JPH10322556A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH10322556A JPH10322556A JP9123878A JP12387897A JPH10322556A JP H10322556 A JPH10322556 A JP H10322556A JP 9123878 A JP9123878 A JP 9123878A JP 12387897 A JP12387897 A JP 12387897A JP H10322556 A JPH10322556 A JP H10322556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image reading
- page
- reading apparatus
- binding margin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 密着型イメージセンサを用いた画像読取装置
においては、本の綴代部のような浮き部分で焦点ぼけや
黒つぶれ等が発生してしまう。 【解決手段】 ブックタイプの原稿における綴代部分を
綴代判別部7で判別し、この綴代部分においては、CI
S10で読み取った画像に対して、補正制御部8によ
り、出力正規化部3での正規化ピーク値の低め設定、γ
変換部4でのγ変換の黒側強調設定、MTF補正部5で
のMTF補正係数の強化、白づめ/黒づめ処理部9での
白づめ/黒づめ等を行ない、綴代部分で発生していた画
像の「黒つぶれ」や「焦点ぼけ」を回避することを特徴
とする画像読取装置。
においては、本の綴代部のような浮き部分で焦点ぼけや
黒つぶれ等が発生してしまう。 【解決手段】 ブックタイプの原稿における綴代部分を
綴代判別部7で判別し、この綴代部分においては、CI
S10で読み取った画像に対して、補正制御部8によ
り、出力正規化部3での正規化ピーク値の低め設定、γ
変換部4でのγ変換の黒側強調設定、MTF補正部5で
のMTF補正係数の強化、白づめ/黒づめ処理部9での
白づめ/黒づめ等を行ない、綴代部分で発生していた画
像の「黒つぶれ」や「焦点ぼけ」を回避することを特徴
とする画像読取装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機(PPC)
やファクシミリ等、CCD(Charge Coupled Device:
電荷結合素子)やCIS(Contact Image Sensor:密着
型イメージセンサ)などの読取素子を用いて原稿からの
画像情報の読み取りを行う画像読取装置に係り、特に、
ブックタイプの原稿を高品質に読み取るのに好適な画像
読取装置に関するものである。
やファクシミリ等、CCD(Charge Coupled Device:
電荷結合素子)やCIS(Contact Image Sensor:密着
型イメージセンサ)などの読取素子を用いて原稿からの
画像情報の読み取りを行う画像読取装置に係り、特に、
ブックタイプの原稿を高品質に読み取るのに好適な画像
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿読取装置においては、CCDと結像
レンズ(縮小レンズ)を用いた「縮小型光学読取技術」
と、密着型イメージセンサ(CIS)を用いた「等倍結
像読取技術」がある。以下、図10〜図14を用いて、
「縮小型光学読取技術」と「等倍結像読取技術」との相
違点を説明する。
レンズ(縮小レンズ)を用いた「縮小型光学読取技術」
と、密着型イメージセンサ(CIS)を用いた「等倍結
像読取技術」がある。以下、図10〜図14を用いて、
「縮小型光学読取技術」と「等倍結像読取技術」との相
違点を説明する。
【0003】図10は、「縮小型光学読取技術」と「等
倍結像読取技術」のそれぞれの構造を示す説明図であ
る。図10(a)に示すように、CCDと縮小レンズ
(結像レンズ)を用いた「縮小型光学読取技術」では、
原稿を縮小レンズでCCDの受光素子面上に縮小して結
像する構造であるため、共役長(光路長)L1が長く、
焦点深度が深く、原稿に対する高さ方向の読み取り変動
も少ない。
倍結像読取技術」のそれぞれの構造を示す説明図であ
る。図10(a)に示すように、CCDと縮小レンズ
(結像レンズ)を用いた「縮小型光学読取技術」では、
原稿を縮小レンズでCCDの受光素子面上に縮小して結
像する構造であるため、共役長(光路長)L1が長く、
焦点深度が深く、原稿に対する高さ方向の読み取り変動
も少ない。
【0004】これに対して、図10(b)に示すよう
に、セルフォックレンズ(CIS)を用いた「等倍結像
読取技術」では、原稿を等倍結像するのでユニットを薄
く、小型化できるメリットがある。しかし、このように
ユニットを薄くできる反面、等倍結像構造であるため、
共役長L2が非常に短く、焦点深度が極端に浅くなり、
原稿に対する高さ方向がすぐに暗くなり、読み取り変動
も大きい。
に、セルフォックレンズ(CIS)を用いた「等倍結像
読取技術」では、原稿を等倍結像するのでユニットを薄
く、小型化できるメリットがある。しかし、このように
ユニットを薄くできる反面、等倍結像構造であるため、
共役長L2が非常に短く、焦点深度が極端に浅くなり、
原稿に対する高さ方向がすぐに暗くなり、読み取り変動
も大きい。
【0005】図11は、「縮小型光学読取技術」と「等
倍結像読取技術」のそれぞれの読み取り出力の相違を示
す説明図である。本例は、原稿(白基準)の高さ位置
を、図中の高さ方向に順次に上げて行った場合のCCD
およびCISのそれぞれの読み取り出力の変動を示すも
のである。図11(a)に示すように、「縮小型光学読
取技術」では、原稿の高さ変動に対するCCD出力の変
動は小さい。このことにより、立体物や厚手の本のよう
な3次元の対象物でもある程度は読み取ることができ、
陰の濃淡が再現できる。
倍結像読取技術」のそれぞれの読み取り出力の相違を示
す説明図である。本例は、原稿(白基準)の高さ位置
を、図中の高さ方向に順次に上げて行った場合のCCD
およびCISのそれぞれの読み取り出力の変動を示すも
のである。図11(a)に示すように、「縮小型光学読
取技術」では、原稿の高さ変動に対するCCD出力の変
動は小さい。このことにより、立体物や厚手の本のよう
な3次元の対象物でもある程度は読み取ることができ、
陰の濃淡が再現できる。
【0006】しかし、図11(b)に示すように、「等
倍結像読取技術」での原稿の高さ変動に対するCIS出
力の変動は大きい。すなわち、対象物が正規の読み取り
位置から少しでも外れてしまうと、読み取り出力が大き
く低下してしまう。その結果、図13(a),(b)に
示すように、厚手の本(Book原稿)の綴代部のよう
に、正規の読み取り位置から浮いた原稿を読むと、図1
4に示すように、「黒つぶれ」問題が発生する。このよ
うな「黒つぶれ」が発生すると、非常に見づらい画像と
なり、かつ、印字トナー等の無駄な消費を併発してしま
い、ユーザからの苦情(クレーム)の対象となる。ま
た、次の図12で示すように、MTF(Modulation Tra
nsfer Function:空間周波数伝達特性)補正の変動によ
り、「焦点ぼけ」も発生する。
倍結像読取技術」での原稿の高さ変動に対するCIS出
力の変動は大きい。すなわち、対象物が正規の読み取り
位置から少しでも外れてしまうと、読み取り出力が大き
く低下してしまう。その結果、図13(a),(b)に
示すように、厚手の本(Book原稿)の綴代部のよう
に、正規の読み取り位置から浮いた原稿を読むと、図1
4に示すように、「黒つぶれ」問題が発生する。このよ
うな「黒つぶれ」が発生すると、非常に見づらい画像と
なり、かつ、印字トナー等の無駄な消費を併発してしま
い、ユーザからの苦情(クレーム)の対象となる。ま
た、次の図12で示すように、MTF(Modulation Tra
nsfer Function:空間周波数伝達特性)補正の変動によ
り、「焦点ぼけ」も発生する。
【0007】図12は、「縮小型光学読取技術」と「等
倍結像読取技術」のそれぞれのMTF特性変動の相違を
示す説明図である。本例は、原稿(白基準)の高さ位置
を、図中の高さ方向に順次に上げて行った場合の、MT
F補正特性の変動を示すものである。図12(a)に示
すように、「縮小型光学読取技術」では、原稿の高さ変
動に対するMTF特性の変動は小さい。このことによ
り、立体物や厚手の本のような3次元の対象物でもある
程度は読み取ることができ、文字部の解像力が再現でき
る。
倍結像読取技術」のそれぞれのMTF特性変動の相違を
示す説明図である。本例は、原稿(白基準)の高さ位置
を、図中の高さ方向に順次に上げて行った場合の、MT
F補正特性の変動を示すものである。図12(a)に示
すように、「縮小型光学読取技術」では、原稿の高さ変
動に対するMTF特性の変動は小さい。このことによ
り、立体物や厚手の本のような3次元の対象物でもある
程度は読み取ることができ、文字部の解像力が再現でき
る。
【0008】これに対して、図12(b)に示すよう
に、「等倍結像読取技術」での原稿の高さ変動に対する
MTF特性の変動は大きいので、対象物が正規の読み取
り位置から少しでも外れてしまうと、解像力が低下す
る。その結果、図13(a),(b)に示すように、厚
手の本の綴代部のように、正規の読み取り位置から浮い
た原稿を読むと、図14に示すように、「焦点ぼけ」問
題が発生する。
に、「等倍結像読取技術」での原稿の高さ変動に対する
MTF特性の変動は大きいので、対象物が正規の読み取
り位置から少しでも外れてしまうと、解像力が低下す
る。その結果、図13(a),(b)に示すように、厚
手の本の綴代部のように、正規の読み取り位置から浮い
た原稿を読むと、図14に示すように、「焦点ぼけ」問
題が発生する。
【0009】このような問題に関連する従来技術として
は、例えば、特開平1−9460号公報に記載のよう
に、画情報信号をリアルタイムに読み取り、出力レベル
が、ある一定の適正値になるように、1蓄積時間とモー
タの搬送速度を変えて、光源の立上り特性の補正や、出
力変動を行うものがある。この技術を、ブックタイプ原
稿の浮き部分の読み取りに適用すると、出力が下がって
いる部分の白色方向への底上げが可能になるが、読み取
りスピードが遅くなる。また、蓄積時間を変化させる制
御が必要であり、構成が複雑なものとなる。さらに、
「焦点ぼけ」に関しての対応はできていないので、原稿
浮き部の出力画像の解像度の劣化防止はできない。
は、例えば、特開平1−9460号公報に記載のよう
に、画情報信号をリアルタイムに読み取り、出力レベル
が、ある一定の適正値になるように、1蓄積時間とモー
タの搬送速度を変えて、光源の立上り特性の補正や、出
力変動を行うものがある。この技術を、ブックタイプ原
稿の浮き部分の読み取りに適用すると、出力が下がって
いる部分の白色方向への底上げが可能になるが、読み取
りスピードが遅くなる。また、蓄積時間を変化させる制
御が必要であり、構成が複雑なものとなる。さらに、
「焦点ぼけ」に関しての対応はできていないので、原稿
浮き部の出力画像の解像度の劣化防止はできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、特に、密着型イメージセンサを
用いたフラットベットタイプのスキャナー系の画像読取
装置においては、ブックタイプの綴代部のような浮き部
分がある場合、「焦点ぼけ」や「黒つぶれ」等が発生し
てしまう点である。本発明の目的は、これら従来技術の
課題を解決し、ブックタイプの原稿に対する読み取り品
質の向上を図ることを可能とする画像読取装置を提供す
ることである。
点は、従来の技術では、特に、密着型イメージセンサを
用いたフラットベットタイプのスキャナー系の画像読取
装置においては、ブックタイプの綴代部のような浮き部
分がある場合、「焦点ぼけ」や「黒つぶれ」等が発生し
てしまう点である。本発明の目的は、これら従来技術の
課題を解決し、ブックタイプの原稿に対する読み取り品
質の向上を図ることを可能とする画像読取装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像読取装置は、ブックタイプの原稿にお
ける綴代部分を判別し、この綴代部分においては、正規
化ピーク値の低め設定、γ変換の黒側強調設定、MTF
補正係数の強化、白づめ/黒づめ等を行ない、綴代部分
で発生していた画像の「黒つぶれ」や「焦点ぼけ」を回
避する。
め、本発明の画像読取装置は、ブックタイプの原稿にお
ける綴代部分を判別し、この綴代部分においては、正規
化ピーク値の低め設定、γ変換の黒側強調設定、MTF
補正係数の強化、白づめ/黒づめ等を行ない、綴代部分
で発生していた画像の「黒つぶれ」や「焦点ぼけ」を回
避する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の画像読取装置の
本発明に係る構成部分の一実施例を示すブロック図であ
る。本図1において、10はCISを用いて原稿を読み
取る密着型のイメージセンサユニット(図中、「CI
S」と記載)、20はイメージセンサユニット10の出
力をデジタル変換するA/D変換部、30はA/D変換
部20からのデジタル画像情報に対するシェーディング
補正やMTF補正等の種々の補正処理を行なう画像処理
部、40は画像処理部30で処理する画像情報を一時格
納するRAM(Random Access Memory)、50はイメー
ジセンサユニット10を制御する制御信号部、60は画
像読取装置の全体動作を制御する中央処理装置(図中、
「CPU」と記載)、70は画像処理部30、制御信号
部50等と中央処理装置60に接続するシステムバスで
ある。
より詳細に説明する。図1は、本発明の画像読取装置の
本発明に係る構成部分の一実施例を示すブロック図であ
る。本図1において、10はCISを用いて原稿を読み
取る密着型のイメージセンサユニット(図中、「CI
S」と記載)、20はイメージセンサユニット10の出
力をデジタル変換するA/D変換部、30はA/D変換
部20からのデジタル画像情報に対するシェーディング
補正やMTF補正等の種々の補正処理を行なう画像処理
部、40は画像処理部30で処理する画像情報を一時格
納するRAM(Random Access Memory)、50はイメー
ジセンサユニット10を制御する制御信号部、60は画
像読取装置の全体動作を制御する中央処理装置(図中、
「CPU」と記載)、70は画像処理部30、制御信号
部50等と中央処理装置60に接続するシステムバスで
ある。
【0013】画像処理部30は、イメージセンサユニッ
ト10の各画素毎のバラツキを補正する暗出力補正部1
とシェーディング補正部2、シェーディング補正部2か
らの出力全体を制御する出力正規化部3、γ変換を行な
うγ変換部4、MTF補正を行なうMTF補正部5、シ
ェーディング補正部2の出力値からピークレベルを検出
するピークレベル検出部6、ピークレベル検出部6の検
出結果に基づきブックタイプの原稿の綴代部分を読み取
り中であることを判別する綴代判別部7、綴代判別部7
の判別結果に基づき出力正規化部3、γ変換部4、MT
F補正部5のそれぞれの補正動作を制御する補正制御部
8、補正制御部8からの制御に基づき画像データに対す
る白づめ/黒づめを行なう白づめ/黒づめ処理部9によ
り構成されている。
ト10の各画素毎のバラツキを補正する暗出力補正部1
とシェーディング補正部2、シェーディング補正部2か
らの出力全体を制御する出力正規化部3、γ変換を行な
うγ変換部4、MTF補正を行なうMTF補正部5、シ
ェーディング補正部2の出力値からピークレベルを検出
するピークレベル検出部6、ピークレベル検出部6の検
出結果に基づきブックタイプの原稿の綴代部分を読み取
り中であることを判別する綴代判別部7、綴代判別部7
の判別結果に基づき出力正規化部3、γ変換部4、MT
F補正部5のそれぞれの補正動作を制御する補正制御部
8、補正制御部8からの制御に基づき画像データに対す
る白づめ/黒づめを行なう白づめ/黒づめ処理部9によ
り構成されている。
【0014】このような構成により、画像処理部30
は、イメージセンサユニット10のアナログビデオ出力
をA/D変換部20でA/D変換したデジタル画像生デ
ータV1iを、暗出力補正部1とシェーディング補正部
2により画素毎のバラツキを補正した後、ピークレベル
検出部6で、主走査方向の、ある範囲内のピーク値を検
出する。原稿の地肌部分を読み取っている時はピーク値
は変動がないので、通常の動作を行なうが、ブックタイ
プ原稿のような凹凸のある立体物を読み取る場合には、
ピークレベル検出部6で検知するピーク値が変動するの
で、その変動の推移に基づき綴代判別部7により原稿の
綴代部分であることを判別する。この綴代判別部7によ
る原稿の綴代部分の判別結果に基づく補正制御部8によ
る出力正規化部3、γ変換部4、MTF補正部5のそれ
ぞれに対する制御動作を、図2〜図5を用いて説明す
る。
は、イメージセンサユニット10のアナログビデオ出力
をA/D変換部20でA/D変換したデジタル画像生デ
ータV1iを、暗出力補正部1とシェーディング補正部
2により画素毎のバラツキを補正した後、ピークレベル
検出部6で、主走査方向の、ある範囲内のピーク値を検
出する。原稿の地肌部分を読み取っている時はピーク値
は変動がないので、通常の動作を行なうが、ブックタイ
プ原稿のような凹凸のある立体物を読み取る場合には、
ピークレベル検出部6で検知するピーク値が変動するの
で、その変動の推移に基づき綴代判別部7により原稿の
綴代部分であることを判別する。この綴代判別部7によ
る原稿の綴代部分の判別結果に基づく補正制御部8によ
る出力正規化部3、γ変換部4、MTF補正部5のそれ
ぞれに対する制御動作を、図2〜図5を用いて説明す
る。
【0015】図2は、図1における画像読取装置の本発
明に係る処理動作の第1の例を示すフローチャートであ
る。読み取り最中に(ステップ201)、図1のシェー
ディング補正部2からの出力V2iが、前ラインの読み
取り出力と変わらない場合は(ステップ202,20
3)、コンタクトガラス上に原稿が密着していると判断
し、通常のγ変換(リニア)(ステップ204)とMT
F補正(ステップ205)を行い、次ラインの読み取り
を続ける(ステップ206)。尚、ピーク値は変動がな
いので、図1における出力正規化部3の読み取り基準レ
ベル(地肌部;100%)は一定にする。
明に係る処理動作の第1の例を示すフローチャートであ
る。読み取り最中に(ステップ201)、図1のシェー
ディング補正部2からの出力V2iが、前ラインの読み
取り出力と変わらない場合は(ステップ202,20
3)、コンタクトガラス上に原稿が密着していると判断
し、通常のγ変換(リニア)(ステップ204)とMT
F補正(ステップ205)を行い、次ラインの読み取り
を続ける(ステップ206)。尚、ピーク値は変動がな
いので、図1における出力正規化部3の読み取り基準レ
ベル(地肌部;100%)は一定にする。
【0016】ステップ202において、V2iが、前ラ
インより小さい場合は、原稿が浮いていると判断し、図
1の出力正規化部3での正規化ピーク値(基準レベル)
を下降分に応じて下げ(ステップ207)、通常のγ変
換(リニア)(ステップ208)を行なった後に、MT
F補正パラメータを強めて補正を行う(ステップ20
9)。やがて、浮いた部分から外れて、コンタクトガラ
ス上に密着した部分に達すると、前ラインのピーク値よ
り上がるので(ステップ202,203)、上昇分に応
じて図1の出力正規化部3での基準レベルを上げ(ステ
ップ210)、通常のγ変換(リニア)(ステップ21
1)を行なった後に、MTF補正係数も弱めて通常の値
に戻して行く(ステップ212)。
インより小さい場合は、原稿が浮いていると判断し、図
1の出力正規化部3での正規化ピーク値(基準レベル)
を下降分に応じて下げ(ステップ207)、通常のγ変
換(リニア)(ステップ208)を行なった後に、MT
F補正パラメータを強めて補正を行う(ステップ20
9)。やがて、浮いた部分から外れて、コンタクトガラ
ス上に密着した部分に達すると、前ラインのピーク値よ
り上がるので(ステップ202,203)、上昇分に応
じて図1の出力正規化部3での基準レベルを上げ(ステ
ップ210)、通常のγ変換(リニア)(ステップ21
1)を行なった後に、MTF補正係数も弱めて通常の値
に戻して行く(ステップ212)。
【0017】このように、密着センサを用いたフラット
ベットタイプのスキャナ系において、原稿台に載せた見
開きのブックタイプ原稿を読み取る時、原稿面スキャン
最中に、ある所定の範囲の白地読み取り出力値が徐々に
下がってきた場合、本の綴代部分と判断し、正規化のピ
ーク値レベルを下げてゆき、「黒つぶれ」を防ぐことが
できる。また、MTF補正係数を強めることで、文字部
等のエッジを強調して「焦点ぼけ」を回避することがで
きるので、高画質なブックタイプ原稿の読み取りが可能
となる。
ベットタイプのスキャナ系において、原稿台に載せた見
開きのブックタイプ原稿を読み取る時、原稿面スキャン
最中に、ある所定の範囲の白地読み取り出力値が徐々に
下がってきた場合、本の綴代部分と判断し、正規化のピ
ーク値レベルを下げてゆき、「黒つぶれ」を防ぐことが
できる。また、MTF補正係数を強めることで、文字部
等のエッジを強調して「焦点ぼけ」を回避することがで
きるので、高画質なブックタイプ原稿の読み取りが可能
となる。
【0018】図3は、図1における画像読取装置の本発
明に係る処理動作の第2の例を示すフローチャートであ
る。読み取り最中に(ステップ301)、図1のシェー
ディング補正部2の出力V2iが、前ラインの読み取り
出力と変わらない場合は(ステップ302,303)、
コンタクトガラス上に原稿が密着していると判断し、ガ
ンマ変換は通常(リニア)のパラメタを採用し(ステッ
プ304)、また、MTF補正も、通常のパラメタで行
う(ステップ305)。しかし、V2iが、前ラインよ
り下がる場合は(ステップ302)、原稿が浮いている
と判断し、図4に示すように、下降分に応じて、予め用
意されているガンマ変換カーブにより、黒側の読み取り
出力を白側に持ち上げる(ステップ3077)と同時
に、MTF補正も強いパラメータに変更する(ステップ
308)。
明に係る処理動作の第2の例を示すフローチャートであ
る。読み取り最中に(ステップ301)、図1のシェー
ディング補正部2の出力V2iが、前ラインの読み取り
出力と変わらない場合は(ステップ302,303)、
コンタクトガラス上に原稿が密着していると判断し、ガ
ンマ変換は通常(リニア)のパラメタを採用し(ステッ
プ304)、また、MTF補正も、通常のパラメタで行
う(ステップ305)。しかし、V2iが、前ラインよ
り下がる場合は(ステップ302)、原稿が浮いている
と判断し、図4に示すように、下降分に応じて、予め用
意されているガンマ変換カーブにより、黒側の読み取り
出力を白側に持ち上げる(ステップ3077)と同時
に、MTF補正も強いパラメータに変更する(ステップ
308)。
【0019】やがて(ステップ306)、浮いた部分か
ら外れて、コンタクトガラス上に密着した部分に到達す
ると、V2iが前ラインのピーク値より上がるので(ス
テップ303)、上昇分に応じてガンマ変換カーブを通
常の状態に戻し(ステップ309)、MTF補正係数も
弱めて通常の値に戻して行く(ステップ310)。この
ように、密着センサを用いたフラットベットタイプのス
キャナ系において、原稿台に載せた見開きのブックタイ
プ原稿を読み取る時に、原稿面スキャン最中に、ある所
定の範囲の白地読み取り出力値が徐々に下がってきた場
合、本の綴代部分と判断し、黒側の出力を白側に引き上
げるガンマ変換補正を行い、かつ、MTF補正係数を強
める。この黒側の階調をより強調させたガンマ変換補正
により、「黒つぶれ」を防ぐことができ、また、強めの
MTF補正により、「焦点ぼけ」を回避することができ
るので、高画質なブックタイプ原稿の読み取りが可能と
なる。
ら外れて、コンタクトガラス上に密着した部分に到達す
ると、V2iが前ラインのピーク値より上がるので(ス
テップ303)、上昇分に応じてガンマ変換カーブを通
常の状態に戻し(ステップ309)、MTF補正係数も
弱めて通常の値に戻して行く(ステップ310)。この
ように、密着センサを用いたフラットベットタイプのス
キャナ系において、原稿台に載せた見開きのブックタイ
プ原稿を読み取る時に、原稿面スキャン最中に、ある所
定の範囲の白地読み取り出力値が徐々に下がってきた場
合、本の綴代部分と判断し、黒側の出力を白側に引き上
げるガンマ変換補正を行い、かつ、MTF補正係数を強
める。この黒側の階調をより強調させたガンマ変換補正
により、「黒つぶれ」を防ぐことができ、また、強めの
MTF補正により、「焦点ぼけ」を回避することができ
るので、高画質なブックタイプ原稿の読み取りが可能と
なる。
【0020】図5は、図1における画像読取装置の本発
明に係る処理動作の第3の例を示すフローチャートであ
る。読み取り最中に(ステップ501)、図1のシェー
ディング補正部2の出力V2iが、前ラインの読み取り
出力と変わらない場合は(ステップ502,503)、
コンタクトガラス上に原稿が密着していると判断し、γ
変換およびMTF補正は、通常のパラメタで行い(ステ
ップ504,505)、特別な補正は行わない。しか
し、ピーク値/V2iが、前ラインより下がる場合は
(ステップ502)、原稿が浮いていると判断し、γ変
換は通常通り(ステップ507)であるが、MTF補正
に関しては、下降分に応じて、予め用意されている強い
MTF補正パラメータで処理する(ステップ508)。
また、さらに、「白詰め」と「黒詰め」を交互に、また
は、ランダムに行う(ステップ509)ことで、全黒を
出さないようにする。
明に係る処理動作の第3の例を示すフローチャートであ
る。読み取り最中に(ステップ501)、図1のシェー
ディング補正部2の出力V2iが、前ラインの読み取り
出力と変わらない場合は(ステップ502,503)、
コンタクトガラス上に原稿が密着していると判断し、γ
変換およびMTF補正は、通常のパラメタで行い(ステ
ップ504,505)、特別な補正は行わない。しか
し、ピーク値/V2iが、前ラインより下がる場合は
(ステップ502)、原稿が浮いていると判断し、γ変
換は通常通り(ステップ507)であるが、MTF補正
に関しては、下降分に応じて、予め用意されている強い
MTF補正パラメータで処理する(ステップ508)。
また、さらに、「白詰め」と「黒詰め」を交互に、また
は、ランダムに行う(ステップ509)ことで、全黒を
出さないようにする。
【0021】原稿の読み取りが終わるまでには(ステッ
プ506)、やがて、浮いた部分から外れて、コンタク
トガラス上に密着した部分に到達し、ピーク値/V2i
が前ラインのピーク値より上がるので(ステップ50
3)、上昇分に応じてMTF補正係数を弱めて通常の値
に戻して行く(ステップ511)。尚、γ変換は通常通
り(ステップ510)であり、また、「白詰め」と「黒
詰め」の処理は停止する。このように、原稿面スキャン
最中に、ある所定の範囲の白地読み取り出力値が徐々に
下がってきた場合、本の綴代部分と判断し、MTF補正
係数を強めて、文字部の強調を行い、「焦点ぼけ」を回
避することができ、さらに、2値出力の全黒部分を間引
きして白を詰めることにより、原稿の浮き部分の「黒つ
ぶれ」を防ぐことができ、高画質なブックタイプ原稿の
読み取りが可能となる。
プ506)、やがて、浮いた部分から外れて、コンタク
トガラス上に密着した部分に到達し、ピーク値/V2i
が前ラインのピーク値より上がるので(ステップ50
3)、上昇分に応じてMTF補正係数を弱めて通常の値
に戻して行く(ステップ511)。尚、γ変換は通常通
り(ステップ510)であり、また、「白詰め」と「黒
詰め」の処理は停止する。このように、原稿面スキャン
最中に、ある所定の範囲の白地読み取り出力値が徐々に
下がってきた場合、本の綴代部分と判断し、MTF補正
係数を強めて、文字部の強調を行い、「焦点ぼけ」を回
避することができ、さらに、2値出力の全黒部分を間引
きして白を詰めることにより、原稿の浮き部分の「黒つ
ぶれ」を防ぐことができ、高画質なブックタイプ原稿の
読み取りが可能となる。
【0022】上述の図2,3,5で示した処理は、原稿
の読み取り最中に行なっているが、このような処理を、
原稿の読み取り前のプリスキャンで行なうことも可能で
あり、その場合の動作を、図6〜図9を用いて説明す
る。尚、このように、実際の原稿読み取り動作前のプリ
スキャン動作で、図2,3,5で示した処理を行ない、
その出力分布を大まかに抽出し、さらに、その出力分布
から本の綴代部分を抽出して記憶させておき、そして、
実際の原稿の読み取り時に、記憶した綴代部分に対応し
て、正規化のピーク値レベルの制御や、ガンマ変換補正
の制御、および2値出力の全黒部部の間引きによる白詰
め制御、そして、MTF補正係数の制御を行うことによ
り、本発明に係る補正制御を高速に行うことができる。
の読み取り最中に行なっているが、このような処理を、
原稿の読み取り前のプリスキャンで行なうことも可能で
あり、その場合の動作を、図6〜図9を用いて説明す
る。尚、このように、実際の原稿読み取り動作前のプリ
スキャン動作で、図2,3,5で示した処理を行ない、
その出力分布を大まかに抽出し、さらに、その出力分布
から本の綴代部分を抽出して記憶させておき、そして、
実際の原稿の読み取り時に、記憶した綴代部分に対応し
て、正規化のピーク値レベルの制御や、ガンマ変換補正
の制御、および2値出力の全黒部部の間引きによる白詰
め制御、そして、MTF補正係数の制御を行うことによ
り、本発明に係る補正制御を高速に行うことができる。
【0023】図6は、図1における画像読取装置の本発
明に係る処理動作の第4の例を示すフローチャートであ
る。モータスピードを実際の原稿の読み取り時のn(n
>1)倍に設定し(ステップ601)、プレスキャンを
行なう(ステップ602)。このプレスキャン時におけ
る読み取り対象の大まかな出力分布をメモリに記憶さ
せ、この出力分布情報から、出力値が低いラインを、原
稿の浮き部分と断定し記憶する(ステップ603)。そ
の後、次の実際の原稿読み取りのためにモータスピード
を1倍に設定して処理を終了する。プレスキャンでは、
詳細な画情報は必要でないので、線密度は荒くても良
く、通常のスキャンスピードよりも数倍(n倍)早い速
度で読み取れるので、原稿の浮き部分の検出を高速に行
なうことができる。
明に係る処理動作の第4の例を示すフローチャートであ
る。モータスピードを実際の原稿の読み取り時のn(n
>1)倍に設定し(ステップ601)、プレスキャンを
行なう(ステップ602)。このプレスキャン時におけ
る読み取り対象の大まかな出力分布をメモリに記憶さ
せ、この出力分布情報から、出力値が低いラインを、原
稿の浮き部分と断定し記憶する(ステップ603)。そ
の後、次の実際の原稿読み取りのためにモータスピード
を1倍に設定して処理を終了する。プレスキャンでは、
詳細な画情報は必要でないので、線密度は荒くても良
く、通常のスキャンスピードよりも数倍(n倍)早い速
度で読み取れるので、原稿の浮き部分の検出を高速に行
なうことができる。
【0024】このように、プレスキャンで得られた情報
(原稿の浮き部分の分布)を用いた本発明に係る動作説
明を図7〜図9を用いて説明する。図7は、図1におけ
る画像読取装置の本発明に係る処理動作の第5の例を示
すフローチャートである。原稿をスキャンし(ステップ
701)、このスキャン個所が、プレスキャン時に取り
込んだ原稿出力分布情報においてコンタクトガラス上に
原稿が密着している部分であれば(ステップ702)、
通常のγ変換(ステップ703)とMTF補正(ステッ
プ704)のみを行い、次ラインの読み取りを続ける
(ステップ705)。
(原稿の浮き部分の分布)を用いた本発明に係る動作説
明を図7〜図9を用いて説明する。図7は、図1におけ
る画像読取装置の本発明に係る処理動作の第5の例を示
すフローチャートである。原稿をスキャンし(ステップ
701)、このスキャン個所が、プレスキャン時に取り
込んだ原稿出力分布情報においてコンタクトガラス上に
原稿が密着している部分であれば(ステップ702)、
通常のγ変換(ステップ703)とMTF補正(ステッ
プ704)のみを行い、次ラインの読み取りを続ける
(ステップ705)。
【0025】プレスキャン時に取り込んだ原稿出力分布
情報において、出力分布が低くなる領域でのスキャン個
所では、原稿が浮いていると判断するラインなので、図
1における出力正規化部3の基準レベル(通常の地肌
部;100%)を下降分に応じて下げ(ステップ70
6)、さらに、MTF補正パラメータを強めて補正を行
う(ステップ708)。尚、γ変換は通常に行なう(ス
テップ707)。また、出力分布が高くなる領域では、
原稿がコンタクトガラス上に密着した部分であり、上昇
分に応じて基準レベルを上げ、MTF補正係数も弱めて
通常の値に戻して行く。このように、原稿が浮いている
部分では通常より強めのMTF補正をかけることで、文
字部等のエッジを強調した出力を得ることができる。
情報において、出力分布が低くなる領域でのスキャン個
所では、原稿が浮いていると判断するラインなので、図
1における出力正規化部3の基準レベル(通常の地肌
部;100%)を下降分に応じて下げ(ステップ70
6)、さらに、MTF補正パラメータを強めて補正を行
う(ステップ708)。尚、γ変換は通常に行なう(ス
テップ707)。また、出力分布が高くなる領域では、
原稿がコンタクトガラス上に密着した部分であり、上昇
分に応じて基準レベルを上げ、MTF補正係数も弱めて
通常の値に戻して行く。このように、原稿が浮いている
部分では通常より強めのMTF補正をかけることで、文
字部等のエッジを強調した出力を得ることができる。
【0026】図8は、図1における画像読取装置の本発
明に係る処理動作の第6の例を示すフローチャートであ
る。原稿をスキャンし(ステップ801)、このスキャ
ン個所が、図6に示す手順でプレスキャン時に取り込ん
だ原稿出力分布情報においてコンタクトガラス上に原稿
が密着している部分であれば(ステップ802)、通常
のγ変換(ステップ803)とMTF補正(ステップ8
04)を行い、次ラインの読み取りを続ける(ステップ
805)。
明に係る処理動作の第6の例を示すフローチャートであ
る。原稿をスキャンし(ステップ801)、このスキャ
ン個所が、図6に示す手順でプレスキャン時に取り込ん
だ原稿出力分布情報においてコンタクトガラス上に原稿
が密着している部分であれば(ステップ802)、通常
のγ変換(ステップ803)とMTF補正(ステップ8
04)を行い、次ラインの読み取りを続ける(ステップ
805)。
【0027】プレスキャン時に取り込んだ原稿出力分布
情報において、出力分布が低くなる領域でのスキャン個
所では、原稿が浮いていると判断するラインなので、下
降分に応じて予め用意されているガンマ変換カーブによ
り黒側の読み取り出力を白側に持ち上げてγ変換を行な
う(ステップ806)と共に、MTF補正パラメータを
強めて補正を行う(ステップ807)。尚、出力分布が
高くなる領域では、原稿がコンタクトガラス上に密着し
た部分であり、上昇分に応じてガンマ変換カーブおよび
MTF補正係数を通常の値に戻して行く。
情報において、出力分布が低くなる領域でのスキャン個
所では、原稿が浮いていると判断するラインなので、下
降分に応じて予め用意されているガンマ変換カーブによ
り黒側の読み取り出力を白側に持ち上げてγ変換を行な
う(ステップ806)と共に、MTF補正パラメータを
強めて補正を行う(ステップ807)。尚、出力分布が
高くなる領域では、原稿がコンタクトガラス上に密着し
た部分であり、上昇分に応じてガンマ変換カーブおよび
MTF補正係数を通常の値に戻して行く。
【0028】このように、予め求めておいた分布情報か
ら推定される変動分に応じて、黒側の階調をより強調さ
せるガンマ変換パラメタに切替ることにより「黒つぶ
れ」を防止した出力V4iを得ることができると同時
に、V4iに、通常より強めのMTF補正をかけること
で、文字部等のエッジを強調した出力V5iを得ること
ができる。
ら推定される変動分に応じて、黒側の階調をより強調さ
せるガンマ変換パラメタに切替ることにより「黒つぶ
れ」を防止した出力V4iを得ることができると同時
に、V4iに、通常より強めのMTF補正をかけること
で、文字部等のエッジを強調した出力V5iを得ること
ができる。
【0029】図9は、図1における画像読取装置の本発
明に係る処理動作の第7の例を示すフローチャートであ
る。原稿をスキャンし(ステップ901)、このスキャ
ン個所が、図6に示す手順でプレスキャン時に取り込ん
だ原稿出力分布情報においてコンタクトガラス上に原稿
が密着している部分であれば(ステップ902)、通常
のγ変換(ステップ903)とMTF補正(ステップ9
04)を行い、次ラインの読み取りを続ける(ステップ
905)。
明に係る処理動作の第7の例を示すフローチャートであ
る。原稿をスキャンし(ステップ901)、このスキャ
ン個所が、図6に示す手順でプレスキャン時に取り込ん
だ原稿出力分布情報においてコンタクトガラス上に原稿
が密着している部分であれば(ステップ902)、通常
のγ変換(ステップ903)とMTF補正(ステップ9
04)を行い、次ラインの読み取りを続ける(ステップ
905)。
【0030】プレスキャン時に取り込んだ原稿出力分布
情報において、出力分布が低くなる領域でのスキャン個
所では、原稿が浮いていると判断するラインなので、下
降分に応じて予め用意されているガンマ変換カーブによ
り黒側の読み取り出力を白側に持ち上げてγ変換を行な
う(ステップ906)と共に、MTF補正パラメータを
強めて補正を行う(ステップ907)。さらに、本例で
は、「白づめ」と「黒づめ」を交互に強制的に行うこと
で、全黒を出さないようにする(ステップ908)。
尚、出力分布が高くなる領域では、原稿がコンタクトガ
ラス上に密着した部分であり、上昇分に応じてガンマ変
換カーブとMTF補正係数を通常の値に戻して行くと共
に、「白づめ」と「黒づめ」を停止する。
情報において、出力分布が低くなる領域でのスキャン個
所では、原稿が浮いていると判断するラインなので、下
降分に応じて予め用意されているガンマ変換カーブによ
り黒側の読み取り出力を白側に持ち上げてγ変換を行な
う(ステップ906)と共に、MTF補正パラメータを
強めて補正を行う(ステップ907)。さらに、本例で
は、「白づめ」と「黒づめ」を交互に強制的に行うこと
で、全黒を出さないようにする(ステップ908)。
尚、出力分布が高くなる領域では、原稿がコンタクトガ
ラス上に密着した部分であり、上昇分に応じてガンマ変
換カーブとMTF補正係数を通常の値に戻して行くと共
に、「白づめ」と「黒づめ」を停止する。
【0031】このように、予め求めておいた分布情報か
ら推定される変動分に応じて、黒側の階調をより強調さ
せるガンマ変換パラメタに切替ることにより「黒つぶ
れ」を防止した出力V4iを得ることができると同時
に、V4iに、通常より強めのMTF補正をかけること
で、文字部等のエッジを強調した出力V5iを得ること
ができる。さらに、「黒つぶれ」に対しては、強制的に
「白づめ」と「黒づめ」を交互に、または、ランダムに
発生させることで回避できる。
ら推定される変動分に応じて、黒側の階調をより強調さ
せるガンマ変換パラメタに切替ることにより「黒つぶ
れ」を防止した出力V4iを得ることができると同時
に、V4iに、通常より強めのMTF補正をかけること
で、文字部等のエッジを強調した出力V5iを得ること
ができる。さらに、「黒つぶれ」に対しては、強制的に
「白づめ」と「黒づめ」を交互に、または、ランダムに
発生させることで回避できる。
【0032】以上、図1〜図9を用いて説明したよう
に、本実施例の密着型イメージセンサを用いた画像読取
装置では、ブックタイプの原稿における綴代部分を判別
し、この綴代部分においては、正規化ピーク値の低め設
定、γ変換の黒側強調設定、MTF補正係数の強化、白
づめ/黒づめ等を行なう。このことにより、本の綴代部
分のような浮き部分で発生していた画像の「黒つぶれ」
や「焦点ぼけ」を回避することができる。尚、本発明
は、図1〜図9を用いて説明した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能である。例えば、図9においては、γ変換の黒側
強調設定と白づめ/黒づめとを行なているが、いずれか
片方の処理で、「黒つぶれ」に対処することでも良い。
に、本実施例の密着型イメージセンサを用いた画像読取
装置では、ブックタイプの原稿における綴代部分を判別
し、この綴代部分においては、正規化ピーク値の低め設
定、γ変換の黒側強調設定、MTF補正係数の強化、白
づめ/黒づめ等を行なう。このことにより、本の綴代部
分のような浮き部分で発生していた画像の「黒つぶれ」
や「焦点ぼけ」を回避することができる。尚、本発明
は、図1〜図9を用いて説明した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能である。例えば、図9においては、γ変換の黒側
強調設定と白づめ/黒づめとを行なているが、いずれか
片方の処理で、「黒つぶれ」に対処することでも良い。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、密着型イメージセンサ
を用いたフラットベットタイプのスキャナー系の画像読
取装置において、ブックタイプの綴代部のような浮き部
分で発生していた「焦点ぼけ」や「黒つぶれ」等を回避
でき、ブックタイプの原稿に対する読み取り品質の向上
を図ることが可能である。
を用いたフラットベットタイプのスキャナー系の画像読
取装置において、ブックタイプの綴代部のような浮き部
分で発生していた「焦点ぼけ」や「黒つぶれ」等を回避
でき、ブックタイプの原稿に対する読み取り品質の向上
を図ることが可能である。
【図1】本発明の画像読取装置の本発明に係る構成部分
の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における画像読取装置の本発明に係る処理
動作の第1の例を示すフローチャートである。
動作の第1の例を示すフローチャートである。
【図3】図1における画像読取装置の本発明に係る処理
動作の第2の例を示すフローチャートである。
動作の第2の例を示すフローチャートである。
【図4】予め用意されているガンマ変換カーブ例を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】図1における画像読取装置の本発明に係る処理
動作の第3の例を示すフローチャートである。
動作の第3の例を示すフローチャートである。
【図6】図1における画像読取装置の本発明に係る処理
動作の第4の例を示すフローチャートである。
動作の第4の例を示すフローチャートである。
【図7】図1における画像読取装置の本発明に係る処理
動作の第5の例を示すフローチャートである。
動作の第5の例を示すフローチャートである。
【図8】図1における画像読取装置の本発明に係る処理
動作の第6の例を示すフローチャートである。
動作の第6の例を示すフローチャートである。
【図9】図1における画像読取装置の本発明に係る処理
動作の第7の例を示すフローチャートである。
動作の第7の例を示すフローチャートである。
【図10】「縮小型光学読取技術」と「等倍結像読取技
術」のそれぞれの構造を示す説明図である。
術」のそれぞれの構造を示す説明図である。
【図11】「縮小型光学読取技術」と「等倍結像読取技
術」のそれぞれの読み取り出力の相違を示す説明図であ
る。
術」のそれぞれの読み取り出力の相違を示す説明図であ
る。
【図12】「縮小型光学読取技術」と「等倍結像読取技
術」のそれぞれのMTF特性変動の相違を示す説明図で
ある。
術」のそれぞれのMTF特性変動の相違を示す説明図で
ある。
【図13】画像読取装置による厚手の本の読み取り位置
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図14】従来の画像読取装置による厚手の本の読み取
り結果例を示す説明図である。
り結果例を示す説明図である。
1:暗出力補正部、2:シェーディング補正部、3:出
力正規化部、4:γ変換部、5:MTF補正部、6:ピ
ークレベル検出部、7:綴代判別部、8:補正制御部、
9:白づめ/黒づめ処理部、10:イメージセンサユニ
ット、20:A/D変換部、30:画像処理部、40:
RAM、50:制御信号部、60:中央処理装置、7
0:システムバス。
力正規化部、4:γ変換部、5:MTF補正部、6:ピ
ークレベル検出部、7:綴代判別部、8:補正制御部、
9:白づめ/黒づめ処理部、10:イメージセンサユニ
ット、20:A/D変換部、30:画像処理部、40:
RAM、50:制御信号部、60:中央処理装置、7
0:システムバス。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/407 H04N 1/40 101E
Claims (6)
- 【請求項1】 ブックタイプの原稿の見開き頁の画像読
み取りが可能で、読み取った画情報に対する出力正規化
およびMTF補正を少なくとも含む画像処理を行なう画
像読取装置において、上記ブックタイプの原稿の見開き
頁の読み取り時、該見開き頁の綴代部分を判別する判別
手段と、該判別手段による上記原稿の見開き頁の綴代部
分の判別に基づき、上記出力正規化のピーク値レベルを
下げると共に、上記MTF補正の補正係数を強める制御
手段とを設けることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 ブックタイプの原稿の見開き頁の画像読
み取りが可能で、読み取った画情報に対するγ変換およ
びMTF補正を少なくとも含む画像処理を行なう画像読
取装置において、上記ブックタイプの原稿の見開き頁の
読み取り時、該見開き頁の綴代部分を判別する判別手段
と、該判別手段による上記原稿の見開き頁の綴代部分の
判別に基づき、上記γ変換を黒側強調させると共に、上
記MTF補正の補正係数を強める制御手段とを設けるこ
とを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項3】 ブックタイプの原稿の見開き頁の画像読
み取りが可能で、読み取った画情報に対するMTF補正
を少なくとも含む画像処理を行なう画像読取装置におい
て、上記原稿の見開き頁の読み取り時、該見開き頁の綴
代部分を判別する判別手段と、該判別手段による上記原
稿の見開き頁の綴代部分の判別に基づき、上記MTF補
正の補正係数を強めると共に、2値出力の全黒部分を間
引いて白を詰める制御手段とを設けることを特徴とする
画像読取装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の画像読取装置において、上記判別手段は、上記原稿の
見開き頁の読み取り時、所定の範囲の白地読み取り出力
値が徐々に下がってくることに基づき、上記見開き頁の
綴代部分を判別するを設けることを特徴とする画像読取
装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の画像読取装置において、上記判別手段は、上記原稿の
見開き頁のプリスキャン時に、該見開き頁の綴代部分を
判別して記憶しておき、上記原稿の見開き頁の実際の読
み取り時、上記制御手段に上記記憶した見開き頁の綴代
部分を通知することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
の画像読取装置において、密着センサを用いたフラット
ベットタイプのスキャナ系を有することを特徴とする画
像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123878A JPH10322556A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123878A JPH10322556A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322556A true JPH10322556A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14871611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9123878A Pending JPH10322556A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10322556A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010028390A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Sharp Corp | 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 |
| JP2013135246A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Canon Inc | 画像読取装置の原稿浮き量検出方法及びそれを適用した画像処理方法及び画像読取装置 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP9123878A patent/JPH10322556A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010028390A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Sharp Corp | 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 |
| JP2013135246A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Canon Inc | 画像読取装置の原稿浮き量検出方法及びそれを適用した画像処理方法及び画像読取装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3327617B2 (ja) | 良好な印刷可能画像を得るためにハーフトーンの適応走査を用いる画像処理装置 | |
| JP2002247371A (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラムを記録した記録媒体 | |
| US6618171B1 (en) | Black point adjustment based on image background | |
| EP0998121A2 (en) | Image processing device and image processing method | |
| JPH0818764A (ja) | 枠内領域矩形化装置 | |
| US7430342B2 (en) | Image processing apparatus and image processing program to perform image data resolution conversion | |
| JP3083673B2 (ja) | 像域識別装置 | |
| JPH10322556A (ja) | 画像読取装置 | |
| JPH0927909A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2861410B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| US7457010B2 (en) | System and method for fast scanning | |
| JP3468966B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2003198777A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP3177508B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2002209071A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP3095767B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP4117885B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH1198363A (ja) | 読取装置 | |
| JPH04287566A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH10336443A (ja) | デジタル画像読取装置 | |
| JP4117884B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH11215329A (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JP2000354166A (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JPH11289455A (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JP2008258922A (ja) | 画像処理装置、画像読取装置、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 |