JPH10325077A - ポリエステルコーティング加工布およびその製造方法 - Google Patents
ポリエステルコーティング加工布およびその製造方法Info
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- JPH10325077A JPH10325077A JP9132178A JP13217897A JPH10325077A JP H10325077 A JPH10325077 A JP H10325077A JP 9132178 A JP9132178 A JP 9132178A JP 13217897 A JP13217897 A JP 13217897A JP H10325077 A JPH10325077 A JP H10325077A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】安全性、作業環境面に優れると共に、染料移行
汚染防止効果が高いポリエステル繊維コーティング加工
布およびその製造方法を提供する。 【解決手段】分散染料により染色されたポリエステル繊
維布帛に、孔径が150オングストロームより小さい細
孔を有するとともに、表面積が500m2/g以上であ
る二酸化ケイ素粒子を含有する水系樹脂をコーティング
する。
汚染防止効果が高いポリエステル繊維コーティング加工
布およびその製造方法を提供する。 【解決手段】分散染料により染色されたポリエステル繊
維布帛に、孔径が150オングストロームより小さい細
孔を有するとともに、表面積が500m2/g以上であ
る二酸化ケイ素粒子を含有する水系樹脂をコーティング
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水系樹脂を用いた分散染
料移行性のないポリエステル繊維コーティング加工布お
よびその製造方法に関する。
料移行性のないポリエステル繊維コーティング加工布お
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般的に利用されている乾式コー
ティング加工布は、ナイロン繊維を主体とした織編物
で、防水コーティングなどの加工を施した製品が幅広く
利用されている。
ティング加工布は、ナイロン繊維を主体とした織編物
で、防水コーティングなどの加工を施した製品が幅広く
利用されている。
【0003】ところが、近年になってナイロン繊維の原
料の高騰からポリエステルとの価格差が一段と拡大され
てきた。そこでナイロン繊維にかわるものとして、寸法
安定性、強度、耐光性、また素材の多様性等の特徴に優
位性を有するポリエステル繊維を用いたコーティング加
工布の利用が行われるようになってきた。
料の高騰からポリエステルとの価格差が一段と拡大され
てきた。そこでナイロン繊維にかわるものとして、寸法
安定性、強度、耐光性、また素材の多様性等の特徴に優
位性を有するポリエステル繊維を用いたコーティング加
工布の利用が行われるようになってきた。
【0004】しかし、ポリエステル繊維のコーティング
加工布は、コーティング膜を通してポリエステル繊維中
の分散染料が移行し、他のコーティング加工布を著しく
汚染してしまうという致命的な問題を有していた。
加工布は、コーティング膜を通してポリエステル繊維中
の分散染料が移行し、他のコーティング加工布を著しく
汚染してしまうという致命的な問題を有していた。
【0005】この理由としては、酸性染料によるナイロ
ン繊維の染色のように染料と繊維が化学的に結合された
ものではなく、分散染料によるポリエステル繊維の染色
の場合は、繊維基質を弛緩し、染料分子を物理的に押し
込んで染色を完結させたものであり、分散染料は有機溶
剤に対して、溶解性、親和性を有する特性上、有機溶剤
系の乾式コーティングの場合、コーティング加工時に分
散染料が有機溶剤に抽出され、ポリエステル繊維からコ
ーティング膜に移行するからであると考えられる。
ン繊維の染色のように染料と繊維が化学的に結合された
ものではなく、分散染料によるポリエステル繊維の染色
の場合は、繊維基質を弛緩し、染料分子を物理的に押し
込んで染色を完結させたものであり、分散染料は有機溶
剤に対して、溶解性、親和性を有する特性上、有機溶剤
系の乾式コーティングの場合、コーティング加工時に分
散染料が有機溶剤に抽出され、ポリエステル繊維からコ
ーティング膜に移行するからであると考えられる。
【0006】かかる問題に関し、例えば、特公平7−7
8310号公報に開示されているように、移行しやすい
分散染料を捕捉する特定の二酸化ケイ素をコーティング
樹脂膜に配合する方法などがあげられる。しかしなが
ら、アクリル系、ポリウレタン系を主体とする有機溶剤
系の乾式コーティングの場合、確かに染料移行汚染防止
に効果はあるが、コーティング時、膜面への有機溶剤に
よる染料の抽出が大きく、その効果は十分なものではな
くまた、有機溶剤を用いていることより、作業環境面、
安全性などに問題があった。有機溶剤を使用しない水系
樹脂では確かに移行昇華性は向上する傾向にあるが、こ
の場合においても十分なものではなく、特に汎用性のあ
る水系樹脂においては樹脂中に含有する乳化剤が染料を
ブリードするためさらに悪くなる傾向にある。
8310号公報に開示されているように、移行しやすい
分散染料を捕捉する特定の二酸化ケイ素をコーティング
樹脂膜に配合する方法などがあげられる。しかしなが
ら、アクリル系、ポリウレタン系を主体とする有機溶剤
系の乾式コーティングの場合、確かに染料移行汚染防止
に効果はあるが、コーティング時、膜面への有機溶剤に
よる染料の抽出が大きく、その効果は十分なものではな
くまた、有機溶剤を用いていることより、作業環境面、
安全性などに問題があった。有機溶剤を使用しない水系
樹脂では確かに移行昇華性は向上する傾向にあるが、こ
の場合においても十分なものではなく、特に汎用性のあ
る水系樹脂においては樹脂中に含有する乳化剤が染料を
ブリードするためさらに悪くなる傾向にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を解決し、さらには移行昇華性がなく、安全
性や、作業環境面に優れた水系の樹脂コーティング加工
布を提供せんとするものである。
従来の欠点を解決し、さらには移行昇華性がなく、安全
性や、作業環境面に優れた水系の樹脂コーティング加工
布を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の繊維コーティン
グ加工布の一態様は、分散染料により染色されたポリエ
ステル繊維布帛に、孔径が150オングストロームより
小さい細孔を有するとともに表面積が500m2/g以
上である二酸化ケイ素粒子を含有する水系樹脂がコーテ
ィングされてなることを特徴とする繊維コーティング加
工布である。
グ加工布の一態様は、分散染料により染色されたポリエ
ステル繊維布帛に、孔径が150オングストロームより
小さい細孔を有するとともに表面積が500m2/g以
上である二酸化ケイ素粒子を含有する水系樹脂がコーテ
ィングされてなることを特徴とする繊維コーティング加
工布である。
【0009】本発明の繊維コーティング加工布の製造方
法の一態様は、孔径が150オングストロームより小さ
い細孔を有するとともに表面積が500m2/g以上で
ある二酸化ケイ素粒子を水系樹脂に混合してなる樹脂液
を、分散染料により染色されたポリエステル繊維布帛に
コーティングすることを特徴とする繊維コーティング加
工布の製造方法である。
法の一態様は、孔径が150オングストロームより小さ
い細孔を有するとともに表面積が500m2/g以上で
ある二酸化ケイ素粒子を水系樹脂に混合してなる樹脂液
を、分散染料により染色されたポリエステル繊維布帛に
コーティングすることを特徴とする繊維コーティング加
工布の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明におけるポリエステル繊維
布帛は、分散染料によって染色されたものであり、ポリ
エステル繊維100%の織物、編物、不織布等はもとよ
り、ポリエステル繊維を含む混紡、交織、交撚、混繊、
交編等いずれに対しても可能であり、特に限定されるも
のではないが、ポリエステル繊維100%やポリエステ
ル繊維が高率混のものが本発明の効果が顕著である。
布帛は、分散染料によって染色されたものであり、ポリ
エステル繊維100%の織物、編物、不織布等はもとよ
り、ポリエステル繊維を含む混紡、交織、交撚、混繊、
交編等いずれに対しても可能であり、特に限定されるも
のではないが、ポリエステル繊維100%やポリエステ
ル繊維が高率混のものが本発明の効果が顕著である。
【0011】ここでいう水系樹脂とは、樹脂の分散媒あ
るいは溶媒として有機溶媒を用いずに水を用いて調整さ
れた樹脂のことをいう。一般的な水系樹脂の種類として
は、水分散型(乳化剤有り)、自己乳化型(乳化剤無
し)、水可溶型(乳化剤無し)に分類できる。水分散型
は乳化剤によってポリマーを水に分散する、いわゆるポ
リマーエマルジョンであり、自己乳化型は親水成分とし
てエチレンオキサイド成分を導入するなどによって乳化
したり、また、水可溶型は塩を形成させて可溶化するこ
とを特徴とするものである。これら水系樹脂のなかで特
に限定されるものではないが、汎用性の面から乳化剤使
用の水分散型が最も好ましく利用される。
るいは溶媒として有機溶媒を用いずに水を用いて調整さ
れた樹脂のことをいう。一般的な水系樹脂の種類として
は、水分散型(乳化剤有り)、自己乳化型(乳化剤無
し)、水可溶型(乳化剤無し)に分類できる。水分散型
は乳化剤によってポリマーを水に分散する、いわゆるポ
リマーエマルジョンであり、自己乳化型は親水成分とし
てエチレンオキサイド成分を導入するなどによって乳化
したり、また、水可溶型は塩を形成させて可溶化するこ
とを特徴とするものである。これら水系樹脂のなかで特
に限定されるものではないが、汎用性の面から乳化剤使
用の水分散型が最も好ましく利用される。
【0012】本発明で用いる水系コーティング用樹脂
は、アクリル系、ポリウレタン系、シリコーン系、塩化
ビニル系、酢酸ビニル系、またはこれらの複合系樹脂を
使用することができ、特に限定されるものではないが、
アクリル系、ポリウレタン系樹脂が好ましく用いられ
る。本発明において、繊維布帛にコーティングされてい
る樹脂には多孔性の二酸化ケイ素粒子が含有されている
ことが、染料移行汚染を防止するために必要である。か
かる染料移行汚染防止機能を有する二酸化ケイ素粒子
は、孔径が150オングストロームより小さい細孔を有
することが重要である。好ましくは100オングストロ
ームより小さい細孔を有するものが効果の点で良い。こ
こでいう粒子の細孔の孔径とは、二酸化ケイ素の単体、
すなわち、一次粒子と一次粒子の平均的な間隔を意味す
るものであり、JIS−K1150に記載の水銀圧入法
による平均細孔直径の測定により求められる。
は、アクリル系、ポリウレタン系、シリコーン系、塩化
ビニル系、酢酸ビニル系、またはこれらの複合系樹脂を
使用することができ、特に限定されるものではないが、
アクリル系、ポリウレタン系樹脂が好ましく用いられ
る。本発明において、繊維布帛にコーティングされてい
る樹脂には多孔性の二酸化ケイ素粒子が含有されている
ことが、染料移行汚染を防止するために必要である。か
かる染料移行汚染防止機能を有する二酸化ケイ素粒子
は、孔径が150オングストロームより小さい細孔を有
することが重要である。好ましくは100オングストロ
ームより小さい細孔を有するものが効果の点で良い。こ
こでいう粒子の細孔の孔径とは、二酸化ケイ素の単体、
すなわち、一次粒子と一次粒子の平均的な間隔を意味す
るものであり、JIS−K1150に記載の水銀圧入法
による平均細孔直径の測定により求められる。
【0013】すなわち、ポロシメーター(水銀圧入装
置)を用いて、外部から圧力を加え純粋な水銀を、その
圧力に応じて逐次二酸化ケイ素粒子の細孔内に充満さ
せ、圧力と圧力水銀量を測定し、圧力に対応する細孔直
径に換算して得られる細孔径分布から平均細孔直径を求
める。圧力から細孔直径への換算は具体的には下記式に
より算出される。
置)を用いて、外部から圧力を加え純粋な水銀を、その
圧力に応じて逐次二酸化ケイ素粒子の細孔内に充満さ
せ、圧力と圧力水銀量を測定し、圧力に対応する細孔直
径に換算して得られる細孔径分布から平均細孔直径を求
める。圧力から細孔直径への換算は具体的には下記式に
より算出される。
【0014】pD=−4γcosθ=1.5×104 D=1.5×104/p ここに、 p:圧力[Pa] D:細孔直径[nm] θ:水銀の接触角(=140゜) γ:水銀の表面張力(0.48N/m) ここで、細孔直径とは、二酸化ケイ素の一次粒子と一次
粒子の間隙である細孔を同一面積の円形とみなしたとき
のその直径を表すものである。
粒子の間隙である細孔を同一面積の円形とみなしたとき
のその直径を表すものである。
【0015】さらに、二酸化ケイ素粒子は、染料移行汚
染防止効果の点から表面積が500m2/g以上である
ことが重要である。ここでいう表面積とは、一次粒子の
表面積の和をいい、JIS−K1150に記載の比表面
積測定法に準じて求める。すなわち、窒素吸着等温線を
容積法によって求め、B.E.T式を用いて得られる比
表面積である。
染防止効果の点から表面積が500m2/g以上である
ことが重要である。ここでいう表面積とは、一次粒子の
表面積の和をいい、JIS−K1150に記載の比表面
積測定法に準じて求める。すなわち、窒素吸着等温線を
容積法によって求め、B.E.T式を用いて得られる比
表面積である。
【0016】本発明で用いる二酸化ケイ素粒子の平均粒
子径は、特に制限はないが、好ましくは1〜10μm
(コールカウンター法)である。
子径は、特に制限はないが、好ましくは1〜10μm
(コールカウンター法)である。
【0017】コーティング樹脂液への、二酸化ケイ素粒
子の添加量は、特に制限はないが、本発明の効果を顕著
なものとするために、コーティング樹脂固形分に対して
20重量%以上が好ましく、また、外観品位及び膜物性
の観点から、コーティング樹脂固形分に対して、200
重量%以下が好ましい。
子の添加量は、特に制限はないが、本発明の効果を顕著
なものとするために、コーティング樹脂固形分に対して
20重量%以上が好ましく、また、外観品位及び膜物性
の観点から、コーティング樹脂固形分に対して、200
重量%以下が好ましい。
【0018】二酸化ケイ素粒子を樹脂液に混合せしめる
方法としては、特に制限はないが、あらかじめ希釈用の
水に二酸化ケイ素粒子を混合後、樹脂液に混合させる方
法、水と二酸化ケイ素粒子を同時に樹脂液に混合させる
方法、また水を樹脂液に混合した後、二酸化ケイ素粒子
を混合する方法が例としてあげられる。
方法としては、特に制限はないが、あらかじめ希釈用の
水に二酸化ケイ素粒子を混合後、樹脂液に混合させる方
法、水と二酸化ケイ素粒子を同時に樹脂液に混合させる
方法、また水を樹脂液に混合した後、二酸化ケイ素粒子
を混合する方法が例としてあげられる。
【0019】本発明は、分散染料により染色されたポリ
エステル繊維布帛に、二酸化ケイ素粒子が微分散した水
系樹脂液を乾式コーティングする。この乾式コーティン
グ方法としては、特に限定されるものではなく、ナイフ
コータ、グラビアコーター、ロータリースクリーンなど
を用いて、通常のコーティングを行い、しかる後、通常
の熱処理を行なって仕上げたものである。
エステル繊維布帛に、二酸化ケイ素粒子が微分散した水
系樹脂液を乾式コーティングする。この乾式コーティン
グ方法としては、特に限定されるものではなく、ナイフ
コータ、グラビアコーター、ロータリースクリーンなど
を用いて、通常のコーティングを行い、しかる後、通常
の熱処理を行なって仕上げたものである。
【0020】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
【0021】(1)染料移行汚染堅牢性の評価方法 試験片(6cm×6cm)のコーティング面に、これと
同サイズのポリエステル添付白布のコーティング面が接
触するように、ガラス板2枚の間にはさみ、4.5kg
の荷重をかけて恒温乾燥機(120℃±2℃)中に80
分間放置し、放冷後、添布白布の染料移行汚染状態に対
して汚染用グレースケールで等級判定を行なう。
同サイズのポリエステル添付白布のコーティング面が接
触するように、ガラス板2枚の間にはさみ、4.5kg
の荷重をかけて恒温乾燥機(120℃±2℃)中に80
分間放置し、放冷後、添布白布の染料移行汚染状態に対
して汚染用グレースケールで等級判定を行なう。
【0022】(2)実施例、比較例に用いたコーティン
グ用樹脂は次のものである。
グ用樹脂は次のものである。
【0023】水系アクリル樹脂:ボンコートAC503
(固形分45%)水分散型(大日本インキ化学工業株式
会社製) 水系ポリウレタン樹脂:ボンディック1850NS(固形分4
0%)水分散型(大日本インキ化学工業株式会社製) 溶剤系ポリウレタン樹脂:クリスボン2026EL(固
形分30%)(大日本インキ化学工業株式会社製 実施例1 たて糸が50デニール、よこ糸が75デニールのポリエ
ステルフィラメント糸使いの平織物をアゾ系分散染料
(C.I.Dispers O-29、C.I.Dispers R-127、C.I.Dispe
rs R-167)各6.5%o.w.fを用いて、温度130℃で
60分間の条件で染色し、通常の還元洗浄を行い、乾燥
した後、180℃のヒートセットを行ってコーティング
用染色布を得た。
(固形分45%)水分散型(大日本インキ化学工業株式
会社製) 水系ポリウレタン樹脂:ボンディック1850NS(固形分4
0%)水分散型(大日本インキ化学工業株式会社製) 溶剤系ポリウレタン樹脂:クリスボン2026EL(固
形分30%)(大日本インキ化学工業株式会社製 実施例1 たて糸が50デニール、よこ糸が75デニールのポリエ
ステルフィラメント糸使いの平織物をアゾ系分散染料
(C.I.Dispers O-29、C.I.Dispers R-127、C.I.Dispe
rs R-167)各6.5%o.w.fを用いて、温度130℃で
60分間の条件で染色し、通常の還元洗浄を行い、乾燥
した後、180℃のヒートセットを行ってコーティング
用染色布を得た。
【0024】一方、二酸化ケイ素粒子(細孔径:25オ
ングストローム、表面積:700m2/g、平均粒子径:
3.5μm)22部を水20部に添加し、モーターで5
分間攪拌した。該二酸化ケイ素粒子分散液を、水系アク
リル樹脂100部に混合し、さらに架橋剤を混合し、5
分間攪拌してコーティング樹脂液を作成した。次に、こ
の樹脂液を上述の染色布にナイフコーターでコーティン
グして、熱処理を行い、塗布量5.8g/m2のコーテ
ィング加工布を得た。得られたコーティング加工布の染
料移行汚染堅牢性は4−5級と良好であった。
ングストローム、表面積:700m2/g、平均粒子径:
3.5μm)22部を水20部に添加し、モーターで5
分間攪拌した。該二酸化ケイ素粒子分散液を、水系アク
リル樹脂100部に混合し、さらに架橋剤を混合し、5
分間攪拌してコーティング樹脂液を作成した。次に、こ
の樹脂液を上述の染色布にナイフコーターでコーティン
グして、熱処理を行い、塗布量5.8g/m2のコーテ
ィング加工布を得た。得られたコーティング加工布の染
料移行汚染堅牢性は4−5級と良好であった。
【0025】比較例1 二酸化ケイ素粒子を用いなかったこと以外は実施例1と
同様に行った。染料移行汚染堅牢度は2級であった。
同様に行った。染料移行汚染堅牢度は2級であった。
【0026】比較例2 水系アクリル樹脂を水系ポリウレタン樹脂に変える以外
は比較例1と同様に行った。染料移行性は2級であっ
た。
は比較例1と同様に行った。染料移行性は2級であっ
た。
【0027】実施例2〜3、比較例3 二酸化ケイ素粒子の種類を変える以外は実施例1と同様
に行った。結果を表1に示す
に行った。結果を表1に示す
【表1】 実施例4、比較例4 実施例1と同様にしてコーティング用染色布を得た。
【0028】一方、下記二酸化ケイ素粒子20部を水2
0部に添加し、モーターで5分間攪拌した。該二酸化ケ
イ素粒子分散液を、水系ポリウレタン樹脂100部に混
合し、さらに架橋剤を混合し、5分間攪拌してコーティ
ング樹脂液を作成した。次に、この樹脂液を上述の染色
布にナイフコーターでコーティングして、熱処理を行
い、塗布量5.3g/m2のコーティング加工布を得
た。得られたコーティング加工布の染料移行汚染堅牢性
の評価結果を表2に示す。
0部に添加し、モーターで5分間攪拌した。該二酸化ケ
イ素粒子分散液を、水系ポリウレタン樹脂100部に混
合し、さらに架橋剤を混合し、5分間攪拌してコーティ
ング樹脂液を作成した。次に、この樹脂液を上述の染色
布にナイフコーターでコーティングして、熱処理を行
い、塗布量5.3g/m2のコーティング加工布を得
た。得られたコーティング加工布の染料移行汚染堅牢性
の評価結果を表2に示す。
【0029】
【表2】 実施例5〜10 二酸化ケイ素粒子の添加量を変える以外は実施例1と同
様の条件にてコーティング加工を行った。このコーティ
ング加工布の評価結果を表3に示す。
様の条件にてコーティング加工を行った。このコーティ
ング加工布の評価結果を表3に示す。
【0030】
【表3】 比較例5 実施例1と同様にしてコーティング用染色布を得た。
【0031】トルエン20部を溶剤系ウレタン樹脂10
0部に混合し、さらに架橋剤を混合し、5分間攪拌して
コーティング樹脂液を作成した。次に、この樹脂液を上
述の染色布にナイフコーターでコーティングして、熱処
理を行い、塗布量5.1g/m2のコーティング加工布
を得た。得られたコーティング加工布の染料移行汚染堅
牢性は1−2級であった。
0部に混合し、さらに架橋剤を混合し、5分間攪拌して
コーティング樹脂液を作成した。次に、この樹脂液を上
述の染色布にナイフコーターでコーティングして、熱処
理を行い、塗布量5.1g/m2のコーティング加工布
を得た。得られたコーティング加工布の染料移行汚染堅
牢性は1−2級であった。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、溶剤系樹脂コーティン
グに対し、安全性や作業環境面で問題がなく、かつ乳化
剤の含有された水系樹脂においても優れた染料移行汚染
防止性を有するポリエステルコーティング加工布を提供
できる。
グに対し、安全性や作業環境面で問題がなく、かつ乳化
剤の含有された水系樹脂においても優れた染料移行汚染
防止性を有するポリエステルコーティング加工布を提供
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】分散染料により染色されたポリエステル繊
維布帛に、孔径が150オングストロームより小さい細
孔を有するとともに表面積が500m2/g以上である
二酸化ケイ素粒子を含有する水系樹脂がコーティングさ
れてなることを特徴とする繊維コーティング加工布。 - 【請求項2】孔径が150オングストロームより小さい
細孔を有するとともに表面積が500m2/g以上であ
る二酸化ケイ素粒子を水系樹脂に混合してなる樹脂液
を、分散染料により染色されたポリエステル繊維布帛に
コーティングすることを特徴とする繊維コーティング加
工布の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132178A JPH10325077A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ポリエステルコーティング加工布およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132178A JPH10325077A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ポリエステルコーティング加工布およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325077A true JPH10325077A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15075213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9132178A Pending JPH10325077A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ポリエステルコーティング加工布およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325077A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004513267A (ja) * | 2000-11-06 | 2004-04-30 | インターノヴァ インターナショナル イノヴェーション カンパニー ビー.ヴィ. | フレームに張られる準平面パネルの製造方法および得られたパネル |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP9132178A patent/JPH10325077A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004513267A (ja) * | 2000-11-06 | 2004-04-30 | インターノヴァ インターナショナル イノヴェーション カンパニー ビー.ヴィ. | フレームに張られる準平面パネルの製造方法および得られたパネル |
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