JPH10326669A - 一体に設けたセンサ線を有するヒータ線およびその制御器 - Google Patents

一体に設けたセンサ線を有するヒータ線およびその制御器

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JPH10326669A
JPH10326669A JP10070686A JP7068698A JPH10326669A JP H10326669 A JPH10326669 A JP H10326669A JP 10070686 A JP10070686 A JP 10070686A JP 7068698 A JP7068698 A JP 7068698A JP H10326669 A JPH10326669 A JP H10326669A
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heater
wire
voltage
control unit
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John Weiss
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MICRO WEISS ELECTRON
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    • H05B3/40Heating elements having the shape of rods or tubes
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1917Control of temperature characterised by the use of electric means using digital means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/20Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
    • G05D23/24Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature the sensing element having a resistance varying with temperature, e.g. a thermistor

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒータ線は発熱用の第1導体20と検知用の
第2導体26で形成される。第1導体および第2導体は
絶縁材料24によりこれら両導体を電気的に絶縁した状
態で同軸螺旋状に巻回される。 【効果】 この発明の加熱線は加熱素子としての炭素系
抵抗材料の使用をせずに済む。そのため、従来技術のヒ
ータ線より可燃性がかなり低い。加えて、加熱線と一体
に同軸上に配置したセンサ線を組み込むことにより、安
全機能の付加が得られる。このセンサ線の構成によりヒ
ータ線の温度制御が容易となり、またユーザをヒータ線
から保護する絶縁体が損傷した旨が表示される。改良し
た電熱制御器およびこの発明の加熱線を組み合わせ使用
することにより、電気毛布,電気薄手毛布,電気加熱パ
ッド等に適合した安全制御可能な加熱源が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般的にはヒータ線に
関し、特に一体に設けたセンサ線を有するヒータ線およ
びそれに用いる制御器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】通常ヒータ線と呼ばれる電熱変換を行う
ために特別に形成した電線は、先行技術により周知にな
っている。ヒータ線は計測装置や工業上の加熱工程,お
よび電気毛布等の織物品,を含む種々の分野で使用され
ている。電気毛布等の個人向け織物品に使用する場合、
火災の危険を減少させるために、ヒータ線を加熱防止装
置とともに使用することが重要である。そのような防止
装置を内蔵するための従来の電気毛布設計では、いくつ
かの試みがなされてきた。これらの設計では、使用者に
対する快適さと安全性とのバランスが図られる。使用者
に対する快適性を最大に高めるためには、製品に許容さ
れる最高温度近傍でヒータ線を作動するようにしなけれ
ばならない。安全性を最大にするためには、ヒータ線は
最高温度を超えてはならず、さもないと火災を生ずる危
険性が高まる結果になる。
【0003】図1は、複数のサーモスタット4を介挿し
て形成したヒータ線2の単純化した概略図を示す。ヒー
タ線2は抵抗性材料から形成され、電流を通したとき熱
エネルギを発生する。サーモスタット4はバイメタルス
イッチ等の感温スイッチであり、通常は閉状態で所定温
度限界の検出に応答してのみ開放になる。この構成は、
従来技術で周知であり、温度検知および保護のための個
別箇所を有している。しかし、この構成により得られる
保護では、或る数のみの保護箇所がヒータ線2の長さに
わたって分配される点で制約がある。さらに、各サーモ
スタット4がヒータ線2に対して2箇所の電気的接続を
要している。これらの接続個所は製造コストを増大さ
せ、製品信頼性を減少させ易い。加えて、サーモスタッ
トは比較的高い熱質量を有し、そのため急速な温度変化
に対する応答が遅い。その結果、ヒータ線の温度は所望
温度に対してオーバシュートとなりがちである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示したヒータ線
の例に関連した問題を克服するため、熱的に自己規制す
るように形成したヒータ線も形成されている。そのよう
な自己規制式ヒータ線の一例が、クローリ(Crowley) へ
の米国特許第4,309,597号に開示されている。
その種の装置を図2の概略図に示す。図2の加熱線は、
1対の導体6,8と、これらの間に配置した正の温度係
数(PTC)の抵抗材料10とを含む。PTC材料10
は導体6,8の間の分布抵抗を構成する。
【0005】2個の導体6,8間に一定電圧を印加した
とき、電流がPTC材料10を介して流れて熱が発生す
る。PTC材料10の加熱とともに、PTC材料10の
抵抗値が増大しそれに伴って電流が減少する。このよう
に、ヒータ線は効果的に自己調整されて温度保護がされ
る。この例のヒータ線は、抵抗性加熱線内での多数のサ
ーモスタットの接続に関連する製造上の問題を除去して
いる。しかし、PTC材料10は典型的には高炭素含有
材なので、電弧の存在下では極めて発火しやすい。した
がって、PTC材料10にクラックが発生した場合に
は、そのクラックを介して電弧が発生し、火災の危険を
高める。
【0006】岸本等への米国特許第4,503,322
号は、自己調整式ヒータ線のさらに別の例を開示してい
る。この’322特許に従って形成されたヒータ線を図
3に図解的に示す。このヒータ線は、3本の導体6,
8,12と、2個の熱抵抗層10,14を含んでいる。
2本の導体6,8と1個の熱抵抗層10により、図2に
関連して基本要素を記載したヒータ線の機能を果たす。
【0007】第2熱抵抗層14はヒータ線導体6,8の
一方と第3導体12との間に配置され、センサ線として
使用される。第1層10内での熱の発生に伴い、これに
応じて第2熱抵抗層14の抵抗が変化する。導体8,1
2間のこの抵抗変化はヒータ線の温度を示すので、ヒー
タ線により発生する熱を調整するために使用できる。こ
のヒータ線の構成では、ヒータ線の制御性を向上させる
センサ線を設けているが、熱抵抗層の高炭素含有に起因
する高発火性の根本的問題は依然存在している。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、実
質上不燃性の一体に設けたセンサ線を有するヒータ線を
提供することである。この発明の別の目的は、ヒータ線
の温度を検出するとともにヒータ線の電気絶縁上の欠陥
を検出するセンサ線を一体に設けたヒータ線を提供する
ことである。この発明のまた別の目的は、改良した温度
制御器を用いた使用に適した一体に設けたセンサ線を有
するヒータ線を提供することである。
【0009】この発明のさらなる目的は、一体に設けた
センサ線を有するヒータ線とともに使用する制御器を提
供することである。この発明のさらに別の目的は、電気
毛布等での使用に適した制御器とヒータ線の組み合わせ
の改良を提供することである。この発明のさらに別の目
的は、改善した熱的制御が得られるとともに火災の危険
を減少させる制御器とヒータ線との組み合わせの改良を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の一形態にした
がえば、ヒータ線が絶縁層により相互に電気的に絶縁さ
れた第1導体と第2導体とを含んで形成される。第1導
体は性質上抵抗性を有し、通電する電流に応じて熱を発
生する。単位長当りの熱発生を高めるために、第1導体
は第1の直径を有しかつ第1の螺旋方向の螺旋として形
成される。
【0011】第2導体は熱的抵抗性を有し、温度に対し
て実質上直線的な抵抗値変化を示す。第2導体は、第1
直径よりも大きな第2直径を有する螺旋として形成され
る。第2導体の螺旋は電気的絶縁層を介して第1導体螺
旋の周囲に配置されて同軸構造を形成する。絶縁層は、
実質的には電気的絶縁性を有するが、第1および第2導
体が熱伝導状態に熱的伝導性を有するように選択され
る。第2導体の螺旋は好ましくは第1導体の螺旋方向と
対向する螺旋方向に形成される。
【0012】この発明の別の形態にしたがえば、発熱用
の第1導体と検知用の第2導体(センサ線)とを有する
ヒータ線が、改良した電熱制御器と組み合わせて使用さ
れる。電熱制御器は好ましくは電子制御装置(EC
U),ユーザインタフェース回路,ヒータ線駆動回路お
よびセンサ線入力回路を含む。ヒータ線駆動回路は第1
導体に電気的に結合され、ECUから受信する信号に応
答してヒータ電圧を発生する。センサ線入力回路はセン
サ線に作動可能に結合される。センサ線入力回路はセン
サ線の抵抗値を計測し、およびセンサ線上に電圧が存在
するかを検出する。センサ線入力回路は抵抗および電圧
を示す電気信号をECUに与える。ユーザインタフェー
ス回路はECUに電気的に結合され、ECUに対しユー
ザ入力信号を付与し、および好ましくはECUからの出
力信号を表示する。
【0013】
【作用】第2導体は、抵抗変化を呈することによる温度
変化検知に加えて、第1絶縁層の劣化検出に使用するこ
ともできる。第2導体に対する第1導体の好ましい対向
巻回螺旋の結果、それぞれの導体の巻回は、別の同軸面
上ではあるが、頻繁に交差する。第1絶縁材料が劣化し
た場合、第1導体は第2導体と同軸関係から変位するこ
とになる。第1導体はこれにより第2導体と多数の交差
の1個所で電気接触の状態になる。この電気接触の結
果、発熱用に第1導体上に現れる電圧は第2導体に結合
されることになる。センサとしての正常な動作では、第
2導体は通常は電圧が加わっていない。したがって、電
圧の存在は異常状態であり、これは容易に検出すること
ができる。
【0014】また、制御器は電子制御ユニット,センサ
入力回路,ヒータ駆動回路およびユーザインタフェース
回路を含む。ヒータ駆動回路は第1導体に動作可能に結
合され、電子制御ユニットからの受信信号に応じてヒー
タ電圧を与える。センサ入力回路は第2導体に動作可能
に結合されて関連する抵抗および電圧を測定し、それに
応じて電子制御ユニットに信号を与える。電子制御ユニ
ットはユーザインタフェース回路およびセンサ線入力回
路の双方からの受信信号に応答してヒータ駆動回路を制
御する。
【0015】
【発明の効果】この発明の加熱線は加熱素子としての炭
素系抵抗材料の使用をせずに済む。そのため、従来技術
のヒータ線より可燃性がかなり低い。加えて、加熱線と
一体に同軸上に配置したセンサ線を組み込むことによ
り、安全機能の付加が得られる。このセンサ線の構成に
よりヒータ線の温度制御が容易となり、またユーザをヒ
ータ線から保護する絶縁体が損傷した旨が表示される。
改良した電熱制御器およびこの発明の加熱線を組み合わ
せ使用することにより、電気毛布,電気薄手毛布,電気
加熱パッド等に適合した安全制御可能な加熱源が得られ
る。
【0016】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0017】
【実施例】図4および図5は、この発明に従って形成し
た一体センサ線を有するヒータ線の構造を示す。ヒータ
線の構造的特徴を、ヒータ線の長さに沿う断面図であ
る、図4に従って記載する。この発明のヒータ線は、一
定の長さの第1導体20,長さを規定する第1および第
2端および単位長当りの電気抵抗を含む。第1導体20
は、電流を第1導体を介して通電したとき電力が放散さ
れ熱が発生するように、意図的に高くした単位長当り抵
抗値を有するように選択される。
【0018】単位長当りのヒータ線の発熱容量を増加し
かつ可撓性を向上させるために、第1導体20は可撓性
繊維状コア22の周囲に螺旋状に巻回される。この繊維
状コア22は、熱抵抗性を有しかつ電気的に非伝導性と
なるように選ばれる。第1導体の合計抵抗は、選択した
材料の単位長当り抵抗,コア22の直径,および第1導
体20を巻回する際に選んだ単位長当りの巻数,の関数
となる。
【0019】繊維状コア22および第1導体20は、第
1絶縁材料24により封止される。好ましくは、第1絶
縁材料24は実質上電気的絶縁性を有しかつ実質的に熱
伝導性のポリエチレン等の可撓性エラストマ材料であ
る。しかし、第1絶縁材料24の厚さは決定的ではな
く、0.021インチの厚さをこの発明の実施に首尾よ
く使用した。
【0020】この発明に従って形成したヒータ線は、さ
らにセンサ線として機能する第2導体26を含む。第2
導体26は第1端,第2端,および両端間に規定された
長さを有する。第2導体26は実質的な抵抗温度係数
(TCR)を有する合金で形成される。高TCR材料は
温度変化を受けたときかなりの抵抗値変化を示す。適当
な高TCR材料には、プラチナ線および高含有ニッケル
合金線が含まれる。プラチナ製および純ニッケル製の線
はいずれもコストが法外になるので、第2導体26の好
ましい材料としては99.5%ニッケルであるニッケル
線を使用する。この組成では概略0.005%R/C
°,±10%のTCRを示す。
【0021】第2導体26は第1絶縁材料24および第
1導体20の周囲に螺旋状に巻回される。好ましくは、
第2導体26は第1導体20の方向と対向する方向に巻
回される。このようにして、2つの対向巻回させた螺旋
を有する同軸構造が形成される。この構造は図5の端面
視断面に最良に示されている。この発明に従って形成し
たヒータ線は、さらに第2絶縁材料28を含む。第2絶
縁材料28は第1導体20,第2導体26および第1絶
縁材料24を含む同軸構造を封止している。第2絶縁材
料28は、実質上電気的に非伝導性で可撓性を有するエ
ラストマ材料である。第2絶縁材料28はまた第1導体
で発生した熱が通過し得るように実質上熱的伝導性を有
する。好ましくは、第2絶縁材料28は第1絶縁材料2
4と異なる組成とする。この組成差により、製造時に第
2絶縁材料28の第1絶縁材料24からの剥離が容易に
なる。これに代えて、第1および第2絶縁材料24,2
8を同一材料とした場合は、第1絶縁層24と第2絶縁
層28との間に雲母粉を塗布して剥離を容易にすればよ
い。第2絶縁材料28の好ましい材料としては塩化ビニ
ル(PVC)がある。
【0022】図4および図5に示したヒータ線を、さら
に図6の概略電気図に示す。第1導体20は印加される
電圧に応じて熱を発生する第1抵抗体として電気的に表
現されている。第2導体26も抵抗体として示されてい
る。抵抗体26は温度変化に応じて変化する抵抗特性を
示す。抵抗変化を呈することによる温度変化検知に加え
て、第2導体26は第1絶縁層24の劣化検出に使用す
ることもできる。第2導体26に対する第1導体20の
好ましい対向巻回螺旋の結果、それぞれの導体の巻回は
図4の断面に見られるように、別の同軸面上ではある
が、頻繁に交差している。この交差は、導体20,26
を同一方向に巻回する場合よりも、導体20,26を逆
方向巻回させた場合に、単位長当りの頻度が増大する。
第1絶縁材料24が劣化した場合、第1導体20は第2
導体26との同軸関係から変位することになる。第1導
体20はこれにより第2導体26と多数の交差のうちの
1個所で電気接触の状態になる。この電気接触の結果、
発熱用として第1導体20に現れた電圧は第2導体26
に結合されることになる。センサとしての正常な動作で
は、第2導体26は通常は電圧が加わっていない。した
がって、電圧の存在は異常状態であり、これは容易に検
出することができる。
【0023】この発明に従って形成したヒータ線から最
大の利点を得るために、ヒータ線は好ましくは改良した
電熱制御器と組み合わせて使用される。図7はこの発明
に従って形成した改良電熱制御器の簡単なブロック図で
ある。この電熱制御器は電子制御装置(ECU)30,
ヒータ線駆動回路32,センサ線入力回路34およびユ
ーザインタフェース回路36を含む。
【0024】ヒータ駆動回路32は、この発明に従って
形成したヒータ線の第1導体20に電気的に結合されて
いる。ヒータ駆動回路はまた、住居用電圧等の外部電圧
源33に電気的に結合されている。ヒータ駆動回路32
はECU30からの受信信号に応答して、外部電圧を第
1導体20に選択的に印加する。ヒータ駆動回路32か
ら切り換えた電圧をヒータ電圧と呼ぶ。好ましくは、ヒ
ータ電圧は第1導体20が最大許容電力定格で作動する
ように選択される。所望のヒータ線温度に到達したと
き、ECU30はヒータ駆動回路に対して信号を与えて
電圧を除去する。好ましくは、ヒータ駆動回路32は半
導体スイッチとしての3層交流を使用してヒータ電圧を
制御する。
【0025】センサ線入力回路34はヒータ線の第2導
体26に電気的に結合される。センサ線入力回路34
は、アナログディジタル変換器34bを組み合わせたホ
イートストーンブリッジ34a等の従来の回路手段を使
用して第2導体26の抵抗値の計測を行う。センサ線入
力回路34はまた、比較器34c等の従来の手段を含
み、第2導体26前後の電圧信号の存在を検出する。第
2導体26前後で検出された電圧は、ヒータ線の第1絶
縁層24の劣化を示す。センサ線入力回路34は信号を
発生してECU30に供給する。これらの信号は、第2
導体26の計測抵抗および検出電圧を示す。
【0026】ECU30はセンサ線入力回路34からの
信号を受信し、これに応答して信号をヒータ駆動回路3
2およびユーザインタフェース36に供給する。これに
より閉ループ制御系が付与され、第2導体26およびセ
ンサ線入力回路34により与えられる帰還信号に応答し
て第1導体20の温度がECU30およびヒータ駆動回
路32により調整される。
【0027】この発明の電熱制御器はさらにユーザイン
タフェース回路36を含む。ユーザインタフェース回路
36にはユーザがシステムの温度を所望値に設定できる
手段が設けられ、好ましくはユーザへシステムパラメー
タを示すための表示手段を含む。図8および図9は、E
CU30に結合されたユーザインタフェース回路の2つ
の実施例を図解的に示す。
【0028】図8を参照して、ユーザインタフェース回
路36は瞬時スイッチ40,42,44および7個のセ
グメントからなる液晶表示器(LCD)46を含む。こ
れらのスイッチ40,42,44およびLCD46は、
ECU30に電気的に結合されている。ECU30はス
イッチ40,42,44が押下されたときそれを検知
し、それに応答してヒータ駆動回路32およびLCD4
6を制御する。
【0029】たとえば、第1スイッチ40はユーザが電
力を電気毛布またはその種の温度制御器具に印加するこ
とを欲する旨を表示できるように構成できる。スイッチ
40の閉に応答して、ECU30はヒータ駆動回路32
を能動化してヒータ電圧を第1導体20に印加する。こ
のECU30は、好ましくはLCD46に信号を印加し
て第1導体20が動作状態である旨を表示するように構
成される。スイッチ42および44は、好ましくはヒー
タ器具の動作温度を増加または低減するようにユーザに
より能動化される。たとえば、スイッチ42の押下を検
出したとき、ECU30はヒータ駆動回路32に信号送
信して第1導体20へのヒータ電圧を長時間維持させる
ことにより、ヒータ器具の動作温度を増大させることが
可能である。ECU30はまた、LCD46上の表示を
変更させることにより上記のような動作パラメータ変化
を示すように構成できる。同様に、スイッチ44はヒー
タ器具の動作温度を減少させるように使用可能である。
【0030】図9を参照して、ユーザインタフェース回
路が単純化した略図の形で示されている。図9の実施例
で、単一のスイッチ40はECU30に動作可能に結合
されている。ECU30はスイッチ40の能動化を検知
し、スイッチ40の能動化数に基づいて一定数の動作温
度のうちの1つを逐次選択する。たとえば、スイッチ4
0の最初の閉がECU30に対してユーザが電力をヒー
タ器具に加えることを欲する旨を示すように構成でき
る。ヒータ器具に4個の温度設定が設けられていると仮
定すると、スイッチ40を順次能動化することにより4
個の温度設定のうちの1個を交互に選択可能である。温
度設定の典型的順序としてはLOW,MEDIUM,M
ED−HIGH,HIGH,OFFである。図9の実施
例はまた4個の発光ダイオード48,50,52および
54を含む。スイッチ40の能動化の検出に応答して、
ECUが4個のLED48,50,52,54の少なく
とも1個を点灯することにより現在選択しているヒータ
器具の動作温度を表示させることが好ましい。
【0031】この発明の一体センサ線を有するヒータ線
および改良した制御器は、特に電気毛布,電気薄手毛布
(electric throw)および電気加熱パッド(electric heat
ingpad)等の加熱器具に対してよく適合する。この発明
の詳細な動作について、これらの適用に関連する例に従
って説明する。たとえば、電気毛布は織物シェル(fabri
c shell)内でこの発明に従って形成した100フィート
のヒータ線を介挿することにより形成できる。好ましく
は、ヒータ線は蛇行(serpentine)状に介挿して毛布全体
に線を実質上均一に分布配置させる。好ましくは線はさ
らに両端を互いに近接させて改良した制御器に対する接
続を容易化するように配置する。
【0032】図4および図5を参照して、ヒータ線内の
第1導体20は合計159W,またはフィートあたり
1.59W,の電力を毛布全体に与えるように選択す
る。120VAC RMS(米国公称ライン電圧)の平
均入力電圧で上記の電力出力を達成するためには、ヒー
タ線のフィート当りの抵抗は概略0.9オーム/フィー
ト(Ω/ft)にする。この抵抗は、第1導体20の直
径,組成および全長の関数である。第1導体の好ましい
構造は、0.021インチ径の繊維状コア22の周囲に
概略インチ当り12回ほど巻回をさせた銅合金材料で形
成した33AWG線を用いて達成できる。
【0033】前述したように、この発明のヒータ線の第
2導体26は、センサ線として機能する。センサ線26
は高い抵抗温度係数(TCR)を呈すように選ばれるの
で、比較的小さな温度変化であっても容易に検出でき
る。たとえば、第2導体は好ましくは99.5%のニッ
ケル含有組成の37AWG線から形成される。第1絶縁
層により付与される公称0.10インチ径の周囲に、イ
ンチ当り概略12回螺旋形成した場合、センサ線は10
Ω/ftの公称抵抗および0.005% R/C°,±1
0%の公称TCRを呈する。100フィートのヒータ線
に対しては、センサ線26の全抵抗は25℃で公称で
1,000Ωである。このセンサ線は1度(℃)の温度
変化当り5Ωの抵抗変化を呈することになる。したがっ
て、所望線温度の上限が65℃とすれば、25℃からの
温度変化は200Ωの公称抵抗変化,または20%の合
計抵抗変化,になる。
【0034】電気毛布での使用に適したこの発明の電熱
制御器の例示実施例を、前述したヒータ線と関連させて
以下に述べる。電気毛布用制御器の好ましい実施例で
は、ヒータ線の動作範囲は25°−65℃の範囲内に維
持される。この温度範囲は好ましくは9個の動作点に区
切られ、これらはユーザによる9種の選択可能な加熱設
定に対応する。以下に示す表1は9個の温度設定の各々
に対する公称線温度およびセンサ線抵抗を示している。
【0035】
【表1】
【0036】電熱制御器の動作は、図10に示す例示フ
ローチャートに関連して最良に説明できる。ECU30
は好ましくは、マイクロプロセサ30a等のプログラム
可能なディジタルデバイスを含む。このECU30はま
た、好ましくは第1タイマ回路30bおよび第2タイマ
回路30cを含む。ECU30に対して電力を加える
と、プログラムが開始される。このプログラムまず予め
このユニットに電力が加えられたかを判定する(ブロッ
ク60)。ECU30が初期パワーアップ状態、すなわ
ち予め電力が加えられていない、を検出すると、ECU
は省略時(default) 毛布電力設定をP=5(ブロック6
2)等の中間動作範囲に設定する。しかしながら、EC
U30に予め電力が加えられていない場合、ECU30
はECU30内のメモリ場所から前回ユーザにより選択
された電力設定を呼び出す(ブロック64)。
【0037】電力設定が初期化された後、ECU30は
ユーザインタフェースの状態をチェックし、電力設定を
変更するためのコマンドを受信したかを判別する(ブロ
ック66)。図8を参照して、ECUは前述したように
スイッチ42および44の状態をチェックしている。ス
イッチ42,44は温度設定を増加または低減させるよ
うに事前に割り当てられる。たとえば、スイッチ42を
温度を増大するように機能させ、スイッチ44を温度を
低減させるように機能させることが可能である。ユーザ
インタフェース回路が能動化されていることを検出した
場合、プログラムは温度選択サブルーチンに進む。
【0038】図11のフローチャートに示す温度選択サ
ブルーチンは、ユーザインタフェースのいずれのスイッ
チが押下されたかを判定して、これによりECU30の
電力設定を変える。ECU30がユーザが毛布の動作温
度を増大させたい旨を検出した場合(ブロック68)、
サブルーチンはまず最高動作温度が既に設定されている
かをチェック判定する(ブロック72)。最高動作温度
が設定されていない場合、サブルーチンは電力設定を1
だけ増加する(ブロック74)。電力設定の増加後、E
CU30は好ましくはLCD46へ信号を送信し、現在
の電力設定を表示する(ブロック76)。一旦新たな電
力設定を表示すると、サブルーチンは図10のメインフ
ローチャートに戻る。
【0039】温度選択サブルーチンがユーザが毛布の動
作温度を減少させたい旨を判定した場合(ブロック7
0)、プログラムはまず最小電力設定が予め選択されて
いるか否かを判定する(ブロック78)。最小電力設定
が予め選択されている場合は、電力設定を変更しないま
まこの設定をECU30によりLCD46上に表示する
(ブロック82)。最小電力設定が選択されていない場
合には、サブルーチンは電力設定を1だけ減少し(ブロ
ック80)、新たな電力設定をLCD46に表示する
(ブロック82)。この時点で、サブルーチンは図10
のメインフローチャートへ戻る。
【0040】毛布を予熱するには、初めの加熱サイクル
でユーザが選択した設定を超える電力設定で毛布を動作
させることが望ましい。しかし、電熱制御器がヒータ線
温度が最大電力設定温度を超えることを許容しないかも
しれない。このため、温度選択ルーチンを実施後(図1
1)、ECU30内のプログラムは電力設定値をテスト
することにより予熱用の最初の加熱サイクル間に温度設
定の調節が可能かを判定する。
【0041】好ましい予熱設定は、選択した電力設定よ
りも高い2個の設定からなるものである。したがって、
この例で9個の設定があれば、電力設定が7以下の場合
ならば(ブロック84)、プログラムは現在の電力設定
に2をプラスしたのに等しい予熱値を確定できる(ブロ
ック86)。電力設定が7より大きい場合、プログラム
は電力設定についてテストして電力設定が8に等しいか
を調べる(ブロック88)。プログラムが電力設定が8
に等しいと判定した場合、予熱値を9に等しく確定でき
る(ブロック90)。それ以外の場合として、電力設定
が既に最大値9に設定されている場合は、予熱値の確定
はできない。
【0042】予熱値の確定後、ECU30は信号をヒー
タ駆動回路32に供給して、第1導体20にヒータ電圧
HEATを印加する(ブロック92)。好ましくは、第1
導体20にヒータ電圧を印加した後、プログラムは安全
性チェックサブルーチンに進む。安全性チェックサブル
ーチンを図12のフローチャートに示す。図12を参照
して、ECU30はセンサ線26の初期抵抗RS および
電圧VSを示す信号をセンサ線入力回路34から受信す
る(ブロック96)。サブルーチンはついで第2導体2
6の抵抗が最小確定閾値PMIN より低いかをチェックす
る(ブロック98)。この最小値は0℃等の毛布の予想
動作温度よりもかなり低い温度に対応するように選択す
る。この閾値よりも低い計測抵抗値は、センサ線26ま
たはセンサ線入力回路34の動作不良を示す。この場
合、サブルーチンは先に進んで第1導体20へ印加した
ヒータ電圧VHEATを不能化する(ブロック100)。好
ましくは、ECU30内のプログラムは、ついでLCD
46上にエラー信号を表示する(ブロック102)。エ
ラーを表示した後、サブルーチンはプログラムを終了す
る(ブロック104)。
【0043】センサ線26の計測抵抗が最小閾値以上で
ある場合、サブルーチンはこの計測抵抗値RS を最大抵
抗閾値RMAX と比較する(ブロック106)。この最大
抵抗値は最大許容ヒータ線温度をかなり超えるように選
択する。この実施例では、この温度閾値は概略80℃に
設定される。計測抵抗が最大閾値を超える場合、サブル
ーチンはヒータ電圧を不能化し(ブロック100)、好
ましくはエラー符号を表示する(ブロック102)。つ
いで抵抗を最小閾値より低くした場合に関連して前述し
た場合と同様に、サブルーチンを終了する(ブロック1
04)。
【0044】第2導体26に検出した抵抗が正常な動作
範囲内にある場合、安全性チェックサブルーチンは先に
進んで第2導体26に電圧が存在しているかを判定する
(ブロック108)。正常な動作状態では、第2導体2
6には電圧は存在しない。しかし、第1絶縁材料24が
劣化して破壊すると、第1導体20は第2導体26と電
気的な接触状態になる。このような事態が発生した場合
には、第1導体20上に存在するヒータ電圧は第2導体
26に結合される。この状態は潜在的な火災要因または
ショック要因となることを示す。この状態が検出される
と、サブルーチンは先に進んでヒータ電圧VHEATを不能
化し(ブロック100)および抵抗エラー状態に関連し
て前述したようにエラー符号を表示する(ブロック10
2)。第2導体26に電圧が検出されない場合、安全性
チェックサブルーチンは図10に示すメインプログラム
に戻る(ブロック110)。
【0045】安全性チェックサブルーチンを完了した
後、ECU30とセンサ線入力回路34は第2導体の抵
抗を監視し、ヒータ線が予熱値により確定した所望の温
度TPR EHEAT に到達したかを判定する(ブロック11
2)。ECU30は、その状態が実現されるまで反復ル
ープでこのテストを行う。一旦センサ線26の検出抵抗
が予熱温度以上の温度に至ると、ECU30はヒータ駆
動回路32に対して信号を供給してヒータ電圧VHEAT
不能化する(ブロック114)。ECU30は、ついで
第1タイマ30bを初期化する(ブロック116)。
【0046】第1タイマ30bを初期化した後、ECU
30はセンサ線26抵抗を監視する反復ループを開始し
て、ヒータ線温度Tがユーザが選択した初期電力設定に
より確定した温度TP 未満に低下したかを判定する(ブ
ロック118)。センサ線26の計測抵抗が、ヒータ線
温度が選択した電力設定用確定温度より低い旨を示す場
合、プログラムは第1タイマ30bをチェックして、ヒ
ータ電圧の除去から最小期間が経過したかを判定する
(ブロック120)。好ましくは、この期間は20秒台
の桁とする。この最小期間が経過していない場合は、プ
ログラムは反復温度テストに戻る(ブロック118)。
【0047】第1タイマ30bを介在させることによ
り、ヒータ電圧に時間領域ヒステリシス(time domain h
ysteresis)が与えられる。これにより、閾温度値付近に
滞留しているヒータ線温度により、ヒータ駆動回路32
が急激にオンまたはオフすることが防止される。一旦温
度が電力設定閾値未満になりかつタイマが最小期間を経
過すると、ECU30はヒータ駆動回路32に信号を供
給して、ヒータ電圧VHE ATを第1導体20に対して再印
加する(ブロック122)。
【0048】ヒータ電圧を再印加した後、ECU30内
のプログラムはセンサ線入力回路34を監視して、ヒー
タ線温度Tが選択した電力値の予測温度TP と一致また
は超過したかを判定する(ブロック124)。温度が選
択電力設定より低い限り、ヒータ電圧は使用可能(enabl
ed) のまま維持される。一旦ヒータ線温度が選択した電
圧設定に対応する温度と一致または超過した場合、プロ
グラムは前進する。
【0049】この発明の毛布制御器は、付加的な“オー
トオフ”安全機能を含む。この特徴は、前回動作をユー
ザインタフェース36のスイッチに検出してから第2タ
イマ30が監視する最大時間窓(maximum time window)
が経過したかを判定することによりイネーブルされる
(ブロック126)。好ましくは、この最大時間窓は1
0時間台の桁である。この最大時間窓が経過すると、プ
ログラムは毛布がユーザにより不注意に放置されたまま
であると判定してヒータ電圧VHEATを除去する(ブロッ
ク128)。最大時間窓が経過していなければ、プログ
ラムは制御をブロック114に戻す。ブロック114−
126では、最大時間窓が経過するまでまたはユニット
がユーザによりオフにされるまで、閉ループ動作を継続
する。
【0050】この発明はまた、加熱薄手毛布(heated th
row)または加熱パッド(heating pad) 等の小型加熱器具
にも適用できる。これらの用途では、これらに典型的に
使用される長さが短いヒータ線に合致させるための調整
を行う。また、これらの用途におけるユーザインタフェ
ース回路34は、図9に示される回路と同様に、典型的
にはより簡素な形態にする。
【0051】図示実施例のように、4個の温度設定を用
いた加熱パッドをこの発明に従って形成することができ
る。加熱パッドは典型的には、毛布の例に使用した10
0フィートのヒータ線に比して、概略20フィートのヒ
ータ線を含む。毛布に使用したと同一のヒータ線を加熱
パッドに使用した場合、センサ線26の公称抵抗は10
00Ωではなく200Ωになる。しかし、共通のECU
30およびセンサ線入力回路34を使用可能とするため
には、加熱パッド線の計測抵抗を毛布への使用と同様の
範囲に設けることが好ましい。このことは、あらゆる加
熱器具にECU30およびセンサ線入力回路34を含ん
だ特定用途向け集積回路(ASIC)の共通使用が望ま
しい量産では特に重要である。
【0052】センサ線26の抵抗は、より高い抵抗材料
でセンサ線26を形成することによりおよびセンサ線2
6のインチ当りの巻数を増やすことにより増大できる。
しかし、抵抗をこのような方法で5倍増大させること
は、現実的ではない。したがって、修正したセンサ線1
34とセンサ線入力回路34との間に、抵抗器132を
介挿するのが好ましい。抵抗器132は、加熱パッドの
修正センサ線134と抵抗器132との合成抵抗値が最
高線温度で実質上毛布のセンサ線26に等しくなるよう
に選択する。
【0053】加熱パッドへの応用に関して、アンダライ
タス・ラボレトリス(UnderwritersLaboratories: U.
L.)では、毛布に許容される65℃の温度よりはむし
ろ、75℃の最高線温度を許可している。したがって、
最大合成抵抗はこの高い側の温度に対応して設けられ
る。表1を参照して、75℃で1225Ωの合成抵抗を
用いて、例示の毛布用制御器の最大設定(P=9)に対
応させるのが望ましい。修正したセンサ線134の75
℃での抵抗値が580Ωに等しい場合、抵抗器132は
1225−580Ωまたは645Ωの抵抗を有するよう
に選択する。
【0054】抵抗器132は加熱線温度の変化によって
は変化しない値を有するので、抵抗値割合での合計抵抗
の変化は減少する。しかし、加熱パッドに対しては、温
度範囲の高温端側で動作させるのが好ましい。したがっ
て、4温度設定式の加熱パッドは毛布用設定、5,7,
8および9を選択して、パッド用の4個の設定に対応さ
せることで制御可能である。これは、以下に示す表2に
従った動作となる。
【0055】
【表2】
【0056】同様の動作を行うことにより、共通のEC
U30とセンサ線入力回路34とを使用して加熱薄手毛
布を制御できる。この場合は、典型的には、概略60フ
ィート長の加熱線を含むことになる。この発明の加熱線
は加熱素子としての炭素系抵抗材料の使用をせずに済
む。そのため、従来技術のヒータ線より可燃性がかなり
低い。加えて、加熱線と一体に同軸上に配置したセンサ
線を組み込むことにより、安全機能の付加が得られる。
このセンサ線の構成によりヒータ線の温度制御が容易と
なり、またユーザをヒータ線から保護する絶縁体が損傷
した旨が表示される。改良した電熱制御器およびこの発
明の加熱線を組み合わせ使用することにより、電気毛
布,電気薄手毛布,電気加熱パッド等に適合した安全制
御可能な加熱源が得られる。
【0057】この発明の図示実施例を添付図面を参照し
ながら記述したが、この発明がこれらの具体的な実施例
に限られることなく発明の範囲または精神から逸脱しな
い範囲で当業者による様々な変更や修整が可能であるこ
とが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術で公知の複数のサーモスタットを含む
ヒータ線の概略図である。
【図2】先行技術で公知の熱抵抗層により分離された1
対の導体を含むヒータ線の概略図である。
【図3】先行技術で公知の一体のセンサ線を有するヒー
タ線の実施例の概略図である。
【図4】この発明に従って形成した一体のセンサ線を有
するヒータ線の長さ方向に沿った断面図である。
【図5】この発明に従って形成した一体のセンサ線を有
するヒータ線の図4におけるV−V線断面図である。
【図6】この発明に従って形成した一体のセンサ線を有
するヒータ線の電気的概略図である。
【図7】この発明に従って形成した一体のセンサ線を有
するヒータ線を用いた仕様に適合した改良電熱制御器の
簡易ブロック図である。
【図8】この発明に従って形成した改良電熱制御器のユ
ーザインタフェース回路および電子制御装置の一実施例
を示す電気的概略図である。
【図9】この発明に従って形成した改良電熱制御器とと
もに使用するユーザインタフェース回路および電子制御
装置の別の実施例を示す電気的概略図である。
【図10】この発明に従って形成した電子制御装置に使
用される好ましい操作方法を示すフローチャートであ
る。
【図11】この発明の電子制御装置に使用するユーザイ
ンタフェースサブルーチンの好ましい操作を示すフロー
チャートである。
【図12】この発明の電子制御装置により実行される安
全性チェックサブルーチンの好ましいステップを示すフ
ローチャートである。
【図13】直列抵抗器を介して修整したセンサ線に結合
されこの発明の改良電熱制御器を電気加熱パッドまたは
毛布に適用したセンサ入力回路を示す概略図である。
【符号の説明】
2 …ヒータ線 4 …サーモスタット 6,8,12 …導体 10 …PCT材料 14 …第2抵抗層 20 …第1導体 22 …可撓性繊維状コア 24 …第1絶縁材料 26 …第2導体 28 …第2絶縁材料 30 …電子制御装置(ECU) 32 …ヒータ駆動回路 34 …センサ入力回路 36 …ユーザインタフェース回路 40,42,44 …瞬時スイッチ 46 …液晶表示器(LCD) 48,50,52,54 …LED

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体のセンサ線を有するヒータ線であっ
    て、 長さおよび前記長さに関連した抵抗を有し螺旋形状に形
    成された第1導体と、 長さおよび前記長さに関連しかつ温度に対して推定可能
    に変化する抵抗を有し前記第1導体の螺旋形状に対して
    同軸関係の螺旋形状に形成された第2導体と、 前記第1導体と前記第2導体との間に前記第1および第
    2導体が互いに電気絶縁されるように介挿されかつ前記
    第2導体が前記第1導体と熱伝達可能なように少なくと
    も部分的に熱伝導可能な可撓性電気絶縁体とを含むヒー
    タ線。
  2. 【請求項2】前記第1導体の螺旋形状は第1螺旋方向に
    形成され、前記第2導体の螺旋形状は第1螺旋方向と反
    対の第2螺旋方向に形成される、請求項1記載のヒータ
    線。
  3. 【請求項3】前記第1導体の螺旋形状は少なくとも部分
    的に第1螺旋直径を有するように画定され、前記第2導
    体の螺旋形状は少なくとも部分的に前記第1螺旋直径よ
    り大きな第2螺旋直径を有するように画定される、請求
    項2記載のヒータ線。
  4. 【請求項4】前記第2導体は99.5%のニッケル含有
    合金である、請求項3記載のヒータ線。
  5. 【請求項5】周囲に前記第1導体の螺旋形状が卷回され
    るコアを付与する可撓性繊維材料を更に含む、請求項4
    記載のヒータ線。
  6. 【請求項6】発熱用の第1導体と検知用の第2導体とを
    有する一体センサ線付ヒータ線であって前記第1および
    第2導体の各々は関連する第1および第2端を有するヒ
    ータ線と共に使用する電熱制御器であって、 電気制御ユニットと、 前記第1導体の第1および第2端に電気的に結合され前
    記電子制御器から受信した信号に応じて前記第1導体に
    ヒータ電圧を印加するヒータ駆動回路と、 前記第2導体の第1および第2端に電気的に結合され前
    記第2導体に関連する抵抗および電圧を計測しかつ前記
    電子制御器に抵抗および電圧を示す信号を付与するセン
    サ線入力回路と、 前記電子制御ユニットに動作可能に結合されユーザによ
    る入力に応じて電子制御ユニットに信号を付与し、前記
    電子制御ユニットからの受信信号に応じて可視表示を行
    うユーザインタフェース回路とを含む制御器。
  7. 【請求項7】前記電子制御ユニットは前記第2導体の計
    測抵抗を最小閾値と比較し、測定抵抗が前記最小閾値よ
    り小さいとき信号を前記ヒータ駆動回路に付与してヒー
    タ電圧を不能化する、請求項6記載の電熱制御器。
  8. 【請求項8】前記最小閾値は摂氏25℃未満の温度に対
    応する、請求項7記載の電熱制御器。
  9. 【請求項9】前記電子制御ユニットは前記第2導体の計
    測抵抗を最大閾値と比較し、測定抵抗が前記最大閾値を
    超えるとき信号を前記ヒータ駆動回路に付与してヒータ
    電圧を不能化する、請求項8記載の電熱制御器。
  10. 【請求項10】前記最大閾値は摂氏65℃に少なくとも
    等しい温度に対応する、請求項9記載の電熱制御器。
  11. 【請求項11】前記電子制御ユニットは前記センサ線入
    力回路からの前記第2導体上に電圧が存在する旨の信号
    に応じて信号を前記ヒータ駆動回路に付与してヒータ電
    圧を不能化する、請求項10記載の電熱制御器。
  12. 【請求項12】発熱用の第1導体と検知用の第2導体と
    を有する一体センサ線付ヒータ線であって前記第1およ
    び第2導体の各々は関連する第1および第2端を有する
    ヒータ線と、 電気制御ユニットと、 前記第1導体の第1および第2端に電気的に結合され前
    記電子制御器から受信した信号に応じて前記第1導体に
    ヒータ電圧を印加するヒータ駆動回路と、前記第2導体
    の第1および第2端に電気的に結合され前記第2導体に
    関連する抵抗および電圧を計測しかつ前記電子制御器に
    抵抗および電圧を示す信号を付与するセンサ線入力回路
    と、前記電子制御ユニットに動作可能に結合されユーザ
    による入力に応じて電子制御ユニットに信号を付与して
    前記電子制御ユニットから受信信号に応じて可視表示を
    行うユーザインタフェース回路と、を含む電気制御器と
    を含む電気加熱器具。
  13. 【請求項13】前記電子制御ユニットは前記第2導体の
    計測抵抗を最小閾値と比較し、測定抵抗が前記最小閾値
    より小さいとき信号を前記ヒータ駆動回路に付与してヒ
    ータ電圧を不能化する、請求項12記載の電気加熱器
    具。
  14. 【請求項14】前記最小閾値は摂氏25℃未満の温度に
    対応する、請求項13記載の電気加熱器具。
  15. 【請求項15】前記電子制御ユニットは前記第2導体の
    計測抵抗を最大閾値と比較し、測定抵抗が前記最大閾値
    を超えるとき信号を前記ヒータ駆動回路に付与してヒー
    タ電圧を不能化する、請求項14記載の電気加熱器具。
  16. 【請求項16】前記最大閾値は摂氏65℃に少なくとも
    等しい温度に対応する、請求項15記載の電気加熱器
    具。
  17. 【請求項17】前記電子制御ユニットは前記センサ線入
    力回路からの前記第2導体上に電圧が存在する旨の信号
    に応じて信号を前記ヒータ駆動回路に付与してヒータ電
    圧を不能化する、請求項16記載の電気加熱器具。
JP10070686A 1997-03-21 1998-03-19 一体に設けたセンサ線を有するヒータ線およびその制御器 Pending JPH10326669A (ja)

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