JPH10325571A - 冷蔵空調装置および冷蔵空調方法 - Google Patents

冷蔵空調装置および冷蔵空調方法

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JPH10325571A
JPH10325571A JP9135016A JP13501697A JPH10325571A JP H10325571 A JPH10325571 A JP H10325571A JP 9135016 A JP9135016 A JP 9135016A JP 13501697 A JP13501697 A JP 13501697A JP H10325571 A JPH10325571 A JP H10325571A
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cooling
air
brine
conditioning
temperature
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Hirofumi Kawaguchi
廣文 河口
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Nihon Techno KK
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却機器の冷却および店舗など室内の空調を
1台の装置で集中的に制御すること。 【解決手段】冷凍サイクルの冷媒と循環する冷却ブライ
ンとの熱交換を行い冷却ブラインを冷却する熱交換器
6、冷却された冷却ブラインを蓄冷する蓄冷槽3、蓄冷
された冷却ブラインとの熱交換により冷却空気を発生さ
せる冷気発生装置4からなる冷却ユニットを有する冷却
機器1の冷却システムを備えるとともに、冷却ブライン
と空調用ブラインとの熱交換を行う冷房用熱交換器2
5、冷房用熱交換器25ならびに空調ユニット20と接
続され空調ユニット20へ供給される空調用ブラインの
温度調節を行うブライン温度調節槽21からなる室内空
調システムを備え、冷却機器1と室内冷房の熱源を共用
して冷却機器1の冷却と室内冷房とをおこなうことがで
きるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショーケース、冷
蔵庫、自動販売機などの冷却機器の冷却と室内空気の冷
房などの空気調和を兼ねた冷蔵空調装置および冷蔵空調
方法に係り、特に、大型店舗に設置される冷凍用または
冷蔵用のショーケース、冷蔵庫などの冷却機器の冷却と
その大型店舗内の空調とを一手に行うことを可能とした
冷蔵空調装置および冷蔵空調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型店舗に配設されるショーケー
スは、例えば別設された機械室に配置された冷却ユニッ
トの圧縮機から配管を通じて送られる高温高圧の冷媒を
ショーケース内の蒸発器においてショーケースの商品陳
列部に供給される空気と熱交換することにより冷却空気
を発生させ、その冷却空気をもってショーケースの商品
陳列部を冷却するようにしていた。
【0003】しかし、蒸発器などの冷却ユニットの一部
を有するショーケースが占める売場面積は決して小さく
なく、昨今の需要に応ずるべく冷凍食品を陳列するため
のショーケースや、冷蔵食品用のショーケースを数多く
配設しなけばならない状況を鑑みると、商品収納量を保
ったまま、または増やした状態で、ショーケース自体の
小型化をはかる必要性があること、また、高温高圧の冷
媒をショーケースに送るための配管は、その配管の連結
を熔接やねじにより行った場合に、その連結箇所からフ
ロンガスなどからなる冷媒が漏洩することがあり、環境
問題にも影響すること、 ショーケースの設置には、冷
媒配管工事や排水管工事、電気工事などの大掛かりな工
事が必要であり、そして、一旦、ショーケースを設置し
た後は、排水管の確保や電気配線などの関係上、ショー
ケースの大幅な移動がしにくく、ショーケースの配置替
えを行おうとすると、大規模な工事が必要となるため、
その費用も高額なものとなることなどの問題点があっ
た。
【0004】そこで、近年、出願人は、別設された機械
室内に冷凍サイクルの冷媒またはその冷媒によって冷却
されたブラインが供給される熱交換器を配設して空気と
の熱交換を行うようにした冷気発生装置を設け、この冷
気発生装置において低温の冷却空気を発生させ、店舗内
に設置されたショーケースへ供給用の風導管をもってそ
の冷却空気を供給し、ショーケース内では前記風導管を
介して供給される冷却空気量を調節することでショーケ
ース内温度の調整を行なうとともに、ショーケース内の
冷却に供された冷却空気を回収用の風導管を介して前記
冷気発生装置へ回収し、その回収空気を再冷却するとい
うショーケースや冷蔵庫などの冷却機器の冷却方法およ
び冷却装置を開発している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記ショーケ
ースが陳列される店舗は、夏期にあっては冷房が施さ
れ、冬期にあっては暖房が施されており、この店舗の冷
暖房に供される空調設備は、店舗の規模に比例して大型
のものが必要とされるのが常である。
【0006】しかしながら、前述のように、売り場面積
を少しでも広く確保することが要求される現実を鑑みる
に、前記店舗の空調設備においても小型化をはかる必要
性がある。
【0007】そして、前記空調装置としては、前記冷却
機器の冷却装置にも配設した冷凍サイクルを使用するも
のがほとんどであり、また、店内の空調装置は閉店中で
ある深夜にはあまり駆動されないのが実状である。
【0008】そこで、前記冷却機器の冷却装置の一部を
利用して集中的な制御を行うことが可能となれば、同じ
ような冷凍サイクルを用いた冷却機器の冷却装置と店舗
の空調装置とを併設するまでもなく、店舗の空調装置を
独立して複数配設するよりも効率的かつ経済的に冷暖房
を施すことができ、そのことは、前記冷却機器の冷却装
置における排熱や低温の冷媒、冷却されたブラインなど
を有効利用することに繋がる。また、深夜に空調装置が
使用されないということは、深夜には冷凍サイクルの負
荷が小さいことを意味するので、昼間の冷蔵や空調のた
めに深夜電力を利用しやすいといえる。
【0009】本発明は、前述した点に鑑みなされたもの
で、冷却機器の冷却および店舗など室内の空調を1台の
装置で集中的に制御することができる冷蔵空調装置およ
び冷蔵空調方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係る冷蔵空調装置は、冷却空気吹出
口および冷却空気吸込口をそれぞれ有する複数の冷却機
器と、冷媒に状態変化を生じさせるようにして循環する
冷凍サイクル、前記冷凍サイクルの冷媒と循環する冷却
ブラインとの熱交換を行い冷却ブラインを冷却する熱交
換器、冷却された前記冷却ブラインを蓄冷する蓄冷槽、
蓄冷された冷却ブラインとの熱交換により冷却空気を発
生させる冷気発生装置からなる冷却ユニットと、前記冷
気発生装置において製造された冷却空気を前記各冷却機
器の冷却空気吹出口から吹出すように供給する供給配管
と、前記各冷却機器の冷却空気吸込口から冷却に供され
た空気を前記冷気発生装置に回収する回収配管とからな
る冷却機器の冷却システムを備えるとともに、室内に配
設され空調用ブラインとの熱交換により所望の温度空気
を発生させる少なくとも1つの空調ユニットと、前記冷
却ユニットにおける冷却ブラインの循環経路に配設され
前記冷却ブラインと空調用ブラインとの熱交換を行う冷
房用熱交換器と、前記冷房用熱交換器ならびに前記各空
調ユニットと接続され各空調ユニットへ供給される前記
空調用ブラインの温度調節を行うブライン温度調節槽と
からなる室内空調システムを備えたことを特徴とする。
【0011】本請求項の冷蔵空調装置によれば、ショー
ケースなどの冷却機器と室内冷房の熱源を共用して冷却
機器の冷却と室内冷房とをおこなうことができる。
【0012】請求項2に記載の冷蔵空調装置は、冷却空
気吹出口および冷却空気吸込口をそれぞれ有する複数の
冷却機器と、冷媒に状態変化を生じさせるようにして循
環する冷凍サイクル、前記冷凍サイクルの冷媒と循環す
る冷却ブラインとの熱交換を行い冷却ブラインを冷却す
る熱交換器、冷却された前記冷却ブラインを蓄冷する蓄
冷槽、蓄冷された冷却ブラインとの熱交換により冷却空
気を発生させる冷気発生装置からなる冷却ユニットと、
前記冷気発生装置において製造された冷却空気を前記各
冷却機器の冷却空気吹出口から吹出すように供給する供
給配管と、前記各冷却機器の冷却空気吸込口から冷却に
供された空気を前記冷気発生装置に回収する回収配管と
からなる冷却機器の冷却システムを備えるとともに、室
内に配設され空調用ブラインとの熱交換により所望の温
度空気を発生させる少なくとも1つの空調ユニットと、
前記冷却ユニットにおける冷却ブラインの循環経路に配
設され前記冷却ブラインと空調用ブラインとの熱交換を
行う冷房用熱交換器と、前記冷却ユニットにおける冷凍
サイクルの高温冷媒と暖房用温水との熱交換を行う排熱
熱交換器と、この排熱熱交換器により加熱された暖房用
温水と空調用ブラインとの熱交換を行う暖房用熱交換器
と、前記冷房用熱交換器および前記暖房用熱交換器の一
方と選択的に接続されるとともに前記各空調ユニットと
接続され各空調ユニットへ供給される前記空調用ブライ
ンの温度調節を行うブライン温度調節槽とからなる室内
空調システムを備えたことを特徴とする。
【0013】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
冷却機器と室内冷暖房の熱源を共用して冷却機器の冷却
と室内空調とをおこなうことができる。
【0014】請求項3に記載の冷蔵空調装置は、請求項
1または請求項2に記載の冷蔵空調装置であって、前記
冷房用熱交換器は、前記冷却ブラインの循環経路におい
て、冷気発生装置から蓄冷槽への経路途中に配設されて
いることを特徴とする。
【0015】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
冷却機器の冷却のための冷却空気を製造した後の比較的
温度の高い冷却ブラインを利用して効率よく室内の冷房
をおこなうことができる。
【0016】請求項4に記載の冷蔵空調装置は、請求項
2に記載の冷蔵空調装置において、室内空調システムの
排熱熱交換器とブライン温度調節槽との間のブライン循
環経路に、排熱熱交換器により加熱された空調用ブライ
ンの液熱を蓄熱材に蓄熱する蓄熱槽を配設したことを特
徴とする。
【0017】本請求項の冷蔵空調装置によれば、深夜電
力により蓄熱材に蓄熱された潜熱を昼間の暖房に使用す
ることが可能となる。
【0018】請求項5に記載の冷蔵空調装置は、請求項
2ないし請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵空調装置
において、室内空調システムの排熱熱交換器および蓄熱
槽を循環するブラインとして専用の暖房用ブラインを使
用し、この暖房用ブラインと空調用ブラインとの熱交換
を行う暖房用熱交換器を設けたことを特徴とする。
【0019】本請求項の冷蔵空調装置によれば、暖房用
ブラインを空調用ブラインと別にしたので、加熱により
劣化しやすい暖房用ブラインのみを単独で交換すること
ができる。
【0020】請求項6に記載の冷蔵空調装置は、請求項
5に記載の冷蔵空調装置において、水を加熱するボイラ
を配設し、ボイラにより加熱された温水と暖房用ブライ
ンとを熱交換する補助熱交換器を配設したことを特徴と
する。
【0021】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
熱源不足時にもボイラの温水により暖房を安定的に行う
ことができる。
【0022】請求項7に記載の冷蔵空調装置は、請求項
1ないし請求項6のいずれか1項に記載の冷蔵空調装置
において、前記冷却ユニットにおける前記蓄冷槽から前
記冷気発生装置へ前記冷却ブラインを循環させる循環経
路に、蓄冷された前記冷却ブラインと前記冷凍サイクル
の冷媒との熱交換を行い、冷却ブラインをさらに冷却す
るための第1追加冷却用熱交換器を配設したことを特徴
としている。
【0023】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
冷凍サイクルの冷媒を用いて第1ブラインを追加冷却す
ることにより、蓄冷槽における冷却用熱エネルギが不足
しても安定的に冷却機器ならびに室内の冷却を行うこと
ができる。
【0024】請求項8に記載の冷蔵空調装置は、請求項
1ないし請求項7のいずれか1項に記載の冷蔵空調装置
において、前記室内空調システムは、前記ブライン温度
調節槽へ供給される空調用ブラインと前記冷却ユニット
における冷凍サイクルの冷媒との熱交換を行い、冷却ブ
ラインをさらに冷却するための第2追加冷却用熱交換器
を有していることを特徴としている。
【0025】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
ブライン温度調節槽における冷却用熱エネルギが不足し
ても安定的に冷却機器ならびに室内の冷却を行うことが
できる。
【0026】請求項9に記載の冷蔵空調装置は、請求項
1ないし請求項8のいずれか1項に記載の冷蔵空調装置
において、前記ブライン温度調節槽に、貯留している空
調用ブラインの温度を検出する温度検出手段と、貯留し
ている空調用ブラインを攪拌する攪拌用ファンとを配設
したことを特徴としている。
【0027】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
温度検出手段を用いて適切な温度管理の下に、冷・暖房
用の空調温度制御を行うことができる。
【0028】請求項10に記載の冷蔵空調装置は、請求
項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の冷蔵空調装
置において、前記冷気発生装置に、冷媒に状態変化を生
じさせるようにして循環する冷凍サイクルと、前記冷凍
サイクルの冷媒と循環する冷却ブラインとの熱交換を行
い冷却ブラインを冷却する熱交換器とを有する夜間冷却
用冷却ユニットを接続したことを特徴としている。
【0029】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
深夜、メインの冷却ユニットを深夜電力により蓄冷など
のために駆動して、昼間の冷却機器の冷却ならびに空調
のために備え、他方、夜間冷却用冷却ユニットを深夜の
冷却機器の冷却のために駆動することにより深夜電力の
有効利用をはかることができる。
【0030】請求項11に記載の冷蔵空調装置は、請求
項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の冷蔵空調装
置において、各冷却機器から冷気発生装置に冷却に供し
た空気を回収する回収配管に、空調用冷気吐出ユニット
と室内空気吸入ユニットをそれぞれ分岐接続し、これら
の空調用冷気吐出ユニットと室内空気吸入ユニットに空
気流量を相互に比例制御しうる弁部材をそれぞれ設けた
ことを特徴とする。
【0031】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
ブライン温度調節槽内のブラインにより室内の冷房など
を行うとともに、回収配管に回収した冷却空気を直接室
内の冷房に供することができる。
【0032】請求項12に記載の冷蔵空調装置は、冷却
空気吹出口および冷却空気吸込口をそれぞれ有する複数
の冷却機器と、冷媒に状態変化を生じさせるようにして
循環する冷凍サイクル、前記冷凍サイクルの冷媒と循環
する冷却ブラインとの熱交換を行い冷却ブラインを冷却
する熱交換器、冷却された前記冷却ブラインを蓄冷する
蓄冷槽、蓄冷された冷却ブラインとの熱交換により冷却
空気を発生させる冷気発生装置からなる冷却ユニット
と、前記冷気発生装置において製造された冷却空気を前
記各冷却機器の冷却空気吹出口から吹出すように供給す
る供給配管と、前記各冷却機器の冷却空気吸込口から冷
却に供された空気を前記冷気発生装置に回収する回収配
管とからなる冷却機器の冷却システムを備えるととも
に、前記回収配管に、空調用冷気吐出ユニットと室内空
気吸入ユニットをそれぞれ分岐接続し、これらの空調用
冷気吐出ユニットと室内空気吸入ユニットに空気流量を
相互に比例制御しうる弁部材をそれぞれ設けたことを特
徴としている。
【0033】本請求項に記載の冷蔵空調装置によれば、
回収配管に回収した冷却空気により直接室内の冷房を行
うことができる。
【0034】請求項13に記載の冷蔵空調方法は、各冷
却機器から隔離して配設された冷却源において冷凍サイ
クルの冷媒との熱交換により冷却ブラインを冷却した
後、前記冷却ブラインを蓄冷槽において蓄冷し、冷気発
生装置において蓄冷された前記冷却ブラインと冷却機器
から回収配管を介して冷気発生装置内に回収される回収
空気との熱交換により各冷却機器の設定温度より低温の
状態で各冷却機器に供給配管を介して供給される冷却機
器冷却用の冷却空気を製造するとともに、前記冷却源に
おける前記冷却ブラインの循環経路において前記冷却ブ
ラインとの交換により空調用ブラインを室内の設定温度
より低温に冷却した後、前記空調用ブラインをブライン
温度調節槽に貯留し、前記空調用ブラインを室内設定温
度より低温の所望温度となるように温度調節を行った
後、前記空調用ブラインを室内の空調ユニットに循環供
給し、前記空調ユニットにおいて、前記空調用ブライン
と室内空気との熱交換により室内空調用の冷却空気を製
造することを特徴としている。
【0035】本請求項の冷蔵空調方法によれば、前記冷
却ブラインを用いて冷却機器の冷却のための冷却空気の
温度調節を行って冷却空気を製造することができるとと
もに、前記冷却ブラインを用いて空調用ブラインを冷却
し、その空調用ブラインで冷房のための冷却空気の温度
調節を行って冷却空気を製造することができる。
【0036】請求項14に記載の冷蔵空調方法は、請求
項13に記載の冷蔵空調方法において、前記蓄冷槽に蓄
冷された前記冷却ブラインを、その循環経路において冷
気発生装置に供給される前に前記冷凍サイクルの冷媒と
再び熱交換させて追加冷却させることを特徴としてい
る。
【0037】本請求項に記載の冷蔵空調方法によれば、
温度の上昇した冷却ブラインを追加冷却することによ
り、所望の温度の冷却空気を得ることができるように温
度制御しつつ冷却空気を製造することができる。
【0038】請求項15に記載の冷蔵空調方法は、請求
項13または請求項14に記載の冷蔵空調方法におい
て、前記ブライン温度調節槽に貯留された空調用ブライ
ンを冷凍サイクルの冷媒と再び熱交換させて追加冷却さ
せることを特徴としている。
【0039】本請求項に記載の冷蔵空調方法によれば、
温度の上昇した空調用ブラインを追加冷却することによ
り、所望の温度の空調用の冷却空気を得ることができる
ように温度制御しつつ冷却空気を製造することができ
る。
【0040】請求項16に記載の冷蔵空調方法は、前記
各冷却機器から隔離して配設された冷却源において冷凍
サイクルの冷媒との熱交換により冷却ブラインを冷却し
た後、前記冷却ブラインを蓄冷槽において蓄冷し、冷気
発生装置において蓄冷された前記冷却ブラインと冷却機
器から回収配管を介して冷気発生装置内に回収される回
収空気との熱交換により各冷却機器の設定温度より低温
の状態で各冷却機器に供給配管を介して供給される冷却
機器冷却用の冷却空気を製造するとともに、室内空調の
ための冷却空気あるいは加熱空気を選択的に製造するた
め、前記冷却源における前記冷却ブラインの循環経路に
おいて前記冷却ブラインとの交換により空調用ブライン
を室内の設定温度より低温に冷却した後、前記空調用ブ
ラインをブライン温度調節槽に貯留し、前記空調用ブラ
インを室内設定温度より低温の所望温度となるように温
度調節を行った後、前記空調用ブラインを室内の空調ユ
ニットに循環供給し、前記空調ユニットにおいて、前記
空調用ブラインと室内空気との熱交換により室内空調用
の冷却空気を製造するか、あるいは、前記冷却源の冷凍
サイクルにおいて高温高圧とされた冷媒との熱交換によ
り、暖房用温水を高温に加熱した後、この暖房用温水と
の熱交換により前記空調用ブラインを室内の設定温度よ
り高温に加熱した後、室内の空調ユニットに供給し、前
記空調ユニットにおいて前記空調用ブラインと室内空気
との熱交換により室内空調用の加熱空気を製造すること
を特徴としている。
【0041】本請求項に記載の冷蔵空調方法によれば、
前記冷却ブラインを用いて冷却機器の冷却のための冷却
空気の温度調節を行って冷却空気を製造することができ
るとともに、空調用ブラインを冷却あるいは加熱するこ
とにより、室内を冷房あるいは暖房することができる。
【0042】請求項17に記載の冷蔵空調方法は、請求
項16に記載の冷蔵空調方法において、暖房用ブライン
を、その循環経路において空調用ブラインとの熱交換に
供される前にボイラにより加熱された温水と熱交換して
追加加熱することを特徴とする。
【0043】本請求項に記載の冷蔵空調方法によれば、
熱源不足時にもボイラの温水により暖房を安定的に行う
ことができる。
【0044】請求項18に記載の冷蔵空調方法は、各冷
却機器から隔離して配設された冷却源において冷凍サイ
クルの冷媒との熱交換により冷却ブラインを冷却した
後、前記冷却ブラインを蓄冷槽において蓄冷し、冷気発
生装置において蓄冷された前記冷却ブラインと冷却機器
から回収配管を介して冷気発生装置内に回収される回収
空気との熱交換により各冷却機器の設定温度より低温の
状態で各冷却機器に供給配管を介して供給される冷却機
器の冷却用の温度調整空気を製造するとともに、前記回
収配管に、空調用空調用冷気吐出ユニットと室内空気吸
入ユニットをそれぞれ分岐接続し、前記空調用空調用冷
気吐出ユニットから室内に前記回収配管内の冷却空気を
供給し、この室内に供給した冷却空気とほぼ等量の室内
空気を前記室内空気吸入ユニットから前記回収配管に回
収することを特徴としている。
【0045】本請求項に記載の冷蔵空調方法によれば、
冷却機器の冷却に供された空気を有効に利用して、室内
冷房用の冷却空気を製造することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵空調方法が適
用される冷蔵空調装置の一実施形態の概略を示す図1を
参照して説明する。
【0047】図1に示すように、スーパーマーケットな
どの店舗S内には、冷却機器の一例としての複数のショ
ーケース1が設置されている。
【0048】前記各ショーケース1が設置されている店
舗S側と隔離した機械室M側には、前記各ショーケース
1の商品陳列部を昼間に冷却するための昼間冷却用冷凍
サイクル2、この昼間冷却用冷凍サイクル2によって冷
却された冷媒と熱交換することにより冷却された第1ブ
ラインの保冷を行なう蓄冷槽3、前記第1ブラインおよ
び散布される冷却液と周囲の被冷却媒体との熱交換を行
うことにより冷却空気を発生させる冷気発生装置4、前
記被冷却媒体と熱交換を行なった冷却液に含まれる水分
を蒸発させる水分除去装置(図1には図示せず)、およ
び、前記ショーケース1の商品陳列部を夜間に冷却する
ための夜間冷却用冷凍サイクル5が配設されている。
【0049】前記昼間冷却用冷凍サイクル2は、冷凍機
本体2A内に配設されている圧縮機(図示せず)、凝縮
器2B、膨脹部材2Cおよび蒸発器(図示せず)からな
り、これらの圧縮機、凝縮器2B、膨脹部材2Cおよび
蒸発器は冷媒に状態変化を生じさせるようにして循環さ
せるための配管12,12により順次接続されている。
本実施形態において、前記蒸発器は熱交換器6内に配設
されており、この熱交換器6は、ポンプ7を有する2本
の配管14,14により前記蓄冷槽3と接続されてい
る。そして、熱交換器6において、前記配管14,14
を循環する蓄冷槽3に貯留された比較的低温でも凍結し
ない第1ブラインを、前記昼間冷却用冷凍サイクル2に
よって冷却された冷媒と熱交換を行なうことにより冷却
するようになっている。
【0050】つまり、昼間冷却用冷凍サイクル2内にお
いて、冷媒は前記膨張部材2Cを通過することにより低
温低圧の気液混合状態とされ、この状態において前記冷
媒を循環させる配管12により前記熱交換器6の蒸発器
に供給されるようになっており、この冷媒によって第1
ブラインの冷却を施すことになる。なお、前記第1ブラ
インとしては、粘性が出にくい特性を有する塩化カルシ
ウム溶液を用いるか、あるいはエチレングリコール溶液
を用いることが望ましい。
【0051】以下、塩化カルシウム溶液を用いた場合を
もって説明する。
【0052】前記第1ブラインが貯留される蓄冷槽3内
には、第2ブライン、例えば硝酸ナトリウムと水を主体
とし、冷却された前記第1ブラインより若干高い温度で
凍結するようにこれにその他の材料を調合した調合剤を
容器内に封入した図示しない複数の蓄冷部材が外周に沿
って第1ブラインが流通しうるように相互に間隔を隔て
て配設されている。
【0053】また、前記冷気発生装置4内には、図2に
示すように、熱交換器としての冷却フィンコイル51、
後述する冷却液の散布ノズル52および貯留槽53がそ
れぞれ配設されている。
【0054】そして、前記蓄冷槽3は、前記冷気発生装
置4内に配設されている前記冷却フィンコイル51と第
1ブラインを循環させるための2本の配管18,18に
より接続されており、前記第1ブラインは、配管18に
配設されたポンプ8により蓄冷槽3および冷気発生装置
4間を循環するようになっている。
【0055】前記冷気発生装置4についてさらに詳細に
説明すると、図2に示すように、前記冷気発生装置4内
には、ジグザグ状に複数回折り返すようにして配設され
た熱交換器としての冷却フィンコイル61,61…が、
前記回収空気の流通方向に沿うように配列して収納され
ている。そして、冷気発生装置4の天井近傍で前記冷却
フィンコイル61の上方には、冷却液を冷気発生装置4
内に散布するとともに前記冷却フィンコイル61に対し
て被着させるための複数の散布ノズル62,62…が配
設されている。
【0056】さらに、前記冷気発生装置4の底部には、
散布ノズル62から散布された前記冷却液を回収して貯
留する貯留槽63が形成されている。前記貯留槽63に
は、冷却液供給手段としての散布用ポンプ65を有する
散布用配管64の一端部が接続されており、前記散布用
配管64の他端部は、前記散布ノズル62に接続されて
いる。
【0057】ここで、前記冷却液は、冷気発生装置4に
回収される回収空気に含まれる湿気を吸収するとともに
前記冷却フィンコイル61の外周面に被着することによ
り前記冷却フィンコイル61の着霜を防止することを目
的に散布される液剤であり、例えば、プロピレングリコ
ールや塩化リチウムのような高い吸湿性と熱伝導率を有
するとともに、凍結点と粘性が低い液体を主となる液剤
として用いる。特に、前記プロピレングリコールは食品
添加物として公定されているので、食品衛生上からも、
食品に直接的または間接的に当る冷却空気の製造には適
しており、また、価格的にも安いとう利点を有してい
る。本第1実施形態においては、このプロピレングリコ
ールを主とし、それに酸化防止剤等の食品添加剤を添加
した冷却液を用いた場合により説明する。なお、冷却液
は冷却フィンコイル61との熱交換により冷却されてい
るので、冷却液と回収空気との熱交換により回収空気を
冷却するものである。
【0058】また、前記冷気発生装置4の近傍には、前
記冷却液に含まれる水分を蒸発させる水分除去装置66
が配設されている。この水分除去装置66内の熱交換室
67の上方には、加熱された状態で水分除去装置66に
回収される冷却液(以下、回収冷却液という)を均一に
散布するための複数の散布ノズル68,68…と、この
散布ノズル68,68…から散布される回収冷却液の放
出を阻止し蒸気のみを室外に放出するエリミネータ69
が配設されており、前記熱交換室57の下方には回収冷
却液の蒸発用貯留槽70が配設されている。
【0059】前記蒸発用貯留槽70には、水分除去のた
めに水分除去装置66内の回収冷却液の一部を繰り返し
散布ノズル68から散布するために循環させる濃縮循環
ポンプ72を有する散布用配管71の一端部が接続され
ており、この散布用配管71の他端部は前記散布ノズル
68に接続されている。
【0060】そして、前記冷気発生装置4と水分除去装
置66は、前記冷却液を循環させる配管73,73によ
り接続されている。前記配管73のうち、冷気発生装置
4から水分除去装置66へ前記冷却液を循環させる配管
73Aは、前記冷気発生装置4の貯留槽63にその一端
部が接続されており、その他端部は循環ポンプ74、熱
交換器75A,75B,75Cをそれぞれ介して前記散
布用配管71に接続されている。一方、水分除去装置6
6から冷気発生装置4へ前記冷却液を循環させる配管7
3Bは、前記水分除去装置66の蒸発用貯留槽70にそ
の一端部が接続されており、その他端部は前記熱交換器
65Aを介して前記冷気発生装置4の貯留槽63に接続
されている。
【0061】また、前記冷気発生装置4の貯留槽63に
は、冷却液内に浸漬されることにより通電される図示し
ない電極棒が配設されており、この電極棒により貯留槽
63に貯留される冷却液の液面制御を行ない、液面の上
昇・下降に合せて前記濃縮循環ポンプ72や循環ポンプ
74の駆動、さらには前記各配管71,73A,73B
に配設された各開閉弁76の開閉を行なうようになされ
ている。
【0062】ところで、前記熱交換器75Aにおいて
は、前記配管73Aを流れる冷却空気の製造に供された
冷却液が、前記配管73Bを流れる水分除去装置66に
おいて加熱されることにより冷却液に含まれた水分を除
去され濃縮された冷却液と熱交換を行なうように構成さ
れている。また、前記各熱交換器75B,75Cにおい
ては、前記熱交換器75Aを通過したことにより加熱さ
れた冷却液が、例えば前記冷凍サイクル2,5において
発生した排熱や店舗内用空調装置の排熱とそれぞれ熱交
換を行ない、徐々に高温に加熱されるように構成されて
いる。
【0063】図1の冷蔵空調装置に戻って、前記冷却ブ
ラインの循環経路となる前記配管18の前記蓄冷槽3か
ら冷気発生装置4への経路途中には、蓄冷された前記第
1ブラインと前記昼間冷却用冷凍サイクル2の冷媒との
熱交換を行うための蒸発器を有する第1追加冷却用熱交
換器9が配設されている。一方、前記第1追加冷却用交
換器9と前記冷凍サイクル2との間には、前記低温とさ
れた冷媒を循環させるための第1追加冷却用冷媒配管1
0が配設されており、この冷媒配管10の前記第1追加
用熱交換器9の上流側の前記冷媒配管10には膨張部材
2Cが配設されている。
【0064】また、前記昼間冷却用冷凍サイクル2の図
示しない圧縮機は、通常は、深夜電力を利用して駆動さ
れ、蓄冷槽3内の蓄冷部材を凍結させることにより熱エ
ネルギを蓄積し、この蓄積した熱エネルギを昼間の冷却
に使用するものであるが、昼間の冷却中に冷気発生装置
4内に配設されたサーミスタのような温度検出手段(図
示せず)によってもその駆動を制御されるようになって
いる。すなわち、前記圧縮機は、例えば、冷気発生装置
4内に配設された図示しない温度検出手段が検知した冷
気発生装置4内における発生冷気の温度が上限設定温度
より上昇した場合に、圧縮機の駆動を開始するととも
に、昼間には常時駆動されている配管18のポンプ8の
ほか配管14のポンプ7の駆動を開始する。すると、熱
交換器6において冷媒により冷却された配管14内の第
1ブラインが蓄冷槽3を介して配管18に供給され、熱
交換器9において再度冷媒と熱交換されてさらに冷却さ
れたうえで冷気発生装置4に供給されることになる。
【0065】なお、前記温度検出手段が冷気発生装置4
内の下限設定温度を検知したら、圧縮機の駆動を停止す
るとともに、配管14のポンプ7の駆動を停止し、ポン
プ8のみの駆動を継続し、蓄冷槽3および冷気発生装置
4間における第1ブラインの流通経路を確保するように
構成されている。
【0066】さらに、本実施形態の冷蔵空調装置は、夜
間にショーケース1などを冷却するために用いられる夜
間冷却用冷凍サイクル5を有している。この夜間冷却用
冷凍サイクル5は、夜間にショーケース1などを冷却す
るためのものであるが、夜間は昼間と比較して外気温が
比較的低いため、冷凍機本体5A内に配設されている圧
縮機(図示せず)などの冷凍能力は前記昼間冷却用冷凍
サイクル2のほぼ半分程度とされている。また、この夜
間冷却用冷凍サイクル5には、その配管11の膨張部材
5Cの下流側の冷媒と、循環する第1ブラインとの熱交
換を行う熱交換器13を有している。この熱交換器13
は、前記冷気発生装置4内に配設されている前記冷却フ
ィンコイル61と第1ブラインを循環させるための2本
の配管19,19により接続されており、前記第1ブラ
インは、配管19に配設されたポンプ15により熱交換
器13および冷気発生装置4間を循環するようになって
いる。
【0067】ところで、冷気発生装置4には、前記各シ
ョーケース1と連通する回収配管16の開口部(図示せ
ず)が接続されており、各ショーケース1の冷却に供さ
れた回収空気をファン16Fの駆動により前記冷気発生
装置4の空気流通方向における最上流側に回収するよう
になっている。また、前記冷気発生装置4の空気流通方
向における最下流側には、前記冷気発生装置4内におい
て冷却された冷却空気をファン17Fの駆動により前記
各ショーケース1に供給するための供給配管17の開口
部(図示せず)が接続されている。
【0068】そして、前記ショーケース1と、昼間冷却
用冷凍サイクル2、蓄冷槽3、冷気発生装置、夜間冷却
用冷凍サイクル5、回収配管16および供給配管17に
よりショーケース1の冷却システムを構成している。
【0069】また、本実施形態の冷蔵空調装置は、前記
冷却システムのほかに、室内の冷房、暖房を制御する室
内空調システムを有している。
【0070】前記室内空調システムは、例えば、ショー
ケース1が配設される店舗S内やその他の事務室などに
配設され空調用ブラインとの熱交換により所望の温度の
空調空気を発生させる複数の空調ユニット20を有して
いる。前記各空調ユニット20は、内部を空調用ブライ
ンが通過する図示しない熱交換用のコイルと、このコイ
ルに対して熱交換の対象となる室内空気を供給するイン
バータ制御されるファンとを有するものであり、前記コ
イル内を循環する空調用ブラインとファンの回転数によ
り制御された量の室内空気とを熱交換させることによ
り、所望の温度の空気を製造するように構成されてい
る。
【0071】また、前記室内空調システムは、各空調ユ
ニット20へ供給する前記空調用ブラインの温度調節を
行うブライン温度調節槽21を有しており、このブライ
ン温度調節槽21と前記各空調ユニット20とは、空調
用ブラインを各空調ユニット20に供給するためのポン
プ23を備えた供給配管22と、各空調ユニット20に
おいて空調に供した空調用ブラインをブライン温度調節
槽21に回収する回収配管24とにより接続されてい
る。なお、前記空調用ブラインとしては、塩化カルシウ
ム溶液あるいはエチレングリコール溶液などを用いるこ
とが望ましい。さらに、前記ブライン温度調節槽21
は、空調用ブラインを貯留させ、内部に配設された攪拌
用ファン(図示せず)を作動させつつ、図示しないサー
ミスタにより貯留する空調用ブラインの温度管理を行う
ように構成されている。
【0072】一方、前記冷気発生装置4から前記蓄冷槽
3に冷却ブラインを還流する前記配管18には、冷却ブ
ラインと空調用ブラインとの熱交換を行う冷房用熱交換
器25が配設されており、この熱交換器25と前記ブラ
イン温度調節槽21との間は、ポンプ27を一方に備え
た2本のブライン配管26により接続され、ポンプ27
の駆動により前記熱交換器25と前記ブライン温度調節
槽21との間において空調用ブラインを循環させるよう
になっている。なお、本実施形態において、前記冷房用
熱交換器25を前記冷却ブラインの循環経路となる前記
配管18の前記冷気発生装置4から蓄冷槽3への還流経
路途中に配設したのは、ショーケース1の冷却に供する
冷却空気を製造するために、十分冷却された第1ブライ
ンを優先的に使用し、その後、若干温度の上昇した第1
ブラインの余冷をもって空調用の冷却空気を製造するこ
ととしても、その製造される温度調節空気の設定温度を
勘案したとしても十分であるからである。
【0073】他方、前記第1追加冷却用交換器9と前記
冷凍サイクル2との間に形成されている第1追加冷却用
冷媒配管10からは、冷媒循環用のポンプ29を備えた
他の冷媒配管28が分岐しており、この冷媒配管28に
は、冷媒と空調用ブラインとの熱交換を行う追加冷却用
熱交換器30が配設されている。この熱交換器30と前
記ブライン温度調節槽21との間は、ポンプ32を一方
に備えた2本のブライン配管31により接続され、ポン
プ32の駆動により前記熱交換器30と前記ブライン温
度調節槽21との間において空調用ブラインを循環させ
るようになっている。
【0074】前記両熱交換器25,30は、各空調ユニ
ット20が冷房運転を行う際に空調用ブラインを冷却す
るために用いられる熱交換器であるが、各空調ユニット
20が暖房運転を行う際には、空調用ブラインを加熱す
る必要がある。
【0075】このため、前記昼間冷却用冷凍サイクル2
において圧縮機を経由して高温高圧とされた冷媒を液化
するために凝縮器2Bに導く配管12Aの途中には、冷
媒と暖房用ブラインとの熱交換を行い暖房用ブラインを
加熱する排熱熱交換器33が配設されている。また、前
記排熱熱交換器33において冷媒と熱交換を行う暖房用
ブラインを循環させる配管34が形成されており、この
配管34には、前記排熱熱交換器33の下流側から、第
1開閉弁35、温水との間で熱交換を行う補助熱交換器
36、空調用ブラインとの間で熱交換を行う暖房用熱交
換器37、第2開閉弁38、暖房用ブラインの熱エネル
ギを蓄熱材に蓄熱する蓄熱槽39、および、この配管3
4に沿って暖房用ブラインを循環させるポンプ40がそ
れぞれ設けられている。
【0076】なお、前記蓄熱槽39の構成は、前記蓄冷
槽と同様とされている。また、暖房用ブラインの材質は
空調用ブラインと同様であるが、暖房用ブラインは暖房
のみに使用されることにより空調用ブラインと比べて劣
化しやすいため、暖房用ブラインが直接ブライン温度調
節槽21に到達しないようにしている。
【0077】前記配管34には、前記排熱熱交換器33
の下流側と前記蓄熱槽39の上流側とを連通する短絡配
管41が接続されており、この短絡配管41にも開閉弁
42が設けられている。
【0078】前記配管34の両開閉弁35,38と前記
短絡配管41の開閉弁42とは、両開閉弁35,38が
開放されているときには開閉弁42は閉鎖され、両開閉
弁35,38が閉鎖されているときには開閉弁42は開
放されているというように、暖房運転時には相互に開閉
状態を逆となるように制御されている。
【0079】また、前記補助熱交換器36には、ボイラ
43により加熱された温水を前記配管34内の暖房用ブ
ラインとの熱交換に供するための配管44が接続されて
おり、この配管44には、温水を循環させるためのポン
プ45が設けられている。前記ボイラ43は、前記蓄熱
槽39内の蓄熱材が有する熱エネルギでは暖房用熱源と
して不足しているときに熱エネルギを補うために使用さ
れるものである。
【0080】さらに、前記暖房用熱交換器37と前記ブ
ライン温度調節槽21との間には、空調用ブラインを循
環させるためのポンプ47を備えた配管46が配設され
ている。
【0081】さらに、本実施形態の冷蔵空調装置は、前
記ショーケース1からその冷却に供した空気を回収する
前記回収配管16に空調用配管51が分岐させるように
して接続されており、この空調用配管51の端部は、フ
ァンを有し前記ショーケース1から回収した冷却空気を
店舗S内に吐出させるように店舗S内に配設された空調
用冷気吐出ユニット52に接続されている。また、前記
回収配管16の前記空調用配管51との分岐と前記冷気
発生装置4との間には、さらに回収空気補充用配管53
が接続されており、その回収空気補充用配管53の他端
部には、前記店舗S内の空気を回収するために前記店舗
S内に配設された室内空気吸入ユニット54に接続され
ている。前記空調用配管51、回収空気補充用配管5
3、前記回収配管16の前記空調用配管51の分岐点と
回収空気補充用配管53の分岐点との間には、図1に示
すようにダンパ55が配設されている。これらのダンパ
55は弁部材の一例として配設されており、店舗S内の
温度に合わせて前記回収空気の吐出量を制御し、また、
その吐出量に比例させて前記店舗S内から回収する空気
量を制御するように構成されている。なお、前述したブ
ライン温度調節槽21や各空調ユニット20を設けず
に、前記回収配管16からの冷却空気のみを空調用冷気
吐出ユニット52から吐出するとともに、ほぼ等量の室
内空気を室内空気吸入ユニット54から吸入するように
しても簡略的な空調システムを構成することができる。
【0082】つぎに、前述した冷蔵空調装置を用いた冷
蔵空調方法について、ショーケースの冷却空気を製造
し、ショーケースの冷却を行うとともに、ショーケース
が配設された店舗S内の冷房を行うべく、空調用の冷却
空気を製造する場合から説明する。
【0083】まず、昼間冷却用冷凍サイクル2を駆動す
ることにより低温低圧とされた液冷媒を配管12を介し
て熱交換器6としての蒸発器に循環させることにより、
ポンプ7の駆動によって前記蓄冷槽3から配管14内を
循環する第1ブラインと熱交換を行ない、前記第1ブラ
インを−30℃〜−35℃に冷却する。
【0084】蓄冷槽3においては、このようにして−3
0℃〜−35℃に冷却された第1ブラインにより、この
第1ブラインよりも多少高い−25℃〜−30℃で凍結
するように調整された第2ブライン(例えば、前記第1
ブラインを塩化カルシウム溶液とすると、第2ブライン
は硝酸ナトリウムと水を主体とした調合剤)が封入され
た前記蓄冷部材を凍結させる。前記蓄冷部材は、前記第
1ブラインが各ショーケース1を冷却するための冷却空
気の熱交換のために循環使用されることにより冷却の度
合が多少緩んで前記蓄冷部材よりも温度が上昇した場合
に、今度は逆に第1ブラインたる前記塩化カルシウム溶
液を冷却するように機能することになる。
【0085】容器内の第2ブラインが凍結した蓄冷部材
は、その第2ブラインが融解し続ける間は熱交換の対象
物から大きな潜熱を奪うことになるので、前記昼間冷却
用冷凍サイクル2を常に駆動し続ける必要はない。つま
り、第1ブラインが冷気発生装置4において所定温度の
冷却空気を発生させることができない程度の温度となっ
た場合にのみ、前記昼間冷却用冷凍サイクル2やポンプ
3の駆動や、必要に応じて配設された図示しない開閉弁
の開閉を行なって第1ブラインの冷却を行なうようにす
る。
【0086】したがって、安価な深夜電力を利用して、
例えば、22時から翌日の朝8時までの10時間だけ昼
間冷却用冷凍サイクル2を駆動することにより、前記蓄
冷槽3内に設置されている蓄冷部材を十分に凍結してお
き、昼間は前記昼間冷却用冷凍サイクル2の運転を停止
して前記第1ブラインおよび第2ブラインにおける蓄熱
利用運転を行ない、前記第1ブラインの温度が設定温度
より上回った場合にのみ、前記昼間冷却用冷凍サイクル
2を駆動するようにすることができる。
【0087】また、前記蓄冷槽3内に、その凍結温度を
異にした複数種の第2ブラインをそれぞれ複数個の容器
に封入してなる複数種の蓄冷部材を配設すれば、各複数
個ずつの蓄冷部材の溶融温度が複数種得られることにな
るため、その溶融時に時間差が生じることになり、よっ
て、長時間にわたって前記第1ブラインの保冷を安定的
に行なうことができる。
【0088】このようにして前記蓄冷槽3において低温
に冷却された第1ブラインを、昼間、たとえば開店の1
時間前に配管18,18…に配設されたポンプ8の駆動
を開始して、前記冷気発生装置4の熱交換器としての冷
却フィンコイル61(図2)へ供給する。
【0089】その際、本実施形態においては、前記配管
18に配設された第1追加冷却用熱交換器9において、
前記昼間冷却用冷凍サイクル2の冷媒と第1ブラインと
の直接の熱交換を行わせることが可能であり、例えば、
蓄冷された第1ブラインの温度が高くなった場合の緊急
の冷却方法として、前記第1ブラインを追加冷却するこ
とが可能となる。
【0090】前記冷気発生装置4においては、図2に示
すように、冷気発生装置4内の室温により前記貯留槽6
3に貯留している冷却液を予冷しておく。そして、前記
散布用ポンプ65を駆動して、冷却液(例えば、プロピ
レングリコール液)を、前記貯留槽63から散布用配管
64を介して前記冷却フィンコイル61の上方に配設さ
れた散布ノズル62から、前記冷却液を冷気発生装置4
内に均一に散布するとともに、この冷却フィンコイル6
1と接触させることにより冷却液を−10℃〜−20℃
に冷却する。なお、前記冷却液は、シャワー状に散布し
てもよいし、霧状に散布(噴霧)するようにしてもよ
い。
【0091】そして、前記回収配管16を介して回収さ
れる被冷却媒体としての0℃〜5℃の回収空気を、冷気
発生装置4内の空気の流通経路の上流側から、並列され
ている前記冷却フィンコイル61間を前記流通経路の下
流に向かって流通させ、前記冷却フィンコイル61、こ
の冷却フィンコイル61に被着する冷却液さらには空中
に散布されている状態の冷却液と直交する方向から接触
させて熱交換させることにより、前記回収空気を−12
℃〜−15℃の温度に冷却する。ここで、前記冷却液を
散布することとしたのは、冷却液と前記冷却フィンコイ
ル61または回収空気との接触を良好に行なうためであ
る。また、この冷却液と回収空気との接触の際、回収空
気に含まれている水分が冷却液に奪われて除去される。
この回収空気からの水分の除去は、供給配管17や各シ
ョーケース1内における着霜の防止のために必要とな
る。
【0092】そして、この冷却空気を前記供給配管17
を介して各ショーケース1へ供給することにより、ショ
ーケースの冷却を行う。
【0093】また、冷気発生装置4内に散布され、回収
空気と熱交換を行なうとともにその回収空気が含有する
水分を吸収した冷却液は、冷気発生装置4の底部に配設
された貯留槽63に回収する。その際、前記冷却フィン
コイル61の外周面に被着した冷却液は、前記冷却フィ
ンコイル61と接触したことにより熱交換を行なって冷
却されるとともに、回収空気とも接触して回収空気の冷
却を施しながら下方に配設された貯留槽63に回収され
ることになる。
【0094】このように、回収した冷却液を再び前記散
水用配管64を介して前記散布ノズル62から冷気発生
装置4内に均一に散布し、回収空気の冷却と除湿とに用
いる。また、その回収した冷却液のうち一部の冷却液
を、循環ポンプ74の駆動により前記配管73Aの各熱
交換器75A,75B,75Cを通過させることにより
最終的に70℃〜80℃に加熱したうえで、配管73A
を介して水分除去装置66の散布ノズル68から熱交換
室67内に均一に散布する。このように高温に加熱され
た冷却液を空気中に散布することにより、前記冷却液に
含まれた回収空気の水分を蒸発させ、前記散布ノズル6
8の上方に配設されたエリミネータ69を通過させて排
気する。そして、加熱された前記冷却液を再び前記蒸発
用貯留槽70に回収し、その加熱された状態で約1時間
滞留させ、さらに含有水分量を蒸発させて濃縮する。ま
た、この加熱され濃縮されたプロピレングリコール液か
らなる冷却液の一部は、前記蒸発用貯留槽70から濃縮
循環ポンプ72を有する散布用配管71を介して前記散
布ノズル68から再度散布されるという一連の循環を繰
り返すことにより、その濃縮の度合いを高めることがで
きる。
【0095】そして、その加熱された冷却液のうち一部
の冷却液を、配管73Bを介して前記冷気発生装置4の
貯留槽63へ供給する際に前記熱交換器75Aを通過さ
せ、配管73Aを通過する冷却液と熱交換を行なうこと
により熱を放出させる。そして、貯留槽63内におい
て、濃縮された冷却液を残留する冷却液と混合し、貯留
槽63から散布ノズル62へ供給される冷却液の含水率
を低下せしめ、この冷却液による回収空気の水分の吸収
を良好にする。そして、この混合された冷却液をその室
温で予冷することは前述したとおりである。
【0096】一方、前記配管18に配設された冷房用熱
交換器25においては、ポンプ27を駆動させてブライ
ン温度調節槽21と冷房用熱交換器25との間で空調用
ブラインを循環させつつ前記冷却ブラインと空調用ブラ
インとの熱交換を行い、冷却された空調用ブラインをブ
ライン温度調節槽21において一時貯留させる。このと
き、前記空調用ブラインと熱交換させる冷却ブライン
は、各ショーケース1の冷却用の冷却空気の発生に供さ
れた戻りのブラインであるので、その冷却空気の温度は
各ショーケース1の冷却に供される時点よりも高温とな
っている。そこで、この冷却ブラインと熱交換を行い、
前記ブライン温度調節槽21に貯留される空調用ブライ
ンの温度は、冷房用として0〜8℃程度となるようにポ
ンプ27の回転数をインバータ制御するなどして管理制
御する。この温度の管理は、このブライン温度調節槽2
に配設された攪拌用フィンとを作動させ、攪拌されるこ
とにより均一の温度となったブライン温度調節槽21内
の空調用ブラインの温度をサーミスタにより検出するこ
とにより行う。そして、ブライン温度調節槽21内の空
調用ブラインの温度が上昇した場合には、本実施形態に
おいては、配管31のポンプ32を駆動してブライン温
度調節槽21内の空調用ブラインを第2追加冷却用熱交
換器30に循環させるようにして、空調用ブラインと前
記昼間冷却用冷凍サイクル2の冷媒と熱交換させること
により、強制的に所望の温度を得るようにする。
【0097】このようにして、所望の温度に管理された
ブライン温度調節槽21内の空調用ブラインを供給配管
22を介して店舗S内に配設されている各空調ユニット
20の熱交換器(図示せず)に供給し、前記空調ユニッ
ト20において、図示しないファンにより供給される室
内空気とこの熱交換器内を循環する空調用ブラインとの
熱交換を行うことにより冷房に適した温度に調節された
空気を製造し、店舗S内の冷房に供することにより店舗
S内の空気の温度を制御することができる。
【0098】なお、この空調用ブラインの循環は、店舗
内の温度を検出して、前記供給配管22に配設されたポ
ンプ23の回転数をインバータ制御して行う。
【0099】なお、前記ブライン温度調節槽21に貯留
する空調用ブラインの設定温度を0℃以下としないこと
により、店舗S内に配設された各空調ユニット20に着
霜が生じることを防止することができる。また、個々の
空調ユニット20における設定温度を異ならせる場合に
は、それぞれの空調ユニット20における空気循環用の
ファンの回転数を調節したり、あるいは、各空調ユニッ
ト20における空調用ブラインを導入するための導入配
管22Aに配設された開閉弁(図示せず)を制御して前
記空調用ブラインの供給量を制御することなどにより調
整することが可能である。
【0100】さらに、夜間においては、各ショーケース
1の商品取出し口はナイトカバーなどによって被覆され
るとともに、外気温が昼間より低下するばかりでなく、
人の出入りも少なくなるため、店舗S内の温度は低温で
推移し、かつ、温度変化も少なく、ショーケース1にお
ける温度変化の幅も小さい。よって、店舗S全体のショ
ーケース1の温度管理は、夜間管理用に別設した小型の
夜間冷却用冷凍サイクル5を駆動することによって冷却
空気を製造することとし、昼間冷却用冷凍サイクル2
は、前述したとおり、その昼間の冷却空気の製造のため
の蓄熱にのみ駆動させる。一方、夜間における店舗S内
の空調制御は、夜間における冷房が必要であれば、各シ
ョーケース1を冷却した後に回収配管16から回収され
る冷却空気を直接空調用冷気吐出ユニット52から店舗
S内に放出して店舗S内を冷却すればよい。このとき、
回収されるショーケース1の冷却に供された空気は温度
が上昇しており、マイナス温度となることはことはな
く、したがって、前記空調用冷気吐出ユニット52に着
霜が生じることを防止することができる。
【0101】前述のようにして回収空気を空調に用いた
場合には、前記室内空気吸入ユニット54から前記回収
空気補充用配管53を介して吐出した量とほぼ同量の店
舗S内の空気を前記回収配管16に導入し、前記冷気発
生室4に回収され前記冷却液と熱交換を行わせる回収空
気を補充することとする。その際、前記ダンパ55の開
閉を制御し、店舗S内の温度に合わせて前記回収空気の
吐出量を制御するとともに、その吐出量に合わせて、前
記店舗S内から回収する空気量を制御することは前述し
たとおりである。
【0102】このようにすることで、冷蔵空調装置の冷
却ブラインや冷媒のみならず、ショーケースの冷却空気
をも有効に利用することができ、冷房に要するエネルギ
を省くことができる。
【0103】つぎに、ショーケース1の冷却用の温度調
節空気を製造してショーケースの冷却を行うとともに、
ショーケースが配設された店舗S内の暖房を行うべく、
空調用の温暖な空気を製造する場合を説明する。なお、
ショーケース1の冷却のための冷却空気は、前述したの
と同様にして前記昼間冷却用冷凍サイクル2により温度
制御され、製造されることとし、その説明を省略する。
【0104】冬季に店舗S内の暖房を行う場合には、ま
ず、配管34の両開閉弁35,38を閉鎖しておくとと
もに、短絡配管41の開閉弁42を開放した状態におい
て、配管34のポンプ40を駆動しておき、夜間電力を
用いた昼間冷却用冷凍サイクル2の駆動時に、排熱熱交
換器33において、前記昼間冷却用冷凍サイクル2の高
温高圧とされた冷媒(以下、高温冷媒という)と、ポン
プ40の駆動により排熱熱交換器33、開閉弁42およ
び蓄熱槽39を通過するように循環する暖房用ブライン
との熱交換を行い、暖房用ブラインを高温に加熱する。
前記高温冷媒は、排熱熱交換器33を通過した後に凝縮
器2Bとしての空冷コンデンサにより、さらに低温低圧
とされることになる。
【0105】一方、前記加熱された暖房用ブラインは、
ポンプ40の駆動により排熱熱交換器33、開閉弁42
および蓄熱槽39を通過することになるが、蓄熱槽39
を通過する際に蓄熱槽39内の蓄熱部材に熱エネルギを
付与することになる。この蓄熱槽39に貯留される蓄熱
部材は、夜間においては65℃程度となるように温度制
御を行う。
【0106】そして、昼間には、前記配管34の両開閉
弁35,38を開放するとともに、短絡配管41の開閉
弁42を閉鎖し、配管34のポンプ40を駆動すること
により、配管34内の暖房用ブラインが前記蓄熱槽39
と暖房用熱交換器37にかけて循環されるようにする。
このとき、ブライン温度調節槽21と暖房用熱交換器3
7とにかけて空調用ブラインが循環されるように配管4
6のポンプ47を駆動する。すると、前記蓄熱槽39を
通過することにより加熱されている暖房用ブラインとブ
ライン温度調節槽21から暖房用熱交換器37に供給さ
れた空調用ブラインとの熱交換が暖房用熱交換器37に
おいて行われ、空調用ブラインは加熱される。この暖房
用ブラインと空調用ブラインとの熱交換により、前記空
調用ブラインを室内の設定温度より高温に加熱する。
【0107】前記暖房用ブラインと熱交換した前記空調
用ブラインは、一時、前記ブライン温度調節槽21内に
貯留されるが、その際に、その温度が55〜65℃とな
るように制御する。その温度制御は、前記ブライン温度
調節槽21に配設されたサーミスタにより液温に応じて
前記ポンプ47の回転数をインバータ制御することによ
り行われる。この昼間の暖房時に、前記蓄熱槽39内に
蓄えられていた熱エネルギが減少し、暖房用ブラインの
温度が低下した場合には、ボイラ43を駆動して配管4
4内を循環する温水の温度を上昇させたうえで、補助熱
交換器36において温水と暖房用ブラインとの熱交換を
行い、暖房用ブラインを加熱したうえで、この暖房用ブ
ラインと空調用ブラインの熱交換を前記暖房用熱交換器
37において行えばよい。
【0108】このようにして、前記ブライン温度調節槽
21において55〜65℃とされた空調用ブラインを前
記供給配管22を介して店舗S内に配設された複数の空
調ユニット20に供給し、この空調ユニット20におい
て、前述した冷却空気を製造する場合と同様にして室内
空気と熱交換をさせて、所望の温度とされた暖房用空気
を製造し、店舗S内の空気温度を制御して暖房を施すこ
とができる。
【0109】なお、本実施形態の冷蔵空調装置を用いて
店舗S内に冷房を施すべく空気温度を制御する場合に
は、前記空調用ブラインが前述した暖房用熱交換器37
に供給されないようにこの暖房用熱交換器37とブライ
ン温度調節槽21とを接続する配管46のポンプ47の
駆動を停止すればよいし、また逆に、店舗S内に暖房を
施すべく空気温度を制御する場合には、前記空調用ブラ
インが前述した両冷房用熱交換器25,30に供給され
ないようにこれらの冷房用熱交換器25,30とブライ
ン温度調節槽21とをそれぞれ接続する配管26,31
のポンプ27,32の駆動を停止すればよい。
【0110】このように、本実施形態の冷蔵空調装置を
用いた冷蔵空調方法よれば、ショーケースの冷却に供す
る冷却空気の製造と、店舗S等の空気温度を制御するた
めの所望の温度の空気の製造を季節や時間を問わず、常
に1つの冷蔵空調装置において行うことができる。
【0111】また、店舗S内を冷房すべく店舗S内の空
調ユニット20に供給される空調用ブラインは、ショー
ケースの冷却に用いた冷却ブラインを有効に利用するも
のであり、その温度は空調用の冷却空気の製造には十分
であり、しかも、前記空調ユニット20に着霜を発生さ
せることがないように温度制御されている。また、店舗
S内を暖房すべく、店舗S内の空調ユニット20に供給
される空調用ブラインは、ショーケースの冷却に用いた
冷凍サイクルの高温冷媒を有効に利用するものであり、
さらには、前記昼間冷却用冷凍サイクル2を夜間電力を
用いて駆動させることにより、ショーケースの冷却空気
の製造コストのみならず、昼間の店舗S内の冷却に要し
ていたコストを低廉に抑えることが可能となる。
【0112】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0113】例えば、店舗の規模や必要に合わせて、店
舗内の空気温度の制御は、前述の冷気吐出用ユニットお
よび室内空気吸入ユニットを用いて前記ショーケースの
冷却に供した冷却空気を使って制御する方法のみを採用
することも可能である。また、冷却する冷却機器として
は実施の形態において説明したショーケースのみならず
冷凍冷蔵庫や自動販売機など他の機器も適用できること
はもちろんである。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る冷蔵
空調装置および冷蔵空調方法によれば、ショーケース、
冷蔵庫などの冷却機器の冷却と店舗内の温度管理を1台
の冷凍機や熱源機器のみを使用した1台の装置で集中的
に制御することができ、よって、冷却機器の冷却および
店舗内の温度管理に要していたコストを低廉に抑えると
ともに、ショーケースの冷却および店舗内の温度調節の
ための装置の配設スペースも小さいものとすることがで
き、さらには、店舗内の空調ユニット等における着霜を
防止し、メンテナンスも簡単になる等の効果を奏する。
【0115】特に、請求項2の冷蔵空調装置によれば、
冷却機器と室内冷暖房の熱源をや蓄冷機器などを共用し
て冷却機器の冷却と室内空調とをおこなうことができ
る。
【0116】また、請求項3の冷蔵空調装置によれば、
冷却機器の冷却のための冷却空気を製造した後の比較的
温度の高い冷却ブラインを利用して効率よく室内の冷房
をおこなうことができる。
【0117】さらに、請求項4の冷蔵空調装置によれ
ば、深夜電力により蓄熱材に蓄熱された潜熱を昼間の暖
房に使用することが可能となる。
【0118】さらにまた、請求項5の冷蔵空調装置によ
れば、暖房用ブラインを空調用ブラインと別にしたの
で、加熱により劣化しやすい暖房用ブラインのみを単独
で交換することができる。
【0119】また、請求項6の冷蔵空調装置によれば、
熱源不足時にもボイラの温水により暖房を安定的に行う
ことができる。
【0120】さらに、請求項7の冷蔵空調装置によれ
ば、冷凍サイクルの冷媒を用いて第1ブラインを追加冷
却することにより、蓄冷槽における冷却用熱エネルギが
不足しても安定的に冷却機器ならびに室内の冷却を行う
ことができる。
【0121】さらにまた、請求項8の冷蔵空調装置によ
れば、ブライン温度調節槽における冷却用熱エネルギが
不足しても安定的に冷却機器ならびに室内の冷却を行う
ことができる。
【0122】また、請求項9の冷蔵空調装置によれば、
温度検出手段を用いて適切な温度管理の下に、冷・暖房
用の空調温度制御を行うことができる。
【0123】さらに、請求項10の冷蔵空調装置によれ
ば、深夜、メインの冷却ユニットを深夜電力により蓄冷
などのために駆動して、昼間の冷却機器の冷却ならびに
空調のために備え、他方、夜間冷却用冷却ユニットを深
夜の冷却機器の冷却のために駆動することにより深夜電
力の有効利用をはかることができる。
【0124】さらにまた、請求項11の冷蔵空調装置に
よれば、ブライン温度調節槽内のブラインにより室内の
冷房などを行うとともに、回収配管に回収した冷却空気
を直接室内の冷房に供することができる。
【0125】また、請求項12の冷蔵空調装置によれ
ば、回収配管に回収した冷却空気により直接室内の冷房
を行うことができる。
【0126】一方、請求項14の冷蔵空調方法によれ
ば、温度の上昇した冷却ブラインを追加冷却することに
より、所望の温度の冷却空気を得ることができるように
温度制御しつつ冷却空気を製造することができる。
【0127】また、請求項15の冷蔵空調方法によれ
ば、温度の上昇した空調用ブラインを追加冷却すること
により、所望の温度の空調用の冷却空気を得ることがで
きるように温度制御しつつ冷却空気を製造することがで
きる。
【0128】さらに、請求項16の冷蔵空調方法によれ
ば、前記冷却ブラインを用いて冷却機器の冷却のための
冷却空気の温度調節を行って冷却空気を製造することが
できるとともに、空調用ブラインを冷却あるいは加熱す
ることにより、室内を冷房あるいは暖房することができ
る。
【0129】さらにまた、請求項17の冷蔵空調方法に
よれば、熱源不足時にもボイラの温水により暖房を安定
的に行うことができる。
【0130】また、請求項18の冷蔵空調方法によれ
ば、冷却機器の冷却に供された空気を有効に利用して、
室内冷房用の冷却空気を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷蔵空調方法が適用される冷蔵空調
装置の実施の形態を示す概略説明図
【図2】 図1の要部の詳細を示す説明図
【符号の説明】
1 ショーケース 2 昼間冷却用冷凍サイクル 3 蓄冷槽 4 冷気発生装置 5 夜間冷却用冷凍サイクル 6 熱交換器 9 第1追加冷却用熱交換器 10 第1追加冷却用配管 16 回収配管 17 供給配管 20 空調ユニット 21 ブライン温度調節槽 25 冷房用熱交換器 30 追加冷却用熱交換器 33 排熱熱交換器 36 補助熱交換器 39 蓄熱槽 43 ボイラ 52 空調用冷気吐出ユニット 54 室内空気吸入ユニット 61 冷却フィンコイル 66 水分除去装置 S 店舗 M 機械室

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却空気吹出口および冷却空気吸込口を
    それぞれ有する複数の冷却機器と、 冷媒に状態変化を生じさせるようにして循環する冷凍サ
    イクル、前記冷凍サイクルの冷媒と循環する冷却ブライ
    ンとの熱交換を行い冷却ブラインを冷却する熱交換器、
    冷却された前記冷却ブラインを蓄冷する蓄冷槽、蓄冷さ
    れた冷却ブラインとの熱交換により冷却空気を発生させ
    る冷気発生装置からなる冷却ユニットと、 前記冷気発生装置において製造された冷却空気を前記各
    冷却機器の冷却空気吹出口から吹出すように供給する供
    給配管と、 前記各冷却機器の冷却空気吸込口から冷却に供された空
    気を前記冷気発生装置に回収する回収配管とからなる冷
    却機器の冷却システムを備えるとともに、 室内に配設され空調用ブラインとの熱交換により所望の
    温度空気を発生させる少なくとも1つの空調ユニット
    と、 前記冷却ユニットにおける冷却ブラインの循環経路に配
    設され前記冷却ブラインと空調用ブラインとの熱交換を
    行う冷房用熱交換器と、 前記冷房用熱交換器ならびに前記各空調ユニットと接続
    され各空調ユニットへ供給される前記空調用ブラインの
    温度調節を行うブライン温度調節槽とからなる室内空調
    システムを備えたことを特徴とする冷蔵空調装置。
  2. 【請求項2】 冷却空気吹出口および冷却空気吸込口を
    それぞれ有する複数の冷却機器と、 冷媒に状態変化を生じさせるようにして循環する冷凍サ
    イクル、前記冷凍サイクルの冷媒と循環する冷却ブライ
    ンとの熱交換を行い冷却ブラインを冷却する熱交換器、
    冷却された前記冷却ブラインを蓄冷する蓄冷槽、蓄冷さ
    れた冷却ブラインとの熱交換により冷却空気を発生させ
    る冷気発生装置からなる冷却ユニットと、 前記冷気発生装置において製造された冷却空気を前記各
    冷却機器の冷却空気吹出口から吹出すように供給する供
    給配管と、 前記各冷却機器の冷却空気吸込口から冷却に供された空
    気を前記冷気発生装置に回収する回収配管とからなる冷
    却機器の冷却システムを備えるとともに、 室内に配設され空調用ブラインとの熱交換により所望の
    温度空気を発生させる少なくとも1つの空調ユニット
    と、 前記冷却ユニットにおける冷却ブラインの循環経路に配
    設され前記冷却ブラインと空調用ブラインとの熱交換を
    行う冷房用熱交換器と、 前記冷却ユニットにおける冷凍サイクルの高温冷媒と空
    調用ブラインとの熱交換を行う排熱熱交換器と、 前記冷房用熱交換器および前記排熱熱交換器の一方と選
    択的に接続されるとともに前記各空調ユニットと接続さ
    れ各空調ユニットへ供給される前記空調用ブラインの温
    度調節を行うブライン温度調節槽とからなる室内空調シ
    ステムを備えたことを特徴とする冷蔵空調装置。
  3. 【請求項3】 前記冷房用熱交換器は、前記冷却ブライ
    ンの循環経路において、冷気発生装置から蓄冷槽への経
    路途中に配設されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の冷蔵空調装置。
  4. 【請求項4】 前記室内空調システムの前記排熱熱交換
    器と前記ブライン温度調節槽との間のブライン循環経路
    に、前記排熱熱交換器により加熱された空調用ブライン
    の熱エネルギを蓄熱材に蓄熱する蓄熱槽を配設したこと
    を特徴とする請求項2に記載の冷蔵空調装置。
  5. 【請求項5】 前記室内空調システムの前記排熱熱交換
    器および前記蓄熱槽を循環するブラインとして専用の暖
    房用ブラインを使用し、この暖房用ブラインと前記空調
    用ブラインとの熱交換を行う暖房用熱交換器を設けたこ
    とを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項
    に記載の冷蔵空調装置。
  6. 【請求項6】 水を加熱するボイラを配設し、ボイラに
    より加熱された温水と前記暖房用ブラインとを熱交換す
    る補助熱交換器を配設したことを特徴とする請求項5に
    記載の冷蔵空調装置。
  7. 【請求項7】 前記冷却ユニットにおける前記蓄冷槽か
    ら前記冷気発生装置へ前記冷却ブラインを循環させる循
    環経路に、蓄冷された前記冷却ブラインと前記冷凍サイ
    クルの冷媒との熱交換を行い、冷却ブラインをさらに冷
    却するための第1追加冷却用熱交換器を配設したことを
    特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記
    載の冷蔵空調装置。
  8. 【請求項8】 前記室内空調システムは、前記ブライン
    温度調節槽へ供給される空調用ブラインと前記冷却ユニ
    ットにおける冷凍サイクルの冷媒との熱交換を行い、冷
    却ブラインをさらに冷却するための第2追加冷却用熱交
    換器を有していることを特徴とする請求項1ないし請求
    項7のいずれか1項に記載の冷蔵空調装置。
  9. 【請求項9】 前記ブライン温度調節槽に、貯留してい
    る空調用ブラインの温度を検出する温度検出手段と、貯
    留している空調用ブラインを攪拌する攪拌用ファンとを
    配設したことを特徴とする請求項1ないし請求項8のい
    ずれか1項に記載の冷蔵空調装置。
  10. 【請求項10】 前記冷気発生装置に、冷媒に状態変化
    を生じさせるようにして循環する冷凍サイクルと、前記
    冷凍サイクルの冷媒と循環する冷却ブラインとの熱交換
    を行い冷却ブラインを冷却する熱交換器とを有する夜間
    冷却用冷却ユニットを接続したことを特徴とする請求項
    1ないし請求項9のいずれか1項に記載の冷蔵空調装
    置。
  11. 【請求項11】 前記各冷却機器から前記冷気発生装置
    に冷却に供した空気を回収する回収配管に、空調用冷気
    吐出ユニットと室内空気吸入ユニットをそれぞれ分岐接
    続し、これらの空調用冷気吐出ユニットと室内空気吸入
    ユニットに空気流量を相互に比例制御しうる弁部材をそ
    れぞれ設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項1
    0のいずれか1項に記載の冷蔵空調装置。
  12. 【請求項12】 冷却空気吹出口および冷却空気吸込口
    をそれぞれ有する複数の冷却機器と、 冷媒に状態変化を生じさせるようにして循環する冷凍サ
    イクル、前記冷凍サイクルの冷媒と循環する冷却ブライ
    ンとの熱交換を行い冷却ブラインを冷却する熱交換器、
    冷却された前記冷却ブラインを蓄冷する蓄冷槽、蓄冷さ
    れた冷却ブラインとの熱交換により冷却空気を発生させ
    る冷気発生装置からなる冷却ユニットと、 前記冷気発生装置において製造された冷却空気を前記各
    冷却機器の冷却空気吹出口から吹出すように供給する供
    給配管と、 前記各冷却機器の冷却空気吸込口から冷却に供された空
    気を前記冷気発生装置に回収する回収配管とからなる冷
    却機器の冷却システムを備えるとともに、 前記回収配管に、空調用冷気吐出ユニットと室内空気吸
    入ユニットをそれぞれ分岐接続し、 これらの空調用冷気吐出ユニットと室内空気吸入ユニッ
    トに空気流量を相互に比例制御しうる弁部材をそれぞれ
    設けたことを特徴とする冷蔵空調装置。
  13. 【請求項13】 各冷却機器から隔離して配設された冷
    却源において冷凍サイクルの冷媒との熱交換により冷却
    ブラインを冷却した後、前記冷却ブラインを蓄冷槽にお
    いて蓄冷し、冷気発生装置において蓄冷された前記冷却
    ブラインと冷却機器から回収配管を介して冷気発生装置
    内に回収される回収空気との熱交換により各冷却機器の
    設定温度より低温の状態で各冷却機器に供給配管を介し
    て供給される冷却機器冷却用の冷却空気を製造するとと
    もに、 前記冷却源における前記冷却ブラインの循環経路におい
    て前記冷却ブラインとの交換により空調用ブラインを室
    内の設定温度より低温に冷却した後、前記空調用ブライ
    ンをブライン温度調節槽に貯留し、前記空調用ブライン
    を室内設定温度より低温の所望温度となるように温度調
    節を行った後、前記空調用ブラインを室内の空調ユニッ
    トに循環供給し、前記空調ユニットにおいて、前記空調
    用ブラインと室内空気との熱交換により室内空調用の冷
    却空気を製造することを特徴とする冷蔵空調方法。
  14. 【請求項14】 前記蓄冷槽に蓄冷された前記冷却ブラ
    インを、その循環経路において冷気発生装置に供給され
    る前に前記冷凍サイクルの冷媒と再び熱交換させて追加
    冷却させることを特徴とする請求項13に記載の冷蔵空
    調方法。
  15. 【請求項15】 前記ブライン温度調節槽に貯留された
    空調用ブラインを冷凍サイクルの冷媒と再び熱交換させ
    て追加冷却させることを特徴とする請求項13または請
    求項14に記載の冷蔵空調方法。
  16. 【請求項16】 各冷却機器から隔離して配設された冷
    却源において冷凍サイクルの冷媒との熱交換により冷却
    ブラインを冷却した後、前記冷却ブラインを蓄冷槽にお
    いて蓄冷し、冷気発生装置において蓄冷された前記冷却
    ブラインと冷却機器から回収配管を介して冷気発生装置
    内に回収される回収空気との熱交換により各冷却機器の
    設定温度より低温の状態で各冷却機器に供給配管を介し
    て供給される冷却機器冷却用の冷却空気を製造するとと
    もに、 室内空調のための冷却空気あるいは加熱空気を選択的に
    製造するため、 前記冷却源における前記冷却ブラインの循環経路におい
    て前記冷却ブラインとの交換により空調用ブラインを室
    内の設定温度より低温に冷却した後、前記空調用ブライ
    ンをブライン温度調節槽に貯留し、前記空調用ブライン
    を室内設定温度より低温の所望温度となるように温度調
    節を行った後、前記空調用ブラインを室内の空調ユニッ
    トに循環供給し、前記空調ユニットにおいて、前記空調
    用ブラインと室内空気との熱交換により室内空調用の冷
    却空気を製造するか、 あるいは、 前記冷却源の冷凍サイクルにおいて高温高圧とされた冷
    媒との熱交換により、暖房用ブラインを高温に加熱した
    後、この暖房用ブラインとの熱交換により前記空調用ブ
    ラインを室内の設定温度より高温に加熱した後、室内の
    空調ユニットに供給し、前記空調ユニットにおいて前記
    空調用ブラインと室内空気との熱交換により室内空調用
    の加熱空気を製造することを特徴とする冷蔵空調方法。
  17. 【請求項17】 前記暖房用ブラインを、その循環経路
    において空調用ブラインとの熱交換に供される前にボイ
    ラにより加熱された温水と熱交換して追加加熱すること
    を特徴とする請求項16に記載の冷蔵空調方法。
  18. 【請求項18】 各冷却機器から隔離して配設された冷
    却源において冷凍サイクルの冷媒との熱交換により冷却
    ブラインを冷却した後、前記冷却ブラインを蓄冷槽にお
    いて蓄冷し、冷気発生装置において蓄冷された前記冷却
    ブラインと冷却機器から回収配管を介して冷気発生装置
    内に回収される回収空気との熱交換により各冷却機器の
    設定温度より低温の状態で各冷却機器に供給配管を介し
    て供給される冷却機器冷却用の冷却空気を製造するとと
    もに、 前記回収配管に、空調用冷気吐出ユニットと室内空気吸
    入ユニットをそれぞれ分岐接続し、前記空調用冷気吐出
    ユニットから室内に前記回収配管内の冷却空気を供給
    し、この室内に供給した冷却空気とほぼ等量の室内空気
    を前記室内空気吸入ユニットから前記回収配管に回収す
    ることを特徴とする冷蔵空調方法。
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