JPH10324165A - ハイブリッド駆動装置 - Google Patents
ハイブリッド駆動装置Info
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- JPH10324165A JPH10324165A JP13675097A JP13675097A JPH10324165A JP H10324165 A JPH10324165 A JP H10324165A JP 13675097 A JP13675097 A JP 13675097A JP 13675097 A JP13675097 A JP 13675097A JP H10324165 A JPH10324165 A JP H10324165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- mode
- engine
- control
- motor generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1クラッチおよび第2クラッチの係合、解
放状態が共に変更されるエンジン発進モード(モード
5)と回生制動モード(モード6)との間で切換えが行
われる時に、それらの第1クラッチおよび第2クラッチ
の切換え制御が同時に行われることにより、制御が複雑
化したり、ショックが発生したりすることを防止する。 【解決手段】 モード6からモード5への切換え判断が
為された場合(SA2)には、第1クラッチCE1 の係
合が完了してから(SA4)、第2クラッチCE 2 の解
放を行う(SA6)。また、モード5からモード6への
切換え判断が為された場合(SA7)には、第1クラッ
チCE1 の解放が完了してから(SA10)、第2クラ
ッチCE2 の係合を行う(SA12)。
放状態が共に変更されるエンジン発進モード(モード
5)と回生制動モード(モード6)との間で切換えが行
われる時に、それらの第1クラッチおよび第2クラッチ
の切換え制御が同時に行われることにより、制御が複雑
化したり、ショックが発生したりすることを防止する。 【解決手段】 モード6からモード5への切換え判断が
為された場合(SA2)には、第1クラッチCE1 の係
合が完了してから(SA4)、第2クラッチCE 2 の解
放を行う(SA6)。また、モード5からモード6への
切換え判断が為された場合(SA7)には、第1クラッ
チCE1 の解放が完了してから(SA10)、第2クラ
ッチCE2 の係合を行う(SA12)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド駆動装
置に係り、特に、合成分配機構に備えられる第1クラッ
チおよび第2クラッチの切換え制御に関するものであ
る。
置に係り、特に、合成分配機構に備えられる第1クラッ
チおよび第2クラッチの切換え制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンおよびモータジェネレータを動
力源として備えており、エンジンに第1クラッチを介し
て連結される第1回転要素、モータジェネレータに連結
される第2回転要素、および出力部材に連結される第3
回転要素を有して、それらの間で機械的に力を合成、分
配する合成分配機構と、合成分配機構の2つの回転要素
を連結して合成分配機構を一体回転させる第2クラッチ
とを有するハイブリッド駆動装置が、例えば特願平8−
249356号公報などに記載されている。このような
ハイブリッド駆動装置によれば、第1クラッチ、第2ク
ラッチの係合状態および動力源の作動状態が異なる複数
の運転モードで運転することにより、排出ガス量や燃料
消費量を低減させることが出来る。
力源として備えており、エンジンに第1クラッチを介し
て連結される第1回転要素、モータジェネレータに連結
される第2回転要素、および出力部材に連結される第3
回転要素を有して、それらの間で機械的に力を合成、分
配する合成分配機構と、合成分配機構の2つの回転要素
を連結して合成分配機構を一体回転させる第2クラッチ
とを有するハイブリッド駆動装置が、例えば特願平8−
249356号公報などに記載されている。このような
ハイブリッド駆動装置によれば、第1クラッチ、第2ク
ラッチの係合状態および動力源の作動状態が異なる複数
の運転モードで運転することにより、排出ガス量や燃料
消費量を低減させることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
第1クラッチを解放状態から係合状態へ切り換えると共
に、第2クラッチを係合状態から解放状態へ切り換える
など、第1クラッチおよび第2クラッチの切換え制御を
共に行う場合に、第1クラッチと第2クラッチの切換え
を同時に行おうとすると、制御が複雑化したり、ショッ
クが発生したりする可能性があった。
第1クラッチを解放状態から係合状態へ切り換えると共
に、第2クラッチを係合状態から解放状態へ切り換える
など、第1クラッチおよび第2クラッチの切換え制御を
共に行う場合に、第1クラッチと第2クラッチの切換え
を同時に行おうとすると、制御が複雑化したり、ショッ
クが発生したりする可能性があった。
【0004】本発明は、以上のような事情を背景として
為されたものであり、その目的とするところは、第1ク
ラッチおよび第2クラッチの切換え制御が共に行われる
場合に、制御が複雑化したり、ショックが発生したりす
ることを防止することにある。
為されたものであり、その目的とするところは、第1ク
ラッチおよび第2クラッチの切換え制御が共に行われる
場合に、制御が複雑化したり、ショックが発生したりす
ることを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、(a) 燃料の燃焼によって作動するエンジ
ンと、(b) 電気エネルギーを蓄積する蓄電装置に接続さ
れたモータジェネレータと、(c) 前記エンジンに第1ク
ラッチを介して連結される第1回転要素、前記モータジ
ェネレータに連結される第2回転要素、および出力部材
に連結される第3回転要素を有して、それらの間で機械
的に力を合成、分配する合成分配機構と、(d) その合成
分配機構の2つの回転要素を連結して合成分配機構を一
体回転させる第2クラッチとを有するハイブリッド駆動
装置において、(e) 前記第1クラッチと第2クラッチの
切換え制御を共に行う場合に、第1クラッチと第2クラ
ッチの切換え時期が同期しないようにするクラッチ切換
え時期非同期制御手段を有することを特徴とする。
に、本発明は、(a) 燃料の燃焼によって作動するエンジ
ンと、(b) 電気エネルギーを蓄積する蓄電装置に接続さ
れたモータジェネレータと、(c) 前記エンジンに第1ク
ラッチを介して連結される第1回転要素、前記モータジ
ェネレータに連結される第2回転要素、および出力部材
に連結される第3回転要素を有して、それらの間で機械
的に力を合成、分配する合成分配機構と、(d) その合成
分配機構の2つの回転要素を連結して合成分配機構を一
体回転させる第2クラッチとを有するハイブリッド駆動
装置において、(e) 前記第1クラッチと第2クラッチの
切換え制御を共に行う場合に、第1クラッチと第2クラ
ッチの切換え時期が同期しないようにするクラッチ切換
え時期非同期制御手段を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、クラッチ切換え時期非
同期制御手段により、第1クラッチと第2クラッチの切
換え制御を共に行う場合に、第1クラッチと第2クラッ
チの切換え時期が同期しないようにされるため、各クラ
ッチの切換え制御を容易且つ正確に行うことができ、同
時に切り換える場合のように制御が複雑化したり、ショ
ックが発生したりすることが防止される。
同期制御手段により、第1クラッチと第2クラッチの切
換え制御を共に行う場合に、第1クラッチと第2クラッ
チの切換え時期が同期しないようにされるため、各クラ
ッチの切換え制御を容易且つ正確に行うことができ、同
時に切り換える場合のように制御が複雑化したり、ショ
ックが発生したりすることが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、合成分配機構は、遊星歯
車装置や傘歯車式の差動装置など、作動的に連結されて
相対回転させられる3つの回転要素を有して、機械的に
力の合成、分配を行うことができるもので、遊星歯車装
置が好適に用いられる。遊星歯車装置を用いた場合、リ
ングギヤを前記第1回転要素とし、サンギヤを前記第2
回転要素とし、キャリアを前記第3回転要素とすること
が望ましい。
車装置や傘歯車式の差動装置など、作動的に連結されて
相対回転させられる3つの回転要素を有して、機械的に
力の合成、分配を行うことができるもので、遊星歯車装
置が好適に用いられる。遊星歯車装置を用いた場合、リ
ングギヤを前記第1回転要素とし、サンギヤを前記第2
回転要素とし、キャリアを前記第3回転要素とすること
が望ましい。
【0008】第1クラッチ、第2クラッチとしては、油
圧アクチュエータによって摩擦係合させられる油圧式ク
ラッチ、電磁力で係合させられる電磁式クラッチなど、
係合力を制御可能なクラッチが好適に用いられる。ま
た、出力部材は駆動輪であっても良いが、自動変速機の
入力部材などでも良い。更に、第2クラッチは合成分配
機構の3つの回転要素のうちの2つを連結するものであ
れば良く、連結時の負荷トルクの点でサンギヤとキャリ
アとの間に設けることが望ましいが、サンギヤとリング
ギヤ、或いはキャリアとリングギヤとの間に設けること
も可能である。
圧アクチュエータによって摩擦係合させられる油圧式ク
ラッチ、電磁力で係合させられる電磁式クラッチなど、
係合力を制御可能なクラッチが好適に用いられる。ま
た、出力部材は駆動輪であっても良いが、自動変速機の
入力部材などでも良い。更に、第2クラッチは合成分配
機構の3つの回転要素のうちの2つを連結するものであ
れば良く、連結時の負荷トルクの点でサンギヤとキャリ
アとの間に設けることが望ましいが、サンギヤとリング
ギヤ、或いはキャリアとリングギヤとの間に設けること
も可能である。
【0009】また、本発明のハイブリッド駆動装置は、
必ずしも変速機を必須とするものではないが、平行2軸
式や遊星歯車式などの有段の歯車式変速機や、変速比が
無段階で変化させられるベルト式やトロイダル型などの
無段変速機を第3回転要素と駆動輪との間に設けること
も可能である。また、本発明のハイブリッド駆動装置
は、自動車などの車両や種々の産業機械の駆動装置とし
て採用され得るものである。
必ずしも変速機を必須とするものではないが、平行2軸
式や遊星歯車式などの有段の歯車式変速機や、変速比が
無段階で変化させられるベルト式やトロイダル型などの
無段変速機を第3回転要素と駆動輪との間に設けること
も可能である。また、本発明のハイブリッド駆動装置
は、自動車などの車両や種々の産業機械の駆動装置とし
て採用され得るものである。
【0010】また、前記複数の運転モードには、第1ク
ラッチおよび第2クラッチを係合し、エンジンを回転駆
動するエンジン運転モードや、第1クラッチを解放し、
第2クラッチを係合してモータジェネレータを回転駆動
するモータ運転モード、第1クラッチを係合し、第2ク
ラッチを解放してエンジンおよびモータジェネレータを
協調制御して運転する協調運転モード、第1クラッチを
解放し、第2クラッチを係合して、駆動装置に加わる運
動エネルギーでモータジェネレータを回転駆動すること
により、蓄電装置を充電するとともに回生制動力を作用
させる回生制動モードなどが含まれる。
ラッチおよび第2クラッチを係合し、エンジンを回転駆
動するエンジン運転モードや、第1クラッチを解放し、
第2クラッチを係合してモータジェネレータを回転駆動
するモータ運転モード、第1クラッチを係合し、第2ク
ラッチを解放してエンジンおよびモータジェネレータを
協調制御して運転する協調運転モード、第1クラッチを
解放し、第2クラッチを係合して、駆動装置に加わる運
動エネルギーでモータジェネレータを回転駆動すること
により、蓄電装置を充電するとともに回生制動力を作用
させる回生制動モードなどが含まれる。
【0011】また、前記クラッチ切換え時期非同期制御
手段は、例えば協調運転モードから回生制動モードへと
運転モードが切り換えられて、第1クラッチが係合状態
から解放状態へと切り換えられ、第2クラッチが解放状
態から係合状態へと切り換えられる場合には、第1クラ
ッチが完全に解放状態に切り換えられたと判断されてか
ら、エンジンを停止するとともに、第2クラッチを係合
状態に切り換えれば良く、一方、回生制動モードから協
調運転モードへと運転モードが切り換えられて、第1ク
ラッチが解放状態から係合状態へと切り換えられ、第2
クラッチが解放状態から係合状態へと切り換えられる場
合には、第1クラッチが完全に係合したと判断されてか
ら、エンジンを始動した後に、第2クラッチを解放状態
へと切り換えれば良い。
手段は、例えば協調運転モードから回生制動モードへと
運転モードが切り換えられて、第1クラッチが係合状態
から解放状態へと切り換えられ、第2クラッチが解放状
態から係合状態へと切り換えられる場合には、第1クラ
ッチが完全に解放状態に切り換えられたと判断されてか
ら、エンジンを停止するとともに、第2クラッチを係合
状態に切り換えれば良く、一方、回生制動モードから協
調運転モードへと運転モードが切り換えられて、第1ク
ラッチが解放状態から係合状態へと切り換えられ、第2
クラッチが解放状態から係合状態へと切り換えられる場
合には、第1クラッチが完全に係合したと判断されてか
ら、エンジンを始動した後に、第2クラッチを解放状態
へと切り換えれば良い。
【0012】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明が適用されたハイブリ
ッド駆動装置10の骨子図である。
詳細に説明する。図1は、本発明が適用されたハイブリ
ッド駆動装置10の骨子図である。
【0013】図1において、このハイブリッド駆動装置
10はFR(フロントエンジン・リヤドライブ)車両用
のもので、燃料の燃焼によって作動する内燃機関等のエ
ンジン12と、電動モータおよび発電機としての機能を
有するモータジェネレータ14と、シングルピニオン型
の遊星歯車装置16と、自動変速機18とを車両の前後
方向に沿って備えており、出力軸19から図示しないプ
ロペラシャフトや差動装置などを介して左右の駆動輪
(後輪)へ駆動力を伝達する。
10はFR(フロントエンジン・リヤドライブ)車両用
のもので、燃料の燃焼によって作動する内燃機関等のエ
ンジン12と、電動モータおよび発電機としての機能を
有するモータジェネレータ14と、シングルピニオン型
の遊星歯車装置16と、自動変速機18とを車両の前後
方向に沿って備えており、出力軸19から図示しないプ
ロペラシャフトや差動装置などを介して左右の駆動輪
(後輪)へ駆動力を伝達する。
【0014】遊星歯車装置16は機械的に力を合成分配
する合成分配機構で、モータジェネレータ14と共に電
気式トルコン24を構成しており、第1回転要素として
のリングギヤ16rは第1クラッチCE1 を介してエン
ジン12に連結され、第2回転要素としてのサンギヤ1
6sはモータジェネレータ14のロータ軸14rに連結
され、第3回転要素としてのキャリア16cは自動変速
機18の入力軸26に連結されている。また、サンギヤ
16sおよびキャリア16cは第2クラッチCE2 によ
って連結されるようになっている。尚、自動変速機18
の入力軸26は出力部材に相当する。
する合成分配機構で、モータジェネレータ14と共に電
気式トルコン24を構成しており、第1回転要素として
のリングギヤ16rは第1クラッチCE1 を介してエン
ジン12に連結され、第2回転要素としてのサンギヤ1
6sはモータジェネレータ14のロータ軸14rに連結
され、第3回転要素としてのキャリア16cは自動変速
機18の入力軸26に連結されている。また、サンギヤ
16sおよびキャリア16cは第2クラッチCE2 によ
って連結されるようになっている。尚、自動変速機18
の入力軸26は出力部材に相当する。
【0015】また、エンジン12の出力は、回転変動や
トルク変動を抑制するためのフライホイール28および
スプリング、ゴム等の弾性部材によるダンパ装置30を
介して第1クラッチCE1 に伝達される。第1クラッチ
CE1 および第2クラッチCE2 は、何れも油圧アクチ
ュエータによって係合、解放される摩擦式の多板クラッ
チである。
トルク変動を抑制するためのフライホイール28および
スプリング、ゴム等の弾性部材によるダンパ装置30を
介して第1クラッチCE1 に伝達される。第1クラッチ
CE1 および第2クラッチCE2 は、何れも油圧アクチ
ュエータによって係合、解放される摩擦式の多板クラッ
チである。
【0016】自動変速機18は、前置式オーバードライ
ブプラネタリギヤユニットから成る副変速機20と、単
純連結3プラネタリギヤトレインから成る前進4段、後
進1段の主変速機22とを組み合わせたものである。
ブプラネタリギヤユニットから成る副変速機20と、単
純連結3プラネタリギヤトレインから成る前進4段、後
進1段の主変速機22とを組み合わせたものである。
【0017】具体的には、副変速機20はシングルピニ
オン型の遊星歯車装置32と、油圧アクチュエータによ
って摩擦係合させられる油圧式のクラッチC0 、ブレー
キB 0 と、一方向クラッチF0 とを備えて構成されてい
る。また、主変速機22は、3組のシングルピニオン型
の遊星歯車装置34、36、38と、油圧アクチュエー
タによって摩擦係合させられる油圧式のクラッチC1 ,
C2 、ブレーキB1 ,B2 ,B3 ,B4 と、一方向クラ
ッチF1 ,F2 とを備えて構成されている。
オン型の遊星歯車装置32と、油圧アクチュエータによ
って摩擦係合させられる油圧式のクラッチC0 、ブレー
キB 0 と、一方向クラッチF0 とを備えて構成されてい
る。また、主変速機22は、3組のシングルピニオン型
の遊星歯車装置34、36、38と、油圧アクチュエー
タによって摩擦係合させられる油圧式のクラッチC1 ,
C2 、ブレーキB1 ,B2 ,B3 ,B4 と、一方向クラ
ッチF1 ,F2 とを備えて構成されている。
【0018】そして、図2に示されているソレノイドバ
ルブSL1〜SL4の励磁、非励磁により油圧回路40
が切り換えられたり、図示しないシフトレバーに連結さ
れたマニュアルシフトバルブによって油圧回路40が機
械的に切り換えられたりすることにより、クラッチC
0 ,C1 ,C2 、ブレーキB0 ,B1 ,B2 ,B3 ,B
4 がそれぞれ係合、解放制御され、図3に示されている
ようにニュートラル(N)と前進5段(1st〜5t
h)、後進1段(Rev)の各変速段が成立させられ
る。
ルブSL1〜SL4の励磁、非励磁により油圧回路40
が切り換えられたり、図示しないシフトレバーに連結さ
れたマニュアルシフトバルブによって油圧回路40が機
械的に切り換えられたりすることにより、クラッチC
0 ,C1 ,C2 、ブレーキB0 ,B1 ,B2 ,B3 ,B
4 がそれぞれ係合、解放制御され、図3に示されている
ようにニュートラル(N)と前進5段(1st〜5t
h)、後進1段(Rev)の各変速段が成立させられ
る。
【0019】なお、上記自動変速機18や前記電気式ト
ルコン24は、中心線に対して略対称的に構成されてお
り、図1では中心線の下半分が省略されている。
ルコン24は、中心線に対して略対称的に構成されてお
り、図1では中心線の下半分が省略されている。
【0020】図3のクラッチ、ブレーキ、一方向クラッ
チの欄の「○」は係合、「●」はシフトレバーがエンジ
ンブレーキレンジ、たとえば「3」、「2」、及び
「L」レンジ等の低速レンジへ操作された場合に係合、
そして、空欄は非係合を表している。
チの欄の「○」は係合、「●」はシフトレバーがエンジ
ンブレーキレンジ、たとえば「3」、「2」、及び
「L」レンジ等の低速レンジへ操作された場合に係合、
そして、空欄は非係合を表している。
【0021】その場合に、ニュートラルN、後進変速段
Rev、及びエンジンブレーキレンジは、シフトレバー
に機械的に連結されたマニュアルシフトバルブによって
油圧回路40が機械的に切り換えられることによって成
立させられ、前進変速段の1st〜5thの相互間の変
速はソレノイドバルブSL1〜SL4によって電気的に
制御される。また、前進変速段の変速比は1stから5
thとなるに従って段階的に小さくなり、4thの変速
比i4 =1である。図3は各変速段の変速比の一例を示
したものである。
Rev、及びエンジンブレーキレンジは、シフトレバー
に機械的に連結されたマニュアルシフトバルブによって
油圧回路40が機械的に切り換えられることによって成
立させられ、前進変速段の1st〜5thの相互間の変
速はソレノイドバルブSL1〜SL4によって電気的に
制御される。また、前進変速段の変速比は1stから5
thとなるに従って段階的に小さくなり、4thの変速
比i4 =1である。図3は各変速段の変速比の一例を示
したものである。
【0022】図3の作動表に示されているように、第2
変速段(2nd)と第3変速段(3rd)との間の変速
は、第2ブレーキB2 と第3ブレーキB3 との係合・解
放状態を共に変えるクラッチツウクラッチ変速になる。
この変速を円滑に行うために、上述した油圧回路40に
は図4に示す回路が組み込まれている。
変速段(2nd)と第3変速段(3rd)との間の変速
は、第2ブレーキB2 と第3ブレーキB3 との係合・解
放状態を共に変えるクラッチツウクラッチ変速になる。
この変速を円滑に行うために、上述した油圧回路40に
は図4に示す回路が組み込まれている。
【0023】図4において符号70は1−2シフトバル
ブを示し、また符号71は2−3シフトバルブを示し、
さらに符号72は3−4シフトバルブを示している。こ
れらのシフトバルブ70、71、72の各ポートの各変
速段での連通状態は、それぞれのシフトバルブ70、7
1、72の下側に示している通りである。なお、その数
字は各変速段を示す。
ブを示し、また符号71は2−3シフトバルブを示し、
さらに符号72は3−4シフトバルブを示している。こ
れらのシフトバルブ70、71、72の各ポートの各変
速段での連通状態は、それぞれのシフトバルブ70、7
1、72の下側に示している通りである。なお、その数
字は各変速段を示す。
【0024】その2−3シフトバルブ71のポートのう
ち第1変速段および第2変速段で入力ポート73に連通
するブレーキポート74に、第3ブレーキB3 が油路7
5を介して接続されている。この油路にはオリフィス7
6が介装されており、そのオリフィス76と第3ブレー
キB3 との間にダンパーバルブ77が接続されている。
このダンパーバルブ77は、第3ブレーキB3 にライン
圧が急激に供給された場合に少量の油圧を吸入して緩衝
作用を行うものである。
ち第1変速段および第2変速段で入力ポート73に連通
するブレーキポート74に、第3ブレーキB3 が油路7
5を介して接続されている。この油路にはオリフィス7
6が介装されており、そのオリフィス76と第3ブレー
キB3 との間にダンパーバルブ77が接続されている。
このダンパーバルブ77は、第3ブレーキB3 にライン
圧が急激に供給された場合に少量の油圧を吸入して緩衝
作用を行うものである。
【0025】また符号78はB−3コントロールバルブ
であって、第3ブレーキB3 の係合圧PB3をこのB−3
コントロールバルブ78によって直接制御するようにな
っている。すなわち、このB−3コントロールバルブ7
8は、スプール79とプランジャ80とこれらの間に介
装したスプリング81とを備えており、スプール79に
よって開閉される入力ポート82に油路75が接続さ
れ、またこの入力ポート82に選択的に連通させられる
出力ポート83が第3ブレーキB3 に接続されている。
さらにこの出力ポート83は、スプール79の先端側に
形成したフィードバックポート84に接続されている。
であって、第3ブレーキB3 の係合圧PB3をこのB−3
コントロールバルブ78によって直接制御するようにな
っている。すなわち、このB−3コントロールバルブ7
8は、スプール79とプランジャ80とこれらの間に介
装したスプリング81とを備えており、スプール79に
よって開閉される入力ポート82に油路75が接続さ
れ、またこの入力ポート82に選択的に連通させられる
出力ポート83が第3ブレーキB3 に接続されている。
さらにこの出力ポート83は、スプール79の先端側に
形成したフィードバックポート84に接続されている。
【0026】一方、前記スプリング81を配置した箇所
に開口するポート85には、2−3シフトバルブ71の
ポートのうち第3変速段以上の変速段でDレンジ圧を出
力するポート86が油路87を介して連通させられてい
る。また、プランジャ80の端部側に形成した制御ポー
ト88には、リニアソレノイドバルブSLUが接続され
ている。
に開口するポート85には、2−3シフトバルブ71の
ポートのうち第3変速段以上の変速段でDレンジ圧を出
力するポート86が油路87を介して連通させられてい
る。また、プランジャ80の端部側に形成した制御ポー
ト88には、リニアソレノイドバルブSLUが接続され
ている。
【0027】したがって、B−3コントロールバルブ7
8は、スプリング81の弾性力とポート85に供給され
る油圧とによって調圧レベルが設定され、且つ制御ポー
ト88に供給される信号圧が高いほどスプリング81に
よる弾性力が大きくなるように構成されている。
8は、スプリング81の弾性力とポート85に供給され
る油圧とによって調圧レベルが設定され、且つ制御ポー
ト88に供給される信号圧が高いほどスプリング81に
よる弾性力が大きくなるように構成されている。
【0028】さらに、図4における符号89は、2−3
タイミングバルブであって、この2−3タイミングバル
ブ89は、小径のランドと2つの大径のランドとを形成
したスプール90と第1のプランジャ91とこれらの間
に配置したスプリング92とスプール90を挟んで第1
のプランジャ91とは反対側に配置された第2のプラン
ジャ93とを有している。
タイミングバルブであって、この2−3タイミングバル
ブ89は、小径のランドと2つの大径のランドとを形成
したスプール90と第1のプランジャ91とこれらの間
に配置したスプリング92とスプール90を挟んで第1
のプランジャ91とは反対側に配置された第2のプラン
ジャ93とを有している。
【0029】この2−3タイミングバルブ89の中間部
のポート94に油路95が接続され、また、この油路9
5は2−3シフトバルブ71のポートのうち第3変速段
以上の変速段でブレーキポート74に連通させられるポ
ート96に接続されている。
のポート94に油路95が接続され、また、この油路9
5は2−3シフトバルブ71のポートのうち第3変速段
以上の変速段でブレーキポート74に連通させられるポ
ート96に接続されている。
【0030】さらに、この油路95は途中で分岐して、
前記小径ランドと大径ランドとの間に開口するポート9
7にオリフィスを介して接続されている。この中間部の
ポート94に選択的に連通させられるポート98は油路
99を介してソレノイドリレーバルブ100に接続され
ている。
前記小径ランドと大径ランドとの間に開口するポート9
7にオリフィスを介して接続されている。この中間部の
ポート94に選択的に連通させられるポート98は油路
99を介してソレノイドリレーバルブ100に接続され
ている。
【0031】そして、第1のプランジャ91の端部に開
口しているポートにリニアソレノイドバルブSLUが接
続され、また第2のプランジャ93の端部に開口するポ
ートに第2ブレーキB2 がオリフィスを介して接続され
ている。
口しているポートにリニアソレノイドバルブSLUが接
続され、また第2のプランジャ93の端部に開口するポ
ートに第2ブレーキB2 がオリフィスを介して接続され
ている。
【0032】前記油路87は第2ブレーキB2 に対して
油圧を供給・排出するためのものであって、その途中に
は小径オリフィス101とチェックボール付きオリフィ
ス102とが介装されている。また、この油路87から
分岐した油路103には、第2ブレーキB2 から排圧す
る場合に開くチェックボールを備えた大径オリフィス1
04が介装され、この油路103は以下に説明するオリ
フィスコントロールバルブ105に接続されている。
油圧を供給・排出するためのものであって、その途中に
は小径オリフィス101とチェックボール付きオリフィ
ス102とが介装されている。また、この油路87から
分岐した油路103には、第2ブレーキB2 から排圧す
る場合に開くチェックボールを備えた大径オリフィス1
04が介装され、この油路103は以下に説明するオリ
フィスコントロールバルブ105に接続されている。
【0033】オリフィスコントロールバルブ105は第
2ブレーキB2 からの排圧速度を制御するためのバルブ
であって、そのスプール106によって開閉されるよう
に中間部に形成したポート107には第2ブレーキB2
が接続されており、このポート107より図での下側に
形成したポート108に前記油路103が接続されてい
る。
2ブレーキB2 からの排圧速度を制御するためのバルブ
であって、そのスプール106によって開閉されるよう
に中間部に形成したポート107には第2ブレーキB2
が接続されており、このポート107より図での下側に
形成したポート108に前記油路103が接続されてい
る。
【0034】第2ブレーキB2 を接続してあるポート1
07より図での上側に形成したポート109は、ドレイ
ンポートに選択的に連通させられるポートであって、こ
のポート109には、油路110を介して前記B−3コ
ントロールバルブ78のポート111が接続されてい
る。尚、このポート111は、第3ブレーキB3 を接続
してある出力ポート83に選択的に連通させられるポー
トである。
07より図での上側に形成したポート109は、ドレイ
ンポートに選択的に連通させられるポートであって、こ
のポート109には、油路110を介して前記B−3コ
ントロールバルブ78のポート111が接続されてい
る。尚、このポート111は、第3ブレーキB3 を接続
してある出力ポート83に選択的に連通させられるポー
トである。
【0035】オリフィスコントロールバルブ105のポ
ートのうちスプール106を押圧するスプリングとは反
対側の端部に形成した制御ポート112が油路113を
介して、3−4シフトバルブ72のポート114に接続
されている。このポート114は、第3変速段以下の変
速段で第3ソレノイドバルブSL3の信号圧を出力し、
また、第4変速段以上の変速段で第4ソレノイドバルブ
SL4の信号圧を出力するポートである。
ートのうちスプール106を押圧するスプリングとは反
対側の端部に形成した制御ポート112が油路113を
介して、3−4シフトバルブ72のポート114に接続
されている。このポート114は、第3変速段以下の変
速段で第3ソレノイドバルブSL3の信号圧を出力し、
また、第4変速段以上の変速段で第4ソレノイドバルブ
SL4の信号圧を出力するポートである。
【0036】さらに、このオリフィスコントロールバル
ブ105には、前記油路95から分岐した油路115が
接続されており、この油路115を選択的にドレインポ
ートに連通させるようになっている。
ブ105には、前記油路95から分岐した油路115が
接続されており、この油路115を選択的にドレインポ
ートに連通させるようになっている。
【0037】なお、前記2−3シフトバルブ71におい
て第2変速段以下の変速段でDレンジ圧を出力するポー
ト116が、前記2−3タイミングバルブ89のうちス
プリング92を配置した箇所に開口するポート117に
油路118を介して接続されている。また、3−4シフ
トバルブ72のうち第3変速段以下の変速段で前記油路
87に連通させられるポート119が油路120を介し
てソレノイドリレーバルブ100に接続されている。
て第2変速段以下の変速段でDレンジ圧を出力するポー
ト116が、前記2−3タイミングバルブ89のうちス
プリング92を配置した箇所に開口するポート117に
油路118を介して接続されている。また、3−4シフ
トバルブ72のうち第3変速段以下の変速段で前記油路
87に連通させられるポート119が油路120を介し
てソレノイドリレーバルブ100に接続されている。
【0038】そして、図4において、符号121は第2
ブレーキB2 用のアキュムレータを示し、その背圧室に
はリニアソレノイドバルブSLNが出力する油圧に応じ
て調圧されたアキュムレータコントロール圧が供給され
ている。このアキュムレータコントロール圧は、リニア
ソレノイドバルブSLNの出力圧が低いほど高い圧力に
なるように構成されている。したがって、第2ブレーキ
B2 の係合・解放の過渡的な油圧PB2は、リニアソレノ
イドバルブSLNの信号圧が低いほど高い圧力で推移す
るようになっている。変速用の他のクラッチC1 、C2
やブレーキB0などにもアキュムレータが設けられ、上
記アキュムレータコントロール圧が作用させられること
により、変速時の過渡油圧が入力軸26のトルクTI な
どに応じて制御されるようになっている。
ブレーキB2 用のアキュムレータを示し、その背圧室に
はリニアソレノイドバルブSLNが出力する油圧に応じ
て調圧されたアキュムレータコントロール圧が供給され
ている。このアキュムレータコントロール圧は、リニア
ソレノイドバルブSLNの出力圧が低いほど高い圧力に
なるように構成されている。したがって、第2ブレーキ
B2 の係合・解放の過渡的な油圧PB2は、リニアソレノ
イドバルブSLNの信号圧が低いほど高い圧力で推移す
るようになっている。変速用の他のクラッチC1 、C2
やブレーキB0などにもアキュムレータが設けられ、上
記アキュムレータコントロール圧が作用させられること
により、変速時の過渡油圧が入力軸26のトルクTI な
どに応じて制御されるようになっている。
【0039】また、符号122はC−0エキゾーストバ
ルブを示し、さらに符号123はクラッチC0 用のアキ
ュムレータを示している。C−0エキゾーストバルブ1
22は2速レンジでの第2変速段のみにおいてエンジン
ブレーキを効かせるためにクラッチC0 を係合させるよ
うに動作するものである。
ルブを示し、さらに符号123はクラッチC0 用のアキ
ュムレータを示している。C−0エキゾーストバルブ1
22は2速レンジでの第2変速段のみにおいてエンジン
ブレーキを効かせるためにクラッチC0 を係合させるよ
うに動作するものである。
【0040】したがって、上述した油圧回路40によれ
ば、B−3コントロールバルブ78のポート111がド
レインに連通していれば、第3ブレーキB3 の係合圧P
B3をB−3コントロ−ルバルブ78によって直接調圧す
ることができ、また、その調圧レベルをリニアソレノイ
ドバルブSLUによって変えることができる。
ば、B−3コントロールバルブ78のポート111がド
レインに連通していれば、第3ブレーキB3 の係合圧P
B3をB−3コントロ−ルバルブ78によって直接調圧す
ることができ、また、その調圧レベルをリニアソレノイ
ドバルブSLUによって変えることができる。
【0041】また、オリフィスコントロールバルブ10
5のスプール106が、図の左半分に示す位置にあれ
ば、第2ブレーキB2 はこのオリフィスコントロールバ
ルブ105を介して排圧が可能になり、したがって第2
ブレーキB2 からのドレイン速度を制御することができ
る。
5のスプール106が、図の左半分に示す位置にあれ
ば、第2ブレーキB2 はこのオリフィスコントロールバ
ルブ105を介して排圧が可能になり、したがって第2
ブレーキB2 からのドレイン速度を制御することができ
る。
【0042】さらに、第2変速段から第3変速段への変
速は、第3ブレーキB3 を緩やかに解放すると共に第2
ブレーキB2 を緩やかに係合する所謂クラッチツウクラ
ッチ変速が行われるわけであるが、入力軸26への入力
軸トルクに基づいてリニアソレノイドバルブSLUによ
り駆動される第3ブレーキB3 の解放過渡油圧PB3を制
御することにより変速ショックを好適に軽減することが
できる。入力軸トルクに基づく油圧PB3の制御は、フィ
ードバック制御などでリアルタイムに行うこともできる
が、変速開始時の入力軸トルクのみを基準にして行うも
のであっても良い。
速は、第3ブレーキB3 を緩やかに解放すると共に第2
ブレーキB2 を緩やかに係合する所謂クラッチツウクラ
ッチ変速が行われるわけであるが、入力軸26への入力
軸トルクに基づいてリニアソレノイドバルブSLUによ
り駆動される第3ブレーキB3 の解放過渡油圧PB3を制
御することにより変速ショックを好適に軽減することが
できる。入力軸トルクに基づく油圧PB3の制御は、フィ
ードバック制御などでリアルタイムに行うこともできる
が、変速開始時の入力軸トルクのみを基準にして行うも
のであっても良い。
【0043】ハイブリッド駆動装置10は、図2に示さ
れるようにハイブリッド制御用コントローラ50及び自
動変速制御用コントローラ52を備えている。これらの
コントローラ50、52は、CPUやRAM、ROM等
を有するマイクロコンピュータを備えて構成され、入力
軸回転数NI 、車速V(出力軸回転数NO に対応)、エ
ンジントルクTE 、モータトルクTM 、エンジン回転数
NE 、モータ回転数N M 、シフトレバーの操作レンジ、
蓄電装置58(図5参照)の蓄電量SOC、ブレーキの
ON、OFF、アクセル操作量θAC等の各種の情報を読
み込むと共に、予め設定されたプログラムに従って信号
処理を行う。
れるようにハイブリッド制御用コントローラ50及び自
動変速制御用コントローラ52を備えている。これらの
コントローラ50、52は、CPUやRAM、ROM等
を有するマイクロコンピュータを備えて構成され、入力
軸回転数NI 、車速V(出力軸回転数NO に対応)、エ
ンジントルクTE 、モータトルクTM 、エンジン回転数
NE 、モータ回転数N M 、シフトレバーの操作レンジ、
蓄電装置58(図5参照)の蓄電量SOC、ブレーキの
ON、OFF、アクセル操作量θAC等の各種の情報を読
み込むと共に、予め設定されたプログラムに従って信号
処理を行う。
【0044】なお、エンジントルクTE はスロットル弁
開度や燃料噴射量などから求められ、モータトルクTM
はモータ電流などから求められ、蓄電量SOCはモータ
ジェネレータ14がジェネレータとして機能する充電時
のモータ電流や充電効率などから求められる。
開度や燃料噴射量などから求められ、モータトルクTM
はモータ電流などから求められ、蓄電量SOCはモータ
ジェネレータ14がジェネレータとして機能する充電時
のモータ電流や充電効率などから求められる。
【0045】前記エンジン12は、ハイブリッド制御用
コントローラ50によってスロットル弁開度や燃料噴射
量、点火時期などが制御されることにより、運転状態に
応じて出力が制御される。
コントローラ50によってスロットル弁開度や燃料噴射
量、点火時期などが制御されることにより、運転状態に
応じて出力が制御される。
【0046】前記モータジェネレータ14は、図5に示
すようにM/G制御器(インバータ)56を介してバッ
テリー等の蓄電装置58に接続されており、ハイブリッ
ド制御用コントローラ50により、その蓄電装置58か
ら電気エネルギーが供給されて所定のトルクで回転駆動
される回転駆動状態と、回生制動(モータジェネレータ
14自体の電気的な制動トルク)によりジェネレータと
して機能して蓄電装置58に電気エネルギーを充電する
充電状態と、ロータ軸14rが自由回転することを許容
する無負荷状態とに切り換えられる。
すようにM/G制御器(インバータ)56を介してバッ
テリー等の蓄電装置58に接続されており、ハイブリッ
ド制御用コントローラ50により、その蓄電装置58か
ら電気エネルギーが供給されて所定のトルクで回転駆動
される回転駆動状態と、回生制動(モータジェネレータ
14自体の電気的な制動トルク)によりジェネレータと
して機能して蓄電装置58に電気エネルギーを充電する
充電状態と、ロータ軸14rが自由回転することを許容
する無負荷状態とに切り換えられる。
【0047】また、前記第1クラッチCE1 及び第2ク
ラッチCE2 は、ハイブリッド制御用コントローラ50
により電磁弁等を介して油圧回路40が切り換えられる
ことにより、係合或いは解放状態が切り換えられる。
ラッチCE2 は、ハイブリッド制御用コントローラ50
により電磁弁等を介して油圧回路40が切り換えられる
ことにより、係合或いは解放状態が切り換えられる。
【0048】前記自動変速機18は、自動変速制御用コ
ントローラ52によって前記ソレノイドバルブSL1〜
SL4、リニアソレノイドバルブSLU、SLT、SL
Nの励磁状態が制御され、油圧回路40が切り換えられ
たり油圧制御が行われることにより、予め定められた変
速条件に従って変速段が切り換えられる。変速条件は、
例えばアクセル操作量θACおよび車速Vなどの走行状態
をパラメータとする変速マップ等により設定される。
ントローラ52によって前記ソレノイドバルブSL1〜
SL4、リニアソレノイドバルブSLU、SLT、SL
Nの励磁状態が制御され、油圧回路40が切り換えられ
たり油圧制御が行われることにより、予め定められた変
速条件に従って変速段が切り換えられる。変速条件は、
例えばアクセル操作量θACおよび車速Vなどの走行状態
をパラメータとする変速マップ等により設定される。
【0049】上記ハイブリッド制御用コントローラ50
は、例えば本願出願人が先に出願した特願平7−294
148号に記載されているように、図6に示すフローチ
ャートに従って図7に示す9つの運転モードの1つを選
択し、その選択したモードでエンジン12及び電気式ト
ルコン24を作動させる。
は、例えば本願出願人が先に出願した特願平7−294
148号に記載されているように、図6に示すフローチ
ャートに従って図7に示す9つの運転モードの1つを選
択し、その選択したモードでエンジン12及び電気式ト
ルコン24を作動させる。
【0050】図6において、ステップS1ではエンジン
始動要求があったか否かを、例えばエンジン12を動力
源として走行したり、エンジン12によりモータジェネ
レータ14を回転駆動して蓄電装置58を充電したりす
るために、エンジン12を始動すべき旨の指令があった
か否かを判断する。
始動要求があったか否かを、例えばエンジン12を動力
源として走行したり、エンジン12によりモータジェネ
レータ14を回転駆動して蓄電装置58を充電したりす
るために、エンジン12を始動すべき旨の指令があった
か否かを判断する。
【0051】ここで、始動要求があればステップS2で
モード9を選択する。モード9は、図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 を係合(ON)し、第2クラッ
チCE2 を係合(ON)し、モータジェネレータ14に
より遊星歯車装置16を介してエンジン12を回転駆動
すると共に、燃料噴射などのエンジン始動制御を行って
エンジン12を始動する。
モード9を選択する。モード9は、図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 を係合(ON)し、第2クラッ
チCE2 を係合(ON)し、モータジェネレータ14に
より遊星歯車装置16を介してエンジン12を回転駆動
すると共に、燃料噴射などのエンジン始動制御を行って
エンジン12を始動する。
【0052】このモード9は、車両停止時には前記自動
変速機18をニュートラルにして行われ、モード1のよ
うに第1クラッチCE1 を解放したモータジェネレータ
14のみを動力源とする走行時には、第1クラッチCE
1 を係合すると共に走行に必要な要求出力以上の出力で
モータジェネレータ14を作動させ、その要求出力以上
の余裕出力でエンジン12を回転駆動することによって
行われる。また、車両走行時であっても、一時的に自動
変速機18をニュートラルにしてモード9を実行するこ
とも可能である。
変速機18をニュートラルにして行われ、モード1のよ
うに第1クラッチCE1 を解放したモータジェネレータ
14のみを動力源とする走行時には、第1クラッチCE
1 を係合すると共に走行に必要な要求出力以上の出力で
モータジェネレータ14を作動させ、その要求出力以上
の余裕出力でエンジン12を回転駆動することによって
行われる。また、車両走行時であっても、一時的に自動
変速機18をニュートラルにしてモード9を実行するこ
とも可能である。
【0053】一方、ステップS1の判断が否定された場
合、すなわちエンジン始動要求がない場合には、ステッ
プS3を実行することにより、制動力の要求があるか否
かを、例えばブレーキがONか否か、シフトレバーの操
作レンジがLや2などのエンジンブレーキレンジ(低速
変速段のみで変速制御を行うと共にエンジンブレーキや
回生制動が作用するレンジ)で、且つアクセル操作量θ
ACが0か否か、或いは単にアクセル操作量θACが0か否
か、等によって判断する。
合、すなわちエンジン始動要求がない場合には、ステッ
プS3を実行することにより、制動力の要求があるか否
かを、例えばブレーキがONか否か、シフトレバーの操
作レンジがLや2などのエンジンブレーキレンジ(低速
変速段のみで変速制御を行うと共にエンジンブレーキや
回生制動が作用するレンジ)で、且つアクセル操作量θ
ACが0か否か、或いは単にアクセル操作量θACが0か否
か、等によって判断する。
【0054】この判断が肯定された場合にはステップS
4を実行する。ステップS4では、蓄電装置58の蓄電
量SOCが予め定められた最大蓄電量B以上か否かを判
断し、SOC≧BであればステップS5でモード8を選
択し、SOC<BであればステップS6でモード6を選
択する。最大蓄電量Bは、蓄電装置58に電気エネルギ
ーを充電することが許容される最大の蓄電量で、蓄電装
置58の充放電効率などに基づいて例えば80%程度の
値が設定される。
4を実行する。ステップS4では、蓄電装置58の蓄電
量SOCが予め定められた最大蓄電量B以上か否かを判
断し、SOC≧BであればステップS5でモード8を選
択し、SOC<BであればステップS6でモード6を選
択する。最大蓄電量Bは、蓄電装置58に電気エネルギ
ーを充電することが許容される最大の蓄電量で、蓄電装
置58の充放電効率などに基づいて例えば80%程度の
値が設定される。
【0055】上記ステップS5で選択されるモード8
は、図7に示されるように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、モ
ータジェネレータ14を無負荷状態とし、エンジン12
を停止状態すなわちスロットル弁を閉じると共に燃料噴
射量を0とするものであり、これによりエンジン12の
引き擦り回転による制動力、すなわちエンジンブレーキ
が車両に作用させられ、運転者によるブレーキ操作が軽
減されて運転操作が容易になる。また、モータジェネレ
ータ14は無負荷状態とされ、自由回転させられるた
め、蓄電装置58の蓄電量SOCが過大となって充放電
効率等の性能を損なうことが回避される。
は、図7に示されるように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、モ
ータジェネレータ14を無負荷状態とし、エンジン12
を停止状態すなわちスロットル弁を閉じると共に燃料噴
射量を0とするものであり、これによりエンジン12の
引き擦り回転による制動力、すなわちエンジンブレーキ
が車両に作用させられ、運転者によるブレーキ操作が軽
減されて運転操作が容易になる。また、モータジェネレ
ータ14は無負荷状態とされ、自由回転させられるた
め、蓄電装置58の蓄電量SOCが過大となって充放電
効率等の性能を損なうことが回避される。
【0056】ステップS6で選択されるモード6は、図
7から明らかなように第1クラッチCE1 を解放(OF
F)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、エンジ
ン12を停止し、モータジェネレータ14を充電状態と
するもので、車両の運動エネルギーでモータジェネレー
タ14が回転駆動されることにより、蓄電装置58を充
電するとともにその車両にエンジンブレーキのような回
生制動力を作用させるため、運転者によるブレーキ操作
が軽減されて運転操作が容易になる。
7から明らかなように第1クラッチCE1 を解放(OF
F)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、エンジ
ン12を停止し、モータジェネレータ14を充電状態と
するもので、車両の運動エネルギーでモータジェネレー
タ14が回転駆動されることにより、蓄電装置58を充
電するとともにその車両にエンジンブレーキのような回
生制動力を作用させるため、運転者によるブレーキ操作
が軽減されて運転操作が容易になる。
【0057】また、第1クラッチCE1 が開放されてエ
ンジン12が遮断されているため、そのエンジン12の
引き擦りによるエネルギー損失がないとともに、蓄電量
SOCが最大蓄電量Bより少ない場合に実行されるた
め、蓄電装置58の蓄電量SOCが過大となって充放電
効率等の性能を損なうことがない。
ンジン12が遮断されているため、そのエンジン12の
引き擦りによるエネルギー損失がないとともに、蓄電量
SOCが最大蓄電量Bより少ない場合に実行されるた
め、蓄電装置58の蓄電量SOCが過大となって充放電
効率等の性能を損なうことがない。
【0058】一方、ステップS3の判断が否定された場
合、すなわち制動力の要求がない場合にはステップS7
を実行し、エンジン発進が要求されているか否かを、例
えばモード3などエンジン12を動力源とする走行中の
車両停止時か否か、すなわち車速V≒0か否か等によっ
て判断する。
合、すなわち制動力の要求がない場合にはステップS7
を実行し、エンジン発進が要求されているか否かを、例
えばモード3などエンジン12を動力源とする走行中の
車両停止時か否か、すなわち車速V≒0か否か等によっ
て判断する。
【0059】この判断が肯定された場合には、ステップ
S8においてシフトレバーにより非駆動レンジである
「P」レンジまたは「N」レンジが選択されているか否
かを判断し、「P」レンジまたは「N」レンジが選択さ
れていない場合、すなわち「D」レンジや「R」レンジ
等の駆動レンジが選択されている場合はステップS9で
モード5を選択し、「P」レンジまたは「N」レンジが
選択されている場合はステップS10でモード7を選択
する。
S8においてシフトレバーにより非駆動レンジである
「P」レンジまたは「N」レンジが選択されているか否
かを判断し、「P」レンジまたは「N」レンジが選択さ
れていない場合、すなわち「D」レンジや「R」レンジ
等の駆動レンジが選択されている場合はステップS9で
モード5を選択し、「P」レンジまたは「N」レンジが
選択されている場合はステップS10でモード7を選択
する。
【0060】上記ステップS9で選択されるモード5
は、図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、
エンジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14
の回生制動トルク(反力トルク)を制御することにより
車両を発進させるもので、アクセルOFFすなわちアク
セル操作量θACが略零の場合でも所定のクリープトルク
が得られるように所定の回生制動トルクが発生させられ
る。このモード5は、エンジン12およびモータジェネ
レータ14を協調制御して運転する協調運転モードの一
例である。
は、図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、
エンジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14
の回生制動トルク(反力トルク)を制御することにより
車両を発進させるもので、アクセルOFFすなわちアク
セル操作量θACが略零の場合でも所定のクリープトルク
が得られるように所定の回生制動トルクが発生させられ
る。このモード5は、エンジン12およびモータジェネ
レータ14を協調制御して運転する協調運転モードの一
例である。
【0061】具体的に説明すると、遊星歯車装置16の
ギヤ比をρE とすると、エンジントルクTE :遊星歯車
装置16の出力トルク:モータトルクTM =1:(1+
ρE):ρE となるため、例えばギヤ比ρE を一般的な
値である0.5程度とすると、エンジントルクTE の半
分のトルクをモータジェネレータ14が分担することに
より、エンジントルクTE の約1.5倍のトルクがキャ
リア16cから出力される。
ギヤ比をρE とすると、エンジントルクTE :遊星歯車
装置16の出力トルク:モータトルクTM =1:(1+
ρE):ρE となるため、例えばギヤ比ρE を一般的な
値である0.5程度とすると、エンジントルクTE の半
分のトルクをモータジェネレータ14が分担することに
より、エンジントルクTE の約1.5倍のトルクがキャ
リア16cから出力される。
【0062】すなわち、モータジェネレータ14のトル
クの(1+ρE )/ρE 倍の高トルク発進を行うことが
できるのである。また、モータ電流を遮断してモータジ
ェネレータ14を無負荷状態とすれば、ロータ軸14r
が逆回転させられるだけでキャリア16cからの出力は
0となり、車両停止状態(クリープトルク=0)とな
る。
クの(1+ρE )/ρE 倍の高トルク発進を行うことが
できるのである。また、モータ電流を遮断してモータジ
ェネレータ14を無負荷状態とすれば、ロータ軸14r
が逆回転させられるだけでキャリア16cからの出力は
0となり、車両停止状態(クリープトルク=0)とな
る。
【0063】すなわち、この場合の遊星歯車装置16は
発進クラッチおよびトルク増幅装置として機能するので
あり、モータトルク(回生制動トルク)TM を0から徐
々に増大させて反力を大きくすることにより、エンジン
トルクTE の(1+ρE )倍の出力トルクで車両を滑ら
かに発進させることができるのである。
発進クラッチおよびトルク増幅装置として機能するので
あり、モータトルク(回生制動トルク)TM を0から徐
々に増大させて反力を大きくすることにより、エンジン
トルクTE の(1+ρE )倍の出力トルクで車両を滑ら
かに発進させることができるのである。
【0064】ここで、本実施例では、エンジン12の最
大トルクの略ρE 倍のトルク容量のモータジェネレー
タ、すなわち必要なトルクを確保しつつできるだけ小型
で小容量のモータジェネレータ14が用いられており、
装置が小型で且つ安価に構成される。また、本実施例で
はモータトルクTM の増大に対応して、スロットル弁開
度や燃料噴射量を増大させてエンジン12の出力を大き
くするようになっており、反力の増大に伴うエンジン回
転数NE の低下に起因するエンジンストール等を防止し
ている。
大トルクの略ρE 倍のトルク容量のモータジェネレー
タ、すなわち必要なトルクを確保しつつできるだけ小型
で小容量のモータジェネレータ14が用いられており、
装置が小型で且つ安価に構成される。また、本実施例で
はモータトルクTM の増大に対応して、スロットル弁開
度や燃料噴射量を増大させてエンジン12の出力を大き
くするようになっており、反力の増大に伴うエンジン回
転数NE の低下に起因するエンジンストール等を防止し
ている。
【0065】ステップS10で選択されるモード7は、
図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合(O
N)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、エン
ジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14を無
負荷状態として電気的にニュートラルとするもので、モ
ータジェネレータ14のロータ軸14rが逆方向へ自由
回転させられることにより、自動変速機18の入力軸2
6に対する出力が零となる。これにより、モード3など
エンジン12を動力源とする走行中の車両停止時に一々
エンジン12を停止させる必要がないとともに、前記モ
ード5のエンジン発進が実質的に可能となる。
図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合(O
N)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、エン
ジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14を無
負荷状態として電気的にニュートラルとするもので、モ
ータジェネレータ14のロータ軸14rが逆方向へ自由
回転させられることにより、自動変速機18の入力軸2
6に対する出力が零となる。これにより、モード3など
エンジン12を動力源とする走行中の車両停止時に一々
エンジン12を停止させる必要がないとともに、前記モ
ード5のエンジン発進が実質的に可能となる。
【0066】一方、ステップS7の判断が否定された場
合、すなわちエンジン発進の要求がない場合にはステッ
プS11を実行し、要求出力Pdが予め設定された第1
判定値P1以下か否かを判断する。要求出力Pdは、走
行抵抗を含む車両の走行に必要な出力で、アクセル操作
量θACやその変化速度、車速V(出力軸回転数NO )、
自動変速機18の変速段などに基づいて、予め定められ
たデータマップや演算式などにより算出される。
合、すなわちエンジン発進の要求がない場合にはステッ
プS11を実行し、要求出力Pdが予め設定された第1
判定値P1以下か否かを判断する。要求出力Pdは、走
行抵抗を含む車両の走行に必要な出力で、アクセル操作
量θACやその変化速度、車速V(出力軸回転数NO )、
自動変速機18の変速段などに基づいて、予め定められ
たデータマップや演算式などにより算出される。
【0067】また、第1判定値P1はエンジン12のみ
を動力源として走行する中負荷領域とモータジェネレー
タ14のみを動力源として走行する低負荷領域の境界値
であり、エンジン12による充電時を含めたエネルギー
効率を考慮して、排出ガス量や燃料消費量などができる
だけ少なくなるように実験等によって定められている。
を動力源として走行する中負荷領域とモータジェネレー
タ14のみを動力源として走行する低負荷領域の境界値
であり、エンジン12による充電時を含めたエネルギー
効率を考慮して、排出ガス量や燃料消費量などができる
だけ少なくなるように実験等によって定められている。
【0068】ステップS11の判断が肯定された場合、
すなわち要求出力Pdが第1判定値P1以下の場合に
は、ステップS12で蓄電量SOCが予め設定された最
低蓄電量A以上か否かを判断し、SOC≧Aであればス
テップS13でモード1を選択する。一方、SOC<A
であればステップS14でモード3を選択する。最低蓄
電量Aはモータジェネレータ14を動力源として走行す
る場合に蓄電装置58から電気エネルギーを取り出すこ
とが許容される最低の蓄電量であり、蓄電装置58の充
放電効率などに基づいて例えば70%程度の値が設定さ
れる。
すなわち要求出力Pdが第1判定値P1以下の場合に
は、ステップS12で蓄電量SOCが予め設定された最
低蓄電量A以上か否かを判断し、SOC≧Aであればス
テップS13でモード1を選択する。一方、SOC<A
であればステップS14でモード3を選択する。最低蓄
電量Aはモータジェネレータ14を動力源として走行す
る場合に蓄電装置58から電気エネルギーを取り出すこ
とが許容される最低の蓄電量であり、蓄電装置58の充
放電効率などに基づいて例えば70%程度の値が設定さ
れる。
【0069】上記モード1は、前記図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 を解放(OFF)し、第2クラ
ッチCE2 を係合(ON)し、エンジン12を停止し、
モータジェネレータ14を要求出力Pdで回転駆動させ
るもので、モータジェネレータ14のみを動力源として
車両を発進させたり走行させる。アクセルOFFすなわ
ちアクセル操作量θACが略零の場合でも所定のクリープ
トルクが得られるように、モータジェネレータ14は所
定の出力で作動(トルク発生)させられる。モード1が
選択された場合も、第1クラッチCE1 が解放されてエ
ンジン12が遮断されるため、前記モード6と同様に引
き擦り損失が少なく、自動変速機18を適当に変速制御
することにより効率の良いモータ駆動制御が可能であ
る。
うに第1クラッチCE1 を解放(OFF)し、第2クラ
ッチCE2 を係合(ON)し、エンジン12を停止し、
モータジェネレータ14を要求出力Pdで回転駆動させ
るもので、モータジェネレータ14のみを動力源として
車両を発進させたり走行させる。アクセルOFFすなわ
ちアクセル操作量θACが略零の場合でも所定のクリープ
トルクが得られるように、モータジェネレータ14は所
定の出力で作動(トルク発生)させられる。モード1が
選択された場合も、第1クラッチCE1 が解放されてエ
ンジン12が遮断されるため、前記モード6と同様に引
き擦り損失が少なく、自動変速機18を適当に変速制御
することにより効率の良いモータ駆動制御が可能であ
る。
【0070】また、このモード1は、要求出力Pdが第
1判定値P1以下の低負荷領域で且つ蓄電装置58の蓄
電量SOCが最低蓄電量A以上の場合に実行されるた
め、エンジン12を動力源として走行する場合よりもエ
ネルギー効率が優れていて燃費や排出ガスを低減できる
とともに、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量A
より低下して充放電効率等の性能を損なうことがない。
1判定値P1以下の低負荷領域で且つ蓄電装置58の蓄
電量SOCが最低蓄電量A以上の場合に実行されるた
め、エンジン12を動力源として走行する場合よりもエ
ネルギー効率が優れていて燃費や排出ガスを低減できる
とともに、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量A
より低下して充放電効率等の性能を損なうことがない。
【0071】ステップS14で選択されるモード3は、
図7から明らかなように第1クラッチCE1 および第2
クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジン12を
運転状態とし、モータジェネレータ14を回生制動によ
り充電状態とするもので、エンジン12の出力で車両を
走行させながら、モータジェネレータ14によって発生
した電気エネルギーを蓄電装置58に充電する。エンジ
ン12は、要求出力Pd以上の出力で運転させられ、そ
の要求出力Pdより大きい余裕動力分だけモータジェネ
レータ14で消費されるように、そのモータジェネレー
タ14の電流制御が行われる。
図7から明らかなように第1クラッチCE1 および第2
クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジン12を
運転状態とし、モータジェネレータ14を回生制動によ
り充電状態とするもので、エンジン12の出力で車両を
走行させながら、モータジェネレータ14によって発生
した電気エネルギーを蓄電装置58に充電する。エンジ
ン12は、要求出力Pd以上の出力で運転させられ、そ
の要求出力Pdより大きい余裕動力分だけモータジェネ
レータ14で消費されるように、そのモータジェネレー
タ14の電流制御が行われる。
【0072】一方、前記ステップS11の判断が否定さ
れた場合、すなわち要求出力Pdが第1判定値P1より
大きい場合には、ステップS15において、要求出力P
dが第1判定値P1より大きく第2判定値P2より小さ
いか否か、すなわちP1<Pd<P2か否かを判断す
る。
れた場合、すなわち要求出力Pdが第1判定値P1より
大きい場合には、ステップS15において、要求出力P
dが第1判定値P1より大きく第2判定値P2より小さ
いか否か、すなわちP1<Pd<P2か否かを判断す
る。
【0073】第2判定値P2は、エンジン12のみを動
力源として走行する中負荷領域とエンジン12およびモ
ータジェネレータ14の両方を動力源として走行する高
負荷領域の境界値であり、エンジン12による充電時を
含めたエネルギー効率を考慮して、排出ガス量や燃料消
費量などができるだけ少なくなるように実験等によって
予め定められている。
力源として走行する中負荷領域とエンジン12およびモ
ータジェネレータ14の両方を動力源として走行する高
負荷領域の境界値であり、エンジン12による充電時を
含めたエネルギー効率を考慮して、排出ガス量や燃料消
費量などができるだけ少なくなるように実験等によって
予め定められている。
【0074】そして、P1<Pd<P2であればステッ
プS16でSOC≧Aか否かを判断し、SOC≧Aの場
合にはステップS17でモード2を選択し、SOC<A
の場合には前記ステップS14でモード3を選択する。
プS16でSOC≧Aか否かを判断し、SOC≧Aの場
合にはステップS17でモード2を選択し、SOC<A
の場合には前記ステップS14でモード3を選択する。
【0075】また、Pd≧P2であればステップS18
でSOC≧Aか否かを判断し、SOC≧Aの場合にはス
テップS19でモード4を選択し、SOC<Aの場合に
はステップS17でモード2を選択する。
でSOC≧Aか否かを判断し、SOC≧Aの場合にはス
テップS19でモード4を選択し、SOC<Aの場合に
はステップS17でモード2を選択する。
【0076】上記モード2は、前記図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 および第2クラッチCE2 を共
に係合(ON)し、エンジン12を要求出力Pdで運転
し、モータジェネレータ14を無負荷状態とするもの
で、エンジン12のみを動力源として車両を走行させ
る。
うに第1クラッチCE1 および第2クラッチCE2 を共
に係合(ON)し、エンジン12を要求出力Pdで運転
し、モータジェネレータ14を無負荷状態とするもの
で、エンジン12のみを動力源として車両を走行させ
る。
【0077】また、モード4は、第1クラッチCE1 お
よび第2クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジ
ン12を運転状態とし、モータジェネレータ14を回転
駆動するもので、エンジン12およびモータジェネレー
タ14の両方を動力源として車両を高出力走行させる。
よび第2クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジ
ン12を運転状態とし、モータジェネレータ14を回転
駆動するもので、エンジン12およびモータジェネレー
タ14の両方を動力源として車両を高出力走行させる。
【0078】このモード4は、要求出力Pdが第2判定
値P2以上の高負荷領域で実行されるが、エンジン12
およびモータジェネレータ14を併用しているため、エ
ンジン12およびモータジェネレータ14の何れか一方
のみを動力源として走行する場合に比較してエネルギー
効率が著しく損なわれることがなく、燃費や排出ガスを
低減できる。また、蓄電量SOCが最低蓄電量A以上の
場合に実行されるため、蓄電装置58の蓄電量SOCが
最低蓄電量Aより低下して充放電効率等の性能を損なう
ことがない。
値P2以上の高負荷領域で実行されるが、エンジン12
およびモータジェネレータ14を併用しているため、エ
ンジン12およびモータジェネレータ14の何れか一方
のみを動力源として走行する場合に比較してエネルギー
効率が著しく損なわれることがなく、燃費や排出ガスを
低減できる。また、蓄電量SOCが最低蓄電量A以上の
場合に実行されるため、蓄電装置58の蓄電量SOCが
最低蓄電量Aより低下して充放電効率等の性能を損なう
ことがない。
【0079】上記モード1〜4の運転条件についてまと
めると、蓄電量SOC≧Aであれば、Pd≦P1の低負
荷領域ではステップS13でモード1を選択してモータ
ジェネレータ14のみを動力源として走行し、P1<P
d<P2の中負荷領域ではステップS17でモード2を
選択してエンジン12のみを動力源として走行し、P2
≦Pdの高負荷領域ではステップS19でモード4を選
択してエンジン12およびモータジェネレータ14の両
方を動力源として走行する。
めると、蓄電量SOC≧Aであれば、Pd≦P1の低負
荷領域ではステップS13でモード1を選択してモータ
ジェネレータ14のみを動力源として走行し、P1<P
d<P2の中負荷領域ではステップS17でモード2を
選択してエンジン12のみを動力源として走行し、P2
≦Pdの高負荷領域ではステップS19でモード4を選
択してエンジン12およびモータジェネレータ14の両
方を動力源として走行する。
【0080】また、SOC<Aの場合には、要求出力P
dが第2判定値P2より小さい中低負荷領域でステップ
S14のモード3を実行することにより蓄電装置58を
充電するが、要求出力Pdが第2判定値P2以上の高負
荷領域ではステップS17でモード2が選択され、充電
を行うことなくエンジン12により高出力走行が行われ
る。
dが第2判定値P2より小さい中低負荷領域でステップ
S14のモード3を実行することにより蓄電装置58を
充電するが、要求出力Pdが第2判定値P2以上の高負
荷領域ではステップS17でモード2が選択され、充電
を行うことなくエンジン12により高出力走行が行われ
る。
【0081】ステップS17のモード2は、P1<Pd
<P2の中負荷領域で且つSOC≧Aの場合、或いはP
d≧P2の高負荷領域で且つSOC<Aの場合に実行さ
れるが、中負荷領域では一般にモータジェネレータ14
よりもエンジン12の方がエネルギー効率が優れている
ため、モータジェネレータ14を動力源として走行する
場合に比較して燃費や排出ガスを低減できる。
<P2の中負荷領域で且つSOC≧Aの場合、或いはP
d≧P2の高負荷領域で且つSOC<Aの場合に実行さ
れるが、中負荷領域では一般にモータジェネレータ14
よりもエンジン12の方がエネルギー効率が優れている
ため、モータジェネレータ14を動力源として走行する
場合に比較して燃費や排出ガスを低減できる。
【0082】また、高負荷領域では、モータジェネレー
タ14およびエンジン12を併用して走行するモード4
が望ましいが、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電
量Aより小さい場合には、上記モード2によるエンジン
12のみを動力源とする運転が行われることにより、蓄
電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量Aよりも少なく
なって充放電効率等の性能を損なうことが回避される。
タ14およびエンジン12を併用して走行するモード4
が望ましいが、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電
量Aより小さい場合には、上記モード2によるエンジン
12のみを動力源とする運転が行われることにより、蓄
電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量Aよりも少なく
なって充放電効率等の性能を損なうことが回避される。
【0083】次に、本発明が適用された本実施例の特徴
部分、即ち、第1クラッチCE1 および第2クラッチC
E2 が共に切換え制御されるモード5とモード6の間で
切り換えられる場合に、制御が複雑化したり、ショック
が発生したりすることを防止するための制御作動を図8
のフローチャートに基づいて説明する。尚、本制御作動
は、クラッチ切換え時期非同期制御手段に対応してお
り、ハイブリッド制御用コントローラ50により実行さ
れる。
部分、即ち、第1クラッチCE1 および第2クラッチC
E2 が共に切換え制御されるモード5とモード6の間で
切り換えられる場合に、制御が複雑化したり、ショック
が発生したりすることを防止するための制御作動を図8
のフローチャートに基づいて説明する。尚、本制御作動
は、クラッチ切換え時期非同期制御手段に対応してお
り、ハイブリッド制御用コントローラ50により実行さ
れる。
【0084】図8において、ステップSA1では、図6
の運転モード判断サブルーチンに従って運転モードの切
換え判断が為されたか否かが判断される。この判断が肯
定された場合は、ステップSA2において、その運転モ
ードの切換え判断がモード6からモード5への切換え判
断であるか否かが判断される。
の運転モード判断サブルーチンに従って運転モードの切
換え判断が為されたか否かが判断される。この判断が肯
定された場合は、ステップSA2において、その運転モ
ードの切換え判断がモード6からモード5への切換え判
断であるか否かが判断される。
【0085】このステップSA2の判断が肯定された場
合、例えばアクセルOFFの回生制動モード(モード
6)でアクセルペダルが踏込み操作され、エンジン発進
モード(モード5)への切換え判断が為された場合等に
は、ステップSA3において、ハイブリッド制御用コン
トローラ50により油圧回路40の切換え制御や油圧制
御が行われることにより、第1クラッチCE1 が解放状
態(OFF)から係合状態(ON)へ切り換えられる。
次にステップSA4では、第1クラッチCE1 が係合状
態(ON)へ完全に切り換えられたか否かが判断され
る。この判断は、例えばタイマにより所定時間が経過し
たか否かを判断したり、第1クラッチCE1の油圧アク
チュエータの油圧を直接検出して判断したり、リングギ
ヤ16rの回転数とエンジン12の回転数が略一致した
か否かを判断したりすることにより行われる。
合、例えばアクセルOFFの回生制動モード(モード
6)でアクセルペダルが踏込み操作され、エンジン発進
モード(モード5)への切換え判断が為された場合等に
は、ステップSA3において、ハイブリッド制御用コン
トローラ50により油圧回路40の切換え制御や油圧制
御が行われることにより、第1クラッチCE1 が解放状
態(OFF)から係合状態(ON)へ切り換えられる。
次にステップSA4では、第1クラッチCE1 が係合状
態(ON)へ完全に切り換えられたか否かが判断され
る。この判断は、例えばタイマにより所定時間が経過し
たか否かを判断したり、第1クラッチCE1の油圧アク
チュエータの油圧を直接検出して判断したり、リングギ
ヤ16rの回転数とエンジン12の回転数が略一致した
か否かを判断したりすることにより行われる。
【0086】このステップSA4の判断が肯定される
と、ステップSA5においてエンジン12が始動させら
れる。第1クラッチCE1 が係合させられると、エンジ
ン12は車両の走行速度に対応する回転速度で回転駆動
されるため、その回転速度がエンジン12の始動に十分
な速度であれば、前記モード9を実施することなく燃料
噴射などを行うだけでエンジン12を始動できるが、回
転速度が低過ぎる場合には、例えばモータジェネレータ
14によりエンジン12をクランキングして始動するよ
うにすれば良い。続いて、ステップSA6において、ハ
イブリッド制御用コントローラ50により油圧回路40
の切換え制御や油圧制御が行われることにより、第2ク
ラッチCE2 が係合状態(ON)から解放状態(OF
F)へ切り換えられる。
と、ステップSA5においてエンジン12が始動させら
れる。第1クラッチCE1 が係合させられると、エンジ
ン12は車両の走行速度に対応する回転速度で回転駆動
されるため、その回転速度がエンジン12の始動に十分
な速度であれば、前記モード9を実施することなく燃料
噴射などを行うだけでエンジン12を始動できるが、回
転速度が低過ぎる場合には、例えばモータジェネレータ
14によりエンジン12をクランキングして始動するよ
うにすれば良い。続いて、ステップSA6において、ハ
イブリッド制御用コントローラ50により油圧回路40
の切換え制御や油圧制御が行われることにより、第2ク
ラッチCE2 が係合状態(ON)から解放状態(OF
F)へ切り換えられる。
【0087】一方、ステップSA2の判断が否定された
場合は、ステップSA7において、図6の運転モード判
断サブルーチンに従って、モード5からモード6への運
転モードの切換え判断が為されたか否かが判断される。
この判断が肯定された場合、例えばエンジン発進モード
(モード5)でアクセルペダルの踏込み操作が解除さ
れ、回生制動モード(モード6)への切換え判断が為さ
れた場合等には、ステップSA8において、ハイブリッ
ド制御用コントローラ50により油圧回路40の切換え
制御や油圧制御が行われることにより、第1クラッチC
E1 が係合状態(ON)から解放状態(OFF)へ切り
換えられる。
場合は、ステップSA7において、図6の運転モード判
断サブルーチンに従って、モード5からモード6への運
転モードの切換え判断が為されたか否かが判断される。
この判断が肯定された場合、例えばエンジン発進モード
(モード5)でアクセルペダルの踏込み操作が解除さ
れ、回生制動モード(モード6)への切換え判断が為さ
れた場合等には、ステップSA8において、ハイブリッ
ド制御用コントローラ50により油圧回路40の切換え
制御や油圧制御が行われることにより、第1クラッチC
E1 が係合状態(ON)から解放状態(OFF)へ切り
換えられる。
【0088】次にステップSA9では、モータジェネレ
ータ14の力行制御によりサンギヤ16sの回転数が増
大させられる。続いてステップSA10では、サンギヤ
16sの回転数がキャリア16cの回転数と略同じ値と
なったか否かが、例えばモータ回転数NM および入力軸
回転数NI に基づいて判断される。この判断が否定され
た場合は、肯定されるまでステップSA9が繰り返し実
行されることによりサンギヤ16sの回転数が引き続き
増大させられるが、この判断が肯定された場合は、サン
ギヤ16sの力行制御が終了されると共に、ステップS
A11においてエンジン12が停止させられる。次にス
テップSA12において、ハイブリッド制御用コントロ
ーラ50により油圧回路40の切換え制御や油圧制御が
行われることにより、第2クラッチCE2 が解放状態
(OFF)から係合状態(ON)へ切り換えられ、その
後モータジェネレータ14が回生制御(発電制御)され
る。
ータ14の力行制御によりサンギヤ16sの回転数が増
大させられる。続いてステップSA10では、サンギヤ
16sの回転数がキャリア16cの回転数と略同じ値と
なったか否かが、例えばモータ回転数NM および入力軸
回転数NI に基づいて判断される。この判断が否定され
た場合は、肯定されるまでステップSA9が繰り返し実
行されることによりサンギヤ16sの回転数が引き続き
増大させられるが、この判断が肯定された場合は、サン
ギヤ16sの力行制御が終了されると共に、ステップS
A11においてエンジン12が停止させられる。次にス
テップSA12において、ハイブリッド制御用コントロ
ーラ50により油圧回路40の切換え制御や油圧制御が
行われることにより、第2クラッチCE2 が解放状態
(OFF)から係合状態(ON)へ切り換えられ、その
後モータジェネレータ14が回生制御(発電制御)され
る。
【0089】上述のように本実施例によれば、第1クラ
ッチCE1 と第2クラッチCE2 の切換え制御が共に行
われる場合、具体的には、モード6からモード5へ運転
モードを切り換える場合や、モード5からモード6へ運
転モードを切り換える場合には、第1クラッチCE1 と
第2クラッチCE2 の切換え時期が同期しないようにさ
れるため、各クラッチの切換え制御を容易且つ正確に行
うことができ、同時に切り換える場合のように、制御が
複雑化したり、ショックが発生したりすることが防止さ
れる。
ッチCE1 と第2クラッチCE2 の切換え制御が共に行
われる場合、具体的には、モード6からモード5へ運転
モードを切り換える場合や、モード5からモード6へ運
転モードを切り換える場合には、第1クラッチCE1 と
第2クラッチCE2 の切換え時期が同期しないようにさ
れるため、各クラッチの切換え制御を容易且つ正確に行
うことができ、同時に切り換える場合のように、制御が
複雑化したり、ショックが発生したりすることが防止さ
れる。
【0090】なお、第1クラッチCE1 、第2クラッチ
CE2 の係合、解放はスイープ制御を用いても良い。ま
た、ステップSA11のエンジン停止は、ステップSA
8に続いて行われるようにしても良い。
CE2 の係合、解放はスイープ制御を用いても良い。ま
た、ステップSA11のエンジン停止は、ステップSA
8に続いて行われるようにしても良い。
【0091】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適
用される。
詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適
用される。
【0092】例えば、前述の実施例においては、後進1
段および前進5段の変速段を有する自動変速機18が用
いられていたが、図9に示されるように、前記副変速機
20を省略して前記主変速機22のみから成る自動変速
機60を採用し、図10に示されるように前進4段およ
び後進1段で変速制御を行うようにすることも可能であ
る。
段および前進5段の変速段を有する自動変速機18が用
いられていたが、図9に示されるように、前記副変速機
20を省略して前記主変速機22のみから成る自動変速
機60を採用し、図10に示されるように前進4段およ
び後進1段で変速制御を行うようにすることも可能であ
る。
【0093】本発明は、その主旨を逸脱しない範囲にお
いて、その他種々の態様で適用され得るものである。
いて、その他種々の態様で適用され得るものである。
【図1】本発明が適用されたハイブリッド駆動装置の構
成を説明する骨子図である。
成を説明する骨子図である。
【図2】図1のハイブリッド駆動装置に備えられている
制御系統を説明する図である。
制御系統を説明する図である。
【図3】図1の自動変速機の各変速段を成立させる係合
要素の作動を説明する図である。
要素の作動を説明する図である。
【図4】図1の自動変速機の油圧回路の一部を示す図で
ある。
ある。
【図5】図2のハイブリッド制御用コントローラと電気
式トルコンとの接続関係を説明する図である。
式トルコンとの接続関係を説明する図である。
【図6】図1のハイブリッド駆動装置の基本的な作動を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートにおける各モード1〜9
の作動状態を説明する図である。
の作動状態を説明する図である。
【図8】本発明の特徴となる制御作動の要部を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】図1の実施例とは異なる自動変速機を備えてい
るハイブリッド駆動装置の構成を説明する骨子図であ
る。
るハイブリッド駆動装置の構成を説明する骨子図であ
る。
【図10】図9の自動変速機の各変速段を成立させる係
合要素の作動を説明する図である。
合要素の作動を説明する図である。
12:エンジン 14:モータジェネレータ 16:遊星歯車装置(合成分配機構) 16r:リングギヤ(第1回転要素) 16s:サンギヤ(第2回転要素) 16c:キャリヤ(第3回転要素) 26:入力軸(出力部材) 50:ハイブリッド制御用コントローラ 58:蓄電装置 CE1 :第1クラッチ CE2 :第2クラッチ ステップSA1〜SA12:クラッチ切換え時期非同期
制御手段
制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 37/06 F16H 37/06 D
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料の燃焼によって作動するエンジン
と、 電気エネルギーを蓄積する蓄電装置に接続されたモータ
ジェネレータと、 前記エンジンに第1クラッチを介して連結される第1回
転要素、前記モータジェネレータに連結される第2回転
要素、および出力部材に連結される第3回転要素を有し
て、それらの間で機械的に力を合成、分配する合成分配
機構と、 該合成分配機構の2つの回転要素を連結して該合成分配
機構を一体回転させる第2クラッチとを有するハイブリ
ッド駆動装置において、 前記第1クラッチと第2クラッチの切換え制御を共に行
う場合に、該第1クラッチと該第2クラッチの切換え時
期が同期しないようにするクラッチ切換え時期非同期制
御手段を有することを特徴とするハイブリッド駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13675097A JPH10324165A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | ハイブリッド駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13675097A JPH10324165A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | ハイブリッド駆動装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004005961A Division JP3646724B2 (ja) | 2004-01-13 | 2004-01-13 | ハイブリッド駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10324165A true JPH10324165A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15182640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13675097A Pending JPH10324165A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | ハイブリッド駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10324165A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000213389A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Nissan Motor Co Ltd | アイドル停止車両 |
| EP1090792A3 (en) * | 1999-10-08 | 2003-03-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine to motor drive mode switching with clutch engagement when engine speed exceeds motor speed |
| JP2006306328A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Nissan Motor Co Ltd | ハイブリッド車両のモード遷移制御装置 |
| KR100649038B1 (ko) | 2003-09-29 | 2006-11-28 | 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 | 차량 구동 장치 |
| CN112092604A (zh) * | 2019-06-17 | 2020-12-18 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 具有基于齿轮的起动器的混合动力变速器及起动方法 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13675097A patent/JPH10324165A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000213389A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Nissan Motor Co Ltd | アイドル停止車両 |
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| US6655485B1 (en) | 1999-10-08 | 2003-12-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid drive system wherein clutch in engaged when engine speed has exceeded motor speed upon switching from motor drive mode to engine drive mode |
| US6994177B2 (en) | 1999-10-08 | 2006-02-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid drive system wherein clutch is engaged when engine speed has exceeded motor speed upon switching from motor drive mode to engine drive mode |
| US7165638B2 (en) | 1999-10-08 | 2007-01-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid drive system wherein clutch is engaged when engine speed has exceeded motor speed upon switching from motor drive mode to engine drive mode |
| US7168515B2 (en) | 1999-10-08 | 2007-01-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid drive system wherein clutch is engaged when engine speed has exceeded motor speed upon switching from motor drive mode to engine drive mode |
| US7207404B2 (en) | 1999-10-08 | 2007-04-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid drive system wherein clutch is engaged when engine speed has exceeded motor speed upon switching from motor drive mode to engine drive mode |
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| JP2006306328A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Nissan Motor Co Ltd | ハイブリッド車両のモード遷移制御装置 |
| EP1717084A3 (en) * | 2005-04-28 | 2010-04-14 | Nissan Motor Co., Ltd. | Mode transition control system for hybrid vehicle |
| CN112092604A (zh) * | 2019-06-17 | 2020-12-18 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 具有基于齿轮的起动器的混合动力变速器及起动方法 |
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