JPH10328954A - 位置決めテーブル装置および初期位置推定方法 - Google Patents
位置決めテーブル装置および初期位置推定方法Info
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- JPH10328954A JPH10328954A JP9148461A JP14846197A JPH10328954A JP H10328954 A JPH10328954 A JP H10328954A JP 9148461 A JP9148461 A JP 9148461A JP 14846197 A JP14846197 A JP 14846197A JP H10328954 A JPH10328954 A JP H10328954A
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- coils
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- G—PHYSICS
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 位置決め制御用とは別の相切り替え用のセン
サを一切使わずに、テーブルのイニシャライズ動作を可
能にし、装置のコストダウンと信頼性の向上を図る。 【解決手段】 極性が交互に異なる複数の磁界を生じさ
せる磁極と、この磁界に対向させて配置した複数のコイ
ルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電す
るコイルを選択的に切り替えることにより、直線的に駆
動する多相型のモータ、このモータによって移動され位
置決めされるテーブル、および、このテーブルの位置を
検出する位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置に
おいて、一個または複数のコイルに所定の順序で定電流
を順次通電し、その通電によりテーブルが磁界の釣り合
う位置で停止したかどうかを判定し、通電したコイルと
その判定結果とに基づいて多相型モータのコイルと磁石
の位置関係として前記テーブルの初期位置を推定する。
サを一切使わずに、テーブルのイニシャライズ動作を可
能にし、装置のコストダウンと信頼性の向上を図る。 【解決手段】 極性が交互に異なる複数の磁界を生じさ
せる磁極と、この磁界に対向させて配置した複数のコイ
ルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電す
るコイルを選択的に切り替えることにより、直線的に駆
動する多相型のモータ、このモータによって移動され位
置決めされるテーブル、および、このテーブルの位置を
検出する位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置に
おいて、一個または複数のコイルに所定の順序で定電流
を順次通電し、その通電によりテーブルが磁界の釣り合
う位置で停止したかどうかを判定し、通電したコイルと
その判定結果とに基づいて多相型モータのコイルと磁石
の位置関係として前記テーブルの初期位置を推定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体露光装置や工
作機械等に使用する位置決めテーブル装置および初期位
置推定方法に係り、特に工具または被加工物を搭載する
テーブルの位置を検出する位置検出器と、テーブルの位
置に応じて通電すべきコイルを選択的に切り替える多相
型のモータを備えた位置決めテーブル装置およびそのよ
うな装置の初期位置推定方法に関するものである。
作機械等に使用する位置決めテーブル装置および初期位
置推定方法に係り、特に工具または被加工物を搭載する
テーブルの位置を検出する位置検出器と、テーブルの位
置に応じて通電すべきコイルを選択的に切り替える多相
型のモータを備えた位置決めテーブル装置およびそのよ
うな装置の初期位置推定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10および図11は従来の位置決めテ
ーブル装置の概略構成を示す。図10は図11のものに
対し、予圧磁石17を付加した例を示す。これらの図に
示すような従来の位置決めテーブル装置は、4相のコイ
ル41〜44を一直線上に並べたリニアモータコイル4
を備えている。リニアモータコイル4はコイル支持部材
3に支持されており、リニアモータコイル4を構成する
コイルの並ぶ方向と平行に一対のガイド2が設けられて
いる。ガイド2にはテーブル天板1が静圧軸受け6を介
して取り付けられており、テーブル天板1はガイド2に
よって前記コイル4の並ぶ方向に自在に案内される。図
10に示す予圧磁石17は、テーブル天板1に取り付け
られ、静圧軸受け6の隙間を所定の値(数μm)に保つ
ために、ガイド(磁性材)を吸引し予圧を与える。テー
ブル天板1には可動磁石5が取り付けられ、可動磁石5
は、図9に示されるように、前記コイル4の並ぶ方向に
永久磁石を極性を交互にして4対並べて構成されてい
る。
ーブル装置の概略構成を示す。図10は図11のものに
対し、予圧磁石17を付加した例を示す。これらの図に
示すような従来の位置決めテーブル装置は、4相のコイ
ル41〜44を一直線上に並べたリニアモータコイル4
を備えている。リニアモータコイル4はコイル支持部材
3に支持されており、リニアモータコイル4を構成する
コイルの並ぶ方向と平行に一対のガイド2が設けられて
いる。ガイド2にはテーブル天板1が静圧軸受け6を介
して取り付けられており、テーブル天板1はガイド2に
よって前記コイル4の並ぶ方向に自在に案内される。図
10に示す予圧磁石17は、テーブル天板1に取り付け
られ、静圧軸受け6の隙間を所定の値(数μm)に保つ
ために、ガイド(磁性材)を吸引し予圧を与える。テー
ブル天板1には可動磁石5が取り付けられ、可動磁石5
は、図9に示されるように、前記コイル4の並ぶ方向に
永久磁石を極性を交互にして4対並べて構成されてい
る。
【0003】また、ガイド2の側方にはテーブル天板1
の位置を検出するリニアスケールなどの位置検出器7が
設けられている。特に高精度な位置決め精度が必要な半
導体露光装置などでは、位置検出器としてレーザ測長器
が使用される。位置検出器7からはテーブルの移動方向
に応じてアップ、ダウン(インクリメンタル)信号が出
力され、これをカウンタユニット11でカウントするこ
とによってテーブルの位置情報が得られる。しかし、テ
ーブルの絶対位置を得るには、テーブルに取り付けた遮
光板8が原点フォトスイッチ9を通過するまでテーブル
を駆動し、カウンタユニット11を初期化させる必要が
ある(この動作をテーブルのイニシャライズ動作と呼
ぶ)。
の位置を検出するリニアスケールなどの位置検出器7が
設けられている。特に高精度な位置決め精度が必要な半
導体露光装置などでは、位置検出器としてレーザ測長器
が使用される。位置検出器7からはテーブルの移動方向
に応じてアップ、ダウン(インクリメンタル)信号が出
力され、これをカウンタユニット11でカウントするこ
とによってテーブルの位置情報が得られる。しかし、テ
ーブルの絶対位置を得るには、テーブルに取り付けた遮
光板8が原点フォトスイッチ9を通過するまでテーブル
を駆動し、カウンタユニット11を初期化させる必要が
ある(この動作をテーブルのイニシャライズ動作と呼
ぶ)。
【0004】このような多相型リニアモータを備えた位
置決めテーブル装置におけるリニアモータコイル4への
通電パターンを図9に示す。図中において記号Aおよび
Bは各コイルに流れる電流の向きを示し、記号Bは図面
正面から見て手前向きの電流を示し、記号Aはその逆向
きに流れる電流の向きを示している。図9の(ケース
0)〜(ケース9)に示すように、可動磁石5との位置
関係によって通電するコイルおよびそのコイルに流れる
電流の向きを切り替え、同一方向に推力を発生させるこ
とで、可動磁石5を所定の方向に移動させるとともにテ
ーブルを移動させている。
置決めテーブル装置におけるリニアモータコイル4への
通電パターンを図9に示す。図中において記号Aおよび
Bは各コイルに流れる電流の向きを示し、記号Bは図面
正面から見て手前向きの電流を示し、記号Aはその逆向
きに流れる電流の向きを示している。図9の(ケース
0)〜(ケース9)に示すように、可動磁石5との位置
関係によって通電するコイルおよびそのコイルに流れる
電流の向きを切り替え、同一方向に推力を発生させるこ
とで、可動磁石5を所定の方向に移動させるとともにテ
ーブルを移動させている。
【0005】例えば特開平06−165471号公報な
どでは、可動磁石5の極性(N極、S極)は、コイル支
持部材3に配置された界磁検出器(ホール素子等)10
で検出され、相切り替えコントローラ13はこの界磁検
出器10からの信号に応じて、図9で示すような可動磁
石とコイルの位置関係に応じて、スイッチ15を適切に
切り替え制御するものである。各スイッチ15ごとにコ
イル相が電流アンプ16を介して接続されており、相切
り替えコントローラ13から出力されるコイル選択信号
によりスイッチ15が切り替え制御されて各コイルへの
通電が行なわれる。
どでは、可動磁石5の極性(N極、S極)は、コイル支
持部材3に配置された界磁検出器(ホール素子等)10
で検出され、相切り替えコントローラ13はこの界磁検
出器10からの信号に応じて、図9で示すような可動磁
石とコイルの位置関係に応じて、スイッチ15を適切に
切り替え制御するものである。各スイッチ15ごとにコ
イル相が電流アンプ16を介して接続されており、相切
り替えコントローラ13から出力されるコイル選択信号
によりスイッチ15が切り替え制御されて各コイルへの
通電が行なわれる。
【0006】カウンタユニット11にはサーボコントロ
ーラ12が接続されており、サーボコントローラ12は
テーブル1の目標位置とカウンタユニット11から得ら
れる現在位置との差分を、例えばPID演算して制御出
力を得、これをD/Aコンバータ14へ指令値として出
力し位置決め制御を行なう。D/Aコンバータ14の出
力は、スイッチ15および電流アンプ16を介して各コ
イル4ヘ供給され、各コイル4への通電が行なわれる。
ーラ12が接続されており、サーボコントローラ12は
テーブル1の目標位置とカウンタユニット11から得ら
れる現在位置との差分を、例えばPID演算して制御出
力を得、これをD/Aコンバータ14へ指令値として出
力し位置決め制御を行なう。D/Aコンバータ14の出
力は、スイッチ15および電流アンプ16を介して各コ
イル4ヘ供給され、各コイル4への通電が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では界磁検出器を使用して可動磁石の位置を検出し
多相型モータの相の切り替えを行なっているため、次の
ような問題点がある。 (1)界磁検出器を組み込んだ高価なコイルユニットを
製作する必要がある。 (2)界磁検出器からの多数の配線を引き回すのは面倒
で煩わしく、断線等の恐れもあり信頼性に欠ける。 (3)界磁検出器が1個でも破損するとテーブルが正常
に動作しない。
来例では界磁検出器を使用して可動磁石の位置を検出し
多相型モータの相の切り替えを行なっているため、次の
ような問題点がある。 (1)界磁検出器を組み込んだ高価なコイルユニットを
製作する必要がある。 (2)界磁検出器からの多数の配線を引き回すのは面倒
で煩わしく、断線等の恐れもあり信頼性に欠ける。 (3)界磁検出器が1個でも破損するとテーブルが正常
に動作しない。
【0008】そこで、界磁検出器を排除し位置決め制御
用の位置検出器(リニアスケール)のみを使用して多相
型モータの相切り替えを行なうことが考えられる。しか
し安易に相切り替え用のセンサ(界磁検出器)を排除し
てしまうと、位置決め装置の立ち上げ直後などはコイル
と可動磁石の位置関係が不明となり、どのコイルにどち
ら向きに通電したら良いのかわからなくなり、原点スイ
ッチまでのイニシャライズ動作が行なえないという事態
に陥る。上述のインクリメンタル型の位置検出器では、
原点スイッチをテーブルが通過するまでは、絶対位置が
分からないためである。
用の位置検出器(リニアスケール)のみを使用して多相
型モータの相切り替えを行なうことが考えられる。しか
し安易に相切り替え用のセンサ(界磁検出器)を排除し
てしまうと、位置決め装置の立ち上げ直後などはコイル
と可動磁石の位置関係が不明となり、どのコイルにどち
ら向きに通電したら良いのかわからなくなり、原点スイ
ッチまでのイニシャライズ動作が行なえないという事態
に陥る。上述のインクリメンタル型の位置検出器では、
原点スイッチをテーブルが通過するまでは、絶対位置が
分からないためである。
【0009】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたものであって、テーブルの位置を検出する位置検出
器と、多相型のモータと、静圧軸受けとを備えた位置決
めテーブル装置において、位置決め制御用とは別の相切
り替え用のセンサ(界磁検出器)を一切排除しても、テ
ーブルのイニシャライズ動作が可能な安価で信頼性の高
い位置決め装置を提供することを目的としている。
れたものであって、テーブルの位置を検出する位置検出
器と、多相型のモータと、静圧軸受けとを備えた位置決
めテーブル装置において、位置決め制御用とは別の相切
り替え用のセンサ(界磁検出器)を一切排除しても、テ
ーブルのイニシャライズ動作が可能な安価で信頼性の高
い位置決め装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の第1の態様では、極性が交互に異なる複数の磁
界を生じさせる磁極と、この磁界に対向させて配置した
複数のコイルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応
じて通電するコイルを選択的に切り替えることにより、
直線的に駆動する多相型のモータ、このモータによって
移動され位置決めされるテーブル、および、このテーブ
ルの位置を検出する位置検出手段を備えた位置決めテー
ブル装置において、一個または複数のコイルに所定の順
序で定電流を順次通電し、その通電によりテーブルが磁
界の釣り合う位置で停止したかどうかを判定し、通電し
たコイルとその判定結果とに基づいて多相型モータのコ
イルと磁石の位置関係として前記テーブルの絶対位置を
推定することを特徴とする。
本発明の第1の態様では、極性が交互に異なる複数の磁
界を生じさせる磁極と、この磁界に対向させて配置した
複数のコイルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応
じて通電するコイルを選択的に切り替えることにより、
直線的に駆動する多相型のモータ、このモータによって
移動され位置決めされるテーブル、および、このテーブ
ルの位置を検出する位置検出手段を備えた位置決めテー
ブル装置において、一個または複数のコイルに所定の順
序で定電流を順次通電し、その通電によりテーブルが磁
界の釣り合う位置で停止したかどうかを判定し、通電し
たコイルとその判定結果とに基づいて多相型モータのコ
イルと磁石の位置関係として前記テーブルの絶対位置を
推定することを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の態様では、極性が交
互に異なる複数の磁界を生じさせる磁極と、この磁界に
対向させて配置した複数のコイルとを有し、磁界とコイ
ルとの位置関係に応じて通電するコイルを選択的に切り
替えることにより、直線的に駆動する多相型のモータ、
このモータによって移動され位置決めされるテーブル、
および、このテーブルの位置を検出する位置検出手段を
備えた位置決めテーブル装置において、前記各コイルに
所定の交番電流を順次通電してテーブルを加振し、各コ
イルに通電した際のテーブルの変位を前記位置検出手段
の出力に基づいて計測し、その計測結果に基づいて多相
型モータのコイルと磁石の位置関係として前記テーブル
の絶対位置を推定することを特徴とする。
互に異なる複数の磁界を生じさせる磁極と、この磁界に
対向させて配置した複数のコイルとを有し、磁界とコイ
ルとの位置関係に応じて通電するコイルを選択的に切り
替えることにより、直線的に駆動する多相型のモータ、
このモータによって移動され位置決めされるテーブル、
および、このテーブルの位置を検出する位置検出手段を
備えた位置決めテーブル装置において、前記各コイルに
所定の交番電流を順次通電してテーブルを加振し、各コ
イルに通電した際のテーブルの変位を前記位置検出手段
の出力に基づいて計測し、その計測結果に基づいて多相
型モータのコイルと磁石の位置関係として前記テーブル
の絶対位置を推定することを特徴とする。
【0012】これらの絶対位置推定の手法は、特に、位
置検出手段がテーブルの移動量を検出する相対位置検出
手段である場合、装置立ち上げ時に位置検出手段では検
出できないテーブルの初期位置を推定するために好適に
用いることができる。
置検出手段がテーブルの移動量を検出する相対位置検出
手段である場合、装置立ち上げ時に位置検出手段では検
出できないテーブルの初期位置を推定するために好適に
用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の一形態で
は、極性が交互に異なる複数の磁界を生じさせる磁極
と、この磁界に対向させて配置した複数のコイルとを有
し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電するコイル
を選択的に切り替えることにより、直線的に駆動する多
相型のモータ、このモータによって移動され位置決めさ
れるテーブル、および、このテーブルの位置を検出する
位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置において、
一個のコイルに定電流を通電してテーブルが磁界の釣り
合う位置で停止したかどうかを判定する手段を設け、も
し停止しなければ次のコイルに順次通電してステージが
停止する位置を求め、これらの結果より多相型モータの
コイルと磁石の位置関係を得る手段を有する。
は、極性が交互に異なる複数の磁界を生じさせる磁極
と、この磁界に対向させて配置した複数のコイルとを有
し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電するコイル
を選択的に切り替えることにより、直線的に駆動する多
相型のモータ、このモータによって移動され位置決めさ
れるテーブル、および、このテーブルの位置を検出する
位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置において、
一個のコイルに定電流を通電してテーブルが磁界の釣り
合う位置で停止したかどうかを判定する手段を設け、も
し停止しなければ次のコイルに順次通電してステージが
停止する位置を求め、これらの結果より多相型モータの
コイルと磁石の位置関係を得る手段を有する。
【0014】ここで、前記位置検出手段は、通常、所定
の原点位置にテーブルが位置していることを検出する原
点検出手段、および、この検出が行なわれた位置を基準
としてテーブルの移動量を測定する移動量測定手段を有
する。また、前記得られた位置関係に基づいて、前記原
点検出手段が原点を検出できるようにテーブルを原点方
向に駆動し、イニシャライズ動作を行なう手段を備え
る。
の原点位置にテーブルが位置していることを検出する原
点検出手段、および、この検出が行なわれた位置を基準
としてテーブルの移動量を測定する移動量測定手段を有
する。また、前記得られた位置関係に基づいて、前記原
点検出手段が原点を検出できるようにテーブルを原点方
向に駆動し、イニシャライズ動作を行なう手段を備え
る。
【0015】本発明の好ましい実施の他の形態では、極
性が交互に異なる複数の磁界を生じさせる磁極と、この
磁界に対向させて配置した複数のコイルとを有し、磁界
とコイルとの位置関係に応じて通電するコイルを選択的
に切り替えることにより、直線的に駆動する多相型のモ
ータ、このモータによって移動され位置決めされるテー
ブル、このテーブルの位置を検出する位置検出手段、お
よび、このテーブルを前記モータの駆動方向に、静圧軸
受けを介して案内するガイド手段を備えた位置決めテー
ブル装置において、各コイルに所定の正弦波電流を通電
してテーブルを加振し、テーブル変位の振幅量および変
位方向と通電電流との位相関係を順次計測し、これらの
計測結果により前記多相型モータのコイルと磁極との位
置関係を得る、初期位置推定手段を有する。
性が交互に異なる複数の磁界を生じさせる磁極と、この
磁界に対向させて配置した複数のコイルとを有し、磁界
とコイルとの位置関係に応じて通電するコイルを選択的
に切り替えることにより、直線的に駆動する多相型のモ
ータ、このモータによって移動され位置決めされるテー
ブル、このテーブルの位置を検出する位置検出手段、お
よび、このテーブルを前記モータの駆動方向に、静圧軸
受けを介して案内するガイド手段を備えた位置決めテー
ブル装置において、各コイルに所定の正弦波電流を通電
してテーブルを加振し、テーブル変位の振幅量および変
位方向と通電電流との位相関係を順次計測し、これらの
計測結果により前記多相型モータのコイルと磁極との位
置関係を得る、初期位置推定手段を有する。
【0016】ここで、前記位置検出手段は、通常、所定
の原点位置にテーブルが位置していることを検出する原
点検出手段、および、この検出が行なわれた位置を基準
としてテーブルの移動量を測定する移動量測定手段を有
する。また、前記得られた位置関係に基づいて、前記原
点検出手段が原点を検出できるようにテーブルを原点方
向に駆動し、イニシャライズ動作を行なう手段を備え
る。
の原点位置にテーブルが位置していることを検出する原
点検出手段、および、この検出が行なわれた位置を基準
としてテーブルの移動量を測定する移動量測定手段を有
する。また、前記得られた位置関係に基づいて、前記原
点検出手段が原点を検出できるようにテーブルを原点方
向に駆動し、イニシャライズ動作を行なう手段を備え
る。
【0017】
【作用】上記構成によれば、コイルに定電流を通電して
テーブルが磁界の釣り合う位置で停止したかどうかを判
定でき、これらの計測結果により多相型モータのコイル
と磁極との位置関係が得られる。あるいは、各コイルに
所定の正弦波電流を通電してテーブルを加振し、テーブ
ル変位の振幅量を前記位置検出手段により順次計測し、
これらの計測結果により多相型モータのコイルと磁極と
の位置関係が得られる。そのため、位置決め制御用とは
別の相切り替え用のセンサを一切削除しても、得られた
位置関係に基づいて原点スイッチまでのイニシャライズ
駆動が行なわれる。したがって、安価で信頼性の高い位
置決め装置が提供される。
テーブルが磁界の釣り合う位置で停止したかどうかを判
定でき、これらの計測結果により多相型モータのコイル
と磁極との位置関係が得られる。あるいは、各コイルに
所定の正弦波電流を通電してテーブルを加振し、テーブ
ル変位の振幅量を前記位置検出手段により順次計測し、
これらの計測結果により多相型モータのコイルと磁極と
の位置関係が得られる。そのため、位置決め制御用とは
別の相切り替え用のセンサを一切削除しても、得られた
位置関係に基づいて原点スイッチまでのイニシャライズ
駆動が行なわれる。したがって、安価で信頼性の高い位
置決め装置が提供される。
【0018】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。実施例1 図1は本発明の一実施例に係る位置決めテーブル装置の
概略構成図である。この位置決めテーブル装置は、4相
のコイル41〜44を一直線上に並べたリニアモータコ
イル4を備えている。リニアモータコイル4はコイル支
持部材3に支持されており、リニアモータコイル4を構
成するコイルの並ぶ方向と平行に、一対のガイド2が設
けられている。ガイド2には、テーブル天板1が静圧軸
受け6を介して取り付けられており、テーブル天板1は
ガイド2によって前記コイルの並ぶ方向に自在に案内さ
れる。このように静圧軸受けを使用した位置決めテーブ
ルでは、静圧軸受けの隙間を所定の値(数μm)に保つ
ために予圧磁石17を配置し、ガイド(磁性材)を吸収
し予圧を与える。テーブル天板1には可動磁石5が取り
付けられ、可動磁石5は前記コイルの並ぶ方向に永久磁
石を極性を交互にして4対(図9参照)並べて構成され
ている。
る。実施例1 図1は本発明の一実施例に係る位置決めテーブル装置の
概略構成図である。この位置決めテーブル装置は、4相
のコイル41〜44を一直線上に並べたリニアモータコ
イル4を備えている。リニアモータコイル4はコイル支
持部材3に支持されており、リニアモータコイル4を構
成するコイルの並ぶ方向と平行に、一対のガイド2が設
けられている。ガイド2には、テーブル天板1が静圧軸
受け6を介して取り付けられており、テーブル天板1は
ガイド2によって前記コイルの並ぶ方向に自在に案内さ
れる。このように静圧軸受けを使用した位置決めテーブ
ルでは、静圧軸受けの隙間を所定の値(数μm)に保つ
ために予圧磁石17を配置し、ガイド(磁性材)を吸収
し予圧を与える。テーブル天板1には可動磁石5が取り
付けられ、可動磁石5は前記コイルの並ぶ方向に永久磁
石を極性を交互にして4対(図9参照)並べて構成され
ている。
【0019】また、ガイド2の側方にはテーブル天板1
の位置を検出するリニアスケールなどの位置検出器7が
設けられている。特に高精度な位置決め精度が必要な半
導体露光装置などでは、位置検出器としてレーザ測長器
が使用される。位置検出器7からはテーブルの移動方向
に応じてアップ、ダウン信号が出力され、これをカウン
タユニット11に取り込んでカウントすることによりテ
ーブルの位置情報が得られる。しかし、テーブルの絶対
位置を得るには、テーブルに取り付けた遮光板8を原点
フォトスイッチ9が検出するまでテーブルを駆動し、そ
の検出出力によりカウンタユニット11を初期化させる
必要がある。リニアモータコイル4のコイル41〜44
への通電パターンは図9と同様である。
の位置を検出するリニアスケールなどの位置検出器7が
設けられている。特に高精度な位置決め精度が必要な半
導体露光装置などでは、位置検出器としてレーザ測長器
が使用される。位置検出器7からはテーブルの移動方向
に応じてアップ、ダウン信号が出力され、これをカウン
タユニット11に取り込んでカウントすることによりテ
ーブルの位置情報が得られる。しかし、テーブルの絶対
位置を得るには、テーブルに取り付けた遮光板8を原点
フォトスイッチ9が検出するまでテーブルを駆動し、そ
の検出出力によりカウンタユニット11を初期化させる
必要がある。リニアモータコイル4のコイル41〜44
への通電パターンは図9と同様である。
【0020】図2は、多相型モータのある一つのコイル
(例えばコイル43)に一定の電流を通電した場合を示
す。図2(a)、(b)のように磁界(発生推力)の釣
り合う位置関係にある場合、発生推力が釣り合い、テー
ブルはその場所に停止する。
(例えばコイル43)に一定の電流を通電した場合を示
す。図2(a)、(b)のように磁界(発生推力)の釣
り合う位置関係にある場合、発生推力が釣り合い、テー
ブルはその場所に停止する。
【0021】図3は、図9のコイルと磁石の各位置関係
(ケース0〜9)において、コイル41〜44のそれぞ
れに一定電流を通電した際に発生する推力を示してい
る。ここでは説明のため、相の切り替えピッチが10m
mで発生推力が10N程度であるとしている。
(ケース0〜9)において、コイル41〜44のそれぞ
れに一定電流を通電した際に発生する推力を示してい
る。ここでは説明のため、相の切り替えピッチが10m
mで発生推力が10N程度であるとしている。
【0022】次に、可動磁石5とコイル4(41〜4
4)の位置関係すなわちテーブルの絶対位置を推定する
手順を図4を参照しながら具体的に説明する。まず、コ
イル41に一定電流を通電しつつ、テーブルの位置を観
測しテーブルが停止したかどうかを判断する。テーブル
が0〜35mm付近にある時は、発生する推力は、aの
位置にテーブルが移動するように働くために、やがてa
付近に停止する。aは絶対座標が15mmであることが
事前に分かっている。
4)の位置関係すなわちテーブルの絶対位置を推定する
手順を図4を参照しながら具体的に説明する。まず、コ
イル41に一定電流を通電しつつ、テーブルの位置を観
測しテーブルが停止したかどうかを判断する。テーブル
が0〜35mm付近にある時は、発生する推力は、aの
位置にテーブルが移動するように働くために、やがてa
付近に停止する。aは絶対座標が15mmであることが
事前に分かっている。
【0023】テーブルが35〜100mm付近にある時
は、コイル41に通電してもテーブルを一定の位置に停
止させることはできない。これらはコイル41に一定電
流を通電しつつ、テーブルの位置を観測することで判断
可能であり、この場合は次にコイル43に通電する。 今
度はコイル41に通電した場合と異なり、テーブルはb
(図2(a)のパターン)とc(図2(b)のパター
ン)の2点で停止することが考えられる。bとcの位置
を判別するには、さらに次のコイル44に微少な電流を
通電してみる。b(d)では推力が発生しないためテー
ブルの位置が変動しないのに対し、c(e)では推力が
大きいため、テーブルの位置は大きく変位することが観
測できる。従ってコイル43に通電しテーブルが2カ所
で停止した場合でも、テーブルがdは33mm、eは7
5mm付近に停止していることが判別できる。テーブル
初期位置推定部18は、一定電流を流すための指令をD
/Aコンバータ14に、また計測時に相を切り替えるた
めの相選択信号を相切り替えコントローラ13に出力
し、テーブルが停止したかどうかを判定すると共に、絶
対位置を推定する。
は、コイル41に通電してもテーブルを一定の位置に停
止させることはできない。これらはコイル41に一定電
流を通電しつつ、テーブルの位置を観測することで判断
可能であり、この場合は次にコイル43に通電する。 今
度はコイル41に通電した場合と異なり、テーブルはb
(図2(a)のパターン)とc(図2(b)のパター
ン)の2点で停止することが考えられる。bとcの位置
を判別するには、さらに次のコイル44に微少な電流を
通電してみる。b(d)では推力が発生しないためテー
ブルの位置が変動しないのに対し、c(e)では推力が
大きいため、テーブルの位置は大きく変位することが観
測できる。従ってコイル43に通電しテーブルが2カ所
で停止した場合でも、テーブルがdは33mm、eは7
5mm付近に停止していることが判別できる。テーブル
初期位置推定部18は、一定電流を流すための指令をD
/Aコンバータ14に、また計測時に相を切り替えるた
めの相選択信号を相切り替えコントローラ13に出力
し、テーブルが停止したかどうかを判定すると共に、絶
対位置を推定する。
【0024】しかし、ここで推定されるテーブルの絶対
座標は、多相型モータの相を切り替えるのに支障をきた
さない程度の誤差(±数mm)を含んだおおよその値で
あり、実際にはこの後テーブルを原点スイッチまで駆動
してカウンタユニットを初期化する必要がある。テーブ
ルのおおよその初期位置が推定できれば、リニアスケー
ル7からの信号を推定された座標に加減算していくこと
で、相の切り替え位置にてスイッチ15を適切に切り替
えることができ、その結果原点スイッチ9までのイニシ
ャライズ動作を行なうことが可能となる。
座標は、多相型モータの相を切り替えるのに支障をきた
さない程度の誤差(±数mm)を含んだおおよその値で
あり、実際にはこの後テーブルを原点スイッチまで駆動
してカウンタユニットを初期化する必要がある。テーブ
ルのおおよその初期位置が推定できれば、リニアスケー
ル7からの信号を推定された座標に加減算していくこと
で、相の切り替え位置にてスイッチ15を適切に切り替
えることができ、その結果原点スイッチ9までのイニシ
ャライズ動作を行なうことが可能となる。
【0025】各スイッチ15にはコイル相が電流アンプ
16を介して接続されており、相切り替えコントローラ
13から出力されるコイル選択信号によりスイッチ15
が切り替え制御されて各コイルへの通電が行なわれる。
カウンタユニット11にはサーボコントローラ12が接
続されており、テーブルの目標位置とカウンタユニット
11から得られる現在位置との差分を、例えばPID演
算し制御出力としてD/Aコンバータ14へ指令値とし
て出力し位置決め制御を行なう。
16を介して接続されており、相切り替えコントローラ
13から出力されるコイル選択信号によりスイッチ15
が切り替え制御されて各コイルへの通電が行なわれる。
カウンタユニット11にはサーボコントローラ12が接
続されており、テーブルの目標位置とカウンタユニット
11から得られる現在位置との差分を、例えばPID演
算し制御出力としてD/Aコンバータ14へ指令値とし
て出力し位置決め制御を行なう。
【0026】以上説明したように本実施例によれば、一
個のコイルに定電流を通電してテーブルが磁界の釣り合
う位置で停止したかどうかを判定する手段を設け、もし
停止しなければ次のコイルに順次通電してステージが停
止する位置を求め、これらの結果より多相型モータのコ
イルと磁石の位置関係が得られるため、位置決め制御用
とは別の相切り替え用のセンサ(界磁検出器)を一切排
除しても、テーブルのイニシャライズ動作を行なうこと
が可能となる。したがって、安価で信頼性の高い位置決
め装置を提供することができる。
個のコイルに定電流を通電してテーブルが磁界の釣り合
う位置で停止したかどうかを判定する手段を設け、もし
停止しなければ次のコイルに順次通電してステージが停
止する位置を求め、これらの結果より多相型モータのコ
イルと磁石の位置関係が得られるため、位置決め制御用
とは別の相切り替え用のセンサ(界磁検出器)を一切排
除しても、テーブルのイニシャライズ動作を行なうこと
が可能となる。したがって、安価で信頼性の高い位置決
め装置を提供することができる。
【0027】実施例2 図5は本発明の第2の実施例に係る位置決めテーブル装
置の概略構成図である。この位置決めテーブル装置は、
4相のコイル41〜44を一直線上に並べたリニアモー
タコイル4を備えている。リニアモータコイル4はコイ
ル支持部材3に支持されており、リニアモータコイル4
を構成するコイルの並ぶ方向と平行に、一対のガイド2
が設けられている。ガイド2には、テーブル天板1が静
圧軸受け6を介して取り付けられており、テーブル天板
1はガイド2によって前記コイルの並ぶ方向に自在に案
内される。テーブル天板1には可動磁石5が取り付けら
れ、可動磁石5は前記コイルの並ぶ方向に永久磁石を極
性を交互にして4対並べて構成されている。
置の概略構成図である。この位置決めテーブル装置は、
4相のコイル41〜44を一直線上に並べたリニアモー
タコイル4を備えている。リニアモータコイル4はコイ
ル支持部材3に支持されており、リニアモータコイル4
を構成するコイルの並ぶ方向と平行に、一対のガイド2
が設けられている。ガイド2には、テーブル天板1が静
圧軸受け6を介して取り付けられており、テーブル天板
1はガイド2によって前記コイルの並ぶ方向に自在に案
内される。テーブル天板1には可動磁石5が取り付けら
れ、可動磁石5は前記コイルの並ぶ方向に永久磁石を極
性を交互にして4対並べて構成されている。
【0028】また、ガイド2の側方にはテーブル天板1
の位置を検出するリニアスケールなどの位置検出器7が
設けられている。特に高精度な位置決め精度が必要な半
導体露光装置などでは、位置検出器としてレーザ測長器
が使用される。位置検出器7からはテーブルの移動方向
に応じてアップ、ダウン信号が出力され、これをカウン
タユニット11に取り込んでカウントすることによりテ
ーブルの位置情報が得られる。しかし、テーブルの絶対
位置を得るには、テーブルに取り付けた遮光板8を原点
フォトスイッチ9が検出するまでテーブルを駆動し、そ
の検出出力によりカウンタユニット11を初期化させる
必要がある。リニアモータコイル4のコイル41〜44
への通電パターンは図9と同様である。
の位置を検出するリニアスケールなどの位置検出器7が
設けられている。特に高精度な位置決め精度が必要な半
導体露光装置などでは、位置検出器としてレーザ測長器
が使用される。位置検出器7からはテーブルの移動方向
に応じてアップ、ダウン信号が出力され、これをカウン
タユニット11に取り込んでカウントすることによりテ
ーブルの位置情報が得られる。しかし、テーブルの絶対
位置を得るには、テーブルに取り付けた遮光板8を原点
フォトスイッチ9が検出するまでテーブルを駆動し、そ
の検出出力によりカウンタユニット11を初期化させる
必要がある。リニアモータコイル4のコイル41〜44
への通電パターンは図9と同様である。
【0029】図6は、この静圧軸受け6を使用した位置
決めテーブル装置において、多相型モータのある一つの
コイル41〜44に所定の正弦波電流を通電しテーブル
を加振することにより、その位置でのモータの発生推力
に比例した振幅が計測されることを示す。電流の大きさ
Vrおよび周期Frは、計測中の発熱量があまり大きく
ならないような値に決めておく必要がある。
決めテーブル装置において、多相型モータのある一つの
コイル41〜44に所定の正弦波電流を通電しテーブル
を加振することにより、その位置でのモータの発生推力
に比例した振幅が計測されることを示す。電流の大きさ
Vrおよび周期Frは、計測中の発熱量があまり大きく
ならないような値に決めておく必要がある。
【0030】この図では、指令電流は1周期のみ示して
いるが、実際には何周期かの指令電流を流して、計測さ
れる変位を平均化処理したほうが推定精度はアップす
る。また磁石5とコイル41〜44の位置関係によっ
て、指令電流に対する振動波形の位相が変わるため、こ
れらの符号も併せて観測しながら振幅量(max p)
を求める。
いるが、実際には何周期かの指令電流を流して、計測さ
れる変位を平均化処理したほうが推定精度はアップす
る。また磁石5とコイル41〜44の位置関係によっ
て、指令電流に対する振動波形の位相が変わるため、こ
れらの符号も併せて観測しながら振幅量(max p)
を求める。
【0031】図7は、図9のコイルと磁石の各位置関係
(ケース0〜9)において、コイル41〜44のそれぞ
れに一定正弦波電流を通電した際に計測される振幅量を
示す。ここでは説明のため、相の切り替えピッチが10
mmで、指令電流に対してテーブル位置が最大約100
μm程度変位するものとする。次に可動磁石とコイルの
位置関係すなわちテーブルの絶対位置を推定する手順を
図7および8を参照しながら具体的な数値例をもとに説
明する。
(ケース0〜9)において、コイル41〜44のそれぞ
れに一定正弦波電流を通電した際に計測される振幅量を
示す。ここでは説明のため、相の切り替えピッチが10
mmで、指令電流に対してテーブル位置が最大約100
μm程度変位するものとする。次に可動磁石とコイルの
位置関係すなわちテーブルの絶対位置を推定する手順を
図7および8を参照しながら具体的な数値例をもとに説
明する。
【0032】まず、図8に示すように、コイル41〜4
4のそれぞれに所定の正弦波電流を順次通電し、通電前
後の変位を順次計測する。振幅と位相を計測すれば、例
えば次のような計測値が得られる。
4のそれぞれに所定の正弦波電流を順次通電し、通電前
後の変位を順次計測する。振幅と位相を計測すれば、例
えば次のような計測値が得られる。
【0033】
【数1】 静圧軸受けを使ったテーブル装置では摩擦がないことか
ら、計測中に何らかの理由で計測開始点からテーブルが
動いてしまうことが考えられる。しかし、初期位置推定
を開始した際のテーブルの位置と、各コイルに通電し加
振した際のテーブル変位の振幅の中心値とのずれ量Δx
をもとに、計測結果の補正を行なうことができる。
ら、計測中に何らかの理由で計測開始点からテーブルが
動いてしまうことが考えられる。しかし、初期位置推定
を開始した際のテーブルの位置と、各コイルに通電し加
振した際のテーブル変位の振幅の中心値とのずれ量Δx
をもとに、計測結果の補正を行なうことができる。
【0034】次に、4個の計測データの最大値および符
号より図7のどのケースに該当するかを判定する。上述
の計測値の場合、コイル42のデータが最も大きいが、
これに該当するケースとして、図7から、ケース1とケ
ース5の2通りの場合(図7の▼部分)があることが分
かる。さらにコイル4の変位量(▽)を比較することに
よって、上記2通りのケースのうちケース1に該当する
ことが分かる。
号より図7のどのケースに該当するかを判定する。上述
の計測値の場合、コイル42のデータが最も大きいが、
これに該当するケースとして、図7から、ケース1とケ
ース5の2通りの場合(図7の▼部分)があることが分
かる。さらにコイル4の変位量(▽)を比較することに
よって、上記2通りのケースのうちケース1に該当する
ことが分かる。
【0035】次に該当するケース番号において、座標演
算に使用するコイル、すなわちそのケースにおける変位
の勾配を利用してそのケース内での詳細な座標p fi
neを求めるのに適したコイルが一意に決まる。各ケー
スにおいて適した勾配の部分は★で示してある。図3か
らわかるように勾配部分a★、b★、c★、d★におけ
るp fineはそれぞれ次の(a)〜(d)の4つの
演算式で表わすことができる。
算に使用するコイル、すなわちそのケースにおける変位
の勾配を利用してそのケース内での詳細な座標p fi
neを求めるのに適したコイルが一意に決まる。各ケー
スにおいて適した勾配の部分は★で示してある。図3か
らわかるように勾配部分a★、b★、c★、d★におけ
るp fineはそれぞれ次の(a)〜(d)の4つの
演算式で表わすことができる。
【0036】
【数2】 ここで相切り替えピッチpitch=10mm、相切り
替え時の変位max p=100μm、d[n]は座標演
算用参照コイル(★)について計測された変位の値であ
る。
替え時の変位max p=100μm、d[n]は座標演
算用参照コイル(★)について計測された変位の値であ
る。
【0037】上述のケース1の場合では、コイル41が
座標演算コイル(★)となり、d[n]=d[1]=5
0μm、演算式は(式a)となる。具体的に数値を代入
すれば
座標演算コイル(★)となり、d[n]=d[1]=5
0μm、演算式は(式a)となる。具体的に数値を代入
すれば
【0038】
【数3】 となる。
【0039】最終的な座標は、座標=pitch×ケー
ス番号+p fineにより求められる。上述のケース
1の場合では、座標=10×1+7.5=17.5(m
m)となり、テーブルの絶対座標が求められる。
ス番号+p fineにより求められる。上述のケース
1の場合では、座標=10×1+7.5=17.5(m
m)となり、テーブルの絶対座標が求められる。
【0040】以上の制御および演算はテーブル初期位置
推定部18により行ない、テーブル初期位置推定部18
は、所定の正弦波電流を流すための指令をD/Aコンバ
ータ14に、また計測時に相を順次切り替えるための相
選択信号を相切り替えコントローラ13に出力する。
推定部18により行ない、テーブル初期位置推定部18
は、所定の正弦波電流を流すための指令をD/Aコンバ
ータ14に、また計測時に相を順次切り替えるための相
選択信号を相切り替えコントローラ13に出力する。
【0041】しかしここで推定されるテーブルの絶対座
標は、多相型モータの相を切り替えるのに支障をきたさ
ない程度の誤差(±数mm)を含んだおおよその値であ
り、実際にはこの後テーブルを原点スイッチまで駆動し
てカウンタユニットを初期化する必要がある。テーブル
のおおよその初期位置が推定できれば、リニアスケール
7からの信号を推定された座標に加減算していくこと
で、相の切り替え位置にてスイッチ15を適切に切り替
えることができ、その結果原点スイッチ9までのイニシ
ャライズ動作を行なうことが可能となる。
標は、多相型モータの相を切り替えるのに支障をきたさ
ない程度の誤差(±数mm)を含んだおおよその値であ
り、実際にはこの後テーブルを原点スイッチまで駆動し
てカウンタユニットを初期化する必要がある。テーブル
のおおよその初期位置が推定できれば、リニアスケール
7からの信号を推定された座標に加減算していくこと
で、相の切り替え位置にてスイッチ15を適切に切り替
えることができ、その結果原点スイッチ9までのイニシ
ャライズ動作を行なうことが可能となる。
【0042】各スイッチ15にはコイル相が電流アンプ
16を介して接続されており、相切り替えコントローラ
13から出力されるコイル選択信号によりスイッチ15
が切り替え制御されて各コイルへの通電が行なわれる。
カウンタユニッ卜11にはサーボコントローラ12が接
続されており、テーブルの目標位置とカウンタユニット
11から得られる現在位置との差分を、例えばPID演
算し制御出力としてD/Aコンバータ14へ指令値とし
て出力し位置決め制御を行なう。
16を介して接続されており、相切り替えコントローラ
13から出力されるコイル選択信号によりスイッチ15
が切り替え制御されて各コイルへの通電が行なわれる。
カウンタユニッ卜11にはサーボコントローラ12が接
続されており、テーブルの目標位置とカウンタユニット
11から得られる現在位置との差分を、例えばPID演
算し制御出力としてD/Aコンバータ14へ指令値とし
て出力し位置決め制御を行なう。
【0043】以上説明したように本実施例によれば、各
コイルに所定の正弦波電流を順次通電してテーブルを加
振し、テーブル変位の振幅量を前記位置検出手段により
順次計測し、これらの計測結果から多相型モータのコイ
ルと磁極との位置関係を得るようにしたため、位置決め
制御用とは別の相切り替え用のセンサ(界磁検出器)を
一切排除しても、テーブルのイニシャライズ動作を行な
うことが可能となる。したがって、安価で信頼性の高い
位置決め装置を提供することができる。
コイルに所定の正弦波電流を順次通電してテーブルを加
振し、テーブル変位の振幅量を前記位置検出手段により
順次計測し、これらの計測結果から多相型モータのコイ
ルと磁極との位置関係を得るようにしたため、位置決め
制御用とは別の相切り替え用のセンサ(界磁検出器)を
一切排除しても、テーブルのイニシャライズ動作を行な
うことが可能となる。したがって、安価で信頼性の高い
位置決め装置を提供することができる。
【0044】
【デバイス生産方法の実施例】次に上記説明した位置決
めテーブル装置または初期位置推定方法を用いた露光装
置または露光方法を利用したデバイスの生産方法の実施
例を説明する。図12は微小デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステッ
プ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ
4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化す
る工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンデ
ィング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程
を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製され
た半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の
検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完
成し、これが出荷(ステップ7)される。
めテーブル装置または初期位置推定方法を用いた露光装
置または露光方法を利用したデバイスの生産方法の実施
例を説明する。図12は微小デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステッ
プ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ
4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化す
る工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンデ
ィング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程
を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製され
た半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の
検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完
成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0045】図13は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明したアライメント装置
を有する露光装置によってマスクの回路パターンをウエ
ハに焼付露光する。ステップ17(現像)では露光した
ウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現
像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19
(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となった
レジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行な
うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成
される。
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明したアライメント装置
を有する露光装置によってマスクの回路パターンをウエ
ハに焼付露光する。ステップ17(現像)では露光した
ウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現
像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19
(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となった
レジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行な
うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成
される。
【0046】本実施例の生産方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造す
ることができる。
造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造す
ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、位
置決め制御用とは別の相切り替え用のセンサ(界磁検出
器)を一切排除しても、テーブルのイニシャライズ動作
を行なうことが可能となる。したがって、安価で信頼性
の高い位置決め装置を提供することができる。
置決め制御用とは別の相切り替え用のセンサ(界磁検出
器)を一切排除しても、テーブルのイニシャライズ動作
を行なうことが可能となる。したがって、安価で信頼性
の高い位置決め装置を提供することができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る位置決めテーブル装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図2】 図1の位置決めテーブル装置の動作説明図で
ある。
ある。
【図3】 図1の装置の多相型リニアモータコイルに通
電した際の発生推力を示す図である。
電した際の発生推力を示す図である。
【図4】 図1の装置における位置推定の動作説明図で
ある。
ある。
【図5】 本発明の他の実施例に係る位置決めテーブル
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図6】 図5の位置決めテーブル装置の動作説明図で
ある。
ある。
【図7】 図5の装置の多相型リニアモータコイルの各
相に通電した際の変位量を示す図である。
相に通電した際の変位量を示す図である。
【図8】 図5の装置における変位計測のシーケンス図
である。
である。
【図9】 多相型リニアモータコイルの通電パターンを
示した図である。
示した図である。
【図10】 従来の位置決めテーブル装置の概略構成図
である。
である。
【図11】 従来の他の位置決めテーブル装置の概略構
成図である。
成図である。
【図12】 微小デバイスの製造の流れを示す図であ
る。
る。
【図13】 図12におけるウエハプロセスの詳細な流
れを示す図である。
れを示す図である。
1:テーブル天板、2:ガイド、3:コイル支持部材、
4:リニアモータコイル、5:可動磁石、6:静圧軸受
け、7:位置検出器(リニアスケール)、8:遮光板、
9:原点フォトスイッチ、11:カウンタユニット、1
2:サーボコントローラ、13:相切り替えコントロー
ラ、14:D/Aコンバータ、15:スイッチ、16:
電流アンプ、17:予圧磁石、18:テーブル初期位置
推定部。
4:リニアモータコイル、5:可動磁石、6:静圧軸受
け、7:位置検出器(リニアスケール)、8:遮光板、
9:原点フォトスイッチ、11:カウンタユニット、1
2:サーボコントローラ、13:相切り替えコントロー
ラ、14:D/Aコンバータ、15:スイッチ、16:
電流アンプ、17:予圧磁石、18:テーブル初期位置
推定部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23Q 1/28
Claims (15)
- 【請求項1】 極性が交互に異なる複数の磁界を生じさ
せる磁極と、この磁界に対向させて配置した複数のコイ
ルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電す
るコイルを選択的に切り替えることにより、直線的に駆
動する多相型のモータ、このモータによって移動され位
置決めされるテーブル、および、このテーブルの位置を
検出する位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置に
おいて、一個または複数のコイルに所定の順序で定電流
を順次通電し、その通電によりテーブルが磁界の釣り合
う位置で停止したかどうかを判定し、通電したコイルと
その判定結果とに基づいて多相型モータのコイルと磁石
の位置関係として前記テーブルの絶対位置を推定する絶
対位置推定手段を設けたことを特徴とする位置決めテー
ブル装置。 - 【請求項2】 前記位置検出手段は、所定の原点位置に
テーブルが位置していることを検出する原点検出手段、
および、この原点検出が行なわれた位置を基準としてテ
ーブルの移動量を測定する移動量測定手段を有すること
を特徴とする請求項1記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記絶対位置推定
手段により得られた位置関係に基づいて、前記原点検出
手段が原点を検出できるようにテーブルを原点方向に駆
動し、イニシャライズ動作を行なう手段を備えることを
特徴とする請求項2記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項4】 前記絶対位置推定手段は、前記位置検出
手段の出力に基づいて前記定電流通電時にテーブルが停
止したかどうかを判定することを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項に記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項5】 前記テーブルは、ガイド手段により静圧
軸受けを介して前記モータの駆動方向に案内されること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の位置
決めテーブル装置。 - 【請求項6】 前記テーブルは、ガイド手段を吸引して
静圧軸受けに予圧を与える手段を有することを特徴とす
る請求項5記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項7】 極性が交互に異なる複数の磁界を生じさ
せる磁極と、この磁界に対向させて配置した複数のコイ
ルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電す
るコイルを選択的に切り替えることにより、直線的に駆
動する多相型のモータ、このモータによって移動され位
置決めされるテーブル、および、このテーブルの位置を
検出する位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置に
おいて、前記各コイルに所定の交番電流を順次通電して
テーブルを加振し、各コイルに通電した際のテーブルの
変位を前記位置検出手段の出力に基づいて計測し、その
計測結果に基づいて多相型モータのコイルと磁石の位置
関係として前記テーブルの絶対位置を推定する絶対位置
推定手段を設けたことを特徴とする位置決めテーブル装
置。 - 【請求項8】 前記テーブルは、ガイド手段により静圧
軸受けを介して前記モータの駆動方向に案内されること
を特徴とする請求項7記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項9】 前記交番電流が、正弦波電流であること
を特徴とする請求項8記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項10】 前記絶対位置推定手段は、絶対位置推
定を開始した際のテーブルの位置と、各コイルに通電し
加振した際のテーブル変位の振幅の中心値とのずれ量を
もとに、計測結果の補正を行なうことを特徴とする請求
項9記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項11】 前記位置検出手段は、所定の原点位置
にテーブルが位置していることを検出する原点検出手
段、および、この原点検出が行なわれた位置を基準とし
てテーブルの移動量を測定する移動量測定手段を有する
ことを特徴とする請求項10記載の位置決めテーブル装
置。 - 【請求項12】 前記位置検出手段は、当該位置決めテ
ーブル装置の立ち上げ時、前記絶対位置推定手段により
得られた位置関係に基づいて、前記原点検出手段が原点
を検出できるようにテーブルを原点方向に駆動し、イニ
シャライズ動作を行なう手段を備えることを特徴とする
請求項11記載の位置決めテーブル装置。 - 【請求項13】 極性が交互に異なる複数の磁界を生じ
させる磁極と、この磁界に対向させて配置した複数のコ
イルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電
するコイルを選択的に切り替えることにより、直線的に
駆動する多相型のモータ、このモータによって移動され
位置決めされるテーブル、および、このテーブルの位置
を検出する位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置
において前記テーブルの初期位置を推定する方法であっ
て、一個または複数のコイルに所定の順序で定電流を順
次通電し、その通電によりテーブルが磁界の釣り合う位
置で停止したかどうかを判定し、通電したコイルとその
判定結果とに基づいて多相型モータのコイルと磁石の位
置関係として前記テーブルの初期位置を推定することを
特徴とする初期位置推定方法。 - 【請求項14】 極性が交互に異なる複数の磁界を生じ
させる磁極と、この磁界に対向させて配置した複数のコ
イルとを有し、磁界とコイルとの位置関係に応じて通電
するコイルを選択的に切り替えることにより、直線的に
駆動する多相型のモータ、このモータによって移動され
位置決めされるテーブル、および、このテーブルの位置
を検出する位置検出手段を備えた位置決めテーブル装置
において前記テーブルの初期位置を推定する方法であっ
て、前記各コイルに所定の交番電流を順次通電してテー
ブルを加振し、各コイルに通電した際のテーブルの変位
を前記位置検出手段の出力に基づいて計測し、その計測
結果に基づいて多相型モータのコイルと磁石の位置関係
として前記テーブルの初期位置を推定することを特徴と
する初期位置推定方法。 - 【請求項15】 請求項1〜12のいずれかに記載の位
置決めテーブル装置または請求項13〜14のいずれか
に記載の初期位置推定方法を適用した半導体露光装置を
用いて製造したことを特徴とする半導体デバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9148461A JPH10328954A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 位置決めテーブル装置および初期位置推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9148461A JPH10328954A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 位置決めテーブル装置および初期位置推定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10328954A true JPH10328954A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15453279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9148461A Pending JPH10328954A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 位置決めテーブル装置および初期位置推定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10328954A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005527392A (ja) * | 2002-05-24 | 2005-09-15 | コルモーゲン コーポレイション | 反力移動システム |
| JP2007049831A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Yaskawa Electric Corp | 巻線切替リニアモータの駆動装置および駆動方法 |
| JP2007050511A (ja) * | 2006-10-13 | 2007-03-01 | Jtekt Corp | 工作機械における摺動体の案内機構 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9148461A patent/JPH10328954A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005527392A (ja) * | 2002-05-24 | 2005-09-15 | コルモーゲン コーポレイション | 反力移動システム |
| JP2007049831A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Yaskawa Electric Corp | 巻線切替リニアモータの駆動装置および駆動方法 |
| JP2007050511A (ja) * | 2006-10-13 | 2007-03-01 | Jtekt Corp | 工作機械における摺動体の案内機構 |
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