JPH10328657A - 超純水の殺菌方法及び殺菌超純水供給システム - Google Patents
超純水の殺菌方法及び殺菌超純水供給システムInfo
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- JPH10328657A JPH10328657A JP7727698A JP7727698A JPH10328657A JP H10328657 A JPH10328657 A JP H10328657A JP 7727698 A JP7727698 A JP 7727698A JP 7727698 A JP7727698 A JP 7727698A JP H10328657 A JPH10328657 A JP H10328657A
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Abstract
た殺菌方法及び殺菌超純水供給システムを提供するこ
と。 【解決手段】 製造源から供給される超純水を貯蔵する
純水槽から超純水を使用するユースポイントへ超純水を
供給するための超純水供給ライン途中において高周波数
の超音波を超純水に照射することを特徴とする。
Description
製薬等の超純水を利用する分野における有効的な殺菌の
方法及び殺菌超純水供給システムに関するものである。
用いる方法が広く用いられている。一般には、超純水の
配管中や貯槽に紫外線ランプ(波長:254nm)を導入
して超純水に紫外線を照射することにより照射部を通過
する超純水を殺菌する方法である。またオゾンは、低濃
度でも強い酸化力を有するために、ごく希薄な(100
ppb以下)オゾンを超純水に添加して超純水槽ならび
にユースポイント配管を殺菌する方法が考えられた。
が直接照射された超純水を殺菌することができるが、直
接紫外線が当たらない部分の生菌を殺菌することができ
ないという問題がある。具体的には、紫外線照射装置よ
りも下流側に生菌が存在していた場合に、その生菌が流
れに乗って移動したとしても紫外線の照射部を通過しな
いので殺菌されずにユースポイントにまで到達してしま
うことが挙げられる。
殺菌できるが、オゾンが強い酸化力を持っているために
超純水システムの構成部材にダメージを与える問題があ
る。オゾンの酸化力に耐性のある材料として、特にイオ
ン交換樹脂などの高分子材料は、オゾンにより劣化され
やすくオゾンを分解する紫外線照射装置などと組み合わ
せる必要がある。
について、その効果、コスト面等を総合的に検討する中
で、高周波数の超音波を照射することにより超純水中の
生菌数が減少することを発見した。本発明は、かかる知
見に基づいて完成したものである。
効果が高くかつコスト安全性の面で優れた殺菌方法及び
殺菌超純水供給システムを提供することにある。
造源から供給される超純水を貯蔵する純水槽から超純水
を使用するユースポイントへ超純水を供給するための超
純水供給ライン途中において高周波数の超音波を超純水
に照射することを特徴とする。
射するのが好ましい。
波数であることを特徴とする。
時に超音波を照射することを特徴とする。さらに、不活
性ガスとともに過酸化水素または次亜塩素酸を添加する
のが好ましい。
水を純水槽に戻す分岐ライン途中において高周波数の超
音波を超純水に照射することを特徴とする。
る超純水に超音波を照射することを特徴とする。
トの間に設け、該超音波照射槽内における超純水に超音
波を照射することを特徴とする。
該超音波照射槽内における超純水に超音波を照射するこ
とを特徴とする。
る超純水を貯蔵する純水槽から超純水を使用するユース
ポイントへ超純水を供給するための超純水供給ラインか
ら分岐して未使用超純水を純水槽に戻す分岐ライン途中
において高周波数の超音波を超純水に照射することを特
徴とする。
波数であることを特徴とする。
時に超音波を照射することを特徴とする。ここで、不活
性ガスとともに過酸化水素または次亜塩素酸を添加する
のが好ましい。
造源から供給される超純水を貯蔵する純水槽と、該純水
槽からユースポイントへ超純水を供給するための超純水
供給ラインとを有し、該超純水供給ライン途中におい
て、超純水に超音波を照射するための手段を設けたこと
を特徴とする。
給ラインから分岐し、未使用の超純水を純水槽へ戻す分
岐ラインを設け、該分岐ライン途中に、超純水に超音波
を照射するための手段を設けたことを特徴とする。
音波照射するための超音波発振部を有する超音波照射槽
を設けたことを特徴とする。
射するための超音波発振部を有する超音波照射槽を設け
たことを特徴とする。
波数であることを特徴とする。
を設けたことを特徴とする。
超音波を超純水に直接または間接的に照射することで物
理的な振動のエネルギーと、物理的なエネルギーにより
超純水中で水分子が分解してラジカルを生成させる(so
nochemistry的効果)が相乗的に働いて殺菌する方法で
ある。
上のものをさすが、一般にメガソニックと呼ばれる1MH
z程度以上の周波数を持つ超音波ではラジカル生成が促
進される。即ち、0.8MHz以上が好ましく、0.9
5MHzがより好ましい。
ゴン、クリプトン、キセノンおよび窒素などの不活性ガ
スを超純水に溶解させた後もしくは溶解させながらメガ
ソニックを照射するとラジカルの生成量が増加するため
に殺菌の効率が向上する。
不活性ガスと超純水の間にガス分離膜または脱気膜を設
けて膜を介してガスを溶解させる方法が挙げられる。こ
の方法では、水中に溶解させたガス成分の気泡を生じさ
せることなしに目的のガスを溶解させられる。
波を発振させる振動部が殺菌される超純水と直接接触し
て音波を伝播させる方法と、配管材や貯槽の壁の外側を
超純水等の液体で満たしてその液体と超音波発振部を接
触させて超音波を間接的に伝播させる方法のいずれかの
方法が望ましい。
(2)純水槽の超純水をさらに処理するイオン交換装
置、紫外線酸化装置および限外濾過膜などと(3)処理
後の超純水をユースポイントへ供給する配管とユースポ
イントから純水槽への戻り配管から構成されるが、これ
らの任意の場所でこの超音波による殺菌を行うことがで
きる。超純水への超音波照射は、連続および間欠のいず
れの方法でも殺菌が可能である。
で物理的な振動と振動によって生成したラジカルが相乗
的に作用して超純水を殺菌できる。純水槽からユースポ
イントの間に超音波照射装置を設ければ、ユースポイン
トでの生菌の発生を抑制することができる。またユース
ポイントから純水槽へのリターンライン中に超音波照射
装置を設ければ、ユースポイントからのリターン水で純
水槽が生菌で汚染されることなく良好な水質が得られ
る。
〜3を用いて説明する。
の一例を示す。図1において、一次純水を純水槽1に受
水し、ポンプ2で圧送する。紫外線酸化装置3、イオン
交換装置4および限外濾過膜5で処理をされた超純水
は、ユースポイント6で使用される。一部の超純水は使
用されずに分岐ライン8を通って再び1の純水槽に戻る
装置構成となっている。
し、イオン交換装置4では分解有機物、イオン金属を除
去する。また、限外濾過装置5では微粒子や生菌の除去
を行う。
は、超音波照射槽7aから構成されており、この超音波
照射槽7aの外壁には超音波発振部10が設けられてい
る。
5(図3)の周囲に超音波発振部10を設けて超音波を
照射する手段を構成してもよい。
される。そのためにユースポイント6の手前で超純水供
給ライン20を分岐して分岐ライン8が設けられてい
る。通常、ユースポイント6には、7割の超純水が供給
され、分岐ライン8には3割の超純水が供給される。流
れる量が少ないと菌は発生しやすい。すなわち、分岐ラ
イン8の方が超純水供給ラインより菌が発生しやすい。
従って、分岐ライン上に超音波を照射するための手段を
設けることが好ましい。
すると殺菌効果が向上するため、たとえば、図1の9に
示すように、不活性ガスを超純水に添加するための不活
性ガス導入口9を超音波照射槽7aに設けることが好ま
しい。また、不活性ガスを同時に過酸化水素や次亜塩素
酸等の酸化剤を加えてもよい。
7aを除いた超純水供給システムを用いてメガソニック
の殺菌効果を調べた。
分岐ラインに0.95MHzの超音波発振器7bを設置
してユースポイントから純水槽に戻る超純水に130W
(2.5W/cm2)でメガソニックを照射した。な
お、超純水は その3割が循環するものとし、1時間で
純水槽(1m3)の超純水が入れ替わる条件とした。
での生菌数をJIS−K−0550で測定した結果を表
1に示す。
とした以外は実施例1と同様にして超音波を照射し、同
様にして照射前後の生菌数を測定した。結果を表1に示
す。
スポイント6と純水槽1の間の7bに2MHzの超音波
発振器を設置してユースポイントから純水槽に戻る超純
水に2.5W/cm2でメガソニックを照射した。超音
波照射前後の生菌数をJIS−K−0550で測定した
結果を表1に示す。
の間の7bに脱気膜(大日本インキ製)と0.95MH
zの超音波発振器を設置した。ユースポイントから純水
槽に戻る超純水にまず脱気膜を介して窒素を溶解させた
後に、実施例1と同様にして2.5W/cm2でメガソ
ニックを照射した。超音波照射前後の生菌数をJIS−
K−0550で測定した結果を表1に示す。
ガスを用いた以外は実施例3と同様にして超音波照射を
行った。超音波照射前後の生菌数をJIS−K−055
0で測定した結果を表1に示す。
に、超純水供給ラインに超音波照射槽7aを設け(限外
濾過膜5とユースポイント6の間)、0.95MHzの
超音波発振器によりユースポイントへ向かう超純水に
2.5W/cm2でメガソニックを照射した。そのほか
は実施例1と同じ条件である。超音波照射前後の生菌数
をJIS−K−0550で測定した結果を表1に示す。
する代わりに、超純水槽1の底面に0.95MHzの超
音波発振機を設置して純水槽内の超純水に2.5W/c
m2でメガソニックを照射した。他の条件は実施例1と
同じである。超音波照射前後の生菌数をJIS−K−0
550で測定した結果を表1に示す。
を用いた以外は実施例6と同様にして純水槽内の超純水
に2.5W/cm2でメガソニックを照射した。超音波
照射前後の生菌数をJIS−K−0550で測定した結
果を表1に示す。
2.9MHzの超音波発振器を設置し、超純水の流れの
方向と平行に超音波130Wを照射した。本実施例で
は、超純水を循環させず、毎分1リットルの超純水を流
した。超音波照射前後の生菌数をJIS−K−0550
で測定した結果を表1に示す。
菌の方法は、超純水に高周波数の超音波を照射すること
で超音波の物理的振動エネルギーと振動エネルギーによ
り生成したラジカル種が相乗的に機能することにより効
率的に超純水中の生菌を殺菌することができる。
るのでメンテナンスをする必要がなくなる。超音波は連
続または間欠で超純水に照射させて有効なので、被処理
水に存在する生菌数および処理後の生菌数に応じて運転
方法を変化させることでランニングコストを節約でき
る。
ある。
る。
である。
Claims (19)
- 【請求項1】 製造源から供給される超純水を貯蔵する
純水槽から超純水を使用するユースポイントへ超純水を
供給するための超純水供給ライン途中において高周波数
の超音波を超純水に照射することを特徴とする超純水の
殺菌方法。 - 【請求項2】 前記超純水槽において超音波を照射する
ことを特徴とする請求項1記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項3】 超音波の周波数が0.80MHzより高
周波数であることを特徴とする請求項1又は2記載の超
純水の殺菌方法。 - 【請求項4】 超純水に不活性ガスを添加した後または
同時に超音波を照射することを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1項記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項5】 ユースポイント手前で分岐し、未使用超
純水を前記純水槽に戻す分岐ライン途中において高周波
数の超音波を超純水に照射することを特徴とする請求項
1ないし4のいずれか1項記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項6】 超純水供給ラインを構成する配管内を流
れる超純水に超音波を照射することを特徴とする請求項
1ないし5のいずれか1項記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項7】 前記超音波は、配管内を流れる超純水の
流れの方向と平行に照射することを特徴とする請求項6
に記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項8】 超音波照射槽を、前記純水槽からユース
ポイントの間に設け、該超音波照射槽内における超純水
に超音波を照射することを特徴とする請求項1ないし5
のいずれか1項記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項9】 超音波照射槽を、前記分岐ライン途中に
設け、該超音波照射槽内における超純水に超音波を照射
することを特徴とする請求項5記載の超純水の殺菌方
法。 - 【請求項10】 製造源から供給される超純水を貯蔵す
る純水槽から超純水を使用するユースポイントへ超純水
を供給するための超純水供給ラインから分岐して未使用
超純水を前記純水槽に戻す分岐ライン途中において高周
波数の超音波を超純水に照射することを特徴とする超純
水の殺菌方法。 - 【請求項11】 超音波の周波数が0.80MHzより
高周波数であることを特徴とする請求項10記載の超純
水の殺菌方法。 - 【請求項12】 超純水に不活性ガスを添加した後また
は同時に超音波を照射することを特徴とする請求項10
又は11記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項13】 前記不活性ガスの添加とともに過酸化
水素又は次亜塩素酸を添加することを特徴とする請求項
12に記載の超純水の殺菌方法。 - 【請求項14】 製造源から供給される超純水を貯蔵す
る純水槽と、該純水槽からユースポイントへ超純水を供
給するための超純水供給ラインとを有し、該超純水供給
ライン途中において、超純水に超音波を照射するための
手段を設けたことを特徴とする殺菌超純水供給システ
ム。 - 【請求項15】 ユースポイント手前において、前記超
純水供給ラインから分岐し、未使用の超純水を純水槽へ
戻す分岐ラインを設け、該分岐ライン途中に、超純水に
超音波を照射するための手段を設けたことを特徴とする
請求項14記載の殺菌超純水供給システム。 - 【請求項16】 前記超純水供給ライン上に、超純水に
超音波照射するための超音波発振部を有する超音波照射
槽を設けたことを特徴とする請求項14または15記載
の殺菌超純水供給システム。 - 【請求項17】 前記分岐ライン上に、槽内の超純水に
超音波照射するための超音波発振部を有する超音波照射
槽を設けたことを特徴とする請求項15又は16記載の
殺菌超純水供給システム。 - 【請求項18】 超音波の周波数が0.80MHzより
高周波数であることを特徴とする請求項14ないし17
のいずれか1項記載の殺菌超純水供給システム。 - 【請求項19】 超純水に不活性ガスを添加するための
手段を設けたことを特徴とする請求項14ないし18の
いずれか1項記載の殺菌超純水供給システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07727698A JP3856558B2 (ja) | 1997-03-31 | 1998-03-25 | 超純水の殺菌方法及び殺菌超純水供給システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9814297 | 1997-03-31 | ||
| JP9-98142 | 1997-03-31 | ||
| JP07727698A JP3856558B2 (ja) | 1997-03-31 | 1998-03-25 | 超純水の殺菌方法及び殺菌超純水供給システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10328657A true JPH10328657A (ja) | 1998-12-15 |
| JP3856558B2 JP3856558B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=26418382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07727698A Expired - Fee Related JP3856558B2 (ja) | 1997-03-31 | 1998-03-25 | 超純水の殺菌方法及び殺菌超純水供給システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3856558B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002307080A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Kurita Water Ind Ltd | 超純水製造装置 |
| SG125937A1 (en) * | 2003-03-14 | 2006-10-30 | Kurita Water Ind Ltd | System for producing ultrapure water |
| JP2007537034A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | ゴールデン・ティーム | 純水処理方法 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP07727698A patent/JP3856558B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002307080A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Kurita Water Ind Ltd | 超純水製造装置 |
| SG125937A1 (en) * | 2003-03-14 | 2006-10-30 | Kurita Water Ind Ltd | System for producing ultrapure water |
| JP2007537034A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | ゴールデン・ティーム | 純水処理方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3856558B2 (ja) | 2006-12-13 |
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