JPH10329050A - オーバードライブ機構を有する逆方向選択バルブ、およびこれを備えた空気動工具 - Google Patents
オーバードライブ機構を有する逆方向選択バルブ、およびこれを備えた空気動工具Info
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Abstract
ルブを備えた空気動工具において、1つの工具で順方向
および逆方向の双方に切り替えることができるととも
に、トルクが増大しても速度が減少しないようにする。 【解決手段】 空気動工具10は、ハウジング9と、こ
のハウジング9内に回転可能に取り付けられたロータ5
0と、このロータ50に作用的に連結されたアウトプッ
トシャフトと、ハウジング9およびロータ50間で規定
された圧力チャンバ19とを備えている。そして、逆方
向選択バルブ20を回し所定位置を選択することによ
り、複数チャンバを有するモータへ向かう加圧空気の流
れを制御し、モータの回転方向を逆方向とすることがで
きるようにしているとともに、加圧空気を受ける圧力チ
ャンバの数を選択できるようにしている。
Description
動工具に関する。より詳細には、変化可能なトルクおよ
び変化可能な速度用のオーバードライブ機構を有する逆
方向選択バルブを備えた空気動工具に関する。
が、インパクトレンチや脈動工具などのような空気動工
具に使用されている。例えば、Giardinoらに付与されCh
icago Pneumatic Tool社に譲受された米国特許第5,083,
619号は、インパクトレンチにおけるロータの回転方向
を逆にするためのプランジャ形逆方向選択バルブを開示
している。Zoernerらに付与されGardner-Denver 社に譲
受された米国特許第3,714,994号では、回転式逆方向選
択バルブが開示されている。この従来技術は、例えばEr
icksonに付与された米国特許第3,586,466号に示されて
いるように、さらに油圧モータ用のオーバードライブ逆
方向選択機構を備えている。本願明細書に引用したこれ
らの特許については、いずれもその内容全体を本願明細
書に引用したものとする。
いて順方向および逆方向の双方に変化可能なトルクと速
度を得られることである。このことは、例えば橋のよう
な、大サイズの構造物の構築、解体または修復に使用す
る場合、非常に重要なことである。例えば、このような
使用についての、長い間懸案であった十分に解決されて
いない問題の1つは、腐食・汚れ・塗装によるラグナッ
トを外すための増強されたトルクと速度を得ることであ
る。一般的に、作業者は、小型で軽量なインパクトレン
チと大型で重いインパクトレンチという2つのインパク
トレンチを利用可能である。小型で軽量なインパクトレ
ンチは、作業者が疲れないようにするために大多数のラ
グナットに使用されるとともに、操作の容易さという理
由から利用されている。大型で重いインパクトレンチ
は、固いラグナットを取り外すために使用される。この
ような大型で重いインパクトレンチは、固いラグナット
を外すことだけの必要から携帯するには重くて扱いにく
い。さらに、固いナットを外す場合に利用できるように
するため2つのインパクトレンチを携帯することは時間
の無駄であり非効率的である。
圧モータは公知となっている。しかし、油圧式は、小型
携帯形工具に用いる場合、いくつかの短所を有してい
る。例えば、油圧式は摩擦によって発生する熱を持つ、
などである。他の短所は、密閉された装置内に作動油が
満たされていなければならないことである。この油圧式
装置が十分に密閉されていない場合、作動油が当該工具
から油膜状に漏れ出し装置から失われてしまう。
第3,586,466号に開示されているように、トルクが増大
すると速度が減少することである。これは、ロータとハ
ウジングの間における単一のチャンバを非圧縮性流体で
高圧密封することによりロータを最初の速度とトルクで
回転させるようになっているためである。しかし、2つ
のチャンバを高圧密封することについては、作動油が圧
縮性でないことと1つの空間を満たすために広がらなこ
との理由から、ロータが増大したトルクと減少した速度
で回転する。これとは対照的に、増やした空間に空気が
用いられている場合、この空気はこの空間を満たすため
に迅速に広がる。したがって、2つのチャンバを空気で
高圧密封することにより、増大したトルクと増大した速
度が結果として得られる。これに類似する有用なものと
して、ピンで突かれた際に破裂するような、空気を満た
したバルーンが挙げられる。その理由は、このバルーン
内の空気が、圧縮されてそして周囲の気圧を緩和するた
めに急速に移動するからである。これとは対照的に、水
を充填したバルーンは、突き刺された場合には破裂しな
いが緩慢に漏出が起こる。この理由は、水が高圧密封さ
れていないからである。
る空気動工具や、可変速度および可変トルクを有する油
圧モータを対象としているが、可変速度および可変トル
クを有する、すなわちオーバードライブ機構を有する逆
方向選択バルブを備えた空気動工具についてはいずれも
対象としていない。このような装置は、電動工具分野に
おいて長い間懸案とされこれまで十分に対処されてこな
かった問題を解決するために必要とされている。
は、上述のような欠点を解決することにある。この解決
のため、本発明は、ハウジングと、このハウジング内に
回転可能に取り付けられたロータと、このロータに作用
的に連結されたアウトプットシャフトと、ハウジングお
よびロータ間で規定された圧力チャンバと、ロータを制
御するために作用的に連結された空気動工具用の逆方向
選択バルブと、を含んでなり、この空気動工具用の逆方
向選択バルブが、増大されたトルクと増大された速度と
をアウトプットシャフトに与えるオーバードライブ機構
を有している空気動工具を提供するものである。さら
に、本発明は、ハウジングと、このハウジング内に回転
可能に取り付けられたロータと、ハウジングおよびロー
タ間で規定された圧力チャンバと、を含んでなり、この
空気動工具用の逆方向選択バルブが、増大されたトルク
と増大された速度のためのオーバードライブ機構を有し
ている空気動工具用の逆方向選択バルブを提供するもの
である。
ける優れた点の1つは、同じ工具において、増大された
トルクと増大された速度を得ることができることであ
る。このことは、例えば橋のような、大サイズの構造物
の構築、解体または修復に用いる場合における問題を解
決することができる。本発明のさらに優れた点は、作動
油に関する問題が存在しないことである。空気動工具
は、油圧式モータのように加熱せず、空気が当該工具内
を通り抜けて広がり冷却することによって、自冷式とな
っている。さらに、空気動工具は、シーリングについて
の固有の問題を抱える油圧式工具のように、閉鎖した機
構を必要としない。空気は、取入口から空気動工具内に
入り排出口から外へ抜け出るようになっている。空気動
工具はリークすることがない。これにより、空気動工具
は、油圧式モータにおける複雑なシール構造を必要とし
ない。
大すると、速度も同様に増大することである。本発明に
おける他の優れた点は、逆方向選択バルブが、順方向と
逆方向の両方において、モータの回転方向とオーバード
ライブ状態とを制御することができることである。
な形態にすることが可能なことである。例えば、逆方向
選択バルブは、プランジャバルブであってもよく、より
好ましくは回転式逆方向選択バルブであってもよい。他
には、プランジャバルブと回転式逆方向選択バルブとを
組み合わせたものを使用してもよい。
くとも3つの開口が貫通形成されている回転可能な平坦
部材を備えている。回転可能な平坦部材におけるこれら
の孔は、加圧空気を1つまたはそれ以上のポートに選択
的に供給するような様々な配置構成を通して、空気の流
れを方向付けるようになっている。例えば、これらの孔
は、上側孔の間に特別な孔を備えたT字状、y字状、ま
たはY字状に配置(すなわちΨ字状またはピースサイン
状に配置)することができる。
の特徴は、この逆方向選択バルブが回転可能な平坦部材
の形態を有している場合、この逆方向選択バルブは、作
業者によって位置決めされるためのハンドル、すなわ
ち、モータのハウジングの外部に延び回転可能な状態で
位置決めすることができるハンドルを備えていることで
ある。
と、オーバードライブ特性を与えるためのロータとの間
で規定される圧力チャンバを備えている。これらのチャ
ンバの各々は、順方向にモータを駆動する加圧空気を受
けるための第1の順方向駆動用ポートと、逆方向にモー
タを駆動する加圧空気を受けるための第2の逆方向駆動
用ポートとを備えている。ここで説明するように、本発
明の他の優れた点は、ロータ周りを囲む、任意の数の圧
力チャンバを備えた空気動工具にもあてはまる。
所、および他の特徴と長所は、本発明の好適な実施形態
における以下のさらに詳細な説明から明らかとなるもの
である。
態を詳細に説明する。なお、この図面では同じ部材を同
じ符号で示している。
ンナー、または振動工具のような空気動工具の使用につ
いて開示するものである。特に、本発明に係る、逆方向
またはオーバードライブ選択用のバルブについては、ア
ウトプットシャフトに平行な軸を有するプランジャバル
ブ(米国特許第5,083,619号を参照のこと)、ア ウトプ
ットシャフトに垂直な軸を有するプランジャバルブ(図
示せず)、およびプランジャ式/回転式を組み合わせた
逆方向選択バルブ(図示せず)のような、いろいろな逆
方向選択バルブ構造を有する、様々な種類の空気動工具
に用いることができるようになっている。さらに、本発
明は、回転式逆方向選択バルブの使用について、例をあ
げて開示されている。しかし、重要なことは、本発明
は、空気動工具のあらゆる逆方向選択バルブに応用可能
であると思われることである。
って、逆方向選択用およびオーバドライブ選択用のバル
ブ20における第1の実施形態を含む、空気駆動式の手
工具を実物大で示している。ここでは、バルブ20は、
アウトプットシャフト60を含む空気動工具10の後部
に取り付けられたバルブハウジング12に配置されてい
る。
態を選択するため、作業者はバルブハンドル22を選択
位置へ回転させる。詳細な実施態様では、作業者は、順
方向位置、逆方向位置、順方向オーバードライブ位置、
および逆方向オーバードライブ位置、の間で選択でき
る。選択式の駆動状態を表す位置は、バルブハウジング
12上のマーキングを指す、バルブハンドル22上の矢
印によって作業者に示されるようになっている。バルブ
の詳細な実施態様では、「F」および「R」は、それぞ
れ順方向および逆方向を示し、「FX2」および「RX
2」は、それぞれ順方向オーバードライブおよび逆方向
オーバードライブを示している。
ルブについては容易に理解できるため、空気圧モータ内
部の働きについて説明する。図2では、第1の実施形態
に基き、逆方向およびオーバードライブを選択するバル
ブ20を含むバルブハウジング12内部の背面図が示さ
れている。図3および図4は、それぞれ図2の3−3線
および4−4線に沿った、バルブハウジング12を含む
空気動工具の断面図を示している。
ータハウジング9とバルブハウジング12を有してい
る。モータハウジング9は、ロータ50を回転可能に支
持するためのロータチャンバ51を備えている。このロ
ータ50は、同様に空気動工具10のアウトプットシャ
フト60と作用的に連結されている。モータハウジング
9の後部には、当該開口をモータハウジング9内に限定
するための内側ハウジング30が接続されている。バル
ブハウジング12は、図4に示す開口14を通して加圧
空気を取り込むため、ボルト(図示せず)によってモー
タハウジング9後部に密閉状態で取り付けられている。
いるように、ロータ50の駆動用に備えられた圧力チャ
ンバ19の個数は、異なるサイズのロータや、より高速
もしくはより低速な速度、または、より大きいトルクも
しくはより小さいトルクに適合させるために変更しても
よい。しかし、説明を簡単にするため、本発明は、主と
して以下、2つのチャンバを有するハウジングについて
説明する。チャンバ19を形成するため、図9に示すよ
うに、モータハウジング9の内周には、周方向に交互に
空間をおいた凹部15と、円筒状表面部16とを備えて
いる。ロータ50がモータハウジング9内に置かれてい
る場合、圧力チャンバ19A、19Bはロータ50と凹
部15との間で規定されている。この他の構成では、回
転のためにロータ50が円筒状表面部16内に置かれて
いる。
された1つまたはそれ以上のポート35、36、37、
38を通って流入する加圧空気によって駆動されるよう
になっている。ポート35、36、37、38を通って
流入するこの加圧空気は、ロータ50内で半径方向に延
びるスロット52内に置かれた複数の羽根54を動かす
ことによって、ロータ50を回転させるようになってい
る。ここでは8枚の羽根54が示されているが、これよ
りも多い枚数もしくは少ない枚数の羽根を用いるように
してもよい。これらの羽根54は、スロット52の最も
内側に近い部分に供給される加圧空気により、そしてま
た遠心力により、外側に向かって付勢されている。羽根
54の外側端部は、羽根54が円筒状表面部16または
圧力チャンバ19A、19B内にあるかどうかに関係な
く、モータハウジング9の内側周辺部と接触した状態に
保たれている。この加圧空気が周囲に逃げるようにする
ため、ロータチャンバ51の周囲には複数の排出口13
が備えられている。排出口13は、参照符号23Aで示
すように、バルブハウジング12内に延びている。モー
タについて説明すると、各圧力チャンバ19A、19B
は、2つのポート、すなわち、第1のポート35、37
と第2のポート36、38を含んでいる。各圧力チャン
バ19A、19Bにおける第1のポート35、37と第
2のポート36、38は、当該圧力チャンバの相対する
側の端部に位置している。加圧空気をポート35、3
6、37、38に向かわせるため、図11、図12、図
13に詳細を示すように、ロータチャンバ51の後部に
内側ハウジング30が備えられている。内側ハウジング
30は、バルブハウジング12からポート35、36、
37、38内へ加圧空気を通過させる複数の開口31、
32、33、34を備えている。
め、内側ハウジング30もまた、ボール73を有するベ
アリング72を備えている。さらに、内側ハウジング3
0には図12および図13で詳細を示すような円形リッ
プ部39が備えられており、この円形リップ部39は、
以下に説明するように、バルブ20を回転可能な状態で
方向付けるため、後方に向かってバルブハウジング12
内へ延びている。
A、19Bの第1のポート35、37は、単独でも組み
合わせても、加圧空気がこれらのポートを通って内側ハ
ウジングの開口31および/または33それぞれから向
かう際に、第1の方向(例えば図8に示すように正の時
計回り方向に)にロータ50を駆動する。同じように、
第2のポート36、38は、単独でも組み合わせても、
加圧空気がこれらのポートを通って内側ハウジングの開
口32および/または34それぞれから向かう際に、第
2の方向(例えば図8に示すように逆の時計回り方向
に)にロータ50を駆動する。2つのポートが加圧空気
を受けているとき、空気動工具10はオーバードライブ
状態になっている。
に、どの内側ハウジングの開口31、32、33、34
がバルブハウジング12から加圧空気を受け取るか、そ
してこれによって圧力チャンバのどのポート35、3
6、37、38がバルブハウジング12から加圧空気を
受け取るかを決定するため、逆方向およびオーバードラ
イブを選択するためのバルブ20が備えられている。
を有するモータ用のバルブは、本発明の範囲から逸脱し
ない限り、様々な形状とすることができる。
領域21を備えた回転可能な平坦部材18と、ハンドル
延長部29とを備えている。図2〜図4に示すように、
バルブ20は、バルブハウジング12のバルブハウジン
グマニホールド70内に回転可能に置かれている。シー
ル100は、バルブハウジングマニホールド70の内側
で平坦部材18をシ ールし、そして、シール110
は、バルブハウジング12の後部にあるハンドル用開口
部74の内側でハンドル延長部29をシールしている。
シール100、110によってバルブハウジングマニホ
ールド70がシールされることにより、バルブハウジン
グ12は、内側ハウジング30とハンドル20を経てロ
ータ50に向かう状態で開口14を通して加圧空気を受
けることができるようになる。作業者がバルブ20を調
整できるように、ハンドル延長部29は、バルブハウジ
ング12の正面外側で、バルブ20を回すための上述の
ようなハンドル22を備えている。
加圧空気を方向付けるため、内側ハウジング30の円形
リップ部39の周りでバルブ20が回転可能に支持され
ている。バルブ20上にある、孔を有する突出領域21
の各々は、平坦部材18および突出領域21を貫通して延
びる1つの孔25、26、27を備えている。バルブ2
0の回転により、内側ハウジングの開口31、32、3
3、34を通って、選択式のポート35、36、37、
38へ加圧空気を選択的に供給するために、孔25、2
6、27が内側ハウジングの開口31、32、33、3
4と一直線に並ぶことが可能となる。1つのポートのみ
を通る加圧空気によってモータの駆動を調節するため、
少なくとも1つの孔27が次のような状態となるように
配置されている。すなわち、この孔27がポート35、
36、37、38の1つと一直線に並ぶようにバルブ2
0が位置決めされるようになっている。さらに、2つの
ポートを通し加圧空気を供給することによってオーバー
ドライブ特性を調節するため、少なくとも2つの孔2
5、26が、対向する側に、そしてまたバルブ20の軸
から等距離の位置に備えられている。例えば、図3に示
すように、逆方向オーバードライブ位置で、バルブ20
の孔25、26は、加圧空気を第2のポート36、38
に供給するために、それぞれ内側ハウジングの開口3
2、34と一直線に並ぶ。
領域21の位置決めを、そしてまたこれにより、孔2
5、26、27、孔125、126、127および孔2
25、226、227の位置決めを様々に行うことがで
きる。これらの孔の位置を変化させることにより、バル
ブ20のハンドル22の位置を変えることができる。例
えば図1に示すように、図5のバルブ20は、孔を有す
る突出領域21を略y字状に配置することにより、当該
バルブ20の所定位置に合わせている。図6では、バル
ブ120は、 4つめの孔がY字形状の上側分岐部分の
間で等距離の位置に配置(すなわちΨ字状またはピース
サイン状に配置)されているような4つの孔125、1
26、127、128を備えている。図7では、バルブ
220は、略T字状に配置された3つ の孔225、2
26、227を備えている。
れにより選択可能となるバルブ位置の数は、モータ内チ
ャンバの数によって決定される。2つのチャンバを有す
るモータ内では、図5に示すように、バルブ20を少な
くとも4つの位置に位置決めすることが可能であること
が示されている。その位置は、例えば、第1のポート3
5を通して順方向にモータを駆動するためバルブの孔2
7が内側ハウジングの開口31と空気連通状態にある第
1の位置、第2のポート38を通して逆方向にモータを
駆動するためバルブの孔27が内側ハウジングの開口3
4と空気連通状態にある第2の位置、第2のポート3
6、38を通して逆方向オーバードライブ状態にモータ
を駆動するためバルブの孔25、26が内側ハウジング
の開口32、34と空気連通状態にある第3の位置、お
よび、第1のポート35、37を通して順方向オーバー
ドライブ状態にモータを駆動するためバルブの孔25、
26が内側ハウジングの開口31、33と空気連通状態
にある第4の位置、である。図8および図10では、本
発明によるモータは、各チャンバが第1および第2のポ
ートを含むようなチャンバを2つよりも多く備えていて
もよい、ということが示されている。図10から明らか
なように、第1のポート全部および第2のポート全部
は、ロータチャンバの周りに等距離位置に配置されてい
る(第1のポート全部は互いに120°離れており、第
2のポート全部は、互いに120°離れている。)。
るモータに使用するロータリバルブは、(1)孔327、
(2)孔325、326、および(3)孔328、329、3
30という、3セットの 孔を備えている。孔328、
329、330のセットは等距離位置に配置されて(互
いに120°離れて)おり、バルブが適当な位置(完全
なオーバードライブ状態)に位置決めされた場合に、順
逆どちらの方向用にも、全てのチャンバが加圧空気を受
けることができるようになっている。加えて、孔32
5、326は、2つのチャンバが順逆どちらの方向用に
も加圧空気を受けることができるように(中程度のオー
バドライブ状態)、互いに120°離れた状態でバルブ
の周りに位置決めされている。 3つめの孔327は、
1つのチャンバが加圧空気を受けることができるように
位置決めされている。
28、329、330の各セットは、他の孔セットにお
ける作用と干渉しないように位置決めされている。言い
換えれば、加圧空気を1つ、2つ、または3つのポート
に供給するため所定セットの孔が選択される一方で、こ
れらの所定セット以外の孔は、他のポートのどれにも加
圧空気を供給しないように位置決めされる。 したがっ
て、この他の実施形態では、バルブは、少なくとも6つ
の位置に位置決めすることができる。すなわち、第1の
位置は、圧力チャンバのいずれか1つにおける第1のポ
ートへの流入を可能とし、第2の位置は、圧力チャンバ
のいずれか1つにおける第2のポートへの流入を可能と
する。また、第3の位置は、圧力チャンバのいずれか2
つにおける第1のポートへの流入を可能にし、第4の位
置は、圧力チャンバのいずれか2つにおける第2のポー
トへの流入を可能にする。さらにまた、第5の位置は、
全ての圧力チャンバにおける第1のポートへの流入を可
能とし、第6の位置は、全ての圧力チャンバにおける第
2のポートへの流入を可能にする。
態様に関連させて説明してきたが、当業者にとっては他
の実施態様・変形・変更の多くのものが自明であること
は明らかである。従って、上述のような本発明の好適な
実施態様は、説明の便宜上用いるものであって、これら
に限定されるものではない。以下に挙げた請求の範囲に
規定したような本発明の精神と範囲から逸脱しない限
り、様々な変形は可能である。例えば、本装置は、他の
気体を応用することが考えられるので、空気を用いるこ
とのみに限定されるべきではない。
ルブおよびオーバドライブ選択バルブを備える空気動手
工具を示す原寸図である。
ルブハウジングの内部を示す背面図である。
ハウジングの断面図である。
ハウジングの断面図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
面図である。
の背面図である。
図である。
図である。
である。
孔
Claims (19)
- 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に回転可
能に取り付けられたロータと、該ロータに作用的に連結
されたアウトプットシャフトと、前記ハウジングおよび
前記ロータ間で規定された圧力チャンバと、前記ロータ
を制御するために作用的に連結された空気動工具用の逆
方向選択バルブと、を含んでなり、前記空気動工具用の
逆方向選択バルブは、増大されたトルクと増大された速
度とを前記アウトプットシャフトに与えるオーバードラ
イブ機構を有している空気動工具。 - 【請求項2】 前記空気動工具用の逆方向選択バルブに
作用的に連結された入力ポートと、前記圧力チャンバか
らの空気を排出するための排出ポートと、をさらに含ん
でなる請求項1記載の空気動工具。 - 【請求項3】 前記空気動工具用の逆方向選択バルブが
回転式逆方向選択バルブであり、該回転式逆方向選択バ
ルブは軸について回転可能となっている請求項1記載の
空気動工具。 - 【請求項4】 前記回転式逆方向選択バルブが、平坦部
材であるとともに該平坦部材を貫通した状態で少なくと
も3つの孔を含んでいる請求項3記載の空気動工具。 - 【請求項5】 前記少なくとも3つの孔のうち2つが相
対する側にあるとともに前記軸から等距離の位置にある
請求項4記載の空気動工具。 - 【請求項6】 前記孔が略T字状に配置されている請求
項5記載の空気動工具。 - 【請求項7】 前記孔が略y字状に配置されている請求
項5記載の空気動工具。 - 【請求項8】 前記孔が4つの孔を含み、該孔のうち3
つが第4の孔とともに略Y字状に配置されており、前記
第4の孔は前記Y字状の上側分岐部分の間で等距離の位
置に配置されている請求項5記載の空気動工具。 - 【請求項9】 前記回転式逆方向選択バルブが、前記ハ
ウジングの外側に対して回転する状態で位置決め可能な
ハンドルをさらに含んでなる請求項3記載の空気動工
具。 - 【請求項10】 2つの圧力チャンバから構成されてな
る請求項1記載の空気動工具。 - 【請求項11】 ハウジングと、該ハウジング内に回
転可能に取り付けられたロータと、前記ハウジングおよ
び前記ロータ間で規定された圧力チャンバと、を含んで
なる、空気動工具用の逆方向選択バルブであって、増大
されたトルクと増大された速度のためのオーバードライ
ブ機構を有してなる逆方向選択バルブ。 - 【請求項12】 前記逆方向選択バルブが、平坦部材で
あるとともに該平坦部材を貫通した状態で少なくとも3
つの孔を含んでいる請求項11記載の空気動工具。 - 【請求項13】 前記孔が略T字状に配置されている請
求項12記載の空気動工具。 - 【請求項14】 前記孔が略y字状に配置されている請
求項12記載の空気動工具。 - 【請求項15】 前記孔が4つの孔を含み、該孔のうち
3つが第4の孔とともに略Y字状に配置されており、前
記第4の孔は前記Y字状の上側分岐部分の間で等距離の
位置に配置されている請求項12記載の空気動工具。 - 【請求項16】 ハウジングと、ロータと、を含んでな
るとともに、前記ハウジングおよび前記ロータ間で規定
された少なくとも2つの圧力チャンバを有しており、各
圧力チャンバは、前記ロータを第1の方向に駆動する加
圧空気を受けるための第1のポートと、前記ロータを第
2の方向に駆動する加圧空気を受けるための第2のポー
トとを含んでなる空気動工具であって、 1つまたはそれ以上の前記第1のポートへ向かう、また
は、1つまたはそれ以上の前記第2のポートへ向かう加
圧空気の流れを選択的に制御するためのバルブを含んで
なる空気動工具。 - 【請求項17】 1つまたはそれ以上の前記第1のポー
トに向かう加圧空気の流れを制御するため前記バルブの
選択が行われた場合には、前記第2のポートのいずれか
に向かう流れが妨げられるようになっており、そしてま
た、1つまたはそれ以上の前記第2のポートに向かう加
圧空気の流れを制御するため前記逆方向選択バルブの選
択が行われた場合には、前記第1のポートのいずれかに
向かう流れが妨げられるようになっている請求項16記
載の空気動工具。 - 【請求項18】 第1および第2の圧力チャンバを含ん
でなり、前記逆方向選択バルブが、 前記第1または第2の圧力チャンバにおける前記第1の
ポートへの流入を可能にする第1の位置、 前記第1または第2の圧力チャンバにおける前記第2の
ポートへの流入を可能にする第2の位置、 前記第1または第2の圧力チャンバにおける前記第1の
ポートへの流入を可能にする第3の位置、 前記第1または第2の圧力チャンバにおける前記第2の
ポートへの流入を可能にする第4の位置、 のうちの1つに位置決め可能となっている請求項16記
載の空気工具。 - 【請求項19】 第1、第2、および第3の圧力チャン
バを含んでなり、前記逆方向選択バルブが、 前記圧力チャンバのいずれか1つにおける前記第1のポ
ートへの流入を可能にする第1の位置、 前記圧力チャンバのいずれか1つにおける前記第2のポ
ートへの流入を可能にする第2の位置、 前記圧力チャンバのいずれか2つにおける前記第1のポ
ートへの流入を可能にする第3の位置、 前記圧力チャンバのいずれか2つにおける前記第2のポ
ートへの流入を可能にする第4の位置、 前記圧力チャンバの全てにおける前記第1のポートへの
流入を可能にする第5の位置、前記圧力チャンバの全て
における前記第2のポートへの流入を可能に する第6
の位置、のうちの1つに位置決め可能となっている請求
項16記載の空気工具。
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|---|---|---|---|
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