JPH10322933A - 電源切替装置 - Google Patents
電源切替装置Info
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- JPH10322933A JPH10322933A JP9132148A JP13214897A JPH10322933A JP H10322933 A JPH10322933 A JP H10322933A JP 9132148 A JP9132148 A JP 9132148A JP 13214897 A JP13214897 A JP 13214897A JP H10322933 A JPH10322933 A JP H10322933A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は複数の交流電源を切り替える電源切
替装置について、電源電圧の変動や波形の歪みにも対応
する、簡単な装置がなかった。 【解決手段】 高速で動作する半導体スイツチ素子を使
用し、そのスイツチング動作により複数の供給電源から
1つの供給電源を高速で選択し、また、同じ半導体素子
を電源電圧の1サイクル内において多数回スイツチング
の繰り返しを行うことにより、所望の出力電圧および波
形を得る電源切替装置。半導体スイツチング素子に逆電
圧破壊を生じぬようダイオードにより保護を行い、ま
た、電源側には変圧器を設け、絶縁と昇圧を行う。
替装置について、電源電圧の変動や波形の歪みにも対応
する、簡単な装置がなかった。 【解決手段】 高速で動作する半導体スイツチ素子を使
用し、そのスイツチング動作により複数の供給電源から
1つの供給電源を高速で選択し、また、同じ半導体素子
を電源電圧の1サイクル内において多数回スイツチング
の繰り返しを行うことにより、所望の出力電圧および波
形を得る電源切替装置。半導体スイツチング素子に逆電
圧破壊を生じぬようダイオードにより保護を行い、ま
た、電源側には変圧器を設け、絶縁と昇圧を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は交流の常用電源と
予備電源を高速度で切替え、またそれと共に電圧波形の
歪みを補正する電源切替装置に関する。
予備電源を高速度で切替え、またそれと共に電圧波形の
歪みを補正する電源切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電源切替装置としては、第1例
として、単純に2つの電源即ち常用電源1と予備電源2
をリレーからの指令により遮断器を開放、投入させて切
り替えるものである。
として、単純に2つの電源即ち常用電源1と予備電源2
をリレーからの指令により遮断器を開放、投入させて切
り替えるものである。
【0003】第2例は、特開平6−252725号に開
示されているようにトランジスタを用いるもので、その
回路を図5に示す。これは、接地極47に対して正極の
2つの電源すなわち常用電源1と予備電源2を切り替え
て出力電圧端子3に出力するものである。入力電源1の
電圧が入力電源2の電圧より大きいとき、トランジスタ
41,42に電流が流れ、スイツチングトランジスタ4
1が導通となり、出力端子3に入力電源1の電圧が出力
される。逆に入力電源2の電圧が入力電源1より大きい
ときには、トランジスタ43,44に電流が流れ、入力
電源2の電圧が出力される。これは、直流電源にのみ可
能な方式である。
示されているようにトランジスタを用いるもので、その
回路を図5に示す。これは、接地極47に対して正極の
2つの電源すなわち常用電源1と予備電源2を切り替え
て出力電圧端子3に出力するものである。入力電源1の
電圧が入力電源2の電圧より大きいとき、トランジスタ
41,42に電流が流れ、スイツチングトランジスタ4
1が導通となり、出力端子3に入力電源1の電圧が出力
される。逆に入力電源2の電圧が入力電源1より大きい
ときには、トランジスタ43,44に電流が流れ、入力
電源2の電圧が出力される。これは、直流電源にのみ可
能な方式である。
【0004】第3例は、2つの交流電源を切り替えるも
ので、図6にその回路を示すが、常用電源N1、R1と
予備電源N2、R2を切り替えて,出力N、Rを得るも
のである。図6において、トランジスタQ1、Q2のベ
ースB1,B2に電流を流すとQ1,Q2が導通とな
り、常用電源N1、R1の電圧が出力端子N,Rに出力
される。常用電源が停電したときに、これを検出して、
トランジスタQ3、Q4のベースB3とB4に電流を流
すとQ3、Q4が導通となり予備電源N2,R2の電圧
が出力端子N,Rに出力される。トランジスタQ1、Q
2、Q3およびQ4と並列に接続されているSNABA
は、トランジスタのスイツチング時に発生する過大な電
圧によりトランジスタが破壊するのを防ぐ回路で、抵
抗、コンデンサなどで構成される。
ので、図6にその回路を示すが、常用電源N1、R1と
予備電源N2、R2を切り替えて,出力N、Rを得るも
のである。図6において、トランジスタQ1、Q2のベ
ースB1,B2に電流を流すとQ1,Q2が導通とな
り、常用電源N1、R1の電圧が出力端子N,Rに出力
される。常用電源が停電したときに、これを検出して、
トランジスタQ3、Q4のベースB3とB4に電流を流
すとQ3、Q4が導通となり予備電源N2,R2の電圧
が出力端子N,Rに出力される。トランジスタQ1、Q
2、Q3およびQ4と並列に接続されているSNABA
は、トランジスタのスイツチング時に発生する過大な電
圧によりトランジスタが破壊するのを防ぐ回路で、抵
抗、コンデンサなどで構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の第1例は、
リレーからの指令により遮断器を開放、投入させている
ため、切り替え時間が数100msもかかり、電源の瞬
時停電が起き、コンピュータ等は停止してしまい不都合
である。従来技術の第2例は、スイツチングは高速であ
るが直流電源にのみ適用可能であり、需要の多い交流電
源には対応できない欠点がある。従来技術の第3例は、
この点を改良して交流用としたものである。この方法で
は、電源電圧が変動した時や、波形が歪んだ時にこれを
補償することができない。この補償をしようとすると、
電圧安定装置や波形歪みを矯正するフィルタを別に取り
付けねばならず極めて大型で高価な設備になり問題であ
る。
リレーからの指令により遮断器を開放、投入させている
ため、切り替え時間が数100msもかかり、電源の瞬
時停電が起き、コンピュータ等は停止してしまい不都合
である。従来技術の第2例は、スイツチングは高速であ
るが直流電源にのみ適用可能であり、需要の多い交流電
源には対応できない欠点がある。従来技術の第3例は、
この点を改良して交流用としたものである。この方法で
は、電源電圧が変動した時や、波形が歪んだ時にこれを
補償することができない。この補償をしようとすると、
電圧安定装置や波形歪みを矯正するフィルタを別に取り
付けねばならず極めて大型で高価な設備になり問題であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、少数のスイツチング素子により電源の高速度切替と
波形歪みの矯正を行う装置を提供することを目的とする
ものである。
し、少数のスイツチング素子により電源の高速度切替と
波形歪みの矯正を行う装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】本発明は、上記の課題を解決した電源切替
装置を提供するもので、複数の供給電源から1つの供給
電源を選択する多重化交流電源システムにおいて、交流
電圧の1サイクル内において半導体素子の多数回スイツ
チング繰り返しを行うことにより、所望の出力電圧波形
を得ることを特長とする電源切替装置である。
装置を提供するもので、複数の供給電源から1つの供給
電源を選択する多重化交流電源システムにおいて、交流
電圧の1サイクル内において半導体素子の多数回スイツ
チング繰り返しを行うことにより、所望の出力電圧波形
を得ることを特長とする電源切替装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の問題点を解決するために発
明した回路構成を図1に示す。複数の供給電源から1つ
の供給電源を選択するには次の通り行う。常用電源1に
はスイツチングさせる半導体素子としてIGBT(In
sulated Gate Bipolar Tran
sistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)4
A、4Bが、また、予備電源2には同じくIGBT4
C、4Dがとりつけられる。IGBTはゲートGに信号
を与えたときにのみ通電可能となるので、常用電源1を
用いる時にはゲート5A,5Bの信号を制御してIGB
T4A、4Bを動作させる。予備電源2を用いる時には
ゲート5C,5Dの信号を制御してIGBT4C、4D
を動作させる。ダイオード6AはIGBT4Aのコレク
タ・エミツタ間にコレクタが負になるような電圧、すな
わち逆電圧が加ってIGBT4Aが破壊するのを防ぐも
のである。他のダイオード6B〜6Dも同様の働きをす
る。即ち、IGBTのゲート5A,5B並びに5C、5
Dを制御することによって常用電源1と予備電源2の間
の速やかな電源切替を行える。
明した回路構成を図1に示す。複数の供給電源から1つ
の供給電源を選択するには次の通り行う。常用電源1に
はスイツチングさせる半導体素子としてIGBT(In
sulated Gate Bipolar Tran
sistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)4
A、4Bが、また、予備電源2には同じくIGBT4
C、4Dがとりつけられる。IGBTはゲートGに信号
を与えたときにのみ通電可能となるので、常用電源1を
用いる時にはゲート5A,5Bの信号を制御してIGB
T4A、4Bを動作させる。予備電源2を用いる時には
ゲート5C,5Dの信号を制御してIGBT4C、4D
を動作させる。ダイオード6AはIGBT4Aのコレク
タ・エミツタ間にコレクタが負になるような電圧、すな
わち逆電圧が加ってIGBT4Aが破壊するのを防ぐも
のである。他のダイオード6B〜6Dも同様の働きをす
る。即ち、IGBTのゲート5A,5B並びに5C、5
Dを制御することによって常用電源1と予備電源2の間
の速やかな電源切替を行える。
【0009】出力波形の制御は次の通りに行う。いま図
1において、常用電源1、1から電力を得るとする。I
GBTのゲート5A、5Bの信号を制御して図2に示す
ように高速のスイツチングを行うようにする。図2にお
いて電源電圧13の1サイクルの中を更に細分化して区
分し、各区分内にて、斜線部の左11でIGBT4Aを
オン(導通)し、斜線部の右12でオフ(非導通)させ
る。即ち、電源電圧波形13を時間τ0 ごとに非常に細
かくn分割し、各区分時間τ0 の内において、通電時間
τi の期間だけIGBTをオン(導通)し残りの時間を
オフ(非導通)とする。これを各区分時間について繰り
返す。IGBTにより裁断された斜線部のみの電圧波形
が図1の回路の後段にあるインダクタンス7とコンデン
サ8による平滑用フイルタで平滑化され滑らかな出力電
圧波形14に成形される。この制御方法により、各区分
において通電時間τi の長さを制御することにより出力
電圧波形14の制御が可能である。即ち、通電時間τi
を短くすると、平滑化され成形された出力電圧波形14
は小さな電圧値波形となる。
1において、常用電源1、1から電力を得るとする。I
GBTのゲート5A、5Bの信号を制御して図2に示す
ように高速のスイツチングを行うようにする。図2にお
いて電源電圧13の1サイクルの中を更に細分化して区
分し、各区分内にて、斜線部の左11でIGBT4Aを
オン(導通)し、斜線部の右12でオフ(非導通)させ
る。即ち、電源電圧波形13を時間τ0 ごとに非常に細
かくn分割し、各区分時間τ0 の内において、通電時間
τi の期間だけIGBTをオン(導通)し残りの時間を
オフ(非導通)とする。これを各区分時間について繰り
返す。IGBTにより裁断された斜線部のみの電圧波形
が図1の回路の後段にあるインダクタンス7とコンデン
サ8による平滑用フイルタで平滑化され滑らかな出力電
圧波形14に成形される。この制御方法により、各区分
において通電時間τi の長さを制御することにより出力
電圧波形14の制御が可能である。即ち、通電時間τi
を短くすると、平滑化され成形された出力電圧波形14
は小さな電圧値波形となる。
【0010】通電時間τi の変化によって電圧値が変化
することにつき、図3にその説明図を示す。(図3は説
明図であるので正確な寸法ではない)。n分割された区
分時間τ0 の内、通電時間τi を図3(イ)に示すよう
に τi =τ0 とする。この場合は区分時間が全て通電時間となるの
で、電源電圧13はそのまま平滑フイルタへ行く。平滑
フイルタを通過した後の出力電圧14は電源電圧と同じ
電圧値であり変化しない。今、通電時間τi を区分時間
τ0 よりかなり小さくした図3(ロ)の場合には通電時
間τi だけ通電されるので、その部分を斜線を入れて示
す。この電圧が平滑フイルタを通ることにより区分時間
τ0 の通電に平滑成形されて、出力電圧値14は小さく
なる。
することにつき、図3にその説明図を示す。(図3は説
明図であるので正確な寸法ではない)。n分割された区
分時間τ0 の内、通電時間τi を図3(イ)に示すよう
に τi =τ0 とする。この場合は区分時間が全て通電時間となるの
で、電源電圧13はそのまま平滑フイルタへ行く。平滑
フイルタを通過した後の出力電圧14は電源電圧と同じ
電圧値であり変化しない。今、通電時間τi を区分時間
τ0 よりかなり小さくした図3(ロ)の場合には通電時
間τi だけ通電されるので、その部分を斜線を入れて示
す。この電圧が平滑フイルタを通ることにより区分時間
τ0 の通電に平滑成形されて、出力電圧値14は小さく
なる。
【0011】このことを数式により説明すると次の通り
である。回路の後段にあるインダクタンス7とコンデン
サ8による平滑用フイルタで電圧波形を成形することか
ら、斜線部の積分値が、出力電圧に関係するので、斜線
部の面積を求める。半周期間をn等分し、各区分時間τ
0 内の通電時間τi を一定値τとする。すると、斜線部
の面積Sは次式となる。
である。回路の後段にあるインダクタンス7とコンデン
サ8による平滑用フイルタで電圧波形を成形することか
ら、斜線部の積分値が、出力電圧に関係するので、斜線
部の面積を求める。半周期間をn等分し、各区分時間τ
0 内の通電時間τi を一定値τとする。すると、斜線部
の面積Sは次式となる。
【数1】 ただし、t:時間 f:周波数 である式より
【数2】 発生電圧率vを式のように定義する。
【数3】 式に式を代入する。
【数4】 式により区分時間τ0 =50μsのとき、通電時間τ
と出力電圧率g(τ)の関係を計算した結果を表1に示
す。 通電時間τと出力電圧率g( τ)は、比例関係にあこ
とがわかる。回路の後段にあるインダクタンス7とコン
デンサ8による平滑用フィルタで電圧波形を成形すると
通電時間τの大きさに比例して、出力電圧14の制御が
可能となる。
と出力電圧率g(τ)の関係を計算した結果を表1に示
す。 通電時間τと出力電圧率g( τ)は、比例関係にあこ
とがわかる。回路の後段にあるインダクタンス7とコン
デンサ8による平滑用フィルタで電圧波形を成形すると
通電時間τの大きさに比例して、出力電圧14の制御が
可能となる。
【0012】次に電源電圧歪み波形の補償について説明
する。半サイクルの中において、n等分した各区分時間
τ0 内における各通電時間τi をそれぞれ変動させるこ
とにより、半サイクル内の電源電圧波形が歪んでいて
も、これを正常な正弦波形状の出力電圧に補償できる。
即ち、電源電圧の歪みにより各区分時間の内、小電圧の
部分では通電時間τi を大きくし、大電圧の部分では通
電時間τi を小さくする制御を行えばよいのである。こ
のことを図3(ハ)に示し説明する。電源電圧13の正
弦波の90度の位置部分の,正常ならばほぼ平坦である
べき部分を例とする。この部分が異常で、示された3区
分中、中央の部分が凹の異常電源電圧波形13であると
する。これを正常な平坦波形の出力電圧14に補償する
場合、IGBTの各通電時間τi を τ2 >τ1 、τ3 に制御して、斜線の面積が等しくなるようにする。これ
により平滑用フイルターで平滑成形したあとは図3
(ハ)に示す出力電圧波形14の如く平坦波形とするこ
とが出来る。
する。半サイクルの中において、n等分した各区分時間
τ0 内における各通電時間τi をそれぞれ変動させるこ
とにより、半サイクル内の電源電圧波形が歪んでいて
も、これを正常な正弦波形状の出力電圧に補償できる。
即ち、電源電圧の歪みにより各区分時間の内、小電圧の
部分では通電時間τi を大きくし、大電圧の部分では通
電時間τi を小さくする制御を行えばよいのである。こ
のことを図3(ハ)に示し説明する。電源電圧13の正
弦波の90度の位置部分の,正常ならばほぼ平坦である
べき部分を例とする。この部分が異常で、示された3区
分中、中央の部分が凹の異常電源電圧波形13であると
する。これを正常な平坦波形の出力電圧14に補償する
場合、IGBTの各通電時間τi を τ2 >τ1 、τ3 に制御して、斜線の面積が等しくなるようにする。これ
により平滑用フイルターで平滑成形したあとは図3
(ハ)に示す出力電圧波形14の如く平坦波形とするこ
とが出来る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例のブロツク図を図4に示す。
常用電源1と予備電源2を半導体スイツチ部31、32
により切替えて出力3を得るのが基本の回路であり、半
導体スイツチ部31,32の内容は図1に示す通りのI
GBT4,そのゲート5及びダイオード6より構成され
る。IGBT4A,4B,4Cおよび4Dは、定格60
0v50Aの素子を用いた。
常用電源1と予備電源2を半導体スイツチ部31、32
により切替えて出力3を得るのが基本の回路であり、半
導体スイツチ部31,32の内容は図1に示す通りのI
GBT4,そのゲート5及びダイオード6より構成され
る。IGBT4A,4B,4Cおよび4Dは、定格60
0v50Aの素子を用いた。
【0014】入力電源の切替は次の通りに動作する。い
ま常用電源1の電圧を受電中に常用電源1に停電が発生
したとする。停電により電圧が電源1に無くなると、電
圧検出部33からの電圧信号がゼロを示す。信号司令部
38のスイッチを自動切替指令40により自動切替にセ
ットしておくと、切替司令部38は電圧検出部33から
の電圧信号を自動的に比較部36に伝送する。比較部3
6は基準電圧波形発生部35の電圧と電圧検出部33か
らの電圧を比較するが、電圧検出部33からの電圧がゼ
ロのため、速やかに制御信号発生部37にその情報を通
知する。制御信号発生部37はこの情報により、半導体
スイツチ部31のIGBTにスイツチ断(オフ)の制御
信号を出すと共に、半導体スイツチ部32にスイツチ導
通(オン)の制御信号を出す。スイツチ部はIGBTが
高速動作するため、入力電源が通常電源1から予備電源
2に瞬時に切り替わる。IGBTのスイツチング時間は
1μs以下であり、実用上瞬断(瞬時停電)の全くない
切替が実現できた。なお、切替司令部38のスイツチを
手動切替指令39にしておくと、常用電源1と予備電源
2を手動にて切替指令できる。
ま常用電源1の電圧を受電中に常用電源1に停電が発生
したとする。停電により電圧が電源1に無くなると、電
圧検出部33からの電圧信号がゼロを示す。信号司令部
38のスイッチを自動切替指令40により自動切替にセ
ットしておくと、切替司令部38は電圧検出部33から
の電圧信号を自動的に比較部36に伝送する。比較部3
6は基準電圧波形発生部35の電圧と電圧検出部33か
らの電圧を比較するが、電圧検出部33からの電圧がゼ
ロのため、速やかに制御信号発生部37にその情報を通
知する。制御信号発生部37はこの情報により、半導体
スイツチ部31のIGBTにスイツチ断(オフ)の制御
信号を出すと共に、半導体スイツチ部32にスイツチ導
通(オン)の制御信号を出す。スイツチ部はIGBTが
高速動作するため、入力電源が通常電源1から予備電源
2に瞬時に切り替わる。IGBTのスイツチング時間は
1μs以下であり、実用上瞬断(瞬時停電)の全くない
切替が実現できた。なお、切替司令部38のスイツチを
手動切替指令39にしておくと、常用電源1と予備電源
2を手動にて切替指令できる。
【0015】入力電源の電圧の大きさ及び波形の歪みの
補償は次の通りに動作する。いま常用電源1の電圧を受
電中とする。常用電源1の電圧は電圧検出部33により
検出され切替指令部38を通り比較部36に至る。比較
部36では基準電圧波形発生部35から正常な正弦波波
形の信号を受け、電圧検出部33から受けた電圧波形の
信号と比較する。比較部36では1,000μs(1K
Hz)の間隔で比較した基準電圧波形と電源電圧との差
分を刻々と制御信号発生部37に信号する。制御信号発
生部37では、半導体スイツチ部32のIGBTのゲー
トに送るオン・オフの信号のオンしている通電時間τi
を、電源電圧1が基準電圧より小さい区分のところでは
補償するように大きくする。逆に歪み等により大きい電
源電圧の区分のところではオンしている通電時間τi を
小さくする。この様にしてIGBTのゲート信号を制御
することにより平滑フイルター7,8通過後の出力電圧
は正常な正弦波形となる。
補償は次の通りに動作する。いま常用電源1の電圧を受
電中とする。常用電源1の電圧は電圧検出部33により
検出され切替指令部38を通り比較部36に至る。比較
部36では基準電圧波形発生部35から正常な正弦波波
形の信号を受け、電圧検出部33から受けた電圧波形の
信号と比較する。比較部36では1,000μs(1K
Hz)の間隔で比較した基準電圧波形と電源電圧との差
分を刻々と制御信号発生部37に信号する。制御信号発
生部37では、半導体スイツチ部32のIGBTのゲー
トに送るオン・オフの信号のオンしている通電時間τi
を、電源電圧1が基準電圧より小さい区分のところでは
補償するように大きくする。逆に歪み等により大きい電
源電圧の区分のところではオンしている通電時間τi を
小さくする。この様にしてIGBTのゲート信号を制御
することにより平滑フイルター7,8通過後の出力電圧
は正常な正弦波形となる。
【0016】この装置により、常用電源100Vの電圧
変動 ±20%に対して、出力電圧100Vの電圧変動
+2.0%、−2.2%、の安定した値を得ることが
出来た。歪みについては、総歪率(THD)が次式で定
義される。
変動 ±20%に対して、出力電圧100Vの電圧変動
+2.0%、−2.2%、の安定した値を得ることが
出来た。歪みについては、総歪率(THD)が次式で定
義される。
【数5】 ただし、V1は基本成分の電圧 Viは高調波成分電圧 n=500(25kHz)において、FTFアナライザ
でTHDを測定したところ、電源電圧として THD=
15.8%の電圧を入力したところ、出力電圧にて
THD= 3.3%が得られた。歪み率の大幅な改善が
されたことが判った。このように常用電源の電圧の変
動、波形の歪みにかかわらず、出力電圧波形が歪みの少
ない正弦波形となり、電圧が変動しない安定した出力電
圧が得られた。
でTHDを測定したところ、電源電圧として THD=
15.8%の電圧を入力したところ、出力電圧にて
THD= 3.3%が得られた。歪み率の大幅な改善が
されたことが判った。このように常用電源の電圧の変
動、波形の歪みにかかわらず、出力電圧波形が歪みの少
ない正弦波形となり、電圧が変動しない安定した出力電
圧が得られた。
【0017】
【発明の効果】少数の電力用スイツチング素子(IGB
T 4コ)と単純な回路構成で交流電圧の絶対値と、波
形歪みの補正、並びに電源1、2の切替を高速瞬時に行
うことが可能な電源切替装置が提供できた。
T 4コ)と単純な回路構成で交流電圧の絶対値と、波
形歪みの補正、並びに電源1、2の切替を高速瞬時に行
うことが可能な電源切替装置が提供できた。
【図1】図1は、本発明のスイツチ部の回路図の1例で
ある。
ある。
【図2】図2は、本発明の半導体のスイツチング動作を
説明する図である。
説明する図である。
【図3】図3は、本発明の波形歪み補償の動作を説明す
る図である。
る図である。
【図4】図4は、本発明の切替装置のブロツク図の1例
である。
である。
【図5】図5は、従来の切替装置の例である。
【図6】図6は、従来の切替装置の例である。
1 常用電源入力端 2 予備電源入力端 3 出力端 4A IGBT A 4B IGBT B 4C IGBT C 4D IGBT D 5A IGBTAのゲート 5B IGBTBのゲート 5C IGBTCのゲート 5D IGBTDのゲート 6A ダイオード A 6B ダイオード B 6C ダイオード C 6D ダイオード D 7 インダクタンス L 8 コンデンサ C 9A 変圧器 TA 9C 変圧器 TC 11 スイツチの『オン』の点 12 スイツチの『オフ』の点 13 電源電圧 14 平滑後の出力電圧 15 IGBT 4Aが動作する期間 16 IGBT 4Bが動作する期間 31 常用電源回路の半導体スイツチ部 32 予備電源回路の半導体スイツチ部 39 手動切替指令 40 自動切替指令 41 トランジスタ 45 抵抗 46 ダイオード 47 接地極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03K 17/62 H03K 17/62 D 17/68 17/68 (72)発明者 佐々木正行 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の供給電源から1つの供給電源を選
択する多重化交流電源システムにおいて、交流電圧の1
サイクル内において半導体素子の多数回スイツチング繰
り返しを行うことにより、所望の出力電圧波形を得るこ
とを特徴とする電源切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132148A JPH10322933A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 電源切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132148A JPH10322933A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 電源切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322933A true JPH10322933A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15074488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9132148A Pending JPH10322933A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 電源切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10322933A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013176655A1 (en) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Alternating power sources to manage input power in a converter |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP9132148A patent/JPH10322933A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013176655A1 (en) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Alternating power sources to manage input power in a converter |
| CN104335449A (zh) * | 2012-05-22 | 2015-02-04 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 切换电源以管理变换器内的输入电力 |
| US20150171665A1 (en) * | 2012-05-22 | 2015-06-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Alternating power sources to manage input power in a converter |
| EP2853014A4 (en) * | 2012-05-22 | 2016-02-17 | Hewlett Packard Development Co | AC POWER SOURCES FOR MANAGING THE INPUT POWER IN A CONVERTER |
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