JPH10327020A - 受信機 - Google Patents
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- JPH10327020A JPH10327020A JP14855497A JP14855497A JPH10327020A JP H10327020 A JPH10327020 A JP H10327020A JP 14855497 A JP14855497 A JP 14855497A JP 14855497 A JP14855497 A JP 14855497A JP H10327020 A JPH10327020 A JP H10327020A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成を簡単化できる受信機を提供する。
【解決手段】 受信電界強度が良好な場合、SW1 をa、
SW2 をbに切り換える。受信手段8Aはユーザ所望周波数
のRZ-SSB変調波を受信し、中間周波信号に変換して出力
する。中間周波信号はA/D 変換後、リミッタを介さずに
AM抑圧度の高いTAN -1型検波を行うFM検波回路10に入力
されてFM検波される。FM検波回路10の検波出力は等化手
段22に入力されて歪が除去され、D/A 変換後、AFアンプ
23で増幅され、スピーカ24から出力される。この結果、
フェージングに強い受信ができる。受信電界強度が悪化
したとき、SW1 をb、SW2 をcに切り換える。RZ-SSB変
調波の中間周波信号はAM検波手段40のオートノッチ回路
41で搬送波成分が抑圧され、プロダクト検波回路42でプ
ロダクト検波される。D/A 変換後、AFアンプ23で増幅さ
れ、スピーカ24から出力される。この結果、高いS/N で
受信を行うことができる。
SW2 をbに切り換える。受信手段8Aはユーザ所望周波数
のRZ-SSB変調波を受信し、中間周波信号に変換して出力
する。中間周波信号はA/D 変換後、リミッタを介さずに
AM抑圧度の高いTAN -1型検波を行うFM検波回路10に入力
されてFM検波される。FM検波回路10の検波出力は等化手
段22に入力されて歪が除去され、D/A 変換後、AFアンプ
23で増幅され、スピーカ24から出力される。この結果、
フェージングに強い受信ができる。受信電界強度が悪化
したとき、SW1 をb、SW2 をcに切り換える。RZ-SSB変
調波の中間周波信号はAM検波手段40のオートノッチ回路
41で搬送波成分が抑圧され、プロダクト検波回路42でプ
ロダクト検波される。D/A 変換後、AFアンプ23で増幅さ
れ、スピーカ24から出力される。この結果、高いS/N で
受信を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信機に係り、とく
にRZ−SSB(Real Zero SSB) 変調波を受信可能な受
信機に関する。
にRZ−SSB(Real Zero SSB) 変調波を受信可能な受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】占有帯域幅が狭くて済み、しかも移動体
通信でのフェージングに強いAM変調方式としてRZ−
SSBが有る。このRZ−SSBは搬送波を完全には抑
圧しない変調波であり、振幅と位相の両方に元の変調信
号の情報が存在する。よって、受信機側でRZ−SSB
変調波の受信信号に対し振幅制限とFM検波を行うこと
で、元の変調信号を復調できる。図7にRZ−SSB変
調波を受信する受信機の構成例を示す(特公平6−22
290号公報、CQ出版社発行「トランジスタ技術」1
997年2月号343頁〜345頁参照)。図7におい
て、アンテナ1でのRZ−SSB変調波の受波信号はR
Fアンプ2で高周波増幅され、ミキサ3でVCO4から
入力した局部発振信号と混合されて中間周波信号に変換
される。図示しないコントローラがPLL回路5に対し
所望同調周波数に対応する分周比を可変設定し、PLL
回路5は分周比に応じてVCO4の制御電圧を可変し、
局部発振周波数を可変することで同調周波数を可変させ
る。
通信でのフェージングに強いAM変調方式としてRZ−
SSBが有る。このRZ−SSBは搬送波を完全には抑
圧しない変調波であり、振幅と位相の両方に元の変調信
号の情報が存在する。よって、受信機側でRZ−SSB
変調波の受信信号に対し振幅制限とFM検波を行うこと
で、元の変調信号を復調できる。図7にRZ−SSB変
調波を受信する受信機の構成例を示す(特公平6−22
290号公報、CQ出版社発行「トランジスタ技術」1
997年2月号343頁〜345頁参照)。図7におい
て、アンテナ1でのRZ−SSB変調波の受波信号はR
Fアンプ2で高周波増幅され、ミキサ3でVCO4から
入力した局部発振信号と混合されて中間周波信号に変換
される。図示しないコントローラがPLL回路5に対し
所望同調周波数に対応する分周比を可変設定し、PLL
回路5は分周比に応じてVCO4の制御電圧を可変し、
局部発振周波数を可変することで同調周波数を可変させ
る。
【0003】ミキサ3から出力された中間周波信号はI
Fアンプ6で中間周波増幅されたあと、BPF7で中間
周波数帯域成分だけが抽出される。RFアンプ2からB
PF7までで受信手段8が構成される。BPF7で帯域
制限されたRZ−SSB変調波の中間周波信号はリミッ
タ9で振幅制限されたあと、FM検波回路10でFM検
波されて、元の変調信号が復調される。但し、FM検波
回路10の出力には歪が含まれているため、積分器11
を通すことでまず微分されている信号を積分する(リミ
ッタ9、FM検波回路10、積分器11が位相検波系を
成す)。RZ−SSB変調波の変調指数をm、帯域制限
された変調信号をg(t)、g(t)のヒルベルト変換
をg* (t)とすると、積分器11の出力v(t)は、 v(t)=mg* (t)−m2 g(t)g* (t) +m3 {g2 (t)g* (t)−(g3 (t)/3)}+O(m4 ) ・・(1) 但し、O(m4 )は4次以降の展開項となる。
Fアンプ6で中間周波増幅されたあと、BPF7で中間
周波数帯域成分だけが抽出される。RFアンプ2からB
PF7までで受信手段8が構成される。BPF7で帯域
制限されたRZ−SSB変調波の中間周波信号はリミッ
タ9で振幅制限されたあと、FM検波回路10でFM検
波されて、元の変調信号が復調される。但し、FM検波
回路10の出力には歪が含まれているため、積分器11
を通すことでまず微分されている信号を積分する(リミ
ッタ9、FM検波回路10、積分器11が位相検波系を
成す)。RZ−SSB変調波の変調指数をm、帯域制限
された変調信号をg(t)、g(t)のヒルベルト変換
をg* (t)とすると、積分器11の出力v(t)は、 v(t)=mg* (t)−m2 g(t)g* (t) +m3 {g2 (t)g* (t)−(g3 (t)/3)}+O(m4 ) ・・(1) 但し、O(m4 )は4次以降の展開項となる。
【0004】mの次数が2次以降の項はハーモニック歪
なため、図8の構成を持つリニアライザ12に入力して
ハーモニック歪を除去する。リニアライザ12は、v
(t)の位相を90°だけ遅らせるヒルベルトフィルタ
13と、v(t)を一定時間(v(t)がヒルベルトフ
ィルタ13を通過するのに要する時間)だけ遅延させる
遅延器14とから成るヒルベルト変換器15、v(t)
にヒルベルトフィルタ13の出力を乗算する乗算器1
6、乗算器16の出力にヒルベルトフィルタ13の出力
を乗算する乗算器17、乗算器17の出力に1/2を乗
じる乗算器18、v(t)を3乗する3乗器19、3乗
器19の出力に1/6を乗じる乗算器20、遅延器14
の出力に乗算器18の出力を加算し、乗算器16の出力
と乗算器20の出力を減算する加減算器21により構成
されている。遅延器14の出力の位相を基準に見たと
き、フィルベルトフィルタ13の出力の位相は丁度90
°遅れている。
なため、図8の構成を持つリニアライザ12に入力して
ハーモニック歪を除去する。リニアライザ12は、v
(t)の位相を90°だけ遅らせるヒルベルトフィルタ
13と、v(t)を一定時間(v(t)がヒルベルトフ
ィルタ13を通過するのに要する時間)だけ遅延させる
遅延器14とから成るヒルベルト変換器15、v(t)
にヒルベルトフィルタ13の出力を乗算する乗算器1
6、乗算器16の出力にヒルベルトフィルタ13の出力
を乗算する乗算器17、乗算器17の出力に1/2を乗
じる乗算器18、v(t)を3乗する3乗器19、3乗
器19の出力に1/6を乗じる乗算器20、遅延器14
の出力に乗算器18の出力を加算し、乗算器16の出力
と乗算器20の出力を減算する加減算器21により構成
されている。遅延器14の出力の位相を基準に見たと
き、フィルベルトフィルタ13の出力の位相は丁度90
°遅れている。
【0005】リニアライザ12の出力u(t)は、v
(t)のヒルベルト変換をv* (t)とすると、 u(t)=v(t)−v(t)v* (t) +v(t){v* (t)}2 /2−{v(t)}3 /6+O(m4 ) ・・(2) 但し、O(m4 )は4次以降の展開項となる。(1)、
(2)式より、 u(t)=mg* (t)+O(m4 ) となり、歪の除去された復調信号が得られる。積分器1
1とリニアライザ12により等化手段22が構成されて
いる。リニアライザ12の出力は、AFアンプ23で低
周波増幅されたあと、スピーカ24に出力される。
(t)のヒルベルト変換をv* (t)とすると、 u(t)=v(t)−v(t)v* (t) +v(t){v* (t)}2 /2−{v(t)}3 /6+O(m4 ) ・・(2) 但し、O(m4 )は4次以降の展開項となる。(1)、
(2)式より、 u(t)=mg* (t)+O(m4 ) となり、歪の除去された復調信号が得られる。積分器1
1とリニアライザ12により等化手段22が構成されて
いる。リニアライザ12の出力は、AFアンプ23で低
周波増幅されたあと、スピーカ24に出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のRZ−SSB受信機では、受信手段8から出力され
たRZ−SSB変調波をリミッタ9に通して振幅制限す
る必要があり、回路構成上の負担が増す。とくに、RZ
−SSB受信機の実用化に当たっては、検波系のクリテ
ィカルな調整作業を不要化するためリミッタ9とFM検
波回路10をディジタル信号処理回路で実現するのが有
利であるが、リミッタ9での振幅制限処理で発生する相
互変調歪によるエリアシング歪を回避するためには、サ
ンプリング周波数を極めて高くしなければならず、ディ
ジタル信号処理回路に高価で消費電力の多い高速動作型
を用いる必要がある。この問題を避けるため、リミッタ
9をアナログ回路で構成し、リミッタ9の出力をアンチ
エリアシングアナログフィルタを通したあとA/D変換
し、ディジタル信号処理回路で構成したFM検波回路1
0に入力する場合でも、アナログ回路で構成したリミッ
タ9で相互変調歪が発生することに変わりなく、このた
め、阻止域減衰量の大きな高次のアンチエリアシングア
ナログフィルタを用いなければならず、高価で設置スペ
ースを要する問題があった。
来のRZ−SSB受信機では、受信手段8から出力され
たRZ−SSB変調波をリミッタ9に通して振幅制限す
る必要があり、回路構成上の負担が増す。とくに、RZ
−SSB受信機の実用化に当たっては、検波系のクリテ
ィカルな調整作業を不要化するためリミッタ9とFM検
波回路10をディジタル信号処理回路で実現するのが有
利であるが、リミッタ9での振幅制限処理で発生する相
互変調歪によるエリアシング歪を回避するためには、サ
ンプリング周波数を極めて高くしなければならず、ディ
ジタル信号処理回路に高価で消費電力の多い高速動作型
を用いる必要がある。この問題を避けるため、リミッタ
9をアナログ回路で構成し、リミッタ9の出力をアンチ
エリアシングアナログフィルタを通したあとA/D変換
し、ディジタル信号処理回路で構成したFM検波回路1
0に入力する場合でも、アナログ回路で構成したリミッ
タ9で相互変調歪が発生することに変わりなく、このた
め、阻止域減衰量の大きな高次のアンチエリアシングア
ナログフィルタを用いなければならず、高価で設置スペ
ースを要する問題があった。
【0007】また、RZ−SSB変調波に対するFM検
波回路の感度が低いため、FM検波回路にS/Nの極め
て高いタイプを用いないと、復調出力に高いS/Nが必
要な場合に満足なS/Nが得られなかったり、弱入力時
にS/Nが悪くなり過ぎて受信不能となることがあっ
た。本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、構成を簡
単化できる受信機を提供することを、その目的とする。
また、必要に応じて復調出力のS/Nを改善できるよう
にすることを目的とする。更に、SSB−SC変調波ま
たはFM変調波の受信も可能とすることを目的とする。
また、受信波に対し完全同調させることで歪を小さくす
ることを目的とする。
波回路の感度が低いため、FM検波回路にS/Nの極め
て高いタイプを用いないと、復調出力に高いS/Nが必
要な場合に満足なS/Nが得られなかったり、弱入力時
にS/Nが悪くなり過ぎて受信不能となることがあっ
た。本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、構成を簡
単化できる受信機を提供することを、その目的とする。
また、必要に応じて復調出力のS/Nを改善できるよう
にすることを目的とする。更に、SSB−SC変調波ま
たはFM変調波の受信も可能とすることを目的とする。
また、受信波に対し完全同調させることで歪を小さくす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
受信機では、所望周波数で送信されたRZ−SSB変調
波を受信し、中間周波信号に変換する受信手段と、受信
手段から出力された中間周波信号を振幅制限手段を通さ
ずに入力し、FM検波を行うAM抑圧度の高いFM検波
手段と、FM検波手段でRZ−SSB変調波をFM検波
した出力中の歪除去を行う等化手段と、を備えたことを
特徴としている。これにより、リミッタを用いることな
くRZ−SSB変調波の復調が可能となり、受信機の構
成を簡単化できる。とくに、FM検波手段をディジタル
信号処理回路を用いて構成しようとする場合、リミッタ
での相互変調歪によるエイリアシング歪の影響を考慮し
なくて良いので、ディジタル信号処理回路を高価な高速
動作型にしなくて済み、また、FM検波手段の前段でA
/D変換器と組み合わせて用いられるアンチエイリアシ
ングアナログフィルタの阻止域減衰量を大きくする必要
もない。
受信機では、所望周波数で送信されたRZ−SSB変調
波を受信し、中間周波信号に変換する受信手段と、受信
手段から出力された中間周波信号を振幅制限手段を通さ
ずに入力し、FM検波を行うAM抑圧度の高いFM検波
手段と、FM検波手段でRZ−SSB変調波をFM検波
した出力中の歪除去を行う等化手段と、を備えたことを
特徴としている。これにより、リミッタを用いることな
くRZ−SSB変調波の復調が可能となり、受信機の構
成を簡単化できる。とくに、FM検波手段をディジタル
信号処理回路を用いて構成しようとする場合、リミッタ
での相互変調歪によるエイリアシング歪の影響を考慮し
なくて良いので、ディジタル信号処理回路を高価な高速
動作型にしなくて済み、また、FM検波手段の前段でA
/D変換器と組み合わせて用いられるアンチエイリアシ
ングアナログフィルタの阻止域減衰量を大きくする必要
もない。
【0009】本発明の請求項2記載の受信機では、請求
項1記載の受信機において、FM検波手段は、ディジタ
ル領域でTAN-1型検波を行うようにしたことを特徴と
している。これにより、FM検波手段でのAM抑圧度を
極めて高くすることができ、復調信号の歪が小さくな
る。
項1記載の受信機において、FM検波手段は、ディジタ
ル領域でTAN-1型検波を行うようにしたことを特徴と
している。これにより、FM検波手段でのAM抑圧度を
極めて高くすることができ、復調信号の歪が小さくな
る。
【0010】本発明の請求項3記載の受信機では、請求
項1記載の受信機において、受信手段から出力された中
間周波信号を入力し、RZ−SSB変調波に対するAM
検波を行うAM検波手段と、等化手段の出力とAM検波
手段の出力を切り換えて出力させる切り換え手段と、を
備えたことを特徴としている。これにより、受信電界強
度が良好な場合、または高いS/Nを要しないときなど
は、切り換え手段を等化手段の側に切り換えてRZ−S
SB変調波をFM検波させることでフェージングに強い
受信を行うことができ、受信電界強度が悪化した場合、
または高いS/Nを要するとき、または変調信号がフェ
ージングの影響を受け難いFSK信号のときなどは、切
り換え手段をAM検波手段の側に切り換えてRZ−SS
B変調波をAM検波させることで高いS/Nでの受信が
できる。請求項3のAM検波手段は例えばAM変調波の
検波で良く用いられている同期検波手段でも良く、同期
検波手段を用いることで受信手段がAM変調波も受信可
能な場合に、AM変調波の復調出力も可能となる。
項1記載の受信機において、受信手段から出力された中
間周波信号を入力し、RZ−SSB変調波に対するAM
検波を行うAM検波手段と、等化手段の出力とAM検波
手段の出力を切り換えて出力させる切り換え手段と、を
備えたことを特徴としている。これにより、受信電界強
度が良好な場合、または高いS/Nを要しないときなど
は、切り換え手段を等化手段の側に切り換えてRZ−S
SB変調波をFM検波させることでフェージングに強い
受信を行うことができ、受信電界強度が悪化した場合、
または高いS/Nを要するとき、または変調信号がフェ
ージングの影響を受け難いFSK信号のときなどは、切
り換え手段をAM検波手段の側に切り換えてRZ−SS
B変調波をAM検波させることで高いS/Nでの受信が
できる。請求項3のAM検波手段は例えばAM変調波の
検波で良く用いられている同期検波手段でも良く、同期
検波手段を用いることで受信手段がAM変調波も受信可
能な場合に、AM変調波の復調出力も可能となる。
【0011】本発明の請求項4記載の受信機では、請求
項3記載の受信機において、切り換え手段がAM検波手
段の側に切り換えられている間、等化手段とFM検波手
段の内、少なくとも一方の動作を停止させることを特徴
としている。これにより、消費電力の節約を図ることが
できる。
項3記載の受信機において、切り換え手段がAM検波手
段の側に切り換えられている間、等化手段とFM検波手
段の内、少なくとも一方の動作を停止させることを特徴
としている。これにより、消費電力の節約を図ることが
できる。
【0012】本発明の請求項5記載の受信機では、請求
項3記載の受信機において、AM検波手段は、RZ−S
SB変調波中の搬送波成分を抑圧する搬送波抑圧手段
と、搬送波抑圧手段で搬送波を抑圧後のRZ−SSB変
調波を入力してプロダクト検波を行うプロダクト検波手
段を含むことを特徴としている。これにより、RZ−S
SB変調波を歪なくAM検波することができる。
項3記載の受信機において、AM検波手段は、RZ−S
SB変調波中の搬送波成分を抑圧する搬送波抑圧手段
と、搬送波抑圧手段で搬送波を抑圧後のRZ−SSB変
調波を入力してプロダクト検波を行うプロダクト検波手
段を含むことを特徴としている。これにより、RZ−S
SB変調波を歪なくAM検波することができる。
【0013】本発明の請求項6記載の受信機では、請求
項5記載の受信機において、受信手段ではRZ−SSB
変調波とSSB−SC変調波が受信可能であり、AM検
波手段に、プロダクト検波手段の入力側を搬送波抑圧手
段の出力側と受信手段の出力側との間で切り換える切り
換え手段を設けたことを特徴としている。これにより、
AM検波手段中のプロダクト検波手段の入力側を搬送波
抑圧手段の出力側に切り換えれば高いS/NでのRZ−
SSB変調波の受信ができ、プロダクト検波手段の入力
側を受信手段の出力側に切り換えればSSB−SC変調
波の受信ができる。
項5記載の受信機において、受信手段ではRZ−SSB
変調波とSSB−SC変調波が受信可能であり、AM検
波手段に、プロダクト検波手段の入力側を搬送波抑圧手
段の出力側と受信手段の出力側との間で切り換える切り
換え手段を設けたことを特徴としている。これにより、
AM検波手段中のプロダクト検波手段の入力側を搬送波
抑圧手段の出力側に切り換えれば高いS/NでのRZ−
SSB変調波の受信ができ、プロダクト検波手段の入力
側を受信手段の出力側に切り換えればSSB−SC変調
波の受信ができる。
【0014】本発明の請求項7記載の受信機では、請求
項1記載の受信機において、受信手段から出力された中
間周波信号を入力し、RZ−SSB変調波に対するエン
ベロープ検波を行うAM検波手段と、FM検波手段の出
力とAM検波手段の出力を切り換えて等化手段に出力さ
せる切り換え手段と、を備えたことを特徴としている。
これにより、搬送波抑圧手段を設けなくてもRZ−SS
B変調波をAM検波可能となり、また、復調信号の歪も
小さくすることができる。
項1記載の受信機において、受信手段から出力された中
間周波信号を入力し、RZ−SSB変調波に対するエン
ベロープ検波を行うAM検波手段と、FM検波手段の出
力とAM検波手段の出力を切り換えて等化手段に出力さ
せる切り換え手段と、を備えたことを特徴としている。
これにより、搬送波抑圧手段を設けなくてもRZ−SS
B変調波をAM検波可能となり、また、復調信号の歪も
小さくすることができる。
【0015】本発明の請求項8記載の受信機では、請求
項1記載の受信機において、受信手段はRZ−SSB変
調波とFM変調波が受信可能であり、FM変調波の受信
時、FM検波手段の出力を等化手段に通さずに後段に出
力する切り換え手段を設けたことを特徴としている。こ
れにより、FM検波手段の出力を等化手段に入力するこ
とで、RZ−SSB変調波の受信・復調が可能となり、
FM検波手段の出力を等化手段を通さずに後段に出力す
ることでFM変調波の受信・復調が可能となる。
項1記載の受信機において、受信手段はRZ−SSB変
調波とFM変調波が受信可能であり、FM変調波の受信
時、FM検波手段の出力を等化手段に通さずに後段に出
力する切り換え手段を設けたことを特徴としている。こ
れにより、FM検波手段の出力を等化手段に入力するこ
とで、RZ−SSB変調波の受信・復調が可能となり、
FM検波手段の出力を等化手段を通さずに後段に出力す
ることでFM変調波の受信・復調が可能となる。
【0016】本発明の請求項9記載の受信機では、請求
項1記載の受信機において、受信手段はRZ−SSB変
調波とFM変調波が受信可能であり、FM変調波の受信
時、FM検波手段の出力に対しディエンファシスを行う
ディエンファシス手段と、等化手段の出力に代えてディ
エンファシス手段の出力を後段に出力する切り換え手段
を設けたことを特徴としている。これにより、FM検波
手段の出力を等化手段に入力することで、RZ−SSB
変調波の受信・復調が可能となり、FM検波手段の出力
をディエンファシス手段に通したあと、等化手段の出力
に代えて後段に出力することで、送信側でプリエンファ
シスされたFM変調波の受信・復調が可能となる。
項1記載の受信機において、受信手段はRZ−SSB変
調波とFM変調波が受信可能であり、FM変調波の受信
時、FM検波手段の出力に対しディエンファシスを行う
ディエンファシス手段と、等化手段の出力に代えてディ
エンファシス手段の出力を後段に出力する切り換え手段
を設けたことを特徴としている。これにより、FM検波
手段の出力を等化手段に入力することで、RZ−SSB
変調波の受信・復調が可能となり、FM検波手段の出力
をディエンファシス手段に通したあと、等化手段の出力
に代えて後段に出力することで、送信側でプリエンファ
シスされたFM変調波の受信・復調が可能となる。
【0017】本発明の請求項10記載の受信機では、請
求項9記載の受信機において、等化手段はFM検波手段
の出力を積分する積分手段と、RZ−SSB変調波の受
信時に当該積分手段の出力に残る歪を所定の演算処理を
行って取り除くリニアライザ手段とを含み、ディエンフ
ァシス手段は等化手段の積分手段と兼用したこと、を特
徴としている。これにより、等化手段とは別にディエン
ファシス手段を設けなくて済み、構成が簡単となる。
求項9記載の受信機において、等化手段はFM検波手段
の出力を積分する積分手段と、RZ−SSB変調波の受
信時に当該積分手段の出力に残る歪を所定の演算処理を
行って取り除くリニアライザ手段とを含み、ディエンフ
ァシス手段は等化手段の積分手段と兼用したこと、を特
徴としている。これにより、等化手段とは別にディエン
ファシス手段を設けなくて済み、構成が簡単となる。
【0018】本発明の請求項11記載の受信機では、請
求項1または3または5または6記載の受信機におい
て、受信波中の搬送波の周波数を検出する搬送波周波数
検出手段と、該搬送波周波数検出手段で検出された搬送
波周波数に基づき、受信手段に対する同調周波数の修正
制御を行う制御手段とを備えたことを特徴としている。
これにより、受信機の動作ポイントが最適化されるの
で、復調信号の歪が小さくなる。
求項1または3または5または6記載の受信機におい
て、受信波中の搬送波の周波数を検出する搬送波周波数
検出手段と、該搬送波周波数検出手段で検出された搬送
波周波数に基づき、受信手段に対する同調周波数の修正
制御を行う制御手段とを備えたことを特徴としている。
これにより、受信機の動作ポイントが最適化されるの
で、復調信号の歪が小さくなる。
【0019】本発明の請求項12記載の受信機では、請
求項5または6記載の受信機において、搬送波抑圧手段
はRZ−SSB変調波の周波数変動に追従しながら搬送
波成分を抑圧するオートノッチフィルタとし、該オート
ノッチフィルタにおけるノッチ周波数に基づき、受信手
段に対する同調周波数の修正制御を行う制御手段を備え
たことを特徴とする。これにより、受信機の動作ポイン
トを最適化して復調信号の歪を小さくでき、また、受信
波中の搬送波の周波数を検出するための専用の手段が要
らないので、構成が簡単になる。
求項5または6記載の受信機において、搬送波抑圧手段
はRZ−SSB変調波の周波数変動に追従しながら搬送
波成分を抑圧するオートノッチフィルタとし、該オート
ノッチフィルタにおけるノッチ周波数に基づき、受信手
段に対する同調周波数の修正制御を行う制御手段を備え
たことを特徴とする。これにより、受信機の動作ポイン
トを最適化して復調信号の歪を小さくでき、また、受信
波中の搬送波の周波数を検出するための専用の手段が要
らないので、構成が簡単になる。
【0020】
【発明の実施の態様】次に、図1を参照して本発明の実
施の態様を説明する。図1は本発明に係るFM(音声)
/RZ−SSB(音声)/RZ−SSB(テレタイプ用
のFSK)/SSB−SC(音声)のマルチモード受信
機の構成図であり、図7と同一の構成部分には同一の符
号が付してある。1はアンテナ、8Aはアンテナ1の受
波信号を入力してユーザ所望の周波数で送信されたFM
変調波またはRZ−SSB変調波またはSSB−SC変
調波を受信する受信手段であり、この内、2はアンテナ
受波信号を高周波増幅するRFアンプ、3はミキサであ
り、RFアンプ2の出力をVCO4から入力した局部発
振信号と混合して中間周波信号に変換する。ユーザが運
用周波数可変操作をすると、後述するシステムコントロ
ーラがPLL回路5に対しユーザ所望の運用周波数に対
応する周波数制御データ(分周比データ)を可変設定
し、PLL回路5は周波数制御データの変化に従いVC
O4の制御電圧を可変し、局部発振周波数を可変するこ
とで同調周波数を可変させる。
施の態様を説明する。図1は本発明に係るFM(音声)
/RZ−SSB(音声)/RZ−SSB(テレタイプ用
のFSK)/SSB−SC(音声)のマルチモード受信
機の構成図であり、図7と同一の構成部分には同一の符
号が付してある。1はアンテナ、8Aはアンテナ1の受
波信号を入力してユーザ所望の周波数で送信されたFM
変調波またはRZ−SSB変調波またはSSB−SC変
調波を受信する受信手段であり、この内、2はアンテナ
受波信号を高周波増幅するRFアンプ、3はミキサであ
り、RFアンプ2の出力をVCO4から入力した局部発
振信号と混合して中間周波信号に変換する。ユーザが運
用周波数可変操作をすると、後述するシステムコントロ
ーラがPLL回路5に対しユーザ所望の運用周波数に対
応する周波数制御データ(分周比データ)を可変設定
し、PLL回路5は周波数制御データの変化に従いVC
O4の制御電圧を可変し、局部発振周波数を可変するこ
とで同調周波数を可変させる。
【0021】6Aはミキサ3から出力された中間周波信
号を増幅するゲイン可変のIFアンプ、7はIFアンプ
6Aの出力に対し帯域制限を行うBPF、30はAGC
回路であり、BPF7の出力に対し直流検波を行って受
信電界強度に比例したAGC電圧を作成し、該AGC電
圧が小さいときはIFアンプ6Aのゲインを大きくし、
AGC電圧が大きいときはゲインを小さくして、受信電
界強度の増減にかかわらずほぼ一定したレベルの中間周
波信号を出力させる。AGC回路30でAGCを掛ける
ことで、受信電界強度の変動にかかわらず、後述するF
M検波手段またはAM検波手段への中間周波信号の入力
レベルを適切に保つことができ、復調出力レベルの変動
を抑えたり、混変調や相互変調歪の発生を防止すること
ができる。ここで、BPF7の出力点で見たRZ−SS
B変調波の搬送波成分の最適な周波数値(BPF7を通
過したときのRZ−SSB変調波の歪が最も小さくなる
値)はf0 に設定されているものとする。
号を増幅するゲイン可変のIFアンプ、7はIFアンプ
6Aの出力に対し帯域制限を行うBPF、30はAGC
回路であり、BPF7の出力に対し直流検波を行って受
信電界強度に比例したAGC電圧を作成し、該AGC電
圧が小さいときはIFアンプ6Aのゲインを大きくし、
AGC電圧が大きいときはゲインを小さくして、受信電
界強度の増減にかかわらずほぼ一定したレベルの中間周
波信号を出力させる。AGC回路30でAGCを掛ける
ことで、受信電界強度の変動にかかわらず、後述するF
M検波手段またはAM検波手段への中間周波信号の入力
レベルを適切に保つことができ、復調出力レベルの変動
を抑えたり、混変調や相互変調歪の発生を防止すること
ができる。ここで、BPF7の出力点で見たRZ−SS
B変調波の搬送波成分の最適な周波数値(BPF7を通
過したときのRZ−SSB変調波の歪が最も小さくなる
値)はf0 に設定されているものとする。
【0022】31は受信手段8Aから出力された中間周
波信号をA/D変換するA/D変換器、10はFM検波
手段としてのAM抑圧度が十分に高くされたFM検波回
路であり、FM変調波の受信時、またはRZ−SSB変
調波(音声)の受信時でユーザがフェージング対策のた
めFM検波を所望する場合に、A/D変換器31から出
力された中間周波信号をリミッタを介さずに入力してデ
ィジタル領域でFM検波をする。AM抑圧度の高いFM
検波回路10としては例えば、図2に示す如きTAN-1
型を用いれば良い。図2の回路では、入力中間周波信号
SINをヒルベルトフィルタ32に通して位相を90°だ
け遅らせてY信号とするとともに、遅延器33で一定時
間(SINがヒルベルトフィルタ32を通過するのに要す
る時間)だけ遅らせてX信号とする(X信号の位相を基
準に見たとき、ヒルベルトフィルタ32の出力Y信号の
位相は90°遅れている)。ヒルベルトフィルタ32と
遅延器33とによりヒルベルト変換器34が構成され
る。そして、TAN-1型位相検波器35においてtan
-1(X/Y)の演算を行い、FM変調波またはRZ−S
SB変調波の位相変化を求めることでFM検波を行って
いる。
波信号をA/D変換するA/D変換器、10はFM検波
手段としてのAM抑圧度が十分に高くされたFM検波回
路であり、FM変調波の受信時、またはRZ−SSB変
調波(音声)の受信時でユーザがフェージング対策のた
めFM検波を所望する場合に、A/D変換器31から出
力された中間周波信号をリミッタを介さずに入力してデ
ィジタル領域でFM検波をする。AM抑圧度の高いFM
検波回路10としては例えば、図2に示す如きTAN-1
型を用いれば良い。図2の回路では、入力中間周波信号
SINをヒルベルトフィルタ32に通して位相を90°だ
け遅らせてY信号とするとともに、遅延器33で一定時
間(SINがヒルベルトフィルタ32を通過するのに要す
る時間)だけ遅らせてX信号とする(X信号の位相を基
準に見たとき、ヒルベルトフィルタ32の出力Y信号の
位相は90°遅れている)。ヒルベルトフィルタ32と
遅延器33とによりヒルベルト変換器34が構成され
る。そして、TAN-1型位相検波器35においてtan
-1(X/Y)の演算を行い、FM変調波またはRZ−S
SB変調波の位相変化を求めることでFM検波を行って
いる。
【0023】FM検波回路10のAM抑圧度が十分に高
ければ前段にリミッタを設けなくても、FM変調波また
はRZ−SSB変調波(音声)の受信時に、FM検波回
路10の検波出力にフェージング、雑音等に起因する中
間周波信号の振幅変動に伴う歪が現れることはない。リ
ミッタを不要とすることで、回路構成を簡単化できる。
加えて、リミッタでの相互変調歪の発生に伴うエイリア
シング歪が問題とならないので、A/D変換器31のサ
ンプリング周波数を高くする必要がなくなり、BPF7
の通過帯域の上限の2倍程度で済ますことができる。よ
って、FM検波回路10を具現するディジタル信号処理
回路に安価で消費電力の少ないタイプを用いることがで
きる。また、A/D変換器31の前段に設けるアンチエ
リアシングアナログフィルタ(図示せず)も、阻止域減
衰量の要求水準が低くなるので、低次のタイプを使用で
き、安価で設置スペースが狭くて済む。
ければ前段にリミッタを設けなくても、FM変調波また
はRZ−SSB変調波(音声)の受信時に、FM検波回
路10の検波出力にフェージング、雑音等に起因する中
間周波信号の振幅変動に伴う歪が現れることはない。リ
ミッタを不要とすることで、回路構成を簡単化できる。
加えて、リミッタでの相互変調歪の発生に伴うエイリア
シング歪が問題とならないので、A/D変換器31のサ
ンプリング周波数を高くする必要がなくなり、BPF7
の通過帯域の上限の2倍程度で済ますことができる。よ
って、FM検波回路10を具現するディジタル信号処理
回路に安価で消費電力の少ないタイプを用いることがで
きる。また、A/D変換器31の前段に設けるアンチエ
リアシングアナログフィルタ(図示せず)も、阻止域減
衰量の要求水準が低くなるので、低次のタイプを使用で
き、安価で設置スペースが狭くて済む。
【0024】SW1はFM検波回路10と後述するAM
検波手段の出力を切り換えるスイッチであり、FM変調
波の受信時、またはRZ−SSB変調波(音声)の受信
時でFM検波を行う際にFM検波回路10の側に切り換
えられる。22は等化手段であり、ディジタル領域で信
号処理をすることで、RZ−SSB変調波をFM検波回
路10でFM検波したときに残る歪を取り除く。この等
化手段22はFM検波回路10とともにRZ−SSB変
調波に対する位相検波をする積分器(図7の符号11参
照)と、積分器の出力中の歪を除去するリニアライザ
(図7の符号12、図8参照)から構成されている。等
化手段22は図7、図8に示す如く、回路規模が大きく
動作中の消費電力が大きい。このため、歪除去動作をし
なくて済む場合にシステムコントローラにより稼働が停
止されて節電が図られる。
検波手段の出力を切り換えるスイッチであり、FM変調
波の受信時、またはRZ−SSB変調波(音声)の受信
時でFM検波を行う際にFM検波回路10の側に切り換
えられる。22は等化手段であり、ディジタル領域で信
号処理をすることで、RZ−SSB変調波をFM検波回
路10でFM検波したときに残る歪を取り除く。この等
化手段22はFM検波回路10とともにRZ−SSB変
調波に対する位相検波をする積分器(図7の符号11参
照)と、積分器の出力中の歪を除去するリニアライザ
(図7の符号12、図8参照)から構成されている。等
化手段22は図7、図8に示す如く、回路規模が大きく
動作中の消費電力が大きい。このため、歪除去動作をし
なくて済む場合にシステムコントローラにより稼働が停
止されて節電が図られる。
【0025】SW2はFM検波回路10と等化手段22
とAM検波手段の出力を切り換えるスイッチであり、F
M変調波の受信時はFM検波回路10の出力側、RZ−
SSB変調波(音声)の受信時でFM検波を行う際は等
化手段22の出力側、RZ−SSB変調波(音声)の受
信時でAM検波を行う際と、SSB−SC変調波(音
声)の受信時にAM検波手段40の出力側に切り換えら
れる。36はスイッチSW2の出力をD/A変換するD
/A変換器、23はD/A変換器36の出力の低周波増
幅をするAFアンプ、24はAFアンプ23の出力で駆
動されるスピーカである。
とAM検波手段の出力を切り換えるスイッチであり、F
M変調波の受信時はFM検波回路10の出力側、RZ−
SSB変調波(音声)の受信時でFM検波を行う際は等
化手段22の出力側、RZ−SSB変調波(音声)の受
信時でAM検波を行う際と、SSB−SC変調波(音
声)の受信時にAM検波手段40の出力側に切り換えら
れる。36はスイッチSW2の出力をD/A変換するD
/A変換器、23はD/A変換器36の出力の低周波増
幅をするAFアンプ、24はAFアンプ23の出力で駆
動されるスピーカである。
【0026】40はディジタル領域で信号処理をするA
M検波手段であり、SSB−SC変調波(音声)の受信
時、またはRZ−SSB変調波(音声)の受信時でユー
ザがAM検波を所望する場合とRZ−SSB変調波(F
SK)の受信時に、A/D変換器31から入力した中間
周波信号をAM検波して出力する。AM検波手段40の
内、41はRZ−SSB変調波に含まれる搬送波成分を
抑圧するためのオートノッチ回路である。このオートノ
ッチ回路41はIIR型適応ディジタルノッチフィルタ
で構成されており、フィルタ係数を例えば確率こう配法
(SGA)により更新することで搬送波成分の周波数変
動に自動的に追従しながら、RZ−SSB変調波の中間
周波信号から搬送波成分を除去した信号を出力する(詳
しくは、金城繁徳、神林紀嘉「改良型確率こう配法を用
いたIIR型適応ノッチフィルタの構成」、電子情報通
信学会論文誌(A)VoL.J74-A No.7 pp. 1014-1022 19
91/7参照)。
M検波手段であり、SSB−SC変調波(音声)の受信
時、またはRZ−SSB変調波(音声)の受信時でユー
ザがAM検波を所望する場合とRZ−SSB変調波(F
SK)の受信時に、A/D変換器31から入力した中間
周波信号をAM検波して出力する。AM検波手段40の
内、41はRZ−SSB変調波に含まれる搬送波成分を
抑圧するためのオートノッチ回路である。このオートノ
ッチ回路41はIIR型適応ディジタルノッチフィルタ
で構成されており、フィルタ係数を例えば確率こう配法
(SGA)により更新することで搬送波成分の周波数変
動に自動的に追従しながら、RZ−SSB変調波の中間
周波信号から搬送波成分を除去した信号を出力する(詳
しくは、金城繁徳、神林紀嘉「改良型確率こう配法を用
いたIIR型適応ノッチフィルタの構成」、電子情報通
信学会論文誌(A)VoL.J74-A No.7 pp. 1014-1022 19
91/7参照)。
【0027】オートノッチ回路41が図3に示す如き、
入出力間に設けた2次IIR型ディジタルフィルタのフ
ィルタ係数群a0 〜a2 、b1 、b2 の内、a0 とa2
を1、b2 をr2 に固定し、a1 =W、b1 =rWとし
たときのWを適応的に逐次更新するタイプの場合、入出
力間の伝達関数H(z)は、 H(z)=(1+Wz-1+z-2)/(1+rWz-1+r
2 z-2) となる。ノッチ角周波数ωn はWから、 ωn =cos-1(−W/2) として求まり、ノッチ周波数fn は、 fn =2πωn =2πcos-1(−W/2) ・・(3) として求まる。rはノッチフィルタのノッチ特性の鋭さ
を決める係数であり、ここでは0<r<1の範囲内で適
当な値に固定されている。
入出力間に設けた2次IIR型ディジタルフィルタのフ
ィルタ係数群a0 〜a2 、b1 、b2 の内、a0 とa2
を1、b2 をr2 に固定し、a1 =W、b1 =rWとし
たときのWを適応的に逐次更新するタイプの場合、入出
力間の伝達関数H(z)は、 H(z)=(1+Wz-1+z-2)/(1+rWz-1+r
2 z-2) となる。ノッチ角周波数ωn はWから、 ωn =cos-1(−W/2) として求まり、ノッチ周波数fn は、 fn =2πωn =2πcos-1(−W/2) ・・(3) として求まる。rはノッチフィルタのノッチ特性の鋭さ
を決める係数であり、ここでは0<r<1の範囲内で適
当な値に固定されている。
【0028】ノッチ周波数fn は、RZ−SSB変調波
の搬送波成分の周波数f1 を示し、かつ、該搬送波成分
の周波数変動に追従して変化する。よって、オートノッ
チ回路41は中間周波信号で見たRZ−SSB変調波の
搬送波周波数検出手段としての機能も有し、Wを更新す
る度にWの値をシステムコントローラへ出力する。シス
テムコントローラはRZ−SSB変調波の受信時、後述
する同調つまみをユーザが操作していない間、オートノ
ッチ回路41がWを更新する度にその値を入力して、
(3)式から搬送波成分の周波数を算出し、RZ−SS
B変調波に対する最適動作ポイントの周波数値f0 から
のずれ分Δf(=f1 −f0 )をユーザ所望の運用周波
数Fから減算し、修正運用周波数F´を求め、F´に対
応する周波数制御データをPLL回路5に設定して受信
手段8Aの同調周波数を修正するようになっている。
の搬送波成分の周波数f1 を示し、かつ、該搬送波成分
の周波数変動に追従して変化する。よって、オートノッ
チ回路41は中間周波信号で見たRZ−SSB変調波の
搬送波周波数検出手段としての機能も有し、Wを更新す
る度にWの値をシステムコントローラへ出力する。シス
テムコントローラはRZ−SSB変調波の受信時、後述
する同調つまみをユーザが操作していない間、オートノ
ッチ回路41がWを更新する度にその値を入力して、
(3)式から搬送波成分の周波数を算出し、RZ−SS
B変調波に対する最適動作ポイントの周波数値f0 から
のずれ分Δf(=f1 −f0 )をユーザ所望の運用周波
数Fから減算し、修正運用周波数F´を求め、F´に対
応する周波数制御データをPLL回路5に設定して受信
手段8Aの同調周波数を修正するようになっている。
【0029】SW3はA/D変換器31の出力とオート
ノッチ回路41の出力を切り換えるスイッチであり、R
Z−SSB変調波をAM検波する場合、オートノッチ回
路41の出力側に切り換えられ、SSB−SC変調波を
AM検波する場合、A/D変換器31の出力側に切り換
えられる。42は搬送波抑圧後のRZ−SSB変調波ま
たはSSB−SC変調波に対しディジタル領域における
プロダクト検波方式で検波を行うプロダクト検波回路で
あり、この内、43は周波数がf0 で固定の搬送波を発
生するBFO、44はスイッチSW3から入力したRZ
−SSB変調波またはSSB−SC変調波とBFO43
からの搬送波を混合し、差の周波数成分を取り出すミキ
サである。45はミキサ44の出力から不要成分を除去
するLPFであり、LPF45からRZ−SSB変調波
またはSSB−SC変調波の復調信号が出力される。
ノッチ回路41の出力を切り換えるスイッチであり、R
Z−SSB変調波をAM検波する場合、オートノッチ回
路41の出力側に切り換えられ、SSB−SC変調波を
AM検波する場合、A/D変換器31の出力側に切り換
えられる。42は搬送波抑圧後のRZ−SSB変調波ま
たはSSB−SC変調波に対しディジタル領域における
プロダクト検波方式で検波を行うプロダクト検波回路で
あり、この内、43は周波数がf0 で固定の搬送波を発
生するBFO、44はスイッチSW3から入力したRZ
−SSB変調波またはSSB−SC変調波とBFO43
からの搬送波を混合し、差の周波数成分を取り出すミキ
サである。45はミキサ44の出力から不要成分を除去
するLPFであり、LPF45からRZ−SSB変調波
またはSSB−SC変調波の復調信号が出力される。
【0030】46はRZ−SSB変調波がFSK信号の
場合にAM検波手段40からの復調信号を入力し、FS
K復調を行って「1」、「0」のデータを出力するFS
K復調回路、47はFSK復調回路46から入力したデ
ータに基づきプリント出力を行うテレタイプである。5
0は操作パネルであり、ユーザがセットの運用周波数の
増減操作をするための同調つまみ51、RZ−SSB変
調波(音声)をFM検波する受信モードを指示するキー
52、RZ−SSB変調波(音声)をAM検波する受信
モードを指示するキー53、RZ−SSB変調波(FS
K)をAM検波する受信モードを指示するキー54、S
SB−SC変調波(音声)の受信モードを指示するキー
55、FM変調波(音声)をFM検波する受信モードを
指示するキー56などが設けられている。
場合にAM検波手段40からの復調信号を入力し、FS
K復調を行って「1」、「0」のデータを出力するFS
K復調回路、47はFSK復調回路46から入力したデ
ータに基づきプリント出力を行うテレタイプである。5
0は操作パネルであり、ユーザがセットの運用周波数の
増減操作をするための同調つまみ51、RZ−SSB変
調波(音声)をFM検波する受信モードを指示するキー
52、RZ−SSB変調波(音声)をAM検波する受信
モードを指示するキー53、RZ−SSB変調波(FS
K)をAM検波する受信モードを指示するキー54、S
SB−SC変調波(音声)の受信モードを指示するキー
55、FM変調波(音声)をFM検波する受信モードを
指示するキー56などが設けられている。
【0031】60は受信機の全体的な制御を司るマイク
ロコンピュータ構成のシステムコントローラであり、操
作パネル50での操作に従い同調制御、受信モード切り
換え制御(SW1〜SW3の切り換え制御を含む)を行
う。
ロコンピュータ構成のシステムコントローラであり、操
作パネル50での操作に従い同調制御、受信モード切り
換え制御(SW1〜SW3の切り換え制御を含む)を行
う。
【0032】次に上記した実施の態様の動作を説明す
る。 (1)FM変調波(音声。ここでは、送信側でのプリエ
ンファシスは無しとする)のFM検波 FM変調波(音声)を受信したい場合、キー56を押
す。すると、システムコントローラ60はSW2をa側
に切り換え、等化手段22の通電を止めて停止状態と
し、節電を図る。ユーザが同調つまみ51を操作する
と、システムコントローラ60は、操作方向に従い図示
しない内蔵メモリで管理している運用周波数Fを増減
し、増減後の運用周波数Fに対応する周波数制御データ
をPLL回路5に設定して、受信手段8Aの同調周波数
を可変し、ユーザ所望の受信周波数に合わせる。
る。 (1)FM変調波(音声。ここでは、送信側でのプリエ
ンファシスは無しとする)のFM検波 FM変調波(音声)を受信したい場合、キー56を押
す。すると、システムコントローラ60はSW2をa側
に切り換え、等化手段22の通電を止めて停止状態と
し、節電を図る。ユーザが同調つまみ51を操作する
と、システムコントローラ60は、操作方向に従い図示
しない内蔵メモリで管理している運用周波数Fを増減
し、増減後の運用周波数Fに対応する周波数制御データ
をPLL回路5に設定して、受信手段8Aの同調周波数
を可変し、ユーザ所望の受信周波数に合わせる。
【0033】この状態で受信手段8AによりFM変調波
(音声)が受信されれば、中間周波信号に変換されて出
力される。中間周波信号はA/D変換器31でA/D変
換されたのちAM抑圧度の高いFM検波回路10に入力
されてFM検波される。そして、D/A変換器36でD
/A変換され、AFアンプ23で増幅されたのちスピー
カ24で音響変換される。FM検波回路10はAM抑圧
度が高いことから、フェージングや雑音の影響で中間周
波信号の振幅が変動しても音声出力に歪は生じない。
(音声)が受信されれば、中間周波信号に変換されて出
力される。中間周波信号はA/D変換器31でA/D変
換されたのちAM抑圧度の高いFM検波回路10に入力
されてFM検波される。そして、D/A変換器36でD
/A変換され、AFアンプ23で増幅されたのちスピー
カ24で音響変換される。FM検波回路10はAM抑圧
度が高いことから、フェージングや雑音の影響で中間周
波信号の振幅が変動しても音声出力に歪は生じない。
【0034】(2)RZ−SSB変調波(音声)のFM
検波 RZ−SSB変調波(音声)をフェージングの影響なく
受信したい場合、キー52を押す。すると、システムコ
ントローラ60はSW1をa側、SW2をb側に切り換
え、等化手段22を通電して稼働状態とする。ユーザが
同調つまみ51を操作すると、システムコントローラ6
0は、操作方向に従い内蔵メモリで管理している運用周
波数Fを増減し、増減後の運用周波数Fに対応する周波
数制御データをPLL回路5に設定して、受信手段8A
の同調周波数を可変し、ユーザ所望の受信周波数に合わ
せる。
検波 RZ−SSB変調波(音声)をフェージングの影響なく
受信したい場合、キー52を押す。すると、システムコ
ントローラ60はSW1をa側、SW2をb側に切り換
え、等化手段22を通電して稼働状態とする。ユーザが
同調つまみ51を操作すると、システムコントローラ6
0は、操作方向に従い内蔵メモリで管理している運用周
波数Fを増減し、増減後の運用周波数Fに対応する周波
数制御データをPLL回路5に設定して、受信手段8A
の同調周波数を可変し、ユーザ所望の受信周波数に合わ
せる。
【0035】この状態で受信手段8AによりRZ−SS
B変調波(音声)が受信されれば、中間周波信号に変換
されて出力される。中間周波信号はA/D変換器31で
A/D変換されたのちAM抑圧度の高いFM検波回路1
0に入力されてFM検波され、続いて等化手段22に入
力されて歪が除去される。そして、D/A変換器36で
D/A変換され、AFアンプ23で増幅されたのちスピ
ーカ24で音響変換される。RZ−SSB変調波がFM
検波されることからフェージングの影響を受けない音声
を聴取できる。
B変調波(音声)が受信されれば、中間周波信号に変換
されて出力される。中間周波信号はA/D変換器31で
A/D変換されたのちAM抑圧度の高いFM検波回路1
0に入力されてFM検波され、続いて等化手段22に入
力されて歪が除去される。そして、D/A変換器36で
D/A変換され、AFアンプ23で増幅されたのちスピ
ーカ24で音響変換される。RZ−SSB変調波がFM
検波されることからフェージングの影響を受けない音声
を聴取できる。
【0036】(3)RZ−SSB変調波(音声)のAM
検波 RZ−SSB変調波(音声)を高いS/Nで聴取したい
場合、または弱入力なためFM検波では雑音に埋もれて
音声を聞き取れない場合、キー53を押す。すると、シ
ステムコントローラ60はSW2をc側、SW3をb側
に切り換え、また、等化手段22の通電を止めて停止状
態とし、節電を図る。この状態で受信手段8AによりR
Z−SSB変調波(音声)が受信されれば、A/D変換
器31でA/D変換された中間周波信号がAM検波手段
40に入力される。そして、オートノッチ回路41でR
Z−SSB変調波中の搬送波成分が除去され、プロダク
ト検波回路42でプロダクト検波がされる。プロダクト
検波後の復調信号はD/A変換器36でD/A変換さ
れ、AFアンプ23で増幅されたのちスピーカ24で音
響変換される。RZ−SSB変調波がAM検波されるこ
とからS/Nの良好な音声を聴取できる。
検波 RZ−SSB変調波(音声)を高いS/Nで聴取したい
場合、または弱入力なためFM検波では雑音に埋もれて
音声を聞き取れない場合、キー53を押す。すると、シ
ステムコントローラ60はSW2をc側、SW3をb側
に切り換え、また、等化手段22の通電を止めて停止状
態とし、節電を図る。この状態で受信手段8AによりR
Z−SSB変調波(音声)が受信されれば、A/D変換
器31でA/D変換された中間周波信号がAM検波手段
40に入力される。そして、オートノッチ回路41でR
Z−SSB変調波中の搬送波成分が除去され、プロダク
ト検波回路42でプロダクト検波がされる。プロダクト
検波後の復調信号はD/A変換器36でD/A変換さ
れ、AFアンプ23で増幅されたのちスピーカ24で音
響変換される。RZ−SSB変調波がAM検波されるこ
とからS/Nの良好な音声を聴取できる。
【0037】ここで、プロダクト検波を歪なく行うため
には、中間周波信号で見たRZ−SSB変調波の搬送波
の周波数はf0 であることが望ましい。オートノッチ回
路41はRZ−SSB変調波中の搬送波成分の周波数変
動に追従して適応的にノッチフィルタのフィルタ特性を
可変しており、フィルタ特性を定めるWを更新する度に
システムコントローラ60に更新値を出力している。シ
ステムコントローラ60はRZ−SSB変調波(音声,
FSK)のAM検波での受信モード時、ユーザが同調つ
まみ51を操作していない間、定期的に、オートノッチ
回路41から入力したWを用いて(3)式から中間周波
信号で見たRZ−SSB変調波の搬送波周波数f1 を算
出し、RZ−SSB変調波に対する最適動作ポイントの
周波数値f0 からのずれ分Δf(=f1 −f0 )をユー
ザが同調つまみ51の操作で設定した所望の運用周波数
Fから減算し、修正運用周波数F´を求め、F´に対応
する周波数制御データをPLL回路5に設定して受信手
段8Aの同調周波数を修正する。この結果、受信機が最
適な動作ポイントで動作することになり、歪の小さい音
声出力が得られる。
には、中間周波信号で見たRZ−SSB変調波の搬送波
の周波数はf0 であることが望ましい。オートノッチ回
路41はRZ−SSB変調波中の搬送波成分の周波数変
動に追従して適応的にノッチフィルタのフィルタ特性を
可変しており、フィルタ特性を定めるWを更新する度に
システムコントローラ60に更新値を出力している。シ
ステムコントローラ60はRZ−SSB変調波(音声,
FSK)のAM検波での受信モード時、ユーザが同調つ
まみ51を操作していない間、定期的に、オートノッチ
回路41から入力したWを用いて(3)式から中間周波
信号で見たRZ−SSB変調波の搬送波周波数f1 を算
出し、RZ−SSB変調波に対する最適動作ポイントの
周波数値f0 からのずれ分Δf(=f1 −f0 )をユー
ザが同調つまみ51の操作で設定した所望の運用周波数
Fから減算し、修正運用周波数F´を求め、F´に対応
する周波数制御データをPLL回路5に設定して受信手
段8Aの同調周波数を修正する。この結果、受信機が最
適な動作ポイントで動作することになり、歪の小さい音
声出力が得られる。
【0038】なお、FからΔf(=f1 −f0 )を減算
する変わりに、Δfがプラスの場合は一定値fC (>
0。例えば、+100Hz、+50Hzなど)を減算
し、Δfがマイナスの場合は一定値fC (>0。例え
ば、+100Hz、+50Hzなど)を加算して修正運
用周波数F´を求めるようにしても良い。このような同
調周波数の修正制御は、RZ−SSB変調波(音声)の
FM検波での受信モード時または/及びFM変調波の受
信時に、ユーザが同調つまみ51を操作していない間に
行っても良い。
する変わりに、Δfがプラスの場合は一定値fC (>
0。例えば、+100Hz、+50Hzなど)を減算
し、Δfがマイナスの場合は一定値fC (>0。例え
ば、+100Hz、+50Hzなど)を加算して修正運
用周波数F´を求めるようにしても良い。このような同
調周波数の修正制御は、RZ−SSB変調波(音声)の
FM検波での受信モード時または/及びFM変調波の受
信時に、ユーザが同調つまみ51を操作していない間に
行っても良い。
【0039】(4)RZ−SSB変調波(FSK)のA
M検波 FSK信号のRZ−SSB変調波を受信したい場合、キ
ー54を押す。すると、システムコントローラ60はS
W3をb側に切り換え、また、等化手段22の通電を止
めて停止状態とする。この状態で受信手段8AによりR
Z−SSB変調波(FSK)が受信されれば、A/D変
換器31でA/D変換された中間周波信号がAM検波手
段40に入力される。そして、オートノッチ回路41で
RZ−SSB変調波中の搬送波成分が除去され、プロダ
クト検波回路42でプロダクト検波がされる。プロダク
ト検波後のFSK信号はFSK復調回路46で「1」と
「0」に復調されてテレタイプ47に入力される。テレ
タイプ47は入力データに従いプリント出力する。
M検波 FSK信号のRZ−SSB変調波を受信したい場合、キ
ー54を押す。すると、システムコントローラ60はS
W3をb側に切り換え、また、等化手段22の通電を止
めて停止状態とする。この状態で受信手段8AによりR
Z−SSB変調波(FSK)が受信されれば、A/D変
換器31でA/D変換された中間周波信号がAM検波手
段40に入力される。そして、オートノッチ回路41で
RZ−SSB変調波中の搬送波成分が除去され、プロダ
クト検波回路42でプロダクト検波がされる。プロダク
ト検波後のFSK信号はFSK復調回路46で「1」と
「0」に復調されてテレタイプ47に入力される。テレ
タイプ47は入力データに従いプリント出力する。
【0040】FSK信号はフェージングに強いことか
ら、とくにFM検波しなくても良く、等化手段22の停
止により節電を図ることができる。また、システムコン
トローラ60がオートノッチ回路41から入力したWを
用いて受信手段8Aの同調周波数を修正し、動作ポイン
トを最適化するので、FSK信号の復調エラーが少なく
なる。
ら、とくにFM検波しなくても良く、等化手段22の停
止により節電を図ることができる。また、システムコン
トローラ60がオートノッチ回路41から入力したWを
用いて受信手段8Aの同調周波数を修正し、動作ポイン
トを最適化するので、FSK信号の復調エラーが少なく
なる。
【0041】(5)SSB−SC変調波(音声)のAM
検波 SSB−SC変調波(音声)を聴取したい場合、キー5
5を押す。すると、システムコントローラ60はSW2
をc側に切り換え、SW3をa側に切り換える。等化手
段22の通電を止めて停止状態とし、節電を図る。この
状態で受信手段8AによりSSB−SC変調波(音声)
が受信されれば、A/D変換器31でA/D変換された
中間周波信号がAM検波手段40に入力される。そし
て、プロダクト検波回路42でプロダクト検波がされ
る。プロダクト検波後の復調信号はD/A変換器36で
D/A変換され、AFアンプ23で増幅されたのちスピ
ーカ24で音響変換される。よって、SSB−SCで受
信したS/Nの良好な音声を聴取できる。なお、SSB
−SC変調波(音声)の受信モード時、システムコント
ローラ60は同調周波数の修正制御はしない。
検波 SSB−SC変調波(音声)を聴取したい場合、キー5
5を押す。すると、システムコントローラ60はSW2
をc側に切り換え、SW3をa側に切り換える。等化手
段22の通電を止めて停止状態とし、節電を図る。この
状態で受信手段8AによりSSB−SC変調波(音声)
が受信されれば、A/D変換器31でA/D変換された
中間周波信号がAM検波手段40に入力される。そし
て、プロダクト検波回路42でプロダクト検波がされ
る。プロダクト検波後の復調信号はD/A変換器36で
D/A変換され、AFアンプ23で増幅されたのちスピ
ーカ24で音響変換される。よって、SSB−SCで受
信したS/Nの良好な音声を聴取できる。なお、SSB
−SC変調波(音声)の受信モード時、システムコント
ローラ60は同調周波数の修正制御はしない。
【0042】上記した実施の態様によれば、リミッタを
用いることなくRZ−SSB変調波の復調が可能となる
ため、受信機の構成を簡単化できる。とくに、FM検波
回路10をディジタル信号処理回路を用いて構成する場
合、リミッタでの相互変調歪によるエイリアシング歪の
影響を考慮しなくて良いので、ディジタル信号処理回路
を高価な高速動作型にしなくて済み、また、FM検波回
路10の前段でA/D変換器31と組み合わせて用いら
れるアンチエイリアシングアナログフィルタの阻止域減
衰量を大きくする必要もない。また、FM検波回路10
は、ディジタル領域でTAN-1型検波を行うようにした
ので、FM検波回路10でのAM抑圧度を極めて高くす
ることができ、FM変調波やRZ−SSB変調波をFM
検波したときの復調信号の歪が小さくなる。
用いることなくRZ−SSB変調波の復調が可能となる
ため、受信機の構成を簡単化できる。とくに、FM検波
回路10をディジタル信号処理回路を用いて構成する場
合、リミッタでの相互変調歪によるエイリアシング歪の
影響を考慮しなくて良いので、ディジタル信号処理回路
を高価な高速動作型にしなくて済み、また、FM検波回
路10の前段でA/D変換器31と組み合わせて用いら
れるアンチエイリアシングアナログフィルタの阻止域減
衰量を大きくする必要もない。また、FM検波回路10
は、ディジタル領域でTAN-1型検波を行うようにした
ので、FM検波回路10でのAM抑圧度を極めて高くす
ることができ、FM変調波やRZ−SSB変調波をFM
検波したときの復調信号の歪が小さくなる。
【0043】更に、RZ−SSB変調波の復調をFM検
波系とAM検波系の両者でできるようにし、受信電界強
度が良好な場合、または高いS/Nを要しないときなど
は、RZ−SSB変調波をFM検波させることでフェー
ジングに強い受信を行うことができ、受信電界強度が悪
化した場合、または高いS/Nを要するとき、または変
調信号がフェージングの影響を受け難いFSK信号のと
きなどは、RZ−SSB変調波をAM検波させることで
高いS/Nでの受信ができるとともに等化手段22を停
止して節電を図ることもできる。
波系とAM検波系の両者でできるようにし、受信電界強
度が良好な場合、または高いS/Nを要しないときなど
は、RZ−SSB変調波をFM検波させることでフェー
ジングに強い受信を行うことができ、受信電界強度が悪
化した場合、または高いS/Nを要するとき、または変
調信号がフェージングの影響を受け難いFSK信号のと
きなどは、RZ−SSB変調波をAM検波させることで
高いS/Nでの受信ができるとともに等化手段22を停
止して節電を図ることもできる。
【0044】また、RZ−SSB変調波またはSSB−
SC変調波をAM検波する際、プロダクト検波を行うよ
うにしたので、歪なくAM検波することができる。ま
た、RZ−SSB変調波の受信時、中間周波信号での搬
送波周波数を検出し、最適値からのずれを無くすように
同調周波数が修正されるので、受信機の動作ポイントが
自動的に最適化され、復調信号の歪が小さくなる。しか
も、中間周波信号での搬送波周波数の検出は搬送波抑圧
用のオートノッチ回路41でなされるので、周波数検出
用に特別な回路を設ける必要がない。
SC変調波をAM検波する際、プロダクト検波を行うよ
うにしたので、歪なくAM検波することができる。ま
た、RZ−SSB変調波の受信時、中間周波信号での搬
送波周波数を検出し、最適値からのずれを無くすように
同調周波数が修正されるので、受信機の動作ポイントが
自動的に最適化され、復調信号の歪が小さくなる。しか
も、中間周波信号での搬送波周波数の検出は搬送波抑圧
用のオートノッチ回路41でなされるので、周波数検出
用に特別な回路を設ける必要がない。
【0045】なお、上記した実施の態様では、FM検波
回路10はTAN-1型検波を行うようにしたが、AM抑
圧度が十分高い他の検波器を用いても良い。例えば、A
M抑圧機能を有するクォオドラチャ型のディジタルFM
復調器(高橋実「AM抑圧機能を有するデジタルFM復
調器」1989年テレビジョン学会全国大会予稿集10-3,205
頁〜206 頁参照)などを適用できる。また、受信機
は、FM変調波が送信側でプリエンファシスされている
場合も受信可能としても良く、この場合、図1のFM検
波回路10からD/A変換器36までを、例えば図4
(1)の如く構成に変更し、スイッチSW2にd端子を
新たに設け、FM検波回路10の出力側を積分器61を
介してスイッチSW2のd端子に接続するようにする。
そして、送信側でプリエンファシスされたFM変調波の
受信時は、スイッチSW2をd端子に切り換え、等化手
段22への給電を止め、FM検波回路10の出力を積分
器61でディエンファシスしたあとD/A変換器36に
導くようにし、送信側でプリエンファシスされていない
FM変調波の受信時は、SW2をa端子に切り換え、等
化手段22への給電を止め、FM検波回路10の出力を
そのままD/A変換器36に導くようにする。
回路10はTAN-1型検波を行うようにしたが、AM抑
圧度が十分高い他の検波器を用いても良い。例えば、A
M抑圧機能を有するクォオドラチャ型のディジタルFM
復調器(高橋実「AM抑圧機能を有するデジタルFM復
調器」1989年テレビジョン学会全国大会予稿集10-3,205
頁〜206 頁参照)などを適用できる。また、受信機
は、FM変調波が送信側でプリエンファシスされている
場合も受信可能としても良く、この場合、図1のFM検
波回路10からD/A変換器36までを、例えば図4
(1)の如く構成に変更し、スイッチSW2にd端子を
新たに設け、FM検波回路10の出力側を積分器61を
介してスイッチSW2のd端子に接続するようにする。
そして、送信側でプリエンファシスされたFM変調波の
受信時は、スイッチSW2をd端子に切り換え、等化手
段22への給電を止め、FM検波回路10の出力を積分
器61でディエンファシスしたあとD/A変換器36に
導くようにし、送信側でプリエンファシスされていない
FM変調波の受信時は、SW2をa端子に切り換え、等
化手段22への給電を止め、FM検波回路10の出力を
そのままD/A変換器36に導くようにする。
【0046】或いは、ディエンファシスを等化手段22
の積分器11で行う場合、図1のFM検波回路10から
D/A変換器36までを、図4(2)の如く構成に変更
し、スイッチSW2にd端子を新たに設け、このd端子
の入力側を積分器11の出力側と接続するようにする。
送信側でプリエンファシスされたFM変調波の受信時、
スイッチSW1をa側、SW2をd側に切り換えるとと
もに、等化手段22の内、リニアライザ12だけ通電を
止め、積分器11には通電するようにし、FM検波回路
10の出力を積分器11でディエンファシスしたあとD
/A変換器36に導くようにする。送信側でプリエンフ
ァシスされていないFM変調波の受信時はスイッチSW
2をa側に切り換え、等化手段22の全体の給電を止め
る。
の積分器11で行う場合、図1のFM検波回路10から
D/A変換器36までを、図4(2)の如く構成に変更
し、スイッチSW2にd端子を新たに設け、このd端子
の入力側を積分器11の出力側と接続するようにする。
送信側でプリエンファシスされたFM変調波の受信時、
スイッチSW1をa側、SW2をd側に切り換えるとと
もに、等化手段22の内、リニアライザ12だけ通電を
止め、積分器11には通電するようにし、FM検波回路
10の出力を積分器11でディエンファシスしたあとD
/A変換器36に導くようにする。送信側でプリエンフ
ァシスされていないFM変調波の受信時はスイッチSW
2をa側に切り換え、等化手段22の全体の給電を止め
る。
【0047】また、RZ−SSB変調波をFM検波して
受信する場合とFM変調波を受信する場合を除いてFM
検波回路10の動作を停止するようにしても良く、これ
と逆に、RZ−SSB変調波をFM検波して受信する場
合とFM変調波を受信する場合はAM検波手段40の動
作を停止するようにしても良い。
受信する場合とFM変調波を受信する場合を除いてFM
検波回路10の動作を停止するようにしても良く、これ
と逆に、RZ−SSB変調波をFM検波して受信する場
合とFM変調波を受信する場合はAM検波手段40の動
作を停止するようにしても良い。
【0048】また、図1におけるAM検波手段40の中
のオートノッチ回路41を省略し、プロダクト検波回路
42をAM変調波に対する検波で良く用いられる図5に
示す如き同期検波回路に置き換え、RZ−SSB変調波
のAM検波を同期検波で行うようにしてもよい。図5に
示す同期検波回路70はディジタル領域で同期検波を行
うものであり、図1のA/D変換器31から入力したR
Z−SSB変調波からBPF71により搬送波成分Cが
取り出され、PLL回路72により搬送波成分Cの周波
数と位相に同期した同期搬送波C´が作成される。RZ
−SSB変調波と同期搬送波C´はミキサ73で混合さ
れて差の周波数成分が取り出されたあと、LPF74に
より不要成分が取り除かれる。LPF74からRZ−S
SB変調波の復調信号が図1のSW2のcへ出力され
る。同期検波回路70を用いることで受信手段8AがA
M変調波も受信可能な場合に、AM変調波の復調出力も
可能となる。RZ−SSB変調波またはAM変調波を受
信し、同期検波する時は、FM検波回路10、等化手段
22の給電を止め稼働を停止して節電すると良い。
のオートノッチ回路41を省略し、プロダクト検波回路
42をAM変調波に対する検波で良く用いられる図5に
示す如き同期検波回路に置き換え、RZ−SSB変調波
のAM検波を同期検波で行うようにしてもよい。図5に
示す同期検波回路70はディジタル領域で同期検波を行
うものであり、図1のA/D変換器31から入力したR
Z−SSB変調波からBPF71により搬送波成分Cが
取り出され、PLL回路72により搬送波成分Cの周波
数と位相に同期した同期搬送波C´が作成される。RZ
−SSB変調波と同期搬送波C´はミキサ73で混合さ
れて差の周波数成分が取り出されたあと、LPF74に
より不要成分が取り除かれる。LPF74からRZ−S
SB変調波の復調信号が図1のSW2のcへ出力され
る。同期検波回路70を用いることで受信手段8AがA
M変調波も受信可能な場合に、AM変調波の復調出力も
可能となる。RZ−SSB変調波またはAM変調波を受
信し、同期検波する時は、FM検波回路10、等化手段
22の給電を止め稼働を停止して節電すると良い。
【0049】また、図1におけるAM検波手段40の中
のオートノッチ回路41を省略し、プロダクト検波回路
42をAM変調波に対する検波で良く用いられる図6に
示す如きエンベロープ検波回路に置き換え、RZ−SS
B変調波のAM検波をエンベロープ検波で行うようにし
てもよい。図6に示すエンベロープ検波回路80はディ
ジタル領域でエンベロープ検波を行うものであり、図1
のA/D変換器31から入力したRZ−SSB変調波に
基づき、ヒルベルト変換器81のヒルベルトフィルタ8
2により位相が90°だけ遅れたUが作られ、また、遅
延器83により、入力RZ−SSB変調波を一定時間
(ヒルベルトフィルタ82での遅延分)だけ遅延させた
Vが作られる。Vの位相を基準に見たとき、Uの位相は
90°遅れている。そして、乗算器84と85、加算器
86、平方根演算器87により、(U2 +V2 )1/2 が
求められてRZ−SSB変調波のエンベロープ成分が作
られる。そして、LPF88で不要成分が取り除かれた
あと、図1のSW1のbとSW2のcに導かれる。
のオートノッチ回路41を省略し、プロダクト検波回路
42をAM変調波に対する検波で良く用いられる図6に
示す如きエンベロープ検波回路に置き換え、RZ−SS
B変調波のAM検波をエンベロープ検波で行うようにし
てもよい。図6に示すエンベロープ検波回路80はディ
ジタル領域でエンベロープ検波を行うものであり、図1
のA/D変換器31から入力したRZ−SSB変調波に
基づき、ヒルベルト変換器81のヒルベルトフィルタ8
2により位相が90°だけ遅れたUが作られ、また、遅
延器83により、入力RZ−SSB変調波を一定時間
(ヒルベルトフィルタ82での遅延分)だけ遅延させた
Vが作られる。Vの位相を基準に見たとき、Uの位相は
90°遅れている。そして、乗算器84と85、加算器
86、平方根演算器87により、(U2 +V2 )1/2 が
求められてRZ−SSB変調波のエンベロープ成分が作
られる。そして、LPF88で不要成分が取り除かれた
あと、図1のSW1のbとSW2のcに導かれる。
【0050】エンベロープ検波回路80を用いること
で、受信手段8AがAM変調波も受信可能な場合は、A
M変調波の復調出力も可能となる。但し、RZ−SSB
変調波を受信し、エンベロープ検波するときは検波出力
に歪が残るので、SW1とSW2をb側に切り換えて、
エンベロープ検波出力を等化手段22に入力し、等化手
段22を稼働させて歪を取り除くようにすれば良い。R
Z−SSB変調波を受信し、エンベロープ検波する時
は、FM検波回路10への給電を止め稼働を停止して節
電することができる。AM変調波をエンベロープ検波し
たときは検波出力に歪は生じないので、SW2をc側に
切り換えて、エンベロープ検波出力をD/A変換器36
に入力させる。このとき、FM検波回路10、等化手段
22の給電を止め稼働を停止して節電すると良い。
で、受信手段8AがAM変調波も受信可能な場合は、A
M変調波の復調出力も可能となる。但し、RZ−SSB
変調波を受信し、エンベロープ検波するときは検波出力
に歪が残るので、SW1とSW2をb側に切り換えて、
エンベロープ検波出力を等化手段22に入力し、等化手
段22を稼働させて歪を取り除くようにすれば良い。R
Z−SSB変調波を受信し、エンベロープ検波する時
は、FM検波回路10への給電を止め稼働を停止して節
電することができる。AM変調波をエンベロープ検波し
たときは検波出力に歪は生じないので、SW2をc側に
切り換えて、エンベロープ検波出力をD/A変換器36
に入力させる。このとき、FM検波回路10、等化手段
22の給電を止め稼働を停止して節電すると良い。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、所望周波数で送信され
たRZ−SSB変調波を受信し、中間周波信号に変換す
る受信手段と、受信手段から出力された中間周波信号を
振幅制限手段を通さずに入力し、FM検波を行うAM抑
圧度の高いFM検波手段と、FM検波手段でRZ−SS
B変調波をFM検波した出力中の歪除去を行う等化手段
とを備えたので、リミッタを用いることなくRZ−SS
B変調波の復調が可能となり、受信機の構成を簡単化で
きる。とくに、FM検波手段をディジタル信号処理回路
を用いて構成しようとする場合、リミッタでの相互変調
歪によるエイリアシング歪の影響を考慮しなくて良いの
で、ディジタル信号処理回路を高価な高速動作型にしな
くて済み、また、FM検波手段の前段でA/D変換器と
組み合わせて用いられるアンチエイリアシングアナログ
フィルタの阻止域減衰量を大きくする必要もない。
たRZ−SSB変調波を受信し、中間周波信号に変換す
る受信手段と、受信手段から出力された中間周波信号を
振幅制限手段を通さずに入力し、FM検波を行うAM抑
圧度の高いFM検波手段と、FM検波手段でRZ−SS
B変調波をFM検波した出力中の歪除去を行う等化手段
とを備えたので、リミッタを用いることなくRZ−SS
B変調波の復調が可能となり、受信機の構成を簡単化で
きる。とくに、FM検波手段をディジタル信号処理回路
を用いて構成しようとする場合、リミッタでの相互変調
歪によるエイリアシング歪の影響を考慮しなくて良いの
で、ディジタル信号処理回路を高価な高速動作型にしな
くて済み、また、FM検波手段の前段でA/D変換器と
組み合わせて用いられるアンチエイリアシングアナログ
フィルタの阻止域減衰量を大きくする必要もない。
【図1】本発明の一つの実施の態様に係るマルチモード
受信機の回路図である。
受信機の回路図である。
【図2】図1中のFM検波回路の具体的な構成を示す回
路図である。
路図である。
【図3】図1中のオートノッチ回路の機能を等価的に示
す回路図である。
す回路図である。
【図4】図1を変形した実施の態様に係るマルチモード
受信機の一部省略した回路図である。
受信機の一部省略した回路図である。
【図5】図1中のAM検波手段の他の実施の態様を示す
回路図である。
回路図である。
【図6】図1中のAM検波手段の他の実施の態様を示す
回路図である。
回路図である。
【図7】従来のRZ−SSB受信機の回路図である。
【図8】図7中のリニアライザの具体的な構成を示す回
路図である。
路図である。
8A 受信手段 10 FM検波回
路 11、61 積分器 12 リニアライ
ザ 22 等化手段 23 AFアンプ 24 スピーカ 31 A/D変換
器 34 ヒルベルト変換器 35 TAN-1型
位相検波器 36 D/A変換器 40 AM検波手
段 41 オートノッチ回路 42 プロダクト
検波回路 46 FSK復調回路 47 テレタイプ 50 操作パネル 60 システムコ
ントローラ 70 同期検波回路 80 エンベロー
プ検波回路 SW1、SW2、SW3 スイッチ
路 11、61 積分器 12 リニアライ
ザ 22 等化手段 23 AFアンプ 24 スピーカ 31 A/D変換
器 34 ヒルベルト変換器 35 TAN-1型
位相検波器 36 D/A変換器 40 AM検波手
段 41 オートノッチ回路 42 プロダクト
検波回路 46 FSK復調回路 47 テレタイプ 50 操作パネル 60 システムコ
ントローラ 70 同期検波回路 80 エンベロー
プ検波回路 SW1、SW2、SW3 スイッチ
Claims (12)
- 【請求項1】 所望周波数で送信されたRZ−SSB変
調波を受信し、中間周波信号に変換する受信手段と、 受信手段から出力された中間周波信号を振幅制限手段を
通さずに入力し、FM検波を行うAM抑圧度の高いFM
検波手段と、 FM検波手段でRZ−SSB変調波をFM検波した出力
中の歪除去を行う等化手段と、 を備えたことを特徴とする受信機。 - 【請求項2】 FM検波手段は、ディジタル領域でTA
N-1型検波を行うようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載の受信機。 - 【請求項3】 受信手段から出力された中間周波信号を
入力し、RZ−SSB変調波に対するAM検波を行うA
M検波手段と、 等化手段の出力とAM検波手段の出力を切り換えて出力
させる切り換え手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の受信機。 - 【請求項4】 切り換え手段がAM検波手段の側に切り
換えられている間、等化手段とFM検波手段の内、少な
くとも一方の動作を停止させること、 を特徴とする請求項3記載の受信機。 - 【請求項5】 AM検波手段は、RZ−SSB変調波中
の搬送波成分を抑圧する搬送波抑圧手段と、 搬送波抑圧手段で搬送波を抑圧後のRZ−SSB変調波
を入力してプロダクト検波を行うプロダクト検波手段
と、 を含むことを特徴とする請求項3記載の受信機。 - 【請求項6】 受信手段ではRZ−SSB変調波とSS
B−SC変調波が受信可能であり、 AM検波手段に、プロダクト検波手段の入力側を搬送波
抑圧手段の出力側と受信手段の出力側との間で切り換え
る切り換え手段を設けたこと、 を特徴とする請求項5記載の受信機。 - 【請求項7】 受信手段から出力された中間周波信号を
入力し、RZ−SSB変調波に対するエンベロープ検波
を行うAM検波手段と、 FM検波手段の出力とAM検波手段の出力を切り換えて
等化手段に出力させる切り換え手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の受信機。 - 【請求項8】 受信手段はRZ−SSB変調波とFM変
調波が受信可能であり、 FM変調波の受信時、FM検波手段の出力を等化手段に
通さずに後段に出力する切り換え手段を設けたこと、 を特徴とする請求項1記載の受信機。 - 【請求項9】 受信手段はRZ−SSB変調波とFM変
調波が受信可能であり、 FM変調波の受信時、FM検波手段の出力に対しディエ
ンファシスを行うディエンファシス手段と、 等化手段の出力に代えてディエンファシス手段の出力を
後段に出力する切り換え手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1記載の受信機。 - 【請求項10】 等化手段はFM検波手段の出力を積分
する積分手段と、RZ−SSB変調波の受信時に当該積
分手段の出力に残る歪を所定の演算処理を行って取り除
くリニアライザ手段とを含み、 ディエンファシス手段は等化手段の積分手段と兼用した
こと、 を特徴とする請求項9記載の受信機。 - 【請求項11】 受信波中の搬送波の周波数を検出する
搬送波周波数検出手段と、 該搬送波周波数検出手段で検出された搬送波周波数に基
づき、受信手段に対する同調周波数の修正制御を行う制
御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1または3または5ま
たは6記載の受信機。 - 【請求項12】 搬送波抑圧手段はRZ−SSB変調波
の周波数変動に追従しながら搬送波成分を抑圧するオー
トノッチフィルタとし、 該オートノッチフィルタにおけるノッチ周波数に基づ
き、受信手段に対する同調周波数の修正制御を行う制御
手段を備えたこと、 を特徴とする請求項5または6記載の受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14855497A JPH10327020A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14855497A JPH10327020A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10327020A true JPH10327020A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15455364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14855497A Pending JPH10327020A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10327020A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000236268A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Toyo Commun Equip Co Ltd | ソフトウェア無線機 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP14855497A patent/JPH10327020A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000236268A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Toyo Commun Equip Co Ltd | ソフトウェア無線機 |
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