JPH10329582A - 自動クラッチ制御装置 - Google Patents

自動クラッチ制御装置

Info

Publication number
JPH10329582A
JPH10329582A JP9142401A JP14240197A JPH10329582A JP H10329582 A JPH10329582 A JP H10329582A JP 9142401 A JP9142401 A JP 9142401A JP 14240197 A JP14240197 A JP 14240197A JP H10329582 A JPH10329582 A JP H10329582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
engine
output
accelerator
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9142401A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Matsuki
達広 松木
Masami Fujitsuna
藤綱  雅己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9142401A priority Critical patent/JPH10329582A/ja
Publication of JPH10329582A publication Critical patent/JPH10329582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転操作の自由度を犠牲にせず、クラッチの
解放中にエンジン回転数が不必要に上昇してしまうこと
を防止可能な自動クラッチ制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンと変速機との間に設けられたク
ラッチを、シフトレバーの操作に応じて自動的に解放・
係合させると共に、クラッチの解放中には、エンジン制
御用の装置へトルクダウン指令を出力して、エンジン出
力を強制的に低減させることにより、エンジン回転数が
不要に上昇してしまうことを防止するよう構成された自
動クラッチ制御装置にて、クラッチの解放中に、アクセ
ル操作量が減少したと判定し(S230:YES)、そ
の後、アクセル操作量が増加したと判定すると(S22
0及びS260:YES)、クラッチの解放中でもトル
クダウン指令の出力を停止する(S270)。この結
果、運転者は、アクセルペダルを一度戻して踏み込むこ
とでエンジン回転数を任意に上昇させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンと
変速機との間に設けられたクラッチをシフトレバーの操
作に応じて自動的に解放及び係合する自動クラッチ制御
装置に関し、特に、クラッチの解放中にエンジンの出力
を低減させるよう構成された自動クラッチ制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの出力軸とトルクコ
ンバータを備えない手動式変速機(マニュアルトランス
ミッション)の入力軸との間に介在されたクラッチを、
変速機を変速させるシフトレバーの操作状況に応じて、
アクチュエータにより自動的に断続(解放及び係合)さ
せる自動クラッチ制御装置が提案されている。具体的に
は、シフトレバーの操作開始を検知するとクラッチを解
放させ、シフトレバーの操作終了(即ち、変速機側での
変速終了)を検知するとクラッチを係合させる。
【0003】ここで、この種の自動クラッチ制御装置を
備えた車両では、変速時にクラッチが自動的に解放され
た状態で、運転者がアクセルペダルを踏み込んだままで
あったり、或いは、アクセルペダルを更に踏み込んでし
まうと、エンジンが空吹かし状態となって、エンジン回
転数が不必要に上昇してしまうという問題があった。
【0004】そこで、この問題を解決することのできる
自動クラッチ制御装置として、例えば特開昭60−94
830号公報には、クラッチの解放中にエンジンへの燃
料噴射量を減少させてエンジン出力を低減するよう構成
することが提案されている。そして、この装置によれ
ば、クラッチの解放中にエンジンがオーバーランしてし
まうことを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クラッチペ
ダルを備えた通常のマニュアルトランスミッション車で
は、クラッチペダルを踏み込んでいる時(クラッチ解放
中)に、アクセルペダルの操作によってエンジン回転数
を上昇させ、これによって、クラッチペダルを放した時
(クラッチ係合時)の加速感を向上させたり、或いは、
エンジン回転数と変速機の入力軸の回転数とを一致させ
てクラッチを円滑且つ瞬時に係合させる、といったマニ
ュアルトランスミッション(以下、M/Tと記す)に特
有の運転が行われる場合がある。
【0006】そして、このようなM/Tに特有の運転
を、自動クラッチ制御装置を備えた車両でも行いたいと
いう要望がある。しかしながら、上記公報に開示の従来
装置では、エンジンの空吹かし(延いてはオーバーラ
ン)は防止できるものの、クラッチの解放中に、エンジ
ンの出力が強制的に低減されてしまうため、アクセルペ
ダルの操作によってエンジン回転数を上昇させる、とい
ったM/Tに特有の運転を行うことができなくなってし
まう。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、車両の運転操作の自由度を犠牲にすることな
く、クラッチの解放中にエンジン回転数が不必要に上昇
してしまうことを防止可能な自動クラッチ制御装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】本発明
の自動クラッチ制御装置では、シフト操作検出手段が、
変速機を変速させるシフトレバーの操作状況を検出し、
クラッチ制御手段が、シフト操作検出手段によりシフト
レバーの操作開始が検出されると、クラッチ駆動手段を
制御して、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に
介在されたクラッチを解放させ、その後、シフト操作検
出手段によりシフトレバーの操作終了(延いては、変速
機側での変速終了)が検出されると、クラッチ駆動手段
を制御して前記クラッチを係合させる。そして、出力低
減手段が、クラッチの解放中に、エンジンの出力を強制
的に低減して、エンジン回転数が不必要に上昇してしま
うことを防止する。
【0009】ここで特に、本発明の自動クラッチ制御装
置では、アクセル操作量検出手段が、アクセルペダルの
操作量を検出し、アクセル操作判定手段が、アクセル操
作量検出手段の検出結果に基づき、クラッチの解放中
に、アクセルペダルの操作量が一度減少してから増加し
たか否かを判定する。
【0010】そして、このアクセル操作判定手段によっ
て肯定判定されると(つまり、クラッチの解放中に、ア
クセルペダルの操作量が一度減少してから増加したと判
定されると)、出力低減解除手段が、出力低減手段の動
作を停止させて、エンジン出力の低減を中止させる。
【0011】このような本発明の自動クラッチ制御装置
によれば、運転者は、シフトレバーの操作を開始してク
ラッチを自動解放させ、その状態で、アクセルペダルを
一度戻して踏み込む、といった意図的なアクセル操作を
行うことにより、エンジンの出力が強制的に低減される
動作モードを解除することができる。そして、アクセル
ペダルを一度戻してからの踏み込みにより、エンジン回
転数を任意に上昇させることができる。よって、車両の
運転操作の自由度を犠牲にすることなく、クラッチの解
放中にエンジン回転数が不必要に上昇してしまうことを
防止可能となる。
【0012】ところで、出力低減手段は、クラッチ駆動
手段によりクラッチが完全に解放されてからクラッチ駆
動手段によりクラッチの係合が開始されるまでの間、エ
ンジンの出力を低減するよう構成しても良いが、請求項
2に記載のように、シフト操作検出手段によりシフトレ
バーの操作開始が検出されてからクラッチ駆動手段によ
りクラッチの係合が開始されるまでの間、エンジンの出
力を低減するよう構成すれば、より大きな効果を得るこ
とができる。
【0013】つまり、出力低減手段を請求項2に記載の
如く構成すれば、シフトレバーの操作が開始されると、
クラッチの解放動作と同時にエンジンの出力が低減され
ることとなるため、変速機内部のシフトギアにエンジン
からのトルクが加わらず、シフトレバーの操作に必要な
力が低減されて、その操作感を向上させることができる
からである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施形
態について図面を用いて説明する。尚、本発明は、下記
の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的範囲
に属する限り、種々の形態を採り得ることは言うまでも
ない。
【0015】まず図1は、本実施形態の自動クラッチ制
御装置の全体構成を表すブロック図である。尚、本実施
形態の自動クラッチ制御装置は、エンジン2と、シフト
レバーSLの操作に応じて機械的にギアを切り替え可能
な5段変速の手動式変速機4と、エンジン2の出力軸2
aと変速機4の入力軸4aとの間に設けられ、エンジン
2の出力軸2a側のフライホイール6a及び変速機4の
入力軸4a側の摩擦板6bからなる周知のクラッチ6と
を備えた車両に適用されるものである。そして、図示は
されていないが、当該車両においては、変速機4から、
該変速機4の出力軸に連結されたプロペラ軸、デファレ
ンシャルギア(差動装置)、及びドライブ車軸を介し
て、駆動輪にエンジン2の出力軸2aの動力が伝達され
る。
【0016】図1に示すように、本実施形態の自動クラ
ッチ制御装置は、操作指令Scに従ってクラッチ6を作
動させるクラッチアクチュエータ8と、クラッチ6のク
ラッチストローク(即ち、摩擦板6bのフライホイール
6aに対する距離)Cを検出するクラッチストロークセ
ンサ10と、エンジン2の出力軸2aの回転数(即ち、
エンジン回転数)Neを検出する回転センサ12と、変
速機4の入力軸4aの回転数(以下、中間軸回転数とい
う)Ncを検出する回転センサ14と、従動輪の回転数
から車速Vを検出する車速センサ16と、エンジン2の
出力を調整するために操作されるアクセルペダルAPの
操作量(以下、アクセル操作量という)Tを検出するア
クセルセンサ18と、シフトレバーSLの位置が1速〜
5速,後退(R:リバース),及びその何れでもない中
立(N:ニュートラル)のうちのどの位置(以下、シフ
ト位置という)にあるかを表すシフト操作検出信号Ps
を出力するレバーセンサ20と、を備えている。
【0017】更に、本実施形態の自動クラッチ制御装置
は、CPU,ROM,RAMなどからなる周知のマイク
ロコンピュータを中心に構成され、上記各センサにて検
出されるアクセル操作量T,エンジン回転数Ne,車速
V等に基づき各種制御信号Seを生成して、エンジン2
の燃料噴射量や点火時期等を制御する電子装置(以下、
エンジンECUという)22と、同様に周知のマイクロ
コンピュータを中心に構成され、レバーセンサ20から
のシフト操作検出信号Psや上記各センサにて検出され
るアクセル操作量T,クラッチストロークC,エンジン
回転数Ne,中間軸回転数Nc,車速V等に基づきクラ
ッチアクチュエータ8へ操作指令Scを出力して、クラ
ッチ6の解放及び係合を制御する電子装置(以下、自動
クラッチECUという)24と、を備えている。
【0018】尚、エンジンECU22は、通常時には、
アクセル操作量Tとエンジン回転数Neとに基づきエン
ジン2の基本燃料噴射量を求め、その基本燃料噴射量を
車速Vやエンジン2の冷却水温等に応じて補正する、と
いった周知の手法によりエンジン2に実際に噴射する燃
料噴射量を算出しているが、自動クラッチECU24か
ら後述するように出力されるトルクダウン指令Dを受け
ると、実際のアクセル操作量Tに拘らず、アクセル操作
量Tが「0」であるものとして燃料噴射量を算出するよ
うに構成されている。よって、自動クラッチECU24
からエンジンECU22にトルクダウン指令Dが出力さ
れている間は、運転者によるアクセルペダルAPの操作
に拘らず、エンジン2の出力はアイドル運転時の出力に
まで低減されることとなる。
【0019】ここで、レバーセンサ20は、図2に示す
ように、シフトレバーSLの可動領域を形成するシフト
ゲートSGにおいて、シフトレバーSLが1速〜5速,
及び後退(R)の各シフト位置に入っているときに夫々
オンする6個の検出スイッチ20−1〜20−5,20
−Rからなり、その各検出スイッチ20−1〜20−
5,20−Rは、シフトゲートSGにおける各シフト位
置の終端から所定の検出しきい値までの領域(図2の斜
線領域)内にシフトレバーSLがあるときにオンし、そ
の領域からシフトレバーSLが出るとオフするようにな
っている。そして、上記各検出スイッチ20−1〜20
−5,20−Rのオン・オフ信号が、シフト操作検出信
号Psとして自動クラッチECU24に出力される。
尚、上記検出しきい値は、シフトレバーSLの操作に伴
い変速機4内部のシフトギアが抜ける位置の直前に設定
されている。
【0020】よって、例えば図2の矢印で示すように、
シフトレバーSLが4速のシフト位置から3速のシフト
位置に操作された場合、即ち、運転者が変速機4を4速
から3速に変速させる場合には、まず、4速のシフト位
置に設けられた検出スイッチ20−4がオン状態からオ
フ状態に変化し、その後、3速のシフト位置に設けられ
た検出スイッチ20−3がオフ状態からオン状態に変化
することとなる。
【0021】このため、自動クラッチECU24は、上
記各検出スイッチ20−1〜20−5,20−Rのうち
の何れかがオン状態からオフ状態に変化すると、シフト
レバーSLの操作が開始されて運転者に変速の意志があ
ると判断し、その後、上記各検出スイッチ20−1〜2
0−5,20−Rのうちの何れかがオフ状態からオン状
態に変化すると、シフトレバーSLの操作が終了して変
速機4の変速が完了したと判断すると共に、そのオンし
た検出スイッチを判別することにより変速機4が何速
(1速〜5速,後退の何れか)に変速されたかを検知し
ている。
【0022】次に、図3はクラッチアクチュエータ8の
構成を表す油圧回路図である。図3に示すように、クラ
ッチアクチュエータ8は、クラッチ油を貯留するドレイ
ンタンク30と、ドレインタンク30のクラッチ油を圧
送する一対のポンプ32と、この一対のポンプ32を駆
動するモータ34と、ポンプ32から供給される圧油に
よって作動するクラッチレリーズシリンダ(以下、単に
シリンダという)36と、ポンプ32からシリンダ36
への油圧経路に設けられた増圧用の制御弁38と、シリ
ンダ36からドレインタンク30への油圧経路に設けら
れた減圧用の制御弁40とを備えている。
【0023】また、各ポンプ32の入力側及び出力側の
油圧経路には、クラッチ油の逆流を防止する逆止弁42
が夫々設けられており、更に、増圧用の制御弁38の入
力側(以下、増圧路という)と減圧用の制御弁40の出
力側(以下、減圧路という)との間には、増圧路の油圧
が設定値以上に上昇すると増圧路のクラッチ油を減圧路
を介してドレインタンク30に逃がすことにより、増圧
路の油圧が設定値以上に上昇することを防止するリリー
フ弁44が設けられている。
【0024】そして、このクラッチアクチュエータ8で
は、シリンダ36のプッシュロッド36aが、クラッチ
6の摩擦板6bをフライホイール6aから引き離すため
の、クラッチレリーズフォーク(図示せず)を作動させ
るようになっている。尚、制御弁38,40は、いずれ
も、クラッチ油を通過させる連通位置と、クラッチ油の
通過を遮断する保持位置とからなる2位置弁であり、自
動クラッチECU24からの操作指令Scに応じて弁の
位置が切り換わるようになっている。
【0025】このように構成されたクラッチアクチュエ
ータ8では、自動クラッチECU24が、モータ34を
駆動してポンプ32を作動させ、更に、増圧用の制御弁
38を連通位置に設定すると共に、減圧用の制御弁40
を保持位置に設定すると、クラッチ油がシリンダ36に
供給されてプッシュロッド36aがクラッチレリーズフ
ォークを作動させ、これにより、クラッチ6の摩擦板6
bがフライホイール6aから離れる方向(解放方向)に
作動して、クラッチ6の係合量が減少する。また逆に、
自動クラッチECU24が、増圧用の制御弁38を保持
位置に設定すると共に、減圧用の制御弁40を連通位置
に設定すると、シリンダ36からドレインタンク30に
クラッチ油が戻され、これにより、クラッチ6の摩擦板
6bがフライホイール6aへ近づく方向(係合方向)に
作動して、クラッチ6の係合量が増加する。
【0026】次に、自動クラッチECU24が行う自動
クラッチ制御について説明する。まず図4は、自動クラ
ッチECU24がクラッチ6を制御するために実行する
メイン処理を表すフローチャートであり、このメイン処
理は、図示しないイグニッションキーが操作されて当該
自動クラッチECU24に電源が投入されると実行され
る。
【0027】図4に示すように、メイン処理では、まず
ステップ(以下、単に「S」と記す)110にて、レバ
ーセンサ20からのシフト操作検出信号Psに基づき、
シフトレバーSLの操作が開始されたか否かを判定し、
シフトレバーSLの操作が開始されるまで待機する。
尚、シフトレバーSLの操作開始は、前述したように、
レバーセンサ20を構成する検出スイッチ20−1〜2
0−5,20−Rの何れかが、オン状態からオフ状態に
変化したか否かによって判定される。
【0028】そして、S110にて、シフトレバーSL
の操作が開始されたと判定すると、運転者に変速の意志
があると判断して、S120に進む。S120では、ク
ラッチ6の解放中にアクセル操作量Tが減少したか否か
(即ち、アクセルペダルAPが戻されたか否か)を示す
フラグFに、初期値として、アクセル操作量Tが減少し
ていないことを示す「0」をセットする。そして、続く
S130にて、アクセルセンサ18からアクセル操作量
Tを読み込み、その読み込んだ現在のアクセル操作量T
pを、前回のアクセル操作量Toの初期値として記憶す
る。
【0029】このようにS120及びS130で初期化
のための処理を行った後、S140に進み、エンジンE
CU22へ前述したトルクダウン指令Dを出力して、エ
ンジン2の出力を、強制的にアイドル運転時の出力にま
で低減させる。尚、このトルクダウン指令Dは、後述す
るS180或いはS270(図5)の処理が実行される
まで継続して出力される。そして、続くS150にて、
クラッチアクチュエータ8にクラッチ6を解放させる操
作指令Scを出力して、クラッチ6を完全解放させる
(つまり、摩擦板6bをフライホイール6aから完全に
引き離す)。
【0030】次に、S160に進んで、トルクダウン指
令Dの出力を中止するか否かを判断するための、後述す
るトルクダウン中止制御処理(図5)を実行し、その
後、次のS170にて、レバーセンサ20からのシフト
操作検出信号Psに基づき、シフトレバーSLが1速〜
5速,及び後退のうちの何れかのシフト位置に入ったか
否か、即ち、シフトレバーSLの操作が終了したか否か
を判定する。そして、シフトレバーSLの操作が終了し
ていなければ、S160に戻って、再びトルクダウン中
止制御処理を実行する。尚、シフトレバーSLの操作終
了は、前述したように、レバーセンサ20を構成する検
出スイッチ20−1〜20−5,20−Rの何れかが、
オフ状態からオン状態に変化したか否かによって判定さ
れる。
【0031】一方、S170でシフトレバーSLの操作
が終了したと判定した場合には、S180に進み、エン
ジンECU22へのトルクダウン指令Dの出力を停止す
ると共に、クラッチアクチュエータ8にクラッチ6を係
合させる操作指令Scを出力して、クラッチ6を係合さ
せる。そして、その後、前述したS110に戻る。
【0032】尚、上記S180でクラッチ6を係合させ
る係合速度(摩擦板6bをフライホイール6aに近づけ
る速度)は、中間軸回転数Ncとエンジン回転数Neと
の比Nc/NeやシフトレバーSLのシフト位置(つま
り、変速機4のギア段)に基づき、クラッチ6の係合に
よるショックを抑制するように設定される。具体的に
は、中間軸回転数Ncとエンジン回転数Neとがほぼ等
しければ、クラッチ6を一気に係合させ、両回転数N
c,Neが大きく異なれば、クラッチ6をゆっくりと係
合させる。
【0033】次に、メイン処理のS160で実行される
トルクダウン中止制御処理について、図5に示すフロー
チャートに沿って説明する。図5に示すように、トルク
ダウン中止制御処理の実行が開始されると、まずS21
0にて、アクセルセンサ18からアクセル操作量Tを読
み込み、その読み込んだ現在のアクセル操作量Tpと、
既に記憶されている前回のアクセル操作量Toとが一致
しているか否かを判定する。そして、現在のアクセル操
作量Tpと前回のアクセル操作量Toとが一致していた
ならば、アクセル操作量Tが変化しておらず一定である
と判断して、そのまま当該トルクダウン中止制御処理を
終了する。
【0034】一方、S210にて、現在のアクセル操作
量Tpと前回のアクセル操作量Toとが一致していない
と判定した場合には、アクセル操作量Tが変化したと判
断して、S220に進む。そして、このS220にて、
上記S210で読み込んだ現在のアクセル操作量Tpが
前回のアクセル操作量Toよりも大きいか否かを判定
し、現在のアクセル操作量Tpが前回のアクセル操作量
Toよりも大くなければ、アクセル操作量Tが減少した
(即ち、運転者によりアクセルペダルAPが戻された)
と判断して、S230に進む。
【0035】S230では、図4のS120で初期化し
たフラグFが「0」のままであるか否かを判定し、フラ
グFが「0」であれば、図4のS150によりクラッチ
6が解放されている状態でアクセル操作量Tが初めて減
少したものと判断して、S240に進み、このS240
にて、フラグFに、アクセル操作量Tが減少したことを
示す「1」をセットする。
【0036】そして、S240でフラグFに「1」をセ
ットするか、或いは、上記S230でフラグFが「0」
でないと判定すると、S250に移行して、S210で
読み込んだ現在のアクセル操作量Tpを、前回のアクセ
ル操作量Toとして記憶し直し、その後、当該トルクダ
ウン中止制御処理を終了する。
【0037】また、上記S220にて、現在のアクセル
操作量Tpが前回のアクセル操作量Toよりも大きいと
判定した場合には、アクセル操作量Tが増加した(即
ち、運転者によりアクセルペダルAPが踏み込まれた)
と判断して、S260に移行する。
【0038】そして、このS260にて、フラグFが
「1」であるか否かを判定し、フラグFが「1」でなけ
れば、クラッチ6が解放されている状態でアクセル操作
量Tが減少することなく更に増加したものと判断して、
前述したS250に移行する。これに対し、S260で
フラグFが「1」であると判定した場合には、クラッチ
6が解放されている状態でアクセル操作量Tが一度減少
してから増加した(即ち、クラッチ6の解放中に、運転
者がアクセルペダルAPを一度戻してから踏み込んだ)
ものと判断して、S270に進む。そして、このS27
0にて、エンジンECU22へのトルクダウン指令Dの
出力を停止し、その後、当該トルクダウン中止制御処理
を終了する。
【0039】つまり、本実施形態の自動クラッチECU
24では、シフトレバーSLの操作が開始されたことを
検知すると(S110:YES)、エンジンECU22
にトルクダウン指令Dを出力すると共に(S140)、
クラッチ6を解放させ(S150)、その後、シフトレ
バーSLが1速〜5速,及び後退の何れかのシフト位置
に入ったことを検知すると(S170:YES)、トル
クダウン指令Dの出力を停止すると共に、クラッチ6を
係合させるようにしている(S180)。
【0040】そして特に、クラッチ6を解放させてから
係合させるまでの間に、図5のトルクダウン中止制御処
理を実行して、クラッチ6が解放されている状態でアク
セル操作量Tが一度減少してから増加したか否かを判定
し、アクセル操作量Tが一度減少してから増加したと判
定すると(S260:YES)、クラッチ6の解放中で
あってもトルクダウン指令Dの出力を中止するようにし
ている(S270)。
【0041】このため、本実施形態の自動クラッチEC
U24によれば、シフトレバーSLのシフト操作に応じ
て、クラッチ6を自動的に解放及び係合させることがで
きると共に、クラッチ6の解放中には、エンジンECU
22へのトルクダウン指令Dによりエンジン2の出力が
アイドル運転時の出力にまで低減されるため、クラッチ
6が解放された状態で、運転者がアクセルペダルAPを
踏み込んだままであったり、或いは、アクセルペダルA
Pを更に踏み込んでしまっても、エンジン回転数Neは
アイドル回転数に抑えられて、エンジン回転数Neが不
必要に上昇してしまうことが防止される。
【0042】しかも、運転者は、シフトレバーSLの操
作を開始してクラッチ6を自動解放させ、その状態で、
アクセルペダルAPを一度戻して踏み込む、といった意
図的なアクセル操作を行うことにより、エンジンECU
22へトルクダウン指令Dが出力されることを解除する
ことができる。そして、アクセルペダルAPを戻してか
らの踏み込みにより、エンジン回転数Neを任意に上昇
させることができる。
【0043】このため、クラッチ6の解放中にアクセル
ペダルAPの操作によってエンジン回転数Neを上昇さ
せ、これによって、クラッチ係合時の加速感を向上させ
たり、或いは、エンジン回転数Neと中間軸回転数Nc
とを一致させてクラッチ6を瞬時に係合させる、といっ
た運転が可能となる。
【0044】よって、本実施形態の自動クラッチECU
24によれば、車両の運転操作の自由度を犠牲にするこ
となく、クラッチ6の解放中にエンジン回転数Neが不
必要に上昇してしまうことを防止することができる。と
ころで、トルクダウン指令Dは、クラッチ6を完全に解
放させた後(つまり、図3のS150の後)に出力する
ようにしても良いが、本実施形態のように、シフトレバ
ーSLの操作開始を検知した直後にトルクダウン指令D
を出力して、シフトレバーSLの操作開始からクラッチ
6の係合が開始されるまでの間、エンジン2の出力が低
減されるよう構成すれば、より大きな効果を得ることが
できる。
【0045】つまり、シフトレバーSLの操作が開始さ
れると、クラッチ6の解放動作と同時にエンジン2の出
力が低減されることとなるため、変速機4内部のシフト
ギアにエンジン2からのトルクが加わらず、シフトレバ
ーSLの操作に必要な力が低減されて、その操作感を向
上させることができるからである。
【0046】尚、本実施形態では、クラッチアクチュエ
ータ8がクラッチ駆動手段に相当し、レバーセンサ20
(検出スイッチ20−1〜20−5,20−R)と図4
のS110及びS170とがシフト操作検出手段に相当
し、図4のS150及びS180がクラッチ制御手段に
相当し、図4のS140及びS180が出力低減手段に
相当している。そして、アクセルセンサ18がアクセル
操作量検出手段に相当し、図4のS120及びS130
と図5のS210〜S260とがアクセル操作判定手段
に相当し、図4のS270が出力低減解除手段に相当し
ている。
【0047】一方、上記実施形態では、アクセルペダル
APが足踏み式のものであったが、それに限るものでは
なく、手で操作する形式のものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の自動クラッチ制御装置の全体構成
を表すブロック図である。
【図2】 レバーセンサを説明する説明図である。
【図3】 クラッチアクチュエータの構成を表す油圧回
路図である。
【図4】 自動クラッチ制御のメイン処理を表すフロー
チャートである。
【図5】 図4のメイン処理中で実行されるトルクダウ
ン中止制御処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
2…エンジン 4…変速機 6…クラッチ SL
…シフトレバー 8…クラッチアクチュエータ 10…クラッチストロ
ークセンサ 12,14…回転センサ 16…車速センサ AP
…アクセルペダル 18…アクセルセンサ 20…レバーセンサ 20−1〜20−5,20−R…検出スイッチ 22
…エンジンECU 24…自動クラッチECU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸と変速機の入力軸との
    間に介在されたクラッチを作動させるクラッチ駆動手段
    と、 前記変速機を変速させるシフトレバーの操作状況を検出
    するシフト操作検出手段と、 該シフト操作検出手段により前記シフトレバーの操作開
    始が検出されると、前記クラッチ駆動手段を制御して前
    記クラッチを解放させ、前記シフト操作検出手段により
    前記シフトレバーの操作終了が検出されると、前記クラ
    ッチ駆動手段を制御して前記クラッチを係合させるクラ
    ッチ制御手段と、 前記クラッチの解放中に、前記エンジンの出力を低減す
    る出力低減手段と、 を備えた自動クラッチ制御装置において、 アクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量検出
    手段と、 該アクセル操作量検出手段の検出結果に基づき、前記ク
    ラッチの解放中に、前記アクセルペダルの操作量が一度
    減少してから増加したか否かを判定するアクセル操作判
    定手段と、 該アクセル操作判定手段により肯定判定されると、前記
    出力低減手段の動作を停止させる出力低減解除手段と、 を備えたことを特徴とする自動クラッチ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動クラッチ制御装置
    において、 前記出力低減手段は、 前記シフト操作検出手段により前記シフトレバーの操作
    開始が検出されてから前記クラッチ駆動手段により前記
    クラッチの係合が開始されるまでの間、前記エンジンの
    出力を低減するよう構成されていること、 を特徴とする自動クラッチ制御装置。
JP9142401A 1997-05-30 1997-05-30 自動クラッチ制御装置 Pending JPH10329582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9142401A JPH10329582A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 自動クラッチ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9142401A JPH10329582A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 自動クラッチ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10329582A true JPH10329582A (ja) 1998-12-15

Family

ID=15314497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9142401A Pending JPH10329582A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 自動クラッチ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10329582A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512493A (ja) * 2006-12-11 2010-04-22 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト 自動車のハイブリッドクラッチ及びオートマチック伝動装置を制御するための液圧回路装置
KR20160059502A (ko) * 2014-11-18 2016-05-27 현대자동차주식회사 차량 구동계의 동력 차단시 발생하는 소음 저감 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512493A (ja) * 2006-12-11 2010-04-22 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト 自動車のハイブリッドクラッチ及びオートマチック伝動装置を制御するための液圧回路装置
KR20160059502A (ko) * 2014-11-18 2016-05-27 현대자동차주식회사 차량 구동계의 동력 차단시 발생하는 소음 저감 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1342930B1 (en) Vehicle clutch control device and control method of the same
EP3715609B1 (en) Internal combustion engine control method and internal combustion engine control device
KR0155610B1 (ko) 자동변속기부착차량의 클러치제어방법 및 장치
US4825993A (en) Automatic transmission system for vehicles
WO2009020083A2 (en) Control device and control method for vehicle
US9434390B2 (en) Vehicle control device and vehicle control method
WO2016027155A1 (en) Controller for vehicle and control method for vehicle
JP2006200370A (ja) エンジン自動停止始動制御装置
JP4112351B2 (ja) 自動車のエンジン停止制御装置
JP3719460B2 (ja) エンジンの自動停止始動装置及び方法
JPH10318288A (ja) 自動クラッチ制御装置
JPH10329582A (ja) 自動クラッチ制御装置
US10955047B2 (en) Vehicle control apparatus
US7534196B2 (en) Automatic stop device and method for internal combustion engine
JP3623368B2 (ja) 車両の変速装置
US11378024B2 (en) Internal combustion engine control method and internal combustion engine control device
JPH112259A (ja) 自動クラッチ制御装置
JPH0243048B2 (ja)
JPH10338060A (ja) 自動クラッチ制御装置
JPS61232932A (ja) 自動変速装置の変速制御方法
JPH062827Y2 (ja) 車両の発進制御装置
JP2000046168A (ja) 自動車用前進速度段切換制御装置
KR100398239B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 변속 제어 방법
JPH1078122A (ja) 車両用変速機の変速制御装置
JPH06171399A (ja) 自動変速装置