JPH11234150A - デジタル復調装置 - Google Patents

デジタル復調装置

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JPH11234150A
JPH11234150A JP10027384A JP2738498A JPH11234150A JP H11234150 A JPH11234150 A JP H11234150A JP 10027384 A JP10027384 A JP 10027384A JP 2738498 A JP2738498 A JP 2738498A JP H11234150 A JPH11234150 A JP H11234150A
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phase
circuit
quadrature component
signal
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JP10027384A
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Kenichi Torii
居 憲 一 鳥
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/007Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
    • H03D3/009Compensating quadrature phase or amplitude imbalances
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/16Multiple-frequency-changing
    • H03D7/165Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature
    • H03D7/166Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature using two or more quadrature frequency translation stages
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/12Neutralising, balancing, or compensation arrangements
    • H04B1/123Neutralising, balancing, or compensation arrangements using adaptive balancing or compensation means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/233Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation
    • H04L27/2332Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation using a non-coherent carrier

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動調整により妨害波を抑圧できるようにし
たデジタル復調装置を提供する。 【解決手段】 本発明のデジタル復調装置は、大きく分
けて、アナログI/Q信号生成部1と、デジタル復調部
2と、妨害波抑圧調整部3の3つを備える。妨害波抑圧
調整部3は、デジタル復調部2内のローパスフィルタ2
5aの入出力信号と二重直交ミキサ23aの出力とに基
づいて、同相成分と直交成分との利得差を検出し、検出
された利得差が小さくなるように、デジタル復調部2内
のA/D変換器21aの基準電圧を調整する。これによ
り、同相成分と直交成分の利得差が低減し、ベースバン
ド信号中に混入される妨害波を効率良く除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの無
線受信機に用いられるデジタル復調装置に関し、特に、
妨害波を自動的に抑圧する回路方式に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話が急速な勢いで普及している。
携帯電話には、アナログ方式とデジタル方式があるが、
デジタル方式の方が周波数の利用効率が高く、秘話性能
にも優れるため、今後の主流になると予想される。
【0003】デジタル方式は、音声信号をコード情報に
変換して無線通信するため、ノイズの影響を受けにくい
という特徴を有する。ところが、携帯電話の利用チャネ
ル数を増やすには、1チャネル当たりの周波数範囲を狭
めなければならず、周波数範囲を狭めると、イメージ妨
害波によるノイズの影響を受けやすくなる。このため、
直交ミキサと±45°移相器を用いてイメージ妨害波を
抑圧する回路が従来から提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】イメージ妨害波を抑圧
するには、同相成分であるI信号と直交成分であるQ信
号の両信号の利得差と位相差を調整する必要がある。し
かしながら、従来は、利得差や位相差を手動で初期設定
するのみであった。この理由は、利得差や位相差の差信
号が、1dB以下あるいは2°以下ときわめて小さく、こ
のような微小な差信号を精度よく検出して、利得差や位
相差を制御する技術が確立されていなかったからであ
る。このため、手動で調整せざるを得ず、調整に手間が
かかるとともに、イメージ妨害波を思うように抑圧でき
なかった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、自動調整により妨害波を抑圧
できるようにしたデジタル復調装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、アンテナで受信された受信
信号に含まれる選局周波数成分を、同相成分と直交成分
とに分離する第1の同相/直交成分分離回路と、前記第
1の同相/直交成分分離回路で分離された同相成分をA
/D変換してデジタル信号を出力する第1のA/D変換
器と、前記第1の同相/直交成分分離回路で分離された
直交成分をA/D変換してデジタル信号を出力する第2
のA/D変換器と、前記第1および第2のA/D変換器
から出力されたデジタル信号に基づいて、検波処理を行
う検波回路と、を備えたデジタル復調装置において、前
記第1のA/D変換器から出力されたデジタル信号を同
相成分と直交成分とに分離する第2の同相/直交成分分
離回路と、前記第2のA/D変換器から出力されたデジ
タル信号を同相成分と直交成分とに分離する第3の同相
/直交成分分離回路と、前記第1および第2のA/D変
換器から出力された各デジタル信号の利得差が所定値以
下になるように、前記第2および第3の同相/直交成分
分離回路で分離された各信号に基づいて、前記第1およ
び第2のA/D変換器の少なくとも一方の基準電圧を調
整する妨害波抑圧調整回路と、を備えるものである。
【0007】請求項1の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「第1の同相/直交成分分離回路」は1
5a,15bに、「第1のA/D変換器」はA/D変換
器21aに、「第2のA/D変換器」はA/D変換器2
2aに、「検波回路」は検波回路28に、「第2の同相
/直交成分分離回路」は二重直交ミキサ23a,23b
に、「第3の同相/直交成分分離回路」は二重直交ミキ
サ23c,23dに、「妨害波抑圧調整回路」は妨害波
抑圧調整部3に、それぞれ対応する。
【0008】請求項2の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「第1の加算器」は加算器24aに、
「第2の加算器」は加算器24bに、それぞれ対応す
る。
【0009】請求項3の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「第1のローパスフィルタ」はローパス
フィルタ25aに、「第2のローパスフィルタ」はロー
パスフィルタ25bに、それぞれ対応する。
【0010】請求項4の発明を、例えば図2に対応づけ
て説明すると、「第1の遅延回路」は遅延回路31a
に、「第2の遅延回路」は遅延回路31bに、「振幅変
換回路」は振幅変換回路32に、「第1の減算器」は減
算器33aに、「第2の減算器」は減算器33bに、
「第3の加算器」は加算器34に、「第1のピーク検出
器」はピーク検出器35aに、「第2のピーク検出器」
はピーク検出器35bに、「第3のピーク検出器」はピ
ーク検出器35cに、「レベル比較器」はレベル比較器
36に、「符号切換器」は符号切換器37に、「D/A
変換器」はD/A変換器38に、「第3のローパスフィ
ルタ」はローパスフィルタ39に、それぞれ対応する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタル復調
装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0012】図1は本発明に係るデジタル復調装置の一
実施形態のブロック図である。図1には、アンテナ11
で受信された高周波信号をベースバンド信号に変換する
までの構成が示されている。図1のデジタル復調装置
は、大きく分けて、アナログI/Q信号生成部1と、デ
ジタル復調部2と、妨害波抑圧調整部3の3つを備え
る。
【0013】アナログI/Q信号生成部1は、アンテナ
11と、デュプレクサ(DUP)12と、低雑音アンプ
(LNA)13と、バンドパスフィルタ(BPF)14
と、直交ミキサ15a,15bと、電圧制御発振器(V
CO)16と、90°移相器17と、ローパスフィルタ
(LPF)18a,18bと、AGCアンプ19a,1
9bとを有する。
【0014】デュプレクサ12は、送受信の切り換えを
行う。低雑音アンプ13は、アンテナ11で受信されて
デュプレクサ12を通過した高周波信号を増幅する。バ
ンドパスフィルタ14は、不要な周波数成分をカットす
る。電圧制御発振器16は、選局周波数に応じた周波数
の局部発振信号を出力する。90°移相器17は、電圧
制御発振器16から出力された局部発振信号に基づい
て、互いに位相が90°異なる2種類の信号を出力し、
一方は直交ミキサ15aに、他方は直交ミキサ15bに
入力される。直交ミキサ15aは、90°移相器17か
らの信号に基づいて、バンドパスフィルタ14の出力か
ら同相成分のI信号を分離抽出する。また、直交ミキサ
15bは、90°移相器17からの信号に基づいて、バ
ンドパスフィルタ14の出力から直交成分のQ信号を分
離抽出する。
【0015】直交ミキサ15a,15bの出力はそれぞ
れローパスフィルタ18a,18bに入力されて低周波
成分のみが抽出され、ローパスフィルタ18a,18b
の出力はそれぞれAGCアンプ19a,19bでレベル
調整される。
【0016】一方、図1に示すデジタル復調部2は、A
/D変換器21a,21bと、デジタル信号発生器22
と、二重直交ミキサ23a,23b,23c,23d
と、加算器24a,24bと、ローパスフィルタ25
a,25bと、AGCアンプ26a,26bと、ピーク
検出器(PEAK DET)27と、検波回路28とを有する。
【0017】A/D変換器21a,21bはそれぞれA
GCアンプ26a,26bの出力信号をデジタルデータ
に変換する。A/D変換器21aの基準電圧は、後述す
るように、妨害波抑圧調整部3の出力Dにより調整され
る。デジタル信号発生器22は、互いに位相が異なる2
種類の信号を出力し、一方は二重直交ミキサ23a,2
3cに、他方は二重直交ミキサ23b,23dに入力さ
れる。二重直交ミキサ23aは、デジタル信号発生器2
2からの信号に基づいて、A/D変換器21aの出力か
ら同相成分の信号を分離抽出する。同様に、二重直交ミ
キサ23bはA/D変換器21aの出力から直交成分の
信号を分離抽出し、二重直交ミキサ23cはA/D変換
器21bの出力から同相成分の信号を分離抽出し、二重
直交ミキサ23dはA/D変換器21bの出力から直交
成分の信号を分離抽出する。
【0018】加算器24aは二重直交ミキサ23a,2
3dの出力同士を加算し、加算器24bは二重直交ミキ
サ23b,23cの出力同士を加算する。加算器24
a,24bの出力はそれぞれローパスフィルタ25a,
25bに入力されて高周波成分が除去された後、AGC
アンプ26a,26bでレベル調整される。また、加算
器24a,24bの出力は、ローパスフィルタ25a,
25bで高周波成分が除去された後、AGCアンプ26
a,26bに入力される。AGCアンプ26a,26b
は、ピーク検波器27で検出されたピークレベルに基づ
いて、出力レベルが一定になるようにレベル調整を行
う。AGCアンプ26a,26bは、ピーク検波器27
で検出されたピークレベルに基づいて、出力レベルが一
定になるようにレベル調整を行う。検波回路27は、A
GCアンプ26a,26bの各出力に基づいて検波処理
を行う。
【0019】一方、図1の妨害波抑圧調整部3は、図2
に詳細構成を示すように、遅延回路31a,31bと、
1/2振幅変換器32と、減算器33a,33bと、加算
器34と、ピーク検出器35a,35b,35cと、レ
ベル比較器36と、符号切換器37と、D/Aコンバー
タ(DAC)38と、ローパスフィルタ39とを有す
る。妨害波抑圧調整部3には、図1の加算器24aの出
力Aとローパスフィルタ25aの出力Bが入力され、妨
害波抑圧調整部3の出力Dは、図1のA/D変換器21
aに入力される。この出力Dにより、A/D変換器21
aの基準電圧が可変制御される。
【0020】妨害波抑圧調整部3内の遅延回路31a
は、図1のローパスフィルタ25aを通過するのに要す
る時間と略等しい時間だけ信号を遅延させる。また、遅
延回路31bは、図1の加算器24aとローパスフィル
タ25aを通過するのに要する時間と略等しい時間だけ
信号を遅延させる。
【0021】減算器33aは、遅延回路31aの出力と
図1のローパスフィルタ25aの出力との差分を演算し
て出力する。1/2振幅変換器32は、図1のローパスフ
ィルタ25aの出力振幅を略1/2に変換する。減算器3
3bは、1/2振幅変換器33の出力と遅延回路31bの
出力との差分を演算する。
【0022】ピーク検出器35a,35bはそれぞれ減
算器33a,33bの出力に含まれるピーク成分を検出
する。加算器34は、減算器33a,33bの各出力を
加算する。ピーク検出器35cは加算器34の出力に含
まれるピーク成分を検出する。レベル比較器36は、ピ
ーク検出器35b,35cで検出された各ピーク成分の
大小を比較する。符号切換器37は、レベル比較器36
による比較結果に基づいて、ピーク検出器35aの出力
の正負符号を切り換える。D/A変換器38は、符号切
換器37の出力をアナログ信号に変換する。ローパスフ
ィルタ39は、D/A変換器38の出力に含まれる不要
な高周波成分を除去する。
【0023】図3〜図7は図1,2の各部の周波数スペ
クトラム図であり、以下、これらの図を用いて図1,2
に示した本実施形態のデジタル復調装置の動作を説明す
る。
【0024】希望波の中心周波数をfDとすると、希望波
の周波数スペクトラムは、図3の斜線部のようになる。
図3では、無線チャネルの周波数間隔を200kHzとし、同
一セル内に配置される信号が1チャネルごとの例を示し
ている。この場合、希望波fDから400kHzから離れた周
波数を中心として妨害波が現れる。
【0025】一方、図1の電圧制御発振器16から出力
される局部発振信号の周波数は、図3に示すように、チ
ャネル間隔の半分である100kHzだけ希望波fDより低い周
波数f0に設定される。したがって、直交ミキサ15a
から出力される同相成分(I信号)は、図4(a)に示
すように、中心周波数がfD-f0=100kHzの希望波信号
と、中心周波数がfD−f0=−300kHzの妨害波信号に、
それぞれ変換される。同様に、直交ミキサから出力され
る直交成分(Q信号)も、図4(b)に示すように、中
心周波数が100kHzの希望波信号と、中心周波数が(-300k
Hz)の妨害波信号とにそれぞれ変換される。
【0026】直交ミキサ15a,16bから出力された
信号はそれぞれローパスフィルタ18a,18bに入力
されて高周波成分が除去された後、それぞれAGCアン
プ19a,19bに入力されて増幅される。
【0027】AGCアンプ19a,19bで増幅された
信号はそれぞれA/D変換器21a,21bに入力され
てデジタル信号に変換される。A/D変換器21aの出
力は二重ミキサ23a,23bに、A/D変換器21b
の出力は二重ミキサ23c,23dにそれぞれ入力され
る。
【0028】デジタル信号発生器22は、周波数100kHz
の局部発振信号の同相成分(COS成分)を二重直交ミキ
サ23a,23cに、直交成分(sin成分)を二重直交
ミキサ23b,23dに供給する。
【0029】二重直交ミキサ23a,23b,23c,
23dの出力信号の周波数スペクトラムはそれぞれ図5
(a)、図5(b)、図5(c)、図5(d)のように
なる。二重直交ミキサ23a,23b,23c,23d
の出力には希望波と妨害波が含まれ、希望波は、図5の
斜線部で示すように、中心周波数が0kHzのベースバン
ド信号と、中心周波数が200kHzの信号とを含み、妨害波
は、中心周波数が(-200kHz)の信号と、図示していない
が、中心周波数が400kHzの信号とを含む。
【0030】二重直交ミキサ23a,23dの出力は加
算器24aにより加算される。加算器24aの出力の周
波数スペクトラムは図6(a)のようになる。加算器2
4aの出力には、中心周波数が0kHzのベースバンド信
号と、中心周波数が200kHz,400kHzの信号が含まれてい
る。このうち、ベースバンド信号は入力振幅の2倍の振
幅を有し、中心周波数が200kHzの信号は希望波および妨
害波の消え残り成分を含み、中心周波数400kHzの信号は
妨害波の消え残り成分を含む。このように、消え残り成
分が現れる理由は、直交ミキサ15a,15b、ローパ
スフィルタ18a,18b、AGCアンプ19a,19
bおよびA/Dコンバータ21a,21bを通過する間
に、同相成分(I信号)と直交成分(Q信号)との間に
利得差および位相差が生じるためである。なお、位相差
の生じる原因はきわめて少ないため、消え残り成分が現
れる主要因は利得差である。
【0031】図6(a)に示すように、ベースバンド信
号と消え残り成分の信号とは一部重なり合い、この重な
り合う領域(オーバーラップ領域)Rはノイズとなって
復調信号に悪影響を与える。
【0032】加算器24aの出力はローパスフィルタ2
5aに入力され、図6(b)に示すように高周波成分が
除去される。ローパスフィルタ25aを通過することに
より、消え残り成分の大半は除去されるが、オーバーラ
ップ領域R内の消え残り成分は残ったままである。
【0033】同様に、加算器24bは二重直交ミキサ2
3b,23cの出力同士を加算した後、ローパスフィル
タ25bで高周波成分を除去する。
【0034】ローパスフィルタ25a,25bの出力は
それぞれAGCアンプ26a,26bに入力され、レベ
ルが一定になるように調整される。より詳細には、AG
Cアンプ26a,26bの各出力をピーク検波器27で
検出し、検出されたピーク値をそれぞれAGCアンプ2
6a,26bにフィードバックしてレベル制御を行う。
【0035】一方、図2に詳細構成を示す妨害波抑圧調
整部3内の遅延回路31aは、図1のローパスフィルタ
25aと同じ遅延量だけ、図1の加算器24aの出力を
遅延させる。減算器33aは、遅延回路31aとローパ
スフィルタ25aの各出力の差分を演算して出力する。
減算器33aからは、図7(a)に示すように、中心周
波数が200kHzおよび400kHzの消え残りの妨害信号が出力
される。一方、減算器33bからは、図7(b)に示す
ように、中心周波数が200kHzおよび400kHzの希望波信号
と妨害波信号が出力される。この減算器33bの出力が
基準レベルになる。
【0036】減算器33bの出力はピーク検出器35b
に入力されて、ピークレベルが検出される。図7(b)
では、中心周波数が400kHzの信号のピークレベルをE、
中心周波数が200kHzの信号のピークレベルをFとしてい
る。
【0037】減算器33a,33bの各出力を加算する
加算器34の出力スペクトラムは、例えば図7(c)の
ようなる。図7(c)は、中心周波数が200kHzおよび40
0kHzの各信号のピークレベルが図7(b)に示す減算器
33bの出力よりも大きい例を示している。ピーク検出
器35cは、200kHzごとに加算器34の出力のピークレ
ベルを検出する。検出されたピークレベルはレベル比較
器36に送られて、ピーク判定が行われ、ピーク判定結
果に応じて符号切換器37はピーク検出器35aの出力
の正負符号を切り換える。
【0038】図8は図2の妨害波抑圧調整部3の処理動
作をまとめた図である。図2では、ピーク検出器35c
の出力をX、ピーク検出器35bの出力をYとしてい
る。図示のように、X>Yの関係にある場合には、レベ
ル比較器36の出力は正(+)になり、同相成分(I信
号)が直交成分(Q信号)よりも大きいと判定される。
この場合、図1に示したA/D変換器21aの基準電圧
を高くするような制御が行われる。これにより、A/D
変換器21aの出力は小さくなり、ゲインが低下するた
め、同相成分が小さくなる。
【0039】一方、X<Yの関係にある場合には、レベ
ル比較器36の出力は負(-)になり、同相成分(I信
号)が直交成分(Q信号)よりも小さいと判定される。
この場合、A/D変換器21aの基準電圧を低くするよ
うな制御が行われる。これにより、A/D変換器21a
の出力は大きくなり、ゲインが増大するため、同相成分
は大きくなる。
【0040】図9は図1のA/D変換器21aの具体的
構成を示す図である。図9のA/D変換器はいずれも並
列型変換方式と呼ばれるもので、図9(a)は単一電源
を有する例、図9(b)は正負電源を有する例を示す。
【0041】図9(a)のA/D変換器は、直接接続さ
れた複数の抵抗からなる抵抗アレイ51と、各抵抗間に
接続された複数の比較器52と、比較器52の出力を符
合化するエンコーダ53と、抵抗アレイ51の一端に接
続された加算器54とを有し、加算器54は、規定電圧
VREFと図2の妨害波抑圧調整部3の出力電圧と加算し
て基準電圧を生成する。加算器54の出力である基準電
圧が抵抗アレイ51の一端に印加されるため、抵抗アレ
イ51を構成する各抵抗の抵抗値が等しいとすると、各
抵抗間の電圧は、加算器54の出力電圧の整数分の1の
電圧になる。
【0042】妨害波抑圧調整部3の出力が正電圧であれ
ば、抵抗アレイ51の一端に印加される基準電圧が高く
なり、A/D変換後のデジタル値は小さくなる。一方、
妨害波抑圧調整部3の出力が負電圧であれば、基準電圧
は低くなり、A/D変換後のデジタル値は大きくなる。
【0043】また、図9(b)のA/D変換器は、抵抗
アレイ51の両端にそれぞれ接続された加算器54a,
54bと、妨害波抑圧調整部3の出力を正転および反転
出力するバッファ55とを有する。加算器54aはバッ
ファ55の正転出力と規定電圧VREFとを加算して第1
の基準電圧を生成し、加算器54bはバッファ55の反
転出力と規定電圧VREFの反転電圧(−VREF)とを加算
して第2の基準電圧を生成する。
【0044】図9(b)の場合も、妨害波抑圧調整部3
から正電圧が出力されれば、A/D変換後のデジタル値
は小さくなり、妨害波抑圧調整部3から負電圧が出力さ
れれば、A/D変換後のデジタル値は大きくなる。
【0045】以上の処理により、図1のデジタル復調装
置内のローパスフィルタ25a,25bの出力スペクト
ラムはそれぞれ図10(a)、図10(b)のようにな
る。図10(a)に示す同相成分も、図10(b)に示
す直交成分も、ベースバンド信号が隣接する200kHzの妨
害波信号の影響を受けなくなる。
【0046】ローパスフィルタ25a,25bの出力
は、デジタルAGCアンプ26a,26bを経て検波器
28に入力されて検波され、「0」と「1」のデジタル
信号が確定する。また、ピーク検波器27は、同相成分
(I信号)と直交成分(Q信号)の2乗和(I2+Q2
1/2を演算し、所定範囲のサンプル転を検波してデジタ
ルAGCアンプ26a,26bの制御電圧を生成する。
【0047】このように、本実施形態では、直交ミキサ
51a,51bにより分離した同相成分と直交成分をA
/D変換器でデジタルデータに変換した後、二重直交ミ
キサ23a,23b,23c,23dにより同相成分と
直交成分に分離して検波処理を行うデジタル復調装置に
おいて、二重直交ミキサ23a,23b,23c,23
dの出力に基づいて、同相成分と直交成分の利得差がな
くなるようにA/D変換器21aの基準電圧を可変制御
するため、希望波のベースバンド信号に妨害波が混入し
なくなり、妨害波の影響を受けないS/N比に優れた受
信信号が得られる。また、同相成分と直交成分の利得差
および位相差を手動で調整する必要がなくなるため、製
造工数を低減できる。
【0048】図1,2では、妨害波抑圧調整部3の出力
に応じてA/D変換器21aの基準電圧を可変制御する
例を説明したが、A/D変換器21aの代わり、あるい
はA/D変換器21aとともに、A/D変換器21bの
基準電圧を可変制御してもよい。
【0049】同相成分側の信号を図2の遅延回路31
a、減算器33aおよび1/2振幅変換器32に入力し、
直交成分側の信号を遅延回路31bに入力する例を説明
したが、直交成分側の信号を遅延回路31a、減算器3
3aおよび1/2振幅変換器32に入力し、同相成分側の
信号を遅延回路31bに入力してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、選局周波数成分を同相成分と直交成分に分離し、
各成分をそれぞれ第1および第2のA/D変換器でデジ
タル信号に変換した後、これらデジタル信号を同相成分
と直交成分とに分離して検波処理を行うデジタル復調回
路において、第1および第2のA/D変換器から出力さ
れた各デジタル信号の利得差が所定値以下になるように
第1および第2のA/D変換器の少なくとも一方の基準
電圧を調整するため、ベースバンド信号中に混入される
妨害波を効率よく除去でき、S/N比に優れた高品質の
受信信号が得られる。
【0051】また、同相成分系と直交成分系の利得差を
自動的に検出して利得差が低減するような制御を行うた
め、従来のように手動で利得差を微調整する必要がなく
なり、製造工数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル復調装置の一実施形態の
ブロック図。
【図2】妨害波抑圧調整部の詳細構成を示すブロック
図。
【図3】希望波と妨害波の周波数スペクトラムを示す
図。
【図4】直交ミキサの出力スペクトラム図であり、
(a)は同相成分の周波数スペクトラム図、(b)は直
交成分の周波数スペクトラム図。
【図5】二重直交ミキサの出力スペクトラム図。
【図6】(a)は加算器24aの周波数スペクトラム
図、(b)はローパスフィルタ25aの周波数スペクト
ラム図。
【図7】(a)は減算器33aの出力スペクトラム図、
(b)は減算器33bの出力スペクトラム図、(c)は
加算器34の出力スペクトラム図。
【図8】図2の妨害波抑圧調整部の処理動作をまとめた
図。
【図9】図1のA/D変換器の具体的構成例を示す図。
【図10】デジタル復調装置内のローパスフィルタの出
力スペクトラムを示す図。
【符号の説明】
1 アナログI/Q信号生成部 2 デジタル復調部 3 妨害波抑圧調整部 11 アンテナ 12 デュプレクサ(CUP) 13 低雑音アンプ(LNA) 14 バンドパスフィルタ(BPF) 15a,15b 直交ミキサ 16 電圧制御発振器(VCO) 17 90°移相器 18a,18b ローパスフィルタ 19a,19b AGCアンプ 21a,21b A/D変換器 22 デジタル信号発生器 23a,23b,23c,23d 二重直交ミキサ 24a,24b 加算器 25a,25b ローパスフィルタ 26a,26b AGCアンプ 27 ピーク検波器 28 検波回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナで受信された受信信号に含まれる
    選局周波数成分を、同相成分と直交成分とに分離する第
    1の同相/直交成分分離回路と、 前記第1の同相/直交成分分離回路で分離された同相成
    分をA/D変換してデジタル信号を出力する第1のA/
    D変換器と、 前記第1の同相/直交成分分離回路で分離された直交成
    分をA/D変換してデジタル信号を出力する第2のA/
    D変換器と、 前記第1および第2のA/D変換器から出力されたデジ
    タル信号に基づいて、検波処理を行う検波回路と、を備
    えたデジタル復調装置において、 前記第1のA/D変換器から出力されたデジタル信号を
    同相成分と直交成分とに分離する第2の同相/直交成分
    分離回路と、 前記第2のA/D変換器から出力されたデジタル信号を
    同相成分と直交成分とに分離する第3の同相/直交成分
    分離回路と、 前記第1および第2のA/D変換器から出力された各デ
    ジタル信号の利得差が所定値以下になるように、前記第
    2および第3の同相/直交成分分離回路で分離された各
    信号に基づいて、前記第1および第2のA/D変換器の
    少なくとも一方の基準電圧を調整する妨害波抑圧調整回
    路と、を備えたことを特徴とするデジタル復調回路。
  2. 【請求項2】前記第2の同相/直交成分分離回路で分離
    された同相成分と前記第3の同相/直交成分分離回路で
    分離された直交成分とを加算する第1の加算器と、 前記第2の同相/直交成分分離回路で分離された直交成
    分と前記第3の同相/直交成分分離回路で分離された同
    相成分とを加算する第2の加算器と、を備え、 前記妨害波抑圧調整回路は、前記第1および第2の加算
    器のいずれか一方の出力に基づいて、前記第1および第
    2のA/D変換器の少なくとも一方の基準電圧を調整す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデジタル復調装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1の加算器の出力に含まれる高周波
    成分を除去する第1のローパスフィルタと、 前記第2の加算器の出力に含まれる高周波成分を除去す
    る第2のローパスフィルタと、を備え、 前記検波回路は、前記第1および第2のローパスフィル
    タの出力に基づいて検波処理を行い、 前記妨害波抑圧調整回路は、前記第2の同相/直交成分
    分離回路で分離された同相成分と、前記第1の加算器の
    出力と、前記第1のローパスフィルタの出力とに基づい
    て、前記第1のA/D変換器の基準電圧を調整すること
    を特徴とする請求項2に記載のデジタル復調装置。
  4. 【請求項4】前記妨害波抑圧調整回路は、 前記第1のローパスフィルタを通過するのに要する時間
    と略等しい時間だけ前記第1の加算器の出力信号を遅延
    させる第1の遅延回路と、 前記第2の同相/直交成分分離回路で分離された同相成
    分を、前記第1の加算器および前記第1のローパスフィ
    ルタを通過するのに要する時間だけ遅延させる第2の遅
    延回路と、 前記第1のローパスフィルタの出力振幅を略1/2に変
    換する振幅変換回路と、 前記第1の遅延回路の出力と前記第1のローパスフィル
    タの出力との差分を演算して出力する第1の減算器と、 前記振幅変換回路の出力と前記第2の遅延回路の出力と
    の差分を演算して出力する第2の減算器と、 前記第1および第2の減算器の出力同士を加算する第3
    の加算器と、 前記第1の減算器の出力のピークレベルを検出する第1
    のピーク検出器と、 前記第2の減算器の出力のピークレベルを検出する第2
    のピーク検出器と、 前記第3の加算器の出力のピークレベルを検出する第3
    のピーク検出器と、 前記第2および第3のピーク検出器の各出力の振幅レベ
    ルを比較するレベル比較器と、 前記レベル比較器の比較結果に基づいて、前記第1のピ
    ーク検出器で検出されたピークレベルに正負符号を付け
    て出力する符号切換器と、 前記符号切換器の出力をアナログ信号に変換するD/A
    変換器と、 前記D/A変換器の出力に含まれる高周波成分を除去す
    る第3のローパスフィルタと、を備え、 前記第3のローパスフィルタの出力に基づいて、前記第
    1のA/D変換器の基準電圧を調整することを特徴とす
    る請求項3に記載のデジタル復調装置。
  5. 【請求項5】前記妨害波抑圧調整回路は、前記第3のピ
    ーク検出器の出力レベルが前記第2のピーク検出器の出
    力レベルよりも大きいときには、前記第1のA/D変換
    器の基準電圧を大きくし、前記第3のピーク検出器の出
    力レベルが前記第2のピーク検出器の出力レベルよりも
    小さいときには、前記第1のA/D変換器の基準電圧を
    小さくすることを特徴とする請求項4に記載のデジタル
    復調装置。
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