JPH10328251A - 保育器用暖房式開放出入りドア - Google Patents

保育器用暖房式開放出入りドア

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JPH10328251A JP10102458A JP10245898A JPH10328251A JP H10328251 A JPH10328251 A JP H10328251A JP 10102458 A JP10102458 A JP 10102458A JP 10245898 A JP10245898 A JP 10245898A JP H10328251 A JPH10328251 A JP H10328251A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドアが開放位置にある時、好ましくは完全な開
放位置にある時、ドアの温度が周囲温度にまで下がらな
いように、ドアに熱を与える独特の装置を有する改良保
育器を提供することにある。 【解決手段】幼児を収容し、使用者によって周囲温度よ
り高い所望温度に設定された幼児室(36)を有する幼
児保育器(20)を開示する。保育器は、介護者が幼児
についての介入を行えるように開き、開放位置にある
時、積極的に暖められる、少なくとも1つの出入りドア
(38)を有する。かくして、出入りドア(38)が再
度閉められるとき、ドアは周囲に対して高い温度であ
り、幼児室を所望温度に戻すのに必要な暖房エネルギー
は少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は幼児保育器に関し、
特にドアが再度閉められた時に幼児室内の暖められた環
境に対する破壊を減じるように、ドアが全開位置にある
時、暖房される出入りドアを有する改良保育器に関す
る。幼児保育器は、通常、幼児を取り囲む独特の雰囲気
を提供し、囲い内に収められた幼児の健康状態を良くす
るために暖められ、加湿された雰囲気をつくる。
【0002】
【従来技術】一般に、かかる保育器は、種々の暖房及び
他の空調構成要素が設置され、かつ幼児を収容する幼児
室に暖められ、加湿された空気の供給をもたらすベース
を有する。幼児室は普通、介護者が幼児を見て安全を確
認することができるように透明のフードによって囲まれ
ている。幼児室内の温度は、介護者によって定められた
設定温度になるように制御され、そして重要なのは、幼
児が幼児室内に収容されている時間中その設定温度を一
定に維持することである。しかしながら、かかる幼児室
では、本発明を実施する上では幼児に接近するのが普通
であり、それは幼児に対する介護を助長する上で幼児に
何らかの処置を行うことである。そのような時には、幼
児室、あるいはフードは、介護者が幼児に接近するのを
可能にする1以上のドアを備える。
【0003】一般に、幼児室は幼児に接近するための種
々のドアを有する。通常、特定の介入に完全な接近を必
要とする比較的大きなドアがあり、又、介護者の腕の導
入を許し、介入には使用されることが少なく、内部雰囲
気の破壊を引き起こすことがない、ハンドホールと称さ
れる1以上の小さ目のドアがある。この説明全体にわた
って使用されるように、ドアという用語は、基本的に
は、幼児室の内部環境に対するどんな出入りドアをも指
すことがわかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】明らかに、かかるドア
が開かれると、開いたドアは当然幼児にとって所望な雰
囲気の程度まで暖められず、加湿されない外部周囲空気
を入れるため、幼児を収容する環境に影響がある。かく
して、幼児室の内部の雰囲気に悪影響を及ぼし、熱が外
部環境に失われる。熱の損失量は、他の要素の中でも、
特定のドアの表面積、及び介入によって費やされる時間
の量に依存する。従って、いったん特定の介入を完了
し、ドアを閉めたら、保育器は室の内部環境を出来るだ
け早く設定点の温度まで復帰させなければならない。保
育器内の温度を素早く回復させることに関する更なる問
題として、一般には、ドアは外方に開かれ、介入が完了
するまでその位置にとどまる。かくして、ドアそのもの
は基本的には、周囲の温度になり、かつ幼児室内に望ま
れる温度よりも低い、周囲の雰囲気にある。保育器内の
雰囲気が、例えば90乃至100°Fに設定されている
のに対して、たいてい、病院内の環境は約70°Fにな
る。
【0005】従って、介入の完了後ドアが再度閉められ
るとき、ドアそのものは、ドア面が周囲温度に下げられ
ているためと、その大きな面が、閉鎖位置にある時、内
部雰囲気に冷却効果を与えるために、幼児室を所望の設
定温度にまで戻すのに必要な時間を更に遅らせることが
ある。明らかに、まず内部環境は開放入り口を有するこ
とで破壊されるが、熱の損失は今冷やされたドアを閉鎖
位置に戻すことによって更にひどくなる。普通、ドアが
開かれるとき、その結果の温度低下により、ヒーターが
そのエネルギーを増大させて、内部環境を設定温度に維
持しようとする。従って、ドアが再度閉められ、所望の
設定温度よりも低い時には、熱が低温のドア面に失われ
ているため、ヒーターは温度を維持するように追加のエ
ネルギーを及ぼさなければならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアが開放位
置にある時、好ましくは全開位置にある時、ドアの温度
が周囲温度にまで下がらないように、ドアに熱を与える
独特の装置を有する改良保育器を提供する。従って、ド
アは開放位置で暖められるために、ドアが閉鎖位置に戻
された時に幼児室の内部雰囲気温度を破壊することが少
ない。ドアは、幼児室の内部温度、あるいは周囲より上
の他の高い温度に暖められ、暖房手段は、ドアが開けら
れた時にドアを通して且つその上を循環する、保育器か
らの普通の温風の循環によるのが良い。変形例として、
ドアは、抵抗ヒーターのような別個の暖房手段を有して
いても良く、どの場合においても、暖房はドアの開放の
時に自動的であり、従って、ドアが介入に続いて閉めら
れたとき、ドアは周囲より上の高い温度である。
【0007】保育器の他の特徴は、後の好ましい実施形
態の詳細な説明、添付の図面に示したものから更に明ら
かになるであろう。
【0008】
【発明の実施の形態】今、図1を参照すると、ベースキ
ャビネット22の上に設置されている幼児保育器を示し
ている。ベースキャビネット22は、適切な高さにおけ
る幼児保育器20のための支持体をなし、幼児保育器2
0をある位置から別の位置に容易に移動させることがで
きるように車輪24を備えるのが良い。ベースキャビネ
ット22は、幼児を世話するための製品を入れるための
収納設備を有しても良く、図示したように、ドア26が
その収納領域に接近するために備えられている。幼児保
育器20は、好ましくは、アルミニウムやポリカーボネ
ートのようなプラスチックを含む堅い構造材料のベース
28を有する。ベース28はベースキャビネット22の
上に着座し、後で説明するように、幼児保育器20の作
動用の機構の多くを収容する。
【0009】ベース28は又、コントロールパネル30
を含み、幼児保育器20を作動するための制御装置がこ
こに位置する。かかる制御装置は温度設定部、温度表
示、アラーム設定部等を含むのが良い。本発明に関連し
て、典型的な制御装置の1つは幼児を取り囲む雰囲気の
ために介護者が望む温度の作動器設定である。レバー3
2がベース28の一部であっても良く、幼児用ベッド
(図示せず)の傾斜位置を調整するのに使用可能であ
る。フード34がベース28の上に位置し、幼児室36
を包囲する。図1及び2に示すように、フード34は単
一の壁構造のものであり、幼児室36を囲む。フード3
4は透明材料、好ましくはプレキシグラスのものであ
り、介護職員が幼児にたやすく近づく出入りドア38を
有する。
【0010】図2で更に分かるように、出入りドア38
は、ピン40のような手段によってベース28に枢着さ
れているのがわかるが、ピアノ型ヒンジを含む他の代替
的な枢着手段を採用しても良い。フード34自体は、フ
ード34全体を開くことができるようにピボット42の
ような手段によって、幼児保育器20の後ろでベース2
8に枢着されるのが良く、出入りドア38がフード34
にはなく、ベース28に取付けられているため、フード
34が開くとき出入りドア38はフード34と一緒には
移動しない。出入りドア38は、好ましくは外壁46及
び内壁48を有する二重壁構造のものであり、その間に
空気通路50を形成する。特に図2に示すように、出入
りドア38の空気通路50は、閉鎖位置にある時、温風
が出入りドア38を通り、フード34の内部を回りつづ
ける通路をなし、従って、暖められた空気は幼児保育器
20の前から幼児室36の上や周り、そして幼児保育器
20の後ろに循環し、この後のところで空気はベース2
8に戻る。フード34の側壁52は透明材料の単一の壁
である。
【0011】フード34の他の特徴として、介護職員が
幼児室36に大きい開口部を開けずに幼児に接近するハ
ンドホール54を含む。ラッチ56が出入りドア38を
開閉するために備えられている。今、図3に目を向ける
と、幼児保育器20の側面断面図が示され、出入りドア
38を閉鎖位置で示している。ヒーター室58がベース
28内に収められ、幼児室36を暖房するために空気を
暖め、暖められた空気をフード34を通して循環させる
手段を収容する。かかる加熱及び暖められた空気の循環
を行う実際の手段は、在来のヒーター60及びファン6
2からなり、ファンは空気をヒーター60に導いて空気
を暖め、次いで、空気はヒーター室58の残りの部分に
入る。冷却用ファン66を備えたファンモータ64がフ
ァン62を駆動するのに使用される。ヒーター60から
通過した暖められた空気は、ベース28の出口開口部6
8に差し向けられ、暖められた空気はその出口開口部6
8を通過して、出入りドア38に形成された空気通路5
0に入り、矢印Aで示すように、入口開口部70によっ
てヒーター室58に戻される。
【0012】図示したように、間隔をへだてていて、プ
ラスチックのような材料の2つの平行なストリップ74
及び76からなるガイド72が、ベース28に取付けら
れ、ストリップは両方ともスタンドオフ(図示せず)の
ような手段によってベースに取付けられている。ガス流
れディレクター78がストリップ74と76との間に位
置し、その間で自由に移動でき、そして、幼児保育器2
0の前全体に渡って延びるプラスチックの柔軟なストリ
ップからなるのが良い。ガス流れディレクター78は、
その頂が再び、スタンドオフ(図示せず)のような手段
によって、出入りドア38の内面に取付けられる。分か
るように、ヒーター60から出る暖められた空気の一部
は矢印Bで示す通路80に入り、その後、図3に示すよ
うに、出入りドアが閉鎖位置にある時、出入りドア38
の空気通路50に入る。シールストリップ82がフード
34に対して密封を行うために出入りドア38の頂部に
設置されるのが良い。
【0013】今、図4に目を向けると、出入りドア38
が開放位置にある、図3の幼児保育器20の側面が示し
てある。図示したように、ヒーター60からの暖められ
た空気の一部が通路80に入り続けるが、出入りドア3
8が開放位置にある時でも、矢印Bで示すその通路に沿
って、出入りドア38の空気通路50の中を流れ続け
る。従って、開放位置では、出入りドア38の面に沿っ
て通る暖められた空気の連続的な流れがあり、もし出入
りドア38が閉鎖位置にあったとしたら、通常は保育器
室58へ流入してしまうような暖められた空気の一部に
よって出入りドア38を暖め続けることになる。かくし
て、暖められた空気は出入りドア38を周囲に対して高
い温度に維持するのに役立ち、出入りドア38が介入の
完了後図3の閉鎖位置に戻された時、出入りドア38は
低い周囲温度ではなく、高い温度であり、従って幼児室
58を介護者によって決められた設定温度までもってく
るのに大変な混乱や遅れを引き起こさない。
【0014】今、図5に目を向けると、出入りドア38
のための変形例としての暖房手段の側面断面図が更に示
してある。図5の実施形態では、出入りドア38に高抵
抗ワイヤ84が埋設され、あるいは形成されており、抵
抗ワイヤ84を電気的に作動して出入りドア38に熱を
与える。電源86、あるいは変圧器が出入りドアに電気
エネルギーを供給するのに使用され、マイクロスイッチ
88のようなスイッチが出入りドア38を開放位置に移
動させた時にはいつでも、高抵抗ワイヤ84vを賦勢す
るのに在来の配線90とともに使用されても良い。かく
して、出入りドアは、ドアが開かれるときにはいつで
も、電気ヒーターによって高い所望温度に電気的に暖め
られ、ドアが再度閉められると、電気暖房が終わる。本
発明の範囲は、例示としてここに開示される特定の段階
又は材料に限定されず、添付の請求の範囲によってのみ
限定されることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成された暖房ドアを有する保
育器の正面図である。
【図2】図1の保育器の側面図である。
【図3】ドアが閉鎖位置にある本発明のドア暖房機構の
詳細を特に示す保育器の側面断面図である。
【図4】ドアが開放位置にある図3のドアの側面断面図
である。
【図5】保育器のドアの変形例としての暖房機構の側面
断面図である。
【符号の説明】
20 幼児保育器 26 ドア 28 ベース 34 フード 36 幼児室 38 出入りドア 46 外壁 48 内壁 50 空気通路 52 側壁 54 ハンドホール 58 ヒーター室 60 ヒーター 62 ファン 64 ファンモーター 74 ストリップ 76 ストリップ 78 ガス流れディレクター 80 通路 84 抵抗ワイヤ 86 電源 88 マイクロスイッチ 90 配線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幼児に暖められた雰囲気を与えるための幼
    児保育器であって、幼児を収容するための幼児室と、幼
    児室を、前記保育器を取り囲む周囲温度より上の所望温
    度に暖める暖房手段と、を有し、前記幼児室が、閉鎖位
    置と前記幼児室内の幼児に接近しうる開放位置との間を
    移動できる出入りドアを有し、前記出入りドアを前記開
    放位置にあるとき周囲温度より上の温度まで暖める暖房
    手段を更に有する、幼児保育器。
  2. 【請求項2】前記暖房手段が前記保育器内のヒーター
    と、空気を暖めて、前記暖められた空気を、前記幼児室
    を暖めるべく前記幼児室に導入するために空気を前記ヒ
    ーターに循環させる手段とからなる、請求項1に記載の
    幼児保育器。
  3. 【請求項3】前記出入りドアを暖める前記暖房手段が前
    記暖める空気の一部を開放出入りドアに向ける手段を有
    する、請求項2に記載の幼児保育器。
  4. 【請求項4】出入りドアが、二重壁のドアからなり、該
    ドアは、壁間に形成された空気通路を有し、前記通路を
    通る前記暖められた空気の一部を向ける前記手段は前記
    暖められた空気を前記通路に差し向ける、請求項3に記
    載の幼児保育器。
  5. 【請求項5】前記出入りドアを暖める前記手段が電気ヒ
    ーターからなる、請求項1に記載記載の幼児保育器。
  6. 【請求項6】前記出入りドアを暖める手段が、前記電気
    ヒーターに電気エネルギーを与えるために前記出入りド
    アの開放によって作動できるスイッチ手段を有する、請
    求項5に記載の幼児保育器。
  7. 【請求項7】幼児に暖められた雰囲気を与えるための幼
    児保育器であって、 幼児を寝かせるようになった幼児支持体を有するベース
    部分と、 前記ベース部分に取付けられ、前記ベースとともに幼児
    室を形成するようになったフードと、 前記フードにあり、前記ベース部分に枢動自在に取付け
    られ、幼児を包囲する閉鎖位置と幼児に接近しうる開放
    位置との間を移動できる出入りドアと、暖められた空気
    を前記保育器を取り囲む周囲温度よりも高い温度で前記
    ベース部分から前記幼児室へ押し入れるための前記ベー
    ス部分に設けられた暖房及び空気送り手段と、 前記出入りドアが前記開放位置にある時、前記出入りド
    アを周囲温度よりも高い温度に暖めるために、暖められ
    た空気を前記ベース部分から前記出入りドアに差し向け
    るための空気導き手段と、を有する前記幼児保育器。
  8. 【請求項8】前記空気導き手段が、前記出入りドアを前
    記開放位置にある時に暖めるために通常幼児室に押し入
    れる暖められた空気の一部を向ける、請求項7に記載の
    幼児保育器。
  9. 【請求項9】前記出入りドアが空気通路を形成する2つ
    の間隔をへだてた壁を有し、前記空気導き手段が前記暖
    められた空気の前記一部を前記空気通路に向ける、請求
    項8に記載の幼児保育器。
  10. 【請求項10】開放位置と閉鎖位置との間を移動できる
    ドアを有する保育器の幼児室内に暖められた雰囲気を維
    持する方法であって、 幼児室内の幼児に接近するためにドアをその開放位置に
    開き、 開放位置にある間、周囲温度よりも高い温度にドアを暖
    める、前記方法。
JP10102458A 1997-05-28 1998-04-14 保育器用暖房式開放出入りドア Expired - Fee Related JP2859261B2 (ja)

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