JPH10325012A - ヘルメットおよびその脱着方法 - Google Patents

ヘルメットおよびその脱着方法

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JPH10325012A
JPH10325012A JP9144642A JP14464297A JPH10325012A JP H10325012 A JPH10325012 A JP H10325012A JP 9144642 A JP9144642 A JP 9144642A JP 14464297 A JP14464297 A JP 14464297A JP H10325012 A JPH10325012 A JP H10325012A
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helmet
head
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locking
pads
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Manabu Nemoto
学 根本
Masayuki Shida
眞之 志田
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    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/32Collapsible helmets; Helmets made of separable parts ; Helmets with movable parts, e.g. adjustable
    • A42B3/328Collapsible helmets; Helmets made of separable parts ; Helmets with movable parts, e.g. adjustable with means to facilitate removal, e.g. after an accident

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ヘルメット1の装着状態において内装パッ
ド20a、20bをキャップ状頭部保護体2の内部から
引っ張り出すためのほゞ半ループ状などの引っ張り部材
40が内装パッド20a、20bに設けられている。 【効果】引っ張り部材40を手12の指で引っ張って内
装パッド20a、20bをキャップ状頭部保護体2の内
部から引っ張り出すことによって、頭部保護体2をヘル
メット装着者10の頭部11から比較的小さな力で取り
外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車のライ
ダなどが頭部の保護などのためにその頭部に装着するキ
ャップ状の頭部保護体を備え、この頭部保護体の内部に
1つまたは複数の内装パッドが配されたヘルメットと、
このようなヘルメットを上記頭部から簡単に脱着する方
法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車のライダなどのヘルメット装
着者の頭部に装着されるフルフェイス型のキャップ状頭
部保護体と、ヘルメット装着者の額部と顎部との間に対
向するように頭部保護体の前面に形成した窓孔を開閉し
得るシールド板と、頭部保護体に取り付けた顎掛け用バ
ンドとから成るフルフェイス型ヘルメットが従来から知
られている。このようなフルフェイス型ヘルメットによ
れば、ヘルメット装着者の頭部のほゞ全体をキャップ状
の頭部保護体によって充分に保護することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
構成された従来のフルフェイス型ヘルメットは、キャッ
プ状頭部保護体も当然のことながらフルフェイス型とな
るから、ヘルメット装着者の頭部に対する装着操作およ
び脱着操作が容易でない。特に、近年のフルフェイス型
ヘルメットは、運転走行時の安定性や装着感を向上させ
るために、頭部保護体の下端部分が絞り込まれ、また、
頬部用などの内装パッドによる頭部や顔面への密着度が
高められている。このために、自動二輪車のライダなど
のヘルメット装着者が自動二輪車事故などの交通事故を
起こしたときに、この交通事故の介護者がヘルメット装
着者の頭部からフルフェイス型の頭部保護体を取り外す
のに大きな力が必要であるから、1人の介護者だけでは
ヘルメットの着脱操作がかなり面倒であった。
【0004】この点を図13に基づいて説明すると、図
13はフルフェイス型ヘルメット1を脱着するのに必要
な力を測定する実験を示している。そして、ヘルメット
装着者10の頭部に装着された従来のフルフェイス型ヘ
ルメット1の頭部保護体2の頂壁部には、輪つきボルト
61が取付けられ、この輪つきボルトには、ばねばかり
62の下端が連結されている。
【0005】この図13に示す状態(顎掛け用バンドは
図示されていないが、ヘルメット装着者10の顎から外
されている)において、ばねばかり62の上端を上方に
引き上げたところ、左右一対の頬部用ブロック状内装パ
ッドを頭部保護体2の内部に取り付けたまゝであれば、
16kgの張力が頭部保護体2の頂壁部に加わるまでヘル
メット1を脱着させることはできなかった。これに対
し、左右一対の頬部用ブロック状内装パッドを頭部保護
体2の内部からそれぞれ取り外しておいたところ、2.
5kgの張力が頭部保護体2の頂壁部に加わるだけでヘル
メット1を脱着させることができた。
【0006】したがって、この図13に示す実験によっ
て、通常はフルフェイス型ヘルメット1の脱着操作に大
きな力が必要であることと、頭部保護体の内部から頬部
用ブロック状内装パッドを取外しておけば、フルフェイ
ス型ヘルメット1の脱着操作にそれほど大きな力が必要
ではないこととが判明した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは図13に示
す実験によって判明した結果に基づいて本発明を想到し
たのであって、このようにして想到された本発明は、冒
頭に述べたようなヘルメットにおいて、ヘルメットの装
着状態において内装パッドの少なくとも1つをキャップ
状の頭部保護体の内部から少なくとも部分的に引っ張り
出すために、この少なくとも1つの内装パッドから下方
に突出した引っ張り部材を上記少なくとも1つの内装パ
ッドに取り付けたものである。
【0008】また、本発明は、このようなヘルメットを
ヘルメット装着者の頭部から簡単に脱着する方法にも係
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、本発明をフルフェイス型ヘ
ルメットに適用した第1の実施例を図1〜図10を参照
して説明する。
【0010】フルフェイス型ヘルメット1は、図1およ
び図10に示すように、自動二輪車のライダなどのヘル
メット装着者(以下、「装着者」という)10の頭部1
1に装着されるフルフェイス型のキャップ状頭部保護体
2と、装着者10の額部と顎部との間(すなわち、顔
面)に対向するように頭部保護体2の前面に形成した窓
孔3を開閉し得るシールド板4と、頭部保護体2の内側
にそれぞれ取付けた左右一対の顎掛け用バンド8a、8
b(図10参照)とから成っている。なお、シールド板
4は、従来から周知のように、ポリカーボネート、その
他の硬質合成樹脂などの透明または半透明の硬質材料か
ら成り、また、左右一対の取付けねじ(図示せず)によ
り頭部保護体2に回動自在に取付けられている。そし
て、このシールド板4は、その復回動位置においては窓
孔3を閉塞し、この復回動位置から上方へ回動した図1
および図10に示す往回動位置においては窓孔3を開放
し、これら両者の中間の位置においては窓孔3を部分的
に開放し得るように構成されている。また、頭部保護体
2には、必要に応じて、従来から周知のように単一種類
または複数種類のベンチレータ機構が組み込まれていて
よいが、本文においては、その説明および図示を省略す
る。
【0011】頭部保護体2は、図1、図2、図10など
に示すように、この頭部保護体2の外周壁を構成してい
るフルフェイス型の外側シェル5と、この外側シェル5
の下端の全周囲にわたって接着などにより取付けた断面
ほゞU字状の下端用縁部材6と、外側シェル5の窓孔1
3の全周囲にわたって接着などにより取付けた断面ほゞ
E字状の窓孔用縁部材7と、装着者10の前頭部、頭頂
部、左右両側頭部および後頭部にそれぞれ対向する前頭
領域、頭頂領域、左右両側頭領域および後頭領域におけ
る外側シェル5の内周面に当接させて接着などにより取
付けた頭部用裏当て部材14と、装着者10の顎部およ
び頬部に対向する顎領域および頬領域における外側シェ
ル5の内周面に当接させて接着などにより取付けた顎・
頬部用裏当て部材15とから成っている。なお、外側シ
ェル5は、FRP、その他の硬質合成樹脂などから成る
強度の大きいシェル本体の内周面に不織布などの柔軟性
シートを裏張りした複合材料から成っていてよい。ま
た、下端用縁部材6は、発泡塩化ビニール、合成ゴム、
その他の軟質合成樹脂などから成っていてよい。さら
に、窓孔用縁部材7は、合成ゴム、その他の可撓性に富
んだ弾性材料から成っていてよい。
【0012】頭部用裏当て部材14は、図2に示すよう
に、頭部用衝撃吸収ライナ16と、装着者10の左右両
側頭部にそれぞれ対向する左右両側頭領域を除く領域に
おける衝撃吸収ライナ16の内側面をほゞ覆うように取
付けた通気性の頭部用裏当てカバー17とから成ってい
る。なお、図2においては、頭部用裏当てカバー17の
みは裏面図で示されている。そして、顎・頬部用裏当て
部材15は、図2に示すように、顎・頬部用衝撃吸収ラ
イナ19と、装着者10の左右両頬部に対向する左右両
頬領域における顎・頬部用衝撃吸収ライナ19の内側面
にそれぞれ当接させて取付けた左右一対の頬部用ブロッ
ク状内装パッド20a、20bとから成っている。
【0013】頭部用衝撃吸収ライナ16および顎・頬部
用衝撃吸収ライナ19の本体部分は、それぞれ、発泡ポ
リスチレン、その他の合成樹脂などの適度な剛性と適度
な塑性とを備えた材料から成っていてよい。また、上記
頭部用裏当てカバー17の本体部分は、頭部用衝撃吸収
ライナ16に対向する側の面(すなわち、外側面)にウ
レタンフォーム、その他の合成樹脂などの柔軟性に富ん
だ弾性材料から成る層をラミネートした多孔性不織布か
ら成っていてよい。さらに、上記一対の頬部用ブロック
状内装パッド20a、20bの本体部分は、それぞれ、
ウレタンフォーム、その他の合成樹脂などの柔軟性に富
んだ1個または複数個の弾性材料と、この弾性材料の内
側面および外側面を袋状に覆っている多孔性不織布とか
ら成っていてよい。
【0014】図2に示すように、頭部用裏当てカバー1
7の本体部分の前端部および後端部には、前部係止部材
25および後部係止部材26が縫い付け、テープ止め、
接着などによりそれぞれ取付けられている。また、頭部
用衝撃吸収ライナ16の本体部分の前端部および後端部
には、これらの係止部材25、26にそれぞれほゞ対応
して前部係止部材27および後部係止部材28がリベッ
ト29およびワッシャ(図示せず)などによる止着、接
着、テープ止めなどにより取付けられている。そして、
頭部用裏当てカバー17側の係止部材25、26にそれ
ぞれ一対ずつ設けた係止突起30a、30b、31a、
31bを頭部用衝撃吸収ライナ16側の係止部材27、
28にそれぞれ一対ずつ設けた係止孔32a、32b、
33a、33bにそれぞれ圧入により嵌合固定すること
によって、頭部用裏当てカバー17が頭部用衝撃吸収ラ
イナ16に着脱可能に取付けられている。なお、係止部
材25、26、27、28は、ポリエチレンなどの軟質
合成樹脂などから成っていてよい。
【0015】したがって、係止突起30aと係止孔32
aとの凹凸嵌合によって、頭部用裏当てカバー17の前
端部を頭部用衝撃吸収ライナ16の前端部に取り付ける
ための第1の取り付け機構が構成されている。また、係
止突起30bと係止孔32bとの凹凸嵌合によって、同
上の第2の取り付け機構が構成さている。そして、係止
突起31aと係止孔33aとの凹凸嵌合によって、頭部
用裏当てカバー17の後端部を頭部用衝撃吸収ライナ1
6の後端部に取り付けるための第1の取り付け機構が構
成されている。また、係止突起31bと係止孔33bと
の凹凸嵌合によって、同上の第2の取り付け機構が構成
されている。
【0016】図2、図3などに示すように、頬部用ブロ
ック状内装パッド20a、20bの本体部分の外側面の
上端附近には、係止部材34が縫い付け、テープ止め、
接着などによりそれぞれ取付けられている。また、顎・
頬部用衝撃吸収ライナ19の本体部分の左右両内側面の
上端附近には、上記係止部材34にほゞ対応して係止部
材35がリベット44およびワッシャ45などによる止
着、接着、テープ止めなどによりそれぞれ取付けられて
いる。なお、衝撃吸収ライナ19の本体部分には、リベ
ット44を挿通させるための挿通孔46が設けられてい
る。そして、内装パッド20a、20b側の係止部材3
4にそれぞれ一対ずつ設けた係止突起36、37を衝撃
吸収ライナ19側の係止部材35にそれぞれ一対ずつ設
けた係止孔38、39に圧入などにより嵌合固定するこ
とによって、内装パッド20a、20bが衝撃吸収ライ
ナ19にそれぞれの着脱可能に取付けられている。な
お、左右一対の内装パッド20a、20bのそれぞれの
係止部材34および衝撃吸収ライナ19の左右一対の係
止部材35は、ポリエチレンなどの軟質合成樹脂などか
ら成っていてよい。
【0017】したがって、係止突起36と係止孔38と
の凹凸嵌合によって、頬部用ブロック状内装パッド20
a、20bを顎・頬部用衝撃吸収ライナ19に取り付け
るための第1の取り付け機構がそれぞれ構成されてい
る。また、係止突起37と係止孔39との凹凸嵌合によ
って、同上の第2の取り付け機構がそれぞれ構成されて
いる。
【0018】頬部用ブロック状内装パッド20a、20
bの係止部材34にそれぞれ設けた一対の係止突起3
6、37のうちの一方の係止突起36は、これらの係止
部材34とそれぞれ一体成形されている。これに対し、
他方の係止突起37は、ほゞL字形状の摺動レバーから
成る操作部材51の先端部に一体成形されている。そし
て、この操作部材51は、係止部材34に一体的に設け
た左右一対の断面L字状の把持部52a、52bにより
これらの係止部材34にそれぞれ形成した左右一対のガ
イド溝に摺動可能に嵌合している。また、係止部材34
には、突起挿通孔53がそれぞれ設けられている。そし
て、これらの突起挿通孔53は、係止突起37をこれら
の突起挿通孔53に挿入するのに必要な径大の挿入部5
3aと、これらの突起挿通孔53に挿入した係止突起3
7を移動させるのに必要な径小の逃げ部53bとが互い
に連通した鍵穴形状となっている。なお、操作部材51
の基端部は、この操作部材51のL字形状のために屈曲
部を有し、この屈曲部は、操作部材51の操作つまみ部
51aを構成している。
【0019】顎・頬部用衝撃吸収ライナ19の左右一対
の係止部材35にそれぞれ設けた一対の係止孔38、3
9のうちの一方の係止孔38は、内装パッド20a、2
0b側の係止突起36を着脱可能に圧入し得るようにほ
ゞ円形、ほゞ正方形などに形成されている。これに対
し、他方の係止孔39は、係止突起37をこれらの係止
孔39から取り出すのに必要な径大の逃げ部39aと、
これらの係止孔39に挿入した係止突起37を係止する
のに必要な径小の係止部39bとが互いに連通した鍵穴
形状となっている。さらに、係止部材35の外側面に
は、逃げ部39aに対向するように断面ほゞ円弧状の抜
き出しガイド用腕部54がこれらの係止部材35と一体
成形されて配設されている。
【0020】頬部用ブロック状内装パッド20a、20
bの本体部分の下端部には、図2、図3などに示すよう
に、被挾持部材41が縫い付け、テープ止め、接着など
によりそれぞれ取付けられている。また、顎・頬部用衝
撃吸収ライナ19の本体部分の左右両下端部には、折返
し構造を有する左右一対の挾持部材42が接着、テープ
止め、リベットおよびワッシャなどによる止着などによ
りそれぞれ取付けられている。そして、被挾持部材41
がこの折返し構造を有する挾持部材42に下方から挿入
されることにより挾み込まれて支持されている。なお、
左右一対の内装パッド20a、20bのそれぞれの被挾
持部材41および衝撃吸収ライナ19の左右一対の挾持
部材42は、ポリエチレンなどの軟質合成樹脂などから
成っていてよい。
【0021】頬部用ブロック状内装パッド20a、20
bのそれぞれの被挾持部材41には、頬部用ブロック状
内装パッド20a、20bを頭部保護体2の内部から外
方に引き出すのに用いられる引っ張り部材40がそれぞ
れ取付けられている。そして、これらの引っ張り部材4
0は、図示の実施例においては、比較的厚さの薄いテー
プ状の布紐の両端部40a、40bをほゞ水平方向に適
当な間隔をあけて配置して上下方向にほゞ平行な状態で
縫い付けることにより内装パッド20a、20bの被挾
持部材41にそれぞれ取付けられている。したがって、
引っ張り部材40は、それぞれ、可塑性の半ループ状で
あって、その前端部40aの近傍でほゞ90度折り返さ
れ、さらに、その後端部40bの近傍で逆方向にほゞ9
0度折り返されて、全体として偏平なほゞU字形状とな
っている。ゆえに、引っ張り部材40は、多少たるんだ
状態で頬部用ブロック状内装パッド20a、20bの外
側面の下端部の近傍に配置されているから、これらの内
装パッド20a、20bの下端面(すなわち、下端部)
から下方に突出した状態でこの下端面からごく僅かに垂
れ下がっているだけであり、したがって、装着者10が
ヘルメット1を装着した通常の使用状態においては外部
から見えることはほとんどない。そして、引っ張り部材
40は、被挾持部材41との組み合せにより、人間の指
を引掛けることができるループ状部分を構成している。
【0022】引っ張り部材40は、内装パッド20a、
20bの下端部またはその近傍に止着されているのが好
ましいが、必ずしも被挾持部材41に止着される必要は
なく、内装パッド20a、20bに取付けられた他の部
材に止着されてもよく、また、内装パッド20a、20
bの本体部分に直接に止着されてもよい。さらに、引っ
張り部材40は、この引っ張り部材40を引っ張り始め
るときに明確にその位置を認識し得るように、その周囲
の他の部材(すなわち、内装パッド20a、20bの本
体部分、被挾持部材41、衝撃吸収ライナ19の本体部
分、挾持部材42など)の表面の色とは明確に相違する
色(例えば、赤色)であるのが好ましい。
【0023】引っ張り部材40の半ループ状の部分(す
なわち、内装パッド20a、20bに止着されている両
端部40a、40bを除く部分)の両端間の距離は、図
示の実施例の場合には約4cmであるが、実用性の観点か
ら見て、2〜8cmであるのが好ましく、3〜6cmである
のがさらに好ましい。また、引っ張り部材40の上記半
ループ状の部分の長さは、図示の実施例においては上記
両端間の距離よりも約1cm大きくて約1cmのたるみを有
しているが、実用性の観点から見て、0.3〜6cm大き
いのが好ましく、0.5〜4cm大きいのがさらに好まし
い。また、引っ張り部材40の幅は、図示の実施例の場
合には約6mmであるが、実用性の観点から見て、2〜1
2mmであるのが好ましく、4〜9mmであるのがさらに好
ましい。
【0024】引っ張り部材40の上記半ループ状の部分
の上記両端の上下方向の位置は、内装パッド20a、2
0bの下端面またはその近傍であってよく、図示の実施
例の場合には内装パッド20a、20bの外側面で上記
下端面よりも約4mm上方であるが、実用性の観点から見
て、上記下端面とこの下端面から約15mm上方との間で
あるのが好ましく、上記下端面から約2mm上方と約8mm
上方との間であるのがさらに好ましい。しかし、ヘルメ
ット1の装着状態において引っ張り部材40が外部から
あまり目立たずかつ上記下端面附近で人間の指を引っ掛
けることができれば、これらの数値に特にこだわる必要
もない。したがって、引っ張り部材40は、上記下端面
(換言すれば、頭部装着体2の下端部)からその幅(す
なわち、図示の実施例の場合には約6mm)程度またはこ
の幅よりも多少余分(2〜20mmが好ましく、4〜10
mmがさらに好ましい)に下方に垂れ下がっている方がよ
い。また、引っ張り部材40は、必ずしもテープ状であ
る必要はなくて、可塑性のロッド形状または糸形状であ
ってもよい。そして、この場合には、引っ張り部材40
の太さは、0.5〜6mmであるのが好ましく、2〜4mm
であるのがさらに好ましい。
【0025】頬部用ブロック状内装パッド20a、20
bの被挾持部材41は、図3などに示すように、それぞ
れ、細長い薄板形状に構成されている。そして、これら
の被挾持部材41の後端は内装パッド20a、20bか
ら後方に一体的に突出して差し込み部41aを構成し、
その中間部分は上方に一体的に突出して位置決め部41
bを構成している。また、被挾持部材41の内側面の上
端には、そのほゞ全長にわたって係合爪部41cが一体
的に形成されている。
【0026】顎・頬部用衝撃吸収ライナ19の左右一対
の挾持部材42は、図3などに示すように、外側板状部
55および左右一対の内側板状部56から成り、これら
の板状部55、56により折り返し構造が構成されてい
る。そして、外側板状部55には左右一対の窓孔57が
設けられ、内側板状部56はこれら一対の窓孔57にそ
れぞれ対向するようにそれらの上端が外側板状部55に
一体的に連接されている。また、内側板状部56の内側
面の下端には、そのほゞ全長にわたって係合爪部56a
が一体的に形成されている。
【0027】被挾持部材41は、挾持部材42の外側板
状部55と内側板状部56との間に差し込まれ、その係
合爪部41cが内側板状部56の係合爪部56aに図8
に示すように係合している。また、この場合、被挾持部
材41の位置決め部41bは、挾持部材42の左右一対
の内側板部56の間に挿入され、これら一対の内側板部
56により位置決めされている。さらに、被挾持部材4
1の差し込み部41aは、頭部用衝撃吸収ライナ16の
後部係止部材28と頭部用裏当てカバー17の後部係止
部材26との間に挿入され、これらの後部係止部材2
8、26により位置決めされている。
【0028】顎・頬部用衝撃吸収ライナ19の左右両側
部には、外側シェル5にねじ止めなどによりその基端を
それぞれ取付けられた左右一対の顎掛け用バンド8a、
8bをそれぞれ挿通させるための一対の挿通孔43a、
43bが設けられている。また、顎・頬部用ブロック状
内装パッド20a、20bには、一対の挿通孔46a、
46bがそれぞれ設けられている。そして、上記一対の
挿通孔43a、43bにそれぞれ挿通された一対の顎掛
け用バンド8a、8bは、さらにこれら一対の挿通孔4
6a、46bにそれぞれ挿通されて頭部装着体2の内部
まで延びている。
【0029】以上のように構成された図1〜図10に示
すフルフェイス型ヘルメット1を装着者10が装着して
いる図1の状態において、装着者10以外の人(例え
ば、自動二輪者事故の介護者)がヘルメット1を装着者
10の頭部11から脱着する工程は、次の項〜項に
記載の順序であってよい。 まず、介護者は、図10に示すように、左右一対の
顎掛け用バンド8a、8bの相互の係合を解除する。 ついで、介護者は、図1に示すように、左右一対の
頬部用ブロック状内装パッド20a、20bの操作部材
51の操作つまみ部51aを左右個別にまたは左右一対
同時に手12の指でつまんで引っ張るか、あるいは、操
作つまみ部51aの内側面を硬貨などでこじるかして、
図4に示す状態から図5に示す状態まで前方に引き出
す。この場合、操作部材51に形成された係止突起37
は、図6に示す固定位置(すなわち、係止孔39の係止
部39bに圧入されて凹凸嵌合している状態)から図7
に示す固定解除位置(すなわち、係止孔39の逃げ部3
9aにゆるく挿入されて凹凸嵌合を解除した状態)へと
移動する。したがって、係止突起37は、図5に示すよ
うに、係止部材35の抜き出しガイド用腕部54の内側
面にガイドされて係止孔39から多少抜き出された状態
となるから、頬部用ブロック状内装パッド20a、20
bは顎・頬部用衝撃吸収ライナ19から内側に向って多
少浮き上がった状態となる。 ついで、介護者は、図1に示す状態から顎・頬部用
衝撃吸収ライナ19と頬部用ブロック状内装パッド20
a、20bとの間に手12の親指などを左右個別にまた
は左右一対同時に差し込んで係止部材34の係止突起3
6の近傍における内装パッド20a、20bを衝撃吸収
ライナ19から多少引き離す。この場合、図8に示すよ
うに係止部材35の係止孔38に圧入されていた係止突
起36が図9の一点鎖線にて示すようにこれらの係止孔
38から抜き出される。 ついで、介護者は、図10に示すように頬部用ブロ
ック状内装パッド20a、20bの半ループ形状の引っ
張り部材40に左右個別にまたは左右一対同時に手12
の指を掛けてこれらの引っ張り部材40を下方に引っ張
ることにより、図5および図9の一点鎖線にて示す状態
から図9の実線にて示す状態を経て内装パッド20a、
20bを衝撃吸収ライナ19から引っ張り出して頭部保
護体2の内部から取り出す。この場合、引っ張り部材4
0を上述のように引っ張るだけで、被挾持部材41の係
合爪部41cは挾持部材42の内側板状部56の係合爪
部56aから強引に引き離されるとともに、被挾持部材
41の差し込み部41aは頭部用衝撃吸収ライナ16の
後部係止部材28と頭部用裏当てカバー17の後部係止
部材26との間から強引に抜き出される。したがって、
引っ張り部材40を或る程度以上の力で引っ張れば、内
装パッド20a、20bを頭部保護体2の内部から一気
に引っ張り出すことができる。しかし、係合爪部41
c、56aが設けられていない場合などは、引っ張り部
材40引っ張ることにより内装パッド20a、20bを
頭部保護体2の内部から徐々に引っ張り出すことができ
るから、途中まで引っ張り出してから引っ張り部材40
の代りに内装パッド20a、20bの本体部分や被挾持
部材41などを掴んで内装パッド20a、20bの残り
の部分を引っ張り出してもよく、また、この残りの部分
を引っ張り出さないでそのまゝにしておいてもよい。 ついで、介護者は、頭部保護体2を手12で持って
装着者10の頭部11から引き離す。この場合、頬部用
ブロック状内装パッド20a、20bが頭部保護体2の
内部から全部または部分的になくなっているから、この
頭部保護体2を装着者10の頭部11から容易に取り外
すことができる。 なお、上記項〜項に記載の工程の場合には、左右一
対の頬部用ブロック状内装パッド20a、20bをいず
れも引っ張り出すようにしたが、左右一対のうちのいず
れか一方の内装パッド20aまたは20bを全部または
途中まで引っ張り出すだけでも、頭部保護体2を装着者
10の頭部11から或る程度容易に脱着することができ
る。また、頬部用ブロック状内装パッド20a、20b
を頭部保護体2の内部に取り付ける場合には、各部材に
上記項、項および項に記載の工程とは逆の動作を
順次行わせればよい。たゞし、上記項に記載の工程と
は逆の動作を行わせる場合には、頭部保護体2の内部に
装着者10の頭部11が存在しないから、内装パッド2
0a、20bを手で持って顎・頬部用衝撃吸収ライナ1
9の内側面に当接させればよい。さらに、上記項から
項に記載の工程の一部または全部をヘルメット装着者
10自体が行うこともできる。
【0030】つぎに、本発明をフルフェイス型ヘルメッ
トに適用した第2の実施例を図11および図12を参照
して説明すると、この第2の実施例によるヘルメット1
は、図1〜図10に示す第1の実施例によるヘルメット
1とは、係止突起37と係止孔39との凹凸嵌合によっ
て構成されている第2の取り付け機構が係止突起36お
よび係止孔38によって構成されている第1の取り付け
機構と同様に固定式であってこの第1の取り付け機構と
実質的に同一の構造であることを除いて、実質的に同一
の構成である。したがって、図1〜図10に示す第1の
実施例によるヘルメット1に関する前述の説明は、上述
の相違点に関連した部分を除いて、図11および図12
に示す第2の実施例によるヘルメット1にも同様に当て
はまる。また、第2の実施例において第1の実施例と共
通の部分には、この第1の実施例の場合と同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0031】したがって、この第2の実施例において
は、図12に示すように、左右一対の係止部材34の係
止突起37も、係止突起36と同様に、係止部材34と
それぞれ一体成形されている。また、左右一対の係止部
材35の係止孔39も、係止孔38と同様に、係止突起
37を着脱可能に圧入し得るようにほゞ円形、ほゞ正方
形などに形成されている。
【0032】この第2の実施例において、図11および
図12に示すフルフェイス型ヘルメット1を装着者10
が装着している図11の状態において、介護者がヘルメ
ット1を装着者10の頭部11から脱着する工程は、第
1の実施例における前記項〜項に記載の工程のうち
の前記項に記載の工程を、前記項に記載の工程とを
ほゞ同様に、次の′項に記載の工程に置き代えたもの
であってよい。 ′ ついで、介護者は、図11の実線にて示すよう
に、顎・頬部用衝撃吸収ライナ19と頬部用ブロック状
内装パッド20a、20bとの間に手12の親指などを
左右個別にまたは左右一対同時に差し込んで係止部材3
4の係止突起37の近傍における内装パッド20a、2
0bを衝撃吸収ライナ19から多少引き離す。この場
合、図8に示す場合と同様に、係止部材35の係止孔3
9に圧入されていた係止突起37が図9の一点鎖線にて
示す場合と同様に、これらの係止孔39から抜き出され
る。
【0033】なお、この第2の実施例においては、上記
′項に記載の工程に先立って前記項に記載の工程を
先に行ってもよい。また、図11の一点鎖線にて示す手
12の親指は、この項に記載の工程を行う状態を示し
ている。
【0034】以上において、本発明の第1および第2の
実施例につき詳細に説明したが、本発明は、これらの実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可
能である。
【0035】例えば、既述の第1および第2の実施例に
おいては、引っ張り部材40は、それらの両端部40
a、40bをほゞ水平方向に適当な間隔をあけて配置し
て内装パッド20a、20bにそれぞれ止着することに
より半ループ状に構成されている。しかし、引っ張り部
材40は、それらの両端部40a、40bを内装パッド
20a、20bのほゞ同一の箇所に止着することにより
個々の引っ張り部材40自体でほゞループ状に構成され
ていてもよい。この場合、引っ張り部材40のループ状
の部分の長さと、このループ状の部分の両端の(内装パ
ッド20a、20bの下端部に対する)上下方向の位置
と、引っ張り部材40のこの下端部からの垂れ下がり長
さとは、それぞれ、既述の第1の実施例の場合とほゞ同
様であってよい。たゞし、この場合、既述の第1の実施
例における半ループ状の部分は、この第2の実施例にお
いてはループ状の部分と読み代えるものとする。また、
引っ張り部材40は、必ずしも半ループ状またはループ
状である必要はなく、その上端部を内装パッド20a、
20b(特に被挾持部材41)に止着されてほゞ下方に
延びていてもよい。この場合、この引っ張り部材40
は、その下端部またはその近傍をその中間部に縫い付け
などにより止着されてループ状の部分を有するように構
成されるか、あるいは、その下端部またはその近傍にポ
リエチレンなどの軟質合成樹脂などから成る可撓性の指
掛け棒がほゞ水平に延びるように取り付けられて全体と
してほゞ逆T字状に構成されているのが好ましい。な
お、この場合にも、引っ張り部材40の上記下端部から
の垂れ下がり長さは、既述の第1の実施例の場合とほゞ
同様であってよい。
【0036】また、既述の第1および第2の実施例にお
いては、係止突起36、37および係止孔38、39に
よって構成される第1および第2の取り付け機構を設
け、これら第1および第2の取り付け機構によって頬部
用ブロック状内装パッド20a、20bを顎・頬部用衝
撃吸収ライナ19に取付けるようにした。しかし、これ
ら第1および第2の取り付け機構のうちのいずれか一方
または両方を省略することもできる。そして、これら両
方の取り付け機構を省略した場合には、頬部用ブロック
状内装パッド20a、20bを頬・顎部用衝撃吸収ライ
ナ19に被挾持部材41および挾持部材42から成る差
込み機構などにより取り付けておけば、前記項〜項
に記載の工程のうちの前記項および前記項に記載の
工程を省略することができるから、ヘルメット1を脱着
する工程をきわめて簡単化することができる。
【0037】また、既述の第1および第2の実施例にお
いては、頬部用ブロック状内装パッド20a、20bに
それぞれ被挾持部材41を設けるとともに、顎・頬部用
衝撃吸収ライナ19に左右一対の挾持部材42を設け
た。しかし、これとは逆に、内装パッド20a、20b
にそれぞれ挾持部材を設けるとともに、衝撃吸収ライナ
19に左右一対の被挾部材を設けてもよい。
【0038】また、既述の第1および第2の実施例にお
いては、頭部用裏当てカバー17および内装パッド20
a、20bに係止突起30a、30b、31a、31
b、36、37をそれぞれ設けるとともに、頭部用衝撃
吸収ライナ16および顎・頬部用衝撃吸収ライナ19に
係止孔32a、32b、33a、33b、38、39を
それぞれ設けた。しかし、これらのうちの任意の一部ま
たは全部(すなわち、任意の数)の係止突起と係止孔と
の相互の位置関係を互いに逆にしてもよい。
【0039】また、既述の第1の実施例においては、係
止突起36と係止孔38との凹凸嵌合によって構成され
る下側前方の第1の取り付け機構を固定式とし、係止突
起37と係止孔39との凹凸嵌合によって構成される上
側後方の第2の取り付け機構を操作部材51付きの可動
式とした。しかし、これら第1および第2の取り付け機
構の両方を操作部材51付きの可動式としてもよく、ま
た、下側前方の第1の取り付け機構を操作部材51付き
の可動式とするとともに、上側後方の第2の取り付け機
構を固定式としてもよい。
【0040】さらに、既述の第1および第2の実施例に
おいては、フルフェイス型ヘルメット1に本発明を適用
したが、ジェット型、セミジェット型などの他のタイプ
のヘルメットにも本発明を適用することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、ヘルメット装着者の頭
部から脱着し難いヘルメットであっても、引っ張り部材
を引っ張って内装パッドを頭部保護体の内部から引っ張
り出すことによって頭部保護体を上記頭部から比較的小
さな力で取り外すことができるから、上記脱着操作を容
易に行うことができる。
【0042】また、請求項2に記載した発明によれば、
ヘルメットがヘルメット装着者の頭部に装着された通常
の使用状態においては外部から引っ張り部材が見えるこ
とがほとんどなくて体裁が良いにもかかわらず、ほゞ半
ループ状の引っ張り部材に指を掛けて内装パッドを引っ
張り出せばよいから、引っ張り部材による内装パッドの
引っ張り出し操作がきわめて簡単である。
【0043】さらに、請求項3に記載した発明によれ
ば、係止突起と係止孔とによる凹凸嵌合によって頭部保
護体に内装パッドを確実に取り付けることができるにも
かゝわらず、操作部材を操作するだけで上記凹凸嵌合を
簡単に解除することができるから、ヘルメットの脱着操
作がさらに簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をフルフェイス型ヘルメットに適用した
第1の実施例におけるヘルメットの装着状態での全体斜
視図である。
【図2】図1のヘルメットの頭部用および顎・頬部用裏
当て部材の分解斜視図である。
【図3】図1のヘルメットの顎・頬部用裏当て部材の左
側半分の部分的に切欠いた状態での分解斜視図である。
【図4】顎・頬部用衝撃吸収ライナおよび頬部用ブロッ
ク状内装パッドを取り付けた状態での図2のA−A線に
おける断面図である。
【図5】頬部用ブロック状内装パッドを顎・頬部用衝撃
吸収ライナから取り外す過程における図4と同様の図で
ある。
【図6】図4のB−B線における断面図である。
【図7】図5のC−C線における断面図である。
【図8】顎・頬部用衝撃吸収ライナおよび頬部用ブロッ
ク状内装パッドを外側シェルに取り付けた状態での図2
のD−D線における断面図である。
【図9】頬部用ブロック状内装パッドを顎・頬部用衝撃
吸収ライナから取り外す過程における図8と同様の図で
ある。
【図10】頬部用ブロック状内装パッドを顎・頬部用衝
撃吸収ライナから取り外す過程における図1のヘルメッ
トの装着状態での全体斜視図である。
【図11】本発明をフルフェイス型ヘルメットに適用し
た第2の実施例における図1と同様の図である。
【図12】図11に示すヘルメットの図3と同様の図で
ある。
【図13】装着状態にあるフルフェイス型ヘルメットを
脱着するのに必要な力を測定する実験を示す右側面図で
ある。
【符号の説明】
1 フルフェイス型ヘルメット 2 フルフェイス型のキャップ状頭部保護体 20a 頬部用ブロック状内装パッド 20b 頬部用ブロック状内装パッド 37 係止突起 39 係止孔 40 引っ張り部材 40a 端部 40b 端部 51 操作部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つまたは複数の内装パッドがその内部に
    配されたキャップ状の頭部保護体を備えたヘルメットに
    おいて、 ヘルメットの装着状態において上記内装パッドの少なく
    とも1つを上記頭部保護体の内部から少なくとも部分的
    に引っ張り出すために、この少なくとも1つの内装パッ
    ドから下方に突出した引っ張り部材が上記少なくとも1
    つの内装パッドに取り付けられていることを特徴とする
    ヘルメット。
  2. 【請求項2】上記引っ張り部材がほゞ半ループ状に垂れ
    下がった状態でその両端部を互いに適当な間隔をあけて
    上記内装パッドにそれぞれ止着された紐状体からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヘルメット。
  3. 【請求項3】上記少なくとも1つの内装パッドが1つま
    たは複数の取り付け機構により頭部保護体に取り付けら
    れ、 上記取り付け機構の少なくとも1つが上記少なくとも1
    つの内装パッド側および上記頭部保護体側のうちの一方
    に配された係止突起と、上記係止突起と凹凸嵌合するた
    めに他方に配された係止孔と、上記係止突起および上記
    係止孔のうちの一方を他方に対して移動させて上記凹凸
    嵌合を解除するために操作される操作部材と備えている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘルメッ
    ト。
  4. 【請求項4】1つまたは複数の内装パッドがその内部に
    配されたキャップ状の頭部保護体を備えたヘルメットを
    ヘルメット装着者の頭部から脱着する方法において、 ヘルメットの装着状態において上記内装パッドの少なく
    とも1つを上記頭部保護体の内部から少なくとも部分的
    に引っ張り出すために、この少なくとも1つの内装パッ
    ドに引っ張り部材を予め設けておき、 装着状態にあるヘルメットを脱着する際には、まず、上
    記引っ張り部材を引っ張って上記内装パッドの少くとも
    1つを上記頭部保護体の内部から少なくとも部分的に引
    っ張り出し、 ついで、上記頭部保護体をヘルメット装着者の頭部から
    取り外すようにしたことを特徴とするヘルメットの脱着
    方法。
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