JPH10322928A - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JPH10322928A
JPH10322928A JP9124236A JP12423697A JPH10322928A JP H10322928 A JPH10322928 A JP H10322928A JP 9124236 A JP9124236 A JP 9124236A JP 12423697 A JP12423697 A JP 12423697A JP H10322928 A JPH10322928 A JP H10322928A
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charging
voltage
terminal
power supply
battery
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JP9124236A
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English (en)
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Akifumi Nonaka
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACアダプタなどの外部電源により作動する
充電装置において、充電開始などの制御が良好にできる
ようにする。 【解決手段】 接続された2次電池Bの電池電圧を所定
の端子15aで検出して、この検出した電池電圧が、電
源の供給で作動から所定時間以上経過した後に所定範囲
外から所定範囲内になったことを検出したとき、充電回
路12,13での充電電流の生成処理を開始させる制御
を行う充電制御手段15と、電源供給部11に電源が得
られるようになってから少なくとも所定時間の間、電池
電圧の検出する端子15aの電圧を所定範囲外に設定す
る電圧設定手段21を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば外部から供
給される電源により作動して2次電池を充電する充電装
置に適用して好適な充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ニッケルカドミウム電池やニッケル水素
電池などの2次電池(充電可能な電池)を充電する際に
は、何らかの充電装置に装着して充電させる必要があ
る。この2次電池を充電する充電装置として、商用交流
電源を変圧,整流して直流低圧電源を出力する変換装置
(以下ACアダプタと称する)を接続して、そのACア
ダプタの出力電源により作動して充電動作が行われるも
のがある。このような充電装置は、例えばACアダプタ
が接続された状態で、その充電装置に2次電池が装着さ
れたとき、充電を開始するようにしてあり、その充電開
始後に2次電池が所定の状態(例えば満充電状態)にな
ったことを検出したとき、充電を停止させる制御を行う
ようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、充電装置に
供給される外部電源の電圧が何らかの要因で低下したと
きには、充電動作が一時的に停止してしまう。例えば充
電装置が必要とする定格容量よりも少ない容量のACア
ダプタが接続された場合には、充電開始と充電停止を繰
り返し行うことになり、結果として2次電池が過充電さ
れてしまうことがある。即ち、一般に充電開始時には、
少ない充電電流による初期充電が行われ、その後充電電
流が比較的大きい急速充電などに移行するようにしてあ
るが、容量の少ないACアダプタが接続された場合に
は、初期充電については電流が小さいので行われる可能
性があるが、急速充電に移行すると、電源の容量不足の
ために電源電圧が低下して、充電制御を行うマイクロコ
ンピュータにリセットがかかり、充電が停止する。この
充電停止があると、充電電流が流れないために電源電圧
は元に戻り、再度初期充電から充電動作が開始され、充
電開始と充電停止を繰り返すことになる。ここで、何時
間でも連続して2次電池が接続されたままで放置される
と、結果的に過充電されてしまう。
【0004】また、ACアダプタを介して供給される電
源に何らかのノイズがあった場合には、充電制御を行う
マイクロコンピュータにリセットがかかって、充電が途
中で停止してしまうことがある。このような場合にも、
再度初期充電から充電が開始されることになり、正しい
充電動作が行われなくなってしまう可能性がある。
【0005】これらの問題を解決するためには、充電制
御を行うマイクロコンピュータで、充電装置への2次電
池の装着を検出したときだけ、充電を開始させるように
構成することが考えられる。このようにすることで、何
らかの要因で途中で充電が停止したとき、初期充電から
再度充電が再開することを防止でき、少なくとも過充電
については防止することができる。ところが、このよう
に充電装置への2次電池の装着を検出したときだけ充電
を開始させるように構成した場合には、既に充電装置に
2次電池が装着された状態で、後からACアダプタが充
電装置に接続された場合には、この充電装置の充電制御
用マイクロコンピュータが立ち上がった時点で、既に2
次電池が装着されているため、2次電池の装着を検出す
ることができず、充電が開始されないままで待機してし
まう。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、外部から供給さ
れる電源により作動する充電装置において、充電開始な
どの制御が良好にできるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、接続された2次電池の電池電圧を所定の端
子で検出して、この検出した電池電圧が、電源の供給で
作動から所定時間以上経過した後に所定範囲外から所定
範囲内になったことを検出したとき、充電回路での充電
電流の生成処理を開始させる制御を行う充電制御手段
と、電源供給部に電源が得られるようになってから少な
くとも所定時間の間、電池電圧の検出する端子の電圧を
所定範囲外に設定する電圧設定手段を備えたものであ
る。
【0008】本発明によると、充電装置にACアダプタ
などの外部電源を接続する前に、2次電池が装着されて
あった場合と、外部電源の接続後に2次電池が装着され
た場合のいずれの場合でも、充電制御手段が2次電池の
装着を検出でき、充電の開始を正確に設定できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照して説明する。
【0010】図1は本例の充電装置の構成を示すブロッ
ク図で、本例の場合には定電流充電により充電される2
次電池(ここでは電池電圧が1.2V程度のニッケル水
素電池)を充電することができる充電装置としたもので
ある。本例の充電装置は、AC100Vなどの商用交流
電源を整流,変圧する変換装置であるACアダプタを接
続して使用する構成としてあり、このACアダプタから
電源入力端子部11に得られる直流低圧電源を電源とし
て充電動作が行われる。なお、ACアダプタの代わり
に、自動車用バッテリなどからの直流電源を変圧する変
換装置からの直流低圧電源を、電源入力端子部11に供
給するようにしても良い。
【0011】電源入力端子部11は、ACアダプタの直
流低圧電源を出力するプラグが接続されるジャックとし
て構成され、そのプラグの外周導体部(+極)と接続さ
れる端子11aと、中心導体部(−極)と接続される端
子11b,11cを備え、プラグが接続されてない状態
では、端子11bと端子11cは接続状態にある。ま
た、端子11bはプラグが接続されたとき、端子11a
(即ち+極側)とダイオードD1を介して接続してあ
り、端子11b側から端子11a側への逆流を阻止する
構成としてある。
【0012】端子11aは、DC/DCコンバータ12
の+側入力部に接続してあり、端子11cは、DC/D
Cコンバータ12の−側入力部に接続してあり、電源入
力端子部11に得られる電源が供給される。このDC/
DCコンバータ12は、供給される電源の電圧を変換す
る回路で、PWM回路13から供給されるパルス幅変調
波(PWM波)S2 の周波数により、その変換状態が制
御される。
【0013】DC/DCコンバータ12により変換され
た所定電圧の信号は、2次電池接続端子17及び18に
供給され、この接続端子17及び18に接続された2次
電池BにDC/DCコンバータ12が出力する充電電流
が供給される。ここで、2次電池Bの−側の極と接続さ
れる接続端子18とDC/DCコンバータ12との間に
は、充電電流検出用抵抗器R1が接続してあり、この抵
抗器R1の一端が充電電流検出回路14に接続してあ
る。この充電電流検出回路14では、抵抗器R1で検出
される充電電流を、充電動作を制御するコントローラ1
5からの制御により所定の状態で検出して、その検出信
号S3 (電圧で充電電流を示す信号)をアンプ16を介
してPWM回路13に供給する。PWM回路13では、
その充電電流検出信号S3 により適正な充電電流が検出
されるようにDC/DCコンバータ12の制御を行い、
そのときの充電モード毎に設定された電流値での定電流
充電を行う。
【0014】充電動作を制御するコントローラ15は、
マイクロコンピュータで構成され、この充電装置に接続
された2次電池Bの端子間電圧を検出できる構成として
ある。即ち、2次電池Bの+側の極と接続される接続端
子17が、抵抗器R2とコンデンサC1を介して接地さ
せてあり、この抵抗器R2とコンデンサC1との接続中
点を、コントローラ15の端子間電圧検出端子15aに
接続してある。そして、この端子間電圧検出端子15a
の電圧をコントローラ15が判断して、2次電池Bの状
態などを判断して、適切な充電モードを設定させて、所
定の充電動作を行うようにしてある。この充電動作を行
う際には、コントローラ15からPWM回路13に対し
て、PWM波の出力のオン・オフを制御するコントロー
ル信号S1 を供給し、充電電流の供給のオン・オフ制御
を行う。この場合、本例においては後述するリセット端
子にハイレベル信号が供給されるようになってコントロ
ーラ15がリセットされてから、所定期間経過した後に
この検出端子15aの電圧が接地電位から所定範囲内
(少なくとも電池が有ると判断することができる電圧範
囲内:例えば0.2V以上2.0V以下)の電圧への変
化を検出したとき、電池が装着されたと判断して、コン
トロール信号S1 で充電を開始させるようにしてある。
【0015】また、電源入力端子部11の端子11a
は、定電圧回路19に接続してあり、この定電圧回路1
9で供給される電源に基づいて所定の一定電圧V0 の定
圧電源を作成し、この定電圧信号を充電装置内の各回路
に動作用電源として供給する。また、コントローラ15
のリセット端子にはリセット回路20からリセットパル
スが供給される構成としてある。リセット回路20は、
定電圧回路19が出力する電圧V0 の電源が供給され、
この電圧V0 の電源があるときハイレベルになり、電圧
0 の電源がないときローレベルになる信号を、リセッ
トパルスとしてコントローラ15に供給する。但し、定
電圧回路19から定圧電源が供給されて、リセット回路
20がハイレベルを出力している状態では、一時的にそ
の定圧電源の供給がなくなったときでも、ハイレベルを
維持してリセットパルスを変化させないようにしてあ
る。
【0016】そして本例においては、コントローラ15
の電池電圧検出端子15aで検出される電池電圧が、電
源入力端子部11に電源入力があるようになってから所
定期間の間は、接地電位となって、端子15aで電池電
圧の検出ができないようにしてある。このことを実現す
るために、電源入力端子部11の端子11bと検出端子
15aとの間に、微分回路21を接続してある。この微
分回路21は、端子11bがコンデンサC2と抵抗器R
5の直列回路を介してNPN型のトランジスタQ1のベ
ースに接続してあり、このトランジスタQ1のベースが
抵抗器R6を介して接地してあり、エミッタが接地して
あり、コレクタが電池電圧検出端子15a(即ち抵抗器
R2とコンデンサC1との接続中点)に接続してある。
なお、この微分回路21で微分動作が行われる期間は、
少なくとも電源入力端子部11に電源入力があってから
リセット回路20が出力するリセットパルスが立ち上が
って、コントローラ15が作動して端子15aの電圧を
判断できる状態になるまでの時間に相当する期間に設定
する。
【0017】またコントローラ15には、抵抗器R3,
R4を介して2個の発光ダイオードD2,D3が接続し
てあり、そのときの充電制御状態により各発光ダイオー
ドD2,D3の発光を制御して、充電状態を表示するよ
うにしてある。具体的には、発光ダイオードD2が赤色
発光ダイオードで、発光ダイオードD3が緑色発光ダイ
オードとされ、充電が行われてないスタンバイモードで
は両発光ダイオードは発光しない状態とされ、初期充電
モード及び急速充電モードでは赤色を連続的に発光さ
せ、トリクル充電モード及び充電終了モードでは緑色を
連続的に発光させ、異常モードでは赤色を点滅させる制
御が行われる。
【0018】また、図示はしないが、本例のコントロー
ラ13は電池の温度についても判断できる構成としてあ
り、コントローラ13は温度異常時の適切な充電停止処
理ができるようにしてある。
【0019】次に、本例の充電装置にて充電を行う際の
動作を、図2のフローチャートを参照して説明する。図
2のフローチャートにおいて、電圧Vaはコントローラ
15の端子間電圧検出端子15aで検出される電池Bの
電池電圧である。
【0020】まず、電源入力端子11にACアダプタな
どからの規定の電圧の電源入力がありリセット回路20
からハイレベルになるリセット信号の供給があると(ス
テップ101)、供給される電源によりコントローラ1
5などの各回路は作動し、リセット信号がハイレベルに
なってから予め設定された所定期間が経過した後に、コ
ントローラ15は端子15aで検出される電池の端子間
電圧Vaが、予め設定された低電圧V1 と過電圧V2
間であるか否か判断する(ステップ102)。ここで、
この範囲内にない場合には、このステップで待機し、初
期充電動作には移らない。ステップ102で、電池の端
子間電圧Vaが低電圧V1 と過電圧V2の間の範囲の電
圧であると判断されたときには、コントロール信号S1
をオン状態とし(ステップ103)、PWM回路13か
らDC/DCコンバータ12へのコントロール信号S2
の供給を開始させる(ステップ104)。
【0021】このコントロール信号の供給で、充電電流
検出回路14で検出されて供給される充電電流検出信号
3 が、予め設定された電圧V3 とほぼ等しいか否か判
断し(ステップ105)、等しくない場合には、DC/
DCコンバータ12へのコントロール信号S2 を対応し
て変化させ(ステップ106)、ステップ105の判断
に戻る。ステップ105で信号S3 が電圧V3 とほぼ等
しいと判断された場合には、そのときの値にコントロー
ル信号S2 を固定させる(ステップ107)。
【0022】次に、ステップ104で初期充電を開始さ
せてからの充電時間を判断し、その充電時間が予め設定
された所定時間t1 になったか否か判断し(ステップ1
08)、その時間t1 になるまで待機する。本例では、
この所定時間t1 として5分を設定してある。この所定
時間t1 が経過すると、コントローラ15は端子15a
で検出される電池の端子間電圧Vaが、初期充電モード
での乾電池検出用の電圧V4 未満の値か否か判断する
(ステップ109)。この初期充電モードでの乾電池検
出用の電圧V4 の設定は、例えば本例の充電装置で充電
される正常な2次電池(ニッケル水素電池)に初期充電
モードでの充電電流を所定時間t1 連続して供給して、
その2次電池の端子間電圧としてあり得る最高の電圧値
よりも若干高い電圧値に設定する。
【0023】ステップ109で、端子15aで検出され
る端子間電圧Vaが電圧V4 以上であるとコントローラ
15が判断した場合には、端子17,18に接続された
電池Bが乾電池であると判断して、充電停止処理(ステ
ップ121)に移る。ステップ121での充電停止処理
としては、例えばコントロール信号S1 をオフ状態のコ
ントロール信号として、DC/DCコンバータ12から
の充電電流の供給を停止させると共に、コントローラ1
5に接続された発光ダイオードで異常モードを表示させ
る。
【0024】ステップ109で端子15aで検出される
端子間電圧Vaが電圧V4 未満であるとコントローラ1
5が判断した場合には、コントローラ15から充電電流
検出回路14に充電電流を切換えさせる信号を供給し、
充電電流を急速充電モードでの充電電流に変化させる制
御を行う(ステップ110)。この充電電流の切換え処
理で、充電電流検出回路14で検出されて供給される充
電電流検出信号S3 が、所定の電圧V3 とほぼ等しいか
否か判断し(ステップ111)、等しくない場合には、
DC/DCコンバータ12へのコントロール信号S2
対応して変化させ(ステップ112)、ステップ111
の判断に戻る。ステップ111で信号S3 が電圧V3
ほぼ等しいと判断された場合には、そのときの値にコン
トロール信号S2 を固定させる(ステップ113)。
【0025】次に、コントローラ15は端子15aで検
出される端子間電圧Vaが、急速充電モードでの乾電池
検出用の電圧V5 と等しくなったか否か判断する(ステ
ップ114)。この急速充電モードでの乾電池検出用の
電圧V5 の設定は、例えば本例の充電装置で充電される
正常な2次電池(ニッケル水素電池)に急速充電モード
での充電電流を連続して供給して、その2次電池の端子
間電圧としてあり得る最高の電圧値よりも若干高い電圧
値に設定する。
【0026】ステップ114で、端子15aで検出され
る電池の端子間電圧Vaが電圧V5と等しくなったとコ
ントローラ15が判断した場合には、端子17,18に
接続された電池Bが乾電池であると判断して、充電停止
処理(ステップ121)に移る。
【0027】ステップ114で、端子15aで検出され
る電池の端子間電圧Vaが電圧V5にならないと判断さ
れた場合には、そのときの電池電圧Vaが、予め設定さ
れた低電圧V1 と過電圧V2 の間であるか否か判断する
(ステップ115)。このステップ115で、端子間電
圧Vaが低電圧V1 と過電圧V2 の間の範囲にないと判
断した場合には、充電停止処理(ステップ121)に移
る。
【0028】ステップ115で端子間電圧Vaが低電圧
1 と過電圧V2 の間の範囲にあると判断した場合に
は、この充電装置が備える温度検出素子(図示せず)の
出力から温度異常が検出されるか否か判断し(ステップ
116)、温度異常であると判断された場合、充電停止
処理(ステップ121)に移る。
【0029】温度異常でないと判断された場合には、端
子15aで検出される電池の端子間電圧Vaが低下する
状態の検出であるいわゆる−ΔV検出を行い、その端子
間電圧Vaが低下する状態を検出したか否か判断する
(ステップ117)。ここで、端子間電圧Vaが低下す
る状態を検出しない場合には、ステップ115の判断に
戻り、端子間電圧Vaが低下する状態を検出するまで、
ステップ115,116,117の処理を繰り返し行
う。
【0030】ステップ117で端子間電圧Vaが低下す
る状態を検出すると、トリクル充電モードに移る。この
トリクル充電モードでは、コントローラ15の制御によ
り、トリクル充電用の充電電流(初期充電電流や急速充
電電流よりも大幅に小さい電流)を設定させ(ステップ
118)。このトリクル充電が設定されると、最初にス
テップ103,104で充電を開始させてからの経過時
間が、所定時間tx (本例の場合には6時間)になった
か否か判断する(ステップ119)。充電開始からこの
時間tx が経過するまでは、ステップ118でのトリク
ル充電を継続して行い、この時間tx が経過したことを
判断すると、充電を停止させる処理を行う(ステップ1
20)。
【0031】この図2に示す処理が行われることで、本
例の充電装置に接続された2次電池Bが満充電まで充電
されるが、本例においてはコントローラ15の端子間電
圧検出端子15aに電源入力側と接続された微分回路2
1を設けたことで、端子17,18に2次電池Bが接続
されたことを良好に検出できる。
【0032】以下、このことを順に説明すると、まず電
源入力端子部11に規定された定格容量のACアダプタ
が接続された後に、本例の充電装置に2次電池Bが装着
されて端子17,18に2次電池Bが接続されたときに
は、図3に示す状態となる。即ち、タイミングT11でA
Cアダプタが接続されて、図3のAに示すようにこのタ
イミングで電源入力部11からの入力電源が所定レベル
に立ち上がったとする。このとき、このタイミングT11
の直後にリセット回路20によるリセット処理が行わ
れ、コントローラ15が作動して、端子間電圧検出端子
15aの電圧を検出する処理が開始される。ここで、タ
イミングT12で2次電池Bが充電装置に装着されたとす
ると、この端子15aで検出される電圧が、図3のBに
示すように電池電圧に相当するレベルに立ち上がり、電
池の装着が検出されて、その検出したレベルに応じた充
電が開始される。
【0033】次に、本例の充電装置に2次電池Bが装着
された後に、電源入力端子部11に規定された定格容量
のACアダプタが接続された場合の動作を、図4を参照
して説明する。図4の場合には、タイミングT21でAC
アダプタが接続されて、図4のAに示すようにこのタイ
ミングで電源入力部11からの入力電源が所定レベルに
立ち上がったとする。ここで、装着されている2次電池
Bの本来の電池電圧については、図4のDに示すよう
に、ACアダプタが接続される以前から所定のレベルと
なっているが、ACアダプタが接続されるタイミングT
21より前は、コントローラ15が作動してなく、判断で
きない状態となっている。
【0034】タイミング21でACアダプタが接続された
ときには、図4のBに示す微分回路21のコンデンサC
2の電位Vx は、タイミングT21で電源入力部11から
供給されるようになった電源を微分する動作が行われる
ため、タイミングT21で瞬間的に所定レベルに立ち上が
った後、徐々に低下する状態となり、この微分回路21
のコンデンサC2の電位Vx がある程度以上あるとき、
トランジスタQ1がオン状態となって、コントローラ1
5の端子間電圧検出端子15aで電池電圧が検出されな
い状態となっている。そして、微分回路21による微分
動作で電位Vxがある程度元のレベルに戻ってトランジ
スタQ1がオフ状態に戻ったタイミングT22で、図4の
Cに示す検出端子15aで検出される電圧Vy は、その
ときの電池電圧に対応したレベルへの変化が検出され
る。
【0035】ここで、コントローラ15はこのタイミン
グT22で電池電圧を検出し始めたときには、既にACア
ダプタからの電源が供給されてからある程度の時間が経
過していて、コントローラ15にはリセットパルスの供
給でリセットされて動作が開始された後であり、2次電
池Bが充電装置に装着されていることを確実に検出で
き、検出した電池電圧が所定範囲内にあるとき、充電が
開始される。
【0036】次に、電源入力端子部11に容量が不足す
るACアダプタ(即ち充電するのに十分な電流が供給さ
れないACアダプタ)が接続された場合の動作を、図5
を参照して説明する。図5の場合には、タイミングT31
でACアダプタが接続されて、図5のAに示すようにこ
のタイミングで電源入力部11からの入力電源が所定レ
ベルに立ち上がったとする。このとき、図4で説明した
状態と同じように、図5のBに示す微分回路21のコン
デンサC2の電位Vx は、一時的に立ち上がった後、微
分されて低下する。そして、コントローラ15の検出端
子15aで検出される電位は、図5のCに示すように、
電源入力があったタイミングT31から電位Vx が所定レ
ベルまで低下するタイミングT33までは接地電位とな
り、このタイミングT33以降で電池電圧に相当する電位
となる。リセット回路20からコントローラ15に供給
されるリセットパルスについては、図5のDに示すよう
に、電源入力があったタイミングT31から電池電圧が判
断されるタイミングT33までの間の所定時T32で立ち上
がり、タイミングT33で電池有りと判断され、充電が開
始される。
【0037】このタイミングT33で充電が開始される
と、このとき接続されたACアダプタは容量不足である
ため、図5のAに示すように、タイミングT33から電源
電圧が徐々に低下し、ある程度のレベルまで低下したタ
イミングT34になると、図5のDに示すリセットパルス
がローレベルに下がり、コントローラ15がリセットさ
れて充電動作が停止する。この充電動作の停止がある
と、電源電圧は再び元のレベルに戻るが、この電源電圧
が元のレベルに戻ったときには、電源入力時の電圧Vx
の変化がないので、コントローラ15がリセットされた
直後の端子15aの電圧の接地電位から所定範囲内への
変化が検出されず、電池が新たに装着されたのでないと
判断されて、充電動作が再開されない。
【0038】次に、電源入力端子部11に接続された規
定された容量のACアダプタから供給される電源にノイ
ズがある場合の状態を、図6を参照して説明する。図6
の場合は、タイミングT41でACアダプタが接続され
て、図6のAに示すようにこのタイミングで電源入力部
11からの入力電源が所定レベルに立ち上がったとす
る。このタイミング41でACアダプタが接続されたとき
には、図6のBに示す微分回路21のコンデンサC2の
電位Vx は、タイミングT41で電源入力部11から供給
されるようになった電源を微分する動作が行われるた
め、タイミングT41で瞬間的に所定レベルに立ち上がっ
た後、徐々に低下する状態となり、この微分回路21の
コンデンサC2の電位Vx がある程度以上あるとき、ト
ランジスタQ1がオン状態となって、コントローラ15
の端子間電圧検出端子15aで電池電圧が検出されない
状態となっている。
【0039】この状態で、コントローラ15に供給され
るリセットパルスは、図6のDに示すように、電源入力
があった後のタイミングT42で立ち上がり、コントロー
ラ15がリセットされて作動し始める。このコントロー
ラ15が作動し始めた後に、微分回路21による微分動
作で電位Vx がある程度元のレベルに戻ってトランジス
タQ1がオフ状態に戻ったタイミングT43で、図6のC
に示す検出端子15aで検出される電圧Vy は、そのと
きの電池電圧に対応したレベルに変化し、充電が開始さ
れる。
【0040】ここで、充電中の所定のタイミングT
44で、入力電源(図6のA)に一時的なノイズが発生し
たときには、本例のリセット回路20の出力パルスは変
化しないので、コントローラ15がリセットされず、充
電動作が停止しない。また、タイミングT45である程度
以上の期間連続して電源入力が無くなると、リセット回
路20の出力パルスが立ち下がり、充電動作が停止す
る。この状態で電源入力が復帰しても、そのままでは充
電が再開されない。
【0041】このように本例の充電装置によると、充電
装置にACアダプタなどの外部電源を接続する前に、2
次電池が装着されてあった場合と、外部電源の接続後に
2次電池が装着された場合のいずれの場合でも、コント
ローラ15が2次電池の装着を検出でき、いずれの場合
でも正しく充電を開始させることができる。そして、接
続されたACアダプタの容量不足や、一時的に電源入力
がなくなる状態が発生したときには、充電が停止した後
に、充電装置に装着された2次電池を一旦外して再度装
着させる等しない限り、充電が再開されず、充電動作と
停止の繰り返しによる過充電などの異常な事態の発生を
防止できる。また、充電装置に供給される電源に一時的
なノイズがあった場合には、このノイズによりリセット
動作が行われないので、継続して充電動作が行われ、一
時的なノイズによる充電停止がない。
【0042】なお、上述した実施の形態では充電回路と
してPWM波の周波数によりDC/DCコンバータでの
変換を制御して、定電流充電を行う回路としたが、他の
構成の充電回路に適用することができることは勿論であ
る。この場合、上述した実施の形態では1個の2次電池
だけを充電する回路としたが、複数個の2次電池を個別
に、或いは複数個の2次電池を同時に充電する充電装置
としても良い。さらに、充電される2次電池について
も、上述した実施の形態で示したニッケル水素電池以外
の各種2次電池(ニッケルカドミウム電池,リチウムイ
オン電池など)にも適用できる。
【0043】また、上述した実施の形態では、微分回路
21を使用して、コントローラ15の電池電圧を検出す
る端子15aの電圧を、電源入力開始時から所定時間接
地電位とするようにしたが、他の構成の回路により、電
源入力開始時から所定時間、電池有りとして検出される
範囲外の電位とするようにしても良い。即ち、電源供給
部である入力端子部11に電源が得られるようになって
から、少なくともリセット動作が行われた後にコントロ
ーラ15が端子15aの電圧を判断できるようになるま
での間、端子15aの電圧を、電池有りとして検出され
る範囲外の電位(上述した実施の形態では接地電位)と
する電圧設定手段であれば、上述した微分回路以外の回
路で構成しても良い。
【0044】また、上述した実施の形態では電源供給手
段であるACアダプタを別体として充電装置に接続させ
る構成としたが、ACアダプタなどの電源供給手段が一
体となった充電装置にも適用できる。また、装着された
2次電池を電源として使用する電子機器に、図1に示す
充電装置の構成を組み込んで、その電子機器にACアダ
プタなどが接続されたとき装着された2次電池に充電が
行われる構成として、いわゆる本体充電を行うようにし
たものにも適用できる。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、充電
装置にACアダプタなどの外部電源を接続する前に、2
次電池が装着されてあった場合と、外部電源の接続後に
2次電池が装着された場合のいずれの場合でも、充電制
御手段が2次電池の装着を検出でき、いずれの場合でも
正しく充電を開始させることができる。
【0046】請求項2に記載した発明によると、電圧設
定手段として、電源供給部に得られる電源を微分し、そ
の微分信号により電池電圧検出用端子の電圧を制御する
ようにしたことで、微分回路を使用した簡単な構成で、
請求項1に記載した良好な制御ができる。
【0047】請求項3に記載した発明によると、電源供
給部に得られる電源が定格容量以下の電源であるとき、
リセット手段によりリセットされて充電が停止するが、
電源の供給が全くなるなる状態ではないので、充電制御
手段では電池検出端子の電圧のリセット後に、所定範囲
外の電圧から所定範囲内の電圧となることが検出され
ず、リセットで充電が停止した後に、そのまま放置した
状態では充電が再開されず、充電停止,充電開始の繰り
返しによる過充電を防止することができる。
【0048】請求項4に記載した発明によると、リセッ
ト手段は、電源供給部に得られる電源の一時的な変動に
よってはリセット動作を行わないようにしたことで、外
部電源のノイズなどによる誤動作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による充電装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態による充電処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の実施の形態によるタイミング図(AC
アダプタ接続後に電池を装着した場合の例)である。
【図4】本発明の実施の形態によるタイミング図(電池
装着後にACアダプタを接続した場合の例)である。
【図5】本発明の実施の形態によるタイミング図(容量
の少ないACアダプタを接続した場合の例)である。
【図6】本発明の実施の形態によるタイミング図(電源
ノイズ発生時の例)である。
【符号の説明】
11…電源入力端子、12…DC/DCコンバータ、1
3…PWM回路、14…充電電流検出回路、15…コン
トローラ、15a…端子間電圧検出端子、17,18…
電池接続端子、19…定電圧回路、20…リセット回
路、21…微分回路、B…2次電池

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された2次電池の充電を行う充電装
    置において、 上記2次電池への充電電流を生成させる充電回路と、 上記充電回路への電源供給部と、 上記電源供給部に得られる電源により作動し、接続され
    た2次電池の電池電圧を所定の端子で検出して、この検
    出した電池電圧が、上記作動から所定時間以上経過した
    後に所定範囲外から所定範囲内になったことを検出した
    とき、上記充電回路での充電電流の生成処理を開始させ
    る制御を行う充電制御手段と、 上記電源供給部に電源が得られるようになってから少な
    くとも上記所定時間の間、上記端子の電圧を上記所定範
    囲外に設定する電圧設定手段を備えた充電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充電装置において、 上記電圧設定手段として、上記電源供給部に得られる電
    源を微分し、その微分信号により上記端子の電圧を制御
    するようにした充電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の充電装置において、 上記電源供給部に得られる電源が定格容量以下の電源で
    あるとき、上記充電制御手段のリセット動作を行うリセ
    ット手段を設けた充電装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の充電装置において、 上記リセット手段は、上記電源供給部に得られる電源の
    一時的な変動によってはリセット動作を行わないように
    した充電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315319A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチング電源装置
JP2009050141A (ja) * 2007-07-20 2009-03-05 Panasonic Corp 電動車輌用電源装置、電動車輌

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JP2002315319A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチング電源装置
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