JPH10329204A - ブロー成形用金型 - Google Patents

ブロー成形用金型

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JPH10329204A
JPH10329204A JP15605097A JP15605097A JPH10329204A JP H10329204 A JPH10329204 A JP H10329204A JP 15605097 A JP15605097 A JP 15605097A JP 15605097 A JP15605097 A JP 15605097A JP H10329204 A JPH10329204 A JP H10329204A
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JP
Japan
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mold
resin
blow
slide core
resin wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP15605097A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kimura
功 木村
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Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたって金型本体に対するスライド
コアの整合性が保持できて耐用性がすぐれるとともに、
錆が発生しないブロー成形用金型を提供する。 【解決手段】 ブロー成形用金型は、ブロー成形品の一
方の半体を成形するキャビティ13を有する一方の金型
11と、ブロー成形品の他方の半体を成形するキャビテ
ィ14を有する他方の金型12の一対の分割金型からな
る。他方の金型12に、型締め後に中空二重壁構造の他
方の樹脂壁の一部を一方の樹脂壁に接するまで突出させ
て両樹脂壁を溶着させる進退自在のスライドコア16を
備える。スライドコア16の樹脂壁に対する作用部位1
8および他方の金型2のスライドコア16の作用部位が
摺接する摺接部位19に被覆層20,21を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空二重壁構造の
各種ブロー成形品をブロー成形するためのブロー成形用
金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建築物の内装壁、パーティシ
ョン、扉、あるいは自動車用部品であるヘッドレスト、
アームレスト、リヤーパーセルシェルフ、カーゴフロア
パネルなどを構成するプラスチック製パネルなどのプラ
スチック中空体は、熱可塑性プラスチックをブロー成形
したものが用いられている。そして、一方の樹脂壁と他
方の樹脂壁との間に補強のためのインナーリブを形成す
ることも行われている(特公平4−31288号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特公平4−312
88号公報に記載されているように、補強のためのイン
ナーリブを有するプラスチック中空体のブロー成形にお
いては、一対の分割金型間に熱可塑性プラスチックのパ
リソンを配置して型締めし、他方の金型に設けたスライ
ドコアを進出させることにより中空二重壁構造の他方の
樹脂壁の一部を一方の樹脂壁に接するまで突出させて両
樹脂壁を溶着させてからスライドコアをキャビティ面ま
で後退させ、次いでパリソン内に導入される圧力流体に
よるブロー圧により突出した樹脂壁の側面を互いに溶着
して一方の樹脂壁と他方の樹脂壁との間に一体的な樹脂
壁であるインナーリブを形成している。
【0004】このように、インナーリブを有するプラス
チック中空体をブロー成形するブロー成形用金型にあっ
ては、インナーリブを形成するスライドコアの樹脂壁に
対する作用部位が樹脂壁と摩擦するとともに、金型本体
の摺動部位とも摩擦するので、スライドコアおよび金型
本体の摩擦部分に摩耗が生じて長期間の使用に耐えられ
ないという欠点があるうえ、一般に金型本体およびスラ
イドコアともに鋼製であるから防錆材を塗布するが、ス
ライドコアのスライドによって塗布した防錆材が短期間
で消失してしまい、錆の発生を防止することができない
という問題点がある。
【0005】また、近年この種の金型をアルミニウム製
とすることも行われているが、アルミニウムは熱伝導度
が高いものの軟らかい金属であるために摩耗し易いとい
う欠点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、スライドコアの
樹脂壁に対する作用部位および金型本体のスライドコア
の作用部位が摺接する部位にメッキ法などによる被覆層
を形成することにより、長期間にわたって金型本体に対
するスライドコアの整合性が保持できて耐用性がすぐれ
るとともに、防錆処理を施さなくても錆が発生しないブ
ロー成形用金型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るブロー成形用金型は、中空二重壁構造
の成形品をブロー成形するためのブロー成形用金型であ
って、ブロー成形品の一方の半体を成形するキャビティ
を有する一方の金型と、ブロー成形品の他方の半体を成
形するキャビティを有する他方の金型の一対の分割金型
からなり、他方の金型には型締め後に中空二重壁構造の
他方の半体の樹脂壁の一部を一方の半体の樹脂壁に接す
るまで突出させて両樹脂壁を溶着させる進退自在のスラ
イドコアを備えており、少なくともスライドコアの樹脂
壁に対する作用部位または他方の金型の上記スライドコ
アの作用部位が摺接する摺接部位に被覆層を形成したこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明において、被覆層は無電解メッキ法
により形成するのが好適であり、無電解メッキ法におい
て、ニッケルを金属として次亜燐酸ソーダを還元剤とす
るのがよく、また、被覆層は砲金などの合金により形成
するのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るブロー成形用
金型を用いてブロー成形されたブロー成形品として、パ
ネルを例示している。また、図2ないし図4は図1のパ
ネルのブロー成形態様を示している。図5および図6は
本発明に係るブロー成形用金型の要部を拡大して示す断
面図である。
【0010】図1において、1はパネルであって、この
パネル1は熱可塑性プラスチックをブロー成形すること
により製造されたものである。パネル1は中空二重壁構
造をなし、その一方の樹脂壁2の外表面に表皮材3がブ
ロー成形時のブロー圧により一体に熱溶着されている。
なお、一方の樹脂壁2の外表面を覆う表皮材3は、中空
二重壁構造の周壁4にかかるようにしている。5は中空
部である。
【0011】上記パネル1の他方の樹脂壁6には、その
樹脂壁6の一部を一方の樹脂壁2に接するまで突出させ
てなるインナーリブ7が形成されている。他方の樹脂壁
6の一部を一方の樹脂壁2に向けて突出させて形成する
インナーリブ7は、その頂端面8が一方の樹脂壁2に溶
着され、中空二重壁構造のパネル1は、その一方の樹脂
壁2と他方の樹脂壁6がインナーリブ7によって一体化
され、剛性および強度の大なるものとなっている。イン
ナーリブ7は、一方の樹脂壁2と他方の樹脂壁6との間
にあって、中空部5に橋渡しされて側面の溶着部9で一
体化された樹脂壁であり、一般的なリブのような凹部を
有するものではないから、一方の樹脂壁2も他方の樹脂
壁6もともに平坦な面となる。
【0012】図1に示すパネル1は、図2ないし図4に
示すように、熱可塑性プラスチックをブロー成形して得
るものである。図2に示すように、ブロー成形用金型は
一対の分割金型11,12からなり、一方の金型11に
はパネル1の半体を成形するキャビティ13を、他方の
金型12にはパネル1の他方の半体を成形するキャビテ
ィ14を有している。一方の金型11と他方の金型12
の間にはパリソン15が配置され、一方の金型11のキ
ャビティ13とパリソン15との間には表皮材3が配置
される。他方の金型12には、パネル1の他方の樹脂壁
6にインナーリブ7を突出形成するためのスライドコア
16がキャビティ14に対して出没自在に設けられてい
る。
【0013】他方の金型12に出没自在に設けられてい
るスライドコア16は、基体部17に樹脂壁に対する作
用部位18を突出させた構成のものであって、基体部1
7は他方の金型12の受凹部にスライド自在に嵌合され
ており、作用部位18は他方の金型12の摺接部19に
摺動自在に支持されている。
【0014】スライドコア16の上記作用部位18には
被覆層20が形成されている。この被覆層20は樹脂に
対して滑りがよく、かつ耐摩耗性にすぐれた金属のメッ
キ層であって、無電解メッキ法によりメッキが施された
ものである。無電解メッキ法においては、ニッケルを金
属として次亜燐酸ソーダを還元剤とするのがよい。他方
の金型12の摺接部19にも同様の被覆層21が形成さ
れている。被覆層20,21はメッキ法によるほか、合
金部材の嵌合によってもよく、その合金部材の構成材は
例えば砲金などが好ましい。なお、作用部位18に被覆
層20を形成して摺接部19に被覆層21を形成しない
場合もあり、またその逆の場合もある。
【0015】一対の分割金型11,12によりパネル1
をブロー成形するには、図2の状態から一対の分割金型
11,12を型締めする。このときパリソン15はキャ
ビテイ13,16の周囲に形成されたピンチオフ部によ
って内部を密閉状に挟持されるとともに、表皮材3はパ
リソン15の一方の壁2となる部分とキャビティ13と
の間に介在している。
【0016】次いで、図3に示すように、スライドコア
16をキャビティ14に向けて進出させ、パリソン15
の他方の樹脂壁6となる部分の一部をパリソン15の一
方の樹脂壁2となる部分に接するまで突出させて、その
頂端面8をパリソン15の一方の樹脂壁2となる部分に
溶着する。
【0017】続いて、スライドコア16をその作用部位
18の先端がキャビティ14の面と同一の位置まで後退
させ、その状態でパリソン15内に圧力流体を導入す
る。このとき、圧力流体はパリソン15内の圧力を高
め、キャビティ13,14に向けてパリソン15を圧着
する。パリソン15の一方の樹脂壁2となる部分は、こ
の圧力により表皮材3に押圧され、表皮材3は一方の樹
脂壁2に熱溶着される。また、パリソン15の他方の樹
脂壁6となる部分の突出した部分は、その両側面が互い
に押圧されて一体に溶着し、インナーリブ7が形成され
るが、インナーリブ7は、図4に示すように、その突出
した樹脂壁の両側面が互いに溶着一体化されるとともに
頂端面8は一方の樹脂壁2に溶着される。図3および図
4において22はバリである。
【0018】このように、インナーリブ7を有するパネ
ル1のブロー成形においては、他方の金型12のキャビ
ティ14に対してスライドコア16を出没するようにス
ライドさせるので、スライドコア16の作用部位18は
樹脂壁と摩擦し、かつ他方の金型12の摺接部19と摩
擦を繰り返すが、作用部位18および摺接部19は被覆
層20,21が形成されているので、スライドコア16
の作用部位18および他方の金型12の摺接部19は長
期間にわたって摩耗せず、整合性が保持される。このた
め、耐用性のすぐれるとともに、防錆処理を施さなくて
も錆が発生しない。
【0019】インナーリブ7は、一方の樹脂壁2と他方
の樹脂壁6の間にあって、中空部5に橋渡しされてパリ
ソン15の2枚分が溶着する側面の溶着部9を形成して
一体的に連設された樹脂壁であるから、剛性などの強度
性に優れるだけでなく、一般的なリブのように凹部を有
せず、一方の樹脂壁2も他方の樹脂壁6もともに平坦な
面となる。
【0020】本発明に係るパネル1を構成する熱可塑性
プラスチック材料は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂(アクリロニトリル−スチレン−ブタジ
エン樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ
エステル樹脂、さらにはポリカーボネート、変性ポリフ
ェニレンエーテルなどのエンジニアリングプラスチック
スなどのブロー成形可能な樹脂が使用できる。
【0021】また、表皮材3は、綿、麻、羊毛、絹など
の天然繊維、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨ
ンなどの再生繊維、アセテート、レーヨンなどの半合成
繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ビニロン、
ポリプロピレン、ポリウレタンなどの合成繊維、および
これらのブレンド繊維を加工して得られる編物、織物、
不織布を起毛した布地や剪毛した布地であり、起毛状態
の毛羽を有するものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、スライドコアの樹脂壁
に対する作用部位および金型本体のスライドコアの作用
部位が摺接する部位にメッキ法などによる被覆層を形成
することにより、長期間にわたって金型本体に対するス
ライドコアの整合性が保持できて耐用性がすぐれるとと
もに、錆が発生しないブロー成形用金型を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブロー成形用金型を用いてブロー
成形されたブロー成形品であるパネルの破断斜視図であ
る。
【図2】図1に示すパネルのブロー成形態様を示す側面
図である。
【図3】本発明に係るパネルのブロー成形態様を示す断
面図である。
【図4】本発明に係るパネルのブロー成形態様を示す断
面図である。
【図5】本発明に係るブロー成形用金型の要部を示す断
面図である。
【図6】本発明に係るブロー成形用金型の要部を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 一方の樹脂壁 3 表皮材 4 周壁 5 中空部 6 他方の樹脂壁 7 インナーリブ 8 頂端面 9 溶着部 11,12 一対の分割金型 13 パネルの一方の半体を成形するキャビティ 14 パネルの他方の半体を成形するキャビティ 15 パリソン 16 スライドコア 17 基体部 18 作用部位 19 摺接部 20,21 被覆層 22 バリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空二重壁構造の成形品をブロー成形す
    るためのブロー成形用金型であって、ブロー成形品の一
    方の半体を成形するキャビティを有する一方の金型と、
    ブロー成形品の他方の半体を成形するキャビティを有す
    る他方の金型の一対の分割金型からなり、他方の金型に
    は型締め後に中空二重壁構造の他方の半体の樹脂壁の一
    部を一方の半体の樹脂壁に接するまで突出させて両樹脂
    壁を溶着させる進退自在のスライドコアを備えており、
    少なくともスライドコアの樹脂壁に対する作用部位また
    は他方の金型の上記スライドコアの作用部位が摺接する
    摺接部位に被覆層を形成したことを特徴とするブロー成
    形用金型。
  2. 【請求項2】 被覆層は無電解メッキ法により形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のブロー成形用金型。
  3. 【請求項3】 無電解メッキ法において、ニッケルを金
    属とし次亜燐酸ソーダを還元剤とすることを特徴とする
    請求項2記載のブロー成形用金型。
  4. 【請求項4】 被覆層は砲金などの合金により形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のブロー成形用金型。
JP15605097A 1997-05-30 1997-05-30 ブロー成形用金型 Pending JPH10329204A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240137A (ja) * 2001-02-19 2002-08-28 Inoac Corp 表皮付きパネル及びその製造方法
JP2009137154A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Nippon Platec Co Ltd 射出成形用金型

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