JPH10324632A - 医薬組成物 - Google Patents

医薬組成物

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JPH10324632A
JPH10324632A JP7634698A JP7634698A JPH10324632A JP H10324632 A JPH10324632 A JP H10324632A JP 7634698 A JP7634698 A JP 7634698A JP 7634698 A JP7634698 A JP 7634698A JP H10324632 A JPH10324632 A JP H10324632A
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JP
Japan
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group
substituted
optionally substituted
alkyl
halogen
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Withdrawn
Application number
JP7634698A
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English (en)
Inventor
Satoru Oi
大井  悟
Nobuhiro Inatomi
信博 稲富
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘリコバクター属菌、特にヘリコバクター・ピ
ロリに対する強い抗菌活性を有し、ヘリコバクター属菌
が引き起こす消化性疾患の予防・治療剤として有用な医
薬組成物を提供する。 【解決手段】一般式(I) 【化1】 〔式中、Rは置換されていてもよいアミノ基を示す〕で
表される化合物またはその塩、および抗生物質を含有す
る医薬組成物。該医薬組成物は、さらに制酸剤または/
および酸分泌抑制剤を含有していてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬組成物に関す
る。より詳しくは、本発明は、優れた抗ウレアーゼ作用
に基づく、優れた抗菌活性、特にヘリコバクター・ピロ
リ(Helicobacterpylori)などのヘリコバクター属菌に
対する強い抗菌活性を有するリン酸アミド誘導体、およ
び抗生物質を含有してなる医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】消化管内で有毒な作用を及ぼす菌、例え
ばヘリコバクター・ピロリは、ヘリコバクター(Helico
bacter)属に属するグラム陰性の微好気性細菌であり、
胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍等の再発の大きな原因とな
る可能性が示唆されている。ヘリコバクター属菌、特に
ヘリコバクター・ピロリ菌は、強いウレアーゼ活性を示
し、尿素からアンモニアを生成することによって、胃内
でも菌の周りの強い酸性を中和し、生存することを可能
にしているといわれている。このヘリコバクター・ピロ
リに起因する各種疾患の治療には、現在、ビスマス製剤
と他の抗生物質の二剤併用や、ビスマス製剤、メトロニ
ダゾール(米国特許第2,944,061号)及びテトラサイク
リン(例えば米国特許第2,712,517号)もしくはアモキ
シシリン(米国特許第3,192,198号)の三剤併用等によ
る化学療法が行われている。上記メトロニダゾールは、
抗ヘリコバクター・ピロリ作用を有するニトロイミダゾ
ール系抗生物質であり、他の抗生物質と併用して使用さ
れている。これらの抗生物質は、内服の形で投与されて
いる。しかしながら、上記の抗生物質は、ヘリコバクタ
ー・ピロリの増殖を阻止する十分な濃度をその増殖箇所
に維持するために、一日に大量投与する必要があり、そ
れによって嘔吐、下痢等の副作用が発現するなど、多く
の問題がある。一方、抗ウレアーゼ作用を有するリン酸
アミド誘導体が知られている(米国特許3,317,637号,
米国特許4,517,003号, 米国特許4,528,020号, EP2107
03号,米国特許4,182,881号, 米国特許4,221,730号, 特
開昭58-99490号, 特公昭42-7379号, 米国特許4,629,491
号, J.Pharm.Sci.,189, 57 (1968)など)が、該リン酸
アミド誘導体がイン・ビボ(in vivo)で抗菌作用、特
に抗ヘリコバクター属菌作用を示すことは知られていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた抗菌
活性、特にヘリコバクター・ピロリなどのヘリコバクタ
ー属菌に対する強い抗菌活性を有するリン酸アミド誘導
体またはその塩、および抗生物質を含有してなる医薬組
成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、消化管内で有毒な作用
を及ぼす菌(例、ヘリコバクター・ピロリなどのヘリコ
バクター属菌)に対して、ウレアーゼ阻害作用を有する
リン酸アミド誘導体がイン・ビボで強い抗ヘリコバクタ
ー属菌作用を有していることを見い出し、さらに研究を
すすめ、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、(1)一般式(I):
【化10】 〔式中、Rは置換されていてもよいアミノ基を示す〕で
表される化合物またはその塩および抗生物質を含有する
抗ヘリコバクター属菌剤、(2)一般式(Ia):
【化11】 〔式中、R1aは置換されていてもよい環状炭化水素基ま
たは置換されていてもよい複素環基を示す〕で表される
化合物またはその塩および抗生物質を含有する医薬組成
物、(3)一般式(Ib):
【化12】 〔式中、R1bは(i)置換されていてもよい環状炭化水素
基、(ii)置換されていてもよい複素環基、(iii)置換さ
れていてもよい環状炭化水素基で置換された水酸基、(i
v)置換されていてもよい複素環基で置換された水酸基、
(v)置換されていてもよい環状炭化水素基で置換された
チオール基、もしくは(vi)置換されていてもよい複素環
基で置換されたチオール基で置換された非環状炭化水素
基を示す〕で表される化合物またはその塩および抗生物
質を含有する医薬組成物、(4)(i)一般式(I)で
表される化合物またはその塩、(ii)抗生物質および
(iii)制酸剤または/および酸分泌抑制剤を含有す
る医薬組成物、(5)一般式(Ia)で表される化合物
またはその塩と抗生物質とを組み合わせてなる医薬、
(6)一般式(Ib)で表される化合物またはその塩と
抗生物質とを組み合わせてなる医薬、(7)(i)一般
式(I)で表される化合物またはその塩、(ii)抗生
物質および(iii)制酸剤または/および酸分泌抑制
剤を組み合わせてなる医薬、(8)一般式(I)で表さ
れる化合物またはその塩と抗生物質とを併用することを
特徴とする抗ヘリコバクター属菌用の医薬、および
(9)一般式(I)で表される化合物またはその塩と、
抗生物質と、制酸剤または/および酸分泌抑制剤とを併
用することを特徴とする抗ヘリコバクター属菌用の医
薬、に関する。
【0005】上記一般式において、Rで示される「置換
されていてもよいアミノ基」の置換基としては、例え
ば、(1)アシル基、(2)エステル化されていてもよ
いカルボキシル基、(3)置換されていてもよい炭化水
素基などが挙げられ、これらの置換基が、同一または異
なって、1個または2個(好ましくは1個)アミノ基に
置換していてもよい。該置換基としては、アシル基、エ
ステル化されていてもよいカルボキシル基が好ましく、
より好ましくは、アシル基が挙げられる。
【0006】(1)Rで示される「置換されていてもよ
いアミノ基」の置換基としての「アシル基としては、カ
ルボン酸、チオカルボン酸、スルホン酸、スルフィン
酸、カルバミン酸、チオカルバミン酸などから由来する
アシル基が挙げられ、例えば、それぞれ一般式−COR
1,−CSR2,−SO23,−SOR4,−CONHR5
または−CSNHR6〔R1,R2,R3,R4,R5および
6は、それぞれ水素、置換されていてもよい炭化水素
基または置換されていてもよい複素環基を示す〕などで
表される基などが挙げられる。該アシル基としては、カ
ルボン酸由来のもの(−COR1)、スルホン酸由来の
もの(−SO23)などが好ましく、より好ましくはカ
ルボン酸由来のものなどが挙げられる。
【0007】R1,R2,R3,R4,R5およびR6で示さ
れる「置換されていてもよい炭化水素基」における炭化
水素基としては、飽和または不飽和の脂肪族鎖式炭化水
素基、飽和または不飽和の脂環式炭化水素基、アリール
基などが挙げられる。該飽和脂肪族炭化水素基として
は、例えば、炭素数1〜10の直鎖または分枝状の飽和
脂肪族炭化水素基など(例、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.-ブチ
ル、tert.−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペ
ンチル、tert.−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、
ヘプチル、オクチルなどのC1-10アルキル基など)が挙
げられ、好ましくは炭素数1〜6の直鎖または分枝状の
飽和脂肪族炭化水素基などが挙げられる。該不飽和脂肪
族炭化水素基としては、炭素数2〜10の直鎖または分
枝状の不飽和脂肪族炭化水素基など(例、エテニル、1
−プロペニル、2−プロペニル、1−ブテニル、2−ブ
テニル、3−ブテニル、2−メチル−1−プロペニル、
1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4
−ペンテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−ヘキセ
ニル、3−ヘキセニル、2,4−ヘキサジエニル、5−
ヘキセニル、1−ヘプテニル、1−オクテニルなどのC
2-10アルケニル基など、エチニル、1−プロピニル、2
−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチ
ニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニ
ル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、3−ヘキシニ
ル、2,4−ヘキサジイニル、5−ヘキシニル、1−ヘ
プチニル、1−オクチニルなどのC2-10アルキニル基な
ど)が挙げられ、好ましくは、炭素数2〜6の直鎖また
は分枝状の不飽和脂肪族炭化水素基などが挙げられる。
該飽和脂環式炭化水素基としては、炭素数3〜12の飽
和脂環式炭化水素基など(例、シクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チル、シクロオクチル、ビシクロ〔2.2.1〕ヘプチ
ル、ビシクロ〔2.2.2〕オクチル、ビシクロ〔3.2.
1〕オクチル、ビシクロ〔3.2.2〕ノニル、ビシクロ
〔3.3.1〕ノニル、ビシクロ〔4.2.1〕ノニル、ビ
シクロ〔4.3.1〕デシルなどの単環式もしくは二環式
3-12シクロアルキル基など)が挙げられ、好ましく
は、炭素数3〜6の飽和脂環式炭化水素基などが挙げら
れる。該不飽和脂環式炭化水素基としては、炭素数5〜
12の不飽和脂環式炭化水素基など(例、1−シクロペ
ンテニル、2−シクロペンテニル、3−シクロペンテニ
ル、1−シクロヘキセニル、2−シクロヘキセニル、3
−シクロヘキセニル、1−シクロヘプテニル、2−シク
ロヘプテニル、3−シクロヘプテニル、2−シクロペン
テン−1−イル、3−シクロペンテン−1−イル、2−
シクロヘキセン−1−イル、3−シクロヘキセン−1−
イルなどのC5-12シクロアルケニル基など、また、2,
4−シクロペンタジエン−1−イル、2,4−シクロヘ
キサジエン−1−イル、2,5−シクロヘキサジエン−
1−イル、2,4−シクロヘプタジエニルなどのC5-12
シクロアルカジエニル基)が挙げられる。また、「置換
されていてもよい炭化水素基」の炭化水素基としては、
上記の飽和または不飽和の脂環式炭化水素基で置換され
た炭素数1〜8の飽和脂肪族炭化水素基など(例、C
3-7シクロアルキル−C1-8アルキルまたはC5-7シクロ
アルケニル−C1-8アルキルなど、具体的には例えば、
シクロプロピルメチル、シクロプロピルエチル、シクロ
ブチルメチル、シクロペンチルメチル、2−シクロペン
テニルメチル、3−シクロペンテニルメチル、シクロヘ
キシルメチル、2−シクロヘキセニルメチル、3−シク
ロヘキセニルメチル、シクロヘキシルエチル、シクロヘ
キシルプロピル、シクロヘプチルメチル、シクロヘプチ
ルエチルなど)であってもよい。該アリール基として
は、単環式または縮合多環式の炭素数6〜14の芳香族
炭化水素環基などが挙げられる。該芳香族炭化水素環基
としては、例えば、フェニル、1−または2−ナフチ
ル、1−、2−または9−アントリル、1−、2−、3
−、4−または9−フェナントリル、1−、2−、4
−、5−または6−アズレニル、アセナフチレニルなど
が挙げられ、なかでもフェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチルなどのC6-10アリールが好ましい。
【0008】「置換されていてもよい炭化水素基」にお
ける炭化水素基は、置換可能な位置に、任意の置換基を
1〜3個有していてもよい。該置換基としては、(1)
置換されていてもよい低級アルキル基、(2)置換され
ていてもよい低級アルコキシ基、(3)置換されていて
もよいアリール基、(4)置換されていてもよい低級シ
クロアルキル基もしくは低級シクロアルケニル基、
(5)置換されていてもよい複素環基、(6)エステル
化されていてもよいカルボキシル基、(7)置換されて
いてもよいカルバモイル基、(8)置換されていてもよ
いアミノ基、(9)置換されていてもよい水酸基、(1
0)置換されていてもよいチオール(メルカプト)基、
(11)アシル基、(12)ハロゲン(例、フッ素、塩
素、臭素など)、(13)ニトロ、(14)シアノなど
が挙げられる。該置換されていてもよい低級アルキル基
(1)の低級アルキル基としては、例えば、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
sec.−ブチル、tert.−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシル等のC1-6
アルキル基などが挙げられる。該置換されていてもよい
低級アルコキシ基(2)の低級アルコキシ基としては、
例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポ
キシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec.−ブトキシ、ter
t.−ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、ネオペン
トキシ、ヘキシルオキシ、イソヘキシルオキシ等のC
1-6アルコキシ基などが挙げられる。該低級アルキル基
(1)および低級アルコキシ基(2)は、置換基を置換
可能な位置に1〜3個有していてもよく、該置換基とし
ては、例えば、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素な
ど)、低級(C1-3)アルコキシ(例、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ等)などが挙げられる。該置換されて
いてもよいアリール基(3)のアリール基としては、フ
ェニル、ナフチル、アントリル、フェナントリル、アセ
ナフチレニル等のC6-14のアリール基が挙げられ、なか
でもフェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどが好ま
しい。該置換されていてもよい低級シクロアルキル基
(4)のシクロアルキル基としては、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチル等のC3-7シクロアルキル基等が挙げられ
る。該置換されていてもよい低級シクロアルケニル基
(4)のシクロアルケニル基としては、シクロプロペニ
ル、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセ
ニル等のC3-6シクロアルケニル基等が挙げられる。該
アリール基(3)、低級シクロアルキル基(4)もしく
は低級シクロアルケニル基(4)は、置換可能な位置
に、任意の置換基を1ないし5個、好ましくは1ないし
3個有していてもよく、該置換基としては、アルコキシ
基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等のC1-3
ルコキシ)、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素)、アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル
等のC1-3アルキル)、アミノ基、ニトロ基、シアノ基
等が挙げられる。
【0009】該置換されていてもよい複素環基(5)の
複素環基としては、環系を構成する原子(環原子)とし
て、酸素、硫黄、窒素のうち少なくとも1個のヘテロ原
子をもつ芳香族複素環基、飽和あるいは不飽和の非芳香
族複素環基(脂肪族複素環基)が挙げられるが、好まし
くは芳香族複素環基である。該芳香族複素環基として
は、例えば、1個の硫黄原子,窒素原子もしくは酸素原
子を含む5〜7員芳香族複素環基、2〜4個の窒素原子
を含む5〜6員芳香族複素環基または1〜2個の窒素原
子および1個の硫黄原子または酸素原子を含む5〜6員
芳香族複素環基などが挙げられ、これらの芳香族複素環
基は、2個以下の窒素原子を含む6員環、ベンゼン環ま
たは1個の硫黄原子を含む5員環と縮合していてもよ
い。該芳香族複素環基としては、例えば、芳香族単環式
複素環基(例、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾ
リル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリ
ル、イミダゾリル、ピラゾリル、1,2,3−オキサジア
ゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキ
サジアゾリル、フラザニル、1,2,3−チアジアゾリ
ル、1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾ
リル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリ
ル、テトラゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジ
ニル、ピラジニル、トリアジニル等)及び芳香族縮合複
素環基(例:ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベ
ンゾ〔b〕チエニル、インドリル、イソインドリル、1
H−インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサ
ゾリル、1,2−ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチア
ゾリル、1,2−ベンゾイソチアゾリル、1H−ベンゾ
トリアゾリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニ
ル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、ナ
フチリジニル、プリニル、プテリジニル、カルバゾリ
ル、α−カルボリニル、β−カルボリニル、γ−カルボ
リニル、アクリジニル、フェノキサジニル、フェノチア
ジニル、フェナジニル、フェノキサチイニル、チアント
レニル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、イ
ンドリジニル、ピロロ〔1,2−b〕ピリダジニル、ピ
ラゾロ〔1,5−a〕ピリジル、イミダゾ〔1,2−a〕
ピリジル、イミダゾ〔1,5−a〕ピリジル、イミダゾ
〔1,2−b〕ピリダジニル、イミダゾ〔1,2−a〕ピ
リミジニル、1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕ピリ
ジル、1,2,4−トリアゾロ〔4,3−b〕ピリダジニ
ル等)などが挙げられるが、フリル、縮合フリル、チエ
ニル、縮合チエニル、インドリル、イソインドリル、ピ
ラジニル、ピリジル、ピリミジニル、アゾリルまたは縮
合アゾリル基などが好ましい。アゾリル基としては例え
ば1〜4個の窒素原子を含む5員芳香族複素環基(例、
ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、
テトラゾリル)、1〜2個の窒素原子および1個の硫黄
原子または酸素原子を含む5員芳香族複素環基(例、オ
キサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチア
ゾリル)などが挙げられ、縮合アゾリル基としては例え
ばベンゼン環と1〜2個の窒素原子を含む5員芳香族複
素環が縮合して形成する基(例、ベンズイミダゾリルな
ど)、ベンゼン環と、1個の窒素原子および1個の硫黄
原子もしくは酸素原子を含む5員芳香族複素環が縮合し
て形成する基(例、ベンズオキサゾリル、ベンズイソオ
キサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズイソキサゾリル
など)などが挙げられる。なかでもフリル、チエニル、
インドリル、イソインドリル、ピラジニル、ピリジル、
ピリミジニル、ベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル、
ベンズオキサゾリル、1,2−ベンズイソオキサゾリ
ル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、オキサ
ゾリル、イソオキサゾリルなどが好ましく、さらに好ま
しくは、フリル、チエニルが挙げられる。該非芳香族複
素環基としては、1個の硫黄原子、窒素原子または酸素
原子を含む5〜7員非芳香族複素環基または1個の窒素
原子および3個以下のヘテロ原子(例、窒素,酸素,硫
黄原子)を含む3〜7員非芳香族複素環基、例えば、オ
キシラニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニ
ル、ピロリジニル、テトラヒドロフリル、チオラニル、
ピペリジル、テトラヒドロピラニル、モルホリニル、チ
オモルホリニル、ピペラジニル、ホモピペリジル、ピロ
リニル、イミダゾリジニル等が挙げられる。該非芳香族
複素環基は、ベンゼン環、2個以下の窒素原子を含む6
員環または1個の硫黄原子を含む5員環などと縮合して
いてもよく、該縮合非芳香族複素環基として、クロマニ
ル,イソクロマニル,インドリニル,イソインドリニ
ル,チオクロマニル,イソチオクロマニルなどが挙げら
れる。該複素環基は、置換可能な位置に、任意の置換基
を1〜3個有していてもよく、該置換基としては、1〜
3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素)で置換されていてもよいアルコキシ基(例、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ等のC1-4アルコキシ)、ハ
ロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、1〜
3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素)で置換されていてもよいアルキル基(例、メチル、
エチル、プロピル等のC1-4アルキル)、アリール基
(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどのC
6-10アリール)、ニトロ基等が挙げられる。
【0010】該エステル化されていてもよいカルボキシ
ル(6)としては、カルボキシル基、(低級(C1-6
アルコキシ)カルボニル(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポ
キシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカ
ルボニル、tert.−ブトキシカルボニル、sec.−ブトキ
シカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、イソペンチ
ルオキシカルボニル、ネオペンチルオキシカルボニル、
tert.−ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカ
ルボニルなど)、(C6-10アリール)オキシカルボニル
(例、フェノキシカルボニル、1−ナフトキシカルボニ
ルなど)、(C7-10アラルキル)オキシカルボニル
(例、ベンジルオキシカルボニルなどの(フェニル−C
1-4アルキル)オキシカルボニルなど)などが挙げられ
る。なかでもカルボキシル基、メトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基などが好ましい。該置換されてい
てもよいカルバモイル基(7)および置換されていても
よいアミノ基(8)の置換基としては、例えば、置換さ
れていてもよい低級(C1-6)アルキル(例、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、ペンチル、イソペ
ンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシルな
ど)、置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基
(例、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルなど)、置換されていてもよいC
6-10アリール基(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチルなど)、置換されていてもよいC7-12アラルキル
基(例、ベンジル、フェネチルなどのフェニル−C1-4
アルキル、ナフチル−C1-2アルキルなど)、置換され
ていてもよいC6-10アリールスルホニル基(例、ベンゼ
ンスルホニル、1−ナフタレンスルホニル、2−ナフタ
レンスルホニルなど)などが挙げられ、これらの置換基
が同一又は異なって1個又は2個置換していてもよい。
該置換されていてもよい低級(C1-6)アルキル、置換
されていてもよいC3-6シクロアルキル基、置換されて
いてもよいC6-10アリール基、置換されていてもよいC
7-12アラルキル基および置換されていてもよいC6-10
リールスルホニル基における置換基としては、ハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素など)、1〜3個のハロゲン
原子で置換されていてもよいアルコキシ基(例、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ等のC1-4アルコキシ)、1
〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル
基(例、メチル、エチル、プロピル等のC1-4アルキ
ル)、ニトロ基などが挙げられ、これらが1ないし5個
置換していてもよい。また、置換されていてもよいアミ
ノ基は、窒素原子上の2個の置換基が窒素原子と一緒に
なって環状アミノ基を形成していてもよく、このような
環状アミノ基の例としては、1−アゼチジニル、1−ピ
ロリジニル、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリ
ノ、1−ピペラジニルなどが挙げられる。
【0011】該置換されていてもよい水酸基(9)およ
び置換されていてもよいチオール基(10)における置
換基としては、例えば、置換されていてもよい炭化水素
基、置換されていてもよい複素環基などが挙げられる。
該「置換されていてもよい炭化水素基」としては、前記
1,R2,R3,R4,R5およびR6で定義された「置換
されていてもよい炭化水素基」と同様なものが挙げられ
るが、好ましくは、例えば、置換されていてもよい低級
(C1-6)アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、te
rt.−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチ
ル、ヘキシル、イソヘキシルなど)、置換されていても
よいC3-6シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、
置換されていてもよいC6-10アリール基(例、フェニ
ル、1−ナフチル、2−ナフチルなど)、置換されてい
てもよいC7-12アラルキル基(例、ベンジル、フェネチ
ルなどのフェニル−C1-4アルキル、ナフチル−C1-2
ルキルなど)などが挙げられる。該低級(C1-6)アル
キル、C3-6シクロアルキル基、C6-10アリール基およ
びC7-12アラルキル基は、置換基を置換可能な任意の位
置に1〜5個有していてもよく、該置換基としては、ハ
ロゲン(例、フッ素、塩素、臭素など)、1〜3個のハ
ロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基(例、
メトキシ、エトキシ、プロポキシ等のC1-4アルコキ
シ)、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよい
アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル等のC1-4
アルキル)、ニトロ、アミノ、シアノ等が挙げられる。
該「置換されていてもよい複素環基」としては、後述す
るR1,R2,R3,R4,R5およびR6で定義される「置
換されていてもよい複素環基」と同様なものが挙げられ
る。該アシル基(11)としては、例えば、ホルミル、
置換されていてもよい炭化水素基で置換されたカルボニ
ル基、置換されていてもよい炭化水素基で置換されたス
ルフィニル基、置換されていてもよい炭化水素基で置換
されたスルホニル基などが挙げられる。該「置換されて
いてもよい炭化水素基」としては、前記R1,R2
3,R4,R5およびR6で定義された「置換されていて
もよい炭化水素基」と同様なものが挙げられるが、好ま
しくは、例えば、置換されていてもよい低級(C1-6
アルキル基、置換されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル基、置換されていてもよいC6-10アリール基(例、フ
ェニル、ナフチルなど)、置換されていてもよいC7-12
アラルキル基(例、フェニル−C1-4アルキル、ナフチ
ル−C1-2アルキルなど)などが挙げられる。該アシル
基としては、好ましくは、ホルミル基、(C1-6アルキ
ル)カルボニル基、(C3-6シクロアルキル)カルボニ
ル基、(C6-10アリール)カルボニル基、(C7-12アラ
ルキル)カルボニル基、(C1-6アルキル)スルフィニ
ル基、(C3-6シクロアルキル)スルフィニル基、(C
6-10アリール)スルフィニル基、(C7-12アラルキル)
スルフィニル基、(C1-6アルキル)スルホニル基、
(C3-6シクロアルキル)スルホニル基、(C6-10アリ
ール)スルホニル基、(C7-12アラルキル)スルホニル
基が挙げられる。これらのアシル基は置換可能な任意の
位置に1〜5個の置換基を有していてもよく、該置換基
としては、例えばハロゲン原子、アルコキシ基(例、C
1-4アルコキシ基)、アルキル基(例、C1-4アルキル
基)が挙げられる。
【0012】R1,R2,R3,R4,R5およびR6で示さ
れる「置換されていてもよい複素環基」における複素環
基としては、環系を構成する原子(環原子)として、酸
素、硫黄、窒素のうち少なくとも1個のヘテロ原子をも
つ芳香族複素環基、飽和あるいは不飽和の非芳香族複素
環基(脂肪族複素環基)が挙げられるが、好ましくは芳
香族複素環基である。該芳香族複素環基としては、例え
ば、1個の硫黄原子,窒素原子もしくは酸素原子を含む
5〜7員芳香族複素環基、2〜4個の窒素原子を含む5
〜6員芳香族複素環基または1〜2個の窒素原子および
1個の硫黄原子または酸素原子を含む5〜6員芳香族複
素環基などが挙げられ、これらの芳香族複素環基は、2
個以下の窒素原子を含む6員環、ベンゼン環または1個
の硫黄原子を含む5員環と縮合していてもよい。該芳香
族複素環基としては、例えば、芳香族単環式複素環基
(例、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、イ
ソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダ
ゾリル、ピラゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、
1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾ
リル、フラザニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,
4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,
2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、テト
ラゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピ
ラジニル、トリアジニル等)及び芳香族縮合複素環基
(例:ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾ
〔b〕チエニル、インドリル、イソインドリル、1H−
インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリ
ル、1,2−ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリ
ル、1,2−ベンゾイソチアゾリル、1H−ベンゾトリ
アゾリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キ
ナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、ナフチリ
ジニル、プリニル、プテリジニル、カルバゾリル、α−
カルボリニル、β−カルボリニル、γ−カルボリニル、
アクリジニル、フェノキサジニル、フェノチアジニル、
フェナジニル、フェノキサチイニル、チアントレニル、
フェナントリジニル、フェナントロリニル、インドリジ
ニル、ピロロ〔1,2−b〕ピリダジニル、ピラゾロ
〔1,5−a〕ピリジル、イミダゾ〔1,2−a〕ピリジ
ル、イミダゾ〔1,5−a〕ピリジル、イミダゾ〔1,2
−b〕ピリダジニル、イミダゾ〔1,2−a〕ピリミジ
ニル、1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕ピリジル、
1,2,4−トリアゾロ〔4,3−b〕ピリダジニル等)
などが挙げられるが、フリル、チエニル、インドリル、
イソインドリル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジニ
ル、アゾリルまたはその縮合環基などが好ましく、なか
でもフリル、チエニル、インドリル、イソインドリル、
ピラジニル、ピリジル、ピリミジニル、ベンゾフラニ
ル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリル、1,2
−ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ
[b]チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリルなど
が好ましく、さらに好ましくは、フリル、チエニルが挙
げられる。
【0013】該非芳香族複素環基としては、1個の硫黄
原子、窒素原子または酸素原子を含む5〜7員非芳香族
複素環基または1個の窒素原子および3個以下のヘテロ
原子(例、窒素,酸素,硫黄原子)を含む3〜7員非芳
香族複素環基、例えば、オキシラニル、アゼチジニル、
オキセタニル、チエタニル、ピロリジニル、テトラヒド
ロフリル、チオラニル、ピペリジル、テトラヒドロピラ
ニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニ
ル、ホモピペリジル、ピロリニル、イミダゾリジニル等
が挙げられる。該非芳香族複素環基は、ベンゼン環、2
個以下の窒素原子を含む6員環または1個の硫黄原子を
含む5員環などと縮合していてもよく、該縮合非芳香族
複素環基として、クロマニル,イソクロマニル,インド
リニル,イソインドリニル,チオクロマニル,イソチオ
クロマニルなどが挙げられる。
【0014】R1,R2,R3,R4,R5およびR6で示さ
れる「置換されていてもよい複素環基」における複素環
基は、置換可能な位置に、任意の置換基を1ないし4
個、好ましくは1ないし3個有していてもよい。該置換
基としては、(i)置換されていてもよい低級アルキル
基、(ii)置換されていてもよい低級アルコキシ基、
(iii)置換されていてもよいアリール基、(iv)置換
されていてもよい低級シクロアルキル基もしくは低級シ
クロアルケニル基、(v)置換されていてもよい複素環
基、(vi)エステル化されていてもよいカルボキシル
基、(vii)置換されていてもよいカルバモイル基、(v
iii)置換されていてもよいアミノ基、(ix)置換され
ていてもよい水酸基、(x)置換されていてもよいチオ
ール基、(xi)アシル基、(xii)ハロゲン(例、フッ
素、塩素、臭素など)、(xiii)ニトロ、(xiv)シア
ノなどが挙げられる。該置換されていてもよい低級アル
キル基(i)、置換されていてもよい低級アルコキシ基
(ii)、置換されていてもよいアリール基(iii)、置
換されていてもよい低級シクロアルキル基もしくは低級
シクロアルケニル基(iv)、置換されていてもよい複素
環基(v)、エステル化されていてもよいカルボキシル
基(vi)、置換されていてもよいカルバモイル基(vi
i)、置換されていてもよいアミノ基(viii)、置換さ
れていてもよい水酸基(ix)、置換されていてもよいチ
オール基(x)およびアシル基(xi)としては、それぞ
れ前記R1,R2,R3,R4,R5およびR6で示される
「置換されていてもよい炭化水素基」における置換基で
示されたものと同様なものが挙げられる。
【0015】上記した中でも、R1,R2,R3,R4,R
5およびR6としては、置換されていてもよいアルキル基
(好ましくC1-4アルキルなど)、置換されていてもよ
いアルケニル基(例、好ましくは、C2-4アルケニルな
ど)、置換されていてもよいアリール基(好ましくはフ
ェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどのC6-10アリ
ールなど)、置換されていてもよい芳香族複素環基(好
ましくはフリル、ベンゾフラニル、チエニル、ベンゾチ
エニル、インドリル、イソインドリル、ピラジニル、ピ
リジル、ピリミジニル、アゾリル、縮合アゾリルなど)
が好ましい。該アルキル基、アルケニル基およびアリー
ル基は、置換可能な位置に、任意の置換基を1〜3個
(好ましくは、1〜2個)有していてもよいが、該置換
基としては、好ましくは、(1)1〜3個のハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)で置換されて
いてもよい低級(C1-3)アルキル基(例、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピルなど)、(2)低級(C
1-3)アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、イソプロポキシなど)、(3)ハロゲン(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)、アミノ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜3個(好ましくは1〜2個)の
置換基で置換されていてもよいC6-10アリール基(例、
フェニルなど)、(4)低級(C1-3)アルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シなど)、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素)、ニトロ、シアノおよびアミノから選ばれる1〜3
個(好ましくは1〜2個)の置換基で置換されていても
よいC6-10アリールオキシ(例、フェノキシなど)、
(5)1〜3個(好ましくは1〜2個)のハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)などで置換さ
れていてもよい複素環基(例、チエニル、ベンズイミダ
ゾリル、ベンズオキサゾリルなど)、(6)p−トルエ
ンスルホニルなどで置換されていてもよいアミノ基、
(7)水酸基、(8)ハロゲン原子および低級
(C1-3)アルコキシ基から選ばれる1〜3個(好まし
くは1〜2個)の置換基で置換されていてもよいC6-10
アリール基(例、フェニルなど)で置換されていてもよ
いチオール基、あるいはハロゲン原子および低級(C
1-3)アルコキシ基から選ばれる1〜3個(好ましくは
1〜2個)の置換基で置換されていてもよい複素環
(例、ベンズオキサゾリル,ベンゾチアゾリルなど)で
置換されていてもよいチオール基、(9)ハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素など)、(10)ニトロ、
(11)シアノなどが挙げられる。該芳香族複素環基
は、置換可能な位置に、任意の置換基を1〜3個(好ま
しくは、1〜2個)有していてもよいが、該置換基とし
ては、好ましくは、(1)1〜3個のハロゲンで置換さ
れていてもよい低級(C1-3)アルキル基(例、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、フルオロメチ
ル、クロロメチルなど)、(2)C6-10アリール基
(例、フェニルなど)、(3)1〜3個のハロゲンで置
換されていてもよい低級(C1-3)アルコキシ(例、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、フル
オロメトキシ、クロロメトキシなど)、(4)ハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素など)、(5)ニトロ、
(6)シアノ、(7)(低級(C1-6)アルキル)カル
ボニル基、(8)(C1-6アルキル)スルホニル基など
が挙げられる。
【0016】(2)Rで示される「置換されていてもよ
いアミノ基」の置換基としての「エステル化されていて
もよいカルボキシル基」としては、例えば、一般式−C
OOR7〔R7は水素または置換されていてもよい炭化水
素あるいは複素環基を示す〕で示される基が挙げられ
る。該炭化水素基としては、前記R1,R2,R3,R4
5およびR6で示された「置換されていてもよい炭化水
素基」における炭化水素基で示されたものと同様なもの
が挙げられる。該炭化水素基は、置換可能な位置に、任
意の置換基を1〜3個有していてもよい。該置換基とし
ては、置換されていてもよい低級アルキル基、置換され
ていてもよい低級アルコキシ基、置換されていてもよい
アリール基、置換されていてもよい低級シクロアルキル
基もしくは低級シクロアルケニル基、置換されていても
よい複素環基、エステル化されていてもよいカルボキシ
ル基、置換されていてもよいカルバモイル基、置換され
ていてもよいアミノ基、置換されていてもよい水酸基、
置換されていてもよいチオール基、アシル基、ハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素など)、ニトロ、シアノなど
が挙げられる。該置換されていてもよい低級アルキル
基、置換されていてもよい低級アルコキシ基、置換され
ていてもよいアリール基、置換されていてもよい低級シ
クロアルキル基もしくは低級シクロアルケニル基、置換
されていてもよい複素環基、エステル化されていてもよ
いカルボキシル基、置換されていてもよいカルバモイル
基、置換されていてもよいアミノ基、置換されていても
よい水酸基、置換されていてもよいチオール基およびア
シル基としては、それぞれ前記R1,R2,R3,R4,R
5およびR6で示される「置換されていてもよい炭化水素
基」における置換基で示されたものと同様なものが挙げ
られる。
【0017】該複素環基としては、前記R1,R2
3,R4,R5およびR6で示された「置換されていても
よい複素環基」における複素環基で示されたものと同様
なものが挙げられる。該複素環基は、置換可能な位置
に、任意の置換基を1〜3個有していてもよい。該置換
基としては、置換されていてもよい低級アルキル基、置
換されていてもよい低級アルコキシ基、置換されていて
もよいアリール基、置換されていてもよい低級シクロア
ルキル基もしくは低級シクロアルケニル基、置換されて
いてもよい複素環基、エステル化されていてもよいカル
ボキシル基、置換されていてもよいカルバモイル基、置
換されていてもよいアミノ基、置換されていてもよい水
酸基、置換されていてもよいチオール基、アシル基、ハ
ロゲン(例、フッ素、塩素、臭素など)、ニトロ、シア
ノなどが挙げられる。該置換されていてもよい低級アル
キル基、置換されていてもよい低級アルコキシ基、置換
されていてもよいアリール基、置換されていてもよい低
級シクロアルキル基もしくは低級シクロアルケニル基、
置換されていてもよい複素環基、エステル化されていて
もよいカルボキシル基、置換されていてもよいカルバモ
イル基、置換されていてもよいアミノ基、置換されてい
てもよい水酸基、置換されていてもよいチオール基およ
びアシル基としては、それぞれ前記R1,R2,R3
4,R5およびR6で示される「置換されていてもよい
炭化水素基」における置換基で示されたものと同様なも
のが挙げられる。R7としては、置換されていてもよい
低級(C1-6)アルキル、低級(C3-6)シクロアルキ
ル、C6-10アリールまたはC7-12アラルキル基などが好
ましく、より好ましくは、低級(C1-3)アルキルが挙
げられる。該低級(C1-6)アルキルとしては、例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、ペン
チル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘ
キシルなどが挙げられる。該低級(C3-6)シクロアル
キル基としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられ
る。該C6-10アリール基としては、例えば、フェニル、
1−ナフチル、2−ナフチルなどが挙げられる。該C
7-12アラルキル基としては、例えば、ベンジル、フェネ
チルなどのフェニル−C1-4アルキル、ナフチル−C1-2
アルキルなどが挙げられる。該低級(C1-6)アルキ
ル、低級(C3-6)シクロアルキル基、C6-10アリール
基およびC7-12アラルキル基は、置換可能な任意の位置
に、置換基を1〜3個有していてもよく、該置換基とし
ては、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素など)などが
挙げられる。
【0018】(3)Rで示される「置換されていてもよ
いアミノ基」の置換基としての「置換されていてもよい
炭化水素基」における炭化水素基としては、前記R1
2,R3,R4,R5およびR6で示された「置換されて
いてもよい炭化水素基」における炭化水素基で示された
ものと同様なものが挙げられる。該炭化水素基は、置換
可能な位置に、任意の置換基を1〜3個有していてもよ
い。該置換基としては、置換されていてもよい低級アル
キル基、置換されていてもよい低級アルコキシ基、置換
されていてもよいアリール基、置換されていてもよい低
級シクロアルキル基もしくは低級シクロアルケニル基、
置換されていてもよい複素環基、エステル化されていて
もよいカルボキシル基、置換されていてもよいカルバモ
イル基、置換されていてもよいアミノ基、置換されてい
てもよい水酸基、置換されていてもよいチオール基、ア
シル基、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素など)、ニ
トロ、シアノなどが挙げられる。該置換されていてもよ
い低級アルキル基、置換されていてもよい低級アルコキ
シ基、置換されていてもよいアリール基、置換されてい
てもよい低級シクロアルキル基もしくは低級シクロアル
ケニル基、置換されていてもよい複素環基、エステル化
されていてもよいカルボキシル基、置換されていてもよ
いカルバモイル基、置換されていてもよいアミノ基、置
換されていてもよい水酸基、置換されていてもよいチオ
ール基およびアシル基としては、それぞれ前記R1
2,R3,R4,R5およびR6で示される「置換されて
いてもよい炭化水素基」における置換基で示されたもの
と同様なものが挙げられる。
【0019】上記一般式(I)において、Rとしては、
(1)−COR1、−CSR2、−SO23、−SO
4、−CONHR5および−CSNHR6{式中、R1
2、R3、R4、R5およびR6はそれぞれ (1−1)水素原子、 (1−2)(a)炭素数1〜10のアルキル基、 (b)炭素数2〜10のアルケニル基、 (c)炭素数2〜10のアルキニル基、 (d)炭素数3〜12のシクロアルキル基、 (e)炭素数5〜12のシクロアルケニル基、 (f)炭素数5〜12のシクロアルカジエニル基、 (g)C3-7シクロアルキル−C1-8アルキル基、 (h)C5-7シクロアルケニル−C1-8アルキル基、およ
び (i)炭素数6〜10のアリール基から選ばれる炭化水
素基〔ここで、(a)〜(i)の各置換基はそれぞれ
(i)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1
〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキル
基、(ii)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ば
れる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6
ルコキシ基、(iii)C1-3アルコキシ、ハロゲン、
1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ば
れる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14
リール基、(iv)それぞれC1-3アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケニル基、
(v)ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキ
シ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキル、C6-10アリールおよびニトロから選ばれる1
〜3個の置換基で置換されていてもよい複素環基、(v
i)カルボキシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル
基、(C6-10アリール)オキシカルボニル基または(C
7-10アラルキル)オキシカルボニル基、(vii)C
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、
7-12アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから
選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいカル
バモイル基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロ
ゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1-4アルキルおよびニトロ
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
い)、(viii)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいアミノ基(ここで各置換基はそれぞれ
ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アル
コキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキ
ルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよい)、または環状アミノ基、(ix)C
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、
7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていてもよ
い水酸基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれぞ
れ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
ルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1〜
5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基は(i
x−1)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる
1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキ
ル基、(ix−2)ハロゲンおよびC1-3アルコキシか
ら選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC
1-6アルコキシ基、(ix−3)C1-3アルコキシ、ハロ
ゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
6-14アリール基、(ix−4)それぞれC1-3アルコキ
シ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケ
ニル基、(ix−5)ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルキル、C6-10アリールおよびニトロ
から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい
複素環基、(ix−6)カルボキシル基、(C1-6アル
コキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オキシカル
ボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカルボニル
基、(ix−7)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換基はそ
れぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で
置換されていてもよい)、(ix−8)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる
1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基(こ
こで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換され
ていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1
〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または環状
アミノ基、(ix−9)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素
環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよび
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよ
びシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜3
個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(ix−11)ホルミル、(C1-6
ルキル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボ
ニル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラル
キル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(ix−12)ハロゲ
ン、(ix−13)ニトロ、および(ix−14)シア
ノから選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよ
い)、(x)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換
されていてもよいチオール基(ここで、C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよく、複素環基は(x−1)ハロゲンおよびC1-3
ルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基、(x−2)ハロゲンおよび
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換
されていてもよいC1-6アルコキシ基、(x−3)C1-3
アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニト
ロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6-14アリール基、(x−4)それぞれ
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、
ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
シクロアルケニル基、(x−5)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい複素環基、(x−6)カルボキシル基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オ
キシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカ
ルボニル基、(x−7)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基
で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換
基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよい)、(x−8)C1-6アル
キル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
る1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基
(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または
環状アミノ基、(x−9)C1-6アルキル、C3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複
素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよ
びC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜
3個の置換基で置換されていてもよい)、(x−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(x−11)ホルミル、(C1-6アル
キル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボニ
ル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラルキ
ル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(x−12)ハロゲン、
(x−13)ニトロ、および(x−14)シアノから選
ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい)、
(xi)ホルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、
(C3-6シクロアルキル)カルボニル、(C6-10アリー
ル)カルボニル、(C7-12アラルキル)カルボニル、
(C1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキ
ル)スルフィニル、(C6-10アリール)スルフィニル、
(C7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6アルキ
ル)スルホニル、(C3-6シクロアルキル)スルホニ
ル、(C6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12アラ
ルキル)スルホニルから選ばれるアシル基(ここで各置
換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4
アルキルから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよい)、(xii)ハロゲン、(xiii)ニト
ロ、および(xiv)シアノから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよい〕、または (1−3)複素環基〔ここで複素環基は(i)ハロゲン
およびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基
で置換されていてもよいC1-6アルキル基、(ii)ハ
ロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の
置換基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ基、
(iii)C1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキ
ル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個
の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基、
(iv)それぞれC1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3
ルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜
5個の置換基で置換されていてもよいC3-7シクロアル
キル基またはC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲ
ン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキル、
6-10アリールおよびニトロから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよい複素環基、(vi)カルボ
キシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基、(C
6-10アリール)オキシカルボニル基または(C7-10アラ
ルキル)オキシカルボニル基、(vii)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる
1〜2個の置換基で置換されていてもよいカルバモイル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ば
れる1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、(v
iii)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10
アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10アリールスル
ホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換されていて
もよいアミノ基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、
ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハ
ロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキルおよびニ
トロから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていても
よい)、または環状アミノ基、(ix)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよび複素環基で置換されていてもよい水酸基
(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロ
ゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキ
シ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキル、
ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよく、複素環基は(ix−1)
ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個
の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(ix−2)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ば
れる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6
ルコキシ基、(ix−3)C1-3アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
6-14アリール基、(ix−4)それぞれC1-3アルコキ
シ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケ
ニル基、(ix−5)ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルキル、C6-10アリールおよびニトロ
から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい
複素環基、(ix−6)カルボキシル基、(C1-6アル
コキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オキシカル
ボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカルボニル
基、(ix−7)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換基はそ
れぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で
置換されていてもよい)、(ix−8)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる
1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基(こ
こで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換され
ていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1
〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または環状
アミノ基、(ix−9)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素
環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよび
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよ
びシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜3
個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(ix−11)ホルミル、(C1-6
ルキル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボ
ニル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラル
キル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1- 6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(ix−12)ハロゲ
ン、(ix−13)ニトロ、および(ix−14)シア
ノから選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよ
い)、(x)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換
されていてもよいチオール基(ここで、C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよく、複素環基は(x−1)ハロゲンおよびC1-3
ルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基、(x−2)ハロゲンおよび
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換
されていてもよいC1-6アルコキシ基、(x−3)C1-3
アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニト
ロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6-14アリール基、(x−4)それぞれ
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、
ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
シクロアルケニル基、(x−5)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい複素環基、(x−6)カルボキシル基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オ
キシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカ
ルボニル基、(x−7)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基
で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換
基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよい)、(x−8)C1-6アル
キル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
る1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基
(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または
環状アミノ基、(x−9)C1-6アルキル、C3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複
素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよ
びC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜
3個の置換基で置換されていてもよい)、(x−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(x−11)ホルミル、(C1-6アル
キル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボニ
ル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラルキ
ル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(x−12)ハロゲン、
(x−13)ニトロ、および(x−14)シアノから選
ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい)、
(xi)ホルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、
(C3-6シクロアルキル)カルボニル、(C6-10アリー
ル)カルボニル、(C7-12アラルキル)カルボニル、
(C1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキ
ル)スルフィニル、(C6-10アリール)スルフィニル、
(C7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6アルキ
ル)スルホニル、(C3-6シクロアルキル)スルホニ
ル、(C6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12アラ
ルキル)スルホニルから選ばれるアシル基(ここで各置
換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4
アルキルから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよい)、(xii)ハロゲン、(xiii)ニト
ロ、および(xiv)シアノから選ばれる1〜4個の置
換基で置換されていてもよい〕を示す。}から選ばれる
アシル基、 (2)式−COOR7{式中、R7は (2−1)水素原子、 (2−2)(a)炭素数1〜10のアルキル基、 (b)炭素数2〜10のアルケニル基、 (c)炭素数2〜10のアルキニル基、 (d)炭素数3〜12のシクロアルキル基、 (e)炭素数5〜12のシクロアルケニル基、 (f)炭素数5〜12のシクロアルカジエニル基、 (g)C3-7シクロアルキル−C1-8アルキル基、 (h)C5-7シクロアルケニル−C1-8アルキル基、およ
び (i)炭素数6〜10のアリール基から選ばれる炭化水
素基〔ここで、(a)〜(i)の各置換基はそれぞれ
(i)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1
〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキル
基、(ii)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ば
れる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6
ルコキシ基、(iii)C1-3アルコキシ、ハロゲン、
1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ば
れる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14
リール基、(iv)それぞれC1-3アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケニル基、
(v)ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキ
シ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキル、C6-10アリールおよびニトロから選ばれる1
〜3個の置換基で置換されていてもよい複素環基、(v
i)カルボキシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル
基、(C6-10アリール)オキシカルボニル基または(C
7-10アラルキル)オキシカルボニル基、(vii)C
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、
7-12アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから
選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいカル
バモイル基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロ
ゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1-4アルキルおよびニトロ
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
い)、(viii)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいアミノ基(ここで各置換基はそれぞれ
ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アル
コキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキ
ルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよい)、または環状アミノ基、(ix)C
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、
7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていてもよ
い水酸基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれぞ
れ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
ルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1〜
5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基は(i
x−1)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる
1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキ
ル基、(ix−2)ハロゲンおよびC1-3アルコキシか
ら選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC
1-6アルコキシ基、(ix−3)C1-3アルコキシ、ハロ
ゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
6-14アリール基、(ix−4)それぞれC1-3アルコキ
シ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケ
ニル基、(ix−5)ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルキル、C6-10アリールおよびニトロ
から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい
複素環基、(ix−6)カルボキシル基、(C1-6アル
コキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オキシカル
ボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカルボニル
基、(ix−7)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換基はそ
れぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で
置換されていてもよい)、(ix−8)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる
1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基(こ
こで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換され
ていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1
〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または環状
アミノ基、(ix−9)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素
環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよび
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよ
びシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜3
個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(ix−11)ホルミル、(C1-6
ルキル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボ
ニル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラル
キル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(ix−12)ハロゲ
ン、(ix−13)ニトロ、および(ix−14)シア
ノから選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよ
い)、(x)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換
されていてもよいチオール基(ここで、C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよく、複素環基は(x−1)ハロゲンおよびC1-3
ルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基、(x−2)ハロゲンおよび
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換
されていてもよいC1-6アルコキシ基、(x−3)C1-3
アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニト
ロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6-14アリール基、(x−4)それぞれ
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、
ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
シクロアルケニル基、(x−5)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい複素環基、(x−6)カルボキシル基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オ
キシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカ
ルボニル基、(x−7)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基
で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換
基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよい)、(x−8)C1-6アル
キル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
る1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基
(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または
環状アミノ基、(x−9)C1-6アルキル、C3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複
素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよ
びC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜
3個の置換基で置換されていてもよい)、(x−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(x−11)ホルミル、(C1-6アル
キル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボニ
ル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラルキ
ル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(x−12)ハロゲン、
(x−13)ニトロ、および(x−14)シアノから選
ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい)、
(xi)ホルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、
(C3-6シクロアルキル)カルボニル、(C6-10アリー
ル)カルボニル、(C7-12アラルキル)カルボニル、
(C1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキ
ル)スルフィニル、(C6-10アリール)スルフィニル、
(C7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6アルキ
ル)スルホニル、(C3-6シクロアルキル)スルホニ
ル、(C6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12アラ
ルキル)スルホニルから選ばれるアシル基(ここで各置
換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4
アルキルから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよい)、(xii)ハロゲン、(xiii)ニト
ロ、および(xiv)シアノから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよい〕、または (2−3)複素環基〔ここで複素環基は(i)ハロゲン
およびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基
で置換されていてもよいC1-6アルキル基、(ii)ハ
ロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の
置換基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ基、
(iii)C1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキ
ル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個
の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基、
(iv)それぞれC1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3
ルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜
5個の置換基で置換されていてもよいC3-7シクロアル
キル基またはC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲ
ン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキル、
6-10アリールおよびニトロから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよい複素環基、(vi)カルボ
キシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基、(C
6-10アリール)オキシカルボニル基または(C7-10アラ
ルキル)オキシカルボニル基、(vii)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる
1〜2個の置換基で置換されていてもよいカルバモイル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ば
れる1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、(v
iii)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10
アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10アリールスル
ホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換されていて
もよいアミノ基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、
ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハ
ロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキルおよびニ
トロから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていても
よい)、または環状アミノ基、(ix)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよび複素環基で置換されていてもよい水酸基
(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロ
ゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキ
シ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキル、
ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよく、複素環基は(ix−1)
ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個
の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキル基、
(ix−2)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ば
れる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6
ルコキシ基、(ix−3)C1-3アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
6-14アリール基、(ix−4)それぞれC1-3アルコキ
シ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケ
ニル基、(ix−5)ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルキル、C6-10アリールおよびニトロ
から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい
複素環基、(ix−6)カルボキシル基、(C1-6アル
コキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オキシカル
ボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカルボニル
基、(ix−7)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換基はそ
れぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で
置換されていてもよい)、(ix−8)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる
1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基(こ
こで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換され
ていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1
〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または環状
アミノ基、(ix−9)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素
環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよび
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよ
びシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜3
個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(ix−11)ホルミル、(C1-6
ルキル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボ
ニル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラル
キル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(ix−12)ハロゲ
ン、(ix−13)ニトロ、および(ix−14)シア
ノから選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよ
い)、(x)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換
されていてもよいチオール基(ここで、C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよく、複素環基は(x−1)ハロゲンおよびC1-3
ルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基、(x−2)ハロゲンおよび
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換
されていてもよいC1-6アルコキシ基、(x−3)C1-3
アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニト
ロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6-14アリール基、(x−4)それぞれ
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、
ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
シクロアルケニル基、(x−5)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい複素環基、(x−6)カルボキシル基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オ
キシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカ
ルボニル基、(x−7)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基
で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換
基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよい)、(x−8)C1-6アル
キル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
る1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基
(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または
環状アミノ基、(x−9)C1-6アルキル、C3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複
素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよ
びC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜
3個の置換基で置換されていてもよい)、(x−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(x−11)ホルミル、(C1-6アル
キル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボニ
ル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラルキ
ル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(x−12)ハロゲン、
(x−13)ニトロ、および(x−14)シアノから選
ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい)、
(xi)ホルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、
(C3-6シクロアルキル)カルボニル、(C6-10アリー
ル)カルボニル、(C7-12アラルキル)カルボニル、
(C1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキ
ル)スルフィニル、(C6-10アリール)スルフィニル、
(C7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6アルキ
ル)スルホニル、(C3-6シクロアルキル)スルホニ
ル、(C6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12アラ
ルキル)スルホニルから選ばれるアシル基(ここで各置
換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4
アルキルから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよい)、(xii)ハロゲン、(xiii)ニト
ロ、および(xiv)シアノから選ばれる1〜4個の置
換基で置換されていてもよい〕を示す。}で表されるエ
ステル化されていてもよいカルボキシル基、および (3)(a)炭素数1〜10のアルキル基、 (b)炭素数2〜10のアルケニル基、 (c)炭素数2〜10のアルキニル基、 (d)炭素数3〜12のシクロアルキル基、 (e)炭素数5〜12のシクロアルケニル基、 (f)炭素数5〜12のシクロアルカジエニル基、 (g)C3-7シクロアルキル−C1-8アルキル基、 (h)C5-7シクロアルケニル−C1-8アルキル基、およ
び (i)炭素数6〜10のアリール基から選ばれる炭化水
素基〔ここで、(a)〜(i)の各置換基はそれぞれ
(i)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1
〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキル
基、(ii)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ば
れる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6
ルコキシ基、(iii)C1-3アルコキシ、ハロゲン、
1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ば
れる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14
リール基、(iv)それぞれC1-3アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケニル基、
(v)ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキ
シ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキル、C6-10アリールおよびニトロから選ばれる1
〜3個の置換基で置換されていてもよい複素環基、(v
i)カルボキシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル
基、(C6-10アリール)オキシカルボニル基または(C
7-10アラルキル)オキシカルボニル基、(vii)C
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、
7-12アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから
選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいカル
バモイル基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロ
ゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1 -4アルキルおよびニトロ
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
い)、(viii)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいアミノ基(ここで各置換基はそれぞれ
ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アル
コキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキ
ルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよい)、または環状アミノ基、(ix)C
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、
7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていてもよ
い水酸基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれぞ
れ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
ルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1〜
5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基は(i
x−1)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる
1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキ
ル基、(ix−2)ハロゲンおよびC1-3アルコキシか
ら選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC
1-6アルコキシ基、(ix−3)C1-3アルコキシ、ハロ
ゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
6-14アリール基、(ix−4)それぞれC1-3アルコキ
シ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケ
ニル基、(ix−5)ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルキル、C6-10アリールおよびニトロ
から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい
複素環基、(ix−6)カルボキシル基、(C1-6アル
コキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オキシカル
ボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカルボニル
基、(ix−7)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換基はそ
れぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で
置換されていてもよい)、(ix−8)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる
1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基(こ
こで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換され
ていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1
〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または環状
アミノ基、(ix−9)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素
環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよび
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよ
びシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜3
個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(ix−11)ホルミル、(C1-6
ルキル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボ
ニル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラル
キル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(ix−12)ハロゲ
ン、(ix−13)ニトロ、および(ix−14)シア
ノから選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよ
い)、(x)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換
されていてもよいチオール基(ここで、C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよく、複素環基は(x−1)ハロゲンおよびC1-3
ルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基、(x−2)ハロゲンおよび
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換
されていてもよいC1-6アルコキシ基、(x−3)C1-3
アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニト
ロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6-14アリール基、(x−4)それぞれ
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、
ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
シクロアルケニル基、(x−5)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい複素環基、(x−6)カルボキシル基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オ
キシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカ
ルボニル基、(x−7)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基
で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換
基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよい)、(x−8)C1-6アル
キル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
る1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基
(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または
環状アミノ基、(x−9)C1-6アルキル、C3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複
素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよ
びC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜
3個の置換基で置換されていてもよい)、(x−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(x−11)ホルミル、(C1-6アル
キル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボニ
ル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラルキ
ル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(x−12)ハロゲン、
(x−13)ニトロ、および(x−14)シアノから選
ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい)、
(xi)ホルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、
(C3-6シクロアルキル)カルボニル、(C6-10アリー
ル)カルボニル、(C7-12アラルキル)カルボニル、
(C1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキ
ル)スルフィニル、(C 6-10アリール)スルフィニル、
(C7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6アルキ
ル)スルホニル、(C3-6シクロアルキル)スルホニ
ル、(C6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12アラ
ルキル)スルホニルから選ばれるアシル基(ここで各置
換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4
アルキルから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよい)、(xii)ハロゲン、(xiii)ニト
ロ、および(xiv)シアノから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよい〕、から選ばれる1または
2個(好ましくは1個)の置換基で置換されていてもよ
いアミノ基が好ましい。
【0020】上記一般式(I)において、Rとしては、
好ましくは、式 R1−CO−NH− または R3−SO2−NH− 〔式中、R1およびR3は前記と同意義を示す〕で示され
る基が挙げられるが、より好ましくは、前者で示される
基(R1−CO−NH−)が挙げられる。上記した一般
式(I)で表される化合物の中でも、式(Ia)
【化13】 〔式中、R1aは置換されていてもよい環状炭化水素基ま
たは置換されていてもよい複素環基を示す〕で表される
化合物または式(Ib)
【化14】 〔式中、R1bは(i)置換されていてもよい環状炭化水素
基、(ii)置換されていてもよい複素環基、(iii)置換さ
れていてもよい環状炭化水素基で置換された水酸基、(i
v)置換されていてもよい複素環基で置換された水酸基、
(v)置換されていてもよい環状炭化水素基で置換された
チオール基、もしくは(vi)置換されていてもよい複素環
基で置換されたチオール基で置換された非環状炭化水素
基を示す〕で表される化合物がより好ましい。すなわ
ち、R1は、好ましくはR1aまたはR1bである。また、
1は、さらに好ましくはR1aである。
【0021】式(Ia)において、R1aで定義される
「置換されていてもよい環状炭化水素基」の環状炭化水
素基としては、前記R1,R2,R3,R4,R5およびR6
で示された「置換されていてもよい炭化水素基」におけ
る炭化水素基として例示された飽和または不飽和の脂環
式炭化水素基、アリール基(芳香族炭化水素基)などが
挙げられるが、好ましくは、フェニル、1−ナフチル、
2−ナフチルなどのC6-10アリール基などが挙げられ
る。
【0022】式(Ia)において、R1aで定義される
「置換されていてもよい複素環基」の複素環基として
は、前記R1,R2,R3,R4,R5およびR6で示された
「置換されていてもよい複素環基」における複素環基と
同様なものが挙げられるが、好ましくは、チエニル
(例、2−または3−チエニル)、フリル(例、2−ま
たは3−フリル)、ピリジル(例、2−ピリジル、3−
ピリジル、4−ピリジル)、アゾリル〔例、オキサゾリ
ル(例、2−,4−または5−オキサゾリル)、イソオ
キサゾリル(例、3−,4−または5−イソオキサゾリ
ル)など〕、チエニルもしくはアゾリルの縮合環基
〔例、ベンゾチエニル(例、2−または3−ベンゾ
[b]チエニルなど)、ベンズオキサゾリル(例、2
−,5−または6−ベンズ[d]オキサゾリルなど)、
ベンゾチアゾリル(例、2−ベンゾ[d]チアゾリルな
ど)など〕または縮合フラニル基〔例、ベンゾフラニル
(例、2−または3−ベンゾ[b]フラニルなど)な
ど〕などの芳香族複素環基が挙げられる。さらに好まし
くは、チエニル、フリルなどの5員芳香族複素環基が挙
げられる。R1aで定義される「置換されていてもよい環
状炭化水素基」における環状炭化水素基および「置換さ
れていてもよい複素環基」における複素環基は、置換可
能な位置に、任意な置換基を1ないし3個(好ましくは
1〜2個)有していてもよい。該置換基としては、前記
1,R2,R3,R4,R5およびR6で示された「置換さ
れていてもよい複素環基」における置換基と同様なもの
が挙げられるが、好ましくは、1〜3個のハロゲン
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)で置換されて
いてもよい低級(C1-3)アルキル基(例、メチル,エ
チル,プロピル,イソプロピル,フルオロメチル,クロ
ロメチルなど)、C6-10アリール基(例、フェニルな
ど)、1〜3個のハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素など)で置換されていてもよい低級(C1-3)ア
ルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ
プロポキシ、フルオロメトキシ、クロロメトキシな
ど)、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素など)、ニト
ロ、シアノ、(C1-6アルキル)カルボニル基、(C1-6
アルキル)スルホニル基などが挙げられる。
【0023】R1aで示される置換されていてもよい複素
環基としては、たとえば(i)ハロゲンおよびC1-3
ルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基、(ii)ハロゲンおよびC
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換さ
れていてもよいC1-6アルコキシ基、(iii)C1-3
ルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロ
およびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換され
ていてもよいC6-14アリール基、(iv)それぞれC
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニ
トロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換
されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
クロアルケニル基、(v)ハロゲンで置換されていても
よいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置換され
ていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールおよびニ
トロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていても
よい複素環基、(vi)カルボキシル基、(C1-6アル
コキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オキシカル
ボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカルボニル
基、(vii)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、
6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10アリー
ルスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換され
ていてもよいカルバモイル基(ここで各置換基はそれぞ
れハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
ルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アル
キルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換
されていてもよい)、(viii)C1-6アルキル、C
3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキ
ルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2
個の置換基で置換されていてもよいアミノ基(ここで各
置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていて
もよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていても
よいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個
の置換基で置換されていてもよい)、または環状アミノ
基、(ix)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換
されていてもよい水酸基(ここで、C1-6アルキル、C
3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラ
ルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていて
もよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよく、
複素環基は(ix−1)ハロゲンおよびC1-3アルコキ
シから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよ
いC1-6アルキル基、(ix−2)ハロゲンおよびC1-3
アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよいC1-6アルコキシ基、(ix−3)C1-3アル
コキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよいC6-14アリール基、(ix−4)それぞれC
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニ
トロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換
されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
クロアルケニル基、(ix−5)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい複素環基、(ix−6)カルボキシル基、
(C1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリー
ル)オキシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オ
キシカルボニル基、(ix−7)C1-6アルキル、C3-6
シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルお
よびC6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の
置換基で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで
各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていて
もよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5
個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−8)C
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、
7-12アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから
選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミ
ノ基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選
ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、ま
たは環状アミノ基、(ix−9)C1-6アルキル、C3-6
シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルお
よび複素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール
およびC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン
で置換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミ
ノおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる
1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−
10)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10
リール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されて
いてもよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6
シクロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキ
ルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていても
よいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選
ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素
環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよ
びC6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換
されていてもよい)、(ix−11)ホルミル、(C
1-6アルキル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カ
ルボニル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12
ラルキル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニ
ル、(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10
アリール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフ
ィニル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロ
アルキル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニル
および(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるア
シル基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4
ルコキシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の
置換基で置換されていてもよい)、(ix−12)ハロ
ゲン、(ix−13)ニトロ、および(ix−14)シ
アノから選ばれる1〜4個の置換基で置換されていても
よい)、(x)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置
換されていてもよいチオール基(ここで、C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC
7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよく、複素環基は(x−1)ハロゲンおよびC1-3
ルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよいC1-6アルキル基、(x−2)ハロゲンおよび
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換
されていてもよいC1-6アルコキシ基、(x−3)C1-3
アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニト
ロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6-14アリール基、(x−4)それぞれ
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、
ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6
シクロアルケニル基、(x−5)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい複素環基、(x−6)カルボキシル基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オ
キシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカ
ルボニル基、(x−7)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基
で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換
基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよい)、(x−8)C1-6アル
キル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
る1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基
(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、または
環状アミノ基、(x−9)C1-6アルキル、C3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複
素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよ
びC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、
1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる1〜
3個の置換基で置換されていてもよい)、(x−10)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよいチオール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルは
それぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれ
る1〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基
はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC
6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい)、(x−11)ホルミル、(C1-6アル
キル)カルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボニ
ル、(C6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラルキ
ル)カルボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、
(C3-6シクロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリ
ール)スルフィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニ
ル、(C1-6アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアル
キル)スルホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよ
び(C7-12アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコ
キシおよびC1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、(x−12)ハロゲン、
(x−13)ニトロ、および(x−14)シアノから選
ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい)、
(xi)ホルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、
(C3-6シクロアルキル)カルボニル、(C6-10アリー
ル)カルボニル、(C7-12アラルキル)カルボニル、
(C1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキ
ル)スルフィニル、(C6-10アリール)スルフィニル、
(C7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6アルキ
ル)スルホニル、(C3-6シクロアルキル)スルホニ
ル、(C6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12アラ
ルキル)スルホニルから選ばれるアシル基(ここで各置
換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4
アルキルから選ばれる1〜5個の置換基で置換されてい
てもよい)、(xii)ハロゲン、(xiii)ニト
ロ、および(xiv)シアノ、から選ばれる1〜4個の
置換基で置換されていてもよい複素環基が挙げられる。
【0024】R1aで示される置換されていてもよい環状
炭化水素基としては、たとえば(i)ハロゲンおよびC
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換さ
れていてもよいC1-6アルキル基、(ii)ハロゲンお
よびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で
置換されていてもよいC1-6アルコキシ基、(iii)
1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、
ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置
換されていてもよいC6-14アリール基、(iv)それぞ
れC1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミ
ノ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基
で置換されていてもよいC3-7シクロアルキル基または
3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで置換され
ていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルキル、C6-10アリール
およびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換され
ていてもよい複素環基、(vi)カルボキシル基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、(C6-10アリール)オ
キシカルボニル基または(C7-10アラルキル)オキシカ
ルボニル基、(vii)C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基
で置換されていてもよいカルバモイル基(ここで各置換
基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよ
いC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置
換基で置換されていてもよい)、(viii)C1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C
7-12アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選
ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいアミノ
基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換
されていてもよいC1-4アルキルおよびニトロから選ば
れる1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、また
は環状アミノ基、(ix)C1-6アルキル、C3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複
素環基で置換されていてもよい水酸基(ここで、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよ
びC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで
置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノお
よびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されて
いてもよく、複素環基は(ix−1)ハロゲンおよびC
1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換基で置換さ
れていてもよいC1-6アルキル基、(ix−2)ハロゲ
ンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1〜3個の置換
基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ基、(ix
−3)C1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、ア
ミノ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよいC6-14アリール基、(ix−
4)それぞれC1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキ
ル、アミノ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個
の置換基で置換されていてもよいC3-7シクロアルキル
基またはC3-6シクロアルケニル基、(ix−5)ハロ
ゲンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲ
ン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキル、
6-10アリールおよびニトロから選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよい複素環基、(ix−6)カ
ルボキシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基、
(C6-10アリール)オキシカルボニル基または(C7-10
アラルキル)オキシカルボニル基、(ix−7)C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C
7-12アラルキルおよびC6-10アリールスルホニルから選
ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいカルバ
モイル基(ここで各置換基はそれぞれハロゲン、ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン
で置換されていてもよいC1-4アルキルおよびニトロか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
い)、(ix−8)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10
リールスルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換
されていてもよいアミノ基(ここで各置換基はそれぞれ
ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アル
コキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキ
ルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよい)、または環状アミノ基、(ix−9)
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリー
ル、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換されていて
もよい水酸基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロア
ルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれ
ぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1
〜5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基はC
1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC6-10
アリールから選ばれる1〜3個の置換基で置換されてい
てもよい)、(ix−10)C1-6アルキル、C3-6シク
ロアルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよび
複素環基で置換されていてもよいチオール基(ここで、
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール
およびC7-12アラルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲ
ンで置換されていてもよいC1-4アルコキシ、ハロゲン
で置換されていてもよいC1-4アルキル、ニトロ、アミ
ノおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよく、複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-4アルキルおよびC6-10アリールから選ばれる
1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、(ix−
11)ホルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、(C
3-6シクロアルキル)カルボニル、(C6-10アリール)
カルボニル、(C7-12アラルキル)カルボニル、(C
1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキル)
スルフィニル、(C6-10アリール)スルフィニル、(C
7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6アルキル)ス
ルホニル、(C3-6シクロアルキル)スルホニル、(C
6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12アラルキル)
スルホニルから選ばれるアシル基(ここで各置換基はそ
れぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4アルキル
から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよ
い)、(ix−12)ハロゲン、(ix−13)ニト
ロ、および(ix−14)シアノから選ばれる1〜4個
の置換基で置換されていてもよい)、(x)C1-6アル
キル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
アラルキルおよび複素環基で置換されていてもよいチオ
ール基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
ル、C6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれぞ
れ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4
ルキル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1〜
5個の置換基で置換されていてもよく、複素環基は(x
−1)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選ばれる1
〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6アルキル
基、(x−2)ハロゲンおよびC1-3アルコキシから選
ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1-6
アルコキシ基、(x−3)C1-3アルコキシ、ハロゲ
ン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよびシアノから
選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC
6-14アリール基、(x−4)それぞれC1-3アルコキ
シ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロおよび
シアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていて
もよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロアルケ
ニル基、(x−5)ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置換されていて
もよいC1-4アルキル、C6-10アリールおよびニトロか
ら選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい複
素環基、(x−6)カルボキシル基、(C1-6アルコキ
シ)カルボニル基、(C6-10アリール)オキシカルボニ
ル基または(C7-10アラルキル)オキシカルボニル基、
(x−7)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよびC6-10アリール
スルホニルから選ばれる1〜2個の置換基で置換されて
いてもよいカルバモイル基(ここで各置換基はそれぞれ
ハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アル
コキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1 -4アルキ
ルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよい)、(x−8)C1-6アルキル、C3-6
クロアルキル、C6-10アリール、C7-12アラルキルおよ
びC6-10アリールスルホニルから選ばれる1〜2個の置
換基で置換されていてもよいアミノ基(ここで各置換基
はそれぞれハロゲン、ハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換
基で置換されていてもよい)、または環状アミノ基、
(x−9)C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-12アラルキルおよび複素環基で置換
されていてもよい水酸基(ここで、C1-6アルキル、C
3-6シクロアルキル、C6-10アリールおよびC7-12アラ
ルキルはそれぞれ、ハロゲン、ハロゲンで置換されてい
てもよいC1-4アルコキシ、ハロゲンで置換されていて
もよいC1-4アルキル、ニトロ、アミノおよびシアノか
ら選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよく、
複素環基はC1-4アルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキル
およびC6-10アリールから選ばれる1〜3個の置換基で
置換されていてもよい)、(x−10)C1-6アルキ
ル、C3-6シクロアルキル、C6-10アリール、C7-12
ラルキルおよび複素環基で置換されていてもよいチオー
ル基(ここで、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、
6-10アリールおよびC7-12アラルキルはそれぞれ、ハ
ロゲン、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルコ
キシ、ハロゲンで置換されていてもよいC1-4アルキ
ル、ニトロ、アミノおよびシアノから選ばれる1〜5個
の置換基で置換されていてもよく、複素環基はC1-4
ルコキシ、ハロゲン、C1-4アルキルおよびC6-10アリ
ールから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていても
よい)、(x−11)ホルミル、(C1-6アルキル)カ
ルボニル、(C3-6シクロアルキル)カルボニル、(C
6-10アリール)カルボニル、(C7-12アラルキル)カル
ボニル、(C1-6アルキル)スルフィニル、(C3-6シク
ロアルキル)スルフィニル、(C6-10アリール)スルフ
ィニル、(C7-12アラルキル)スルフィニル、(C1-6
アルキル)スルホニル、(C3-6シクロアルキル)スル
ホニル、(C6-10アリール)スルホニルおよび(C7-12
アラルキル)スルホニルから選ばれるアシル基(ここで
各置換基はそれぞれハロゲン、C1-4アルコキシおよび
1-4アルキルから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよい)、(x−12)ハロゲン、(x−1
3)ニトロ、および(x−14)シアノから選ばれる1
〜4個の置換基で置換されていてもよい)、(xi)ホ
ルミル、(C1-6アルキル)カルボニル、(C3-6シクロ
アルキル)カルボニル、(C6-10アリール)カルボニ
ル、(C7-12アラルキル)カルボニル、(C1-6アルキ
ル)スルフィニル、(C3-6シクロアルキル)スルフィ
ニル、(C6-10アリール)スルフィニル、(C7-12アラ
ルキル)スルフィニル、(C1-6アルキル)スルホニ
ル、(C3-6シクロアルキル)スルホニル、(C6-10
リール)スルホニルおよび(C7-12アラルキル)スルホ
ニルから選ばれるアシル基(ここで各置換基はそれぞれ
ハロゲン、C1-4アルコキシおよびC1-4アルキルから選
ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、
(xii)ハロゲン、(xiii)ニトロ、および(x
iv)シアノ、から選ばれる1〜3個の置換基で置換さ
れていてもよい(a)炭素数3〜12のシクロアルキル
基、(b)炭素数5〜12のシクロアルケニル基、
(c)炭素数5〜12のシクロアルカジエニル基、
(d)炭素数6〜10のアリール基などが挙げられる。
【0025】式(Ia)において、R1aは、好ましく
は、「それぞれ置換されていてもよい芳香族炭化水素基
または芳香族複素環基」、さらに好ましくは「置換され
ていてもよい5員芳香族複素環基」であり、その具体例
としては、例えば1〜3個のハロゲンで置換されていて
もよいC1-3アルキル、C1-3アルコキシ、ハロゲン、ニ
トロ、シアノ、(C1-6アルキル)カルボニルおよび
(C1-6アルキル)スルホニルから選ばれる1〜3個
(好ましくは1〜2個)の置換基でそれぞれ置換されて
いてもよいチエニル基またはフリル基が挙げられ、好ま
しくは1〜2個のC1-3アルキル基で置換されていても
よいチエニル基または1〜2個のC1-3アルキル基で置
換されていてもよいフリル基が挙げられる。R1aは、特
に好ましくは、それぞれ1もしくは2個のC1-3アルキ
ル基で置換されたチエニル基またはフリル基である。
【0026】上記R1bで定義される「置換されていても
よい環状炭化水素基、置換されていてもよい複素環基、
置換されていてもよい環状炭化水素基で置換された水酸
基、置換されていてもよい複素環基で置換された水酸
基、置換されていてもよい環状炭化水素基で置換された
チオール基もしくは置換されていてもよい複素環基で置
換されたチオール基で置換された非環状炭化水素基」の
非環状炭化水素基としては、前記R1,R2,R3,R4
5およびR6で示された「置換されていてもよい炭化水
素基」における炭化水素基として例示された飽和または
不飽和の脂肪族鎖式炭化水素基などが挙げられる。該非
環状炭化水素基は、置換可能な位置に、少なくとも1個
(好ましくは1〜2個)の、(i)置換されていてもよい
環状炭化水素基、(ii)置換されていてもよい複素環基、
(iii)置換されていてもよい環状炭化水素基で置換され
た水酸基、(iv)置換されていてもよい複素環基で置換さ
れた水酸基、(v)置換されていてもよい環状炭化水素基
で置換されたチオール基および/または(vi)置換されて
いてもよい複素環基で置換されたチオール基を有する。
該「置換されていてもよい環状炭化水素基」(i)として
は、前記R1,R2,R3,R4,R5およびR6で示された
「置換されていてもよい炭化水素基」における炭化水素
基への置換基として例示された「置換されていてもよい
アリール基」および「置換されていてもよい低級シクロ
アルキル基もしくは低級シクロアルケニル基」などが挙
げられる。該「置換されていてもよい複素環基」(ii)と
しては、前記R1,R2,R3,R4,R5およびR6で示さ
れた「置換されていてもよい炭化水素基」の置換基とし
て示された「置換されていてもよい複素環基」と同様な
ものが挙げられる。該「置換されていてもよい環状炭化
水素基で置換された水酸基」(iii)および「置換されて
いてもよい環状炭化水素基で置換されたチオール基」
(v)における環状炭化水素基としては、前記R1,R2
3,R4,R5およびR6で示された「置換されていても
よい炭化水素基」における炭化水素基として例示した飽
和または不飽和の脂環式炭化水素基、アリール基(芳香
族炭化水素基)などが挙げられる。該「置換されていて
もよい複素環基で置換された水酸基」(iv)および「置換
されていてもよい複素環基で置換されたチオール基」(v
i)における複素環基としては、前記R1,R2,R3
4,R5およびR6で示された「置換されていてもよい
複素環基」として例示した複素環と同様なものが挙げら
れる。
【0027】該「環状炭化水素基」は、置換可能な位置
に、任意な置換基を1〜5個(好ましくは1〜3個)有
していてもよい。該置換基としては、前記R1,R2,R
3,R4,R5およびR6で示された「置換されていてもよ
い炭化水素基」における炭化水素基への置換基として例
示したものと同様なものが挙げられるが、好ましくは、
1〜3個のハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
など)で置換されていてもよい低級(C1-3)アルキル
基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、フ
ルオロメチル、クロロメチルなど)、1〜3個のハロゲ
ン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)で置換され
ていてもよい低級(C1-3)アルコキシ(例、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、フルオロ
メトキシ、クロロメトキシなど)、ハロゲン(例、フッ
素、塩素、臭素など)、ニトロ、アミノ、シアノなどが
挙げられる。該「複素環基」は、置換可能な位置に、任
意な置換基を1〜4個、好ましくは1〜3個、有してい
てもよい。該置換基としては、前記R1,R2,R3
4,R5およびR6で示された「置換されていてもよい
複素環基」における複素環基への置換基として例示した
ものと同様なものが挙げられるが、好ましくは、低級
(C 1-4)アルキル基(例、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピルなど)、低級(C1-4)アルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シなど)、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素など)、
6-10アリール(例、フェニルなど)などが挙げられ
る。該非環状炭化水素基は、上記した”置換されていて
もよい環状炭化水素基”、”置換されていてもよい複素
環基”などの他にさらに、置換可能な位置に、任意な置
換基を有していてもよいが、該非環状炭化水素基におけ
る置換基の総数は好ましくは1〜3個(さらに好ましく
は1〜2個)である。該置換基としては、前記R1
2,R3,R4,R5およびR6で示された「置換されて
いてもよい炭化水素基」の置換基で示されたものと同様
なものが挙げられる。R1bとしての「置換されていても
よい環状炭化水素基で置換された非環状炭化水素基」に
おける環状炭化水素基としては、例えばアリール基
(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどのC
6-14アリール基など)、炭素数3〜7のシクロアルキル
基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基などが好まし
い。該環状炭化水素基は1〜5個(好ましくは1〜3
個)の置換基を有していてもよく、該置換基としては、
例えばC1-3アルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、ア
ミノ、ニトロ、シアノなどが好ましい。R1bとしては置
換されていてもよい複素環[例、チエニル(例、2−ま
たは3−チエニル)、フリル(例、2−または3−フリ
ル)、アゾリル〔例、オキサゾリル(例、2−,4−ま
たは5−オキサゾリル)、イソオキサゾリル(例、3
−,4−または5−イソオキサゾリル)など〕、チエニ
ル、フリルもしくはアゾリルの縮合環基〔ベンゾチエニ
ル(例、2−又は3−ベンゾ[b]チエニルなど)、ベ
ンゾフラニル(例、2−または3−ベンゾ[b]フラニ
ルなど)、ベンズオキサゾリル(例、2−,5−または
6−ベンズ[d]オキサゾリルなど)、ベンズイソオキ
サゾリル(例、3−,4−または5−ベンズ[d]イソ
オキサゾリルなど)、ベンゾチアゾリル(例、2−ベン
ゾ[d]チアゾリルなど)、ベンズイミダゾリル(例、
1−ベンズ[d]イミダゾリルなど)など〕などの芳香
族複素環基など]で置換された非環状炭化水素基が好ま
しく、より好ましくは、置換されていてもよいチエニル
又はフリル基で置換された非環状炭化水素基である。該
非環状炭化水素基としては、好ましくは、C1-10アルキ
ル基(好ましくは、メチル、エチル、プロピルなどのC
1-3アルキルなど)、C2-10アルケニル基(好ましく
は、エテニルなどのC2-4アルケニルなど)、C2-10
ルキニル基(好ましくは、エチニルなどのC2-4アルキ
ニルなど)などが挙げられる。該芳香族複素環基は、置
換可能な位置に、任意の置換基を1〜3個有していても
よく、該置換基としては、好ましくは、1〜3個のハロ
ゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)で置換さ
れていてもよい低級(C1-3)アルキル基(例、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、フルオロメチ
ル、クロロメチルなど)、C6-10アリール基(例、フェ
ニルなど)、1〜3個のハロゲン(例、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素)で置換されていてもよい低級(C1-3
アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イ
ソプロポキシ、フルオロメトキシ、クロロメトキシな
ど)、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、ニトロなどが挙げられる。該非環状炭化水素基
は、”置換されていてもよい環状炭化水素基”、”置換
されていてもよい複素環基”などに加えて、例えばシア
ノなどの置換基を有していてもよい。
【0028】R1bとしては、好ましくは(i)C1-3
ルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロ
およびシアノから選ばれる1〜5個の置換基を有してい
てもよいC6-14アリール基、(ii)それぞれC1-3
ルコキシ、ハロゲン、C1-3アルキル、アミノ、ニトロ
およびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換され
ていてもよいC3-7シクロアルキル基またはC3-6シクロ
アルケニル基、および(iii)ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-3アルコキシ、ハロゲン、ハロゲンで置
換されていてもよいC1-3アルキル、C6-10アリールお
よびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい芳香族複素環基、(iv)ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-3アルキル、ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-3アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、アミ
ノおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC3-6シクロアルキルでそれぞれ置換さ
れた水酸基またはチオール基、(v)ハロゲンで置換さ
れていてもよいC1-3アルキル、ハロゲンで置換されて
いてもよいC1-3アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、アミ
ノおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換さ
れていてもよいC6-10アリールでそれぞれ置換された水
酸基またはチオール基、(vi)C1-4アルキル、C1-4
アルコキシ、ハロゲンおよびC6-10アリールから選ばれ
る1〜4個の置換基で置換されていてもよい複素環でそ
れぞれ置換された水酸基またはチオール基、から選ばれ
る1〜3個の置換基で置換されていてもよい(a)C
1-10アルキル基、(b)C2-10アルケニル基または
(c)C2-10アルキニル基などが挙げられる。該C1-10
アルキル基、C2-10アルケニル基およびC2-10アルキニ
ル基はさらに1個のシアノ基で置換されていてもよい。
本発明において、一般式(I)または(Ia)で表され
る化合物としては、好ましくはN−(ジアミノホスフィ
ニル)−5−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミ
ド、N−(ジアミノホスフィニル)−2−メチル−3−
フランカルボン酸アミド、N−(ジアミノホスフィニ
ル)−5−メチル−3−フランカルボン酸アミド、N−
(ジアミノホスフィニル)−3,5−ジメチル−2−フ
ランカルボン酸アミド、およびN−(ジアミノホスフィ
ニル)−3,5−ジメチル−2−チオフェンカルボン酸
アミドが挙げられる。
【0029】本発明における一般式(I)、(Ia)ま
たは(Ib)で表される化合物の塩としては、薬学的に
許容される塩が好ましく、例えば無機塩基との塩、有機
塩基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性また
は酸性アミノ酸との塩などが挙げられる。無機塩基との
塩の好適な例としては、例えばナトリウム塩、カリウム
塩などのアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム
塩などのアルカリ土類金属塩;ならびにアルミニウム塩
などが挙げられる。有機塩基との塩の好適な例として
は、例えばアンモニウム塩、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロ
ヘキシルアミン、N,N'-ジベンジルエチレンジアミン
などとの塩が挙げられる。無機酸との塩の好適な例とし
ては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸な
どとの塩が挙げられる。有機酸との塩の好適な例として
は、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマール
酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p-トルエンスルホン酸などとの塩が挙げられる。塩
基性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギ
ニン、リジン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸性
アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアスパラギ
ン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられる。これらの
塩は常法にしたがって得ることができる。また、一般式
(I)、(Ia)または(Ib)で表される化合物の水
和物および非水和物も本発明の範囲に包含されるもので
ある。また、以下で示される一般式(II)および(I
II)で表される化合物の塩としては、上記一般式
(I)で表される化合物の塩として示されたものと同様
なものが挙げられる。
【0030】一般式(I)で表される化合物の製造法を
以下に述べる。なお、一般式(Ia)で表される化合物
および一般式(Ib)で表される化合物はいずれも一般
式(I)の範囲に包含される。例えば、式(II) R−H (II) 〔式中、記号は前記と同意義を示す〕で表される化合物
またはその塩と五塩化リンとを反応させて得られる化合
物またはその塩とギ酸とを反応させて、得られる式(I
II)
【化15】 〔式中、記号は前記と同意義を示す〕で表される化合物
またはその塩とアンモニアとを反応させること等によ
り、一般式(I)で表される化合物を製造することがで
きる。また、例えば式(II)で表される化合物または
その塩とオキシ塩化リンとを反応させ、得られる式(I
II)で表される化合物またはその塩とアンモニアとを
反応させること等によっても、目的化合物を得ることが
できる。式(II)で表される化合物またはその塩と、
五塩化リンまたはオキシ塩化リンとの反応においては、
溶媒として、四塩化炭素,クロロホルム,シクロロメタ
ン,1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン系溶媒、ジ
オキサン,テトラヒドロフラン,ジエチルエーテルなど
のエーテル系溶媒、ベンゼン,トルエンなどの炭化水素
系溶媒など、反応を妨げない溶媒ならいずれでもよく、
反応温度は通常約−50〜100℃、好ましくは、約−
20〜80℃である。また式(II)で表される化合物
またはその塩1モルに対して、五塩化リンまたはオキシ
塩化リンは通常0.5〜10モル当量、好ましくは、1
〜2モル当量を用いる。式(II)で表される化合物ま
たはその塩と五塩化リンとを反応させて得られる化合物
またはその塩をギ酸と反応させる際にも、用いられる溶
媒は前記と同じようなハロゲン系溶媒、エーテル系溶
媒、炭化水素系溶媒を用いることができ、反応温度は通
常約−50〜50℃、好ましくは、約0〜30℃であ
る。用いられるギ酸は式(II)で示される化合物また
はその塩と五塩化リンとを反応させて得られる化合物1
モルに対して、通常0.5〜10モル当量、好ましく
は、1〜3モル当量を用いる。式(III)で表される
化合物またはその塩とアンモニアとの反応では、前記と
同じようなハロゲン系溶媒、エーテル系溶媒、炭化水素
系溶媒を用いることができ、反応温度は通常約−50〜
50℃、好ましくは、約−20〜10℃である。
【0031】このようにして得られる化合物(I)また
はその塩は、公知の手段、例えば、濃縮、減圧濃縮、蒸
留、分留、溶媒抽出、クラマトグラフィー、結晶化、再
結晶などにより、単離精製することができる。また、上
記各反応において、反応に供される化合物またはその塩
において、反応に関与しないアミノ基、カルボキシル
基、ヒドロキシ基に対して、保護基を用いてもよく、保
護基の付加、除去は公知の手段により行うことができ
る。アミノ基の保護基としては、例えば、ホルミル、そ
れぞれ置換基を有していてもよい、C1-6アルキルカル
ボニル(例えば、アセチル、プロピオニルなど)、フェ
ニルカルボニル、C1-6アルキル−オキシカルボニル
(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルな
ど)、フェニルオキシカルボニル、C7-10アラルキルオ
キシ−カルボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニル
などのフェニル−C1-4アルキルオキシ−カルボニルな
ど)、トリチル、フタロイルまたはN,N−ジメチルア
ミノメチレンなどが用いられる。これらの置換基として
は、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素など)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例
えば、アセチル、プロピオニル、バレリルなど)、ニト
ロ基などが用いられ、置換基の数は1ないし3個程度で
ある。カルボキシル基の保護基としては、例えばそれぞ
れ置換基を有していてもよい、C1-6アルキル(例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、tert.−ブチルなど)、フェニル、トリチルまたは
シリルなどが用いられる。これらの置換基としては、ハ
ロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例え
ば、アセチル、プロピオニル、バレリルなど)、ニトロ
基などが用いられ、置換基の数は1ないし3個程度であ
る。ヒドロキシル基の保護基としては、例えばそれぞれ
置換基を有していてもよい、C1-6アルキル(例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、te
rt.−ブチルなど)、フェニル、C7-10アラルキル(例
えば、ベンジルなどのフェニル−C1-4アルキルな
ど)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例え
ば、アセチル、プロピオニルなど)、フェニルオキシカ
ルボニル、ベンゾイル、(C7-10アラルキルオキシ)カル
ボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニルなどのフェ
ニル−C1-4アルキルオキシ−カルボニルなど)、ピラ
ニル、フラニルまたはシリルなどが用いられる。これら
の置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アルキル(例えば、メ
チル、エチル、プロピルなど)、フェニル、C7-10アラ
ルキル(例えば、ベンジルなどのフェニル−C1-4アル
キルなど)、ニトロ基などが用いられ、置換基の数は1
ないし4個程度である。また、保護基の除去方法として
は、それ自体公知またはそれに準じた方法が用いられる
が、例えば酸、塩基、還元、紫外光、ヒドラジン、フェ
ニルヒドラジン、N−メチルジチオカルバミン酸ナトリ
ウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、酢酸パラ
ジウムなどで処理する方法が用いられる。
【0032】本発明におけるヘリコバクター属菌剤およ
び医薬組成物は、一般式(I)、一般式(Ia)または
一般式(Ib)で表される化合物またはその塩(以下、
一般式(I)で表される化合物と総称する)および抗生
物質を含有することを特徴とする。上記一般式(I)で
表される化合物またはその塩と抗生物質とを併用するこ
とを特徴とする抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、一般
式(I)で表される化合物またはその塩と、抗生物質と
を組み合わせて用いる限り、その使用形態は特に限定さ
れない。たとえば(A)一般式(I)で表される化合物
またはその塩および(B)抗生物質とをそれぞれ通常投
与されるような製剤として配していてもよいし、それら
を予め合わせた組成物であってもよい。本発明の抗ヘリ
コバクター属菌用の医薬としては、例えば、一般式
(I)で表される化合物またはその塩と抗生物質とを、
公知の製剤学的製造法に準じ、所望により薬学的に許容
され得る希釈剤、賦形剤などを用い、混合して一剤とす
る、それぞれを別途、所望により薬学的に許容され得る
希釈剤、賦形剤などを用い各製剤とする、またはそれぞ
れを別途製剤化したものを一つの容器に梱包した組み合
わせ製剤(セット、キット、パック)としてもよい。例
えば、本発明の抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、
(1)一般式(I)で表される化合物またはその塩を含
有する製剤と抗生物質を含有する製剤が梱包された組み
合わせ製剤、または(2)一般式(I)で表される化合
物またはその塩と抗生物質とを含有する組成物として用
いることができる。また、本発明の抗ヘリコバクター属
菌用の医薬においては、一般式(I)で表される化合物
またはその塩と抗生物質とからなる組み合わせ製剤また
は組成物であってもよい。
【0033】抗生物質としては、細菌類、カビ類、放線
菌類などの微生物や植物から抽出された天然由来の抗菌
活性を有する物質、該天然由来の物質を化学修飾して得
られる抗菌活性を有する物質、化学合成で得られる抗菌
活性を有する物質などが挙げられる。好ましくは、アモ
キシシリン(amoxicillin)、ピペラシリン(piperacil
lin)、ペニシリンG(penicillin G)、メシリナム(m
ecillinam)などのペニシリン系抗生物質、セファクロ
ール(cefaclor)、セフォチアム(cefotiam)、セフィ
キシム(cefixime)、セフタジジム(cefrazidime)、
セフピローム(cefpirome)などのセファロスポリン系
抗生物質、イミペネム(imipenem)などのカルバペネム
系抗生物質、クラリスロマイシン(clarithromycin)、
エリスロマイシン(erythromycin)、ロキスロマイシン
(roxithromycin)、アジスロマイシン(azithromyci
n)などのマクロライド系抗生物質、クリンダマイシン
(clindamycin)などのリンコマイシン系抗生物質、ク
ロラムフェニコール(chloramphenicol)などのクロラ
ムフェニコール系抗生物質、テトラサイクリン(tetrac
yclin)、ミノサイクリン(minocyclin)、ドキシサイ
クリン(doxycyclin)などのテトラサイクリン系抗生物
質、ストレプトマイシン(streptomycin)、ゲンタマイ
シン(gentamycin)、アミカシン(amikacin)などのア
ミノグリコシド系抗生物質、ノルフロキサシン(norflo
xacin)、オフロキサシン(ofloxacin)、シプロフロキ
サシン(ciprofloxacin)などのキノロン系抗生物質、
インドールマイシン(indolmycin)などのインドールマ
イシン系抗生物質、メトロニダゾール(metronidazol
e)、チニダゾール(tinidazole)などのニトロイミダ
ゾール系抗生物質(抗原虫剤)、コロイド性次クエン酸
ビスマス(colloidal bismuth subcitrate)、次サリチ
ル酸ビスマス(bismuth subsalicylate)などのビスマ
ス化合物、ホスホマイシン(fosfomycin)、リファンピ
シン(rifampicin)、ニトロフラントイン(nitrofuran
toin)、フラゾリドン(furazolidone)などが挙げら
れ、なかでもアモキシシリンなどのペニシリン系抗生物
質、クラリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物
質、メトロニダゾール、チニダゾールなどのニトロイミ
ダゾール系抗生物質、インドールマイシンなどのインド
ールマイシン系抗生物質などが挙げられる。抗生物質
は、より好ましくは、ペニシリン系抗生物質、マクロラ
イド系抗生物質、ニトロイミダゾール系抗生物質であ
り、とりわけアモキシシリンなどのペニシリン系抗生物
質、クラリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物質
などが好ましい。これらの抗生物質を1種またはそれ以
上(好ましくは1〜3種、より好ましくは1または2
種)を用いてもよい。
【0034】本発明における抗ヘリコバクター属菌剤、
医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、製
剤製造の公知手段にしたがって製造することができる。
本発明における抗ヘリコバクター属菌剤、医薬組成物お
よび抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、経口的に、非経
口的に、吸入法、直腸投入、あるいは局所投与などによ
り用いることができ、例えば、粉末、顆粒、錠剤、ピル
剤、カプセル剤、注射剤、シロップ剤、エマルジョン
剤、エリキシル剤、懸濁剤、溶液剤などとして用いるこ
とができ、それらは少なくとも一つの一般式(I)で表
わされる化合物またはその塩および抗生物質を配合し
て、あるいはそれらを薬学的に許容される担体と配合し
て用いることができる。このような担体を用いる場合、
一般式(I)で表される化合物またはその塩および抗生
物質の含有量は調剤により適宜選択されればよいが、一
般式(I)で表される化合物またはその塩および抗生物
質の含有量はそれぞれ通常1〜99重量%程度および1
〜99重量%程度,好ましくは、それぞれ1〜20重量
%程度および1〜90重量%程度である。薬学的に許容
される担体としては、製剤素材として慣用の各種有機あ
るいは無機担体物質が用いられ、固形製剤における賦形
剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製剤における溶剤、
溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤な
どとして適宜適量配合される。また必要に応じて、防腐
剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤などの製剤添加物を適宜
適量用いることもできる。賦形剤の好適な例としては、
例えば乳糖、白糖、D-マンニトール、デンプン、結晶
セルロース、軽質無水ケイ酸などが挙げられる。滑沢剤
の好適な例としては、例えばステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロイドシリカ
などが挙げられる。結合剤の好適な例としては、例えば
結晶セルロース、白糖、D-マンニトール、デキストリ
ン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドンなどが挙げ
られる。崩壊剤の好適な例としては、例えばデンプン、
カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、カル
ボキシメチルスターチナトリウムなどが挙げられる。溶
剤の好適な例としては、例えば注射用水、アルコール、
プロピレングリコール、マクロゴール、ゴマ油、トウモ
ロコシ油などが挙げられる。溶解補助剤の好適な例とし
ては、例えばポリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、D-マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノ
ール、トリスアミノメタン、コレステロール、トリエタ
ノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムな
どが挙げられる。懸濁化剤の好適な例としては、例えば
ステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベ
ンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン
酸グリセリン、などの界面活性剤;例えばポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロースなどの親水性高分子などが挙げ
られる。等張化剤の好適な例としては、例えば塩化ナト
リウム、グリセリン、D-マンニトールなどが挙げられ
る。緩衝剤の好適な例としては、例えばリン酸塩、酢酸
塩、炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙げられ
る。無痛化剤の好適な例としては、例えばベンジルアル
コールなどが挙げられる。防腐剤の好適な例としては、
例えばパラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノー
ル、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒ
ドロ酢酸、ソルビン酸などが挙げられる。抗酸化剤の好
適な例としては、例えば亜硫酸塩、アスコルビン酸など
が挙げられる。
【0035】抗ヘリコバクター属菌剤、医薬組成物およ
び抗ヘリコバクター属菌用の医薬は通常の方法に従って
製剤化することができる。本明細書において、非経口と
は、皮下注射、静脈内注射、筋肉内注射、腹腔内注射あ
るいは点滴法などを含むものである。注射用調剤、例え
ば、無菌注射用水性懸濁物あるいは油性懸濁物は、適当
な分散化剤または湿化剤及び懸濁化剤を用いて当該分野
で知られた方法で調製されうる。その無菌注射用調剤
は、また、例えば水溶液などの非毒性の非経口投与する
ことのできる希釈剤あるいは溶剤中の無菌の注射のでき
る溶液または懸濁液であってよい。使用することのでき
るベーヒクルあるいは溶剤として許されるものとして
は、水、リンゲル液、等張食塩液などがあげられる。さ
らに、通常溶剤または懸濁化溶媒として無菌の不揮発性
油も用いられうる。このためには、いかなる不揮発性油
も脂肪酸も使用でき、天然あるいは合成あるいは半合成
の脂肪性油又は脂肪酸、そして天然あるいは合成あるい
は半合成のモノあるいはジあるいはトリグリセリド類も
含められる。直腸投与用の座剤は、その薬物と適当な非
刺激性の補形剤、例えば、ココアバターやポリエチレン
グリコール類といった常温では固体であるが腸管の温度
では液体で、直腸内で融解し、薬物を放出するものなど
と混合して製造されることができる。
【0036】経口投与用の固形投与剤型としては、粉
剤、顆粒剤、錠剤、ピル剤、カプセル剤などの上記した
ものがあげられる。そのような剤型において、活性成分
化合物は、少なくとも一つの添加物、例えば、ショ糖、
乳糖、セルロース糖、マンニトール、マルチトール、デ
キストラン、デンプン類、寒天、アルギネート類、キチ
ン類、キトサン類、ペクチン類、トラガントガム類、ア
ラビアゴム類、ゼラチン類、コラーゲン類、カゼイン、
アルブミン、合成又は半合成のポリマー類又はグリセリ
ド類と混合することができる。そのような剤型物はま
た、通常の如く、さらなる添加物を含むことができ、例
えば不活性希釈剤、マグネシウムステアレートなどの滑
沢剤、パラベン類、ソルビン酸などの保存剤、アスコル
ビン酸、α−トコフェロール、システインなどの抗酸化
剤、崩壊剤、結合化剤、増粘剤、緩衝化剤、甘味付与
剤、フレーバー付与剤、パーフューム剤などがあげられ
る。錠剤及びピル剤はさらにエンテリックコーティング
されて製造されることもできる。経口投与用の液剤は、
医薬として許容されるエマルジョン剤、シロップ剤、エ
リキシル剤、懸濁剤、溶液剤などがあげられ、それらは
当該分野で普通用いられる不活性希釈剤、例えば水を含
んでいてよい。また本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、
医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、腸
溶性製剤であってもよい。一般式(I)で表される化合
物またはその塩および/または抗生物質は、例えば特開
平5−132416号公報、特開平7−126189号
公報等に記載の方法に従って、消化管(胃)粘膜付着性
製剤にすることもできる。
【0037】ある特定の患者の投与量は、年令、体重、
一般的健康状態、性別、食事、投与時間、投与方法、排
泄速度、薬物の組み合わせ、患者のその時に治療を行っ
ている病状の程度に応じ、それらあるいはその他の要因
を考慮して決められる。一般式(I)で表される化合物
又はその塩は、ウレアーゼ阻害作用による抗菌作用、特
に抗ヘリコバクター属菌作用(ヘリコバクター属菌の除
菌作用)を示し、哺乳動物(例、ヒト、犬、猫、猿、ラ
ット、マウスなど)の胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、慢
性胃炎などヘリコバクター属菌が原因と考えられる消化
性疾患の予防または治療に有用である。また近年ヘリコ
バクター属菌、特にヘリコバクター・ピロリと胃癌との
相関関係が大きく、胃癌の予防などにも有用である。ま
た、一般式(I)で表される化合物またはその塩は、低
毒性であり安全に用いることができる。本発明の抗ヘリ
コバクター属菌剤、医薬組成物および抗ヘリコバクター
属菌用の医薬は、抗ヘリコバクター属菌作用を有するの
で、例えば消化管内で有毒な作用を及ぼすヘリコバクタ
ー属菌の除菌および殺菌作用を示す。消化管としては、
例えば胃、十二指腸等が挙げられる。消化管内で有毒な
作用を及ぼすヘリコバクター属菌としては、ヘリコバク
ター・ピロリが挙げられる。本発明の抗ヘリコバクター
属菌剤、医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医
薬の投与量は、疾病の種類や症状などによって適宜に選
択されるが、一般式(I)で表される化合物またはその
塩は、例えば胃潰瘍または十二指腸潰瘍の成人患者(5
0kg)1日当たり、経口投与の場合、約0.1〜10
g/日、好ましくは0.2〜2g/日、非経口投与の場
合、約0.01〜1g/日、好ましくは0.02〜0.5
g/日を投与することができる。1回分の服用量は、こ
のような一日当たりの投与量と剤形などを考慮し決定さ
れる。また投与回数は特に制限されないが、好ましく
は、1〜5回/日、さらに好ましくは、1〜3回/日で
ある。抗生物質の投与量は、疾病の種類、症状、抗生物
質の種類などによって適宜に選択されるが、抗生物質が
アモキシシリンなどのペニシリン系抗生物質の場合、例
えば胃潰瘍または十二指腸潰瘍の成人患者(50kg)
1日当たり、経口投与の場合、約0.1〜10g/日、
好ましくは0.2〜2g/日、非経口投与の場合、約0.
01〜1g/日、好ましくは0.02〜0.5g/日を投
与することができる。1回分の服用量は、このような一
日当たりの投与量と剤形などを考慮し決定される。また
投与回数は特に制限されないが、好ましくは、1〜5回
/日、さらに好ましくは、1〜3回/日である。
【0038】また本発明におけるヘリコバクター属菌
剤、医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬
は、その有効成分である一般式(I)で表される化合物
またはその塩および抗生物質に加えて、制酸剤または/
および酸分泌抑制剤などを含有していてもよい。上記制
酸剤としては、胃酸を中和する薬剤が挙げられ、より具
体的には例えば、水酸化アルミニウムゲル、重炭酸ナト
リウム、アミノ酢酸、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸
アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化マ
グネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウムなどが挙げられる。上記酸分泌抑制剤と
しては、胃酸の分泌を抑制する薬剤が挙げられ、より具
体的には例えばプロトンポンプ阻害剤やヒスタミンH2
ブロッカーが挙げられる。該プロトンポンプ阻害剤と
は、胃粘膜の酸分泌細胞(壁細胞)においてプロトンポ
ンプとして機能しているH/K−ATPaseを直接また
は間接的に阻害することにより、胃酸分泌を抑制する薬
物をいう。その例としては、ランソプラゾール、オメプ
ラゾール、パントプラゾール、パリプラゾールナトリウ
ム(ラベプラゾールナトリウム)、レミノプラゾール、
TY−11345,TU−199,FPL−6537
2,BY−686,タニック酸(Tannic acid)、 エラ
ジック酸(Ellagic acid)、 エブセレン(Ebselen)、A
HR−9294,カシガロールーA(Cassigarol-A)、バ
フィロマイシン(Bafilomycin)、 Y−25942, Xant
hoangelol E、 SKF−96356,Epigallocatechin
gallate, WY−27198、T−330あるいはSK
&F−20054などが挙げられる。
【0039】とりわけ、プロトンポンプ阻害剤として
は、例えば、ベンズイミダゾール系化合物等があげら
れ、該ベンズイミダゾール系化合物はプロトンポンプ阻
害作用を有し、低毒性である。ベンズイミダゾール系化
合物としては、例えば2−〔(ピリジル)−メチルスル
フィニルまたは−メチルチオ〕ベンズイミダゾールまた
はその誘導体およびその塩等が好ましい。より好ましく
は、下記一般式(α)で表される化合物およびその塩が
あげられる。
【化16】 〔式中、A環は置換されていてもよく、Rbは水素原
子、アルキル基、アシル基、カルボアルコキシ基、カル
バモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカル
バモイル基またはアルキルスルホニル基を、Rc、Re
およびRg は同一または異なって水素原子、アルキル
基、アルコキシ基またはアルコキシアルコキシ基を、R
d は水素原子、アルキル基または式−ORfまたは−S
f(式中、Rfは置換基を有していてもよい炭化水素基
を示す)で表される基を、q は0または1をそれぞれ示
す。〕 ベンズイミダゾール系化合物は、例えば特開昭52−6
2275号公報、特開昭54−141783号公報、特
開昭57−53406号公報、特開昭58−13588
1号公報、特開昭58−192880号公報、特開昭5
9−181277号公報、特開昭61−50978号公
報、特開昭62−116576号公報、特開昭62−2
77322号公報、特開昭62−258320号公報、
特開昭62−258316号公報、特開昭64−627
0号公報、特開昭64−79177号公報、特開平5−
59043号公報、特開昭62−111980号公報、
特開平5−117268号公報、ヨーロッパ特許公開第
166287号公報、ヨーロッパ特許公開第51936
5号公報などに記載されている。
【0040】上記一般式(α)において、A環が置換さ
れている場合の置換基としては、例えば、ハロゲン原
子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていて
もよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアルケ
ニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、シアノ
基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボアルコ
キシアルキル基、カルバモイル基、カルバモイルアルキ
ル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、アシル
基、カルバモイルオキシ基、ニトロ基、アシルオキシ
基、アリール基、アリールオキシ基、アルキルチオ基ま
たはアルキルスルフィニル基等が挙げられる。以下、上
記各置換基について説明する。ハロゲン原子としては、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられる。この中
で、フッ素、塩素が好ましい。さらにフッ素が特に好ま
しい。置換されていてもよいアルキル基におけるアルキ
ル基としては、炭素数1〜10の直鎖または分枝状のも
の(例、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチ
ル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキ
シル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル等)が挙げ
られる。この中で炭素数1〜6の直鎖または分枝状のも
のが好ましい。さらに炭素数1〜3の直鎖または分枝状
のものが好ましい。該アルキル基の置換基としては、例
えばハロゲン、ニトロ、アミノ基(アルキル基、アシル
基等を1〜2個置換基として有していてもよい。)、シ
アノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミジノ
基、グアニジノ基、カルバモイル基などが挙げられる。
【0041】置換されていてもよいシクロアルキル基に
おけるシクロアルキル基としては、例えば炭素数3〜7
のシクルアルキル基が挙げられる。該シクロアルキル基
の具体例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどが
挙げられる。該シクロアルキル基は置換基を有していて
もよく、該置換基としては、例えばハロゲン、ニトロ、
アミノ基(アルキル基、アシル基等を1〜2個置換基と
して有していてもよい。)、シアノ基、ヒドロキシル
基、カルボキシル基、アミジノ基、グアニジノ基、カル
バモイル基などが挙げられる。置換されていてもよいア
ルケニル基におけるアルケニル基としては、例えば炭素
数2〜16の直鎖または分枝状アルケニル基がよい。該
アルケニル基の具体例としては、例えばアリル (ally
l)、ビニル、クロチル、2−ペンテン−1−イル、3−
ペンテン−1−イル、2−ヘキセン−1−イル、3−ヘ
キセン−1−イル、2−メチル−2−プロペン−1−イ
ル、3−メチル−2−ブテン−1−イル等が 挙げられ
る。この中で炭素数2〜6の直鎖または分枝状のアルケ
ニル基が好ましい。さらに炭素数2〜4の直鎖または分
枝状のアルケニル基が好ましい。該アルケニル基は置換
基を有していてもよく、該置換基としては、例えばハロ
ゲン、ニトロ、アミノ基(アルキル基、アシル基等を1
〜2個置換基として有していてもよい。)、シアノ基、
アミジノ基、グアニジノ基などの基が挙げられる。 上記
アルケニル基は二重結合に関する異性体(E、Z体)を包
含する。置換されていてもよいアルコキシ基におけるア
ルコキシ基としては、 例えば炭素数1〜10のアルコキ
シ基が挙げられる。該アルコキシ基の具体例としては、
例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、
tert−ブトキシ、n−ペントキシ、イソペントキシ、ネ
オペントキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オク
チルオキシ、ノニルオキシ、シクロブトキシ、シクロペ
ントキシ、シクロヘキシルオキシ等が挙げられる。この
中で炭素数1〜6のアルコキシ基が好ましい。さらに炭
素数1〜3のアルコキシ基が特に好ましい。該アルコキ
シ基は置換基を有していてもよく、該置換基としては、
例えばハロゲン、ニトロ、アミノ基(アルキル基、アシ
ル基等を1〜2個置換基として有していてもよい。)、
アミジノ基、グアニジノ基、C1-4アルコキシ基、フェ
ニル、ナフチルなどのC6-10アリール基(ハロゲン、C
1- 4アルキル基、C1-4アルコキシ基等の置換基を1〜3
個有していてもよい)などの基が挙げられる。
【0042】上記アルキル基、シクロアルキル基、アル
ケニル基およびアルコキシ基上の置換基のハロゲンとし
ては、例えば塩素、臭素、フッ素、ヨウ素が挙げられ
る。上記アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基
およびアルコキシ基上の置換基であるアルキルアミノ基
におけるアルキル基としては、例えば炭素数1〜6の直
鎖または分枝状のアルキル基が好ましい。その具体例と
しては、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−
ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、イ
ソヘキシルなどが挙げられる。その中で炭素数1〜4の
直鎖または分枝状のアルキル基が特に好ましい。上記ア
ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基およびアル
コキシ基上の置換基であるアシルアミノ基におけるアシ
ル基としては、 例えば有機カルボン酸から誘導されるア
シル基が挙げられる。この中で炭素数1〜6のアルカノ
イル基が好ましい。その具体例としては、例えばホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリ
ル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘキサノイ
ルなどが挙げられる。その中で炭素数1〜4のアルカノ
イル基が特に好ましい。上記アルキル基、シクロアルキ
ル基、アルケニル基およびアルコキシ基上の置換基の数
は1〜6、好ましくは1〜3である。
【0043】置換されたアルキル基の具体例としては、
例えばトリフルオロメチル、トリフルオロエチル、ジフ
ルオロメチル、トリクロロメチル、ヒドロキシメチル、
1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、メトキ
シエチル、エトキシエチル、1−メトキシエチル、2−
メトキシエチル、2,2−ジメトキシエチル、2,2−ジ
エトキシエチル、2−ジエチルホスホリルエチルなどが
挙げられる。これらの中で、ジフルオロメチル、トリフ
ルオロメチル、ヒドロキシメチルが好ましい。さらにト
リフルオロメチルが特に好ましい。置換されたシクロア
ルキル基の具体例としては、例えば2−アミノシクロプ
ロパン−1−イル、4−ヒドロキシシクロペンタン−1
−イル、2,2−ジフルオロシクロペンタン−1−イル
などが挙げられる。置換されたアルケニル基の具体例と
しては、例えば2,2−ジクロロビニル、3−ヒドロキ
シ−2−プロペン−1−イル、2−メトキシビニルなど
が挙げられる。置換されたアルコキシ基の具体例として
は、例えばジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキ
シ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、2−メトキシエ
トキシ、4−クロロベンジルオキシ、2−(3,4−ジメ
トキシフェニル)エトキシなどが挙げられる。これらの
中でジフルオロメトキシが好ましい。
【0044】カルボアルコキシ基(アルコキシカルボニ
ル基)のアルコキシ基としては炭素数1〜7のもの
(例、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキ
シ、tert−ブトキシ、n−ペントキシ、イソペントキ
シ、ネオペントキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ
等)が挙げられる。カルボアルコキシアルキル基(アル
コキシカルボニルアルキル基)のアルコキシ基としては
炭素数1〜4(例、メトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、se
c−ブトキシ、tert−ブトキシ等)の、アルキル基とし
ては炭素数1〜4のもの(例、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−
ブチル、tert−ブチル等)が挙げられ、その例として
は、カルボメトキシメチル(メトキシカルボニルメチ
ル)、2−カルボメトキシエチル(2−メトキシカルボ
ニルエチル)、2−カルボメトキシプロピル(2−メト
キシカルボニルプロピル)、カルボエトキシメチル(エ
トキシカルボニルメチル)、2−カルボエトキシエチル
(2−エトキシカルボニルエチル)、1−カルボメトキ
シプロピル(1−メトキシカルボニルプロピル)、カル
ボプロポキシメチル(プロポキシカルボニルメチル)、
カルボブトキシメチル(ブトキシカルボニルメチル)等
が挙げられる。カルバモイルアルキル基のアルキル基と
しては炭素数1〜4のもの(例、メチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec
−ブチル、tert−ブチル等)が挙げられる。
【0045】ヒドロキシアルキル基のアルキル基として
は炭素数1〜7のもの(例、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブ
チル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネ
オペンチル、ヘキシル、ヘプチル等)が挙げられる。ア
シル基およびアシルオキシ基のアシル基としては、それ
ぞれ炭素数1〜4のアルカノイル基が挙げられ、その例
としては、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、
ブチリル、イソブチリルなどが挙げられる。アリール基
およびアリールオキシ基のアリール基としては炭素数6
〜12のもの(例、フェニル、ナフチル等)が挙げられ
る。アルキルチオ基およびアルキルスルフィニル基のア
ルキル基としてはそれぞれ炭素数1〜6のもの(例、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペン
チル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等)が挙
げられる。置換されたA環上の置換基の数は、1〜4が
好ましく、さらに1〜2が特に好ましい。置換基のベン
ゼン環上の位置としては、4位および5位(ベンツイミ
ダゾール骨格の4位および5位)が挙げられ、そのうち
5位が好ましい。A環の好ましい例としては、ハロゲン
原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
てもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアル
ケニル基又は置換されていてもよいアルコキシ基等で置
換されていてもよいベンゼン環である。Rbで示される
アルキル基としては炭素数1〜5のもの(例、メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル等)が、アシル基としては炭
素数1〜4のもの(例、炭素数1〜4のアルカノイル基
等)が、カルボアルコキシ基(アルコキシカルボニル
基)のアルコキシとしては炭素数1〜4のもの(例、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、イソブトキ
シ、sec-ブトキシ等)が、アルキルカルバモイル基およ
びジアルキルカルバモイル基のアルキルとしてはそのア
ルキルがそれぞれ炭素数1〜4のもの(例、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル等)が、アルキルス
ルホニル基のアルキルとしては上記の炭素数1〜4のも
のがあげられる。Rbとしては、水素が好ましい。
【0046】Rc、Re またはRg で示されるアルキル
基としては炭素数1〜10の直鎖または分枝状のもの
(例、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル等)があげら
れる。この中で、炭素数1〜6の直鎖または分枝状のも
の、特に炭素数1〜3の直鎖または分枝状のものが好ま
しい。Rc、Re またはRg で示されるアルコキシ基と
しては炭素数1〜10のもの(例、メトキシ、エトキ
シ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、
イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−
ペントキシ、イソペントキシ、ネオペントキシ、ヘキシ
ルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオ
キシ等)があげられる。この中で炭素数1〜6のアルコ
キシ基が好ましい。さらに炭素数1〜3のアルコキシ基
が特に好ましい。Rc、Re またはRg で示されるアル
コキシアルコキシ基のアルコキシとしてはそれぞれ炭素
数1〜4のもの(例、メトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、
sec−ブトキシ、tert−ブトキシ等)があげられる。Rc
としては水素原子、アルキル基、アルコキシ基が好まし
い。Reとしては水素原子、アルキル基、アルコキシ基
が好ましい。Rgとしては水素原子が好ましい。Rdで示
されるアルキル基としては炭素数1〜4のもの(例、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル等)があ
げられる。Rf で示される置換基を有していてもよい炭
化水素基の炭化水素基としては、炭素数1〜13の炭化
水素基があげられ、例えば直鎖または分枝状の炭素数1
〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ペン
チル、イソペンチル、ヘキシルなど)、炭素数2〜6の
アルケニル基(例、ビニル、アリル、2−ブテニル、メ
チルアリル、3−ブテニル、2−ペンテニル、4−ペン
テニル、5−ヘキセニルなど)、炭素数2〜6のアルキ
ニル基(例、エチニル、プロパルギル、2−ブチン−1
−イル、3−ブチン−2−イル、1−ペンチン−3−イ
ル、3−ペンチン−1−イル、4−ペンチン−2−イ
ル、3−ヘキシン−1−イルなど)、炭素数3〜6のシ
クロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、炭素数3〜6
のシクロアルケニル基(例、シクロブテニル、シクロペ
ンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニルな
ど)、炭素数7〜13のアラルキル基(例、ベンジル、
1−フェネチル、2−フェネチルなどのフェニル−C
1-6アルキル基、ナフチル−C1-3アルキル基など)、炭
素数6〜10のアリール基(例、フェニル、ナフチルな
ど)等が挙げられる。この中で直鎖または分枝状の炭素
数1〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシルなど)が好まし
い。さらに直鎖または分枝状の炭素数1〜4のアルキル
基が好ましい。
【0047】置換基を有する炭化水素基における置換基
としては、例えばC6-10アリール基(例、フェニル、ナ
フチルなど)、アミノ、C1-6アルキルアミノ基(例、
メチルアミノ、 エチルアミノ、イソプロピルアミノな
ど)、ジC1-6アルキルアミノ基(例、ジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノなど)、N−C7-14アラルキル−N
−C3-6シクロアルキルアミノ(例、N−ベンジル−N
−シクロヘキシルアミノなどのN−(C6-10アリール−
1-4アルキル)−N−C3-6シクロアルキルアミノな
ど)、N−C7-14アラルキル−N−C1-6アルキルアミ
ノ(例、N−(1−ナフチルメチル)−N−エチルアミ
ノなどのN−(C6-10アリール−C1-4アルキル)−N
−C1-6アルキルアミノなど)、アジド、ニトロ、ハロ
ゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ヒドロ
キシル、C1-4アルコキシ基(例、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシなど)、C6-10アリールオキ
シ基(例、フェノキシ、ナフチルオキシなど)、C1-6
アルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ、プロピ
ルチオなど)、C6-10アリールチオ基(例、フェニルチ
オ、ナフチルチオなど)、シアノ、カルバモイル基、カ
ルボキシル基、C1-4アルコキシカルボニル基(例、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニルなど)、C7-11
アリールオキシカルボニル基(例、フェノキシカルボニ
ル、1−ナフチルオキシカルボニル、2−ナフチルオキ
シカルボニルなど)、カルボキシ−C1-4アルコキシ基
(例、カルボキシメトキシ、2−カルボキシエトキシな
ど)、C1-6アルカノイル基(例、ホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、イソプロピオニル、ブチリル、ペン
タノイル、ヘキサノイルなど)、C7-11アロイル基
(例、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイルな
ど)、C6-10アリールスルホニル基(例、ベンゼンスル
ホニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホ
ニルなど)、C1-6アルキルスルフィニル基(例、メチ
ルスルフィニル、エチルスルフィニルなど)、C6-10
リールスルフィニル基(例、ベンゼンスルフィニル、1
−ナフチルスルフィニル、2−ナフチルスルフィニルな
ど)、C1-6アルキルスルホニル基(例、メチルスルホ
ニル、エチルスルホニルなど)、ヘテロ原子(例、窒
素、酸素、硫黄など)を1〜4個含む5または6員複素
環基(例、2−フリル、2−チエニル、4−チアゾリ
ル、4−イミダゾリル、4−ピリジル、1,3,4−チア
ジアゾール−2−イル、1−メチル−5−テトラゾリル
など)、ヘテロ原子(例、窒素、酸素、硫黄など)を1
〜4個含む5または6員複素環カルボニル基(例、2−
フロイル、2−テノイル、ニコチニル、イソニコチニル
など)、ヘテロ原子(例、窒素、酸素、硫黄など)を1
〜4個含む5または6員複素環チオ基(例、4−ピリジ
ルチオ、2−ピリミジルチオ、1,3,4−チアジアゾー
ル−2−イルチオ、1−メチル−5−テトラゾリルチオ
など)などが挙げられ、さらに複素環チオ基はベンゼン
環と縮合して2環性縮合環チオ基(例、2−ベンゾチア
ゾリルチオ、8−キノリルチオなど)を形成していても
よい。この中でハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素など)、ヒドロキシル、C1-4アルコキシ基(例、
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど)が好
ましい。該置換基の数は1〜5であり、好ましくは1〜
3である。
【0048】Rdとしては、置換されていてもよいアル
コキシ基および置換されていてもよいアルコキシアルコ
キシ基が好ましい。置換されていてもよいアルコキシ基
のアルコキシ基としては炭素数1〜8のもの(例、メト
キシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n
−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブ
トキシ、n−ペントキシ、イソペントキシ、ネオペント
キシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチルオキ
シ等)が、置換されていてもよいアルコキシアルコキシ
基のアルコキシ基としてはそれぞれ炭素数1〜4のもの
(例、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキ
シ、tert−ブトキシ等)があげられる。Rdとしては、
特に1〜9個のハロゲンでハロゲン化されていてもよい
炭素数1〜8、好ましくは炭素数1〜4のアルコキシ
基、1〜5個のハロゲンでハロゲン化されていてもよい
アルコキシアルコキシ基が好ましい。ハロゲン化されて
いてもよいアルコキシ基の好ましい例としては、例え
ば、2,2,2−トリフルオロエトキシ、2,2,3,3,3
−ペンタフルオロプロポキシ、1−(トリフルオロメチ
ル)−2,2,2−トリフルオロエトキシ、2,2,3,3
−テトラフルオロプロポキシ、2,2,3,3,4,4,4−
ヘプタフルオロブトキシ、2,2,3,3,4,4,5,5−
オクタフルオロペントキシ、メトキシなどがあげられ
る。ハロゲン化されていてもよいアルコキシアルコキシ
基の好ましい例としては、例えば3−メトキシプロポキ
シなどがあげられる。q は1が好ましい。
【0049】上記ベンズイミダゾール系化合物として、
さらに具体的には、例えば、一般式(β)
【化17】 (式中、A環は置換されていてもよく、RW、RYおよび
Zは同一または異なって水素、アルキル基またはアル
コキシ基を、RXは置換基を有していてもよい炭化水素
基を、nは0または1を示す)で表される化合物であ
る。上記一般式(β)において、A環としては、前記一
般式(α)のA環と同様のものがあげられる。
【0050】RW、RYまたはRZで示されるアルキル基
としては、例えば炭素数1〜10の直鎖または分枝状の
アルキル基が挙げられる。該アルキル基の具体例として
は、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブ
チル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシルなどが挙
げられる。この中で炭素数1〜6の直鎖または分枝状の
アルキル基が好ましい。さらに炭素数1〜3の直鎖また
は分枝状のアルキル基が特に好ましい。RW、RYまたは
Zで示されるアルコキシ基としては、例えば炭素数1
〜10のアルコキシ基が挙げられる。該アルコキシ基の
具体例としては、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキ
シ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−ペントキ
シ、イソペントキシ、ネオペントキシ、ヘキシルオキ
シ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオキシ、
シクロブトキシ、シクロペントキシ、シクロヘキシルオ
キシ等が挙げられる。この中で炭素数1〜6のアルコキ
シ基が好ましい。さらに炭素数1〜3のアルコキシ基が
特に好ましい。RXで示される置換基を有していてもよ
い炭化水素基としては、前記Rf で示されるものと同様
のものがあげられる。RWは好ましくは、炭素数1〜6
のアルキル基または炭素数1〜6のアルコキシ基であ
る。さらに好ましくは炭素数1〜3のアルキル基であ
る。RYは好ましくは水素または炭素数1〜6のアルキ
ル基である。さらに好ましくは水素である。RXは好ま
しくは、1)1〜5個のハロゲン、2)ヒドロキシルま
たは3)炭素数1〜4のアルコキシ基で置換されていて
もよい炭素数1〜6のアルキル基である。さらに好まし
くは、1)1〜5個のハロゲンまたは2)炭素数1〜4
のアルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜3の
アルキル基である。RZは好ましくは水素である。
【0051】上記ベンズイミダゾール系化合物の具体例
として、2−〔2−〔3−メチル−4−(2,2,3,3−
テトラフルオロプロポキシ)ピリジル〕メチルチオ〕ベ
ンズイミダゾール、2−〔2−〔3−メチル−4−(2,
2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジル〕メチルスルフ
ィニル〕ベンズイミダゾール(ランソプラゾール)、2
−〔(2−ピリジル)メチルスルフィニル〕ベンズイミダ
ゾール(チモプラゾール)、2−〔2−(3,5−ジメチ
ル−4−メトキシピリジル)メチルスルフィニル〕−5
−メトキシ−1H−ベンズイミダゾール(オメプラゾー
ル)、2−〔2−〔4−(3−メトキシプロポキシ)−3
−メチルピリジル〕メチルスルフィニル〕−1H−ベン
ズイミダゾールナトリウム塩(パリプラゾールナトリウ
ム、ラベプラゾールナトリウム)、2−〔2−(3,4
−ジメトキシ)ピリジル〕メチルスルフィニル〕−5−
ジフルオロメトキシ−1H−ベンズイミダゾール(パン
トプラゾール)等が挙げられる。上記ベンズイミダゾー
ル系化合物またはその塩は、例えば上記した公知の日本
及びヨーロッパ特許公開公報に記載の方法およびそれら
に準じた方法により製造される。
【0052】ベンズイミダゾール系化合物の塩は、好ま
しくは生理学的に受容される塩として用いられる。生理
学的に受容される塩としては、無機塩基との塩、有機塩
基との塩、塩基性アミノ酸との塩などが用いられる。用
いられる無機塩基としては例えばアルカリ金属(例、ナ
トリウム、カリウムなど)、アルカリ土類金属(例、カ
ルシウム、マグネシウムなど)などが、有機塩基として
は、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリ
ジン、ピコリン、N,N−ジベンジルエチレンジアミ
ン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリスヒ
ドロキシメチルアミノメタン、ジシクロヘキシルアミン
などが、塩基性アミノ酸としては例えばアルギニン、リ
ジンなどが挙げられる。これらの塩は、自体公知の方
法、例えば特開昭64−79177号公報及び特開昭5
9−167587号公報等に記載の方法またはそれに準
じた方法により製造される。該酸分泌抑制剤としてのヒ
スタミンH2ブロッカーとしては、例えば2−シアノ−
1−メチル−3−〔2−〔〔5−メチルイミダゾール−
4−イル)メチル〕チオ〕エチル〕グアニジン(シメチ
ジン)、N−〔2−〔〔5−〔(ジメチルアミノ)メチ
ル〕フルフリル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−
ニトロ−1,1−エテンジアミン(ラニチジン)、
(±)−2−(フルフリルスルフィニル)−N−〔4−
〔4−(ピペリジニルメチル)−2−ピリジル〕オキシ
−(z)−2−ブテニル〕アセタミド(ロクチジン)等
が挙げられる。本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、医薬
組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬に用いられ
る制酸剤および酸分泌抑制剤は、それらの中から選ばれ
る1種またはそれ以上(好ましくは3種以下)の制酸剤
または/および酸分泌抑制剤が用いられ、好ましくは1
種または2種の制酸剤または/および酸分泌抑制剤が用
いられる。制酸剤および酸分泌抑制剤の中でも酸分泌抑
制剤が好ましく、プロトンポンプ阻害剤がさらに好まし
い。
【0053】上記したように、本発明の抗ヘリコバクタ
ー属菌剤および医薬組成物はその有効成分である一般式
(I)で表される化合物またはその塩および抗生物質に
加えて、制酸剤または/および酸分泌抑制剤などを含有
していてもよい。本明細書において、「含有」は二以上
の活性物質を混合し、または混合せずに、同時に用いる
場合あるいは時間差を設けて用いる場合の両方を含み、
組み合わせての使用および併用を含むものである。上記
一般式(I)で表される化合物またはその塩および抗生
物質と制酸剤または/および酸分泌抑制剤とを併用する
ことを特徴とする抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、一
般式(I)で表される化合物またはその塩と、抗生物質
と、制酸剤または/および酸分泌抑制剤とを組み合わせ
て用いる限り、その使用形態は特に限定されない。たと
えば、(A)一般式(I)で表される化合物またはその
塩、(B)抗生物質、および(C)制酸剤または/およ
び酸分泌抑制剤とをそれぞれ通常投与されるような製剤
として配していてもよいし、それらを予め合わせた組成
物であってもよい。本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、
医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬として
は、例えば、一般式(I)で表される化合物またはその
塩と、抗生物質と、制酸剤または/および酸分泌抑制剤
とを、公知の製剤学的製造法に準じ、所望により薬学的
に許容され得る希釈剤、賦形剤などを用い、混合して一
剤とする、それぞれを別途、所望により薬学的に許容さ
れ得る希釈剤、賦形剤などを用い各製剤とする、一般式
(I)で表される化合物またはその塩、抗生物質および
制酸剤または/および酸分泌抑制剤のうちの2種を所望
により薬学的に許容され得る希釈剤、賦形剤などを用い
混合して一剤とし、残りの活性成分を所望により薬学的
に許容され得る希釈剤、賦形剤などを用い各製剤とす
る、またはそれぞれを別途製剤化したものを一つの容器
に梱包した組み合わせ製剤(セット、キット、パック)
としてもよい。例えば、本発明の抗ヘリコバクター属菌
用の医薬は、(1)一般式(I)で表される化合物また
はその塩を含有する製剤と、抗生物質を含有する製剤
と、制酸剤または/および酸分泌抑制剤を含有する製剤
が梱包された組み合わせ製剤、または(2)一般式
(I)で表される化合物またはその塩と、抗生物質と、
制酸剤または/および酸分泌抑制剤とを含有する組成物
として用いることができる。また、本発明の抗ヘリコバ
クター属菌用の医薬においては、一般式(I)で表され
る化合物またはその塩と抗生物質と制酸剤または/およ
び酸分泌抑制剤とからなる組み合わせ製剤または組成物
であってもよい。
【0054】本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、医薬組
成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬の投与経路と
しては、上記抗ヘリコバクター属菌剤、医薬組成物およ
び抗ヘリコバクター属菌用の医薬の投与経路と同じよう
に、経口投与、非経口投与(例、静脈内投与、皮下投
与、筋肉内投与など)のいずれであってもよい。具体的
には、対象とする潰瘍の部位などを考慮して決められ
る。一般式(I)で表される化合物またはその塩と抗生
物質と制酸剤または/および酸分泌抑制剤とを別途製剤
化した場合、これらは別々に、同時に、または時間差を
おいて、同一対象に対して同一経路または異なった経路
で投与してもよい。本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、
医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬を投与
するに際し、一般式(I)で表される化合物またはその
塩、抗生物質、および制酸剤または酸分泌抑制剤は、そ
れぞれ上記抗ヘリコバクター属菌剤におけるのと同じよ
うな常法によって、調製された剤形で投与できる。例え
ば、錠剤およびカプセル剤は薬理学的に許容し得る担体
(例、ラクトース、コーンスターチ、軽質無水けい酸、
微結晶セルロース、シュクローズ)、結合剤(例、アル
ファー化デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン)、崩壊剤(例、カルボキシメチルセルロース、デン
プン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース)、界面
活性剤〔例、Tween80(Kao-Atlas)、 プルロニックF6
8(旭電化、日本)、ポリオキシエチレンーポリオキシ
プロピレン共重合体 〕、抗酸化剤(例、L−システイ
ン、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム)、
滑沢剤(例、ステアリン酸マグネシウム、タルク)、お
よびこれらの類似物を採用することによって調製され
る。注射剤用溶液に調剤されるとき、この溶液は水性溶
媒(例、蒸留水、生理食塩水、リンゲル液)もしくは油
性溶媒(例、ごま油、オリーブ油)のような溶媒を使用
する常法によって製造される。さらに必要に応じ、1も
しくはそれ以上の添加剤を使用することができる。この
ような添加剤としては溶解補助剤(例、サルチル酸ナト
リウム、酢酸ナトリウム)、緩衝剤(例、クエン酸ナト
リウム、グリセリン)、等張化剤(例、グルコース、転
化糖)、安定化剤(例、ヒト血清アルブミン、ポリエチ
レングリコール)、防腐剤(例、ベンジルアルコール、
フェノール)または鎮痛剤(例、ベンザルコニウムクロ
リド、プロカイン塩酸塩)が挙げられる。また注射剤の
ための固体調製物に調製されるとき、この調製は例えば
希釈剤(例、蒸留水、生理食塩水、グルコース)、賦活
剤(例、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナト
リウム)、防腐剤(例、ベンジルアルコール、フェノー
ル)または鎮痛剤(例、ベンザルコニウムクロライド、
プロカイン塩酸塩)を用いて常法によって製造すること
ができる。
【0055】酸分泌抑制剤がプロトンポンプ阻害剤の場
合、上記と同様の方法が原則的に採用できるが、さらに
は特開昭63−301816号公報に記載の方法によ
り、本剤と低置換度ヒドロキシプロピルセルロースとを
配合してなる粉状散布剤で被覆された有核顆粒あるいは
特開平3−163018号公報に記載の方法、すなわち
マグネシウムおよび/またはカルシウムの塩基性無機塩
からなる安定化剤を用いて安定化された固形組成物とし
て好ましく投与できる。一般式(I)で表される化合物
またはその塩および/または抗生物質は、例えば特開平
5−132416号公報、特開平7−126189号公
報等に記載の方法に従って、胃粘膜付着性製剤にするこ
ともできる。
【0056】本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、医薬組
成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬における、経
口投与のための組成物としては、上記抗ヘリコバクター
属菌剤におけるのと同様に、例えば、錠剤、丸剤、顆粒
剤、散剤、カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤など
が挙げられる。かかる組成物は自体公知の方法によつて
製造され、担体もしくは賦形剤として、乳糖、でんぷ
ん、ショ糖、ステアリン酸マグネシウムなどが用いられ
る。非経口投与のための組成物としては、例えば坐剤、
外用剤などとすることができる。坐剤としては例えば、
直腸坐剤、膣坐剤等が挙げられ、外用剤としては例えば
軟膏剤(クリームを含む)、膣投与製剤、経鼻投与製
剤、経皮製剤等が挙げられる。たとえば坐剤とするに
は、自体公知の方法にしたがい、本発明の組成物を油性
または水性の固状、半固状あるいは液状の坐剤とするこ
とができる。
【0057】本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、医薬組
成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬における一般
式(I)で表される化合物またはその塩と、抗生物質
と、制酸剤または/および酸分泌抑制剤の含量は、調剤
により適宜選択されればよい。例えば一般式(I)で表
される化合物またはその塩は、約1〜20重量%程度、
好ましくは約2〜10重量%程度である。抗生物質は抗
生物質の種類にもよるが、約1〜95重量%程度、好ま
しくは約5〜90重量%程度である。また制酸剤は、約
20〜90重量%程度、好ましくは約30〜80重量%
程度、さらに好ましくは約50〜70重量%程度であ
り、酸分泌抑制剤は、約0.3〜15重量%程度、好ま
しくは約1〜10重量%程度、さらに好ましくは約2〜
5重量%程度である。制酸剤および酸分泌抑制剤に対し
て、使用する一般式(I)で表される化合物またはその
塩は、個々の組み合わせによって異なるが、例えば、制
酸剤と組み合わせる場合、制酸剤の約0.01〜0.5
倍(重量比)、好ましくは、約0.1〜0.3倍(重量
比)であり、酸分泌抑制剤と組み合わせる場合、酸分泌
抑制剤の約3〜70倍(重量比)、好ましくは、約7〜
30倍(重量比)である。抗生物質に対して、使用する
一般式(I)で表される化合物またはその塩は、抗生物
質の種類によって異なるが、抗生物質の約0.01〜1
0倍(重量比)であり、好ましくは、約0.1〜5倍
(重量比)である。本発明の抗ヘリコバクター属菌剤お
よび抗ヘリコバクター属菌用の医薬においては、一般式
(I)で表される化合物またはその塩と抗生物質と制酸
剤または酸分泌抑制剤とが別途製剤化されたものを同時
に同一対象に投与することができる。また、時間差をお
いて同一対象に投与することができる。各成分の投与回
数は異なっていてもよい。例えば、酸分泌抑制剤の投与
回数は、好ましくは1〜2回/日、さらに好ましくは、
1回/日であり、一般式(I)で表される化合物または
その塩の投与回数は、好ましくは1〜5回/日、さらに
好ましくは、1〜3回/日である。また、制酸剤の投与
回数は、好ましくは1〜5回/日、さらに好ましくは、
1〜3回/日である。抗生物質の投与回数は、好ましく
は、1〜6回/日、さらに好ましくは、1〜4回/日で
ある。
【0058】本発明の医薬を投与するとき、例えば一般
式(I)で表される化合物またはその塩は、通常酸分泌
抑制剤投与により酸分泌の抑制された状態(通常酸分泌
抑制剤を経口または非経口投与後約30〜60分以降)
に投与するのが好ましい。また酸分泌抑制剤の連日投与
により酸分泌が持続して抑制されている場合には酸分泌
抑制剤と同時投与も可能である。本発明の抗ヘリコバク
ター属菌剤、医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用
の医薬の投与量は、疾病の種類や症状によって適宜に選
択されるが、一般式(I)で表される化合物またはその
塩は、胃潰瘍または十二指腸潰瘍の成人患者(50k
g)1日当たり、経口投与の場合、約0.1〜10g/
日、好ましくは約0.2〜2g/日、非経口投与の場
合、約0.01〜1g/日、好ましくは約0.02〜0.
5g/日を投与し、抗生物質は成人患者(50kg)1
日あたり、経口投与の場合、約0.1〜10g/日、好
ましくは約0.2〜2g/日、非経口投与の場合、約
0.01〜1g/日、好ましくは約0.02〜0.5g
/日を投与し、制酸剤は、成人患者(50kg)1日当
たり、経口投与の場合、約1〜30g/日、好ましくは
約2〜5g/日を投与し、酸分泌抑制剤は、成人患者
(50kg)1日当たり、経口投与の場合、約10〜2
00mg/日、好ましくは約30〜60mg/日、非経
口投与の場合、約10〜200mg/日、好ましくは約
30〜60mg/日を投与する。それぞれの1回分の服
用量は、このような一日当たりの投与量と剤形などを考
慮し決定される。投与回数は特に制限されないが、好ま
しくは、1〜5回/日、さらに好ましくは、1〜3回/
日である。
【0059】上記したように本発明の抗ヘリコバクター
属菌剤、医薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医
薬は、消化管内で有毒な作用を及ぼす菌、特にヘリコバ
クター・ピロリに起因する各種消化器系統の疾患(例、
胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、慢性胃炎等)の予防又は
治療に有効である。 本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、医薬組成物および抗
ヘリコバクター属菌用の医薬は、動物(例、ヒト、犬、
猫などの哺乳動物)の潰瘍の予防・治療に適用される
が、とりわけヒトを含む哺乳動物の消化性潰瘍の予防お
よび治療に有効である。そのような消化性潰瘍の例とし
ては、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、吻門部潰
瘍あるいは急性ならびに慢性胃炎などが挙げられる。
【0060】また本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、医
薬組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、さら
に粘膜保護型抗潰瘍薬などを含有していてもよい。該粘
膜保護型抗潰瘍薬としては、例えば(z)−7−〔(1
R,2R,3R)−2−〔(E)−(3R)−3−ヒドロ
キシ−4,4−ジメチル−1−オクテニル〕−3−メチ
ル−5−オキソシクロペンチル〕−5−ヘプテノン酸
(トリモプロスチル,ウルスター)、1−ブチリックア
シド−7−(L−2−アミノブチリックアシド)−26
−L−アスパルチックアシド−27−L−バリンー29
−L−アラニンカルシトニン(エルカトニン)、3−エ
チルー7−イソプロピル−1−アズレンスルフォネート
ナトリウム(エグアレンナトリウム)等が挙げられ
る。
【0061】さらに本発明は、新規リン酸アミド誘導体
に関する。リン酸アミド誘導体としては、N−(ジアミ
ノホスフィニル)−5−メチル−3−フランカルボン酸
アミドまたはその塩、N−(ジアミノホスフィニル)−
3,5−ジメチル−2−フランカルボン酸アミドまたは
その塩、N−(ジアミノホスフィニル)−3,5−ジメ
チル−2−チオフェンカルボン酸アミドまたはその塩な
どが挙げられる。これらの新規リン酸アミド誘導体は、
ウレアーゼ阻害作用による抗菌作用、特に抗ヘリコバク
ター属菌作用を有し、上記した一般式(I)、(Ia)
または(Ib)で表される化合物またはその塩と同様に
して、哺乳動物の胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、慢性胃
炎などのヘリコバクター属菌が原因と考えられる消化性
疾患の予防または治療に用いることができる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下に、参考例、実施例、試験例
および製剤例を示して、本発明をより具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。以下で
室温とは約15〜30℃を、%は重量%を示す。
【0063】
【実施例】
参考例1 N−(ジアミノホスフィニル)−4−フルオロベンズア
ミド(Flurofamide) 4−フルオロベンズアミド(5g)をクロロホルム(5
5ml)に懸濁して、五塩化リン(7.5g)を少量ず
つ加えた。2時間加熱還流後、反応液を冷却して室温に
戻し、ギ酸(1.7g)を滴下した。室温で20時間撹
拌した後、氷冷下にアンモニアガスを1時間導入した。
導入後、室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取して水洗
した。風乾して得られた固体を水より再結晶した。N−
(ジアミノホスフィニル)−4−フルオロベンズアミド
(0.46g)の無色結晶を得た。融点255−257
℃。 元素分析値 C7H9N3O2FPとして 理論値: C,38.72; H,4.18; N,19.35. 実測値: C,38.65; H,4.08; N,19.31.
【0064】参考例2 N−(ジアミノホスフィニル)−3−ピリジンカルボン
酸アミド 3−ピリジンカルボン酸アミド(5g)をクロロホルム
(55ml)に懸濁して、五塩化リン(8.5g)を少
量づつ加えた。2時間加熱還流後、反応液を冷却して室
温に戻し、ギ酸(1.9g)を滴下した。室温で20時
間撹拌した後、氷冷下にアンモニアガスを1時間導入し
た。導入後、室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取して
水洗した。風乾して得られた固体を水より再結晶した。
N−(ジアミノホスフィニル)−3−ピリジンカルボン
酸アミド(0.46g)の無色結晶を得た。融点280
−283℃。 元素分析値 C6H9N4O2Pとして 理論値: C,36.01; H,4.53; N,27.99. 実測値: C,35.71; H,4.55; N,27.91.
【0065】参考例3 N−(ジアミノホスフィニル)−4−ニトロベンズアミ
ド 4−ニトロベンズアミド(25.4g)を四塩化炭素
(150ml)に懸濁して、五塩化リン(32.9g)
を40〜50℃で少量ずつ加えた。添加後、65〜70
℃で約50分加熱撹拌した。反応液を冷却して室温に戻
し、ギ酸(7g)を滴下した。室温で4時間撹拌した
後、析出した結晶をろ取した。四塩化炭素で洗浄後、風
乾して40gの結晶を得た。その結晶(14.2g)を
クロロホルム(150ml)に懸濁した。氷冷下にアン
モニアガスを約30分間導入した。導入後、室温で1.
5時間撹拌した。沈殿物をろ取して水洗した。風乾して
得られた固体を水より再結晶した。N−(ジアミノホス
フィニル)−4−ニトロベンズアミド(7g)の無色結
晶を得た。融点279−285℃(分解)。 元素分析値 C7H9N4O4Pとして 理論値: C,34.44; H,3.72; N,22.95. 実測値: C,34.33; H,3.81; N,22.63.
【0066】参考例4 N−(ジアミノホスフィニル)−シンナムアミド シンナムアミド(10g)をトルエン(50ml)に懸
濁して、五塩化リン(15.6g)を少量ずつ加えた。
70℃に加熱して25分間撹拌した。反応液を冷却して
室温に戻し、ギ酸(3.1g)を滴下した。室温で2時
間撹拌した後、析出した結晶をろ取した。トルエンで洗
浄後、風乾して4.8gの結晶を得た。その結晶をテト
ラヒドロフラン(150ml)に溶解した。氷冷下にア
ンモニアガスを30分間導入した。導入後、室温で1時
間撹拌した。沈殿物をろ取して水洗した。風乾して得ら
れた固体をメタノールより再結晶した。N−(ジアミノ
ホスフィニル)−シンナムアミド(0.8g)の無色結
晶を得た。融点176−178℃。 元素分析値 C9H12N3O2Pとして 理論値: C,48.00; H,5.37; N,18.66. 実測値: C,47.94; H 5.31; N,18.62.
【0067】参考例5〜参考例36 参考例4と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【表1−1】
【表1−2】
【表1−3】
【0068】参考例37 N−(ジアミノホスフィニル)−3−フェニルプロピオ
ン酸アミド N−(ジアミノホスフィニル)−シンナムアミド(1
g)をメタノール(200ml)に溶解して、10%P
d−C(wet)(0.4g)を加えた。室温常圧で30分
間水素添加した。触媒をろ別してろ液を減圧下に濃縮し
た。析出した結晶をろ取しジエチルエーテルで洗浄し
た。メタノールから再結晶して表題化合物(0.63
g)の無色結晶を得た。融点>300℃。 元素分析値C9H14N3O2Pとして 理論値: C 47.58, H 6.21, N 18.49. 実測値: C 47.39, H 6.14, N 18.28.
【0069】参考例38〜参考例44 参考例37と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【表2】
【0070】参考例45 4−ニトロフェノキシアセトアミド 4−ニトロフェノール(7.5g)、ヨードアセトアミ
ド(10g)、炭酸カリウム(7.5g)、ジメチルホ
ルムアミド(50ml)の混合液を50℃で15時間撹
拌した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。
水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に濃縮して、残留物
をアセトン−ジイソプロピルエーテルから再結晶した。
表題化合物(7.9g)の無色結晶を得た。融点160
−161℃。
【0071】参考例46〜参考例59 参考例45と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【表3】
【0072】参考例60 2−ベンゾフランカルボン酸アミド 2−ベンゾフランカルボン酸(6.0g)をテトラヒド
ロフラン(50ml)に溶解して、N,N−ジメチルホ
ルムアミド(3滴)を加えた。オキザリルクロリド
(4.9g)を室温で滴下して30分間撹拌した。反応
混合物を減圧下に濃縮して酢酸エチル(20ml)に溶
解した。その溶液を25%アンモニア水(30ml)、
酢酸エチル(100ml)の混合物に氷冷下撹拌しなが
ら滴下した。滴下終了後室温で3時間撹拌して有機層を
分離した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄して無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮して析出した
結晶をろ取しイソプロピルエーテルで洗浄した。2−ベ
ンゾフランカルボン酸アミド(4.5g)を得た。融点
165−166℃。
【0073】参考例61〜参考例119 参考例60と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【表4−1】
【表4−2】
【表4−3】
【0074】1)参考例80の化合物は以下の方法で合
成した。 5−シアノ−2−チオフェンカルボン酸アミド 5−ホルミル−2−チオフェンカルボン酸(2.64
g)[[Tetrahedron, 41, 3803 (1985)]に記載の方法
により合成した]をテトラヒドロフラン(30ml)に
溶解して、N,N−ジメチルホルムアミド(3滴)を加
えた。オキザリルクロリド(2.2ml)を室温で滴下
して2時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮して酢
酸エチル(50ml)に溶解した。その溶液を25%ア
ンモニア水(50ml)、酢酸エチル(200ml)の
混合物に氷冷下撹拌しながら滴下した。滴下終了後室温
で1時間撹拌して有機層を分離した。水層を酢酸エチル
で2回抽出した。有機層を合わせて無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥して減圧下濃縮した。5−ホルミル−2−チオ
フェンカルボン酸アミド(1.77g)を得た。5−ホ
ルミル−2−チオフェンカルボン酸アミド(1.55
g)、N,O−ビス(トリフルオロアセチル)ヒドロキ
シアミン(3.5g),ピリジン(2ml),トルエン
(110ml)の混合物を加熱還流下に1時間撹拌し
た。反応液を冷却後減圧下濃縮した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより精製して5−シアノ
−2−チオフェンカルボン酸アミド(0.6g)を得
た。融点222−223℃。
【0075】2)参考例98の化合物は以下の方法で合
成した。 5−クロロ−3−チオフェンカルボン酸アミド 3−チオフェンカルボン酸エチルエステル(1.98
g)をアセトニトリル(30ml)に溶解して塩化スル
フリル(1.5ml)を氷冷下に加えた。10℃で30
分間撹拌後、10%チオ硫酸ナトリウム水溶液(100
ml)を加えて室温で2時間撹拌した。ジエチルエーテ
ルで抽出して、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧下濃縮して5−クロロ−3−チオ
フェンカルボン酸エチルエステルと2,5−ジクロロ−
3−チオフェンカルボン酸エチルエステルの混合物を得
た。それらを混合物のままエタノール(15ml),テ
トラヒドロフラン(15ml)の混合溶媒に溶解して、
1N水酸化ナトリウム水溶液(20ml)を加えた。室
温で2時間撹拌した後、ジエチルエーテルで洗浄した。
水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出した。無
水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。5−ク
ロロ−3−チオフェンカルボン酸と2,5−ジクロロ−
3−チオフェンカルボン酸の混合物(1.7g)を得
た。その混合物をトルエン(15ml)に懸濁してオキ
ザリルクロリド(1.56ml)を滴下した。N,N−ジ
メチルホルムアミド(1滴)を加えて室温で1時間撹拌
した。反応混合物を減圧下に濃縮して酢酸エチル(10
ml)に溶解した。その溶液を25%アンモニア水(1
6ml),酢酸エチル(70ml)の混合物に氷冷下撹
拌しながら滴下した。滴下終了後室温で10分間撹拌し
て有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出した。有
機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下
濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより精製して5−クロロ−3−チオフェンカルボン
酸アミド(0.76g)を得た。融点138−139
℃。
【0076】3)参考例101の化合物は以下の方法で
合成した。 5−クロロ−2−メチル−3−チオフェンカルボン酸ア
ミド 参考例127と同様の方法で合成した2−メチル−3−
チオフェンカルボン酸(5.69g)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(50ml)に溶解して、ヨウ化エチル
(3.2ml),炭酸カリウム(5.52g)を加えた。
室温で15時間撹拌した後、反応液を水に注いだ。ジエ
チルエーテルで抽出して、5%硫酸水素カリウム水溶液
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃
縮して2−メチル−3−チオフェンカルボン酸エチルエ
ステルの粗生成物を得た。この2−メチル−3−チオフ
ェンカルボン酸エチルエステルの粗生成物をアセトニト
リル(50ml)に溶解して塩化スルフリル(3.0m
l)のアセトニトリル(20ml)溶液を滴下した。水
浴で冷却しながら1時間撹拌後、10%チオ硫酸ナトリ
ウム水溶液(100ml)を加えて室温で2時間撹拌し
た。ジエチルエーテルで抽出して、飽和食塩水で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して5
−クロロ−2−メチル−3−チオフェンカルボン酸エチ
ルエステルの粗生成物を得た。その粗生成物をエタノー
ル(25ml),テトラヒドロフラン(25ml)の混
合溶媒に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(50
ml)を加えた。65℃で2時間撹拌した後、ジエチル
エーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸
エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減
圧下濃縮した。5−クロロ−2−メチル−3−チオフェ
ンカルボン酸の粗生成物を得た。その5−クロロ−2−
メチル−3−チオフェンカルボン酸の粗生成物をトルエ
ン(50ml)に懸濁してオキザリルクロリド(4.6
ml)を滴下した。N,N−ジメチルホルムアミド(3
滴)を加えて室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧
下に濃縮して酢酸エチル(20ml)に溶解した。その
溶液を25%アンモニア水(56ml),酢酸エチル
(150ml)の混合物に氷冷下撹拌しながら滴下し
た。滴下終了後室温で10分間撹拌して有機層を分離し
た。水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせて無
水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して
5−クロロ−2−メチル−3−チオフェンカルボン酸ア
ミド(1.6g)を得た。融点125−127℃。
【0077】参考例120 4,5−ジブロモ−2−チオフェンカルボン酸 2−チオフェンカルボン酸(3.84g)を臭素(9.3
ml)に添加した後、室温で15時間撹拌した。過剰の
臭素を炭酸アンモニウム水溶液で中和した後、1N塩酸
で酸性にした。析出した結晶をろ取した。1N水酸化ナ
トリウムに溶解して、1N塩酸で酸性にした。酢酸エチ
ルで抽出して、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下濃縮して4,5−ジブロモ−2−チオフェンカルボン
酸(7.48g)の結晶を得た。融点225−227
℃。
【0078】参考例121 4−ブロモ−2−チオフェンカルボン酸 硝酸銀(1.7g)を水(40ml)に溶解して、水酸
化ナトリウム(0.44g)の水溶液(1ml)を加え
た。析出した酸化銀をろ取して、10%水酸化ナトリウ
ム水溶液(20ml)に懸濁した。その懸濁液を60〜
65℃に加熱して、4−ブロモ−2−チオフェンカルボ
アルデヒド(1.91g)を滴下した。その後30分間
撹拌して、沈殿物をろ別した。ろ液をジエチルエーテル
で洗浄後、水層を1N塩酸でpH4に調整した。酢酸エ
チルで抽出後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下に濃縮して、4−ブロモ−2−チオフェンカルボン酸
(1.39g)の結晶を得た。融点124−126℃。
【0079】参考例122 5−エチル−2−チオフェンカルボン酸 1,3−ジメチル−2−(2−チエニル)イミダゾリジ
ン(5.46g)[[Tetrahedron, 41, 3803 (1985)]
に記載の方法により合成した], N,N,N',N'−テト
ラメチルエチレンジアミン(4.7ml)をテトラヒド
ロフラン(150ml)に溶解した。この溶液を−78
℃に冷却してn−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン溶
液,19.5ml)をゆっくり滴下した。同温度で2時
間撹拌した後、ヨウ化エチル(2.4ml)を加えた。
室温までゆっくり昇温して15時間撹拌した。反応混合
物を減圧下に濃縮して、残留物に10%硫酸(200m
l)を加えて24時間撹拌した。酢酸エチルで抽出後、
有機層を水洗した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製した。5−エチル−2−チオフェンカル
ボアルデヒド(1.68g)の油状物を得た。この5−
エチル−2−チオフェンカルボアルデヒド(1.68
g)をアセトニトリル(20ml)に溶解して、リン酸
二水素ナトリウム(0.54g)の水溶液(10m
l)、30%過酸化水素水溶液(2.0ml)を加え
た。次いで氷冷下に亜塩素酸ナトリウム(3.0g)の
水溶液(20ml)を滴下した。その後室温で2時間撹
拌した。1N水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性とし
てジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性
にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥して減圧下濃縮した。5−エチル−2−チオフェン
カルボン酸(1.48g)の結晶を得た。融点65−6
6℃。
【0080】参考例123 5−ニトロ−2−チオフェンカルボン酸 5−ニトロ−2−チオフェンカルボアルデヒド(7.8
6g)をアセトニトリル(50ml)に溶解して、リン
酸二水素ナトリウム(1.6g)の水溶液(20m
l)、30%過酸化水素水溶液(5.9ml)を加え
た。次いで氷冷下に亜塩素酸ナトリウム(8.0g)の
水溶液(70ml)を滴下した。その後室温で2時間撹
拌した。反応液にチオ硫酸ナトリウムを加えて過剰の過
酸化水素を除いた。1N水酸化ナトリウム水溶液でアル
カリ性としてジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N
塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。5−ニトロ−2−
チオフェンカルボン酸(7.83g)の結晶を得た。融
点158−159℃。
【0081】参考例124 5−ブロモ−3−チオフェンカルボン酸 3−チオフェンカルボン酸(12.81g)、過臭化臭
化ピリジニウム(35.54g)、酢酸(50ml)の
混合液を45℃で48時間撹拌した。反応液を氷水に注
いで析出した結晶をろ取した。酢酸エチルに溶解して、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に濃縮して5
−ブロモ−3−チオフェンカルボン酸(19.78g)
の結晶を得た。融点137−138℃。
【0082】参考例125 5−ジフルオロメチル−2−チオフェンカルボン酸 5−ホルミル−2−チオフェンカルボン酸メチルエステ
ル(1.7g)[J. Heterocyclic Chem., 28, 17 (199
1)に記載の方法により合成した]の塩化メチレン(10
ml)溶液をジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(DA
ST)(1.6g)の塩化メチレン(20ml)溶液に
室温でゆっくり滴下した。滴下終了後、室温で2時間撹
拌した。ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(DAS
T)(0.5g)を追加して室温で1時間撹拌した。反
応液に水(10ml)、飽和重曹水(10ml)の順に
加えて一晩放置した。有機層を分離して水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し
た。5−ジフルオロメチル−2−チオフェンカルボン酸
メチルエステル(0.81g)を得た。このようにして
合成した5−ジフルオロメチル−2−チオフェンカルボ
ン酸メチルエステル(2.58g)をメタノール(50
ml)に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(30
ml)を加えた。室温で2時間撹拌した後、反応液をジ
エチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にし
てジエチルエーテルで抽出した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥して減圧下濃縮した。5−ジフルオロメチル−2
−チオフェンカルボン酸(2.13g)の結晶を得た。
融点111−112℃。
【0083】参考例126 3−クロロ−2−チオフェンカルボン酸 [Heterocycles, 23, 1431 (1985)]に記載の方法で合
成した。
【0084】参考例127 2−メチル−3−チオフェンカルボン酸 3−チオフェンカルボン酸(3.84g)をテトラヒド
ロフラン(50ml)に溶解して−78℃に冷却した。
n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン溶液,41.3m
l)をゆっくり滴下して同温度で30分間撹拌した後、
ヨウ化メチル(3.7ml)のテトラヒドロフラン(1
0ml)溶液を滴下した。滴下終了後室温まで昇温して
15時間撹拌した。反応液を水に注ぎジエチルエーテル
で洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして、酢酸エチル
で抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧下
に濃縮した。2−メチル−3−チオフェンカルボン酸
(3.98g)の結晶を得た。融点71−73℃。
【0085】参考例128 3−ブロモ−2−チオフェンカルボン酸 3−アミノ−2−チオフェンカルボン酸メチルエステル
(9.4g)を臭化水素酸(20ml)に懸濁させて室
温で30分間撹拌した。反応液を0℃まで冷却して、亜
硝酸ナトリウム(4.2g)の水溶液(10ml)を1
0℃以下で滴下した。1時間撹拌した後、氷冷下、臭化
第一銅(9.06g)の臭化水素酸溶液(25ml)に
注いだ。60℃で1時間加熱撹拌した。ジエチルエーテ
ルで抽出後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
に濃縮して残留物を減圧下に蒸留した。3−ブロモ−2
−チオフェンカルボン酸メチルエステル(7.99g)
の結晶を得た。沸点101℃/8mmHg,融点47−
48℃。3−ブロモ−2−チオフェンカルボン酸メチル
エステル(7.74g)をメタノール(35ml)−テ
トラヒドロフラン(35ml)の混合溶媒に溶解して、
室温で1N水酸化ナトリウム水溶液(53ml)を加え
た。室温で2時間撹拌した後、反応液をジエチルエーテ
ルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして、酢酸エチ
ルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧
下に濃縮した。3−ブロモ−2−チオフェンカルボン酸
(7.05g)の結晶を得た。融点200−201℃。
【0086】参考例129 5−アセチル−2−チオフェンカルボン酸 2−メチル−2−(2−チエニル)−1,3−ジオキソ
ラン(6.6g)[[Tetrahedron, 41, 3803 (1985)]
に記載の方法により合成した]をテトラヒドロフラン
(200ml)に溶解してN,N,N',N'−テトラメチ
ルエチレンジアミン(5.87ml)を加えた。その溶
液を−78℃に冷却してn−ブチルリチウム(1.6M
ヘキサン溶液,25ml)をゆっくり滴下した。滴下終
了後、同温度で2時間撹拌した。反応液に二酸化炭素ガ
スを導入しながら2時間かけて室温までゆっくり昇温し
た。反応混合物を減圧下濃縮後、2N塩酸(200m
l)を加えて3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して
水洗後、乾燥した。5−アセチル−2−チオフェンカル
ボン酸(3.87g)の結晶を得た。融点283℃。
【0087】参考例130 5−メタンスルホニル−2−チオフェンカルボン酸 5−メチルチオ−2−チオフェンカルボアルデヒド
(4.48g)[[Tetrahedron, 41, 3803 (1985)]に
記載の方法により合成した]をアセトニトリル(20m
l)に溶解して、リン酸二水素ナトリウム(1.2g)
の水溶液(10ml)、30%過酸化水素水溶液(3.
5ml)を加えた。次いで氷冷下に亜塩素酸ナトリウム
(3.85g)の水溶液(10ml)を滴下した。その
後室温で15時間撹拌して、亜硫酸ナトリウム(1g)
を加えた。1N水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性と
してジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸
性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥して減圧下濃縮した。酢酸エチル−ジイソプロピ
ルエーテルから再結晶して5−メタンスルホニル−2−
チオフェンカルボン酸(1.73g)の結晶を得た。融
点190−194℃(分解)。
【0088】参考例131 3−ジフルオロメチル−2−チオフェンカルボン酸 3−チオフェンカルボアルデヒド(22.43g)をト
ルエン(200ml)に溶解してN,N'−ジメチルエチ
レンジアミン(22.3ml)を加えた。加熱還流下に
ジーンスタークで共沸する水を分離しながら16時間撹
拌した。反応液を減圧下濃縮して残留物を減圧下に蒸留
することにより1,3−ジメチル−2−(3−チエニ
ル)イミダゾリジン(5.88g)を得た。沸点63−
64℃/0.8mmHg,融点112−113℃。このよ
うにして得られた1,3−ジメチル−2−(3−チエニ
ル)イミダゾリジン(9.06g)をテトラヒドロフラ
ン(100ml)に溶解してN,N,N',N'−テトラメ
チルエチレンジアミン(7.85ml)を加えて−78
℃に冷却した。n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン
溶液,32.5ml)をゆっくり滴下して同温度で2時
間撹拌した。反応液をドライアイス−ジエチルエーテル
の混合物に注ぎ撹拌しながら室温まで昇温した。減圧下
に溶媒を留去して残留物に10%硫酸(100ml)を
加えて15時間撹拌した後、ジエチルエーテルで抽出し
た。ジエチルエーテル層を1N水酸化ナトリウム水溶液
で抽出して、水層をジエチルエーテルで洗浄した。1N
塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧下に濃縮して3−ホルミル−2
−チオフェンカルボン酸(5.92g)の結晶を得た。
融点119−120℃。3−ホルミル−2−チオフェン
カルボン酸(3.12g)をN,N−ジメチルホルムアミ
ド(30ml)に溶解して、ヨウ化エチル(1.76m
l),炭酸カリウム(2.76g)を加えた。室温で1
5時間撹拌した後、反応液を水に注いだ。酢酸エチルで
抽出して、5%硫酸水素カリウム水溶液で洗浄した。無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付した。有効画
分を減圧下濃縮して3−ホルミル−2−チオフェンカル
ボン酸エチルエステル(2.91g)を得た。3−ホル
ミル−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル(1.
84g)の塩化メチレン(10ml)溶液をジエチルア
ミノ硫黄トリフルオリド(DAST)(1.45ml)
の塩化メチレン(10ml)溶液に室温でゆっくり滴下
した。滴下終了後、室温で3時間撹拌した。反応液に飽
和重曹水を加えて有機層を分離した。 無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより精製した。3−ジフルオ
ロメチル−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル
(1.58g)を得た。この3−ジフルオロメチル−2
−チオフェンカルボン酸エチルエステルをエタノール
(10ml),テトラヒドロフラン(10ml)の混合
溶媒に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(11m
l)を加えた。室温で2時間撹拌した後、ジエチルエー
テルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチ
ルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下
濃縮した。3−ジフルオロメチル−2−チオフェンカル
ボン酸(1.12g)の結晶を得た。融点119−12
0℃。
【0089】参考例132 2−ジフルオロメチル−3−チオフェンカルボン酸 3−チオフェンカルボン酸(3.48g)をテトラヒド
ロフラン(50ml)に溶解してN,N,N',N'−テト
ラメチルエチレンジアミン(10ml)を加えて−78
℃に冷却した。n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン
溶液,41.3ml)をゆっくり滴下して同温度で1時
間撹拌した後、N,N−ジメチルホルムアミド(4.6m
l)を滴下した。室温まで昇温して15時間撹拌した。
反応液を1N塩酸で酸性にして、酢酸エチルで抽出し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
した。2−ホルミル−3−チオフェンカルボン酸と5−
ホルミル−3−チオフェンカルボン酸の混合物(2.1
1g)を得た。この混合物をN,N−ジメチルホルムア
ミド(30ml)に溶解して、ヨウ化エチル(0.95
ml),炭酸カリウム(1.66g)を加えた。室温で
15時間撹拌した後、反応液を水に注いだ。ジエチルエ
ーテルで抽出して、5%硫酸水素カリウム水溶液で洗浄
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
た。有効画分を減圧下濃縮して2−ホルミル−3−チオ
フェンカルボン酸エチルエステル(1.75g)を得
た。2−ホルミル−3−チオフェンカルボン酸エチルエ
ステル(1.66g)の塩化メチレン(20ml)溶液
をジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(DAST)
(1.32ml)の塩化メチレン(10ml)溶液に室
温でゆっくり滴下した。滴下終了後、室温で15時間撹
拌した。反応液に飽和重曹水を加えて有機層を分離し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
した。2−ジフルオロメチル−3−チオフェンカルボン
酸エチルエステル(1.08g)を得た。この2−ジフ
ルオロメチル−3−チオフェンカルボン酸エチルエステ
ルをエタノール(10ml),テトラヒドロフラン(1
0ml)の混合溶媒に溶解して、1N水酸化ナトリウム
水溶液(7.8ml)を加えた。室温で1時間撹拌した
後、ジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸
性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥して減圧下濃縮した。2−ジフルオロメチル−3
−チオフェンカルボン酸(0.88g)の結晶を得た。
融点127−128℃。
【0090】参考例133 5−ニトロ−3−チオフェンカルボン酸 3−チオフェンカルボン酸(5.12g)を硝酸(20
ml)と硫酸(11.5ml)の混酸に5℃以下で少量
ずつ添加した。添加後その温度で30分撹拌して、反応
液を氷水に注いだ。1N水酸化ナトリウム水溶液でアル
カリ性にしてジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N
塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。酢酸エチルより再
結晶して5−ニトロ−3−チオフェンカルボン酸(4.
45g)の結晶を得た。融点117−118℃。
【0091】参考例134 5−メトキシ−2−チオフェンカルボン酸 2−メトキシチオフェン(4.0ml)をテトラヒドロ
フラン(50ml)に溶解して−78℃に冷却した。n
−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン溶液,31ml)
をゆっくり滴下して、同温度で1時間撹拌した。反応液
をドライアイス−ジエチルエーテルの混合物に注ぎ撹拌
しながら室温まで昇温した。溶媒を留去して1N塩酸で
酸性にした。酢酸エチルで抽出して無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下に濃縮して5−メトキシ−2−チ
オフェンカルボン酸(5.62g)を得た。融点167
−168℃。
【0092】参考例135 3−シアノ−2−チオフェンカルボン酸 3−ホルミル−2−チオフェンカルボン酸(4.68
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶
解して、臭化ベンジル(3.9ml),炭酸カリウム
(4.15g)を加えて室温で15時間撹拌した。反応
液を水に注ぎジエチルエーテルで抽出して、5%硫酸水
素カリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付した。有効画分を減圧下濃縮して3
−ホルミル−2−チオフェンカルボン酸ベンジルエステ
ル(2.65g)を得た。3−ホルミル−2−チオフェ
ンカルボン酸ベンジルエステル(2.46g)をエタノ
ール(50ml)に溶解して、塩酸ヒドロキシルアミン
(0.83g),ピリジン(0.97ml)を加えた。加
熱還流下に3時間撹拌した。反応液を減圧下に濃縮して
残留物を水に注いだ。ジエチルエーテルで抽出して、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に濃縮して3−
アルドオキシム−2−チオフェンカルボン酸ベンジルエ
ステル(2.61g)を得た。これを無水酢酸(20m
l)に溶解して160℃で10時間撹拌した。反応液を
冷却後、水(100ml)に注ぎ、ジエチルエーテルで
抽出した。飽和重曹水で洗浄して無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより精製した。3−シアノ−2−
チオフェンカルボン酸ベンジルエステル(2.01g)
を得た。これをテトラヒドロフラン(40ml)に溶解
して5%Pd−C(wet)(0.25g)を添加した。常
温常圧で72時間水素添加した。触媒をろ別して、ろ液
を減圧下に濃縮することにより3−シアノ−2−チオフ
ェンカルボン酸(0.98g)の結晶を得た。融点20
4−205℃。
【0093】参考例136 4−メトキシ−2−チオフェンカルボン酸 3−メトキシチオフェン(4.0ml)をテトラヒドロ
フラン(50ml)に溶解して−78℃に冷却した。n
−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン溶液,19.5m
l)をゆっくり滴下して、同温度で1時間撹拌した。反
応液をドライアイス−ジエチルエーテルの混合物に注ぎ
撹拌しながら室温まで昇温した。溶媒を留去して1N塩
酸で酸性にした。酢酸エチルで抽出して無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下に濃縮して3−メトキシ−2
−チオフェンカルボン酸と4−メトキシ−2−チオフェ
ンカルボン酸の混合物(6.0g)を得た。この混合物
をN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)に溶解し
て、ヨウ化エチル(3.0ml),炭酸カリウム(5.2
5g)を加えた。室温で15時間撹拌した後、反応液を
水に注いだ。ジエチルエーテルで抽出して、5%硫酸水
素カリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付した。有効画分を減圧下濃縮して4
−メトキシ−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル
(2.69g)と3−メトキシ−2−チオフェンカルボ
ン酸エチルエステル(3.98g)を得た。4−メトキ
シ−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル(2.6
9g)をエタノール(25ml),テトラヒドロフラン
(25ml)の混合溶媒に溶解して、1N水酸化ナトリ
ウム水溶液(22ml)を加えた。室温で3時間撹拌し
た後、ジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で
酸性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥して減圧下濃縮した。4−メトキシ−2−チオ
フェンカルボン酸(2.11g)の結晶を得た。融点1
72−173℃。
【0094】参考例137 2,5−ジクロロ−3−チオフェンカルボン酸 3−チオフェンカルボン酸エチルエステル(1.56
g)をアセトニトリル(30ml)に溶解して塩化スル
フリル(5.36g)を加えた。室温で4時間撹拌後、
10%チオ硫酸ナトリウム水溶液(100ml)を加え
て15分間撹拌した。ジエチルエーテルで抽出して、飽
和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧下濃縮して2,5−ジクロロ−3−チオフェンカル
ボン酸エチルエステル(2.3g)を得た。2,5−ジク
ロロ−3−チオフェンカルボン酸エチルエステル(2.
25g)をエタノール(10ml),テトラヒドロフラ
ン(10ml)の混合溶媒に溶解して、1N水酸化ナト
リウム水溶液(20ml)を加えた。室温で2時間撹拌
した後、ジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸
で酸性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥して減圧下濃縮した。2,5−ジクロロ−3
−チオフェンカルボン酸(1.89g)の結晶を得た。
融点140−141℃。
【0095】参考例138 2−ブロモ−3−チオフェンカルボン酸 2−ブロモ−3−メチルチオフェン(17.7g),N
−ブロモこはく酸イミド(17.7g),2,2'−アゾ
ビス(イソブチロニトリル)(0.32g),四塩化炭
素(200ml)の混合液を加熱還流下に4時間撹拌し
た。反応混合物を減圧下に濃縮して残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製して、3−ブロモメチ
ル−2−ブロモチオフェン(12.56g)を得た。3
−ブロモメチル−2−ブロモチオフェン(6.30
g),酢酸カリウム(9.8g),アセトン(100m
l)の懸濁液を室温で3時間撹拌した。反応混合物を水
に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧下濃縮して3−アセトキシメチル−2−
ブロモチオフェンの粗生成物(5.8g)を得た。この
粗生成物をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解し
て、1N水酸化ナトリウム水溶液(50ml),エタノ
ール(20ml)を加えた。室温で2時間撹拌後、反応
液をジエチルエーテルで洗浄して、水層を1N塩酸で酸
性にした。酢酸エチルで抽出して、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮して3−ヒドロキシメチル−
2−ブロモチオフェンの粗生成物(4.6g)を得た。
3−ヒドロキシメチル−2−ブロモチオフェンの粗生成
物を塩化メチレン(100ml)に溶解して二酸化マン
ガン(15g)を添加した。室温で6時間撹拌した後、
不溶物をろ別した。ろ液を減圧下濃縮して2−ブロモ−
3−チオフェンカルボアルデヒドの粗生成物(3.92
g)を得た。2−ブロモ−3−チオフェンカルボアルデ
ヒドの粗生成物をアセトニトリル(50ml)に溶解し
て、リン酸二水素ナトリウム(1.0g)の水溶液(1
5ml)、30%過酸化水素水溶液(2.5ml)を加
えた。次いで氷冷下に亜塩素酸ナトリウム(2.7g)
の水溶液(30ml)を滴下した。その後室温で2時間
撹拌した。1N水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性と
してジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸
性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥して減圧下濃縮した。2−ブロモ−3−チオフェ
ンカルボン酸(2.89g)の結晶を得た。融点151
−154℃。
【0096】参考例139 3−エチル−2−チオフェンカルボン酸 3−アセチルチオフェン(20g),エチレングリコー
ル(10.54g),p−トルエンスルホン酸(0.15
g),トルエン(200ml)の混合溶液を加熱還流下
にジーンスタークで共沸する水を分離しながら16時間
撹拌した。反応液を冷却後水洗して無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製した。2−メチル−2−
(3−チエニル)−1,3−ジオキソラン(12.6g)
を得た。この2−メチル−2−(3−チエニル)−1,
3−ジオキソラン(12.0g)をテトラヒドロフラン
(200ml)に溶解してN,N,N',N'−テトラメチ
ルエチレンジアミン(1.3ml)を加えた。その溶液
を−78℃に冷却してn−ブチルリチウム(1.6Mヘ
キサン溶液,49ml)をゆっくり滴下した。滴下終了
後、同温度で2時間撹拌した。反応液に二酸化炭素ガス
を導入しながら2時間かけて室温までゆっくり昇温し
た。反応混合物を減圧下濃縮後、2N塩酸(200m
l)を加えて3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して
水洗後、乾燥した。3−アセチル−2−チオフェンカル
ボン酸(10g)の結晶を得た。融点155−156
℃。3−アセチル−2−チオフェンカルボン酸(3.0
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)に溶
解して、ヨウ化メチル(4.0ml),炭酸カリウム
(6.0g)を加えた。室温で3時間撹拌後、反応混合
物を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧下濃縮して3−アセチル−2−チオ
フェンカルボン酸メチルエステル(3.07g)の結晶
を得た。融点59−60℃。このようにして合成した3
−アセチル−2−チオフェンカルボン酸メチルエステル
(3.87g)をメタノール(50ml)に溶解して、
氷冷下水素化ホウ素ナトリウム(0.95g)を添加し
た。室温で1時間撹拌した後、1N塩酸(50ml)を
加えて酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧下濃縮して3−(1−ヒドロキシエチル)
−2−チオフェンカルボン酸メチルエステル(3.77
g)得た。これを酢酸エチル(100ml)に溶解し
て、塩化メタンスルホニル(2.86g),トリエチル
アミン(3.5g),ジメチルアミノピリジン(0.2
g)を加えた。室温で2時間撹拌後、反応液に1N塩酸
(50ml)を加えて酢酸エチルで抽出した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残留物をアセ
トン(100ml)に溶解してヨウ化ナトリウム(10
g)を添加した。室温で2時間撹拌した後、不溶物をろ
別した。ろ液を減圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製した。有効画分を減圧下濃
縮して3−(1−ヨードエチル)−2−チオフェンカル
ボン酸メチルエステル(3.0g)を得た。この3−
(1−ヨードエチル)−2−チオフェンカルボン酸メチ
ルエステルをジメチルスルホキシド(10ml)に溶解
して、室温で水素化ホウ素ナトリウム(0.4 g)を添加し
た。1時間撹拌して、1N塩酸を加えて酢酸エチルで抽
出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し
て残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
精製した。3−エチル−2−チオフェンカルボン酸メチ
ルエステル(1.0g)を得た。3−エチル−2−チオ
フェンカルボン酸メチルエステル(1.0g),1N水
酸化ナトリウム水溶液(15ml),テトラヒドロフラ
ン(30ml),メタノール(10ml)の混合物を室
温で1時間撹拌した。反応液をジエチルエーテルで洗浄
後、水層を1N塩酸で酸性にした。ジエチルエーテルで
抽出して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
して3−エチル−2−チオフェンカルボン酸(0.9
g)の結晶を得た。融点106−109℃。
【0097】参考例140 4−メチル−2−チオフェンカルボン酸 5−ブロモ−4−メチル−2−チオフェンカルボン酸
(3.33g)をN,N−ジメチルホルムアミド(50
ml)に溶解して、炭酸カリウム(4.0g),ヨウ化
メチル(4.0ml)を添加した。室温で2時間撹拌
後、酢酸エチル(200ml)で希釈した。1N塩酸で
洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
して5−ブロモ−4−メチル−2−チオフェンカルボン
酸メチルエステル(3.47g)を得た。この5−ブロ
モ−4−メチル−2−チオフェンカルボン酸メチルエス
テル(2.36g),亜鉛末(1.65g),酢酸(10
ml),水(10ml)の混合物を加熱還流下に3時間
撹拌した。亜鉛末(1g),酢酸(10ml)を追加し
て更に加熱還流下に一昼夜撹拌した。反応混合物を冷却
後、濃アンモニア水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に濃縮して4−メチ
ル−2−チオフェンカルボン酸メチルエステル(1.4
2g)を得た。この4−メチル−2−チオフェンカルボ
ン酸メチルエステル(1.42g)をメタノール(10
ml),テトラヒドロフラン(30ml)に溶解して、
1N水酸化ナトリウム水溶液(15ml)加えた。反応
混合物を室温で1時間撹拌した。反応液をジエチルエー
テルで洗浄後、水層を1N塩酸で酸性にした。ジエチル
エーテルで抽出して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下濃縮して4−メチル−2−チオフェンカルボン酸
(1.16g)を得た。
【0098】参考例141 5−ブロモ−4−メチル−2−チオフェンカルボン酸 2−ブロモ−3−メチルチオフェン(8.85g),ジ
クロロメチルメチルエーテル(6.27g)のジクロロ
メタン(100ml)溶液に塩化アルミニウム(14.
6g)を氷冷下に少量ずつ添加した。その後室温で1時
間撹拌した。反応液を氷水に注ぎ、1N塩酸で酸性にし
た。酢酸エチルで抽出して塩化ナトリウム水溶液で洗浄
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製して5−ブロモ−4−メチル−2−チオフェンカルボ
アルデヒド(8.0g)を得た。5−ブロモ−4−メチ
ル−2−チオフェンカルボアルデヒド(6.18g)を
アセトニトリル(100ml)に溶解して、リン酸二水
素ナトリウム(1.3g)の水溶液(20ml)、30
%過酸化水素水溶液(3.8ml)を加えた。次いで氷
冷下に亜塩素酸ナトリウム(4.07g)の水溶液(5
0ml)を滴下した。その後室温で2時間撹拌した。1
N水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性としてジエチル
エーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸
エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減
圧下濃縮した。5−ブロモ−4−メチル−2−チオフェ
ンカルボン酸(6.01g)の結晶を得た。融点159
−161℃。
【0099】参考例142 5−ジフルオロメチル−3−チオフェンカルボン酸 5−ブロモ−3−チオフェンカルボン酸(4.14g)
をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解して、−78
℃に冷却した。その溶液にn−ブチルリチウム(1.6
Mヘキサン溶液,27.5ml)をゆっくり滴下した。
滴下終了後、同温度で1時間撹拌した。反応液にN,N
−ジメチルホルムアミド(3.1ml)を加えて室温ま
でゆっくり昇温した。反応混合物を減圧下濃縮後、1N
塩酸を加えて酸性にした。酢酸エチルで抽出して無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。5−ホルミ
ル−3−チオフェンカルボン酸(3.12g)の粗生成
物を得た。この5−ホルミル−3−チオフェンカルボン
酸(3.12g)をN,N−ジメチルホルムアミド(50
ml)に溶解して、ヨウ化エチル(1.58ml),炭
酸カリウム(2.76g)を加えた。室温で15時間撹
拌した後、反応液を水に注いだ。酢酸エチルで抽出し
て、5%硫酸水素カリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付した。有効画分を減
圧下濃縮して5−ホルミル−3−チオフェンカルボン酸
エチルエステル(0.71g)を得た。この様に合成し
た5−ホルミル−3−チオフェンカルボン酸エチルエス
テル(1.47g)の塩化メチレン(10ml)溶液を
ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(DAST)(1.
2ml)の塩化メチレン(10ml)溶液に室温でゆっ
くり滴下した。滴下終了後、室温で15時間撹拌した。
反応液に飽和重曹水を加えて有機層を分離した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより精製した。5−
ジフルオロメチル−3−チオフェンカルボン酸エチルエ
ステル(0.7g)を得た。この5−ジフルオロメチル
−3−チオフェンカルボン酸エチルエステルをエタノー
ル(5ml),テトラヒドロフラン(5ml)の混合溶
媒に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)
を加えた。室温で1時間撹拌した後、ジエチルエーテル
で洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで
抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮
した。5−ジフルオロメチル−3−チオフェンカルボン
酸(0.58g)の結晶を得た。融点131−132
℃。
【0100】参考例143 2,5−ジメチル−3−チオフェンカルボン酸 ジメチルホルムアミド(30g)に氷冷下オキシ塩化リ
ン(10ml)をゆっくり滴下した。2,5−ジメチル
チオフェン(11.2g)を加えて100℃で15時間
撹拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した。
2,5−ジメチル−3−チオフェンカルボアルデヒド
(1.41g)を得た。このように合成した2,5−ジメ
チル−3−チオフェンカルボアルデヒド(3.89g)
をアセトニトリル(30ml)に溶解して、リン酸二水
素ナトリウム(1.2g)の水溶液(15ml)、30
%過酸化水素水溶液(3.5ml)を加えた。次いで氷
冷下に亜塩素酸ナトリウム(3.75g)の水溶液(2
0ml)を滴下した。その後室温で2時間撹拌した。1
N水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性としてジエチル
エーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸
エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減
圧下濃縮した。2,5−ジメチル−3−チオフェンカル
ボン酸(4.09g)の結晶を得た。融点113−11
4℃。
【0101】参考例144 4−クロロ−5−メチル−2−チオフェンカルボン酸 5−メチル−2−チオフェンカルボン酸(2.84g)
をN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶解し
て、ヨウ化エチル(1.68ml),炭酸カリウム(2.
76g)を加えた。室温で15時間撹拌した後、反応液
を水に注いだ。ジエチルエーテルで抽出して、5%硫酸
水素カリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧下濃縮して5−メチル−2−チオフェン
カルボン酸エチルエステル(1.84g)を得た。5−
メチル−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル
(1.84g)をアセトニトリル(30ml)に溶解し
て塩化スルフリル(1.31ml)のアセトニトリル
(20ml)溶液を滴下した。水浴で冷却しながら1.
5時間撹拌後、10%チオ硫酸ナトリウム水溶液(10
0ml)を加えて室温で2時間撹拌した。ジエチルエー
テルで抽出して、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製した。有効画分を減圧
下濃縮して4−クロロ−5−メチル−2−チオフェンカ
ルボン酸エチルエステル(1.67g)を得た。その4
−クロロ−5−メチル−2−チオフェンカルボン酸エチ
ルエステル(1.67g)をエタノール(10ml),
テトラヒドロフラン(10ml)の混合溶媒に溶解し
て、1N水酸化ナトリウム水溶液(16ml)を加え
た。60℃で2時間撹拌した後、ジエチルエーテルで洗
浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮し
た。4−クロロ−5−メチル−2−チオフェンカルボン
酸(0.98g)の結晶を得た。融点164−165
℃。
【0102】参考例145 5−クロロ−4−メチル−2−チオフェンカルボン酸 参考例140と同様の方法で合成した4−メチル−2−
チオフェンカルボン酸エチルエステル(3.4g)をア
セトニトリル(30ml)に溶解して塩化スルフリル
(2.4ml)のアセトニトリル(20ml)溶液を滴
下した。室温で30分間撹拌後、10%チオ硫酸ナトリ
ウム水溶液(100ml)を加えて室温で2時間撹拌し
た。ジエチルエーテルで抽出して、飽和食塩水で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
た。有効画分を減圧下濃縮して5−クロロ−4−メチル
−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル(4.09
g)を得た。その5−クロロ−4−メチル−2−チオフ
ェンカルボン酸エチルエステル(4.09g)をエタノ
ール(20ml),テトラヒドロフラン(20ml)の
混合溶媒に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(4
0ml)を加えた。60℃で2時間撹拌した後、ジエチ
ルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢
酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して
減圧下濃縮した。5−クロロ−4−メチル−2−チオフ
ェンカルボン酸(2.37g)の結晶を得た。融点14
4−145℃。
【0103】参考例146 4,5−ジクロロ−2−チオフェンカルボン酸 5−クロロ−2−チオフェンカルボン酸(6.50g)
をN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶解し
て、ヨウ化エチル(3.2ml),炭酸カリウム(5.5
2g)を加えた。室温で15時間撹拌した後、反応液を
水に注いだ。ジエチルエーテルで抽出して、5%硫酸水
素カリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧下濃縮して5−クロロ−2−チオフェンカ
ルボン酸エチルエステル(5.27g)を得た。5−ク
ロロ−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル(2.
23g)をアセトニトリル(30ml)に溶解して塩化
スルフリル(1.4ml)のアセトニトリル(20m
l)溶液を滴下した。室温で48時間撹拌後、10%チ
オ硫酸ナトリウム水溶液(100ml)を加えて室温で
2時間撹拌した。ジエチルエーテルで抽出して、飽和食
塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下濃縮して残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製した。有効画分を減圧下濃縮して4,5−ジク
ロロ−2−チオフェンカルボン酸エチルエステル(6.
21g)を得た。その4,5−ジクロロ−2−チオフェ
ンカルボン酸エチルエステル(6.21g)をエタノー
ル(25ml),テトラヒドロフラン(25ml)の混
合溶媒に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(50
ml)を加えた。60℃で15時間撹拌した後、ジエチ
ルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢
酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して
減圧下濃縮した。4,5−ジクロロ−2−チオフェンカ
ルボン酸(2.14g)の結晶を得た。融点162−1
63℃。
【0104】参考例147 4−ブロモ−3−チオフェンカルボン酸 3−ブロモ−4−メチルチオフェン(8.85g),N
−ブロモこはく酸イミド(8.85g),2,2'−アゾ
ビス(イソブチロニトリル)(0.16g),四塩化炭
素(100ml)の混合液を加熱還流下に6時間撹拌し
た。反応混合物を減圧下に濃縮して3−ブロモ−4−ブ
ロモメチルチオフェンの粗生成物を得た。この3−ブロ
モ−4−ブロモメチルチオフェンの粗生成物と酢酸カリ
ウム(30g),アセトン(100ml)の懸濁液を室
温で5時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチ
ルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下
濃縮して4−アセトキシメチル−2−ブロモチオフェン
の粗生成物を得た。この粗生成物をテトラヒドロフラン
(50ml)に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液
(50ml),エタノール(20ml)を加えた。室温
で2時間撹拌後、反応液をジエチルエーテルで洗浄し
て、水層を1N塩酸で酸性にした。酢酸エチルで抽出し
て、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮して
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て、3−ブロモ−4−ヒドロキシメチルチオフェン
(5.33g)のオイルを得た。この3−ブロモ−4−
ヒドロキシメチルチオフェンを塩化メチレン(100m
l)に溶解して二酸化マンガン(15g)を添加した。
室温で6時間撹拌した後、不溶物をろ別した。ろ液を減
圧下濃縮して4−ブロモ−3−チオフェンカルボアルデ
ヒドの粗生成物を得た。4−ブロモ−3−チオフェンカ
ルボアルデヒドの粗生成物をアセトニトリル(50m
l)に溶解して、リン酸二水素ナトリウム(1.2g)
の水溶液(15ml)、30%過酸化水素水溶液(3.
5ml)を加えた。次いで氷冷下に亜塩素酸ナトリウム
(3.7g)の水溶液(40ml)を滴下した。その後
室温で2時間撹拌した。1N水酸化ナトリウム水溶液で
アルカリ性としてジエチルエーテルで洗浄した。水層を
1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。4−ブロモ−
3−チオフェンカルボン酸(3.40g)の結晶を得
た。融点161−162℃。
【0105】参考例148 2−クロロ−3−チオフェンカルボン酸 3−メチルチオフェン(19.63g)をアセトニトリ
ル(100ml)に溶解して塩化スルフリル(16.6
4ml)を滴下した。室温で1時間撹拌後、加熱還流下
に1時間撹拌した。室温まで冷却後、10%チオ硫酸ナ
トリウム水溶液(200ml)を加えて室温で2時間撹
拌した。ジエチルエーテルで抽出して、飽和食塩水で洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し
て2−クロロ−3−メチルチオフェン(21.52g)
を得た。2−クロロ−3−メチルチオフェン(3.53
g),N−ブロモこはく酸イミド(4.73g),2,
2'−アゾビス(イソブチロニトリル)(0.87g),
四塩化炭素(25ml)の混合液を加熱還流下に4時間
撹拌した。反応混合物を室温まで冷却後、不溶物をろ別
してろ液を減圧下に濃縮した。2−クロロ−3−ブロモ
メチルチオフェンの粗生成物を得た。この2−クロロ−
3−ブロモメチルチオフェンの粗生成物と酢酸カリウム
(9.82g),アセトン(50ml)の懸濁液を室温
で48時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、ジエチル
エーテルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧下濃縮して3−アセトキシメチル−2−クロロチオ
フェンの粗生成物を得た。この粗生成物をエタノール
(25ml),テトラヒドロフラン(25ml)の混合
溶媒に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(50m
l)を加えた。室温で30分間撹拌後、 水層を1N塩
酸で酸性にした。酢酸エチルで抽出して、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮して残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製した。有効画分を減
圧下濃縮して3−ヒドロキシメチル−2−クロロチオフ
ェン(3.22g)を得た。3−ヒドロキシメチル−2
−クロロチオフェン(3.16g)を塩化メチレン(5
0ml)に溶解して二酸化マンガン(9.66g)を添
加した。室温で15時間撹拌した後、不溶物をろ別し
た。ろ液を減圧下濃縮して2−クロロ−3−チオフェン
カルボアルデヒドの粗生成物(3.16g)を得た。2
−クロロ−3−チオフェンカルボアルデヒドの粗生成物
をアセトニトリル(20ml)に溶解して、リン酸二水
素ナトリウム(0.67g)の水溶液(10ml)、3
0%過酸化水素水溶液(2.6ml)を加えた。次いで
氷冷下に亜塩素酸ナトリウム(3.41g)の水溶液
(30ml)を滴下した。その後室温で2時間撹拌し
た。1N水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性としてジ
エチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にし
て酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥
して減圧下濃縮した。2−クロロ−3−チオフェンカル
ボン酸(1.92g)の結晶を得た。融点166−16
7℃。
【0106】参考例149 2−メチル−3−フランカルボン酸 2−メチル−3−フランカルボン酸エチルエステル(1
0g)をエタノール(70ml)に溶解して、1N水酸
化ナトリウム水溶液(78ml)を加えた。室温で1時
間撹拌して反応液を減圧下濃縮した。残留物を水に溶解
してジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸
性にして酢酸エチルで抽出した。水、飽和食塩水で順次
洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮
して析出した結晶をジイソプロピルエーテルでろ取し
た。2−メチル−3−フランカルボン酸(5.5g)の
結晶を得た。融点101−102℃。
【0107】参考例150 5−ブロモ−3−フランカルボン酸 [J.Org.Chem.,41, 2350 (1976)]記載の方法により合
成した。
【0108】参考例151 5−クロロ−2−フランカルボン酸 5−クロロ−2−フランカルボン酸エチルエステル(8
g)[[Chem. Pharm.Bull., 40, 1966 (1992)]に記載
の方法により合成した]をエタノール(50ml)に溶
解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(50ml)を加
えた。室温で1時間撹拌して、反応液を減圧下濃縮し
た。残留物を水に溶解してジエチルエーテルで洗浄し
た。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出し
た。水、飽和食塩水で順次洗浄して無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮して析出した結晶をろ取しジ
エチルエーテル−ヘキサンで洗浄した。5−クロロ−2
−フランカルボン酸(5.3g)の結晶を得た。融点1
82−183℃(分解)。
【0109】参考例152 5−メチル−2−フランカルボン酸 [J.C.S.Perkin 1, 1125 (1981)]記載の方法により合
成した。
【0110】参考例153 5−エチル−2−フランカルボン酸 2−エチルフラン(9.1g)をジエチルエーテルに溶
解して窒素気流下−70℃に冷却してn−ブチルリチウ
ム(1.6Mヘキサン溶液,60ml)をゆっくり滴下
した。滴下終了後、室温で2時間撹拌した。再び−70
℃に冷却して反応液に二酸化炭素ガスを導入しながら3
0分間撹拌した。室温までゆっくり昇温して、室温で3
0分間撹拌した。反応液を氷水に注ぎ濃塩酸で酸性にし
た。ジエチルエーテルで抽出して飽和食塩水で洗浄し
た。減圧下濃縮して残留物を水から結晶化してろ取し
た。5−エチル−2−フランカルボン酸(9g)を得
た。融点92−94℃。
【0111】参考例154 2−クロロ−3−フランカルボン酸 2−トリメチルシリル−3−フランカルボン酸(16.
4g)[[J.C.S.Perkin 1, 1125 (1981)]に記載の方
法により合成した]をN,N−ジメチルホルムアミド
(50ml)に溶解して炭酸カリウム(12.3g),
ヨウ化エチル(13.9g)を加えた。室温で15時間
撹拌して、反応液を氷水に注いだ。ジエチルエーテルで
抽出して、水、飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付した。有効画分を減圧
下に濃縮して2−トリメチルシリル−3−フランカルボ
ン酸エチルエステル(16.3g)のオイルを得た。こ
の2−トリメチルシリル−3−フランカルボン酸エチル
エステル(16.3g)をアセトニトリル(75ml)
に溶解して、塩化スルフリル(10.9g)のアセトニ
トリル(25ml)溶液を滴下した。滴下終了後、室温
で1時間撹拌した。反応液を氷水に注ぎジエチルエーテ
ルで抽出した。10%チオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で順次洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付した。有効画分を減圧下濃縮して2−ク
ロロ−3−フランカルボン酸エチルエステル(3.5
g)のオイルを得た。この2−クロロ−3−フランカル
ボン酸エチルエステル(3.5g)をエタノール(25
ml)に溶解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(25
ml)を加えた。室温で1.5時間撹拌して反応液を減
圧下濃縮した。残留物を水に溶解してジエチルエーテル
で洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで
抽出した。水、飽和食塩水で順次洗浄して無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮して析出した結晶をろ
取しジイソプロピルエーテル−ヘキサンで洗浄した。2
−クロロ−3−フランカルボン酸(2.2g)の結晶を
得た。融点138−141℃。
【0112】参考例155 5−クロロ−3−フランカルボン酸 5−トリメチルシリル−3−フランカルボン酸(4.1
g)[[Tetrahedron Lett. 25, 4451 (1984)]に記載
の方法により合成した]をテトラヒドロフラン(100
ml)に溶解してN,N−ジメチルホルムアミド(3
滴)を加えた。オキザリルクロリド(3.0g)を水冷
下に滴下して、滴下終了後室温で30分間撹拌した。反
応液にエタノール(100ml),トリエチルアミン
(4.7g)を順次加えた。室温で15時間撹拌した。
反応液を減圧下濃縮して残留物に水を加えた。酢酸エチ
ルで抽出して、水、飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付した。有効画分を
減圧下に濃縮して5−トリメチルシリル−3−フランカ
ルボン酸エチルエステル(3g)のオイルを得た。この
5−トリメチルシリル−3−フランカルボン酸エチルエ
ステル(3.0g)をアセトニトリル(15ml)に溶
解して、塩化スルフリル(2.0g)のアセトニトリル
(5ml)溶液を滴下した。滴下終了後、室温で30分
間撹拌した。反応液を氷水に注ぎジエチルエーテルで抽
出した。10%チオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水
で順次洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下濃縮して残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付した。有効画分を減圧下濃縮して5−クロロ−3
−フランカルボン酸エチルエステル(1.9g)のオイ
ルを得た。この5−クロロ−3−フランカルボン酸エチ
ルエステル(1.9g)をエタノール(15ml)に溶
解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(12ml)を加
えた。室温で1.5時間撹拌して反応液を減圧下濃縮し
た。残留物を水に溶解してジエチルエーテルで洗浄し
た。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出し
た。水、飽和食塩水で順次洗浄して無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮して析出した結晶をろ取しヘ
キサンで洗浄した。5−クロロ−3−フランカルボン酸
(1.1g)の結晶を得た。融点124−125℃。
【0113】参考例156 5−ジフルオロメチル−2−フランカルボン酸 5−ホルミル−2−フランカルボン酸(2.9g)をN,
N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶解して炭酸
カリウム(2.9g),ヨウ化エチル(3.6g)を加え
た。室温で12時間撹拌して、反応液を氷水に注いだ。
ジエチルエーテルで抽出して、水、飽和食塩水で順次洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し
て残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
た。有効画分を減圧下に濃縮して5−ホルミル−2−フ
ランカルボン酸エチルエステル(1.3g)を得た。こ
の5−ホルミル−2−フランカルボン酸エチルエステル
(1.3g)の塩化メチレン(5ml)溶液をジエチル
アミノ硫黄トリフルオリド(DAST)(1.3g)の
塩化メチレン(5ml)溶液に室温でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、 室温で30分間撹拌した。反応液に水
を加えて、ジエチルエーテルで抽出した。水、飽和食塩
水で順次洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下濃縮して残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付した。有効画分を減圧下濃縮して5−ジフルオ
ロメチル−2−フランカルボン酸エチルエステル(0.
7g)を得た。このように合成した5−ジフルオロメチ
ル−2−フランカルボン酸エチルエステル(2.3g)
をエタノール(20ml)に溶解して、1N水酸化ナト
リウム水溶液(15ml)を加えた。室温で2時間撹拌
して反応液を減圧下濃縮した。残留物を水に溶解してジ
エチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性にし
て酢酸エチルで抽出した。水、飽和食塩水で順次洗浄し
て無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮して析
出した結晶をろ取しヘキサン−イソプロピルエーテルで
洗浄した。5−ジフルオロメチル−2−フランカルボン
酸(1.2g)の結晶を得た。融点112−113℃。
【0114】参考例157 5−メチル−2−トリフルオロメチル−3−フランカル
ボン酸 [J.Heterocycl.Chem.,5, 95 (1968)]に記載の方法によ
り合成した。
【0115】参考例158 2,5−ジメチル−3−フランカルボン酸 2,5−ジメチル−3−フランカルボン酸エチルエステ
ル(14.6g)[[J.A.C.S.,59, 2525 (1937)]に記
載の方法で合成した]をエタノール(100ml)に溶
解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(100ml)を
加えた。室温で1時間撹拌した後、加熱還流下30分間
撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残留物を水に溶解し
てジエチルエーテルで洗浄した。水層を1N塩酸で酸性
にして酢酸エチルで抽出した。水、飽和食塩水で順次洗
浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し
て析出した結晶をアセトン−ヘキサンから再結晶した。
2,5−ジメチル−3−フランカルボン酸(7.3g)の
結晶を得た。融点139−140℃。
【0116】参考例159 5−クロロ−2−メチル−3−フランカルボン酸 2−メチル−3−フランカルボン酸エチルエステル(1
0.5g)をアセトニトリル(50ml)に溶解して塩
化スルフリル(5.6ml)を氷冷下に加えた。10℃
で30分間撹拌後、10%チオ硫酸ナトリウム水溶液
(100ml)を加えて室温で2時間撹拌した。ジエチ
ルエーテルで抽出して、飽和食塩水で洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付した。有効画分を
減圧下濃縮して5−クロロ−2−メチル−3−フランカ
ルボン酸エチルエステル(10g)のオイルを得た。こ
の5−クロロ−2−メチル−3−フランカルボン酸エチ
ルエステル(10g)をエタノール(100ml)に溶
解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(60ml)を加
えた。加熱還流下30分間撹拌して反応液を減圧下濃縮
後、残留物を水に溶解してジエチルエーテルで洗浄し
た。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出し
た。水、飽和食塩水で順次洗浄して無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮して析出した結晶をアセトン
−ヘキサンから再結晶した。5−クロロ−2−メチル−
3−フランカルボン酸(5.5g)の結晶を得た。融点
126−127℃。
【0117】参考例160 2−エチル−3−フランカルボン酸 [J.C.S.Perkin 1, 1125 (1981)]記載の方法により合
成した。
【0118】参考例161〜参考例169 参考例60と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【表5】
【0119】4)これらの化合物は以下の方法で合成し
た。 5−クロロ−4−メチル−3−チオフェンカルボン酸ア
ミド 2,5−ジクロロ−4−メチル−3−チオフェンカルボ
ン酸アミド 参考例171と同様の方法で合成した4−メチル−3−
チオフェンカルボン酸(1.42g)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(30ml)に溶解して、ヨウ化エチル
(0.8ml),炭酸カリウム(1.38g)を加えた。
室温で15時間撹拌した後、反応液を水に注いだ。ジエ
チルエーテルで抽出して、5%硫酸水素カリウム水溶液
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃
縮して4−メチル−3−チオフェンカルボン酸エチルエ
ステル(1.7g)を得た。4−メチル−3−チオフェ
ンカルボン酸エチルエステル(1.70g)をアセトニ
トリル(30ml)に溶解して塩化スルフリル(1.2
ml)のアセトニトリル(20ml)溶液を加えた。室
温で1時間撹拌後、10%チオ硫酸ナトリウム水溶液
(100ml)を加えて室温で2時間撹拌した。酢酸エ
チルで抽出して、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下濃縮して5−クロロ−4−メチル−3−チオフェンカ
ルボン酸エチルエステルと2,5−ジクロロ−4−メチ
ル−3−チオフェンカルボン酸エチルエステルの混合物
を得た。それらを混合物のままエタノール(10m
l),テトラヒドロフラン(10ml)の混合溶媒に溶
解して、1N水酸化ナトリウム水溶液(20ml)を加
えた。室温で2時間撹拌した後、ジエチルエーテルで洗
浄した。水層を1N塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮し
た。5−クロロ−4−メチル−3−チオフェンカルボン
酸と2,5−ジクロロ−4−メチル−3−チオフェンカ
ルボン酸の混合物を得た。その混合物をトルエン(15
ml)に懸濁してオキザリルクロリド(1.31ml)
を滴下した。N,N−ジメチルホルムアミド(1滴)を
加えて室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃
縮して残留物を酢酸エチル(5ml)に溶解した。その
溶液を25%アンモニア水(16ml),酢酸エチル
(50ml)の混合物に氷冷下撹拌しながら滴下した。
滴下終了後室温で10分間撹拌して有機層を分離した。
水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせて無水硫
酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して5−
クロロ−4−メチル−3−チオフェンカルボン酸アミド
(0.83g)と2,5−ジクロロ−4−メチル−3−チ
オフェンカルボン酸アミド(0.61g)を得た。
【0120】参考例170 4−クロロ−2−チオフェンカルボン酸 [J.Heterocyclic Chem., 13, 393 (1976)]に記載の方
法で合成した。
【0121】参考例171 4−メチル−3−チオフェンカルボン酸 [J. Org. Chem., 51, 230 (1986)]に記載の方法で合
成した。
【0122】参考例172 5−ブロモ−2−クロロ−3−チオフェンカルボン酸 2−クロロ−3−チオフェンカルボン酸(2.44
g)、過臭化臭化ピリジニウム(5.33g)、酢酸
(15ml)の混合液を40℃で4時間撹拌した。反応
液を氷水に注いで析出した結晶をろ取した。酢酸エチル
に溶解して無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に
濃縮して5−ブロモ−2−クロロ−3−チオフェンカル
ボン酸(2.81g)の結晶を得た。融点159−16
0℃。
【0123】参考例173 2−クロロ−5−メチル−3−チオフェンカルボン酸 5−ブロモ−2−クロロ−3−チオフェンカルボン酸
(2.41g)をテトラヒドロフラン(50ml)に溶
解して−78℃に冷却した。n−ブチルリチウム(1.
6Mヘキサン溶液,14ml)をゆっくり滴下して同温
度で1時間撹拌した後、ヨウ化メチル(1.4ml)を
滴下した。滴下終了後室温まで昇温して15時間撹拌し
た。反応液を水に注ぎ1N塩酸で酸性にして、酢酸エチ
ルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧
下に濃縮した。2−クロロ−5−メチル−3−チオフェ
ンカルボン酸(1.7g)の結晶を得た。
【0124】参考例174 3,5−ジメチル−2−チオフェンカルボン酸 3−メチル−2−チオフェンカルボン酸(7.11g)
をテトラヒドロフラン(100ml)に溶解して−78
℃に冷却した。n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン
溶液,69ml)をゆっくり滴下して同温度で1時間撹
拌した後、ヨウ化メチル(6.2ml)を滴下した。滴
下終了後室温まで昇温して15時間撹拌した。反応液を
水に注ぎ1N塩酸で酸性にして、酢酸エチルで抽出し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧下に濃縮し
た。3,5−ジメチル−2−チオフェンカルボン酸(4.
97g)の結晶を得た。融点153−155℃。
【0125】参考例175 3−メチル−2−フランカルボン酸 [Org. Synth., IV, 628]に記載の方法で合成した。
【0126】参考例176 5−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミド 5−メチル−2−チオフェンカルボアルデヒド2.6g
(0.1モル)、塩酸ヒドロキシアミン8.3g(0.
12モル)、酢酸ナトリウム9.8g(0.12モル)
を酢酸50mlに加え、加熱還流下に13〜15時間反
応した。液体クロマトグラフィー(HPLC)で原料
(保持時間13分前後)の消失を確認後、約半量まで減
圧濃縮し、濃縮液に濃塩酸100mlを加え60℃で4
時間反応した。反応終了後、水100mlを加え氷冷下
に30分間撹拌した。析出した結晶をろ取し、結晶を氷
水100mlで洗浄し、11.6g(82%)の5−メ
チル−2−チオフェンカルボン酸アミド(HPLCでの
保持時間:4分前後)を得た。 HPLC分析条件 カラム:GL Sciences製Inertsil ODS−3、5μm、
4.6×150mm 溶出液:アセトニトリル:0.05モルリン酸二水素カ
リウム水溶液=30:70 検出波長:231nm 流速:1.0ml/min1 H-NMR(DMSO-d6)δ:2.54 (3H, d, CH3), 7.01 (1H, d
d, チオフェン-4-H), 7.78 (1H, dd, チオフェン-3-H).
【0127】参考例177〜182 参考例60と同様の方法で以下の化合物を合成した。 [表6] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 参考例 化合物 融点(℃) 番号 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 177 5−メチル−3−フランカルボン酸アミド 123−124 178 3−メチル−2−フランカルボン酸アミド 66−68 179 3,5−ジメチル−2−フランカルボン酸アミド 141−142 180 5−メチル−3−チオフェンカルボン酸アミド 123−124 181 3,5−ジメチル−2−チオフェンカルボン酸アミド 114−116 182 2−エチル−3−チオフェンカルボン酸アミド 116−117 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0128】実施例1 N−(ジアミノホスフィニル)−2−チオフェンカルボ
ン酸アミド 2−チオフェンカルボン酸アミド(3.82g)をトル
エン(25ml)に懸濁して、五塩化リン(6.25
g)を少量ずつ加えた。65℃に加熱して3時間撹拌し
た。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸(1.38g)
を滴下した。室温で1時間撹拌した後、析出した結晶を
ろ取した。トルエンで洗浄後、風乾して6.67gの結
晶を得た。その結晶をテトラヒドロフラン(100m
l)に溶解した。氷冷下にアンモニアガスを30分間導
入した。導入後、室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取
して水洗した。風乾して得られた固体を水から再結晶し
た。N−(ジアミノホスフィニル)−2−チオフェンカ
ルボン酸アミド(1.56g)の無色結晶を得た。融点
272−280℃。 元素分析値 C5H8N3O2SPとして 理論値: C,29.27; H,3.93; N,20.48. 実測値: C,29.42; H,4.00; N,20.40.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.23 (4H, br s), 7.14-7.18 (1H,
m), 7.83-8.15 (1H, d,J=5.2Hz), 8.13 (1H, m), 9.16
(1H, br s).
【0129】実施例2 N−(ジアミノホスフィニル)−3−チオフェンカルボ
ン酸アミド 3−チオフェンカルボン酸アミド(3.18g)をトル
エン(25ml)に懸濁して、五塩化リン(5.21
g)を少量ずつ加えた。65℃に加熱して3時間撹拌し
た。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸(1.15g)
を滴下した。室温で1時間撹拌した後、析出した結晶を
ろ取した。トルエンで洗浄後、風乾して5.43gの結
晶を得た。その結晶をテトラヒドロフラン(100m
l)に溶解した。氷冷下にアンモニアガスを30分間導
入した。導入後、室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取
して水洗した。風乾して得られた固体をメタノールから
再結晶した。N−(ジアミノホスフィニル)−3−チオ
フェンカルボン酸アミド(1.05g)の無色結晶を得
た。融点269−278℃。 元素分析値 C5H8N3O2SPとして 理論値: C,29.27; H,3.93; N,20.48. 実測値: C,29.12; H,3.78; N,20.62.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.20 (4H, br s), 7.57-7.64 (2H,
m), 8.48-8.50 (1H, m), 9.13 (1H, br s).
【0130】実施例3 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メチル−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 5−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミド(4.2
4g)をトルエン(25ml)に懸濁して、五塩化リン
(6.25g)を少量ずつ加えた。65℃に加熱して1
時間撹拌した。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸
(1.38g)を滴下した。室温で2時間撹拌した後、
析出した結晶をろ取した。トルエンで洗浄後、風乾して
6.93gの結晶を得た。その結晶をテトラヒドロフラ
ン(100ml)に溶解した。氷冷下にアンモニアガス
を30分間導入した。導入後、室温で1時間撹拌した。
沈殿物をろ取して水洗した。風乾して得られた固体を水
−メタノールから再結晶した。N−(ジアミノホスフィ
ニル)−5−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミド
(3.86g)の無色結晶を得た。融点284−293
℃。 元素分析値 C6H10N3O2SPとして 理論値: C,32.88; H,4.60; N,19.17. 実測値: C,32.68; H,4.67; N,19.17.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.49 (3H, s), 4.20 (4H, br s),
6.87 (1H, d, J=3.6Hz),7.94 (1H, d, J=3.6Hz), 9.27
(1H, br s).
【0131】実施例4 N−(ジアミノホスフィニル)−3−メチル−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 3−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミド(4.2
4g)をトルエン(25ml)に懸濁して、五塩化リン
(6.25g)を少量ずつ加えた。65℃に加熱して1
時間撹拌した。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸
(1.38g)を滴下した。室温で1時間撹拌した後、
ヘキサンを加えて30分間撹拌した。析出した結晶をろ
取して、トルエンで洗浄後、風乾して7.10gの結晶
を得た。その結晶をテトラヒドロフラン(100ml)
に溶解した。氷冷下にアンモニアガスを30分間導入し
た。導入後、室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取して
水洗した。N−(ジアミノホスフィニル)−3−メチル
−2−チオフェンカルボン酸アミド(2.50g)の無
色結晶を得た。融点267−275℃。 元素分析値 C6H10N3O2SPとして 理論値: C,32.88; H,4.60; N,19.17. 実測値: C,33.26; H,4.55; N,19.35.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.47 (3H, s), 4.20 (4H, br s),
6.84 (1H, d, J=3.7Hz),7.94 (1H, d, J=3.7Hz), 9.50
(1H, d, J=7.2Hz).
【0132】実施例5〜実施例38 実施例1と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0133】実施例5 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点273−279℃ 元素分析値 C5H7N3O2SClPとして 理論値: C,25.06; H,2.94; N,17.54. 実測値: C,25.10; H,2.88; N,17.55.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.25 (4H, br s), 7.22 (1H, d, J
=4.0Hz), 8.01 (1H, d,J=4.0Hz), 9.48 (1H, br s).
【0134】実施例6 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ブロモ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点238−244℃ 元素分析値 C5H7N3O2SBrPとして 理論値: C,21.14; H,2.48; N,14.79. 実測値: C,21.22; H,2.45; N,14.88.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.25 (4H, br s), 7.32 (1H, d, J
=4.0Hz), 7.95 (1H, d,J=4.0Hz), 9.47 (1H, d, J=7.4H
z).
【0135】実施例7 N−(ジアミノホスフィニル)−4,5−ジブロモ−2
−チオフェンカルボン酸アミド 融点257−266℃ 元素分析値 C5H6N3O2SBr2Pとして 理論値: C,16.55; H,1.67; N,11.58. 実測値: C,16.70; H,1.55; N,11.46.1 H NMR(DMSO-d6)δ: 4.28 (4H, br s), 8.14 (1H, s),
9.65 (1H, d, J=6.4Hz).
【0136】実施例8 N−(ジアミノホスフィニル)−4−ブロモ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点263−268℃ 元素分析値 C5H7N3O2SBrPとして 理論値: C,21.14; H,2.48; N,14.79. 実測値: C,21.27; H,2.39; N,14.75.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.24 (4H, br s), 7.96 (1H, d, J
=1.4Hz), 8.13 (1H, d,J=1.4Hz),9.58 (1H, br s).
【0137】実施例9 N−(ジアミノホスフィニル)−5−エチル−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点167−174℃ 元素分析値 C7H12N3O2SPとして 理論値: C,36.05; H,5.19; N,18.02. 実測値: C,35.97; H,5.02; N,18.16.1 H-NMR(DMSO-d6)δ:1.24 (3H, t, J=7.0Hz), 2.82 (2H,
q, J=7.0Hz), 4.16 (4H, br s), 6.88 (1H, d, J=4.0H
z), 7.91 (1H, d, J=4.0Hz), 9.35 (1H, br d, J=7.0 H
z).
【0138】実施例10 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ニトロ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点183−187℃ 元素分析値 C5H7N4O4SPとして 理論値: C,24.01; H,2.82; N,22.40. 実測値: C,24.44; H,2.92; N,22.35.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.36 (4H, br s), 8.04-8.32 (2H,
m), 10.01 (1H, br s).
【0139】実施例11 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ブロモ−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点193−196℃ 元素分析値 C5H7N3O2SBrPとして 理論値: C,21.14; H,2.48; N,14.79. 実測値: C,21.38; H,2.23; N,15.04.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.17 (4H, br
s), 7.68 (1H, d, J=1.6H
z), 8.40 (1H, d,J=1.6Hz),
9.28 (1H, d, J=6.8Hz).
【0140】実施例12 N−(ジアミノホスフィニル)−5−シアノ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点200−205℃(分解) 元素分析値 CSPとして 理論値: C,31.31; H,3.07; N,24.34. 実測値: C,31.42; H,3.03; N,24.17.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.28 (4H, s), 7.98 (1H, d, J=4.
0Hz), 8.17 (1H, d, J=4.0Hz), 9.84 (1H, br d, J=7.0
Hz).
【0141】実施例13 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ジフルオロメチル
−2−チオフェンカルボン酸アミド 融点165−169℃ 元素分析値 C6H8N3O2SF2Pとして 理論値: C,28.24; H,3.16; N,16.47. 実測値: C,28.24; H,2.92; N,16.55.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.23 (4H, br s), 7.31 (1H, t, J
=56Hz), 7.47 (1H, m),8.07 (1H, m), 9.64 (1H, br d,
J=7.0Hz).
【0142】実施例14 N−(ジアミノホスフィニル)−3−クロロ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点154−164℃ 元素分析値 C5H7N3O2SClPとして 理論値: C,25.06; H,2.97; N,17.54. 実測値: C,25.15; H,2.70; N,17.62.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.33 (4H, br
s), 7.20 (1H, d, J=5.3H
z), 7.93 (1H, d,J=5.3Hz),
8.45 (1H, d, J=6.0Hz).
【0143】実施例15 N−(ジアミノホスフィニル)−2−メチル−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点155−157℃ 元素分析値 C10SP・1/5HOと
して 理論値: C,32.34; H,4.63; N,19.13. 実測値: C,32.15; H,4.63; N,19.39.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.62 (3H, s), 4.13 (4H, br s),
7.35 (1H, d, J=5.4Hz),7.54 (1H, d, J=5.4Hz), 8.98
(1H, br s).
【0144】実施例16 N−(ジアミノホスフィニル)−3−ブロモ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点160−167℃ 元素分析値 C5H7N3O2SBrPとして 理論値: C,21.14; H,2.48; N,14.79. 実測値: C,21.38; H,2.44; N,14.85.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.31 (4H, br s), 7.22 (1H, d, J
=5.2Hz), 7.90 (1H, d,J=5.2Hz), 8.55 (1H, d, J=6.6H
z).
【0145】実施例17 N−(ジアミノホスフィニル)−5−アセチル−2−チ
オフェンカルボン酸アミド 融点185℃(分解) 元素分析値 C7H10N3O3SPとして 理論値: C,34.01; H,4.08; N,17.00. 実測値: C,34.34; H,4.12; N,17.03.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.56 (3H, s),
4.28 (4H, br s), 7.92 (1
H, d, J=4.0Hz),8.12 (1H,
d, J=4.0Hz), 9.68 (1H, br
m).
【0146】実施例18 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メタンスルホニル
−2−チオフェンカルボン酸アミド 融点180−185℃(分解) 元素分析値 C10Pとして 理論値: C,25.44; H,3.56; N,14.83. 実測値: C,25.90; H,3.31; N 14.56.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.39 (3H, s), 4.28 (4H, br d, J
=3.0Hz), 7.81 (1H, d,J=4.0Hz), 8.13 (1H, d, J=4.0H
z), 9.78 (1H, d, J=7.0Hz).
【0147】実施例19 N−(ジアミノホスフィニル)−3−ジフルオロメチル
−2−チオフェンカルボン酸アミド 融点158−162℃ 元素分析値 C6H8N3O2SF2Pとして 理論値: C,28.24; H,3.16; N,16.47. 実測値: C,28.43; H,2.98; N,16.58.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.25 (4H, br s), 7.37 (1H, d, J
=5.0Hz), 7.38 (1H, t,J=55Hz), 7.87 (1H, d, J=5.0H
z), 9.35 (1H, br s).
【0148】実施例20 N−(ジアミノホスフィニル)−2−ジフルオロメチル
−3−チオフェンカルボン酸アミド 融点168−173℃ 元素分析値 C6H8N3O2SF2Pとして 理論値: C,28.24; H,3.16; N,16.47. 実測値: C,28.56; H,2.93; N,16.61.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.22 (4H, br s), 7.67 (1H, t, J
=55Hz), 7.78 (1H, d, J=5.3Hz), 7.84 (1H, d, J=5.3H
z), 9.42 (1H, d, J=6.6Hz).
【0149】実施例21 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ニトロ−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点181−184℃ 元素分析値 C5H7N4O4SPとして 理論値: C,24.01; H,2.82; N,22.40. 実測値: C,23.97; H,2.76; N,22.14.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.24 (4H, br s), 8.57 (1H, d, J
=1.5Hz), 8.72 (1H, d,J=1.5Hz), 9.60 (1H, d, J=6.6H
z).
【0150】実施例22 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メトキシ−2−チ
オフェンカルボン酸アミド 融点209−216℃ 元素分析値 C6H10N3O3SPとして 理論値: C,30.64; H,4.29; N,17.87. 実測値: C,30.77; H,4.17; N,18.04.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.90 (3H, s), 4.14 (4H, br s),
6.35 (1H, d, J=4.2Hz),7.86 (1H, d, J=4.2Hz), 9.25
(1H, br s).
【0151】実施例23 N−(ジアミノホスフィニル)−3−シアノ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点211−219℃ 元素分析値 C6H7N4O2SPとして 理論値: C,31.31; H,3.07; N,24.34. 実測値: C,31.27; H,3.21; N,23.99.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.29 (4H, br
s), 7.57 (1H, d, J=5.2H
z), 7.98 (1H, d,J=5.2Hz),
9.49 (1H, br s).
【0152】実施例24 N−(ジアミノホスフィニル)−4−メトキシ−2−チ
オフェンカルボン酸アミド 融点206−215℃ 元素分析値 C10SPとして 理論値: C,30.64; H,4.29; N,17.87. 実測値: C,30.65; H,4.42; N,17.70.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.75 (3H, s), 4.20 (4H, br s),
6.91 (1H, d, J=1.8Hz),7.82 (1H, d, J=1.8Hz), 9.44
(1H, d, J=7.0Hz).
【0153】実施例25 N−(ジアミノホスフィニル)−2,5−ジクロロ−3
−チオフェンカルボン酸アミド 融点168−172℃ 元素分析値 C5H6N3O2SCl2Pとして 理論値: C,21.91; H,2.21; N,15.33. 実測値: C,21.81; H,2.38; N,15.44.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.19 (4H, br s), 7.51 (1H, s),
9.15 (1H, br s).
【0154】実施例26 N−(ジアミノホスフィニル)−2−ブロモ−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点160−162℃ 元素分析値 C5H7N3O2SBrPとして 理論値: C,21.14; H,2.48; N,14.79. 実測値: C,21.19; H,2.53; N,14.86.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.17 (4H, br
s), 7.45 (1H, d, J=5.0H
z), 7.60 (1H, d,J=5.0Hz),
9.11 (1H, m).
【0155】実施例27 N−(ジアミノホスフィニル)−3−エチル−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点130−135℃ 元素分析値 C12SPとして 理論値: C,36.05; H,5.19; N,18.02. 実測値: C,35.80; H,5.17; N,17.81.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 1.16 (3H, t, J=7.0Hz), 2.89 (2
H, q, J=7.0Hz), 4.15 (4H, br s), 7.05 (1H, d, J=5.
0Hz), 7.63 (1H, d, J=5.0Hz), 8.65 (1H, br d,J=9.0H
z).
【0156】実施例28 N−(ジアミノホスフィニル)−4−メチル−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点160−163℃ 元素分析値 C6H10N3O2SPとして 理論値: C,32.88; H,4.60; N,19.17. 実測値: C,32.73; H,4.60; N,18.76.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.21 (3H, s), 4.14 (4H, br s),
7.40 (1H, s), 7.89 (1H, s), 9.30 (1H, br m).
【0157】実施例29 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ブロモ−4−メチ
ル−2−チオフェンカルボン酸アミド 融点170−175℃ 元素分析値 C6H9N3O2SBrPとして 理論値: C,24.18; H,3.04; N,14.10. 実測値: C,24.39; H,3.13; N,14.22.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.14 (3H, s),
4.19 (4H, br s), 7.89 (1
H, s), 9.44 (1H, br m).
【0158】実施例30 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点177−184℃ 元素分析値 CSClPとして 理論値: C,25.06; H,2.94; N,17.54. 実測値: C,25.08; H,3.08; N,17.64.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.17 (4H, br s), 7.59 (1H, d, J
=1.0Hz), 8.31 (1H, d,J=1.0Hz), 9.30 (1H, d, J=6.8H
z).
【0159】実施例31 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ジフルオロメチル
−3−チオフェンカルボン酸アミド 融点149−153℃ 元素分析値 C6H8N3O2SF2Pとして 理論値: C,28.24; H,3.16; N,16.47. 実測値: C,28.19; H,3.11; N,16.42.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.17 (4H, br s), 7.31 (1H, t, J
=55Hz), 7.90 (1H, s),8.65 (1H, s), 9.38 (1H, d, J=
6.6Hz).
【0160】実施例32 N−(ジアミノホスフィニル)−2,5−ジメチル−3
−チオフェンカルボン酸アミド 融点159−162℃ 元素分析値 C7H12N3O2SPとして 理論値: C,36.05; H,5.19; N,18.02. 実測値: C,35.90; H,5.04; N,17.75.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.34 (3H, s),
2.57 (3H, s), 4.08 (4H, b
r s), 7.19 (1H, s), 8.76
(1H, br d, J=7.0Hz).
【0161】実施例33 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−2−メチ
ル−3−チオフェンカルボン酸アミド 融点218−225℃ 元素分析値 CSClPとして 理論値: C,28.41; H,3.58; N,16.57. 実測値: C,28.13; H,3.58; N,16.68.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.60 (3H, s), 4.13 (4H, br s),
7.54 (1H, s), 9.01 (1H, br s).
【0162】実施例34 N−(ジアミノホスフィニル)−4−クロロ−5−メチ
ル−2−チオフェンカルボン酸アミド 融点225−233℃ 元素分析値 C6H9N3O2SClPとして 理論値: C,28.41; H,3.58; N,16.57. 実測値: C,28.58; H,3.72; N,16.69.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.39 (3H, s), 4.19 (4H, br s),
8.02 (1H, s), 9.44 (1H, br s).
【0163】実施例35 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−4−メチ
ル−2−チオフェンカルボン酸アミド 融点182−184℃ 元素分析値 C6H9N3O2SClPとして 理論値: C,28.41; H,3.58; N,16.57. 実測値: C,28.02; H,3.54; N,16.47.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.15 (3H, s), 4.19 (4H, br s),
7.92 (1H, s), 9.19 (1H, br s).
【0164】実施例36 N−(ジアミノホスフィニル)−4,5−ジクロロ−2
−チオフェンカルボン酸アミド 融点276−278℃ 元素分析値 C5H6N3O2SCl2Pとして 理論値: C,21.91; H,2.21; N,15.33. 実測値: C,22.08; H,2.29; N,15.45.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.26 (4H, br s), 8.16 (1H, s),
9.43 (1H, br s).
【0165】実施例37 N−(ジアミノホスフィニル)−4−ブロモ−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点149−153℃ 元素分析値 C5H7N3O2SBrPとして 理論値: C,21.14; H,2.48; N,14.79. 実測値: C,21.40; H,2.56; N,14.42.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.18 (4H, br s), 7.72 (1H, m),
8.28 (1H, m), 9.29 (1H, br m).
【0166】実施例38 N−(ジアミノホスフィニル)−2−クロロ-3-チオフ
ェンカルボン酸アミド 融点153−155℃ 元素分析値 C5H7N3O2SClP・1/4H2Oとして 理論値: C,24.60; H,3.10; N,17.21. 実測値: C,24.70; H,3.21; N,17.04.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.17 (4H, br s), 7.40-7.50 (2H,
m), 9.03 (1H, br s).
【0167】実施例39 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ブロモ−2−フラ
ンカルボン酸アミド 5−ブロモ−2−フランカルボン酸アミド(5.0g)
をトルエン(30ml)に懸濁して、五塩化リン(5.
8g)を少量ずつ加えた。70℃に加熱して30分間撹
拌した。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸(1.2
g)を滴下した。室温で30分間撹拌した後、析出した
結晶をろ取した。トルエン、ヘキサンで順次洗浄後、風
乾して7.9gの結晶を得た。その結晶をテトラヒドロ
フラン(150ml)に溶解した。氷冷下にアンモニア
ガスを30分間導入した。導入後、室温で1時間撹拌し
た。沈殿物をろ取して水洗した。風乾して得られた固体
をメタノールから再結晶した。N−(ジアミノホスフィ
ニル)−5−ブロモ−2−フランカルボン酸アミド
(2.0g)の無色結晶を得た。融点175−176
℃。 元素分析値 C5H7N3O3BrPとして 理論値: C,22.41; H,2.63; N,15.68. 実測値: C,22.44; H,2.76; N,15.71.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.22 (4H, s), 6.77 (1H, d, J=3.
6Hz), 7.55 (1H, d, J=3.6Hz), 9.28 (1H, d, J=5.8H
z).
【0168】実施例40 N−(ジアミノホスフィニル)−2−メチル−3−フラ
ンカルボン酸アミド 2−メチル−3−フランカルボン酸アミド(2.0g)
をトルエン(30ml)に懸濁して、五塩化リン(3.
5g)を少量ずつ加えた。70℃に加熱して30分間撹
拌した。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸(0.74
g)を滴下した。室温で30分間撹拌した後、ヘキサン
(20ml)を加えて10分間撹拌した。析出した結晶
をろ取して、ヘキサンで洗浄後、風乾して3.3gの結
晶を得た。その結晶をテトラヒドロフラン(100m
l)に溶解した。氷冷下にアンモニアガスを30分間導
入した。導入後、室温で1時間撹拌した。ジエチルエー
テル(100ml)をくわえて10分間撹拌した。沈殿
物をろ取して水洗した。風乾して得られた固体をメタノ
ールから再結晶した。N−(ジアミノホスフィニル)−
2−メチル−3−フランカルボン酸アミド(0.85
g)の無色結晶を得た。融点249−253℃(分
解)。 元素分析値 C6H10N3O3Pとして 理論値: C,35.48; H,4.96; N,20.69. 実測値: C,35.41; H,4.86; N,20.68.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.52 (3H, s), 4.13 (4H, s), 7.1
7 (1H, d, J=2.0Hz), 7.50 (1H, d, J=2.0Hz), 9.00 (1
H, d, J=7.4Hz).
【0169】実施例41 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ブロモ−3−フラ
ンカルボン酸アミド 5−ブロモ−3−フランカルボン酸アミド(2.0g)
をトルエン(30ml)に懸濁して、五塩化リン(2.
3g)を少量ずつ加えた。70℃に加熱して30分間撹
拌した。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸(0.48
g)を滴下した。室温で30分間撹拌した後、ヘキサン
(20ml)を加えて10分間撹拌した。析出した結晶
をろ取して、ヘキサンで洗浄後、風乾して2.3gの結
晶を得た。その結晶をテトラヒドロフラン(100m
l)に溶解した。氷冷下にアンモニアガスを30分間導
入した。導入後、室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取
して水洗した。風乾して得られた固体をメタノールから
再結晶した。N−(ジアミノホスフィニル)−5−ブロ
モ−3−フランカルボン酸アミド(1.0g)の無色結
晶を得た。融点181−183℃。 元素分析値 C5H7N3O3BrPとして 理論値: C,22.41; H,2.63; N,15.68. 実測値: C,22.46; H,2.40; N,15.76.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.18 (4H, s), 7.03 (1H, d, J=1.
0Hz), 8.46 (1H, d, J=1.0Hz), 9.25 (1H, d, J=7.0H
z).
【0170】実施例42〜実施例51 実施例39と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0171】実施例42 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−2−フラ
ンカルボン酸アミド 融点242−244℃ 元素分析値 C5H7N3O3ClPとして 理論値: C,26.86; H,3.16; N,18.80. 実測値: C,26.82; H,2.96; N,18.85.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.22 (4H, d, J=2.6Hz), 6.68 (1
H, d, J=3.5Hz), 7.58 (1H, d, J=3.5Hz), 9.26 (1H,
d, J=7.0Hz).
【0172】実施例43 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メチル−2−フラ
ンカルボン酸アミド 融点281−285℃(分解) 元素分析値 C6H10N3O3Pとして 理論値: C,35.48; H,4.96; N,20.69. 実測値: C,35.56; H,4.94; N,20.68.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.33 (3H, s), 4.16 (4H, s), 6.2
5 (1H, d, J=3.0Hz), 7.37 (1H, d, J=3.0Hz), 8.94 (1
H, d, J=7.0Hz).
【0173】実施例44 N−(ジアミノホスフィニル)−5−エチル−2−フラ
ンカルボン酸アミド 融点151−153℃ 元素分析値 C7H12N3O3P・1/4H2Oとして 理論値: C,37.93; H,5.68; N,18.96. 実測値: C,37.96; H,5.56; N,18.77.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 1.20 (3H, t, J=7.6Hz), 2.70 (2
H, q, J=7.6Hz), 4.16 (4H, s), 6.26 (1H, d, J=3.3H
z), 7.37 (1H, d, J=3.3Hz), 8.91 (1H, br s).
【0174】実施例45 N−(ジアミノホスフィニル)−2−クロロ−3−フラ
ンカルボン酸アミド 融点153−155℃ 元素分析値 C5H7N3O3ClPとして 理論値: C,26.86; H,3.16; N,18.80. 実測値: C,27.13; H,3.14; N,18.61.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.20 (4H, s), 7.33 (1H, d, J=2.
2Hz), 7.74 (1H, d, J=2.2Hz), 9.14 (1H, d, J=7.0H
z).
【0175】実施例46 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−3−フラ
ンカルボン酸アミド 融点170−171℃ 元素分析値 C5H7N3O3ClPとして 理論値: C,26.86; H,3.16; N,18.80. 実測値: C,26.76; H,3.00; N,18.70.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.18 (4H, s), 6.94 (1H, s), 8.3
9 (1H, s), 9.23 (1H, d, J=7.4Hz).
【0176】実施例47 N−(ジアミノホスフィニル)−5−ジフルオロメチル
−2−フランカルボン酸アミド 融点156−158℃ 元素分析値 C6H8N3O3F2Pとして 理論値: C,30.14; H,3.37; N,17.57. 実測値: C,30.06; H,3.14; N,17.60.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.23 (4H, s), 7.01-7.05 (1H,
m), 7.15 (1H, t, J=53Hz), 7.57 (1H, d, J=3.6Hz),
9.35 (1H, d, J=6.0Hz).
【0177】実施例48 N−(ジアミノホスフィニル)−2−トリフルオロメチ
ル−5−メチル−3−フランカルボン酸アミド 融点158−160℃ 元素分析値 C7H9N3O3F3Pとして 理論値: C,31.01; H,3.35; N,15.50. 実測値: C,31.28; H,3.40; N,15.62.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.35 (3H, s), 4.19 (4H, s), 6.8
5 (1H, s), 9.37 (1H, d, J=6.8Hz).
【0178】実施例49 N−(ジアミノホスフィニル)−2,5−ジメチル−3
−フランカルボン酸アミド 融点167−169℃ 元素分析値 C7H12N3O3Pとして 理論値: C,38.72; H,5.57; N,19.35. 実測値: C,38.95; H,5.33; N,19.29.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.20 (3H, s), 2.47 (3H, s), 4.0
9 (4H, s), 6.71 (1H, s), 8.80 (1H, br s).
【0179】実施例50 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−2−メチ
ル−3−フランカルボン酸アミド 融点270−275℃(分解) 元素分析値 C6H9N3O3ClPとして 理論値: C,30.33; H,3.82; N,17.69. 実測値: C,30.32; H,3.96; N,17.78.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.52 (3H, s), 4.15 (4H, s), 7.1
3 (1H, s), 9.04 (1H, d, J=7.4Hz).
【0180】実施例51 N−(ジアミノホスフィニル)−2−エチル−3−フラ
ンカルボン酸アミド 融点277−280℃(分解) 元素分析値 C7H12N3O3Pとして 理論値: C,38.72; H,5.57; N,19.35. 実測値: C,38.68; H,5.67; N,19.42.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 1.15 (3H, t, J=7.6Hz), 2.98 (2
H, q, J=7.6Hz), 4.09 (4H, s), 7.14 (1H, d, J=2.2H
z), 7.51 (1H, d, J=2.2Hz), 8.90 (1H, d, J=7.0Hz).
【0181】実施例52 N−(ジアミノホスフィニル)−4−ニトロフェノキシ
アセトアミド 4−ニトロフェノキシアセトアミド(3.5g)をトル
エン(30ml)に懸濁して、五塩化リン(3.9g)
を少量ずつ加えた。70℃に加熱して3時間撹拌した。
反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸(0.83g)を滴
下した。室温で2時間撹拌した後、析出した結晶をろ取
した。トルエンで洗浄後、風乾して3.5gの結晶を得
た。その結晶をテトラヒドロフラン(150ml)に溶
解した。氷冷下にアンモニアガスを30分間導入した。
導入後、室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取して水洗
した。風乾して得られた固体を水より再結晶した。N−
(ジアミノホスフィニル)−4−ニトロフェノキシアセ
トアミド(0.5g)の無色結晶を得た。融点174−
176℃。 元素分析値 C8H11N4O5Pとして 理論値: C,35.05; H,4.04; N,20.43. 実測値: C,34.84; H,3.97; N,20.14.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.19 (4H, s), 4.79 (2H, s), 7.1
0-7.14 (2H, m), 8.18-8.23 (2H, m), 9.08 (1H, d, J=
8.0Hz).
【0182】実施例53〜実施例81 実施例52と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0183】実施例53 N−(ジアミノホスフィニル)−4−メトキシフェノキ
シアセトアミド 融点154−156℃ 元素分析値 C9H14N3O4Pとして 理論値: C,41.70; H,5.44; N,16.21. 実測値: C,41.59; H,5.21; N,16.14.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.70 (3H, s), 4.16 (4H, s), 4.4
9 (2H, s), 6.86 (4H, s), 8.75 (1H, d, J=8.0Hz).
【0184】実施例54 N−(ジアミノホスフィニル)−4−フルオロフェノキ
シアセトアミド 融点156−158℃ 元素分析値 C8H11N3O3FPとして 理論値: C,38.88; H,4.49; N,17.00. 実測値: C,38.81; H,4.42; N,17.01.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.18 (4H, s), 4.56 (2H, s), 6.9
0-6.97 (2H, m), 7.07-7.16 (2H, m), 8.87 (1H, d, J=
7.0Hz).
【0185】実施例55 N−(ジアミノホスフィニル)−4−クロロフェノキシ
アセトアミド 融点155−157℃ 元素分析値 C8H11N3O3ClPとして 理論値: C,36.45; H,4.21; N,15.94. 実測値: C,36.54; H,4.17; N,15.72.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.18 (4H, s), 4.59 (2H, s), 6.9
2-6.98 (2H, m), 7.31-7.35 (2H, m), 8.91 (1H, d, J=
7.8Hz).
【0186】実施例56 N−(ジアミノホスフィニル)−2,3,5−トリメチル
フェノキシアセトアミド 融点171−173℃ 元素分析値 C11H18N3O3Pとして 理論値: C,48.71; H,6.69; N,1
5.49. 実測値: C,48.54; H,6.63; N,1
5.12. H−NMR(DMSO−d)δ: 2.07 (3H, s), 2.
17 (3H, s), 2.21 (3H, s), 4.19 (4H, s), 4.53 (2H,
s), 6.48 (1H, s), 6.60 (1H, s), 8.69 (1H, d, J=8.2
Hz).
【0187】実施例57 N−(ジアミノホスフィニル)−4−シアノフェノキシ
アセトアミド 融点173−178℃ 元素分析値 C9H11N4O3Pとして 理論値: C,42.53; H,4.36; N,22.04. 実測値: C,42.76; H,4.38; N,21.97.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.22 (4H, br s), 4.73 (2H, s),
7.08 (2H, d, J=8.6Hz),7.77 (2H, d, J=8.6Hz), 9.06
(1H, br s).
【0188】実施例58 N−(ジアミノホスフィニル)−3−クロロフェノキシ
アセトアミド 融点143−148℃ 元素分析値 C8H11N3O3ClPとして 理論値: C,36.45; H,4.21; N,15.94. 実測値: C,36.12; H,4.30; N,16.08.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.21 (4H, br s), 4.63 (2H, s),
6.87-6.93 (1H, m), 6.99-7.03 (2H, m), 7.33 (1H, d,
J=8.4Hz), 8.93 (1H, br s).
【0189】実施例59 N−(ジアミノホスフィニル)−2−クロロフェノキシ
アセトアミド 融点141−148℃ 元素分析値 C8H11N3O3ClP・1/4H2Oとして 理論値: C,35.84; H,4.32; N,15.67. 実測値: C,35.44; H,4.15; N,16.03.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.21 (4H, br s), 4.71 (2H, s),
6.97-7.01 (2H, m), 7.23-7.32 (1H, m), 7.41-7.46 (1
H, m), 8.84 (1H, br s).
【0190】実施例60 N−(ジアミノホスフィニル)−3−フルオロフェノキ
シアセトアミド 融点144−149℃ 元素分析値 C8H11N3O3FPとして 理論値: C,38.88; H,4.49; N,17.00. 実測値: C,38.97; H,4.58; N,17.04.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.22 (4H, br s), 4.62 (2H, s),
6.74-6.82 (3H, m), 7.26-7.38 (1H, m), 8.95 (1H, d,
J=8.4Hz).
【0191】実施例61 N−(ジアミノホスフィニル)フェニルチオアセトアミ
ド 融点156−162℃ 元素分析値 C8H12N3O2SPとして 理論値: C,39.18; H,4.93; N,17.13. 実測値: C,39.30; H,4.97; N,17.21.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.76 (2H, s), 4.13 (4H, br s),
7.17-7.46 (5H, m), 9.15 (1H, br s).
【0192】実施例62 N−(ジアミノホスフィニル)−4−フルオロフェニル
チオアセトアミド 融点155−160℃ 元素分析値 C8H11N3O2SFPとして 理論値: C,36.50; H,4.21; N,15.96. 実測値: C,36.42; H,3.96; N,15.98.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.71 (2H, s),
4.12 (4H, br s), 7.15 (1
H, d, J=8.8Hz),7.19 (1H,
d, J=9.0Hz), 7.42 (1H, d
d, J=9.0Hz and 5.4Hz), 7.
44 (1H, dd,J=8.8Hz and 5.
2Hz), 9.11 (1H, br s).
【0193】実施例63 N−(ジアミノホスフィニル)−2−ベンゾオキサゾリ
ルチオアセトアミド 融点160−164℃ 元素分析値 C11SPとして 理論値: C,37.76; H,3.87; N,19.57. 実測値: C,37.63; H,3.78; N,19.48.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.16 (4H, br s), 4.27 (2H, s),
7.30-7.37 (2H, m), 7.61-7.66 (2H, m), 9.34 (1H, br
s).
【0194】実施例64 N−(ジアミノホスフィニル)−2−ベンゾチアゾリル
チオアセトアミド 融点166−170℃ 元素分析値 C9H11N4O2S2Pとして 理論値: C,35.76; H,3.67; N,18.53. 実測値: C,35.75; H,3.77; N,18.58.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.17 (4H, br s), 4.28 (2H, s),
7.34-7.53 (2H, m), 7.84-7.88 (1H, m), 8.01-8.05 (1
H, m), 9.35 (1H, br s).
【0195】実施例65 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−2−ベン
ゾチアゾリルチオアセトアミド 融点165−171℃ 元素分析値 C9H10N4O2S2ClPとして 理論値: C,32.10; H,2.99; N,16.64. 実測値: C,32.18; H,2.94; N,16.58.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.19 (4H, br
s), 4.29 (2H, s), 7.44 (1
H, dd, J=8.6Hzand 2.0Hz),
7.94 (1H, d, J=2.0Hz),
8.07 (1H, d, J=8.6Hz), 9.
38 (1H, br s).
【0196】実施例66 N−(ジアミノホスフィニル)−5−エトキシ−2−ベ
ンゾチアゾリルチオアセトアミド 融点169−174℃ 元素分析値 C1115P・HOとし
て 理論値: C,36.25; H,4.70; N,15.38. 実測値: C,36.20; H,4.54; N 15.78.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 1.33 (1H, t, J=7.0Hz), 4.04 (2
H, q, J=7.0Hz), 4.16 (4H, br s), 7.02 (1H, dd, J=
9.0Hz and 2.6Hz), 7.56 (1H, d, J=2.6Hz), 7.71(1H,
d, J=9.0Hz), 8.32 (1H, br s).
【0197】実施例67 N−(ジアミノホスフィニル)−2−ベンゾフランカル
ボン酸アミド 融点172−174℃ 元素分析値 C9H10N3O3Pとして 理論値: C,45.20; H,4.21; N,17.57. 実測値: C,45.05; H,4.24; N,17.50.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.27 (4H, s), 7.34 (1H, t, J=7.
4Hz), 7.68 (1H, d, J=8.4Hz), 7.79 (1H, d, J=7.6H
z), 7.84 (1H, t, J=7.0Hz), 7.90 (1H, s), 9.40(1H,
d, J=7.0Hz).
【0198】実施例68 N−(ジアミノホスフィニル)−2−メチル−5−ベン
ゾオキサゾールカルボン酸アミド 融点250℃(分解) 元素分析値 C9H11N4O3P・H2Oとして 理論値: C,39.71; H,4.81; N,20.58. 実測値: C,39.48; H,4.09; N,20.45.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.66 (3H, s), 4.19 (4H, br s),
7.68 (2H, d, J=9.0Hz),8.03 (1H, dd, J=9.0Hz and 2.
0Hz), 8.34 (1H, d, J=2.0Hz), 9.52 (1H, br d, J=7.0
Hz).
【0199】実施例69 N−(ジアミノホスフィニル)−3−(2−ベンゾオキ
サゾリル)プロペン酸アミド 融点180℃(分解) 元素分析値 C10H11N4O3Pとして 理論値: C,45.12; H,4.17; N,21.05. 実測値: C,45.00; H,3.98; N,20.97.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.24 (4H, br s), 7.35-7.52 (4H,
m), 7.74-7.83 (2H, m), 9.61 (1H, d, J=6.0Hz).
【0200】実施例70 N−(ジアミノホスフィニル)−2−ベンゾチアゾール
カルボン酸アミド 融点169−174℃ 元素分析値 C8H9N4O2SPとして 理論値: C,37.50; H,3.54; N,21.87. 実測値: C,37.42; H,3.38; N,21.86.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.44 (4H, br s), 7.61-7.67 (2H,
m), 8.17-8.28 (2H, m), 8.90 (1H, br s).
【0201】実施例71 N−(ジアミノホスフィニル)−3−クロロ−6−メチ
ル−2−ベンゾチオフェンカルボン酸アミド 融点173−178℃ 元素分析値 C10H11N3O2SClP・1/5CH3OHとして 理論値: C,39.51; H,3.71; N,1
3.55. 実測値: C,39.30; H,3.64; N,1
3.15. H−NMR(DMSO−d)δ: 2.48 (3H, s), 4.
39 (4H, br s), 7.43 (1H, dd, J=8.2Hzand 1.0Hz), 7.
81 (1H, d, J=8.2Hz), 7.92 (1H, s), 8.38 (1H, br
s).
【0202】実施例72 N−(ジアミノホスフィニル)−3−(5−クロロ−2
−ベンゾオキサゾリル)プロペン酸アミド 融点210−211℃(分解) 元素分析値 C10H10N4O3ClPとして 理論値: C,39.95; H,3.35; N,18.64. 実測値: C,39.79; H,3.42; N,18.49.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.23 (4H, br d, J=2.0Hz), 7.35
(2H, m), 7.52 (1H, dd,J=9.0Hz and 2.0Hz), 7.83 (1
H, d, J=9.0Hz), 7.93 (1H, d, J=2.0Hz), 9.55(1H, br
m).
【0203】実施例73 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メチル−3−フェ
ニル−4−イソオキサゾールカルボン酸アミド 融点230℃(分解) 元素分析値 C11H13N4O3P・0.2H2Oとして 理論値: C,46.55; H,4.76; N,19.74. 実測値: C,46.42; H,4.78; N,20.10.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.56 (3H, s), 4.24 (4H, br s),
7.49 (3H, m), 7.70 (2H, m), 9.34 (1H, br m).
【0204】実施例74 N−(ジアミノホスフィニル)−3−クロロ−2−ベン
ゾチオフェンカルボン酸アミド 融点261−271℃ 元素分析値 C9H9N3O2SClPとして 理論値: C,37.27; H,3.13; N,14.51. 実測値: C,36.92; H,3.18; N,14.59.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.38 (4H, br s), 7.56-7.64 (2H,
m), 7.88-7.93 (1H, m), 8.09-8.13 (1H, m), 8.68 (1
H, br s).
【0205】実施例75 N−(ジアミノホスフィニル)−3−ベンゾイソオキサ
ゾリルアセトアミド 融点157−164℃ 元素分析値 C9H11N4O3Pとして 理論値: C,42.53; H,4.36; N,22.04. 実測値: C,42.30; H,4.31; N,21.49.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.06 (2H, s), 4.15 (4H, br s),
7.38 (1H, m), 7.67 (2H, m), 7.87 (1H, d, J=8.0Hz),
9.43 (1H, br m).
【0206】実施例76 N−(ジアミノホスフィニル)−N'−(4−メチルベ
ンゼンスルホニル)グリシンアミド 融点161−169℃ 元素分析値 C9H15N4O4SP・1/10H2Oとして 理論値: C,35.09; H,4.97; N,18.19. 実測値: C,34.76; H,4.94; N,18.10.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.38 (3H, s), 3.52 (2H, s), 4.0
8 (4H, br s), 7.39 (2H, d, J=8.0Hz), 7.68 (2H, d,
J=8.0Hz), 7.77 (1H, br s), 8.77 (1H, br s).
【0207】実施例77 N−(ジアミノホスフィニル)−3−(4−ブロモ−2
−チエニル)プロペン酸アミド 融点176−184℃ 元素分析値 C7H9N3O2SBrPとして 理論値: C,27.11; H,2.93; N,13.55. 実測値: C,26.91; H,2.86; N,13.71.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.16 (4H, br s), 6.59 (1H, d, J
=15.7Hz), 7.47 (1H, s), 7.63 (1H, d, J=15.7Hz), 7.
76 (1H, s), 9.14 (1H, d, J=7.4Hz).
【0208】実施例78 N−(ジアミノホスフィニル)−3−(2−チエニル)
プロペン酸アミド 融点173−177℃ 元素分析値 C7H10N3O2SPとして 理論値: C,36.36; H,4.36; N,18.17. 実測値: C,36.16; H,4.21; N,18.16.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.08 (4H, br s), 6.55 (1H, d, J
=15.6Hz), 7.13 (1H, dd, J=5.0Hz and 3.6Hz), 7.43
(1H, d, J=3.6Hz), 7.60 (1H, d, J=5.0Hz), 7.67(1H,
d, J=15.6Hz), 9.06 (1H, br s).
【0209】実施例79 N−(ジアミノホスフィニル)−2−シアノ−3−(2
−チエニル)プロペン酸アミド 融点190−196℃ 元素分析値 C8H9N4O2SPとして 理論値: C,37.50; H,3.54; N,21.87. 実測値: C,37.14; H,3.56; N,21.78.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.26 (4H, br s), 7.32-7.37 (1H,
m), 7.85 (1H, d, J=4.3Hz), 8.15 (1H, d, J=4.3Hz),
8.61 (1H, s), 9.08 (1H, br s).
【0210】実施例80 N−(ジアミノホスフィニル)−2−チエニルアセトア
ミド 融点179−184℃ 元素分析値 C6H10N3O2SPとして 理論値: C,32.88; H,4.60; N,19.17. 実測値: C,32.81; H,4.48; N,19.14.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.77 (2H, s), 4.11 (4H, br s),
6.93-6.99 (2H, m), 7.38 (1H, dd, J=5.0Hz and 1.4H
z), 9.16 (1H, br s).
【0211】実施例81 N−(ジアミノホスフィニル)−3−チエニルアセトア
ミド 融点174−181℃ 元素分析値 C6H10N3O2SPとして 理論値: C,32.88; H,4.60; N,19.17. 実測値: C,32.55; H,4.50; N,18.92.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 3.54 (2H, s), 4.08 (4H, br s),
7.04 (1H, d, J=4.8Hz),7.27 (1H, d, J=2.8Hz), 7.46
(1H, dd, J=4.8Hz and 2.8Hz), 9.12 (1H, br s).
【0212】実施例82 N−(ジアミノホスフィニル)−3−(2−ベンゾオキ
サゾリル)プロピオン酸アミド N−(ジアミノホスフィニル)−3−(2−ベンゾオキ
サゾリル)プロペン酸アミド(0.25g)をメタノー
ル(30ml)に加熱溶解して、10%Pd−C(we
t)(0.05g)を加えた。室温常圧で1時間水素添加
した。触媒をろ別してろ液を減圧下に濃縮した。析出し
た結晶をろ取した。N−(ジアミノホスフィニル)−3
−(2−ベンゾオキサゾリル)プロピオン酸アミド
(0.17g)の無色結晶を得た。融点176−178
℃(分解)。 元素分析値 C10H13N4O3Pとして 理論値: C,44.78; H,4.89; N,20.89. 実測値: C,44.71; H,4.90; N,20.82.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.83 (2H, m), 3.13 (2H, m), 4.0
0 (4H, br s), 7.35 (2H, m), 7.67 (2H, m), 9.05 (1
H, m).
【0213】実施例83 N−(ジアミノホスフィニル)−1−ベンズイミダゾリ
ルアセトアミド ベンズイミダゾール(10g),ブロモ酢酸エチルエス
テル(15.5g),炭酸カリウム(12.9g),N,
N−ジメチルホルムアミド(50ml)の混合物を50
℃で15時間撹拌した。反応液を水に注ぎジエチルエー
テルで抽出した。水、飽和食塩水で洗浄して無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、1−ベンズ
イミダゾリル酢酸エチルエステル(12g)の油状物を
得た。1−ベンズイミダゾリル酢酸エチルエステル(1
2g)をエタノール(200ml)に溶解して、氷冷下
にアンモニアガスを30分間導入した。導入後、室温で
65時間撹拌した。析出した結晶をろ取してエタノール
で洗浄した。1−ベンズイミダゾリルアセトアミド
(4.3g)の無色の結晶を得た。融点204−205
℃。1−ベンズイミダゾリルアセトアミド(2.0g)
をトルエン(30ml)に懸濁して、五塩化リン(2.
5g)を少量ずつ加えた。70℃に加熱して1時間撹拌
した。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸(0.52
g)を滴下した。反応液にテトラヒドロフラン(30m
l)を加えて室温で1時間撹拌した。沈殿物をろ取し
て、トルエン、ヘキサンで洗浄後、風乾した。その粉末
をテトラヒドロフラン(150ml)に懸濁して、氷冷
下にアンモニアガスを50分間導入した。導入後、室温
で1時間撹拌した。反応液にジエチルエーテルを加えて
沈殿物をろ取して、ジエチルエーテルで洗浄した。得ら
れた固体をXAD−IIを用いたカラムクロマトグラフィ
ーにより精製した。水で溶出して、有効画分を減圧下に
濃縮した。残留物をエタノールから結晶化してろ取し
た。水−エタノールから再結晶した。N−(ジアミノホ
スフィニル)−1−ベンズイミダゾリルアセトアミド
(0.19g)の無色結晶を得た。融点186−188
℃。 元素分析値 C9H12N5O2P・1/4H2Oとして 理論値: C,41.95; H,4.89; N,27.18. 実測値: C,42.14; H,4.84; N,26.99.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.17 (4H, s), 5.04 (2H, s), 7.1
6-7.29 (2H, m), 7.43-7.47 (1H, m), 7.63-7.67 (1H,
m), 8.15 (1H, s), 9.32 (1H, s).
【0214】実施例84〜実施例91 実施例1と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0215】実施例84 N−(ジアミノホスフィニル)−4−クロロ−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点278−280℃ 元素分析値 C5H7N3O2SClPとして 理論値: C,25.06; H,2.94; N,17.54. 実測値: C,24.95; H,2.87; N,17.57.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.23 (4H, br s), 7.86 (1H, d, J
=1.4Hz), 8.11 (1H, d,J=1.4Hz), 9.51 (1H, br s).
【0216】実施例85 N−(ジアミノホスフィニル)−4−メチル−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点145−147℃ 元素分析値 C6H10N3O2SP・1/4H2Oとして 理論値: C,31.94; H,4.88; N,18.64. 実測値: C,32.21; H,4.73; N,18.78.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.36 (3H, s), 4.13 (4H, br s),
7.19 (1H, d, J=3.2Hz),8.32 (1H, d, J=3.2Hz), 9.12
(1H, br s).
【0217】実施例86 N−(ジアミノホスフィニル)−2−ブロモ−5−クロ
ロ−3−チオフェンカルボン酸アミド 融点181−183℃ 元素分析値 C5H6N3O2SBrClPとして 理論値: C,18.95; H,1.90; N,13.19. 実測値: C,19.05; H,1.91; N,13.37.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 4.19 (4H, br s), 7.16 (1H, s),
9.15 (1H, br s).
【0218】実施例87 N−(ジアミノホスフィニル)−5−クロロ−4−メチ
ル−3−チオフェンカルボン酸アミド 融点159−161℃ 元素分析値 C6H9N3O2SClP・1/4H2Oとして 理論値: C,27.91; H,3.71; N,16.28. 実測値: C,27.82; H,3.57; N,16.24.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.29 (3H, s), 4.14 (4H, br s),
7.18 (1H, s), 8.92 (1H, br s).
【0219】実施例88 N−(ジアミノホスフィニル)−2,5−ジクロロ−4
−メチル−3−チオフェンカルボン酸アミド 融点178−180℃ 元素分析値 C6H8N3O2SCl2Pとして 理論値: C,25.01; H,2.80; N,14.59. 実測値: C,24.89; H,2.81; N,14.62.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.12 (3H, s), 4.21 (4H, br s),
9.42 (1H, br s).
【0220】実施例89 N−(ジアミノホスフィニル)−2−クロロ−5−メチ
ル−3−チオフェンカルボン酸アミド 融点180−183℃ 元素分析値 C6H9N3O2SClPとして 理論値: C,28.41; H,3.58; N,1
6.57. 実測値: C,28.34; H,3.39; N,1
6.64. H−NMR(DMSO−d)δ: 2.38 (3H, s), 4.
17 (4H, br s), 7.16 (1H, s), 8.92 (1H, br s).
【0221】実施例90 N−(ジアミノホスフィニル)−3−クロロ−4−メチ
ル−2−チオフェンカルボン酸アミド 融点288−291℃ 元素分析値 C6H9N3O2SClPとして 理論値: C,28.41; H,3.58; N,16.57. 実測値: C,28.35; H,3.45; N,16.57.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.18 (3H, d, J=0.8Hz), 4.31 (4
H, br s), 7.65 (1H, q,J=0.8Hz), 8.37 (1H, d, J=6.6
Hz).
【0222】実施例91 N−(ジアミノホスフィニル)−3,5−ジメチル−2
−チオフェンカルボン酸アミド 融点160−162℃ 元素分析値 C7H12N3O2SPとして 理論値: C,36.05; H,5.19; N,18.02. 実測値: C,35.86; H,5.16; N,17.97.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.37 (3H, s), 2.41 (3H, s), 4.1
3 (4H, br s), 6.68 (1H, s), 8.37 (1H, d, J=6.6Hz).
【0223】実施例92 実施例39と同様の方法で以下の化合物を合成した。N
−(ジアミノホスフィニル)−3−メチル−2−フラン
カルボン酸アミド 融点157−158℃ 元素分析値 C6H10N3O3P・1/4H2Oとして 理論値: C,34.71; H,5.10; N,20.24. 実測値: C,34.75; H,5.09; N,20.38.1 H-NMR(DMSO-d6)δ: 2.30 (3H, s), 4.16 (4H, br s),
6.53 (1H, d, J=1.4Hz),7.70 (1H, d, J=1.4Hz), 8.31
(1H, br s).
【0224】実施例93 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メチル−2−チオ
フェンカルボン酸アミド 参考例176で得た5−メチル−2−チオフェンカルボ
ン酸アミド7.6g(47ミリモル)をトルエン50m
lに懸濁し、よく撹拌しながら室温で五塩化リン10.
9g(50ミリモル)を加えた。65℃で30分間撹拌
した後、氷冷し、ギ酸2.0mlを滴下した。25℃で
30分間撹拌後、減圧下にトルエンを除去した。残留物
をテトラヒドロフラン(THF)100mlに溶解し、
氷冷下25%アンモニア水17.1mlに加えた。25
℃で30分間撹拌後にトルエン100mlを加え、析出
した結晶をろ取した。結晶をTHF50mlおよび水5
0mlで洗浄した。真空乾燥し、N−(ジアミノホスフ
ィニル)−5−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミ
ド6.78g(64%)を得た。融点285−297℃
(分解)
【0225】実施例94 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メチル−3−フラ
ンカルボン酸アミド 5−メチル−3−フランカルボン酸アミド(0.94
g)をトルエン(10ml)に懸濁して、五塩化リン
(1.6g)を少量ずつ加えた。70℃に加熱して30
分間撹拌した。反応液を冷却して室温に戻し、ギ酸
(0.35g)を滴下した。室温で20分間撹拌した
後、ヘキサン(30ml)を加えて15分間撹拌した。
析出した結晶をろ取した。ヘキサンで洗浄後、風乾して
1.1gの結晶を得た。この結晶をテトラヒドロフラン
(50ml)に溶解した。氷冷下にアンモニアガスを3
0分間導入した。導入後、室温で50分間撹拌した。エ
チルエーテル(50ml)を加えて20分間撹拌した。
沈殿物をろ別して水洗した。風乾して得られた固体をメ
タノール−エチルエーテルから再結晶した。N−(ジア
ミノホスフィニル)−5−メチル−3−フランカルボン
酸アミド(0.39g)の無色結晶を得た。 融点168−170℃ 元素分析値 C6H10N3O3Pとして 理論値: C, 35.48; H, 4.96; N, 20.69 実測値: C, 35.42; H, 4.90; N, 20.421 H-NMR(DMSO-d6)δ:2.12 (3H, s), 4.12 (4H, br s),
7.48 (1H, s), 8.44 (1H, s), 9.07 (1H, d, J=7.6Hz).
【0226】実施例95〜実施例99 実施例94と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0227】実施例95 N−(ジアミノホスフィニル)−3−メチル−2−フラ
ンカルボン酸アミド 融点157−158℃ 元素分析値 C6H10N3O3P 1/4H2Oとして 理論値: C, 35.48; H, 4.96; N, 20.69 実測値: C, 34.75; H, 5.09; N, 20.381 H-NMR(DMSO-d6)δ:2.30 (3H, s), 4.16 (4H, br s),
6.53 (1H, d, J=1.4Hz),7.70 (1H, d, J=1.4Hz), 8.31
(1H, br s).
【0228】実施例96 N−(ジアミノホスフィニル)−3,5−ジメチル−2
−フランカルボン酸アミド 融点189−191℃ 元素分析値 C7H12N3O3Pとして 理論値: C, 38.72; H, 5.57; N, 19.35 実測値: C, 38.36; H, 5.31; N, 19.241 H-NMR(DMSO-d6)δ:2.24 (2H, s), 2.28 (3H, s), 4.1
5 (4H, br s), 6.17 (1H, s), 8.09 (1H, d, J=7.8Hz).
【0229】実施例97 N−(ジアミノホスフィニル)−5−メチル−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点178−181℃ 元素分析値 C6H10N3O2SP 1/2H2Oとして 理論値: C, 32.61; H, 4.65; N, 19.01 実測値: C, 32.37; H, 4.66; N, 19.281 H-NMR(DMSO-d6)δ:2.44 (3H, d, J=1.2Hz), 4.15 (4
H, br s), 7.26 (1H, s),8.01 (1H, m), 9.12 (1H, d,
J=7.4Hz).
【0230】実施例98 N−(ジアミノホスフィニル)−3,5−ジメチル−2
−チオフェンカルボン酸アミド 融点160−162℃ 元素分析値 C7H12N3O2SPとして 理論値: C, 36.05; H, 5.91; N, 18.02 実測値: C, 35.86; H, 5.16; N, 17.971 H-NMR(DMSO-d6)δ:2.37 (3H, s), 2.41 (3H, s), 4.1
3 (4H, br s), 6.68 (1H, s), 8.31 (1H, br s).
【0231】実施例99 N−(ジアミノホスフィニル)−2−エチル−3−チオ
フェンカルボン酸アミド 融点154−155℃ 元素分析値 C7H12N3O2SP 2/5H2Oとして 理論値: C, 34.96; H, 5.31; N, 17.49 実測値: C, 35.36; H, 5.17; N, 17.101 H-NMR(DMSO-d6)δ:1.23 (3H, t, J=
7.3Hz), 3.13 (2H, q, J=7H
z), 4.11 (4H,br s), 7.28
(1H, d, J=5.2Hz), 7.53 (1
H, d, J=5.2Hz), 8.97 (1H,
br s).
【0232】試験例1 ウレアーゼ阻害剤の除菌効果(in vivo) 5匹の雄性ICRマウスにヘリコバクター・ピロリ(C
PY−433 F4)1×107CFUを含む菌液1ml
を経口投与し、感染させた。1%NaHCO3を含む0.
5%メチルセルロース液に懸濁した被検薬物(10mg
/kg)を菌接種10日後より1日2回、2〜4日間経
口投与した。またランソプラゾール30mg/kgを0.
5%メチルセルロース液に懸濁し、各日1回目の検体投
与の10分前に皮下投与した。最終投与の翌日にマウス
を致死させ、胃を摘出して胃を5mlの生理食塩液で洗
浄後、2mlのブルセラ培地を用いてホモジェネートを
調製した。胃あたりのCFUは胃ホモジェネートのブル
セラ培地による10倍系列希釈液0.1mlを改変ブル
セラ寒天培地上に塗沫し、37℃の微好気性環境下で4
日間培養後、測定した。その結果を表7に示す。
【0233】
【表7】
【0234】試験例2 ウレアーゼ阻害剤のスクリーニング 0.1%N,N−ジメチルホルムアミド液に溶解した被
検薬物20μlに100mM Bis−Tris緩衝液
(pH6.5)100μlおよびヘリコバクター・ピロ
リから調製したウレアーゼ液60μlを加え、室温で3
0分間インキュベートした後、100mMウレア20μ
lを加え室温で10分間反応させた。反応液中に生成し
たアンモニアを市販の測定キット(アンモニア・テスト
ワコーTM,和光純薬)を用いて測定した。溶媒添加群の
アンモニア生成量に対する抑制%を求め、IC50値を算
出した。その結果を表8−1、表8−2および表8−3
に示す。
【0235】
【表8−1】
【0236】
【表8−2】
【0237】
【表8−3】
【0238】試験例3 各群5匹の雄性ICRマウスにヘリコバクター・ピロリ
(CPY 433 F4)1×107CFUを含む菌液
1mlを経口投与し、感染させた。0.5%メチルセル
ロース液または同液に懸濁した薬物(LPZ:ランソプ
ラゾール)を皮下投与し、20分後に1%NaHCO3
を含む0.5%メチルセルロース液または同液に懸濁し
た薬物を経口投与した。薬物投与は1日2回、2日間行
った。最終投与の翌日にマウスを致死させ、胃を摘出し
て胃を5mlの生理食塩水で洗浄後、2mlのブルセラ
培地を用いてホモジェネートを調製した。胃ホモジェネ
ートのブルセラ培地による10倍系列希釈液0.1ml
を改変ブルセラ寒天培地上に塗沫し、37℃の微好気性
環境下で4日間培養し、胃あたりのCFUを測定した。
その結果を表9に示す。
【0239】
【表9】
【0240】製剤例 本発明の抗ヘリコバクター属菌剤および抗ヘリコバクタ
ー属菌用の医薬は、例えば、次のような処方によって製
造することができる。
【0241】 1.カプセル剤 (1)実施例3の化合物 100mg (2)アモキシシリン 500mg (3)微結晶セルロース 70mg (4)ステアリン酸マグネシウム 10mg 1カプセル 680mg (1),(2),(3)および(4)の1/2を混和した後、
顆粒化する。これに残りの(4)を加えて全体をゼラチ
ンカプセルに封入する。
【0242】 2.錠剤 (1)実施例3の化合物 100mg (2)アモキシシリン 500mg (3)微結晶セルロース 30mg (4)ステアリン酸マグネシウム 5mg 1錠 635mg (1),(2)および(3)の2/3と(4)の1/2を混
和後、顆粒化する。これに残りの(3)および(4)を加
えて錠剤に加圧成型する。
【0243】 3.カプセル剤 (1)実施例3の化合物 100mg (2)ランソプラゾール 10mg (3)アモキシシリン 500mg (4)微結晶セルロース 70mg (5)ステアリン酸マグネシウム 10mg 1カプセル 690mg (1),(2),(3)と(4)、および(5)の1/2を混
和した後、顆粒化する。これに残りの(5)を加えて全
体をゼラチンカプセルに封入する。
【0244】 4.錠剤 (1)実施例3の化合物 100mg (2)ランソプラゾール 10mg (3)アモキシシリン 500mg (4)微結晶セルロース 30mg (5)ステアリン酸マグネシウム 5mg 1錠 645mg (1),(2),(3)および(4)の2/3と(5)の1/
2を混和後、顆粒化する。これに残りの(4)および
(5)を加えて錠剤に加圧成型する。
【0245】5.組み合わせ製剤(キット) 各活性成分を含有するカプセルAおよびカプセルBを別
途調製し、一つの箱に梱包する。 (a)カプセルA (1)ランソプラゾール 10mg (2)ラクトース 90mg (3)微結晶セルロース 70mg (4)ステアリン酸マグネシウム 10mg 1カプセル 180mg (1),(2)と(3)、および(4)の1/2を混和した
後、顆粒化する。これに残りの(4)を加えて全体をゼ
ラチンカプセルに封入する。 (b)カプセルB (1)実施例3の化合物 100mg (2)アモキシシリン 500mg (3)微結晶セルロース 70mg (4)ステアリン酸マグネシウム 10mg 1カプセル 680mg (1),(2)と(3)、および(4)の1/2を混和した
後、顆粒化する。これに残りの(4)を加えて全体をゼ
ラチンカプセルに封入する。
【0246】6.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着性
製剤 ベヘン酸ヘキサ(テトラ)グリセリド(阪本薬品
(株)、商品名HB−310)86.0gを秤量し、8
4℃で加熱熔融する。これに実施例3の化合物4g、次
いでアクリル酸系重合体(和光純薬工業(株)、商品名
ハイビスワコー104)10.0gを順次添加し、84
℃に保って15分間撹拌し分散させる。熔融混合物を1
950rpmで回転している直径15cmのアルミ製デ
ィスクに10g/分の速度で滴下することにより、42
/60メッシュの球状の細粒剤が得られる。
【0247】7.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着性
製剤 硬化ヒマシ油(フロイント産業(株)、商品名ラブリワ
ックス101)63gおよびベヘン酸ヘキサ(テトラ)
グリセリド(阪本薬品(株)、商品名HB−310)
5.0gを秤量し、84℃で加熱熔融する。これに実施
例3の化合物4g、次いでアクリル酸系重合体(和光純
薬工業(株)、商品名ハイビスワコー104)8.0
g、カードラン(武田薬品工業(株))20gを順次添
加し、84℃に保って15分間撹拌し分散させる。熔融
混合物を1950rpmで回転している直径15cmの
アルミ製ディスクに10g/分の速度で滴下することに
より42/60メッシュの球状の細粒剤が得られる。
【0248】8.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着性
製剤 硬化ヒマシ油(フロイント産業(株)、商品名ラブリワ
ックス101)63gおよびベヘン酸ヘキサ(テトラ)
グリセリド(阪本薬品(株)、商品名HB−310)
5.0gを秤量し、84℃で加熱熔融する。これに実施
例3の化合物4g、次いでアクリル酸系重合体(和光純
薬工業(株)、商品名ハイビスワコー104)8.0
g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(信越化学
工業(株)、商品名L−HPC)20gを順次添加し、
84℃に保って15分間撹拌し分散させる。熔融混合物
を1950rpmで回転している直径15cmのアルミ
製ディスクに10g/分の速度で滴下することにより4
2/60メッシュの球状の細粒剤が得られる。
【0249】9.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着性
製剤 ベヘン酸ヘキサ(テトラ)グリセリド(阪本薬品
(株)、商品名HB−310)81.5gを秤量し、8
4℃で加熱熔融する。これに実施例3の化合物0.5
g、次いでアクリル酸系重合体(和光純薬工業(株)、
商品名ハイビスワコー104)8.0g、カードラン
(武田薬品工業(株))10gを順次添加し、84℃で
保って15分間撹拌し分散させる。熔融混合物を195
0rpmで回転している直径15cmのアルミ製ディス
クに10g/分の速度で滴下することにより42/60
メッシュの球状の細粒剤が得られる。
【0250】10.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着
性製剤 硬化ヒマシ油(フロイント産業(株)、商品名ラブリワ
ックス101)54gおよびベヘン酸ヘキサ(テトラ)
グリセリド(阪本薬品(株)、商品名HB−310)
1.0gを秤量し、84℃で加熱熔融する。これに実施
例3の化合物35g、次いでアクリル酸系重合体(和光
純薬工業(株)、商品名ハイビスワコー104)5.0
g、カードラン(武田薬品工業(株))5gを順次添加
し、84℃に保って15分間撹拌し分散させる。熔融混
合物を1950rpmで回転している直径15cmのア
ルミ製ディスクに10g/分の速度で滴下することによ
り42/60メッシュの球状の細粒剤が得られる。
【0251】11.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着
性製剤 硬化ヒマシ油(フロイント産業(株)、商品名ラブリワ
ックス101)35gおよびベヘン酸ヘキサ(テトラ)
グリセリド(阪本薬品(株)、商品名HB−310)1
gを秤量し、84℃で加熱熔融する。これに実施例3の
化合物35g、次いでアクリル酸系重合体(和光純薬工
業(株)、商品名ハイビスワコー104)5.0g、低
置換度ヒドロキシプロピルセルロース(信越化学工業
(株)、商品名L−HPC)5.0gを順次添加し、8
4℃に保って15分間撹拌し分散させる。熔融混合物を
1950rpmで回転している直径15cmのアルミ製
ディスクに10g/分の速度で滴下することにより42
/60メッシュの球状の細粒剤が得られる。
【0252】12.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着
性製剤 硬化ヒマシ油(フロイント産業(株)、商品名ラブリワ
ックス101)76gを秤量し、84℃で加熱熔融す
る。これに実施例3の化合物4.0g、次いでアクリル
酸系重合体(和光純薬工業(株)、商品名ハイビスワコ
ー104)10.0g、低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロース(信越化学工業(株)、商品名L−HPC)1
0.0gを順次添加し、84℃に保って15分間撹拌し
分散させる。熔融混合物を1950rpmで回転してい
る直径15cmのアルミ製ディスクに10g/分の速度
で滴下することにより42/60メッシュの球状の細粒
剤が得られる。
【0253】13.抗生物質含有胃粘膜付着性製剤 硬化ヒマシ油(フロイント産業(株)、商品名ラブリワ
ックス101)75gを秤量し、95℃に加熱熔融す
る。これにアモキシシリン1.5g、次いでアクリル酸
系重合体(和光純薬工業(株)、商品名ハイビスワコー
104)10.0g、カードラン(武田薬品工業
(株))13.5gを順次添加し、95℃に保って15
分間撹拌し分散させる。熔融混合物を1950rpmで
回転している直径15cmのアルミ製ディスクに10g
/分の速度で滴下することにより42/60メッシュの
球状の細粒剤が得られる。
【0254】14.抗生物質含有胃粘膜付着性製剤 カルナウバロウ(フロイント産業(株)、商品名ポリシ
ングワックス103)88.5gを秤量し、95℃に加
熱熔融する。これにアモキシシリン1.5g、次いでア
クリル酸系重合体(和光純薬工業(株)、商品名ハイビ
スワコー104)10.0gを順次添加し、95℃に保
って15分間撹拌し分散させる。熔融混合物を1950
rpmで回転している直径15cmのアルミ製ディスク
に10g/分の速度で滴下することにより42/60メ
ッシュの球状の細粒剤が得られる。
【0255】15.リン酸アミド誘導体含有胃粘膜付着
性製剤 硬化ヒマシ油(フロイント産業(株)、商品名ラブリワ
ックス101)78gを秤量し、84℃で加熱熔融す
る。これに実施例3の化合物4g、次いでアクリル酸系
重合体(和光純薬工業(株)、商品名ハイビスワコー1
04)8.0g、カードラン(武田薬品工業(株))1
0.0gを順次添加し、84℃に保って15分間撹拌し
分散させる。熔融混合物を1950rpmで回転してい
る直径15cmのアルミ製ディスクに10g/分の速度
で滴下することにより42/60メッシュの球状の細粒
剤が得られる。
【0256】
【発明の効果】本発明の抗ヘリコバクター属菌剤、医薬
組成物および抗ヘリコバクター属菌用の医薬は、抗ヘリ
コバクター属菌作用を有し、例えば消化管内で有毒な作
用を及ぼすヘリコバクター属菌に対して除菌作用および
殺菌作用を示す。したがって、胃炎、十二指腸潰瘍、胃
潰瘍、慢性胃炎などヘリコバクター属菌が原因と考えら
れる消化性疾患の予防または治療に有用である。また近
年ヘリコバクター属菌、特にヘリコバクター・ピロリと
胃癌との相関関係が大きいことがいわれていることか
ら、胃癌の予防などにも有用と考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 33/42 A61K 33/42 C07F 9/655 C07F 9/655 9/6553 9/6553 // C07F 9/22 9/22

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中、Rは置換されていてもよいアミノ基を示す〕で
    表される化合物またはその塩および抗生物質を含有する
    抗ヘリコバクター属菌剤。
  2. 【請求項2】Rが式−NHCOR1(式中、R1は水素原
    子、置換されていてもよい炭化水素基または置換されて
    いてもよい複素環基を示す)で表される基である請求項
    1記載の抗ヘリコバクター属菌剤。
  3. 【請求項3】抗生物質がペニシリン系抗生物質、マクロ
    ライド系抗生物質またはニトロイミダゾール系抗生物質
    である請求項1記載の抗ヘリコバクター属菌剤。
  4. 【請求項4】一般式 【化2】 〔式中、R1aは置換されていてもよい環状炭化水素基ま
    たは置換されていてもよい複素環基を示す〕で表される
    化合物またはその塩および抗生物質を含有する医薬組成
    物。
  5. 【請求項5】R1aがそれぞれ置換されていてもよい芳香
    族炭化水素基または芳香族複素環基である請求項4記載
    の医薬組成物。
  6. 【請求項6】R1aが置換されていてもよい5員芳香族複
    素環基である請求項4記載の医薬組成物。
  7. 【請求項7】R1aがそれぞれ1もしくは2個のC1-3
    ルキル基で置換されたチエニル基またはフリル基である
    請求項4記載の医薬組成物。
  8. 【請求項8】化合物がN−(ジアミノホスフィニル)−
    5−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミドである請
    求項4記載の医薬組成物。
  9. 【請求項9】化合物がN−(ジアミノホスフィニル)−
    2−メチル−3−フランカルボン酸アミドまたはその塩
    である請求項4記載の医薬組成物。
  10. 【請求項10】抗生物質がペニシリン系抗生物質、マク
    ロライド系抗生物質またはニトロイミダゾール系抗生物
    質である請求項4記載の医薬組成物。
  11. 【請求項11】抗ヘリコバクター属菌剤である請求項4
    記載の医薬組成物。
  12. 【請求項12】潰瘍の再発予防剤である請求項4記載の
    医薬組成物。
  13. 【請求項13】一般式 【化3】 〔式中、R1bは(i)置換されていてもよい環状炭化水素
    基、(ii)置換されていてもよい複素環基、(iii)置換さ
    れていてもよい環状炭化水素基で置換された水酸基、(i
    v)置換されていてもよい複素環基で置換された水酸基、
    (v)置換されていてもよい環状炭化水素基で置換された
    チオール基、もしくは(vi)置換されていてもよい複素環
    基で置換されたチオール基で置換された非環状炭化水素
    基を示す〕で表される化合物またはその塩および抗生物
    質を含有する医薬組成物。
  14. 【請求項14】抗生物質がペニシリン系抗生物質、マク
    ロライド系抗生物質またはニトロイミダゾール系抗生物
    質である請求項13記載の医薬組成物。
  15. 【請求項15】(1)一般式 【化4】 〔式中、Rは置換されていてもよいアミノ基を示す〕で
    表される化合物またはその塩、(2)抗生物質、および
    (3)制酸剤または/および酸分泌抑制剤を含有する医
    薬組成物。
  16. 【請求項16】Rが式−NHCOR1(式中、R1は水素
    原子、置換されていてもよい炭化水素基または置換され
    ていてもよい複素環基を示す)で表される基である請求
    項15記載の医薬組成物。
  17. 【請求項17】R1が置換されていてもよい環状炭化水
    素基または置換されていてもよい複素環基である請求項
    16記載の医薬組成物。
  18. 【請求項18】R1が(i)置換されていてもよい環状炭化
    水素基、(ii)置換されていてもよい複素環基、(iii)置
    換されていてもよい環状炭化水素基で置換された水酸
    基、(iv)置換されていてもよい複素環基で置換された水
    酸基、(v)置換されていてもよい環状炭化水素基で置換
    されたチオール基、もしくは(vi)置換されていてもよい
    複素環基で置換されたチオール基で置換された非環状炭
    化水素基である請求項16記載の医薬組成物。
  19. 【請求項19】R1が置換されていてもよい芳香族炭化
    水素基または芳香族複素環基である請求項16記載の医
    薬組成物。
  20. 【請求項20】R1が置換されていてもよい5員芳香族
    複素環基である請求項16記載の医薬組成物。
  21. 【請求項21】R1がそれぞれ1もしくは2個のC1-3
    ルキル基で置換されたチエニル基またはフリル基である
    請求項16記載の医薬組成物。
  22. 【請求項22】化合物がN−(ジアミノホスフィニル)
    −5−メチル−2−チオフェンカルボン酸アミドである
    請求項15記載の医薬組成物。
  23. 【請求項23】化合物がN−(ジアミノホスフィニル)
    −2−メチル−3−フランカルボン酸アミドまたはその
    塩である請求項15記載の医薬組成物。
  24. 【請求項24】抗生物質がペニシリン系抗生物質、マク
    ロライド系抗生物質またはニトロイミダゾール系抗生物
    質である請求項15記載の医薬組成物。
  25. 【請求項25】酸分泌抑制剤がプロトンポンプ阻害剤で
    ある請求項15記載の医薬組成物。
  26. 【請求項26】プロトンポンプ阻害剤がベンズイミダゾ
    ール系化合物である請求項25記載の医薬組成物。
  27. 【請求項27】抗ヘリコバクター属菌剤である請求項1
    5記載の医薬組成物。
  28. 【請求項28】潰瘍の再発予防剤である請求項15記載
    の医薬組成物。
  29. 【請求項29】一般式 【化5】 〔式中、R1aは置換されていてもよい環状炭化水素基ま
    たは置換されていてもよい複素環基を示す〕で表される
    化合物またはその塩と抗生物質とを組み合わせてなる医
    薬。
  30. 【請求項30】一般式 【化6】 〔式中、R1bは(i)置換されていてもよい環状炭化水素
    基、(ii)置換されていてもよい複素環基、(iii)置換さ
    れていてもよい環状炭化水素基で置換された水酸基、(i
    v)置換されていてもよい複素環基で置換された水酸基、
    (v)置換されていてもよい環状炭化水素基で置換された
    チオール基、もしくは(vi)置換されていてもよい複素環
    基で置換されたチオール基で置換された非環状炭化水素
    基を示す〕で表される化合物またはその塩と抗生物質と
    を組み合わせてなる医薬。
  31. 【請求項31】(1)一般式 【化7】 〔式中、Rは置換されていてもよいアミノ基を示す〕で
    表される化合物またはその塩、(2)抗生物質および
    (3)制酸剤または/および酸分泌抑制剤を組み合わせ
    てなる医薬。
  32. 【請求項32】一般式 【化8】 〔式中、Rは置換されていてもよいアミノ基を示す〕で
    表される化合物またはその塩と抗生物質とを併用するこ
    とを特徴とする抗ヘリコバクター属菌用の医薬。
  33. 【請求項33】一般式 【化9】 〔式中、Rは置換されていてもよいアミノ基を示す〕で
    表される化合物またはその塩と、抗生物質と、制酸剤ま
    たは/および酸分泌抑制剤とを併用することを特徴とす
    る抗ヘリコバクター属菌剤。
  34. 【請求項34】N−(ジアミノホスフィニル)−5−メ
    チル−3−フランカルボン酸アミドまたはその塩。
  35. 【請求項35】N−(ジアミノホスフィニル)−3,5
    −ジメチル−2−フランカルボン酸アミドまたはその
    塩。
  36. 【請求項36】N−(ジアミノホスフィニル)−3,5
    −ジメチル−2−チオフェンカルボン酸アミドまたはそ
    の塩。
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