JPH10323867A - 二色成形用金型 - Google Patents
二色成形用金型Info
- Publication number
- JPH10323867A JPH10323867A JP9154487A JP15448797A JPH10323867A JP H10323867 A JPH10323867 A JP H10323867A JP 9154487 A JP9154487 A JP 9154487A JP 15448797 A JP15448797 A JP 15448797A JP H10323867 A JPH10323867 A JP H10323867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- mold
- slide cores
- cores
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1635—Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定金型と可動金型とに、互い違い状に交差
隣接するスライドコアが設けてある二色成形用金型にお
いて、加工精度を左程に高度化する必要もなく、型締め
時のスライドコアどうしの衝突や擦れ合いを防止する。 【解決手段】 スライドコア3・4のスライド中心軸P
1・P2が、可動金型2の開閉スライド中心軸Cに対し
て僅かに傾斜している。以て型締め途中に、スライドコ
ア3・4間に、常に隙間を生じさせ、型締めが完了した
状態でのみスライドコア3・4を隣接密着させる。
隣接するスライドコアが設けてある二色成形用金型にお
いて、加工精度を左程に高度化する必要もなく、型締め
時のスライドコアどうしの衝突や擦れ合いを防止する。 【解決手段】 スライドコア3・4のスライド中心軸P
1・P2が、可動金型2の開閉スライド中心軸Cに対し
て僅かに傾斜している。以て型締め途中に、スライドコ
ア3・4間に、常に隙間を生じさせ、型締めが完了した
状態でのみスライドコア3・4を隣接密着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカートリッ
ジケースの周壁の一部を異質のプラスチック材で成形す
るための二色成形用金型に関し、とくに成形空間を規定
する一対の金型のそれぞれにスライドコアが設けてあっ
て、一次成形時に両スライドコアが隣接密着する形態の
二色成形用金型を対象とする。
ジケースの周壁の一部を異質のプラスチック材で成形す
るための二色成形用金型に関し、とくに成形空間を規定
する一対の金型のそれぞれにスライドコアが設けてあっ
て、一次成形時に両スライドコアが隣接密着する形態の
二色成形用金型を対象とする。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジやテープカートリ
ッジ等のカートリッジケースにおいて、透明の窓板と不
透明のケース本体とを一体に形成することが従来から行
われており、特開平5−109228号公報はその一例
である。そこでは、可動金型の側に設けたスライドコア
を後退させて、二次成形用の空間を形成している。二次
成形された窓板は、ケース本体の窓開口に臨む主窓部
と、窓開口の内面周縁壁に重なるフランジ部とでハット
形断面状に形成してある。
ッジ等のカートリッジケースにおいて、透明の窓板と不
透明のケース本体とを一体に形成することが従来から行
われており、特開平5−109228号公報はその一例
である。そこでは、可動金型の側に設けたスライドコア
を後退させて、二次成形用の空間を形成している。二次
成形された窓板は、ケース本体の窓開口に臨む主窓部
と、窓開口の内面周縁壁に重なるフランジ部とでハット
形断面状に形成してある。
【0003】特開平5−237873号公報には、上記
の窓板を内外に反転して形成したカートリッジケースが
開示されている。そこでは、窓板のフランジ部に相当す
る部分が、ケース本体の外面に露出する。こうした二色
成形品の場合には、主窓部を形成するためのスライドコ
アを可動金型に設けたうえで、フランジ部を形成するた
めのスライドコアを固定金型側に設ける。前者のスライ
ドコアのみでは、二次成形用の空間を形成できないから
である。
の窓板を内外に反転して形成したカートリッジケースが
開示されている。そこでは、窓板のフランジ部に相当す
る部分が、ケース本体の外面に露出する。こうした二色
成形品の場合には、主窓部を形成するためのスライドコ
アを可動金型に設けたうえで、フランジ部を形成するた
めのスライドコアを固定金型側に設ける。前者のスライ
ドコアのみでは、二次成形用の空間を形成できないから
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、固定金
型と可動金型のそれぞれにスライドコアを設けた二色成
形金型においては、一次成形時に両スライドコアが隣接
密着して、二次成形空間を塞ぐことになる。窓板の構造
によっては、両スライドコアが互いに嵌係合することも
ある。こうした成形金型では、各スライドコアを一次成
形空間内へ突出した状態で、固定金型の型締めを行う。
そのため、両スライドコアの形状精度や、各金型に対す
る位置精度が不十分であると、型締め時に両スライドコ
アどうしが衝突して金型を傷付けるおそれがある。
型と可動金型のそれぞれにスライドコアを設けた二色成
形金型においては、一次成形時に両スライドコアが隣接
密着して、二次成形空間を塞ぐことになる。窓板の構造
によっては、両スライドコアが互いに嵌係合することも
ある。こうした成形金型では、各スライドコアを一次成
形空間内へ突出した状態で、固定金型の型締めを行う。
そのため、両スライドコアの形状精度や、各金型に対す
る位置精度が不十分であると、型締め時に両スライドコ
アどうしが衝突して金型を傷付けるおそれがある。
【0005】こうした事態を避けるためには、スライド
コアの形状精度や位置精度を十分に高度化する必要があ
り、その分だけ二色成形用金型のコストが高く付く。成
形時には、厳密な温度管理を行う必要があり、成形装置
の稼働率が低下する一因にもなっている。因みに、特開
平5−237873号公報の成形用金型においては、型
締め時に隣接密着するスライドコアの一方の隣接面を傾
斜面に傾斜して、両スライドコアが摺動するときの摩擦
抵抗を軽減している。
コアの形状精度や位置精度を十分に高度化する必要があ
り、その分だけ二色成形用金型のコストが高く付く。成
形時には、厳密な温度管理を行う必要があり、成形装置
の稼働率が低下する一因にもなっている。因みに、特開
平5−237873号公報の成形用金型においては、型
締め時に隣接密着するスライドコアの一方の隣接面を傾
斜面に傾斜して、両スライドコアが摺動するときの摩擦
抵抗を軽減している。
【0006】両スライドコアの隣接隙間を大きく設定す
ると、スライドコアの形状および位置精度はそれ程高度
化する必要もなく、型締め時に両スライドコアが衝突す
るのを避けられる。しかし、この場合には一次成形用の
プラスチック材が両スライドコアの隣接隙間に入り込ん
で、いわゆる「ばり」が出る。その結果、両スライドコ
アの隣接隙間は最小限化せざるを得ず、そのため先に述
べたように金型の加工精度を十分なものとせざるを得な
かった。
ると、スライドコアの形状および位置精度はそれ程高度
化する必要もなく、型締め時に両スライドコアが衝突す
るのを避けられる。しかし、この場合には一次成形用の
プラスチック材が両スライドコアの隣接隙間に入り込ん
で、いわゆる「ばり」が出る。その結果、両スライドコ
アの隣接隙間は最小限化せざるを得ず、そのため先に述
べたように金型の加工精度を十分なものとせざるを得な
かった。
【0007】本発明の目的は、固定金型と可動金型の双
方に設けたスライドコアの形状精度や位置精度を左程高
度化する必要もなく、型締め時に両スライドコアが衝突
するのを確実に防止でき、しかも型締め時には両スライ
ドコアを密着させてばりの発生を阻止できる二色成形用
金型を提供することにある。本発明の他の目的は、型締
めが終了した状態でのみ両スライドコアを密着でき、従
って型締め途中にスライドコアどうしが衝突し、あるい
は大きな摩擦抵抗を伴いながら相対摺動するのを防止で
き、その分だけ金型の耐久性を向上できる二色成形用金
型を提供することにある。
方に設けたスライドコアの形状精度や位置精度を左程高
度化する必要もなく、型締め時に両スライドコアが衝突
するのを確実に防止でき、しかも型締め時には両スライ
ドコアを密着させてばりの発生を阻止できる二色成形用
金型を提供することにある。本発明の他の目的は、型締
めが終了した状態でのみ両スライドコアを密着でき、従
って型締め途中にスライドコアどうしが衝突し、あるい
は大きな摩擦抵抗を伴いながら相対摺動するのを防止で
き、その分だけ金型の耐久性を向上できる二色成形用金
型を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の二色成形用金型
は、一次成形空間S1を規定する固定金型1と可動金型
2とのそれぞれに、二次成形空間S2を規定する第1・
第2のスライドコア3・4が設けてある。両スライドコ
ア3・4は、型締め時に一次成形空間S1内に突出して
隣接密着するよう配置されている。両スライドコア3・
4のスライド中心軸P1・P2の少なくとも一方は、可
動金型2の開閉スライド中心軸Cに対して僅かに傾斜し
ている。具体的には、両スライドコア3・4のスライド
中心軸P1・P2は、開閉スライド中心軸Cに対して同
一角度だけ傾斜してあり、この傾斜角度θを2度以上に
設定する。
は、一次成形空間S1を規定する固定金型1と可動金型
2とのそれぞれに、二次成形空間S2を規定する第1・
第2のスライドコア3・4が設けてある。両スライドコ
ア3・4は、型締め時に一次成形空間S1内に突出して
隣接密着するよう配置されている。両スライドコア3・
4のスライド中心軸P1・P2の少なくとも一方は、可
動金型2の開閉スライド中心軸Cに対して僅かに傾斜し
ている。具体的には、両スライドコア3・4のスライド
中心軸P1・P2は、開閉スライド中心軸Cに対して同
一角度だけ傾斜してあり、この傾斜角度θを2度以上に
設定する。
【0009】
【作用】一対の金型1・2に設けたスライドコア3・4
のスライド中心軸P1・P2を、可動金型2の開閉スラ
イド中心軸Cに対して僅かに傾斜させてあるので、両ス
ライドコア3・4は可動金型2の型締めが終了するまで
接触する機会がない。両スライドコア3・3が互い違い
状に近接交差したとしても、両スライドコア3・4間に
は、スライド中心軸P1・P2の傾きに由来する、開閉
スライド中心軸Cと直交する向きの隙間が常に存在する
からである。この隙間は、可動金型3の型締めを終了し
て初めてゼロとなり、両スライドコア3・4は隣接密着
する。従って、一次成形時に両スライドコア3・4間に
ばりを生じることもない。
のスライド中心軸P1・P2を、可動金型2の開閉スラ
イド中心軸Cに対して僅かに傾斜させてあるので、両ス
ライドコア3・4は可動金型2の型締めが終了するまで
接触する機会がない。両スライドコア3・3が互い違い
状に近接交差したとしても、両スライドコア3・4間に
は、スライド中心軸P1・P2の傾きに由来する、開閉
スライド中心軸Cと直交する向きの隙間が常に存在する
からである。この隙間は、可動金型3の型締めを終了し
て初めてゼロとなり、両スライドコア3・4は隣接密着
する。従って、一次成形時に両スライドコア3・4間に
ばりを生じることもない。
【0010】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係る二色成形用金
型の実施例を示す。図2において、二色成形用金型は、
固定金型1と、固定金型1に対して接離スライドする可
動金型2とを有し、両金型1・2の接合面間に一次成形
空間S1が凹み形成してある。固定金型1と可動金型2
とには、二次成形空間S2を規定するスライドコア3・
4がそれぞれ設けてある。両成形空間S1・S2に臨む
固定金型1の内面には、一次成形空間S1内へ溶融樹脂
を注入するための第1ゲート5と、二次成形空間S2内
へ溶融樹脂を注入するための第2ゲート6とが設けてあ
る。
型の実施例を示す。図2において、二色成形用金型は、
固定金型1と、固定金型1に対して接離スライドする可
動金型2とを有し、両金型1・2の接合面間に一次成形
空間S1が凹み形成してある。固定金型1と可動金型2
とには、二次成形空間S2を規定するスライドコア3・
4がそれぞれ設けてある。両成形空間S1・S2に臨む
固定金型1の内面には、一次成形空間S1内へ溶融樹脂
を注入するための第1ゲート5と、二次成形空間S2内
へ溶融樹脂を注入するための第2ゲート6とが設けてあ
る。
【0011】両スライドコア3・4は、それぞれの端部
が一次成形空間S1内へ突出して、二次成形空間S2を
占める進出位置と、進出位置から各金型1・2側へ後退
して二次成形空間S2を開放する成形位置との間を往復
スライドできる。詳しくは、固定金型1側に設けたスラ
イドコア3は、一次成形空間S1の対向壁間隔の中途部
の進出位置と、コア端部が一次成形空間S1から退入す
る成形位置とに往復スライドできる。可動金型2側に設
けたスライドコア4は、その端部が固定金型1と接当す
る進出位置と、コア端部が一次成形空間S1から退入す
る成形位置とに往復スライドできる。第2ゲート6は、
後者のスライドコア4の進出位置に臨んで設けてある。
が一次成形空間S1内へ突出して、二次成形空間S2を
占める進出位置と、進出位置から各金型1・2側へ後退
して二次成形空間S2を開放する成形位置との間を往復
スライドできる。詳しくは、固定金型1側に設けたスラ
イドコア3は、一次成形空間S1の対向壁間隔の中途部
の進出位置と、コア端部が一次成形空間S1から退入す
る成形位置とに往復スライドできる。可動金型2側に設
けたスライドコア4は、その端部が固定金型1と接当す
る進出位置と、コア端部が一次成形空間S1から退入す
る成形位置とに往復スライドできる。第2ゲート6は、
後者のスライドコア4の進出位置に臨んで設けてある。
【0012】図3に示すように両スライドコア3・4
は、両金型1・2を型締めした状態において隣接密着す
るよう設けてある。このように隣接密着する関係にある
両スライドコア3・4が型締め時に衝突し、あるいは両
者が強く擦れ合うのを防ぐために、両スライドコア3・
4のスライド中心軸P1・P2は、可動金型2の開閉ス
ライド中心軸Cに対して僅かに傾斜させている。
は、両金型1・2を型締めした状態において隣接密着す
るよう設けてある。このように隣接密着する関係にある
両スライドコア3・4が型締め時に衝突し、あるいは両
者が強く擦れ合うのを防ぐために、両スライドコア3・
4のスライド中心軸P1・P2は、可動金型2の開閉ス
ライド中心軸Cに対して僅かに傾斜させている。
【0013】具体的には、図1に示すように、両スライ
ドコア3・4のスライド中心軸P1・P2を、開閉スラ
イド中心軸Cに対して同一方向へ同一角度θだけ傾斜さ
せた。この傾斜角度θは、少なくとも2度以上に設定し
て、両金型1・2の型締めが完全に終了するまで、スラ
イドコア3・4が接触するのを避けられるようにする。
傾斜角度θが2度未満であると、両スライドコア3・4
の形状精度や位置精度をある程度高度化する必要があ
り、金型の製作コストが高く付く。傾斜角度θの最大値
は45度以下とし、より好ましくは30度以下とする。
なお、図1ないし図4では、スライドコア3・4の傾斜
状態を明確化するために、傾斜角度θを大きく表現した
が、実際の傾斜角度θは2〜5度である。
ドコア3・4のスライド中心軸P1・P2を、開閉スラ
イド中心軸Cに対して同一方向へ同一角度θだけ傾斜さ
せた。この傾斜角度θは、少なくとも2度以上に設定し
て、両金型1・2の型締めが完全に終了するまで、スラ
イドコア3・4が接触するのを避けられるようにする。
傾斜角度θが2度未満であると、両スライドコア3・4
の形状精度や位置精度をある程度高度化する必要があ
り、金型の製作コストが高く付く。傾斜角度θの最大値
は45度以下とし、より好ましくは30度以下とする。
なお、図1ないし図4では、スライドコア3・4の傾斜
状態を明確化するために、傾斜角度θを大きく表現した
が、実際の傾斜角度θは2〜5度である。
【0014】以上のように構成した二色成形用金型は、
図4(a)〜(b)に示す手順で成形を行う。図3
(a)は型締め途中の状態を示しており、各スライドコ
ア3・4をそれぞれ進出位置に突出した状態で可動金型
2を固定金型1にスライド接合する。このとき、両スラ
イドコア3・4は互い違い状に近接交差するが、両者3
・4のスライド中心軸P1・P2が可動金型の開閉スラ
イド中心軸Cに対して角度θだけ傾いているので、両ス
ライドコア3・4が衝突することはなく、型締めが終了
して初めて両コア3・4は密着する。当然両コア3・4
間で摩擦抵抗を生じることもない。
図4(a)〜(b)に示す手順で成形を行う。図3
(a)は型締め途中の状態を示しており、各スライドコ
ア3・4をそれぞれ進出位置に突出した状態で可動金型
2を固定金型1にスライド接合する。このとき、両スラ
イドコア3・4は互い違い状に近接交差するが、両者3
・4のスライド中心軸P1・P2が可動金型の開閉スラ
イド中心軸Cに対して角度θだけ傾いているので、両ス
ライドコア3・4が衝突することはなく、型締めが終了
して初めて両コア3・4は密着する。当然両コア3・4
間で摩擦抵抗を生じることもない。
【0015】型締めが完了した後、第1ゲート5から第
1の溶融樹脂を一次成形空間S1内へ注入して、一次成
形壁7を形成する(図3(b)参照)。この後、両スラ
イドコア3・4を成形位置へ後退させて、二次成形空間
S2を開放する。最後に図3(c)に示すように、第2
ゲート6から先の溶融樹脂とは異なる第2の溶融樹脂を
二次成形空間S2内へ注入して、二次成形壁8を形成す
る。上記の状態で両金型1・2を冷却し、二次成形壁8
を固化したのち型開きして成形品を取り出す。
1の溶融樹脂を一次成形空間S1内へ注入して、一次成
形壁7を形成する(図3(b)参照)。この後、両スラ
イドコア3・4を成形位置へ後退させて、二次成形空間
S2を開放する。最後に図3(c)に示すように、第2
ゲート6から先の溶融樹脂とは異なる第2の溶融樹脂を
二次成形空間S2内へ注入して、二次成形壁8を形成す
る。上記の状態で両金型1・2を冷却し、二次成形壁8
を固化したのち型開きして成形品を取り出す。
【0016】図5は完成した二色成形品の斜視図を示
す。本発明の二色成形用金型は、ディスクカートリッジ
やテープカートリッジ等のカートリッジケースの上ハー
フを成形するのに適しており、例えば一次成形壁7を不
透明の着色樹脂で形成し、二次成形壁8を透明の樹脂で
形成して覗き窓とするような場合に適用できる。
す。本発明の二色成形用金型は、ディスクカートリッジ
やテープカートリッジ等のカートリッジケースの上ハー
フを成形するのに適しており、例えば一次成形壁7を不
透明の着色樹脂で形成し、二次成形壁8を透明の樹脂で
形成して覗き窓とするような場合に適用できる。
【0017】上記の実施例では、両スライドコア3・4
のスライド中心軸P1・P2の傾斜角度θを一致させた
が、両者3・4の少なくとも一方のスライド中心軸P1
(又はP2)を傾斜させるだけでもよい。但し、この場
合には開閉スライド中心軸Cと平行にスライドするスラ
イドコア側に、傾斜するスライドコアのスライド面と密
着する逃げ面をスライド面と平行に形成しておく。両ス
ライド中心軸P1・P2の傾斜角度θは異なる角度に設
定してあってもよいが、その場合には、前記のようにい
ずれか一方のスライドコアに逃げ面を形成する。傾斜角
度θは、開閉スライド中心軸Cを基準にして、反時計回
転方向側へ傾くよう設定してあってもよい。
のスライド中心軸P1・P2の傾斜角度θを一致させた
が、両者3・4の少なくとも一方のスライド中心軸P1
(又はP2)を傾斜させるだけでもよい。但し、この場
合には開閉スライド中心軸Cと平行にスライドするスラ
イドコア側に、傾斜するスライドコアのスライド面と密
着する逃げ面をスライド面と平行に形成しておく。両ス
ライド中心軸P1・P2の傾斜角度θは異なる角度に設
定してあってもよいが、その場合には、前記のようにい
ずれか一方のスライドコアに逃げ面を形成する。傾斜角
度θは、開閉スライド中心軸Cを基準にして、反時計回
転方向側へ傾くよう設定してあってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の二色成形用金型によれば、固定
・可動の両金型1・2のそれぞれに設けたスライドコア
3・4のうち、少なくとも一方のスライド中心軸P1
(又はP2)を傾斜させて、両金型1・2の型締め途中
に両スライドコア3・4が衝突し、あるいは強く擦れ合
うのを防止できるようにしたので、スライドコア3・4
の形状精度や位置精度を高度化する必要がなく、その分
だけ二色成形用金型の製作費用を減少できるうえ、長期
使用時の耐久性を向上できる。成形時の温度管理も厳密
である必要はなく、その分だけ射出成形装置の稼働率を
向上して生産能率を向上できる。
・可動の両金型1・2のそれぞれに設けたスライドコア
3・4のうち、少なくとも一方のスライド中心軸P1
(又はP2)を傾斜させて、両金型1・2の型締め途中
に両スライドコア3・4が衝突し、あるいは強く擦れ合
うのを防止できるようにしたので、スライドコア3・4
の形状精度や位置精度を高度化する必要がなく、その分
だけ二色成形用金型の製作費用を減少できるうえ、長期
使用時の耐久性を向上できる。成形時の温度管理も厳密
である必要はなく、その分だけ射出成形装置の稼働率を
向上して生産能率を向上できる。
【図1】一対のスライドコアの関係構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】二色成形用金型の概略断面図である。
【図3】図2におけるA部の拡大断面図である。
【図4】成形手順を示す断面図である。
【図5】二色成形品の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 固定金型 2 可動金型 3・4 スライドコア S1 一次成形空間 S2 二次成形空間 P1・P2 スライド中心軸 C 開閉スライド中心軸 θ 傾斜角度
Claims (2)
- 【請求項1】 一次成形空間S1を規定する固定金型1
と可動金型2のそれぞれに、二次成形空間S2を規定す
る第1・第2のスライドコア3・4が設けられており、 両スライドコア3・4は、型締め時に一次成形空間S1
内に突出して隣接密着するよう配置されており、 両スライドコア3・4のスライド中心軸P1・P2の少
なくとも一方が可動金型2の開閉スライド中心軸Cに対
して僅かに傾斜している二色成形用金型。 - 【請求項2】 両スライドコア3・4のスライド中心軸
P1・P2が、開閉スライド中心軸Cに対して同一角度
だけ傾斜しており、この傾斜角度θを2度以上に設定し
てある請求項1記載の二色成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9154487A JPH10323867A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 二色成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9154487A JPH10323867A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 二色成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323867A true JPH10323867A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15585328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9154487A Withdrawn JPH10323867A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 二色成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10323867A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0999028A1 (en) * | 1998-11-05 | 2000-05-10 | Curver Lawn Comfort S.A. | Process and apparatus for making products from different thermoplastics |
| JP2008094087A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-04-24 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | パネル状成形体 |
| CN109571872A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-04-05 | 武汉宏升鑫汽车部件有限公司 | 一种汽车靠背横梁的制作模具 |
| JP2020116920A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | ダイハツ工業株式会社 | 射出成形品の製造方法、及び射出成形金型 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP9154487A patent/JPH10323867A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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