JPH10325950A - 液晶パネル及びその製造方法 - Google Patents
液晶パネル及びその製造方法Info
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- JPH10325950A JPH10325950A JP10070675A JP7067598A JPH10325950A JP H10325950 A JPH10325950 A JP H10325950A JP 10070675 A JP10070675 A JP 10070675A JP 7067598 A JP7067598 A JP 7067598A JP H10325950 A JPH10325950 A JP H10325950A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着剤層の厚みを薄くかつ均一にすることに
より、各画素の開口率が高く表示むらの少ない液晶パネ
ルを得る。 【解決手段】 マイクロレンズ(2)が形成された第1の
透明基板(1)のマイクロレンズ(2)上に一定量の接着剤
(3)を滴下し、第2の透明基板(4)を載置して第1又は第
2の透明基板を回転させ、接着剤層を薄くかつ均一厚み
にする。その後、接着剤(3)を硬化させ、薄膜トランジ
スタ基板(7)と一体化して、液晶(9)を封入して液晶パネ
ル(10)を得る。マイクロレンズ(2)と第2の透明基板(4)
との間隔Dは0<D≦1μm、第1の透明基板(1)と第
2の透明基板(4)との平行精度は1μm以下とする。
より、各画素の開口率が高く表示むらの少ない液晶パネ
ルを得る。 【解決手段】 マイクロレンズ(2)が形成された第1の
透明基板(1)のマイクロレンズ(2)上に一定量の接着剤
(3)を滴下し、第2の透明基板(4)を載置して第1又は第
2の透明基板を回転させ、接着剤層を薄くかつ均一厚み
にする。その後、接着剤(3)を硬化させ、薄膜トランジ
スタ基板(7)と一体化して、液晶(9)を封入して液晶パネ
ル(10)を得る。マイクロレンズ(2)と第2の透明基板(4)
との間隔Dは0<D≦1μm、第1の透明基板(1)と第
2の透明基板(4)との平行精度は1μm以下とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルの開口
率を高めるために用いられるマイクロレンズを備えた液
晶パネルおよびその製造方法に関するものである。
率を高めるために用いられるマイクロレンズを備えた液
晶パネルおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルは直視型の液晶パネル
としてだけでなく、プロジェクションテレビ等の投影型
表示素子としても需要が高まっている。液晶パネルを投
影型表示素子として使用する場合、十分に明るいことが
要求される。液晶パネルの明るさを向上するには、液晶
パネルの画素の開口率を高める必要がある。従来、その
開口率を高めるために、液晶パネルの一方の基板にマイ
クロレンズを設ける方法が知られている(特開平3−2
48125号公報)。
としてだけでなく、プロジェクションテレビ等の投影型
表示素子としても需要が高まっている。液晶パネルを投
影型表示素子として使用する場合、十分に明るいことが
要求される。液晶パネルの明るさを向上するには、液晶
パネルの画素の開口率を高める必要がある。従来、その
開口率を高めるために、液晶パネルの一方の基板にマイ
クロレンズを設ける方法が知られている(特開平3−2
48125号公報)。
【0003】従来、マイクロレンズを備えた液晶パネル
は次のようにして製造されていた。
は次のようにして製造されていた。
【0004】まず、微小なマイクロレンズを備えた第1
の透明基板上に第2の透明基板を接着剤で接着してレン
ズ基板(以下、「マイクロレンズアレイ基板」と称する
ことがある)を形成する。ここで、第2の透明基板はガ
ラス板やプラスチック板等からなり、この第2の透明基
板上には遮光膜としてのブラックマトリクスが備えられ
ている。マイクロレンズアレイ基板の厚さは、通常11
00μm、薄い場合で600μmである。
の透明基板上に第2の透明基板を接着剤で接着してレン
ズ基板(以下、「マイクロレンズアレイ基板」と称する
ことがある)を形成する。ここで、第2の透明基板はガ
ラス板やプラスチック板等からなり、この第2の透明基
板上には遮光膜としてのブラックマトリクスが備えられ
ている。マイクロレンズアレイ基板の厚さは、通常11
00μm、薄い場合で600μmである。
【0005】次に複数の画素が備えられた薄膜トランジ
スタ基板と上記マイクロレンズアレイ基板とを、両基板
間に一定の距離を設けてシール接着剤により基板の周囲
部を接着し、両基板間に液晶を封入することによって液
晶パネルを完成させる。ここでマイクロレンズの各々
は、薄膜トランジスタ基板に備えられた各画素に対応す
る。
スタ基板と上記マイクロレンズアレイ基板とを、両基板
間に一定の距離を設けてシール接着剤により基板の周囲
部を接着し、両基板間に液晶を封入することによって液
晶パネルを完成させる。ここでマイクロレンズの各々
は、薄膜トランジスタ基板に備えられた各画素に対応す
る。
【0006】もしマイクロレンズを備えていない液晶パ
ネルを照射すると、光の一部はブラックマトリクスによ
って遮光されてしまう。しかし、光の集光作用を有する
マイクロレンズを備えた液晶パネルを照射すると、本来
ブラックマトリクスに遮光されてしまうべき光が、ブラ
ックマトリクスが形成されていない開口部に集光される
ために、マイクロレンズを備えた液晶パネルは、マイク
ロレンズを備えていない液晶パネルに比べて実質的に集
光量を増加させることができる。
ネルを照射すると、光の一部はブラックマトリクスによ
って遮光されてしまう。しかし、光の集光作用を有する
マイクロレンズを備えた液晶パネルを照射すると、本来
ブラックマトリクスに遮光されてしまうべき光が、ブラ
ックマトリクスが形成されていない開口部に集光される
ために、マイクロレンズを備えた液晶パネルは、マイク
ロレンズを備えていない液晶パネルに比べて実質的に集
光量を増加させることができる。
【0007】マイクロレンズによって集光された光は、
液晶パネルに入射する光の角度分散のために、実際、画
素上の一点には集光せず、ある広がりを持った集光スポ
ットを形成する。そこで、マイクロレンズによる集光効
果を得るには、集光スポットの大きさを画素の大きさよ
りも小さくすることが必要である。集光スポットを小さ
くするには、マイクロレンズの焦点距離を短くすれば良
い。集光効果が得られるための条件は、次式で表され
る。
液晶パネルに入射する光の角度分散のために、実際、画
素上の一点には集光せず、ある広がりを持った集光スポ
ットを形成する。そこで、マイクロレンズによる集光効
果を得るには、集光スポットの大きさを画素の大きさよ
りも小さくすることが必要である。集光スポットを小さ
くするには、マイクロレンズの焦点距離を短くすれば良
い。集光効果が得られるための条件は、次式で表され
る。
【0008】d=2ftanθ、d<l
【0009】図3に示すように、dは集光スポットの直
径、fはマイクロレンズの焦点距離、θは液晶パネルへ
の入射光の分散角、l1は画素lの開口部、l2は画素l
の遮光部の大きさをそれぞれ示している。
径、fはマイクロレンズの焦点距離、θは液晶パネルへ
の入射光の分散角、l1は画素lの開口部、l2は画素l
の遮光部の大きさをそれぞれ示している。
【0010】近年の投影型表示素子は高精細な液晶パネ
ルが求められているので、画素の大きさは小さなもので
15μm程度のものが形成されている。一方、液晶パネ
ルへの入射光の分散角θは一般的に5度〜10度であ
る。したがって、マイクロレンズの焦点距離fは上記の
式から43μm以下にする必要がある。そして、マイク
ロレンズの焦点位置にブラックマトリックスを設置す
る。よって、第1の透明基板と第2の透明基板との間隔
(即ち、接着剤層の厚み)と第2の透明基板の厚みとの
合計を、マイクロレンズの焦点距離fである43μm以
下にしなければならない。
ルが求められているので、画素の大きさは小さなもので
15μm程度のものが形成されている。一方、液晶パネ
ルへの入射光の分散角θは一般的に5度〜10度であ
る。したがって、マイクロレンズの焦点距離fは上記の
式から43μm以下にする必要がある。そして、マイク
ロレンズの焦点位置にブラックマトリックスを設置す
る。よって、第1の透明基板と第2の透明基板との間隔
(即ち、接着剤層の厚み)と第2の透明基板の厚みとの
合計を、マイクロレンズの焦点距離fである43μm以
下にしなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】透明基板にマイクロレ
ンズを接着する一般的な方法は、例えば平行な透明基板
にマイクロレンズを挟み込み、加圧をしながら接着する
方法である。しかし、この方法を用いた場合は、接着剤
層を薄く、かつ両透明基板の間隔を全面にわたって均一
にすることが困難である。また、接着剤層が厚いと、両
透明基板の間隔は一層不均一となりやすい。従来の方法
では、両透明基板の平行精度は通常3μm〜4μmであ
る。さらに、透明基板の間に数μm以上の異物が1つで
も存在すると、接着剤層の厚みを均一化することができ
ない。したがって、非常に高精度かつクリーン度の高い
接着設備が必要である。
ンズを接着する一般的な方法は、例えば平行な透明基板
にマイクロレンズを挟み込み、加圧をしながら接着する
方法である。しかし、この方法を用いた場合は、接着剤
層を薄く、かつ両透明基板の間隔を全面にわたって均一
にすることが困難である。また、接着剤層が厚いと、両
透明基板の間隔は一層不均一となりやすい。従来の方法
では、両透明基板の平行精度は通常3μm〜4μmであ
る。さらに、透明基板の間に数μm以上の異物が1つで
も存在すると、接着剤層の厚みを均一化することができ
ない。したがって、非常に高精度かつクリーン度の高い
接着設備が必要である。
【0012】液晶パネルを作成する際、マイクロレンズ
を備えた第1の透明基板と第2の透明基板とを接着する
接着剤層の厚みが不均一であると、マイクロレンズから
ブラックマトリクスまでの距離が不均一となり、マイク
ロレンズの集光量が各画素において不均一となるので、
表示むらが発生する。また、接着剤層の厚みむらに応じ
て透明基板の表面がうねるため、液晶の厚みが不均一と
なり、表示むらがさらに発生する。表示むらを発生させ
ないためには、接着剤層の厚みむらを1μm程度に制御
する必要がある。
を備えた第1の透明基板と第2の透明基板とを接着する
接着剤層の厚みが不均一であると、マイクロレンズから
ブラックマトリクスまでの距離が不均一となり、マイク
ロレンズの集光量が各画素において不均一となるので、
表示むらが発生する。また、接着剤層の厚みむらに応じ
て透明基板の表面がうねるため、液晶の厚みが不均一と
なり、表示むらがさらに発生する。表示むらを発生させ
ないためには、接着剤層の厚みむらを1μm程度に制御
する必要がある。
【0013】本発明は、接着剤層の厚みが薄く、またそ
の厚みむらを小さくすることにより、各画素の開口率が
高く、表示むらの少ない液晶パネルを提供することを目
的とする。また、本発明は、簡単な方法で接着剤層の厚
みを薄くかつ均一化することのできる液晶パネルの製造
方法を提供することを目的とする。
の厚みむらを小さくすることにより、各画素の開口率が
高く、表示むらの少ない液晶パネルを提供することを目
的とする。また、本発明は、簡単な方法で接着剤層の厚
みを薄くかつ均一化することのできる液晶パネルの製造
方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成とする。
に、本発明は以下の構成とする。
【0015】即ち、本発明の液晶パネルは、レンズ基板
と、前記レンズ基板に対向して配置された複数の画素を
有する基板と、前記レンズ基板と前記複数の画素を有す
る基板との間に封入された液晶層とを有し、前記レンズ
基板はマイクロレンズを備えた第1の表面を有する第1
の透明基板と、前記第1の表面に対向する第2の表面を
有する第2の透明基板と、前記第1の透明基板と前記第
2の透明基板とを接着する接着層とを有し、前記マイク
ロレンズと前記第2の表面との間隔をD(μm)とした
とき、
と、前記レンズ基板に対向して配置された複数の画素を
有する基板と、前記レンズ基板と前記複数の画素を有す
る基板との間に封入された液晶層とを有し、前記レンズ
基板はマイクロレンズを備えた第1の表面を有する第1
の透明基板と、前記第1の表面に対向する第2の表面を
有する第2の透明基板と、前記第1の透明基板と前記第
2の透明基板とを接着する接着層とを有し、前記マイク
ロレンズと前記第2の表面との間隔をD(μm)とした
とき、
【0016】0<D≦1
【0017】なる関係を有することを特徴とする。かか
る構成とすることにより、接着剤層の厚みを薄くするこ
とができるため、接着剤層の厚みむらを小さくできる。
その結果、透明基板のうねりを小さくでき、マイクロレ
ンズの焦点位置にブラックマトリックスを設けることが
容易となる。従って、マイクロレンズの集光効果が最大
に発現して、開口率の高い液晶パネルを提供することが
できる。また、接着剤層の厚みむらを小さくできるた
め、第1の透明基板と第2の透明基板との平行精度が向
上し、また、透明基板の表面うねりを小さくできるの
で、表示むらの少ない液晶パネルを提供することができ
る。
る構成とすることにより、接着剤層の厚みを薄くするこ
とができるため、接着剤層の厚みむらを小さくできる。
その結果、透明基板のうねりを小さくでき、マイクロレ
ンズの焦点位置にブラックマトリックスを設けることが
容易となる。従って、マイクロレンズの集光効果が最大
に発現して、開口率の高い液晶パネルを提供することが
できる。また、接着剤層の厚みむらを小さくできるた
め、第1の透明基板と第2の透明基板との平行精度が向
上し、また、透明基板の表面うねりを小さくできるの
で、表示むらの少ない液晶パネルを提供することができ
る。
【0018】上記構成において、前記マイクロレンズと
前記第2の表面との間隔D(μm)が、
前記第2の表面との間隔D(μm)が、
【0019】0<D≦0.5
【0020】なる関係を有することが好ましい。この好
ましい構成によれば、接着剤層の厚みがさらに薄くな
り、接着剤層の厚みむらをさらに小さくできるために、
マイクロレンズの集光効果の向上がより一層顕著とな
り、より高開口率の液晶パネルを提供することができ
る。また、同時に、接着剤層の厚みむらに基づく表示む
らをさらに低減することができる。
ましい構成によれば、接着剤層の厚みがさらに薄くな
り、接着剤層の厚みむらをさらに小さくできるために、
マイクロレンズの集光効果の向上がより一層顕著とな
り、より高開口率の液晶パネルを提供することができ
る。また、同時に、接着剤層の厚みむらに基づく表示む
らをさらに低減することができる。
【0021】上記構成において、前記第1の透明基板と
前記第2の透明基板との間の平行精度が1μm以下であ
ることが好ましい。この好ましい構成によれば、表示む
らの少ない液晶パネルが提供される。ここで、第1の透
明基板と第2の透明基板との間の平行精度とは、第1の
透明基板と第2の透明基板との間隔の最大値と最小値の
差を意味する。
前記第2の透明基板との間の平行精度が1μm以下であ
ることが好ましい。この好ましい構成によれば、表示む
らの少ない液晶パネルが提供される。ここで、第1の透
明基板と第2の透明基板との間の平行精度とは、第1の
透明基板と第2の透明基板との間隔の最大値と最小値の
差を意味する。
【0022】また、本発明の液晶パネルは、レンズ基板
と、前記レンズ基板に対向して配置された複数の画素を
有する基板と、前記レンズ基板と前記複数の画素を有す
る基板との間に封入された液晶層とを有し、前記レンズ
基板はマイクロレンズを備えた第1の表面を有する第1
の透明基板と、前記第1の表面に対向する第2の表面を
有する第2の透明基板と、前記第1の透明基板と前記第
2の透明基板とを接着する接着層とを有し、前記第1の
透明基板と前記第2の透明基板との間の平行精度が1μ
m以下であることを特徴とする。かかる構成とすること
により、各画素でのマイクロレンズによる集光量が均一
になり、また、レンズ基板の表面うねりが小さくなって
液晶の厚みも均一化できる。このため、表示むらの少な
い液晶パネルを提供することができる。
と、前記レンズ基板に対向して配置された複数の画素を
有する基板と、前記レンズ基板と前記複数の画素を有す
る基板との間に封入された液晶層とを有し、前記レンズ
基板はマイクロレンズを備えた第1の表面を有する第1
の透明基板と、前記第1の表面に対向する第2の表面を
有する第2の透明基板と、前記第1の透明基板と前記第
2の透明基板とを接着する接着層とを有し、前記第1の
透明基板と前記第2の透明基板との間の平行精度が1μ
m以下であることを特徴とする。かかる構成とすること
により、各画素でのマイクロレンズによる集光量が均一
になり、また、レンズ基板の表面うねりが小さくなって
液晶の厚みも均一化できる。このため、表示むらの少な
い液晶パネルを提供することができる。
【0023】一方、本発明の液晶パネルの製造方法は、
マイクロレンズを備えた第1の表面を有する第1の透明
基板と、第2の表面を有する第2の透明基板との間に接
着剤を供給し、前記第1の表面と前記第2の表面とが対
向するように配置する工程と、前記第1の透明基板また
は前記第2の透明基板を回転させて前記接着剤を平坦化
する工程と、前記接着剤を硬化させることにより前記第
1の透明基板と前記第2の透明基板とを接着する工程
と、前記第2の透明基板と複数の画素を有する基板とを
相対向させ、前記第2の透明基板と前記複数の画素を有
する基板との間に液晶を封入する工程とを有することを
特徴とする。
マイクロレンズを備えた第1の表面を有する第1の透明
基板と、第2の表面を有する第2の透明基板との間に接
着剤を供給し、前記第1の表面と前記第2の表面とが対
向するように配置する工程と、前記第1の透明基板また
は前記第2の透明基板を回転させて前記接着剤を平坦化
する工程と、前記接着剤を硬化させることにより前記第
1の透明基板と前記第2の透明基板とを接着する工程
と、前記第2の透明基板と複数の画素を有する基板とを
相対向させ、前記第2の透明基板と前記複数の画素を有
する基板との間に液晶を封入する工程とを有することを
特徴とする。
【0024】また、本発明の別の構成にかかる液晶パネ
ルの製造方法は、マイクロレンズを備えた第1の表面を
有する第1の透明基板と、第2の表面を有する第2の透
明基板との間に接着剤を供給し、前記第1の表面と前記
第2の表面とが対向するように配置する工程と、前記第
1の透明基板または前記第2の透明基板を回転させて前
記接着剤を平坦化する工程と、前記接着剤を硬化させる
ことにより前記第1の透明基板と前記第2の透明基板と
を接着する工程と、前記第1の透明基板と複数の画素を
有する基板とを相対向させ、前記第1の透明基板と前記
複数の画素を有する基板との間に液晶を封入する工程と
を有することを特徴とする。
ルの製造方法は、マイクロレンズを備えた第1の表面を
有する第1の透明基板と、第2の表面を有する第2の透
明基板との間に接着剤を供給し、前記第1の表面と前記
第2の表面とが対向するように配置する工程と、前記第
1の透明基板または前記第2の透明基板を回転させて前
記接着剤を平坦化する工程と、前記接着剤を硬化させる
ことにより前記第1の透明基板と前記第2の透明基板と
を接着する工程と、前記第1の透明基板と複数の画素を
有する基板とを相対向させ、前記第1の透明基板と前記
複数の画素を有する基板との間に液晶を封入する工程と
を有することを特徴とする。
【0025】上記のいずれの構成においても、前記第1
の透明基板または前記第2の透明基板を回転させること
により、接着剤を遠心力により全面に均一に広げること
ができるので、接着剤の厚さを薄くかつ均一にすること
ができる。また、両透明基板間に異物が存在するような
場合であっても、透明基板の回転により、異物は接着剤
とともに周辺部に押し出されてしまうので、最終的に異
物が両透明基板間に残存するのを防止することができ
る。従って、特別の高精度かつクリーン度の高い接着設
備を用いずとも、異物の混入の少ない液晶パネルを製造
でき、異物に起因する透明基板の平行精度の悪化を防止
することができる。そして、以上によって接着剤層の厚
さが均一になると透明基板の表面もうねりのない均一な
平面となる。さらに、透明基板を回転させることによ
り、遠心力により透明基板自身の平行度が矯正されて、
接着剤層の厚みの均一化と透明基板の表面うねりの低減
を促進する。
の透明基板または前記第2の透明基板を回転させること
により、接着剤を遠心力により全面に均一に広げること
ができるので、接着剤の厚さを薄くかつ均一にすること
ができる。また、両透明基板間に異物が存在するような
場合であっても、透明基板の回転により、異物は接着剤
とともに周辺部に押し出されてしまうので、最終的に異
物が両透明基板間に残存するのを防止することができ
る。従って、特別の高精度かつクリーン度の高い接着設
備を用いずとも、異物の混入の少ない液晶パネルを製造
でき、異物に起因する透明基板の平行精度の悪化を防止
することができる。そして、以上によって接着剤層の厚
さが均一になると透明基板の表面もうねりのない均一な
平面となる。さらに、透明基板を回転させることによ
り、遠心力により透明基板自身の平行度が矯正されて、
接着剤層の厚みの均一化と透明基板の表面うねりの低減
を促進する。
【0026】なお、上記において、複数の画素を有する
基板と対向する側の第2の透明基板表面又は第1の透明
基板表面には他の層、例えばブラックマトリックス層が
形成されていてもよい。この場合は、当該他の層(例え
ばブラックマトリックス層)と複数の画素を有する基板
との間に液晶が封入される。
基板と対向する側の第2の透明基板表面又は第1の透明
基板表面には他の層、例えばブラックマトリックス層が
形成されていてもよい。この場合は、当該他の層(例え
ばブラックマトリックス層)と複数の画素を有する基板
との間に液晶が封入される。
【0027】上記構成において、前記第1の透明基板ま
たは前記第2の透明基板を回転させて前記接着剤を平坦
化する工程において、前記第1の透明基板または前記第
2の透明基板を100rpm以上1000rpm以下の
角速度で回転させた後、前記第1の透明基板または前記
第2の透明基板を1000rpm以上10000rpm
以下の角速度で回転させることが好ましい。この好まし
い構成によれば、最初に低速回転域で接着剤と両透明基
板とを馴染ませて、気泡を排出するとともに、次いで高
速回転域で接着剤層の厚みと厚みむらを調整することが
できるので、本発明の液晶パネルを容易に得ることがで
きる。
たは前記第2の透明基板を回転させて前記接着剤を平坦
化する工程において、前記第1の透明基板または前記第
2の透明基板を100rpm以上1000rpm以下の
角速度で回転させた後、前記第1の透明基板または前記
第2の透明基板を1000rpm以上10000rpm
以下の角速度で回転させることが好ましい。この好まし
い構成によれば、最初に低速回転域で接着剤と両透明基
板とを馴染ませて、気泡を排出するとともに、次いで高
速回転域で接着剤層の厚みと厚みむらを調整することが
できるので、本発明の液晶パネルを容易に得ることがで
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【0029】図1に、本発明の液晶パネルの製造方法の
一例の工程を示す。
一例の工程を示す。
【0030】図1(a)に示すように、ガラス板やプラ
スチック板等からなる第1の透明基板1の第1の表面1
a上に微小なマイクロレンズ2を形成する。マイクロレ
ンズ2を構成する材料として、アクリル樹脂等を用い
る。次に、図1(b)に示すように、マイクロレンズ2
上に一定量の接着剤3を滴下する。次いで、図1(c)
に示すように、マイクロレンズ2上の接着剤3上に、第
2の透明基板4を、その第2の表面4aが第1の透明基
板1の第1の表面1aと対向するように載置する。第2
の透明基板4はガラス板やプラスチック板等からなる。
なお、上記において、第1の透明基板1のマイクロレン
ズ2上に接着剤を滴下する代わりに、第2の透明基板4
の第2の表面4a上に接着剤を滴下して、第1の透明基
板1を、第1の表面1aが第2の表面4aと対向するよ
うに、第2の透明基板4上に載置しても良い。また、第
1の透明基板1と第2の透明基板4とを、第1の表面1
aが第2の表面4aと対向するように所定間隔をおいて
保持し、両者の間に接着剤3を注入しても良い。
スチック板等からなる第1の透明基板1の第1の表面1
a上に微小なマイクロレンズ2を形成する。マイクロレ
ンズ2を構成する材料として、アクリル樹脂等を用い
る。次に、図1(b)に示すように、マイクロレンズ2
上に一定量の接着剤3を滴下する。次いで、図1(c)
に示すように、マイクロレンズ2上の接着剤3上に、第
2の透明基板4を、その第2の表面4aが第1の透明基
板1の第1の表面1aと対向するように載置する。第2
の透明基板4はガラス板やプラスチック板等からなる。
なお、上記において、第1の透明基板1のマイクロレン
ズ2上に接着剤を滴下する代わりに、第2の透明基板4
の第2の表面4a上に接着剤を滴下して、第1の透明基
板1を、第1の表面1aが第2の表面4aと対向するよ
うに、第2の透明基板4上に載置しても良い。また、第
1の透明基板1と第2の透明基板4とを、第1の表面1
aが第2の表面4aと対向するように所定間隔をおいて
保持し、両者の間に接着剤3を注入しても良い。
【0031】次に図1(d)に示すように、第2の透明
基板4を100〜1000rpmの低速で回転させる。
次いで図1(e)に示すように、第2の透明基板4を1
000〜10000rpmの高速で回転させることで、
第2の透明基板4を第1の透明基板1と平行に、かつ所
定の接着剤厚さになるように設ける。ここで低速で回転
させた後、高速で回転させるのは、接着剤3内への気泡
や異物の残留を防ぐためである。
基板4を100〜1000rpmの低速で回転させる。
次いで図1(e)に示すように、第2の透明基板4を1
000〜10000rpmの高速で回転させることで、
第2の透明基板4を第1の透明基板1と平行に、かつ所
定の接着剤厚さになるように設ける。ここで低速で回転
させた後、高速で回転させるのは、接着剤3内への気泡
や異物の残留を防ぐためである。
【0032】第2の透明基板4を回転させることによ
り、接着剤3は遠心力により第1の透明基板1上の全面
に均一に広げられる。また、第2の透明基板4は、接着
前では数十μmの反りやうねりを有している場合が多い
が、この反りやうねりも遠心力により矯正される。その
結果、接着剤3の厚さを薄くすることができ、またその
厚みが均一になり、両透明基板の間の平行精度が1μm
以下の均一性が得られる。
り、接着剤3は遠心力により第1の透明基板1上の全面
に均一に広げられる。また、第2の透明基板4は、接着
前では数十μmの反りやうねりを有している場合が多い
が、この反りやうねりも遠心力により矯正される。その
結果、接着剤3の厚さを薄くすることができ、またその
厚みが均一になり、両透明基板の間の平行精度が1μm
以下の均一性が得られる。
【0033】なお、上記において、第2の透明基板に代
えて、第1の透明基板を回転させてもよい。また、第1
の透明基板と第2の透明基板の双方を、相対的に回転が
生じるように、反対方向に又は同方向に回転させてもよ
い。双方の透明基板をともに回転させることにより、各
透明基板が有している反りやうねりを遠心力によりそれ
ぞれ矯正することができる。
えて、第1の透明基板を回転させてもよい。また、第1
の透明基板と第2の透明基板の双方を、相対的に回転が
生じるように、反対方向に又は同方向に回転させてもよ
い。双方の透明基板をともに回転させることにより、各
透明基板が有している反りやうねりを遠心力によりそれ
ぞれ矯正することができる。
【0034】しかる後、接着剤3を硬化させる。接着剤
3は、透明でかつ光や熱により硬化の進行を制御できる
ものを使用する。ただし、熱によって硬化が進行する接
着剤3は、熱による歪みが発生し、第2の透明基板4が
反る場合があるため、光によって硬化が進行する接着剤
を使用するのが望ましい。
3は、透明でかつ光や熱により硬化の進行を制御できる
ものを使用する。ただし、熱によって硬化が進行する接
着剤3は、熱による歪みが発生し、第2の透明基板4が
反る場合があるため、光によって硬化が進行する接着剤
を使用するのが望ましい。
【0035】そして図1(f)に示すように、第2の透
明基板4上に例えばクロムよりなるブラックマトリクス
6をマイクロレンズ2の焦点位置と重ならないように配
置し、画素lをIn2O3・SnO2(以下ITOと称す
る)等で形成する。かくして、マイクロレンズアレイ基
板5を得る。なお、ブラックマトリクス6は、図1
(f)のように第2の透明基板4に設ける代わりに第1
の透明基板に設けてもよい。
明基板4上に例えばクロムよりなるブラックマトリクス
6をマイクロレンズ2の焦点位置と重ならないように配
置し、画素lをIn2O3・SnO2(以下ITOと称す
る)等で形成する。かくして、マイクロレンズアレイ基
板5を得る。なお、ブラックマトリクス6は、図1
(f)のように第2の透明基板4に設ける代わりに第1
の透明基板に設けてもよい。
【0036】次に、ブラックマトリクス6を有するマイ
クロレンズアレイ基板5を用いて、液晶パネルを作成す
る方法について図2を用いて説明する。
クロレンズアレイ基板5を用いて、液晶パネルを作成す
る方法について図2を用いて説明する。
【0037】まず、図2に示すように、複数の画素を有
する薄膜トランジスタ基板7とマイクロレンズアレイ基
板5とを、マイクロレンズ2と薄膜トランジスタ基板7
に備えられた各画素とが対応するように相対向させ、薄
膜トランジスタ基板7またはマイクロレンズアレイ基板
5の周囲部に備えられた、例えばエポキシ樹脂よりなる
シール接着剤8により、両基板間に一定の距離を設けて
接着し、両基板間に液晶9を封入することにより液晶パ
ネル10を完成させる。なお、第1の透明基板1上にブ
ラックマトリクス6を形成したマイクロレンズアレイ基
板の場合は、ブラックマトリクス6側が薄膜トランジス
タ基板7と対向するように接着する。
する薄膜トランジスタ基板7とマイクロレンズアレイ基
板5とを、マイクロレンズ2と薄膜トランジスタ基板7
に備えられた各画素とが対応するように相対向させ、薄
膜トランジスタ基板7またはマイクロレンズアレイ基板
5の周囲部に備えられた、例えばエポキシ樹脂よりなる
シール接着剤8により、両基板間に一定の距離を設けて
接着し、両基板間に液晶9を封入することにより液晶パ
ネル10を完成させる。なお、第1の透明基板1上にブ
ラックマトリクス6を形成したマイクロレンズアレイ基
板の場合は、ブラックマトリクス6側が薄膜トランジス
タ基板7と対向するように接着する。
【0038】本発明の液晶表示パネルは、図2に示すよ
うに、マイクロレンズ2の先端部と第2の透明基板4の
第2の表面との間隔D(μm)が0<D≦1である。好
ましくは0<D≦0.5である。これにより、接着剤層
が薄くなって、接着剤層の厚みむらを相対的に小さくで
き、マイクロレンズの焦点位置にブラックマトリックス
を設けることが容易になる。従って、マイクロレンズの
集光効果が最大に発現して、開口率の高い液晶パネルを
提供することができる。また、接着剤層の厚みが薄くな
ると、接着剤層の厚みむらも相対的に小さくできるた
め、第1の透明基板と第2の透明基板との平行精度が向
上し、また、透明基板の表面うねりも小さくなるため、
表示むらの少ない液晶パネルを提供することができる。
うに、マイクロレンズ2の先端部と第2の透明基板4の
第2の表面との間隔D(μm)が0<D≦1である。好
ましくは0<D≦0.5である。これにより、接着剤層
が薄くなって、接着剤層の厚みむらを相対的に小さくで
き、マイクロレンズの焦点位置にブラックマトリックス
を設けることが容易になる。従って、マイクロレンズの
集光効果が最大に発現して、開口率の高い液晶パネルを
提供することができる。また、接着剤層の厚みが薄くな
ると、接着剤層の厚みむらも相対的に小さくできるた
め、第1の透明基板と第2の透明基板との平行精度が向
上し、また、透明基板の表面うねりも小さくなるため、
表示むらの少ない液晶パネルを提供することができる。
【0039】本発明の液晶表示パネルは、第1の透明基
板と第2の透明基板との間の平行精度が1μm以下であ
る。ここで、第1の透明基板と第2の透明基板との間の
平行精度とは、図2において、第1の透明基板1と第2
の透明基板4との間隔Tの最大値と最小値の差を意味す
る。平行精度を1μm以下とすることにより、マイクロ
レンズとブラックマトリックスとの距離が一定になるた
め、各画素でのマイクロレンズによる集光量が均一とな
る。また、マイクロレンズアレイ基板5の表面うねりが
小さくなって液晶の厚みも均一化できる。これらによ
り、表示むらの少ない液晶パネルを提供することができ
る。
板と第2の透明基板との間の平行精度が1μm以下であ
る。ここで、第1の透明基板と第2の透明基板との間の
平行精度とは、図2において、第1の透明基板1と第2
の透明基板4との間隔Tの最大値と最小値の差を意味す
る。平行精度を1μm以下とすることにより、マイクロ
レンズとブラックマトリックスとの距離が一定になるた
め、各画素でのマイクロレンズによる集光量が均一とな
る。また、マイクロレンズアレイ基板5の表面うねりが
小さくなって液晶の厚みも均一化できる。これらによ
り、表示むらの少ない液晶パネルを提供することができ
る。
【0040】
【実施例】次に、実施例により本発明をより具体的に説
明する。
明する。
【0041】(実施例1)図1に示した製造方法によ
り、マイクロレンズアレイ基板を製造した。ここで、接
着剤として紫外線硬化型アクリル樹脂を用いた。また、
第2の透明基板を200rpmの低速で回転させた後、
2000rpmの高速で回転させた。その後、接着剤を
紫外光を用いて硬化させた。次いで、第2の透明基板上
にクロムよりなるブラックマトリクスを配置し、画素l
をITOで形成した。かくしてよりマイクロレンズアレ
イ基板を完成させた。
り、マイクロレンズアレイ基板を製造した。ここで、接
着剤として紫外線硬化型アクリル樹脂を用いた。また、
第2の透明基板を200rpmの低速で回転させた後、
2000rpmの高速で回転させた。その後、接着剤を
紫外光を用いて硬化させた。次いで、第2の透明基板上
にクロムよりなるブラックマトリクスを配置し、画素l
をITOで形成した。かくしてよりマイクロレンズアレ
イ基板を完成させた。
【0042】その結果、マイクロレンズと第2の透明基
板の第2の表面との間隔Dが0.5μm、第1の透明基
板と第2の透明基板との間の平行精度が0.5μmのマ
イクロレンズアレイ基板を得た。ブラックマトリクス表
面のうねりもほとんど認められなかった。
板の第2の表面との間隔Dが0.5μm、第1の透明基
板と第2の透明基板との間の平行精度が0.5μmのマ
イクロレンズアレイ基板を得た。ブラックマトリクス表
面のうねりもほとんど認められなかった。
【0043】その後、図2に示すように、薄膜トランジ
スタ基板とマイクロレンズアレイ基板とを、マイクロレ
ンズと薄膜トランジスタ基板に備えられた各画素とが対
応するように相対向させ、エポキシ樹脂よりなるシール
接着剤により、両基板間に一定の距離を設けて接着し、
両基板間に液晶を封入することにより液晶パネルを完成
させた。
スタ基板とマイクロレンズアレイ基板とを、マイクロレ
ンズと薄膜トランジスタ基板に備えられた各画素とが対
応するように相対向させ、エポキシ樹脂よりなるシール
接着剤により、両基板間に一定の距離を設けて接着し、
両基板間に液晶を封入することにより液晶パネルを完成
させた。
【0044】得られた液晶パネルは、表示面全面にわた
って開口率が高く、表示むらのない液晶パネルであっ
た。
って開口率が高く、表示むらのない液晶パネルであっ
た。
【0045】(実施例2)実施例1と同様にして液晶パ
ネルを製造した。但し、接着剤として熱硬化樹脂である
エポキシ樹脂を用いた。また、第2の透明基板を室温の
まま800rpmの低速で回転させた後、8000rp
mの高速で回転させた。実施例1の場合と比べて回転数
が大きいのは、エポキシ樹脂の粘度が紫外線硬化型アク
リル樹脂の粘度よりも大きいからである。その後、第2
の透明基板を180℃に加熱して接着剤を硬化させるこ
とによりマイクロレンズアレイ基板を完成させた。
ネルを製造した。但し、接着剤として熱硬化樹脂である
エポキシ樹脂を用いた。また、第2の透明基板を室温の
まま800rpmの低速で回転させた後、8000rp
mの高速で回転させた。実施例1の場合と比べて回転数
が大きいのは、エポキシ樹脂の粘度が紫外線硬化型アク
リル樹脂の粘度よりも大きいからである。その後、第2
の透明基板を180℃に加熱して接着剤を硬化させるこ
とによりマイクロレンズアレイ基板を完成させた。
【0046】その結果、マイクロレンズと第2の透明基
板の第2の表面との間隔Dが1.0μm、第1の透明基
板と第2の透明基板との間の平行精度が1.0μmのマ
イクロレンズアレイ基板を得た。ブラックマトリクス表
面のうねりもほとんど認められなかった。
板の第2の表面との間隔Dが1.0μm、第1の透明基
板と第2の透明基板との間の平行精度が1.0μmのマ
イクロレンズアレイ基板を得た。ブラックマトリクス表
面のうねりもほとんど認められなかった。
【0047】その後、実施例1と同様にして液晶パネル
を得た。得られた液晶パネルは、表示面全面にわたって
開口率が高く、表示むらのない液晶パネルであった。
を得た。得られた液晶パネルは、表示面全面にわたって
開口率が高く、表示むらのない液晶パネルであった。
【0048】なお、上記の実施例では、複数の画素を有
する基板として薄膜トランジスタ基板を用いた例につい
て説明したが、マトリクス状に配線を設けたSTN型液
晶パネルや、MIM型液晶パネルでも同様の効果が得ら
れる。
する基板として薄膜トランジスタ基板を用いた例につい
て説明したが、マトリクス状に配線を設けたSTN型液
晶パネルや、MIM型液晶パネルでも同様の効果が得ら
れる。
【0049】また、上記の説明では、レンズ基板として
図2に示したようなブラックマトリックス6が設けられ
たマイクロレンズアレイ基板5を例にとって説明した
が、ブラックマトリックス6は本発明において必ずしも
必須ではない。ブラックマトリックスを設けない場合で
あっても、マイクロレンズを用いて薄膜トランジスタ基
板の各画素に光を集めることにより、各画素の開口率は
向上する。マイクロレンズによる各画素への集光量を最
大かつ均一にすることができる本発明は、このような液
晶パネルに対しても同様に適用でき、同様の効果を奏す
る。
図2に示したようなブラックマトリックス6が設けられ
たマイクロレンズアレイ基板5を例にとって説明した
が、ブラックマトリックス6は本発明において必ずしも
必須ではない。ブラックマトリックスを設けない場合で
あっても、マイクロレンズを用いて薄膜トランジスタ基
板の各画素に光を集めることにより、各画素の開口率は
向上する。マイクロレンズによる各画素への集光量を最
大かつ均一にすることができる本発明は、このような液
晶パネルに対しても同様に適用でき、同様の効果を奏す
る。
【0050】さらに、透明基板の回転速度は上記の実施
例のものに限定されず、使用する接着剤3の粘性に応じ
て適宜変更すればよい。即ち、好ましくは、最初100
rpm以上1000rpm以下のいずれかの角速度で低
速回転させた後、1000rpm以上10000rpm
以下のいずれかの角速度で高速回転させればよい。
例のものに限定されず、使用する接着剤3の粘性に応じ
て適宜変更すればよい。即ち、好ましくは、最初100
rpm以上1000rpm以下のいずれかの角速度で低
速回転させた後、1000rpm以上10000rpm
以下のいずれかの角速度で高速回転させればよい。
【0051】また、回転させる透明基板は常に同一の側
である必要はなく、低速回転させる透明基板と高速回転
させる透明基板とを変更してもよい。例えば、第1の透
明基板を低速回転させた後、第2の透明基板を高速回転
させてもよく、逆に第2の透明基板を低速回転させた
後、第1の透明基板を高速回転させてもよい。
である必要はなく、低速回転させる透明基板と高速回転
させる透明基板とを変更してもよい。例えば、第1の透
明基板を低速回転させた後、第2の透明基板を高速回転
させてもよく、逆に第2の透明基板を低速回転させた
後、第1の透明基板を高速回転させてもよい。
【0052】以上に説明した実施の形態はあくまでも本
発明の技術的内容を明らかにする意図のものであって、
本発明はこのような具体例にのみ限定して解釈されるも
のではなく、その発明の精神と請求の範囲に記載する範
囲内でいろいろと変更して実施することができ、本発明
を広義に解釈すべきである。
発明の技術的内容を明らかにする意図のものであって、
本発明はこのような具体例にのみ限定して解釈されるも
のではなく、その発明の精神と請求の範囲に記載する範
囲内でいろいろと変更して実施することができ、本発明
を広義に解釈すべきである。
【0053】
【発明の効果】本発明の液晶パネルは、請求項1に記載
の構成とすることにより、マイクロレンズの集光効果が
最大に発現して、開口率の高い液晶パネルを得ることが
できる。同時に、表示むらの少ない液晶パネルを提供す
ることができる。
の構成とすることにより、マイクロレンズの集光効果が
最大に発現して、開口率の高い液晶パネルを得ることが
できる。同時に、表示むらの少ない液晶パネルを提供す
ることができる。
【0054】また、本発明の液晶パネルは、請求項4に
記載の構成とすることにより、表示むらの少ない液晶パ
ネルを提供することができる。
記載の構成とすることにより、表示むらの少ない液晶パ
ネルを提供することができる。
【0055】本発明の液晶パネルの製造法は、請求項5
又は6に記載の構成とすることにより、特別の高精度か
つクリーン度の高い接着設備を用いずとも、異物の混入
の少ない液晶パネルを製造することができる。また、接
着剤層の厚さが均一で、透明基板の表面うねりのない液
晶パネルを製造することができる。この結果、得られる
液晶パネルは、開口率が高く、表示むらの少ない液晶パ
ネルとなる。
又は6に記載の構成とすることにより、特別の高精度か
つクリーン度の高い接着設備を用いずとも、異物の混入
の少ない液晶パネルを製造することができる。また、接
着剤層の厚さが均一で、透明基板の表面うねりのない液
晶パネルを製造することができる。この結果、得られる
液晶パネルは、開口率が高く、表示むらの少ない液晶パ
ネルとなる。
【図1】本発明の一実施の形態における液晶パネルの製
造方法を示す工程図
造方法を示す工程図
【図2】本発明の一実施の形態における液晶パネルの部
分拡大断面図
分拡大断面図
【図3】マイクロレンズによる集光効果を説明するため
の図
の図
1 第1の透明基板 1a 第1の表面 2 マイクロレンズ 3 接着剤 4 第2の透明基板 4a 第2の表面 5 マイクロレンズアレイ基板(レンズ基板) 6 ブラックマトリックス 7 薄膜トランジスタ基板(複数の画素を有する基板) 9 液晶 10 液晶パネル
Claims (8)
- 【請求項1】 レンズ基板と、前記レンズ基板に対向し
て配置された複数の画素を有する基板と、前記レンズ基
板と前記複数の画素を有する基板との間に封入された液
晶層とを有し、前記レンズ基板はマイクロレンズを備え
た第1の表面を有する第1の透明基板と、前記第1の表
面に対向する第2の表面を有する第2の透明基板と、前
記第1の透明基板と前記第2の透明基板とを接着する接
着層とを有し、前記マイクロレンズと前記第2の表面と
の間隔をD(μm)としたとき、 0<D≦1 なる関係を有することを特徴とする液晶パネル。 - 【請求項2】 前記マイクロレンズと前記第2の表面と
の間隔D(μm)が、 0<D≦0.5 なる関係を有する請求項1に記載の液晶パネル。 - 【請求項3】 前記第1の透明基板と前記第2の透明基
板との間の平行精度が1μm以下である請求項1に記載
の液晶パネル。 - 【請求項4】 レンズ基板と、前記レンズ基板に対向し
て配置された複数の画素を有する基板と、前記レンズ基
板と前記複数の画素を有する基板との間に封入された液
晶層とを有し、前記レンズ基板はマイクロレンズを備え
た第1の表面を有する第1の透明基板と、前記第1の表
面に対向する第2の表面を有する第2の透明基板と、前
記第1の透明基板と前記第2の透明基板とを接着する接
着層とを有し、前記第1の透明基板と前記第2の透明基
板との間の平行精度が1μm以下であることを特徴とす
る液晶パネル。 - 【請求項5】 マイクロレンズを備えた第1の表面を有
する第1の透明基板と、第2の表面を有する第2の透明
基板との間に接着剤を供給し、前記第1の表面と前記第
2の表面とが対向するように配置する工程と、前記第1
の透明基板または前記第2の透明基板を回転させて前記
接着剤を平坦化する工程と、前記接着剤を硬化させるこ
とにより前記第1の透明基板と前記第2の透明基板とを
接着する工程と、前記第2の透明基板と複数の画素を有
する基板とを相対向させ、前記第2の透明基板と前記複
数の画素を有する基板との間に液晶を封入する工程とを
有することを特徴とする液晶パネルの製造方法。 - 【請求項6】 マイクロレンズを備えた第1の表面を有
する第1の透明基板と、第2の表面を有する第2の透明
基板との間に接着剤を供給し、前記第1の表面と前記第
2の表面とが対向するように配置する工程と、前記第1
の透明基板または前記第2の透明基板を回転させて前記
接着剤を平坦化する工程と、前記接着剤を硬化させるこ
とにより前記第1の透明基板と前記第2の透明基板とを
接着する工程と、前記第1の透明基板と複数の画素を有
する基板とを相対向させ、前記第1の透明基板と前記複
数の画素を有する基板との間に液晶を封入する工程とを
有することを特徴とする液晶パネルの製造方法。 - 【請求項7】 マイクロレンズを備えた第1の表面を有
する第1の透明基板と、第2の表面を有する第2の透明
基板との間に接着剤を供給し、前記第1の表面と前記第
2の表面とが対向するように配置する工程が、少なくと
も前記マイクロレンズ上に接着剤を滴下する工程と、第
2の透明基板を、前記第2の表面が前記第1の表面と対
向するように前記接着剤上に載置する工程とを含む請求
項5または6に記載の液晶パネルの製造方法。 - 【請求項8】 前記第1の透明基板または前記第2の透
明基板を回転させて前記接着剤を平坦化する工程におい
て、前記第1の透明基板または前記第2の透明基板を1
00rpm以上1000rpm以下の角速度で回転させ
た後、前記第1の透明基板または前記第2の透明基板を
1000rpm以上10000rpm以下の角速度で回
転させる請求項5または6に記載の液晶パネルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10070675A JPH10325950A (ja) | 1997-03-26 | 1998-03-19 | 液晶パネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-73113 | 1997-03-26 | ||
| JP7311397 | 1997-03-26 | ||
| JP10070675A JPH10325950A (ja) | 1997-03-26 | 1998-03-19 | 液晶パネル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325950A true JPH10325950A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=26411813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10070675A Pending JPH10325950A (ja) | 1997-03-26 | 1998-03-19 | 液晶パネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325950A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100436818B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2004-06-23 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기 광학 장치 및 전자 기기 |
| KR100847702B1 (ko) * | 2001-04-16 | 2008-07-23 | 샤프 가부시키가이샤 | 점접착시트, 적층시트 및 액정표시장치 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP10070675A patent/JPH10325950A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100436818B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2004-06-23 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기 광학 장치 및 전자 기기 |
| KR100847702B1 (ko) * | 2001-04-16 | 2008-07-23 | 샤프 가부시키가이샤 | 점접착시트, 적층시트 및 액정표시장치 |
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