JPH10323432A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH10323432A
JPH10323432A JP9134997A JP13499797A JPH10323432A JP H10323432 A JPH10323432 A JP H10323432A JP 9134997 A JP9134997 A JP 9134997A JP 13499797 A JP13499797 A JP 13499797A JP H10323432 A JPH10323432 A JP H10323432A
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Makoto Okazaki
誠 岡崎
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄表示部の動作時間が長くなるような状況
下であっても、その動作期間中に成立したスタート条件
が無駄になる可能性を小さくすること。 【解決手段】 パチンコ遊技機の盤面に設けられた表示
装置5は、ルーレット状の図柄表示部及び2個の補助図
柄表示部を表示できる構成となっている。保留玉カウン
タ19は、スタート入賞孔への入賞パチンコ玉数を4個
まで保留玉データとして記憶する。制御部10は、スタ
ート入賞孔へパチンコ玉が入賞したときに、表示装置5
に図柄表示部を表示して所定時間動作させ、その動作に
応じた抽選動作により当たり状態となったときに、図柄
表示部を特定の当たり図柄の組み合わせで動作停止させ
ると共に、特賞制御回路23を通じてパチンコ遊技機を
特賞状態に切り替える。制御部10は、保留玉データが
記憶されている状態で、図柄表示部5がリーチ表示状態
となったときには、表示装置5に補助図柄表示部を追加
表示して所定時間動作させると共に抽選動作を行い、当
たりとなったときにはパチンコ遊技機を連続して特賞状
態に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタート条件の成立に
応じて所定時間以上動作される図柄表示部を備え、この
図柄表示部の動作に伴い所定の確率で特賞状態を呈する
ように構成されたパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所謂セブン機として知られる
パチンコ遊技機(1種パチンコ機)にあっては、スター
ト入賞孔への入賞(スタート条件の成立)に応じて動作
されるルーレット形式の図柄表示部の動作に応じて当た
り状態となったときに、上記図柄表示部が有する複数の
表示要素による表示内容を、特定の当たり図柄の組み合
わせで動作停止させる構成としている。この場合、図柄
表示部の動作期間中におけるスタート入賞孔への入賞パ
チンコ玉を所定の上限数(例えば4個)まで保留玉デー
タとして記憶しておき、この保留玉データが記憶されて
いる状態では、図柄表示部の動作が停止されるのに応じ
てその動作を再開させると共に、上記記憶部の保留玉デ
ータを減少させる構成とすることが行われている。
【0003】また、従来では、図柄表示部の動作時にお
いて、予め決められた割合でリーチ状態(特定表示要素
を除いた他の表示要素の表示内容を当たり図柄に応じた
組み合わせで動作停止させると共に、特定表示要素の表
示内容のみを変動させた状態)に切り替える制御を行う
ようにしている。このようなリーチ状態では高い確率で
当たり状態が発生することになるため、遊技客側の期待
感が高まるなど、パチンコ遊技機での遊技に対する興趣
が向上することになり、これに伴いパチンコホール側の
売上増大を期待できるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、上記のよう
なリーチ状態へは、図柄表示部の動作開始後に所定時間
(例えば5〜7秒程度)が経過したときに移行するよう
に設定される。また、近年では、遊技客側の期待感(当
たり状態の発生に対する期待感)を持続させることを目
的として、当該リーチ状態の継続期間を長目(例えば最
大で30秒程度)に設定する傾向にあり、これに伴っ
て、図柄表示部が動作開始されてから停止するまでの所
要時間が比較的長くなっている。
【0005】ところが、セブン機にあっては、保留玉デ
ータを所定の上限数(4個)までしか記憶できないた
め、図柄表示部の動作期間中において当該上限数を越え
た数のパチンコ玉がスタート入賞孔へ入賞した場合に
は、それらの入賞パチンコ玉が無効化(図柄表示部を動
作開始させる権利が無効化)されるという事情がある。
このため、上述のようにリーチ状態の継続期間を長目に
設定した場合には、スタート入賞孔への入賞パチンコ玉
が無効化される割合が高くなって、遊技客側の不満感や
パチンコ玉の無駄打ち感が高まるという問題点があっ
た。つまり、パチンコ遊技機での遊技に対する興趣向上
を図るためにリーチ状態を設定したにも拘らず、遊技客
の感性の如何によっては、そのリーチ状態の存在そのも
のが、逆に遊技に対する興趣を低下させる原因になると
いう矛盾点が存在していた。
【0006】上記のような不満感や無駄打ち感を抑制す
るために、遊技客の中には、リーチ状態にある期間中は
遊技を中断する遊技客も存在するが、このような中断操
作を行った場合には、遊技のリズムそのものが崩れるこ
とになって、上記中断操作後に遊技を再開する際に数多
くのパチンコ玉を無駄に発射する現象を招くようにな
り、パチンコ玉の無駄打ち感の解消にはそれほど役に立
たないという事情がある。また、このような遊技中断操
作が頻繁に行われた場合には、パチンコ遊技機の稼働率
そのものが低下することになるため、パチンコホールの
売上向上という観点からは好ましくないという事情もあ
った。
【0007】尚、上記のような問題点は、パチンコ遊技
機にリーチ状態が設定されていない場合であっても、一
旦動作開始された図柄表示部の動作継続時間が長目に設
定されていた場合には、同様に発生するという状況下に
ある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、図柄表示部の動作時間が長くなるよ
うな状況下であっても、その動作期間中に成立したスタ
ート条件が無駄になる可能性を小さくできて、スタート
条件の成立に伴う権利が無効化されることに起因した遊
技客側の不満を抑制できると共に、遊技に対する興趣を
大幅に高め得るようになるパチンコ遊技機を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記目的を達成するために、スタート条件の成立に応じて
所定時間以上動作される図柄表示部と、この図柄表示部
の動作に応じて所定の確率で発生する当たり状態となっ
たときに、上記図柄表示部を特定の当たり図柄の組み合
わせで動作停止させると共に、入賞率を大幅に高めた特
賞状態に切り替える制御を行う制御手段と、前記図柄表
示部の動作期間中における前記スタート条件の成立数を
所定の上限数まで保留データとして記憶する記憶手段と
を備えたパチンコ遊技機において、前記図柄表示部の他
に所定時間以上動作される補助図柄表示部を設けて、こ
の補助図柄表示部の動作によっても所定の確率で当たり
状態が発生するように構成すると共に、前記図柄表示部
の動作状態において前記記憶手段に保留データが記憶さ
れている場合に、所定のタイミングで前記補助図柄表示
部の動作を開始させると共に上記記憶部の保留データを
減少させる制御を行う補助制御手段を設け、前記制御手
段を、前記補助図柄表示部の動作に応じて当たり状態と
なったときに、上記補助図柄表示部を特定の当たり図柄
の組み合わせで動作停止させると共に、入賞率を大幅に
高めた特賞状態に切り替える制御を行うように構成した
ものである。
【0010】この構成のパチンコ遊技機によれば、遊技
に伴いスタート条件が成立すると、図柄表示部が所定時
間以上動作されるようになり、この図柄表示部の動作に
応じて所定の確率で発生する当たり状態となったときに
は、制御手段が、図柄表示部を特定の当たり図柄の組み
合わせで動作停止させると共に、入賞率を大幅に高めた
特賞状態に切り替える制御を行うようになる。上記のよ
うな図柄表示部の動作期間中において、スタート条件が
再び成立したときには、記憶手段に対して、そのスター
ト条件成立数が所定の上限数まで保留データとして記憶
されるようになり、これにより図柄表示部の動作開始権
利が生ずる。
【0011】図柄表示部の動作状態において前記記憶手
段に保留データが記憶された状態では、補助制御手段
が、所定のタイミングで補助図柄表示部の動作を開始さ
せると共に、上記記憶部の保留データを減少させる制御
を行うようになる。そして、補助図柄表示部の動作に応
じて所定の確率で発生する当たり状態となったときに
は、制御手段が、上記補助図柄表示部を特定の当たり図
柄の組み合わせで動作停止させると共に、入賞率を大幅
に高めた特賞状態に切り替える制御を行うようになる。
【0012】従って、スタート条件の成立に応じた図柄
表示部の動作期間中においてスタート条件が再度成立し
たときには、その図柄表示部の動作停止を待つことなく
補助図柄表示部の動作を開始させ得るようになる。この
ような制御が行われる状態では、図柄表示部の動作期間
が長目に設定されていた場合であっても、その動作期間
中に成立したスタート条件が無駄になる割合が低くなる
ものであり、スタート条件の成立に伴う権利が無効化さ
れることに起因して生ずる遊技客側の不満を抑制できる
ようになる。また、図柄表示部とは別に設けられた補助
図柄表示部の動作に応じても当たり状態が発生する構成
となっているから、図柄表示部及び補助図柄表示部が共
に動作された状態では、遊技客側の期待度が一段と向上
することになり、遊技に対する興趣を大幅に高め得るよ
うになる。
【0013】請求項2記載の発明のように、前記制御手
段を、前記図柄表示部の動作時において、当該図柄表示
部を予め決められた割合でリーチ状態に切り替える制御
を行う構成とした上で、前記補助制御手段を、前記図柄
表示部がリーチ状態となったタイミングで前記記憶手段
の記憶保留データに基づいた前記補助図柄表示部の動作
を開始させる構成とすることもできる。
【0014】この構成によれば、図柄表示部の動作時に
は、高い確率で当たり状態が発生するリーチ状態が予め
決められた割合で発生することになるから、遊技客側の
期待感を高め得るようになる。また、このような図柄表
示部の動作期間中において、スタート条件が成立したと
きには、記憶手段に対して、その入賞数が所定の上限数
まで保留データとして記憶されるようになり、このよう
な記憶状態で上記図柄表示部がリーチ状態となったとき
には、その記憶保留データに基づいた補助図柄表示部の
動作が開始されることになるため、遊技客側の期待度が
さらに向上するようになる。
【0015】請求項3記載の発明のように、動作優先順
位が設定された複数の補助図柄表示部を備えた上で、前
記補助制御手段を、前記図柄表示部の動作状態において
前記記憶手段に保留データが記憶されている場合に、所
定のタイミングで優先順位が高い補助図柄表示部の動作
を開始させると共に上記記憶部の保留データを減少させ
る制御を行い、このような補助図柄表示部の動作状態に
おいて前記記憶手段に保留データが記憶されている場合
に、所定のタイミングで優先順位が次位の補助図柄表示
部の動作を開始させると共に上記記憶部の保留データを
減少させる制御を行う構成とすることもできる。
【0016】この構成によれば、記憶手段に複数の保留
データが記憶された状態では、図柄表示部の他に、複数
の補助図柄表示部が同時に動作する状態が生じ得るもの
であり、このような状態となったときには、遊技客側の
期待度が飛躍的に向上することになり、遊技に対する興
趣をさらに高め得るようになる。
【0017】請求項4記載の発明のように、前記制御手
段を、前記図柄表示部及び補助図柄表示部の動作時にお
いて、当該図柄表示部及び補助図柄表示部を予め決めら
れた割合でリーチ状態に切り替える制御を行うように構
成した上で、前記補助制御手段を、優先順が高い補助図
柄表示部がリーチ状態となったタイミングで前記記憶手
段に保留データが記憶されている場合に優先順位が次位
の補助図柄表示部の動作を開始させる構成とすることも
できる。
【0018】この構成によれば、記憶手段に複数の保留
データが記憶された状態では、図柄表示部がリーチ状態
となったときに、複数の補助図柄表示部においても同時
にリーチ状態が発生する可能性が出てくるものであり、
このような状態となったときには、遊技客側の期待度が
劇的に向上することになり、遊技に対する興趣をさらに
高め得るようになる。
【0019】請求項5記載の発明のように、前記図柄表
示部及び補助図柄表示部を、単一の表示装置内に選択的
に表示する構成としても良いものであり、この構成によ
れば、図柄表示部及び補助図柄表示部のための表示構造
を簡単化できて、製造コストを抑制する上で有利とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。図2において、パチンコ
遊技機1は、一般的にセブン機と呼ばれるフィーバータ
イプのもの(1種パチンコ機)で、その上皿2内のパチ
ンコ玉を電動式発射機構3を通じて盤面4へ発射する構
成となっている。盤面4には、例えばマトリックス方式
の液晶ディスプレイパネルより成る表示装置5、複数個
の通常入賞孔6、電気役物7aを備えた特賞用入賞孔
7、スタート入賞孔8、アウト孔9が設けられている。
【0021】この場合、表示装置5には、スタート入賞
孔8へのパチンコ玉の入賞(つまり、スタート条件の成
立)に応じて動作開始されるルーレット形式の図柄表示
部(後述する図9などに符号5aを付して示す)、及び
後述のような動作条件が成立したときに動作開始される
例えば2個のルーレット形式の補助図柄表示部(後述す
る図10、図12などに符号5b及び5cを付して示
す)を選択的に表示できる構成となっているが、その具
体的な表示内容については後で詳述することにする。
【0022】パチンコ遊技機1において特賞状態が発生
したときには、電気役物7aが後述のように動作されて
特賞用入賞孔7を開放するものであり、これに伴いパチ
ンコ遊技機1の入賞率が極端に高くなる。
【0023】図1には、パチンコ遊技機1の電気的構成
のうち本発明の要旨に関係した部分が示されており、以
下これについて説明する。本発明でいう制御手段及び補
助制御手段に相当した制御回路10は、CPU11、R
OM12、RAM13、入力出力インタフェース14な
どを備えたマイクロコンピュータにより構成されてい
る。
【0024】電磁ソレノイド15は、電気役物7aを動
作させるためのもので、後述する特賞制御回路23によ
りドライバ16を通じて駆動される構成となっている。
また、前記表示装置5は、制御回路10により液晶ドラ
イバ17を通じて駆動される構成となっている。
【0025】スタート検出器18は、スタート入賞孔8
にパチンコ玉が入賞する毎にスタートパルスPsを発生
するものであり、そのスタートパルスPsは、保留玉カ
ウンタ19(本発明でいう記憶手段に相当)に与えられ
るようになっている。この保留玉カウンタ19は、カウ
ント値の最大値が例えば「4」に設定されたアップダウ
ンカウンタより成るもので、スタートパルスPsの入力
に応じてアップカウント動作を行うと共に、制御回路1
0からパルス信号Peが入力される毎にダウンカウント
動作を行うようになっており、そのカウント値を保留玉
データΔN(本発明でいう保留データに相当)として制
御回路10に与える構成となっている。この構成によ
り、保留玉カウンタ19にあっては、スタート入賞孔8
への入賞パチンコ玉を所定の上限数である4個まで保留
玉データΔNとして記憶できることになる。尚、このよ
うな保留玉カウンタ19による記憶手段としての機能
は、制御回路10内のRAM13を利用して実現する構
成としても良い。
【0026】入賞数検出器20は、特賞用入賞孔7にパ
チンコ玉が入賞する毎に計数パルスPcを発生するもの
であり、その計数パルスPcは、入賞数制限用カウンタ
21に与えられるようになっている。この入賞数制限用
カウンタ21は、そのカウント値が所定の入賞数制限値
である例えば「10」に達したときにキャリー信号を発
生するようになっており、そのキャリー信号を特賞制御
回路23に与える構成となっている。尚、この入賞数制
限用カウンタ21は、特賞制御回路23から与えられる
リセット信号によりリセットされる構成となっている。
【0027】特定入賞玉検出器22は、特賞用入賞孔7
内の例えば中央に設置された図示しない特定入賞孔にパ
チンコ玉が入賞する毎に特定パルスPfを発生するもの
であり、その特定パルスPfを特賞制御回路23に与え
るようになっている。
【0028】ここで、特賞制御回路23にあっては、後
述のような制御により制御回路10側から特賞制御開始
信号が与えられたときにパチンコ遊技機1を特賞状態へ
切り替える機能を備えたものであるが、このような特賞
状態では以下〜のような特賞動作を実行する。
【0029】…入賞数制限用カウンタ21にリセット
信号を与えてこれをリセットすると共に、電磁ソレノイ
ド15により電気役物7aを動作させて特賞入賞孔7を
開放する。
【0030】…入賞数制限用カウンタ21からキャリ
ー信号が入力されたとき(つまり、特賞用入賞孔7への
入賞パチンコ玉数が「10」を越えたとき)、若しくは
電気役物7aの動作開始後に所定のリミット時間(例え
ば30秒)が経過したときには、電磁ソレノイド15に
より電気役物7aを動作停止させて特賞用入賞孔7を閉
鎖すると共に、入賞数制限用カウンタ21にリセット信
号を与えてこれをリセットする。
【0031】…上記のような電気役物7aの動作期間
中において特定入賞玉検出器22から特定パルスPfが
入力されていなかった場合には、そのまま特賞状態を終
了させると共に、制御回路10に対して特賞終了信号を
出力するが、特定パルスPfが入力されていた場合に
は、電磁ソレノイド15により電気役物7aを動作させ
て特賞用入賞孔7を再開放する。
【0032】…上記のような特賞用入賞孔7の再開放
動作が所定回数(例えば10回)行われたときには、そ
の後に特賞用入賞孔7の再開放動作を行うことなく特賞
状態を終了させると共に、制御回路10に対して特賞終
了信号を出力する。
【0033】要するに、特賞制御回路23は、制御回路
10側から特賞制御開始信号が与えれらたときに上記
〜のような特賞動作を実行することによって、パチン
コ遊技機1を入賞率が大幅に高くなった特賞状態に切り
替えるものであり、特賞状態が終了したときには、特賞
終了信号を制御回路10へ出力するようになる。この場
合、上記及びのような制御が行われるのに伴い、特
賞用入賞孔7についての開放時間制限及び入賞個数制限
が付与されるものである。
【0034】図8〜図23には、表示装置5における画
面表示例が本発明の要旨に関係したものについて示され
ており、以下これについて説明する。但し、ここでは説
明の便宜上、画面表示内容を大幅に簡略化した状態で示
す。
【0035】即ち、図8の待機画面は、スタート入賞孔
8にパチンコ玉が入賞していない状態で表示されるもの
で、所定パターンの動画面或いは複数の静止画面が逐次
的に表示される。
【0036】図9の第1の動作画面は、図柄表示部5a
を動作させた状態を表示するためのもので、図中の
「?」は、図柄表示部5aの各桁の表示が変動している
状態を表している。
【0037】図10の第2の動作画面は、図柄表示部5
aがリーチ状態にあることを表示するためのもので、こ
の例では、図柄表示部5aの第1桁及び第3桁が当たり
図柄「777」に応じた組み合わせを表示し、中央部の
第2桁の表示が変動している状態を示している。尚、こ
のようなリーチ状態の表示期間は、後述のようにランダ
ムに決定されるリーチ時間データに応じたものとなる。
【0038】図11の第3の動作画面は、図柄表示部5
aが上記のようなリーチ状態にあることを表示すると共
に、動作優先順位が高い補助図柄表示部5bを動作させ
た状態を表示するためのものである。
【0039】図12の第4の動作画面は、図柄表示部5
a及び補助図柄表示部5bが双方ともリーチ状態にある
ことを表示するためのもので、この例では、図柄表示部
5aの表示は図11の場合と同じであるが、補助図柄表
示部5bにあっては、その第1桁及び第3桁が当たり図
柄「333」に応じた組み合わせを表示し、中央部の第
2桁の表示が変動している状態を示している。尚、補助
図柄表示部5bのリーチ状態での表示領域は、通常動作
状態(図11参照)の表示領域より大きくなるように設
定される。
【0040】図13の第5の動作画面は、図柄表示部5
a及び補助図柄表示部5bが上記のようなリーチ状態に
あることをそれぞれ表示すると共に、動作優先順位が低
い補助図柄表示部5cを動作させた状態を表示するため
のものである。
【0041】図14の第6の動作画面は、図柄表示部5
a、補助図柄表示部5b及び5cが全てリーチ状態にあ
ることを表示するためのもので、この例では、図柄表示
部5a及び補助図柄表示部5bの表示は図13の場合と
同じであるが、補助図柄表示部5cにあっては、その第
1桁及び第3桁が当たり図柄「111」に応じた組み合
わせを表示し、中央部の第2桁の表示が変動している状
態を示している。尚、補助図柄表示部5cのリーチ状態
での表示領域も、通常動作状態(図13参照)の表示領
域より大きくなるように設定される。
【0042】図15の第1の当たり画面は、図柄表示部
5aに当たり状態が発生したときの表示内容を示すもの
で、この例では、当たり図柄「777」と、所定の大当
たり用デモパターンPを表示した大当たり表示状態を示
している。尚、実際には、当たり状態が発生したときに
は、表示装置5の全体で所定の大当たりセレモニーを行
った後に、大当たり表示が行われるものである。
【0043】図16の第2の当たり画面は、図柄表示部
5aが上記のような当たり状態にあることを表示すると
共に、動作優先順位が高い補助図柄表示部5bを動作さ
せた状態を表示するためのものである。
【0044】図17の第3の当たり画面は、図柄表示部
5aが当たり状態にあることを表示すると共に、補助図
柄表示部5bがリーチ状態にあることを示すものであ
る。
【0045】図18の第4の当たり画面は、図柄表示部
5aが当たり状態にあること、並びに補助図柄表示部5
bがリーチ状態にあることを示すと共に、補助図柄表示
部5cを動作させた状態を表示するためのものである。
【0046】図19の第5の当たり画面は、図柄表示部
5aが当たり状態にあることを示すと共に、補助図柄表
示部5b及び5cが双方ともリーチ状態にあることを示
すためのものである。
【0047】図20の第6の当たり画面は、図柄表示部
5a及び補助図柄表示部5bの双方で当たり状態が発生
したときの表示内容を示すもので、この例では、図柄表
示部5aの表示は図15の場合と同じであるが、補助図
柄表示部5bにあっては、当たり図柄「333」と、所
定の大当たり用デモパターンP′を表示した大当たり表
示状態を示している。
【0048】図21の第7の当たり画面は、図柄表示部
5a及び補助図柄表示部5bが上記のような当たり状態
にあることを表示すると共に、動作優先順位が低い補助
図柄表示部5cを動作させた状態を表示するためのもの
である。
【0049】図22の第8の当たり画面は、図柄表示部
5a及び補助図柄表示部5bが当たり状態にあることを
表示すると共に、補助図柄表示部5cがリーチ状態にあ
ることを示すものである。
【0050】図23の第9の当たり画面は、図柄表示部
5a、補助図柄表示部5b及び5cの全てで当たり状態
が発生したときの表示内容を示すもので、この例では、
図柄表示部5a及び補助図柄表示部5b表示は図20の
場合と同じであるが、補助図柄表示部5cにあっては、
当たり図柄「111」と、所定の大当たり用デモパター
ンP″を表示した大当たり表示状態を示している。
【0051】さて、図3〜図7には、制御回路10内の
CPU11による制御内容のうち本発明の要旨に関係し
た部分が示されており、以下これについて説明する。説
明の都合上、まず、図7に示された次ゲーム決定処理ル
ーチンS12の内容について説明する。尚、このルーチ
ンS12は、図3に示すメインプログラム中にサブルー
チンとして組み込まれたものである。
【0052】即ち、次ゲーム決定処理ルーチンS12で
は、最初に当たり判定処理ルーチンC1を実行する。こ
の処理ルーチンC1では、例えば当該ルーチンC1の開
始タイミングで乱数発生器(或いは常時において動作さ
れている所定桁数のリングカウンタ)から数値データを
読み込むものであり、その数値データが予め設定されて
いる当たり数値と一致するか否かに基づいて「当た
り」、「外れ」を判定するという抽選動作を行う。
【0053】次いで、その抽選結果が「当たり」である
か否かを判断し(ステップC2)、「当たり」であった
場合には、当たり図柄決定処理ルーチンC3を実行す
る。この処理ルーチンC3では、予め決められた複数種
類の当たり図柄(「111」、「222」、……のよう
な数字列)の中からランダムに選択した当たり図柄を決
定する。
【0054】これに引き続くステップC4では、図柄表
示部5a、補助図柄表示部5b及び5cに「特賞」用画
面(各桁の表示を変動させた状態から、リーチ状態を経
て上記のように選択された当たり図柄を表示する画面)
を表示するのに必要な処理データΔAを作成する。この
処理データΔAは、当たり図柄決定処理ルーチンC3で
決定された当たり図柄に応じた停止図柄データと、例え
ば5〜30秒の範囲でランダムに決定されるリーチ時間
データと、スタートフラグとを組み合わせた形態となっ
ている。但し、この処理データΔA中のスタートフラグ
は、他のフラグ(後述するリーチフラグ、特賞フラグ、
特賞中フラグ、終了フラグ)に選択的にに変更可能な状
態となっている。上記のようなデータ作成ステップC4
の実行後には、後述する内容のデータ記憶処理ルーチン
C5を実行した後にリターンする。
【0055】前記ステップC2で「NO」と判断した場
合、つまり、前記当たり判定処理ルーチンC1での抽選
結果が「外れ」であった場合には、外れ図柄決定処理ル
ーチンC6を実行する。この処理ルーチンC6では、予
め決められた多数の外れ図柄(当たりに対応した「11
1」、「222」、……以外の数字列)の中からランダ
ムに選択した外れ図柄を決定する。
【0056】これに引き続くステップC7では、選択し
た外れ図柄がリーチ状態に対応した図柄(第1桁及び第
3桁が同じ数字となる「121」、「131」、……の
ような数字列)であるか否かを判断する。
【0057】このステップC7で「YES」と判断した
場合には、図柄表示部5a、補助図柄表示部5b及び5
cに「リーチ」用画面(各桁の表示を変動させた状態か
ら、リーチ状態を経て上記のように選択された外れ図柄
を表示する画面)を表示するのに必要な処理データΔB
を作成する(ステップC8)。この処理データΔBは、
外れ図柄決定処理ルーチンC6で決定された外れ図柄に
応じた停止図柄データと、例えば5〜30秒の範囲でラ
ンダムに決定されるリーチ時間データと、スタートフラ
グとを組み合わせた形態となっている。但し、この処理
データΔB中のスタートフラグは他のフラグ(後述する
リーチフラグ、終了フラグ)に選択的に変更可能な状態
となっている。上記のようなデータ作成ステップC8の
実行後には、データ記憶処理ルーチンC5を実行した後
にリターンする。
【0058】これに対して、ステップC7で「NO」と
判断した場合には、図柄表示部5a、補助図柄表示部5
b及び5cに「外れ」用画面(各桁の表示を変動させた
状態から、リーチ状態を経ることなく前述のように選択
された外れ図柄を表示する画面)を表示するのに必要な
処理データΔCを作成する(ステップC9)。この処理
データΔCは、外れ図柄決定処理ルーチンC6で決定さ
れた外れ図柄に応じた停止図柄データと、スタートフラ
グとを組み合わせた形態となっている。但し、この処理
データΔC中のスタートフラグは他のフラグ(後述する
終了フラグ)に選択的に変更可能な状態となっている。
上記のようなデータ作成ステップC9の実行後には、デ
ータ記憶処理ルーチンC5を実行した後にリターンす
る。
【0059】上記データ記憶処理ルーチンC5では、各
データ作成ステップC4、C8、C9で作成された処理
データΔA、ΔB、ΔCを、RAM13中に設定された
メモリ領域のうちデータが記憶されていない空領域に対
し選択的に記憶する動作を行うものである。
【0060】ここで、上記RAM13には、図柄表示部
5aの表示条件を決めるための第1メモリ領域が設定さ
れると共に、補助図柄表示部5b及び5cの表示条件を
それぞれ決めるための第2メモリ領域及び第3メモリ領
域が設定されており、これら各メモリ領域に、処理デー
タΔA、ΔB、ΔCの何れかが選択的に記憶されるよう
になっている。尚、図柄表示部5a、補助図柄表示部5
b及び5cには、この順に動作優先順位が付与されてお
り、それら表示部5a、5b及び5cと1対1で対応さ
れた第1、第2及び第3メモリ領域にも、この順に優先
順位が付与されている。そして、データ記憶処理ルーチ
ンC5では、上述のような空領域へのデータ記憶動作
を、優先順位が高いメモリ領域から順次行うようになっ
ている。
【0061】しかして、図3に示すメインプログラムに
おいては、まず、RAM13内に設定された前記第1メ
モリ領域にデータがあるか否かを判断し(ステップS
1)、「NO」と判断した場合には、表示装置5に対し
待機画面(図8参照)を表示するルーチンS2を実行し
た後にステップS9へ移行する。尚、ステップS1で
「NO」と判断される状態、つまり第1メモリ領域にデ
ータがない状態では、後述の説明により明らかとなるよ
うに、RAM13内に設定された前記第2メモリ領域及
び第3メモリ領域にもデータが存在しないものである。
【0062】上記ステップS9では、表示装置5による
表示画面が予め決められた特定画面(待機画面(図8参
照)、第2の動作画面(図10参照)、第4の動作画面
(図12参照の何れか)であるか否かを判断する。
【0063】ここで、「NO」と判断した場合には、そ
のままステップS1へ戻るが、「YES」と判断した場
合には、保留玉カウンタ19のカウント値、つまり保留
玉データΔNを読み込む(ステップS10)。
【0064】次いで、読み込んだ保留玉データΔNが
「1」以上あるか否かを判断する(ステップS11)。
保留玉データΔNが「0」の場合にはステップS1へ戻
るが、「1」以上ある場合には、前述した次ゲーム決定
処理ルーチンS12を実行する。この処理ルーチンS1
2の実行後には、保留玉カウンタ19にパルス信号Pe
を与えてダウンカウント動作を行わせるステップS13
を実行してステップS1へ戻る。従って、次ゲーム決定
処理ルーチンS12が実行されたときには、保留玉カウ
ンタ19のカウント値(保留玉データΔN)がデクリメ
ントされることになる。
【0065】前記ステップS1で「YES」と判断した
場合、つまり、RAM13内の第1メモリ領域にデータ
がある場合には、データ変更処理ルーチンS3を実行す
る。この処理ルーチンS3の実行後には、RAM13内
の第2メモリ領域にデータがあるか否かを判断する(ス
テップS4)。ここで「NO」と判断した場合には、後
述する表示更新処理ルーチンS8を実行してステップS
9へ移行するが、「YES」と判断した場合には、上記
データ変更処理ルーチンS3と同様の制御内容のデータ
変更処理ルーチンS5を実行する。
【0066】データ変更処理ルーチンS5の実行後に
は、RAM13内の第3メモリ領域にデータがあるか否
かを判断する(ステップS6)。ここで「NO」と判断
した場合には、そのまま前記表示更新処理ルーチンS8
以降の制御を実行するが、「YES」と判断した場合に
は、上記データ変更処理ルーチンS3及びS5と同様の
制御内容のデータ変更処理ルーチンS7を実行し、この
後に表示更新処理ルーチンS8以降の制御を実行する。
【0067】上記データ変更処理ルーチンS3、S5、
S7の内容は図4及び図5に示されている。この図4及
び図5に示された処理ルーチンにおいては、まず、メモ
リ領域中にスタートフラグが記憶されているか否かを判
断する(ステップA1)。尚、データ変更処理ルーチン
S3においては、第1メモリ領域がスタートフラグの有
無判断対象となるものであり、また、データ変更処理ル
ーチンS5、S7においては、それぞれ第2メモリ領
域、第3メモリ領域がスタートフラグの有無判断対象と
なるものである。
【0068】ステップA1で「YES」と判断した場合
には、スタートタイマが動作中か否かを判断し(ステッ
プA2)、「NO」と判断した場合には当該スタートタ
イマのタイマ時間を例えば5〜7秒の範囲からランダム
に選択した値にセットし(ステップA3)、この後にス
タートタイマのタイマ動作を開始させるステップA4を
実行してリターンする。
【0069】これに対してステップA2で「YES」と
判断した場合(スタートタイマが動作されている場合)
には、スタートタイマがタイムアップしたか否かを判断
する(ステップA5)。当該スタートタイマの動作が継
続されている状態ではそのままリターンするが、タイム
アップした場合には、メモリ領域中の記憶データが処理
データΔCであるか否かを判断する(ステップA6)。
尚、データ変更処理ルーチンS3においては、第1メモ
リ領域が処理データΔCの有無判断対象となるものであ
り、また、データ変更処理ルーチンS5、S7において
は、それぞれ第2メモリ領域、第3メモリ領域が処理デ
ータΔCの有無判断対象となる。
【0070】ステップA6で「YES」と判断した場合
には、処理データΔC中のスタートフラグを終了フラグ
に変更するステップA7を実行した後にリターンする。
これに対してステップA6で「NO」と判断した場合、
つまり、メモリ領域中の記憶データがリーチ時間データ
を含む処理データΔA若しくはΔBであった場合には、
当該処理データΔA若しくはΔB中のスタートフラグを
リーチフラグに変更するステップA8、前記スタートタ
イマをリセットするステップA9を順次実行した後にリ
ターンする。
【0071】前記ステップA1で「NO」と判断した場
合には、図5に示すように、メモリ領域中にリーチフラ
グが記憶されているか否かを判断する(ステップA1
0)。尚、データ変更処理ルーチンS3においては、第
1メモリ領域がリーチフラグの有無判断対象となるもの
であり、また、データ変更処理ルーチンS5、S7にお
いては、それぞれ第2メモリ領域、第3メモリ領域がリ
ーチフラグの有無判断対象となるものである。
【0072】ステップA10で「YES」と判断した場
合には、リーチタイマが動作中か否かを判断し(ステッ
プA11)、「NO」と判断した場合には、当該スター
トタイマのタイマ時間を、メモリ領域中の記憶データ
(処理データΔA及びΔBの何れか)に含まれるリーチ
時間データに対応した値にセットし(ステップA1
2)、この後にリーチタイマのタイマ動作を開始させる
ステップA13を実行してリターンする。
【0073】これに対してステップA11で「YES」
と判断した場合(リーチタイマが動作されている場合)
には、リーチタイマがタイムアップしたか否かを判断す
る(ステップA14)。当該リーチタイマの動作が継続
されている状態ではそのままリターンするが、タイムア
ップした場合には、メモリ領域中の記憶データが処理デ
ータΔBであるか否かを判断する(ステップA15)。
尚、データ変更処理ルーチンS3においては、第1メモ
リ領域が処理データΔBの有無判断対象となるものであ
り、また、データ変更処理ルーチンS5、S7において
は、それぞれ第2メモリ領域、第3メモリ領域が処理デ
ータΔBの有無判断対象となる。
【0074】ステップA15で「YES」と判断した場
合には、処理データΔB中のリーチフラグを終了フラグ
に変更するステップA16を実行した後にリターンす
る。これに対してステップA15で「NO」と判断した
場合、つまり、メモリ領域中の記憶データが処理データ
ΔAであった場合には、当該処理データΔA中のリーチ
フラグを特賞フラグに変更するステップA17、前記リ
ーチタイマをリセットするステップA18を順次実行し
た後にリターンする。
【0075】前記ステップA10で「NO」と判断した
場合には、メモリ領域中に特賞フラグが記憶されている
か否かを判断する(ステップA19)。尚、データ変更
処理ルーチンS3においては、第1メモリ領域が特賞フ
ラグの有無判断対象となるものであり、また、データ変
更処理ルーチンS5、S7においては、それぞれ第2メ
モリ領域、第3メモリ領域が特賞フラグの有無判断対象
となるものである。
【0076】ステップA19で「YES」と判断した場
合には、上記特賞フラグが存在するメモリ領域が第1メ
モリ領域であるか否かを判断する(ステップA20)。
ここで「NO」と判断した場合にはそのままリターンす
るが、「YES」と判断した場合には特賞制御回路23
に対して特賞制御開始信号を出力する(ステップA2
1)。
【0077】この場合、上記特賞制御開始信号が与えら
れた特賞制御回路23にあっては、前述した〜のよ
うな特賞動作のための制御を実行するものであり、これ
によりパチンコ遊技機1が入賞率を大幅に高めた特賞状
態に切り替えられる。上記ステップA21の実行後に
は、第1メモリ領域に記憶されている処理データΔA中
の特賞フラグを特賞中フラグに変更するステップA22
を実行した後にリターンする。
【0078】前記ステップA19で「NO」と判断した
場合には、第1メモリ領域中に特賞中フラグが記憶され
ているか否かを判断する(ステップA23)。ここで
「NO」と判断した場合にはそのままリターンするが、
「YES」と判断した場合には、特賞制御回路23から
特賞終了信号が入力されたか否かを判断する(ステップ
A24)。特賞終了信号が入力されていない場合にはそ
のままリターンするが、特賞終了信号が入力された場
合、つまりパチンコ遊技機1での特賞状態が終了した場
合には、上記特賞中フラグを終了フラグに変更するステ
ップA25を実行した後にリターンする。
【0079】一方、前記表示更新処理ルーチンS8の内
容は図6に示されている。この表示更新処理ルーチンS
8では、まず、RAM13内の第1〜第3メモリ領域に
記憶されたフラグデータ(スタートフラグ、リーチフラ
グ、特賞フラグ、特賞中フラグ、終了フラグ)を読み込
む。次いで、その読み込みデータのうち、スタートフラ
グ、リーチフラグ、特賞フラグ、特賞中フラグに基づい
て表示装置5に対する表示パターンを判定する(ステッ
プB2)。
【0080】上記ステップB2では、第1〜第3メモリ
領域中のフラグの有無及び種類に応じて、表示装置5に
表示すべき表示パターンが、第1〜第6の動作画面(図
9〜図14参照)並びに第1〜第9の当たり画面(図1
5〜図23参照)の何れになるかを判定するものであ
り、このような判定の基礎となる各表示パターンと第1
〜第3メモリ領域中のフラグとの関係は図24に示す状
態となる。
【0081】次いで、ステップB2で判定した表示パタ
ーンが現在表示中の表示パターンと異なるものであるか
否かを判断し(ステップB3)、異なる場合には表示デ
ータ作成ルーチンB4を実行する。このルーチンB4で
は、前記ステップB2で判定した表示パターンに応じた
表示データ(表示装置5の表示内容を決定するデータ)
を作成してRAM13に記憶する動作を行う。この場
合、大当たりセレモニー表示が必要な場合には、そのセ
レモニー表示のための表示データも同時に作成する。
尚、上記のように作成した表示データを記憶するために
専用のRAM(VRAM)を設ける構成としても良い。
【0082】表示データ作成ルーチンB4の実行後に
は、表示データ作成ルーチンB4において記憶した表示
データを表示装置5に表示する表示処理ルーチンB5を
実行する。また、前記ステップB3で「NO」と判断し
た場合には、表示データ作成ルーチンB4をジャンプし
て表示処理ルーチンB5を実行するものである。
【0083】表示処理ルーチンB5の実行後には、前記
ステップB1での読み込みデータに基づいて、第1〜第
3メモリ領域中に終了フラグが存在するか否かを判断す
る(ステップB6)。ここで、「NO」と判断した場合
にはそのままリターンするが、「YES」と判断した場
合にはメモリ領域シフト処理ルーチンB7を実行した後
にリターンする。
【0084】上記メモリ領域シフト処理ルーチンB7で
は、終了フラグが第1メモリ領域に記憶されていた場合
に、当該第1メモリ領域に対して、第2メモリ領域のデ
ータをシフトすると共に、第2メモリ領域に第3メモリ
領域のデータをシフトする動作を行う。この場合、下位
のメモリ領域にデータがない場合には、上位のメモリ領
域のデータが初期化されることになる。また、終了フラ
グが第2メモリ領域に記憶されていた場合に、当該第2
メモリ領域に対して、第3メモリ領域のデータをシフト
する動作を行う。この場合、第3メモリ領域にデータが
ない場合には、第2メモリ領域のデータが初期化される
ことになる。さらに、終了フラグが第3メモリ領域に記
憶されていた場合には、当該第3メモリ領域のデータを
初期化する動作を行う。
【0085】しかして、制御回路10内のCPU11に
よって上記図3〜図7のような制御が行われる結果、以
下に述べるような動作が実行されるものである。即ち、
表示装置5に待機画面(図8参照)が表示されている状
態から、遊技に伴いスタート入賞孔8へパチンコ玉が入
賞したときには、保留玉カウンタ19に記憶される保留
玉データΔNが「1」になる。すると、ステップS11
で「YES」と判断されるため、次ゲーム決定処理ルー
チンS12において「当たり」、「外れ」の抽選動作が
行われ、その抽選結果に基づいて、当たり図柄及び外れ
図柄が決定されると共に、RAM13の第1メモリ領域
に処理データΔA(当たり図柄に応じた停止図柄デー
タ、リーチ時間データ、スタートフラグの組み合わ
せ)、ΔB(外れ図柄に応じた停止図柄データ、リーチ
時間データ、スタートフラグの組み合わせ)、ΔC(外
れ図柄に応じた停止図柄データ、スタートフラグの組み
合わせ)の何れかが選択的に記憶される。
【0086】このような記憶動作が行われた後には、ス
テップS13が実行されて保留玉カウンタ19の保留玉
データΔNが「1」だけ減らされる(この場合は「0」
になる)。また、表示更新処理ルーチン8において、記
憶した処理データの種類に応じた表示データが作成され
ると共に、その表示データに基づいて表示装置5に第1
の動作画面(図9参照)を表示する動作が行われる。こ
れにより、図柄表示部5aの動作が開始される。
【0087】この場合、第1メモリ領域に処理データΔ
Cが記憶されたとき(次ゲーム決定処理ルーチンS12
での抽選結果がリーチ状態を伴わない「外れ」であった
とき)には、データ変更処理ルーチンS3において、ス
タートタイマに設定された時間(5〜7秒)が経過した
ときに、当該第1メモリ領域中のスタートフラグが終了
フラグに変更される。すると、表示更新処理ルーチンS
8内のステップB6、B7が実行されて、第1メモリ領
域が初期化されるため、待機画面表示ルーチンS2にお
いて、表示装置5に待機画面が表示されるようになる。
つまり、前記抽選結果がリーチ状態を伴わない「外れ」
であった場合には、図柄表示部5aの動作が5〜7秒で
停止されることになる。
【0088】また、第1メモリ領域に処理データΔBが
記憶されたとき(前記抽選結果がリーチ状態を伴った
「外れ」であったとき)には、データ変更処理ルーチン
S3において、スタートタイマに設定された時間(5〜
7秒)が経過したときに、当該第1メモリ領域中のスタ
ートフラグがリーチフラグに変更されると共に、その後
にリーチタイマに設定された時間(処理データΔB中の
リーチ時間データに対応した時間)が経過したときに、
上記リーチフラグが終了フラグに変更されるようにな
る。
【0089】このため、表示更新処理ルーチン8におい
て、表示装置5が第2の動作画面(図10参照)を表示
した状態(図柄表示部5aがリーチ表示状態)に切り替
えられ、このようなリーチ表示状態は、上記リーチタイ
マに設定された時間が経過するまで継続されるようにな
る。
【0090】そして、上記設定時間が経過してリーチフ
ラグが終了フラグに変更されたときには、表示更新処理
ルーチンS8内のステップB6、B7が実行されて、第
1メモリ領域が初期化されるため、待機画面表示ルーチ
ンS2において、表示装置5が待機画面を表示した状態
に戻されるようになる。つまり、前記抽選結果がリーチ
状態を伴った「外れ」であった場合には、図柄表示部5
aの動作が5〜7秒実行された時点でリーチ表示状態に
切り替えられ、この後に所定時間が経過したときに図柄
表示部5aの動作が停止されることになる。
【0091】さらに、第1メモリ領域に処理データΔA
が記憶されたとき(前記抽選結果が「当たり」であった
とき)には、データ変更処理ルーチンS3において、ス
タートタイマに設定された時間(5〜7秒)が経過した
ときに、当該第1メモリ領域中のスタートフラグがリー
チフラグに変更されると共に、その後にリーチタイマに
設定された時間(処理データΔA中のリーチ時間データ
に対応した時間)が経過したときに、上記リーチフラグ
が特賞フラグに変更されるようになる。
【0092】このため、表示更新処理ルーチン8におい
て、表示装置5が第2の動作画面(図10参照)を表示
した状態(図柄表示部5aがリーチ表示状態)に切り替
えられ、このようなリーチ表示状態は、上記リーチタイ
マに設定された時間が経過するまで継続されるようにな
る。また、上記設定時間が経過してリーチフラグが特賞
フラグに変更されたときには、データ変更処理ルーチン
S3において、特賞制御開始信号を特賞制御回路23を
与えることによりパチンコ遊技機1を特賞状態に切り替
えると共に、上記特賞フラグを特賞中フラグに変更す
る。すると、表示更新処理ルーチン8において、表示装
置5が第1の当たり画面(図15参照)を表示した状態
(図柄表示部5aが大当たり表示状態)に切り替えられ
る。この後に、パチンコ遊技機1での特賞状態が終了す
るのに応じて特賞制御回路23側から特賞終了信号が入
力されたときには、データ変更処理ルーチンS3におい
て上記特賞中フラグを終了フラグに変更する。
【0093】そして、上記特賞終了信号の入力に応じて
特賞中フラグが終了フラグに変更されたときには、表示
更新処理ルーチンS8内のステップB6、B7が実行さ
れて、第1メモリ領域が初期化されるため、待機画面表
示ルーチンS2において、表示装置5が待機画面を表示
した状態に戻されるようになる。つまり、前記抽選結果
が「当たり」であった場合には、図柄表示部5aの動作
が5〜7秒実行された時点でリーチ表示状態に切り替え
られ、この後に所定時間が経過したときにパチンコ遊技
機1が特賞状態に切り替えられると共に、図柄表示部5
aが大当たり表示状態に切り替えられ、当該特賞状態が
終了したときに図柄表示部5aの動作が停止されること
になる。
【0094】上記のような図柄表示部5aの動作期間中
において、スタート入賞孔8へパチンコ玉数が入賞した
ときには、保留玉カウンタ19に対して、その入賞パチ
ンコ玉数が所定の上限個数(4個)まで保留玉データΔ
Nとして記憶されるようになり、これにより図柄表示部
5aの動作開始権利が生ずる。
【0095】このような動作開始権利が生じた状態で
は、図柄表示部5aが動作停止されて表示装置5が待機
画面(図8参照)を表示した状態に戻ったときに、ステ
ップS11で「YES」と判断されて次ゲーム決定処理
ルーチンS12が実行されるものであり、これに応じて
上述同様の動作が再開されることになる。
【0096】一方、図柄表示部5aの動作状態におい
て、保留玉カウンタ19に対し「1」以上の保留玉デー
タΔNが記憶されている状態で、当該図柄表示部5aが
リーチ表示状態(表示装置5に第2の動作画面(図10
参照)が表示された状態)に切り替えられた場合、或い
は図柄表示部5aがリーチ表示状態にあるときに保留玉
カウンタ19に対し新たに保留玉データΔN(=「1」
が記憶された場合には、次ゲーム決定処理ルーチンS1
2が実行されるものであり。このため、当該処理ルーチ
ンS12において「当たり」、「外れ」の抽選動作が行
われ、その抽選結果に基づいて、当たり図柄及び外れ図
柄が決定されると共に、RAM13の第2メモリ領域に
処理データΔA、ΔB、ΔCの何れかが選択的に記憶さ
れる。
【0097】このような記憶動作が行われた後には、ス
テップS13が実行されて保留玉カウンタ19の保留玉
データΔNが「1」だけ減らされる。また、表示更新処
理ルーチン8において、記憶した処理データの種類に応
じた表示データが作成されると共に、その表示データに
基づいて表示装置5に第3の動作画面(図11参照)を
表示する動作が行われる。これにより、図柄表示部5a
に加えて補助図柄表示部5bの動作が開始される。
【0098】この場合、第2メモリ領域に処理データΔ
Cが記憶されたとき(次ゲーム決定処理ルーチンS12
での抽選結果がリーチ状態を伴わない「外れ」であった
とき)には、データ変更処理ルーチンS5において、ス
タートタイマに設定された時間(5〜7秒)が経過した
ときに、当該第2メモリ領域中のスタートフラグが終了
フラグに変更される。すると、表示更新処理ルーチンS
8内のステップB6、B7が実行されて、第2メモリ領
域が初期化されるため、表示装置5が第2の動作画面
(図10参照)を表示した状態に戻されるようになる。
つまり、前記抽選結果がリーチ状態を伴わない「外れ」
であった場合には、補助図柄表示部5bの動作が5〜7
秒で停止されることになる。
【0099】また、第2メモリ領域に処理データΔBが
記憶されたとき(前記抽選結果がリーチ状態を伴った
「外れ」であったとき)には、データ変更処理ルーチン
S5において、スタートタイマに設定された時間(5〜
7秒)が経過したときに、当該第2メモリ領域中のスタ
ートフラグがリーチフラグに変更されると共に、その後
にリーチタイマに設定された時間(処理データΔB中の
リーチ時間データに対応した時間)が経過したときに、
上記リーチフラグが終了フラグに変更されるようにな
る。
【0100】このため、表示更新処理ルーチン8におい
て、表示装置5が第4の動作画面(図12参照)を表示
した状態(図柄表示部5a、補助図柄表示部5bがリー
チ表示状態)に切り替えられ、このようなリーチ表示状
態は、上記リーチタイマに設定された時間が経過するま
で継続されるようになる。
【0101】そして、上記設定時間が経過してリーチフ
ラグが終了フラグに変更されたときには、表示更新処理
ルーチンS8内のステップB6、B7が実行されて、第
2メモリ領域が初期化されるため、表示装置5が第2の
動作画面(図10参照)を表示した状態に戻されるよう
になる。つまり、前記抽選結果がリーチ状態を伴った
「外れ」であった場合には、補助図柄表示部5bの動作
が5〜7秒実行された時点でリーチ表示状態に切り替え
られ、この後に所定時間が経過したときに補助図柄表示
部5bの動作が停止されることになる。
【0102】さらに、第2メモリ領域に処理データΔA
が記憶されたとき(前記抽選結果が「当たり」であった
とき)には、データ変更処理ルーチンS5において、ス
タートタイマに設定された時間(5〜7秒)が経過した
ときに、当該第2メモリ領域中のスタートフラグがリー
チフラグに変更されると共に、その後にリーチタイマに
設定された時間(処理データΔA中のリーチ時間データ
に対応した時間)が経過したときに、上記リーチフラグ
が特賞フラグに変更されるようになる。
【0103】このため、表示更新処理ルーチン8におい
て、表示装置5が第4の動作画面(図12参照)を表示
した状態(図柄表示部5a、補助図柄表示部5bがリー
チ表示状態)に切り替えられ、このようなリーチ表示状
態は、上記リーチタイマに設定された時間が経過するま
で継続されるようになる。また、上記設定時間が経過し
てリーチフラグが特賞フラグに変更されたときには、表
示更新処理ルーチン8において、表示装置5が第6の当
たり画面(図20参照)を表示した状態(図柄表示部5
a、補助図柄表示部5bが大当たり表示状態)に切り替
えられる。
【0104】上記のように、図柄表示部5a及び補助図
柄表示部5bが大当たり表示状態にある場合(第1メモ
リ領域及び第2メモリ領域に特賞フラグが記憶された状
態)には、その後に第1メモリ領域中の特賞フラグに基
づいたパチンコ遊技機1での特賞状態が終了したとき
に、第2メモリ領域の記憶データが第1メモリ領域にシ
フトされる。これに応じて、補助図柄表示部5bの動作
が停止されると共に、第1メモリ領域の記憶データに基
づいた制御が前述同様に行われることにより、パチンコ
遊技機1が再度特賞状態に切り替えられるものであり、
このときには図柄表示部5aが大当たり表示状態に切り
替えられる。そして、このような特賞状態がそのまま終
了したときには図柄表示部5aの動作が停止されること
になる。
【0105】一方、上記のように図柄表示部5a及び補
助図柄表示部5bが双方とも動作された期間中におい
て、保留玉カウンタ19に対し「1」以上の保留玉デー
タΔNが記憶されている状態で、補助図柄表示部5bが
リーチ表示状態(表示装置5に第4の動作画面(図12
参照)が表示された状態)に切り替えられた場合、或い
は補助図柄表示部5bがリーチ表示状態にあるときに保
留玉カウンタ19に対し新たに保留玉データΔN(=
「1」が記憶された場合には、次ゲーム決定処理ルーチ
ンS12が実行されるものである。このため、当該処理
ルーチンS12において「当たり」、「外れ」の抽選動
作が行われ、その抽選結果に基づいて、当たり図柄及び
外れ図柄が決定されると共に、RAM13の第3メモリ
領域に処理データΔA、ΔB、ΔCの何れかが選択的に
記憶される。
【0106】このような記憶動作が行われた後には、ス
テップS13が実行されて保留玉カウンタ19の保留玉
データΔNが「1」だけ減らされる。また、表示更新処
理ルーチン8において、記憶した処理データの種類に応
じた表示データが作成されると共に、その表示データに
基づいて表示装置5に第5の動作画面(図13参照)を
表示する動作が行われる。これにより、図柄表示部5a
及び補助図柄表示部5bに加えて補助図柄表示部5cの
動作が開始される。
【0107】この場合、第3メモリ領域に処理データΔ
Cが記憶されたとき(次ゲーム決定処理ルーチンS12
での抽選結果がリーチ状態を伴わない「外れ」であった
とき)には、データ変更処理ルーチンS7において、ス
タートタイマに設定された時間(5〜7秒)が経過した
ときに、当該第3メモリ領域中のスタートフラグが終了
フラグに変更される。すると、表示更新処理ルーチンS
8内のステップB6、B7が実行されて、第3メモリ領
域が初期化されるため、表示装置5が第4の動作画面
(図12参照)を表示した状態に戻されるようになる。
つまり、前記抽選結果がリーチ状態を伴わない「外れ」
であった場合には、補助図柄表示部5cの動作が5〜7
秒で停止されることになる。
【0108】また、第3メモリ領域に処理データΔBが
記憶されたとき(前記抽選結果がリーチ状態を伴った
「外れ」であったとき)には、データ変更処理ルーチン
S7において、スタートタイマに設定された時間(5〜
7秒)が経過したときに、当該第3メモリ領域中のスタ
ートフラグがリーチフラグに変更されると共に、その後
にリーチタイマに設定された時間(処理データΔB中の
リーチ時間データに対応した時間)が経過したときに、
上記リーチフラグが終了フラグに変更されるようにな
る。
【0109】このため、表示更新処理ルーチン8におい
て、表示装置5が第6の動作画面(図14参照)を表示
した状態(図柄表示部5a、補助図柄表示部5b及び5
cがリーチ表示状態)に切り替えられ、このようなリー
チ表示状態は、上記リーチタイマに設定された時間が経
過するまで継続されるようになる。
【0110】そして、上記設定時間が経過してリーチフ
ラグが終了フラグに変更されたときには、表示更新処理
ルーチンS8内のステップB6、B7が実行されて、第
3メモリ領域が初期化されるため、表示装置5が第4の
動作画面(図12参照)を表示した状態に戻されるよう
になる。つまり、前記抽選結果がリーチ状態を伴った
「外れ」であった場合には、補助図柄表示部5cの動作
が5〜7秒実行された時点でリーチ表示状態に切り替え
られ、この後に所定時間が経過したときに補助図柄表示
部5cの動作が停止されることになる。
【0111】さらに、第3メモリ領域に処理データΔA
が記憶されたとき(前記抽選結果が「当たり」であった
とき)には、データ変更処理ルーチンS7において、ス
タートタイマに設定された時間(5〜7秒)が経過した
ときに、当該第3メモリ領域中のスタートフラグがリー
チフラグに変更されると共に、その後にリーチタイマに
設定された時間(処理データΔA中のリーチ時間データ
に対応した時間)が経過したときに、上記リーチフラグ
が特賞フラグに変更されるようになる。
【0112】このため、表示更新処理ルーチン8におい
て、表示装置5が第6の動作画面(図14参照)を表示
した状態(図柄表示部5a、補助図柄表示部5b及び5
cがリーチ表示状態)に切り替えられ、このようなリー
チ表示状態は、上記リーチタイマに設定された時間が経
過するまで継続されるようになる。また、上記設定時間
が経過してリーチフラグが特賞フラグに変更されたとき
には、表示更新処理ルーチン8において、表示装置5が
第9の当たり画面(図23参照)を表示した状態(図柄
表示部5a、補助図柄表示部5b及び5cが大当たり表
示状態)に切り替えられる。
【0113】上記のように、図柄表示部5a、補助図柄
表示部5b及び5cが大当たり表示状態にある場合(第
1メモリ領域、第2メモリ領域及び第3メモリ領域に特
賞フラグが記憶された状態)には、その後に第1メモリ
領域中の特賞フラグに基づいたパチンコ遊技機1での特
賞状態が終了したときに、第2及び第3メモリ領域の各
記憶データがそれぞれ第1及び第2メモリ領域にシフト
される。これに応じて、補助図柄表示部5cの動作が停
止されると共に、第1及び第2メモリ領域の記憶データ
に基づいた制御が前述同様に行われることにより、パチ
ンコ遊技機1が再度特賞状態に切り替えられるものであ
る。そして、このような特賞状態が終了したときには、
第2メモリ領域の記憶データが第1メモリ領域にシフト
され、これに応じて前述したように、パチンコ遊技機1
が再々度特賞状態に切り替えられるものである。
【0114】以上要するに、図柄表示部5aの動作期間
中においてスタート入賞孔8へパチンコ玉が入賞したと
きには、保留玉カウンタ19に対して、その入賞パチン
コ玉数が所定の上限個数(4個)まで保留玉データΔN
として記憶されるようになり、このような記憶状態(図
柄表示部5aの動作開始権利が生じた状態)で上記図柄
表示部5aがリーチ状態となったときには、その記憶保
留玉データΔNに基づいた補助図柄表示部5bの動作が
開始されることになる。また、この後において、保留玉
カウンタ19に「1」以上の保留玉データΔNが記憶さ
れている状態で補助図柄表示部5bがリーチ状態となっ
たときには、その記憶保留玉データΔNに基づいた補助
図柄表示部5cの動作が開始されることになる。
【0115】従って、このような制御が行われる状態で
は、図柄表示部5aの動作期間(リーチ表示期間を含
む)が長目に設定されていた場合であっても、その動作
期間中にスタート入賞孔8へ入賞したパチンコ玉が無駄
になる割合が低くなるものであり、スタート入賞孔8へ
の入賞に伴う権利が無効化されることに起因して生ずる
遊技客側の不満を抑制できるようになる。
【0116】また、図柄表示部5aとは別に設けられた
補助図柄表示部5b及び5cの動作に応じても当たり状
態が発生する構成となっているから、図柄表示部5aの
他に補助図柄表示部5b及び5cの一方若しくは双方が
動作された状態では、遊技客側の期待度が一段と向上す
ることになり、遊技に対する興趣を大幅に高め得るよう
になる。特に、補助図柄表示部5bは、図柄表示部5a
がリーチ状態となったときに動作開始され、補助図柄表
示部5cは、図柄表示部5a及び補助図柄表示部5bが
双方ともリーチ状態となったときに動作開始される構成
となっているから、図柄表示部5a、補助図柄表示部5
b及び5cのうちの2以上の表示部において同時にリー
チ状態が発生する可能性が出てくるものであり、このよ
うな状態となったときには、遊技客側の期待度が劇的に
向上することになり、遊技に対する興趣をさらに高め得
るようになる。
【0117】勿論、図柄表示部5a、補助図柄表示部5
b及び5cの動作時には、高い確率で当たり状態が発生
するリーチ状態が予め決められた割合で発生することに
なるから、この面からも遊技客側の期待感を高め得るよ
うになる。
【0118】さらに、図柄表示部5a、補助図柄表示部
5b及び5cを、単一の表示装置5内に選択的に表示す
る構成となっているから、それら図柄表示部5a、補助
図柄表示部5b及び5cのための表示構造を簡単化でき
て、製造コストを抑制する上で有利となる。
【0119】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。保留玉データΔNを記憶するための記憶手段として
保留玉カウンタ19を設ける構成としたが、当該記憶手
段と同等の機能を、RAM13及びCPU11によるプ
ログラムを利用して実現する構成としても良い。特賞制
御回路23を設ける構成としたが、この特賞制御回路2
3の機能をCPU11のプログラムにより実現すること
も可能である。
【0120】保留玉データΔNが「1」以上ある場合に
は、図柄表示部5aがリーチ表示状態となったときに補
助図柄表示部5bの動作を開始させると共に、補助図柄
表示部5bがリーチ表示状態となったときに補助図柄表
示部5cの動作を開始させる構成としたが、図柄表示部
5aの動作開始後に予め設定した時間が経過したタイミ
ングで補助図柄表示部5bの動作を開始させると共に、
補助図柄表示部5bの動作開始後に予め設定した時間が
経過したタイミングで補助図柄表示部5cの動作を開始
させる構成としても良い。各図柄表示部5a、5b、5
cによりリーチ状態の表示を行う構成としたが、このよ
うなリーチ表示状態は図柄表示部5a、5b、5cの全
部で行う必要はなく、また、全くリーチ表示を全く行わ
ないパチンコ遊技機にも適用できる。
【0121】上記実施例では、図柄表示部5aの動作に
応じてパチンコ遊技機1が特賞状態に切り替えられたと
きであっても、補助図柄表示部5b或いは5cの動作状
態やリーチ表示状態をそのまま継続する構成としたが、
上記のようにパチンコ遊技機1が特賞状態に切り替えら
れた時点で補助図柄表示部5b或いは5cの動作状態や
リーチ表示状態をキャンセルする構成としても良い。ま
た、図柄表示部5a、補助図柄表示部5b及び5cの動
作状態やリーチ表示状態が並行して行われる構成とした
が、並行して動作される図柄表示部の数を選択的に制限
する構成としても良い。
【0122】上記実施例では、パチンコ遊技機1が特賞
状態に切り替えられた後において、補助図柄表示部5
b、5cの動作に応じた抽選結果が「当たり」になった
ときに、特賞状態が連続して発生する構成としたが、現
在進行中の特賞状態に対し所定の利益(特賞用入賞孔7
の再開放動作回数(実施例では10回)の増大や、特賞
用入賞孔7の一開放期間における入賞パチンコ玉数の制
限(実施例では10個)の緩和など)を付加することに
より、特賞状態の連続発生を行わない構成とすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示す機能ブロ
ック図
【図2】パチンコ遊技機の正面図
【図3】制御内容を示すフローチャートその1
【図4】制御内容を示すフローチャートその2
【図5】制御内容を示すフローチャートその3
【図6】制御内容を示すフローチャートその4
【図7】制御内容を示すフローチャートその5
【図8】表示装置による表示画面の例を概略的に示す図
その1
【図9】表示装置による表示画面の例を概略的に示す図
その2
【図10】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その3
【図11】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その4
【図12】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その5
【図13】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その6
【図14】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その7
【図15】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その8
【図16】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その9
【図17】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その10
【図18】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その11
【図19】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その12
【図20】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その13
【図21】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その14
【図22】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その15
【図23】表示装置による表示画面の例を概略的に示す
図その16
【図24】表示装置による表示パターンと第1〜第3メ
モリ領域中のフラグとの関係を示す図
【符号の説明】
1はパチンコ遊技機、5は表示装置、5aは図柄表示
部、5b、5cは補助図柄表示部、7は特賞用入賞孔、
7aは電気役物、8はスタート入賞孔、10は制御回路
(制御手段、補助制御手段)、11はCPU、18はス
タート検出器、19は保留玉カウンタ(記憶手段)、2
3は特賞制御回路を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタート条件の成立に応じて所定時間以
    上動作される図柄表示部と、 この図柄表示部の動作に応じて所定の確率で発生する当
    たり状態となったときに、上記図柄表示部を特定の当た
    り図柄の組み合わせで動作停止させると共に、入賞率を
    大幅に高めた特賞状態に切り替える制御を行う制御手段
    と、 前記図柄表示部の動作期間中における前記スタート条件
    の成立数を所定の上限数まで保留データとして記憶する
    記憶手段とを備えたパチンコ遊技機において、 前記図柄表示部の他に所定時間以上動作される補助図柄
    表示部を設けて、この補助図柄表示部の動作によっても
    所定の確率で当たり状態が発生するように構成すると共
    に、 前記図柄表示部の動作状態において前記記憶手段に保留
    データが記憶されている場合に、所定のタイミングで前
    記補助図柄表示部の動作を開始させると共に上記記憶部
    の保留データを減少させる制御を行う補助制御手段を設
    け、 前記制御手段を、前記補助図柄表示部の動作に応じて当
    たり状態となったときに、上記補助図柄表示部を特定の
    当たり図柄の組み合わせで動作停止させると共に、入賞
    率を大幅に高めた特賞状態に切り替える制御を行うよう
    に構成としたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記図柄表示部の動作
    時において、当該図柄表示部を予め決められた割合でリ
    ーチ状態に切り替える制御を行うように構成され、 前記補助制御手段は、前記図柄表示部がリーチ状態とな
    ったタイミングで前記記憶手段の記憶保留データに基づ
    いた前記補助図柄表示部の動作を開始させるように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊
    技機。
  3. 【請求項3】 動作優先順位が設定された複数の補助図
    柄表示部を備え、 前記補助制御手段は、前記図柄表示部の動作状態におい
    て前記記憶手段に保留データが記憶されている場合に、
    所定のタイミングで優先順位が高い補助図柄表示部の動
    作を開始させると共に上記記憶部の保留データを減少さ
    せる制御を行い、このような補助図柄表示部の動作状態
    において前記記憶手段に保留データが記憶されている場
    合に、所定のタイミングで優先順位が次位の補助図柄表
    示部の動作を開始させると共に上記記憶部の保留データ
    を減少させる制御を行うように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記図柄表示部及び補
    助図柄表示部の動作時において、当該図柄表示部及び補
    助図柄表示部を予め決められた割合でリーチ状態に切り
    替える制御を行うように構成され、 前記補助制御手段は、優先順が高い補助図柄表示部がリ
    ーチ状態となったタイミングで前記記憶手段に保留デー
    タが記憶されている場合に、優先順位が次位の補助図柄
    表示部の動作を開始させるように構成されていることを
    特徴とする請求項3記載のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記図柄表示部及び補助図柄表示部は、
    単一の表示装置内に選択的に表示される構成となってい
    ることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の
    パチンコ遊技機。
JP9134997A 1997-05-26 1997-05-26 パチンコ遊技機 Abandoned JPH10323432A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001252418A (ja) * 2000-03-14 2001-09-18 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2004313536A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Abilit Corp 遊技機
JP2010005418A (ja) * 2009-08-24 2010-01-14 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004313536A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Abilit Corp 遊技機
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