JPH10329356A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH10329356A
JPH10329356A JP13981497A JP13981497A JPH10329356A JP H10329356 A JPH10329356 A JP H10329356A JP 13981497 A JP13981497 A JP 13981497A JP 13981497 A JP13981497 A JP 13981497A JP H10329356 A JPH10329356 A JP H10329356A
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洋文 日吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッジ補正によるスムージング効果を十分に
得る。 【解決手段】 用紙を縦又は横方向を選択して給紙可能
なレーザプリンタにホスト装置を接続した画像形成シス
テムにおいて、プリンタはホスト装置からのデータを受
信し、画像データのうちのエッジ部の傾きが横方向に近
いか又は縦方向に近いかを1ぺージ分判定し、縦方向に
近い傾きのエッジ部が多いと判断した場合は、そのエッ
ジ部の傾きに応じて1ドット分のデータよりも短い時間
だけ主走査方向に光を照射させるデータを付加するエッ
ジ補正を行い、その補正後の画像データに基づいて縦方
向に給紙した用紙に印字を行い、横方向に近い傾きのエ
ッジ部が多いと判断した場合は、エッジ補正前の画像デ
ータを横方向の用紙に合せてドットの順序を変えてエッ
ジ補正を行い、その補正後の画像データに基づいて垂直
方向に給紙した用紙に画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタや
LEDプリンタ等の画像形成装置を備えた画像形成シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成システムとしてはパーソナルコ
ンピュータ等のホスト装置に接続したレーザプリンタが
ある。このレーザプリンタは、レーザダイオードから主
走査方向の1ラインごとにレーザ光をオン・オフさせな
がら走行走査して感光ドラム上に静電潜像を形成するも
のが一般的である。
【0003】このようなレーザプリンタには、エッジ補
正機能を備えたものが知られている。このレーザプリン
タにおけるエッジ補正機能は、複数の印字クロックで画
像データの1ドットを構成する場合、この画像データ上
でエッジ部を構成する1ドットの印字クロックのパルス
数に、さらにそのエッジ部の傾きに応じて1ドット分の
パルス数より少ない所定パルス数を追加することにより
(パルス幅変調)、1ドットよりも主走査方向に短いも
のを追加するものである。
【0004】具体的には、図7(a)に示すようにエッ
ジ部の傾きが垂直ラインに近い場合には、エッジ部の傾
きに応じて1ドット分のパルス数より少ないパルス数を
主走査方向に追加(追加された部分は図7(b)に斜線
で示している)して走行走査していた。これにより、エ
ッジ部の傾きが垂直ラインに近い場合には画像データの
エッジ部のスムージングの効果が十分に得られる。
【0005】しかしながら、レーザプリンタにおけるエ
ッジ補正機能は、エッジ部の傾きに応じて1ドットより
も主走査方向に短いものを追加するため、図8(a)に
示すようにエッジ部の傾きが水平ラインに近い場合に
は、1ドットよりも主走査方向に短いものを連続的に追
加しても、その部分が太くなってしまうだけで、スムー
ジングの効果が十分に得られないという問題があった。
【0006】このため、エッジ部の傾きが水平ラインに
近い場合には、図8(b)に示すようにエッジ部の傾き
に応じて1ドットよりも主走査方向に短いものを断続的
に追加(追加された部分は図8(b)に斜線で示してい
る)するようにしていた。これにより、その追加した部
分に付着するトナーの量は少ないため、エッジ部を構成
するドットよりも追加した部分の方が薄く見え、その結
果、エッジ部をぼやかすことができる。こうして疑似的
なスムージングを行うようにしていた。
【0007】また、レーザダイオードの光を走行走査さ
せる代わりに、複数のLED(発光ダイオード)を主走
査方向に配設した固定アレイ型の光学系で、感光ドラム
上に1ライン分の静電潜像を一度に形成するLEDプリ
ンタがある。このようなLEDプリンタにも、エッジ補
正機能を備えたものが知られている。このLEDプリン
タにおけるエッジ補正機能は、所定の発光時間で画像デ
ータの1ドットを出力する場合、この画像データ上でエ
ッジ部を構成する1ドットの発光時間に、さらにそのエ
ッジ部の傾きに応じて1ドット分の発光時間より少ない
所定の発光時間を追加することにより、1ドットよりも
副走査方向に短いものを追加するものである。
【0008】具体的には、図9(a)に示すようにエッ
ジ部の傾きが水平ラインに近い場合には、エッジ部の傾
きに応じて1ドット分の発光時間より少ない発光時間を
追加(追加された部分は図9(b)に斜線で示してい
る)してLEDを発光させていた。これにより、エッジ
部の傾きが水平ラインに近い場合の画像データのエッジ
部のスムージングの効果が十分に得られる。
【0009】しかしながら、LEDプリンタにおけるエ
ッジ補正機能は、エッジ部の傾きに応じて1ドットより
も副走査方向に短いものを追加するため、図10(a)
に示すようにエッジ部の傾きが垂直ラインに近い場合に
は、1ドットよりも副走査方向に短いものを連続的に追
加しても、その部分が太くなってしまうだけで、スムー
ジングの効果が十分に得られないという問題があった。
【0010】このため、エッジ部の傾きが垂直ラインに
近い場合には、図10(b)に示すようにエッジ部の傾
きに応じて1ドットよりも副走査方向に短いものを断続
的に追加(追加された部分は図10(b)に斜線で示し
ている)するようにしていた。これにより、その追加し
た部分に付着するトナーの量は少ないため、エッジ部を
構成するドットよりも追加した部分の方が薄く見え、そ
の結果、エッジ部をぼやかすことができる。こうして疑
似的なスムージングを行うようにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レーザプリン
タ及びLEDプリンタのいずれにおいても、エッジ部の
傾きによっては、1ドットよりも短いものを断続的に追
加するエッジ補正により疑似的なスムージングを行うよ
うになっていたが、このような疑似的なスムージングは
エッジ部をぼやかすだけであり、スムージングの効果が
十分に得られないという問題があった。
【0012】そこで、本発明は、エッジ補正によるスム
ージングの効果を十分に得ることができる画像形成シス
テムを提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、画
像データに基づいて主走査方向に光を走行走査して静電
潜像を形成し、この静電潜像を顕在化して副走査方向に
搬送した用紙に転写することにより画像を形成する画像
形成手段と、用紙を搬送方向に対して縦長になる一方向
とこれに垂直な方向とを選択して給紙可能な給紙手段
と、画像データにおけるエッジ部にそのエッジ部の傾き
に応じて1ドット分のデータよりも短い時間だけ主走査
方向に光を照射させるデータを付加するエッジ補正手段
と、エッジ補正前の画像データのうちのエッジ部の傾き
が主走査方向に近い傾きか又は副走査方向に近い傾きか
を1ぺージ分判定し、その1ぺージ分の画像データに副
走査方向に近い傾きのエッジ部が多いと判断した場合
は、エッジ補正手段による補正後の画像データに基づい
て画像形成手段により給紙手段で一方向に給紙した用紙
に印字を行い、主走査方向に近い傾きのエッジ部が多い
と判断した場合は、エッジ補正前の画像データを垂直方
向の用紙に合せてドットの順序を変えてエッジ補正手段
によって補正を行い、その補正後の画像データに基づい
て画像形成手段により給紙手段で垂直方向に給紙した用
紙に画像を形成する画像形成制御手段とを備えたもので
ある。
【0014】請求項2の本発明は、発光素子を主走査方
向に配設してなる光学系を備え、光学系から画像データ
に基づいて光を照射して静電潜像を形成し、この静電潜
像を顕在化して副走査方向に搬送した用紙に転写するこ
とにより画像を形成する画像形成手段と、用紙を搬送方
向に対して縦長になる一方向とこれに垂直な方向とを選
択して給紙可能な給紙手段と、画像データにおけるエッ
ジ部にそのエッジ部の傾きに応じて1ドット分のデータ
よりも短い時間だけ副走査方向に光を照射させるデータ
を付加するエッジ補正手段と、エッジ補正前の画像デー
タのうちのエッジ部の傾きが主走査方向に近い傾きか又
は副走査方向に近い傾きかを1ぺージ分判定し、その1
ぺージ分の画像データに主走査方向に近い傾きのエッジ
部が多いと判断した場合は、エッジ補正手段による補正
後の画像データに基づいて画像形成手段により給紙手段
で一方向に給紙した用紙に印字を行い、副走査方向に近
い傾きのエッジ部が多いと判断した場合は、エッジ補正
前の画像データを垂直方向の用紙に合せてドットの順序
を変えてエッジ補正手段によって補正を行い、その補正
後の画像データに基づいて画像形成手段により給紙手段
で垂直方向に給紙した用紙に画像を形成する画像形成制
御手段とを備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパーソナルコンピ
ュータ等のホスト装置にレーザプリンタを接続した画像
形成システムに適用した場合の第1の実施の形態を図1
ないし図4を参照して説明する。
【0016】図1は、レーザプリンタの構成を示す断面
図で、11はエンジン本体である。このエンジン本体1
1は、その下側に多数の給紙手段としての給紙装置1
2,13,14を多段積重ね連結可能となっている。エ
ンジン本体11の上部には印刷された用紙の排紙部11
aが設けられている。
【0017】各給紙装置12,13,14には、用紙1
2a,13a,14aをそれぞれ収納する用紙収納部1
2b,13b,14b、この用紙収納部12b,13
b,14bから用紙を1枚ずつ分離して送り出す用紙送
り出しローラ12c,13c,14c、搬送機構を構成
する給紙ローラ12d,13d,14dの他、給紙ロー
ラ12d,13d,14dを駆動する各モータ(図示し
ない)、用紙収納部12b,13b,14bの用紙の有
無を検出する用紙センサ等を備える。さらに各給紙装置
12,13,14には下段の給紙装置から送り出される
用紙を搬送する搬送路12e,13e,14eが装置の
高さ方向に形成されている。
【0018】上記給紙装置12は、図2(a)に示すよ
うにA4の用紙を収納し、縦方向にピックアップされ、
給紙されるようになっている。そして、用紙収納部12
bは、主走査方向の用紙セットガイド12f及び副走査
方向の用紙セットガイド12gにより用紙の収納位置を
位置決めできるようになっている。
【0019】上記給紙装置13は、図2(b)に示すよ
うにA4の用紙を収納し、横方向にピックアップされ、
給紙されるようになっている。そして、用紙収納部13
bは、主走査方向の用紙セットガイド13f及び副走査
方向の用紙セットガイド13gにより用紙の収納位置を
位置決めできるようになっている。
【0020】上記給紙装置14は、A4以外の大きさの
用紙、例えばB5の用紙を収納し、エンジン部11から
の指令により縦方向又は横方向の搬送を自動的に選択で
きるように構成されている。なお、用紙の搬送方向の自
動切換機構については周知技術であるため、ここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0021】上記エンジン本体11には、搬送される用
紙に対して画像を転写印刷する感光体ドラム11bを備
え、その感光ドラム11bの周りに電子写真プロセス機
構として、感光ドラム11bの表面の感光層を均一に帯
電させる帯電部、この帯電部によって帯電された感光層
にホスト装置からの画像データに基づいて変換したパル
スデータ(1ドットを数パルスで構成する)によりレー
ザ光を主走査方向にオン・オフしながら照射して静電潜
像を形成する露光装置、上記感光ドラム11bの感光層
上に形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する
現像装置、搬送路を搬送される転写紙に現像装置で現像
された画像を転写する転写部、感光ドラム11bから残
留トナーを落とすクリーニング部を順に配置して構成さ
れた画像形成手段としての画像形成部11cが設けられ
ている。
【0022】また、上記エンジン本体11には、給紙手
段としての手差用給紙口11d、最上段の給紙装置12
から送り出される用紙を感光体ドラム11bの設置部に
案内する搬送路11e等が設けられている。
【0023】図3は、本実施の形態にかかる画像形成シ
ステムの構成を示すブロック図で、31は制御部本体を
構成するCPU(中央処理装置)、32はCPU31が
各部を制御するためのプログラムデータ等が予め格納さ
れたROM(リード・オンリ・メモリ)、33は上記C
PU31が処理するデータを一時的に格納するための各
種メモリエリアや後述する垂直カウンタ33a、水平カ
ウンタ33b等が設けられたRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)、34はI/Oポートである。上記CPU
31と、ROM32、RAM33、I/Oポート34と
は、アドレスバス,データバス,制御バス等のバスライ
ン35を介して相互に接続されている。
【0024】I/Oポート34には、上記エンジン部1
1の画像形成部11cに設けられた図示しない帯電部及
び転写部に高電圧を供給する高圧電源回路36、露光装
置に設けられ、レーザ光を発振するレーザダイオード3
7を駆動するレーザダイオード駆動回路38、感光ドラ
ム11bを駆動するメインモータや給紙装置12,1
3,14の用紙送り出しローラ12c,13c,14
c、給紙ローラ12d,13d,14d等を駆動する各
種モータ39を駆動制御するモータ制御回路41、熱定
着器の熱定着器ヒータ42を通電制御するヒータ制御回
路43、用紙の有無を検出する用紙検出センサ等の各種
センサ44を接続するセンサ回路45、I/F(インタ
フェース)46、その他ユーザーが給紙装置を自動にす
るか又は給紙装置を指定するか等の各種設定を行うため
のオペレーションパネル(図示しない)が接続してい
る。上記I/F46には、印刷データや各種の処理デー
タの通信を行うためのパーソナルコンピュータ等で構成
されるホスト装置48が通信ケーブルを介して接続され
ている。
【0025】上記CPU31は、ROMに記憶されたプ
ログラムを読取り、そのプログラムによって各部の動作
を制御するようになっている。なお、レーザプリンタに
磁気ディスク等の読取装置を設けて磁気ディスク等の記
憶媒体に記憶されたプログラムを読取り、このプログラ
ムによって各部の動作を制御するようにしてもよい。
【0026】具体的には、上記CPU31は、所定のプ
ログラムに基づいて図4に示すような印刷制御を行うよ
うになっている。すなわち、CPU31は、ヒータ制御
回路43を介して熱定着器ヒータ42をオンして所定温
度まで上昇させる等して、印刷を実行する準備を行う
(図示しない)。このような準備が整うと、ST(ステ
ップ)1にて印刷データを受信したか否かを判断する。
【0027】そして、印刷データを受信したと判断した
場合は、ST2にて給紙装置の選択が自動に設定されて
いるか否かを判断する。このとき、自動に設定されてい
ると判断した場合は、ST3にてホスト装置48から受
信した印刷データの1ぺージ分をRAM33へイメージ
データである画像データに展開して(印刷データをイメ
ージデータで受信した場合はそれを画像データとする)
一時的に記憶し、その画像データに含まれるエッジ部の
うち、垂直ライン(副走査方向)に近いエッジ部と、水
平ライン(主走査方向)に近いエッジ部とを判定する。
【0028】具体的には、1ぺージ分の画像データの中
で、最初のドットから1ドットずつ、そのドットがエッ
ジ部を構成するか否かを判断するとともに、そのエッジ
部が垂直ラインに近い傾きか、又は水平ラインに近い傾
きかを判定する。例えば、画像データのうちの1つの対
象ドットの左右数ドット、上下数ドットの画像データを
見て、対象ドットに対してどこに黒ドットがあるかに基
づいてエッジ部を構成するか否かを判定する。そして、
エッジ部を構成すると判定すれば、その黒ドットの並び
が例えば45℃の傾きよりも大きい場合にはそのエッジ
部は垂直ラインに近い傾きであると判定し、その黒ドッ
トの並びが45℃の傾きよりも小さい場合にはそのエッ
ジ部は水平ラインに近い傾きであると判定する。
【0029】続いて、ST4にて、画像データのうち、
垂直ラインに近い傾きのエッジ部の方が水平ラインに近
い傾きのエッジ部よりも多いか否かを判断する。具体的
には、ST3における判定に基づいて画像データの黒ド
ットの並びが45℃の傾きよりも大きい場合には、RA
M33の垂直カウンタ33aのカウント値である垂直ラ
インカウント値をインクリメントする。また、黒ドット
の並びが45℃の傾きよりも小さい場合には、RAM3
3の水平カウンタ33bのカウント値である水平ライン
カウント値をインクリメントする。
【0030】そして、垂直ラインカウント値と水平ライ
ンカウント値とを比較して、垂直ラインカウント値の方
が大きければで1ぺージ分の画像データに含まれるエッ
ジ部の傾きは垂直ラインに近いものが多いと判断し、水
平ラインカウント値の方が大きければ1ぺージ分の画像
データに含まれるエッジ部の傾きは水平ラインに近いも
のが多いと判断する。
【0031】ST4にて画像データのうち垂直ラインに
近い傾きのエッジ部の方が水平ラインに近い傾きのエッ
ジ部よりも多いと判断した場合は、ST5にて画像デー
タを縦方向に編成してエッジ補正を行う。この場合、画
像データを既に縦方向に編成してある場合はそのままエ
ッジ補正を行う。
【0032】具体的には、複数の印字クロックで画像デ
ータの1ドットを構成する場合、この画像データ上でエ
ッジ部を構成する1ドットの印字クロックのパルス数
に、さらにそのエッジ部の傾きに応じて1ドット分のパ
ルス数より少ない所定パルス数を追加することにより
(パルス幅変調)、1ドットよりも主走査方向に短いも
のを追加してエッジ補正を行う。
【0033】例えば、エッジ部の傾きが垂直ライン(副
走査方向)に近い場合には、エッジ部の傾きに応じて1
ドット分のパルス数より少ないパルス数を主走査方向に
追加し、エッジ部の傾きが水平ライン(主走査方向)に
近い場合には、エッジ部の傾きに応じて1ドットよりも
主走査方向に短いものを断続的に追加して画像データを
補正する。
【0034】そして、ST6にて縦方向の給紙装置、例
えばA4縦の用紙を収納してある給紙装置12を選択
し、この給紙装置12から用紙を給紙する。続いて、S
T7にて補正後の画像データに基づいてレーザダイオー
ドをオン・オフ制御してレーザ光を主走査方向へ走行走
査して感光ドラムへ静電潜像を形成し、この静電潜像に
トナーを付着させて顕在化し、そのトナー像を給紙装置
12からエンジン部11に縦方向に搬送された用紙に転
写する。
【0035】これに対して、ST4にて画像データのう
ち垂直ラインに近い傾きのエッジ部の方が水平ラインに
近い傾きのエッジ部よりも多くないと判断した場合は、
ST8にて画像データを横方向に編成してエッジ補正を
行う(例えば縦方向の用紙に合せてイメージデータに展
開しているデータを横方向の用紙に合せて各ドットの順
序を変えながらエッジ補正を行ってパルスデータを作成
する)。この場合、画像データを既に横方向に編成して
ある場合はそのままエッジ補正を行う。この場合のエッ
ジ補正についてもST5の場合と同様に行う。
【0036】そして、ST9にて横方向の給紙装置、例
えばA4横の用紙を収納してある給紙装置13を選択
し、この給紙装置13から用紙を給紙する。続いて、S
T7にて補正後の画像データに基づいてレーザダイオー
ドをオン・オフ制御してレーザ光を主走査方向へ走行走
査して感光ドラムへ静電潜像を形成し、この静電潜像に
トナーを付着させて顕在化し、そのトナー像を給紙装置
13からエンジン部11に横方向に搬送された用紙に転
写する。
【0037】また、ST2にて給紙装置の選択が自動に
設定されていないと判断した場合は、ST10にて給紙
装置が縦方向の用紙のものに選択されているか否かを判
断する。このとき、給紙装置が縦方向の用紙のものに選
択されていると判断した場合はST5の処理に移り、給
紙装置が横方向の用紙のものに選択されていると判断し
た場合はST8の処理に移る。
【0038】このような構成の本発明の実施の形態にお
いては、例えば、ホスト装置からのデータに基づいてA
4縦の用紙に印刷する場合、その画像データ1ぺージ分
のエッジ部の傾きを判定し、垂直ラインに近い傾きのエ
ッジ部の方が水平ラインに近い傾きのエッジ部よりも多
い場合はその画像データを縦方向に編成してエッジ補正
を行うとともに、A4縦の用紙を選択して給紙させて印
刷を行い、水平ラインに近い傾きのエッジ部の方が垂直
ラインに近い傾きのエッジ部よりも多い場合はその画像
データを横方向に編成してエッジ補正を行うとともに、
A4横の用紙を選択して給紙させて印刷を行う。
【0039】これにより、レーザプリンタではエッジ補
正によって高いスムージングの効果が得られない水平ラ
インに近いエッジ部が多い画像データであっても、画像
データを横方向に編成してエッジ補正を行うことによ
り、エッジ補正によって高いスムージングの効果が得ら
れる垂直ラインに近いエッジ部を多くしてエッジ補正を
行うことができるため、1ぺージ全体におけるエッジ補
正によるスムージング効果を高めることができ、その結
果として印刷品質を向上することができる。しかも、給
紙装置を自動的に選択して横方向の用紙に印刷できるた
め、ユーザー側には負担がかからない。
【0040】また、給紙装置の選択により、ユーザー自
らの意思によっても縦方向及び横方向の切換えを行うこ
とができるため、ユーザーがエッジ部の傾きを自ら判断
して必要な方向を選択して印刷することもできる。これ
により、レーザプリンタのCPU31への負担が軽減さ
れる。
【0041】次に、本発明をパーソナルコンピュータ等
のホスト装置にLEDプリンタを接続した画像形成シス
テムに適用した場合の実施の形態を図5及び図6を参照
して説明する。なお、本実施の形態におけるプリンタ全
体の構成及び給紙装置の構成は、図1及び図2に示すも
のと同様であるため、その詳細な説明を省略する。
【0042】図5は、本実施の形態にかかる画像形成シ
ステムの構成を示すブロック図で、図3に示すものと異
なるのは、露光装置にレーザダイオードの光を走行走査
する光学系の代わりに、複数のLED(発光ダイオー
ド)を主走査方向に配設した固定アレイ型の光学系を設
け、LEDアレイ51を駆動するLED駆動回路52を
I/Oポート34に接続した点である。
【0043】本実施の形態におけるCPU31は、所定
のプログラムに基づいて図6に示すような印刷制御を行
うようになっている。この場合、ST11〜ST13の
処理は図4に示すST1〜ST3の処理と同様に行われ
る。そして、ST14にて図4に示すST4の処理と同
様に、垂直ラインに近い傾きのエッジ部の方が水平ライ
ンに近い傾きのエッジ部よりも多いか否かを判断する。
【0044】ところが、本実施の形態では、図4に示す
処理とは逆に、ST14にて画像データのうち水平ライ
ンに近い傾きのエッジ部の方が垂直ラインに近い傾きの
エッジ部よりも多いと判断した場合に、ST15にて図
4に示すST5の場合と同様に画像データを縦方向に編
成してエッジ補正を行い、ST16にて縦方向の用紙を
収納してある給紙装置を選択し、ST17にて縦方向の
用紙を搬送させて印刷を行う。
【0045】また、ST14にて画像データのうち水平
ラインに近い傾きのエッジ部の方が垂直ラインに近い傾
きのエッジ部よりも多くないと判断した場合に、ST1
8にて図4に示すST8の場合と同様に画像データを横
方向に編成してエッジ補正を行い、ST19にて横方向
の用紙を収納してある給紙装置を選択し、ST17にて
横方向の用紙を搬送させて印刷を行う。
【0046】このようにすることにより、LEDプリン
タではエッジ補正によって高いスムージングの効果が得
られない垂直ラインに近いエッジ部が多い画像データで
あっても、画像データを縦方向に編成してエッジ補正を
行うことにより、エッジ補正によって高いスムージング
の効果が得られる水平ラインに近いエッジ部を多くして
エッジ補正を行うことができるため、1ぺージ全体にお
けるエッジ補正によるスムージング効果を高めることが
でき、その結果として印刷品質を向上することができ
る。しかも、給紙装置を自動的に選択して縦方向の用紙
に印刷できるため、ユーザー側には負担がかからない。
ST20の処理は図4に示すST10と同様の処理を行
う。これにより、上記第1の実施の形態と同様の効果が
得られる。
【0047】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、エッジ部が垂直ラインに近い傾きのものと、水平ラ
インに近い傾きのもののいずれが多いかを判定すること
をプリンタ側で行うものについて述べたが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく、ホスト側で行うものであ
ってもよい。この場合には、ホスト側で画像データを判
定し、その判定結果を表示して用紙の縦方向に印字する
か、横方向に印字するかの設定はユーザが行い、プリン
タ側はホスト側からの印字データ及び印刷方向の設定デ
ータを受け取り、プリンタ側において画像データを横方
向又は縦方向に編成してエッジ補正を行い、必要な給紙
装置を選択してその用紙に印刷を行うものであってもよ
い。
【0048】また、ホスト側において判定結果に応じて
用紙の縦方向に印字するか、横方向に印字するかを自動
的に設定し、しかもホスト側で画像データを横方向又は
縦方向に編成してエッジ補正を行ってプリンタ側へ補正
後の画像データ及び給紙装置の設定を送信し、プリンタ
側ではそれを印刷するだけのものであってもよい。
【0049】このようにすることにより、プリンタに特
殊な構成を付加する必要がなくなり、ホスト側にソフト
的な手段を施すだけで、1ぺージ全体におけるエッジ補
正によるスムージング効果を高めることができ、その結
果として印刷品質を向上することができるという効果を
実現できる。
【0050】この場合の画像形成システムは、上述した
ような処理を例えばホスト装置に設けられた磁気ディス
ク等の記録媒体に記録されたプログラムを読込み、この
プログラムに基づいて各部の制御を行うことによって実
現する。
【0051】なお、上述した第1及び第2の実施の形態
において説明した処理は、プリンタ側のCPU31又は
ホスト側のCPUに実行させることのできるプログラム
として、例えば磁気ディスク(フロッピディスク、ハー
ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリ等の記憶媒体に書込んで各種装置に
適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用す
ることも可能である。そして、上述したプリンタ側のC
PU31又はホスト側のCPUは、記憶媒体に記憶され
たプログラムを読込み、このプログラムによって動作が
制御されることにより、上記処理を実行する。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、1
ぺージ全体におけるエッジ補正によるスムージング効果
を高めることができ、その結果として印刷品質を向上す
ることができる画像形成システムを提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるレーザプリ
ンタの構成を示す断面図。
【図2】図1に示す給紙装置の構成を説明する図。
【図3】同実施の形態にかかる画像形成システムの構成
を示すブロック図。
【図4】図3に示すCPUが行う印刷処理を示す流れ
図。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかる画像形成シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図6】図5に示すCPUが行う印刷処理を示す流れ
図。
【図7】画像データのうちのエッジ部の傾きが縦方向の
場合において、レーザプリンタによるエッジ補正を行っ
た場合の結果を示す図。
【図8】画像データのうちのエッジ部の傾きが横方向の
場合において、レーザプリンタによるエッジ補正を行っ
た場合の結果を示す図。
【図9】画像データのうちのエッジ部の傾きが横方向の
場合において、LEDプリンタによるエッジ補正を行っ
た場合の結果を示す図。
【図10】画像データのうちのエッジ部の傾きが縦方向
の場合において、LEDプリンタによるエッジ補正を行
った場合の結果を示す図。
【符号の説明】
11…エンジン本体 11c…画像形成部 11d…手差用給紙口 12…給紙装置(縦方向の用紙を収納) 13…給紙装置(横方向の用紙を収納) 14…給紙装置(縦方向又は横方向を切換え可能な給紙
装置) 31…CPU 32…ROM 33…RAM 33a…傾斜カウンタ 37…レーザダイオード 51…LED

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づいて主走査方向に光を
    走行走査して静電潜像を形成し、この静電潜像を顕在化
    して副走査方向に搬送した用紙に転写することにより画
    像を形成する画像形成手段と、用紙を搬送方向に対して
    縦長になる一方向とこれに垂直な方向とを選択して給紙
    可能な給紙手段と、画像データにおけるエッジ部にその
    エッジ部の傾きに応じて1ドット分のデータよりも短い
    時間だけ主走査方向に光を照射させるデータを付加する
    エッジ補正手段と、エッジ補正前の画像データのうちの
    エッジ部の傾きが主走査方向に近い傾きか又は副走査方
    向に近い傾きかを1ぺージ分判定し、その1ぺージ分の
    画像データに副走査方向に近い傾きのエッジ部が多いと
    判断した場合は、前記エッジ補正手段による補正後の画
    像データに基づいて前記画像形成手段により前記給紙手
    段で一方向に給紙した用紙に印字を行い、主走査方向に
    近い傾きのエッジ部が多いと判断した場合は、エッジ補
    正前の画像データを垂直方向の用紙に合せてドットの順
    序を変えて前記エッジ補正手段によって補正を行い、そ
    の補正後の画像データに基づいて前記画像形成手段によ
    り前記給紙手段で垂直方向に給紙した用紙に画像を形成
    する画像形成制御手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成システム。
  2. 【請求項2】 発光素子を主走査方向に配設してなる光
    学系を備え、前記光学系から画像データに基づいて光を
    照射して静電潜像を形成し、この静電潜像を顕在化して
    副走査方向に搬送した用紙に転写することにより画像を
    形成する画像形成手段と、用紙を搬送方向に対して縦長
    になる一方向とこれに垂直な方向とを選択して給紙可能
    な給紙手段と、画像データにおけるエッジ部にそのエッ
    ジ部の傾きに応じて1ドット分のデータよりも短い時間
    だけ副走査方向に光を照射させるデータを付加するエッ
    ジ補正手段と、エッジ補正前の画像データのうちのエッ
    ジ部の傾きが主走査方向に近い傾きか又は副走査方向に
    近い傾きかを1ぺージ分判定し、その1ぺージ分の画像
    データに主走査方向に近い傾きのエッジ部が多いと判断
    した場合は、前記エッジ補正手段による補正後の画像デ
    ータに基づいて前記画像形成手段により前記給紙手段で
    一方向に給紙した用紙に印字を行い、副走査方向に近い
    傾きのエッジ部が多いと判断した場合は、エッジ補正前
    の画像データを垂直方向の用紙に合せてドットの順序を
    変えて前記エッジ補正手段によって補正を行い、その補
    正後の画像データに基づいて前記画像形成手段により前
    記給紙手段で垂直方向に給紙した用紙に画像を形成する
    画像形成制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017223737A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

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