru Handa
悟 半田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線撮影の方法などにより濃度むらの発生
したフィルムなどの画像データを補正し、溶接欠陥の診
断などを容易に行うことができる画像処理装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 画像データを一定の範囲で区分けする画
像区分手段8と、前記画像データのヒストグラムから基
準値を算出する算出手段10と、前記算出手段10によ
り算出される基準値をもとに前記画像区分手段8により
区分けされた区画の画像データを補正する画像データ補
正手段12とを備えたことにより、原稿のもつ濃度むら
を補正することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透過原稿などの画
像を読み取り、処理を行う画像処理装置に関するもので
あり、特に撮影方法などにより発生した配管などの放射
線撮影フィルム上の濃度むらを補正、緩和する画像処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置は、医療用や工業用
などの放射線撮影によるフィルムあるいはカルテなどを
スキャナなどで読み取り電子化し、画像診断や電子保存
することに用いられている。この電子化の一つとして、
溶接欠陥の診断のため、ガス管など配管の溶接部等を放
射線撮影したフィルムの電子化がある。
【0003】配管の溶接部の撮影方法には大別して、内
部線源撮影法、内部フィルム撮影法、二重壁片面撮影
法、二重壁両面撮影法の4つがある。このうち内部線源
撮影法を例に取り、配管の撮影方法を説明する。
【0004】図20は配管の溶接部における放射線撮影
の概略構成の一例を示す図である。配管1の溶接部2の
外周にフィルム3を取り付け、配管内部の中心に放射線
撮影用の放射線源4を設置する(なお、図20では、説
明の便宜上、放射線源4を破線で示している)。
【0005】図21は図20の溶接部分における断面図
である。図21において放射線透過写真は、放射線源4
から出た放射線が配管1を透過し、配管1の肉厚および
溶接部2の肉厚に対応した写真濃度でフィルム3上に感
光し、このフィルム3を現像することによって得られ
る。この場合、放射線源4が配管1の中心付近にあるた
め、フィルム3の端部や中心付近との濃度差は発生しに
くい。
【0006】図22は上記図20および図21の構成に
て配管の溶接部を放射線撮影した場合のフィルムの一例
を示す図である。
【0007】また、図23は、図22に示したフィルム
のA線上の濃度と位置の関係を示す図である。縦軸は写
真の濃度であり横軸は位置を示す。
【0008】また、図24は、図22に示したフィルム
のBおよびCの範囲におけるヒストグラムを示す図であ
る。
【0009】このように正常な状態で撮影を行えた場合
には、同じ肉厚であれば同じ濃度で撮影されフィルム3
に濃度むらは発生しにくく、溶接欠陥部分の診断にも障
害は無い。
【0010】上記のように撮影されたフィルム3を電子
化する画像処理装置として、CCDセンサ等を用い、フ
ィルム画像を複数の画素に分割し、画素と画素に対応し
た濃度値を示す例えば0〜4095のデジタルデータと
して画像データを得るスキャナなどを用いた画像処理装
置が知られている(特開平8−212341号公報、特
開平8−248742号公報参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、撮影の方法、
具合によっては撮影したフィルム自体に濃度むらが起き
てしまう。
【0012】図25は放射線源を中心に設置できなかっ
た場合の配管溶接部放射線撮影の概略構成を示す図であ
る。図25において放射線源4は何らかの事情により配
管の中心に設置できず、そのためフィルム3に対する放
射線量がフィルム3の両端と中心とで差が発生し、その
結果現像したフィルム3の濃度にも同じ肉厚でも両端は
淡く中心付近ほど濃くなるという濃度差が発生してしま
う。
【0013】図26は上記のような状況により濃度むら
の起きたフィルムの一例を示す図である。
【0014】図27は、図26に示したフィルムのA’
線上における濃度と位置の関係を示す図である。縦軸は
写真の濃度であり横軸は位置を示す。図23と比較する
と、図23ではA線上における濃度変化はほとんど見ら
れないのに対して、図27ではフィルム3の両端へいく
ほど低濃度であり、中心に近いところでは高濃度になっ
ている。
【0015】また、図28は、図26に示したフィルム
のB’部分におけるヒストグラムを示す図である。ま
た、図29は、図26に示したフィルムのC’における
ヒストグラムを示す図である。図28と図29を比較す
ると明らかなように、図28のヒストグラムは低濃度側
に偏っており、図29のヒストグラムは高濃度側に偏っ
ている。
【0016】上記のような同じ肉厚であるにも関わらず
濃度差が出るという濃度むらが起きてしまったフィルム
3を上記従来の画像処理装置で処理すると、もとのフィ
ルム3のもつ濃度むらはそのまま画像データとしても現
れ、CRTなどの表示装置により溶接欠陥の診断をする
際の障害となる。
【0017】本発明は上記のような課題に鑑み、画像デ
ータをデジタル処理することによりフィルム上に発生し
た濃度むらを補正・緩和し、配管の溶接欠陥の診断など
を容易に行うことができる画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の画像処理装置は画像データを一定の
範囲で区分けする画像区分手段と、前記画像データの各
区画毎に基準値を算出する算出手段と、前記算出手段に
より算出される基準値をもとに前記画像区分手段により
区分けされた前記各区画の画像データを補正する画像デ
ータ補正手段とを備えたものである。
【0019】また、本発明の第2の画像処理装置は算出
手段は、画像区分手段により区分けされた区画と等しい
範囲の画像データのヒストグラムから基準値を算出する
ものである。
【0020】また、本発明の第3の画像処理装置は算出
手段は、画像区分手段により区分けされた区画より小さ
い範囲の画像データのヒストグラムから基準値を算出す
るものである。
【0021】また、本発明の第4の画像処理装置は算出
手段は、画像区分手段により区分けされた区画より大き
い範囲の画像データのヒストグラムから基準値を算出す
るものである。
【0022】また、本発明の第5の画像処理装置は原稿
を読み取り画像データに変換するデジタイズ手段を備え
たものである。
【0023】また、本発明の第6の画像処理装置はデジ
タイズ手段で読み取る原稿は略長方形であるとともに画
像区分手段は前記原稿の濃度差のある長辺方向に対して
区分けするものである。
【0024】また、本発明の第7の画像処理装置は画像
区分手段は原稿の長辺方向の両端に近いほど区画を小さ
くするものである。
【0025】また、本発明の第8の画像処理装置は画像
区分手段は隣接する区画における濃度平均値の差が一定
値以下になるよう区分けを行うものである。
【0026】また、本発明の第9の画像処理装置は画像
区分手段は隣接する区画における濃度中間値の差が一定
値以下になるよう区分けを行うものである。
【0027】また、本発明の第10の画像処理装置はデ
ジタイズ手段により得られた画像データを表示する表示
手段と、画像データ補正手段による補正を行うか否かを
選択・決定する補正実行選択手段とを備えたものであ
る。
【0028】また、本発明の第11の画像処理装置は表
示手段が画像補正手段により得られる補正済み画像デー
タの表示を行うものである。
【0029】また、本発明の第12の画像処理装置は算
出手段により算出した各区画の濃度平均値のうち最大値
と最小値の差をとるとともに、未補正の画像データと補
正済み画像データのいずれか一方を出力する画像データ
として選択する画像データ選択手段を備えたものであ
る。
【0030】また、本発明の第13の画像処理装置は算
出手段により算出した各区画の濃度中間値のうち最大値
と最小値の差をとるとともに、未補正の画像データと補
正済み画像データのいずれか一方を出力する画像データ
として選択する画像データ選択手段を備えたものであ
る。
【0031】また、本発明の第14の画像処理装置は画
像データ補正手段は、所定の値と基準値との差をとり、
この差を前記基準値の属する区分の画像データに加えて
補正を行うものである。
【0032】また、本発明の第15の画像処理装置は画
像データ補正手段は、基準値の属する区分の画像データ
の最大値と最小値とが第1の所定の値と前記第1の所定
の値よりも小なる第2の所定の値となるように前記画像
データを補正するものである。
【0033】
【発明の実施の形態】上記構成により、本発明の第1の
画像処理装置は、各区画毎に算出された基準値にもとづ
いて画像データが補正されるので、濃度むらを補正・緩
和した見やすい画像を提供することができる。
【0034】また、本発明の第2の画像処理装置では、
画像区分手段により濃度むらのある画像データを一定の
区画で区分して画像区分情報を出力し、画像データと画
像区分情報をもとに、算出手段により区画と等しい範囲
ごとにヒストグラムから基準値が算出され、画像区分情
報と算出手段により算出された基準値ををもとに、画像
データ補正手段により画像データを濃度補正するので、
画像データ上に見られた濃度むらを補正・緩和し、見や
すい画像を提供することができる。
【0035】さらに本発明の第3の画像処理装置では、
算出手段は、画像区分手段により区分けされた区画より
小さい範囲の画像データのヒストグラムから基準値を算
出するので、基準値の算出を行う処理時間を短縮するこ
とができ、全体の処理時間も短縮できる。
【0036】さらに本発明の第4の画像処理装置では、
算出手段は、画像区分手段により区分けされた区画より
大きい範囲の画像データのヒストグラムから基準値を算
出するので、基準値の算出および濃度補正の処理を高品
質、高精細に行うことができる。
【0037】さらに本発明の第5の画像処理装置ではデ
ジタイズ手段により原稿をデジタルデータとし、画像補
正を容易にすることができる。
【0038】さらに本発明の第6の画像処理装置では、
デジタイズ手段で読み取る原稿は略長方形であり、画像
区分手段は原稿の長辺方向に対して区分けするので、濃
度むらを補正するための画像の区分けを、原稿の長辺方
向の区分に単純化でき、効率よく濃度補正を行うことが
できる。
【0039】さらに本発明の第7の画像処理装置では、
画像区分手段は原稿の長辺方向の両端に近いほど区画を
小さくするので、原稿の中心付近においては比較的大き
い区画で効率的に濃度補正し、原稿の両端付近において
は比較的小さい区画で精細に濃度補正を行い補正後の区
画境界付近における濃度の不連続を緩和することができ
る。
【0040】さらに本発明の第8の画像処理装置では、
画像区分手段は隣接する区画における濃度平均値の差が
一定値以下になるよう区分けを行うので画像データの濃
度変化の小さい箇所では比較的大きい区画で効率的に濃
度補正し、濃度変化の大きい箇所では比較的小さい区画
で精細に濃度補正を行い区画境界付近における濃度の不
連続を緩和することができる。
【0041】さらに本発明の第9の画像処理装置では、
画像区分手段は隣接する区画における濃度中間値の差が
一定値以下になるよう区分けを行うので本発明の第8の
画像処理装置と同様の作用効果があるとともに、さらに
処理時間を短縮できる。
【0042】さらに本発明の第10の画像処理装置は、
デジタイズ手段により得られた画像データを表示手段に
より表示し、補正実行選択手段により画像データ補正手
段による補正を行うか否かを選択・決定するので、原稿
に濃度むらがあるかどうか確認をしていなくても、操作
者が画像データを目視することにより濃度補正を行うべ
きか否かを判断でき、判断した結果、画像データの補正
を実行するか否かを選択、決定することができる。
【0043】さらに本発明の第11の画像処理装置で
は、表示手段は画像補正手段により得られる補正済み画
像データの表示を行うのでCRTなどの表示装置に補正
前の画像データと補正後の画像データを両方同時に表示
することができ、補正処理の目視確認をすることができ
る。
【0044】さらに本発明の第12の画像処理装置で
は、算出手段により算出した各区画の濃度平均値のうち
最大値と最小値の差をもとに、画像データ補正手段によ
る濃度補正を行うか否かを判断し、画像データ選択手段
により未補正の画像データと補正済み画像データのいず
れか一方を出力する画像データとして選択するので、画
像データの補正を行うべきか否かという判断を操作者の
判断によらず自動的に行い、操作者の負荷を軽減するこ
とができる。
【0045】さらに本発明の第13の画像処理装置で
は、算出手段により算出した各区画の濃度中間値のうち
最大値と最小値の差をもとに、画像データ補正手段によ
る濃度補正を行うか否かを判断し、画像データ選択手段
により未補正の画像データと補正済み画像データより出
力する画像データを選択するので、本発明の第13の画
像処理装置と同様の作用効果があるとともに、さらに処
理時間を短縮できる。
【0046】さらに本発明の第14の画像処理装置は画
像データ補正手段は、所定の値と基準値との差をとり、
この差を前記基準値の属する区分の画像データに加えて
補正を行うので、濃度むらを緩和した見やすい画像を提
供することができる。
【0047】さらに本発明の第15の画像処理装置は画
像データ補正手段は、基準値の属する区分の画像データ
の最大値と最小値とが第1の所定の値と前記第1の所定
の値よりも小なる第2の所定の値となるように前記画像
データを補正するので最も見やすい画像データを得るこ
とができる。
【0048】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について説明する。
【0049】図1は本発明の第1の実施の形態における
画像処理装置の構成図である。図2は同画像処理装置に
おいて画像区分手段によりフィルムの長辺方向を7つの
区画に区分された画像データを示す図である。
【0050】図3は、図2の画像データの区画におけ
るヒストグラムを示す図である。図4は、図2の画像デ
ータの区画におけるヒストグラムを示す図である。
【0051】図5は、図2の画像データを本実施の形態
の画像処理装置で補正した画像データのA’線上におけ
る濃度と位置の関係を示す図である。
【0052】図6は、図2の画像データを本実施の形態
の画像処理装置で補正した画像データにおける区画の
ヒストグラムを示す図である。
【0053】図7は、図2の画像データを本実施の形態
の画像処理装置で補正した画像データにおける区画の
ヒストグラムを示す図である。
【0054】図8は、図2の画像データを本実施の形態
の画像処理装置で補正した画像データにおける区画の
他のヒストグラムを示す図である。
【0055】図9は、図2の画像データを本実施の形態
の画像処理装置で補正した画像データにおける区画の
他のヒストグラムを示す図である。
【0056】図1の構成図を使用してフィルム画像の補
正について説明する。画像データ5に変換する原稿6と
して、配管の溶接部を撮影したフィルムを例とする。な
お、配管の溶接部を放射線撮影し現像したフィルムの一
例として図26に示したフィルムを用いる。図26で示
すように配管の溶接部を放射線撮影した場合、その短辺
方向の濃度にはほとんど濃度むらは見られない。しかし
長辺方向に関しては撮影方法などにより、図26のよう
な濃度むらが現れる。
【0057】上記のような濃度むらを有する配管溶接部
2を撮影したフィルムを、例えばCCDセンサやレーザ
を使用したスキャナなどのデジタイズ手段7でデジタイ
ズし、フィルム画像を複数の画素に分割して、画素と画
素に対応した濃度値を示す画像データ5を得る。
【0058】得られた画像データ5は画像区分手段8に
送られる。画像区分手段8は、画像データ5を例えば図
2に示すように長辺方向を互いに等しい大きさの7つの
区画に区分し、どのように区分したのかという情報を画
像区分情報9として出力する。なお本実施の形態の画像
処理装置では区分数を7にしている。
【0059】画像区分情報9は画像データ5とともに算
出手段10に送られる。算出手段10は、画像区分情報
9によって得られる画像データ5の各区画と等しい範囲
において、図3に示す区画のヒストグラムや図4に示
す区画のヒストグラムのように各濃度値を有する画素
数あるいは全画素数に対する割合を示すヒストグラムな
どを算出し、さらにヒストグラムから基準値11を算出
し出力する。
【0060】画像データ補正手段12は、画像区分情報
9と各区画毎の基準値11をもとに画像データ5を各区
画毎に補正し、補正済み画像データ13を出力する。
【0061】ここで画像データ補正手段12により各区
画における画像データ5を補正する一例を説明する。
【0062】算出手段10は、各区画と等しい範囲のヒ
ストグラムと画像データ5全体のヒストグラムを算出
し、各区画のヒストグラムより各々の区画の濃度平均値
AVE(i)を、また全体のヒストグラムより画像デー
タ5全体の濃度平均値DAVEを算出する。この補正方法
では、DAVE(i)が基準値となる。画像データ補正手
段12は、例えばDAVE(i)=DAVEとなるように、区
画内の全ての画素の濃度値に対してDAVE(i)−DAVE
の値を加算するなどの方法で、各区画毎に画像データ5
を補正していく。なお、本実施の形態の画像処理装置で
は濃度平均値を用いて画像データ5の補正を行っている
が、濃度中間値を用いても同様の補正ができる。図5に
本実施の形態の画像処理装置で補正された画像データに
おける図2のA’線上の濃度グラフの一例を示し、点線
が補正前の濃度と位置の関係を、実線が補正後の濃度と
位置の関係を示している。また図6は本実施の形態の画
像処理装置で補正された画像データにおける図2の区画
のヒストグラムの一例を、また図7は本実施の形態の
画像処理装置で補正された画像データにおける図2の区
画のヒストグラムの一例を示している。
【0063】なお、各区画における画像データ5の補正
するには、以下に示すような方法で行ってもよい。
【0064】すなわち、算出手段10は、各区画と等し
い範囲のヒストグラムを算出し、各区画ごとの最大値D
MAX(i)と最小値DMIN(i)を算出する。画像データ
補正手段12は、DMAX(i)とDMIN(i)が例えば濃
度値4.0Dや濃度値0Dなど各々ある一定値に等しく
なるように各区画の画像データ5を補正していく。図8
はこの補正方法で補正された画像データにおける区画
のヒストグラムを、また図9は本実施例で補正された画
像データにおける区画のヒストグラムを示している。
【0065】このようにして、原稿となるフィルム3上
に発生した濃度むらを補正、緩和し、溶接欠陥の診断な
どを容易にすることができる。
【0066】また、原稿を長方形に類する形状でありそ
の短辺方向の濃度むらはほとんど無い原稿に限定するこ
とで、画像区分を濃度むらのある長辺方向に単純化で
き、効率よく濃度補正を行うことができる。
【0067】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態について図10を使用して説明する。
【0068】図10は本発明の第2の実施の形態の画像
処理装置におけるヒストグラム算出範囲と画像データ補
正区画を示す図である。なお、説明の便宜上、図10で
はフィルム3の一部のみを拡大して表わしている。
【0069】原稿6となるフィルムおよびデジタイズ手
段7に関しては前記第1の実施の形態の説明と同様なの
で説明を省略する。デジタイズ手段7を通じて得られた
画像データ5は画像区分手段8に送られる。
【0070】画像区分手段8は、画像データ補正手段1
2により濃度補正を行うための画像データ補正区画とし
て、例えば前記した図2のように画像データ5を7つの
区画に区分し、このときの一区画の長辺方向の画素数を
例えば200画素とし、どのように区分したのかという
情報を画像区分情報9として出力する。
【0071】画像区分情報9は画像データ5とともに算
出手段10に送られる。算出手段10は、画像区分情報
9によって得られる区画より小さい範囲、例えば図10
に示すように画像データ補正区画中心付近の長辺方向の
画素数を100画素とする範囲において、ヒストグラム
や濃度平均値などを算出し、基準値11を出力する。
【0072】画像データ補正手段12は、算出手段10
により算出される各ヒストグラム算出範囲ごとのヒスト
グラムや濃度平均値などの基準値11をもとに、各画像
データ補正区画ごとに画像データ5を補正し、補正済み
画像データ13を出力する。
【0073】各画像データ補正区画ごとの濃度補正の処
理に関しては前記実施例の説明と同様のため、説明を省
略する。
【0074】このようにヒストグラムなどを算出するた
めの範囲を小さくするので算出時間を短縮でき、全体の
処理時間を短縮することができる。
【0075】(実施の形態3)次に本発明の第3の実施
の形態について図11および図12を使用して説明す
る。
【0076】図11は本発明の第3の実施の形態の画像
処理装置における長辺方向の画素数を1画素として区分
した際の一区画を示す図である。
【0077】図12は同画像処理装置のヒストグラム算
出範囲として長辺方向を前後10画素とし、画像データ
補正区画として長辺方向を1画素とした例を示す図であ
る。
【0078】なお、図11、図12とも説明の便宜上フ
ィルム3の一部のみを拡大して表わしている。
【0079】原稿6となるフィルムおよびデジタイズ手
段7に関しては前記実施の形態の説明と同様なので説明
を省略する。デジタイズ手段7を通じて得られた画像デ
ータ5は画像区分手段8に送られる。
【0080】画像データ区分手段8は、画像データ5を
画像データ補正区画として区分し、画像区分情報9を出
力する。端的な例として、画像データ補正手段8により
濃度補正していく1つの画像データ補正区画を、図11
のように長辺方向を1画素にした場合を例に取る。
【0081】画像区分情報9は画像データ5とともに算
出手段10に送られる。上記のような長辺方向が1画素
の範囲で算出手段10によりヒストグラムや濃度平均値
AV Eなどを算出すると、短辺方向の画素数にもよるが
サンプル数の不足によりヒストグラムや濃度平均値など
の精度が低下する場合がある。算出手段10は、サンプ
ル画素数の不足を防ぐために、ヒストグラムや濃度平均
値の算出を行うヒストグラムを算出する範囲を、例えば
図12に示すように長辺方向を画像データ補正区画の前
後10画素にまで広げた範囲とし、各ヒストグラム算出
範囲どうしが重なり合うような範囲でサンプリングし、
ヒストグラムや濃度平均値などの算出を行い、基準値1
1を出力する。
【0082】各ヒストグラム算出範囲ごとのヒストグラ
ムなどの基準値11をもとに、画像データ補正手段12
は画像データ5を長辺方向1画素の画像データ補正区画
ごとに濃度補正し、補正済み画像データ13を出力す
る。
【0083】各画像データ補正区画ことの濃度補正の処
理に関してはこれまでの実施例の説明と同様のため、説
明を省略する。
【0084】このように、ヒストグラムや濃度平均値な
どの算出のためのサンプル画素数を大きくし、基準値の
精度を高め、濃度補正の処理を高品質、高精細に行うこ
とができる。
【0085】(実施の形態4)次に本発明の第4の実施
の形態について図13を使用して説明する。
【0086】図13は本発明の第4の実施の形態の画像
処理装置におけるフィルム中心付近を大きくフィルム両
端付近を小さく区分したフィルムの画像データを示す図
である。
【0087】原稿6となるフィルムおよびデジタイズ手
段7に関してはこれまでの説明と同様なので説明を省略
する。デジタイズ手段7を通じて得られた画像データ5
は画像区分手段8に送られる。
【0088】配管溶接部2の放射線撮影における濃度む
らは、前述した図25に示すように放射線源が配管の中
心付近に設置できない場合に起きやすい。この状態での
濃度むらつまりフィルム3の長辺方向における濃度の変
化は、図26に示すようにフィルム両端に近いほど大き
くなる。この濃度変化の大きさに対して画像区分手段8
による画像区分の区画が大きいと、画像データ補正手段
12による区画毎の補正後に、区画の境界付近の濃度は
不自然に不連続な画像になりやすい。これを避けるため
には画像区分手段8により区分する範囲を充分に小さく
すればよいが、フィルム3の中心付近の濃度変化の小さ
い箇所では両端付近ほど小さい範囲に区分する必要が無
く、逆に小さく区分することにより処理時間を増加させ
てしまうことになる。
【0089】効率よく画像データ5の補正処理を行うた
めに、画像区分手段8は図13に示すように、フィルム
3の中心付近では比較的大きい範囲で、フィルム3の両
端(図13に示す左右)付近では比較的小さい範囲で区
分し、区分した情報を画像区分情報9として出力する。
【0090】以降のヒストグラムなどの算出や濃度補正
の処理に関してはこれまでの実施の形態の説明と同様の
ため、説明を省略する。
【0091】このようにフィルム3の両端付近において
は比較的小さい区画で精細に画像の濃度補正処理を行い
濃度補正後の区画境界付近における濃度の不連続を緩和
し、フィルム3の中央付近においては比較的大きい区画
で効率よく補正を行うことができる。
【0092】(実施の形態5)次に本発明の第5の実施
の形態について図14〜図16を参照しながら説明す
る。
【0093】図14は本発明の第5の実施の形態におけ
る画像処理装置の構成図である。図15は同画像処理装
置において濃度変化の大きい区画をさらに2分割した際
のフィルムの画像データである。
【0094】図16は図15の区画により補正された画
像データのA’線上における濃度と位置の関係を示す図
である。
【0095】原稿6となるフィルム3およびデジタイズ
手段7に関してはこれまでの説明と同様なので説明を省
略する。得られた画像データ5は画像区分手段8に送ら
れる。
【0096】画像区分手段8は、デジタイズ手段7で得
られた画像データ5を例えば長辺方向を図2に示すよう
に大きさの等しい7つの区画に区分し、区分した情報を
画像区分情報9として出力する。
【0097】算出手段10は、画像区分情報9をもと
に、例えば各区画と等しい範囲のヒストグラムおよび濃
度平均値DAVE(i)を算出し、その区画の基準値とす
る。算出手段10は各区画の濃度平均値DAVE(i)を
使用し、例えば図2における区画と区画や区画と
区画などの、隣接する区画の濃度平均値の差
【0098】
【数1】
【0099】を算出する。全ての区画における(数1)
の算出結果が例えば一定値Dref以下の場合、算出手段
10は各区画のヒストグラムなどの基準値11を出力す
る。画像データ補正手段12は、算出手段10により得
られる各区画ごとのヒストグラムなどの基準値11をも
とに、画像データ5を補正し、補正済み画像データ13
を出力する。
【0100】(数1)の算出結果が例えば一定値Dref
より大きい場合、その区画iおよび区画i+1の区分け
する範囲を変更するため、再画像区分指令14を画像区
分手段8に対して出力する。
【0101】再画像区分指令14を受けた画像区分手段
8は、再画像区分指令14に情報として含まれている再
区分すべき区画に対して、例えば図2における区画と
区画および区画と区が再区分すべき区画である場
合、例えば図15に示すように各区画をさらに2分割す
るなど細かく区分けを行い、画像区分情報9を再度出力
する。算出手段10は再度の画像区分情報9をもとに、
再度上記ヒストグラムや濃度平均値など算出処理を行
う。最終的に全ての区画における(数1)の算出結果が
一定値Dref以下になるまで、上記処理を繰り返し、画
像の区分を行う。
【0102】以降の濃度補正の処理に関してはこれまで
の実施の形態の説明と同様のため、説明を省略する。
【0103】図16では点線が補正前の濃度と位置の関
係を、実線が補正後の濃度と位置の関係を示している。
【0104】このように濃度むらによる濃度変化の大き
い箇所では区分範囲を自動的に細分していくため、フィ
ルムの濃度変化の小さい箇所では比較的大きい区画で効
率的に濃度補正し、濃度変化の大きい箇所では比較的小
さい区画で精細に画像の濃度補正処理を行い区画境界付
近における濃度の不連続を緩和することができる。
【0105】また、上記の説明では濃度平均値を用いて
基準値としたが、これに代えて濃度中間値を用いてもよ
い。以下、この場合について説明する。
【0106】原稿6となるフィルムおよびデジタイズ手
段7に関してはこれまでの説明と同様なので説明を省略
する。デジタイズ手段7を通じて得られた画像データ5
は画像区分手段8に送られる。
【0107】画像区分手段8は、デジタイズ手段7で得
られた画像データ5を例えば図2に示すように大きさの
等しい7つの区画に区分し、区分した情報を画像区分情
報9として出力する。
【0108】算出手段10は、画像区分情報9をもと
に、例えば各区画と等しい範囲のヒストグラムおよび濃
度中間値DMID(i)を算出し、その区画の基準値とす
る。算出手段10は各区画の濃度中間値DMID(i)を
使用し、隣接する区画の濃度中間値の差
【0109】
【数2】
【0110】を算出する。算出した全ての区画における
(数2)が一定値Dref以下の場合、算出手段10は各
区画のヒストグラムなどの基準値11を出力する。画像
データ補正手段12は、算出手段10により得られる各
区画ごとのヒストグラムなどの基準値11をもとに、画
像データ5を補正し、補正済み画像データ13を出力す
る。
【0111】算出した(数2)が一定値Drefより大き
い場合、その区画iおよび区画i+1の区分けする範囲
を変更するため、再画像区分指令14を画像区分手段8
に対して出力する。
【0112】再画像区分指令14を受けた画像区分手段
8は、再画像区分指令14に情報として含まれている再
区分すべき区画に対して、例えば図2における区画と
区画および区画と区画が再区分すべき区画である
場合、例えば図15に示すように各区画をさらに2分割
するなど細かく区分けを行い、画像区分情報9を再度出
力する。算出手段10は再度の画像区分情報9をもと
に、再度上記ヒストグラムや濃度中間値など算出処理を
行う。最終的に全ての区画における(数2)が一定値D
ref以下になるまで、上記処理を繰り返し、画像の区分
を行う。
【0113】以降の濃度補正の処理に関してはこれまで
の実施の形態の説明と同様のため、説明を省略する。
【0114】このようにすると、上記濃度平均値を用い
た場合と同様の効果があると同時に、濃度平均値よりも
濃度中間値の算出の方が算出時間が短くて済むため、全
体の処理時間もより短縮できる。
【0115】(実施の形態6)次に本発明の第6の実施
の形態について図17を使用して説明する。
【0116】図17は本発明の第6の実施の形態におけ
る画像処理装置の構成図である。原稿6となるフィルム
およびデジタイズ手段7に関してはこれまでの説明と同
様なので説明を省略する。
【0117】デジタイズ手段7を通じて得られた画像デ
ータ5は例えばCRTなどの表示手段15に送られ、操
作者が画像データ5を目視することができる。操作者の
目視の結果、デジタイズ手段7によって得られた画像デ
ータ5に補正の必要があると判断された場合、例えばキ
ーボード操作やマウス操作などによる補正実行選択手段
16から、画像区分手段8と算出手段10と画像データ
補正手段12に対して、画像データ5の補正を実行する
ことを通知する補正実行指令17を出力する。
【0118】以降の画像の区分や補正の処理に関しては
これまでの実施の形態と同様の処理を行うこととし、説
明を省略する。
【0119】このようにして濃度補正を行う前の画像デ
ータを操作者が目視できるように表示できるため、読み
取る前にあらかじめ原稿となるフィルムに濃度むらがあ
るかどうかを確認していなくても、画像データに変換し
た後に濃度補正を行うべきか否かを判断でき、判断した
結果、画像データの補正を実行するか否かを選択、決定
することができる。
【0120】(実施の形態7)次に本発明の第7の実施
の形態について図18を使用して説明する。
【0121】図18は本発明の第7の実施の形態におけ
る画像処理装置の構成図である。原稿6となるフィルム
3およびデジタイズ手段7の説明から画像データ5の補
正処理の説明に関しては本発明の第6の実施の形態の説
明と同様なので説明を省略する。
【0122】画像データ補正手段12により得られた補
正済み画像データ13は表示手段15に送られる。表示
手段15は例えばCRTなどの表示装置に補正済み画像
データ13を表示する。この時補正前の画像データ5を
同時に表示することもできる。
【0123】このようにして濃度補正後の画像データを
操作者が目視できるように表示できるため、補正前の画
像データと補正後の画像データを両方同時に表示するこ
とができ、補正処理の目視確認をすることができる。
【0124】(実施の形態8)次に本発明の第8の実施
の形態について図19を使用して説明する。
【0125】図19は本発明の第8の実施の形態におけ
る画像処理装置の構成図である。画像区分情報9が得ら
れるまでの説明に関しては、前記した他の実施の形態と
同様なので説明を省略する。
【0126】画像区分手段8を通じて得られた画像区分
情報9は画像データ5とともに算出手段10に送られ
る。算出手段10は、例えば各区画と等しい範囲のヒス
トグラムおよび濃度平均値DAVE(i)を算出し、その
区画の基準値とし、各区画の濃度平均値DAVE(i)の
中から最大値DAVE(i)MAXと最小値DAVE(i)MIN
算出する。
【0127】算出した最大値DAVE(i)MAXと最小値D
AVE(i)MINの差が一定以下であれば濃度むらは許容範
囲以内であると判断し、算出手段10は、デジタイズ手
段7により得られた補正前の画像データ5を出力すると
いう画像データ選択指令18を画像データ選択手段19
に出力する。
【0128】算出した最大値DAVE(i)MAXと最小値D
AVE(i)MINの差が一定以上であれば濃度むらが許容範
囲を越えていると判断し、算出手段10は各区画のヒス
トグラムなどの基準値11を出力し、補正済み画像デー
タ13を出力するという画像データ選択指令18を画像
データ選択手段19に出力する。画像データ補正手段1
2は、算出手段10により得られる各区画ごとのヒスト
グラムなどの基準値11をもとに、画像データ5を補正
し、補正済み画像データ13を出力する。濃度補正処理
の方法に関してはこれまでの実施の形態と同様のため、
説明を省略する。
【0129】画像データ選択手段19は、送られてくる
画像データ選択指令18に対応して、未補正の画像デー
タ5または補正済み画像データ13のどちらかを選択
し、出力する。
【0130】このようにして、画像区分手段により区分
した各区画における濃度平均値のうち最大値と最小値の
差をもとに、画像データの補正を行うべきか否かという
判断と出力する画像データの選択を自動的に行うため、
操作者の負荷を軽減することができる。
【0131】また、上記の説明では各区画の濃度平均値
を用いたが、これに代えて濃度中間値を用いることもで
きる。
【0132】すなわち、得られた画像区分情報9は画像
データ5とともに算出手段10に送られる。算出手段1
0は、例えば各区画と等しい範囲のヒストグラムおよび
濃度中間値DMID(i)を算出し、その区画基準値と
し、各区画の濃度中間値DMID(i)の中から最大値D
MID(i)MAXと最小値DMID(i)MINを算出する。
【0133】算出した最大値DMID(i)MAXと最小値D
MID(i)MINの差が一定以下であれば濃度むらは許容範
囲以内であると判断し、デジタイズ手段7により得られ
た補正前の画像データ5を出力するという画像データ選
択指令18を画像データ選択手段19に出力する。
【0134】算出した最大値DMID(i)MAXと最小値D
MID(i)MINの差が一定以上であれば濃度むらが許容範
囲を越えていると判断し、算出手段10は各区画のヒス
トグラムなどの基準値11を出力し、補正済み画像デー
タ13を出力するという画像データ選択指令18を画像
データ選択手段19に出力する。画像データ補正手段1
2は、算出手段10により得られる各区画ごとのヒスト
グラムなどの基準値11をもとに、画像データ5を補正
し、補正済み画像データ13を出力する。濃度補正処理
の方法に関してはこれまでの実施の形態と同様のため、
説明を省略する。
【0135】画像データ選択手段19は、送られてくる
画像データ選択指令18に対応して、未補正の画像デー
タ5または補正済み画像データ13のどちらかを選択
し、出力する。
【0136】このようにして、画像区分手段により区分
した各区画における濃度中間値のうち最大値と最小値の
差をもとに、画像データの補正を行うべきか否かという
判断を自動的に行うため、濃度平均値を用いる場合と同
様操作者の負荷を軽減することができ、かつ濃度平均値
よりも濃度中間値の算出の方が算出時間が短くて済むた
め、より補正実行判断の処理時間を短縮できる。
【0137】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の画像処理装置は、各区画毎に算出された基準値
にもとづいて画像データが補正されるので、濃度むらを
補正・緩和した見やすい画像を提供することができる。
【0138】また、本発明の第2の画像処理装置では、
画像区分手段により濃度むらのある画像データを一定の
区画で区分して画像区分情報を出力し、画像データと画
像区分情報をもとに、算出手段により区画と等しい範囲
ごとにヒストグラムから基準値が算出され、画像区分情
報と算出手段により算出された基準値ををもとに、画像
データ補正手段により画像データを濃度補正するので、
画像データ上に見られた濃度むらを補正・緩和し、見や
すい画像を提供することができる。
【0139】さらに本発明の第3の画像処理装置では、
算出手段は、画像区分手段により区分けされた区画より
小さい範囲の画像データのヒストグラムから基準値を算
出するので、基準値の算出を行う処理時間を短縮するこ
とができ、全体の処理時間も短縮できる。
【0140】さらに、本発明の第4の画像処理装置で
は、算出手段は、画像区分手段により区分けされた区画
より大きい範囲の画像データのヒストグラムから基準値
を算出するので、基準値の算出および濃度補正の処理を
高品質、高精細に行うことができる。
【0141】さらに本発明の第5の画像処理装置ではデ
ジタイズ手段により原稿をデジタルデータとし、画像補
正を容易にすることができる。
【0142】さらに本発明の第6の画像処理装置では、
デジタイズ手段で読み取る原稿は略長方形であり、画像
区分手段は原稿の長辺方向に対して区分けするので、濃
度むらを補正するための画像の区分けを、原稿の長辺方
向の区分に単純化でき、効率よく濃度補正を行うことが
できる。
【0143】さらに本発明の第7の画像処理装置では、
画像区分手段は原稿の長辺方向の両端に近いほど区分け
する区画を小さくするので、原稿の中心付近においては
比較的大きい区画で効率的に濃度補正し、原稿の両端付
近においては比較的小さい区画で精細に濃度補正を行い
補正後の区画境界付近における濃度の不連続を緩和する
ことができる。
【0144】さらに本発明の第8の画像処理装置では、
画像区分手段は隣接する区画における濃度平均値の差が
一定値以下になるよう区分けを行うので、画像データの
濃度変化の小さい箇所では比較的大きい区画で効率的に
濃度補正し、濃度変化の大きい箇所では比較的小さい区
画で精細に濃度補正を行い区画境界付近における濃度の
不連続を緩和することができる。
【0145】さらに本発明の第9の画像処理装置では、
画像区分手段は隣接する区画における濃度中間値の差が
一定値以下になるよう区分けを行うので本発明の第8の
画像処理装置と同様の作用効果があるとともに、さらに
処理時間を短縮できる。
【0146】さらに本発明の第10の画像処理装置は、
デジタイズ手段により得られた画像データを表示手段に
より表示し、補正実行選択手段により画像データ補正手
段による補正を行うか否かを選択・決定するので原稿に
濃度むらがあるかどうか確認していなくても、操作者が
画像データを目視することにより濃度補正を行うべきか
否かを判断でき、判断した結果、画像データの補正を実
行するか否かを選択、決定することができる。
【0147】さらに本発明の第11の画像処理装置で
は、表示手段は画像補正手段により得られる補正済み画
像データの表示を行うので、CRTなどの表示装置に補
正前の画像データと補正後の画像データを両方同時に表
示することができ、補正処理の目視確認をすることがで
きる。
【0148】さらに本発明の第12の画像処理装置で
は、算出手段により算出した各区画の濃度平均値のうち
最大値と最小値の差をもとに、画像データ補正手段によ
る濃度補正を行うか否かを判断し、画像データ選択手段
により未補正の画像データと補正済み画像データのいず
れか一方を出力する画像データとして選択するので、画
像データの補正を行うべきか否かという判断を操作者の
判断によらず自動的に行い、操作者の負荷を軽減するこ
とができる。
【0149】さらに本発明の第13の画像処理装置で
は、算出手段により算出した各区画の濃度中間値のうち
最大値と最小値の差をもとに、画像データ補正手段によ
る濃度補正を行うか否かを判断し、画像データ選択手段
により未補正の画像データと補正済み画像データより出
力する画像データを選択するので、本発明の第13の画
像処理装置と同様の作用効果があるとともに、さらに処
理時間を短縮できる。
【0150】さらに本発明の第14の画像処理装置は画
像データ補正手段は、所定の値と基準値との差をとり、
この差を前記基準値の属する区分の画像データに加えて
補正を行うので、濃度むらを緩和した見やすい画像を提
供することができる。
【0151】さらに本発明の第15の画像処理装置は画
像データ補正手段は、基準値の属する区分の画像データ
の最大値と最小値とが第1の所定の値と前記第1の所定
の値よりも小なる第2の所定の値となるように前記画像
データを補正するので最も見やすい範囲の画像データを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像処理装
置の構成図
【図2】同画像処理装置において画像区分手段により長
辺方向を7つの区画に区分されたフィルムの画像データ
を示す図
【図3】図2の画像データの区画におけるヒストグラ
ムを示す図
【図4】図2の画像データの区画におけるヒストグラ
ムを示す図
【図5】図2の画像データを第1の実施の形態の画像処
理装置で補正した画像データのA’線上における濃度と
位置の関係を示す図
【図6】図2の画像データを第1の実施の形態の画像処
理装置で補正した画像データにおける区画のヒストグ
ラムを示す図
【図7】図2の画像データを第1の実施の形態の画像処
理装置で補正した画像データにおける区画のヒストグ
ラムを示す図
【図8】図2の画像データを第1の実施の形態の画像処
理装置で補正した画像データにおける区画の他のヒス
トグラムを示す図
【図9】図2の画像データを第1の実施の形態の画像処
理装置で補正した画像データにおける区画の他のヒス
トグラムを示す図
【図10】本発明の第2の実施の形態の画像処理装置に
おけるヒストグラム算出範囲と画像データ補正区画を示
す図
【図11】本発明の第3の画像処理装置における長辺方
向の画素数を1画素として区分した際の一区画を示す図
【図12】同画像処理装置のヒストグラム算出範囲とし
て長辺方向を前後10画素とし画像データ補正区画とし
て長辺方向を1画素とした例を示す図
【図13】本発明の第4の実施の形態の画像処理装置に
おけるフィルム中心付近を大きくフィルム両端付近を小
さく区分したフィルムの画像データを示す図
【図14】本発明の第5の実施の形態における画像処理
装置の構成図
【図15】同画像処理装置において濃度変化の大きい区
画をさらに2分割した際のフィルムの画像データを示す
【図16】図15の区画により補正された画像データの
A’線上における濃度と位置の関係を示す図
【図17】本発明の第6の実施の形態における画像処理
装置の構成図
【図18】本発明の第7の実施の形態における画像処理
装置の構成図
【図19】本発明の第8の実施の形態における画像処理
装置の構成図
【図20】配管の溶接部における放射線撮影の概略構成
の一例を示す図
【図21】図20の溶接部分における断面図
【図22】図20および図21の構成にて配管の溶接部
を放射線撮影した場合のフィルムの一例を示す図
【図23】図22に示したフィルムのA線上における濃
度と位置の関係を示す図
【図24】図22に示したフィルムのBおよびCの範囲
におけるヒストグラムを示す図
【図25】放射線源を中心に設置できなかった場合の配
管溶接部放射線撮影の概略構成を示す図
【図26】図25の構成にて撮影し、濃度むらの発生し
たフィルムの一例を示す図
【図27】図26に示したフィルムのA’線上における
濃度と位置の関係を示す図
【図28】図26に示したフィルムのB’部分における
ヒストグラムを示す図
【図29】図26に示したフィルムのC’部分における
ヒストグラムを示す図
【符号の説明】
3 フィルム 4 放射線源 5 画像データ 6 原稿 7 デジタイズ手段 8 画像区分手段 9 画像区分情報 10 算出手段 11 基準値 12 画像データ補正手段 13 補正済み画像データ 14 再画像区分指令 15 表示手段 16 補正実行選択手段 17 補正実行指令 18 画像データ選択指令 19 画像データ選択手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを一定の範囲で区分けする画
    像区分手段と、前記画像データの各区画毎に基準値を算
    出する算出手段と、前記算出手段により算出される基準
    値をもとに前記画像区分手段により区分けされた前記各
    区画の画像データを補正する画像データ補正手段とを備
    えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 算出手段は、画像区分手段により区分け
    された区画と等しい範囲の画像データのヒストグラムか
    ら基準値を算出することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 算出手段は、画像区分手段により区分け
    された区画より小さい範囲の画像データのヒストグラム
    から基準値を算出することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 算出手段は、画像区分手段により区分け
    された区画より大きい範囲の画像データのヒストグラム
    から基準値を算出することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読み取り画像データに変換するデ
    ジタイズ手段を備えた請求項1から4のいずれかに記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 デジタイズ手段で読み取る原稿は略長方
    形であるとともに画像区分手段は前記原稿の濃度差のあ
    る長辺方向に対して区分けすることを特徴とする請求項
    5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像区分手段は原稿の長辺方向の両端に
    近いほど区画を小さくすることを特徴とする請求項6記
    載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像区分手段は隣接する区画における濃
    度平均値の差が一定値以下になるよう区分けを行うこと
    を特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像区分手段は隣接する区画における濃
    度中間値の差が一定値以下になるよう区分けを行うこと
    を特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 デジタイズ手段により得られた画像デ
    ータを表示する表示手段と、画像データ補正手段による
    補正を行うか否かを選択・決定する補正実行選択手段と
    を備えた請求項5記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 表示手段が画像補正手段により得られ
    る補正済み画像データの表示を行うことを特徴とする請
    求項10記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 算出手段により算出した各区画の濃度
    平均値のうち最大値と最小値の差をとるとともに、未補
    正の画像データと補正済み画像データのいずれか一方を
    出力する画像データとして選択する画像データ選択手段
    を備えた請求項6記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 算出手段により算出した各区画の濃度
    中間値のうち最大値と最小値の差をとるとともに、未補
    正の画像データと補正済み画像データのいずれか一方を
    出力する画像データとして選択する画像データ選択手段
    を備えた請求項6記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 画像データ補正手段は、所定の値と基
    準値との差をとり、この差を前記基準値の属する区分の
    画像データに加えて補正を行う請求項1記載の画像処理
    装置。
  15. 【請求項15】 画像データ補正手段は、基準値の属す
    る区分の画像データの最大値と最小値とが第1の所定の
    値と前記第1の所定の値よりも小なる第2の所定の値と
    なるように前記画像データを補正する請求項1記載の画
    像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258972A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Noritsu Koki Co Ltd シェーディング補正方法および露光装置、シェーディング補正プログラム
JP2014232114A (ja) * 2014-08-20 2014-12-11 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 目視検査用映像の作成方法

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