JPH10325607A - 空気清浄ユニット - Google Patents

空気清浄ユニット

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Publication number
JPH10325607A
JPH10325607A JP9133302A JP13330297A JPH10325607A JP H10325607 A JPH10325607 A JP H10325607A JP 9133302 A JP9133302 A JP 9133302A JP 13330297 A JP13330297 A JP 13330297A JP H10325607 A JPH10325607 A JP H10325607A
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JP
Japan
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regenerating
decomposing
unit
adsorbing
air
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Pending
Application number
JP9133302A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Uno
克彦 宇野
Yu Fukuda
祐 福田
Noriyuki Komeno
範幸 米野
Hiroshi Takeyama
寛 竹山
Kunihiro Suga
邦弘 菅
Hiroaki Fujii
宏明 藤井
Kunio Ogita
邦男 荻田
Mitsuru Yoneyama
充 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は空気清浄ユニットに関し、臭気やホ
ルムアルデヒド、VOCを高効率で除去するとともに、
長期間の利用を可能とする。 【解決手段】 通風路23内に設けられた送風手段27
と、臭気成分の吸着手段24と、吸着した臭気成分を脱
着させる再生手段25と、吸着手段24の下流側に配設
され脱着した臭気成分を分解する分解手段26と、再生
手段25、分解手段26、送風手段27の切替手段28
と、切替手段28を制御する制御手段29を有してい
る。再生手段25と分解手段26により吸着手段24吸
着された臭気成分は脱着、分解され、吸着手段24は再
生される。したがって吸着手段24の交換やメンテナン
スが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生活環境内で発生す
る室内の各種臭気や建材、家具等から発生するホルムア
ルデヒドや揮発性有機化合物(以下VOCという)など
のアレルゲンを除去する空気清浄ユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来空気清浄機は塵埃を帯電させて集塵
板に捕集するものや、繊維状のフィルタに捕集するも
の、またはこれらを複合したものが用いられている。さ
らに吸着剤を添着したフィルタなどによって空気中の臭
い成分を除去するものがあり、吸着剤として活性炭やゼ
オライト等が一般に用いられている。しかしこれらの吸
着剤は表面の微細孔に臭気分子を吸着するものであり、
臭気分子の吸着によって吸着点が減少していくことによ
り脱臭性能が大幅に低下する。このような欠点を解決す
るため特開平6−154302号公報に記載されている
ようなものが知られている。この装置は、図14のよう
な構成になっている。図14において1は本体ケースで
内部には送風機2が支持され、送風機2の回転によって
吸入口3から空気を吸い込み、排出口4から排出する。
吸入口3と送風機2の間に内ケース5が設定され、前後
の面には複数の孔6が設けられている。内ケース5の前
後面の裏側には左右に動くスライド板7が設けられ、ス
ライド板7にも内ケースの孔6と同じ配列で複数の孔8
があって、スライド板7を左に動かしたとき内ケース5
の孔6と重なり、右に動かしたとき、スライド板7の孔
8のない部分で内ケース5の孔6を塞ぐようになってい
る。内ケース5のほぼ中央には集塵フィルタ9と脱臭フ
ィルタ10からなるフィルタケース11が収められてい
る。フィルタケース11上流側の前空間12と下流側の
後空間13を連結する循環送風路14を設け、循環送風
路14にファン15とダクト16を接続し、ダクト16
内にオゾン発生器17、オゾン分解フィルタ18、空気
加熱ヒータ19を配置している。
【0003】上記構成で通常の運転時はソレノイド等
(図示せず)によってスライド板7は左側に位置して内
ケース5の孔6とスライド板7の孔8が開放状態にあ
り、送風機2が回転すると吸入口3より入った空気は集
塵フィルタ9と脱臭フィルタ10を通過して塵埃、臭気
が除去され清浄空気となって排出口4より放出される。
ここで脱臭フィルタの性能が低下した場合は、スライド
板7を右に動かし内ケース5の孔が閉状態になる。つぎ
に、ファン15、オゾン発生器17、空気加熱ヒータ1
9に通電すると後空間13の空気が吸引され、オゾン発
生器17、オゾン分解フィルタ18、空気加熱ヒータ1
9を通って前空間12に戻る閉サイクルで循環が行われ
る。この過程で空気加熱ヒータ19によって空気を80
℃程度の温風とし、脱臭フィルタ10を加熱して臭気分
子を再放出されるが、閉サイクルの循環により、オゾン
発生器17で分解され余分なオゾンはオゾン分解フィル
タ18で除去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気清浄機では加熱空気は80℃程度と比較的低温で
あり、家庭内で発生する多種多様の臭気物質を再放出さ
せるのは困難である。また、スライド板7は摺動するの
で閉サイクル循環を構成したとしても、完全密閉状態を
形成するのは困難であり、さらに再放出時は、内ケース
5内は温度上昇によって加圧状態になるため、臭気成分
が本体ケース1外に漏出する危険性があった。さらに、
オゾンは近年、健康に有害であることが言われており、
オゾン分解フィルタ19を用いるとしても、万一の場合
を考えると家庭用機器としてはオゾンは使いにくいとい
う課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、通風路を有する本体と、前記通風路内に設け
られた送風手段と、前記送風手段によって導入された空
気中の臭気成分を吸着する吸着手段と、前記吸着手段に
吸着した臭気成分を脱着させる再生手段と、前記吸着手
段の下流側に配設され前記再生手段によって脱着した臭
気成分を加熱などにより分解する分解手段と、前記再生
手段、分解手段、送風手段の動作の切替手段と、前記切
替手段を制御する制御手段を有する構成としたものであ
る。
【0006】上記発明によれば、臭気やホルムアルデヒ
ド、VOC(以下まとめて臭気成分という)は吸着手段
に捕捉される。次に吸着手段へ臭気成分が吸着されて吸
着手段の吸着能力が低下した場合は、再生手段を作動さ
せ、吸着手段に吸着した臭気成分を脱着させ、分解手段
により酸化分解し吸着手段を再生するので交換やメンテ
ナンスが不要となる。また、再生手段、分解手段は常時
通電ではないので、ヒータなどの加熱手段を用いても室
温上昇を小さく抑えることができるので、冬期以外でも
空気清浄機能として使用が可能である。加熱手段により
比較的高温で吸着手段を再生するので再生効率がよく、
長期間の繰り返し使用が可能になる。また、再生のため
の特別な空気回路を構成する必要がなく、簡単な構成で
上記効果が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、通風路を有する本体
と、前記通風路内に設けられた送風手段と、前記送風手
段によって導入された空気中の臭気成分を吸着する吸着
手段と、前記吸着手段に吸着した臭気成分を脱着させる
再生手段と、前記吸着手段の下流側に配設され前記再生
手段によって脱着した臭気成分を分解する分解手段と、
前記再生手段、分解手段、送風手段の動作の切替手段
と、前記切替手段を制御する制御手段を有する構成とし
ている。
【0008】そして、臭気成分を吸着手段で吸着捕捉
し、吸着能力が低下した場合は再生手段で吸着した臭気
成分を脱着させ、分解手段で、酸化分解を行い、吸着手
段の再生を行うので吸着手段の交換やメンテナンスが不
要となる。
【0009】また、再生手段または分解手段は加熱手段
を用いている。そして比較的高温で処理するので臭気成
分を効果的に酸化分解、焼却することができる。
【0010】また、分解手段であるヒータなどの第2の
加熱手段は再生手段であるヒータなどの第1の加熱手段
より表面温度を高くしている。
【0011】これにより、脱着した臭気成分を高温で分
解焼却することができ、未分解成分の室内への放出を防
止することができる。
【0012】また、再生手段、分解手段の少なくともど
ちらか一方が作動時に送風手段を停止させる構成として
いる。
【0013】これにより、空気による冷却を防止するこ
とができ吸着手段を速やかに加熱して臭気成分の脱着を
行い、また、分解手段の表面温度の低下を抑えて分解を
促進することができる。
【0014】また、再生手段、分解手段の少なくともど
ちらか一方が動作時に送風手段を低出力もしくは所定時
間停止後低出力で動作させる。
【0015】これにより、最初空気による冷却を防止し
て再生手段近傍の温度を速やかに上昇させ、その後、わ
ずかな空気を送ることにより高温の空気を吸着手段に供
給して、吸着手段全体を均一に昇温させるので脱着のム
ラを防止することができる。
【0016】また、再生手段、分解手段を同時に動作さ
せるようにしている。これにより、吸着手段全体を短時
間で昇温させて再生することがでる。
【0017】また、分解手段が動作開始後、再生手段を
動作させるようにしている。
【0018】これにより、分解手段をまず臭気成分を分
解可能な温度に昇温させるので、吸着手段の昇温過程で
徐々に脱着してくる臭気成分も効果的に分解することが
できる。
【0019】また、再生手段停止後、吸着手段の温度が
所定値以下になったときに分解手段を停止させるように
している。
【0020】これにより、分解手段を再生手段より長く
動作させて、再生手段停止後、吸着手段の温度低下の過
程で、万一臭気成分が脱着した場合でも、これらの臭気
成分を分解することができる。
【0021】また、吸着手段の上流に設けた吸着量判定
手段の信号の積算値が設定値に達したときに再生手段、
分解手段を動作させるようにしている。
【0022】これにより、吸着手段の能力の低下を的確
に捉え、再生手段、分解手段を無駄に動作させることが
なく、不要な室温上昇や無駄な消費電力の浪費を避ける
ことができる。
【0023】また、吸着手段と分解手段の間に設けた吸
着量判定手段の信号が設定値以上になったときに再生手
段および分解手段を動作させるようにしている。
【0024】これにより、上記と同様に吸着手段の能力
の低下を的確に捉え、再生手段、分解手段を無駄に動作
させることがなく、不要な室温上昇や無駄な消費電力の
浪費を避けることができる。
【0025】また、再生手段と分解手段が動作時、吸着
手段と分解手段の間に設けた再生完了判定手段が設定値
以下に達したとき再生手段、分解手段を停止させるよう
にしている。
【0026】これにより、再生終了を的確に判定し再生
手段、分解手段の無駄な動作を防止して室温上昇や電力
の浪費を抑制する。
【0027】また、分解手段は第2の加熱手段とこの第
2の加熱手段近傍下流の通風路内に配設した酸化触媒と
を備えたものである。
【0028】これにより、第2の加熱手段で酸化触媒を
加熱して活性状態にし、脱着した臭気成分を酸化触媒に
てほぼ完全に分解するので未分解成分の室内への放出を
なくすことができる。
【0029】以下本発明の実施例について図面を用いて
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の空気清浄ユニッ
トの断面図である。
【0030】本体20の下部には下部開口21、上部に
は上部開口22を有し、本体20内には通風路23を形
成する。24は通風路23内に設定された吸着手段で活
性炭や耐熱性たとえばセラミックのハニカム状構造体や
圧損の低い繊維状集合体、金属繊維の集合体を用いるこ
とができる。またはこれらの素材にCu、Mn、Co、F
e、Ni、Ag、Pd、Pt等の少なくとも一成分を担持す
ることにより臭気成分の酸化、分解を促進し大きな脱臭
効果を得ることができる。25は吸着手段24の空気流
の上流側に設定された再生手段であるヒータなどの第1
の加熱手段である。26は吸着手段24の空気流の下流
側に設定された分解手段であるヒータなどの第2の加熱
手段である。27は室内空気を本体20内に供給するた
めの送風手段であるファン、28は第1の加熱手段2
5、第2の加熱手段26、ファン27の動作の切替手
段、29は切替手段28の制御を行う制御手段である。
30は空気流の上流側である下部開口21近傍に設けら
れたプレフィルタで、本体20入り口で綿ぼこりなどの
粗大な塵埃をあらかじめ除去する。31は断熱材であ
る。
【0031】次に動作、作用について説明する。電源
(図示せず)を投入するとファン27に通電してと室内
の空気を強制的に下部開口21から吸引し、上部開口2
2から排出して室内空気を循環させる。流入した空気中
に含まれる綿埃などの大きな粒子はプレフィルタ30に
捕捉される。通風路23を流れる空気中に含まれる臭気
成分は吸着手段24を通過するときに吸着除去される。
吸着操作を続けると吸着手段24表面の微細孔に臭気分
子が捕らえられるため、吸着面積が減少して吸着能力が
低下する。そこで、ヒータなどの第1の加熱手段25に
通電して吸着手段24を加熱し、吸着手段24に吸着し
た臭気成分を脱着させる。吸着手段24は200℃程度
でほとんどの臭気成分が脱着可能である。さらに、第1
の加熱手段25とほぼ同時に第2の加熱手段26に通電
してこの第2の加熱手段26近傍を高温にし、吸着手段
24から脱着した臭気成分が第2の加熱手段26部分を
通過するときに分解する。ここで第2の加熱手段26は
第1の加熱手段25よりも表面温度を高くしており、表
面温度600℃程度であれば、瞬時に分解可能である。
このように第1の加熱手段25および第2の加熱手段2
6によって吸着手段24を加熱して再生するので吸着手
段24の長期間の繰り返し使用が可能である。また、再
生手段25および分解手段26をヒータを用いた簡単な
構成で実現することができる。
【0032】図2は再生、分解時の再生手段である第1
の加熱手段25、分解手段である第2の加熱手段26、
送風手段であるファン27の動作方法を示したものであ
り、第1の加熱手段25、第2の加熱手段26に通電さ
れると、ファン27への通電を停止し送風が停止され
る。これは、あらかじめプログラム化された制御手段2
9によって切替手段28を動作するか、手動運転で実施
してもよい。送風手段であるファン27を停止するので
空気加熱のための余分な熱の消費がなく、速やかに吸着
手段24の温度を上昇させて臭気成分を脱着させる。脱
着した臭気成分は加熱による熱ドラフトによって上昇
し、第2の加熱手段26によって分解される。
【0033】図3は再生、分解時の再生手段である第1
の加熱手段25、分解手段である第2の加熱手段26、
送風手段であるファン27の別の動作方法を示したもの
である。第1の加熱手段25、第2の加熱手段26に通
電されると、図3中の(a)に示すようにファン27を
低出力W1で運転するか、もしくは図3中の(b)に示
すように、一旦ファン27を停止し、所定時間(t0
経過後に低出力W1で運転する。ファン27を低出力で
運転するので高温の空気を吸着手段24に供給して吸着
手段24全体を均一に昇温させ、脱着のムラを防止する
ことができる。
【0034】第1の加熱手段25、第2の加熱手段26
は図2および図3では同時に通電を開始し、同時に停止
している。これによって、吸着手段24を上流側と下流
側から同時に加熱するので吸着手段24全体を短時間で
昇温させて臭気成分を脱着させることができる。さら
に、吸着手段24の再生−臭気成分の分解をより効果的
に行うために図4のような動作方法をとることができ
る。すなわち、まず、ファン27の停止と同時に第2の
加熱手段26に通電し、第2の加熱手段26近傍の通風
路23が臭気成分を分解可能な温度に達した(時間
1)後に第1の加熱手段25に通電する。これによ
り、吸着手段24の昇温過程で徐々に脱着してくる臭気
成分も、すでに分解可能な温度になっている第2の加熱
手段26で分解される。さらに再生終了時は、第1の加
熱手段25への通電を先に停止し、吸着手段24が所定
の温度以下になったとき(時間t2)に第2の加熱手段
26を停止させるようにしている。これにより、吸着手
段24の温度低下の過程で、万一臭気成分が脱着した場
合でも、これらの臭気成分を分解することができる。
【0035】(実施例2)図5は本発明の実施例2の空
気清浄ユニットの断面図を示したものである。基本的な
構成は図1と同様であるが、ここでは吸着手段24の上
流に吸着量判定手段32を設けた構成としている。そし
て図6に動作方法を示すように吸着量判定手段32の信
号の積算値があらかじめ設定した限界値ICに達したと
きに再生手段である第1の加熱手段25、分解手段であ
る第2の加熱手段26を動作するようにしている。図7
は基本的な特性図で吸着手段24の臭気物質に対する吸
着特性を示す。一般に吸着量と平衡濃度(室内雰囲気濃
度)は正の相関があり平衡濃度が低下すると吸着能力も
低下する。したがって吸着量判定手段32の限界値は実
際に機器が運転され目標とする臭気濃度での吸着量V1
と吸着量判定手段32の信号の積算値ICが対応するよ
うに設定する。この方法により、吸着手段の能力の低下
を的確に捉え、再生手段、分解手段を無駄に動作させる
ことがなく、不要な室温上昇や無駄な消費電力の浪費を
避けることができる。
【0036】(実施例3)図8は本発明の実施例3の空
気清浄ユニットの断面図を示したものである。実施例3
では吸着量判定手段32を吸着手段24と分解手段であ
る第2の加熱手段26の間に設けている。そして図9に
動作方法を示すように吸着量判定手段32の信号があら
かじめ設定した設定値C2に達したときに第1の加熱手
段25、第2の加熱手段26を動作するようにしてい
る。図10は基本的な特性図で吸着手段24の臭気物質
に対する吸着特性を示す破過特性である。破過特性は一
定濃度の臭気成分を吸着手段24に供給したときの、吸
着手段24の下流側の臭気濃度の時間変化を見たもので
ある。時間の経過とともに吸着能力は低下するので臭気
濃度は徐々に増加する。吸着手段24下流側で吸着量判
定手段32の信号が設定値C2となったとき、吸着手段
24が破過に達したと判断し、再生、分解動作にはい
る。これにより、実施例2と同様に吸着手段の能力の低
下を的確に捉え、再生手段、分解手段を無駄に作動させ
ることがなく、不要な室温上昇や無駄な消費電力の浪費
を避けることができる。
【0037】(実施例4)図11は本発明の実施例4の
空気清浄ユニットの断面図を示したものである。実施例
4では再生完了判定手段33を吸着手段24と第2の加
熱手段26の間に設けている。そして図12に動作方法
を示すように再生完了判定手段33の信号があらかじめ
設定した設定値C2以下に達したときに再生が完了した
と判断し第1の加熱手段25、第2の加熱手段26の動
作を停止してファン27動作させ、通常の吸着動作に入
る。これにより、再生終了を的確に判定し再生手段、分
解手段の無駄な運転を防止して室温上昇や電力の浪費を
抑制する。また、実施例3と組み合わせ、再生完了判定
手段33で吸着量の判定も行えば、1つの判定手段で再
生、分解動作に入るタイミングと、再生完了のタイミン
グを設定することができ、安価にきめ細かな制御が可能
となる。
【0038】(実施例5)図13は本発明の実施例5の
空気清浄ユニットの断面図を示したものである。実施例
5では、分解手段を第2の加熱手段26と、この加熱手
段26近傍下流の通風路23内に配設した酸化触媒34
より構成している。この構成により、第2の加熱手段2
6で酸化触媒34を加熱して活性状態にし、脱着した臭
気成分を酸化触媒34にてほぼ完全に分解するので未分
解成分の室内への放出をなくすことができる。さらに、
酸化触媒34によって分解温度を下げることができるの
で第2の加熱手段26への通電入力を下げることがで
き、無駄な電力消費や、室温の上昇を抑制することがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通風路を
有する本体と、前記通風路内に設けられた送風手段と、
前記送風手段によって導入された空気中の臭気成分を吸
着する吸着手段と、前記吸着手段に吸着した臭気成分を
脱着させる再生手段と、前記吸着手段の下流側に配設さ
れ前記再生手段によって脱着した臭気成分を分解する分
解手段と、前記再生手段、分解手段、送風手段の動作の
切替手段と、前記切替手段を制御する制御手段を有する
構成としているので、臭気成分を吸着手段で吸着捕捉
し、吸着能力が低下した場合は再生手段で吸着した臭気
成分を脱着させ、分解手段で、酸化分解を行い、吸着手
段の再生を行うので吸着手段の交換やメンテナンスが不
要となる。
【0040】また、再生手段または分解手段は加熱手段
を用いているので、熱によって臭気成分を効果的に酸化
分解、焼却することができる。
【0041】また、分解手段であるヒータなどの第2の
加熱手段は再生手段であるヒータなどの第1の加熱手段
より表面温度を高くしているので、脱着した臭気成分を
高温で分解焼却することができ、未分解成分の室内への
放出を防止することができる。
【0042】また、再生手段、分解手段の少なくともど
ちらか一方が作動時に送風手段を停止させる構成として
いるので、空気による冷却を防止し、吸着手段を速やか
に加熱して臭気成分の脱着を行い、また、分解手段の表
面温度の低下を抑えて熱分解を促進することができる。
【0043】また、再生手段、分解手段の少なくともど
ちらか一方が動作時に送風手段を低出力もしくは所定時
間停止後低出力で動作させるので、再生初期に空気によ
る冷却を防止して再生手段近傍の温度を速やかに上昇さ
せ、その後、わずかな空気を送ることにより高温の空気
を吸着手段に供給して、吸着手段全体を昇温させるので
脱着のムラを防止し、均一な再生が可能となる。
【0044】さらに、再生手段、分解手段を同時に作動
させるようにしているので、吸着手段全体を短時間で昇
温させて再生することがでる。
【0045】また、分解手段が動作後、再生手段を動作
させるようにしているので、分解手段をまず臭気成分が
分解可能な温度に昇温させ、吸着手段の昇温過程で徐々
に脱着してくる臭気成分も効果的に分解することができ
る。
【0046】さらに、再生手段停止後、吸着手段の温度
が所定値以下になったときに分解手段を停止させるよう
にしているので、分解手段を再生手段より長く作動させ
て、再生手段停止後、吸着手段の温度低下の過程で、万
一臭気成分が脱着した場合でも、これらの臭気成分を分
解することができる。
【0047】また、吸着手段の上流に設けた吸着量判定
手段の信号の積算値が設定値に達したときに再生手段、
分解手段を作動させるようにしているので、吸着手段の
能力の低下を的確に捉え、再生手段、分解手段を無駄に
作動させることがなく、不要な室温上昇や無駄な消費電
力の浪費を避けることができる。
【0048】また、吸着手段と分解手段の間に設けた吸
着量判定手段の信号が設定値以上になったときに再生手
段および分解手段を作動させるようにしているので、吸
着手段の能力の低下を的確に捉え、再生手段、分解手段
を無駄に作動させることがなく、不要な室温上昇や無駄
な消費電力の浪費を避けることができる。
【0049】また、再生手段と分解手段が作動時、吸着
手段と分解手段の間に設けた再生完了判定手段が設定値
以下に達したとき再生手段、分解手段を停止させるよう
にしているので、再生終了を的確に判定し再生手段、分
解手段の無駄な運転を防止して室温上昇や電力の浪費を
抑制する。
【0050】また、分解手段は第2の加熱手段とこの第
2の加熱手段近傍下流の通風路内に横設された酸化触媒
よりなる構成にしているので、第2の加熱手段で酸化触
媒を加熱して活性状態にし、脱着した臭気成分を酸化触
媒にてほぼ完全に分解するので未分解成分の室内への放
出をなくすことができる。また、酸化触媒によって分解
温度を下げることができるので分解手段への通電入力を
下げることができ、無駄な電力消費や、室温の上昇を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の空気清浄ユニットの断面図
【図2】同空気清浄ユニットの動作方法の説明図
【図3】同空気清浄ユニットの別の動作方法の説明図
【図4】同空気清浄ユニットの別の動作方法の説明図
【図5】本発明の実施例2の空気清浄ユニットの断面図
【図6】同空気清浄ユニットの動作方法の説明図
【図7】同空気清浄ユニットの基本的な吸着特性図
【図8】本発明の実施例3の空気清浄ユニットの断面図
【図9】同空気清浄ユニットの動作方法の説明図
【図10】同空気清浄ユニットの破過特性図
【図11】本発明の実施例4の空気清浄ユニットの断面
【図12】同空気清浄ユニットの動作方法の説明図
【図13】本発明の実施例5の空気清浄ユニットの断面
【図14】従来の空気清浄機の断面図
【符号の説明】
20 本体 21 下部開口 22 上部開口 23 通風路 24 吸着手段 25 第1の加熱手段(再生手段) 26 第2の加熱手段(分解手段) 27 ファン(送風手段) 28 切替手段 29 制御手段 32 吸着量判定手段 33 再生完了判定手段 34 酸化触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹山 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 菅 邦弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤井 宏明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 荻田 邦男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 米山 充 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通風路を有する本体と、前記通風路内に設
    けられた送風手段と、前記送風手段によって導入された
    空気中の臭気成分を吸着する吸着手段と、前記吸着手段
    に吸着した臭気成分を脱着させる再生手段と、前記吸着
    手段の下流側に配設され前記再生手段によって脱着した
    臭気成分を分解する分解手段と、前記再生手段、分解手
    段、送風手段の動作の切替手段と、前記切替手段を制御
    する制御手段を有する空気清浄ユニット。
  2. 【請求項2】再生手段または分解手段は加熱手段である
    請求項1記載の空気清浄ユニット。
  3. 【請求項3】分解手段である第二の加熱手段は再生手段
    である第一の加熱手段より表面温度を高くした請求項2
    記載の空気清浄ユニット。
  4. 【請求項4】再生手段、分解手段の少なくともどちらか
    一方が動作時に送風手段を停止させる請求項1から3の
    いずれか一項記載の空気清浄ユニット。
  5. 【請求項5】再生手段、分解手段の少なくともどちらか
    一方が動作時に送風手段を低出力もしくは所定時間停止
    後低出力で動作させる請求項1から3のいずれか一項記
    載の空気清浄ユニット。
  6. 【請求項6】再生手段、分解手段を同時に動作させる請
    求項1から5のいずれか一項記載の空気清浄ユニット。
  7. 【請求項7】分解手段が動作開始後、再生手段を動作さ
    せる請求項2から5のいずれか一項記載の空気清浄ユニ
    ット。
  8. 【請求項8】再生手段停止後、吸着手段の温度が所定値
    以下になったときに分解手段を停止させる請求項2から
    7のいずれか一項記載の空気清浄ユニット。
  9. 【請求項9】吸着手段の上流に設けた吸着量判定手段の
    信号の積算値が設定値に達したときに再生手段、分解手
    段を動作させる請求項1から8のいずれか一項記載の空
    気清浄ユニット。
  10. 【請求項10】吸着手段と分解手段の間に設けた吸着量
    判定手段の信号が設定値以上になったときに再生手段お
    よび分解手段を動作させる請求項1から8のいずれか一
    項記載の空気清浄ユニット。
  11. 【請求項11】再生手段と分解手段の動作時、吸着手段
    と前記分解手段の間に設けた再生完了判定手段が設定値
    以下に達したとき再生手段、分解手段を停止させる請求
    項1から10のいずれか一項記載の空気清浄ユニット。
  12. 【請求項12】分解手段は第2の加熱手段と前記第2の
    加熱手段近傍下流の通風路内に配設した酸化触媒とを備
    えた請求項2から11のいずれか1項記載の空気清浄ユ
    ニット。
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