JPH103227A - 像加熱装置 - Google Patents
像加熱装置Info
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- JPH103227A JPH103227A JP15403696A JP15403696A JPH103227A JP H103227 A JPH103227 A JP H103227A JP 15403696 A JP15403696 A JP 15403696A JP 15403696 A JP15403696 A JP 15403696A JP H103227 A JPH103227 A JP H103227A
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- rotating body
- image
- heated
- heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧回転体が加熱されても該加圧回転体によ
る回転体の安定した摩擦駆動を保証できる像加熱装置を
提供する。 【解決手段】 加圧回転体11により内部に加熱体12
を有する回転体14を従動回転し、回転体14と加圧回
転体11の接触部で画像を担持した被加熱材を挟持搬送
し、回転体14を介した加熱体12からの熱により被加
熱材上の画像を加熱する像加熱装置において、加圧回転
体11は、被加熱材通過域内が内部に空洞を有する耐熱
材で形成され、外周面に前記空洞に対して気密性の高い
表層11bを有する第1本体部11aと、回転体14の
外周面と接しその摩擦係数が第1本体部11aの外周面
よりも高い前記被加熱材通過域外の両端部に前記第1本
体部11aと隙間11gを有して設けられた第2本体部
11fとを有する。
る回転体の安定した摩擦駆動を保証できる像加熱装置を
提供する。 【解決手段】 加圧回転体11により内部に加熱体12
を有する回転体14を従動回転し、回転体14と加圧回
転体11の接触部で画像を担持した被加熱材を挟持搬送
し、回転体14を介した加熱体12からの熱により被加
熱材上の画像を加熱する像加熱装置において、加圧回転
体11は、被加熱材通過域内が内部に空洞を有する耐熱
材で形成され、外周面に前記空洞に対して気密性の高い
表層11bを有する第1本体部11aと、回転体14の
外周面と接しその摩擦係数が第1本体部11aの外周面
よりも高い前記被加熱材通過域外の両端部に前記第1本
体部11aと隙間11gを有して設けられた第2本体部
11fとを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱体(サーマル
ヒータ)と、回転体を有し、この回転体を介して被加熱
材に加熱体の熱エネルギーを付与する像加熱装置に関す
る。
ヒータ)と、回転体を有し、この回転体を介して被加熱
材に加熱体の熱エネルギーを付与する像加熱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のような加熱装置は、例えば特開昭
63−313182号公報、特開平2−157878号
公報、特開平4−44075〜44083号公報等に提
案されており、電子写真複写機・レーザビームプリンタ
・ファクシミリ・マイクロフィルムリーダプリンタ・画
像表示(ディスプレイ)装置・記録機等の画像形成装置
における画像加熱定着装置、即ち電子写真・静電記録・
磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により加熱溶
融性の樹脂等より成る顕画剤(トナー)を用いて記録材
(エレクトロファックスシート・静電記録シート・転写
材シート・印刷紙など)の面に直接方式もしくは間接
(転写)方式で目的の画像情報に対応した未定着のトナ
ー像を形成担持させ、該トナー画像を該画像を担持して
いる記録材面に永久固着画像として加熱定着処理する画
像加熱定着装置として使用できる。
63−313182号公報、特開平2−157878号
公報、特開平4−44075〜44083号公報等に提
案されており、電子写真複写機・レーザビームプリンタ
・ファクシミリ・マイクロフィルムリーダプリンタ・画
像表示(ディスプレイ)装置・記録機等の画像形成装置
における画像加熱定着装置、即ち電子写真・静電記録・
磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により加熱溶
融性の樹脂等より成る顕画剤(トナー)を用いて記録材
(エレクトロファックスシート・静電記録シート・転写
材シート・印刷紙など)の面に直接方式もしくは間接
(転写)方式で目的の画像情報に対応した未定着のトナ
ー像を形成担持させ、該トナー画像を該画像を担持して
いる記録材面に永久固着画像として加熱定着処理する画
像加熱定着装置として使用できる。
【0003】また、例えば、画像を担持した記録材を加
熱して、つや等の表面性を改質する装置や仮定着処理す
る装置などとして使用することもできる。
熱して、つや等の表面性を改質する装置や仮定着処理す
る装置などとして使用することもできる。
【0004】フィルム加熱方式の加熱装置は、加熱体と
して低熱容量のものを用いることができ、フィルムは薄
膜のものとすることで、従来の熱ローラ方式等の他の方
式の加熱装置に比べて省電力化やウエイトタイムの短縮
化(クイックスタート)が可能となるなどの利点を有し
ている。
して低熱容量のものを用いることができ、フィルムは薄
膜のものとすることで、従来の熱ローラ方式等の他の方
式の加熱装置に比べて省電力化やウエイトタイムの短縮
化(クイックスタート)が可能となるなどの利点を有し
ている。
【0005】図7及び図8にそれぞれ耐熱性フィルムと
してエンドレスベルト状のフィルムを利用したフィルム
加熱方式の加熱装置の一例の概略構成を示す。なお、図
7及び図8に示す加熱装置は共に画像加熱定着装置に適
用されるものである。
してエンドレスベルト状のフィルムを利用したフィルム
加熱方式の加熱装置の一例の概略構成を示す。なお、図
7及び図8に示す加熱装置は共に画像加熱定着装置に適
用されるものである。
【0006】図7の加熱装置において、14はエンドレ
スベルト状の薄膜の耐熱性フィルムであり、互いに略並
行に配設された駆動ローラ5と、テンションローラを兼
ねる従動ローラ6と、加熱体12との3の部材間に懸回
張設されている。1は加熱体12との間にフィルムを挟
んで圧接ニップ部(定着ニップ部)Nを形成する加圧ロ
ーラである。加熱体12は、全体に低熱容量のセラミッ
クヒータであり、断熱材製のヒータ保持部材13に保持
されており、このヒータ保持部材13を補強部材(ステ
ー)16に取付け保持している。
スベルト状の薄膜の耐熱性フィルムであり、互いに略並
行に配設された駆動ローラ5と、テンションローラを兼
ねる従動ローラ6と、加熱体12との3の部材間に懸回
張設されている。1は加熱体12との間にフィルムを挟
んで圧接ニップ部(定着ニップ部)Nを形成する加圧ロ
ーラである。加熱体12は、全体に低熱容量のセラミッ
クヒータであり、断熱材製のヒータ保持部材13に保持
されており、このヒータ保持部材13を補強部材(ステ
ー)16に取付け保持している。
【0007】駆動源Mにより駆動ローラ5が図において
時計方向に回転駆動されると、エンドレスベルト状の耐
熱性フィルム(以下単にフィルムあるいは定着フィルム
と略す)14は、その内面が加熱体12の面に密着摺動
しながら時計方向に回転駆動され、加圧ローラ1はこの
フィルムの回転に伴い従動回転する。
時計方向に回転駆動されると、エンドレスベルト状の耐
熱性フィルム(以下単にフィルムあるいは定着フィルム
と略す)14は、その内面が加熱体12の面に密着摺動
しながら時計方向に回転駆動され、加圧ローラ1はこの
フィルムの回転に伴い従動回転する。
【0008】駆動ローラ5によるフィルム14の回転駆
動がなされていて、かつ加熱体12が通電により所定の
温度に昇温している状態において、不図示の作像部側か
ら未定着トナー画像20を形成担持した被加熱材として
の記録材19が前記圧接ニップ部Nのフィルム14と加
圧ローラ1との間に導入されると、記録材19が無端回
転するフィルム14の外面に密着してフィルム14と一
緒の重なり状態で圧接ニップ部Nを通過する。
動がなされていて、かつ加熱体12が通電により所定の
温度に昇温している状態において、不図示の作像部側か
ら未定着トナー画像20を形成担持した被加熱材として
の記録材19が前記圧接ニップ部Nのフィルム14と加
圧ローラ1との間に導入されると、記録材19が無端回
転するフィルム14の外面に密着してフィルム14と一
緒の重なり状態で圧接ニップ部Nを通過する。
【0009】この圧接ニップ部の通過過程で、加熱体1
2の熱エネルギーがフィルム14を介して記録材19に
付与されて記録材19上の未定着トナー画像20が加熱
溶融定着処理され、さらに記録材19は圧接ニップ部N
を通過してフィルム14の面から分離されて排出され
る。
2の熱エネルギーがフィルム14を介して記録材19に
付与されて記録材19上の未定着トナー画像20が加熱
溶融定着処理され、さらに記録材19は圧接ニップ部N
を通過してフィルム14の面から分離されて排出され
る。
【0010】この図7に示す加熱装置のようにエンドレ
スベルト状のフィルム14の内側に駆動ローラ5を設け
てフィルムを緊張状態にて回転駆動し、加圧部材である
加圧ローラ1を従動回転させる方式の加熱装置を以下
「フィルム駆動方式」の加熱装置と称す。
スベルト状のフィルム14の内側に駆動ローラ5を設け
てフィルムを緊張状態にて回転駆動し、加圧部材である
加圧ローラ1を従動回転させる方式の加熱装置を以下
「フィルム駆動方式」の加熱装置と称す。
【0011】また、図8に示す加熱装置は、エンドレス
ベルト状の耐熱性を有するフィルム14を張設部材間に
懸回張設せずに加熱体12の外側にルーズに外嵌し、加
熱体12との間にフィルム14を挟ませて加圧ローラ1
1を配設して圧接ニップ部Nを形成している。
ベルト状の耐熱性を有するフィルム14を張設部材間に
懸回張設せずに加熱体12の外側にルーズに外嵌し、加
熱体12との間にフィルム14を挟ませて加圧ローラ1
1を配設して圧接ニップ部Nを形成している。
【0012】そして、この加圧ローラ11を駆動源Mに
より図において反時計方向Aに回転駆動させることによ
り、回転する加圧ローラ11とフィルム14との摩擦力
でフィルム14を、その内面を加熱体12の面に密着摺
動させながら時計方向Bに回転駆動させる構成のもので
ある。
より図において反時計方向Aに回転駆動させることによ
り、回転する加圧ローラ11とフィルム14との摩擦力
でフィルム14を、その内面を加熱体12の面に密着摺
動させながら時計方向Bに回転駆動させる構成のもので
ある。
【0013】加圧ローラ11によるフィルム14の回転
駆動がなされていて、かつ加熱体12が通電により所定
の温度に昇温している状態において、不図示の作像部側
から未定着トナー画像20を形成担持した被加熱材とし
ての記録材19が圧接ニップ部Nのフィルム14と加圧
ローラ11との間に導入されることで、この加熱装置は
前述した図7の加熱装置の場合と同様に、記録材19上
の未定着トナー画像20の加熱溶融定着処理を行う。
駆動がなされていて、かつ加熱体12が通電により所定
の温度に昇温している状態において、不図示の作像部側
から未定着トナー画像20を形成担持した被加熱材とし
ての記録材19が圧接ニップ部Nのフィルム14と加圧
ローラ11との間に導入されることで、この加熱装置は
前述した図7の加熱装置の場合と同様に、記録材19上
の未定着トナー画像20の加熱溶融定着処理を行う。
【0014】この図8の加熱装置のように、加圧ローラ
11を駆動してフィルム14を従動回転させる方式の装
置を以下「加圧ローラ駆動方式」の加熱装置と称す。
11を駆動してフィルム14を従動回転させる方式の装
置を以下「加圧ローラ駆動方式」の加熱装置と称す。
【0015】この加圧ローラ駆動方式の加熱装置におい
て、加熱体12・フィルム14・加圧ローラ11は、加
熱装置に対して通紙可能な最大幅の記録材19の幅と同
等もしくはそれ以上の長手方向の幅を有している。
て、加熱体12・フィルム14・加圧ローラ11は、加
熱装置に対して通紙可能な最大幅の記録材19の幅と同
等もしくはそれ以上の長手方向の幅を有している。
【0016】加圧ローラ11が駆動力を得てA方向に回
転すると、加圧ローラ11とフィルム14に挟まれた記
録材19が、加圧ローラ11の外周面の摩擦力によりF
方向に搬送される。このとき、記録材19の通過域内の
範囲では、フィルム14には記録材19の表面の摩擦力
f1が働き、記録材19の通過域外で加圧ローラ11と
フィルム14が直接当たる範囲ではフィルム14には加
圧ローラ11の表面の摩擦力f2が働く。
転すると、加圧ローラ11とフィルム14に挟まれた記
録材19が、加圧ローラ11の外周面の摩擦力によりF
方向に搬送される。このとき、記録材19の通過域内の
範囲では、フィルム14には記録材19の表面の摩擦力
f1が働き、記録材19の通過域外で加圧ローラ11と
フィルム14が直接当たる範囲ではフィルム14には加
圧ローラ11の表面の摩擦力f2が働く。
【0017】従って、摩擦力f1及び摩擦力f2の合力
によるフィルム搬送力F1とによりフィルム14はB方
向に従動回転する。
によるフィルム搬送力F1とによりフィルム14はB方
向に従動回転する。
【0018】このとき、フィルム14の回転に抗して、
加熱体12とフィルム14の内面との間に摩擦力f3が
働くので、フィルム14が記録材19との間でスリップ
しないで安定して従動回転するには、摩擦力f3よりフ
ィルム搬送力F1を大きくする必要がある。ここで、フ
ィルム14と記録材19との間のスリップは、定着画像
の乱れや記録材へシワ発生の原因となる。
加熱体12とフィルム14の内面との間に摩擦力f3が
働くので、フィルム14が記録材19との間でスリップ
しないで安定して従動回転するには、摩擦力f3よりフ
ィルム搬送力F1を大きくする必要がある。ここで、フ
ィルム14と記録材19との間のスリップは、定着画像
の乱れや記録材へシワ発生の原因となる。
【0019】加圧ローラ11及びフィルム14の外周面
は記録材19によって搬送されてくる未定着のトナーや
紙粉が表面に付着するのを防止するため、表面層をPF
A,FEP等のフッ素系の材質など離形性のよい材質で
形成している。離形性のよい材質間の摩擦係数は一般的
に低いため、前述したフィルム14を回転させる加圧ロ
ーラ11の摩擦力f1は大きくできなかった。
は記録材19によって搬送されてくる未定着のトナーや
紙粉が表面に付着するのを防止するため、表面層をPF
A,FEP等のフッ素系の材質など離形性のよい材質で
形成している。離形性のよい材質間の摩擦係数は一般的
に低いため、前述したフィルム14を回転させる加圧ロ
ーラ11の摩擦力f1は大きくできなかった。
【0020】よって従来は摩擦力f3を小さくするた
め、加熱体12とフィルム14の間の低摩擦化を図り、
加熱体12の表面に低摩擦層をコーティングしたりグリ
スを塗布したりしていた。
め、加熱体12とフィルム14の間の低摩擦化を図り、
加熱体12の表面に低摩擦層をコーティングしたりグリ
スを塗布したりしていた。
【0021】上述のフィルム駆動方式の加熱装置(図
7)と、加圧ローラ駆動方式の加熱装置(図8)とで
は、前者のフィルム駆動方式の装置に比べて後者の加圧
ローラ駆動方式の装置は、駆動ローラを減らせるため装
置の小型化やコストダウンが可能となる他、フィルムの
回転過程におけるフィルムの回転軸線方向の一方側もし
くは他方側への寄り移動力が小さく、フィルムの寄り移
動制御手段を簡単化できる等の利点を有している。
7)と、加圧ローラ駆動方式の加熱装置(図8)とで
は、前者のフィルム駆動方式の装置に比べて後者の加圧
ローラ駆動方式の装置は、駆動ローラを減らせるため装
置の小型化やコストダウンが可能となる他、フィルムの
回転過程におけるフィルムの回転軸線方向の一方側もし
くは他方側への寄り移動力が小さく、フィルムの寄り移
動制御手段を簡単化できる等の利点を有している。
【0022】この加圧ローラ駆動方式の装置では、前述
したようにフィルム14がスリップしないで安定して従
動回転するには、フィルム14に働く摩擦力f1及び摩
擦力f2の合力によるフィルム搬送力F1より摩擦力f
3を小さくする必要があり、加熱体12とフィルム14
の間の低摩擦化のために加熱体12の表面に低摩擦層を
コーティングしたり、グリスを塗布したりしていた。し
かし、以下のような欠点があった。
したようにフィルム14がスリップしないで安定して従
動回転するには、フィルム14に働く摩擦力f1及び摩
擦力f2の合力によるフィルム搬送力F1より摩擦力f
3を小さくする必要があり、加熱体12とフィルム14
の間の低摩擦化のために加熱体12の表面に低摩擦層を
コーティングしたり、グリスを塗布したりしていた。し
かし、以下のような欠点があった。
【0023】加熱体12へのコーティングやグリス塗
布は、加熱体表面の摩擦係数を初期的に下げるが、耐久
性が無いため、加熱体12とフィルム14の摩擦力f3
を安定して下げるのは難しい。
布は、加熱体表面の摩擦係数を初期的に下げるが、耐久
性が無いため、加熱体12とフィルム14の摩擦力f3
を安定して下げるのは難しい。
【0024】前述の如く、フィルム14と加圧ローラ
11の摩擦力f2は大きくできない。
11の摩擦力f2は大きくできない。
【0025】フィルム14と記録材19の摩擦力f1
は、フィルム14と被加熱材としての記録材19の摩擦
係数によって決まるが、OHPフィルムなど摩擦係数の
低い記録材を使用したときには摩擦力f1が下がってし
まう。
は、フィルム14と被加熱材としての記録材19の摩擦
係数によって決まるが、OHPフィルムなど摩擦係数の
低い記録材を使用したときには摩擦力f1が下がってし
まう。
【0026】依って上記、の条件でフィルム14の
搬送力F1を確保するためには、摩擦係数の低い記録材
(被加熱材)を使用することが難しかった。
搬送力F1を確保するためには、摩擦係数の低い記録材
(被加熱材)を使用することが難しかった。
【0027】そこで、上記欠点を解決するため、例えば
特開平6−348156号公報では、被加熱材通過域外
で、フィルム外周面と加圧回転体との間の摩擦係数を高
める方法が提案されている。
特開平6−348156号公報では、被加熱材通過域外
で、フィルム外周面と加圧回転体との間の摩擦係数を高
める方法が提案されている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】通常この種の加圧ロー
ラは、硬度や耐熱性、熱膨張を抑えるといった理由か
ら、内部に空洞を有する発泡性のシリコンゴムの外周面
に、FEP、PFA等の摩擦係数が低く気密性の高いコ
ーティングを施したものが多く使用されている。
ラは、硬度や耐熱性、熱膨張を抑えるといった理由か
ら、内部に空洞を有する発泡性のシリコンゴムの外周面
に、FEP、PFA等の摩擦係数が低く気密性の高いコ
ーティングを施したものが多く使用されている。
【0029】ところが特開平6−348156号公報で
提案されているように、被加熱材通過域外の部分の摩擦
係数を高めるために、ローラの両端部のコーティングを
廃止してゴム層を露出させたり、コーティング表面を荒
らす加工をするだけでは十分な摩擦係数が得られないこ
とがあった。
提案されているように、被加熱材通過域外の部分の摩擦
係数を高めるために、ローラの両端部のコーティングを
廃止してゴム層を露出させたり、コーティング表面を荒
らす加工をするだけでは十分な摩擦係数が得られないこ
とがあった。
【0030】また、特開平6−348156号公報で
は、摩擦係数の高い材質のローラ状の部材を左右に別体
で設けることが提案されている。
は、摩擦係数の高い材質のローラ状の部材を左右に別体
で設けることが提案されている。
【0031】しかしながら、そのような部材を、外周面
は気密性の高いコーティングが施され、内部に空洞を有
する発泡性のシリコンゴムの両端に密着させた場合、内
部の空洞が密封され、加熱時に空洞内の空気が膨張して
加圧ローラが風船のように膨らみ、加圧ローラによる被
加熱材の搬送速度が変化し、装置の性能に悪影響を与え
るという問題があった。
は気密性の高いコーティングが施され、内部に空洞を有
する発泡性のシリコンゴムの両端に密着させた場合、内
部の空洞が密封され、加熱時に空洞内の空気が膨張して
加圧ローラが風船のように膨らみ、加圧ローラによる被
加熱材の搬送速度が変化し、装置の性能に悪影響を与え
るという問題があった。
【0032】本出願に係る発明の目的は、加圧回転体が
加熱されても該加圧回転体による回転体の安定した摩擦
駆動を保証できる像加熱装置を提供することにある。
加熱されても該加圧回転体による回転体の安定した摩擦
駆動を保証できる像加熱装置を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する第1の構成は、回転体と、前記回転体の内部
に設けられた加熱体と、前記回転体と接し回転体を駆動
する加圧回転体と、を有し、前記回転体と前記加圧回転
体の接触部で画像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記
回転体を介した前記加熱体からの熱により被加熱材上の
画像を加熱する像加熱装置において、前記加圧回転体
は、内部に空洞を有する耐熱材で形成された本体部と、
該本体部の被加熱材通過域内の外周面に形成された前記
空洞に対して気密性の高い表層と、該被加熱材通過域外
に前記回転体の周面と接しその摩擦係数が前記被加熱材
通過域内の外周面よりも高い外周面を有する高摩擦部と
を有し、前記本体の内部の空洞を外気と連通させるため
の通気手段を有することを特徴とする像加熱装置にあ
る。
を実現する第1の構成は、回転体と、前記回転体の内部
に設けられた加熱体と、前記回転体と接し回転体を駆動
する加圧回転体と、を有し、前記回転体と前記加圧回転
体の接触部で画像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記
回転体を介した前記加熱体からの熱により被加熱材上の
画像を加熱する像加熱装置において、前記加圧回転体
は、内部に空洞を有する耐熱材で形成された本体部と、
該本体部の被加熱材通過域内の外周面に形成された前記
空洞に対して気密性の高い表層と、該被加熱材通過域外
に前記回転体の周面と接しその摩擦係数が前記被加熱材
通過域内の外周面よりも高い外周面を有する高摩擦部と
を有し、前記本体の内部の空洞を外気と連通させるため
の通気手段を有することを特徴とする像加熱装置にあ
る。
【0034】本出願に係る発明の目的を実現する第2の
構成は、回転体と、前記回転体の内部に設けられた加熱
体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回転体
と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部で画
像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介した
前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱する
像加熱装置において、前記加圧回転体は、被加熱材通過
域内が内部に空洞を有する耐熱材で形成され、外周面が
前記空洞に対して気密性の高い表層を有する第1本体部
と、前記回転体の外周面と接しその摩擦係数が前記第1
本体部の外周面よりも高い前記被加熱材通過域外に前記
第1本体部と隙間を有して設けられた第2本体部とを有
することを特徴とする像加熱装置にある。
構成は、回転体と、前記回転体の内部に設けられた加熱
体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回転体
と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部で画
像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介した
前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱する
像加熱装置において、前記加圧回転体は、被加熱材通過
域内が内部に空洞を有する耐熱材で形成され、外周面が
前記空洞に対して気密性の高い表層を有する第1本体部
と、前記回転体の外周面と接しその摩擦係数が前記第1
本体部の外周面よりも高い前記被加熱材通過域外に前記
第1本体部と隙間を有して設けられた第2本体部とを有
することを特徴とする像加熱装置にある。
【0035】本出願に係る発明の目的を実現する第3の
構成は、回転体と、前記回転体の内部に設けられた加熱
体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回転体
と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部で画
像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介した
前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱する
像加熱装置において、前記加圧回転体は、被加熱材通過
域内が内部に空洞を有する耐熱材で形成され、外周面が
前記空洞に対して気密性の高い表層を有する第1本体部
と、前記被加熱材通過域外に前記第1本体部と接し、前
記回転体の外周面との摩擦係数が前記第1本体部の外周
面よりも高い第2本体部と、前記第1本体部と前記第2
本体部との密着状態で、前記第1本体部の空洞と外気と
を連通させるための通気孔とを有することを特徴とする
像加熱装置にある。
構成は、回転体と、前記回転体の内部に設けられた加熱
体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回転体
と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部で画
像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介した
前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱する
像加熱装置において、前記加圧回転体は、被加熱材通過
域内が内部に空洞を有する耐熱材で形成され、外周面が
前記空洞に対して気密性の高い表層を有する第1本体部
と、前記被加熱材通過域外に前記第1本体部と接し、前
記回転体の外周面との摩擦係数が前記第1本体部の外周
面よりも高い第2本体部と、前記第1本体部と前記第2
本体部との密着状態で、前記第1本体部の空洞と外気と
を連通させるための通気孔とを有することを特徴とする
像加熱装置にある。
【0036】本出願に係る発明の目的を実現する第4の
構成は、上記の第3の構成において、前記通気孔は前記
第2本体部の長さ方向に貫通孔として形成されているこ
とを特徴とする像加熱装置にある。
構成は、上記の第3の構成において、前記通気孔は前記
第2本体部の長さ方向に貫通孔として形成されているこ
とを特徴とする像加熱装置にある。
【0037】本出願に係る発明の目的を実現する第5の
構成は、上記の第3の構成において、前記通気孔は前記
第1本体部と前記第2本体部との接合面に、長さ方向と
直交する方向に形成されていることを特徴とする像加熱
装置にある。
構成は、上記の第3の構成において、前記通気孔は前記
第1本体部と前記第2本体部との接合面に、長さ方向と
直交する方向に形成されていることを特徴とする像加熱
装置にある。
【0038】本出願に係る発明の目的を実現する第6の
構成は、回転体と、前記回転体の内部に設けられた加熱
体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回転体
と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部で画
像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介した
前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱する
像加熱装置において、前記加圧回転体は、内部に空洞を
有する耐熱材で形成され、被加熱材通過領域内の外周面
が前記空洞に対して気密性の高い表層を有すると共に、
前記被加熱材通過領域外には該表層が非形成の第1本体
部と、前記第1本体部と接し、前記回転体の外周面との
摩擦係数が前記第1本体部の外周面よりも高い第2本体
部とを有し、前記第1本体部と前記第2本体部との密着
状態で、前記第1本体部の空洞と外気とを、前記第1本
体部の表層非形成部を通して連通させたことを特徴とす
る像加熱装置にある。
構成は、回転体と、前記回転体の内部に設けられた加熱
体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回転体
と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部で画
像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介した
前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱する
像加熱装置において、前記加圧回転体は、内部に空洞を
有する耐熱材で形成され、被加熱材通過領域内の外周面
が前記空洞に対して気密性の高い表層を有すると共に、
前記被加熱材通過領域外には該表層が非形成の第1本体
部と、前記第1本体部と接し、前記回転体の外周面との
摩擦係数が前記第1本体部の外周面よりも高い第2本体
部とを有し、前記第1本体部と前記第2本体部との密着
状態で、前記第1本体部の空洞と外気とを、前記第1本
体部の表層非形成部を通して連通させたことを特徴とす
る像加熱装置にある。
【0039】本出願に係る発明の目的を実現する第7の
構成は、上記の第1ないし第6の構成のいずれかにおい
て、前記被加熱材は、定着画像が形成担持された記録材
であり、該記録材に該未定着画像を加熱定着させる定着
装置であることを特徴とする像加熱装置にある。
構成は、上記の第1ないし第6の構成のいずれかにおい
て、前記被加熱材は、定着画像が形成担持された記録材
であり、該記録材に該未定着画像を加熱定着させる定着
装置であることを特徴とする像加熱装置にある。
【0040】本出願に係る発明の目的を実現する第8の
構成は、上記の第1ないし第7の構成のいずれかにおい
て、エンドレス状のフィルムであり、前記加圧回転体は
このフィルムを介して前記加熱体とニップを形成するこ
とを特徴とする像加熱装置にある。
構成は、上記の第1ないし第7の構成のいずれかにおい
て、エンドレス状のフィルムであり、前記加圧回転体は
このフィルムを介して前記加熱体とニップを形成するこ
とを特徴とする像加熱装置にある。
【0041】本出願に係る発明の目的を実現する第9の
構成は、上記第1ないし第7の構成のいずれかにおい
て、前記回転体は、芯金を備えたローラであり、前記加
圧回転体はこのローラとニップを形成することを特徴と
する像加熱装置にある。
構成は、上記第1ないし第7の構成のいずれかにおい
て、前記回転体は、芯金を備えたローラであり、前記加
圧回転体はこのローラとニップを形成することを特徴と
する像加熱装置にある。
【0042】本出願に係る発明の目的を実現する第10
の構成は、上記した第8の構成において、前記回転体と
してのエンドレス状のフィルムは、前記加熱体の周囲に
ルーズに外嵌されていることを特徴とする像加熱装置に
ある。
の構成は、上記した第8の構成において、前記回転体と
してのエンドレス状のフィルムは、前記加熱体の周囲に
ルーズに外嵌されていることを特徴とする像加熱装置に
ある。
【0043】上記の各構成において、加圧ローラ等の加
圧回転体は、加圧回転体内部の空洞に溜まった空気が外
気に対して密封されずに通気される構成なので、像加熱
のために加圧回転体が加熱されても、空洞内の空気が外
に流れ出るため、加圧回転体が異常に膨張することがな
い。したがって、摩擦駆動する回転体を安定して従動回
転することができる。
圧回転体は、加圧回転体内部の空洞に溜まった空気が外
気に対して密封されずに通気される構成なので、像加熱
のために加圧回転体が加熱されても、空洞内の空気が外
に流れ出るため、加圧回転体が異常に膨張することがな
い。したがって、摩擦駆動する回転体を安定して従動回
転することができる。
【0044】
<第1の実施形態>図1〜図3は本発明による像加熱装
置の第1の実施形態を示し、図1は装置の要部の一部切
欠き正面図、図2は図1の要部の拡大横断面部、図3は
圧接ニップ部付近の拡大横断面模式図である。なお、前
述した従来の技術において説明した図8に示す加圧ロー
ラ駆動方式の加熱装置と共通の構成部材・部分には同一
の符号を付してその説明を省略する。
置の第1の実施形態を示し、図1は装置の要部の一部切
欠き正面図、図2は図1の要部の拡大横断面部、図3は
圧接ニップ部付近の拡大横断面模式図である。なお、前
述した従来の技術において説明した図8に示す加圧ロー
ラ駆動方式の加熱装置と共通の構成部材・部分には同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0045】図1において、24・25は装置シャシの
左右の側板であり、加圧ローラ11はその芯金軸11d
の両端部をそれぞれ軸受26・27を介して該左右の側
板24・25間に回転自由に支持されるように配設され
ている。11cは加圧ローラ11の芯金軸11dに同心
一体に設けた歯車であり、この歯車11cに駆動源Mか
らの回転力が伝達されることで、該加圧ローラ11の回
転駆動がなされる。
左右の側板であり、加圧ローラ11はその芯金軸11d
の両端部をそれぞれ軸受26・27を介して該左右の側
板24・25間に回転自由に支持されるように配設され
ている。11cは加圧ローラ11の芯金軸11dに同心
一体に設けた歯車であり、この歯車11cに駆動源Mか
らの回転力が伝達されることで、該加圧ローラ11の回
転駆動がなされる。
【0046】本実施形態の加熱体12は低熱容量の線状
加熱体(以下ヒータと記す)であって、図3の模式図の
ように、一例として厚み0.635mm、幅6.5m
m、長さ約375mmの熱伝導性良好なセラミックから
なるアルミナ基板12aと、その表面に長手に沿って通
電発熱抵抗材料を幅1.5mmに細帯状に塗工して形成
した発熱体層12bを基本構成とするものである。
加熱体(以下ヒータと記す)であって、図3の模式図の
ように、一例として厚み0.635mm、幅6.5m
m、長さ約375mmの熱伝導性良好なセラミックから
なるアルミナ基板12aと、その表面に長手に沿って通
電発熱抵抗材料を幅1.5mmに細帯状に塗工して形成
した発熱体層12bを基本構成とするものである。
【0047】本実施形態では、加熱体としてのヒータ1
2と、このヒータ12を内部に有する回転体としてのエ
ンドレス形状の耐熱性を有する定着フィルム14の内面
との摩擦係数μ3を下げるために、ヒータ表面にガラス
コート層12cを設けると共に、ヒータ12の表面に耐
熱性グリスを塗布してヒータ12と定着フィルム14と
の摺動性を良くしている。
2と、このヒータ12を内部に有する回転体としてのエ
ンドレス形状の耐熱性を有する定着フィルム14の内面
との摩擦係数μ3を下げるために、ヒータ表面にガラス
コート層12cを設けると共に、ヒータ12の表面に耐
熱性グリスを塗布してヒータ12と定着フィルム14と
の摺動性を良くしている。
【0048】ヒータ12は、断熱材製のヒータ保持部材
13に耐熱性接着剤で接着して保持されており、さらに
ヒータ保持部材13を金属材料で構成された補強板16
に取付けている。補強板16は、ヒータ保持部材13が
撓まないように剛性を向上させるための役目を果たして
いる。15は定着フィルム14を内側からガイドして、
定着フィルム14の搬送を安定化させるガイド部材であ
り、ヒータ保持部材13に固定されている。
13に耐熱性接着剤で接着して保持されており、さらに
ヒータ保持部材13を金属材料で構成された補強板16
に取付けている。補強板16は、ヒータ保持部材13が
撓まないように剛性を向上させるための役目を果たして
いる。15は定着フィルム14を内側からガイドして、
定着フィルム14の搬送を安定化させるガイド部材であ
り、ヒータ保持部材13に固定されている。
【0049】エンドレスベルト状の耐熱性を有する定着
フィルム14は、ヒータ12・ヒータ保持部材13・補
強板16・ガイド部材15の組み立て体に対してルーズ
に外嵌されている。22・23は補強板16の両端部に
それぞれ取付けた左右一対のフィルム端面規制板であ
る。
フィルム14は、ヒータ12・ヒータ保持部材13・補
強板16・ガイド部材15の組み立て体に対してルーズ
に外嵌されている。22・23は補強板16の両端部に
それぞれ取付けた左右一対のフィルム端面規制板であ
る。
【0050】ヒータ12、ヒータ保持部材13、補強板
16、ガイド部材15、定着フィルム14、規制板22
・23の組立て体(ヒータ・フィルムアセンブリ)を、
その左右両端側から外方へ突出させたヒータ保持部材1
3の両端部13b・13bをそれぞれ装置シャシの左右
側板24・25に設けた透孔24a・25aを通して側
板24・25の外側へ突出させた状態にして、加圧ロー
ラ11の上側において左右側板24・25の間に配置し
ている。また、左右側板24・25の上辺の外方折曲げ
片24b・25bと、左右側板24・25の透孔24a
・25aから夫々外方に突出させたヒータ保持部材13
の両端部13b・13bとの間に加圧ばね21・21を
夫々縮設している。
16、ガイド部材15、定着フィルム14、規制板22
・23の組立て体(ヒータ・フィルムアセンブリ)を、
その左右両端側から外方へ突出させたヒータ保持部材1
3の両端部13b・13bをそれぞれ装置シャシの左右
側板24・25に設けた透孔24a・25aを通して側
板24・25の外側へ突出させた状態にして、加圧ロー
ラ11の上側において左右側板24・25の間に配置し
ている。また、左右側板24・25の上辺の外方折曲げ
片24b・25bと、左右側板24・25の透孔24a
・25aから夫々外方に突出させたヒータ保持部材13
の両端部13b・13bとの間に加圧ばね21・21を
夫々縮設している。
【0051】この構成により、ヒータ・フィルムアセン
ブリに押し下げ力が作用して、ヒータ12が定着フィル
ム14を挟んで加圧ローラ11の上面に総圧4〜10k
gf程度で圧接して圧接ニップ部Nが形成された状態に
保たれる。
ブリに押し下げ力が作用して、ヒータ12が定着フィル
ム14を挟んで加圧ローラ11の上面に総圧4〜10k
gf程度で圧接して圧接ニップ部Nが形成された状態に
保たれる。
【0052】回転体である定着フィルム14は、図3の
模式図に示したように、例えばポリイミド、ポリイミド
エーテル等の耐熱ベースフィルム14cと、該フィルム
14cの画像に当接する外周面にPTFE、PFA等の
フッ素樹脂系の材料など離形性の良い材料で離形層14
aを設けたエンドレスベルト状フィルムである。
模式図に示したように、例えばポリイミド、ポリイミド
エーテル等の耐熱ベースフィルム14cと、該フィルム
14cの画像に当接する外周面にPTFE、PFA等の
フッ素樹脂系の材料など離形性の良い材料で離形層14
aを設けたエンドレスベルト状フィルムである。
【0053】本実施形態では、厚み約50μmのポリイ
ミドの耐熱ベースフィルム14cに、離形層14aと耐
熱ベースフィルム14cとの接着を強固にするためのプ
ライマー層14bが約4μmの厚さコートされ、また表
面に離形層14aとしてのPTFEを厚み10μmでコ
ートし、総厚約64μmで定着フィルム14を構成して
いる。
ミドの耐熱ベースフィルム14cに、離形層14aと耐
熱ベースフィルム14cとの接着を強固にするためのプ
ライマー層14bが約4μmの厚さコートされ、また表
面に離形層14aとしてのPTFEを厚み10μmでコ
ートし、総厚約64μmで定着フィルム14を構成して
いる。
【0054】なお、ヒータ12の発熱エネルギーの画像
当接面への伝達効率は定着フィルム14の厚みがより薄
いほど良く、定着フィルム14の搬送の安定性からは、
定着フィルム14の剛性を高めるために定着フィルム1
4はより厚い方が良いため、定着フィルム14の厚みは
20μm以上100μm未満が望ましい。
当接面への伝達効率は定着フィルム14の厚みがより薄
いほど良く、定着フィルム14の搬送の安定性からは、
定着フィルム14の剛性を高めるために定着フィルム1
4はより厚い方が良いため、定着フィルム14の厚みは
20μm以上100μm未満が望ましい。
【0055】ヒータ12は、発熱体層12bの長さ方向
の両端よりAC100Vが通電されることで、発熱体層
12bの発熱で急速昇温する。該発熱体層12bに対す
る通電が不図示の制御系で制御されることによりヒータ
12の温度が所定の温度に制御される。
の両端よりAC100Vが通電されることで、発熱体層
12bの発熱で急速昇温する。該発熱体層12bに対す
る通電が不図示の制御系で制御されることによりヒータ
12の温度が所定の温度に制御される。
【0056】加圧ローラ11が駆動源MでA方向に回転
駆動されることにより、加圧ローラ11と定着フィルム
14との摩擦力でフィルム14がその内面がヒータ12
の面に密着摺動しながらB方向に回転駆動される。
駆動されることにより、加圧ローラ11と定着フィルム
14との摩擦力でフィルム14がその内面がヒータ12
の面に密着摺動しながらB方向に回転駆動される。
【0057】前記の左右のフィルム端面規制板22・2
3は定着フィルム14の長手方向の位置を規制する部材
であり、定着フィルム14の端面との間に長手方向で1
〜2mmの距離をもって設けられ、定着フィルム14が
正規の位置にあるときは定着フィルム14と規制板22
・23は接触せず、定着フィルム14が回転中に長手方
向の一方側又は他方側に多少よったときに定着フィルム
14の端面の規制板22もしくは23の側面が当たるこ
とで、定着フィルム14を所定の範囲内にとどめておく
役目をする。
3は定着フィルム14の長手方向の位置を規制する部材
であり、定着フィルム14の端面との間に長手方向で1
〜2mmの距離をもって設けられ、定着フィルム14が
正規の位置にあるときは定着フィルム14と規制板22
・23は接触せず、定着フィルム14が回転中に長手方
向の一方側又は他方側に多少よったときに定着フィルム
14の端面の規制板22もしくは23の側面が当たるこ
とで、定着フィルム14を所定の範囲内にとどめておく
役目をする。
【0058】加圧ローラ11による定着フィルム14の
回転駆動がなされていて、かつヒータ12が通電により
所定の温度に昇温している状態において、不図示の作像
部側から未定着トナー画像20が形成担持された被加熱
材としての記録材19(図3)が入口ガイド18に案内
されて圧接ニップ部Nの定着フィルム14と加圧ローラ
11との間に導入されることで、前述図8に示す加熱装
置の場合と同様に記録材19上の未定着トナー画像20
の加熱溶融定着処理がなされる。
回転駆動がなされていて、かつヒータ12が通電により
所定の温度に昇温している状態において、不図示の作像
部側から未定着トナー画像20が形成担持された被加熱
材としての記録材19(図3)が入口ガイド18に案内
されて圧接ニップ部Nの定着フィルム14と加圧ローラ
11との間に導入されることで、前述図8に示す加熱装
置の場合と同様に記録材19上の未定着トナー画像20
の加熱溶融定着処理がなされる。
【0059】本実施形態において、加圧ローラ11は芯
金軸11dに同心一体にローラ状のゴム層11aを形成
し、そのゴム層11aの表面にトナー等が付着するのを
防ぐために離形層11bを形成している。ゴム層11a
はシリコンゴム等の耐熱性を有するゴム材料により形成
され、内部には、図2に示すように、熱を逃すための空
洞部11eが長手方向にわたって複数設けられている。
離形層11bはFEP、PFA等の離形性の良いフッ素
樹脂で構成されている。
金軸11dに同心一体にローラ状のゴム層11aを形成
し、そのゴム層11aの表面にトナー等が付着するのを
防ぐために離形層11bを形成している。ゴム層11a
はシリコンゴム等の耐熱性を有するゴム材料により形成
され、内部には、図2に示すように、熱を逃すための空
洞部11eが長手方向にわたって複数設けられている。
離形層11bはFEP、PFA等の離形性の良いフッ素
樹脂で構成されている。
【0060】本実施形態において、ゴム層11aはゴム
硬度40〜50°の液状シリコンゴムで構成され、その
表面に離形層11bとして、フッ素ゴムにFEPを分散
した材料を30μm程度コーティングしている。
硬度40〜50°の液状シリコンゴムで構成され、その
表面に離形層11bとして、フッ素ゴムにFEPを分散
した材料を30μm程度コーティングしている。
【0061】さらにゴム層11aの両端部には、離形層
11bよりも高い摩擦係数を有する耐熱性の材料で構成
されたフィルム搬送部11fが同心一体に設けられてい
る。そしてゴム層11aとフィルム搬送部11fは、加
熱されて熱膨張しても、空洞部11eが密封されない程
度の隙間11gを有して配設されている。
11bよりも高い摩擦係数を有する耐熱性の材料で構成
されたフィルム搬送部11fが同心一体に設けられてい
る。そしてゴム層11aとフィルム搬送部11fは、加
熱されて熱膨張しても、空洞部11eが密封されない程
度の隙間11gを有して配設されている。
【0062】本実施形態において、最大通紙幅257m
mに対して、左右に3mmの距離を持たせてゴム層11
aを263mmの幅で設け、1〜2mmの隙間11gを
空けて、フィルム搬送部11fを約15mmの幅で設け
ている。
mに対して、左右に3mmの距離を持たせてゴム層11
aを263mmの幅で設け、1〜2mmの隙間11gを
空けて、フィルム搬送部11fを約15mmの幅で設け
ている。
【0063】ここで、フィルム搬送部11fは摩擦係数
(動摩擦係数、静摩擦係数ともに)が高いため、前記定
着フィルム14の外周面との摩擦係数μ2を高くするこ
とができる。そしてそれは記録材19の通過域外である
ため、トナー等の汚れが付着することなく安定した摩擦
係数が得られる。
(動摩擦係数、静摩擦係数ともに)が高いため、前記定
着フィルム14の外周面との摩擦係数μ2を高くするこ
とができる。そしてそれは記録材19の通過域外である
ため、トナー等の汚れが付着することなく安定した摩擦
係数が得られる。
【0064】さらにゴム層11aとフィルム搬送部11
fは、加熱されて熱膨張しても、空洞部11eが密封さ
れない程度の隙間11gを有して配設されているため、
空洞部11e内の空気が熱膨張してもゴム層外に流れ出
て、ゴム層11aの外径を変化させることがなく、安定
した記録材19の搬送を行うことができる。
fは、加熱されて熱膨張しても、空洞部11eが密封さ
れない程度の隙間11gを有して配設されているため、
空洞部11e内の空気が熱膨張してもゴム層外に流れ出
て、ゴム層11aの外径を変化させることがなく、安定
した記録材19の搬送を行うことができる。
【0065】加圧ローラ11が駆動力を得てA方向に回
転すると、加圧ローラ11と定着フィルム14に挟まれ
た記録材19が、加圧ローラ11の外周面の摩擦力によ
りF方向に搬送される。このとき記録材19の通過領域
内の範囲では定着フィルム14には記録材19の表面と
の摩擦係数μ1による摩擦力f1が働き、記録材19の
通過域外では加圧ローラ11のフィルム搬送部11fと
定着フィルム14の外周面との前記摩擦係数μ2による
摩擦力f2が働く。よって、摩擦力f1及び摩擦力f2
の合力によるフィルム搬送力F1により定着フィルム1
4はB方向に従動回転する。
転すると、加圧ローラ11と定着フィルム14に挟まれ
た記録材19が、加圧ローラ11の外周面の摩擦力によ
りF方向に搬送される。このとき記録材19の通過領域
内の範囲では定着フィルム14には記録材19の表面と
の摩擦係数μ1による摩擦力f1が働き、記録材19の
通過域外では加圧ローラ11のフィルム搬送部11fと
定着フィルム14の外周面との前記摩擦係数μ2による
摩擦力f2が働く。よって、摩擦力f1及び摩擦力f2
の合力によるフィルム搬送力F1により定着フィルム1
4はB方向に従動回転する。
【0066】このとき定着フィルム14の回転に抗し
て、ヒータ12と定着フィルム14の内面との間の前記
摩擦係数μ3による摩擦力f3が働くため、定着フィル
ム14がスリップしないで安定して従動回転するには、
定着フィルム14に働くフィルム搬送力F1を高くする
必要がある。
て、ヒータ12と定着フィルム14の内面との間の前記
摩擦係数μ3による摩擦力f3が働くため、定着フィル
ム14がスリップしないで安定して従動回転するには、
定着フィルム14に働くフィルム搬送力F1を高くする
必要がある。
【0067】本実施形態では、摩擦係数の低い記録材1
9を使用し摩擦力f1が下がっても、摩擦係数μ2を高
めることで摩擦力f2を高めており、フィルム搬送力F
1を高めることができるばかりでなく、加圧ローラ11
のゴム層11aのヒータ12の加熱による熱膨張を抑
え、安定した記録材の搬送を行うことが可能となる。
9を使用し摩擦力f1が下がっても、摩擦係数μ2を高
めることで摩擦力f2を高めており、フィルム搬送力F
1を高めることができるばかりでなく、加圧ローラ11
のゴム層11aのヒータ12の加熱による熱膨張を抑
え、安定した記録材の搬送を行うことが可能となる。
【0068】<第2の実施形態>図4は本発明の第2の
実施形態を示す加圧ローラの一部断面図である。
実施形態を示す加圧ローラの一部断面図である。
【0069】図4において、加圧ローラ11のゴム層1
1aと、その両側に配置されているフィルム搬送部11
fは、第1の実施形態とは異なり密着しているが、ゴム
層11aの内部に設けられた空洞部11e内の空気が外
気に対して密封されないように、フィルム搬送部11f
には、その軸方向全域にわたって通気孔11hが複数設
けられている。
1aと、その両側に配置されているフィルム搬送部11
fは、第1の実施形態とは異なり密着しているが、ゴム
層11aの内部に設けられた空洞部11e内の空気が外
気に対して密封されないように、フィルム搬送部11f
には、その軸方向全域にわたって通気孔11hが複数設
けられている。
【0070】(第2の実施形態の第1変形例)図5は第
2の実施形態の第1変形例を示す。
2の実施形態の第1変形例を示す。
【0071】本第1変形例は、加圧ローラ11のゴム層
11aとフィルム搬送部11fとを第1の実施形態とは
異なり密着させているが、ゴム層11aの内部に設けら
れた空洞部11e内の空気が外気に対して密封されない
ように、フィルム搬送部11fにおけるゴム層11aと
の接合面に通気溝11iを形成し、記録材の通過域外で
外気と空洞部を連通させるようにしている。なお、本変
形例ではフィルム搬送部11f側に通気溝11iを形成
しているが、ゴム層11aにおけるフィルム搬送部11
fとの接合面側に同様の通気溝を形成しても同様の効果
が得られる。
11aとフィルム搬送部11fとを第1の実施形態とは
異なり密着させているが、ゴム層11aの内部に設けら
れた空洞部11e内の空気が外気に対して密封されない
ように、フィルム搬送部11fにおけるゴム層11aと
の接合面に通気溝11iを形成し、記録材の通過域外で
外気と空洞部を連通させるようにしている。なお、本変
形例ではフィルム搬送部11f側に通気溝11iを形成
しているが、ゴム層11aにおけるフィルム搬送部11
fとの接合面側に同様の通気溝を形成しても同様の効果
が得られる。
【0072】(第2の実施形態の第2変形例)図6は第
2の実施形態の第2変形例を示す。
2の実施形態の第2変形例を示す。
【0073】本第2の変形例は、加圧ローラ11のゴム
層11aとフィルム搬送部11fを第1の実施形態とは
異なり密着させているが、ゴム層11aの記録材通過域
外の端部については表面の離形層11bを設けずにゴム
層11aを露出させたゴム層露出部11jを設けてい
る。
層11aとフィルム搬送部11fを第1の実施形態とは
異なり密着させているが、ゴム層11aの記録材通過域
外の端部については表面の離形層11bを設けずにゴム
層11aを露出させたゴム層露出部11jを設けてい
る。
【0074】またこのゴム層11aはスポンジ状の発泡
材で形成されており、内部に設けられた空洞部11e内
の空気は、細かな発泡体を通じて外気と通気するように
構成されている。
材で形成されており、内部に設けられた空洞部11e内
の空気は、細かな発泡体を通じて外気と通気するように
構成されている。
【0075】上記の第1の実施形態では、加圧ローラ側
には隙間11gの部分でヒータ12と圧接する物がない
ために熱の奪われ方が少なく、したがって部分的にヒー
タ12の温度が上昇する。しかし、上記した図4乃至図
6に示す第2の実施形態では、ヒータ12の長手方向全
域にわたって加圧ローラ12のいずれかの部分が圧接さ
れるため、ヒータ12の温度分布が均一となり、ヒータ
12の耐久性を犠牲にすることなく第1の実施形態と同
様の効果を得ることができる。
には隙間11gの部分でヒータ12と圧接する物がない
ために熱の奪われ方が少なく、したがって部分的にヒー
タ12の温度が上昇する。しかし、上記した図4乃至図
6に示す第2の実施形態では、ヒータ12の長手方向全
域にわたって加圧ローラ12のいずれかの部分が圧接さ
れるため、ヒータ12の温度分布が均一となり、ヒータ
12の耐久性を犠牲にすることなく第1の実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0076】<第3の実施形態>図9は本発明の第3の
実施形態を示す定着装置としての加熱定着器の概略図で
ある。
実施形態を示す定着装置としての加熱定着器の概略図で
ある。
【0077】本実施形態の加熱定着装置は、ハロゲンヒ
ータを定着ローラに内蔵した形式のもので、32は回転
体である定着ローラ、35は加圧ローラ、41は記録材
Pを両ローラ32・35間に導くガイド、42,43は
両ローラ32・35を通過した記録材Pがローラに巻き
付くのを防止する分離爪、44,45は記録材Pを送り
出す排出ローラを示している。
ータを定着ローラに内蔵した形式のもので、32は回転
体である定着ローラ、35は加圧ローラ、41は記録材
Pを両ローラ32・35間に導くガイド、42,43は
両ローラ32・35を通過した記録材Pがローラに巻き
付くのを防止する分離爪、44,45は記録材Pを送り
出す排出ローラを示している。
【0078】定着ローラ32は、例えば芯金の上にテフ
ロン等の低摩擦材料の表面層を有していると共に、その
中心に加熱体としての加熱用ハロゲンヒータ32aが内
蔵されている。加圧ローラ35は不図示の駆動源により
回転駆動される駆動ローラであり、所定の加圧力で加圧
接触する定着ローラ32を従動駆動する。
ロン等の低摩擦材料の表面層を有していると共に、その
中心に加熱体としての加熱用ハロゲンヒータ32aが内
蔵されている。加圧ローラ35は不図示の駆動源により
回転駆動される駆動ローラであり、所定の加圧力で加圧
接触する定着ローラ32を従動駆動する。
【0079】本実施形態においては、加圧ローラ35
は、前述した第1、第2の各実施形態と同様のローラ構
成としており、例えば内部に軸方向に沿って貫通する空
洞を有するゴム層の両端に対して、記録材の通過領域外
に隙間を有して高摩擦係数を有する摩擦部材を設けた
り、該空洞と外部とを連通する孔部あるいは溝部を有す
る摩擦部材を該ゴム層の両端に夫々接して設けたり、通
気機能を有しない高摩擦部材を前記ゴム層の両端に夫々
接して設け、その際該ゴム層の両端部の離形層がなくゴ
ム層が露出した部分が形成され、これらの摩擦部材が回
転体としての定着ローラの低摩擦性の表面に接すること
で、その間の摩擦係数が高くなり、加圧ローラ35の駆
動力が確実に定着ローラ32に伝達される。
は、前述した第1、第2の各実施形態と同様のローラ構
成としており、例えば内部に軸方向に沿って貫通する空
洞を有するゴム層の両端に対して、記録材の通過領域外
に隙間を有して高摩擦係数を有する摩擦部材を設けた
り、該空洞と外部とを連通する孔部あるいは溝部を有す
る摩擦部材を該ゴム層の両端に夫々接して設けたり、通
気機能を有しない高摩擦部材を前記ゴム層の両端に夫々
接して設け、その際該ゴム層の両端部の離形層がなくゴ
ム層が露出した部分が形成され、これらの摩擦部材が回
転体としての定着ローラの低摩擦性の表面に接すること
で、その間の摩擦係数が高くなり、加圧ローラ35の駆
動力が確実に定着ローラ32に伝達される。
【0080】なお、上記の各実施形態においては、加圧
回転体としての加圧ローラの両側部に高摩擦部を設けて
いるが、これに限定されるものではなく片側に設けるよ
うにしても良い。
回転体としての加圧ローラの両側部に高摩擦部を設けて
いるが、これに限定されるものではなく片側に設けるよ
うにしても良い。
【0081】
【発明の効果】請求項1〜10に係る発明によれば、加
圧ローラ内部の空洞に溜まった空気が、外気に対して密
封されずに通気している構成とすることにより、加熱し
ても空洞内の空気が外に流れ出るため、加圧ローラが異
常に膨張することがない。そのため摩擦係数の低い被加
熱材を使用しても、フィルムと被加熱材がスリップする
ことなく、安定したフィルム搬送が行えるばかりでな
く、加圧ローラが加熱されても外径の変化が少ないた
め、被加熱材をも安定して搬送することができ、画像加
熱定着装置にあっては定着画像の乱れを防止できる。
圧ローラ内部の空洞に溜まった空気が、外気に対して密
封されずに通気している構成とすることにより、加熱し
ても空洞内の空気が外に流れ出るため、加圧ローラが異
常に膨張することがない。そのため摩擦係数の低い被加
熱材を使用しても、フィルムと被加熱材がスリップする
ことなく、安定したフィルム搬送が行えるばかりでな
く、加圧ローラが加熱されても外径の変化が少ないた
め、被加熱材をも安定して搬送することができ、画像加
熱定着装置にあっては定着画像の乱れを防止できる。
【図1】第1の実施形態を示す像加熱装置の要部の一部
切欠き正面図。
切欠き正面図。
【図2】図1の要部の拡大横断面図。
【図3】第1の実施形態を示す圧接ニップ部付近の拡大
横断面模式図。
横断面模式図。
【図4】第2の実施形態を示す加圧回転体の断面図。
【図5】第2の実施形態の第1変形例を示す加圧回転体
の断面図。
の断面図。
【図6】第2の実施形態の第2変形例を示す加圧回転体
の断面図。
の断面図。
【図7】フィルム駆動のフィルム加熱方式を用いた従来
の加熱装置の構成図。
の加熱装置の構成図。
【図8】加圧ローラ駆動のフィルム加熱方式を用いた従
来の加熱装置の構成略図。
来の加熱装置の構成略図。
【図9】第3の実施形態を示す定着装置の断面図。
11、35…加圧ローラ(加圧回転体) 12…加
熱体 14…エンドレスベルト状の耐熱性のフィルム(定着フ
ィルム) 19…記録材(被加熱材) N…圧接ニップ
部(定着ニップ部) 11a…加圧ローラのゴム層 11b…離形層 11e…空洞部 11f…フィル
ム搬送部 11g…隙間 11h…通気孔 11i…通気溝 11j…ゴム層
露出部 32…定着ローラ 32a…ヒータ
熱体 14…エンドレスベルト状の耐熱性のフィルム(定着フ
ィルム) 19…記録材(被加熱材) N…圧接ニップ
部(定着ニップ部) 11a…加圧ローラのゴム層 11b…離形層 11e…空洞部 11f…フィル
ム搬送部 11g…隙間 11h…通気孔 11i…通気溝 11j…ゴム層
露出部 32…定着ローラ 32a…ヒータ
Claims (10)
- 【請求項1】 回転体と、前記回転体の内部に設けられ
た加熱体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回
転体と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部
で画像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介
した前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱
する像加熱装置において、 前記加圧回転体は、内部に空洞を有する耐熱材で形成さ
れた本体部と、該本体部の被加熱材通過域内の外周面に
形成された前記空洞に対して気密性の高い表層と、該被
加熱材通過域外に前記回転体の周面と接しその摩擦係数
が前記被加熱材通過域内の外周面よりも高い外周面を有
する高摩擦部とを有し、前記本体の内部の空洞を外気と
連通させるための通気手段を有することを特徴とする像
加熱装置。 - 【請求項2】 回転体と、前記回転体の内部に設けられ
た加熱体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回
転体と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部
で画像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介
した前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱
する像加熱装置において、 前記加圧回転体は、被加熱材通過域内が内部に空洞を有
する耐熱材で形成され、外周面に記空洞に対して気密性
の高い表層を有する第1本体部と、前記回転体の外周面
と接しその摩擦係数が前記第1本体部の外周面よりも高
い前記被加熱材通過域外に前記第1本体部と隙間を有し
て設けられた第2本体部とを有することを特徴とする像
加熱装置。 - 【請求項3】 回転体と、前記回転体の内部に設けられ
た加熱体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回
転体と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部
で画像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介
した前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱
する像加熱装置において、 前記加圧回転体は、被加熱材通過域内が内部に空洞を有
する耐熱材で形成され、外周面に記空洞に対して気密性
の高い表層を有する第1本体部と、前記被加熱材通過域
外に前記第1本体部と接し、前記回転体の外周面との摩
擦係数が前記第1本体部の外周面よりも高い第2本体部
と、前記第1本体部と前記第2本体部との密着状態で、
前記第1本体部の空洞と外気とを連通させるための通気
孔とを有することを特徴とする像加熱装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記通気孔は前記第
2本体部の長さ方向に貫通孔として形成されていること
を特徴とする像過熱装置。 - 【請求項5】 請求項3において、前記通気孔は前記第
1本体部と前記第2本体部との接合面に、長さ方向と直
交する方向に形成されていることを特徴とする像過熱装
置。 - 【請求項6】 回転体と、前記回転体の内部に設けられ
た加熱体と、前記回転体と接し回転体を駆動する加圧回
転体と、を有し、前記回転体と前記加圧回転体の接触部
で画像を担持した被加熱材を挟持搬送し前記回転体を介
した前記加熱体からの熱により被加熱材上の画像を加熱
する像加熱装置において、 前記加圧回転体は、内部に空洞を有する耐熱材で形成さ
れ、被加熱材通過領域内の外周面に前記空洞に対して気
密性の高い表層を有すると共に、前記被加熱材通過領域
外には該表層が非形成の第1本体部と、前記第1本体部
と接し、前記回転体の外周面との摩擦係数が前記第1本
体部の外周面よりも高い第2本体部とを有し、前記第1
本体部と前記第2本体部との密着状態で、前記第1本体
部の空洞と外気とを、前記第1本体部の表層非形成部を
通して連通させたことを特徴とする像加熱装置。 - 【請求項7】 前記被加熱材は、定着画像が形成担持さ
れた記録材であり、該記録材に該未定着画像を加熱定着
させる定着装置であることを特徴とする請求項1ないし
6のいずれか一つに記載の像加熱装置。 - 【請求項8】 前記回転体は、エンドレス状のフィルム
であり、前記加圧回転体はこのフィルムを介して前記加
熱体とニップを形成することを特徴とする請求項1ない
し7のいずれか一つに記載の像加熱装置。 - 【請求項9】 前記回転体は、芯金を備えたローラであ
り、前記加圧回転体はこのローラとニップを形成するこ
とを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一つに記載
の像加熱装置。 - 【請求項10】 請求項8において、前記回転体として
のエンドレス状のフィルムは、前記加熱体の周囲にルー
ズに外嵌されていることを特徴とする請求項8に記載の
像加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15403696A JPH103227A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 像加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15403696A JPH103227A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 像加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103227A true JPH103227A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15575518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15403696A Pending JPH103227A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 像加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH103227A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505028B1 (en) | 1999-03-03 | 2003-01-07 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and fixing device for use with the same |
| JP2012083667A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| CN114063417A (zh) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | 佳能株式会社 | 加热装置和成像装置 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15403696A patent/JPH103227A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505028B1 (en) | 1999-03-03 | 2003-01-07 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and fixing device for use with the same |
| US6574449B2 (en) | 1999-03-03 | 2003-06-03 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus, and fixing device for use with the same |
| JP2012083667A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| CN102455642A (zh) * | 2010-10-14 | 2012-05-16 | 富士施乐株式会社 | 定影装置和图像形成设备 |
| CN114063417A (zh) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | 佳能株式会社 | 加热装置和成像装置 |
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