JPH10322128A - 圧電発振器の温度補償装置 - Google Patents

圧電発振器の温度補償装置

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JPH10322128A
JPH10322128A JP9125351A JP12535197A JPH10322128A JP H10322128 A JPH10322128 A JP H10322128A JP 9125351 A JP9125351 A JP 9125351A JP 12535197 A JP12535197 A JP 12535197A JP H10322128 A JPH10322128 A JP H10322128A
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temperature
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analog
temperature compensation
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JP9125351A
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Inventor
Hiroki Satou
祐己 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は信号安定性が高く、且つ調整作業の
簡単な圧電発振器の温度補償装置を提供することを目的
とするものである。 【解決手段】 本発明は、温度センサ1と、前記温度セ
ンサ1の第1のアナログ出力値を第2のアナログ出力値
に変換するアナログ/アナログ変換器(A/A変換器)
2と、前記A/A変換器2の第2のアナログ出力値が供
給される第1の入力端子を有する電圧加算器3と、前記
温度センサ1の第1のアナログ出力値を第3のアナログ
出力値に変換するとともに第3のアナログ出力値を電圧
加算器3の第2の入力端子に供給する可変手段5と、前
記電圧加算器3の出力が供給される電圧制御発振器4と
を備えた圧電発振器の温度補償装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として携帯電話な
どの移動体通信システムなどに用いることができる圧電
発振器の温度補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話などの移動体通信の需要
はますます増大している。それに伴って、移動体通信の
基準周波数源となる温度補償水晶発振器の需要も増大し
ている。温度補償水晶発振器は、周波数決定素子として
周波数安定度の高い水晶振動子を用い、さらに−30〜
+80℃の広い温度に対してもppm(100万分の
1)のオーダーで周波数を安定化させる温度補償装置を
具備した発振器である。
【0003】以下に、図13を参照しながら上記した従
来の温度補償水晶発振器の温度補償装置について説明す
る。
【0004】水晶発振器は、その使用雰囲気温度によっ
て発振周波数が変動するので、その温度補償を行う必要
性がある。
【0005】そこで、従来の一つの方式として、温度補
償水晶発振器を温度制御庫内にいれ、その庫内をたとえ
ば−30〜+80℃までの110℃を4℃ずつ温度上昇
させ、その都度温度補正データをメモリ内に設けた32
行の一行毎に入力することによって温度補償が行える構
成としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式は、1
10℃の温度範囲で4℃おきに庫内温度を調整し、補正
データを抽出し、さらにメモリに書き込む作業が必要
で、その工程はきわめて煩雑なものであった。また、メ
モリからは量子化されたデータが周期的に出力されてア
ナログ変換されるために、発振周波数の純度(C/N)
が劣化するという重大な課題があった。
【0007】そこで、本発明は信号安定度が高く、且つ
調整作業の簡素な圧電発振器の温度補償装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、温度センサと、前記温度センサの第1のア
ナログ出力値を第2のアナログ出力値に変換するアナロ
グ/アナログ変換器と、前記アナログ/アナログ変換器
の第2のアナログ出力値が供給される第1の入力端子を
有する電圧加算器と、前記温度センサの第1のアナログ
出力値を第3のアナログ出力値に変換するとともに第3
のアナログ出力値を電圧加算器の第2の入力端子に供給
する可変手段と、前記電圧加算器の出力が供給される電
圧制御発振器とを備えた圧電発振器の温度補償装置であ
って、この構成であれば、温度センサからの第1のアナ
ログ信号によって電圧制御発振器の発振制御を行うの
で、発振特性の安定化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、温度センサと、前記温度センサの第1のアナログ出
力値を第2のアナログ出力値に変換するアナログ/アナ
ログ変換器と、前記アナログ/アナログ変換器の第2の
アナログ出力値が供給される第1の入力端子を有する電
圧加算器と、前記温度センサの第1のアナログ出力値を
第3のアナログ出力値に変換するとともに第3のアナロ
グ出力値を電圧加算器の第2の入力端子に供給する可変
手段と、前記電圧加算器の出力が供給される電圧制御発
振器とを備えた圧電発振器の温度補償装置であって、こ
の構成によれば、温度センサからの第1のアナログ信号
によって電圧制御発振器の発振制御を行うので、発振特
性の安定化を図ることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、電圧制御発振器
は周波数決定素子となる圧電振動子と、直流の制御電圧
によりリアクタンスが変化する可変リアクタンス素子
と、前記圧電振動子および前記可変リアクタンス素子を
帰還ループ内に含む発振回路を備え、温度センサの出力
電圧を前記電圧発生回路の入力電圧として用い、前記電
圧発生回路の出力制御電圧として、入力電圧VinがV
in1→Vin2→Vin3→Vin4→Vin5→V
in6(但しVin1<Vin2<Vin3<Vin4
<Vin5<Vin6である)と変化したときに、Vi
n1からVin3およびVin4からVin6までの入
力電圧に対する出力電圧の変化率がVin3からVin
4までの入力電圧に対する出力電圧の変化率に比べて小
さくなる第1の差動増幅器の出力電圧およびVin1か
らVin2およびVin5からVin6までの入力電圧
に対する出力電圧の変化率がVin2からVin5まで
の入力電圧に対する出力電圧の変化率に比べて大きくな
る第2の差動増幅器の出力電圧とを入力電圧とする第3
の差動増幅器の出力を用いたことを特徴とした構成であ
って、この構成であれば、直線近似なので離散的な温度
補償データのみで温度補償が行えるとともに、曲線を簡
便かつ最適な形で温度補償ができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記第1および
第2の差動増幅器において、帰還抵抗値の切り替えのた
めのスイッチを設けたことを特徴とした構成であって、
この構成であれば簡便な回路で差動増幅器の増幅率をコ
ントロールすることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、温度に対して線
形に電圧変化する線形電圧発生回路を具備し、前記第3
の差動増幅器の出力電圧と前記線形電圧発生回路の出力
電圧とを加算もしくは除算する回路を具備したことを特
徴とした構成であって、この構成であれば圧電振動子、
特に水晶振動子の単体での狭心周波数温度特性のバラツ
キや、発振回路を構成する帰還容量もしくはトランジス
タなどの周辺回路の温度特性のバラツキを簡便な回路で
吸収することができ、より安価で高性能高安定なものと
することができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記線形電圧発
生回路に出力電圧の入力電圧に対する傾きを調整する機
能を具備したことを特徴とした構成であって、この構成
であれば、前記線形電圧発生回路のばらつきを吸収する
ことができ、生産性が良好でより安価で高性能高安定な
ものとすることができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記線形電圧発
生回路の出力電圧の入力電圧に対する傾きを調整する手
段として、演算増幅器の帰還抵抗の値を変化させる方法
を用いたことを特徴とした構成であって、この構成であ
れば、簡便な構成で前記線形電圧発生回路のばらつきを
吸収して、生産性が良好でより安価で高性能高安定なも
のとすることができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、前記線形電圧発
生回路の出力電圧の入力電圧に対する傾きを調整する手
段として、抵抗分圧回路を用いて前記抵抗分圧回路の構
成抵抗の値を変化させる方法を用いたことを特徴とした
構成であって、この構成であれば、簡便な構成で前記線
形電圧発生回路の出力電圧を所望の傾きに加工すること
ができ、特に圧電素子として水晶振動子を用いた場合に
は、振動子の特性のばらつきや発振回路などのばらつき
を吸収して、生産性が良好でより安価で高性能高安定な
ものとすることができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、前記抵抗を可変
とする方法として、ヒューズロムを用いたことを特徴と
した構成であって、この構成であれば、簡便な構成で、
しかも確実に抵抗を可変することができ、可変後の抵抗
値を喪失することもない。
【0017】請求項9に記載の発明は、前記抵抗を可変
とする方法として、抵抗に直列もしくは並列接続された
スイッチを用いたことを特徴とした構成であって、この
構成であれば、回路の集積化が容易で、所望のスイッチ
ングとすることで、最適な回路構成が容易にできる。
【0018】請求項10に記載の発明は、メモリを具備
し、前記メモリに格納されたデータにより前記スイッチ
の動作をコントロールすることを特徴とする構成であっ
て、この構成であれば、トランジスタや帰還容量などの
回路素子や圧電振動子の特性に応じて、抵抗値を最適設
定することができ、生産性が良好で、より安価で、高性
能高安定なものとすることができる。
【0019】請求項11に記載の発明は、周囲の温度を
感知する温度センサとして、少なくとも一つの半導体の
ダイオード構造と、抵抗を直列に接続した回路を用いた
ことを特徴とした構成であり、この構成であれば、温度
に対して線形に変化する電圧が得られる。
【0020】請求項12に記載の発明は、圧電素子とし
て水晶を用いたことを特徴とした構成であり、この構成
であれば、Q(周波数先鋭度)が高く、より周波数安定
性のよいものとなる。
【0021】以下本発明の一実施の形態を、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態とし
て、圧電素子に水晶を用いた温度補償水晶発振器の回路
ブロック図である。
【0022】図1において、1は温度センサで、2はア
ナログ/アナログ変換器(A/A変換器)、3は電圧加
算器、4は電圧によって周波数を変化させることができ
る電圧制御水晶発振器(VCXO)、5は電圧を変換す
る可変手段である。温度センサ1からの出力は、A/A
変換器2および可変手段5に出力されている。A/A変
換器2の出力および可変手段5の出力は、電圧加算器3
で電圧加算されて、VCXO4に出力されている。
【0023】前記VCXO4は図2に示すように、前記
電圧加算器3の出力が印加される制御端子9、緩衝抵抗
10、可変容量ダイオード11、DCカット用コンデン
サ12、帰還コンデンサ13、水晶振動子14、能動素
子15、帰還抵抗16、出力端子17とにより構成され
ている。
【0024】また、温度センサ1は図3に示すように、
3つの直列接続されたダイオード18と抵抗19とDC
3Vの印加端子20と出力端子21とにより構成され、
ダイオード18のジャンクション電圧が温度によって変
動するので、出力端子21からの出力は図4に示すよう
に直線的に下降するようになっている。
【0025】ここで、VCXO4より得られる周波数偏
差は、用いる水晶振動子14の周波数偏差によって決ま
る。通常用いられる水晶振動子14は、ATカットと呼
ばれる角度で切り出したものである。ATカット水晶振
動子の温度特性を図5に示す。図5に示すように、AT
カット水晶振動子の温度特性は、温度に対してほぼ三次
曲線となることが知られている。また、切り出し角度に
よって温度特性の様子が変化し、その様子も図5中に示
してある。
【0026】したがって、VCXO4より得られる特性
も同様に三次曲線となるのだが、ここで重要なことは、
周波数を温度に対して一定にするために制御端子9に印
加する制御電圧はその逆特性となるということである。
すなわち、この場合の温度に対して発振周波数が一定と
なる制御電圧曲線は図6に示したようになる。
【0027】本発明においては、図6に示した理想的な
制御電圧曲線を、図7に示すように温度に対して直線的
に変化する数本の電圧で近似するのだが、近似に用いる
電圧を図8に示すごとき回路で実現することを最大の特
徴とする。その際に本発明においては、図8に示すごと
き回路を用いる。図8において、20は抵抗、21a〜
21cはオペアンプ、22は入力端子、23はオフセッ
ト調節端子、24は出力端子、25a〜25dはスイッ
チである。スイッチ25a,25b,25cおよび25
dは、オペアンプ21aおよび21bの増幅率を変化さ
せる役目をもつ。すなわち、各スイッチをオン(導通)
させると、帰還抵抗の値が小さくなり、出力電圧の傾き
の絶対値を小さくすることができる。
【0028】図9において、図8の回路の動作の様子を
示す。図9において、横軸は入力端子22に印加する入
力電圧Vin、縦軸はオペアンプ21aおよび21bの
出力電圧(V1およびV2)および出力端子24の出力
電圧Voutを示す。また、スイッチ25a,25b,
25cおよび25dは入力端子22に印加する入力電圧
Vinの値に対応してオン/オフ動作を行うようになっ
ている。その様子についても図9に示してある。すなわ
ち、スイッチ25aはVinがVin3の値になったと
きにオンからオフに切り替わり、スイッチ25bはVi
nがVin4になったときにオフからオンに、スイッチ
25cはVinがVin5になったときにオンからオフ
に、スイッチ25dはVinがVin2になったときに
オフからオンにそれぞれ切り替わるようになっている。
このような回路を用いることによって、V1とV2の差
動増幅器として動作するオペアンプ21cの出力電圧V
outは図9実線で示したような特性となる。
【0029】つまり、図8に示すごとき簡便な回路によ
り、図7に示す近似制御電圧を実現することができる。
また、抵抗20の各値を最適化することにより、もしく
は抵抗とスイッチの組み合わせをさらにオペアンプの帰
還回路部(抵抗20とスイッチ25a,25b,25c
および25dが直列に接続された部)に並列に抵抗とス
イッチを接続することにより、水晶振動子および発振回
路の温度特性のばらつきを吸収することができ、量産性
がよく低コストなものとすることができる。
【0030】また、さらに水晶振動子および発振回路の
温度特性のばらつきを吸収するもう一つの方法として、
本発明においては図3に示すごとき温度に対して線形に
電圧が変化する温度センサ回路を具備しており、この出
力電圧を用いて水晶振動子および発振回路の温度特性の
ばらつきを吸収することができる。次にこのことについ
て説明する。
【0031】水晶振動子の温度特性のばらつきは、すな
わち切り出し角度のばらつきである。図10に、図6で
示した切り出し角度がばらついたときの理想制御電圧曲
線の差を示す。前提としている切り出し角度に対して±
1’(1’は60分の1度)のばらつきがあったとき、
その差は図10からわかるように温度に対して線形であ
る。すなわち、標準状態で前提となる切り出し角度に対
する制御電圧を出力していれば、水晶振動子の温度特性
がばらついた時には、その補正のための電圧、すなわち
図10に示した電圧を加算もしくは減算すれば良いので
ある。発振回路の温度特性のばらつきについては、通常
の温度範囲(−30〜+80℃)程度であれば、高次の
温度微係数は無視でき線形成分にしかばらつきが生じな
いので、上記の内容に含んで考えることができる。この
ように、水晶振動子の温度特性さらには、発振回路の温
度特性のばらつきを吸収して、量産性を向上し、低コス
トを実現するため、本発明では、図1に示すように、温
度センサ1の出力を線形に可変する可変手段5とこの可
変手段5の出力電圧を加算する電圧加算器3を具備して
いるのである。
【0032】次にその回路の具体例の一つについて述べ
る。図11は、温度センサの出力電圧を加工制御し、さ
らに電圧加算を行う回路であり、26は温度センサの出
力バッファ、27は差動演算器として動作するオペアン
プであり、抵抗28および端子29に印加する電圧によ
って、出力電圧の傾きおよびオフセットを調整すること
ができる。すなわち、水晶振動子および発振回路の温度
特性がばらついたときには、抵抗28を調整することに
よってばらつきを吸収して安定化させることができる。
またこの際、図中には示していないが、抵抗28を調整
する方法としてポテンショメータを用いたりすることも
できるが、半導体アナログスイッチやヒューズロムなど
を用いることにより回路の集積化に対応した構成とする
ことができる。
【0033】また、必要に応じてオペアンプ27をもう
一段重ねて出力特性を反転させる構成にしてもよい。さ
らに端子29に図8の回路の出力電圧を入力し、そのま
ま加算器もしくは減算器として用いてよいことは明らか
である。
【0034】上記した本発明の温度補償装置を用いた温
度補償水晶発振器の特性を図12から図13(a)に示
す。図12は、本発明の温度補償水晶発振器の周波数温
度特性であり、−30℃から+80℃の広い温度範囲に
わたりほぼ±0.5ppmの安定した特性が得られてい
る。また、図13(a)には、本発明の温度補償水晶発
振器のノイズ特性を示す。比較のために図13(b)
に、従来のデジタル信号を用いたときの特性を示す。従
来のものではノイズピークがみられるが、本発明のもの
ではみられず良好な特性が得られていることが分かる。
【0035】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、温度セ
ンサからの第1のアナログ出力によって電圧制御発振器
の発振制御を行うので、温度に対する発振特性が安定す
る。
【0036】また、本発明において特に重要なことは、
温度センサから得られる第1のアナログ電圧を一方では
A/A変換器を介して第2のアナログ電圧として取り出
し、他方では可変手段によってその使用する振動子に応
じた第3のアナログ電圧として取り出し、そして、これ
らの第2および第3のアナログ電圧を電圧加算器で加算
して電圧制御発振器の発振制御をしている、つまり、本
来、アナログ値で得られる温度センサの出力を全てアナ
ログ処理することにより電圧制御発振器を制御している
ので、発振特性が安定したものとすることができるとい
うことである。この点についてさらに具体的に説明する
ならば、温度センサで得られるアナログ出力をデジタル
変換して制御するものにおいては、デジタル値としての
量子誤差に起因するデジタルノイズを抑えることはでき
ない。このことについて考慮し、アナログ処理すること
によってこのような影響を受けず、安定化することがで
きるのである。
【0037】また、さらに本発明では、理想制御電圧曲
線を直線で近似するので離散的な温度補償データのみで
温度補償が行えるとともに、曲線を簡便かつ最適な形で
温度補償ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度補償回路を用いた温度補償水晶発
振器の回路構成を示すブロック図
【図2】電圧制御水晶発振器の一例を示す回路図
【図3】本発明の温度補償装置を用いた温度補償水晶発
振器に用いる温度センサの一例を示す回路図
【図4】図3に示した温度センサの特性図
【図5】水晶振動子の共振周波数温度特性図
【図6】電圧制御水晶発振器の温度補償を行う際の理想
電圧曲線図
【図7】図6に示した理想電圧曲線を単純な方法で5本
の直線で近似した様子を示す図
【図8】本発明の電圧発生回路図
【図9】図8に示した電圧発生回路の入出力特性とスイ
ッチ動作の説明図
【図10】水晶振動子の切り出し角度のばらつきを想定
し、ばらついたときの理想制御電圧の差を温度に対して
示した特性図
【図11】本発明の温度センサ出力電圧の可変手段の回
路図
【図12】本発明の温度補償水晶発振器の周波数温度特
性図
【図13】(a)本発明の温度補償装置を用いた温度補
償水晶発振器のC/N特性図 (b)従来のデジタル式温度補償水晶発振器のC/N特
性図
【符号の説明】
1 温度センサ 2 A/A変換器 3 電圧加算器 4 VCXO 5 可変手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサと、前記温度センサの第1の
    アナログ出力値を第2のアナログ出力値に変換するアナ
    ログ/アナログ変換器と、前記アナログ/アナログ変換
    器の第2のアナログ出力値が供給される第1の入力端子
    を有する電圧加算器と、前記温度センサの第1のアナロ
    グ出力値を第3のアナログ出力値に変換するとともに第
    3のアナログ出力値を電圧加算器の第2の入力端子に供
    給する可変手段と、前記電圧加算器の出力が供給される
    電圧制御発振器とを備えた圧電発振器の温度補償装置。
  2. 【請求項2】 電圧制御発振器は周波数決定素子となる
    圧電振動子と、直流の制御電圧によりリアクタンスが変
    化する可変リアクタンス素子と、前記圧電振動子および
    前記可変リアクタンス素子を帰還ループ内に含む発振回
    路とを備え、温度センサの出力電圧を前記電圧発生回路
    の入力電圧として用い、前記電圧発生回路の出力制御電
    圧として、入力電圧VinがVin1→Vin2→Vi
    n3→Vin4→Vin5→Vin6(但しVin1<
    Vin2<Vin3<Vin4<Vin5<Vin6で
    ある)と変化したときに、Vin1からVin3および
    Vin4からVin6までの入力電圧に対する出力電圧
    の変化率がVin3からVin4までの入力電圧に対す
    る出力電圧の変化率に比べて小さくなる第1の差動増幅
    器の出力電圧およびVin1からVin2およびVin
    5からVin6までの入力電圧に対する出力電圧の変化
    率がVin2からVin5までの入力電圧に対する出力
    電圧の変化率に比べて大きくなる第2の差動増幅器の出
    力電圧とを入力電圧とする第3の差動増幅器の出力を用
    いた請求項1に記載の圧電発振器の温度補償装置。
  3. 【請求項3】 第1および第2の差動増幅器において、
    帰還抵抗値の切り替えのためのスイッチを設けた請求項
    1もしくは請求項2のいずれかに記載の圧電発振器の温
    度補償装置。
  4. 【請求項4】 温度に対して線形に電圧変化する線形電
    圧発生回路を具備し、前記第3の差動増幅器の出力電圧
    と前記線形電圧発生回路の出力電圧とを加算もしくは除
    算する回路を具備した請求項1から請求項3の何れかに
    記載の圧電発振器の温度補償装置。
  5. 【請求項5】 線形電圧発生回路に出力電圧の入力電圧
    に対する傾きを調整する機能を具備した請求項4に記載
    の圧電発振器の温度補償装置。
  6. 【請求項6】 線形電圧発生回路の出力電圧の入力電圧
    に対する傾きを調整する手段として、演算増幅器の帰還
    抵抗の値を変化させる方法を用いた請求項5に記載の圧
    電発振器の温度補償装置。
  7. 【請求項7】 線形電圧発生回路の出力電圧の入力電圧
    に対する傾きを調整する手段として、抵抗分圧回路を用
    いて前記抵抗分圧回路の構成抵抗の値を変化させる方法
    を用いた請求項5に記載の圧電発振器の温度補償装置。
  8. 【請求項8】 抵抗を可変とする方法として、ヒューズ
    ロムを用いた請求項6もしくは請求項7のいずれかに記
    載の圧電発振器の温度補償装置。
  9. 【請求項9】 抵抗を可変とする方法として、抵抗に直
    列もしくは並列接続されたスイッチを用いた請求項6も
    しくは請求項7のいずれかに記載の圧電発振器の温度補
    償装置。
  10. 【請求項10】 メモリを具備し、前記メモリに格納さ
    れたデータにより前記スイッチの動作をコントロールす
    る請求項9に記載の圧電発振器の温度補償装置。
  11. 【請求項11】 周囲の温度を感知する温度センサとし
    て、少なくとも一つの半導体のダイオードと抵抗を直列
    に接続した回路を用いた請求項1から請求項10の何れ
    かに記載の圧電発振器の温度補償装置。
  12. 【請求項12】 圧電素子として水晶を用いた請求項1
    から請求項11のいずれかに記載の圧電発振器の温度補
    償装置。
JP9125351A 1997-05-15 1997-05-15 圧電発振器の温度補償装置 Pending JPH10322128A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077342A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Epson Toyocom Corp 補償電圧回路及び温度補償型圧電発振器
JP2009200888A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Seiko Instruments Inc Mems発振器

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