JPH10328501A - 薄膜降下式蒸発装置 - Google Patents
薄膜降下式蒸発装置Info
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- JPH10328501A JPH10328501A JP15792797A JP15792797A JPH10328501A JP H10328501 A JPH10328501 A JP H10328501A JP 15792797 A JP15792797 A JP 15792797A JP 15792797 A JP15792797 A JP 15792797A JP H10328501 A JPH10328501 A JP H10328501A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設備を設置するために必要な面積(設置スペ
ース)を減少させることが可能で、しかも、設備コスト
を低減することが可能な薄膜降下式蒸発装置を提供す
る。 【解決手段】 第1効用の薄膜降下式加熱缶1において
発生する同伴蒸気が導かれる第2効用の薄膜降下式加熱
缶4の外周部に、飛沫同伴蒸気を、第2効用の薄膜降下
式加熱缶4の外周部を旋回させることにより、蒸気中の
飛沫を遠心力によって分離するジャケット構造の飛沫分
離器3を配設するとともに、第2効用の薄膜降下式加熱
缶4の外周部の、飛沫分離器3に覆われた部分に、飛沫
が分離された蒸気を導入するための蒸気導入口5を配設
し、第1効用の薄膜降下式加熱缶1により発生する、飛
沫同伴蒸気を、第2効用の薄膜降下式加熱缶4の外周部
に配設された飛沫分離器3に導入して蒸気中の飛沫を分
離した後、飛沫が分離された蒸気を、蒸気導入口5か
ら、第2効用の薄膜降下式加熱缶4内に導入する。
ース)を減少させることが可能で、しかも、設備コスト
を低減することが可能な薄膜降下式蒸発装置を提供す
る。 【解決手段】 第1効用の薄膜降下式加熱缶1において
発生する同伴蒸気が導かれる第2効用の薄膜降下式加熱
缶4の外周部に、飛沫同伴蒸気を、第2効用の薄膜降下
式加熱缶4の外周部を旋回させることにより、蒸気中の
飛沫を遠心力によって分離するジャケット構造の飛沫分
離器3を配設するとともに、第2効用の薄膜降下式加熱
缶4の外周部の、飛沫分離器3に覆われた部分に、飛沫
が分離された蒸気を導入するための蒸気導入口5を配設
し、第1効用の薄膜降下式加熱缶1により発生する、飛
沫同伴蒸気を、第2効用の薄膜降下式加熱缶4の外周部
に配設された飛沫分離器3に導入して蒸気中の飛沫を分
離した後、飛沫が分離された蒸気を、蒸気導入口5か
ら、第2効用の薄膜降下式加熱缶4内に導入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸発装置に関し、
詳しくは、内部に配設された伝熱管に液を供給し、該伝
熱管内を流下させつつ蒸発を行わせる薄膜降下式蒸発装
置に関する。
詳しくは、内部に配設された伝熱管に液を供給し、該伝
熱管内を流下させつつ蒸発を行わせる薄膜降下式蒸発装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、図4に示すような、薄膜降下式加熱缶を複数組み合
わせてなる多重効用(図4においては2重効用)の蒸発
装置は、通常、内部に複数の伝熱管21aが挿入、配設
された第1効用の薄膜降下式加熱缶21を通過した飛沫
同伴蒸気を、飛沫分離器22を備えた蒸発缶(飛沫分離
缶)23に導き、飛沫分離を行った後、飛沫の分離され
た蒸気を、内部に複数の伝熱管24aが挿入、配設され
た次効用の薄膜降下式加熱缶24に導入するように構成
されている。
ば、図4に示すような、薄膜降下式加熱缶を複数組み合
わせてなる多重効用(図4においては2重効用)の蒸発
装置は、通常、内部に複数の伝熱管21aが挿入、配設
された第1効用の薄膜降下式加熱缶21を通過した飛沫
同伴蒸気を、飛沫分離器22を備えた蒸発缶(飛沫分離
缶)23に導き、飛沫分離を行った後、飛沫の分離され
た蒸気を、内部に複数の伝熱管24aが挿入、配設され
た次効用の薄膜降下式加熱缶24に導入するように構成
されている。
【0003】ところで、上記従来の蒸発装置は、蒸発缶
23を備えているため、設備を設置するために必要な面
積が大きくなり、設置場所が制約されるという問題点が
ある。また、蒸発缶23が薄膜降下式加熱缶21,24
とは別の部品として構成されているため、設備コストの
増大を招くという問題点がある。
23を備えているため、設備を設置するために必要な面
積が大きくなり、設置場所が制約されるという問題点が
ある。また、蒸発缶23が薄膜降下式加熱缶21,24
とは別の部品として構成されているため、設備コストの
増大を招くという問題点がある。
【0004】また、単効用の薄膜降下式蒸発装置におい
ては、通常、薄膜降下式加熱缶を通過した飛沫同伴蒸気
を、飛沫分離器を備えた蒸発缶(飛沫分離缶)に導き、
飛沫分離を行った後、飛沫の分離された蒸気を、コンデ
ンサに導いて凝縮させるようにしているため、上記従来
の多重効用の薄膜降下式蒸発装置の場合と同様の問題点
がある。
ては、通常、薄膜降下式加熱缶を通過した飛沫同伴蒸気
を、飛沫分離器を備えた蒸発缶(飛沫分離缶)に導き、
飛沫分離を行った後、飛沫の分離された蒸気を、コンデ
ンサに導いて凝縮させるようにしているため、上記従来
の多重効用の薄膜降下式蒸発装置の場合と同様の問題点
がある。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、設備を設置するために必要な面積(設置スペース)
を減少させることが可能で、かつ、設備コストの低減を
図ることが可能な薄膜降下式蒸発装置を提供することを
目的とする。
り、設備を設置するために必要な面積(設置スペース)
を減少させることが可能で、かつ、設備コストの低減を
図ることが可能な薄膜降下式蒸発装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の薄膜降下式蒸発装置は、内部に配設された
伝熱管に液を供給し、該伝熱管内を流下させつつ液を加
熱して蒸発を行わせる薄膜降下式加熱缶を複数組み合わ
せてなる多重効用の薄膜降下式蒸発装置であって、一つ
の薄膜降下式加熱缶において発生する飛沫同伴蒸気が導
かれる次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部に、飛沫同伴
蒸気を、該次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部を旋回さ
せることにより、蒸気中の飛沫を遠心力によって分離す
るジャケット構造の飛沫分離器を配設するとともに、次
効用の薄膜降下式加熱缶の外周部の、飛沫分離器に覆わ
れた部分に、飛沫分離器において飛沫が分離された蒸気
を導入するための蒸気導入口を配設し、一つの薄膜降下
式加熱缶により発生する飛沫同伴蒸気を、次効用の薄膜
降下式加熱缶の外周部に配設された飛沫分離器に導入し
て蒸気中の飛沫を分離した後、蒸気導入口から、飛沫が
分離された蒸気を、次効用の薄膜降下式加熱缶内に導入
するようにしたことを特徴としている。
に、本発明の薄膜降下式蒸発装置は、内部に配設された
伝熱管に液を供給し、該伝熱管内を流下させつつ液を加
熱して蒸発を行わせる薄膜降下式加熱缶を複数組み合わ
せてなる多重効用の薄膜降下式蒸発装置であって、一つ
の薄膜降下式加熱缶において発生する飛沫同伴蒸気が導
かれる次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部に、飛沫同伴
蒸気を、該次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部を旋回さ
せることにより、蒸気中の飛沫を遠心力によって分離す
るジャケット構造の飛沫分離器を配設するとともに、次
効用の薄膜降下式加熱缶の外周部の、飛沫分離器に覆わ
れた部分に、飛沫分離器において飛沫が分離された蒸気
を導入するための蒸気導入口を配設し、一つの薄膜降下
式加熱缶により発生する飛沫同伴蒸気を、次効用の薄膜
降下式加熱缶の外周部に配設された飛沫分離器に導入し
て蒸気中の飛沫を分離した後、蒸気導入口から、飛沫が
分離された蒸気を、次効用の薄膜降下式加熱缶内に導入
するようにしたことを特徴としている。
【0007】一つの薄膜降下式加熱缶により発生する飛
沫同伴蒸気が、次効用の薄膜降下式加熱缶の飛沫分離器
に導入され、次効用の薄膜降下式加熱缶の周囲を旋回す
ることにより、蒸気中の飛沫が遠心力によって分離され
るとともに、飛沫が分離された蒸気が、蒸気導入口か
ら、次効用の薄膜降下式加熱缶内に導入される。すなわ
ち、本発明においては、飛沫分離器として、遠心力によ
り飛沫を分離するタイプのものを採用し、これを次効用
の薄膜降下式加熱缶の外周部に配設するようにしている
ので、従来の多重効用蒸発装置のように、一つの加熱缶
と次効用の加熱缶の間に別途、飛沫分離機能を有する蒸
発缶を配設することが不要になり、設置スペースを減少
させることが可能になるとともに、設備コストの低減を
図ることが可能になる。
沫同伴蒸気が、次効用の薄膜降下式加熱缶の飛沫分離器
に導入され、次効用の薄膜降下式加熱缶の周囲を旋回す
ることにより、蒸気中の飛沫が遠心力によって分離され
るとともに、飛沫が分離された蒸気が、蒸気導入口か
ら、次効用の薄膜降下式加熱缶内に導入される。すなわ
ち、本発明においては、飛沫分離器として、遠心力によ
り飛沫を分離するタイプのものを採用し、これを次効用
の薄膜降下式加熱缶の外周部に配設するようにしている
ので、従来の多重効用蒸発装置のように、一つの加熱缶
と次効用の加熱缶の間に別途、飛沫分離機能を有する蒸
発缶を配設することが不要になり、設置スペースを減少
させることが可能になるとともに、設備コストの低減を
図ることが可能になる。
【0008】また、本発明の薄膜降下式蒸発装置は、内
部に配設された伝熱管に液を供給し、該伝熱管内を流下
させつつ液を加熱して蒸発を行わせる薄膜降下式蒸発装
置であって、一つの薄膜降下式加熱缶(単効用薄膜降下
式加熱缶)において発生する飛沫同伴蒸気が導かれるコ
ンデンサの外周部に、飛沫同伴蒸気を、該コンデンサの
外周部を旋回させることにより、蒸気中の飛沫を遠心力
によって分離するジャケット構造の飛沫分離器を配設す
るとともに、コンデンサの外周部の、飛沫分離器に覆わ
れた部分に、飛沫分離器において飛沫が分離された蒸気
を導入するための蒸気導入口を配設し、一つの薄膜降下
式加熱缶(単効用薄膜降下式加熱缶)により発生する飛
沫同伴蒸気を、コンデンサの外周部に配設された飛沫分
離器に導入して蒸気中の飛沫を分離した後、蒸気導入口
から、飛沫が分離された蒸気を、コンデンサ内に導入す
るようにしたことを特徴としている。
部に配設された伝熱管に液を供給し、該伝熱管内を流下
させつつ液を加熱して蒸発を行わせる薄膜降下式蒸発装
置であって、一つの薄膜降下式加熱缶(単効用薄膜降下
式加熱缶)において発生する飛沫同伴蒸気が導かれるコ
ンデンサの外周部に、飛沫同伴蒸気を、該コンデンサの
外周部を旋回させることにより、蒸気中の飛沫を遠心力
によって分離するジャケット構造の飛沫分離器を配設す
るとともに、コンデンサの外周部の、飛沫分離器に覆わ
れた部分に、飛沫分離器において飛沫が分離された蒸気
を導入するための蒸気導入口を配設し、一つの薄膜降下
式加熱缶(単効用薄膜降下式加熱缶)により発生する飛
沫同伴蒸気を、コンデンサの外周部に配設された飛沫分
離器に導入して蒸気中の飛沫を分離した後、蒸気導入口
から、飛沫が分離された蒸気を、コンデンサ内に導入す
るようにしたことを特徴としている。
【0009】一つの薄膜降下式加熱缶(単効用薄膜降下
式加熱缶)により発生する飛沫同伴蒸気が、コンデンサ
の外周部に配設された飛沫分離器に導入され、コンデン
サの周囲を旋回することにより、蒸気中の飛沫が遠心力
によって分離されるとともに、飛沫が分離された蒸気
が、蒸気導入口から、コンデンサ内に導入される。その
結果、単効用薄膜降下式加熱缶とコンデンサの間に、別
途、飛沫分離機能を有する蒸発缶を配設することが不要
になり、設置スペースを減少させることが可能になると
ともに、設備コストの低減を図ることが可能になる。
式加熱缶)により発生する飛沫同伴蒸気が、コンデンサ
の外周部に配設された飛沫分離器に導入され、コンデン
サの周囲を旋回することにより、蒸気中の飛沫が遠心力
によって分離されるとともに、飛沫が分離された蒸気
が、蒸気導入口から、コンデンサ内に導入される。その
結果、単効用薄膜降下式加熱缶とコンデンサの間に、別
途、飛沫分離機能を有する蒸発缶を配設することが不要
になり、設置スペースを減少させることが可能になると
ともに、設備コストの低減を図ることが可能になる。
【0010】また、本発明の薄膜降下式蒸発装置は、一
つの薄膜降下式加熱缶により発生した飛沫同伴蒸気を、
ジャケット構造の飛沫分離器の略接線方向からその内部
に導入することを特徴としている。
つの薄膜降下式加熱缶により発生した飛沫同伴蒸気を、
ジャケット構造の飛沫分離器の略接線方向からその内部
に導入することを特徴としている。
【0011】一つの薄膜降下式加熱缶により発生した蒸
気を、ジャケット構造の飛沫分離器の略接線方向からそ
の内部に導入することにより、飛沫同伴蒸気を、次効用
の薄膜降下式加熱缶又はコンデンサの周囲を容易かつ確
実に旋回させることが可能になり、本発明を実効あらし
めることができる。
気を、ジャケット構造の飛沫分離器の略接線方向からそ
の内部に導入することにより、飛沫同伴蒸気を、次効用
の薄膜降下式加熱缶又はコンデンサの周囲を容易かつ確
実に旋回させることが可能になり、本発明を実効あらし
めることができる。
【0012】また、本発明の薄膜降下式蒸発装置は、蒸
気導入口が、次効用の薄膜降下式加熱缶又はコンデンサ
の外周部に、周方向に略等間隔に複数個配設されている
ことを特徴としている。
気導入口が、次効用の薄膜降下式加熱缶又はコンデンサ
の外周部に、周方向に略等間隔に複数個配設されている
ことを特徴としている。
【0013】蒸気導入口を、次効用の薄膜降下式加熱缶
又はコンデンサの外周部に、略等間隔に複数個配設する
ことにより、蒸気を次効用の薄膜降下式加熱缶又はコン
デンサに均一に導入して、効率よく、加熱、蒸発を行う
ことが可能になる。
又はコンデンサの外周部に、略等間隔に複数個配設する
ことにより、蒸気を次効用の薄膜降下式加熱缶又はコン
デンサに均一に導入して、効率よく、加熱、蒸発を行う
ことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
て、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
て、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【0015】図1は、本発明の薄膜降下式蒸発装置の一
実施形態を示す図、図2は、その要部を示す、図1のII
−II線断面図である。
実施形態を示す図、図2は、その要部を示す、図1のII
−II線断面図である。
【0016】この実施形態の薄膜降下式蒸発装置は、2
重効用の薄膜降下式蒸発装置であって、図1及び図2に
示すように、内部に複数の伝熱管1aが挿入、配設され
た第1効用の薄膜降下式加熱缶1と、内部に複数の伝熱
管4aが挿入、配設された第2効用の薄膜降下式加熱缶
4と、第2効用の薄膜降下式加熱缶4の外周部に配設さ
れ、飛沫同伴蒸気が、第2効用の薄膜降下式加熱缶4の
外周部を旋回することにより、蒸気中の飛沫が遠心力に
よって分離されるように構成されたジャケット構造の飛
沫分離器3と、第1効用の薄膜降下式加熱缶1を通過す
ることにより発生した飛沫同伴蒸気を飛沫分離器3に導
入するための管(蒸気供給管)2とを備えている。
重効用の薄膜降下式蒸発装置であって、図1及び図2に
示すように、内部に複数の伝熱管1aが挿入、配設され
た第1効用の薄膜降下式加熱缶1と、内部に複数の伝熱
管4aが挿入、配設された第2効用の薄膜降下式加熱缶
4と、第2効用の薄膜降下式加熱缶4の外周部に配設さ
れ、飛沫同伴蒸気が、第2効用の薄膜降下式加熱缶4の
外周部を旋回することにより、蒸気中の飛沫が遠心力に
よって分離されるように構成されたジャケット構造の飛
沫分離器3と、第1効用の薄膜降下式加熱缶1を通過す
ることにより発生した飛沫同伴蒸気を飛沫分離器3に導
入するための管(蒸気供給管)2とを備えている。
【0017】また、第2効用の薄膜降下式加熱缶4の、
飛沫分離器3に覆われた部分には、図2に示すように、
周方向に略等間隔に複数個(この実施形態では4個)の
蒸気導入口5が形成されている。
飛沫分離器3に覆われた部分には、図2に示すように、
周方向に略等間隔に複数個(この実施形態では4個)の
蒸気導入口5が形成されている。
【0018】さらに、第1効用の薄膜降下式加熱缶1を
通過することにより発生した飛沫同伴蒸気を飛沫分離器
3に導入するための管2は、図2に示すように、飛沫を
同伴する蒸気が、飛沫分離器3の略接線方向からその内
部に導入されるように構成された、蒸気供給口3aに接
続されている。
通過することにより発生した飛沫同伴蒸気を飛沫分離器
3に導入するための管2は、図2に示すように、飛沫を
同伴する蒸気が、飛沫分離器3の略接線方向からその内
部に導入されるように構成された、蒸気供給口3aに接
続されている。
【0019】また、飛沫分離器3の下部には、遠心力に
より分離された飛沫を含むドレンを、予熱器に送った
り、系外に排出したり、あるいは、第1効用の塔底から
濃縮液を第2効用の塔頂に供給する送液管6に送ったり
するための管7が接続されている。
より分離された飛沫を含むドレンを、予熱器に送った
り、系外に排出したり、あるいは、第1効用の塔底から
濃縮液を第2効用の塔頂に供給する送液管6に送ったり
するための管7が接続されている。
【0020】この薄膜降下式蒸発装置においては、第1
効用の薄膜降下式加熱缶1の伝熱管1aを降下すること
により発生した飛沫同伴蒸気が管2を経て、第2効用の
薄膜降下式加熱缶4の外周部に配設された、ジャケット
構造の飛沫分離器3に導入される。
効用の薄膜降下式加熱缶1の伝熱管1aを降下すること
により発生した飛沫同伴蒸気が管2を経て、第2効用の
薄膜降下式加熱缶4の外周部に配設された、ジャケット
構造の飛沫分離器3に導入される。
【0021】このとき、図2に示すように、飛沫同伴蒸
気が飛沫分離器3の接線方向からその内部に導入される
ため、飛沫同伴蒸気が第2効用の薄膜降下式加熱缶4の
周囲を旋回し、遠心力によって(すなわち、サイクロン
効果によって)飛沫が分離される。
気が飛沫分離器3の接線方向からその内部に導入される
ため、飛沫同伴蒸気が第2効用の薄膜降下式加熱缶4の
周囲を旋回し、遠心力によって(すなわち、サイクロン
効果によって)飛沫が分離される。
【0022】そして、飛沫が分離された蒸気は、第2効
用の薄膜降下式加熱缶4の外周面に、周方向に略等間隔
に配設された4個の蒸気導入口5から均等に第2効用の
薄膜降下式加熱缶4に導入される。また、分離された飛
沫を含むドレンは、飛沫分離器3の下部から管7を経
て、予熱器に送られたり、系外に排出されたり、あるい
は、送液管6に送られたりする。
用の薄膜降下式加熱缶4の外周面に、周方向に略等間隔
に配設された4個の蒸気導入口5から均等に第2効用の
薄膜降下式加熱缶4に導入される。また、分離された飛
沫を含むドレンは、飛沫分離器3の下部から管7を経
て、予熱器に送られたり、系外に排出されたり、あるい
は、送液管6に送られたりする。
【0023】このように、この実施形態の薄膜降下式蒸
発装置においては、第2効用の薄膜降下式加熱缶4に飛
沫分離器3を設け、第1効用の薄膜降下式加熱缶1にお
いて発生する飛沫同伴蒸気を飛沫分離器3に導入して、
遠心力により飛沫を分離するとともに、飛沫が分離され
た蒸気を、4個の蒸気導入口5から、第2効用の薄膜降
下式加熱缶4内に均等に導入するようにしているので、
従来の多重効用蒸発装置のように、一つの加熱缶と次効
用の加熱缶の間に飛沫分離機能を有する蒸発缶を配設す
ることが不要になり、設置スペースを減少させることが
可能になるとともに、設備コストの低減を図ることが可
能になる。
発装置においては、第2効用の薄膜降下式加熱缶4に飛
沫分離器3を設け、第1効用の薄膜降下式加熱缶1にお
いて発生する飛沫同伴蒸気を飛沫分離器3に導入して、
遠心力により飛沫を分離するとともに、飛沫が分離され
た蒸気を、4個の蒸気導入口5から、第2効用の薄膜降
下式加熱缶4内に均等に導入するようにしているので、
従来の多重効用蒸発装置のように、一つの加熱缶と次効
用の加熱缶の間に飛沫分離機能を有する蒸発缶を配設す
ることが不要になり、設置スペースを減少させることが
可能になるとともに、設備コストの低減を図ることが可
能になる。
【0024】なお、上記実施形態では、2重効用の薄膜
降下式蒸発装置を例にとって説明したが、3重効用以上
の多重効用薄膜降下式蒸発装置にも本発明を適用するこ
とが可能であることはいうまでもない。
降下式蒸発装置を例にとって説明したが、3重効用以上
の多重効用薄膜降下式蒸発装置にも本発明を適用するこ
とが可能であることはいうまでもない。
【0025】また、上記実施形態では、第2効用の薄膜
降下式加熱缶の周方向に略等間隔に4個の蒸気導入口を
配設した場合について説明したが、蒸気導入口の数はこ
れに限られるものではなく、3個以下とすることも可能
であり、また、5個以上とすることも可能である。
降下式加熱缶の周方向に略等間隔に4個の蒸気導入口を
配設した場合について説明したが、蒸気導入口の数はこ
れに限られるものではなく、3個以下とすることも可能
であり、また、5個以上とすることも可能である。
【0026】また、本発明は、単効用薄膜降下式蒸発缶
と、それから発生する蒸気を冷却して凝縮させるコンデ
ンサを組み合わせてなる単効用式の薄膜降下式蒸発装置
にも同様に適用することも可能である。
と、それから発生する蒸気を冷却して凝縮させるコンデ
ンサを組み合わせてなる単効用式の薄膜降下式蒸発装置
にも同様に適用することも可能である。
【0027】すなわち、図3に示すように、上記の実施
形態の場合と同様のジャケット構造の飛沫分離器3を、
例えば、縦型の多管式熱交換器型のコンデンサ8の外周
部に配設し、単効用薄膜降下式加熱缶11から発生する
飛沫同伴蒸気を、コンデンサ8の外周部に配設された飛
沫分離器3に導入し、コンデンサ8の周囲を旋回させる
ことにより、蒸気中の飛沫を遠心力によって分離し、飛
沫が分離された蒸気を、コンデンサ8の外周部に形成さ
れた蒸気導入口5から、コンデンサ8内に導入するよう
に構成することにより、別途、飛沫分離機能を有する蒸
発缶を配設することが不要になる。その結果、設置スペ
ースを減少させることが可能になるとともに、設備コス
トの低減を図ることが可能になる。なお、図3におい
て、図1と同一符号を付した部分は、同一又は相当部分
を示している。
形態の場合と同様のジャケット構造の飛沫分離器3を、
例えば、縦型の多管式熱交換器型のコンデンサ8の外周
部に配設し、単効用薄膜降下式加熱缶11から発生する
飛沫同伴蒸気を、コンデンサ8の外周部に配設された飛
沫分離器3に導入し、コンデンサ8の周囲を旋回させる
ことにより、蒸気中の飛沫を遠心力によって分離し、飛
沫が分離された蒸気を、コンデンサ8の外周部に形成さ
れた蒸気導入口5から、コンデンサ8内に導入するよう
に構成することにより、別途、飛沫分離機能を有する蒸
発缶を配設することが不要になる。その結果、設置スペ
ースを減少させることが可能になるとともに、設備コス
トの低減を図ることが可能になる。なお、図3におい
て、図1と同一符号を付した部分は、同一又は相当部分
を示している。
【0028】本発明は、さらにその他の点においても上
記実施形態に限定されるものではなく、ジャケット構造
の飛沫分離器の具体的な構造、次効用の薄膜降下式加熱
缶又はコンデンサに配設される蒸気導入口の具体的な位
置や形状などに関し、発明の要旨の範囲内において、種
々の応用、変形を加えることが可能である。
記実施形態に限定されるものではなく、ジャケット構造
の飛沫分離器の具体的な構造、次効用の薄膜降下式加熱
缶又はコンデンサに配設される蒸気導入口の具体的な位
置や形状などに関し、発明の要旨の範囲内において、種
々の応用、変形を加えることが可能である。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明(請求項1)の薄
膜降下式蒸発装置は、一つの薄膜降下式加熱缶において
発生する飛沫同伴蒸気が導かれる次効用の薄膜降下式加
熱缶の外周部に、蒸気中の飛沫を遠心力によって分離す
るジャケット構造の飛沫分離器を配設するとともに、薄
膜降下式加熱缶の外周部の、ジャケット構造の飛沫分離
器に覆われた部分に、飛沫分離器において飛沫が分離さ
れた蒸気を導入するための蒸気導入口を配設するように
しているので、従来の多重効用蒸発装置のように、一つ
の加熱缶と次効用の加熱缶の間に別途、飛沫分離機能を
有する蒸発缶を配設することが不要になり、設置スペー
スを減少させることが可能になるとともに、設備コスト
の低減を図ることが可能になる。
膜降下式蒸発装置は、一つの薄膜降下式加熱缶において
発生する飛沫同伴蒸気が導かれる次効用の薄膜降下式加
熱缶の外周部に、蒸気中の飛沫を遠心力によって分離す
るジャケット構造の飛沫分離器を配設するとともに、薄
膜降下式加熱缶の外周部の、ジャケット構造の飛沫分離
器に覆われた部分に、飛沫分離器において飛沫が分離さ
れた蒸気を導入するための蒸気導入口を配設するように
しているので、従来の多重効用蒸発装置のように、一つ
の加熱缶と次効用の加熱缶の間に別途、飛沫分離機能を
有する蒸発缶を配設することが不要になり、設置スペー
スを減少させることが可能になるとともに、設備コスト
の低減を図ることが可能になる。
【0030】また、本発明は、単効用薄膜降下式蒸発缶
と、それから発生する蒸気を冷却して凝縮させるコンデ
ンサを組み合わせてなる単効用薄膜降下式蒸発装置にも
同様に適用することも可能であり(請求項2)、その場
合も、上記請求項1の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
と、それから発生する蒸気を冷却して凝縮させるコンデ
ンサを組み合わせてなる単効用薄膜降下式蒸発装置にも
同様に適用することも可能であり(請求項2)、その場
合も、上記請求項1の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
【0031】また、一つの薄膜降下式加熱缶により発生
した蒸気を、ジャケット構造の飛沫分離器の略接線方向
からその内部に導入するようにした場合(請求項3)、
飛沫同伴蒸気を、次効用の薄膜降下式加熱缶又はコンデ
ンサの周囲を容易かつ確実に旋回させることが可能にな
り、本発明を実効あらしめることができる。
した蒸気を、ジャケット構造の飛沫分離器の略接線方向
からその内部に導入するようにした場合(請求項3)、
飛沫同伴蒸気を、次効用の薄膜降下式加熱缶又はコンデ
ンサの周囲を容易かつ確実に旋回させることが可能にな
り、本発明を実効あらしめることができる。
【0032】また、蒸気導入口を、次効用の薄膜降下式
加熱缶又はコンデンサの外周部に、略等間隔に複数個配
設するようにした場合(請求項4)、蒸気を次効用の薄
膜降下式加熱缶又はコンデンサに均一に導入して、効率
よく、加熱、蒸発を行うことが可能になる。
加熱缶又はコンデンサの外周部に、略等間隔に複数個配
設するようにした場合(請求項4)、蒸気を次効用の薄
膜降下式加熱缶又はコンデンサに均一に導入して、効率
よく、加熱、蒸発を行うことが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる薄膜降下式蒸発装
置の概略構成を示す図である。
置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる薄膜降下式蒸発装
置の要部を示す、図1のII−II線断面図である。
置の要部を示す、図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態にかかる薄膜降下式蒸発
装置の概略構成を示す図である。
装置の概略構成を示す図である。
【図4】従来の薄膜降下式蒸発装置の概略構成を示す図
である。
である。
1 第1効用の薄膜降下式加熱缶 1a 伝熱管 2 管(蒸気供給管) 3 飛沫分離器 3a 蒸気供給口 4 第2効用の薄膜降下式加熱缶 4a 伝熱管 5 蒸気導入口 6 送液管 7 管 8 コンデンサ 11 単効用薄膜降下式加熱缶
Claims (4)
- 【請求項1】内部に配設された伝熱管に液を供給し、該
伝熱管内を流下させつつ液を加熱して蒸発を行わせる薄
膜降下式加熱缶を複数組み合わせてなる多重効用の薄膜
降下式蒸発装置であって、 一つの薄膜降下式加熱缶において発生する飛沫同伴蒸気
が導かれる次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部に、飛沫
同伴蒸気を、該次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部を旋
回させることにより、蒸気中の飛沫を遠心力によって分
離するジャケット構造の飛沫分離器を配設するととも
に、 次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部の、飛沫分離器に覆
われた部分に、飛沫分離器において飛沫が分離された蒸
気を導入するための蒸気導入口を配設し、 一つの薄膜降下式加熱缶により発生する飛沫同伴蒸気
を、次効用の薄膜降下式加熱缶の外周部に配設された飛
沫分離器に導入して蒸気中の飛沫を分離した後、蒸気導
入口から、飛沫が分離された蒸気を、次効用の薄膜降下
式加熱缶内に導入するようにしたことを特徴とする薄膜
降下式蒸発装置。 - 【請求項2】内部に配設された伝熱管に液を供給し、該
伝熱管内を流下させつつ液を加熱して蒸発を行わせる薄
膜降下式蒸発装置であって、 一つの薄膜降下式加熱缶(単効用薄膜降下式加熱缶)に
おいて発生する飛沫同伴蒸気が導かれるコンデンサの外
周部に、飛沫同伴蒸気を、該コンデンサの外周部を旋回
させることにより、蒸気中の飛沫を遠心力によって分離
するジャケット構造の飛沫分離器を配設するとともに、 コンデンサの外周部の、飛沫分離器に覆われた部分に、
飛沫分離器において飛沫が分離された蒸気を導入するた
めの蒸気導入口を配設し、 一つの薄膜降下式加熱缶(単効用薄膜降下式加熱缶)に
より発生する飛沫同伴蒸気を、コンデンサの外周部に配
設された飛沫分離器に導入して蒸気中の飛沫を分離した
後、蒸気導入口から、飛沫が分離された蒸気を、コンデ
ンサ内に導入するようにしたことを特徴とする薄膜降下
式蒸発装置。 - 【請求項3】一つの薄膜降下式加熱缶により発生した飛
沫同伴蒸気を、ジャケット構造の飛沫分離器の略接線方
向からその内部に導入することを特徴とする請求項1又
は2記載の薄膜降下式蒸発装置。 - 【請求項4】蒸気導入口が、次効用の薄膜降下式加熱缶
又はコンデンサの外周部に、周方向に略等間隔に複数個
配設されていることを特徴とする請求項1,2又は3記
載の薄膜降下式蒸発装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15792797A JPH10328501A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 薄膜降下式蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15792797A JPH10328501A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 薄膜降下式蒸発装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10328501A true JPH10328501A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15660521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15792797A Pending JPH10328501A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 薄膜降下式蒸発装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10328501A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7611604B2 (en) | 2002-08-28 | 2009-11-03 | Steris Europe Inc. | Method and device for the production of purified steam |
| AU2004238580B2 (en) * | 2003-05-16 | 2010-02-04 | Steris Europe Inc. Suomen Sivuliike | Method and device for treating water |
| US7666281B2 (en) | 2003-05-16 | 2010-02-23 | Steris Europe Inc. Suomen Sivuliike | Method and device for treating water |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15792797A patent/JPH10328501A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7611604B2 (en) | 2002-08-28 | 2009-11-03 | Steris Europe Inc. | Method and device for the production of purified steam |
| AU2004238580B2 (en) * | 2003-05-16 | 2010-02-04 | Steris Europe Inc. Suomen Sivuliike | Method and device for treating water |
| US7666281B2 (en) | 2003-05-16 | 2010-02-23 | Steris Europe Inc. Suomen Sivuliike | Method and device for treating water |
| US7670456B2 (en) | 2003-05-16 | 2010-03-02 | Steris Europe Inc. Suomen Sivuliike | Method and device for treating water |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001219 |