JPH10325480A - 冷凍冷蔵装置、冷媒流量補正用バイパス弁および温度膨張弁 - Google Patents
冷凍冷蔵装置、冷媒流量補正用バイパス弁および温度膨張弁Info
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- JPH10325480A JPH10325480A JP9135170A JP13517097A JPH10325480A JP H10325480 A JPH10325480 A JP H10325480A JP 9135170 A JP9135170 A JP 9135170A JP 13517097 A JP13517097 A JP 13517097A JP H10325480 A JPH10325480 A JP H10325480A
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Abstract
与えることなく、低凝縮温度時の冷媒流量補正を適切に
行うことができる温度膨張弁を提供すること。 【解決手段】 蒸発器9の出口温度に相応する開弁方向
の圧力と閉弁方向に作用する対抗ばねのばね荷重との平
衡関係により開閉動作して循環冷媒流量を制御し、蒸発
器出口側の冷媒の過熱度を所定値に保つ温度膨張弁7に
おいて、対抗ばねを、常時所定のばね荷重を発生する設
定ばね39と、凝縮器出口側の冷媒温度に感応し、この
冷媒温度の低下によりばね荷重を低減する形状記憶合金
製の補正ばね61とにより構成する。凝縮器出口側の冷
媒温度が低下すると、補正ばね61のばね荷重が低減
し、その分、対抗ばねのばね荷重が低減することによ
り、開弁量が増えて蒸発器への供給冷媒量が増加する。
Description
よび冷媒流量補正用バイパス弁および温度膨張弁に関
し、さらに詳細には、蒸発器の温度負荷量に相応して循
環冷媒流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所
定値に保つ型式の温度膨張弁を含む冷凍冷蔵装置および
その冷凍冷蔵装置で使用される冷媒流量補正用バイパス
弁、温度膨張弁に関し、特に凝縮器の出口側の冷媒温度
(凝縮温度)が低い場合の冷媒流量補正に関するもので
ある。
によって蒸発器の温度負荷量に相応して凝縮器より蒸発
器へ流れる循環冷媒流量を制御し、この流量制御によっ
て蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値に保つことが行
われている。
前後の冷媒圧力差を決める凝縮器の出口側の冷媒圧力
(温度)と、蒸発器入口(膨張弁出口)側の冷媒圧力
(温度)と、温度膨張弁の開弁量とにより決まる。
圧力差が小さくなることや、膨張弁入口側の冷媒状態が
気液二相状態になることにより、蒸発器への冷媒供給量
が不足し、蒸発器出口側の冷媒温度(過熱度)が著しく
高くなり、温度制御が困難になる。このことにより、圧
縮機の吸入冷媒の過熱度が著しく高くなり、これに応じ
て圧縮機が吐出する冷媒温度が高くなり、また圧縮機へ
の冷凍機オイル戻り不足が生じ、圧縮機の損傷、破壊が
生じる虞れがある。
力を確保できなくなることにより、冷房効果、除湿効果
が低減し、また蒸発器の結氷により熱交換効率の低下す
ることによって蒸発器の能力が低下し、このことによっ
ても冷房効果、除湿効果が低減することになる。
本的には、凝縮器の熱交換能力と熱交換する負荷温度
(外気温度)および熱量(冷媒循環量)により決まり、
凝縮圧力制御により凝縮圧力を所定値に保つ冷凍冷蔵装
置がある。
ある場合には、冷却水の温度と流量により凝縮圧力が決
まるから、冷却水流量制御式の凝縮圧力制御弁によっ
て、設定された凝縮圧力に対して冷却水流量を増減制御
することにより、凝縮圧力(温度)を設定圧に保つこと
が行われる。
気雰囲気温度と冷却ファンの風量により凝縮圧力が決ま
るから、冷媒バイパス式の凝縮圧力制御弁(HPR)に
よって、凝縮器を流れる冷媒の流量を制御することによ
り、あるいは冷却ファンの回転数制御により、凝縮圧力
(温度)を設定圧に保つことが行われる。
縮機負荷を増加させ、省エネルギに反する制御であり、
また、冬季等の低温時、特に起動時には、凝縮温度が低
く、所要の凝縮圧力が得られなくなることがある。
圧縮機よりも凝縮器側、つまり下流側の冷媒が高温高圧
であり、圧縮機よりも蒸発器側、つまり上流側の冷媒が
低温低圧である状態のまま、温度膨張弁の閉弁により凝
縮器側から蒸発器側への冷媒の供給を絶ち、そのままの
状態で圧縮機を再び駆動すると、圧縮機の上流側と下流
側の冷媒の圧力差により圧縮機に大きな負荷がかかり、
例えばカーエアコンのようなエンジンの回転を利用して
圧縮機を駆動する場合には、圧縮機のみならずエンジン
などの動力供給源にまで負荷の影響による故障が発生す
る虞がある。
142175号公報に示されている温度膨張弁では、弁
体を閉弁方向へ付勢する過熱度設定用のばねを感温型の
形状記憶合金によりばねを構成し、凝縮温度を形状記憶
合金製ばねにより直接感知するようにし、凝縮温度が低
い時には、凝縮温度が高い時に比して過熱度設定ばね圧
を下げて温度膨張弁の開弁量を増やし、蒸発器への冷媒
供給量を確保するようにしている。
として、特開昭58−184373号公報には、弁棒を
冷媒温度に感応する形状記憶合金により構成、あるいは
冷媒温度に感応する形状記憶合金製のばね部材により弁
座部材を可動支持し、冷媒温度に応じて冷媒流量制御域
を拡大した温度膨張弁が示されている。
75号公報に示されている温度膨張弁は、凝縮温度(圧
力)が低い時には、温度膨張弁の開弁量を増やし、蒸発
器への冷媒供給量を確保すると云う所期の目的を達成で
きるが、しかし、この温度膨張弁では、必要特性に対す
る形状記憶合金製ばねの設計、調整が難しく、定常時
(凝縮圧力が定常圧の時)の温度膨張弁の開弁特性に影
響を与え、定常時の冷凍冷蔵装置の性能を低下される可
能性がある。また形状記憶合金製ばねの荷重差が大き
く、形状記憶合金製ばねが凝縮器側の冷媒に直接、触れ
るため、応答が早すぎると云う問題点もある。
ている温度膨張弁は、形状記憶合金製の弁棒、ばね部材
が感知する冷媒温度は、それらの配置位置によって制御
特性が異なり、これら弁棒、ばね部材は専ら蒸発器側の
冷媒温度に感応し、低凝縮圧力時の冷媒流量補正を適切
に行うことはできない。
なされたものであり、凝縮温度が定常状態の時の温度膨
張弁の開弁特性に影響を与えることなく、低凝縮温度時
の冷媒流量補正を適切に行い、圧縮機の駆動時に無用な
負荷がかかるのを防止することができる冷凍冷蔵装置、
冷媒流量補正用バイパス弁および温度膨張弁を提供する
ことを目的としている。
めに、請求項1に記載の発明による温度膨張弁は、蒸発
器の出口温度に相応する開弁方向の圧力と閉弁方向に作
用する対抗ばねのばね荷重との平衡関係により開閉動作
して循環冷媒流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱
度を所定値に保つ温度膨張弁において、前記対抗ばね
は、常時所定のばね荷重を発生する設定ばねと、凝縮器
出口側の冷媒温度に感応し当該冷媒温度の低下によりば
ね荷重を低減する形状記憶合金製の補正ばねとにより構
成されているものである。
は、請求項1に記載の温度膨張弁において、前記補正ば
ねは、温度膨張弁の冷媒入口部に配置され、凝縮器出口
側の冷媒温度に感応するものである。
は、請求項1または2に記載の温度膨張弁において、前
記補正ばねは、温度膨張弁の本体ハウジング内に形成さ
れたばね室に配置され、雰囲気温度によって緩和された
凝縮器出口側の冷媒温度に感応するものである。
は、蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷媒流量を制御
し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値に保つ温度膨
張弁を冷媒循環経路に有する冷凍冷蔵装置において、前
記温度膨張弁をバイパスするバイパス通路の途中に冷媒
流量補正用バイパス弁が設けられ、当該冷媒流量補正用
バイパス弁は、前記バイパス通路を開閉する弁体と、凝
縮器の出口側の冷媒温度に感応し当該冷媒温度が所定値
以下の場合には前記弁体を開弁させる感温素子とを有し
ているものである。
は、請求項4に記載の冷凍冷蔵装置において、前記感温
素子は、冷媒流量補正用バイパス弁の冷媒入口部に配置
され、凝縮器出口側の冷媒温度に感応するものである。
は、請求項4または5に記載の冷凍冷蔵装置において、
前記感温素子は、冷媒流量補正用バイパス弁の本体ハウ
ジング内に形成されたばね室に配置され、雰囲気温度に
よって緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応するも
のである。
は、請求項4、5または6に記載の冷凍冷蔵装置におい
て、前記感温素子は形状記憶合金により構成されている
ものである。
用バイパス弁は、蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷
媒流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値
に保つ温度膨張弁を冷媒循環経路に有する冷凍冷蔵装置
で使用される冷媒流量補正用バイパス弁であって、当該
冷媒流量補正用バイパス弁は、前記温度膨張弁をバイパ
スするバイパス通路の途中に設けられ、当該バイパス通
路を開閉する弁体と、凝縮器の出口側の冷媒温度に感応
し当該冷媒温度が所定値以下の場合には前記弁体を開弁
させる感温素子とを有しているものである。
用バイパス弁は、請求項8に記載の冷媒流量補正用バイ
パス弁において、前記感温素子は、冷媒流量補正用バイ
パス弁の冷媒入口部に配置され、凝縮器出口側の冷媒温
度に感応するものである。
正用バイパス弁は、請求項8または9に記載の冷媒流量
補正用バイパス弁において、前記感温素子は、冷媒流量
補正用バイパス弁の本体ハウジング内に形成されたばね
室に配置され、雰囲気温度によって緩和された凝縮器出
口側の冷媒温度に感応するものである。
正用バイパス弁は、請求項8、9または10に記載の冷
凍冷蔵装置冷媒流量補正用バイパス弁において、前記感
温素子は形状記憶合金により構成されているものであ
る。
は、蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷媒流量を制御
し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値に保つ冷凍冷
蔵装置用の温度膨張弁において、蒸発器の温度負荷量に
相応して循環冷媒流量を制御するための主弁ポート部を
バイパスして入口ポートと出口ポートとを連通接続する
バイパス通路と、前記バイパス通路を開閉するバイパス
弁体と、凝縮器の出口側の冷媒温度に感応し当該冷媒温
度が所定値以下の場合には前記バイパス弁体を開弁させ
る感温素子とを組み込まれているものである。
は、請求項12に記載の温度膨張弁において、前記感温
素子が、温度膨張弁の冷媒入口部に配置され、凝縮器出
口側の冷媒温度に感応するものである。
は、請求項12または13に記載の温度膨張弁におい
て、前記感温素子は、温度膨張弁の本体ハウジング内に
形成されたばね室に配置され、雰囲気温度によって緩和
された凝縮器出口側の冷媒温度に感応するものである。
は、請求項12、13または14に記載の温度膨張弁に
おいて、前記感温素子は形状記憶合金により構成されて
いるものである。
は、凝縮器出口側の冷媒温度が低下すると、形状記憶合
金製の補正ばねのばね荷重が低減し、その分、対抗ばね
のばね荷重が低減することにより、開弁量が増えて蒸発
器への供給冷媒量が増加する。
は、補正ばねが温度膨張弁の冷媒入口部に配置されてい
ることにより、当該補正ばねは凝縮器出口側の冷媒温度
に感応する。
は、補正ばねが温度膨張弁の本体ハウジング内に形成さ
れたばね室に配置されていることにより、当該補正ばね
は雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒温
度に感応する。
では、凝縮器出口側の冷媒温度が所定値以下になると、
冷媒流量補正用バイパス弁の感温素子により冷媒流量補
正用バイパス弁の弁体が開弁し、バイパス通路を冷媒が
流れるようになる。これにより蒸発器への冷媒供給量な
ど、循環冷媒流量が増加する。
では、冷媒流量補正用バイパス弁の感温素子が冷媒流量
補正用バイパス弁の冷媒入口部に配置されていることに
より、当該感温素子が凝縮器の出口側の冷媒温度に感応
する。
では、冷媒流量補正用バイパス弁の感温素子が冷媒流量
補正用バイパス弁の本体ハウジング内に形成されたばね
室に配置されていることにより、当該感温素子は雰囲気
温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応
する。
では、感温素子が形状記憶合金により構成され、形状記
憶合金による感温形状記憶動作によって冷媒流量補正用
バイパス弁の開弁が行われる。
用バイパス弁と請求項12に記載の発明による温度膨張
弁では、凝縮器の出口側の冷媒温度が所定値以下の場合
になると、感温素子により冷媒流量補正用バイパス弁の
弁体が開弁し、バイパス通路を冷媒が流れるようにな
る。これにより蒸発器への冷媒供給量など、循環冷媒流
量が増加する。
用バイパス弁では、感温素子が冷媒流量補正用バイパス
弁の冷媒入口部に配置されていることにより、当該感温
素子が凝縮器の出口側の冷媒温度に感応する。
正用バイパス弁では、感温素子が冷媒流量補正用バイパ
ス弁の本体ハウジング内に形成されたばね室に配置され
ていることにより、当該感温素子は雰囲気温度によって
緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応する。
正用バイパス弁と請求項15に記載の発明による温度膨
張弁では、感温素子が形状記憶合金により構成され、形
状記憶合金による感温形状記憶動作によって開弁が行わ
れる。
では、感温素子が温度膨張弁の冷媒入口部に配置されて
いることにより、当該感温素子が凝縮器の出口側の冷媒
温度に感応する。
では、感温素子が温度膨張弁の本体ハウジング内に形成
されたばね室に配置されていることにより、当該感温素
子は雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒
温度に感応する。
明の実施の形態を詳細に説明する。
度膨張弁を含む冷凍冷蔵システムの一つの実施の形態を
示している。冷凍冷蔵システムは、通常の冷凍冷蔵シス
テムと同等に、圧縮機1、凝縮器(コンデンサ)3、レ
シーバ5、温度膨張弁7、蒸発器(エバポレータ)9を
有し、これらは冷媒管11、13、15、17、19に
よりループ接続されている。
り構成されたハウジング本体21を有している。ハウジ
ング本体21は、入口ポート23と出口ポート(膨張
室)25とを有し、入口ポート23と出口ポート25と
の間に、弁ポート27、弁室29を有している。
れており、弁体31は弁座部33に着座することにより
弁ポート27を閉じ、弁座部33よりの離間量(リフト
量)により開弁量(冷媒流量)を定量的に制御する。
可能にねじ止めされたアジャスタブルばねリテーナ35
と、弁体側ばねリテーナ37と、アジャスタブルばねリ
テーナ35と弁体側ばねリテーナ37との間に設けられ
た設定ばね39とが設けられている。
され、常時、所定のばね荷重を発生する。設定ばね39
が発生するばね荷重は、図1にて上向きの閉弁方向のば
ね荷重であり、対抗ばね荷重の一部を担っている。
ス41、43が取り付けられている。ダイヤフラムケー
ス41、43内にはダイヤフラム45が張られてあり、
ダイヤフラム45の上下両側に圧力室47、49が画定
されている。
下動可能に支持されてダイヤフラム45により駆動され
るピストン51が設けられている。また、ハウジング本
体21は連結棒53を上下動可能に支持しており、連結
棒53は、ピストン51の動きを弁体31に伝え、弁体
31を設定ばね39のばね力に抗して押し下げることに
より、弁体31を開弁駆動する。
ジング本体21との間の隙間、後述するばね室59、孔
22によって出口ポート25に連通し、蒸発器入力側の
冷媒圧力を及ぼされる。また圧力室49、ばね室59に
入口ポート側冷媒が流入しないよう、連結棒53の摺動
部には、固定リテーナ16によって取り付けられたばね
18によって予圧を与えられたパッキン部材20が設け
られている。
た感温筒57とキャピラリチューブ55によって接続さ
れている。圧力室47、キャピラリチューブ55、感温
筒57にはガスが封入されており、感温筒57が冷媒管
19を流れる冷媒の温度、すなわち、蒸発器9の出口側
温度に感応することで、感温筒57の感知温度に相応す
る封入ガス圧が圧力室47に与えられるようになってい
る。圧力室47に与えられる封入ガス圧はダイヤフラム
45の上面に作用し、ダイヤフラム45、ピストン51
を押し下げるように作用する。この封入ガス圧の封入特
性は、封入仕様によって線形に一義的に決定されてい
る。
入口ポート23側、すなわち、冷媒入口部にばね室59
を有している。ばね室59には形状記憶合金(SMA)
により構成された補正ばね61が配置されている。
ストン51との間に作用し、ピストン51を介してダイ
ヤフラム45を持ち上げる方向に作用する。ばね室59
には、膨張弁入口部の冷媒温度(凝縮温度)Tc、換言
すれば、凝縮器出口側の冷媒温度が伝導によりハウジン
グ本体21を介して伝わり、補正ばね61はこの温度に
感応する。これにより、補正ばね61は、その配置位置
からして、凝縮温度Tcを主体とし、雰囲気温度を加味
した温度Tc’に感応する。
記憶動作により、凝縮温度Tcが低下すれば、ばね荷重
を低減する。
対抗ばね力(対抗ばね荷重)は、補正ばね61が有効に
作用する定常凝縮温度域(たとえば、20℃以上)で
は、設定ばね39のばね力W0 と補正ばね61のばね力
W1 との合成ばね力W0 +W1となり、この合成ばね力
W0 +W1 と感温筒57の温度に相応する封入ガス圧と
の関係によって定常凝縮温度域(高凝縮温度時)での過
熱度(正規設定過熱度)が、たとえば4degに設定さ
れる。
温度Tcを主体として雰囲気温度を加味した温度Tc’
が低下すると、形状記憶合金製の補正ばね61のばね力
W1が低下し、温度Tc’の低下が進むことにより補正
ばね61のばね力W1 がW1’まで低下する。この時の
対抗ばね力は、設定ばね39のばね力W0 と、補正ばね
61の低下後のばね力W1 ’との合成ばね力W0 +W
1 ’となり、対抗ばね力の低下荷重分が設定過熱度の低
下として作用し、温度膨張弁7の蒸発器9への供給冷媒
流量が増加する。
熱度との関係を示している。低凝縮温度(圧力)時に
は、温度膨張弁7の前後の冷媒圧力差が少なくなること
により、温度膨張弁7より蒸発器9へ供給する冷媒流量
が不足し、過熱度が設定過熱度より著しく大きくなる
が、本発明による温度膨張弁7におけるように、低凝縮
温度時には、形状記憶合金製の補正ばね61による対抗
ばね力の低減補正によって温度膨張弁7の蒸発器9への
供給冷媒流量が増加することにより、低凝縮温度時の冷
媒流量不足が解消される。
くなることが回避され、低凝縮温度時にも所要の冷房効
果が得られ、また、循環冷媒量の低下によって圧縮機1
への冷凍機オイル戻り不足が生じることも回避され、圧
縮機1の寿命が確保される。
流側の冷媒温度(圧力)が凝縮器3側、つまり圧縮機1
の下流側の冷媒温度(圧力)よりも大変低い状態で圧縮
機1が停止した場合でも、補正ばね61による対抗ばね
力の低減補正によって温度膨張弁7の蒸発器9への供給
冷媒流量が増加することにより、圧縮機1の上流側と下
流側の冷媒圧力の差が緩和されるので、その後の再駆動
時に大きな負荷が圧縮機1にかかることも回避され、こ
れによっても圧縮機1の寿命が確保される。
ばね39のばね力W0 と補正ばね61のばね力W1 を個
々に設計、設定することが可能であり、自由度が大きい
と共に、温度膨張弁としての機能、性能を確実に確保す
ることができる。
体として設定、選択することができ、また定常凝縮温度
時(高凝縮温度時)には、通常の温度膨張弁として設計
でき、温度膨張弁の性能、特性は、通常の構成、機能と
して働くから、温度膨張弁機能を正確かつ適正に発揮で
き、特別な設計法、使用方法をとることがない。
は、補正ばね61は、凝縮温度Tcを主体とし、雰囲気
温度を加味した温度Tc’に感応するから雰囲気温度に
よって緩和された凝縮器出口側の冷媒温度Tcに感応す
ることになり、凝縮温度Tcが急激に変化しても、補正
ばね61が感知する温度Tc’は比較的緩やかに変化
し、システムの安定性が確保される。
媒流量補正用バイパス弁およびその冷媒流量補正用バイ
パス弁を含む冷凍冷蔵装置の一つの実施の形態を示して
いる。なお、図4において、図1に対応する部分は図1
に付した符号と同一の符号を付けてその説明を省略す
る。
温度膨張弁7をバイパスして冷媒管15と17とを接続
するバイパス配管69が設けられており、このバイパス
配管69の途中に、当該バイパス配管69を開閉する冷
媒流量補正用バイパス弁71が設けられている。
ウム合金等により構成されたハウジング本体73を有し
ている。
ポート75を、蒸発器9側に出口ポート77を、入口ポ
ート75と出口ポート77との間に弁室79および弁ポ
ート81を有している。
れている。弁体83は、弁座部85に着座することによ
り弁ポート81を閉じ、弁座部85より離間することに
より弁ポート81を開く。
を挟んでスナップリング89によってばね室プラグ91
が気密に装着されている。またハウジング本体73は弁
棒93を可動支持している。ばね室プラグ91と弁棒9
3との間にはバイアスばね95が設けられており、バイ
アスばね95は弱いばね力をもって弁体83を閉弁方向
へ付勢している。
は、すなわち、冷媒入口部には、ばね室プラグ91によ
って閉じられたばね室97が形成されている。ばね室9
7には形状記憶合金(SMA)により構成された感温ば
ね(感温素子)99が配置されている。感温ばね99
は、下端をばね室97の底部に係止され、上端を弁棒9
3に固定されたばねリテーナ101によって受け止めら
れ、高温時には収縮して弁体83を閉弁させ、これに対
し、低温時には伸長して弁棒93を持ち上げ、弁体83
を開弁させる。
室97には、膨張弁入口部の冷媒温度(凝縮温度)T
c、換言すれば、凝縮器出口側の冷媒温度が伝導により
ハウジング本体71を介して伝わり、感温ばね99はこ
の温度に感応するから、感温ばね99は、凝縮温度Tc
を主体とし、雰囲気温度を加味した温度Tc’に感応す
る。
時)には、感温ばね99が収縮状態にあって弁体83が
閉弁しているから、バイパス配管69における冷媒流量
は零になり、冷凍冷蔵装置における循環冷媒流量は温度
膨張弁7の開弁量により通常通りに決まる。
温ばね99が伸長して弁体83が開弁するから、バイパ
ス配管69を冷媒が流れるようになり、このバイパス冷
媒流量分だけ、定常時により冷凍冷蔵装置における循環
冷媒流量が増えることになる。
発器9に供給される冷媒の流量が増加し、定常状態時の
温度膨張弁7の開弁特性に影響を与えることなく、低凝
縮温度時の冷媒流量不足が解消される。
バイパス配管69を冷媒が流れても、温度膨張弁7によ
って過熱度を所定値に保つ制御がフィードバック制御方
式で行われるから、低凝縮温度時でも過熱度が所定値に
保たれ、年間を通して冷凍冷蔵装置の性能が維持され
る。
体とし、雰囲気温度を加味した温度Tc’に感応するか
ら雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒温
度Tcに感応することになり、凝縮温度Tcが急激に変
化しても、感温ばね99が感知する温度Tc’は比較的
緩やかに変化し、システムの安定性が確保される。
は、形状記憶合金により構成された感温ばね99の温度
特性により、ばね単体として設定、選択することができ
るから、低凝縮温度時の冷媒流量補正特性の設定を、温
度膨張弁7の機能、特性設定とは個別に、容易に、正確
かつ適切に行えるようになる。
して設計でき、温度膨張弁の性能、特性は、通常の構
成、機能として働くから、温度膨張弁機能を正確かつ適
正に発揮でき、特別な設計法、使用方法をとることがな
い。
媒流量補正用バイパス弁およびその冷媒流量補正用バイ
パス弁を含む冷凍冷蔵装置の他の実施の形態を示してい
る。なお、図5において、図4に対応する部分は図4に
付した符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。
温度膨張弁7をバイパスして冷媒管15と17とを接続
するバイパス配管69が設けられており、このバイパス
配管69の途中に、当該バイパス配管69を開閉する冷
媒流量補正用バイパス弁71Aが設けられている。
ニウム合金等により構成されたハウジング本体73Aを
有している。
口ポート75Aを、蒸発器9側に出口ポート77Aを、
入口ポート75Aと出口ポート77Aとの間に弁室79
Aおよび弁ポート81Aを有している。
けられている。弁体83Aは、弁座部85Aに着座する
ことにより弁ポート81Aを閉じ、弁座部85Aより離
間することにより弁ポート81Aを開く。
部材87Aを挟んでばね室キャップ91Aが気密に螺着
されている。またハウジング本体73Aは弁棒93Aを
可動支持している。
側には、すなわち、冷媒入口部には、ばね室キャップ9
1Aによって閉じられたばね室97Aが形成されてい
る。ばね室97Aにはバイアスばね95Aが配置されて
いる。バイアスばね95Aは、下端をばね室97Aの底
部に係止され、上端を弁棒93Aに固定されたばねリテ
ーナ101Aによって受け止められ、弱いばね力をもっ
て弁体83Aを開弁方向へ付勢している。
Aに被せられたリテーナ103Aとの間には、形状記憶
合金(SMA)により構成された感温ばね(感温素子)
99Aが配置されている。感温ばね99Aは、下端をば
ね室97の底部側に延出したリテーナ103A部分に係
止され、上端をばね室キャップ91Aによって受け止め
られ、高温時には伸長して弁体83Aを閉弁させ、これ
に対し、低温時には収縮して、バイアスばね95Aの付
勢力により弁棒93Aを持ち上げ、弁体83Aを開弁さ
せる。
79Aと連通しており、ばね室97Aには、膨張弁入口
部の冷媒温度(凝縮温度)Tc、換言すれば、凝縮器出
口側の冷媒温度が流入し、感温ばね99Aはこの温度に
感応するから、感温ばね99Aは、凝縮温度Tcを主体
とし、雰囲気温度を加味した温度Tc’に感応する。
時)には、感温ばね99Aが伸長状態にあって弁体83
Aが閉弁しているから、バイパス配管69における冷媒
流量は零になり、冷凍冷蔵装置における循環冷媒流量は
温度膨張弁7の開弁量により通常通りに決まる。
温ばね99Aが収縮して弁体83Aが開弁するから、バ
イパス配管69を冷媒が流れるようになり、このバイパ
ス冷媒流量分だけ、定常時により冷凍冷蔵装置における
循環冷媒流量が増えることになる。
発器9に供給される冷媒の流量が増加し、定常状態時の
温度膨張弁7の開弁特性に影響を与えることなく、低凝
縮温度時の冷媒流量不足が解消される。
てバイパス配管69を冷媒が流れても、温度膨張弁7に
よって過熱度を所定値に保つ制御がフィードバック制御
方式で行われるから、低凝縮温度時でも過熱度が所定値
に保たれ、年間を通して冷凍冷蔵装置の性能が維持され
る。
主体とし、雰囲気温度を加味した温度Tc’に感応する
から雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒
温度Tcに感応することになり、凝縮温度Tcが急激に
変化しても、感温ばね99Aが感知する温度Tc’は比
較的緩やかに変化し、システムの安定性が確保される。
性は、形状記憶合金により構成された感温ばね99Aの
温度特性により、ばね単体として設定、選択することが
できるから、低凝縮温度時の冷媒流量補正特性の設定
を、温度膨張弁7の機能、特性設定とは個別に、容易
に、正確かつ適切に行えるようになる。
して設計でき、温度膨張弁の性能、特性は、通常の構
成、機能として働くから、温度膨張弁機能を正確かつ適
正に発揮でき、特別な設計法、使用方法をとることがな
い。
69の出口側の接続は、要求特性等に応じて、図4及び
図5に符号69aにより示されているように、蒸発器9
の中間部や、図4及び図5に符号69bにより示されて
いるように、蒸発器9の出口部等に、容易に設計変更す
ることもできる。
テムは、冷媒流量補正用のバイパス弁を単体の温度膨張
弁の内部に設け、或は、バイパス弁そのものが単体で構
成されていることから、それら自体に大きさの制約がな
く、その分だけ補正ばね61および感温ばね99,99
Aを大きくして温度変形の再現性を高めることができ、
このため、例えば大型プレハブ冷蔵庫や大型船用冷蔵庫
などの高い冷蔵冷凍能力を要求される場合に用いるのに
比較的適していると言える。
よる温度膨張弁を含む冷凍冷蔵装置の他の実施の形態を
示している。なお、図6〜図8において、図1に対応す
る部分は図1に付した符号と同一の符号を付けてその説
明を省略する。
蒸発器9より圧縮機1への冷媒通路の一部をなす貫通冷
媒通路24を有しており、この貫通冷媒通路24の両側
に冷媒管19a、19bが連通接続されている。
置の冷媒回路を流れる冷媒と同じか、或は、冷媒回路を
流れる冷媒に相応する気体を、ダイヤフラム45の上側
の圧力室47に封入する際に用いられる封入管57’が
取付られていて、この封入管57’は冷媒の圧力室47
への封入後に封止される。そして、圧力室47の内圧
は、従来のものと同様に、貫通冷媒通路24を横切って
延在する弁棒53が貫通冷媒通路24を流れる蒸発器9
よりの冷媒流中に曝されて、この弁棒53よりリテーナ
51’、ダイラフラム45を経て圧力室47へ伝わる、
蒸発器9の出口側の冷媒温度に相応して変化する。
孔54によって貫通冷媒通路24と連通しており、蒸発
器9の出口側の冷媒圧力を及ぼされる。
は、圧力室47と圧力室49との差圧による開弁力と、
設定ばね39による閉弁力との平衡関係により、開弁量
を設定される。これにより、温度膨張弁7は、従来のも
のと同様に、蒸発器9の温度負荷量に相応して開弁量を
設定され、蒸発器9の温度負荷量に相応して循環冷媒流
量を制御し、過熱度を規定値に保つ。
イパスして入口ポート23と出口ポート25とを連通接
続するバイパス通路111が形成されており、バイパス
通路111は、バイパス通路入口111aによって入口
ポート23に開口し、バイパス通路出口111bによっ
て出口ポート25に開口している。
11の途中に相当する部位にバイパス室113が形成さ
れている。バイパス室113はシール部材115を挟ん
でスナップリング117によってハウジング本体21に
気密に装着されたカバー119によって密閉されてい
る。
のバイパス弁体121が設けられている。バイパス弁体
121は、弁座部123に着座することによりバイパス
通路入口111aとバイパス通路出口111bとの間に
形成されているバイパス弁ポート125を閉じ、弁座部
123より離間することによりバイパス弁ポート125
を開く。
7を挟んでスナップリング129によってばね室プラグ
131が気密に装着されている。またハウジング本体2
1は弁棒133を可動支持している。
は、すなわち、冷媒入口部には、ばね室プラグ131に
よって閉じられたばね室135が形成されている。ばね
室135には形状記憶合金(SMA)により構成された
感温ばね(感温素子)137が配置されている。感温ば
ね137は、下端をばね室135の底部に係止され、上
端を弁棒133に固定されたばねリテーナ139によっ
て受け止められ、高温時には収縮してバイパス弁体12
1を閉弁させ、これに対し、低温時には伸長して弁棒1
33を引き、バイパス弁体123を開弁させる。
ばね室135には、膨張弁入口部の冷媒温度(凝縮温
度)Tc、換言すれば、凝縮器出口側の冷媒温度が伝導
によりハウジング本体21を介して伝わり、感温ばね1
37はこの温度に感応するから、感温ばね137は、凝
縮温度Tcを主体とし、雰囲気温度を加味した温度T
c’に感応する。
時)には、感温ばね137が収縮状態にあってバイパス
弁体121が閉弁しているから、バイパス通路111に
おける冷媒流量は零になり、冷凍冷蔵装置における循環
冷媒流量は温度膨張弁7の開弁量により通常通りに決ま
る。
温ばね137が伸長してバイパス弁体121が開弁する
から、バイパス通路111を冷媒が流れるようになり、
このバイパス冷媒流量分(図9参照)だけ、定常時によ
り冷凍冷蔵装置における循環冷媒流量が増えることにな
る。
発器9に供給される冷媒の流量が増加し、定常状態時の
温度膨張弁7の開弁特性に影響を与えることなく、低凝
縮温度時の冷媒流量不足が解消される。
主体とし、雰囲気温度を加味した温度Tc’に感応する
から雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒
温度Tcに感応することになり、凝縮温度Tcが急激に
変化しても、感温ばね137が感知する温度Tc’は比
較的緩やかに変化し、システムの安定性が確保される。
してバイパス通路111を冷媒が流れても、温度膨張弁
7によって図9に示されている過熱度を所定値に保つ制
御がフィードバック制御方式で行われるから、低凝縮温
度時でも過熱度が所定値に保たれ、年間を通して冷凍冷
蔵装置の性能が維持される。
憶合金により構成された感温ばね137の温度特性によ
り、ばね単体として設定、選択することができるから、
低凝縮温度時の冷媒流量補正特性の設定を、温度膨張弁
7の機能、特性設定とは個別に、容易に、正確かつ適切
に行えるようになる。
温度膨張弁として設計でき、温度膨張弁の性能、特性
は、通常の構成、機能として働くから、温度膨張弁機能
を正確かつ適正に発揮でき、特別な設計法、使用方法を
とることがない。
121、弁棒133、感温ばね137等によるバイパス
弁構造が、貫通冷媒通路24や温度膨張弁7とともにハ
ウジング21に組み込まれていることにより、取付性、
スペース性がよく、この実施の形態の冷凍冷蔵システム
は、例えばカーエアコンなどの取付スペースに制約のあ
る場合に用いるのに比較的適していると言える。
99、137は、バイメタルのように、温度によって可
逆的に変形するものにより構成することもでき、また形
状はコイルばねに限定されるものでなく、板ばね状など
であってもよい。
1に記載の発明による温度膨張弁によれば、蒸発器の出
口温度に相応する開弁方向の圧力と閉弁方向に作用する
対抗ばねのばね荷重との平衡関係により開閉動作して循
環冷媒流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所
定値に保つ温度膨張弁において、前記対抗ばねは、常時
所定のばね荷重を発生する設定ばねと、凝縮器出口側の
冷媒温度に感応し当該冷媒温度の低下によりばね荷重を
低減する形状記憶合金製の補正ばねとにより構成されて
いるものとした。
すると、形状記憶合金製の補正ばねのばね荷重が低減
し、その分、対抗ばねのばね荷重が低減することによ
り、開弁量が増えて蒸発器への供給冷媒量が増加するか
ら、凝縮温度が定常状態の時の温度膨張弁の開弁特性に
影響を与えることなく、低凝縮温度時には循環冷媒流量
が増加し、蒸発器への冷媒供給量不足が解消され、低凝
縮圧力時でも所要の冷房、除湿効果が得られ、また、圧
縮機への冷凍機オイル戻り不足が生じることも回避さ
れ、圧縮機の寿命を確保することができる。
の冷媒温度(圧力)が凝縮器側、つまり圧縮機の下流側
の冷媒温度(圧力)よりも大変低い状態で圧縮機が停止
した場合でも、補正ばねによる対抗ばね力の低減補正に
よって温度膨張弁の蒸発器への供給冷媒流量が増加する
ことにより、圧縮機の上流側と下流側の冷媒圧力の差が
緩和されるので、その後の再駆動時に大きな負荷が圧縮
機にかかることも回避され、これによっても圧縮機の寿
命を確保することができる。
よれば、請求項1に記載の温度膨張弁において、前記補
正ばねは、温度膨張弁の冷媒入口部に配置され、凝縮器
出口側の冷媒温度に感応するものとした。
口部に配置されていることにより、補正ばねは凝縮器出
口側の冷媒温度に必ず感応し、低凝縮温度時の供給冷媒
量補正が確実に行われる。
よれば、請求項1または2に記載の温度膨張弁におい
て、前記補正ばねは、温度膨張弁の本体ハウジング内に
形成されたばね室に配置され、雰囲気温度によって緩和
された凝縮器出口側の冷媒温度に感応するものとした。
ウジング内に形成されたばね室に配置されていることに
より、補正ばねは雰囲気温度によって緩和された凝縮器
出口側の冷媒温度に感応するから、凝縮温度が急激に変
化しても、補正ばねが感知する温度は比較的緩やかに変
化し、システムの安定性を確保することができる。
によれば、凝縮器出口側の冷媒温度が所定値以下になる
と、冷媒流量補正用バイパス弁の感温素子により冷媒流
量補正用バイパス弁の弁体が開弁し、バイパス通路を冷
媒が流れるようになるから、凝縮温度が定常状態の時の
温度膨張弁の開弁特性に影響を与えることなく、低凝縮
温度時には循環冷媒流量が増加し、蒸発器への冷媒供給
量不足が解消され、低凝縮圧力時でも所要の冷房、除湿
効果が得られ、また、圧縮機への冷凍機オイル戻り不足
が生じることも回避され、圧縮機の寿命を確保すること
ができる。
によれば、蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷媒流量
を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値に保つ
温度膨張弁を冷媒循環経路に有する冷凍冷蔵装置におい
て、前記温度膨張弁をバイパスするバイパス通路の途中
に冷媒流量補正用バイパス弁が設けられ、当該冷媒流量
補正用バイパス弁は、前記バイパス通路を開閉する弁体
と、凝縮器の出口側の冷媒温度に感応し当該冷媒温度が
所定値以下の場合には前記弁体を開弁させる感温素子と
を有しているものとした。
温素子が冷媒流量補正用バイパス弁の冷媒入口部に配置
されていることにより、感温素子が凝縮器出口側の冷媒
温度に必ず感応し、低凝縮温度時の供給冷媒量補正が確
実に行われる。
によれば、請求項4または5に記載の冷凍冷蔵装置にお
いて、前記感温素子は、冷媒流量補正用バイパス弁の本
体ハウジング内に形成されたばね室に配置され、雰囲気
温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応
するものとした。
温素子が冷媒流量補正用バイパス弁の本体ハウジング内
に形成されたばね室に配置されていることにより、感温
素子は雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷
媒温度に感応するから、凝縮温度が急激に変化しても、
補正ばねが感知する温度は比較的緩やかに変化し、シス
テムの安定性を確保することができる。
によれば、請求項4、5または6に記載の冷凍冷蔵装置
において、前記感温素子は形状記憶合金により構成され
ているものとした。
構成され、形状記憶合金による感温形状記憶動作によっ
て冷媒流量補正用バイパス弁の開弁が行われるから、こ
の開弁が的確に行われ、低凝縮温度時の供給冷媒量補正
が確実に行われる。
用バイパス弁によれば、蒸発器の温度負荷量に相応して
循環冷媒流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を
所定値に保つ温度膨張弁を冷媒循環経路に有する冷凍冷
蔵装置で使用される冷媒流量補正用バイパス弁であっ
て、当該冷媒流量補正用バイパス弁は、前記温度膨張弁
をバイパスするバイパス通路の途中に設けられ、当該バ
イパス通路を開閉する弁体と、凝縮器の出口側の冷媒温
度に感応し当該冷媒温度が所定値以下の場合には前記弁
体を開弁させる感温素子とを有しているものとした。
場合になると、感温素子により冷媒流量補正用バイパス
弁の弁体が開弁し、バイパス通路を冷媒が流れるように
なるから、凝縮温度が定常状態の時の温度膨張弁の開弁
特性に影響を与えることなく、低凝縮温度時には循環冷
媒流量が増加し、蒸発器への冷媒供給量不足が解消さ
れ、低凝縮圧力時でも所要の冷房、除湿効果が得られ、
また、圧縮機への冷凍機オイル戻り不足が生じることも
回避され、圧縮機の寿命を確保することができる。
弁によれば、請求項8に記載の冷媒流量補正用バイパス
弁において、前記感温素子は、冷媒流量補正用バイパス
弁の冷媒入口部に配置され、凝縮器出口側の冷媒温度に
感応するものとした。
パス弁の冷媒入口部に配置されていることにより、感温
素子が凝縮器出口側の冷媒温度に必ず感応し、低凝縮温
度時の供給冷媒量補正が確実に行われる。
正用バイパス弁によれば、請求項8または9に記載の冷
媒流量補正用バイパス弁において、前記感温素子は、冷
媒流量補正用バイパス弁の本体ハウジング内に形成され
たばね室に配置され、雰囲気温度によって緩和された凝
縮器出口側の冷媒温度に感応するものとした。
パス弁の本体ハウジング内に形成されたばね室に配置さ
れていることにより、当該感温素子は雰囲気温度によっ
て緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応するから、
凝縮温度が急激に変化しても、補正ばねが感知する温度
は比較的緩やかに変化し、システムの安定性を確保する
ことができる。
正用バイパス弁によれば、請求項8、9または10に記
載の冷凍冷蔵装置冷媒流量補正用バイパス弁において、
前記感温素子は形状記憶合金により構成されているもの
とした。
構成され、形状記憶合金による感温形状記憶動作によっ
て開弁が行われるから、この開弁が的確に行われ、低凝
縮温度時の供給冷媒量補正が確実に行われる。
によれば、蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷媒流量
を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値に保つ
冷凍冷蔵装置用の温度膨張弁において、蒸発器の温度負
荷量に相応して循環冷媒流量を制御するための主弁ポー
ト部をバイパスして入口ポートと出口ポートとを連通接
続するバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉するバ
イパス弁体と、凝縮器の出口側の冷媒温度に感応し当該
冷媒温度が所定値以下の場合には前記バイパス弁体を開
弁させる感温素子とを組み込まれているものとした。
定値以下の場合になると、感温素子により冷媒流量補正
用バイパス弁の弁体が開弁し、バイパス通路を冷媒が流
れるようになるから、凝縮温度が定常状態の時の温度膨
張弁の開弁特性に影響を与えることなく、低凝縮温度時
には循環冷媒流量が増加し、蒸発器への冷媒供給量不足
が解消され、低凝縮圧力時でも所要の冷房、除湿効果が
得られ、また、圧縮機への冷凍機オイル戻り不足が生じ
ることも回避され、圧縮機の寿命を確保することができ
る。
によれば、請求項12に記載の温度膨張弁において、前
記感温素子が、温度膨張弁の冷媒入口部に配置され、凝
縮器出口側の冷媒温度に感応するものとした。
口部に配置されていることにより、感温素子が凝縮器出
口側の冷媒温度に必ず感応し、低凝縮温度時の供給冷媒
量補正が確実に行われる。
によれば、請求項12または13に記載の温度膨張弁に
おいて、前記感温素子は、温度膨張弁の本体ハウジング
内に形成されたばね室に配置され、雰囲気温度によって
緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応するものとし
た。
温素子が冷媒流量補正用バイパス弁の本体ハウジング内
に形成されたばね室に配置されていることにより、感温
素子は雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷
媒温度に感応するから、凝縮温度が急激に変化しても、
補正ばねが感知する温度は比較的緩やかに変化し、シス
テムの安定性を確保することができる。
によれば、請求項12、13または14に記載の温度膨
張弁において、前記感温素子は形状記憶合金により構成
されているものとした。
され、形状記憶合金による感温形状記憶動作によって冷
媒流量補正用バイパス弁の開弁が行われるから、この開
弁が的確に行われ、低凝縮温度時の供給冷媒量補正が確
実に行われる。
弁を含む冷凍冷蔵装置の一つの実施の形態を示すシステ
ム構成図である。
対抗ばね特性を示すグラフである。
ラフである。
びその冷媒流量補正用バイパス弁温度膨張弁を含む冷凍
冷蔵装置の一つの実施の形態を示すシステム構成図であ
る。
びその冷媒流量補正用バイパス弁温度膨張弁を含む冷凍
冷蔵装置の他の一つの実施の形態を示すシステム構成図
である。
弁を含む冷凍冷蔵装置の他の一つの実施の形態を示すシ
ステム構成図である。
る。
の凝縮温度とバイパス冷媒流量との関係を示すグラフで
ある。
Claims (15)
- 【請求項1】 蒸発器の出口温度に相応する開弁方向の
圧力と閉弁方向に作用する対抗ばねのばね荷重との平衡
関係により開閉動作して循環冷媒流量を制御し、蒸発器
出口側の冷媒の過熱度を所定値に保つ温度膨張弁におい
て、 前記対抗ばねは、常時所定のばね荷重を発生する設定ば
ねと、凝縮器出口側の冷媒温度に感応し当該冷媒温度の
低下によりばね荷重を低減する形状記憶合金製の補正ば
ねとにより構成されていることを特徴とする温度膨張
弁。 - 【請求項2】 前記補正ばねは、温度膨張弁の冷媒入口
部に配置され、凝縮器出口側の冷媒温度に感応すること
を特徴とする請求項1に記載の温度膨張弁。 - 【請求項3】 前記補正ばねは、温度膨張弁の本体ハウ
ジング内に形成されたばね室に配置され、雰囲気温度に
よって緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の温度膨張弁。 - 【請求項4】 蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷媒
流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値に
保つ温度膨張弁を冷媒循環経路に有する冷凍冷蔵装置に
おいて、 前記温度膨張弁をバイパスするバイパス通路の途中に冷
媒流量補正用バイパス弁が設けられ、当該冷媒流量補正
用バイパス弁は、前記バイパス通路を開閉する弁体と、
凝縮器の出口側の冷媒温度に感応し当該冷媒温度が所定
値以下の場合には前記弁体を開弁させる感温素子とを有
していることを特徴とする冷凍冷蔵装置。 - 【請求項5】 前記感温素子は、冷媒流量補正用バイパ
ス弁の冷媒入口部に配置され、凝縮器出口側の冷媒温度
に感応することを特徴とする請求項4に記載の冷凍冷蔵
装置。 - 【請求項6】 前記感温素子は、冷媒流量補正用バイパ
ス弁の本体ハウジング内に形成されたばね室に配置さ
れ、雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒
温度に感応することを特徴とする請求項4または5に記
載の冷凍冷蔵装置。 - 【請求項7】 前記感温素子は形状記憶合金により構成
されていることを特徴とする請求項4、5または6に記
載の冷凍冷蔵装置。 - 【請求項8】 蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷媒
流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値に
保つ温度膨張弁を冷媒循環経路に有する冷凍冷蔵装置で
使用される冷媒流量補正用バイパス弁であって、 当該冷媒流量補正用バイパス弁は、前記温度膨張弁をバ
イパスするバイパス通路の途中に設けられ、当該バイパ
ス通路を開閉する弁体と、凝縮器の出口側の冷媒温度に
感応し当該冷媒温度が所定値以下の場合には前記弁体を
開弁させる感温素子とを有していることを特徴とする冷
媒流量補正用バイパス弁。 - 【請求項9】 前記感温素子は、冷媒流量補正用バイパ
ス弁の冷媒入口部に配置され、凝縮器出口側の冷媒温度
に感応することを特徴とする請求項8に記載の冷媒流量
補正用バイパス弁。 - 【請求項10】 前記感温素子は、冷媒流量補正用バイ
パス弁の本体ハウジング内に形成されたばね室に配置さ
れ、雰囲気温度によって緩和された凝縮器出口側の冷媒
温度に感応することを特徴とする請求項8または9に記
載の冷媒流量補正用バイパス弁。 - 【請求項11】 前記感温素子は形状記憶合金により構
成されていることを特徴とする請求項8、9または10
に記載の冷媒流量補正用バイパス弁。 - 【請求項12】 蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷
媒流量を制御し、蒸発器出口側の冷媒の過熱度を所定値
に保つ冷凍冷蔵装置用の温度膨張弁において、 蒸発器の温度負荷量に相応して循環冷媒流量を制御する
ための主弁ポート部をバイパスして入口ポートと出口ポ
ートとを連通接続するバイパス通路と、前記バイパス通
路を開閉するバイパス弁体と、凝縮器の出口側の冷媒温
度に感応し当該冷媒温度が所定値以下の場合には前記バ
イパス弁体を開弁させる感温素子とを組み込まれている
ことを特徴とする温度膨張弁。 - 【請求項13】 前記感温素子は、温度膨張弁の冷媒入
口部に配置され、凝縮器出口側の冷媒温度に感応するこ
とを特徴とする請求項12に記載の温度膨張弁。 - 【請求項14】 前記感温素子は、温度膨張弁の本体ハ
ウジング内に形成されたばね室に配置され、雰囲気温度
によって緩和された凝縮器出口側の冷媒温度に感応する
ことを特徴とする請求項12または13に記載の温度膨
張弁。 - 【請求項15】 前記感温素子は形状記憶合金により構
成されていることを特徴とする請求項12、13または
14に記載の温度膨張弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13517097A JP3712828B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 冷凍冷蔵装置、冷媒流量補正用バイパス弁および温度膨張弁 |
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|---|---|---|---|
| JP13517097A JP3712828B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 冷凍冷蔵装置、冷媒流量補正用バイパス弁および温度膨張弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325480A true JPH10325480A (ja) | 1998-12-08 |
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|---|---|---|---|
| JP13517097A Expired - Fee Related JP3712828B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 冷凍冷蔵装置、冷媒流量補正用バイパス弁および温度膨張弁 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3712828B2 (ja) |
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