JPH10320945A - ヘッドスライダ、ディスク装置及びスティック状ウエハの切断方法 - Google Patents

ヘッドスライダ、ディスク装置及びスティック状ウエハの切断方法

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JPH10320945A
JPH10320945A JP9210514A JP21051497A JPH10320945A JP H10320945 A JPH10320945 A JP H10320945A JP 9210514 A JP9210514 A JP 9210514A JP 21051497 A JP21051497 A JP 21051497A JP H10320945 A JPH10320945 A JP H10320945A
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air
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stick
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亮介 古石
Seiji Yoneoka
誠二 米岡
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    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スライダ加工時に生じるレール面
平面性公差による浮上変動及びテーパ長の加工公差によ
る浮上変動を抑制することができ、良好な浮上特性を有
する磁気ヘッドスライダを提供することを目的とする。 【解決手段】 磁気ヘッドスライダであって、磁気ディ
スクに対向するディスク対向面に形成されたそれぞれデ
ィスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベア
リング表面を有する一対のレールと、一対のレールの間
の空気流入端側に形成されたスリットと、スリットに連
続して一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された
空気を膨張させて負圧を発生させるスリットよりも幅広
の溝を含んでいる。磁気ヘッドスライダは更に、レール
の一方が位置する空気流出端に形成された電磁トランス
デューサを含んでいる。スライダは、空気流入端側が狭
く、空気流出端側が広い台形形状をしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に磁気ディ
スク装置に用いられる浮上型磁気ヘッドスライダに関
し、特に低浮上量を指向した負圧スライダに関する。
【0002】近年の磁気ディスク装置の磁気ヘッドスラ
イダにおいては、磁気ディスク媒体の記録密度の増加の
ために低浮上量化が進められている。また、アクセスの
高速化のため、アクセス方向に大きな加速度がかけられ
るので、浮上安定性に優れたスライダが求められてい
る。
【0003】更に、磁気ディスク装置の小型化、機構の
単純化のために、近年の磁気ディスク装置においては回
転型ポジショナが広く用いられ、ヨー角変化による浮上
量変動の少ない負圧スライダが要望されている。
【0004】
【従来の技術】浮上安定性に優れた負圧磁気ヘッドスラ
イダとして、空気流入端から空気流出端に向かってレー
ル幅が減少する一対のレールを形成し、一対のレールの
間に溝を画成し、この溝部で負圧を発生させるスライダ
が提案されている(特開平4−228157号)。
【0005】図1(A)は上記公開公報に開示された従
来の負圧磁気ヘッドスライダの平面図であり、図1
(B)はその斜視図である。スライダ2は直方体形状を
しており、空気流入端2aと、空気流出端2bを有して
いる。
【0006】スライダ2のディスク対向面には正圧を発
生させるための一対のレール4,6が形成されている。
各レール4,6はそれぞれディスク回転時の浮上力を発
生するための平坦な空気ベアリング表面(レール表面)
4a,6aを有している。
【0007】各レール4,6の空気流入端側にはテーパ
面4b,6bがそれぞれ形成されている。一対のレール
4,6の間には一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を
発生させる溝8が画成されている。
【0008】レール4が位置するスライダ2の空気流出
端には電磁トランスデューサ10が形成されている。一
対のレール4,6の空気流入端側にはセンターレール1
1が形成されている。
【0009】各レール4,6の幅を流入端及び流出端側
で広く、中間部分で細く形成することにより、ヨー角変
化による浮上変動を抑えている。また、流入端にテーパ
面4b,6bを形成することによって、塵埃付着時の浮
上変動を抑制することができる。
【0010】図1(B)はレール面側から見たスライダ
2の斜視図であり、点線矢印がスライダ2にかかる正圧
を、実線矢印がスライダ2にかかる負圧を示している。
レール面4a,6aで正圧が発生し、溝8の部分で負圧
が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】スライダの浮上量が
0.05μm以下となると、スライダ表面形状が浮上状
態に与える影響が大きくなる。
【0012】上述した従来のスライダでは、スライダが
長方形状をしており、概略平行に形成された一対のレー
ルの各々が流入端側と流出端側に2個の幅広部を有する
ため、スライダ浮上時における圧力分布のピークが4点
で発生し、スライダが4点支持となる。
【0013】このようにスライダが4点で支持されて浮
上すると、スライダの表面形状が浮上状態に与える影響
が大きくなる。即ち、製造誤差によりスライダのクラウ
ン、キャンバ、ツイスト等が変動すると、スライダの浮
上状態が大きく変動してしまうという問題がある。
【0014】よって本発明の目的は、スライダ加工時に
生じるレール面平面性公差による浮上変動、テーパ長の
加工公差による浮上変動を抑制することができ、良好な
浮上特性を有するヘッドスライダを提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によると、空気流
入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、デ
ィスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞ
れディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気
ベアリング表面を有する一対のレールと、前記一対のレ
ールの間の空気流入端側に画成されたスリットと、前記
スリットに連続して前記一対のレールの間に画成され
た、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる
前記スリットよりも幅広の溝と、前記レールの一方が位
置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを
具備し、前記スライダは空気流入端側が狭く空気流出端
側が広い台形形状を有していることを特徴とするヘッド
スライダが提供される。
【0016】本発明のヘッドスライダは空気流入端側が
狭く空気流出端側が広い台形形状をしているため、一対
のレールは流入端側で近付くこととなる。これにより、
スライダ浮上時における圧力分布のピークは3カ所とな
り、スライダが3点支持されることになる。
【0017】スライダが3点支持されると、製造誤差に
よりスライダのクラウン、キャンバ、ツイスト等が変動
しても、スライダの浮上変動を抑制することができ、ス
ライダの良好な浮上特性を実現することができる。
【0018】好ましくは、各レールはレールの空気流出
端部の中心が、空気流入端部の中心と中間部分の中心を
結んだ直線の外側にあるような形状を有している。更に
好ましくは、各レールは流入端側に正圧を発生させるテ
ーパ面を有しており、且つテーパ面を有するレール部分
のレール幅が、空気流入端側から流出端側に向かって連
続的に減少する。
【0019】本発明の他の側面によると、空気流入端と
空気流出端を有するヘッドスライダであって、ディスク
に対向するディスク対向面に形成された、それぞれディ
スク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリ
ング表面を有する一対のレールと、前記一対のレールの
間の空気流入端側に画成されたスリットと、前記スリッ
トに連続して前記一対のレールの間に画成された、一旦
圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる前記スリ
ットよりも幅広の溝と、前記レールの一方が位置する前
記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し、
前記スライダは空気流出端側に互いに概略平行な一対の
側面と、該一対の側面から空気流入端に向けて連続して
互いに近付く一対の傾斜側面とを有していることを特徴
とするヘッドスライダが提供される。
【0020】本発明の更に他の側面によると、空気流入
端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、ディ
スクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれ
ディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベ
アリング表面を有する一対のレールと、前記一対のレー
ルを空気流入端側で連結する連結レール部と、前記一対
のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張
させて負圧を発生させる溝と、前記一方のレールが位置
する前記空気流出端に形成されたトランスデューサとを
具備し、前記スライダは空気流入端側が狭く空気流出端
側が広い台形形状を有していることを特徴とするヘッド
スライダが提供される。
【0021】好ましくは、連結レール部は空気流入端側
に正圧を発生させるテーパ面を有しており、且つテーパ
面を有するレール部分のレール幅が、空気流入端側から
空気流出端側に向かって連続して減少している。
【0022】本発明の更に他の側面によると、複数のス
ライダが横方向に並んで形成されている所定幅のスティ
ック状ウエハを切断して台形スライダを得るスティック
状ウエハの切断方法であって、前記台形スライダの傾斜
側面の角度と等しい傾斜角の切断刃を有する回転カッタ
ーを設け、個々のスライダの空気流入端が上側となるよ
うに前記スティック状ウエハを立てながら、前記カッタ
ーに対して該スティック状ウエハを概略水平方向に搬送
して切断することを特徴とするスティック状ウエハの切
断方法が提供される。
【0023】代替案として、切断箇所がカッターの中心
を通る鉛直線に実質上一致するように、スティック状ウ
エハをカッターに対して鉛直方向に移動して切断するよ
うにしてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】図2を参照すると、本発明の磁気
ヘッドスライダを搭載した磁気ディスク装置の斜視図が
示されている。符号12はベース14とカバー16とか
ら構成されるハウジング(ディスクエンクロージャー)
である。
【0025】ベース14上にはインナーハブモータによ
って回転駆動される図示しないスピンドルハブが設けら
れている。スピンドルハブには磁気ディスク20と図示
しないスペーサーが交互に挿入され、ディスククランプ
18をスピンドルハブにネジ締結することにより、複数
枚の磁気ディスク20が所定間隔離間してスピンドルハ
ブに取り付けられる。
【0026】符号22はアクチュエータアームアセンブ
リ26と磁気回路28とから構成されるロータリーアク
チュエータを示している。アクチュエータアームアセン
ブリ26は、ベース14に固定されたシャフト24回り
に回転可能に取り付けられている。
【0027】アクチュエータアームアセンブリ26は、
回転中心から一方向に伸長した複数のアクチュエータア
ーム30と、アクチュエータアーム30と反対方向に伸
長したコイル支持部材36を含んでいる。
【0028】各アクチュエータアーム30の先端部に
は、先端部で磁気ヘッドスライダ32を支持するサスペ
ンション34の基端部が固定されている。コイル支持部
材36によりコイル38が支持されている。磁気回路2
8と、磁気回路28のギャップ中に挿入されるコイル3
8とでボイスコイルモータ(VCM)40が構成され
る。
【0029】符号42はヘッドスライダ32に搭載され
た電磁トランスデューサからの信号を取り出すフレキシ
ブルプリント配線板(FPC)を示しており、固定部材
44でその一端が固定され、更に図示しないコネクタに
電気的に接続されている。
【0030】ベース14上に環状パッキンアセンブリ4
6が搭載されており、パッキンアセンブリ46を間に挟
んでカバー16をベース14にネジ締結することによ
り、ハウジング12内が密封される。
【0031】図3は本発明第1実施形態の磁気ヘッドス
ライダ50Aの平面図を示しており、図4は浮上状態の
その斜視図を示している。本実施形態及び引き続く数多
くの実施形態において、実質的に同一構成部分について
は同一符号を付して説明する。
【0032】磁気ヘッドスライダ50Aは空気流入端5
2aと、空気流出端52bを有しており、空気流入端側
が狭く空気流出端側が広い台形形状をしている。磁気ヘ
ッドスライダ50Aは図2に示したサスペンション34
により支持される。
【0033】磁気ヘッドスライダ50Aのディスク対向
面には、平坦なレール面(空気ベアリング表面)54
a,56aを有する一対のレール54,56が形成され
ている。
【0034】各レール54,56の空気流入側端部には
それぞれテーパ面54b,56bが形成されている。ス
ライダ50Aが台形形状をしているため、一対のレール
54,56は空気流入端側で互いに近付くように配置さ
れており、その間にスリット58が画成されている。
【0035】更に、一対のレール54,56の間には負
圧発生用の溝60が画成されている。レール54が位置
するスライダ50Aの空気流出端52bには電磁トラン
スデューサ62が形成されている。
【0036】スライダ50AはAl2 3 −TiCから
形成されており、ウエハに複数個の電磁トランスデュー
サ62を形成した後ウエハをバー形状に切断し、側面を
加工してレール54,56を形成した後、個々のスライ
ダ50Aに切断する。
【0037】スライダサイズは1.25mm×0.25
−0.75mm(空気流入端)×1mm(空気流出端)
であり、厚さは0.3mmである。レール54,56の
幅は最も細い部分で100μm以下となるため、レール
54,56はフォトリソグラフィ技術により形成する。
【0038】即ち、形成すべき所望のレールパターンに
レジストを塗布した後、イオンミリングによりウエハを
削り取ってスリット58と、溝60を形成する。テーパ
面54b,56bはレール54,56を形成する前、或
いは後に機械加工によって形成する。
【0039】テーパの角度は0.5°〜4.0°、テー
パの長さはレール長さの1/10〜1/20が望まし
い。テーパ面54b,56bで発生した正圧により、各
レール54,56の先端側面への汚れの付着を防止す
る。
【0040】図4のスライダ50Aの浮上状態斜視図か
ら明らかなように、点線矢印で示されるようにレール面
(空気ベアリング表面)54a,56aで正圧が発生
し、溝60部分で実線矢印で示すように負圧吸引力が発
生する。即ち、スリット58部分で一旦圧縮された空気
が溝60部分で膨張することにより負圧が発生する。
【0041】図5に示した圧力分布から明らかなよう
に、本実施形態のスライダ50Aは台形形状であるた
め、3つの圧力のピークを有しており、浮上状態のスラ
イダ50Aは3点支持となる。
【0042】スライダ50Aが3点支持となるため、加
工誤差によりスライダのクラウン、キャンバ、ツイスト
等が変動しても、スライダの浮上変動率は小さくなる。
また、スライダ形状が台形形状であるため、同じ厚さを
有するスライダで質量が従来のスライダの1/2〜3/
4程度となる。
【0043】例えば、従来のスライダは1.757mg
であり、第1実施形態のスライダ50Aは0.984〜
1.378mgである。このため、1.161mgのサ
スペンションにスライダ50Aを取り付けた場合、共振
周波数を3.8〜13%増加させることができる。
【0044】図6は本発明第2実施形態のスライダ50
Bの平面図を示している。本実施形態のスライダ50B
は空気流出端52b側に形成された互いに平行な一対の
側面64a,64bと、これらの側面64a,64bと
空気流入端52aを接続する一対の傾斜側面66a,6
6bを有している。
【0045】本実施形態のスライダ50Bは空気流出端
部側に一対の平行な側面64a,64bを有しているた
め、スライダ加工の際横方向の押し付けによる位置合わ
せが容易になる。また、空気流出端部側のコーナー部の
角度が鋭角でなくなるため、衝突時のスライダコーナー
部による打痕傷の程度が軽くなる。
【0046】図7は本発明第3実施形態のスライダ50
Cの平面図を示している。スライダ50Cは一対のレー
ル68,70を有しており、一対のレール68,70の
間にはスリット72と、一旦圧縮された空気を膨張させ
て負圧を発生させる溝74が画成されている。
【0047】レール68は空気流入端部68aと、空気
流出端部68bと、中間部分68cとを含んでおり、空
気流出端部68bの中心が、空気流入端部68aの中心
と中間部分68cの中心を結んだ直線69の外側に位置
付けされている。
【0048】同様に、レール70は空気流入端部70a
と、空気流出端部70bと、中間部分70cとを含んで
おり、空気流出端部70bの中心が、空気流入端部70
aの中心と中間部分70cの中心を結んだ直線71の外
側に位置付けされている。
【0049】レール68,70が上述したような形状を
有しているため、空気流入端52aからの気流が遮断さ
れやすくなり、安定浮上に必要なレール幅を保ったまま
浮上量を低下させることができる。
【0050】図8は本発明第4実施形態のスライダ50
Dの平面図である。テーパ面68d,70dを有するレ
ール部分の幅が、空気流入端から空気流出端に向かって
減少しているため、テーパ加工公差によりテーパ長が変
動しても、スライダ50Dの浮上量変化を小さくするこ
とができる。
【0051】即ち、テーパ長が長くなると浮上量を増加
させるが、テーパ部分のレール幅を空気流入端から空気
流出端に向かって減少させることにより、浮上量を下
げ、テーパ長が長くなったことによる浮上量の増加を相
殺している。
【0052】図9は本発明第5実施形態のスライダ50
Eの平面図である。本実施形態では、センターレール7
6が一対のレール68,70の間に設けられている。そ
の他の構成は図8に示した第4実施形態と同様である。
【0053】図10は本発明第6実施形態のスライダ5
0Fの平面図を示している。本実施形態では、スリット
72を画成するレール68,70の内側エッジ68f,
70fがスライダ50Fの長手方向中心線に平行に形成
されている。
【0054】更に、テーパ面68e,70eを有するレ
ール部分の幅が、空気流入端から空気流出端に向かって
減少している。これにより、第4及び第5実施形態と同
様に、テーパ加工公差によりテーパ長が変動しても、ス
ライダ50Fの浮上量変化を小さくすることができる。
【0055】図11は本発明第7実施形態のスライダ5
0Gの平面図を示している。本実施形態のスライダ50
Gでは、一対のレール78,80は空気流入端側の連結
レール部82で互いに連結されている。
【0056】即ち、レール形状が逆V型であり、空気流
入端が閉じているため、空気が空気流入端で大きく圧縮
され、圧縮された空気が溝84で膨張するため、負圧の
発生が容易である。連結レール部82は空気流入端部5
2aにテーパ面82aを有している。
【0057】従来型方形スライダで逆V型又は逆U型レ
ールを採用すると、テーパ長が長くなるため、正圧が発
生しすぎ、スライダの低浮上量を実現することが困難で
あった。
【0058】この問題を改善するためには、テーパ部の
レール幅を狭くする必要があるが、そうすると、空気流
入端の両サイドにレールのない部分が広がってしまい、
スライダが前のめりにつんのめった場合、スライダの角
が磁気ディスクに接触してしまうという問題がある。
【0059】本実施形態のスライダ50Gでは、スライ
ダの外形が台形形状をしているため、空気流入端の幅は
従来の通常タイプのスライダよりも短くなる。その結
果、正圧を抑制するためにテーパ部のレール幅を短くす
る必要がなく、スライダ50Gのつんのめりによるスラ
イダの角と磁気ディスクとの接触を回避できる。
【0060】図12は本発明第8実施形態のスライダ5
0Hの平面図を示している。本実施形態のスライダ50
Hでは、レール78,80を連結する連結レール部86
のレール幅が、テーパ面86aの部分において、空気流
入端から空気流出端に向かって減少している。その結
果、テーパ加工公差によりテーパ長が変動しても、スラ
イダ50Hの浮上量変化を小さく抑えることができる。
【0061】図13は本発明第9実施形態のスライダ5
0Iの平面図を示している。連結レール部86に空気流
出端側からテーパ面86aの一部に伸長するスリット8
8が入っているため、空気流入端部における正圧を抑制
することができ、スライダ50Iの低浮上化を達成しや
すくなる。
【0062】図14は本発明第10実施形態のスライダ
50Jの平面図を示している。連結レール部86に形成
された空気流出端側からテーパ面86aの一部に伸長す
るスリット90が、空気流出端側から空気流入端側に向
けてその幅が狭くなっている。
【0063】その結果、連結レール部86に空気流入端
側から流出端に向けて幅が狭くなる一対のレールを形成
しやすくなり、テーパ加工公差によるテーパ長の変動が
発生しても、スライダ50Jの浮上量変化を小さく抑え
ることができる。
【0064】図15(A)は本発明第11実施形態のス
ライダ50Kの平面図を示しており、図15(B)は図
15(A)のB−B線に沿う断面図である。連結レール
部86に形成されているスリット92が溝84の深さよ
り浅いため、容易に負圧を発生させることができ、且つ
圧縮された気流が溝84で急激に膨張しないため、溝8
4に汚れが付着することもない。
【0065】図16は本発明第12実施形態のスライダ
50Lの平面図を示している。連結レール部86のテー
パ面86aのレール幅が、空気流入端から空気流出端に
向かって減少しているため、テーパ加工公差によるテー
パ長の変動が発生しても、スライダ50Lの浮上量変化
を小さく抑えることができる。
【0066】図17は本発明第13実施形態のスライダ
50Mの平面図を示している。本実施形態のスライダ5
0Mにおいては、連結レール部86に形成されたスリッ
ト94の深さが溝84の深さより浅く、且つスリット9
4の幅が空気流入端52aから空気流出端に向けて徐々
に広くなるように形成されている。
【0067】更に、テーパ面86aにおけるレール幅が
空気流入端から空気流出端に向かって減少しているた
め、テーパ加工公差によりテーパ長の変動が発生して
も、スライダ50Mの浮上量変化を小さく抑えることが
できる。
【0068】図18は本発明第14実施形態のスライダ
50Nの平面図を示している。連結レール部86の空気
流出端側からテーパ面86aの一部に伸長するスリット
96が入っており、スリット96の深さが溝84の深さ
よりも浅くなっている。本実施形態のスライダ50N
は、負圧を発生させやすく、容易に低浮上を実現するこ
とができる。
【0069】図19(A)は本発明第15実施形態のス
ライダ50Pの平面図を示しており、図19(B)は図
19(A)のB−B線に沿う断面図である。上述した各
実施形態では、空気流入端で正圧を発生させるため、レ
ール面にテーパを設けていたが、本実施形態では溝74
の深さの1/2〜1/4程度(溝深さが2〜4μmの場
合、0.5〜2μm)のステップ98,100をレール
68,70の空気流入端部に形成する。更に、スリット
72の空気流入端部にステップ102を形成する。
【0070】レール68,70の空気流入端部に設けた
ステップ98,100で正圧を発生させる。従来型方形
スライダの場合と比較すると、ステップ98,100,
102を形成した空気流入端部の幅が狭くなるため、汚
れの付着量が少なくなり、スライダ50Pの浮上量の変
動を小さく抑えることができる。
【0071】図20は本発明第16実施形態のスライダ
50Qの平面図を示している。本実施形態のスライダ5
0Qは平均レール幅が異なる一対のレール104,10
6を有している。
【0072】即ち、電磁トランスデューサ62が位置す
るレール106の平均レール幅を、他方のレール104
の平均レール幅よりも狭く形成し、必ず電磁トランスデ
ューサ62側のレール106の浮上量を低くする。
【0073】これにより、低浮上時において、スライダ
50Qが磁気ディスクに接触する確率を低下させること
ができる。レール104,106の間には溝108が画
成されている。
【0074】図21は第16実施形態のスライダ50Q
の空気流入端及び空気流出端の浮上量を示す図である。
縦軸がスライダ浮上量を、横軸が磁気ディスクの中心か
ら半径方向距離を示している。
【0075】実線が電磁トランスデューサ搭載レールで
あり、点線が電磁トランスデューサを搭載していないレ
ールの浮上量をそれぞれ示している。空気流入端及び空
気流出端の何れにおいても、電磁トランスデューサ搭載
レールの浮上量が他のレールより低くなっていることが
わかる。
【0076】次に、図22(A)及び図22(B)を参
照して、スライダの製造方法について概略的に説明す
る。図22(A)に示すように、まずウエハ110上に
複数の電磁トランスデューサ62を形成する。ウエハ1
10からAl2 3 −TiC基板112をバー形状に切
り出し、これを本明細書においてスティック状ウエハと
称することにする。
【0077】次いで、スティック状ウエハ112上にフ
ォトレジストのマスクパターンを形成し、イオンミリン
グでエッチングして図22(B)に示すようにスティッ
ク状ウエハ112上に複数のレール54,56を形成す
る。
【0078】図23を参照すると、スティック状ウエハ
112の第1の切断方法が示されている。即ち、本発明
のスライダは台形形状をしているため、スティック状ウ
エハ112から個々のスライダを分離するのに特別な切
断方法が必要である。
【0079】回転カッター114はその外周面に切断刃
116を有している。切断刃116は図24に示すよう
な特別な断面形状をしている。即ち、切断刃116は台
形スライダ50Aの傾斜側面と角度と等しい傾斜角を有
している。更に、切断刃116は台形スライダ50Aの
長さよりも大きな半径方向長さLを有している。
【0080】このような切断刃116を有する複数の回
転カッター114を図23に示すように等間隔で並設
し、個々のスライダ50Aの空気流入端52aが上側と
なるようにスティック状ウエハ112を立てながら、カ
ッター114に対してスティック状ウエハ112を矢印
118で示す水平方向に搬送してスティック状ウエハ1
12を個々のスライダ50Aに切断する。
【0081】ここで注意すべきは、スティック状ウエハ
112を搬送するときのカッター114の切断刃116
に対する高さの関係が重要であり、カッター114の真
下において図24に示すような高さ関係となるようにス
ティック状ウエハ112を搬送する。スティック状ウエ
ハ112がカッター114の真下を通過すると、スティ
ック状ウエハ112は複数の台形スライダ50Aに分離
される。
【0082】スティック状ウエハ112の切断を自動化
するためには、図25に示すようなステージ120が使
用される。ステージ120はスティック状ウエハ112
が丁度収容される複数の溝122を有している。更に、
これらの溝122と直角方向に複数のスリット124が
形成されている。これらのスリット124中を切断刃1
16が通過する。
【0083】図26(A)は図25の26A−26A線
断面図を示しており、図26(B)は図25の26B−
26B線断面図をそれぞれ示している。このステージ1
20を使用してスティック状ウエハ112を切断するに
は、個々のスライダの空気流入端が上側となるようにス
ティック状ウエハ112をステージ120の溝122中
に挿入する。
【0084】そして、ステージ120をキャリアにより
水平方向に搬送しながら、スティック状ウエハ112を
個々のスライダに切断する。切断時には、回転カッター
114の切断刃116はステージ120のスリット12
4を通過する。
【0085】図27を参照すると、スティック状ウエハ
の第2の切断方法が示されている。この切断方法による
と、個々のスライダの空気流入端が上側となるようにス
ティック状ウエハ112を立ててウエハを回転カッター
114の真下に位置付けする。
【0086】そして、切断箇所がカッター114の中心
を通る鉛直線に実質上一致するように、スティック状ウ
エハ112をカッター114に対して鉛直方向上方に移
動して、スティック状ウエハ112を個々のスライダに
切断する。カッター114の切断刃116は図24に示
した切断刃と同様な形状をしている。
【0087】図28を参照すると、切断の位置決めに適
したスティック状ウエハ112′が示されている。この
スティック状ウエハ112′は隣接するスライダとスラ
イダの間にスティック状ウエハ112′の幅方向全長に
渡る突起128を有している。これらの突起128はイ
オンミリングによりレール54,56を加工するのと同
時に加工される。
【0088】このように、スティック状ウエハ112′
は複数の突起128を有しているため、これらの突起1
28をカッター114の切断刃116を位置決めするた
めのガイドとして利用できる。これらの突起128をガ
イドとしてスティック状ウエハ112′を切断すること
により、スティック状ウエハ112′を個々のスライダ
に容易に分離できる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、スライダ加工時に生じ
るレール面平面性公差による浮上量の変動及びテーパ長
の加工公差による浮上量の変動を抑制することができ、
良好な浮上特性を有するヘッドスライダを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は従来の磁気ヘッドスライダの平面
図であり、図1(B)は浮上状態におけるその斜視図で
ある。
【図2】磁気ディスク装置の斜視図である。
【図3】本発明第1実施形態のスライダの平面図であ
る。
【図4】第1実施形態のスライダの浮上状態の斜視図で
ある。
【図5】第1実施形態のスライダの圧力分布を示す図で
ある。
【図6】第2実施形態のスライダの平面図である。
【図7】第3実施形態のスライダの平面図である。
【図8】第4実施形態のスライダの平面図である。
【図9】第5実施形態のスライダの平面図である。
【図10】第6実施形態のスライダの平面図である。
【図11】第7実施形態のスライダの平面図である。
【図12】第8実施形態のスライダの平面図である。
【図13】第9実施形態のスライダの平面図である。
【図14】第10実施形態のスライダの平面図である。
【図15】図15(A)は第11実施形態のスライダの
平面図であり、図15(B)は図15(A)のB−B線
に沿った断面図である。
【図16】第12実施形態のスライダの平面図である。
【図17】第13実施形態のスライダの平面図である。
【図18】第14実施形態のスライダの平面図である。
【図19】図19(A)は第15実施形態のスライダの
平面図であり、図19(B)は図19(A)のB−B線
に沿った断面図である。
【図20】第16実施形態のスライダの平面図である。
【図21】第16実施形態のスライダの浮上量を示す図
である。
【図22】図22(A)はウエハの斜視図であり、図2
2(B)は図22(A)に示すウエハから切り出したス
ティック状ウエハの斜視図である。
【図23】第1の切断方法を示す図である。
【図24】切断刃の断面形状を示す図である。
【図25】ステージの斜視図である。
【図26】図26(A)は図25の26A−26A線断
面図であり、図26(B)は図25の26B−26B線
断面図である。
【図27】第2の切断方法を示す図である。
【図28】切断の位置決めに適したスティック状ウエハ
を示す図である。
【符号の説明】
50A〜50Q 磁気ヘッドスライダ 52a 空気流入端 52b 空気流出端 54,56 レール 54a,56a レール面(空気ベアリング表面) 54b,56b テーパ面 58 スリット 60 溝 62 電磁トランスデューサ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流入端と空気流出端を有するヘッド
    スライダであって、ディスクに対向するディスク対向面
    に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生
    するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレ
    ールと;前記一対のレールの間の空気流入端側に画成さ
    れたスリットと;前記スリットに連続して前記一対のレ
    ールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させ
    て負圧を発生させる前記スリットよりも幅広の溝と;前
    記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成された
    トランスデューサを具備し;前記スライダは空気流入端
    側よりも空気流出端側が広い台形形状を有していること
    を特徴とするヘッドスライダ。
  2. 【請求項2】 前記各レールは流入端部と、流出端部
    と、中間部分とを有しており、各レールの流出端部中心
    が流入端部中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側に
    位置している請求項1記載のヘッドスライダ。
  3. 【請求項3】 前記各レールは流入端側に空気ベアリン
    グ表面に連続して形成されたテーパ面を有しており、該
    テーパ面を有するレール部分のレール幅が流入端側から
    流出端側に向かって連続して減少する請求項1記載のヘ
    ッドスライダ。
  4. 【請求項4】 前記一対のレールの内側側面は前記テー
    パ面を有するレール部分でスライダ長手方向中心軸線に
    平行である請求項3記載のヘッドスライダ。
  5. 【請求項5】 前記スリットの深さは前記溝の深さより
    も浅い請求項1記載のヘッドスライダ。
  6. 【請求項6】 前記各レールは流入端側に段差を有する
    請求項1記載のヘッドスライダ。
  7. 【請求項7】 前記一方のレールの平均レール幅は他方
    のレールの平均レール幅よりも狭い請求項1記載のヘッ
    ドスライダ。
  8. 【請求項8】 前記各レールの前記テーパ面を有する部
    分のレール幅が流入端側から流出端側に連続して減少す
    る請求項5記載のヘッドスライダ。
  9. 【請求項9】 前記スリットの幅が流入端から流出端に
    かけて連続して増加する請求項8記載のヘッドスライ
    ダ。
  10. 【請求項10】 空気流入端と空気流出端を有するヘッ
    ドスライダであって、 ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それ
    ぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空
    気ベアリング表面を有する一対のレールと;前記一対の
    レールの間の空気流入端側に画成されたスリットと;前
    記スリットに連続して前記一対のレールの間に画成され
    た、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる
    前記スリットよりも幅広の溝と;前記レールの一方が位
    置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを
    具備し;前記スライダは空気流出端側に互いに概略平行
    な一対の側面と、該一対の側面から空気流入端に向けて
    連続して互いに近付く一対の傾斜側面とを有しているこ
    とを特徴とするヘッドスライダ。
  11. 【請求項11】 前記各レールは流入端部と、流出端部
    と、中間部分とを有しており、各レールの流出端部中心
    が流入端部中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側に
    位置している請求項10記載のヘッドスライダ。
  12. 【請求項12】 前記各レールは流入端側に空気ベアリ
    ング表面に連続して形成されたテーパ面を有しており、
    該テーパ面を有するレールのレール幅が流入端側から流
    出端側に向かって連続して減少する請求項10記載のヘ
    ッドスライダ。
  13. 【請求項13】 前記一対のレールの内側側面は前記テ
    ーパ面を有するレール部分でスライダ長手方向中心軸線
    に平行である請求項10記載のヘッドスライダ。
  14. 【請求項14】 空気流入端と空気流出端を有するヘッ
    ドスライダであって、 ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それ
    ぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空
    気ベアリング表面を有する一対のレールと;前記一対の
    レールを空気流入端側で連結する連結レール部と;前記
    一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を
    膨張させて負圧を発生させる溝と;前記一方のレールが
    位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサ
    とを具備し;前記スライダは空気流入端側よりも空気流
    出端側が広い台形形状を有していることを特徴とするヘ
    ッドスライダ。
  15. 【請求項15】 前記連結レール部は空気流入端側にテ
    ーパ面を有しており、該テーパ面の形成された連結レー
    ル部のレール幅が流入端側から流出端側に連続して減少
    することを特徴とする請求項14記載のヘッドスライ
    ダ。
  16. 【請求項16】 前記連結レール部は横方向概略中心部
    分に前記溝から前記テーパ面の一部にかけて伸長するス
    リットを有している請求項15記載のヘッドスライダ。
  17. 【請求項17】 前記スリットは流入端から流出端に向
    けてその幅が増加する請求項16記載のヘッドスライ
    ダ。
  18. 【請求項18】 空気流入端と空気流出端を有するヘッ
    ドスライダであって、 ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それ
    ぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空
    気ベアリング表面を有する一対のレールと;前記レール
    の一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランス
    デューサを具備し;前記一対のレールの間の間隔は空気
    流入端から空気流出端に向けて広がっており;前記スラ
    イダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状
    を有していることを特徴とするヘッドスライダ。
  19. 【請求項19】 空気流入端と空気流出端を有するヘッ
    ドスライダであって、 ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それ
    ぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空
    気ベアリング表面を有する一対のレールと;前記レール
    の一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランス
    デューサを具備し;前記一対のレールはその間に一旦圧
    縮された空気を膨張させて負圧を発生される溝を画成し
    ており、前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端
    側が広い台形形状を有しており、 前記一対のレールの各々は前記スライダの両側エッジに
    ほぼ平行に形成されていることを特徴とするヘッドスラ
    イダ。
  20. 【請求項20】 ディスク装置であって、 ハウジングと;該ハウジング内に回転可能に取り付けら
    れたディスクと;前記ディスクに対してデータをライト
    /リードするトランスデューサを有するヘッドスライダ
    と;前記ヘッドスライダをディスクのトラックを横切っ
    て移動させるアクチュエータとを具備し;前記ヘッドス
    ライダは、ディスクに対向するディスク対向面に形成さ
    れた、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するため
    の平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;
    前記一対のレールの間の空気流入端側に画成されたスリ
    ットと;前記スリットに連続して前記一対のレールの間
    に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を
    発生させる前記スリットよりも幅広の溝と;前記レール
    の一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランス
    デューサとを具備し;前記スライダは空気流入端側より
    も空気流出端側が広い台形形状を有していることを特徴
    とするディスク装置。
  21. 【請求項21】 複数のスライダが横方向に並んで形成
    されている所定幅のスティック状ウエハを切断して台形
    スライダを得るスティック状ウエハの切断方法であっ
    て、 前記台形スライダの傾斜側面の角度と等しい傾斜角の切
    断刃を有する回転カッターを設け;個々のスライダの空
    気流入端が上側となるように前記スティック状ウエハを
    立てながら、前記カッターに対して該スティック状ウエ
    ハを概略水平方向に搬送して切断する;ことを特徴とす
    るスティック状ウエハの切断方法。
  22. 【請求項22】 前記切断刃の半径方向長さは前記ステ
    ィック状ウエハの幅以上である請求項21記載のスティ
    ック状ウエハの切断方法。
  23. 【請求項23】 前記スティック状ウエハは隣接するス
    ライダの中間部分に空気流入端に達する切断位置決め用
    の突起を有している請求項21記載のスティック状ウエ
    ハの切断方法。
  24. 【請求項24】 複数のスライダが横方向に並んで形成
    されている所定幅のスティック状ウエハを切断して台形
    スライダを得るスティック状ウエハの切断方法であっ
    て、 前記台形スライダの傾斜側面の角度と等しい傾斜角の切
    断刃を有する回転カッターを設け;個々のスライダの空
    気流入端が上側となるように前記スティック状ウエハを
    立てて該ウエハを前記カッターの真下に位置付けし;切
    断箇所が前記カッターの中心を通る鉛直線に実質上一致
    するように、前記スティック状ウエハを前記カッターに
    対して鉛直方向に移動して切断する;ことを特徴とする
    スティック状ウエハの切断方法。
  25. 【請求項25】 前記切断刃の半径方向長さは前記ステ
    ィック状ウエハの幅以上である請求項24記載のスティ
    ック状ウエハの切断方法。
  26. 【請求項26】 前記スティック状ウエハは隣接するス
    ライダの中間部分に空気流入端に達する切断位置決め用
    の突起を有している請求項24記載のスティック状ウエ
    ハの切断方法。
  27. 【請求項27】 複数のスライダが横方向に並んで形成
    されている所定幅のスティック状ウエハを切断して複数
    の台形スライダを得るスティック状ウエハの切断方法で
    あって、 前記台形スライダの傾斜側面の角度と等しい傾斜角の切
    断刃を有する複数の回転カッターを所定間隔離間して設
    け;前記スティック状ウエハが挿入される溝と、該溝に
    対して直角方向に前記所定間隔で形成された複数のスリ
    ットとを有するステージを設け;個々のスライダの空気
    流入端が上側となるように前記スティック状ウエハを前
    記ステージの溝中に挿入し;前記ステージを前記カッタ
    ーに対して概略水平方向に搬送して前記スティック状ウ
    エハを切断する;ことを特徴とするスティック状ウエハ
    の切断方法。
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