JPH10321945A - 半導体レーザ装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体レーザ装置及びその製造方法Info
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- JPH10321945A JPH10321945A JP12896097A JP12896097A JPH10321945A JP H10321945 A JPH10321945 A JP H10321945A JP 12896097 A JP12896097 A JP 12896097A JP 12896097 A JP12896097 A JP 12896097A JP H10321945 A JPH10321945 A JP H10321945A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 窓構造を形成する際の熱処理によりデバイス
特性が悪化するのを防止できる,0.98〜1.02μ
m帯の半導体レーザ装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 活性層にn型In0.14Ga0.86Asウェ
ル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とが無秩序化
された窓部8を有する0.98〜1.02μm帯の半導
体レーザにおいて、活性層のn型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5との両方
にドーパントが含まれているようにした。
特性が悪化するのを防止できる,0.98〜1.02μ
m帯の半導体レーザ装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 活性層にn型In0.14Ga0.86Asウェ
ル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とが無秩序化
された窓部8を有する0.98〜1.02μm帯の半導
体レーザにおいて、活性層のn型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5との両方
にドーパントが含まれているようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体レーザ装
置及びその製造方法に関し、特に窓構造を形成するため
の熱処理等によりデバイス特性が悪化するのを防止でき
る,0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置及び
その製造方法を提供せんとするものである。
置及びその製造方法に関し、特に窓構造を形成するため
の熱処理等によりデバイス特性が悪化するのを防止でき
る,0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置及び
その製造方法を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、窓構造を有する従来の0.9
8〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す概観斜視図
である。図12において、1はn型GaAs基板、2は
このn型GaAs基板1上に形成されたn型Al0.3 G
a0.7 As下クラッド層、300aはこのn型Al0.3
Ga0.7 As下クラッド層2上に形成されたアンドープ
GaAs光ガイド層であり、その両端面(両短辺)近傍
は後述する窓部800となっている。400aはこのア
ンドープGaAs光ガイド層300a上に形成されたア
ンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層、500はこの
アンドープIn0. 14Ga0.86Asウェル層400a上に
形成されたアンドープGaAsバリア層、400bはこ
のアンドープGaAsバリア層500上に形成されたア
ンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層、300bはこ
のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400b上
に形成されたアンドープGaAs光ガイド層、800は
アンドープGaAs光ガイド層300a,300b、ア
ンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400a,40
0b、及びアンドープGaAsバリア層500とが無秩
序化された窓部であり、上記n型Al0.3 Ga0.7 As
下クラッド層2上の,その両端面(両短辺)近傍の領域
に形成されている。
8〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す概観斜視図
である。図12において、1はn型GaAs基板、2は
このn型GaAs基板1上に形成されたn型Al0.3 G
a0.7 As下クラッド層、300aはこのn型Al0.3
Ga0.7 As下クラッド層2上に形成されたアンドープ
GaAs光ガイド層であり、その両端面(両短辺)近傍
は後述する窓部800となっている。400aはこのア
ンドープGaAs光ガイド層300a上に形成されたア
ンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層、500はこの
アンドープIn0. 14Ga0.86Asウェル層400a上に
形成されたアンドープGaAsバリア層、400bはこ
のアンドープGaAsバリア層500上に形成されたア
ンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層、300bはこ
のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400b上
に形成されたアンドープGaAs光ガイド層、800は
アンドープGaAs光ガイド層300a,300b、ア
ンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400a,40
0b、及びアンドープGaAsバリア層500とが無秩
序化された窓部であり、上記n型Al0.3 Ga0.7 As
下クラッド層2上の,その両端面(両短辺)近傍の領域
に形成されている。
【0003】6はアンドープGaAs光ガイド層300
b上及び窓部800上の全面に形成されたp型Al0.3
Ga0.7 As上クラッド層である。この上クラッド層6
は平板状の第1上クラッド層6aとこの第1上クラッド
層6a上に長手方向に沿って連続して形成された,断面
柱状の第2上クラッド層6bとからなっており、このた
めその全体の断面形状が逆T字状となっている。7はp
型GaAsコンタクト層であり、上記p型Al0.3 Ga
0.7 As上クラッド層6の,断面柱状に形成された第2
上クラッド層6b上に形成されている。
b上及び窓部800上の全面に形成されたp型Al0.3
Ga0.7 As上クラッド層である。この上クラッド層6
は平板状の第1上クラッド層6aとこの第1上クラッド
層6a上に長手方向に沿って連続して形成された,断面
柱状の第2上クラッド層6bとからなっており、このた
めその全体の断面形状が逆T字状となっている。7はp
型GaAsコンタクト層であり、上記p型Al0.3 Ga
0.7 As上クラッド層6の,断面柱状に形成された第2
上クラッド層6b上に形成されている。
【0004】なお、アンドープGaAs光ガイド層30
0a,300bと、アンドープIn0.14Ga0.86Asウ
ェル層400a,400bと、アンドープGaAsバリ
ア層500とをまとめて、活性層領域900と呼ぶこと
にする。また、100はn型GaAs基板1の下面に形
成された,Au系材料からなるn型電極、700はp型
Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6上の,第2上クラ
ッド層6b上及びp型GaAsコンタクト層7上を除く
部分に形成された絶縁膜、200は絶縁膜700の上面
及びp型GaAsコンタクト層7の上面に形成された,
Ti系材料からなるp型電極である。
0a,300bと、アンドープIn0.14Ga0.86Asウ
ェル層400a,400bと、アンドープGaAsバリ
ア層500とをまとめて、活性層領域900と呼ぶこと
にする。また、100はn型GaAs基板1の下面に形
成された,Au系材料からなるn型電極、700はp型
Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6上の,第2上クラ
ッド層6b上及びp型GaAsコンタクト層7上を除く
部分に形成された絶縁膜、200は絶縁膜700の上面
及びp型GaAsコンタクト層7の上面に形成された,
Ti系材料からなるp型電極である。
【0005】なお、各層の膜厚は、例えばn型GaAs
基板1が100μm、n型Al0.3Ga0.7 As下クラッ
ド層2が1.6μm、アンドープGaAs光ガイド層3
00a,300bがともに200nm、アンドープIn
0.14Ga0.86Asウェル層400a,400bがともに
80nm、アンドープGaAsバリア層500が200
nm、p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6が1.
6μm、この上クラッド層6を構成する第1上クラッド
層6aが0.4μm、上記上クラッド層6を構成する第
2上クラッド層6bが1.2μm、p型GaAsコンタ
クト層(キャップ層)7が0.2μmである。
基板1が100μm、n型Al0.3Ga0.7 As下クラッ
ド層2が1.6μm、アンドープGaAs光ガイド層3
00a,300bがともに200nm、アンドープIn
0.14Ga0.86Asウェル層400a,400bがともに
80nm、アンドープGaAsバリア層500が200
nm、p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6が1.
6μm、この上クラッド層6を構成する第1上クラッド
層6aが0.4μm、上記上クラッド層6を構成する第
2上クラッド層6bが1.2μm、p型GaAsコンタ
クト層(キャップ層)7が0.2μmである。
【0006】また、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2、アンドープIn0.14Ga0. 86Asウェル層40
0a,400b、及びp型Al0.3 Ga0.7 As上クラ
ッド層6の混晶比はこれ以外の値でもよい。
ド層2、アンドープIn0.14Ga0. 86Asウェル層40
0a,400b、及びp型Al0.3 Ga0.7 As上クラ
ッド層6の混晶比はこれ以外の値でもよい。
【0007】さらに、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラ
ッド層2、及びp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層
6はAlGaInP系の材料で形成することも可能であ
る。
ッド層2、及びp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層
6はAlGaInP系の材料で形成することも可能であ
る。
【0008】図13にこの従来の半導体レーザ装置の活
性層近傍のドーパントの濃度プロファイルを示す。この
従来の半導体レーザ装置の動作は、周知のごとく、p型
電極200およびn型電極100からそれぞれ注入され
た正孔および電子が活性層領域900に達し、そのアン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400a,400
bにおいて0.98〜1.02μm帯波長のレーザ発振
が生じる,というものである。
性層近傍のドーパントの濃度プロファイルを示す。この
従来の半導体レーザ装置の動作は、周知のごとく、p型
電極200およびn型電極100からそれぞれ注入され
た正孔および電子が活性層領域900に達し、そのアン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400a,400
bにおいて0.98〜1.02μm帯波長のレーザ発振
が生じる,というものである。
【0009】次に、図14にこの従来の半導体レーザ装
置の製造方法を、その製造工程に従って、光導波路に平
行な方向の断面構造でもって示す。まず、図14(a) に
示すように、n型GaAs基板1上に、n型Al0.3 G
a0.7 As下クラッド層2、アンドープGaAs光ガイ
ド層300a、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル
層400a、アンドープGaAsバリア層500、アン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400b、アンド
ープGaAs光ガイド層300b、p型Al0.3 Ga
0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で、MOCVD
法等の結晶成長法により順次形成する。その際、n型A
l0.3 Ga0.7As下クラッド層2にはSeを、p型A
l0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aにはZnを、
それぞれ含有させておく。
置の製造方法を、その製造工程に従って、光導波路に平
行な方向の断面構造でもって示す。まず、図14(a) に
示すように、n型GaAs基板1上に、n型Al0.3 G
a0.7 As下クラッド層2、アンドープGaAs光ガイ
ド層300a、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル
層400a、アンドープGaAsバリア層500、アン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400b、アンド
ープGaAs光ガイド層300b、p型Al0.3 Ga
0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で、MOCVD
法等の結晶成長法により順次形成する。その際、n型A
l0.3 Ga0.7As下クラッド層2にはSeを、p型A
l0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aにはZnを、
それぞれ含有させておく。
【0010】次に、図14(b) に示すように、p型Al
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6a上全面にレジス
トを形成し、これを写真製版とエッチングにより窓部と
なるべき部分が開口部となるようにレジスト9のマスク
を形成する。そして、このように形成したレジスト9を
マスクとしてイオン注入を行うことにより、n型Al
0.3 Ga0.7 As下クラッド層2の表面に達するSi注
入領域1000を、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上ク
ラッド層6aの両端面(両短辺)近傍に形成する。
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6a上全面にレジス
トを形成し、これを写真製版とエッチングにより窓部と
なるべき部分が開口部となるようにレジスト9のマスク
を形成する。そして、このように形成したレジスト9を
マスクとしてイオン注入を行うことにより、n型Al
0.3 Ga0.7 As下クラッド層2の表面に達するSi注
入領域1000を、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上ク
ラッド層6aの両端面(両短辺)近傍に形成する。
【0011】そして、図14(c) に示すように、レジス
ト9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニー
ルを行うことにより、アンドープGaAs光ガイド層3
00a,300bと、アンドープIn0.14Ga0.86As
ウェル層400a,400bと、アンドープGaAsバ
リア層500とを無秩序化した窓部800を形成する。
そして、この窓部800上およびアンドープGaAs光
ガイド層300bの上の全面に、それぞれp型Al0.3
Ga0.7 As第2上クラッド層6b,及びp型GaAs
コンタクト層7となるべき層をこの順で、MOCVD法
等の結晶成長法により順次形成する。
ト9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニー
ルを行うことにより、アンドープGaAs光ガイド層3
00a,300bと、アンドープIn0.14Ga0.86As
ウェル層400a,400bと、アンドープGaAsバ
リア層500とを無秩序化した窓部800を形成する。
そして、この窓部800上およびアンドープGaAs光
ガイド層300bの上の全面に、それぞれp型Al0.3
Ga0.7 As第2上クラッド層6b,及びp型GaAs
コンタクト層7となるべき層をこの順で、MOCVD法
等の結晶成長法により順次形成する。
【0012】さらに、図14(d) に示すように、写真製
版とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11を
形成し、該レジスト11をマスクとして例えばウェット
エッチングを行うことによりp型GaAsコンタクト
層,及びp型Al0.3 Ga0.7As第2上クラッド層と
なるべき層の一部を除去することによって、断面柱状の
p型GaAsコンタクト層7及びp型Al0.3 Ga0.7
As第2上クラッド層6bを形成し、レジスト11を除
去することで、図14(e) に示すような、半導体レーザ
構造を得ることができる。
版とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11を
形成し、該レジスト11をマスクとして例えばウェット
エッチングを行うことによりp型GaAsコンタクト
層,及びp型Al0.3 Ga0.7As第2上クラッド層と
なるべき層の一部を除去することによって、断面柱状の
p型GaAsコンタクト層7及びp型Al0.3 Ga0.7
As第2上クラッド層6bを形成し、レジスト11を除
去することで、図14(e) に示すような、半導体レーザ
構造を得ることができる。
【0013】そして最後に、p型GaAsコンタクト層
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図1
4(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯
の半導体レーザ装置を得ることができる。
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図1
4(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯
の半導体レーザ装置を得ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の窓構造を有する
0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置は、上記の
製造方法により上述のような窓構造が形成されているた
め、アンドープGaAs光ガイド層300a,300b
と、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400
a,400bと、アンドープGaAsバリア層500と
を無秩序化して窓部800を形成する際の熱アニールに
より、窓部800以外の活性層領域も無秩序化してしま
い、レーザ発振波長を制御しにくいという問題点があっ
た。なお、この窓部800以外の活性層領域が無秩序化
してしまうのは、活性層領域にあるPN接合による電界
の影響も関係していると考えられる。
0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置は、上記の
製造方法により上述のような窓構造が形成されているた
め、アンドープGaAs光ガイド層300a,300b
と、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層400
a,400bと、アンドープGaAsバリア層500と
を無秩序化して窓部800を形成する際の熱アニールに
より、窓部800以外の活性層領域も無秩序化してしま
い、レーザ発振波長を制御しにくいという問題点があっ
た。なお、この窓部800以外の活性層領域が無秩序化
してしまうのは、活性層領域にあるPN接合による電界
の影響も関係していると考えられる。
【0015】この発明は、上記のような従来のものの問
題を解決するためになされたもので、窓構造を形成する
ための熱処理等によりデバイス特性が悪化するのを抑え
ることができる半導体レーザ装置及びその製造方法を提
供することを目的としている。
題を解決するためになされたもので、窓構造を形成する
ための熱処理等によりデバイス特性が悪化するのを抑え
ることができる半導体レーザ装置及びその製造方法を提
供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の半導体レーザ装置は、活性層にウェル層とバリア層と
を含む量子井戸構造を有するとともに、該活性層の端面
部分にウェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を
有する0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置に
おいて、上記活性層のウェル層とバリア層との両方にド
ーパントが含まれているようにしたものである。
の半導体レーザ装置は、活性層にウェル層とバリア層と
を含む量子井戸構造を有するとともに、該活性層の端面
部分にウェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を
有する0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置に
おいて、上記活性層のウェル層とバリア層との両方にド
ーパントが含まれているようにしたものである。
【0017】また、この発明の請求項2記載の半導体レ
ーザ装置は、請求項1記載の半導体レーザ装置におい
て、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパント
が、SeまたはSiまたはSであるようにしたものであ
る。
ーザ装置は、請求項1記載の半導体レーザ装置におい
て、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパント
が、SeまたはSiまたはSであるようにしたものであ
る。
【0018】また、この発明の請求項3記載の半導体レ
ーザ装置は、請求項1または2記載の半導体レーザ装置
において、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパ
ント濃度が5×1016〜1×1018cm-3であるように
したものである。
ーザ装置は、請求項1または2記載の半導体レーザ装置
において、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパ
ント濃度が5×1016〜1×1018cm-3であるように
したものである。
【0019】また、この発明の請求項4記載の半導体レ
ーザ装置の製造方法は、0.98〜1.02μm帯の半
導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリア
層とを含む量子井戸構造を有する活性層にドーピングを
行う工程と、熱処理により上記活性層の端面部分のウェ
ル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する工程
とを含むようにしたものである。
ーザ装置の製造方法は、0.98〜1.02μm帯の半
導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリア
層とを含む量子井戸構造を有する活性層にドーピングを
行う工程と、熱処理により上記活性層の端面部分のウェ
ル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する工程
とを含むようにしたものである。
【0020】また、この発明の請求項5記載の半導体レ
ーザ装置の製造方法は、0.98〜1.02μm帯の半
導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリア
層とを含む量子井戸構造を有する活性層の上側または下
側に形成された上クラッド層または下クラッド層の少な
くとも一方にドーピングを行う工程と、アンドープで形
成した上記活性層に上記上クラッド層または下クラッド
層の少なくとも一方にドーピングしたドーパントを拡散
させる工程と、熱処理により上記活性層の端面部分のウ
ェル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する工
程とを含むようにしたものである。
ーザ装置の製造方法は、0.98〜1.02μm帯の半
導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリア
層とを含む量子井戸構造を有する活性層の上側または下
側に形成された上クラッド層または下クラッド層の少な
くとも一方にドーピングを行う工程と、アンドープで形
成した上記活性層に上記上クラッド層または下クラッド
層の少なくとも一方にドーピングしたドーパントを拡散
させる工程と、熱処理により上記活性層の端面部分のウ
ェル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する工
程とを含むようにしたものである。
【0021】また、この発明の請求項6記載の半導体レ
ーザ装置は、活性層にウェル層とバリア層とを含む量子
井戸構造を有するとともに、該活性層の端面部分にウェ
ル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を有する0.
98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置において、上
記活性層の上側または下側に形成された第1導電型クラ
ッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導電型ドー
パントまたは第2導電型クラッド層に近接した,該活性
層内の領域に第1導電型ドーパントが部分的にドープさ
れているようにしたものである。
ーザ装置は、活性層にウェル層とバリア層とを含む量子
井戸構造を有するとともに、該活性層の端面部分にウェ
ル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を有する0.
98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置において、上
記活性層の上側または下側に形成された第1導電型クラ
ッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導電型ドー
パントまたは第2導電型クラッド層に近接した,該活性
層内の領域に第1導電型ドーパントが部分的にドープさ
れているようにしたものである。
【0022】また、この発明の請求項7記載の半導体レ
ーザ装置の製造方法は、0.98〜1.02μm帯の半
導体レーザ装置の製造方法において、活性層にウェル層
とバリア層とを含む量子井戸構造を形成するとともに、
該活性層の上側または下側に形成されるべき第1導電型
クラッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導電型
ドーパントまたは第2導電型クラッド層に近接した,該
活性層内の領域に第1導電型ドーパントを部分的にドー
プする工程と、上記活性層の端面部分にウェル層とバリ
ア層とが無秩序化された窓構造を形成する工程とを含む
ようにしたものである。
ーザ装置の製造方法は、0.98〜1.02μm帯の半
導体レーザ装置の製造方法において、活性層にウェル層
とバリア層とを含む量子井戸構造を形成するとともに、
該活性層の上側または下側に形成されるべき第1導電型
クラッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導電型
ドーパントまたは第2導電型クラッド層に近接した,該
活性層内の領域に第1導電型ドーパントを部分的にドー
プする工程と、上記活性層の端面部分にウェル層とバリ
ア層とが無秩序化された窓構造を形成する工程とを含む
ようにしたものである。
【0023】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態を図について
説明する。この実施の形態1は、窓構造を形成する際の
熱処理により窓部以外の活性層領域が無秩序化してしま
うのを抑えるようにした半導体レーザ装置に関するもの
である。
説明する。この実施の形態1は、窓構造を形成する際の
熱処理により窓部以外の活性層領域が無秩序化してしま
うのを抑えるようにした半導体レーザ装置に関するもの
である。
【0024】図1は、請求項1ないし請求項3に対応す
る,本発明の実施の形態1による0.98〜1.02μ
m帯の半導体レーザ装置を示す概観斜視図である。図1
において、1はn型GaAs基板、2はこのn型GaA
s基板1上に形成されたn型Al0.3 Ga0.7 As下ク
ラッド層、3aはこのn型Al0.3 Ga0.7 As下クラ
ッド層2上に形成されたn型GaAs光ガイド層であ
り、その両端面(両短辺)近傍は後述する窓部8となっ
ている。4aはこのn型GaAs光ガイド層3a上に形
成されたn型In0.14Ga0.86Asウェル層、5はこの
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a上に形成された
n型GaAsバリア層、4bはこのn型GaAsバリア
層5上に形成されたn型In0.14Ga0.86Asウェル層
である。このn型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,
4bとn型GaAsバリア層5には、これらを形成する
際に、Seが4×1017cm-3程度予めドーピングされ
ている。
る,本発明の実施の形態1による0.98〜1.02μ
m帯の半導体レーザ装置を示す概観斜視図である。図1
において、1はn型GaAs基板、2はこのn型GaA
s基板1上に形成されたn型Al0.3 Ga0.7 As下ク
ラッド層、3aはこのn型Al0.3 Ga0.7 As下クラ
ッド層2上に形成されたn型GaAs光ガイド層であ
り、その両端面(両短辺)近傍は後述する窓部8となっ
ている。4aはこのn型GaAs光ガイド層3a上に形
成されたn型In0.14Ga0.86Asウェル層、5はこの
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a上に形成された
n型GaAsバリア層、4bはこのn型GaAsバリア
層5上に形成されたn型In0.14Ga0.86Asウェル層
である。このn型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,
4bとn型GaAsバリア層5には、これらを形成する
際に、Seが4×1017cm-3程度予めドーピングされ
ている。
【0025】また、3bはこのn型In0.14Ga0.86A
sウェル層4b上に形成されたn型GaAs光ガイド
層、8はn型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b、及びn型GaA
sバリア層5が無秩序化された窓部であり、上記n型A
l0.3 Ga0.7 As下クラッド層2上の,その両端面
(両短辺)近傍の領域に形成されている。6はn型Ga
As光ガイド層3b上及び窓部8上の全面にわたって形
成されたp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層であ
る。この上クラッド層6は平板状の第1上クラッド層6
aとこの第1上クラッド層6a上に長手方向に連続して
形成された,断面柱状の第2上クラッド層6bとからな
っており、このためその全体の断面形状が逆T字状とな
っている。7はp型GaAsコンタクト層(キャップ
層)であり、上記p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド
層6の,断面柱状に形成された第2上クラッド層6b上
に形成されている。なお、n型GaAs光ガイド層3
a,3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,
4bと、n型GaAsバリア層5とをまとめて、活性層
領域9と呼ぶことにする。
sウェル層4b上に形成されたn型GaAs光ガイド
層、8はn型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b、及びn型GaA
sバリア層5が無秩序化された窓部であり、上記n型A
l0.3 Ga0.7 As下クラッド層2上の,その両端面
(両短辺)近傍の領域に形成されている。6はn型Ga
As光ガイド層3b上及び窓部8上の全面にわたって形
成されたp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層であ
る。この上クラッド層6は平板状の第1上クラッド層6
aとこの第1上クラッド層6a上に長手方向に連続して
形成された,断面柱状の第2上クラッド層6bとからな
っており、このためその全体の断面形状が逆T字状とな
っている。7はp型GaAsコンタクト層(キャップ
層)であり、上記p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド
層6の,断面柱状に形成された第2上クラッド層6b上
に形成されている。なお、n型GaAs光ガイド層3
a,3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,
4bと、n型GaAsバリア層5とをまとめて、活性層
領域9と呼ぶことにする。
【0026】また、100はn型GaAs基板1の下面
に形成されたAu系材料からなるn型電極、700はp
型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6上の,第2上ク
ラッド層6b上及びp型GaAsコンタクト層7上を除
く部分に形成された絶縁膜、200は絶縁膜700の上
面及びp型GaAsコンタクト層7の上面に形成され
た,Ti系材料からなるp型電極である。
に形成されたAu系材料からなるn型電極、700はp
型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6上の,第2上ク
ラッド層6b上及びp型GaAsコンタクト層7上を除
く部分に形成された絶縁膜、200は絶縁膜700の上
面及びp型GaAsコンタクト層7の上面に形成され
た,Ti系材料からなるp型電極である。
【0027】なお、各層の膜厚は、例えばn型GaAs
基板1が100μm、n型Al0.3Ga0.7 As下クラ
ッド層2が1.6μm、n型GaAs光ガイド層3a,
3bが200nm、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a,4bが80nm、n型GaAsバリア層5が20
0nm、p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6が
1.6μm、この上クラッド層6を構成する第1上クラ
ッド層6aが0.4μm、上記上クラッド層6を構成す
る第2上クラッド層6bが1.2μm、p型GaAsコ
ンタクト層が7が0.2μmである。
基板1が100μm、n型Al0.3Ga0.7 As下クラ
ッド層2が1.6μm、n型GaAs光ガイド層3a,
3bが200nm、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a,4bが80nm、n型GaAsバリア層5が20
0nm、p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6が
1.6μm、この上クラッド層6を構成する第1上クラ
ッド層6aが0.4μm、上記上クラッド層6を構成す
る第2上クラッド層6bが1.2μm、p型GaAsコ
ンタクト層が7が0.2μmである。
【0028】また、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4
b、及びp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6の混
晶比はこれ以外の値でもよい。
ド層2、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4
b、及びp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6の混
晶比はこれ以外の値でもよい。
【0029】さらに、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラ
ッド層2、及びp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層
6はAlGaInP系の材料で形成することも可能であ
る。
ッド層2、及びp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層
6はAlGaInP系の材料で形成することも可能であ
る。
【0030】この半導体レーザ装置の動作は、従来のも
のと同様、p型電極200およびn型電極100からそ
れぞれ注入された正孔および電子が活性層領域9に達
し、そのn型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
において0.98〜1.02μm帯波長のレーザ発振が
生じる,というものである。
のと同様、p型電極200およびn型電極100からそ
れぞれ注入された正孔および電子が活性層領域9に達
し、そのn型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
において0.98〜1.02μm帯波長のレーザ発振が
生じる,というものである。
【0031】このような本実施の形態1による半導体レ
ーザ装置は図8に示した従来例のものと同様の構造を有
するものであるが、本実施の形態1では、n型In0.14
Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア
層5には、Seが4×1017cm-3程度ドーピングされ
ている。
ーザ装置は図8に示した従来例のものと同様の構造を有
するものであるが、本実施の形態1では、n型In0.14
Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア
層5には、Seが4×1017cm-3程度ドーピングされ
ている。
【0032】図2に、この活性層領域近傍のドーパント
の濃度プロファイルを示す。また、表1に、活性層領域
のSe濃度が本実施の形態1のように4×1017cm-3
とされた場合と、従来例のように活性層領域のSe濃度
が≦5×1016cm-3とされた場合のそれぞれについ
て、800℃、30分の熱アニールだけを施したときの
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bのPL(P
hoto Luminescence)ピーク波長のシフト量をそれぞれ示
す。
の濃度プロファイルを示す。また、表1に、活性層領域
のSe濃度が本実施の形態1のように4×1017cm-3
とされた場合と、従来例のように活性層領域のSe濃度
が≦5×1016cm-3とされた場合のそれぞれについ
て、800℃、30分の熱アニールだけを施したときの
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bのPL(P
hoto Luminescence)ピーク波長のシフト量をそれぞれ示
す。
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかなように、従来例のよう
に、活性層領域のSe濃度が≦5×1016cm-3とされ
た場合は、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4
bのPLピーク波長のシフト量は−23.2nmと非常
に大きいが、本実施の形態1のように、活性層領域のS
e濃度が4×1017cm-3とされた場合は、PLピーク
波長のシフト量は−1.2nmとなり、従来例に比べそ
の20分の1程度に抑えることができている。
に、活性層領域のSe濃度が≦5×1016cm-3とされ
た場合は、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4
bのPLピーク波長のシフト量は−23.2nmと非常
に大きいが、本実施の形態1のように、活性層領域のS
e濃度が4×1017cm-3とされた場合は、PLピーク
波長のシフト量は−1.2nmとなり、従来例に比べそ
の20分の1程度に抑えることができている。
【0035】以上のことから、n型In0.14Ga0.86A
sウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを含
む活性層領域に4×1017cm-3程度のSeをドーピン
グすることにより、熱アニールに対して、窓部8以外の
活性層領域の無秩序化を抑えることができ、レーザ発振
波長を制御しやすくなることがわかる。
sウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを含
む活性層領域に4×1017cm-3程度のSeをドーピン
グすることにより、熱アニールに対して、窓部8以外の
活性層領域の無秩序化を抑えることができ、レーザ発振
波長を制御しやすくなることがわかる。
【0036】このように、上記実施の形態1に係る半導
体レーザ装置によれば、活性層領域9がn型GaAs光
ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウェル層4
a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14Ga0.86A
sウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3bの各層か
らなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有
し、該活性層領域9の端面部分にウェル層とバリア層と
が無秩序化された窓部8を有する0.98ないし1.0
2μm帯の半導体レーザ装置において、活性層領域9の
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型G
aAsバリア層5の両方にドーパントとしてSeを含
み、かつそのドーパント濃度が4×1017cm-3となる
ようにしたので、窓部8を形成する際の熱アニールによ
って窓部以外の活性層領域が無秩序化してしまうのを抑
制することができ、PLピーク波長のシフト量を大幅に
低減することが可能となる。
体レーザ装置によれば、活性層領域9がn型GaAs光
ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウェル層4
a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14Ga0.86A
sウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3bの各層か
らなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有
し、該活性層領域9の端面部分にウェル層とバリア層と
が無秩序化された窓部8を有する0.98ないし1.0
2μm帯の半導体レーザ装置において、活性層領域9の
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型G
aAsバリア層5の両方にドーパントとしてSeを含
み、かつそのドーパント濃度が4×1017cm-3となる
ようにしたので、窓部8を形成する際の熱アニールによ
って窓部以外の活性層領域が無秩序化してしまうのを抑
制することができ、PLピーク波長のシフト量を大幅に
低減することが可能となる。
【0037】なお、上記実施の形態1では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
【0038】また、上記実施の形態1では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
【0039】実施の形態2.この実施の形態2は、実施
の形態1の半導体レーザ装置の製造方法に関するもので
ある。図3は、請求項4に対応する,本発明の実施の形
態2による0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装
置の製造方法を、その製造工程に従って示す断面構造図
であり、その光導波路に平行な方向に沿って断面構造を
示すものである。この図3において、図1と同一符号は
同一または相当するものを示し、その層厚等も図1と同
様の値を有するものである。
の形態1の半導体レーザ装置の製造方法に関するもので
ある。図3は、請求項4に対応する,本発明の実施の形
態2による0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装
置の製造方法を、その製造工程に従って示す断面構造図
であり、その光導波路に平行な方向に沿って断面構造を
示すものである。この図3において、図1と同一符号は
同一または相当するものを示し、その層厚等も図1と同
様の値を有するものである。
【0040】次にその製造方法について説明する。ま
ず、図3(a) に示すように、n型GaAs基板1上に、
n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2、n型GaA
s光ガイド層3a、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a、n型GaAsバリア層5、n型In0.14Ga0.86
Asウェル層4b、n型GaAs光ガイド層3b、p型
Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順に
MOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。その
際、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn
型GaAsバリア層5には、Seを4×1017cm-3程
度予めドーピングしておくものとする。
ず、図3(a) に示すように、n型GaAs基板1上に、
n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2、n型GaA
s光ガイド層3a、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a、n型GaAsバリア層5、n型In0.14Ga0.86
Asウェル層4b、n型GaAs光ガイド層3b、p型
Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順に
MOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。その
際、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn
型GaAsバリア層5には、Seを4×1017cm-3程
度予めドーピングしておくものとする。
【0041】次に、図3(b) に示すように、写真製版と
エッチングにより、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺の近傍である,
窓部となるべき部分が開口部となるようにレジスト9の
マスクを形成し、イオン注入を行なうことにより、Si
注入領域10を形成する。
エッチングにより、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺の近傍である,
窓部となるべき部分が開口部となるようにレジスト9の
マスクを形成し、イオン注入を行なうことにより、Si
注入領域10を形成する。
【0042】そして、図3(c) に示すように、レジスト
9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニール
を行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,3
bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
と、n型GaAsバリア層5とを無秩序化した窓部8を
形成する。
9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニール
を行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,3
bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
と、n型GaAsバリア層5とを無秩序化した窓部8を
形成する。
【0043】ここで、Si注入領域10はSi注入と同
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n
型GaAs光ガイド層3a,3bと、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4bと、n型GaAsバリア層
5とが無秩序化するが、Si注入領域10以外の部分
は、欠陥が導入されておらず、n型0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5には、Se
が4×1017cm-3程度ドーピングされているため、そ
の無秩序化が抑えられる。そして、p型Al0.3Ga
0.7 As第1上クラッド層6aの上にp型Al0.3 Ga
0.7 As第2上クラッド層6b、p型GaAsコンタク
ト層7を順次MOCVD法等の結晶成長法により形成す
る。
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n
型GaAs光ガイド層3a,3bと、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4bと、n型GaAsバリア層
5とが無秩序化するが、Si注入領域10以外の部分
は、欠陥が導入されておらず、n型0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5には、Se
が4×1017cm-3程度ドーピングされているため、そ
の無秩序化が抑えられる。そして、p型Al0.3Ga
0.7 As第1上クラッド層6aの上にp型Al0.3 Ga
0.7 As第2上クラッド層6b、p型GaAsコンタク
ト層7を順次MOCVD法等の結晶成長法により形成す
る。
【0044】さらに、図3(d) に示すように、写真製版
とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11を形
成し、該レジスト11をマスクとしてウェットエッチン
グによりp型GaAsコンタクト層及びp型Al0.3 G
a0.7 As第2上クラッド層となるべき層の一部を除去
することにより、これらを断面柱状としてp型GaAs
コンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラ
ッド層6bを形成し、図3(e) に示すような、半導体レ
ーザ構造を得ることができる。
とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11を形
成し、該レジスト11をマスクとしてウェットエッチン
グによりp型GaAsコンタクト層及びp型Al0.3 G
a0.7 As第2上クラッド層となるべき層の一部を除去
することにより、これらを断面柱状としてp型GaAs
コンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラ
ッド層6bを形成し、図3(e) に示すような、半導体レ
ーザ構造を得ることができる。
【0045】そして最後に、p型GaAsコンタクト層
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図3
(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置を得ることができる。
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図3
(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置を得ることができる。
【0046】このように、上記実施の形態2に係る半導
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9がn型
GaAs光ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14G
a0.86Asウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3b
の各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸
構造を有する活性層領域9に、該n型In0.14Ga0.86
Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを
形成する際にSeのドーピングを行い、熱処理により活
性層領域9の端面部分のn型GaAs光ガイド層3a,
3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
と、n型GaAsバリア層5とを無秩序化し、窓部8を
形成するようにしたので、活性層領域に濃度制御性よく
ドーピングを行うことができ、熱アニールによるSi注
入領域以外の活性層領域の無秩序化を確実に抑えること
ができ、レーザ発振波長を制御しやすい半導体レーザ装
置が得られる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる
効果がある。
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9がn型
GaAs光ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14G
a0.86Asウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3b
の各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸
構造を有する活性層領域9に、該n型In0.14Ga0.86
Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを
形成する際にSeのドーピングを行い、熱処理により活
性層領域9の端面部分のn型GaAs光ガイド層3a,
3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
と、n型GaAsバリア層5とを無秩序化し、窓部8を
形成するようにしたので、活性層領域に濃度制御性よく
ドーピングを行うことができ、熱アニールによるSi注
入領域以外の活性層領域の無秩序化を確実に抑えること
ができ、レーザ発振波長を制御しやすい半導体レーザ装
置が得られる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる
効果がある。
【0047】なお、上記実施の形態2では、窓部を形成
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入の場合と同様の効果を奏する。
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入の場合と同様の効果を奏する。
【0048】また、上記実施の形態2では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
【0049】また、上記実施の形態2では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
【0050】実施の形態3.この実施の形態3は、実施
の形態1の半導体レーザ装置の他の製造方法に関するも
のである。図4は、請求項5に対応する,本発明の実施
の形態3による0.98〜1.02μm帯の半導体レー
ザ装置の製造方法を、その製造工程に従って示す断面構
造図であり、その光導波路に平行な方向に沿って断面構
造を示すものである。この図4において、図3と同一符
号は同一または相当する部分を示す。
の形態1の半導体レーザ装置の他の製造方法に関するも
のである。図4は、請求項5に対応する,本発明の実施
の形態3による0.98〜1.02μm帯の半導体レー
ザ装置の製造方法を、その製造工程に従って示す断面構
造図であり、その光導波路に平行な方向に沿って断面構
造を示すものである。この図4において、図3と同一符
号は同一または相当する部分を示す。
【0051】2はn型GaAs基板1上に形成される,
予めSeがドープされたn型Al0. 3 Ga0.7 As下ク
ラッド層であり、熱拡散によりこのSeがアンドープI
n0. 14Ga0.86Asウェル層40a,40b、アンドー
プGaAsバリア層50に拡散した時にこれらの各層で
の濃度が4×1017cm-3となるように、予め拡散によ
る濃度の減少を見込んでそのドープ濃度が設定されてい
る。
予めSeがドープされたn型Al0. 3 Ga0.7 As下ク
ラッド層であり、熱拡散によりこのSeがアンドープI
n0. 14Ga0.86Asウェル層40a,40b、アンドー
プGaAsバリア層50に拡散した時にこれらの各層で
の濃度が4×1017cm-3となるように、予め拡散によ
る濃度の減少を見込んでそのドープ濃度が設定されてい
る。
【0052】また、30aはこのn型Al0.3 Ga0.7
As下クラッド層2上に形成されたアンドープGaAs
光ガイド層であり、その両端面(両短辺)近傍は後述す
る窓部8となっている。40aはこのアンドープGaA
s光ガイド層30a上に形成されたアンドープIn0.14
Ga0.86Asウェル層、50はこのアンドープIn0. 14
Ga0.86Asウェル層40a上に形成されたアンドープ
GaAsバリア層、40bはこのアンドープGaAsバ
リア層50上に形成されたアンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層、30bはこのアンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40b上に形成されたアンドープGa
As光ガイド層であり、これ以外は実施の形態2と同様
のものである。
As下クラッド層2上に形成されたアンドープGaAs
光ガイド層であり、その両端面(両短辺)近傍は後述す
る窓部8となっている。40aはこのアンドープGaA
s光ガイド層30a上に形成されたアンドープIn0.14
Ga0.86Asウェル層、50はこのアンドープIn0. 14
Ga0.86Asウェル層40a上に形成されたアンドープ
GaAsバリア層、40bはこのアンドープGaAsバ
リア層50上に形成されたアンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層、30bはこのアンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40b上に形成されたアンドープGa
As光ガイド層であり、これ以外は実施の形態2と同様
のものである。
【0053】なお、上述のアンドープGaAs光ガイド
層30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウ
ェル層40a,40b、アンドープGaAsバリア層5
0は、これらを形成した後の熱拡散によってそれぞれn
型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5
に変化するが、これらは実施の形態2におけるn型Ga
As光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5とそれぞ
れ同じ膜厚を有するものであり、またこれら以外の各層
の膜厚も実施の形態2と同様である。
層30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウ
ェル層40a,40b、アンドープGaAsバリア層5
0は、これらを形成した後の熱拡散によってそれぞれn
型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5
に変化するが、これらは実施の形態2におけるn型Ga
As光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5とそれぞ
れ同じ膜厚を有するものであり、またこれら以外の各層
の膜厚も実施の形態2と同様である。
【0054】次にその製造方法について説明する。ま
ず、図4(a) に示すように、n型GaAs基板1上に、
n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2、アンドープ
GaAs光ガイド層30a、アンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40a、アンドープGaAsバリア層
50、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
b、アンドープGaAs光ガイド層30b、p型Al
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で例え
ばMOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。
ず、図4(a) に示すように、n型GaAs基板1上に、
n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2、アンドープ
GaAs光ガイド層30a、アンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40a、アンドープGaAsバリア層
50、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
b、アンドープGaAs光ガイド層30b、p型Al
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で例え
ばMOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。
【0055】但し、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2にはこれを形成する際にSeをドーピングしてお
くが、その濃度は後に第1上クラッド層6aを形成する
際に、SeがアンドープGaAs光ガイド層30a,3
0b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b、及びアンドープGaAsバリア層50に熱
拡散した時にこれらの各層においてその濃度が4×10
17cm-3程度となるように、予め拡散による濃度の減少
を見込んで設定している。
ド層2にはこれを形成する際にSeをドーピングしてお
くが、その濃度は後に第1上クラッド層6aを形成する
際に、SeがアンドープGaAs光ガイド層30a,3
0b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b、及びアンドープGaAsバリア層50に熱
拡散した時にこれらの各層においてその濃度が4×10
17cm-3程度となるように、予め拡散による濃度の減少
を見込んで設定している。
【0056】このため、アンドープGaAs光ガイド層
30a,30b、アンドープIn0. 14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b、及びアンドープGaAsバリア層
50は、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6
aを結晶成長している間に、n型Al0.3 Ga0.7 As
下クラッド層2からSeが熱拡散することにより、それ
ぞれn型の光ガイド層3a,3b、n型のIn0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b、及びn型のGaAsバリ
ア層5となる。
30a,30b、アンドープIn0. 14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b、及びアンドープGaAsバリア層
50は、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6
aを結晶成長している間に、n型Al0.3 Ga0.7 As
下クラッド層2からSeが熱拡散することにより、それ
ぞれn型の光ガイド層3a,3b、n型のIn0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b、及びn型のGaAsバリ
ア層5となる。
【0057】次に、図4(b) に示すように、写真製版と
エッチングにより、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺近傍である,窓
部となるべき部分が開口部となるようにレジスト9を形
成し、該レジスト9をマスクとしてイオン注入を行なう
ことにより、Si注入領域10を形成する。
エッチングにより、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺近傍である,窓
部となるべき部分が開口部となるようにレジスト9を形
成し、該レジスト9をマスクとしてイオン注入を行なう
ことにより、Si注入領域10を形成する。
【0058】そして、図4(c) に示すように、レジスト
9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニール
を行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,3
b(元のアンドープGaAs光ガイド層30a,30
b)、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
(元のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b)と、n型GaAsバリア層5(元のアンド
ープGaAsバリア層50)とを無秩序化した窓部8を
形成する。
9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニール
を行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,3
b(元のアンドープGaAs光ガイド層30a,30
b)、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
(元のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b)と、n型GaAsバリア層5(元のアンド
ープGaAsバリア層50)とを無秩序化した窓部8を
形成する。
【0059】ここで、Si注入領域10はSi注入と同
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n
型GaAs光ガイド層3a,3b(元のアンドープGa
As光ガイド層30a,30b)、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b(元のアンドープIn0.14
Ga0.86Asウェル層40a,40b)とn型GaAs
バリア層5(元のアンドープGaAsバリア層50)と
が無秩序化するが、Si注入領域10以外の部分は、欠
陥が導入されておらず、n型In0.14Ga0.86Asウェ
ル層4a,4b(元のアンドープIn0.14Ga0.86As
ウェル層40a,40b)とn型GaAsバリア層5
(元のアンドープGaAsバリア層50)には、Seが
4×1017cm-3程度含まれているため、無秩序化が抑
えられる。そして、その上にp型Al0.3 Ga0.7 As
第2上クラッド層6b、p型GaAsコンタクト層7を
順次MOCVD法等の結晶成長法により形成する。
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n
型GaAs光ガイド層3a,3b(元のアンドープGa
As光ガイド層30a,30b)、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b(元のアンドープIn0.14
Ga0.86Asウェル層40a,40b)とn型GaAs
バリア層5(元のアンドープGaAsバリア層50)と
が無秩序化するが、Si注入領域10以外の部分は、欠
陥が導入されておらず、n型In0.14Ga0.86Asウェ
ル層4a,4b(元のアンドープIn0.14Ga0.86As
ウェル層40a,40b)とn型GaAsバリア層5
(元のアンドープGaAsバリア層50)には、Seが
4×1017cm-3程度含まれているため、無秩序化が抑
えられる。そして、その上にp型Al0.3 Ga0.7 As
第2上クラッド層6b、p型GaAsコンタクト層7を
順次MOCVD法等の結晶成長法により形成する。
【0060】さらに、図4(d) に示すように、写真製版
とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11のマ
スクを形成し、ウェットエッチングによりp型GaAs
コンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラ
ッド層6bの一部を除去し、レジスト11を除去するこ
とにより、図4(e) に示すような半導体レーザ構造を得
ることができる。
とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11のマ
スクを形成し、ウェットエッチングによりp型GaAs
コンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラ
ッド層6bの一部を除去し、レジスト11を除去するこ
とにより、図4(e) に示すような半導体レーザ構造を得
ることができる。
【0061】そして最後に、p型GaAsコンタクト層
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図4
(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置を得ることができる。
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図4
(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置を得ることができる。
【0062】このように、上記実施の形態3に係る半導
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9を形成
する前にその下面に予めSeをドーピングしたn型Al
0.3Ga0.7 As下クラッド層2を形成しておき、活性
層領域9をアンドープGaAs光ガイド層30a,アン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a,アンドー
プGaAsバリア層50,アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40b,アンドープGaAs光ガイド層3
0bの各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子
井戸構造を有するものとして形成し、この活性層領域9
の上面にn型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6を形
成する際の熱によりn型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッ
ド層2からSeを熱拡散させてアンドープGaAs光ガ
イド層30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86A
sウェル層40a,40b、アンドープGaAsバリア
層50の各層をそれぞれn型GaAs光ガイド層3a,
3b、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b、
n型GaAsバリア層5に変化させるとともに、その後
の熱処理により活性層領域9の端面部分のn型GaAs
光ガイド層3a,3bと、n型In0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,4bと、n型GaAsバリア層5とを無秩
序化し、窓部8を形成するようにしたので、活性層領域
にドーピングを行うことができ、熱アニールによるSi
注入領域以外の活性層領域の無秩序化を抑えることがで
き、レーザ発振波長を制御しやすい半導体レーザ装置が
得られる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果
がある。
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9を形成
する前にその下面に予めSeをドーピングしたn型Al
0.3Ga0.7 As下クラッド層2を形成しておき、活性
層領域9をアンドープGaAs光ガイド層30a,アン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a,アンドー
プGaAsバリア層50,アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40b,アンドープGaAs光ガイド層3
0bの各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子
井戸構造を有するものとして形成し、この活性層領域9
の上面にn型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6を形
成する際の熱によりn型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッ
ド層2からSeを熱拡散させてアンドープGaAs光ガ
イド層30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86A
sウェル層40a,40b、アンドープGaAsバリア
層50の各層をそれぞれn型GaAs光ガイド層3a,
3b、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b、
n型GaAsバリア層5に変化させるとともに、その後
の熱処理により活性層領域9の端面部分のn型GaAs
光ガイド層3a,3bと、n型In0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,4bと、n型GaAsバリア層5とを無秩
序化し、窓部8を形成するようにしたので、活性層領域
にドーピングを行うことができ、熱アニールによるSi
注入領域以外の活性層領域の無秩序化を抑えることがで
き、レーザ発振波長を制御しやすい半導体レーザ装置が
得られる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果
がある。
【0063】なお、上記実施の形態3では、窓部を形成
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入を行う場合と同様の効果を奏する。
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入を行う場合と同様の効果を奏する。
【0064】また、上記実施の形態3では、アンドープ
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントとしてSeを用いた
が、S,Si等の他のドーパントでもよく、Seの場合
と同様の効果を奏する。
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントとしてSeを用いた
が、S,Si等の他のドーパントでもよく、Seの場合
と同様の効果を奏する。
【0065】また、上記実施の形態3では、アンドープ
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントの濃度を4×1017c
m-3程度としたが、この濃度の値は5×1016〜1×1
018cm-3の範囲であればよく、この範囲であればドー
パント濃度が4×1017cm-3の場合と同様の効果を奏
する。
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントの濃度を4×1017c
m-3程度としたが、この濃度の値は5×1016〜1×1
018cm-3の範囲であればよく、この範囲であればドー
パント濃度が4×1017cm-3の場合と同様の効果を奏
する。
【0066】実施の形態4.活性層領域の無秩序化は、
ここまでで述べた,窓部を形成するための熱処理が原因
となっているものが大きな割合を占めているが、活性層
領域の無秩序化には、活性層領域に存在するPN接合に
よる電界によって生じていると考えられるものもある。
ここまでで述べた,窓部を形成するための熱処理が原因
となっているものが大きな割合を占めているが、活性層
領域の無秩序化には、活性層領域に存在するPN接合に
よる電界によって生じていると考えられるものもある。
【0067】この実施の形態4は、活性層領域に存在す
るPN接合による電界の影響により、活性層領域が無秩
序化してしまうのを抑えるようにした半導体レーザ装置
に関するものである。
るPN接合による電界の影響により、活性層領域が無秩
序化してしまうのを抑えるようにした半導体レーザ装置
に関するものである。
【0068】図5は、請求項6に対応する,本発明の実
施の形態4による0.98〜1.02μm帯の半導体レ
ーザ装置を示す概観斜視図である。図5において、1は
n型GaAs基板、2はn型GaAs基板1上に形成さ
れたn型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層、30aは
このn型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層2上に形成
されたアンドープGaAs光ガイド層であり、その両端
面(両短辺)近傍は後述する窓部8となっている。40
aはアンドープGaAs光ガイド層30a上に形成され
たアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層、50はこ
のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a上に
形成されたアンドープGaAsバリア層、40bはこの
アンドープGaAsバリア層50上に形成されたアンド
ープIn0.14Ga0.86Asウェル層、30bはこのアン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40b上に形成さ
れたアンドープGaAs光ガイド層であり、後述するp
型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6に近接する部分
には、Siが1×1018cm-3程度δドーピングされて
いる。
施の形態4による0.98〜1.02μm帯の半導体レ
ーザ装置を示す概観斜視図である。図5において、1は
n型GaAs基板、2はn型GaAs基板1上に形成さ
れたn型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層、30aは
このn型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層2上に形成
されたアンドープGaAs光ガイド層であり、その両端
面(両短辺)近傍は後述する窓部8となっている。40
aはアンドープGaAs光ガイド層30a上に形成され
たアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層、50はこ
のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a上に
形成されたアンドープGaAsバリア層、40bはこの
アンドープGaAsバリア層50上に形成されたアンド
ープIn0.14Ga0.86Asウェル層、30bはこのアン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40b上に形成さ
れたアンドープGaAs光ガイド層であり、後述するp
型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6に近接する部分
には、Siが1×1018cm-3程度δドーピングされて
いる。
【0069】6はアンドープGaAs光ガイド層30b
上及び窓部8上の全面にわたって形成されたp型Al
0.3 Ga0.7 As上クラッド層であり、この上クラッド
層6はその平板状の第1上クラッド層6aとその長手方
向に連続して形成された断面柱状の第2上クラッド層6
bとからなっており、このためその断面形状が逆T字状
になっている。7はp型GaAsコンタクト層であり、
このp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層6の,断面
柱状に形成された第2上クラッド層6b上に形成されて
いる。
上及び窓部8上の全面にわたって形成されたp型Al
0.3 Ga0.7 As上クラッド層であり、この上クラッド
層6はその平板状の第1上クラッド層6aとその長手方
向に連続して形成された断面柱状の第2上クラッド層6
bとからなっており、このためその断面形状が逆T字状
になっている。7はp型GaAsコンタクト層であり、
このp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層6の,断面
柱状に形成された第2上クラッド層6b上に形成されて
いる。
【0070】なお、8はアンドープGaAs光ガイド層
30a,30b、アンドープIn0. 14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b、及びアンドープGaAsバリア層
50とが無秩序化された窓部であり、アンドープGaA
s光ガイド層30a,30bと、アンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層40a,40bと、アンドープGa
Asバリア層50とをまとめて、活性層領域90と呼ぶ
ことにする。また、100はn型GaAs基板1の下面
に形成されたAu系材料からなるn型電極、700はp
型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6上の,第2上ク
ラッド層6b上及びp型GaAsコンタクト層7上を除
く部分に形成された絶縁膜、200は絶縁膜700の上
面及びp型GaAsコンタクト層7の上面に形成され
た,Ti系材料からなるp型電極である。
30a,30b、アンドープIn0. 14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b、及びアンドープGaAsバリア層
50とが無秩序化された窓部であり、アンドープGaA
s光ガイド層30a,30bと、アンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層40a,40bと、アンドープGa
Asバリア層50とをまとめて、活性層領域90と呼ぶ
ことにする。また、100はn型GaAs基板1の下面
に形成されたAu系材料からなるn型電極、700はp
型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6上の,第2上ク
ラッド層6b上及びp型GaAsコンタクト層7上を除
く部分に形成された絶縁膜、200は絶縁膜700の上
面及びp型GaAsコンタクト層7の上面に形成され
た,Ti系材料からなるp型電極である。
【0071】ここで、各層の膜厚はn型GaAs基板1
が100μm、n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層
2が1.6μm、アンドープGaAs光ガイド層30
a,30bが200nm、アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40a,40bが80nm、アンドープG
aAsバリア層50が200nm、p型Al0.3 Ga0.
7 As上クラッド層6が1.6μm、第1上クラッド層
6aが0.4μm、第2上クラッド層6bが1.2μ
m、p型GaAsコンタクト層が7が0.2μmであ
る。
が100μm、n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層
2が1.6μm、アンドープGaAs光ガイド層30
a,30bが200nm、アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40a,40bが80nm、アンドープG
aAsバリア層50が200nm、p型Al0.3 Ga0.
7 As上クラッド層6が1.6μm、第1上クラッド層
6aが0.4μm、第2上クラッド層6bが1.2μ
m、p型GaAsコンタクト層が7が0.2μmであ
る。
【0072】また、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2、アンドープIn0.14Ga0. 86Asウェル層40
a,40b、及びp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド
層6の混晶比はこれ以外の値でもよい。
ド層2、アンドープIn0.14Ga0. 86Asウェル層40
a,40b、及びp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド
層6の混晶比はこれ以外の値でもよい。
【0073】さらに、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラ
ッド層2、及びp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層
6はAlGaInP系の材料で形成することも可能であ
る。
ッド層2、及びp型Al0.3 Ga0. 7 As上クラッド層
6はAlGaInP系の材料で形成することも可能であ
る。
【0074】図6に、その活性層領域近傍のドーパント
の濃度プロファイルを示す。この実施の形態4の半導体
レーザ装置の動作は、周知のごとく、p型電極200お
よびn型電極100からそれぞれ注入された正孔および
電子が活性層領域90に達し、そのアンドープIn0.14
Ga0.86Asウェル層40a,40bにおいて0.98
〜1.02μm帯波長のレーザ発振が生じる,というも
のである。
の濃度プロファイルを示す。この実施の形態4の半導体
レーザ装置の動作は、周知のごとく、p型電極200お
よびn型電極100からそれぞれ注入された正孔および
電子が活性層領域90に達し、そのアンドープIn0.14
Ga0.86Asウェル層40a,40bにおいて0.98
〜1.02μm帯波長のレーザ発振が生じる,というも
のである。
【0075】この実施の形態4の半導体レーザ装置は上
述のような構造としたことにより、PN接合をアンドー
プGaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 A
s上クラッド層6に近接する部分にもってくることがで
き、これによりPN接合をアンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40bから離すことができることから、P
N接合の電界による活性層領域の無秩序化を抑えること
ができる。
述のような構造としたことにより、PN接合をアンドー
プGaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 A
s上クラッド層6に近接する部分にもってくることがで
き、これによりPN接合をアンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40bから離すことができることから、P
N接合の電界による活性層領域の無秩序化を抑えること
ができる。
【0076】このように、上記実施の形態4に係る半導
体レーザ装置によれば、活性層領域90がアンドープG
aAs光ガイド層30a,アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40a,アンドープGaAsバリア層5
0,アンドープIn0.14Ga0. 86Asウェル層40b,
アンドープGaAs光ガイド層30bの各層からなり、
ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有し、該活
性層領域90の端面部分にウェル層とバリア層とが無秩
序化された窓部8を有する0.98ないし1.02μm
帯の半導体レーザ装置において、アンドープGaAs光
ガイド層30b内のp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にSiがδドープされているよう
にしたので、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 As上ク
ラッド層6に近接する部分にもってくることができ、P
N接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序化を抑
えることができる効果がある。
体レーザ装置によれば、活性層領域90がアンドープG
aAs光ガイド層30a,アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40a,アンドープGaAsバリア層5
0,アンドープIn0.14Ga0. 86Asウェル層40b,
アンドープGaAs光ガイド層30bの各層からなり、
ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有し、該活
性層領域90の端面部分にウェル層とバリア層とが無秩
序化された窓部8を有する0.98ないし1.02μm
帯の半導体レーザ装置において、アンドープGaAs光
ガイド層30b内のp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にSiがδドープされているよう
にしたので、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 As上ク
ラッド層6に近接する部分にもってくることができ、P
N接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序化を抑
えることができる効果がある。
【0077】なお、上記実施の形態4では、アンドープ
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
【0078】また、上記実施の形態4では、アンドープ
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントの濃度を1×1018cm-3程度としたが、n型であ
れば他の濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018c
m-3程度の場合と同様の効果を奏する。
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントの濃度を1×1018cm-3程度としたが、n型であ
れば他の濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018c
m-3程度の場合と同様の効果を奏する。
【0079】実施の形態5.この実施の形態5は、実施
の形態4の半導体レーザ装置の製造方法に関するもので
ある。図7は、請求項7に対応する,本発明の実施の形
態5による0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装
置の製造方法を、その製造工程に従って示す断面構造図
であり、その光導波路に平行な方向に沿って断面構造を
示すものである。この図7において、図5と同一符号は
同一または相当するものを示し、その層厚等も図5と同
様の値を有するものである。
の形態4の半導体レーザ装置の製造方法に関するもので
ある。図7は、請求項7に対応する,本発明の実施の形
態5による0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装
置の製造方法を、その製造工程に従って示す断面構造図
であり、その光導波路に平行な方向に沿って断面構造を
示すものである。この図7において、図5と同一符号は
同一または相当するものを示し、その層厚等も図5と同
様の値を有するものである。
【0080】次にその製造方法について説明する。ま
ず、図7(a) に示すように、n型GaAs基板1上に、
n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2、アンドープ
GaAs光ガイド層30a、アンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40a、アンドープGaAsバリア層
50、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
b、アンドープGaAs光ガイド層30b、p型Al
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で例え
ばMOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。
ず、図7(a) に示すように、n型GaAs基板1上に、
n型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2、アンドープ
GaAs光ガイド層30a、アンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40a、アンドープGaAsバリア層
50、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
b、アンドープGaAs光ガイド層30b、p型Al
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で例え
ばMOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。
【0081】その際、アンドープGaAs光ガイド層3
0bを形成する時にはいわゆるδドーピングを行う。即
ち、アンドープGaAs光ガイド層30bを形成する時
に、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aと
の界面となる所でそのアンドープGaAs光ガイド層3
0bの材料ガスとともに、シラン(SiH4)あるいはジシラ
ン(Si2H6) を短期間流すことにより、シランあるいはジ
シランが熱分解し、Siが1×1018cm-3程度の濃度
で部分的にドーピングされる。
0bを形成する時にはいわゆるδドーピングを行う。即
ち、アンドープGaAs光ガイド層30bを形成する時
に、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aと
の界面となる所でそのアンドープGaAs光ガイド層3
0bの材料ガスとともに、シラン(SiH4)あるいはジシラ
ン(Si2H6) を短期間流すことにより、シランあるいはジ
シランが熱分解し、Siが1×1018cm-3程度の濃度
で部分的にドーピングされる。
【0082】次に、図7(b) に示すように、写真製版と
エッチングにより、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2上の両短辺近傍、即ち両端面の近傍である,窓部
となるべき部分が開口部となるようにレジスト9を形成
し、該レジスト9をマスクとしてイオン注入を行なうこ
とにより、Si注入領域10を形成する。
エッチングにより、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2上の両短辺近傍、即ち両端面の近傍である,窓部
となるべき部分が開口部となるようにレジスト9を形成
し、該レジスト9をマスクとしてイオン注入を行なうこ
とにより、Si注入領域10を形成する。
【0083】そして、図7(c) に示すように、レジスト
9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニール
を行なうことにより、アンドープGaAs光ガイド層3
0a,30bと、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40bと、アンドープGaAsバリア層5
0とを無秩序化した窓部8を形成する。
9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニール
を行なうことにより、アンドープGaAs光ガイド層3
0a,30bと、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40bと、アンドープGaAsバリア層5
0とを無秩序化した窓部8を形成する。
【0084】ここで、Si注入領域10はSi注入と同
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、ア
ンドープGaAs光ガイド層30a,30bと、アンド
ープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bと、
アンドープGaAsバリア層50とが無秩序化するが、
Si注入領域10以外の部分は、欠陥が導入されておら
ず、このためその無秩序化が抑えられる。そして、その
上にp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラッド層6b、
p型GaAsコンタクト層7を順次MOCVD法等の結
晶成長法により形成する。
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、ア
ンドープGaAs光ガイド層30a,30bと、アンド
ープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bと、
アンドープGaAsバリア層50とが無秩序化するが、
Si注入領域10以外の部分は、欠陥が導入されておら
ず、このためその無秩序化が抑えられる。そして、その
上にp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラッド層6b、
p型GaAsコンタクト層7を順次MOCVD法等の結
晶成長法により形成する。
【0085】さらに、図7(d) に示すように、写真製版
とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11のマ
スクを形成し、ウェットエッチングによりp型GaAs
コンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラ
ッド層6bの一部を除去し、レジスト11を除去するこ
とにより、図7(e) に示すような半導体レーザ構造を得
ることができる。
とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11のマ
スクを形成し、ウェットエッチングによりp型GaAs
コンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上クラ
ッド層6bの一部を除去し、レジスト11を除去するこ
とにより、図7(e) に示すような半導体レーザ構造を得
ることができる。
【0086】そして最後に、p型GaAsコンタクト層
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図7
(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置を得ることができる。
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図7
(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置を得ることができる。
【0087】このように、上記実施の形態5に係る半導
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域90がア
ンドープGaAs光ガイド層30a,アンドープIn
0.14Ga0.86Asウェル層40a,アンドープGaAs
バリア層50,アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル
層40b,アンドープGaAs光ガイド層30bの各層
からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を
有する活性層領域90を形成する際に、アンドープGa
As光ガイド層30b内のp型Al0.3 Ga0.7As上
クラッド層6に近接する部分にSiがδドープされてい
るようにしたので、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 A
s上クラッド層6に近接する部分にもってくることがで
き、PN接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序
化を抑えることができる半導体レーザ装置が得られる,
半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果がある。
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域90がア
ンドープGaAs光ガイド層30a,アンドープIn
0.14Ga0.86Asウェル層40a,アンドープGaAs
バリア層50,アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル
層40b,アンドープGaAs光ガイド層30bの各層
からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を
有する活性層領域90を形成する際に、アンドープGa
As光ガイド層30b内のp型Al0.3 Ga0.7As上
クラッド層6に近接する部分にSiがδドープされてい
るようにしたので、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 A
s上クラッド層6に近接する部分にもってくることがで
き、PN接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序
化を抑えることができる半導体レーザ装置が得られる,
半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果がある。
【0088】なお、上記実施の形態5では、アンドープ
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
【0089】また、上記実施の形態5では、アンドープ
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントの濃度を1×1018cm-3程度としたが、n型であ
れば他の濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018c
m-3程度の場合と同様の効果を奏する。
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントの濃度を1×1018cm-3程度としたが、n型であ
れば他の濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018c
m-3程度の場合と同様の効果を奏する。
【0090】実施の形態6.この実施の形態6は、実施
の形態1の構造と実施の形態4の構造を併せ持つもので
あり、窓構造を形成する際の熱処理により窓部以外の活
性層領域が無秩序化してしまうのを抑えるとともに、活
性層領域にあるPN接合による電界の影響により活性層
領域が無秩序化してしまうのを抑えるようにした半導体
レーザ装置に関するものである。
の形態1の構造と実施の形態4の構造を併せ持つもので
あり、窓構造を形成する際の熱処理により窓部以外の活
性層領域が無秩序化してしまうのを抑えるとともに、活
性層領域にあるPN接合による電界の影響により活性層
領域が無秩序化してしまうのを抑えるようにした半導体
レーザ装置に関するものである。
【0091】図8は0.98〜1.02μm帯半導体レ
ーザ装置に対応する本発明の実施の形態6を示す概観斜
視図である。図8において、図1と同一符号は同一また
は相当するものを示し、その層厚等も図1と同様の値を
有するものである。
ーザ装置に対応する本発明の実施の形態6を示す概観斜
視図である。図8において、図1と同一符号は同一また
は相当するものを示し、その層厚等も図1と同様の値を
有するものである。
【0092】但し、本実施の形態6においては、n型G
aAs光ガイド層3bは図5のアンドープGaAs光ガ
イド層30bと同様に、p型Al0.3 Ga0.7 As上ク
ラッド層6に近接する部分に、Siが1×1018cm-3
程度の濃度を有するようにドーピングされている。
aAs光ガイド層3bは図5のアンドープGaAs光ガ
イド層30bと同様に、p型Al0.3 Ga0.7 As上ク
ラッド層6に近接する部分に、Siが1×1018cm-3
程度の濃度を有するようにドーピングされている。
【0093】次に動作について説明する。この半導体レ
ーザ装置の動作は、図1のものと同様、p型電極200
およびn型電極100からそれぞれ注入された正孔およ
び電子が活性層領域9に達し、そのn型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4bにおいて0.98〜1.0
2μm帯波長のレーザ発振が生じる,というものであ
る。
ーザ装置の動作は、図1のものと同様、p型電極200
およびn型電極100からそれぞれ注入された正孔およ
び電子が活性層領域9に達し、そのn型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4bにおいて0.98〜1.0
2μm帯波長のレーザ発振が生じる,というものであ
る。
【0094】本実施の形態6では、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5
には、Seが4×1017cm-3程度ドーピングされてお
り、図9に、この活性層領域近傍のドーパントの濃度プ
ロファイルを示す。
0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5
には、Seが4×1017cm-3程度ドーピングされてお
り、図9に、この活性層領域近傍のドーパントの濃度プ
ロファイルを示す。
【0095】本実施の形態6では、図9に示すように活
性層領域9のSe濃度が4×1017cm-3とされてお
り、このため、PLピーク波長のシフト量は−1.2n
mとなり、従来例に比べその20分の1程度のシフト量
に抑えることができる。
性層領域9のSe濃度が4×1017cm-3とされてお
り、このため、PLピーク波長のシフト量は−1.2n
mとなり、従来例に比べその20分の1程度のシフト量
に抑えることができる。
【0096】以上のことから、n型In0.14Ga0.86A
sウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを含
む活性層領域に4×1017cm-3程度のSeをドーピン
グすることにより、熱アニールに対して、窓部8以外の
活性層領域の無秩序化を抑えることができ、レーザ発振
波長を制御しやすくなることがわかる。
sウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを含
む活性層領域に4×1017cm-3程度のSeをドーピン
グすることにより、熱アニールに対して、窓部8以外の
活性層領域の無秩序化を抑えることができ、レーザ発振
波長を制御しやすくなることがわかる。
【0097】また、本実施の形態6では、図9に示すよ
うに、上記n型GaAs光ガイド層3bのp型Al0.3
Ga0.7 As上クラッド層6に近接する部分に、Siが
1×1018cm-3程度δドーピングされている。
うに、上記n型GaAs光ガイド層3bのp型Al0.3
Ga0.7 As上クラッド層6に近接する部分に、Siが
1×1018cm-3程度δドーピングされている。
【0098】このため、本実施の形態6では、PN接合
をn型GaAs光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7
As上クラッド層6に近接する部分にもってくることが
でき、これによりPN接合をn型In0.14Ga0.86As
ウェル層4bから離すことができることから、PN接合
の電界による活性層領域の無秩序化を抑えることができ
る。
をn型GaAs光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7
As上クラッド層6に近接する部分にもってくることが
でき、これによりPN接合をn型In0.14Ga0.86As
ウェル層4bから離すことができることから、PN接合
の電界による活性層領域の無秩序化を抑えることができ
る。
【0099】このように、上記実施の形態6に係る半導
体レーザ装置によれば、活性層領域9がn型GaAs光
ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウェル層4
a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14Ga0.86A
sウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3bの各層か
らなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有
し、該活性層領域9の端面部分にウェル層とバリア層と
が無秩序化された窓部8を有する0.98ないし1.0
2μm帯の半導体レーザ装置において、活性層領域9の
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型G
aAsバリア層5の両方にドーパントとしてSeを含
み、かつそのドーパント濃度が4×1017cm-3となる
ようにするとともに、n型GaAs光ガイド層3b内の
p型Al0.3Ga0.7 As上クラッド層6に近接する部
分にSiがδドープされているようにしたので、窓部8
を形成する際の熱アニールによって窓部以外の活性層領
域が無秩序化してしまうのを抑制することができ、PL
ピーク波長のシフト量を大幅に低減することが可能とな
るとともに、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 As上ク
ラッド層6に近接する部分にもってくることができ、P
N接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序化を抑
えることができる効果がある。
体レーザ装置によれば、活性層領域9がn型GaAs光
ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウェル層4
a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14Ga0.86A
sウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3bの各層か
らなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有
し、該活性層領域9の端面部分にウェル層とバリア層と
が無秩序化された窓部8を有する0.98ないし1.0
2μm帯の半導体レーザ装置において、活性層領域9の
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型G
aAsバリア層5の両方にドーパントとしてSeを含
み、かつそのドーパント濃度が4×1017cm-3となる
ようにするとともに、n型GaAs光ガイド層3b内の
p型Al0.3Ga0.7 As上クラッド層6に近接する部
分にSiがδドープされているようにしたので、窓部8
を形成する際の熱アニールによって窓部以外の活性層領
域が無秩序化してしまうのを抑制することができ、PL
ピーク波長のシフト量を大幅に低減することが可能とな
るとともに、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 As上ク
ラッド層6に近接する部分にもってくることができ、P
N接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序化を抑
えることができる効果がある。
【0100】なお、上記実施の形態6では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
【0101】また、上記実施の形態6では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
【0102】また、上記実施の形態6では、アンドープ
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
【0103】また、上記実施の形態6では、n型GaA
s光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にドーピングするドーパントの濃
度を1×1018cm-3程度としたが、n型であれば他の
濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018cm-3程度
の場合と同様の効果を奏する。
s光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にドーピングするドーパントの濃
度を1×1018cm-3程度としたが、n型であれば他の
濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018cm-3程度
の場合と同様の効果を奏する。
【0104】実施の形態7.この実施の形態7は、実施
の形態6の半導体レーザ装置の製造方法に関するもので
ある。図10は本発明の実施の形態7による0.98〜
1.02μm帯の半導体レーザ装置の製造方法を、その
製造工程に従って示す断面構造図であり、光導波路に平
行な方向に沿ってその断面構造を示すものである。この
図10において、図8と同一符号は同一または相当する
ものを示し、その層厚等も図8と同様の値を有するもの
である。
の形態6の半導体レーザ装置の製造方法に関するもので
ある。図10は本発明の実施の形態7による0.98〜
1.02μm帯の半導体レーザ装置の製造方法を、その
製造工程に従って示す断面構造図であり、光導波路に平
行な方向に沿ってその断面構造を示すものである。この
図10において、図8と同一符号は同一または相当する
ものを示し、その層厚等も図8と同様の値を有するもの
である。
【0105】次にその製造方法について説明する。ま
ず、図10(a) に示すように、n型GaAs基板1上
に、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層2、n型G
aAs光ガイド層3a、n型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a、n型GaAsバリア層5、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4b、n型GaAs光ガ
イド層3b、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド
層6aをこの順にMOCVD法等の結晶成長法により順
次形成する。
ず、図10(a) に示すように、n型GaAs基板1上
に、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層2、n型G
aAs光ガイド層3a、n型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a、n型GaAsバリア層5、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4b、n型GaAs光ガ
イド層3b、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド
層6aをこの順にMOCVD法等の結晶成長法により順
次形成する。
【0106】その際、n型In0.14Ga0.86Asウェル
層4a,4bとn型GaAsバリア層5には、Seを4
×1017cm-3程度予めドーピングしておき、かつ、n
型GaAs光ガイド層3bを形成する時にはいわゆるδ
ドーピングを行う。即ち、n型GaAs光ガイド層3b
を形成する時に、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラ
ッド層6aとの界面となる所で、そのn型GaAs光ガ
イド層3bの材料ガスとともに、シラン(SiH4)あるいは
ジシラン(Si2H6) を短期間流すことにより、シランある
いはジシランが熱分解し、Siが1×1018cm-3程度
の濃度で部分的にドーピングされる。
層4a,4bとn型GaAsバリア層5には、Seを4
×1017cm-3程度予めドーピングしておき、かつ、n
型GaAs光ガイド層3bを形成する時にはいわゆるδ
ドーピングを行う。即ち、n型GaAs光ガイド層3b
を形成する時に、p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラ
ッド層6aとの界面となる所で、そのn型GaAs光ガ
イド層3bの材料ガスとともに、シラン(SiH4)あるいは
ジシラン(Si2H6) を短期間流すことにより、シランある
いはジシランが熱分解し、Siが1×1018cm-3程度
の濃度で部分的にドーピングされる。
【0107】次に、図10(b) に示すように、写真製版
とエッチングにより、n型Al0.3Ga0.7 As下クラ
ッド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺の近傍であ
る,窓部となるべき部分が開口部となるようにレジスト
9のマスクを形成し、イオン注入を行なうことにより、
Si注入領域10を形成する。
とエッチングにより、n型Al0.3Ga0.7 As下クラ
ッド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺の近傍であ
る,窓部となるべき部分が開口部となるようにレジスト
9のマスクを形成し、イオン注入を行なうことにより、
Si注入領域10を形成する。
【0108】そして、図10(c) に示すように、レジス
ト9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニー
ルを行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,
3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
と、n型GaAsバリア層5とを無秩序化した窓部8を
形成する。
ト9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニー
ルを行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,
3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
と、n型GaAsバリア層5とを無秩序化した窓部8を
形成する。
【0109】ここで、Si注入領域10はSi注入と同
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n
型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5
とが無秩序化するが、Si注入領域10以外の部分は、
欠陥が導入されておらず、n型0.14Ga0.86Asウェル
層4a,4bとn型GaAsバリア層5には、Seが4
×1017cm-3程度ドーピングされているため、無秩序
化が抑えられる。そして、その上にp型Al0.3Ga0.7
As第2上クラッド層6b、p型GaAsコンタクト層
7を順次MOCVD法等の結晶成長法により形成する。
時に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n
型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5
とが無秩序化するが、Si注入領域10以外の部分は、
欠陥が導入されておらず、n型0.14Ga0.86Asウェル
層4a,4bとn型GaAsバリア層5には、Seが4
×1017cm-3程度ドーピングされているため、無秩序
化が抑えられる。そして、その上にp型Al0.3Ga0.7
As第2上クラッド層6b、p型GaAsコンタクト層
7を順次MOCVD法等の結晶成長法により形成する。
【0110】さらに、図10(d) に示すように、写真製
版とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11を
形成し、該レジスト11をマスクとしてウェットエッチ
ングによりp型GaAsコンタクト層7とp型Al0.3
Ga0.7 As第2上クラッド層6bの一部を除去し、レ
ジスト11を除去することにより、図10(e) に示すよ
うな、半導体レーザ構造を得ることができる。
版とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11を
形成し、該レジスト11をマスクとしてウェットエッチ
ングによりp型GaAsコンタクト層7とp型Al0.3
Ga0.7 As第2上クラッド層6bの一部を除去し、レ
ジスト11を除去することにより、図10(e) に示すよ
うな、半導体レーザ構造を得ることができる。
【0111】そして最後に、p型GaAsコンタクト層
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図1
0(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯
の半導体レーザ装置を得ることができる。
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図1
0(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯
の半導体レーザ装置を得ることができる。
【0112】このように、上記実施の形態7に係る半導
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9がn型
GaAs光ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14G
a0.86Asウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3b
の各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸
構造を有する活性層領域9に、該n型In0.14Ga0.86
Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを
形成する際にSeのドーピングを行うとともに、n型G
aAs光ガイド層3b内のp型Al0.3 Ga0.7 As上
クラッド層6に近接する部分にSiがδドープされてい
るようにして、熱処理により活性層領域9の端面部分の
n型GaAs光ガイド層3a,3bと、n型In0.14G
a0.86Asウェル層4a,4bと、n型GaAsバリア
層5とを無秩序化し、窓部8を形成するようにしたの
で、活性層領域に濃度制御性よくドーピングを行うこと
ができ、熱アニールによるSi注入領域以外の活性層領
域の無秩序化を確実に抑えることができるとともに、P
N接合をp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6に近
接する部分にもってくることができ、PN接合の電界に
よって生じる活性層領域の無秩序化を抑えることがで
き、レーザ発振波長を制御しやすい半導体レーザ装置が
得られる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果
がある。
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9がn型
GaAs光ガイド層3a,n型In0.14Ga0.86Asウ
ェル層4a,n型GaAsバリア層5,n型In0.14G
a0.86Asウェル層4b,n型GaAs光ガイド層3b
の各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子井戸
構造を有する活性層領域9に、該n型In0.14Ga0.86
Asウェル層4a,4bとn型GaAsバリア層5とを
形成する際にSeのドーピングを行うとともに、n型G
aAs光ガイド層3b内のp型Al0.3 Ga0.7 As上
クラッド層6に近接する部分にSiがδドープされてい
るようにして、熱処理により活性層領域9の端面部分の
n型GaAs光ガイド層3a,3bと、n型In0.14G
a0.86Asウェル層4a,4bと、n型GaAsバリア
層5とを無秩序化し、窓部8を形成するようにしたの
で、活性層領域に濃度制御性よくドーピングを行うこと
ができ、熱アニールによるSi注入領域以外の活性層領
域の無秩序化を確実に抑えることができるとともに、P
N接合をp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6に近
接する部分にもってくることができ、PN接合の電界に
よって生じる活性層領域の無秩序化を抑えることがで
き、レーザ発振波長を制御しやすい半導体レーザ装置が
得られる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果
がある。
【0113】なお、上記実施の形態7では、窓部を形成
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入の場合と同様の効果を奏する。
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入の場合と同様の効果を奏する。
【0114】また、上記実施の形態7では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トとしてSeを用いたが、S,Si等の他のドーパント
でもよく、Seの場合と同様の効果を奏する。
【0115】また、上記実施の形態7では、n型In
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
0.14Ga0.86Asウェル層4a,4bとn型GaAsバ
リア層5とを含む活性層領域にドーピングするドーパン
トの濃度を4×1017cm-3程度としたが、この濃度の
値は5×1016〜1×1018cm-3の範囲であればよ
く、この範囲であればドーパント濃度が4×1017cm
-3の場合と同様の効果を奏する。
【0116】また、上記実施の形態7では、n型GaA
s光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にドーピングするドーパントとし
てSiを用いたが、S,Se等の他のドーパントでもよ
く、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏する。
s光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にドーピングするドーパントとし
てSiを用いたが、S,Se等の他のドーパントでもよ
く、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏する。
【0117】また、上記実施の形態7では、n型GaA
s光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にドーピングするドーパントの濃
度を1×1018cm-3程度としたが、n型であれば他の
濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018cm-3程度
の場合と同様の効果を奏する。
s光ガイド層3bのp型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層6に近接する部分にドーピングするドーパントの濃
度を1×1018cm-3程度としたが、n型であれば他の
濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018cm-3程度
の場合と同様の効果を奏する。
【0118】実施の形態8.この実施の形態8は、実施
の形態6の半導体レーザ装置の他の製造方法に関するも
のである。図11は本発明の実施の形態8による0.9
8〜1.02μm帯の半導体レーザ装置の製造方法を,
その製造工程に従って示す断面構造図であり、光導波路
に平行な方向に沿ってその断面構造を示すものである。
この図11において、図8と同一符号は同一または相当
するものを示し、その層厚等も図8と同様の値を有する
ものである。
の形態6の半導体レーザ装置の他の製造方法に関するも
のである。図11は本発明の実施の形態8による0.9
8〜1.02μm帯の半導体レーザ装置の製造方法を,
その製造工程に従って示す断面構造図であり、光導波路
に平行な方向に沿ってその断面構造を示すものである。
この図11において、図8と同一符号は同一または相当
するものを示し、その層厚等も図8と同様の値を有する
ものである。
【0119】2はn型GaAs基板1上に形成される,
予めSeがドープされたn型Al0. 3 Ga0.7 As下ク
ラッド層であり、熱拡散によりこのSeがアンドープI
n0. 14Ga0.86Asウェル層40a,40b、アンドー
プGaAsバリア層50に拡散した時にこれらの各層で
の濃度が4×1017cm-3となるように、予め拡散によ
る濃度の減少を見込んでそのドープ濃度が設定されてい
る。
予めSeがドープされたn型Al0. 3 Ga0.7 As下ク
ラッド層であり、熱拡散によりこのSeがアンドープI
n0. 14Ga0.86Asウェル層40a,40b、アンドー
プGaAsバリア層50に拡散した時にこれらの各層で
の濃度が4×1017cm-3となるように、予め拡散によ
る濃度の減少を見込んでそのドープ濃度が設定されてい
る。
【0120】また、30aはこのn型Al0.3 Ga0.7
As下クラッド層2上に形成されたアンドープGaAs
光ガイド層であり、その両端面(両短辺)近傍は後述す
る窓部8となっている。40aはこのアンドープGaA
s光ガイド層30aに形成されたアンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層、50はこのアンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層40a上に形成されたアンドープG
aAsバリア層、40bはこのアンドープGaAsバリ
ア層50上に形成されたアンドープIn0.14Ga0.86A
sウェル層、30bはこのアンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40b上に形成されたアンドープGaAs
光ガイド層であり、これ以外は実施の形態7と同様のも
のである。
As下クラッド層2上に形成されたアンドープGaAs
光ガイド層であり、その両端面(両短辺)近傍は後述す
る窓部8となっている。40aはこのアンドープGaA
s光ガイド層30aに形成されたアンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層、50はこのアンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層40a上に形成されたアンドープG
aAsバリア層、40bはこのアンドープGaAsバリ
ア層50上に形成されたアンドープIn0.14Ga0.86A
sウェル層、30bはこのアンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40b上に形成されたアンドープGaAs
光ガイド層であり、これ以外は実施の形態7と同様のも
のである。
【0121】なお、上述のアンドープGaAs光ガイド
層30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウ
ェル層40a,40b、アンドープGaAsバリア層5
0は、これらを形成した後の熱拡散によってそれぞれn
型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5
に変化するが、これらは実施の形態7におけるn型Ga
As光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5とそれぞ
れ同じ膜厚を有するものであり、またこれら以外の各層
の膜厚も実施の形態7と同様である。
層30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウ
ェル層40a,40b、アンドープGaAsバリア層5
0は、これらを形成した後の熱拡散によってそれぞれn
型GaAs光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga
0.86Asウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5
に変化するが、これらは実施の形態7におけるn型Ga
As光ガイド層3a,3b、n型In0.14Ga0.86As
ウェル層4a,4b、n型GaAsバリア層5とそれぞ
れ同じ膜厚を有するものであり、またこれら以外の各層
の膜厚も実施の形態7と同様である。
【0122】次にその製造方法について説明する。ま
ず、図11(a) に示すように、n型GaAs基板1上
に、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層2、アンド
ープGaAs光ガイド層30a、アンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層40a、アンドープGaAsバリア
層50、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
b、アンドープGaAs光ガイド層30b、p型Al
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で例え
ばMOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。
ず、図11(a) に示すように、n型GaAs基板1上
に、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッド層2、アンド
ープGaAs光ガイド層30a、アンドープIn0.14G
a0.86Asウェル層40a、アンドープGaAsバリア
層50、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
b、アンドープGaAs光ガイド層30b、p型Al
0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aをこの順で例え
ばMOCVD法等の結晶成長法により順次形成する。
【0123】但し、n型Al0.3 Ga0.7 As下クラッ
ド層2にはこれを形成する際にSeをドーピングしてお
くが、その濃度は後に第1上クラッド層6aを形成する
際に、SeがアンドープGaAs光ガイド層30a,3
0b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b、及びアンドープGaAsバリア層50に熱
拡散した時にこれらの各層において4×1017cm-3程
度の濃度となるように、予め拡散による濃度の減少を見
込んでそのドープ濃度を設定している。このため、アン
ドープGaAs光ガイド層30a,30b、アンドープ
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40b、及びア
ンドープGaAsバリア層50は、p型Al0.3 Ga
0.7 As第1上クラッド層6aを結晶成長している間
に、n型Al0. 3 Ga0.7 As下クラッド層2からSe
が熱拡散することにより、それぞれn型の光ガイド層3
a,3b、n型のIn0.14Ga0.86Asウェル層4a,
4b、及びn型のGaAsバリア層5となる。
ド層2にはこれを形成する際にSeをドーピングしてお
くが、その濃度は後に第1上クラッド層6aを形成する
際に、SeがアンドープGaAs光ガイド層30a,3
0b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b、及びアンドープGaAsバリア層50に熱
拡散した時にこれらの各層において4×1017cm-3程
度の濃度となるように、予め拡散による濃度の減少を見
込んでそのドープ濃度を設定している。このため、アン
ドープGaAs光ガイド層30a,30b、アンドープ
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40b、及びア
ンドープGaAsバリア層50は、p型Al0.3 Ga
0.7 As第1上クラッド層6aを結晶成長している間
に、n型Al0. 3 Ga0.7 As下クラッド層2からSe
が熱拡散することにより、それぞれn型の光ガイド層3
a,3b、n型のIn0.14Ga0.86Asウェル層4a,
4b、及びn型のGaAsバリア層5となる。
【0124】また、アンドープGaAs光ガイド層30
bを形成する際はいわゆるδドーピングを行う。即ち、
アンドープGaAs光ガイド層30bを形成する時に、
p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aとの界
面となる所で、そのアンドープGaAs光ガイド層30
bの材料ガスとともに、シラン(SiH4)あるいはジシラン
(Si2H6) を短期間流すことにより、シランあるいはジシ
ランが熱分解し、Siが1×1018cm-3程度の濃度で
部分的にドーピングされる。
bを形成する際はいわゆるδドーピングを行う。即ち、
アンドープGaAs光ガイド層30bを形成する時に、
p型Al0.3 Ga0.7 As第1上クラッド層6aとの界
面となる所で、そのアンドープGaAs光ガイド層30
bの材料ガスとともに、シラン(SiH4)あるいはジシラン
(Si2H6) を短期間流すことにより、シランあるいはジシ
ランが熱分解し、Siが1×1018cm-3程度の濃度で
部分的にドーピングされる。
【0125】次に、図11(b) に示すように、写真製版
とエッチングにより、n型Al0.3Ga0.7 As下クラ
ッド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺近傍である,
窓部となるべき部分が開口部となるようにレジスト9を
形成し、該レジスト9をマスクとしてイオン注入を行な
うことにより、Si注入領域10を形成する。
とエッチングにより、n型Al0.3Ga0.7 As下クラ
ッド層2上の両端面近傍、即ちその両短辺近傍である,
窓部となるべき部分が開口部となるようにレジスト9を
形成し、該レジスト9をマスクとしてイオン注入を行な
うことにより、Si注入領域10を形成する。
【0126】そして、図11(c) に示すように、レジス
ト9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニー
ルを行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,
3b(元のアンドープGaAs光ガイド層30a,30
b)、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
(元のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b)と、n型GaAsバリア層5(元のアンド
ープGaAsバリア層50)とを無秩序化した窓部8を
形成する。ここで、Si注入領域10はSi注入と同時
に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n型
GaAs光ガイド層3a,3b(元のアンドープGaA
s光ガイド層30a,30b)、n型In0. 14Ga0.86
Asウェル層4a,4b(元のアンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40a,40b)とn型GaAsバリ
ア層5(元のアンドープGaAsバリア層50)とが無
秩序化するが、Si注入領域10以外の部分は、欠陥が
導入されておらず、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a,4b(元のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b)とn型GaAsバリア層5(元の
アンドープGaAsバリア層50)には、熱拡散により
Seが4×1017cm-3程度含まれることとなるため、
無秩序化が抑えられる。そして、その上にp型Al0.3
Ga0.7 As第2上クラッド層6b、p型GaAsコン
タクト層7を順次MOCVD法等の結晶成長法により形
成する。
ト9を除去した後、例えば800℃で30分の熱アニー
ルを行なうことにより、n型GaAs光ガイド層3a,
3b(元のアンドープGaAs光ガイド層30a,30
b)、n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b
(元のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40
a,40b)と、n型GaAsバリア層5(元のアンド
ープGaAsバリア層50)とを無秩序化した窓部8を
形成する。ここで、Si注入領域10はSi注入と同時
に欠陥が導入されているため、熱アニールにより、n型
GaAs光ガイド層3a,3b(元のアンドープGaA
s光ガイド層30a,30b)、n型In0. 14Ga0.86
Asウェル層4a,4b(元のアンドープIn0.14Ga
0.86Asウェル層40a,40b)とn型GaAsバリ
ア層5(元のアンドープGaAsバリア層50)とが無
秩序化するが、Si注入領域10以外の部分は、欠陥が
導入されておらず、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a,4b(元のアンドープIn0.14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b)とn型GaAsバリア層5(元の
アンドープGaAsバリア層50)には、熱拡散により
Seが4×1017cm-3程度含まれることとなるため、
無秩序化が抑えられる。そして、その上にp型Al0.3
Ga0.7 As第2上クラッド層6b、p型GaAsコン
タクト層7を順次MOCVD法等の結晶成長法により形
成する。
【0127】さらに、図11(d) に示すように、写真製
版とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11の
マスクを形成し、ウェットエッチングによりp型GaA
sコンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上ク
ラッド層6bの一部を除去し、レジスト11を除去する
ことにより、図11(e) に示すような半導体レーザ構造
を得ることができる。
版とエッチングにより、ストライプ状のレジスト11の
マスクを形成し、ウェットエッチングによりp型GaA
sコンタクト層7とp型Al0.3 Ga0.7 As第2上ク
ラッド層6bの一部を除去し、レジスト11を除去する
ことにより、図11(e) に示すような半導体レーザ構造
を得ることができる。
【0128】そして最後に、p型GaAsコンタクト層
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図1
1(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯
の半導体レーザ装置を得ることができる。
7及び第1上クラッド層6aの上面全面に絶縁膜を形成
し、p型GaAsコンタクト層7が露出するようにエッ
チングを行い、このエッチングを行った絶縁膜700上
および露出したp型GaAsコンタクト層7上に蒸着を
行ってp型電極200を形成するとともに、n型GaA
s基板1を所要の厚さの100μmに削り、その下面に
蒸着によりn型電極100を形成することにより、図1
1(f) に示すような、所望の0.98〜1.02μm帯
の半導体レーザ装置を得ることができる。
【0129】このように、上記実施の形態8に係る半導
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9を形成
する前にその下面に予めSeをドーピングしたn型Al
0.3Ga0.7 As下クラッド層2を形成しておき、活性
層領域9をアンドープGaAs光ガイド層30a,アン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a,アンドー
プGaAsバリア層50,アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40b,アンドープGaAs光ガイド層3
0bの各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子
井戸構造を有するものとして形成し、その際、アンドー
プGaAs光ガイド層30b内のp型Al0.3 Ga0.7
As上クラッド層6に近接する部分にSiがδドープさ
れているようにするとともに、この活性層領域9の上面
にn型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6を形成する
際の熱によりn型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2
からSeを熱拡散させてアンドープGaAs光ガイド層
30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b、アンドープGaAsバリア層50
の各層をそれぞれn型GaAs光ガイド層3a,3b、
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b、n型G
aAsバリア層5に変化させるとともに、その後の熱処
理により活性層領域9の端面部分のn型GaAs光ガイ
ド層3a,3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a,4bと、n型GaAsバリア層5とを無秩序化
し、窓部8を形成するようにしたので、活性層領域にド
ーピングを行うことができ、熱アニールによるSi注入
領域以外の活性層領域の無秩序化を確実に抑えることが
できるとともに、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にもってくることがで
き、PN接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序
化を抑えることができ、レーザ発振波長を制御しやすい
半導体レーザ装置が得られる,半導体レーザ装置の製造
方法が得られる効果がある。
体レーザ装置の製造方法によれば、活性層領域9を形成
する前にその下面に予めSeをドーピングしたn型Al
0.3Ga0.7 As下クラッド層2を形成しておき、活性
層領域9をアンドープGaAs光ガイド層30a,アン
ドープIn0.14Ga0.86Asウェル層40a,アンドー
プGaAsバリア層50,アンドープIn0.14Ga0.86
Asウェル層40b,アンドープGaAs光ガイド層3
0bの各層からなり、ウェル層とバリア層とを含む量子
井戸構造を有するものとして形成し、その際、アンドー
プGaAs光ガイド層30b内のp型Al0.3 Ga0.7
As上クラッド層6に近接する部分にSiがδドープさ
れているようにするとともに、この活性層領域9の上面
にn型Al0.3 Ga0.7 As上クラッド層6を形成する
際の熱によりn型Al0.3 Ga0. 7 As下クラッド層2
からSeを熱拡散させてアンドープGaAs光ガイド層
30a,30b、アンドープIn0.14Ga0.86Asウェ
ル層40a,40b、アンドープGaAsバリア層50
の各層をそれぞれn型GaAs光ガイド層3a,3b、
n型In0.14Ga0.86Asウェル層4a,4b、n型G
aAsバリア層5に変化させるとともに、その後の熱処
理により活性層領域9の端面部分のn型GaAs光ガイ
ド層3a,3bと、n型In0.14Ga0.86Asウェル層
4a,4bと、n型GaAsバリア層5とを無秩序化
し、窓部8を形成するようにしたので、活性層領域にド
ーピングを行うことができ、熱アニールによるSi注入
領域以外の活性層領域の無秩序化を確実に抑えることが
できるとともに、PN接合をp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にもってくることがで
き、PN接合の電界によって生じる活性層領域の無秩序
化を抑えることができ、レーザ発振波長を制御しやすい
半導体レーザ装置が得られる,半導体レーザ装置の製造
方法が得られる効果がある。
【0130】なお、上記実施の形態8では、窓部を形成
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入の場合と同様の効果を奏する。
するために、活性層領域を無秩序化させる部分にSiイ
オン注入を行なったが、熱アニールを含む方法であれ
ば、SiやZnの固相拡散等の他の方法でもよく、Si
イオン注入の場合と同様の効果を奏する。
【0131】また、上記実施の形態8では、アンドープ
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントとしてSeを用いた
が、S,Si等の他のドーパントでもよく、Seの場合
と同様の効果を奏する。
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントとしてSeを用いた
が、S,Si等の他のドーパントでもよく、Seの場合
と同様の効果を奏する。
【0132】また、上記実施の形態8では、アンドープ
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントの濃度を4×1017c
m-3程度としたが、この濃度の値は5×1016〜1×1
018cm-3の範囲であればよく、この範囲であればドー
パント濃度が4×1017cm-3の場合と同様の効果を奏
する。
In0.14Ga0.86Asウェル層40a,40bとアンド
ープGaAsバリア層50とを含む活性層領域に熱拡散
によりドーピングするドーパントの濃度を4×1017c
m-3程度としたが、この濃度の値は5×1016〜1×1
018cm-3の範囲であればよく、この範囲であればドー
パント濃度が4×1017cm-3の場合と同様の効果を奏
する。
【0133】また、上記実施の形態8では、アンドープ
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントとしてSiを用いたが、S,Se等の他のドーパン
トでもよく、ドーパントがSiの場合と同様の効果を奏
する。
【0134】また、上記実施の形態8では、アンドープ
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントの濃度を1×1018cm-3程度としたが、n型であ
れば他の濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018c
m-3程度の場合と同様の効果を奏する。
GaAs光ガイド層30bのp型Al0.3 Ga0.7 As
上クラッド層6に近接する部分にドーピングするドーパ
ントの濃度を1×1018cm-3程度としたが、n型であ
れば他の濃度でもよく、ドーパント濃度が1×1018c
m-3程度の場合と同様の効果を奏する。
【0135】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1記載の半
導体レーザ装置によれば、活性層にウェル層とバリア層
とを含む量子井戸構造を有するとともに、該活性層の端
面部分にウェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造
を有する0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置
において、上記活性層のウェル層とバリア層との両方に
ドーパントが含まれているようにしたので、活性層にド
ープされたドーパントにより熱アニールによる窓部以外
の活性層領域の無秩序化を抑えることができるため、レ
ーザ発振波長を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造
を有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を
得ることができる効果がある。
導体レーザ装置によれば、活性層にウェル層とバリア層
とを含む量子井戸構造を有するとともに、該活性層の端
面部分にウェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造
を有する0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置
において、上記活性層のウェル層とバリア層との両方に
ドーパントが含まれているようにしたので、活性層にド
ープされたドーパントにより熱アニールによる窓部以外
の活性層領域の無秩序化を抑えることができるため、レ
ーザ発振波長を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造
を有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を
得ることができる効果がある。
【0136】また、本願の請求項2記載の半導体レーザ
装置によれば、請求項1記載の半導体レーザ装置におい
て、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパント
が、SeまたはSiまたはSであるようにしたので、活
性層にドープされたSeまたはSiまたはSにより熱ア
ニールによる窓部以外の活性層領域の無秩序化を抑える
ことができるため、レーザ発振波長を制御しやすくな
り、歩留まり良く窓構造を有する0.98〜1.02μ
m帯半導体レーザ装置を得ることができる効果がある。
装置によれば、請求項1記載の半導体レーザ装置におい
て、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパント
が、SeまたはSiまたはSであるようにしたので、活
性層にドープされたSeまたはSiまたはSにより熱ア
ニールによる窓部以外の活性層領域の無秩序化を抑える
ことができるため、レーザ発振波長を制御しやすくな
り、歩留まり良く窓構造を有する0.98〜1.02μ
m帯半導体レーザ装置を得ることができる効果がある。
【0137】また、本願の請求項3記載の半導体レーザ
装置によれば、請求項1または2記載の半導体レーザ装
置において、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドー
パント濃度が5×1016〜1×1018cm-3であるよう
にしたので、活性層にドープされた,ドーパント濃度が
5×1016〜1×1018cm-3のドーパントにより熱ア
ニールによる窓部以外の活性層領域の無秩序化を抑える
ことができるため、レーザ発振波長を制御しやすくな
り、歩留まり良く窓構造を有する0.98〜1.02μ
m帯半導体レーザ装置を得ることができる効果がある。
装置によれば、請求項1または2記載の半導体レーザ装
置において、上記ウェル層とバリア層とに含まれるドー
パント濃度が5×1016〜1×1018cm-3であるよう
にしたので、活性層にドープされた,ドーパント濃度が
5×1016〜1×1018cm-3のドーパントにより熱ア
ニールによる窓部以外の活性層領域の無秩序化を抑える
ことができるため、レーザ発振波長を制御しやすくな
り、歩留まり良く窓構造を有する0.98〜1.02μ
m帯半導体レーザ装置を得ることができる効果がある。
【0138】また、本願の請求項4記載の半導体レーザ
装置の製造方法によれば、0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリ
ア層とを含む量子井戸構造を有する活性層にドーピング
を行う工程と、熱処理により上記活性層の端面部分のウ
ェル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する工
程とを含むようにしたので、活性層に濃度制御性よくド
ープされたドーパントにより熱アニールによる窓部以外
の活性層領域の無秩序化を抑えることができるため、レ
ーザ発振波長を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造
を有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を
確実に得ることができる,半導体レーザ装置の製造方法
が得られる効果がある。
装置の製造方法によれば、0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリ
ア層とを含む量子井戸構造を有する活性層にドーピング
を行う工程と、熱処理により上記活性層の端面部分のウ
ェル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する工
程とを含むようにしたので、活性層に濃度制御性よくド
ープされたドーパントにより熱アニールによる窓部以外
の活性層領域の無秩序化を抑えることができるため、レ
ーザ発振波長を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造
を有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を
確実に得ることができる,半導体レーザ装置の製造方法
が得られる効果がある。
【0139】また、本願の請求項5記載の半導体レーザ
装置の製造方法によれば、0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリ
ア層とを含む量子井戸構造を有する活性層の上側または
下側に形成された上クラッド層または下クラッド層の少
なくとも一方にドーピングを行う工程と、アンドープで
形成した上記活性層に上記上クラッド層または下クラッ
ド層の少なくとも一方にドーピングしたドーパントを拡
散させる工程と、熱処理により上記活性層の端面部分の
ウェル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する
工程とを含むようにしたので、活性層にドープされたド
ーパントにより熱アニールによる窓部以外の活性層領域
の無秩序化を抑えることができるため、レーザ発振波長
を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造を有する0.
98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を確実に得るこ
とができる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効
果がある。
装置の製造方法によれば、0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置の製造方法において、ウェル層とバリ
ア層とを含む量子井戸構造を有する活性層の上側または
下側に形成された上クラッド層または下クラッド層の少
なくとも一方にドーピングを行う工程と、アンドープで
形成した上記活性層に上記上クラッド層または下クラッ
ド層の少なくとも一方にドーピングしたドーパントを拡
散させる工程と、熱処理により上記活性層の端面部分の
ウェル層とバリア層とを無秩序化し、窓構造を形成する
工程とを含むようにしたので、活性層にドープされたド
ーパントにより熱アニールによる窓部以外の活性層領域
の無秩序化を抑えることができるため、レーザ発振波長
を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造を有する0.
98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を確実に得るこ
とができる,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効
果がある。
【0140】また、本願の請求項6記載の半導体レーザ
装置によれば、活性層にウェル層とバリア層とを含む量
子井戸構造を有するとともに、該活性層の端面部分にウ
ェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を有する
0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置におい
て、上記活性層の上側または下側に形成された第1導電
型クラッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導電
型ドーパントまたは第2導電型クラッド層に近接した,
該活性層内の領域に第1導電型ドーパントが部分的にド
ープされているようにしたので、この第2導電型ドーパ
ントまたは第1導電型ドーパントにより活性層内のPN
接合が移動して、PN接合の電界による窓部以外の活性
層領域の無秩序化を抑えることができるため、レーザ発
振波長を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造を有す
る0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を得るこ
とができる効果がある。
装置によれば、活性層にウェル層とバリア層とを含む量
子井戸構造を有するとともに、該活性層の端面部分にウ
ェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を有する
0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置におい
て、上記活性層の上側または下側に形成された第1導電
型クラッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導電
型ドーパントまたは第2導電型クラッド層に近接した,
該活性層内の領域に第1導電型ドーパントが部分的にド
ープされているようにしたので、この第2導電型ドーパ
ントまたは第1導電型ドーパントにより活性層内のPN
接合が移動して、PN接合の電界による窓部以外の活性
層領域の無秩序化を抑えることができるため、レーザ発
振波長を制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造を有す
る0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を得るこ
とができる効果がある。
【0141】また、本願の請求項7記載の半導体レーザ
装置の製造方法によれば、0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置の製造方法において、活性層にウェル
層とバリア層とを含む量子井戸構造を形成するととも
に、該活性層の上側または下側に形成されるべき第1導
電型クラッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導
電型ドーパントまたは第2導電型クラッド層に近接し
た,該活性層内の領域に第1導電型ドーパントを部分的
にドープする工程と、上記活性層の端面部分にウェル層
とバリア層とが無秩序化された窓構造を形成する工程と
を含むようにしたので、この第2導電型ドーパントまた
は第1導電型ドーパントにより活性層内のPN接合が移
動して、PN接合の電界による窓部以外の活性層領域の
無秩序化を抑えることができるため、レーザ発振波長を
制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造を有する0.9
8〜1.02μm帯半導体レーザ装置を得ることができ
る,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果があ
る。
装置の製造方法によれば、0.98〜1.02μm帯の
半導体レーザ装置の製造方法において、活性層にウェル
層とバリア層とを含む量子井戸構造を形成するととも
に、該活性層の上側または下側に形成されるべき第1導
電型クラッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導
電型ドーパントまたは第2導電型クラッド層に近接し
た,該活性層内の領域に第1導電型ドーパントを部分的
にドープする工程と、上記活性層の端面部分にウェル層
とバリア層とが無秩序化された窓構造を形成する工程と
を含むようにしたので、この第2導電型ドーパントまた
は第1導電型ドーパントにより活性層内のPN接合が移
動して、PN接合の電界による窓部以外の活性層領域の
無秩序化を抑えることができるため、レーザ発振波長を
制御しやすくなり、歩留まり良く窓構造を有する0.9
8〜1.02μm帯半導体レーザ装置を得ることができ
る,半導体レーザ装置の製造方法が得られる効果があ
る。
【図1】 この発明の実施の形態1による,窓構造を有
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す
概観斜視図である。
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す
概観斜視図である。
【図2】 図1の0.98〜1.02μm帯半導体レー
ザ装置の活性層領域近傍のドーパントの濃度プロファイ
ルを示す図である。
ザ装置の活性層領域近傍のドーパントの濃度プロファイ
ルを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による,窓構造を有
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製造
方法を示す断面構造図である。
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製造
方法を示す断面構造図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による,窓構造を有
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製造
方法を示す断面構造図である。
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製造
方法を示す断面構造図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による,窓構造を有
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す
概観斜視図である。
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す
概観斜視図である。
【図6】 図5に示す,0.98〜1.02μm帯半導
体レーザ装置の活性層領域近傍のドーパントの濃度プロ
ファイルを示す図である。
体レーザ装置の活性層領域近傍のドーパントの濃度プロ
ファイルを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による,窓構造を有
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製造
方法を示す断面構造図である。
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製造
方法を示す断面構造図である。
【図8】 この発明の実施の形態6による,窓構造を有
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す
概観斜視図である。
する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置を示す
概観斜視図である。
【図9】 図8に示す,0.98〜1.02μm帯半導
体レーザ装置の活性層領域近傍のドーパントの濃度プロ
ファイルを示す図である。
体レーザ装置の活性層領域近傍のドーパントの濃度プロ
ファイルを示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態7による,窓構造を
有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製
造方法を示す断面構造図である。
有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製
造方法を示す断面構造図である。
【図11】 この発明の実施の形態8による,窓構造を
有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製
造方法を示す断面構造図である。
有する0.98〜1.02μm帯半導体レーザ装置の製
造方法を示す断面構造図である。
【図12】 従来の窓構造を有する0.98〜1.02
μm帯半導体レーザ装置を示す概観図である。
μm帯半導体レーザ装置を示す概観図である。
【図13】 従来の窓構造を有する0.98〜1.02
μm帯半導体レーザ装置の活性層領域近傍のドーパント
の濃度プロファイルを示す図である。
μm帯半導体レーザ装置の活性層領域近傍のドーパント
の濃度プロファイルを示す図である。
【図14】 従来の窓構造を有する0.98〜1.02
μm帯半導体レーザ装置の製造方法を示す断面構造図で
ある。
μm帯半導体レーザ装置の製造方法を示す断面構造図で
ある。
1 n型GaAs基板、2 n型Al0.3 Ga0.7 As
下クラッド層、3a,3b n型GaAs光ガイド層、
30a,30b アンドープGaAs光ガイド層、4
a,4b n型In0.14Ga0.86Asウェル層、40
a,40b アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル
層、5 n型GaAsバリア層、50 アンドープGa
Asバリア層、6 p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層、6a 第1上クラッド層、6b 第2上クラッド
層、7 p型GaAsコンタクト層、8 窓部、100
n型電極、200 p型電極。
下クラッド層、3a,3b n型GaAs光ガイド層、
30a,30b アンドープGaAs光ガイド層、4
a,4b n型In0.14Ga0.86Asウェル層、40
a,40b アンドープIn0.14Ga0.86Asウェル
層、5 n型GaAsバリア層、50 アンドープGa
Asバリア層、6 p型Al0.3 Ga0.7 As上クラッ
ド層、6a 第1上クラッド層、6b 第2上クラッド
層、7 p型GaAsコンタクト層、8 窓部、100
n型電極、200 p型電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス・ディートハード 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 活性層にウェル層とバリア層とを含む量
子井戸構造を有するとともに、該活性層の端面部分にウ
ェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を有する
0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置におい
て、 上記活性層のウェル層とバリア層との両方にドーパント
が含まれていることを特徴とする半導体レーザ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体レーザ装置におい
て、 上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパントが、S
eまたはSiまたはSであることを特徴とする半導体レ
ーザ装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体レーザ装
置において、 上記ウェル層とバリア層とに含まれるドーパント濃度が
5×1016〜1×1018cm-3であることを特徴とする
半導体レーザ装置。 - 【請求項4】 0.98〜1.02μm帯の半導体レー
ザ装置の製造方法において、 ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有する活性
層にドーピングを行う工程と、 熱処理により上記活性層の端面部分のウェル層とバリア
層とを無秩序化し、窓構造を形成する工程とを含むこと
を特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項5】 0.98〜1.02μm帯の半導体レー
ザ装置の製造方法において、 ウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を有する活性
層の上側または下側に形成された上クラッド層または下
クラッド層の少なくとも一方にドーピングを行う工程
と、 アンドープで形成した上記活性層に上記上クラッド層ま
たは下クラッド層の少なくとも一方にドーピングしたド
ーパントを拡散させる工程と、 熱処理により上記活性層の端面部分のウェル層とバリア
層とを無秩序化し、窓構造を形成する工程とを含むこと
を特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項6】 活性層にウェル層とバリア層とを含む量
子井戸構造を有するとともに、該活性層の端面部分にウ
ェル層とバリア層とが無秩序化された窓構造を有する
0.98〜1.02μm帯の半導体レーザ装置におい
て、 上記活性層の上側または下側に形成された第1導電型ク
ラッド層に近接した,該活性層内の領域に第2導電型ド
ーパントまたは第2導電型クラッド層に近接した,該活
性層内の領域に第1導電型ドーパントが部分的にドープ
されていることを特徴とする半導体レーザ装置。 - 【請求項7】 0.98〜1.02μm帯の半導体レー
ザ装置の製造方法において、 活性層にウェル層とバリア層とを含む量子井戸構造を形
成するとともに、該活性層の上側または下側に形成され
るべき第1導電型クラッド層に近接した,該活性層内の
領域に第2導電型ドーパントまたは第2導電型クラッド
層に近接した,該活性層内の領域に第1導電型ドーパン
トを部分的にドープする工程と、 上記活性層の端面部分にウェル層とバリア層とが無秩序
化された窓構造を形成する工程とを含むことを特徴とす
る半導体レーザ装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12896097A JPH10321945A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 半導体レーザ装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12896097A JPH10321945A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 半導体レーザ装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10321945A true JPH10321945A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14997678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12896097A Pending JPH10321945A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 半導体レーザ装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10321945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002374038A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レーザ装置 |
| US6810055B2 (en) | 2000-10-31 | 2004-10-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device and manufacturing method thereof |
| EP1152505A4 (en) * | 1999-11-16 | 2005-11-23 | Furukawa Electric Co Ltd | SEMICONDUCTOR LASER |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP12896097A patent/JPH10321945A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1152505A4 (en) * | 1999-11-16 | 2005-11-23 | Furukawa Electric Co Ltd | SEMICONDUCTOR LASER |
| US6810055B2 (en) | 2000-10-31 | 2004-10-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device and manufacturing method thereof |
| JP2002374038A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レーザ装置 |
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