JPH10328488A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH10328488A
JPH10328488A JP9147494A JP14749497A JPH10328488A JP H10328488 A JPH10328488 A JP H10328488A JP 9147494 A JP9147494 A JP 9147494A JP 14749497 A JP14749497 A JP 14749497A JP H10328488 A JPH10328488 A JP H10328488A
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JP
Japan
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washing
circulating water
water
amount
watering nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP9147494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Adachi
一利 足立
Katsuya Saito
克哉 齋藤
Masaki Nakaya
正樹 中家
Junji Kamiya
純司 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯液を洗濯槽の上部より内部に向けて循環
させて衣類を洗う洗濯機において、洗濯液の循環水量の
増大を図りつつ、布傷みによるリントの再付着率を低減
して回収率を向上し、洗浄力を向上して洗濯時間を短縮
可能とする。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽22の底面にパルセーター
10を回転自在に配設してモータ13により駆動し、パ
ルセーター10の裏面に設けた下側羽根11の外周に形
成したポンプ室12から複数の循環水路を独立して設
け、複数の循環水路の上部の洗濯兼脱水槽22の内部に
向けて上部散水ノズル(散水ノズル)25およびリント
フィルター8を設ける。リントフィルター8を複数の開
口部24aに設け、散水ノズルは洗濯兼脱水槽22の上
部と側壁高さ途中に段違いに設け、各循環水路の循環水
量をリントフィルター水路23aを多量とし、次に上部
散水ノズル水路とし、高さ途中散水ノズル水路を少量と
なるよう構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯液を洗濯槽の
上部より下部に向けて循環させて衣類を洗うパルセータ
ー方式の洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護が大変重要な課題と
なってきた。省資源もその中で重要なテーマであり、洗
濯機におきては、節水・節洗剤が強く望まれている。
【0003】節水・節洗剤については、色々な洗濯機が
提案されており、例えば、特開昭62−304816号
公報に記載されいるものがある。以下、その構成につい
て図8および図9を参照しながら説明する。
【0004】図8に示すように、洗濯機外枠1は、吊り
棒2により、水受け槽3を吊り下げ、この水受け槽3内
に洗濯兼脱水槽4を回転自在に配設している。循環水路
カバー5a、5bは、図9に示すように、洗濯兼脱水槽
4の内壁に設け、洗濯兼脱水槽4との間に循環水路6
a、6bを形成し、循環水路6a、6bの上部に洗濯兼
脱水槽4の内部に向けた開口部7a、7bにリントフィ
ルター8および散水ノズル9を設けている。
【0005】パルセーター10は、洗濯兼脱水槽4の底
部に回転自在に配設し、裏面に下側羽根11を一体に設
け、下側羽根11の外周にポンプ室12を形成してい
る。モータ13は、Vベルト14および減速機構15を
介してパルセーター10を駆動する。排水弁16は、洗
濯兼脱水槽4内の洗濯水を排水し、給水弁17は、洗濯
兼脱水槽4内に給水する。蓋18は洗濯兼脱水槽4の上
部を覆うものであり、運転制御装置19は、モータ13
の反転時限と通電を制御しするとともに、排水弁16、
給水弁17を制御して、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を
逐次制御する。なお、20は脱水時の振動を低減させる
流体バランサーである。
【0006】上記構成において動作を説明する。まず、
洗濯物を洗濯兼脱水槽4の中に投入し、スタートスイッ
チ(図示せず)を押すと、運転制御装置19の負荷量探
知手段により洗濯物の量(布量)を検知し、その布量に
合った水位と水流を決定し、給水弁17を制御して所定
水位まで給水し、洗濯行程に入る。洗濯行程に入ると、
モータ13は洗濯水流に応じて右回転・休止・左回転・
休止と運転制御装置19によって制御される。
【0007】この制御されたモータ13の回転はVベル
ト14および減速機構15を介して、パルセーター10
に伝えられる。従って、モータ13の回転に応じてパル
セーター10および下側羽根11が回転し、洗濯兼脱水
槽4の中の洗濯物と洗濯液が攪拌され、洗濯物が洗浄さ
れる。一方、下側羽根11と水受け槽3との間の洗濯液
は、図10の矢印で示すように、下側羽根11の回転に
より遠心力で外側に押し出され、ポンプ室12より循環
水路6a、6bを通って、リントフィルター8および散
水ノズル9から洗濯兼脱水槽4内にモータ13の回転に
応じて間欠的に注がれる。
【0008】このように、パルセーター10の下側羽根
11によるポンプ作用で、洗濯兼脱水槽4の下側の洗濯
液を循環水路6a、6bを通して洗濯兼脱水槽4の上部
に導き、洗濯物の上にふり注ぐことで、洗濯物に常に洗
濯液が注がれているので、洗濯時の水位が少々低くても
十分洗浄できるので、節水・節洗剤が可能である。
【0009】また、洗濯液の循環流量を増大することに
より、洗剤の溶解特性を改善することができ、この洗剤
の溶解特性の向上とともに、洗濯液のシャワー効果、循
環効果とで洗浄性能を向上させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、常時多量の洗濯液やすすぎ水を循
環させて、上から洗濯物に注ぐため、洗濯兼脱水槽4内
と水受け槽3と洗濯兼脱水槽4の間に多くの泡が発生
し、最後には水受け槽3の上面より出てしまう危険性が
あるため、水流を弱くしなければならず、また、リント
フィルター8が1個であるため、洗濯中に発生したリン
ト(糸くず)を再度洗濯兼脱水槽4内に上から注ぐた
め、リントが衣類に再付着してしまい、リント回収率を
低下させるという問題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
液の循環水量の増大を図りつつ、布傷みによるリント
(糸くず)の再付着率を低減して回収率を向上し、洗剤
の溶解性を向上させることで、洗浄力を向上するととも
に洗濯時間を短縮可能とし、布傷みや布のからみを抑え
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯槽の底面にパルセーターを回転自在に
配設してモータにより駆動し、パルセーターの裏面に設
けた下側羽根の外周に形成したポンプ室から洗濯槽の上
部まで複数の循環水路を独立して設け、複数の循環水路
の上部の洗濯槽の内部に向けた開口部に散水ノズルおよ
びリントフィルターを設け、モータの反転時限と通電を
運転制御装置により制御する。リントフィルターを複数
の開口部に設けるとともに、散水ノズルは洗濯槽の上部
と側壁高さ途中に段違いに設け、各循環水路の循環水量
をリントフィルター水路を多量とし、次に上部散水ノズ
ル水路とし、高さ途中散水ノズル水路を少量となるよう
構成したものである。
【0013】これにより、洗濯液の循環水量の増大を図
りつつ、布傷みによるリント(糸くず)の再付着率を低
減して回収率を向上でき、洗剤の溶解性を向上させるこ
とで、洗浄力を向上できるとともに洗濯時間を短縮可能
とし、布傷みや布のからみを抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
洗濯槽の底面に回転自在に配設したパルセーターと、前
記パルセータを駆動するモータと、前記パルセーターの
裏面に設けた下側羽根の外周に形成したポンプ室から洗
濯槽の上部まで独立して設けた複数の循環水路と、前記
複数の循環水路の上部の洗濯槽の内部に向けた開口部に
設けた散水ノズルおよびリントフィルターと、前記モー
タの反転時限と通電を制御する運転制御装置とを備え、
前記リントフィルターを複数の開口部に設けるととも
に、前記散水ノズルは洗濯槽の上部と側壁高さ途中に段
違いに設け、各循環水路の循環水量をリントフィルター
水路を多量とし、次に上部散水ノズル水路とし、高さ途
中散水ノズル水路を少量となるよう構成したものであ
り、常時多量の洗濯液やすすぎ水を上から洗濯物に注
ぎ、洗濯液の循環水量の増大を図りつつ、散水ノズル水
路よりリントフィルター水路の循環水量を多くすること
で、布傷みによるリント(糸くず)の再付着率を低減し
て回収率を向上でき、洗剤の溶解性を向上させること
で、洗浄力を向上できるとともに洗濯時間を短縮可能と
し、布傷みや布のからみを抑えることができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、複数の循環水路の循環水量を循環
水路の断面積により調整する構成としたものであり、洗
濯槽の内壁に設けた複数の循環水路の突出度合いが変わ
ることで、洗濯時の布回転時の布への圧力変化が可能と
なり、さらなる洗浄力の向上と洗濯時間短縮を図ること
ができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、複数の循環水路の循環水量をポン
プ室から循環水路への入り口開口面積により調整する構
成としたものであり、洗濯槽の内壁に設けた複数の循環
水路の突出度合いを一定にすることで、洗濯時のバラン
スをよくすることができ、振動を低減することができ
る。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、複数の循環水路の循環水量は、リ
ントフィルター水路を散水ノズル水路より多量とし、上
部散水ノズルの開口部より高さ途中散水ノズルの開口部
のスリット高さを大きく構成したものであり、水位が中
程度以下の位置でバランスのよいシャワーが可能とな
り、洗濯液を洗濯物全体に注ぐことができ、むらなく汚
れを落とし、すすぐことができるようになる。また、逆
に、攪拌力を低減でき、布傷みを低減でき、リント付着
を低減することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0019】(実施例1)図1から図3に示すように、
循環水路カバー21a、21b、21cは、洗濯兼脱水
槽(洗濯槽)22の内壁に設け、洗濯兼脱水槽22との
間に循環水路23a、23b、23cを形成し、循環水
路23a、23b、23cの上部に洗濯兼脱水槽22の
内部に向けた開口部24a、24b、24cにリントフ
ィルター8と、上部散水ノズル(散水ノズル)25およ
び高さ途中散水ノズル(散水ノズル)26を設けてい
る。ここで、リントフィルター8は、複数の開口部24
aに設けている。
【0020】また、各循環水路の循環水量を循環水路
(リントフィルター水路)23aを多量とし、次に循環
水路(上部散水ノズル水路)23bとし、循環水路(高
さ途中散水ノズル水路)23cを少量となるよう構成し
ている。他の構成は従来例と同じである。
【0021】上記構成において動作を説明する。まず、
洗濯物を洗濯兼脱水槽4の中に投入し、スタートスイッ
チ(図示せず)を押すと、運転制御装置19の負荷量探
知手段により洗濯物の量(布量)を検知し、その布量に
合った水位Hと水流を決定し、給水弁17を制御して所
定水位まで給水し、洗濯行程に入る。洗濯行程に入る
と、モータ13は洗濯水流に応じて右回転・休止・左回
転・休止と運転制御装置19によって制御される。
【0022】この制御されたモータ13の回転はVベル
ト14および減速機構15を介して、パルセーター10
に伝えられる。従って、モータ13の回転に応じてパル
セーター10および下側羽根11が回転し、洗濯兼脱水
槽4の中の洗濯物と洗濯液が攪拌され、洗濯物が洗浄さ
れる。一方、下側羽根11と水受け槽3との間の洗濯液
は、下側羽根11の回転により遠心力で外側に押し出さ
れ、ポンプ室12より循環水路23a、23b、23c
を通って、リントフィルター8と、上部散水ノズル25
および高さ途中散水ノズル26から洗濯兼脱水槽22内
にモータ13の回転に応じて間欠的に注がれる。
【0023】なお、下側羽根11によって、循環水路2
3a、23b、23cに押し出された洗濯液の跡には、
下側羽根11の中央部下から、新しい洗濯液が供給され
る。すなわち、水受け槽3と洗濯兼脱水槽22の間の洗
濯液が供給されることになり、水受け槽3と洗濯兼脱水
槽22の間の液面は、洗濯兼脱水槽22内の水位より低
くなる。ただし、洗濯兼脱水槽22の脱水用の穴(図示
せず)および洗濯兼脱水槽22と下側羽根11の遠心力
によって押し出された洗濯液は、効率的に循環水路に導
かれ、総循環流量を増大させることができる。
【0024】ここで、リントフィルター8は、複数の開
口部24aに設け、上部散水ノズル25および高さ途中
散水ノズル26の循環水量よりもリントフィルター8の
循環水量を多くすることで、リントフィルター8を通過
する洗濯液は、勢いを弱めることができるため、泡の発
生量を低減でき、水流を強水流に設定することが可能と
なる。そのため、上部散水ノズル25および高さ途中散
水ノズル26からのシャワーの量の確保と上部洗濯物に
洗濯液を十分浸ける効果と洗濯物の動きをよくさせるこ
とができるようになる。
【0025】本実施例による洗剤(界面活性剤)溶解特
性と従来の特性を図4に比較して示している。図中曲線
Aが本実施例による洗剤溶解特性で、曲線Bが従来の特
性である。このように洗濯液の循環流量が増大すること
により、洗剤溶解特性を大幅に改善することができる。
【0026】つぎに、洗浄特性について、本実施例と従
来の特性を図5に比較して示している。図中特性Aが本
実施例による洗浄率で、特性Bが従来の洗浄率である。
このように本実施例によると、前述の洗剤(界面活性
剤)溶解特性の向上と、洗濯液のシャワー効果、循環効
果とで大幅に洗浄性能を向上させることができる。
【0027】また、各水位毎に水流を設けることで、こ
れは前述したように各水位内でも負荷量により、ある一
定の泡速度に抑えることが可能となり、水受け槽3の上
面より泡が出てしまうようなことはなくなり、なおかつ
洗浄効果もシャワー効率も損なうことなく洗濯すること
ができる。
【0028】さらに、水流を強水流に設定することがで
きるため、循環水路23a、23b、23cを通る、循
環流量を増加することができるため、リントフィルター
8を通過する洗濯液の量も増大でき、布傷みによるリン
トの回収も比例して増大することができる。また、上部
散水ノズル25および高さ途中散水ノズル26の循環水
量よりもリントフィルター8の循環水量を多くすること
で、上部散水ノズル25および高さ途中散水ノズル26
からの洗濯液に含まれているリントの量を低減できるた
め、衣類への再付着率を低減できる。
【0029】つぎに、低い水位の場合は、洗濯液水位H
から上部散水ノズル25までの高低差が多いため、下側
羽根11と水受け槽3との間の洗濯液は、水流の反転時
限のオン時に下側羽根11の回転により遠心力で外側に
押し出され、循環水路23a、23b、23cを通りリ
ントフィルター8、上部散水ノズル25および高さ途中
散水ノズル26より洗濯兼脱水槽22内にモータ13の
回転に応じて注がれるが、従来では、十分な循環水量を
供給できないことがあったが、水位が低い場合でも、高
さ途中散水ノズル26より十分な洗濯液を洗濯物の上部
より散水できるため洗浄力を向上でき、リントフィルタ
ー8にも循環水量を供給できるため、低い水位でも、十
分にリント回収を行うことができる。
【0030】このように本実施例によれば、リント回収
率を向上させ、洗剤の溶解性を向上させることで、洗浄
力を向上できるとともに、洗濯時間を短縮可能となるた
め、布傷みや布絡みを抑えることができる。
【0031】(実施例2)図6に示すように、循環水路
カバー21a、21b、21cは、洗濯兼脱水槽22の
内壁に設け、洗濯兼脱水槽22との間に循環水路23
a、23b、23cを形成し、洗濯兼脱水槽22の内側
への突出量L1、L2、L3をL1>L2>L3とする
ことで、循環水路23a、23b、23cの断面積を変
化させ、循環水量を調整するように構成している。他の
構成は上記実施例1と同じである。
【0032】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽22の内側への突出量L1、L2、L3をL1
>L2>L3とすることで、循環水路23a、23b、
23cの断面積を変化させて循環水量を調整し、リント
フィルター8の循環水量を上部散水ノズル25および高
さ途中散水ノズル26の循環水量よりも多くすること
で、泡の発生量を低減でき、水流を強水流に設定するこ
とが可能となる。そのため、上部散水ノズル25および
高さ途中散水ノズル26からのシャワーの量の確保と上
部洗濯物に洗濯液を十分浸ける効果と洗濯物の動きをよ
くさせることができる。
【0033】また、洗濯兼脱水槽22の内側への突出量
L1、L2、L3を変化することで、洗濯時の布回転時
の布への圧力変化が可能となり、一定の押圧では回転時
の布の回転変化がないが、突出量が変化することで布の
回転に変化を与えることが可能となり、さらなる洗浄力
の向上と洗濯時間短縮を図ることができる。
【0034】また、低い水位の場合は、洗濯液水位Hか
ら上部散水ノズル25までの高低差が多いため、パルセ
ーター10の下側羽根11と水受け槽3との間の洗濯液
は、水流の反転時限のオン時に下側羽根11の回転によ
り遠心力で外側に押し出され、循環水路23a、23
b、23cを通り、リントフィルター8、上部散水ノズ
ル25、途中散水ノズル26より洗濯兼脱水槽22内に
モータ13の回転に応じて注がれるが、水流の反転時限
のオフ時が長くなると、循環水路23a、23b、23
c内の水面が下がってしまうため、低い水位の場合は泡
速度および泡の飛び跳ねを抑えるための水流の反転時限
のオン時限を小さくできる。
【0035】このため、つぎの水流の反転時限のオン時
に、循環水路23a、23b内水面を容易に上昇できな
いため、オフ時の時限を1秒 以下に抑えることで、循
環水路23a、23b、23c内の水面の下降を抑制
し、有効的に洗濯液を途中散水ノズル26とリントフィ
ルター8に洗濯液を供給することができ、低い水位でも
シャワー効果および循環効果を向上させ、洗浄効果およ
びリント性能を向上させることができる。
【0036】ここで、上部散水ノズル25には十分な循
環水が届かなくても、途中散水ノズル26で洗濯液の循
環水量は十分保つことができるとともに、常に洗濯液が
洗濯物に掛かる状態となり、使用者に洗いむらへの不信
感を抱かせることなく洗濯が可能となる。
【0037】(実施例3)図7に示すように、洗濯兼脱
水槽22は、循環水路23a、23b、23cへの入り
口27を形成しており、この入り口27の幅Dを変えて
開口面積を変え、循環水路23aの開口面積>循環水路
23bの開口面積>循環水路23cの開口面積とするこ
とにより、循環水路23a、23b、23cの循環水量
を調整するように構成している。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0038】上記構成において動作を説明すると、循環
水路23aの開口面積>循環水路23bの開口面積>循
環水路23cの開口面積とすることで、循環水路23
a、23b、23cの循環水量を調整し、リントフィル
ター8の循環水量を上部散水ノズル25および高さ途中
散水ノズル26の循環水量よりも多くすることができ、
泡の発生量を低減でき、水流を強水流に設定することが
可能となる。そのため、上部散水ノズル25および高さ
途中散水ノズル26からのシャワーの量の確保と上部洗
濯物に洗濯液を十分浸ける効果と洗濯物の動きをよくさ
せることができる。
【0039】また、洗濯兼脱水槽22の内壁に設けた各
循環水路の突出度合いを一定にすることができ、洗濯時
の布の回転を規則的にし、脱水に入る前の洗濯物のバラ
ンスをよくすることで、脱水時の振動を低減することが
できる。
【0040】(実施例4)図1および図2に示すよう
に、各循環水路の循環水量は、循環水路(リントフィル
ター水路)23aを循環水路(上部散水ノズル水路)2
3bおよび循環水路(高さ途中散水ノズル水路)23c
より多量とし、上部散水ノズル25の開口部のスリット
高さS1より高さ途中散水ノズルの開口部のスリット高
さS2を大きく構成している。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0041】上記構成において動作を説明すると、水位
が中程度以下の場合に、上部散水ノズル25からは、ス
リット高さS1を小さくしているため、循環水量が少な
くても水圧が高くなり、洗濯兼脱水槽22の略中央部ま
でシャワーが飛ぶようになる。一方、高さ途中散水ノズ
ル26からは、スリット高さS2を大きくしているた
め、循環水量が多くても水圧が低く、シャワーの飛ぶ距
離を押さえることができ、バランスのよいシャワーを作
り出すことができ、洗濯液を洗濯物全体に注ぐことがで
き、むらなく汚れを落とし、すすぐことができる。
【0042】また、さらに低い水位では、高さ途中散水
ノズル26により、十分な循環水量を確保できるため、
逆に攪拌力を低減でき、布傷みを低減させることでリン
トの発生を少なくしリント付着を低減することができ
る。
【0043】なお、上記各実施例では、水受け槽3内に
洗濯兼脱水槽4を回転自在に配設した、いわゆる脱水兼
用洗濯機について説明したが、水受け槽3を使用しな
い、たとえば、二槽式洗濯機についても同様に構成する
ことができ、同様の作用効果を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明によれば、洗濯槽の底面に回転自在に配設したパルセ
ーターと、前記パルセータを駆動するモータと、前記パ
ルセーターの裏面に設けた下側羽根の外周に形成したポ
ンプ室から洗濯槽の上部まで独立して設けた複数の循環
水路と、前記複数の循環水路の上部の洗濯槽の内部に向
けた開口部に設けた散水ノズルおよびリントフィルター
と、前記モータの反転時限と通電を制御する運転制御装
置とを備え、前記リントフィルターを複数の開口部に設
けるとともに、前記散水ノズルは洗濯槽の上部と側壁高
さ途中に段違いに設け、各循環水路の循環水量をリント
フィルター水路を多量とし、次に上部散水ノズル水路と
し、高さ途中散水ノズル水路を少量となるよう構成した
から、常時多量の洗濯液やすすぎ水を上から洗濯物に注
ぎ、洗濯液の循環水量の増大を図りつつ、散水ノズル水
路よりリントフィルター水路の循環水量を多くすること
で、布傷みによるリント(糸くず)の再付着率を低減し
て回収率を向上でき、また、洗剤の溶解性を向上させる
ことで、洗浄力を向上できるとともに洗濯時間を短縮可
能とし、布傷みや布のからみを抑えることができる。
【0045】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数の循環水路の循環水量を循環水路の断面積により調整
する構成としたから、洗濯槽の内壁に設けた複数の循環
水路の突出度合いが変わることで、洗濯時の布回転時の
布への圧力変化が可能となり、さらなる洗浄力の向上と
洗濯時間短縮を図ることができる。
【0046】また、請求項3に記載の発明によれば、複
数の循環水路の循環水量をポンプ室から循環水路への入
り口開口面積により調整する構成としたから、洗濯槽の
内壁に設けた複数の循環水路の突出度合いを一定にする
ことで、洗濯時のバランスをよくすることができ、振動
を低減することができる。
【0047】また、請求項4に記載の発明によれば、複
数の循環水路の循環水量は、リントフィルター水路を散
水ノズル水路より多量とし、上部散水ノズルの開口部よ
り高さ途中散水ノズルの開口部のスリット高さを大きく
構成したから、水位が中程度以下の位置でバランスのよ
いシャワーが可能となり、洗濯液を洗濯物全体に注ぐこ
とができ、むらなく汚れを落とし、すすぐことができる
ようになる。また、逆に、攪拌力を低減でき、布傷みを
低減でき、リント付着を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】同洗濯機の洗濯槽が180度回転した状態の縦
断面図
【図3】同洗濯機の要部分解斜視図
【図4】同洗濯機の洗剤の溶解特性図
【図5】同洗濯機の洗浄特性図
【図6】本発明の第2の実施例の洗濯機の洗濯槽の横断
面図
【図7】本発明の第3の実施例の洗濯機の一部切欠した
分解斜視図
【図8】従来の洗濯機の縦断面図
【図9】同洗濯機の要部分解斜視図
【図10】同洗濯機の要部拡大断面図
【符号の説明】
8 リントフィルター 10 パルセーター 11 下側羽根 12 ポンプ室 13 モータ 19 運転制御装置 22 洗濯兼脱水槽(洗濯槽) 23a 循環水路(リントフィルター水路) 23b 循環水路(上部散水ノズル水路) 23c 循環水路(高さ途中散水ノズル水路) 24a 開口部 24b 開口部 24c 開口部 25 上部散水ノズル(散水ノズル) 26 高さ途中散水ノズル(散水ノズル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 純司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽の底面に回転自在に配設したパル
    セーターと、前記パルセータを駆動するモータと、前記
    パルセーターの裏面に設けた下側羽根の外周に形成した
    ポンプ室から洗濯槽の上部まで独立して設けた複数の循
    環水路と、前記複数の循環水路の上部の洗濯槽の内部に
    向けた開口部に設けた散水ノズルおよびリントフィルタ
    ーと、前記モータの反転時限と通電を制御する運転制御
    装置とを備え、前記リントフィルターを複数の開口部に
    設けるとともに、前記散水ノズルは洗濯槽の上部と側壁
    高さ途中に段違いに設け、各循環水路の循環水量をリン
    トフィルター水路を多量とし、次に上部散水ノズル水路
    とし、高さ途中散水ノズル水路を少量となるよう構成し
    た洗濯機。
  2. 【請求項2】 複数の循環水路の循環水量を循環水路の
    断面積により調整する構成とした請求項1記載の洗濯
    機。
  3. 【請求項3】 複数の循環水路の循環水量をポンプ室か
    ら循環水路への入り口開口面積により調整する構成とし
    た請求項1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 複数の循環水路の循環水量は、リントフ
    ィルター水路を散水ノズル水路より多量とし、上部散水
    ノズルの開口部より高さ途中散水ノズルの開口部のスリ
    ット高さを大きく構成した請求項1記載の洗濯機。
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