JPH10325111A - 橋梁免震構造 - Google Patents
橋梁免震構造Info
- Publication number
- JPH10325111A JPH10325111A JP30345796A JP30345796A JPH10325111A JP H10325111 A JPH10325111 A JP H10325111A JP 30345796 A JP30345796 A JP 30345796A JP 30345796 A JP30345796 A JP 30345796A JP H10325111 A JPH10325111 A JP H10325111A
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】建築の免震装置の形態をそのまま利用し、支承
の回転は起こらないと仮定し、橋梁の支点に固定して設
置しているので、橋梁の支点に発生する大きな負モーメ
ントと、装置の形状の不均衡な変化のため、耐久性に悪
影響を与えている。また、地震の上下方向の荷重に対し
て全く耐えることができず、さらに大きな水平変位を制
御することもできない。即ち従来の技術は、本来の構造
系の境界条件を変化させ、支点に大きなモーメントが直
接伝達されるため、大きな変位が発生して全構造系が不
安定になる。 【解決手段】構造から伝達させられたモーメントは、ヒ
ンジ装置などモーメント消去装置を設置することで解決
し、さらに大変形時、水平方向の大きな変位の発生を防
止するために、装置の中に鋼棒ダンパを設置する。ま
た、地震の上下方向の荷重に耐えるため、上部構造物の
慣性力とエネルギー吸収装置を利用して振動を低減す
る。
の回転は起こらないと仮定し、橋梁の支点に固定して設
置しているので、橋梁の支点に発生する大きな負モーメ
ントと、装置の形状の不均衡な変化のため、耐久性に悪
影響を与えている。また、地震の上下方向の荷重に対し
て全く耐えることができず、さらに大きな水平変位を制
御することもできない。即ち従来の技術は、本来の構造
系の境界条件を変化させ、支点に大きなモーメントが直
接伝達されるため、大きな変位が発生して全構造系が不
安定になる。 【解決手段】構造から伝達させられたモーメントは、ヒ
ンジ装置などモーメント消去装置を設置することで解決
し、さらに大変形時、水平方向の大きな変位の発生を防
止するために、装置の中に鋼棒ダンパを設置する。ま
た、地震の上下方向の荷重に耐えるため、上部構造物の
慣性力とエネルギー吸収装置を利用して振動を低減す
る。
Description
【発明の属する技術分野】地震など振動を受けている構
造物の免震と制振装置で、特に橋梁の支承構造である。
造物の免震と制振装置で、特に橋梁の支承構造である。
【従来の技術】建築の免震装置の形態をそのまま利用
し、支承の回転は起こらないと仮定し、橋梁の支点に固
定して設置しているので、橋梁の支点に発生する大きな
負モーメントと、装置の不均衡な形状変化のため、耐久
性に悪影響を与えている。また、地震の上下方向の荷重
に対して免震効果を発揮することができず、さらに大き
な水平変位を制御することもできない。即ち従来の免震
装置は、構造系の本来の境界条件を変化させ、支点に大
きなモーメントが直接伝達されるため、大きな水平回転
角が発生して免震装置の安定性に影響を及ぼすことが懸
念される。
し、支承の回転は起こらないと仮定し、橋梁の支点に固
定して設置しているので、橋梁の支点に発生する大きな
負モーメントと、装置の不均衡な形状変化のため、耐久
性に悪影響を与えている。また、地震の上下方向の荷重
に対して免震効果を発揮することができず、さらに大き
な水平変位を制御することもできない。即ち従来の免震
装置は、構造系の本来の境界条件を変化させ、支点に大
きなモーメントが直接伝達されるため、大きな水平回転
角が発生して免震装置の安定性に影響を及ぼすことが懸
念される。
【発明が解決しようとする課題】上部構造物から直接伝
達しているモーメントを消去して、支点の大きな負モー
メントの発生を防止、モーメントによる回転の防止、さ
らに大きな水平変位の発生を防止する。また地震エネル
ギーを吸収して上下方向と水平方向の地震荷重に同時に
耐えることで、今まで開発された装置の力学的な問題点
を解決する。
達しているモーメントを消去して、支点の大きな負モー
メントの発生を防止、モーメントによる回転の防止、さ
らに大きな水平変位の発生を防止する。また地震エネル
ギーを吸収して上下方向と水平方向の地震荷重に同時に
耐えることで、今まで開発された装置の力学的な問題点
を解決する。
【課題を解決するための手段】構造から伝達させられた
モーメントは、ヒンジ装置などモーメント非伝達装置を
設置することで解決し、さらに大地震作用時に、水平方
向の大きな変位の発生を防止するために、装置の中に鋼
棒ダンパを設置する。また、上部構造物の鉛直方向慣性
力に対するエネルギー吸収装置を利用して地震による上
下方向の振動を低減する。
モーメントは、ヒンジ装置などモーメント非伝達装置を
設置することで解決し、さらに大地震作用時に、水平方
向の大きな変位の発生を防止するために、装置の中に鋼
棒ダンパを設置する。また、上部構造物の鉛直方向慣性
力に対するエネルギー吸収装置を利用して地震による上
下方向の振動を低減する。
【発明の実施の形態】図1から図4は発明1に関するも
ので、高減衰ゴム板と鋼板を加硫して接着することで大
きな鉛直支持能力を持ち、同時に大変形に耐え、水平方
向に免震効果のある支承構造を造ることができる。そし
て、免震装置の中に鋼棒ダンパを設置して大きな変位を
防止する。加えて、上部にヒンジ構造物を設置して、大
きなモーメントを消去できる。図4は発明1に関する原
理であり、荷重により右端にはモーメントMSが発生す
るが、左端のモーメントMOは零となり、支承へモーメ
ントは伝達しない。図5から図8は発明2に関するもの
で、ゴム板と鋼板の連結は発明1と同じであるが、ここ
では8のオイルダンパを2の上に付けることで地震エネ
ルギーを吸収する。オイルダンパと1、2の連結はピン
で行い、回転を許容しておりモーメントは発生すること
なくダンパでエネルギーが吸収できる。さらに、発明1
と同じくヒンジ構造を設置して、モーメントを消去す
る。また、図8は発明2に関する原理であり、上の図は
地震荷重が上方向へ作用する場合の図であるが、中央部
分に慣性力Fが発生し、このFによる力Cが地震荷重E
と反対方向に作用し、オイルダンパによってエネルギー
を吸収することができる。下の図も同じ原理を表わして
いる。図9から図12は発明3に関するもで、建築構造
物の免震装置である。これは発明2と比較して、上のヒ
ンジ部分がないものであり、鉛直方向の強い剛性を持つ
構造物のための装置である。図12は発明3に関する原
理であり、水平力Pを受け、限度以上の変位Δが発生し
た時、10のエネルギー吸収能力によってその変位を制
御する。
ので、高減衰ゴム板と鋼板を加硫して接着することで大
きな鉛直支持能力を持ち、同時に大変形に耐え、水平方
向に免震効果のある支承構造を造ることができる。そし
て、免震装置の中に鋼棒ダンパを設置して大きな変位を
防止する。加えて、上部にヒンジ構造物を設置して、大
きなモーメントを消去できる。図4は発明1に関する原
理であり、荷重により右端にはモーメントMSが発生す
るが、左端のモーメントMOは零となり、支承へモーメ
ントは伝達しない。図5から図8は発明2に関するもの
で、ゴム板と鋼板の連結は発明1と同じであるが、ここ
では8のオイルダンパを2の上に付けることで地震エネ
ルギーを吸収する。オイルダンパと1、2の連結はピン
で行い、回転を許容しておりモーメントは発生すること
なくダンパでエネルギーが吸収できる。さらに、発明1
と同じくヒンジ構造を設置して、モーメントを消去す
る。また、図8は発明2に関する原理であり、上の図は
地震荷重が上方向へ作用する場合の図であるが、中央部
分に慣性力Fが発生し、このFによる力Cが地震荷重E
と反対方向に作用し、オイルダンパによってエネルギー
を吸収することができる。下の図も同じ原理を表わして
いる。図9から図12は発明3に関するもで、建築構造
物の免震装置である。これは発明2と比較して、上のヒ
ンジ部分がないものであり、鉛直方向の強い剛性を持つ
構造物のための装置である。図12は発明3に関する原
理であり、水平力Pを受け、限度以上の変位Δが発生し
た時、10のエネルギー吸収能力によってその変位を制
御する。
【発明の効果】発明1として、現在の橋梁の力学的問
題、即ち大きな負モーメントがそのまま伝達することに
よる装置の不均衡な変位と、大きな水平変位の発生を解
決する。発明2として、これまでの装置が全くできなか
った鉛直力の振動について、振動制御を可能にする。発
明3によって、建築構造物の大きな水平変位を免震装置
だけで制御することを可能にする。
題、即ち大きな負モーメントがそのまま伝達することに
よる装置の不均衡な変位と、大きな水平変位の発生を解
決する。発明2として、これまでの装置が全くできなか
った鉛直力の振動について、振動制御を可能にする。発
明3によって、建築構造物の大きな水平変位を免震装置
だけで制御することを可能にする。
【図1】発明1の平面図
【図2】発明1の正面図
【図3】発明1の側面図
【図4】発明1の原理図
【図5】発明1の平面図
【図6】発明1の正面図
【図7】発明1の側面図
【図8】発明1の原理図
【図9】発明1の平面図
【図10】発明1の正面図
【図11】発明1の側面図
【図12】発明1の原理図
1上部構造のプレート 2応力分散のプレート 3上部のシュー 4下部のシュー 5ピン 6ゴム板 7鋼板 8オイルダンパ 9ゴムシート 10鋼棒ダンパ 11下部構造のプレート 12リング 13ピン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図7】
【図8】
【図12】
【図3】
【図5】
【図9】
【図11】
【図6】
【図10】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明1の平面図の1はヒンジを、2は上部構
造のプレートを、8は下部構造のプレートをあらわして
いるもの
造のプレートを、8は下部構造のプレートをあらわして
いるもの
【図2】 発明1の正面図の1はヒンジを、2は上部構
造のプレートを、3は鋼板を、4はゴム板を、5は鉛
を、8は下部構造のプレートをあらわしているもの
造のプレートを、3は鋼板を、4はゴム板を、5は鉛
を、8は下部構造のプレートをあらわしているもの
【図3】 発明1の側面図をあらわしていているもの
【図4】 発明1の原理図として、力を受けているとき
有効長さが一定していることをあらわしているもの
有効長さが一定していることをあらわしているもの
【図5】 発明2の平面図の10はピンをあらわしてい
るもの
るもの
【図6】 発明2の正面図の1はヒンジを、2は上部構
造のプレートを、3は鋼板を、4はゴム板を、5は鉛
を、6はオイルダンパを、8は下部構造のプレートをあ
らわしているもの
造のプレートを、3は鋼板を、4はゴム板を、5は鉛
を、6はオイルダンパを、8は下部構造のプレートをあ
らわしているもの
【図7】 発明2の側面図をあらわしていているもの
【図8】 発明2の原理図として、圧縮と引張の力を受
けているときの構造物の動きををあらわしているもの
けているときの構造物の動きををあらわしているもの
【図9】 発明3の平面図の4はゴム板をあらわしてい
るもの
るもの
【図10】 発明3の正面図の7は鋼棒ダンパを、2は
上部構造のプレートを、3は鋼板を、4はゴム板を、8
は下部構造のプレートをあらわしているもの
上部構造のプレートを、3は鋼板を、4はゴム板を、8
は下部構造のプレートをあらわしているもの
【図11】 発明3の側面図をあらわしていているもの
【図12】 発明3の原理図として、力を受けていると
き変位をあらわしているもの
き変位をあらわしているもの
【符号の説明】 1ヒンジ 2上部構造のプレート 3鋼板 4ゴム板 5鉛 6オイルダンパ 7鋼棒ダンパ 8下部構造のプレート 9リング 10ピン
Claims (5)
- 【請求項1】 橋梁など上部構造を支持し、免震と振動
に耐える目的で使用される上部及び底部部分を支持する
支承構造にして、モーメントを直接伝達しないように設
置したヒンジ装置構造と、ヒンジ装置から下方への荷重
を分散するために設置した応力分散構造。 - 【請求項2】 上下への地震荷重に備えるため、免震装
置内に設置したエネルギー吸収装置のダンパ構造 - 【請求項3】上部の鉛直方向慣性力を利用するために設
置したダンパのリンク構造と、その慣性力を利用するも
の。 - 【請求項4】現在までに開発された地震と振動に耐える
装置に本発明の応力分散ノプレートより上の構造を設置
することにより、今の構造物の力学的な問題を解決した
構造。 - 【請求項5】装置の中に大きな変位を防止するために設
置したエネルギー吸収装置のダンパ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30345796A JPH10325111A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 橋梁免震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30345796A JPH10325111A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 橋梁免震構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325111A true JPH10325111A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=17921216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30345796A Pending JPH10325111A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 橋梁免震構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325111A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013189842A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-26 | Kyoto Univ | 構造物用の滑り支承 |
| CN108018774A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-11 | 江苏万宝桥梁构件有限公司 | 一种摇臂加强的橡胶复合桥梁支座 |
| CN113818338A (zh) * | 2021-10-22 | 2021-12-21 | 中南大学 | 桥梁及其水平双向减振/震支座与减振/震方法 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP30345796A patent/JPH10325111A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013189842A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-26 | Kyoto Univ | 構造物用の滑り支承 |
| CN108018774A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-11 | 江苏万宝桥梁构件有限公司 | 一种摇臂加强的橡胶复合桥梁支座 |
| CN108018774B (zh) * | 2017-12-27 | 2023-10-20 | 江苏万宝桥梁构件有限公司 | 一种摇臂加强的橡胶复合桥梁支座 |
| CN113818338A (zh) * | 2021-10-22 | 2021-12-21 | 中南大学 | 桥梁及其水平双向减振/震支座与减振/震方法 |
| CN113818338B (zh) * | 2021-10-22 | 2022-06-21 | 中南大学 | 桥梁及其水平双向减振/震支座与减振/震方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |