JPH10323817A - セラミック製インサートの製法 - Google Patents

セラミック製インサートの製法

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JPH10323817A
JPH10323817A JP9172710A JP17271097A JPH10323817A JP H10323817 A JPH10323817 A JP H10323817A JP 9172710 A JP9172710 A JP 9172710A JP 17271097 A JP17271097 A JP 17271097A JP H10323817 A JPH10323817 A JP H10323817A
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JP
Japan
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binder
insert
cylindrical part
parts
mold
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JP9172710A
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English (en)
Inventor
Shozo Sato
正三 佐藤
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MUSASHINO KAKO KK
Original Assignee
MUSASHINO KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形に使用する加圧装置に必要なストローク
がを小さくする。 【解決手段】 全体が長さ方向に接続する2以上の部品
からなるものとする。各部品を、粉体の原料をバインダ
ーを加え顆粒状にして型に入れ圧縮して形成する。雌ね
じを有する部品については、さらに雌ねじを切削加工す
る。この後、各部品を積み重ねて炉に入れて加熱し、焼
結するとともに接合部分を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの
壁、天井等に埋め込み、配管等を支持するためのボルト
をねじ止めさせるインサート、特にセラミック製のイン
サートの製法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のインサートは、
金属製であるため、コンクリートとの密着性が不十分と
なって剥離を生じやすく、また、さびを生じやすいとい
う不都合がある。さびに対する対策として、ステンレス
製のものも用いられているが、高価である。
【0003】これらの不都合を解消するものとして、セ
ラミック製とすることが考えられる。セラミック製品を
製造するには、成形時に型内で圧縮、加圧する必要があ
り、全体が細長形状であるインサートを均一に圧縮、加
圧するには、その長さ方向に加圧することが必要であ
る。この圧縮、加圧作業では、長さが当初の3分の1程
度になるから、このための加圧装置は、大ストロークの
著しく大型のものが必要となり、事実上、実施不可能で
ある。
【0004】そこで、本発明は、通常の加圧装置を用い
て製造することのできる新たなセラミック製のインサー
トの製法を得ることを目的としてなされたものである。
たものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、内面に雌ねじを有する
筒状部と、この筒状部の奥部を塞ぎ、かつ外形が非円形
状となって回り止めとなる奥端部とからなるインサート
を、全体が長さ方向に接続する2以上の部品からなるも
のとし、前記各部品の内、雌ねじを有しない各部品につ
いては、粉体の原料をバインダーを加え顆粒状にして型
に入れ圧縮して形成し、雌ねじを有する筒状部部品につ
いては、粉体の原料をバインダーを加え顆粒状にして型
に入れ圧縮した後、さらに雌ねじを切削加工して、形成
し、この後、各部品を積み重ねて炉に入れて加熱し、焼
結するとともに接合部分を結合することを特徴とするセ
ラミック製インサートの製法である。
【0006】インサート全体は、長さ方向に2以上の部
品を接続して形成され、このため、各部品の長さは短く
なり、加圧装置に必要なストロークが小さくなる。
【0007】部品の数は、2以上であれば、任意である
が、あまり多くであると接続箇所が多くなり、品質不良
を生じ易くなるので、通常、2ないし4程度であり、望
ましいのは、3以下である。
【0008】部品の接続箇所は筒状部の途中、あるいは
筒状部と奥端部との間が適当である。筒状部の途中で接
続する場合、すなわち、筒状部を分割する場合は、雌ね
じは筒状部部品の1のみに設ける。こうすることによ
り、雌ねじが接続箇所で不連続となることが防止され
る。
【0009】原料としては、いわゆるスプレー原料が使
用される。すなわち、アルミナ(Al2O3)、ジルコ
ニア(ZrO2)、炭化珪素(SiC)、ステアタイト
(MgO・SiO2)、フォルステナイト(2MgO・
SiO2)等の粉体よりなり、ステアリン酸、パラフィ
ン等のバインダーを加え、一旦顆粒状にして、さらに固
めることのできるものが使用される。
【0010】この原料を型に入れ、加圧装置で圧縮し、
所望形状に成形する。このとき、通常、圧縮方向の長さ
が3分の1程度になるよう圧縮する。このため加圧装置
のストロークは、100ミリメートル程度が通常であ
り、したがって製品の長さは35ミリメートル程度以下
とすることが望ましい。
【0011】雌ねじを有しない部品については、これで
完成部品とされ、雌ねじを有する部部品については、こ
の後さらに雌ねじを切削加工する。この加工は、超硬合
金製タップを用いて通常の方法により行なうことができ
る。なお、部品が奥端部を一体に有し奥部が閉じた形状
であると、切り屑の排出が困難となりやすいが、本発明
では部品の長さが短くなっているので、支障なく排出が
できる。
【0012】この後、各部品を積み重ねて炉に入れて加
熱し、焼結する。この時、温度を正確に管理し、通常の
焼結温度より数度程度高くして、表面がわずかにガラス
質状となるようにし、これにより接合部分を結合する。
なお、この高温状態は、焼結作業中のすべての時間であ
る必要はなく、例えば、焼結作業の終わり、あるいは始
めの数十分程度だけで十分である。この後、徐冷して取
出し、セラミック製インサートが完成する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、具体的に説明す
る。
【0014】図1に第1実施例のインサート10を示
す。このインサート10は、筒状部11とこの筒状部の
奥部を塞ぎ、かつ外形が小判型となって回り止めとなる
奥端部12からなる。
【0015】筒状部11は、長さ方向に接続する2の筒
状部部品13,14よりなる。先端部の筒状部部品13
は、内面が平滑で雌ねじを有していない。奥部の筒状部
部品14は、内面に雌ねじ15を有し、さらに、奥端部
12をその一部として包含している。
【0016】また、先端部の筒状部部品13の奥部側面
には突起16が、奥部の筒状部部品14の先端側面には
凹部17がそれぞれ設けられ、これらが互いに填まっ
て、両部品が接合される。さらに、先端部の筒状部部品
13の先端側面にも同様の凹部18が設けられている。
【0017】原料としては、セラミック工業株式会社
製、「ステアタイト」を用いる。この主な組成は、概ね
次のとおりである。 シリカ(SiO2) 60%(重量比) マグネシア(MgO) 30%(同) アルミナ(Al2O3) 5%(同) 酸化カルシウム(CaO) 少量 酸化鉄(Fe2O3) 少量
【0018】この原料の粉体(325メッシュ)にバイ
ンダー(ステアリン酸)を加え顆粒状にして型に入れ、
加圧装置(多摩川精機株式会社製「メカプレス」(15
トン、ストローク100ミリメートル)を用いて、長さ
方向に加圧して先端部の筒状部部品13を形成する。な
おこの筒状部部品13の長さは20ミリメートルであ
る。
【0019】同様にして、図3に示す、奥部の筒状部部
品14’を形成し、この内面にタッピングマシンを用い
て、雌ねじ15を切削加工して、図4に示す奥部の筒状
部部品14を形成する。なおこの筒状部部品14の長さ
は35ミリメートルであり、雌ねじは、M16である。
【0020】次に、奥部の筒状部部品14上に先端部の
筒状部部品13を重ねて電気自動連続炉に入れ、徐々に
温度を上げていき、最高温度、摂氏1330度を1時間
保持し、焼結するとともに両部品を結合させる。このの
ち、徐冷して取出し、インサート10を完成する。
【0021】図6に、第2実施例のインサート110を
示す。このインサート110は、筒状部111とこの筒
状部の奥部を塞ぎ、かつ外形が小判型となって回り止め
となる奥端部112からなる。
【0022】筒状部111は、長さ方向に接続する3の
筒状部部品113,113,114よりなる。先端部の
筒状部部品113と中央部の筒状部部品113は、共に
前記先端部の筒状部部品13と同一であり、内面が平滑
で雌ねじを有していない。奥部の筒状部部品114は、
前記奥部の筒状部部品14と同一であり、内面に雌ねじ
115を有し、さらに、奥端部112をその一部として
包含している。
【0023】また、先端部、中央部の筒状部部品113
の奥部側面には突起116が、先端側面には凹部118
が、奥部の筒状部部品114の先端面には凹部117が
それぞれ設けられ、これらが互いに填まって、各部品が
接合される。
【0024】各部品113,113,114は、前記と
同様にして、それぞれ製造され、同様に焼結、結合され
て、このインサート110は完成される。
【0025】図7に、第3実施例のインサート210を
示す。このインサート210は、筒状部211とこの筒
状部の奥部を塞ぎ、かつ外形が小判型となって回り止め
となる奥端部212からなる。
【0026】筒状部211は、長さ方向に接続する2の
筒状部部品213,214よりなる。先端部の筒状部部
品213は、内面に雌ねじ216を有している。奥部の
筒状部部品214は、内面が平滑で雌ねじを有していな
い。奥端部部品215は、奥端部112を形成する。
【0027】また、先端部の筒状部部品213の奥部側
面には突起217が、奥部の筒状部部品214の先端側
面には凹部218、奥部側面には凹部219が、奥端部
部品215のの先端側面には突起220がそれぞれ設け
られ、これらが互いに填まって、各部品が接合される。
さらに、先端部の筒状部部品213の先端側面にも凹部
221が設けられている。
【0028】各部品213,214,215は、前記と
同様にして、それぞれ製造され、同様に焼結、結合され
て、このインサート210は完成される。
【0029】
【発明の効果】本発明のセラミック製インサートの製法
では、インサート全体を、長さ方向に2以上の部品に分
けて製造するので、各部品の長さは短くなり、部品製造
に必要な加圧装置のストロークが小さくなり、容易に実
施をすることができる。また、各部品の接続も、特別の
接着剤等を用いることなく、炉に入れて加熱するだけで
行なうので、この点においても実施が容易である。した
がって、本発明により、セラミック製のインサートの実
用化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の完成時の斜視図である。
【図2】同例に使用する先端部の筒状部部品を縦断面図
である。
【図3】同例に使用する奥部の筒状部部品の成形直後の
状態を示す縦断面図である。
【図4】同例に使用する奥部の筒状部部品の縦断面図で
ある。
【図5】同例の完成時の縦断面図である。
【図6】第2実施例の完成時の縦断面図である。
【図7】第3実施例の完成時の縦断面図である。
【符号の説明】
10…インサート、11…筒状部、12…奥端部、13
…先端部の筒状部部品、14…奥部の筒状部部品、1
5…雌ねじ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に雌ねじを有する筒状部と、この筒
    状部の奥部を塞ぎ、かつ外形が非円形状となって回り止
    めとなる奥端部とからなるインサートを、 全体が長さ方向に接続する2以上の部品からなるものと
    し、 前記各部品の内、雌ねじを有しない各部品については、
    粉体の原料をバインダーを加え顆粒状にして型に入れ圧
    縮して形成し、雌ねじを有する筒状部部品については、
    粉体の原料をバインダーを加え顆粒状にして型に入れ圧
    縮した後、さらに雌ねじを切削加工して、形成し、この
    後、各部品を積み重ねて炉に入れて加熱し、焼結すると
    ともに接合部分を結合することを特徴とするセラミック
    製インサートの製法。
  2. 【請求項2】 内面に雌ねじを有する筒状部と、この筒
    状部の奥部を塞ぎ、かつ外形が非円形状となって回り止
    めとなる奥端部とからなるインサートを、 筒状部を形成する筒状部部品と奥端部を形成する奥端部
    部品からなるものとし前記奥端部部品については、粉体
    の原料をバインダーを加え顆粒状にして型に入れ圧縮し
    て形成し、前記筒状部部品については、粉体の原料をバ
    インダーを加え顆粒状にして型に入れ圧縮した後、さら
    に雌ねじを切削加工して、形成し、この後、前記各部品
    を積み重ねて炉に入れて加熱し、焼結するとともに接合
    部分を結合することを特徴とするセラミック製インサー
    トの製法。
  3. 【請求項3】 内面に雌ねじを有する筒状部と、この筒
    状部の奥部を塞ぎ、かつ外形が非円形状となって回り止
    めとなる奥端部とからなるインサートを、 筒状部が長さ方向に接続する2以上の筒状部部品よりな
    り、かつ奥端部が奥部の筒状部部品の一部として包含さ
    れ又は別個の奥端部部品からなるものとし、 さらに、筒状部部品の内1のみが内面に雌ねじを有する
    形状となり、 前記各部品の内、雌ねじを有しない各部品については、
    粉体の原料をバインダーを加え顆粒状にして型に入れ圧
    縮して形成し、雌ねじを有する筒状部部品については、
    粉体の原料をバインダーを加え顆粒状にして型に入れ圧
    縮した後、さらに雌ねじを切削加工して、形成し、この
    後、各部品を積み重ねて炉に入れて加熱し、焼結すると
    ともに接合部分を結合することを特徴とするセラミック
    製インサートの製法。
JP9172710A 1997-05-26 1997-05-26 セラミック製インサートの製法 Pending JPH10323817A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030000366A (ko) * 2001-06-23 2003-01-06 주상세라스(주) 앵커 설치용 세라믹 인써트 제조 장치
JP2009125967A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Tadashi Fujisawa コンクリート製品の雌ねじ付インサート

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