JPH10323916A - 車両用タイヤのトレッドバンドを製造する押出し成形方法及びその押出し成形装置 - Google Patents

車両用タイヤのトレッドバンドを製造する押出し成形方法及びその押出し成形装置

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JPH10323916A
JPH10323916A JP10091755A JP9175598A JPH10323916A JP H10323916 A JPH10323916 A JP H10323916A JP 10091755 A JP10091755 A JP 10091755A JP 9175598 A JP9175598 A JP 9175598A JP H10323916 A JPH10323916 A JP H10323916A
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auxiliary
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 優れた品質を有するスキムコートが施された
トレッドバンドを押出し成形する装置及びその方法を提
供する。 【解決手段】 車両用タイヤのトレッドバンドは、金型
10に形成された押出し成形出口11がその後に続く予
成形溝により画成された押出し成形路11、を通じて主
要なエラストマー材料を搬送することにより製造され
る。予成形溝は、予成形機13に作用可能に係合するド
ロアー12を備える予成形装置9内にて画成されてい
る。押出し成形出口11に近接して、押出し成形路1
1、内に直角に開放する端部長さを有する補助的な溝1
7がドロアー12に形成されている。補助的な供給溝1
7に搬送された補助的なエラストマー材料は、押出し成
形出口11を横断するトレッドバンドの下面の下方にて
被覆効果により均一に分配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用タイヤのト
レッドバンドを製造する押出し成形法に関し、及び、少
なくとも1つの主要なエラストマー材料を供給する少な
くとも1つの主要な押出し成形ヘッドと、少なくとも1
つの補助的なエラストマー材料を供給する少なくとも1
つの補助的な押出し成形ヘッドと、主要な押出し成形ヘ
ッドに接続された少なくとも1つの主要な予成形溝を有
する予成形装置と、該予成形装置の下流に作用可能に配
置された押出し成形金型であって、主要な予成形溝の端
部に配置され且つ該主要な予成形溝と押出し成形路を画
成する押出し成形金型とを備え押出し成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両の車輪用タイヤの製造分野におい
て、加工物を連続的なストリップの形態にて押出し成形
し、その後、そのストリップを所定の寸法の長さに切断
し、そのストリップの各々が、製造工程中に提供される
組み立てステップの間、タイヤのその他の構成要素と関
係付けることができるようにして、トレッドバンドが製
造されることが公知である。このステップ中、タイヤを
形成する全ての加工物は、室温にて共に取り付けられ、
上記の加工物も格納マガジンから供給されるため、冷温
である。
【0003】より詳細には、トレッドバンドを形成する
ストレッチ部分は、1つ又は2つ以上のプライ上にて直
接、通常、既に円環状の形状をしたカーカスに、又は、
該カーカスに予め巻かれたベルト構造体に、トレッドバ
ンドの両側縁部がタイヤのサイドウォールの端部フラッ
プを接続するようにクラウン状に付与される。設計上の
選択に依存して、これらの端部フラップは、カーカスプ
ライとトレッドバンドの両側端縁との間に包み込まれる
ようにカーカスプライに付与されるか、又は、トレッド
バンド自体の両側端縁に対して重なり合う関係にて直
接、付与される。
【0004】通常、必要な性能(例えば、ドライ、及び
ウェット路面における耐摩耗性及びグリップ力)に依存
してトレッドバンドを製造するときに使用されるブレン
ドの型式は、カーカス及びベルト構造体、並びにタイヤ
のサイドウォールの製造に採用されるエラストマーに対
して効果的な冷温粘着性を得ることが難しいと思われる
化学的特徴を有している。この状況下にて、タイヤの組
み立てステップ中に必要な粘着性を回復するため、石油
系溶液を付与することを含む工程をトレッドバンドに施
す必要性を解消するため、多くの場合、いわゆる「スキ
ムコート」をトレッドバンドの下面に施し、カーカスプ
ライ、又はベルト構造体と接触させることを目的とす
る。このスキムコートは、基本的に天然ゴム系ブレンド
の薄い層から成っている。このブレンドは、押出し成形
ヘッドから出た直後に未だ高温であるときにトレッドバ
ンドに付与され、トレッドバンドに効果的に定着され、
石油系溶液を付与することを含む表面処理方法を採用せ
ずに、カーカスに低温粘着させるのに適した基層を供給
する。
【0005】同様に、トレッドバンドの両側端縁にサイ
ドウォールを重ね合わせる場合、トレッドバンドの側端
縁は、同様に、いわゆる「ミニ・サイドウォール」とい
う幅の広い2つの挿入体が設けられる。この挿入体も、
また、通常、冷温粘着性を促進するためにサイドウォー
ル及びミニ・サイドウォールに対し同一のブレンドを採
用することにより、タイヤの組み立てステップ中、トレ
ッドバンドとサイドウォールとが効果的に粘着すること
を確実にする化学的特徴を有している。
【0006】ミニ・サイドウォールをトレッドバンドに
取り付けることは、共押出し成形法、及びそのための高
温法によって行われる。この方法は、トレッドバンドを
形成することを目的とする同一の押出し成形装置にて、
主要な供給溝の伸長部分に対して略平行な方向に向けて
押出し成形出口の両側部分にて収斂する、2つの補助的
な供給溝に沿ってミニ・サイドウォールにブレンドを供
給する第二の押出し成形ヘッドを使用する。正確なトレ
ッドバンドを形成することを目的とするエラストマー材
料が該供給溝を通じて供給される。
【0007】現在の技術状況において、ミニ・サイドウ
ォールと異なり、スキムコートは、一般にカレンダであ
る別個の装置にて製造し、ボビン上に巻かれる。次に、
そのボビンの各々は、適当な巻き懈き装置に取り付けら
れ、その後に、この巻き懈き装置からスキムコートを取
り出して、上記のトレッドバンドが対応する押出し成形
装置から離れる方向に動かく間に、既に、選択随意のミ
ニ・サイドウォールが付与されたトレッドバンドに取り
付ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】スキムコートは、通
常、トレッドバンドの下面に施されるため、スキムコー
トを巻き懈く装置は、トレッドバンドの押出し成形装置
の全体の下方に配置されており、従って、該押出し成形
装置は、上方位置に配置しなければならない、このこと
は、装置の構造を複雑化し、その全ての部品に応答する
ことを困難にする。
【0009】スキムコートを製造する別個の装置と、ス
キムコートをトレッドバンドの押出し成形装置に供給す
るボビン巻き懈き装置とを使用することを不要にするた
め、ミニ・サイドウォールに関して上述した方法と同一
の方法にて、スキムコートをトレッドバンドと共に、押
出し成形する試みが為されており、この方法は、既に公
知であり、また、2つのブレンドで出来たトレッドバン
ドを製造するために使用されて成功している共押出し成
形法を採用して行われ、この場合、下方のブレンド層の
厚さは、トレッドバンド全体の厚さの約1/2である。
【0010】しかしながら、当該出願人は、スキムコー
トを製造しようとして、その下方のブレンド層の厚さを
2mm以下という薄い値まで薄くしたとき、この共押出
し成形法は不良な結果となることを知った。実際には、
押出し成形法により、例えば、2mmという極めて薄い
厚さを達成するためには、押出し成形装置から出るとき
にブレンドが膨潤する結果、約1mmの孔を有する金型
を使用しなければならず、その結果、ブレンドの不純
物、又は塵埃が金型内に取り込まれ、これにより、長手
方向への引っ掻き傷を生じ、このため、押出し成形製
品、即ち、押出し成形品の寸法が不揃いとなる。
【0011】更に、かかる工程状態下にて、押出し成形
部分の異なる箇所にてブレンドの流量をチェックするこ
とは極めて難しく、このため、スキムコートの均一さ及
び正確な寸法、及び結果の反復性の点にて確実さを期す
ことは殆ど期待できない。
【0012】こうした問題点はカレンダにも存在するこ
とが公知である。
【0013】本発明に従い、スキムコートを製造するこ
とを目的とするブレンドがトレッドバンド自体を形成す
るブレンドの流れに対して垂直な方向に、又は何れの場
合でも、そのブレンドの流れに対して大きい入射角度を
有するならば、共押出し成形法の間に、トレッドバンド
の押出し成形の移動路内に噴射される厚さの均一さ、及
び厚さの制御の点にてスキムコート自体が優れた品質を
有するスキムコートが施されたトレッドバンドを製造す
ることが可能となる。
【0014】
【課題を解決するための手段】第一の形態において、本
発明は、車両用のタイヤのトレッドバンドを製造する押
出し成形法であって、押出し成形製品に必要とされる横
断面に略対応する形状をした、押出し成形出口に接続さ
れた主要な予成形溝を備える押出し成形路に沿って、少
なくとも1つの主要なエラストマー材料を供給するステ
ップと、主要なエラストマーが貫通して長手方向に進む
押出し成形路まで少なくとも1つの補助的なエラストマ
ー材料を搬送するステップとを備え、上記搬送が、補助
的なエラストマーが押出し成形路に沿って形成される押
出し成形製品の少なくとも1つの面の上方にて、薄い層
の形態にて分配されるような方法にて、押出し成形路を
長手方向に横断して主要なエラストマーの移動方向に対
して横断方向に行われる、押出し成形方法に関する。
【0015】より詳細には、補助的なエラストマー材料
は、押出し成形出口の直ぐ上流、又は該押出し成形出口
に略近接した箇所にて押出し成形路まで搬送される。
【0016】補助的なエラストマーの横断方向への搬送
方向は、押出し成形路に沿った主要なエラストマーの移
動方向に対して略垂直であり、又は何れの場合でも、そ
の移動方向に対して30°乃至160°の範囲の角度を
形成するようにすることが好ましい。
【0017】一つの可能な実施の形態において、本発明
の方法は、押出し成形出口のそれぞれ2つの両側部分に
て収斂する一対の第二の予成形溝まで少なくとも1つの
第二のエラストマーを搬送するステップを更に備えてお
り、その搬送方法は、2つの境界挿入体がトレッドバン
ドに形成され且つトレッドバンド自体の両端縁に沿って
伸長するようにして行われる。
【0018】上記トレッドバンドがその上に採用される
タイヤカーカスと接触可能に配置されたトレッドバンド
の下面には、薄い層が施されることが有利である。
【0019】更に、本発明によれば、上記の方法は、車
両用タイヤのトレッドバンドを製造する押出し成形装置
であって、補助的な押出し成形ヘッドに接続され且つ押
出し成形路の長手方向伸長部を横断する方向に向けて押
出し成形路上にて収斂する少なくとも1つの補助的な供
給溝を更に備えることを特徴とする押出し成形装置によ
り実施される。
【0020】より詳細には、補助的な供給溝は、押出し
成形路の長手方向伸長部に対し30°乃至160°、よ
り好ましくは90°の角度を形成する方向に向けて、好
ましくは、略上記押出し成形出口にて押出し成形路上で
収斂するようにする。
【0021】本発明の一つの好ましい解決策において、
補助的な供給溝は、予成形装置に形成された、上記補助
的な押出し成形ヘッドにて終端となる接続長さと、予成
形装置と押出し成形金型との間に形成された端部長さと
を有する。該端部長さは、押出し成形金型に形成された
面中空部により画成されることが好ましい。
【0022】上記予成形装置は、予成形機を保持するド
ロアー(drawer)と、該ドロアー内に作用可能に収容さ
れた予成形機とを備え、上記主要な予成形溝は、上記予
成形機と予成形機を保持するドロアーとの間に形成さ
れ、上記補助的な供給溝はドロアー内に少なくとも部分
的に形成されるようにすることが有利である。
【0023】補助的な供給溝が存在するか否かに関係な
くそれ自体、効果的である、本発明の第二の形態によれ
ば、予成形機は、鏡像関係に配置された2つの端部分
と、該2つの端部分の間に着脱可能に係合した少なくと
も1つの中央挿入体とを備えており、該中央挿入体は、
上記金型内に配置された押出し成形出口の幅に主要な予
成形溝の幅を適合させ得るように互換可能である。
【0024】例えば、キー溝と、中心決めキーとから成
り、該キー溝及び中心決めキーが上記予成形機の上記中
央挿入体及び上記予成形機のドロアーによりそれぞれ支
持された、中心決め手段は、上記ドロアーに対して中心
位置に予成形機を固定することを可能にする。
【0025】一つの可能な実施の形態において、本発明
の装置は、少なくとも1つの第二のエラストマー材料を
供給する少なくとも1つの第三の押出し成形ヘッドを更
に備えており、上記予成形装置は、上記第三の押出し成
形ヘッドに接続された一対の第二の予成形溝を有し、該
予成形溝は、上記押出し成形出口の両側部分にてそれぞ
れ収斂し、このようにして形成されたトレッドバンドの
両端縁に沿って伸長する境界挿入体を形成する。
【0026】第三の形態において、本発明は、エラスト
マー挿入体を備えるトレッドバンドを製造する押出し成
形方法であって、押出し成形製品の必要な横断面に略対
応した形状をした押出し成形出口に接続された主要な予
成形溝を備える押出し成形路に沿って主要なエラストマ
ーの流れを供給するステップと、別の材料を充填し得る
ようにされた空の領域を主要なエラストマーの流れ中に
開放するステップと、主要なエラストマーが長手方向に
貫通して進む押出し成形路まで少なくとも1つの補助的
なエラストマー材料を搬送するステップとを備え、該搬
送が、補助的なエラストマーが主要なエラストマーの流
れ内に開口した空の領域内で均一に分配されるような方
法にて、押出し成形路を貫通して長手方向に進む主要な
エラストマーの移動方向の横断方向に行われるようにし
た、押出し成形方法に関する。
【0027】別の形態によれば、本発明は、エラストマ
ー挿入体を備える、車両用タイヤのトレッドバンドを製
造する押出し成形装置であって、少なくとも1つの主要
なエラストマー材料を供給する少なくとも1つの主要な
押出し成形ヘッドと、少なくとも1つの補助的なエラス
トマー材料を供給する少なくとも1つの補助的な押出し
成形ヘッドと、該主要な押出し成形ヘッドに接続された
少なくとも1つの主要な予成形溝を有する予成形装置
と、該予成形装置の下流に作用可能に配置された押出し
成形金型であって、主要な予成形溝の端部に配置され且
つ該主要な予成形溝と共に押出し成形路を画成する押出
し成形出口を有する押出し成形金型とを備える押出し成
形装置において、補助的な押出し成形ヘッドに接続され
且つ押出し成形路の長手方向伸長部を横断する方向に向
けて押出し成形路上で収斂する少なくとも1つの補助的
な供給溝と、別の材料を充填し得るようにされた1つの
空の領域を主要なエラストマー流れ内に開放する手段
と、補助的な供給溝から出る補助的なエラストマー材料
が押出し成形出口を越えて流れ且つ上記空の領域を占め
るようにすることを可能にする手段と、を備えることを
特徴とする押出し成形装置に関するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】更なる特徴及び有利な点は、本発
明に従って車両用タイヤのトレッドバンドを製造する押
出し成形方法、及び関連する装置に関する、好適ではあ
るが、非限定的な実施の形態の以下の詳細な説明からよ
り明らかになるであろう。以下、添付図面を参照しつつ
本発明を説明する。
【0029】図面を参照すると、本発明に従って車両用
タイヤのトレッドバンドを製造する押出し成形装置が全
体として参照番号1で表示されている。
【0030】該押出し成形装置1は、少なくとも1つの
主要な押出し成形ヘッド2と、下方に位置する1つの補
助的な押出し成形ヘッド3とを備えており、そのヘッド
の双方は、それ自体公知であるため、部分的にしか図示
しないが、これらのヘッドは、それぞれ主要な供給出口
2a及び補助的な供給出口3aを介して主要なエラスト
マー材料4及び補助的なエラストマー材料5を供給し得
るように配置されている。
【0031】図示した実施の形態において、別の第二の
押出し成形ヘッド6も設けられている。該ヘッド6は、
主要な供給出口2aの上方となる位置に配置された一対
の第二の供給出口6aを介してそれぞれの第二のエラス
トマー材料7を供給し得るように配置されている。
【0032】特に、図3を参照すると、以下により明確
に説明するように、それぞれの供給出口2a、3a、6
aからのエラストマーは、全体として参照番号8で図示
した単一の押出し成形品の原材料となることを目的とし
ており、また、主要なエラストマーからできた正確な主
要部分、又はトレッドバンド4aから形成され、該トレ
ッドバンドの下方部分には、いわゆるスキムコート5a
と、可能な供給挿入体、又はいわゆる「ミニ・サイドウ
ォール」7aとが設けられている。スキムコート5a
は、トレッドバンドの下面の下方にて薄い層の形態にて
分配された補助的なエラストマー5で形成され、いわゆ
る「ミニ・サイドウォール」7aの各々は、第二の出口
6aの1つから供給された第二のエラストマー7で形成
されている。
【0033】3つの異なるエラストマー材料4、5、7
の各々は、技術的に周知であるため図示しない、別個の
押出し成形機から対応する押出し成形ヘッドを介してそ
れぞれの供給出口2a、3a、6aに供給される。
【0034】最初に、不定の長さの連続的なストリップ
の形態にて形成された押出し成形製品8は、通常、所定
の長さのストレッチに切断することを目的とし、そのス
トレッチの各々は、タイヤが仕上がったとき、トレッド
バンド4aがタイヤの地面接触領域となるような方法に
て、製造ステップ中、タイヤに対しクラウン方向に付与
される。このため、主要なエラストマー4の組成は、加
硫タイヤにおいて、アスファルトに対するグリップ特性
が大きく且つ耐摩耗抵抗性が大きい。この組成は、上述
したように、未加硫状態のとき主要なエラストマーの粘
着性を不良なものにする。
【0035】次に、スキムコート5a及びミニ・サイド
ウォール7aをそれぞれ形成する補助的なエラストマー
5及び第二のエラストマー7(これらが存在するなら
ば)によりバンド4aに粘着特性が付与される。実際に
は、タイヤの製造ステップ中、スキムコート5aは、ト
レッドバンド4aとその下側のカーカス、又はベルトプ
ライとの間の低温取り付け境界部を提供することを目的
とする一方、ミニ・サイドウォール7aは、未だ低温状
態のとき、タイヤのサイドウォールの端部フラップとト
レッドバンド自体との間に有効な粘着面を提供する。
【0036】スキムコート5a及びミニ・サイドウォー
ル7aをそれぞれ形成するトレッドバンド4a、補助的
なエラストマー5、第二のエラストマー7(これらが存
在するならば)の間の的確な粘着性に関して未解決の問
題点を解決するため、主要エラストマーにこれらのエラ
ストマーが高温にて付与される。実際には、ミニ・サイ
ドウォール7a、スキムコート7及びトレッドバンド4
aは、全て共に直接、共押出し成形される。
【0037】上記の説明に続いて、押出し成形ヘッド
2、3、6の直ぐ下流にある押出し成形装置1におい
て、予成形装置9が作用可能に設けられており、該予成
形装置に続いて、押出し成形金型10が設けられ、該押
出し成形金型は、押出し成形製品8に対して必要とされ
る横断面に略対応した形状の押出し成形孔11を有して
いる。
【0038】より詳細には、該予成形装置9は、基本的
に、金型10を保持する前面ハウジング12aと、いわ
ゆる予成形機13を保持する内側ハウジング12bとを
有する、いわゆるドロアー12から成っている。
【0039】略三角形断面の予成形機13は、その下方
部分に、所定形状の主要な中空部14が設けられてお
り、該中空部14は、ドロアー12の内側ハウジング1
2bの下面と共に、主要な予成形ダクト15を画成し得
るようにされており、該主要予成形ダクトは、主要な供
給出口2aに接続され且つ孔11にて収斂している。こ
の状態下にて、出口孔11及び主要な予成形ダクト15
は、押出し成形路を画成し、主要なエラストマー4がト
レッドバンド4aに形成される最終的な形態及び押出し
成形製品8の全体に依存して、適宜な形状となるように
案内される。
【0040】図示した実施の形態において、予成形機1
3には、その正面に形成された一対の第二の所要形状の
中空部16が設けられており、該中空部の各々は、所定
形状の主要な中空部14の両端縁の1つにて収斂し、主
要なエラストマー4は、この所定の形状の主要な中空部
14を通って伸長する。予成形機13をドロアー12内
に取り付けたとき、第二の中空部16は、ドロアー12
の内側ハウジング12bの上面と共に、それぞれの第二
の予成形ダクトを画成する。該ダクトの各々は、第二の
供給出口6の1つに接続され、押出し成形孔11の端部
領域にて収斂し、ミニ・サイドウォール7aの原材料を
提供し得るように上記孔にて第二のエラストマー7を適
宜に案内する。
【0041】予成形装置9には、少なくとも1つの補助
的な供給溝17が更に設けられており、該供給溝は、補
助的な押出し成形ヘッド3aに接続され且つ押出し成形
路内に開口する。主要なエラストマー4は、押出し成形
路自体の長手方向への伸長方向に交差する横断方向に向
けてこの押出し成形路に沿って伸長する。
【0042】より詳細には、補助的な供給溝7には、図
2により明確に図示するように、第一の接続長さ17a
が設けられることが好ましい。該第一の接続長さ17a
は、ドロアー12に斜めに形成され且つ補助的な押出し
成形ヘッド3の出口3aにて終端となっている。この接
続長さ17aに続けて設けられているのは、予成形装置
9と押出し成形金型10との間に形成された第二の端部
長さ17bである。より正確には、該端部長さ17b
は、押出し成形金型10に形成された表面中空部18に
より画成され、該表面中空部は、所定形状の中空部14
の幅と略等しい幅を有し、例えば、0.5乃至5mmの
範囲の深さを有している。該端部長さ17bは、好まし
くは押出し成形孔11にて押出し成形路内に開放し、又
は、何れの場合でも押出し成形路の長手方向伸長部に対
し30°乃至160°の範囲の角度「α」を形成する方
向に、より好ましくは、該長手方向伸長部に対して略垂
直な方向に向けて押出し成形開口部の直ぐ上流の箇所に
て開放する。
【0043】孔11の作動中、補助的な押出し成形ヘッ
ド3から出る補助的なエラストマー3aは、主要な予成
形ダクト15の全幅に亙ってエラストマー4の供給方向
を横断して押出し成形路内に搬送され、補助的な押出し
成形ヘッド3に供給する押出し成形機スクリューの回転
速度と相関した推進力にてエラストマー4の下面に貫入
する。
【0044】こうした状態下にて、補助的なエラストマ
ー5は均一に分散され、押出し成形路の出口に形成され
るトレッドバンド4aの下面の下方にて正確に一定の厚
さの薄い層の形態にて被覆効果を生じさせる。このこと
は、形成されるスキムコート5aの厚さが、数十分の1
mm程度といった極めて薄い場合さえも可能である。
【0045】予成形装置9における補助的な供給溝17
の配置に関係なく有利に利用することのできる、本発明
の装置の更に別の特徴によれば、予成形機13は、互い
に離脱可能に係合した少なくとも3つの部分に分割可能
に設けられている。
【0046】より詳細には、鏡像関係に配置された2つ
の端部分13aが提供され、該2つの端部分の各々は、
所定形状の主要な中空部分14の側部分と、ミニ・サイ
ドウォール7aを形成することを目的とする所定形状の
第二の中空部16の側部分とを有している。例えば、ね
じ式タイロッド19により且つ中心決めブッシュ19a
を介在させたときに、少なくとも1つの中央挿入体13
bが、2つの端部分13aの間に離脱可能に係合する。
【0047】中心決め手段は、予成形機13をドロアー
12に対する中心位置に締結するために設けられる。一
つの好適な解決策において、この中心決め手段は、基本
的に、キー溝20を備えている。該キー溝20は、予成
形機13の中央挿入体13bにより支持され且つドロア
ー12内に配置されたキー20aを受け入れ得るように
されている。上述したのと同一の中心決め装置、即ち、
キー21及びキー溝22を有する中心決め装置が金型1
0と、予成形機装置9のドロアーに形成された対応する
前面ハウジング12との間に配置されている。
【0048】前面挿入体13bは、中空部14に画成さ
れた主要な予成形ダクトの幅と、中空部16により画成
された第二の予成形ダクトの中心の間の距離とを金型1
0に形成された押出し成形孔11の幅に、従って、トレ
ッドバンド4a、又は何れの場合でも、形成される押出
し成形製品8の幅に適合させ得るように互換可能である
ことが有利である。換言すれば、製造されるタイヤの異
なるトレッドバンドの幅の各々に対して、所望の幅のト
レッドバンド4aを形成し得るように、それぞれの金型
10及びそれぞれの中央挿入体13bが常時、同一の対
の端部分13aに接続されているようにする。
【0049】補助的な供給溝17の端部長さ17bは、
金型10内に配置された中空部18により画成されるい
る。その結果、金型10の各々は、上述した端部長さ1
3bの幅、従って、形成されたスキムコート5aの幅を
トレッドバンド4aの幅寸法に適合させ得るように、適
正な幅の中空部18を有するようにすることが有利であ
る。
【0050】予成形装置9内における第二の予成形ダク
ト16の配置に関係なく有利に利用することのできる、
本発明の装置の別の異なる特徴によれば、図4に図示す
るように、楔形の分離要素30は、押出し成形孔に近接
して、有利に金型10に適用されるように提供される。
【0051】楔形要素30は、押出し成形孔11に対し
て、好ましくは中央位置にて金型10に着脱可能に締結
され、該楔形要素が上記孔の全高さを占め、その先端が
ドロアー12内の予成形ダクト15内で伸長するように
便宜に方向決めされるような位置に配置されている。
【0052】この楔形の要素30は、押出し成形孔11
の基部を向いたその表面に面取り部分31を更に有して
おり、補助的な供給溝17から来る補助的なエラストマ
ー5が押出し成形孔を越えて流れ、押出し成形孔11を
通じて上記楔形の要素が存在することにより、押出し成
形品に形成された空の領域を占める。
【0053】上記面取り部分にて、金型10は、上述し
たのと同一の面中空部18を有することができるが、該
金型には、中空部18の表面に形成された更に別の中空
部37を設けることもできる。該更に別の中空部は、主
要なエラストマー4の流動方向を横断する方向に方向決
めされることが好ましく、また、上記要素30にてより
多量の流量の補助的なエラストマー5に対する溝を形成
し得るように、楔形要素の基部と同一の幅であることが
好ましい。これと代替的に、金型10は、中空部18が
存在しない場合、この更なる中空部のみを備えるように
してもよい。
【0054】より詳細には、楔形要素30は、2つの機
能、即ち、別の材料で略充填し得るようにされた、主要
なエラストマー4が流動する空の領域を開放するという
第一の機能と、補助的なエラストマーの流れの一部をこ
の領域に向けて動かし且つこの領域を充填して、その全
幅に亙って伸長するエラストマー材料の挿入体が設けら
れた均一な押出し成形製品38を形成する上記要素30
の第二の機能とを果たす。
【0055】金型10の内面に存在する中空部の型式に
依存して、異なる形式の押出し成形品が得られることが
容易に理解される。中空部18が存在する場合、更に別
の中空部37を追加し、又は追加せずに、補助的なエラ
ストマー5の残る流れ、即ち、上記空の領域まで流れな
かった量が均一に付与され、楔形要素30の外部を流れ
る主要なエラストマー4の部分の下面の下方にて、被覆
効果を生じさせる。これにより、その下方部分にスキム
コートが施され、該スキムコートと同一のエラストマー
材料から成る長手方向に連続する挿入体を備える押出し
成形品が得られる。
【0056】更に別の中空部37により置換されて中空
部18が存在しない場合、スキムコートの無い押出し成
形品が形成され、この押出し成形品は、異なるエラスト
マー材料から成る長手方向に連続的な挿入体を備えるこ
とになる。
【0057】上述した方法によれば、スキムコート5a
及び挿入体は同一の材料を使用して形成されることは明
らかである。しかしながら、当業者は、楔形要素に近接
して配置された更に別の中空部37に対し別個に供給す
るため、更に別の供給溝を使用することにより、挿入体
は、スキムコートの製造に採用される材料と異なるエラ
ストマー材料で容易に形成し得ることが理解されよう。
【0058】図5を参照すると、トレッドバンド38の
下方で且つ該トレッドバンドの中央部分の双方には、補
助的なエラストマー5aが存在することが理解されよ
う。
【0059】シリコーン系フィラーを有するトレッドバ
ンドの場合のように、異なるエラストマー材料から成る
挿入体を有するトレッドバンドを製造しようとするなら
ば、楔形要素30を採用することは特に有利である。こ
のシリコーン系フィラーは(公知であるように)、絶縁
特性を有し、該シリコーン系フィラーには、導電性エラ
ストマー材料から成る挿入体が付与される。この材料
は、例えば、従来のスキムコートに採用される材料とす
ることができる。この解決策は、シリカの存在に伴うそ
の材料が有する特別な特徴を損なうことなく、この型式
のトレッドを採用するタイヤの導電性を実現することを
可能にする。
【0060】更により有利な方法において、該挿入体
は、楔形要素30の締結箇所を横断方向に向けて金型1
0まで移動させることにより、トレッドバンド4aの内
部における異なる領域に便宜に形成することができる。
【0061】該挿入体は、楔形要素を便宜に位置決めす
ることによりトレッドバンドの溝に形成されることが好
ましい。このようにして、地面と接触する挿入体の部分
は、少なくなり、従って、異なる材料で出来たトレッド
部分が存在することに起因すしてトレッドバンドが不均
一に摩耗する可能性が少なくなる。
【0062】当業者は、分離要素30は、上述した機能
を果たし得るようにされているならば、異なる形状の成
形品で形成することができることが理解されよう。
【0063】本発明は、公知の技術に比して多数の有利
な点を達成する。
【0064】第一に、スキムコートを形成し得るように
明確に配置された独立的な製造装置を使用することが不
要となる。このことは、製造装置を明確に簡略化するこ
とに加えて、装置自体の作動状態を点検するのに必要な
労力を著しく節減することになり、このため、この労力
は公知の技術と比べて削減される。
【0065】また、2つの装置を完全に同期化状態で且
つ同時に作動させる必要性から公知の技術にて生じる問
題点も解決される。即ち、その一つの問題点はトレッド
バンドを押出し成形することであり、もう一つの問題点
はスキムコートに関係するものであり、即ち、それぞれ
の装置から出る半製品に少しの速度差があっても、トレ
ッドバンドに施されるスキムコートの付着同期化状態、
中心決め及び延伸状態が変化するという問題点である。
【0066】また、公知の技術において、装置の作動中
に形成される多量の加工屑が著しく少なくなることも指
摘すべきことである。実際には、従来技術により装置が
停止する毎に、半製品自体が結合する領域の上流に伸長
する長さに対応した半製品の異なる長さを廃棄すること
が必要となる。当然のこととして、機械の始動段階中に
上記半製品に為される調整が不良であるため、装置の新
たな運転時に、半製品を相互に正確に結合させることが
損なわれる可能性がある。この問題点は、本発明により
解決される。これによれば、スキムコートは、トレッド
バンドと共に直接。押出し成形される。
【0067】トレッドバンドと共に共押出し成形するこ
とにより直接、スキムコートを形成する結果、空気ロッ
クを伴わずに、スキムコートとトレッドバンドとの間に
満足し得る取り付け状態を実現することに関連する全て
の問題点が解決され、更に、トレッドバンドに対して完
全に中心決めされた位置にてスキムコートを施すことを
可能にするための特別な手段及び配慮の必要性が解消さ
れる。
【0068】本発明の方法及び装置により達成されるも
う一つの有利な点は、表面の不連続性を防止することに
である。この不連続性は、公知の技術において、ミニ・
サイドウォールとスキムコートの端部との間にて生じる
ことが公知であり、その原因は、その後に、このスキム
コートがトレッドバンドの押出し成形品に施され、従っ
て、ミニ・サイドウォール自体の下面に対してその全体
の厚さ程度を突き出すことになるためである。この不連
続性は、空の空隙を形成することにつながり、ミニ・サ
イドウォールとタイヤ・カーカスとの間に含まれる領域
内に空気ロックを生じさせる傾向がある。上記の結果と
して、ミニ・サイドウォールをカーカスに粘着させるた
めには、強力な巻き付け工程が特に、必要とされ、その
工程は、特に、シリカ系フィラーを含む現代のブレンド
を使用することに起因して、加工物を異常に変形させ且
つ/又はカーカス及び/又はベルトプライの構造体を望
ましくない方法にて改変させる傾向があった。
【0069】更に、工程は高温状態下にて実行されるた
め、トレッドバンドの下方にてスキムコートを完全に付
着させることを確実にすることで、低温のスキムコート
を高温のバンドに施すため従来技術で必要とされるもの
と比較して、低廉なエラストマーブレンドを利用して、
スキムコートを形成することが可能となる。
【0070】更に、本発明の方法及び装置は、スキムコ
ートの厚さを迅速に調整することを可能にし、その厚さ
は、補助的な供給出口3aから出るエラストマー材料の
流量が依存する補助的な押出し成形機スクリューの回転
速度を変化させ、また、出口にて主要なエラストマー面
に補助的なエラストマーが貫入する程度を変化させるだ
けで容易に修正可能である。
【0071】また、上記の予成形機は、中央挿入体を交
換するだけで、異なる寸法のトレッドバンドを加工する
のに適したものにすることができるということは、公知
の技術のコストを顕著に削減することになることも認識
すべきであり、従来技術のこの場合、この調整工程のた
めには、予成形機の全体を交換することが必要となり、
そのコストは挿入体だけを交換する場合よりも当然に遥
かに多額であった。
【0072】本明細書にて使用する「エラストマー」及
び「エラストマー材料」という語は押出し成形した半製
品を構成する組成物の全体を意味し、上記材料の重合系
の構成要素のみを意味するものではないことを指摘すべ
きである。
【0073】最後に、上記の説明は、単に説明の目的に
のみ記載したものであり、限定的な意味を有するもので
はなく、従って、当業者は、上述した本発明を理解した
ならば、必要に依存して、具体的且つ随意的な必要性を
満たす目的のため、本発明に関連する変動要素を改変
し、変更し且つ交換することが容易に実施可能であろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための押出し成形
装置の主要な構成要素を示す分解斜視図である。
【図2】1つの工程ステップ中における押出し成形装置
の中間の横断断面図である。
【図3】本発明の方法及び装置により得られた押出し成
形製品の断面外形図である。
【図4】図1に図示し且つ本発明による別の方法を実施
することを目的とする別個の要素を備える装置の主要な
構成要素を示す斜視図である。
【図5】図5は、図4に図示した方法及び装置により得
られる押出し成形製品の断面外形図である。
【符号の説明】
1 押出し成形装置 2 主要な押出し成
形ヘッド 2a 主要な供給出口 3 補助的な押出し
成形ヘッド 3a 補助的な供給出口 4 主要なエラスト
マー材料 4a トレッドバンド 5 補助的なエラス
トマー材料 5a スキムコート 6 第二の押出し成
形ヘッド 6a 第二の供給出口 7 第二のエラスト
マー材料 7a ミニ・サイドウォール 8 押出し成形製品 9 予成形装置 10 押出し成形金
型 11 出口孔 12 ドロアー 12a ドロアーの前面ハウジング 12b ドロアーの内側ハウジング 13 予成形機 13a 予成形機の
端部分 13b 予成形機の中央挿入体 14 予成形機の中
空部 15 予成形ダクト 16 予成形機の第
二の中空部 17 供給溝 17a 供給溝の第
一の接続長さ 17b 供給溝の第二の接続長さ 18 表面中空部 19 タイロッド 19a 中心決めブッシュ 20、22 キー溝 20a、21 キー 30 楔形要素 31 楔形要素の面取り部分 37 中空部 38 押出し成形製品

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用のタイヤのトレッドバンドを製造
    する押出し成形法において、 押出し成形製品(8)に必要とされる横断面に略対応す
    る形状をした、押出し成形出口(11)に接続された主
    要な予成形溝(15)を備える押出し成形路(11、1
    5)に沿って、少なくとも1つの主要なエラストマー材
    料(4)を供給するステップと、 主要なエラストマー(4)により長手方向に貫通通過さ
    れる押出し成形路(11、15)まで、少なくとも1つ
    の補助的なエラストマー材料(5)を搬送するステップ
    とを備え、 該搬送が、補助的なエラストマー(5)が押出し成形路
    (11、15)に沿って形成されるトレッドバンド(4
    a)の少なくとも1つの面の上方にて、薄い層(5a)
    の形態にて分配されるような仕方にて、押出し成形路
    (11、15)を長手方向に横断して主要なエラストマ
    ー(4)の移動方向に対して横断方向に行われるように
    した、押出し成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の押出し成形方法におい
    て、 補助的なエラストマー(5)が、押出し成形出口(1
    1)の直ぐ上流にて押出し成形路(11、15)まで搬
    送されることを特徴とする押出し成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の押出し成形方法におい
    て、 補助的なエラストマー(5)の横断方向への前記搬送
    が、押出し成形路(11、15)に沿った主要なエラス
    トマー(4)の移動方向に対して30°乃至160°の
    範囲の角度「α」を形成することを特徴とする押出し成
    形方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の押出し成形方法におい
    て、 補助的なエラストマー(5)の横断方向への前記搬送
    が、押出し成形路(11、15)に沿った主要なエラス
    トマー(4)の移動方向に対して略垂直であることを特
    徴とする押出し成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の押出し成形方法におい
    て、 押出し成形出口(11)のそれぞれ2つの両側部分にて
    収斂する一対の補助的な予成形溝(16、12b)まで
    第二のエラストマー材料(7)を搬送するステップを更
    に備え、その搬送方法は、2つの境界挿入体(7a)が
    トレッドバンドに形成され且つトレッドバンド自体の両
    端縁に沿って伸長するようにして行われることを特徴と
    する押出し成形方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の押出し成形方法におい
    て、 前記薄い層(5a)が、前記トレッドバンド(4a)が
    その上に取付けられるタイヤのカーカス及び/又はベル
    ト構造体と接触可能に配置されたトレッドバンド(4
    a)の下面に施されることを特徴とする押出し成形方
    法。
  7. 【請求項7】 車両用のタイヤのトレッドバンドを製造
    する押出し成形装置であって、 少なくとも1つの主要なエラストマー材料(4)を供給
    する少なくとも1つの主要な押出し成形ヘッド(2)
    と、 少なくとも1つの補助的なエラストマー材料(5)を供
    給する少なくとも1つの補助的な押出し成形ヘッド
    (3)と、 該主要な押出し成形ヘッド(2)に接続された少なくと
    も1つの主要な予成形溝(15)を有する予成形装置
    (9)とを備え、 前記予成形装置(9)の下流に作用可能に配置され、前
    記主要な予成形溝(15)の端部に配置され且つ該主要
    な予成形溝と共に押出し成形路(11、15)を画成す
    る押出し成形出口(11)を有する押出し成形金型(1
    0)とを備える押出し成形装置において、 補助的な押出し成形ヘッド(3)に接続され且つ押出し
    成形路の長手方向伸長部を横断する方向に向けて押出し
    成形路(11、15)上で収斂する少なくとも1つの補
    助的な供給溝(17)を更に備えることを特徴とする、
    押出し成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の押出し成形装置におい
    て、 前記補助的な供給溝(17)が、略前記押出し成形出口
    (11)にて押出し成形路(11、15)の上で収斂す
    ることを特徴とする押出し成形装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の押出し成形装置におい
    て、 前記補助的な供給溝(17)が、押出し成形路の長手方
    向伸長部に対して30°乃至160°の範囲の角度
    「α」を形成する方向に向けて、押出し成形路(11、
    15)の上で収斂することを特徴とする押出し成形装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の押出し成形装置にお
    いて、 前記補助的な供給溝(17)が、該押出し成形路の長手
    方向への伸長方向に対し略垂直な方向に向けて押出し成
    形路(11、15)の上で収斂することを特徴とする押
    出し成形装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の押出し成形装置にお
    いて、 前記補助的な供給溝(17)が、 前記補助的な押出し成形ヘッド(3)にて終端となる、
    予成形装置(9)に形成された接続長さ(17a)と、 予成形装置(9)と押出し成形金型(10)との間に形
    成された端部長さ(17b)とを有することを特徴とす
    る押出し成形装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の押出し成形装置に
    おいて、 前記端部長さ(17b)が、押出し成形金型(10)に
    形成された面中空部(18)により画成されることが好
    ましいことを特徴とする押出し成形装置。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の押出し成形装置にお
    いて、 前記予成形装置(9)が、予成形機を保持するドロアー
    (12)と、該ドロアー(12)内に作用可能に収容さ
    れた予成形機(13)とを備え、 前記主要な予成形溝(15)が、前記予成形機(13)
    とドロアー(12)との間に形成されることを特徴とす
    る押出し成形装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の押出し成形装置に
    おいて、 前記補助的な供給溝(17)が、ドロアー(12)内に
    少なくとも部分的に形成されることを特徴とする押出し
    成形装置。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の押出し成形装置に
    おいて、 前記予成形機(13)が、鏡像関係に配置された2つの
    端部分(13a)と、該2つの端部分(13a)の間に
    着脱可能に係合した少なくとも1つの中央挿入体(13
    b)とを備え、 前記中央挿入体(13b)が、前記金型(10)内に配
    置された押出し成形出口の幅に主要な予成形溝(15)
    の幅を適合させ得るように互換可能であることを特徴と
    する押出し成形装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の押出し成形装置に
    おいて、 前記ドロアー(12)に対して中心位置にて前記予成形
    機(13)を締結する中心決め手段(20、21)を更
    に備えることを特徴とする押出し成形装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の押出し成形装置に
    おいて、 前記中心決め手段(20、21)が、 キー溝(20a)と、 前記予成形機(13)の中心決めキー(21)とを備
    え、 該キー溝(20a)、及び該中心決めキー(21)が、
    前記中央挿入体(13b)及び前記予成形機のドロアー
    (12)によりそれぞれ支持されることを特徴とする押
    出し成形装置。
  18. 【請求項18】 請求項7に記載の押出し成形装置にお
    いて、少なくとも1つの第二のエラストマー材料(7)
    を供給する少なくとも1つの第三の押出し成形ヘッド
    (6)を更に備え、 前記予成形装置(9)が、前記第三の押出し成形ヘッド
    (6)に接続された一対の補助的な予成形溝(16、1
    2b)を有し、該予成形溝が、前記押出し成形出口(1
    1)の両側部分にてそれぞれ収斂し、製造されたトレッ
    ドバンド(4a)の両端縁に沿って伸長する2つの境界
    挿入体(7a)を形成することを特徴とする押出し製造
    装置。
  19. 【請求項19】 異なるエラストマー材料から成る挿入
    体が設けられたトレッドバンドを製造する押出し成形方
    法であって、 押出し成形製品(8)の要求された横断面に略対応した
    形状をした押出し成形出口(11)に接続された主要な
    予成形溝(15)を備える押出し成形路(11、15)
    に沿って主要なエラストマー(4)の流れを供給するス
    テップと、 別の材料を充填し得るようにされた空の領域を主要なエ
    ラストマーの流れ中に開放するステップと、 主要なエラストマー(4)により長手方向に貫通通過さ
    れる押出し成形路(11、15)まで少なくとも1つの
    補助的なエラストマー材料(5)を搬送するステップと
    を備え、 前記搬送が、補助的なエラストマー(5)が主要なエラ
    ストマーの流れ内に開口した空の領域内で均一に分配さ
    れるような方法にて押出し成形路(11、15)を長手
    方向に貫通通過される主要なエラストマー(4)の移動
    方向に対し横断方向に行われることを特徴とする押出し
    成形方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の押出し成形方法に
    おいて、 前記補助的なエラストマー材料が、押出し成形路(1
    1、12)に沿って形成されるトレッドバンド(4a)
    の表面の少なくとも一部分の上方に亙って薄い層の形態
    にて分配されるような方法にて、搬送されることを特徴
    とする押出し成形方法。
  21. 【請求項21】 異なるエラストマー材料から成る挿入
    体が設けられた車両用タイヤのトレッドバンドを製造す
    る押出し成形装置であって、 少なくとも1つの主要なエラストマー材料(4)を供給
    する少なくとも1つの主要な押出し成形ヘッド(2)
    と、 少なくとも1つの補助的なエラストマー材料(5)を供
    給する少なくとも1つの補助的な押出し成形ヘッド
    (3)と、 該主要な押出し成形ヘッド(2)に接続された少なくと
    も1つの主要な予成形溝(15)を有する予成形装置
    (9)と、 該予成形装置(9)の下流に作用可能に配置された押出
    し成形金型(10)であって、主要な予成形溝(15)
    の端部に配置され且つ該主要な予成形溝と共に押出し成
    形路(11、15)を画成する押出し成形出口(11)
    を有する前記押出し成形金型(10)とを備える押出し
    成形装置において、 補助的な押出し成形ヘッド(3)に接続され且つ押出し
    成形路の長手方向伸長部を横断する方向に向けて押出し
    成形路(11、15)上で収斂する少なくとも1つの補
    助的な供給溝(17)と、 別の材料を充填し得るようにされた1つの空の領域を主
    要なエラストマー流れ内に開放する手段と、 前記補助的な供給溝(17)から出る補助的なエラスト
    マー材料(5)が押出し成形出口(11)を越えて流れ
    且つ前記空の領域を占めることを可能にする手段と、更
    にを備えることを特徴とする押出し成形装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の押出し成形装置に
    おいて、 前記空の領域を開放する手段が、前記出口(11)の全
    高さを占めるような方法にて前記金型(10)に付与さ
    れ且つその先端が主要な予成形溝(15)の内方に伸長
    するように方向決めされた少なくとも1つの略楔形の要
    素(30)を備え、 前記補助的なエラストマーが流動するのを可能にし得る
    ようにされた前記手段が、前記補助的な供給溝(17)
    の方向を向いたその面に面取り部分(31)が設けられ
    た前記略楔形の要素(30)を備えることを特徴とす
    る、押出し成形装置。
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