JPH1032652A - マルチメディア通信システム - Google Patents

マルチメディア通信システム

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JPH1032652A
JPH1032652A JP20102596A JP20102596A JPH1032652A JP H1032652 A JPH1032652 A JP H1032652A JP 20102596 A JP20102596 A JP 20102596A JP 20102596 A JP20102596 A JP 20102596A JP H1032652 A JPH1032652 A JP H1032652A
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JP
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packet
terminal
data
slave
slave terminal
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Application number
JP20102596A
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English (en)
Inventor
Koji Oka
浩二 岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線利用率が良好で、使い勝手のよいマルチ
メディア通信システムを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 端末機能を備えた複数のスレーブ端末
と、伝送機能を備えたマスター端末により1つのマルチ
メディア通信システムを構成するので、複数回線および
複数端末を効率よく使用することができ、システムの運
用性が向上するという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網を介して相
手端末との間で多重化されたマルチメディア通信を行う
マスター端末装置と、マルチメディア端末機能を備え、
上記マスター装置と無線によりマルチメディアデータを
やりとりする複数のスレーブ端末装置からなるマルチメ
ディア通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、公衆網を介して相手端末との間
で多重化されたマルチメディア通信を行う装置として
は、テレビ会議通信端末装置が知られており、近年で
は、ISDNを利用したアプリケーションとして、徐々
に普及されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このテ
レビ会議通信端末装置は、1対1の通信を基本としてお
り、同一ISDN番号は、1つの端末装置によって占有
され、回線利用率が悪いという事態を生じる。
【0004】また、通常、テレビ会議通信端末装置に
は、必要な全ての機能を備える必要があるため、装置コ
ストが大きく、普及の妨げともなっている。また、一旦
装置を設置すると、その設置場所から移動することが困
難であり、使い勝手が悪いという事態も生じていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、回線利用率が良好で、使い勝手のよいマルチ
メディア通信システムを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆網に接続
し、公衆網を介して相手端末との間で多重化されたマル
チメディア通信を行うマスター端末装置と、マルチメデ
ィア端末機能を備え、上記マスター装置と無線によりマ
ルチメディアデータをやりとりする複数のスレーブ端末
装置からなり、上記マスター端末装置は、上記複数のス
レーブ端末装置のそれぞれに割り当てられた識別情報に
基づいて、公衆網を介して接続する相手端末との間でデ
ータのやりとりを行う上記複数のスレーブ端末装置を識
別し、そのスレーブ端末装置と上記相手端末との間の1
対1のマルチメディア通信を行う一方、上記マスター端
末装置は、上記マルチメディア通信、および、上記スレ
ーブ端末装置とのマルチメディアデータのやりとりを複
数並列して実行するようにしたものである。また、前記
マスター端末装置と前記スレーブ端末装置との間のマル
チメディアデータのやりとりは、おのおののメディアデ
ータ毎に種類分けしたパケットデータを用いたパケット
通信機能により行うようにしたものである。また、 前
記メディアデータ毎に種類分けしたパケットデータに
は、そのメディアデータ毎に優先順位を設定している。
【0007】また、前記マスター端末装置は、マルチメ
ディア通信中の前記スレーブ端末装置より転送先スレー
ブ端末装置が指定された状態で転送要求されると、その
ときにそのスレーブ端末装置がマルチメディア通信して
いる相手端末と、上記指定された転送先スレーブ端末装
置との間のマルチメディア通信に切り換えるようにした
ものである。
【0008】また、公衆網に接続し、公衆網を介して相
手端末との間で多重化されたマルチメディア通信を行う
マスター端末装置と、マルチメディア端末機能を備え、
上記マスター装置と無線によりマルチメディアデータを
やりとりする複数のスレーブ端末装置からなり、上記マ
スター端末装置は、上記複数のスレーブ端末装置のそれ
ぞれに割り当てられた識別情報に基づいて、公衆網を介
して接続する相手端末との間でデータのやりとりを行う
上記複数のスレーブ端末装置を識別し、そのスレーブ端
末装置と上記相手端末との間の1対多のマルチメディア
通信を行うようにしたものである。
【0009】また、公衆網に接続し、公衆網を介して相
手端末との間で多重化されたマルチメディア通信を行う
マスター端末装置と、マルチメディア端末機能を備え、
上記マスター装置と無線によりマルチメディアデータを
やりとりする複数のスレーブ端末装置からなり、上記マ
スター端末装置は、上記複数のスレーブ端末装置のそれ
ぞれに割り当てられた識別情報に基づいて、公衆網を介
して接続する相手端末との間でデータのやりとりを行う
上記複数のスレーブ端末装置を識別し、そのスレーブ端
末装置と上記相手端末との間の多対多のマルチメディア
通信を行うようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかるマルチ
メディア通信システムの一例を示している。
【0012】同図において、このマルチメディア通信シ
ステムは、マルチメディア通信のための端末機能を備え
た複数(この場合は、3台)のスレーブ端末TS1,T
S2,TS3、および、マルチメディア通信のための伝
送機能を備えた1つのマスター端末TMからなり、スレ
ーブ端末TS1,TS2,TS3とマスター端末TMと
の間のデータのやりとりは、無線伝送により行われる。
また、マスター端末TMには、複数の回線(この場合に
は、ISDN回線)が収容されている。
【0013】おのおののスレーブ端末TS1,TS2,
TS3は、端末機能として、音声情報の入出力機能、動
画情報の入出力機能、および、汎用データ(制御データ
を含む)の入出力機能を備えており、また、伝送機能と
して、マスター端末TMとの間で行うパケット通信機能
を備えている。
【0014】また、マスター端末TMは、複数のISD
N回線に対する呼制御機能、複数のスレーブ端末TS
1,TS2,TS3との間で行うパケット通信機能、お
のおののスレーブ端末TS1,TS2,TS3と使用す
るISDN回線との接続機能、および、ITU−T勧告
H.221に準拠した多重化伝送機能を備えている。
【0015】ここで、スレーブ端末TS1,TS2,T
S3とマスター端末TMとの間の無線データ伝送(パケ
ット通信)によるデータのやりとりは、いわゆる無線L
AN(ローカルエリアネットワーク)によるデータ伝送
機能により実現することができる。
【0016】そして、スレーブ端末TS1,TS2,T
S3とマスター端末TMを組み合わせることで、このマ
ルチメディア通信システムは、ITU−T勧告H.32
0に規定されているテレビ会議通信端末装置として機能
する。したがって、このマルチメディア通信システム
は、テレビ会議通信端末装置との間でデータ通信を行う
ことができる。
【0017】また、このようにして、このマルチメディ
ア通信システムは、全体としてITU−T勧告H.32
0のテレビ会議通信端末装置として機能するために、こ
のITU−T勧告H.320で規定されている装置機能
および伝送機能を備えている。以下の説明では、このI
TU−T勧告H.320およびその関連勧告を前提とし
て説明し、それらの諸勧告についての詳細な説明は省略
する。
【0018】次に、マスター端末TMとスレーブ端末T
S(TS1,TS2,TS3)の間の無線データ伝送
(パケット通信)において適用されるパケットデータに
ついて説明する。
【0019】このパケットデータは、呼制御などを行う
ために適用される制御パケットと、音声データなどの種
々のデータをやりとりするために適用されるデータパケ
ットの2種類に分類される。
【0020】また、制御パケットには、スレーブ端末T
Sがマスター端末TMに対して通信相手端末へ発呼要求
するための発呼パケット、マスター端末TMがスレーブ
端末TSに対してマルチメディア通信時に使用する能力
値(後述)を通知するための能力パケット、マスター端
末TMがスレーブ端末TSに対して着信通知するための
着信パケット、スレーブ端末TSがマスター端末TMに
対して要求された通信を受け付けることを通知するため
の応答パケット、スレーブ端末TSがマスター端末TM
に対して切断要求するための切断パケット、スレーブ端
末TSがマスター端末TMに対して現在実行中の通信を
他のスレーブ端末TSに移動することを要求するための
転送パケット、マスター端末TMがスレーブ端末TSに
対して他のスレーブ端末TSから転送要求があったこと
を通知するための転送通知パケット、および、スレーブ
端末TSがマスター端末TSに対して通知された転送要
求を受け付けることをらわす転送応答パケットなどがあ
る。
【0021】また、データパケットには、音声データを
送信するための音声パケット、および、動画データを送
信するための映像パケットなどがある。なお、相手端末
より受信したデータについては、これらのデータパケッ
トを用いてマスター端末TMからスレーブ端末TSに対
して送信され、また、自端末側から相手端末へと送信す
るデータについては、これらのデータパケットを用いて
スレーブ端末TSからマスター端末TMに対して送信さ
れる。すなわち、データパケットは、双方向にやりとり
される。
【0022】発呼パケットの一例を図2に示す。
【0023】この発呼パケットは、この(発呼)パケッ
トの優先種別(後述)、送信元のスレーブ端末TSに割
り当てられている装置番号、発呼パケットのパケット種
別(この場合は、「制御パケット」)、このパケットが
発呼パケットであることをあらわすコマンド種別(「発
呼」)、発呼要求する電話番号の数(=N(通常は
「2」))、発呼要求する電話番号のリストである電話
番号第1回線目〜電話番号第N回線目、発呼要求したデ
ータ伝送に使用する自端末の端末能力数、使用するそれ
ぞれの能力値のリストからなる。ここで、能力値として
は、ITU−T勧告H.221におけるBAS能力値を
用いることができる。
【0024】能力パケットの一例を図3に示す。
【0025】この能力パケットは、この(能力)パケッ
トの優先種別、受信先のスレーブ端末TSに割り当てら
れている装置番号、能力パケットのパケット種別(この
場合は、「制御パケット」)、このパケットが能力パケ
ットであることをあらわすコマンド種別(「能力」)、
共通能力として通知された能力値(BAS能力値)の数
をあらわす端末共通能力数、その通知された能力値のリ
スト、モード切り替え時に受信したBASコマンドの数
をあらわすBASコマンド数、および、その受信したモ
ード切替値のリストからなる。
【0026】着信パケットの一例を図4に示す。
【0027】この着信パケットは、この(着信)パケッ
トの優先種別、送信元のスレーブ端末TSに割り当てら
れている装置番号、着信パケットのパケット種別(この
場合は、「制御パケット」)、このパケットが着信パケ
ットであることをあらわすコマンド種別(「着信」)、
および、相手先電話番号からなる。
【0028】応答パケットの一例を図5に示す。
【0029】この応答パケットは、この(応答)パケッ
トの優先種別、送信元のスレーブ端末TSに割り当てら
れている装置番号、応答パケットのパケット種別(この
場合は、「制御パケット」)、このパケットが応答パケ
ットであることをあらわすコマンド種別(「応答」)、
相手先電話番号、共通能力として相手端末に通知する能
力値(BAS能力値)の数をあらわす端末能力数、およ
び、その能力値のリストからなる。
【0030】切断パケットの一例を図6に示す。
【0031】この切断パケットは、この(切断)パケッ
トの優先種別、送信元のスレーブ端末TSに割り当てら
れている装置番号、切断パケットのパケット種別(この
場合は、「制御パケット」)、このパケットが切断パケ
ットであることをあらわすコマンド種別(「切断」)、
切断する電話番号の数(=N(通常は「2」))、切断
する電話番号のリストである電話番号第1回線目〜電話
番号第N回線目からなる。
【0032】転送パケットの一例を図7に示す。
【0033】この転送パケットは、この(転送)パケッ
トの優先種別、送信元のスレーブ端末TSに割り当てら
れている装置番号、転送パケットのパケット種別(この
場合は、「制御パケット」)、このパケットが転送パケ
ットであることをあらわすコマンド種別(「転送」)、
および、転送先のスレーブ端末TSに割り当てられてい
る装置番号をあらわす転送先装置番号からなる。
【0034】転送通知パケットの一例を図8に示す。
【0035】この転送通知パケットは、この(転送通
知)パケットの優先種別、受信先のスレーブ端末TSに
割り当てられている装置番号、転送通知パケットのパケ
ット種別(この場合は、「制御パケット」)、このパケ
ットが転送通知パケットであることをあらわすコマンド
種別(「転送通知」)、使用中の相手端末の電話番号の
数をあらわす相手先電話番号数(=N(通常は
「2」))、および、相手端末の電話番号のリストであ
る相手先電話番号第1回線目〜相手先電話番号第N回線
目からなる。
【0036】転送応答パケットの一例を図9に示す。
【0037】この転送応答パケットは、この(転送応
答)パケットの優先種別、送信元のスレーブ端末TSに
割り当てられている装置番号、転送応答パケットのパケ
ット種別(この場合は、「制御パケット」)、このパケ
ットが転送応答パケットであることをあらわすコマンド
種別(「転送応答」)、応答する相手端末の電話番号の
数をあらわす相手先電話番号数(=N(通常は
「2」))、相手端末の電話番号のリストである相手先
電話番号第1回線目〜相手先電話番号第N回線目、自端
末で使用可能な能力値(BAS能力値)の数をあらわす
端末能力数、および、その能力値のリストからなる。
【0038】音声パケットの一例を図10に示す。
【0039】この音声パケットは、この(音声)パケッ
トの優先種別、送信元または受信先のスレーブ端末TS
に割り当てられている装置番号、このパケットが音声パ
ケットであることをあらわすパケット種別(「音
声」)、この音声パケットに含まれる符号化データ数、
および、ひとまとまりの音声データを構成する符号化デ
ータからなる。このひとまとまりの音声データを構成す
る符号化データは、例えば、ITU−T勧告G.728
に規定されている音声CODECにおける1フレーム分
の符号化データを用いることができる。
【0040】映像パケットの一例を図11に示す。
【0041】この映像パケットは、この(映像)パケッ
トの優先種別、送信元または受信先のスレーブ端末TS
に割り当てられている装置番号、このパケットが映像パ
ケットであることをあらわすパケット種別(「映
像」)、この映像パケットに含まれる符号化データ数、
および、ひとまとまりの映像データを構成する符号化デ
ータからなる。このひとまとまりの映像データを構成す
る符号化データとしては、例えば、ITU−T勧告H.
261に規定されている動画CODECにおける1GO
B分の符号化データ、あるいは、所定同期周期において
得られる符号化データを用いることができる。
【0042】なお、制御パケットにおいては、そのパケ
ットを識別するための情報要素として「パケット種別」
と「コマンド種別」の2つを用いているのに対し、デー
タパケットにおいては、そのパケットを識別するための
情報要素として「パケット種別」のみを用いているの
は、データパケットは種類が少なくかつ実時間性が要求
されるため、パケット種別を判別するために要する時間
をなるべく短くする要求があるのに対し、制御パケット
は実時間性が要求されないがその種類が多いためであ
る。
【0043】また、「パケット種別」をパケットの3番
目の情報要素として規定しているので、そのパケットの
内容をより迅速に判別することができ、音声パケットお
よび映像パケットの処理をより早く開始することができ
るので、音声データおよび映像データの処理を円滑に行
うことができる。
【0044】次に、それぞれのパケットに割り当てられ
る優先順位について説明する。
【0045】この優先順位(優先種別)は、おのおのの
パケットが運ぶデータの性質に基づいて設定される。例
えば、音声データは実時間性が強く、かつ、データが欠
損すると音声品質が著しく悪化するため、最高位の優先
種別が設定され、映像データは、音声データに次ぐ優先
種別が設定されている。
【0046】これに対し、制御パケットについては、そ
の制御パケットのデータを処理する際に実時間性が要求
されないので、より下位の優先種別が設定される。
【0047】そして、スレーブ端末TSとマスター端末
TMの間では、優先種別の最も高いパケットから順次デ
ータ伝送される。すなわち、この場合には、音声パケッ
トがあれば音声パケットが最も優先してデータ伝送さ
れ、次いで、映像パケットが優先してデータ伝送され
る。また、制御パケットは、音声パケットも映像パケッ
トもデータ伝送されていない期間にデータ伝送される。
【0048】このようにして、スレーブ端末TSとマス
ター端末TMとの間のパケット通信(無線データ伝送)
において、パケットに優先種別を付与することで、品質
の良好なマルチメディア通信を実現することができる。
【0049】なお、上述した各パケットは、実際には使
用される無線伝送機能(無線LAN)に規定される信号
形式でやりとりされる。このような無線伝送機能として
は、例えば、IEEE802.11WGにより標準化作
業が進められている無線LANなどがある。
【0050】図12は、マスター端末TMの構成の一例
を示している。
【0051】同図において、回線インタフェース制御部
LCは、n本のISDN回線(Iインタフェース)を収
容し、おのおのの回線毎にISDNのレイヤ1の信号処
理機能およびDチャネルの信号と2つのBチャネルの信
号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネルの
信号は呼制御処理部PCとやりとりし、また、おのおの
の回線の2つのBチャネルの信号は多重化/分離制御部
PP1〜PPnとやりとりしている。
【0052】呼制御処理部PCは、n本の回線につい
て、Dチャネルのレイヤ2の信号処理機能、および、1
つまたは2つのBチャネルを呼接続/解放するための呼
制御処理機能を備えたものである。
【0053】多重化/分離制御部PP1〜PPnは、B
チャネルを用いてやりとりする音声、動画、および、汎
用データなどの複数のメディアのデータを多重化し、I
TU−T勧告H.221に規定されているフレームデー
タを形成して回線側に送出するとともに、受信したフレ
ームデータに多重化されている複数のメディアのデータ
を分離するものである。また、端末側のデータについ
て、この多重化/分離制御部PP1〜PPnは、音声デ
ータについては、スイッチング制御部XCを介して音声
パケット処理部APmのいずれかの回線側入出力ポート
との間でやりとりし、動画データについては、スイッチ
ング制御部XCを介して映像パケット処理部VPmのい
ずれかの回線側入出力ポートとの間でやりとりし、ま
た、汎用データについては、システム制御部SCmとの
間でやりとりしている。
【0054】スイッチング制御部XCは、システム制御
部SCmからの指令により、多重化/分離制御部PP1
〜PPnの音声データおよび映像データをやりとりする
ための、音声パケット処理部APmの回線側入出力ポー
トおよび映像パケット処理部VPmの回線側入出力ポー
トを切り換えるためのものである。
【0055】音声パケット処理部APmは、スレーブ端
末TSとの間で音声パケットをやりとりするためのパケ
ット化処理およびアンパケット化処理を行うものであ
り、回線側入出力ポートのポート番号と、音声パケット
をやりとりする相手のスレーブ端末TSとの関係が、1
対1に規定されている。
【0056】映像パケット処理部VPmは、スレーブ端
末TSとの間で映像パケットをやりとりするためのパケ
ット化処理およびアンパケット化処理を行うものであ
り、回線側入出力ポートのポート番号と、映像パケット
をやりとりする相手のスレーブ端末TSとの関係が、1
対1に規定されている。
【0057】制御パケット処理部CPmは、スレーブ端
末TSとの間で種々の制御パケットをやりとりするため
のパケット化処理およびアンパケット化処理を行うもの
である。
【0058】無線制御部RRmは、アンテナATmを介
して受信した無線信号に基づいて受信したパケット種別
を判別し、それぞれのパケット種別に応じて受信信号を
音声パケット処理部APm、映像パケット処理部VPm
および制御パケット処理部CPmに出力するとともに、
音声パケット処理部APm、映像パケット処理部VPm
および制御パケット処理部CPmより受信した信号を無
線信号に変換し、その無線信号をアンテナATmを介し
てスレーブ端末TSに送出するものである。
【0059】システム制御部SCmは、このマスター端
末TMの動作を制御するものであり、呼制御処理機能お
よびITU−T勧告H.242伝送手順機能等の種々の
処理機能を備えている。
【0060】図13は、スレーブ端末TSの構成の一例
を示している。
【0061】同図において、マイクMMは、音声情報を
入力するためものであり、その出力信号は、音声処理部
AAのアナログ信号入力端に加えられている。音声処理
部AAは、音声CODEC機能およびエコーキャンセラ
機能を備えたものであり、マイクMMより入力した音声
信号を符号化して音声パケット処理部APsに出力する
とともに、音声パケット処理部APsより入力した受信
音声データを元の音声信号に復号化し、その復号化した
受信音声信号をスピーカSPに出力する。また、音声処
理部AAは、スピーカSPから出力される受信音声がマ
イクMMより入力されることにより、マイクMMから入
力した音声信号に含まれるエコー成分を除去する。
【0062】ビデオカメラ装置VCは、このスレーブ端
末TSのユーザ側の映像を撮影するためのものであり、
このビデオカメラ装置VCから出力される動画信号は、
動画コーデックVVの映像信号入力端に加えられる。
【0063】動画コーデックVVは、ビデオカメラ装置
VCから入力したアナログNTSC形式の動画信号を対
応するデジタルデータの動画データに変換し、その動画
データを所定のCIF形式の動画データに変換し、さら
に、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符号化
圧縮して動画情報を形成して映像パケット処理部VPs
に出力するとともに、映像パケット処理部VPsより入
力した符号化圧縮された状態の受信動画情報を元のCI
F形式の動画データに変換し、その動画データをNTS
C形式の動画データに変換し、その動画データをデジタ
ル/アナログ変換してアナログNTSC形式の受信動画
信号に変換するものであり、その受信動画信号はビデオ
モニタ装置VMに出力され、それにより、ビデオモニタ
装置VMには、受信映像が表示される。
【0064】操作表示部DPは、このスレーブ端末TS
を操作するためのものであり、その入出力信号は、シス
テム制御部SCsの間でやりとりされている。
【0065】音声パケット処理部APsは、音声処理部
AAより入力した送信音声データに基づいて送信音声パ
ケットを形成し、その送信音声パケットを無線制御部R
Rsに出力するとともに、無線制御部RRsより入力し
た受信音声パケットをアンパケットして受信音声データ
を形成し、その受信音声データを音声処理部AAに出力
するものである。
【0066】映像パケット処理部VPsは、動画コーデ
ックVVより入力した送信動画データに基づいて送信映
像パケットを形成し、その送信映像パケットを無線制御
部RRsに出力するとともに、無線制御部RRsより入
力した受信映像パケットをアンパケットして受信動画デ
ータを形成し、その受信動画データを動画コーデックV
Vに出力するものである。
【0067】制御パケット処理部CPsは、システム制
御部SCsより入力した制御信号に基づいて送信制御パ
ケットを形成し、その送信制御パケットを無線制御部R
Rsに出力するとともに、無線制御部RRsより入力し
た受信制御パケットをアンパケットして受信制御データ
を形成し、その受信制御データをシステム制御部SCs
に出力するものである。
【0068】無線制御部RRsは、アンテナATsを介
して受信した無線信号に基づいて受信したパケット種別
を判別し、それぞれのパケット種別に応じて受信信号を
音声パケット処理部APs、映像パケット処理部VPs
および制御パケット処理部CPsに出力するとともに、
音声パケット処理部APs、映像パケット処理部VPs
および制御パケット処理部CPsより入力した信号を無
線信号に変換し、その無線信号をアンテナATsを介し
てマスター端末TMに送出するものである。
【0069】システム制御部SCsは、このスレーブ端
末TSの動作を制御するものである。また、おのおのの
スレーブ端末TSには、着信時にマスター端末TMが指
定されたスレーブ端末TSを識別できるように、使用す
る2つのBチャネルについてそれぞれサブアドレス(内
線番号)が割り当てられる。
【0070】以上の構成で、例えば、スレーブ端末TS
1が相手端末を指定して発呼動作する場合、スレーブ端
末TS1のユーザは、操作表示部DPを操作して、相手
端末の2つの電話番号を指定した状態で、発呼要求操作
を行う。
【0071】これにより、システム制御部SCsは、上
述した発呼パケットの情報要素を形成して、制御パケッ
ト処理部CPsに出力する。この場合、装置番号には、
自端末に割り当てられている装置番号の値をセットし、
発呼要求する電話番号の数には「2」がセットされ、発
呼要求する電話番号のリストとして電話番号第1回線目
および電話番号第2回線目がセットされ、また、使用す
る能力値のリストには、自端末に備えられた能力値がセ
ットされる。
【0072】制御パケット処理部CPsは、この発呼パ
ケットを形成し、その発呼パケットは、無線制御部RR
sを介し、無線信号として、マスター端末TMの無線制
御部RRmにより受信される。
【0073】マスター端末TMでは、無線制御部RRm
が発呼パケットを制御パケット処理部CPmに出力し、
制御パケット処理部CPmは、発呼パケットをアンパケ
ットし、その情報要素(発呼情報)を、そのときの装置
番号に対応した入出力ポート(論理的ポートを含む)を
介してシステム制御部SCmに出力する。
【0074】システム制御部SCmは、入力した発呼情
報に基づいて、指定された宛先への発呼動作を行う。こ
のとき、その発呼情報を入力した入出力ポートのポート
番号により、その発呼動作を要求したスレーブ端末TS
1を認識する。
【0075】これ以降は、システム制御部SCmが第1
チャネルについて呼設定動作を行い、第1チャネルにつ
いて相手端末との間でBチャネルが確立すると、続い
て、第2チャネルについて呼設定動作を行い、第2チャ
ネルについて相手端末との間でBチャネルを確立し、第
1チャネルと第2チャネルでのチャネル間同期を確立
し、2つのBチャネルを用いたテレビ会議通信セッショ
ンを開始する。
【0076】また、システム制御部SCmは、第1チャ
ネルが確立した時点で、第1チャネルを用いたデータ伝
送の能力交換および能力設定を相手端末との間で行うと
ともに、第2チャネルが確立してチャネル間同期が確立
した時点で、第1チャネルと第2チャネルの2つのBチ
ャネルを用いたデータ伝送の能力交換および能力設定を
相手端末との間で行う。
【0077】そして、それぞれの時点で能力設定が完了
すると、そのときに設定された能力値を通知するための
上述した能力パケットを形成して、スレーブ端末TS1
に対して送信する。それにより、スレーブ端末TS1
は、通知された能力値に応じて音声処理部AAおよび動
画コーデックVVの動作モード(コーデック方式等)を
設定する。
【0078】また、データ伝送中においては、多重化/
分離制御部PP1〜PPnのいずれか1つをそのときの
テレビ会議通信セッションに割り当て、その割り当てた
多重化/分離制御部PP1〜PPnの回線側を、回線イ
ンターフェース制御部LCを介し、そのときに確立した
第1チャネルおよび第2チャネルに接続するとともに、
その割り当てた多重化/分離制御部PP1〜PPnの端
末側を、スイッチング制御部XCを介して、音声パケッ
ト処理部APmおよび映像パケット処理部VPmの、そ
のときのスレーブ端末TS1に対応した入出力ポートに
接続する。
【0079】これにより、これ以降は、マスター端末T
Mとスレーブ端末TS1との間で、音声パケットおよび
映像パケットのやりとりがなされ、スレーブ端末TS1
のユーザと、相手端末のユーザとの間でテレビ会議通信
が行われる。
【0080】また、テレビ会議通信が終了すると、スレ
ーブ端末TS1のユーザは、テレビ会議通信セッション
の終了を操作表示部DPより操作入力する。
【0081】これにより、システム制御部SCsは、上
述した切断パケットの情報要素を形成して、制御パケッ
ト処理部CPsに出力する。この場合、装置番号には、
自端末に割り当てられている装置番号の値をセットし、
切断要求する電話番号の数には「2」がセットされ、切
断要求する電話番号のリストとして電話番号第1回線目
および電話番号第2回線目がセットされる。
【0082】制御パケット処理部CPsは、この切断パ
ケットを形成し、その切断パケットは、無線制御部RR
sを介し、無線信号として、マスター端末TMの無線制
御部RRmにより受信される。
【0083】マスター端末TMでは、無線制御部RRm
が切断パケットを制御パケット処理部CPmに出力し、
制御パケット処理部CPmは、切断パケットをアンパケ
ットし、その情報要素(切断情報)を、そのときの装置
番号に対応した入出力ポートを介してシステム制御部S
Cmに出力する。
【0084】システム制御部SCmは、入力した切断情
報に基づき、指定された電話番号との間でBチャネルを
確立している回線について、呼解放動作を行う。これに
より、そのときのスレーブ端末TS1が行っていたテレ
ビ会議通信が終了する。
【0085】また、スレーブ端末TS1のユーザが、途
中でテレビ会議通信を終了して、他のユーザ(例えば、
スレーブ端末TS2のユーザ)に切り換える場合、スレ
ーブ端末TS1のユーザは、その転送先のユーザのスレ
ーブ端末TS2の装置番号を指定した状態で、転送要求
を操作する。
【0086】これにより、システム制御部SCsは、上
述した転送パケットの情報要素を形成して、制御パケッ
ト処理部CPsに出力する。この場合、装置番号には、
自端末に割り当てられている装置番号の値をセットし、
転送先装置番号には、指定された転送先のスレーブ端末
TS2の装置番号の値がセットされる。
【0087】制御パケット処理部CPsは、転送パケッ
トを形成し、その転送パケットは、無線制御部RRsを
介し、無線信号として、マスター端末TMの無線制御部
RRmにより受信される。
【0088】マスター端末TMでは、無線制御部RRm
が転送パケットを制御パケット処理部CPmに出力し、
制御パケット処理部CPmは、転送パケットをアンパケ
ットし、その情報要素を、そのときの装置番号に対応し
た出力ポートを介してシステム制御部SCmに出力す
る。
【0089】これにより、システム制御部SCmは、入
力した転送信号に基づいて、指定されたスレーブ端末T
S2への転送動作を行う。
【0090】まず、システム制御部SCmは、そのとき
に転送要求されたテレビ会議通信セッションを実行して
いる2つのBチャネルを識別し、その2つのBチャネル
の電話番号を通知するための転送通知情報を形成し、そ
の転送通知情報を、転送先のスレーブ端末TS2の入出
力ポートを介して、制御パケット処理部CPmに出力す
る。
【0091】これにより、制御パケット処理部CPm
は、転送通知パケットを形成し、その転送通知パケット
は、無線制御部RRmを介し、無線信号として、スレー
ブ端末TS2の無線制御部RRsにより受信される。
【0092】スレーブ端末TS2では、無線制御部RR
sが転送通知パケットを制御パケット処理部CPsに出
力し、制御パケット処理部CPsは、転送通知パケット
をアンパケットし、その情報要素を転送通知情報として
システム制御部SCsに出力する。
【0093】システム制御部SCsは、転送通知情報を
受信すると、転送通知があった旨をあらわす画面を操作
表示部DPに表示し、ユーザが応答するまで待つ。この
とき、呼出音による呼出動作を伴うことができる。その
表示を見たユーザが転送応答する旨を操作表示部DPよ
り操作入力すると、システム制御部SCsは、上述した
転送応答パケットの情報要素を形成して、制御パケット
処理部CPsに出力する。この場合、装置番号には、自
端末に割り当てられている装置番号の値をセットし、転
送先電話番号数数には「2」がセットされ、相手先電話
番号1回線目および相手先電話番号2回線目にはそれぞ
れ通知された第1チャネルの電話番号と第2チャネルの
電話番号がセットされる。また、使用する能力値のリス
トには、自端末に備えられた能力値がセットされる。
【0094】制御パケット処理部CPsは、この転送応
答パケットを形成し、その転送応答パケットは、無線制
御部RRsを介し、無線信号として、マスター端末TM
の無線制御部RRmにより受信される。
【0095】マスター端末TMでは、無線制御部RRm
が転送応答パケットを制御パケット処理部CPmに出力
し、制御パケット処理部CPmは、転送応答パケットを
アンパケットし、その情報要素(転送応答情報)を、そ
のときの装置番号に対応した入出力ポートを介してシス
テム制御部SCmに出力する。
【0096】システム制御部SCmは、入力した転送応
答情報に基づき、そのときに実行しているテレビ会議通
信セッションで使用している能力値と、共通の能力値が
転送先のスレーブ端末TS2に備えられているかどうか
を調べる。このとき、スレーブ端末TS2の能力値が、
使用中の能力値と一致しない場合には、記憶している相
手端末の能力値と共通の能力値を判定し、その共通能力
値にモード切り換えする。また、スレーブ端末TS2
が、使用中の能力値を備えている場合には、その使用中
の能力値を共通能力値として判定する。
【0097】このようにして、スレーブ端末TS2と相
手端末との共通能力値が設定されると、システム制御部
SCmは、このときに割り当てられている多重化/分離
制御部PP1〜PPnの端末側を、スイッチング制御部
XCを介して、音声パケット処理部APmおよび映像パ
ケット処理部VPmの、転送先のスレーブ端末TS2に
対応した入出力ポートに接続する。スレーブ端末TS2
では、通知された能力値に応じて、音声処理部AAおよ
び動画コーデックVVの動作モードを設定する。
【0098】これにより、これ以降は、マスター端末T
Mとスレーブ端末TS2との間で、音声パケットおよび
映像パケットのやりとりがなされ、それにより、スレー
ブ端末TS2のユーザと、相手端末のユーザとの間でテ
レビ会議通信が行われる。
【0099】また、いずれかの相手端末より発呼され
て、着信検出した場合、マスター端末TMのシステム制
御部SCmは、そのときに指定されたサブアドレスに対
応したスレーブ端末TS、例えば、スレーブ端末TS3
を、着信先のスレーブ端末TSとして認識する。
【0100】そして、システム制御部SCmは、上述し
た着信パケットの情報要素を形成して、着信先のスレー
ブ端末TS3に対応した入出力ポートを介して、制御パ
ケット処理部CPmに出力する。
【0101】これにより、制御パケット処理部CPm
は、この着信パケットを形成し、その着信パケットは、
無線制御部RRmを介し、無線信号として、着信先のス
レーブ端末TS3の無線制御部RRsにより受信され
る。
【0102】スレーブ端末TS3では、無線制御部RR
sが着信パケットを制御パケット処理部CPsに出力
し、制御パケット処理部CPsは、着信パケットをアン
パケットし、その情報要素を着信情報としてシステム制
御部SCsに出力する。
【0103】システム制御部SCsは、転送通知情報を
受信すると、着信通知があった旨をあらわす画面を操作
表示部DPに表示し、ユーザが応答するまで待つ。この
とき、さらに、呼出音を用いた呼出動作を伴うことがで
きる。その表示を見たユーザが着信応答する旨を操作表
示部DPより操作入力すると、システム制御部SCs
は、上述した応答パケットの情報要素を形成して、制御
パケット処理部CPsに出力する。この場合、装置番号
には、自端末に割り当てられている装置番号の値をセッ
トし、相手先電話番号には通知された電話番号がセット
される。また、使用する能力値のリストには、自端末に
備えられた能力値がセットされる。
【0104】制御パケット処理部CPsは、この応答パ
ケットを形成し、その応答パケットは、無線制御部RR
sを介し、無線信号として、マスター端末TMの無線制
御部RRmにより受信される。
【0105】マスター端末TMでは、無線制御部RRm
が応答パケットを制御パケット処理部CPmに出力し、
制御パケット処理部CPmは、応答パケットをアンパケ
ットし、その情報要素(応答情報)を、そのときの装置
番号に対応した入出力ポートを介してシステム制御部S
Cmに出力する。
【0106】これにより、システム制御部SCmは、通
知された電話番号の相手端末に対して、応答メッセージ
を送出し、それ以降は、所定の着信時手順を実行して、
相手端末との間で呼を確立する。
【0107】また、このときには、第1チャネルの呼設
定が行われたので、引き続き、相手端末より付加チャネ
ル(第2チャネル)の発呼がされる。その付加チャネル
について、上述と同様の呼設定動作が行われて、相手端
末との間で第2チャネルが確立すると、第1チャネルと
第2チャネルのチャネル間同期が確立され、2つのBチ
ャネルを用いて、相手端末とスレーブ端末TS3との間
でテレビ会議通信が実行される。
【0108】また、システム制御部SCmは、第1チャ
ネルが確立した時点で、第1チャネルを用いたデータ伝
送の能力交換および能力設定を相手端末との間で行うと
ともに、第2チャネルが確立してチャネル間同期が確立
した時点で、第1チャネルと第2チャネルの2つのBチ
ャネルを用いたデータ伝送の能力交換および能力設定を
相手端末との間で行う。
【0109】そして、それぞれの時点で能力設定が完了
すると、そのときに設定された能力値を通知するための
上述した能力パケットを形成して、スレーブ端末TS3
に対して送信する。それにより、スレーブ端末TS3
は、通知された能力値に応じて音声処理部AAおよび動
画コーデックVVの動作モード(コーデック方式等)を
設定する。
【0110】また、データ伝送中においては、多重化/
分離制御部PP1〜PPnのいずれか1つがそのときの
テレビ会議通信セッションに割り当てられ、その割り当
てられた多重化/分離制御部PP1〜PPnの回線側
は、回線インターフェース制御部LCを介し、そのとき
に確立した第1チャネルおよび第2チャネルに接続され
るとともに、その割り当てた多重化/分離制御部PP1
〜PPnの端末側は、スイッチング制御部XCを介し
て、音声パケット処理部APmおよび映像パケット処理
部VPmにおけるスレーブ端末TS3に対応した入出力
ポートに接続される。
【0111】このようにして、本実施例では、いずれか
のスレーブ端末TSからの発呼操作により、指定された
宛先への発呼動作がなされ、その相手端末との間で2つ
のBチャネルが確立され、その2つのBチャネルを用い
たテレビ会議通信セッションが実行される。
【0112】また、通信中のテレビ会議通信セッション
を他のスレーブ端末TSに転送することができるので、
あるユーザから異なるユーザへテレビ会議通信セッショ
ンを引き渡すことができ、ユーザの所望する通信形態の
テレビ会議通信セッションを実現できて、テレビ会議通
信の利用性が向上する。
【0113】また、同一の呼接続を継続した状態で、他
のスレーブ端末TSにテレビ会議通信セッションを転送
できるので、回線利用率も向上する。
【0114】図14は、制御パケットのやりとりにかか
るマスター端末TMの処理例を示している。
【0115】マスター端末TMは、着信検出するか、あ
るいは、いずれかのスレーブ端末TSより制御パケット
を受信することを監視している(判断101,102の
NOループ)。着信検出して、判断101の結果がYE
Sになると、所定の着信時処理(処理103)を実行し
て、判断101に戻る。
【0116】また、いずれかのスレーブ端末TSより制
御パケットを受信して、判断102の結果がYESにな
ると、その制御パケットが発呼パケットであるか、応答
パケットであるか、転送パケットであるか、転送応答パ
ケットであるかを識別する(判断104,105,10
6,107)。
【0117】受信した制御パケットが発呼パケットの場
合で、判断104の結果がYESになるときには、所定
の発呼パケット処理(処理108)を実行し、判断10
1に戻る。
【0118】また、受信した制御パケットが応答パケッ
トの場合で、判断105の結果がYESになるときに
は、所定の応答パケット処理(処理109)を実行し、
判断101に戻る。
【0119】また、受信した制御パケットが転送パケッ
トの場合で、判断106の結果がYESになるときに
は、所定の転送パケット処理(処理110)を実行し、
判断101に戻る。
【0120】また、受信した制御パケットが転送応答パ
ケットの場合で、判断107の結果がYESになるとき
には、所定の転送応答パケット処理(処理111)を実
行し、判断101に戻る。
【0121】着信時処理(処理103)の一例を図15
に示す。
【0122】まず、受信した呼設定メッセージSETU
Pの「サブアドレス」情報要素に対応したスレーブ端末
TSを、着信先のスレーブ端末TSとして認識し、上述
した着信パケットの情報要素を形成し(処理121)、
その着信パケットを、着信先のスレーブ端末TSに対し
て送信する(処理122)。
【0123】発呼パケット処理(処理108)の一例を
図16に示す。
【0124】まず、受信した発呼パケットから情報要素
を取り出し(処理131)、指定された宛先へ発呼する
発呼手順処理を実行して(処理132)、相手端末との
間で信号の同期を確立し(処理133)、通信パスを形
成する。
【0125】そして、そのときに相手端末との間で設定
した能力値を、発呼要求元のスレーブ端末TSに通知す
るための能力パケットを編集して、そのスレーブ端末T
Sに送信する(処理134)。
【0126】図17は、応答パケット処理(処理10
9)の一例を示している。
【0127】まず、受信した応答パケットから情報要素
を取り出し(処理141)、ISDNに応答メッセージ
CONNECTを送出して着呼応答し(処理142)、
これにより、呼が設定されると相手端末との間で信号の
同期を確立し(処理143)、通信パスを形成する。
【0128】そして、そのときに相手端末との間で設定
した能力値を、着呼先のスレーブ端末TSに通知するた
めの能力パケットを編集して、そのスレーブ端末TSに
送信する(処理144)。
【0129】図18は、転送パケット処理(処理11
0)の一例を示している。
【0130】まず、転送通知パケットを編集し、転送先
のスレーブ端末TSに送信する(処理151)。
【0131】図19は、転送応答パケット処理(処理1
11)の一例を示している。
【0132】まず、そのときのテレビ会議通信セッショ
ンで使用している能力値を転送先のスレーブ端末TSに
通知するための能力パケットを編集して、その能力パケ
ットを転送先のスレーブ端末TSに送信する(処理16
1)。
【0133】次いで、音声パケットと映像パケットの接
続先を転送先のスレーブ端末TSに切り換える(処理1
62,163)。
【0134】図20は、制御パケットのやりとりにかか
るスレーブ端末TSの処理例を示している。
【0135】スレーブ端末TSは、ユーザから発呼宛先
の電話番号が入力されるか、マスター端末TMより制御
パケットを受信するか、あるいは、ユーザから転送要求
が操作入力されることを監視している(判断201,2
02,203のNOループ)。ユーザから発呼宛先の電
話番号が入力されて、判断201の結果がYESになる
ときには、所定の発呼パケット送信処理(処理204)
を実行し、判断201に戻る。
【0136】また、マスター端末TMより制御パケット
を受信した場合で、判断202の結果がYESになると
きには、その制御パケットが能力パケットであるか、着
呼パケットであるか、転送通知パケットであるかを判断
する(判断205,206,207)。
【0137】また、受信した制御パケットが能力パケッ
トの場合で、判断205の結果がYESになるときに
は、所定の能力パケット処理(処理208)を実行し
て、判断201に戻る。
【0138】また、受信した制御パケットが着呼パケッ
トの場合で、判断206の結果がYESになるときに
は、所定の着呼パケット処理(処理209)を実行し
て、判断201に戻る。
【0139】また、受信した制御パケットが転送通知パ
ケットの場合で、判断207の結果がYESになるとき
には、所定の転送通知パケット処理(処理210)を実
行して、判断201に戻る。
【0140】また、ユーザから転送要求が操作入力され
た場合で、判断203の結果がYESになるときには、
所定の転送要求パケット処理(処理211)を実行し
て、判断201に戻る。
【0141】図21は、発呼パケット送信処理(処理2
04)の一例を示している。
【0142】まず、指定された宛先の電話番号をセット
した発呼パケットを編集し(処理221)、その発呼パ
ケットをマスター端末TMに送信する(処理222)。
【0143】図22は、能力パケット処理(処理20
8)の一例を示している。
【0144】まず、能力パケットの情報要素を取り出し
(処理231)、オーディオ能力がセットされているか
調べる(判断232)。オーディオ能力がセットされて
いて、判断232の結果がYESになるときには、指定
されたオーディオ能力に対応して、音声処理部AAの動
作モードをセットする(処理233)。
【0145】次いで、ビデオ能力がセットされているか
調べる(判断234)。ビデオ能力がセットされてい
て、判断234の結果がYESになるときには、指定さ
れたビデオ能力に対応して、動画コーデックVVの動作
モードをセットする(処理235)。
【0146】図23は、着呼パケット処理(処理20
9)の一例を示している。
【0147】まず、着呼パケットの情報要素を取り出し
(処理241)、操作表示部OPに対して着呼表示を行
い(処理242)、ユーザが着呼応答操作するまで待つ
(処理43)。このとき、呼出音を鳴動する等のユーザ
呼出動作を行うことができる。ユーザが着信応答する
と、その旨をあらわす応答パケットを編集して、マスタ
ー端末TMに送信する(処理244)。
【0148】図24は、転送通知パケット処理(処理2
10)の一例を示している。
【0149】まず、転送要求されたことをあらわす転送
表示を行い(処理251)、ユーザが転送応答操作する
と、転送応答パケットを編集して、マスター端末TMに
送信する。
【0150】図25は、転送要求パケット送信処理(処
理211)の一例を示している。
【0151】まず、指定された転送先のスレーブ端末T
Sを指定する転送パケットを編集し(処理261)、そ
の転送パケットをマスター端末TMに送信する(処理2
62)。
【0152】ところで、上述した実施例では、マルチメ
ディアデータとして、音声データと映像データをやりと
りしているが、さらに、テレライティングデータなどの
ユーザデータ(汎用データ)を多重化してやりとりする
ことができる。
【0153】その場合の本発明の他の実施例にかかるマ
スター端末TMの構成の一例を図26に示す。なお、同
図において、図12と同一部分および相当する部分に
は、同一符号を付している。
【0154】同図において、回線インタフェース制御部
LCは、n本のISDN回線(Iインタフェース)を収
容し、おのおのの回線毎にISDNのレイヤ1の信号処
理機能およびDチャネルの信号と2つのBチャネルの信
号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネルの
信号は呼制御処理部PCとやりとりし、また、おのおの
の回線の2つのBチャネルの信号は多重化/分離制御部
PQ1〜PQnとやりとりしている。
【0155】呼制御処理部PCは、n本の回線につい
て、Dチャネルのレイヤ2の信号処理機能、および、1
つまたは2つのBチャネルを呼接続/解放するための呼
制御処理機能を備えたものである。
【0156】多重化/分離制御部PQ1〜PQnは、B
チャネルを用いてやりとりする音声、動画、および、汎
用データなどの複数のメディアのデータを多重化し、I
TU−T勧告H.221に規定されているフレームデー
タを形成して回線側に送出するとともに、受信したフレ
ームデータに多重化されている複数のメディアのデータ
を分離するものである。また、端末側のデータについ
て、この多重化/分離制御部PQ1〜PQnは、音声デ
ータについては、スイッチング制御部XDを介して音声
パケット処理部APmのいずれかの回線側入出力ポート
との間でやりとりし、動画データについては、スイッチ
ング制御部XDを介して映像パケット処理部VPmのい
ずれかの回線側入出力ポートとの間でやりとりし、汎用
データのうちテレライティングデータについては、スイ
ッチング制御部XDを介してユーザデータパケット処理
部UPmのいずれかの回線側入出力ポートとの間でやり
とりし、また、それ以外の汎用データについては、シス
テム制御部SCmとの間でやりとりしている。
【0157】スイッチング制御部XDは、システム制御
部SCmからの指令により、多重化/分離制御部PQ1
〜PQnの音声データ、映像データ、および、ユーザデ
ータをやりとりするための、音声パケット処理部APm
の回線側入出力ポート、映像パケット処理部VPmの回
線側入出力ポート、および、ユーザデータパケット処理
部UPmの回線側入出力ポートを切り換えるためのもの
である。
【0158】音声パケット処理部APmは、スレーブ端
末TSとの間で音声パケットをやりとりするためのパケ
ット化処理およびアンパケット化処理を行うものであ
り、回線側入出力ポートのポート番号と、音声パケット
をやりとりする相手のスレーブ端末TSとの関係が、1
対1に規定されている。
【0159】映像パケット処理部VPmは、スレーブ端
末TSとの間で映像パケットをやりとりするためのパケ
ット化処理およびアンパケット化処理を行うものであ
り、回線側入出力ポートのポート番号と、映像パケット
をやりとりする相手のスレーブ端末TSとの関係が、1
対1に規定されている。
【0160】ユーザデータパケット処理部UPmは、ス
レーブ端末TSとの間でユーザデータパケットをやりと
りするためのパケット化処理およびアンパケット化処理
を行うものであり、回線側入出力ポートのポート番号
と、ユーザデータパケットをやりとりする相手のスレー
ブ端末TSとの関係が、1対1に規定されている。
【0161】制御パケット処理部CPmは、スレーブ端
末TSとの間で種々の制御パケットをやりとりするため
のパケット化処理およびアンパケット化処理を行うもの
である。
【0162】無線制御部RRmは、アンテナATmを介
して受信した無線信号に基づいて受信したパケット種別
を判別し、それぞれのパケット種別に応じて受信信号を
音声パケット処理部APm、映像パケット処理部VP
m、ユーザデータパケット処理部UPmおよび制御パケ
ット処理部CPmに出力するとともに、音声パケット処
理部APm、映像パケット処理部、ユーザパケット処理
部UPmVPmおよび制御パケット処理部CPmより受
信した信号を無線信号に変換し、その無線信号をアンテ
ナATmを介してスレーブ端末TSに送出するものであ
る。
【0163】システム制御部SCmは、このマスター端
末装置TMの動作を制御するものであり、呼制御処理機
能およびITU−T勧告H.242伝送手順機能等の種
々の処理機能を備えている。
【0164】図27は、本実施例にかかるスレーブ端末
TSの構成の一例を示している。なお、同図において、
図13と同一部分および相当する部分には、同一符号を
付している。
【0165】同図において、マイクMMは、音声情報を
入力するためものであり、その出力信号は、音声処理部
AAのアナログ信号入力端に加えられている。音声処理
部AAは、音声CODEC機能およびエコーキャンセラ
機能を備えたものであり、マイクMMより入力した音声
信号を符号化して音声パケット処理部APsに出力する
とともに、音声パケット処理部APsより入力した受信
音声データを元の音声信号に復号化し、その復号化した
受信音声信号をスピーカSPに出力する。また、音声処
理部AAは、スピーカSPから出力される受信音声がマ
イクMMより入力されることにより、マイクMMから入
力した音声信号に含まれるエコー成分を除去する。
【0166】ビデオカメラ装置VCは、このスレーブ端
末TSのユーザ側の映像を撮影するためのものであり、
このビデオカメラ装置VCから出力される動画信号は、
動画コーデックVVの映像信号入力端に加えられる。
【0167】動画コーデックVVは、ビデオカメラ装置
VCから入力したアナログNTSC形式の動画信号を対
応するデジタルデータの動画データに変換し、その動画
データを所定のCIF形式の動画データに変換し、さら
に、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符号化
圧縮して動画情報を形成して映像パケット処理部VPs
に出力するとともに、映像パケット処理部VPsより入
力した符号化圧縮された状態の受信動画情報を元のCI
F形式の動画データに変換し、その動画データをNTS
C形式の動画データに変換し、その動画データをデジタ
ル/アナログ変換してアナログNTSC形式の受信動画
信号に変換するものであり、その受信動画信号はビデオ
モニタ装置VMに出力され、それにより、ビデオモニタ
装置VMには、受信映像が表示される。
【0168】液晶表示装置LLおよびタッチパネル装置
TPは、このスレーブ端末TSの操作表示手段を構成す
るとともに、テレライティングアプリケーションの入出
力手段を構成するものであり、入出力処理部IPは、液
晶表示装置LLおよびタッチパネル装置TPの入出力デ
ータを処理するためのものである。
【0169】音声パケット処理部APsは、音声処理部
AAより入力した送信音声データに基づいて送信音声パ
ケットを形成し、その送信音声パケットを無線制御部R
Rsに出力するとともに、無線制御部RRsより入力し
た受信音声パケットをアンパケットして受信音声データ
を形成し、その受信音声データを音声処理部AAに出力
するものである。
【0170】映像パケット処理部VPsは、動画コーデ
ックVVより入力した送信動画データに基づいて送信映
像パケットを形成し、その送信映像パケットを無線制御
部RRsに出力するとともに、無線制御部RRsより入
力した受信映像パケットをアンパケットして受信動画デ
ータを形成し、その受信動画データを動画コーデックV
Vに出力するものである。
【0171】ユーザパケット処理部UPsは、入出力処
理部IPより入力したテレライティング送信データに基
づいて送信ユーザデータパケットを形成し、その送信ユ
ーザデータパケットを無線制御部RRsに出力するとと
もに、無線制御部RRsより入力した受信ユーザデータ
パケットをアンパケットして受信テレライティングデー
タを形成し、その受信テレライティングデータを入出力
処理部IPに出力するものである。
【0172】制御パケット処理部CPsは、システム制
御部SCsより入力した制御信号に基づいて送信制御パ
ケットを形成し、その送信制御パケットを無線制御部R
Rsに出力するとともに、無線制御部RRsより入力し
た受信制御パケットをアンパケットして受信制御データ
を形成し、その受信制御データをシステム制御部SCs
に出力するものである。
【0173】無線制御部RRsは、アンテナATsを介
して受信した無線信号に基づいて受信したパケット種別
を判別し、それぞれのパケット種別に応じて受信信号を
音声パケット処理部APs、映像パケット処理部VP
s、ユーザパケット処理部UPsおよび制御パケット処
理部CPsに出力するとともに、音声パケット処理部A
Ps、映像パケット処理部VPs、ユーザパケット処理
部UPsおよび制御パケット処理部CPsより入力した
信号を無線信号に変換し、その無線信号をアンテナAT
sを介してマスター端末TMに送出するものである。
【0174】システム制御部SCsは、このスレーブ端
末TSの動作を制御するものである。また、おのおのの
スレーブ端末TSには、着信時にマスター端末TMが指
定されたスレーブ端末TSを識別できるように、使用す
る2つのBチャネルについてそれぞれサブアドレス(内
線番号)が割り当てられる。
【0175】この場合、ユーザデータパケットは、音声
パケットおよび映像パケットと同様の信号形式のデータ
パケットとして構成することができる。
【0176】ところで、上述した実施例では、1対1の
通信のみが可能である。複数の相手端末および複数のス
レーブ端末TSの間で、同一のテレビ会議通信セッショ
ンを実行するには、ISDNに接続された多地点制御装
置を用いて行うことが一般的であるが、本発明では、マ
スター端末TMに音声のミキシング機能と映像のスイッ
チング機能を備えることで、複数の相手端末および複数
のスレーブ端末TSの間で、同一のテレビ会議通信セッ
ションを実行することができる。
【0177】この場合のマスター端末TMの音声データ
処理手段の構成例を図28に示す。なお、同図におい
て、図12と同一部分および相当する部分には、同一符
号を付している。
【0178】同図において、音声パケット処理部APm
の回線側出力ポートから出力されるスレーブ端末TS1
からの送信音声データAO1は、音声データ復号器DM
A1により元の送信音声信号DO1に変換され、その送
信音声信号DO1は、ミキシング回路MX2,MX3,
MX4,MX5,MX6の入力端、および、音声レベル
判定部LVの入力端に加えられている。
【0179】また、音声パケット処理部APmの回線側
出力ポートから出力されるスレーブ端末TS2からの送
信音声データAO2は、音声データ復号器DMA2によ
り元の送信音声信号DO2に変換され、その送信音声信
号DO2は、ミキシング回路MX1,MX3,MX4,
MX5,MX6の入力端、および、音声レベル判定部L
Vの入力端に加えられている。
【0180】また、音声パケット処理部APmの回線側
出力ポートから出力されるスレーブ端末TS3からの送
信音声データAO3は、音声データ復号器DMA3によ
り元の送信音声信号DO3に変換され、その送信音声信
号DO3は、ミキシング回路MX1,MX2,MX4,
MX5,MX6の入力端、および、音声レベル判定部L
Vの入力端に加えられている。
【0181】また、多重化/分離制御部PP1から出力
される受信音声データAI1は、音声データ復号器DM
B1により元の受信音声信号DI1に変換され、その受
信音声信号DI1は、ミキシング回路MX1,MX2,
MX3,MX5,MX6の入力端、および、音声レベル
判定部LVの入力端に加えられている。
【0182】また、多重化/分離制御部PP2から出力
される受信音声データAI2は、音声データ復号器DM
B2により元の受信音声信号DI2に変換され、その受
信音声信号DI2は、ミキシング回路MX1,MX2,
MX3,MX4,MX6の入力端、および、音声レベル
判定部LVの入力端に加えられている。
【0183】また、多重化/分離制御部PP3から出力
される受信音声データAI3は、音声データ復号器DM
B3により元の受信音声信号DI3に変換され、その受
信音声信号DI3は、ミキシング回路MX1,MX2,
MX3,MX4,MX5の入力端、および、音声レベル
判定部LVの入力端に加えられている。
【0184】ミキシング回路MX1は、送信音声信号D
O2,DO3および受信音声信号DI1,DI2,DI
3をミキシングするものであり、その出力信号は、音声
信号DO1’として、音声データ符号器MDA1に加え
られている。
【0185】ミキシング回路MX2は、送信音声信号D
O1,DO2および受信音声信号DI1,DI2,DI
3をミキシングするものであり、その出力信号は、音声
信号DO2’として、音声データ符号器MDA2に加え
られている。
【0186】ミキシング回路MX3は、送信音声信号D
O1,DO2および受信音声信号DI1,DI2,DI
3をミキシングするものであり、その出力信号は、音声
信号DO3’として、音声データ符号器MDA3に加え
られている。
【0187】ミキシング回路MX4は、送信音声信号D
O1,DO2,DO3および受信音声信号DI2,DI
3をミキシングするものであり、その出力信号は、音声
信号DI1’として、音声データ符号器MDB1に加え
られている。
【0188】ミキシング回路MX5は、送信音声信号D
O1,DO2,DO3および受信音声信号DI1,DI
3をミキシングするものであり、その出力信号は、音声
信号DI2’として、音声データ符号器MDB2に加え
られている。
【0189】ミキシング回路MX6は、送信音声信号D
O1,DO2,DO3および受信音声信号DI1,DI
2をミキシングするものであり、その出力信号は、音声
信号DI3’として、音声データ符号器MDB3に加え
られている。
【0190】音声データ符号器MDA1は、入力した音
声信号DO1’を符号化して音声データAO1’を形成
するものであり、その音声データAO1’は、スレーブ
端末TS1に送出する送信音声データとして、音声パケ
ット処理部APmに出力される。
【0191】音声データ符号器MDA2は、入力した音
声信号DO2’を符号化して音声データAO2’を形成
するものであり、その音声データAO2’は、スレーブ
端末TS2に送出する送信音声データとして、音声パケ
ット処理部APmに出力される。
【0192】音声データ符号器MDA3は、入力した音
声信号DO3’を符号化して音声データAO3’を形成
するものであり、その音声データAO3’は、スレーブ
端末TS3に送出する送信音声データとして、音声パケ
ット処理部APmに出力される。
【0193】音声データ符号器MDB1は、入力した音
声信号DI1’を符号化して音声データAI1’を形成
するものであり、その音声データAI1’は、多重化/
分離制御部PP1の端末側音声信号入力端に出力され
る。
【0194】音声データ符号器MDB2は、入力した音
声信号DI2’を符号化して音声データAI2’を形成
するものであり、その音声データAI2’は、多重化/
分離制御部PP2の端末側音声信号入力端に出力され
る。
【0195】音声データ符号器MDB3は、入力した音
声信号DI3’を符号化して音声データAI3’を形成
するものであり、その音声データAI3’は、多重化/
分離制御部PP3の端末側音声信号入力端に出力され
る。
【0196】また、音声レベル判定部LVは、送信音声
信号DO1,DO2,DO3および受信音声信号DI
1,DI2,DI3のうち最もレベルが大きいものを判
定するものであり、その判定結果をあらわす話者端末信
号SVは、映像データ処理手段(後述)に出力される。
【0197】この場合の映像データ処理手段の一例を図
29に示す。
【0198】同図において、映像パケット処理部VPm
の回線側出力ポートから出力されるスレーブ端末TS1
〜TS3からの送信映像データVII1〜VII3、お
よび、多重化/分離制御部PP1〜PP3から出力され
る受信映像データVIE1〜VIE3は、それぞれ選択
回路SSに加えられている。
【0199】選択回路SSは、音声データ処理手段より
出力される話者端末信号SVで示される端末に対応した
送信映像データVII1〜VII3または受信映像デー
タVIE1〜VIE3を選択するものであり、その選択
した映像データVSELは、スレーブ端末TS1〜TS
3に出力する出力映像データVO1〜VO3として映像
パケット処理部VPmに出力されるとともに、相手端末
に送出する出力映像データVOE1〜VOE3として多
重化/分離制御部PP1〜PP3の端末側動画信号入力
端に出力される。
【0200】これにより、スレーブ端末TS1〜TS3
および複数の相手端末には、それぞれ自端末以外から送
出された音声信号が混合された音声信号が送信されると
ともに、その時点で話者端末となっている端末より送出
された動画信号が送信されるので、スレーブ端末TS1
〜TS3および複数の相手端末との間で、テレビ会議通
信セッションを行うことができる。
【0201】なお、本実施例では、複数のスレーブ端末
と、複数の相手端末との間のデータ伝送について説明し
たが、1つのスレーブ端末と複数の相手端末、または、
複数のスレーブ端末と1つの相手端末との間のデータ伝
送も、同様にして実現することができる。
【0202】ところで、上述した各実施例では、スレー
ブ端末の数を3の場合について説明したが、それ以上の
スレーブ端末を設けた場合でも、本発明を同様にして適
用することができる。
【0203】また、マスター端末とスレーブ端末との間
のデータ通信として、無線LAN等の無線伝送を適用し
ているが、有線伝送を適用することもできる。
【0204】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端末機能を備えた複数のスレーブ端末と、伝送機能を備
えたマスター端末により1つのマルチメディア通信シス
テムを構成するので、複数回線および複数端末を効率よ
く使用することができ、システムの運用性が向上すると
いう効果を得る。
【0205】また、スレーブ端末とマスター端末の間の
データ伝送を無線伝送により行うので、スレーブ端末の
配置の自由度が高く、システムの使い勝手が大幅に向上
するという効果を得る。
【0206】また、通信を実行しているスレーブ端末
を、他のスレーブ端末に適宜に切り換えることができる
ので、回線効率が良好で、かつ、システムの使い勝手が
大幅に向上するという効果を得る。
【0207】また、1対多または多対多の通信を行うこ
とができるので、システムの使い勝手が大幅に向上する
という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるマルチメディア通信
システムの一例を示したブロック図。
【図2】発呼パケットの一例を示した概略図。
【図3】能力パケットの一例を示した概略図。
【図4】着信パケットの一例を示した概略図。
【図5】応答パケットの一例を示した概略図。
【図6】切断パケットの一例を示した概略図。
【図7】転送パケットの一例を示した概略図。
【図8】転送通知パケットの一例を示した概略図。
【図9】転送応答パケットの一例を示した概略図。
【図10】音声パケットの一例を示した概略図。
【図11】映像パケットの一例を示した概略図。
【図12】マスター端末の構成の一例を示したブロック
図。
【図13】スレーブ端末の構成の一例を示したブロック
図。
【図14】制御パケットのやりとりにかかるマスター端
末の処理例を示したフローチャート。
【図15】着信時処理(処理103)の一例を示したフ
ローチャート。
【図16】発呼パケット処理(処理108)の一例を示
したフローチャート。
【図17】応答パケット処理(処理109)の一例を示
したフローチャート。
【図18】転送パケット処理(処理110)の一例を示
したフローチャート。
【図19】転送応答パケット処理(処理111)の一例
を示したフローチャート。
【図20】制御パケットのやりとりにかかるスレーブ端
末TSの処理例を示したフローチャート。
【図21】発呼パケット送信処理(処理204)の一例
を示したフローチャート。
【図22】能力パケット処理(処理208)の一例を示
したフローチャート。
【図23】着呼パケット処理(処理209)の一例を示
したフローチャート。
【図24】転送通知パケット処理(処理210)の一例
を示したフローチャート。
【図25】転送要求パケット送信処理(処理211)の
一例を示したフローチャート。
【図26】本発明の他の実施例にかかるマスター端末T
Mの構成の一例を示したブロック図。
【図27】本発明の他の実施例にかかるスレーブ端末T
Sの構成の一例を示したブロック図。
【図28】本発明のさらに他の実施例にかかるマスター
端末TMの音声データ処理手段の構成例を示したブロッ
ク図。
【図29】本発明のさらに他の実施例にかかるマスター
端末TMの映像データ処理手段の構成例を示したブロッ
ク図。
【符号の説明】
TM マスター端末 TS,TS1〜TS3 スレーブ端末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網に接続し、公衆網を介して相手端
    末との間で多重化されたマルチメディア通信を行うマス
    ター端末装置と、 マルチメディア端末機能を備え、上記マスター装置と無
    線によりマルチメディアデータをやりとりする複数のス
    レーブ端末装置からなり、 上記マスター端末装置は、上記複数のスレーブ端末装置
    のそれぞれに割り当てられた識別情報に基づいて、公衆
    網を介して接続する相手端末との間でデータのやりとり
    を行う上記複数のスレーブ端末装置を識別し、そのスレ
    ーブ端末装置と上記相手端末との間の1対1のマルチメ
    ディア通信を行う一方、 上記マスター端末装置は、上記マルチメディア通信、お
    よび、上記スレーブ端末装置とのマルチメディアデータ
    のやりとりを複数並列して実行することを特徴とするマ
    ルチメディア通信システム。
  2. 【請求項2】 前記マスター端末装置と前記スレーブ端
    末装置との間のマルチメディアデータのやりとりは、お
    のおののメディアデータ毎に種類分けしたパケットデー
    タを用いたパケット通信機能により行われることを特徴
    とする請求項1記載のマルチメディア通信システム。
  3. 【請求項3】 前記メディアデータ毎に種類分けしたパ
    ケットデータには、そのメディアデータ毎に優先順位が
    設定されていることを特徴とする請求項2記載のマルチ
    メディア通信システム。
  4. 【請求項4】 前記マスター端末装置は、マルチメディ
    ア通信中の前記スレーブ端末装置より転送先スレーブ端
    末装置が指定された状態で転送要求されると、そのとき
    にそのスレーブ端末装置がマルチメディア通信している
    相手端末と、上記指定された転送先スレーブ端末装置と
    の間のマルチメディア通信に切り換えることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のマルチメディア通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 公衆網に接続し、公衆網を介して相手端
    末との間で多重化されたマルチメディア通信を行うマス
    ター端末装置と、 マルチメディア端末機能を備え、上記マスター装置と無
    線によりマルチメディアデータをやりとりする複数のス
    レーブ端末装置からなり、 上記マスター端末装置は、上記複数のスレーブ端末装置
    のそれぞれに割り当てられた識別情報に基づいて、公衆
    網を介して接続する相手端末との間でデータのやりとり
    を行う上記複数のスレーブ端末装置を識別し、そのスレ
    ーブ端末装置と上記相手端末との間の1対多のマルチメ
    ディア通信を行うことを特徴とするマルチメディア通信
    システム。
  6. 【請求項6】 公衆網に接続し、公衆網を介して相手端
    末との間で多重化されたマルチメディア通信を行うマス
    ター端末装置と、 マルチメディア端末機能を備え、上記マスター装置と無
    線によりマルチメディアデータをやりとりする複数のス
    レーブ端末装置からなり、 上記マスター端末装置は、上記複数のスレーブ端末装置
    のそれぞれに割り当てられた識別情報に基づいて、公衆
    網を介して接続する相手端末との間でデータのやりとり
    を行う上記複数のスレーブ端末装置を識別し、そのスレ
    ーブ端末装置と上記相手端末との間の多対多のマルチメ
    ディア通信を行うことを特徴とするマルチメディア通信
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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