JPH10329062A - 工業用ロボット - Google Patents
工業用ロボットInfo
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- JPH10329062A JPH10329062A JP14561997A JP14561997A JPH10329062A JP H10329062 A JPH10329062 A JP H10329062A JP 14561997 A JP14561997 A JP 14561997A JP 14561997 A JP14561997 A JP 14561997A JP H10329062 A JPH10329062 A JP H10329062A
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- arm
- rotating
- rotating body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アームの先端側の厚さを薄くし、回転体の回
転位置によって長尺部材の巻回位置が回転体の軸線方向
に変動することなく、さらに、温度変化等の外乱がある
場合でも、長尺部材の張力をほぼ一定に保つ。 【解決手段】 第1のプーリ81と第2のプーリ82と
の間に中間プーリ83が設けられ、第1の長尺部材84
の一端が第1のプーリに巻回されて固定されるととも
に、第1の長尺部材の他端側が第2のプーリに巻回され
た後、中間プーリに巻回されて固定される。第2の長尺
部材84はその一端が第1のプーリに巻回されて固定さ
れるとともに、他端が中間プーリに巻回されて固定され
る。中間プーリは、その軸線方向に沿って分割されると
ともにそれら分割された各分割プーリは相対回転可能と
され、それら分割プーリの間に弾性部材が介装される。
転位置によって長尺部材の巻回位置が回転体の軸線方向
に変動することなく、さらに、温度変化等の外乱がある
場合でも、長尺部材の張力をほぼ一定に保つ。 【解決手段】 第1のプーリ81と第2のプーリ82と
の間に中間プーリ83が設けられ、第1の長尺部材84
の一端が第1のプーリに巻回されて固定されるととも
に、第1の長尺部材の他端側が第2のプーリに巻回され
た後、中間プーリに巻回されて固定される。第2の長尺
部材84はその一端が第1のプーリに巻回されて固定さ
れるとともに、他端が中間プーリに巻回されて固定され
る。中間プーリは、その軸線方向に沿って分割されると
ともにそれら分割された各分割プーリは相対回転可能と
され、それら分割プーリの間に弾性部材が介装される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭い開口部にハン
ドを挿入することができる工業用ロボットに関する。
ドを挿入することができる工業用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造工程において、例えばウェ
ハーに成膜処理を行う工程では、ウェハーが格納される
カセット室と、ウェハーに成膜を行う成膜室と、これら
の間のに配されかつロボットを有する搬送室とを具備す
る装置を用いて、搬送室のロボットでカセット室からウ
ェハーを取り出して成膜室に設置し、この成膜室で成膜
処理を行う方法が採用されている。このような装置にお
いて採用されるロボットとして、基端側が鉛直軸回りに
回転自在に設けられた第1アームと、この第1アームの
先端側に基端側が鉛直軸回りに回転自在に設けられた第
2アームと、この第2アームの先端側に鉛直軸回りに回
転自在に設けられた手首部と、該手首部に設けられたハ
ンドとを有するスカラ形のもので、第1アームおよび第
2アームを連動して回動させることにより手首部を一定
姿勢で直線的に前後進させる構造のものがある。このロ
ボットは、手首部の前進方向をカセット室方向に向け該
手首部を前進させて、これと一体に設けられたハンドに
よりカセット室のウェハーを取り出し、手首部を後退さ
せた状態で手首部の移動方向を成膜室方向に向け、手首
部を再び前進させて成膜室にハンドで支持したウェハー
を載置させるようになっている。
ハーに成膜処理を行う工程では、ウェハーが格納される
カセット室と、ウェハーに成膜を行う成膜室と、これら
の間のに配されかつロボットを有する搬送室とを具備す
る装置を用いて、搬送室のロボットでカセット室からウ
ェハーを取り出して成膜室に設置し、この成膜室で成膜
処理を行う方法が採用されている。このような装置にお
いて採用されるロボットとして、基端側が鉛直軸回りに
回転自在に設けられた第1アームと、この第1アームの
先端側に基端側が鉛直軸回りに回転自在に設けられた第
2アームと、この第2アームの先端側に鉛直軸回りに回
転自在に設けられた手首部と、該手首部に設けられたハ
ンドとを有するスカラ形のもので、第1アームおよび第
2アームを連動して回動させることにより手首部を一定
姿勢で直線的に前後進させる構造のものがある。このロ
ボットは、手首部の前進方向をカセット室方向に向け該
手首部を前進させて、これと一体に設けられたハンドに
よりカセット室のウェハーを取り出し、手首部を後退さ
せた状態で手首部の移動方向を成膜室方向に向け、手首
部を再び前進させて成膜室にハンドで支持したウェハー
を載置させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ウェハーの成
膜は高真空の状態の成膜室内に反応ガスを導入し電圧を
かけてプラズマを発生させることにより行われるもので
あり、成膜室に高真空状態を造り出すために搬送室と成
膜室との間および搬送室とカセット室との間にはそれぞ
れゲートバルブが設けられている。なお、このゲートバ
ルブは可能な限りコンパクトなものを採用した方が高真
空状態を造り出すウェハーの成膜上有利となる。
膜は高真空の状態の成膜室内に反応ガスを導入し電圧を
かけてプラズマを発生させることにより行われるもので
あり、成膜室に高真空状態を造り出すために搬送室と成
膜室との間および搬送室とカセット室との間にはそれぞ
れゲートバルブが設けられている。なお、このゲートバ
ルブは可能な限りコンパクトなものを採用した方が高真
空状態を造り出すウェハーの成膜上有利となる。
【0004】したがって、このようなウェハーに成膜処
理を行う工程等の真空雰囲気中で使用されるロボットに
あっては、以下のことが要求される。 真空中で放出するガス量が少ない。 真空中でできるだけ粉塵等のゴミを出さない。 コンパクトなゲートバルブと干渉しないよう、アー
ム先端ができるだけ薄く設定されている。
理を行う工程等の真空雰囲気中で使用されるロボットに
あっては、以下のことが要求される。 真空中で放出するガス量が少ない。 真空中でできるだけ粉塵等のゴミを出さない。 コンパクトなゲートバルブと干渉しないよう、アー
ム先端ができるだけ薄く設定されている。
【0005】ところで、従来一般に、ロボットのアーム
内に内蔵される、各軸間の回転力を伝達する手段とし
て、タイミングベルト、スチールベルト、スチールワイ
ヤ等がが用いられている。タイミングベルトは、ゴム、
プラスチック、あるいはグラスファイバなどで構成され
るが、ゴムやプラスチックは真空中で単位面積当たりの
ガス(水分、空気が多い)放出量が金属に比べ2桁ほど
多い。このため、10ー6torr程度の高真空中で作業
するロボットにタイミングベルトを使用すると、タイミ
ングベルトから放出されるガスにより、所要の真空度を
得るのに長時間を要し、極端な場合は真空ポンプの排気
速度より多くのガスを放出して必要真空度に到達しなく
なる。真空ポンプの排気速度を増せば対策はできるが、
装置価格及びランニングコストの増大を招く。このよう
な問題に対処するには、スチールベルトまたはスチール
ワイヤを用いればよい。放出ガスの多い、ゴムあるいは
プラスチック製等のタイミングベルトに替えて、ステン
レス製のスチールベルト、または、スチールワイヤを使
用すれば、放出ガスが少なく、ゴミ(摩耗粉)の発生も
少ないからである。
内に内蔵される、各軸間の回転力を伝達する手段とし
て、タイミングベルト、スチールベルト、スチールワイ
ヤ等がが用いられている。タイミングベルトは、ゴム、
プラスチック、あるいはグラスファイバなどで構成され
るが、ゴムやプラスチックは真空中で単位面積当たりの
ガス(水分、空気が多い)放出量が金属に比べ2桁ほど
多い。このため、10ー6torr程度の高真空中で作業
するロボットにタイミングベルトを使用すると、タイミ
ングベルトから放出されるガスにより、所要の真空度を
得るのに長時間を要し、極端な場合は真空ポンプの排気
速度より多くのガスを放出して必要真空度に到達しなく
なる。真空ポンプの排気速度を増せば対策はできるが、
装置価格及びランニングコストの増大を招く。このよう
な問題に対処するには、スチールベルトまたはスチール
ワイヤを用いればよい。放出ガスの多い、ゴムあるいは
プラスチック製等のタイミングベルトに替えて、ステン
レス製のスチールベルト、または、スチールワイヤを使
用すれば、放出ガスが少なく、ゴミ(摩耗粉)の発生も
少ないからである。
【0006】従来知られている、スチールベルトを利用
したロボットのアーム内の構造として図14及び図15
に示すものがある。これらの図において符号1はアーム
の基端側の回転軸に取り付けられた第1のプーリ、2は
アームの先端側の回転軸に取り付けられた第2のプーリ
である。これら両プーリ1,2間には、第1のスチール
ベルト3と第2のスチールベルト4が、両プーリ1,2
の軸線方向にずらされて、かつ互いに逆方向に巻き付け
られてネジ5,…により固定されている。なお、スチー
ルベルト3,4の各端部にはスポット溶接もしくはレー
ザ溶接によってネジ固定用の補強板6が取り付けられて
いる。また、このアームとこれにつながる他のアームと
を連動して作動させる関係上、第1のプーリ1の直径は
第2のプーリ2の直径の半分に設定されている。
したロボットのアーム内の構造として図14及び図15
に示すものがある。これらの図において符号1はアーム
の基端側の回転軸に取り付けられた第1のプーリ、2は
アームの先端側の回転軸に取り付けられた第2のプーリ
である。これら両プーリ1,2間には、第1のスチール
ベルト3と第2のスチールベルト4が、両プーリ1,2
の軸線方向にずらされて、かつ互いに逆方向に巻き付け
られてネジ5,…により固定されている。なお、スチー
ルベルト3,4の各端部にはスポット溶接もしくはレー
ザ溶接によってネジ固定用の補強板6が取り付けられて
いる。また、このアームとこれにつながる他のアームと
を連動して作動させる関係上、第1のプーリ1の直径は
第2のプーリ2の直径の半分に設定されている。
【0007】このようなアーム内構造によれば、第1の
プーリ1が時計回り方向へ回転するときは第2のスチー
ルベルト4を介して、また、第1のプーリ1が反時計回
り方向へ回転するときは第1のスチールベルト3を介し
てそれぞれ第2のプーリ2へ回転力を伝達され、その結
果第2のプーリ2が所定角度(第1のプーリ1の回転角
度の1/2)回転することとなる。このとき、例えば、
第1のプーリ1が図示の位置から時計回り方向へ回転す
るときには、補強板6が第1のプーリ1から離れようと
するか、若しくはネジ5の頭がスチールベルト3に接触
するまでの間回転可能となるから120度以上回転する
ことができ、また、反時計回り方向にも同様にして12
0度以上回転することができ、合計240度以上回転す
ることが可能となる。このように上記アーム内構造にあ
っては、第1のプーリ1に関し広い角度範囲に渡って回
転可能となる利点が得られる反面、次の欠点を伴う。
プーリ1が時計回り方向へ回転するときは第2のスチー
ルベルト4を介して、また、第1のプーリ1が反時計回
り方向へ回転するときは第1のスチールベルト3を介し
てそれぞれ第2のプーリ2へ回転力を伝達され、その結
果第2のプーリ2が所定角度(第1のプーリ1の回転角
度の1/2)回転することとなる。このとき、例えば、
第1のプーリ1が図示の位置から時計回り方向へ回転す
るときには、補強板6が第1のプーリ1から離れようと
するか、若しくはネジ5の頭がスチールベルト3に接触
するまでの間回転可能となるから120度以上回転する
ことができ、また、反時計回り方向にも同様にして12
0度以上回転することができ、合計240度以上回転す
ることが可能となる。このように上記アーム内構造にあ
っては、第1のプーリ1に関し広い角度範囲に渡って回
転可能となる利点が得られる反面、次の欠点を伴う。
【0008】すなわち、第2のプーリ2の高さが高くな
り、結果的に、該第2のプーリ2を収納するアーム先端
部分の厚さが厚くなってしまう。つまり、前記したの
ゲートバルブと干渉しないよう、アーム先端をできるだ
け薄く設定することができなくなってしまう欠点があ
る。この場合、幅の狭いスチールベルトを使用して、ア
ーム先端部分の厚さをできるだけ薄くすることも考えら
れるが、そのようにすると、ベルト剛性が低くなるた
め、固有振動数が低下し結果的に制御上好ましくない。
また、スチールベルト3,4の張力を一定に保つことが
できず、温度変化などでアーム長(両プーリ間距離)と
ベルト長との間の相対長さが変わるとベルト張力が変化
してしまうという別の欠点も伴う。
り、結果的に、該第2のプーリ2を収納するアーム先端
部分の厚さが厚くなってしまう。つまり、前記したの
ゲートバルブと干渉しないよう、アーム先端をできるだ
け薄く設定することができなくなってしまう欠点があ
る。この場合、幅の狭いスチールベルトを使用して、ア
ーム先端部分の厚さをできるだけ薄くすることも考えら
れるが、そのようにすると、ベルト剛性が低くなるた
め、固有振動数が低下し結果的に制御上好ましくない。
また、スチールベルト3,4の張力を一定に保つことが
できず、温度変化などでアーム長(両プーリ間距離)と
ベルト長との間の相対長さが変わるとベルト張力が変化
してしまうという別の欠点も伴う。
【0009】また、図16及び図17はスチールベルト
を利用した別のロボットのアーム内の構造を示すもので
ある。ここでは、スチールベルト11の一端が、第1の
プーリ12の下部に巻き付けられてネジ13により固定
され、また、このスチールベルト11は、この第1のプ
ーリ11から伸びて第2のプーリ14に巻き付けられ、
かつ、スチールベルト11の中央部分がネジ15により
固定される一方、さらにスチールベルト11の他端は第
2のプーリ14から伸びて再び第1のプーリ12の上部
に巻き付けられてその他端がネジ16により第1のプー
リ12に固定される。また、スチールベルト11は第1
及び第2のプーリ12,14の軸線に対してそれぞれ斜
めになるように傾斜して巻回される。さらに、スチール
ベルト11の中央部及び両端部にはそれぞれネジ止め用
の補強板17,…がスポット溶接、もしくはレーザ溶接
により固定される。
を利用した別のロボットのアーム内の構造を示すもので
ある。ここでは、スチールベルト11の一端が、第1の
プーリ12の下部に巻き付けられてネジ13により固定
され、また、このスチールベルト11は、この第1のプ
ーリ11から伸びて第2のプーリ14に巻き付けられ、
かつ、スチールベルト11の中央部分がネジ15により
固定される一方、さらにスチールベルト11の他端は第
2のプーリ14から伸びて再び第1のプーリ12の上部
に巻き付けられてその他端がネジ16により第1のプー
リ12に固定される。また、スチールベルト11は第1
及び第2のプーリ12,14の軸線に対してそれぞれ斜
めになるように傾斜して巻回される。さらに、スチール
ベルト11の中央部及び両端部にはそれぞれネジ止め用
の補強板17,…がスポット溶接、もしくはレーザ溶接
により固定される。
【0010】このようなアーム内構造によれば、前記し
た図14,図15に示す従来例と同様に、広い角度範囲
に渡って第1のプーリ11が回転可能となる利点に加え
て、アーム先端をできるだけ薄く設定できるという利点
も持つ。しかしながら、この構造においても、ベルト1
1の張力を一定に保つことができない欠点は解消されて
おらず、加えて、回転状況に応じて第2のプーリ14に
対するスチールベルト11の巻回位置が変動し(第2の
プーリ14の軸線方向にずれてしまい)、スチールベル
ト11の張力による第2のプーリ14の押圧点が上下方
向に変動することから、結果的に、回転力の伝達が良好
に行えない、あるいは第2プーリ14を支持している軸
の撓み量が変化してしまうといった別の欠点を伴う。
た図14,図15に示す従来例と同様に、広い角度範囲
に渡って第1のプーリ11が回転可能となる利点に加え
て、アーム先端をできるだけ薄く設定できるという利点
も持つ。しかしながら、この構造においても、ベルト1
1の張力を一定に保つことができない欠点は解消されて
おらず、加えて、回転状況に応じて第2のプーリ14に
対するスチールベルト11の巻回位置が変動し(第2の
プーリ14の軸線方向にずれてしまい)、スチールベル
ト11の張力による第2のプーリ14の押圧点が上下方
向に変動することから、結果的に、回転力の伝達が良好
に行えない、あるいは第2プーリ14を支持している軸
の撓み量が変化してしまうといった別の欠点を伴う。
【0011】さらに、図18及び図19はスチールワイ
ヤを利用したさらに別のロボットのアーム内の構造を示
すものである。ここでは、第1のプーリ21にはワイヤ
22の一端がネジ23により固定され、ワイヤ22は、
第1のプーリ21からテンションプーリ24、第1のプ
ーリ21、第2のプーリ25、第1のプーリ21,テン
ションプーリ24に順に巻き付けられ、さらに第1のプ
ーリ21に巻き付けられてその他端がネジ26によって
固定される。また、ワイヤ22の中間部は第2のプーリ
25にネジ27により固定される。
ヤを利用したさらに別のロボットのアーム内の構造を示
すものである。ここでは、第1のプーリ21にはワイヤ
22の一端がネジ23により固定され、ワイヤ22は、
第1のプーリ21からテンションプーリ24、第1のプ
ーリ21、第2のプーリ25、第1のプーリ21,テン
ションプーリ24に順に巻き付けられ、さらに第1のプ
ーリ21に巻き付けられてその他端がネジ26によって
固定される。また、ワイヤ22の中間部は第2のプーリ
25にネジ27により固定される。
【0012】上記構成のアームでは、アームの基端側が
回転されると第1のプーリ21が回転され、その回転が
テンションプーリ24を介して第2のプーリ25に伝達
される。この第1のプーリ21の回転力の第2のプーリ
25への伝達は、第1のプーリ21が図18における時
計回り方向に回転したときでもあるいは逆に反時計回り
方向に回転したときでも同様に行われる。そして、この
構造では、回転力の伝達に際し、両プーリ21,25と
テンションワイヤ22との間のすべりの発生を防止し、
しかも、ワイヤ22が伸びても第1のプーリ21から第
2のプーリ25への伝達角度が変化しないように工夫さ
れている。また、ワイヤ22の張力調整は、図19に示
すようにテンションプーリ24を、該テンションプーリ
24に取り付けたブラケット28に連設されるネジ28
a、アームに固定されたヒンジ29、及びダブルナット
30を介して、図19において左右方向に移動させるこ
とにより行なわれる。
回転されると第1のプーリ21が回転され、その回転が
テンションプーリ24を介して第2のプーリ25に伝達
される。この第1のプーリ21の回転力の第2のプーリ
25への伝達は、第1のプーリ21が図18における時
計回り方向に回転したときでもあるいは逆に反時計回り
方向に回転したときでも同様に行われる。そして、この
構造では、回転力の伝達に際し、両プーリ21,25と
テンションワイヤ22との間のすべりの発生を防止し、
しかも、ワイヤ22が伸びても第1のプーリ21から第
2のプーリ25への伝達角度が変化しないように工夫さ
れている。また、ワイヤ22の張力調整は、図19に示
すようにテンションプーリ24を、該テンションプーリ
24に取り付けたブラケット28に連設されるネジ28
a、アームに固定されたヒンジ29、及びダブルナット
30を介して、図19において左右方向に移動させるこ
とにより行なわれる。
【0013】この構造では、ワイヤ22が均一に伸びる
ものとすれば、ワイヤ22の伸びの影響は左右対称にな
り、角度伝達誤差を発生しない利点を有する反面、張力
自動調整手段を有しないことからスチールワイヤ22が
熱膨張、あるいは経時変化で伸びる場合、スチールワイ
ヤ22の張力が変化してしまう欠点がある。このような
欠点は、例えば、テンションプーリ24をバネを介して
ネジ28aで引っ張るように構成すれば解決される。し
かしながら、この場合ワイヤ22が伸びると、第1プー
リ21とテンションプーリ24の距離が長くなり、その
結果、第1プーリ21に巻き付いているワイヤ部分です
べりを生じ、結果的に摩耗粉が発生することが懸念され
る。
ものとすれば、ワイヤ22の伸びの影響は左右対称にな
り、角度伝達誤差を発生しない利点を有する反面、張力
自動調整手段を有しないことからスチールワイヤ22が
熱膨張、あるいは経時変化で伸びる場合、スチールワイ
ヤ22の張力が変化してしまう欠点がある。このような
欠点は、例えば、テンションプーリ24をバネを介して
ネジ28aで引っ張るように構成すれば解決される。し
かしながら、この場合ワイヤ22が伸びると、第1プー
リ21とテンションプーリ24の距離が長くなり、その
結果、第1プーリ21に巻き付いているワイヤ部分です
べりを生じ、結果的に摩耗粉が発生することが懸念され
る。
【0014】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、アームの一方側(先
端側)の厚さを薄くすることができ、しかも、いかなる
回転状況においてもプーリ等の回転体の回転位置によっ
てベルト等の長尺部材の巻回位置が回転体の軸線方向に
変動することがなく、回転力の良好な伝達が行える工業
用ロボットを提供することにある。また、温度変化等の
外乱がある場合でも、長尺部材と回転体との間にすべり
を生じさせることなく、長尺部材の張力をほぼ一定に保
つことができる工業用ロボットを提供することも目的と
する。
であり、その目的とするところは、アームの一方側(先
端側)の厚さを薄くすることができ、しかも、いかなる
回転状況においてもプーリ等の回転体の回転位置によっ
てベルト等の長尺部材の巻回位置が回転体の軸線方向に
変動することがなく、回転力の良好な伝達が行える工業
用ロボットを提供することにある。また、温度変化等の
外乱がある場合でも、長尺部材と回転体との間にすべり
を生じさせることなく、長尺部材の張力をほぼ一定に保
つことができる工業用ロボットを提供することも目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の工業用ロボットは、基端側
に第1の回転体が先端側に第2の回転体がそれぞれ設け
られ、それら両回転体間の回転力が第1,第2の長尺部
材を介して伝達されるアームを備える工業用ロボットで
あって、前記第1の回転体と前記第2の回転体との間に
中間回転体が設けられ、前記第1の長尺部材の一端が前
記第1の回転体と第2の回転体とのいずれか一方側の回
転体に巻回されて固定されるとともに、該第1の長尺部
材の中間部が前記第1の回転体と第2の回転体のうちの
他方側の回転体に巻回され、さらに第1の長尺部材の他
端が前記中間回転体に巻回されて固定され、前記第2の
長尺部材は第1の長尺部材に対し前記一方側の回転体及
び中間回転体の軸線方向にずらして配置され、かつ、該
第2の長尺部材の一端が前記一方側の回転体に前記第1
の長尺部材の巻回方向とは逆方向に巻回されて固定され
るとともに、該第2の長尺部材の他端が前記中間回転体
に前記第1の長尺部材の他端の巻回方向とは逆方向に巻
回されて固定されていることを特徴としている。これに
より、第1の回転体と第2の回転体のうちの他方をアー
ムの先端側に配置することによって、アーム先端側の厚
さを薄くすることができる。また、第1の回転体あるい
は第2の回転体がいかなる回転状況にあっても、長尺部
材のそれら回転体への巻回位置が変動することがなく、
このため回転力の良好な伝達が行えるとともに、回転体
を支持している軸の撓み量の変化を押さえることができ
る。
め、本発明の請求項1記載の工業用ロボットは、基端側
に第1の回転体が先端側に第2の回転体がそれぞれ設け
られ、それら両回転体間の回転力が第1,第2の長尺部
材を介して伝達されるアームを備える工業用ロボットで
あって、前記第1の回転体と前記第2の回転体との間に
中間回転体が設けられ、前記第1の長尺部材の一端が前
記第1の回転体と第2の回転体とのいずれか一方側の回
転体に巻回されて固定されるとともに、該第1の長尺部
材の中間部が前記第1の回転体と第2の回転体のうちの
他方側の回転体に巻回され、さらに第1の長尺部材の他
端が前記中間回転体に巻回されて固定され、前記第2の
長尺部材は第1の長尺部材に対し前記一方側の回転体及
び中間回転体の軸線方向にずらして配置され、かつ、該
第2の長尺部材の一端が前記一方側の回転体に前記第1
の長尺部材の巻回方向とは逆方向に巻回されて固定され
るとともに、該第2の長尺部材の他端が前記中間回転体
に前記第1の長尺部材の他端の巻回方向とは逆方向に巻
回されて固定されていることを特徴としている。これに
より、第1の回転体と第2の回転体のうちの他方をアー
ムの先端側に配置することによって、アーム先端側の厚
さを薄くすることができる。また、第1の回転体あるい
は第2の回転体がいかなる回転状況にあっても、長尺部
材のそれら回転体への巻回位置が変動することがなく、
このため回転力の良好な伝達が行えるとともに、回転体
を支持している軸の撓み量の変化を押さえることができ
る。
【0016】請求項2記載の工業用ロボットは、前記中
間回転体は、その軸線方向に沿って一端側と他端側に分
割されるとともにそれら分割された各中間分割回転体は
相対回転可能とされ、両中間分割回転体の間にはそれら
両回転体の相対回転位置を規制する弾性部材が介装され
ていることを特徴としている。これにより、温度変化等
の外乱がある場合でも、中間分割回転体の間に介装され
た弾性部材が変位して、スチールベルト等の長尺部材の
長さの変化を吸収するため、それら長尺部材と回転体と
の間にすべりを生じさせることなく、長尺部材の張力を
ほぼ一定に保つことができる。
間回転体は、その軸線方向に沿って一端側と他端側に分
割されるとともにそれら分割された各中間分割回転体は
相対回転可能とされ、両中間分割回転体の間にはそれら
両回転体の相対回転位置を規制する弾性部材が介装され
ていることを特徴としている。これにより、温度変化等
の外乱がある場合でも、中間分割回転体の間に介装され
た弾性部材が変位して、スチールベルト等の長尺部材の
長さの変化を吸収するため、それら長尺部材と回転体と
の間にすべりを生じさせることなく、長尺部材の張力を
ほぼ一定に保つことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図11を参照して説明する。図1は真空中で半導体用
ウエハーを搬送するための工業用ロボットの構造を示す
図である。工業用ロボット30は、フランジ31によ
り、真空室の床面に固定設置される。フランジ31の下
面にはシール用のOリング(図示略)が取り付けられ、
このOリングを介して図2における上側の真空部と下側
の大気部との間をシールする。アーム駆動用のモータお
よび減速機は大気側に存するベース32内に収納され
る。ロボットアームは円筒座標系(R−θ)で制御され
るが、θ駆動軸、およびR駆動軸はフランジ31内に設
けられた、2軸の磁性流体シールを介して真空室側に導
出され、真空室側に配される第1アーム34及び第2ア
ーム36からなるアーム33を駆動する。
〜図11を参照して説明する。図1は真空中で半導体用
ウエハーを搬送するための工業用ロボットの構造を示す
図である。工業用ロボット30は、フランジ31によ
り、真空室の床面に固定設置される。フランジ31の下
面にはシール用のOリング(図示略)が取り付けられ、
このOリングを介して図2における上側の真空部と下側
の大気部との間をシールする。アーム駆動用のモータお
よび減速機は大気側に存するベース32内に収納され
る。ロボットアームは円筒座標系(R−θ)で制御され
るが、θ駆動軸、およびR駆動軸はフランジ31内に設
けられた、2軸の磁性流体シールを介して真空室側に導
出され、真空室側に配される第1アーム34及び第2ア
ーム36からなるアーム33を駆動する。
【0018】ここで、θ軸モータの出力軸の回転は、θ
軸減速機により、1/100〜1/200に減速され、
θ駆動軸に結合される。R軸モータおよびR軸減速機は
上記θ駆動軸上に設けられ、R軸モータの出力軸の回転
はR軸減速機によりやはり1/100〜1/200に減
速され、R駆動軸(以上図示略)に結合される。このよ
うな構成により、R駆動軸の回転角度はθ回転角度+R
回転角度として伝達される。
軸減速機により、1/100〜1/200に減速され、
θ駆動軸に結合される。R軸モータおよびR軸減速機は
上記θ駆動軸上に設けられ、R軸モータの出力軸の回転
はR軸減速機によりやはり1/100〜1/200に減
速され、R駆動軸(以上図示略)に結合される。このよ
うな構成により、R駆動軸の回転角度はθ回転角度+R
回転角度として伝達される。
【0019】第1アーム34はθ回転軸35を中心に回
転するように、フランジ31にベアリングを介して支持
され、第2アーム36は第1アーム34に固定された関
節軸37を中心に回転するようにベアリングを介して支
持される。また、手首38は第2アーム36に固定され
た手首回転軸39を中心に回転するようにベアリングを
介して支持される。ワークWは手首38に自重により乗
っており、手首38との摩擦力により搬送される。ここ
で、後述の理由により一般には、θ回転軸35と関節軸
37間、関節軸37と手首回転軸39間、および手首回
転軸39とワーク中心位置P間の軸間距離Lは全て等し
く設定される(図1参照)。
転するように、フランジ31にベアリングを介して支持
され、第2アーム36は第1アーム34に固定された関
節軸37を中心に回転するようにベアリングを介して支
持される。また、手首38は第2アーム36に固定され
た手首回転軸39を中心に回転するようにベアリングを
介して支持される。ワークWは手首38に自重により乗
っており、手首38との摩擦力により搬送される。ここ
で、後述の理由により一般には、θ回転軸35と関節軸
37間、関節軸37と手首回転軸39間、および手首回
転軸39とワーク中心位置P間の軸間距離Lは全て等し
く設定される(図1参照)。
【0020】次いで、このロボットの動作原理について
説明する。図3は座標系についての説明である。円筒座
標(Rーθ座標)の原点0はθ回転軸35上にある。手
首回転中心軸39の位置がRーθ座標で定義される。θ
角度は手首回転軸39の方向、R座標は手首回転軸39
の半径方向の移動距離であるが、第1アーム34の回転
角度で表示してある。手首38の角度は常にθ方向を向
くように構成されているので、ワークWの中心位置Pは
図3中矢印の先端で示した位置になる。また、そのとき
の半径を1点鎖線で示してある。
説明する。図3は座標系についての説明である。円筒座
標(Rーθ座標)の原点0はθ回転軸35上にある。手
首回転中心軸39の位置がRーθ座標で定義される。θ
角度は手首回転軸39の方向、R座標は手首回転軸39
の半径方向の移動距離であるが、第1アーム34の回転
角度で表示してある。手首38の角度は常にθ方向を向
くように構成されているので、ワークWの中心位置Pは
図3中矢印の先端で示した位置になる。また、そのとき
の半径を1点鎖線で示してある。
【0021】R座標軸での後退端は搬送室の直径では制
限され、第1アーム34のR回転角度が−30度のとき
に、第1アーム34、第2アーム36、および手首38
が正三角形を作る。そのとき、ワーク中心位置Pは原点
0(θ回転軸35)上にある。また、R座標軸の前進端
は第1アーム34の回転角が90度の時で、第1アーム
34、第2アーム36、および手首38が一直線にな
り、ワーク中心位置Pは原点0から3Lの位置になる。
なお、第1アーム34および第2アーム36の内部構造
については後ほど詳しく説明する。
限され、第1アーム34のR回転角度が−30度のとき
に、第1アーム34、第2アーム36、および手首38
が正三角形を作る。そのとき、ワーク中心位置Pは原点
0(θ回転軸35)上にある。また、R座標軸の前進端
は第1アーム34の回転角が90度の時で、第1アーム
34、第2アーム36、および手首38が一直線にな
り、ワーク中心位置Pは原点0から3Lの位置になる。
なお、第1アーム34および第2アーム36の内部構造
については後ほど詳しく説明する。
【0022】図5は上記ロボットを設置するクラスタ構
成の半導体製造装置の説明図である。搬送室50を中心
にして、ウエハーの搬入/搬出を行なうロードロック室
51およびウエハーにプロセス処理を行うプロセス処理
室52〜54が放射状に配置されている。図では4方向
の構成例を示したが、6方向の構成でもよい。また、必
ずしも等角度ピッチとは限らず、各処理装置の都合によ
りレイアウトされる。各室50〜54は独立の排気装置
により、各プロセス処理室の必要に応じて10 -2〜10
-8torr程度の真空に排気される。各プロセス処理室
50〜54の直径DT,DPを小さくすることにより、装
置全体の設置面積を削減でき、また真空排気時間の短
縮、排気設備の小形化、および運動動力の削減が得られ
る。
成の半導体製造装置の説明図である。搬送室50を中心
にして、ウエハーの搬入/搬出を行なうロードロック室
51およびウエハーにプロセス処理を行うプロセス処理
室52〜54が放射状に配置されている。図では4方向
の構成例を示したが、6方向の構成でもよい。また、必
ずしも等角度ピッチとは限らず、各処理装置の都合によ
りレイアウトされる。各室50〜54は独立の排気装置
により、各プロセス処理室の必要に応じて10 -2〜10
-8torr程度の真空に排気される。各プロセス処理室
50〜54の直径DT,DPを小さくすることにより、装
置全体の設置面積を削減でき、また真空排気時間の短
縮、排気設備の小形化、および運動動力の削減が得られ
る。
【0023】ロボット30は搬送室50の中心にθ回転
軸35を合わせて設置され、搬送室50と各室51〜5
4の間には各々ゲート弁56〜59が設けられており、
ロボット30はゲート弁56〜59の開口部を通して、
各室51〜54との間でウエハー(ワークW)を搬送す
る。ここで、θ座標の原点方向(θ=0度)はロードロ
ック室51の中心方向、R座標での位置はワーク中心P
を仮想してθ回転軸35をR=0とし、ロードロック室
51の中心の座標を(R,θ)=(3L,0)、プロセ
ス処理室52の中心座標を(3L,90)とする。以
下、この座標に基づき、ロードロック室51からプロセ
ス処理室52へウエハ−Wを搬送する場合を例とってロ
ボット30の搬送動作を説明する。
軸35を合わせて設置され、搬送室50と各室51〜5
4の間には各々ゲート弁56〜59が設けられており、
ロボット30はゲート弁56〜59の開口部を通して、
各室51〜54との間でウエハー(ワークW)を搬送す
る。ここで、θ座標の原点方向(θ=0度)はロードロ
ック室51の中心方向、R座標での位置はワーク中心P
を仮想してθ回転軸35をR=0とし、ロードロック室
51の中心の座標を(R,θ)=(3L,0)、プロセ
ス処理室52の中心座標を(3L,90)とする。以
下、この座標に基づき、ロードロック室51からプロセ
ス処理室52へウエハ−Wを搬送する場合を例とってロ
ボット30の搬送動作を説明する。
【0024】<R=0に移動する。>まず、R軸モータ
を駆動させてR駆動軸を回転させ、手首38上に載置さ
れる仮想ワーク中心位置Pをθ回転軸35に一致させ
る。このときθ駆動軸の回転角度は問わない。 <仮想ワーク中心位置を(0,0)に移動する>R駆動
軸はそのままとし、θ軸モータを駆動させてθ駆動軸を
回転させ、仮想ワーク中心位置を(0,0)に移動設定
する。 <仮想ワーク中心位置を(3L,0)に移動する>θ駆
動軸はそのままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸
を回転させ、仮想ワーク中心位置を(3L,0)に移動
設定する。そして、この位置で手首38によってでウエ
ハ−Wを受け取る。 <ワーク中心位置を(0,0)に戻す>θ駆動軸はその
ままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸を回転さ
せ、手首38にウエハーWを載置したままワーク中心位
置を(0,0)に移動させて戻す。 <ワーク中心位置を(0,90)に移動する>R駆動軸
はそのままとし、θ軸モータを駆動させてθ駆動軸を回
転させ、ワーク中心位置を(0,90)に移動する。 <ワーク中心位置を(3L,90)に移動する>θ駆動
軸はそのままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸を
回転させ、ワーク中心位置を(3L,90)に移動す
る。そこで、手首38上に載置してあるウエハーWをプ
ロセス処理室52上へ引き渡す。 <仮想ワーク中心位置を(0,90)に移動する>θ駆
動軸はそのままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸
を回転させ、仮想ワーク中心位置を(0,90)に再び
移動させる。
を駆動させてR駆動軸を回転させ、手首38上に載置さ
れる仮想ワーク中心位置Pをθ回転軸35に一致させ
る。このときθ駆動軸の回転角度は問わない。 <仮想ワーク中心位置を(0,0)に移動する>R駆動
軸はそのままとし、θ軸モータを駆動させてθ駆動軸を
回転させ、仮想ワーク中心位置を(0,0)に移動設定
する。 <仮想ワーク中心位置を(3L,0)に移動する>θ駆
動軸はそのままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸
を回転させ、仮想ワーク中心位置を(3L,0)に移動
設定する。そして、この位置で手首38によってでウエ
ハ−Wを受け取る。 <ワーク中心位置を(0,0)に戻す>θ駆動軸はその
ままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸を回転さ
せ、手首38にウエハーWを載置したままワーク中心位
置を(0,0)に移動させて戻す。 <ワーク中心位置を(0,90)に移動する>R駆動軸
はそのままとし、θ軸モータを駆動させてθ駆動軸を回
転させ、ワーク中心位置を(0,90)に移動する。 <ワーク中心位置を(3L,90)に移動する>θ駆動
軸はそのままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸を
回転させ、ワーク中心位置を(3L,90)に移動す
る。そこで、手首38上に載置してあるウエハーWをプ
ロセス処理室52上へ引き渡す。 <仮想ワーク中心位置を(0,90)に移動する>θ駆
動軸はそのままとし、R軸モータを駆動させてR駆動軸
を回転させ、仮想ワーク中心位置を(0,90)に再び
移動させる。
【0025】以上の動作の特徴は、R駆動軸とθ駆動軸
が同時に動作することがないこと、およびθ駆動軸動作
時はR駆動軸は後退端(R=0)にあることの2点であ
る。θ駆動軸動作時にワークWの中心位置Pがθ回転軸
35中心にあるため、ワークWの回転の慣性能が最小に
なる。このことは真空中で吸着手段がなく、手首38と
ワークWの摩擦力でしかワークWを搬送できないロボッ
ト30にとって重要なメリットであり、当該ロボットに
よれば、この長所と旋回半径が小さくできる利点が得ら
れる。
が同時に動作することがないこと、およびθ駆動軸動作
時はR駆動軸は後退端(R=0)にあることの2点であ
る。θ駆動軸動作時にワークWの中心位置Pがθ回転軸
35中心にあるため、ワークWの回転の慣性能が最小に
なる。このことは真空中で吸着手段がなく、手首38と
ワークWの摩擦力でしかワークWを搬送できないロボッ
ト30にとって重要なメリットであり、当該ロボットに
よれば、この長所と旋回半径が小さくできる利点が得ら
れる。
【0026】ここで、ゲート弁56〜59の開口部形状
については、業界標準として規格が定められており、例
えば12インチのウエハーを取り扱う装置の場合には、
図6に示すように取り合い面60の開口形状が推奨され
ている。さらに、上記規格では、ロードロック室51、
およびプロセス処理室52〜54とのウエハーWの授受
のため、上下に6mm隔たった2つ面の高さが指定され
ており、図5に示すようにロボット30の手首38だけ
でなく、第2アーム36の先端もゲート弁57の開口部
から、プロセス処理室52の内部に挿入する場合には、
第2アーム36の先端部下面から手首38およびワーク
Wの上面高さ(厚み)は所定値(例えば、23mm)程
度に制限される。
については、業界標準として規格が定められており、例
えば12インチのウエハーを取り扱う装置の場合には、
図6に示すように取り合い面60の開口形状が推奨され
ている。さらに、上記規格では、ロードロック室51、
およびプロセス処理室52〜54とのウエハーWの授受
のため、上下に6mm隔たった2つ面の高さが指定され
ており、図5に示すようにロボット30の手首38だけ
でなく、第2アーム36の先端もゲート弁57の開口部
から、プロセス処理室52の内部に挿入する場合には、
第2アーム36の先端部下面から手首38およびワーク
Wの上面高さ(厚み)は所定値(例えば、23mm)程
度に制限される。
【0027】次に、アーム33の内部構造について説明
する。図7に示すように、第1アーム34内には、駆動
側プーリ71と、従動側プーリ72と、それら両プーリ
71,72間に中間プーリ73が配置され、それらプー
リ71,72,73間に2つに分割された第1,第2の
スチールベルト74,75が巻回されている。なお、第
1,第2スチールベルト74,75のプーリ71,7
2,73への巻回構造は、後述する第1、第2スチール
ベルト84,85のプーリ81,82,83への巻回構
造と同様であり、後ほど詳しく説明する。
する。図7に示すように、第1アーム34内には、駆動
側プーリ71と、従動側プーリ72と、それら両プーリ
71,72間に中間プーリ73が配置され、それらプー
リ71,72,73間に2つに分割された第1,第2の
スチールベルト74,75が巻回されている。なお、第
1,第2スチールベルト74,75のプーリ71,7
2,73への巻回構造は、後述する第1、第2スチール
ベルト84,85のプーリ81,82,83への巻回構
造と同様であり、後ほど詳しく説明する。
【0028】ここで、駆動側プーリ71は前記フランジ
31内の磁性流体シールを介してθ駆動軸に連結され、
中心はθ回転軸35に一致しており、直径は2Dであ
る。従動側プーリ72は直径が駆動側プーリ71の直径
の1/2であるDに設定されて関節軸37を中心に回転
可能とされ、第2アーム36に結合される。第1,第2
のスチールベルト74,75は駆動側プーリ71と第1
アーム34の相対角度(R軸回転角度=(θ+θ)−
θ)を従動側プーリ72に2倍にして伝達する。このよ
うに構成すると、第1アーム34と第2アーム36の相
対角度はR軸回転角度の2倍になり、第2アーム第2プ
ーリ4先端の手首回転軸39は直線(R座標軸)上を移
動する。
31内の磁性流体シールを介してθ駆動軸に連結され、
中心はθ回転軸35に一致しており、直径は2Dであ
る。従動側プーリ72は直径が駆動側プーリ71の直径
の1/2であるDに設定されて関節軸37を中心に回転
可能とされ、第2アーム36に結合される。第1,第2
のスチールベルト74,75は駆動側プーリ71と第1
アーム34の相対角度(R軸回転角度=(θ+θ)−
θ)を従動側プーリ72に2倍にして伝達する。このよ
うに構成すると、第1アーム34と第2アーム36の相
対角度はR軸回転角度の2倍になり、第2アーム第2プ
ーリ4先端の手首回転軸39は直線(R座標軸)上を移
動する。
【0029】第2アーム36内にも前記した第1アーム
内と同様に駆動側プーリ81と、従動側プーリ82と、
それら両プーリ81,82間に中間プーリ83が配置さ
れ、それらプーリ81,82,83間に2つに分割され
た第1,第2のスチールベルト84,85がそれぞれ巻
回されている。
内と同様に駆動側プーリ81と、従動側プーリ82と、
それら両プーリ81,82間に中間プーリ83が配置さ
れ、それらプーリ81,82,83間に2つに分割され
た第1,第2のスチールベルト84,85がそれぞれ巻
回されている。
【0030】ここで、駆動側プーリ81は第1アーム3
4に固定され、直径は前記Dよりも小さい値dに設定さ
れ、中心は関節軸37上にある。従動側プーリ82は手
首38に固定されている。従動側プーリ82の直径は駆
動側プーリ81の2倍(2d)で、手首回転軸39を中
心に回転する。第1,第2のスチールベルト84,85
は第2アーム36と駆動側プーリ81の相対角度(R軸
回転角度の2倍)を1/2倍して従動側プーリ82に伝
達する。このように構成することにより、手首38の方
向は常にθ方向に一致する。つまり、手首回転軸39か
らLの距離で、手首38の回転方向の位置は常にR座標
軸上にあるので、ワークWの中心位置Pがこの軸上にあ
れば、ロボット30はワークWを動作範囲内の位置に、
R−θ座標にしたがって搬送できることとなる。
4に固定され、直径は前記Dよりも小さい値dに設定さ
れ、中心は関節軸37上にある。従動側プーリ82は手
首38に固定されている。従動側プーリ82の直径は駆
動側プーリ81の2倍(2d)で、手首回転軸39を中
心に回転する。第1,第2のスチールベルト84,85
は第2アーム36と駆動側プーリ81の相対角度(R軸
回転角度の2倍)を1/2倍して従動側プーリ82に伝
達する。このように構成することにより、手首38の方
向は常にθ方向に一致する。つまり、手首回転軸39か
らLの距離で、手首38の回転方向の位置は常にR座標
軸上にあるので、ワークWの中心位置Pがこの軸上にあ
れば、ロボット30はワークWを動作範囲内の位置に、
R−θ座標にしたがって搬送できることとなる。
【0031】前記第1、第2スチールベルト84,85
のプーリ81,82,83への巻回構造について詳しく
説明すると、図8および図9に示すように、前記駆動側
プーリ(第1のプーリ)81と前記従動側プーリ(第2
のプーリ)82との間には中間プーリ83が、その軸線
を両プーリ81,82の軸線と平行になるように配置さ
れている。また、第1,第2のスチールベルト84,8
5は、それらプーリ81,82,83の軸線に直交する
ように配置されるとともに、該プーリ81,82,83
の軸線方向にずらされて配置される。つまり、長い方で
ある第1のスチールベルト84は図9に示すように駆動
側プーリ81の上部に配置され、短い方である第2のス
チールベルト85は駆動側プーリ81の下部に配置され
る。そして、これら第1,第2のスチールベルト84,
85は、駆動側プーリ81および中間プーリ83に対し
てそれぞれ互いに逆方向に巻回される。
のプーリ81,82,83への巻回構造について詳しく
説明すると、図8および図9に示すように、前記駆動側
プーリ(第1のプーリ)81と前記従動側プーリ(第2
のプーリ)82との間には中間プーリ83が、その軸線
を両プーリ81,82の軸線と平行になるように配置さ
れている。また、第1,第2のスチールベルト84,8
5は、それらプーリ81,82,83の軸線に直交する
ように配置されるとともに、該プーリ81,82,83
の軸線方向にずらされて配置される。つまり、長い方で
ある第1のスチールベルト84は図9に示すように駆動
側プーリ81の上部に配置され、短い方である第2のス
チールベルト85は駆動側プーリ81の下部に配置され
る。そして、これら第1,第2のスチールベルト84,
85は、駆動側プーリ81および中間プーリ83に対し
てそれぞれ互いに逆方向に巻回される。
【0032】具体的には、前記上側に配される第1のス
チールベルト84の一端は前記駆動側プーリ81に図8
において反時計回り方向に巻回され、該第1のスチール
ベルト84の先端に取り付けられた補強部材87がネジ
88によって駆動側プーリ81の上部に固定される。ま
た、第1のスチールベルト84の中間部分は従動側プー
リ82に巻回されるとともに、該中間部分に取り付けら
れた補強部材89がネジ90によって従動側プーリ82
に固定される。さらに、第1のスチールベルト84の他
端は、前記中間プーリ83の上部に、図8における時計
回り方向に巻回されて、第1のスチールベルト84の先
端に取り付けられた補強部材92がネジ93によって中
間プーリ83に固定される。
チールベルト84の一端は前記駆動側プーリ81に図8
において反時計回り方向に巻回され、該第1のスチール
ベルト84の先端に取り付けられた補強部材87がネジ
88によって駆動側プーリ81の上部に固定される。ま
た、第1のスチールベルト84の中間部分は従動側プー
リ82に巻回されるとともに、該中間部分に取り付けら
れた補強部材89がネジ90によって従動側プーリ82
に固定される。さらに、第1のスチールベルト84の他
端は、前記中間プーリ83の上部に、図8における時計
回り方向に巻回されて、第1のスチールベルト84の先
端に取り付けられた補強部材92がネジ93によって中
間プーリ83に固定される。
【0033】下側の前記第2のスチールベルト85の一
端は前記駆動側プーリ81に図8において時計回り方向
(前記第1のスチールベルト85の巻回方向とは逆方
向)に巻回され、該第2のスチールベルト85の先端に
取り付けられた補強部材(図示略)がネジ95によって
駆動側プーリ81の下部に固定される。また、第2のス
チールベルト85の他端は、前記中間プーリ83の下部
に図8において反時計回り方向に巻回され、第2のスチ
ールベルト84の先端に取り付けられた補強部材(図示
略)がネジ97によって中間プーリ83に固定される。
端は前記駆動側プーリ81に図8において時計回り方向
(前記第1のスチールベルト85の巻回方向とは逆方
向)に巻回され、該第2のスチールベルト85の先端に
取り付けられた補強部材(図示略)がネジ95によって
駆動側プーリ81の下部に固定される。また、第2のス
チールベルト85の他端は、前記中間プーリ83の下部
に図8において反時計回り方向に巻回され、第2のスチ
ールベルト84の先端に取り付けられた補強部材(図示
略)がネジ97によって中間プーリ83に固定される。
【0034】中間プーリ83は上下方向に2分割された
構造となっている。上下の中間プーリ半体83a,83
bともには有底筒状とされ、それらは互いの底部が向か
いあうようにかつ同軸状に配される。また、下側の中間
プーリ半体83bの底部中央に形成された、該下側の中
間プーリ半体83bの本体部分とは反対方向(図9にお
いて上方)へ延びる円柱状の凸部100が、上側の中間
プーリ半体83aの底部に設けられた円筒部101の中
央孔101aに挿入されることで、両中間プーリ半体8
3a,83bどうしは相対回転自在とされている。さら
に、下側の中間プーリ半体83bの底部の外縁近傍には
2本のピン102,103が円柱状の凸部100と同方
向へ延びるようにかつ互いに対称となるよう180度の
開き角をもって設けられ、この2本のピン102,10
3は上側の中間プーリ半体83の底部に形成された楕円
孔104,105をそれぞれ貫通する。したがって、両
中間プーリ半体83a,83bは、ピン102,103
が楕円孔104,105の端縁に当接する範囲だけ回転
可能となっている。
構造となっている。上下の中間プーリ半体83a,83
bともには有底筒状とされ、それらは互いの底部が向か
いあうようにかつ同軸状に配される。また、下側の中間
プーリ半体83bの底部中央に形成された、該下側の中
間プーリ半体83bの本体部分とは反対方向(図9にお
いて上方)へ延びる円柱状の凸部100が、上側の中間
プーリ半体83aの底部に設けられた円筒部101の中
央孔101aに挿入されることで、両中間プーリ半体8
3a,83bどうしは相対回転自在とされている。さら
に、下側の中間プーリ半体83bの底部の外縁近傍には
2本のピン102,103が円柱状の凸部100と同方
向へ延びるようにかつ互いに対称となるよう180度の
開き角をもって設けられ、この2本のピン102,10
3は上側の中間プーリ半体83の底部に形成された楕円
孔104,105をそれぞれ貫通する。したがって、両
中間プーリ半体83a,83bは、ピン102,103
が楕円孔104,105の端縁に当接する範囲だけ回転
可能となっている。
【0035】また、前記上側の中間プーリ半体83aの
底部の外縁近傍であって前記楕円孔104,105に近
接する部分には、2本のピン106,107が、該上側
の中間プーリ半体83aの本体部分と同じ方向(図9に
おいて上方)に延びるように、かつ、互いに対称となる
よう180度の開き角度をもって設けられている。そし
て、互いに対応するピン102と106、及びピン10
3と107同士の間には圧縮バネ108,109が介装
されている。そして、この圧縮バネ108,109によ
って上側の中間プーリ半体83aは図10において反時
計回り方向へ、また、下側の中間プーリ半体83bは時
計回り方向へそれぞれ相対回転するように付勢される。
つまり、第1、第2のスチールベルト84,85の張力
が増す方向へ両中間プーリ半体83a、83bが相対回
転されるように付勢される。圧縮バネ108,109の
強さは、R軸モータが駆動されてR駆動軸等を介して駆
動側プーリ81が回転操作されるときには変位せず、温
度変化等によってスチールベルト84,85に過大な張
力が作用するときあるいは張力が大きく減少するときに
変位してスチールベルト84,85の張力を所定値に保
持し得るような値に設定されている。
底部の外縁近傍であって前記楕円孔104,105に近
接する部分には、2本のピン106,107が、該上側
の中間プーリ半体83aの本体部分と同じ方向(図9に
おいて上方)に延びるように、かつ、互いに対称となる
よう180度の開き角度をもって設けられている。そし
て、互いに対応するピン102と106、及びピン10
3と107同士の間には圧縮バネ108,109が介装
されている。そして、この圧縮バネ108,109によ
って上側の中間プーリ半体83aは図10において反時
計回り方向へ、また、下側の中間プーリ半体83bは時
計回り方向へそれぞれ相対回転するように付勢される。
つまり、第1、第2のスチールベルト84,85の張力
が増す方向へ両中間プーリ半体83a、83bが相対回
転されるように付勢される。圧縮バネ108,109の
強さは、R軸モータが駆動されてR駆動軸等を介して駆
動側プーリ81が回転操作されるときには変位せず、温
度変化等によってスチールベルト84,85に過大な張
力が作用するときあるいは張力が大きく減少するときに
変位してスチールベルト84,85の張力を所定値に保
持し得るような値に設定されている。
【0036】ここで、中間プーリ83と駆動側プーリ8
1は2本分のスチールベルト84,85が巻き付けられ
る高さMaに設定され、従動側プーリ82は1本分のス
チールベルト84が巻き付けられる高さMb(Maの略
半分程度)に設定されている。また、両中間プーリ半体
83a,83bの径は互いに同じ値に設定され、しか
も、動作角度が駆動側プーリ81より小さくまたスチー
ルベルト84,85の応力が小さくなるように駆動側プ
ーリ81の直径よりも大きく、しかも、位置的に反対に
ある第1のスチールベルト84の中間部分と干渉しない
よう従動側プーリ82の直径より小さく設定される。な
お、上記説明は第2アーム36の内部構造についての説
明であるが、第1アーム34の内部構造も基本的には前
記したものと同様の構造である。ただし、図7に示すよ
うに、第1アーム34と第2アーム36とでは中間プー
リ73,83の位置が逆である。
1は2本分のスチールベルト84,85が巻き付けられ
る高さMaに設定され、従動側プーリ82は1本分のス
チールベルト84が巻き付けられる高さMb(Maの略
半分程度)に設定されている。また、両中間プーリ半体
83a,83bの径は互いに同じ値に設定され、しか
も、動作角度が駆動側プーリ81より小さくまたスチー
ルベルト84,85の応力が小さくなるように駆動側プ
ーリ81の直径よりも大きく、しかも、位置的に反対に
ある第1のスチールベルト84の中間部分と干渉しない
よう従動側プーリ82の直径より小さく設定される。な
お、上記説明は第2アーム36の内部構造についての説
明であるが、第1アーム34の内部構造も基本的には前
記したものと同様の構造である。ただし、図7に示すよ
うに、第1アーム34と第2アーム36とでは中間プー
リ73,83の位置が逆である。
【0037】次に、上記した第2アーム内の動作につい
て説明する。図示しないR軸モータが駆動されて第1ア
ーム34に固定された駆動側プーリ81が図8において
例えば反時計回り方向へ回転されると、該駆動側プーリ
81の回転力が第1のスチールベルト84を介して従動
側プーリ82に伝達され、従動側プーリ82は駆動側プ
ーリ81の回転角度の1/2角度だけ回転する。逆に、
駆動側プーリ81が図8において時計回り方向へ回転さ
れると、該駆動側プーリ81の回転力が第2のスチール
ベルト85を介して中間プーリ83の中間プーリ半体8
3bに伝達され、該中間プーリ半体83bが同方向へ所
定角度回転する。このとき、中間プーリ半体83bの回
転が、ピン102,106間とピン103,107間に
それぞれ介装されている圧縮バネ108,109を介し
て上側の中間プーリ半体83aに伝達され、上側の中間
プーリ半体83aも下側の中間プーリ半体83bと同じ
角度だけ同方向へ回転する。これに伴い、第1のスチー
ルベルト84を介して上側の中間プーリ半体83aの回
転が従動側プーリ82に伝わり、結果的に、従動側プー
リ82は駆動側プーリ81と同方向である時計回り方向
へ、駆動側プーリ81の回転角度の1/2角度だけ回転
する。結局、駆動側プーリ81の回転は時計回り方向あ
るいは反時計回り方向いずれであっても、駆動側プーリ
81の回転方向と同方向に1/2の回転角度をもって伝
達されることとなる。
て説明する。図示しないR軸モータが駆動されて第1ア
ーム34に固定された駆動側プーリ81が図8において
例えば反時計回り方向へ回転されると、該駆動側プーリ
81の回転力が第1のスチールベルト84を介して従動
側プーリ82に伝達され、従動側プーリ82は駆動側プ
ーリ81の回転角度の1/2角度だけ回転する。逆に、
駆動側プーリ81が図8において時計回り方向へ回転さ
れると、該駆動側プーリ81の回転力が第2のスチール
ベルト85を介して中間プーリ83の中間プーリ半体8
3bに伝達され、該中間プーリ半体83bが同方向へ所
定角度回転する。このとき、中間プーリ半体83bの回
転が、ピン102,106間とピン103,107間に
それぞれ介装されている圧縮バネ108,109を介し
て上側の中間プーリ半体83aに伝達され、上側の中間
プーリ半体83aも下側の中間プーリ半体83bと同じ
角度だけ同方向へ回転する。これに伴い、第1のスチー
ルベルト84を介して上側の中間プーリ半体83aの回
転が従動側プーリ82に伝わり、結果的に、従動側プー
リ82は駆動側プーリ81と同方向である時計回り方向
へ、駆動側プーリ81の回転角度の1/2角度だけ回転
する。結局、駆動側プーリ81の回転は時計回り方向あ
るいは反時計回り方向いずれであっても、駆動側プーリ
81の回転方向と同方向に1/2の回転角度をもって伝
達されることとなる。
【0038】ここで、温度変化や経年変化によって、第
2アーム36のアーム長や、第1,第2のスチールベル
ト84,85の長さに変化が生じ、第1,第2のスチー
ルベルト84,85の張力が変化するときには、その張
力の変化を圧縮バネ108,109が変位して吸収す
る。この結果、第1,第2のスチールベルト84,85
の張力は常に一定に保たれることとなり、この場合にお
いても、駆動側プーリ81の回転は従動側プーリ81に
正確に1/2の回転角度をもって伝達される。
2アーム36のアーム長や、第1,第2のスチールベル
ト84,85の長さに変化が生じ、第1,第2のスチー
ルベルト84,85の張力が変化するときには、その張
力の変化を圧縮バネ108,109が変位して吸収す
る。この結果、第1,第2のスチールベルト84,85
の張力は常に一定に保たれることとなり、この場合にお
いても、駆動側プーリ81の回転は従動側プーリ81に
正確に1/2の回転角度をもって伝達される。
【0039】上記アーム内構造によれば、駆動側プーリ
81が配される第2のアーム36の基端側に比べて、従
動側プーリ82が配される第2アーム36の先端側の厚
さを薄くすることができ、したがって、ロボット30の
アーム33を動作させて先端の手首38によってワーク
を受け取ったりあるいは逆にワークを引き渡す際に、第
2のアーム36の先端部と手首38とワークWとの全体
高さを低く押さえて、前記ゲート弁56〜59と干渉す
るのを回避することができる。このことは、逆にゲート
弁56〜59の開口部を小さくすることができる。ま
た、駆動側あるいは従動側のプーリ81,82がいかな
る回転状況にあっても、スチールベルト84,85のそ
れらプーリへの巻回位置が変動することがなく、このた
め回転力の良好な伝達が行えて、プーリを支持している
軸の撓み量が変化することもない。また、温度変化等の
外乱がある場合でも、前記したように圧縮バネ108,
109が変位してスチールベルト長等の変化を吸収する
ため、スチールベルト84,85とプーリ81,82,
83との間にすべりを生じさせることなく、スチールベ
ルト84,85の張力をほぼ一定に保つことができる。
81が配される第2のアーム36の基端側に比べて、従
動側プーリ82が配される第2アーム36の先端側の厚
さを薄くすることができ、したがって、ロボット30の
アーム33を動作させて先端の手首38によってワーク
を受け取ったりあるいは逆にワークを引き渡す際に、第
2のアーム36の先端部と手首38とワークWとの全体
高さを低く押さえて、前記ゲート弁56〜59と干渉す
るのを回避することができる。このことは、逆にゲート
弁56〜59の開口部を小さくすることができる。ま
た、駆動側あるいは従動側のプーリ81,82がいかな
る回転状況にあっても、スチールベルト84,85のそ
れらプーリへの巻回位置が変動することがなく、このた
め回転力の良好な伝達が行えて、プーリを支持している
軸の撓み量が変化することもない。また、温度変化等の
外乱がある場合でも、前記したように圧縮バネ108,
109が変位してスチールベルト長等の変化を吸収する
ため、スチールベルト84,85とプーリ81,82,
83との間にすべりを生じさせることなく、スチールベ
ルト84,85の張力をほぼ一定に保つことができる。
【0040】さらに、図7に示すように、第1アーム3
4と第2アーム36との間で、中間プーリ73,83の
配置を互いに逆方向、つまり、第1アーム34内の中間
プーリ73は駆動側プーリ71と従動側プーリ72との
中心を結ぶ線よりも図7における上方に配される一方、
第2アーム36内の中間プーリ83は駆動側プーリ81
と従動側プーリ82との中心を結ぶ線よりも図7におけ
る下方に配されているので、例え、熱膨張等によってス
チールベルト等の長さが変化して、手首38上に配置さ
れるワーク中心位置Pの位置ずれが生じる場合でも、そ
の位置ずれを相殺することができる。
4と第2アーム36との間で、中間プーリ73,83の
配置を互いに逆方向、つまり、第1アーム34内の中間
プーリ73は駆動側プーリ71と従動側プーリ72との
中心を結ぶ線よりも図7における上方に配される一方、
第2アーム36内の中間プーリ83は駆動側プーリ81
と従動側プーリ82との中心を結ぶ線よりも図7におけ
る下方に配されているので、例え、熱膨張等によってス
チールベルト等の長さが変化して、手首38上に配置さ
れるワーク中心位置Pの位置ずれが生じる場合でも、そ
の位置ずれを相殺することができる。
【0041】すなわち、ロボット30全体の温度が上昇
すると仮定すると、第1アーム34とスチールベルト7
4の熱膨張差により、手首回転軸39の位置は図11に
おいて同図の細い破線矢印の先端(イ)の位置から実線
の矢印の先端(ロ)の位置(ロボット中心からみて右
方)にずれ、ワーク中心位置Pは太い矢印の先端(ハ)
の位置から2点鎖線の矢印の先端(ニ)の位置にずれ
る。さらに、第2アーム36とスチールベルト84の熱
膨張差により手首38の角度が変わり、ワーク中心位置
Pは(ニ)の位置から太い実線矢印の先端(ホ)の位置
(ロボット中心からみて左方)にずれる。この結果、熱
膨張等によってスチールベルトの長さが変化する場合で
もワーク中心位置Pの位置ずれを相殺することができる
のである。
すると仮定すると、第1アーム34とスチールベルト7
4の熱膨張差により、手首回転軸39の位置は図11に
おいて同図の細い破線矢印の先端(イ)の位置から実線
の矢印の先端(ロ)の位置(ロボット中心からみて右
方)にずれ、ワーク中心位置Pは太い矢印の先端(ハ)
の位置から2点鎖線の矢印の先端(ニ)の位置にずれ
る。さらに、第2アーム36とスチールベルト84の熱
膨張差により手首38の角度が変わり、ワーク中心位置
Pは(ニ)の位置から太い実線矢印の先端(ホ)の位置
(ロボット中心からみて左方)にずれる。この結果、熱
膨張等によってスチールベルトの長さが変化する場合で
もワーク中心位置Pの位置ずれを相殺することができる
のである。
【0042】図12及び図13は本発明の他の実施の形
態を示すものであって、前記の実施の形態に比べて異な
った構造の中間プーリ110を用いたものである。具体
的に説明すると、第2アーム36(第1アーム34でも
かまわない)に固定フランジ111を介して該固定フラ
ンジと一体になった支柱112が固定されている。支柱
112の外周には上下のベアリング113,114を介
して中間プーリ半体110aが回転自在に取り付けられ
ている。中間プーリ半体110aの上部外周は切り欠か
れており、この切り欠かれた部分には中間プーリ半体1
10bが配置される。そして、それら中間プーリ半体1
10a、110bの間にはコイルバネ115が改装さ
れ、このコイルバネ115によって、中間プーリ半体1
10a,110bは、それら中間プーリ半体に巻回され
てるスチールベルト84,85は張られる方向へ相対回
転するように付勢される。なお、116,117はコイ
ルバネ115の端部の中間プーリ半体110a,110
bに固定するためのピンである。
態を示すものであって、前記の実施の形態に比べて異な
った構造の中間プーリ110を用いたものである。具体
的に説明すると、第2アーム36(第1アーム34でも
かまわない)に固定フランジ111を介して該固定フラ
ンジと一体になった支柱112が固定されている。支柱
112の外周には上下のベアリング113,114を介
して中間プーリ半体110aが回転自在に取り付けられ
ている。中間プーリ半体110aの上部外周は切り欠か
れており、この切り欠かれた部分には中間プーリ半体1
10bが配置される。そして、それら中間プーリ半体1
10a、110bの間にはコイルバネ115が改装さ
れ、このコイルバネ115によって、中間プーリ半体1
10a,110bは、それら中間プーリ半体に巻回され
てるスチールベルト84,85は張られる方向へ相対回
転するように付勢される。なお、116,117はコイ
ルバネ115の端部の中間プーリ半体110a,110
bに固定するためのピンである。
【0043】上記の構成のロボットにおいても、温度変
化等の外乱がある場合に、コイルバネ115が変位して
スチールベルト長等の変化を吸収することから、スチー
ルベルト84,85とプーリとの間にすべりを生じさせ
ることなく、スチールベルト84,85の張力をほぼ一
定に保つことができる利点が得られる。また、このよう
な構造によれば、スチールベルトに対して所定の張力を
付与する場合、バネ定数の低く強固なバネを採用できる
利点も得られる。
化等の外乱がある場合に、コイルバネ115が変位して
スチールベルト長等の変化を吸収することから、スチー
ルベルト84,85とプーリとの間にすべりを生じさせ
ることなく、スチールベルト84,85の張力をほぼ一
定に保つことができる利点が得られる。また、このよう
な構造によれば、スチールベルトに対して所定の張力を
付与する場合、バネ定数の低く強固なバネを採用できる
利点も得られる。
【0044】なお、上記実施の形態では、各プーリ間に
スチールベルトを巻き付けているが、これに限られるこ
となく、各プーリ間にはスチールワイヤを巻き付けても
良い。また、上記実施の形態では、回転体としてプーリ
を用いた例について説明しているが、回転体としては、
その他、単なる円筒部材、V型プーリ、タイミングギア
等が用いられる。また、長尺部材としては、上記実施の
形態に示したスチールベルトの他に、Vベルト、平ベル
ト、歯付タイミングベルト等が用いられる。また、本発
明に係る工業用ロボットは、なんら半導体製造装置に組
み付けられるものに限定されることなく、他の装置にも
組み付けら得るのは言うまでもない。
スチールベルトを巻き付けているが、これに限られるこ
となく、各プーリ間にはスチールワイヤを巻き付けても
良い。また、上記実施の形態では、回転体としてプーリ
を用いた例について説明しているが、回転体としては、
その他、単なる円筒部材、V型プーリ、タイミングギア
等が用いられる。また、長尺部材としては、上記実施の
形態に示したスチールベルトの他に、Vベルト、平ベル
ト、歯付タイミングベルト等が用いられる。また、本発
明に係る工業用ロボットは、なんら半導体製造装置に組
み付けられるものに限定されることなく、他の装置にも
組み付けら得るのは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の工業用ロボットによれば、第1の回転体と第2の
回転体のうち一方には第1、第2の長尺部材が巻回され
るが、第1の回転体と第2の回転体のうち他方には第1
の長尺部材しか巻回されず、したがって、第1の回転体
と第2の回転体のうちの他方をアームの先端側に配置す
ることによって、アーム先端側の厚さを薄くすることが
できる。また、第1の回転体あるいは第2の回転体がい
かなる回転状況にあっても、長尺部材のそれら回転体へ
の巻回位置が変動することがなく、このため回転力の良
好な伝達が行えるとともに、回転体を支持している軸の
撓み量の変化を押さえることもできる。
記載の工業用ロボットによれば、第1の回転体と第2の
回転体のうち一方には第1、第2の長尺部材が巻回され
るが、第1の回転体と第2の回転体のうち他方には第1
の長尺部材しか巻回されず、したがって、第1の回転体
と第2の回転体のうちの他方をアームの先端側に配置す
ることによって、アーム先端側の厚さを薄くすることが
できる。また、第1の回転体あるいは第2の回転体がい
かなる回転状況にあっても、長尺部材のそれら回転体へ
の巻回位置が変動することがなく、このため回転力の良
好な伝達が行えるとともに、回転体を支持している軸の
撓み量の変化を押さえることもできる。
【0046】本発明の請求項2記載の工業用ロボットに
よれば、温度変化等の外乱がある場合でも、中間分割回
転体の間に介装された弾性部材が変位して、スチールベ
ルト等の長尺部材の長さの変化を吸収するため、それら
長尺部材と回転体との間にすべりを生じさせることな
く、長尺部材の張力をほぼ一定に保つことができる。
よれば、温度変化等の外乱がある場合でも、中間分割回
転体の間に介装された弾性部材が変位して、スチールベ
ルト等の長尺部材の長さの変化を吸収するため、それら
長尺部材と回転体との間にすべりを生じさせることな
く、長尺部材の張力をほぼ一定に保つことができる。
【図1】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図3】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態の
動作を説明する平面概略図である。
動作を説明する平面概略図である。
【図4】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態の
基本動作を説明する平面概略図である。
基本動作を説明する平面概略図である。
【図5】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態が
組み付けられる半導体製造装置の平面図である。
組み付けられる半導体製造装置の平面図である。
【図6】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態が
組み付けられる半導体製造装置のゲート弁の開口部の側
面図である。
組み付けられる半導体製造装置のゲート弁の開口部の側
面図である。
【図7】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態の
アーム内構造を説明する平断面図である。
アーム内構造を説明する平断面図である。
【図8】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態の
第2アーム内の構造を説明する平面図である。
第2アーム内の構造を説明する平面図である。
【図9】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態の
第2アーム内の構造を説明する側面図である。
第2アーム内の構造を説明する側面図である。
【図10】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態
の中間プーリの構造を示す平面図である。
の中間プーリの構造を示す平面図である。
【図11】本発明の工業用ロボットの第1の実施の形態
の動作を説明する平面概略図である。
の動作を説明する平面概略図である。
【図12】本発明の工業用ロボットの第2実施の形態の
中間プーリの構造を示す断面図である。
中間プーリの構造を示す断面図である。
【図13】本発明の工業用ロボットの第2の実施の形態
の中間プーリの構造を示す平面図である。
の中間プーリの構造を示す平面図である。
【図14】従来の工業用ロボットのアーム内の構造の一
例を説明する平面図である。
例を説明する平面図である。
【図15】同、アーム内の構造の一例を説明する側面図
である。
である。
【図16】従来の工業用ロボットのアーム内の構造の他
の例を説明する平面図である。
の例を説明する平面図である。
【図17】同、アーム内の構造の他の例を説明する側面
図である。
図である。
【図18】従来の工業用ロボットのアーム内の構造のさ
らに他の例を説明する平面図である。
らに他の例を説明する平面図である。
【図19】同、アーム内の構造のさらに他の例を説明す
る側面図である。
る側面図である。
30 工業用ロボット 34 第1アーム 36 第2アーム 38 手首部 81 駆動側プーリ(第1の回転体) 82 従動側プーリ(第2の回転体) 83 中間プーリ(中間回転体) 83a 中間プーリ半体(中間分割回転体) 83b 中間プーリ半体(中間分割回転体) 84 第1のスチールベルト(第1の長尺部材) 85 第2のスチールベルト(第2の長尺部材) 108 圧縮バネ(弾性部材) 109 圧縮バネ(弾性部材) 110 中間プーリ(中間回転体) 110a 中間プーリ半体(中間分割回転体) 110b 中間プーリ半体(中間分割回転体) 115 コイルバネ(弾性部材)
Claims (2)
- 【請求項1】 基端側に第1の回転体が先端側に第2の
回転体がそれぞれ設けられ、それら両回転体間の回転力
が第1,第2の長尺部材を介して伝達されるアームを備
える工業用ロボットであって、 前記第1の回転体と前記第2の回転体との間に中間回転
体が設けられ、 前記第1の長尺部材の一端が前記第1の回転体と第2の
回転体とのいずれか一方側の回転体に巻回されて固定さ
れるとともに、該第1の長尺部材の中間部が前記第1の
回転体と第2の回転体のうちの他方側の回転体に巻回さ
れ、さらに第1の長尺部材の他端が前記中間回転体に巻
回されて固定され、 前記第2の長尺部材は第1の長尺部材に対し前記一方側
の回転体及び中間回転体の軸線方向にずらして配置さ
れ、かつ、該第2の長尺部材の一端が前記一方側の回転
体に前記第1の長尺部材の巻回方向とは逆方向に巻回さ
れて固定されるとともに、該第2の長尺部材の他端が前
記中間回転体に前記第1の長尺部材の他端の巻回方向と
は逆方向に巻回されて固定されていることを特徴とする
工業用ロボット。 - 【請求項2】 前記中間回転体は、その軸線方向に沿っ
て一端側と他端側に分割されるとともにそれら分割され
た各中間分割回転体は相対回転可能とされ、 両中間分割回転体の間にはそれら両回転体の相対回転位
置を規制する弾性部材が介装されていることを特徴とす
る請求項1記載の工業用ロボット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14561997A JPH10329062A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 工業用ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14561997A JPH10329062A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 工業用ロボット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329062A true JPH10329062A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15389217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14561997A Withdrawn JPH10329062A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 工業用ロボット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329062A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005039047A (ja) * | 2003-07-14 | 2005-02-10 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 多関節ロボット |
| JP2011082532A (ja) * | 2001-07-13 | 2011-04-21 | Brooks Automation Inc | 独立多エンドエフェクタを備えた基板移送装置 |
| JP2013119151A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Tokusen Kogyo Co Ltd | 指関節構造 |
| JP2015189208A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 駆動装置、画像処理装置 |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP14561997A patent/JPH10329062A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011082532A (ja) * | 2001-07-13 | 2011-04-21 | Brooks Automation Inc | 独立多エンドエフェクタを備えた基板移送装置 |
| JP2005039047A (ja) * | 2003-07-14 | 2005-02-10 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 多関節ロボット |
| US7383751B2 (en) | 2003-07-14 | 2008-06-10 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Articulated robot |
| JP2013119151A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Tokusen Kogyo Co Ltd | 指関節構造 |
| JP2015189208A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 駆動装置、画像処理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |