JPH10329768A - 車両用ドアおよびその組立て方法 - Google Patents
車両用ドアおよびその組立て方法Info
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- JPH10329768A JPH10329768A JP10082017A JP8201798A JPH10329768A JP H10329768 A JPH10329768 A JP H10329768A JP 10082017 A JP10082017 A JP 10082017A JP 8201798 A JP8201798 A JP 8201798A JP H10329768 A JPH10329768 A JP H10329768A
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- sash
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ドア艤装部品の組付け作業性を容易にしうる車
両用ドアを提供する。 【解決手段】パネル本体部15と一方のアウタサッシュ
14aとを備えたアウタパネル13と、所定のドア艤装
部品25を実装させるパネルベース部22とインナサッ
シュ14bとを備えたインナパネル21とが、対面合致
して構成されたドアパネル12に、ドアトリム31が取
付けられてなる車両用ドア11。
両用ドアを提供する。 【解決手段】パネル本体部15と一方のアウタサッシュ
14aとを備えたアウタパネル13と、所定のドア艤装
部品25を実装させるパネルベース部22とインナサッ
シュ14bとを備えたインナパネル21とが、対面合致
して構成されたドアパネル12に、ドアトリム31が取
付けられてなる車両用ドア11。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のボディ艤装
ラインにおける組立てを容易化できる車両用ドアとその
組立て方法に関する。
ラインにおける組立てを容易化できる車両用ドアとその
組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な車両ボディは、プレス成形され
た鋼板部品をボディ溶接ラインで接合していくつかのサ
ブアセンブリとし、これらサブアセンブリを組立ててホ
ワイトボディを得る。このホワイトボディをボディ塗装
ラインで塗装したのち、ボディ艤装ラインにおいて艤装
部品を組付けることにより完成する。
た鋼板部品をボディ溶接ラインで接合していくつかのサ
ブアセンブリとし、これらサブアセンブリを組立ててホ
ワイトボディを得る。このホワイトボディをボディ塗装
ラインで塗装したのち、ボディ艤装ラインにおいて艤装
部品を組付けることにより完成する。
【0003】車両ボディに組付けられる車両用ドアは、
車外側に配されるドアアウタパネルと車内側に配される
ドアインナパネルとを、主要構成部材としている。これ
ら両パネルとも、鋼板プレス品である。そして、ボディ
溶接ラインでドアアウタパネルとドアインナパネルとを
ヘミング加工およびスポット溶接することによりドアサ
ブアセンブリが組立てられていた。これをヒンジを用い
てボディに組付けた後、ボディ塗装ラインにて電着、中
塗りおよび上塗りの各塗装を施す。ドアサブアセンブリ
をボディに組付けた状態で塗装を施す理由は、ボディと
ドアとで色調が変わらないようにするためである。最後
に、ボディ艤装ラインにてドアガラス、ウィンドレギュ
レータなどのドア艤装部品を組付けていた。
車外側に配されるドアアウタパネルと車内側に配される
ドアインナパネルとを、主要構成部材としている。これ
ら両パネルとも、鋼板プレス品である。そして、ボディ
溶接ラインでドアアウタパネルとドアインナパネルとを
ヘミング加工およびスポット溶接することによりドアサ
ブアセンブリが組立てられていた。これをヒンジを用い
てボディに組付けた後、ボディ塗装ラインにて電着、中
塗りおよび上塗りの各塗装を施す。ドアサブアセンブリ
をボディに組付けた状態で塗装を施す理由は、ボディと
ドアとで色調が変わらないようにするためである。最後
に、ボディ艤装ラインにてドアガラス、ウィンドレギュ
レータなどのドア艤装部品を組付けていた。
【0004】このような鋼板プレス品からなる車両用ド
アでは、塗完ボディ、すなわち図5に示すようにドアア
ウタパネル2の車内側にドアインナパネル3を取付ける
とともに、サッシュ4が接合された車両用ドアパネル1
となった状態で、ドア艤装部品の組付けが行われること
になる。このため、必要なドア艤装部品は、ドアインナ
パネル3に開設された作業孔5を利用して組付けられる
のが一般的であった。
アでは、塗完ボディ、すなわち図5に示すようにドアア
ウタパネル2の車内側にドアインナパネル3を取付ける
とともに、サッシュ4が接合された車両用ドアパネル1
となった状態で、ドア艤装部品の組付けが行われること
になる。このため、必要なドア艤装部品は、ドアインナ
パネル3に開設された作業孔5を利用して組付けられる
のが一般的であった。
【0005】ドアインナパネル3の狭小な作業孔5を利
用してドア艤装部品、特にドアガラスやウィンドレギュ
レータなどの大物部品を組付ける場合、ボディ艤装ライ
ン中で取廻しながらドア内へ組付けなければならない。
そのため、多大な時間がかかるうえ、塗完ボディに傷を
付けるおそれもあった。また、狭小な作業孔5を利用し
て大物部品を組付ける作業は複雑な手順を経なければな
らない。そのため、優れた産業用ロボット等を用いても
自動化はきわめて困難な状態にあった。
用してドア艤装部品、特にドアガラスやウィンドレギュ
レータなどの大物部品を組付ける場合、ボディ艤装ライ
ン中で取廻しながらドア内へ組付けなければならない。
そのため、多大な時間がかかるうえ、塗完ボディに傷を
付けるおそれもあった。また、狭小な作業孔5を利用し
て大物部品を組付ける作業は複雑な手順を経なければな
らない。そのため、優れた産業用ロボット等を用いても
自動化はきわめて困難な状態にあった。
【0006】そこで、ドア擬装部品を1つの基板に取付
けてモジュール化し、これをドアパネルに装着すること
が、種々提案されている。これにより、ドアインナパネ
ルの作業孔を用いて各ドア擬装部品を取付ける煩雑さを
解消させるものである。
けてモジュール化し、これをドアパネルに装着すること
が、種々提案されている。これにより、ドアインナパネ
ルの作業孔を用いて各ドア擬装部品を取付ける煩雑さを
解消させるものである。
【0007】例えば、米国特許第4785585号明細
書には、ドア艤装部品をモジュール基板に一体化させて
ドアモジュールを形成し、このドアモジュールをドアパ
ネルに取付けることが提案されている。この場合、ドア
インナパネルに開口部が設けられており、この開口部か
らドアモジュールをドアパネル内に挿入し、ドアの組付
け容易性を向上させている。
書には、ドア艤装部品をモジュール基板に一体化させて
ドアモジュールを形成し、このドアモジュールをドアパ
ネルに取付けることが提案されている。この場合、ドア
インナパネルに開口部が設けられており、この開口部か
らドアモジュールをドアパネル内に挿入し、ドアの組付
け容易性を向上させている。
【0008】この明細書に開示されたドアは、インナパ
ネルとアウタパネルとの間にキャビティを設け、このキ
ャビティ内にドアモジュールが装着される。上記のよう
にインナパネルには開口部が設けられているため、ドア
モジュールは開口部からキャビティ内に挿入され装着さ
れる。この際、同明細書に図示されているように、ドア
モジュールを開口部の下側から上側に向けて持上げ、ド
アガラスをインナパネルとアウタパネルとの間に形成さ
れるベルトラインに挿入させて、ドアモジュールがキャ
ビティ内に装着される。
ネルとアウタパネルとの間にキャビティを設け、このキ
ャビティ内にドアモジュールが装着される。上記のよう
にインナパネルには開口部が設けられているため、ドア
モジュールは開口部からキャビティ内に挿入され装着さ
れる。この際、同明細書に図示されているように、ドア
モジュールを開口部の下側から上側に向けて持上げ、ド
アガラスをインナパネルとアウタパネルとの間に形成さ
れるベルトラインに挿入させて、ドアモジュールがキャ
ビティ内に装着される。
【0009】このドアモジュールの挿入、取付け作業に
おいて、開口部への挿入時のドアモジュールの取廻しに
2次元的、場合によっては3次元的な動きが要求され
る。すなわち、ドアモジュールがキャビティ内に装着さ
れるまでに、ドアモジュールは、開口部の面に垂直な方
向(ドアモジュールを開口部に向けて進行させる方向:
第1の方向)と、開口部の面に平行な方向(開口部にお
ける下方からベルトラインに向かう方向:第2の方向)
とに動かされる。この場合、開口部近傍においてドアモ
ジュールの動きは、少なくとも第1の方向と第2の方向
とが合成された動きとなる。
おいて、開口部への挿入時のドアモジュールの取廻しに
2次元的、場合によっては3次元的な動きが要求され
る。すなわち、ドアモジュールがキャビティ内に装着さ
れるまでに、ドアモジュールは、開口部の面に垂直な方
向(ドアモジュールを開口部に向けて進行させる方向:
第1の方向)と、開口部の面に平行な方向(開口部にお
ける下方からベルトラインに向かう方向:第2の方向)
とに動かされる。この場合、開口部近傍においてドアモ
ジュールの動きは、少なくとも第1の方向と第2の方向
とが合成された動きとなる。
【0010】このような動きは、ドアを含め、車両の製
造工程の自動化の妨げになる。車両の組立てラインにお
いて、ロボットによりすばやく単純にドアを組立てるこ
とは、車両の製造工程の自動化に大きく貢献する。しか
し、複数の方向の動きを合成させた動きは複雑である。
したがって、上記のドアモジュールのキャビティへの装
着をロボットを用いて行うことは容易でない。
造工程の自動化の妨げになる。車両の組立てラインにお
いて、ロボットによりすばやく単純にドアを組立てるこ
とは、車両の製造工程の自動化に大きく貢献する。しか
し、複数の方向の動きを合成させた動きは複雑である。
したがって、上記のドアモジュールのキャビティへの装
着をロボットを用いて行うことは容易でない。
【0011】上記明細書のドアにおいては、一体化によ
って、ドアモジュール全体が大型部品となる。そのた
め、取付け作業時の取廻しに生じる、従来のドア艤装部
品を個々に取付ける場合にはない大型部品に特有の上述
したような問題について、これを解決するための手法開
発に取り組まなければならない。しかし、ドア艤装部品
がモジュール基板に一体化されているとはいえ、大型化
による問題点を考慮した構造ではないため、上記明細書
のドアは依然としてドアの組付け作業性を向上させるに
至っていない。
って、ドアモジュール全体が大型部品となる。そのた
め、取付け作業時の取廻しに生じる、従来のドア艤装部
品を個々に取付ける場合にはない大型部品に特有の上述
したような問題について、これを解決するための手法開
発に取り組まなければならない。しかし、ドア艤装部品
がモジュール基板に一体化されているとはいえ、大型化
による問題点を考慮した構造ではないため、上記明細書
のドアは依然としてドアの組付け作業性を向上させるに
至っていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、一般に車両用ド
アにはドアロック等が取付けられている。このドアロッ
クは車両ボディに向かって突出するものである。そのた
め、ドアロックはドアインナパネルの後端面に突起状と
なって取付けられている。その結果、ドアロックもドア
モジュールに一体化させると、上記の3次元的な動きが
求められる。ドアモジュールをドアパネルに装着した後
にドアロックを取付けるのでは、作業工程の簡略化には
寄与しない。
アにはドアロック等が取付けられている。このドアロッ
クは車両ボディに向かって突出するものである。そのた
め、ドアロックはドアインナパネルの後端面に突起状と
なって取付けられている。その結果、ドアロックもドア
モジュールに一体化させると、上記の3次元的な動きが
求められる。ドアモジュールをドアパネルに装着した後
にドアロックを取付けるのでは、作業工程の簡略化には
寄与しない。
【0013】こうした課題に対しては、ドアパネルに対
しドアモジュールを前方側から送り入れる構造が適して
いる。例えば、米国特許第4850636号明細書にこ
の構造が開示されている。しかし、この場合にはドアモ
ジュールにドア開閉用のヒンジを付設しなければならな
い。そのため、ドアの開閉に重要な役割を果たしている
ヒンジの取付け構造に充分な強度を確保できなくなる問
題があった。しかも、このような不具合を解消しようと
してヒンジの取付け位置等を調整しようとすると、ドア
自体の外径形状とボディ開口部との間での建付け調整が
困難になる。
しドアモジュールを前方側から送り入れる構造が適して
いる。例えば、米国特許第4850636号明細書にこ
の構造が開示されている。しかし、この場合にはドアモ
ジュールにドア開閉用のヒンジを付設しなければならな
い。そのため、ドアの開閉に重要な役割を果たしている
ヒンジの取付け構造に充分な強度を確保できなくなる問
題があった。しかも、このような不具合を解消しようと
してヒンジの取付け位置等を調整しようとすると、ドア
自体の外径形状とボディ開口部との間での建付け調整が
困難になる。
【0014】そこで、ドアアウタパネルを合成樹脂から
形成するとともに、ドアアウタパネルとドアインナパネ
ルとに挟まれたスケルトンにドア艤装部品を装着するこ
とで、ドアの組付け作業性を向上させることが提案され
ている(例えば特開昭63−53112号公報参照)。
形成するとともに、ドアアウタパネルとドアインナパネ
ルとに挟まれたスケルトンにドア艤装部品を装着するこ
とで、ドアの組付け作業性を向上させることが提案され
ている(例えば特開昭63−53112号公報参照)。
【0015】上記公報に開示された車両用ドアでは、ス
ケルトンがドアガラスサッシュを有しており、このスケ
ルトンがドアの本体部としての役割を担いながらボディ
にヒンジを介して取付けられている。ドアのインナパネ
ルとアウタパネルとは、スケルトンの表裏を覆う単なる
カバーとして機能しているに過ぎないため、ドア艤装部
品をスケルトンに装着する際の取廻し作業性が悪くなる
欠点があった。
ケルトンがドアガラスサッシュを有しており、このスケ
ルトンがドアの本体部としての役割を担いながらボディ
にヒンジを介して取付けられている。ドアのインナパネ
ルとアウタパネルとは、スケルトンの表裏を覆う単なる
カバーとして機能しているに過ぎないため、ドア艤装部
品をスケルトンに装着する際の取廻し作業性が悪くなる
欠点があった。
【0016】しかも、スケルトンをボディに取付けた後
に(実車の前後を問わず)ドア艤装部品の不良が発覚し
た場合や、後々のドア艤装部品のメンテナンス時等にあ
っては、ドア艤装部品がすでにスケルトンに装着された
状態にあることもあって、そのままでの修繕作業は困難
になる。この場合、スケルトン自身をボディから取り外
すことが考えられるが、上記のようにスケルトンはドア
の本体部としての役割を担っているため、そのハンドリ
ング性の悪さからドア艤装部品の修繕作業性も悪くな
る。
に(実車の前後を問わず)ドア艤装部品の不良が発覚し
た場合や、後々のドア艤装部品のメンテナンス時等にあ
っては、ドア艤装部品がすでにスケルトンに装着された
状態にあることもあって、そのままでの修繕作業は困難
になる。この場合、スケルトン自身をボディから取り外
すことが考えられるが、上記のようにスケルトンはドア
の本体部としての役割を担っているため、そのハンドリ
ング性の悪さからドア艤装部品の修繕作業性も悪くな
る。
【0017】さらに、スケルトンは、上述のとおりドア
ガラスサッシュを有するドアの本体部としての役割を担
っているため、必ず車両の車種毎にその車種の形状にあ
わせた専用のスケルトンとして用意されなければならな
い。したがって、近年、その傾向が顕著となっている多
品種少量生産というユーザー側の車両需要に対応しづら
く、生産管理も煩雑になる。さらに、スケルトンをボデ
ィに取付けた後にアウタパネルを組付けなければならな
いため、アウタパネルとボディとの色調を合わせるため
にはドア擬装部品を組付けた状態で塗装を施さなければ
ならない。これにより、ドア擬装部品が塗料にさらされ
てしまう。
ガラスサッシュを有するドアの本体部としての役割を担
っているため、必ず車両の車種毎にその車種の形状にあ
わせた専用のスケルトンとして用意されなければならな
い。したがって、近年、その傾向が顕著となっている多
品種少量生産というユーザー側の車両需要に対応しづら
く、生産管理も煩雑になる。さらに、スケルトンをボデ
ィに取付けた後にアウタパネルを組付けなければならな
いため、アウタパネルとボディとの色調を合わせるため
にはドア擬装部品を組付けた状態で塗装を施さなければ
ならない。これにより、ドア擬装部品が塗料にさらされ
てしまう。
【0018】本発明は、従来技術にみられた上記課題に
鑑み、ドア艤装部品の組付け作業性を向上させうる車両
用ドアおよびその組立て方法を提供することを目的とす
る。
鑑み、ドア艤装部品の組付け作業性を向上させうる車両
用ドアおよびその組立て方法を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべくな
された本発明の特徴は、サッシュが一体化されたドアパ
ネルと、該ドアパネルの車内側に覆設されるドアトリム
とから少なくとも構成される車両用ドアにおいて、前記
ドアパネルは、アウタパネルと所定のドア艤装部品を備
えたインナパネルとが、アウタパネルのパネル本体部と
前記ドア艤装部品を実装するインナパネルのパネルベー
ス部との間に前記ドア艤装部品が収納される空間が形成
されるように、相互に対面合致させて位置決めして組付
けられてなり、前記サッシュは、パネル本体部の上方に
一体化されてアウタパネルに設けられたアウタサッシュ
と、パネルベース部の上方に一体化されてインナパネル
に設けられたインナサッシュとからなる2つの半割サッ
シュ部に分割されて構成され、アウタパネルとインナパ
ネルとの接合によって2つの半割サッシュ部が対面合致
してサッシュが形成されていることにある。
された本発明の特徴は、サッシュが一体化されたドアパ
ネルと、該ドアパネルの車内側に覆設されるドアトリム
とから少なくとも構成される車両用ドアにおいて、前記
ドアパネルは、アウタパネルと所定のドア艤装部品を備
えたインナパネルとが、アウタパネルのパネル本体部と
前記ドア艤装部品を実装するインナパネルのパネルベー
ス部との間に前記ドア艤装部品が収納される空間が形成
されるように、相互に対面合致させて位置決めして組付
けられてなり、前記サッシュは、パネル本体部の上方に
一体化されてアウタパネルに設けられたアウタサッシュ
と、パネルベース部の上方に一体化されてインナパネル
に設けられたインナサッシュとからなる2つの半割サッ
シュ部に分割されて構成され、アウタパネルとインナパ
ネルとの接合によって2つの半割サッシュ部が対面合致
してサッシュが形成されていることにある。
【0020】また、上記目的を達成すべくなされた本発
明の特徴は、アウタパネルとインナパネルとを接合し
て、ドアパネルを組立てる車両用ドアの組立て方法にお
いて、アウタパネルとして、車両の意匠面を形成するパ
ネル本体部と、パネル本体部の上方に一体化されたアウ
タサッシュとを有し、インナパネルと接合された際にイ
ンナパネルとの間にドア艤装部品が収納される空間が形
成されるものを用意し、インナパネルとして、ドア艤装
部品を実装するインナパネルのパネルベース部と、パネ
ルベース部の上方に一体化されたインナサッシュとを有
し、ドア擬装部品がパネルベース部に実装されたものを
用意し、これらアウタパネルとインナパネルとを相互に
対面合致させて位置決めして組付けて、インナサッシュ
とアウタサッシュとを対面合致させてサッシュを形成
し、上方にサッシュを有する車両用ドアを組立てること
にある。
明の特徴は、アウタパネルとインナパネルとを接合し
て、ドアパネルを組立てる車両用ドアの組立て方法にお
いて、アウタパネルとして、車両の意匠面を形成するパ
ネル本体部と、パネル本体部の上方に一体化されたアウ
タサッシュとを有し、インナパネルと接合された際にイ
ンナパネルとの間にドア艤装部品が収納される空間が形
成されるものを用意し、インナパネルとして、ドア艤装
部品を実装するインナパネルのパネルベース部と、パネ
ルベース部の上方に一体化されたインナサッシュとを有
し、ドア擬装部品がパネルベース部に実装されたものを
用意し、これらアウタパネルとインナパネルとを相互に
対面合致させて位置決めして組付けて、インナサッシュ
とアウタサッシュとを対面合致させてサッシュを形成
し、上方にサッシュを有する車両用ドアを組立てること
にある。
【0021】本発明においてアウタパネルとインナパネ
ルとは、アウタパネルとインナパネルとのうち一方の側
の所定位置に設けられた1以上の位置決めピンと、他方
の側の対応位置に設けられた1以上の位置決め用孔とで
位置決め自在とするのが望ましい。また、アウタパネル
には、半割サッシュ枠部の外周側を含む所定のシール部
位にウエザーストリップが付設されるのが好ましい。さ
らに、前記ドア擬装部品は、ドアガラス、ドアガラスを
昇降させるレギュレータ、およびドアガラスをサッシュ
に沿ってガイドするランチャンネルを含むものであり、
前記インナサッシュは前記ランチャンネルを収容する凹
部を有し、前記アウタサッシュは前記インナサッシュの
車外側面を覆う意匠部と前記凹部の底部外側面を受ける
ように該底部外側面に当接する受け部とを有するもので
あることは好ましい。
ルとは、アウタパネルとインナパネルとのうち一方の側
の所定位置に設けられた1以上の位置決めピンと、他方
の側の対応位置に設けられた1以上の位置決め用孔とで
位置決め自在とするのが望ましい。また、アウタパネル
には、半割サッシュ枠部の外周側を含む所定のシール部
位にウエザーストリップが付設されるのが好ましい。さ
らに、前記ドア擬装部品は、ドアガラス、ドアガラスを
昇降させるレギュレータ、およびドアガラスをサッシュ
に沿ってガイドするランチャンネルを含むものであり、
前記インナサッシュは前記ランチャンネルを収容する凹
部を有し、前記アウタサッシュは前記インナサッシュの
車外側面を覆う意匠部と前記凹部の底部外側面を受ける
ように該底部外側面に当接する受け部とを有するもので
あることは好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る車両用ドア
の一例を示す分解斜視図であり、サッシュ14が一体化
されたドアパネル12と、該ドアパネル12の車内側に
覆設されるドアトリム31とで車両用ドア11の全体が
構成されている。
の一例を示す分解斜視図であり、サッシュ14が一体化
されたドアパネル12と、該ドアパネル12の車内側に
覆設されるドアトリム31とで車両用ドア11の全体が
構成されている。
【0023】この場合、ドアパネル12は、パネル本体
部15とアウタサッシュ14aとを備えたアウタパネル
13と、所定のドア艤装部品25を実装させるパネルベ
ース部22とインナサッシュ14bとを備えたインナパ
ネル21とからなる。アウタパネル13のパネル本体部
15は、車内側に凹部を有する皿状に形成されている。
そして、インナパネル21とアウタパネル13とを接合
した際に、パネルベース部22の車外側に実装されるド
ア艤装部品25を収納する空間17が形成されるように
構成されている。
部15とアウタサッシュ14aとを備えたアウタパネル
13と、所定のドア艤装部品25を実装させるパネルベ
ース部22とインナサッシュ14bとを備えたインナパ
ネル21とからなる。アウタパネル13のパネル本体部
15は、車内側に凹部を有する皿状に形成されている。
そして、インナパネル21とアウタパネル13とを接合
した際に、パネルベース部22の車外側に実装されるド
ア艤装部品25を収納する空間17が形成されるように
構成されている。
【0024】アウタパネル13を構成するパネル本体部
15は、ドアの意匠面を形成するものであり、アウタサ
ッシュ14aとともに鋼板で一体にプレス成形すること
によりその全体が形成されている。
15は、ドアの意匠面を形成するものであり、アウタサ
ッシュ14aとともに鋼板で一体にプレス成形すること
によりその全体が形成されている。
【0025】また、アウタパネル13には、アウタサッ
シュ14aの外周に位置する面とパネル本体部15とを
含む所定のシール部位にウエザーストリップ20があら
かじめ付設されている。すなわち、インナパネル21と
アウタパネル13とを接合した際に形成される両者間の
境界(割線)にほぼ沿うように、かつ割線よりも車外側
に、ウエザーストリップ20が付設されるものである。
これにより、ドアの水密性を確保できる。
シュ14aの外周に位置する面とパネル本体部15とを
含む所定のシール部位にウエザーストリップ20があら
かじめ付設されている。すなわち、インナパネル21と
アウタパネル13とを接合した際に形成される両者間の
境界(割線)にほぼ沿うように、かつ割線よりも車外側
に、ウエザーストリップ20が付設されるものである。
これにより、ドアの水密性を確保できる。
【0026】なお、ドア艤装部品25のうちのラッチを
含むドアロック25cやドアをボディに取付けるための
チェッカー24は、ドアの側端面のほぼ中央に設けられ
るのが一般的である。そのため、上記割線は、一直線状
ではなく、図示のように折線状に形成されることが好ま
しい。すなわち、インナパネル21に備えられるドア艤
装部品25やその他の部品の形状に応じて両者が密着し
て接合されるようにインナパネル21とアウタパネル1
3との形状が適宜決定される。また、本例では、ドアの
開閉のためのヒンジ組付け部18はアウタパネル13に
設けられている。これにより、開閉のための剛性を確保
でき、ボディへのドアの装着を強固にできる。
含むドアロック25cやドアをボディに取付けるための
チェッカー24は、ドアの側端面のほぼ中央に設けられ
るのが一般的である。そのため、上記割線は、一直線状
ではなく、図示のように折線状に形成されることが好ま
しい。すなわち、インナパネル21に備えられるドア艤
装部品25やその他の部品の形状に応じて両者が密着し
て接合されるようにインナパネル21とアウタパネル1
3との形状が適宜決定される。また、本例では、ドアの
開閉のためのヒンジ組付け部18はアウタパネル13に
設けられている。これにより、開閉のための剛性を確保
でき、ボディへのドアの装着を強固にできる。
【0027】一方、インナパネル21を構成しているパ
ネルベース部22は、パネル本体部15により確保され
る空間17の位置と相対的に対応させた状態のもとで所
定のドア艤装部品25を実装するために用意されるもの
である。そして、インナサッシュ14bとともに鋼板で
アウタパネル13の外形とほぼ一致する外形となるよう
に、一体にプレス成形することにより形成されている。
ネルベース部22は、パネル本体部15により確保され
る空間17の位置と相対的に対応させた状態のもとで所
定のドア艤装部品25を実装するために用意されるもの
である。そして、インナサッシュ14bとともに鋼板で
アウタパネル13の外形とほぼ一致する外形となるよう
に、一体にプレス成形することにより形成されている。
【0028】また、パネルベース部22に実装されるド
ア艤装部品25については、図示例のようにレギュレー
タ25aと、レギュレータ25aに支持されてインナサ
ッシュ14bに沿って昇降するドアガラス25bと、車
両のボディに取付けられる側とは反対側に位置する後端
側を車外側へと折曲した後端折曲部23に取付けられて
いるドアロック25c、ドアガラスの昇降をガイドする
ランチャンネルなどのほか、車種により必要とされる適
宜の部品群で構成されている。なお、パネルベース部2
2の車両のボディに取付けられる側には、チェッカー2
4が付設されている。
ア艤装部品25については、図示例のようにレギュレー
タ25aと、レギュレータ25aに支持されてインナサ
ッシュ14bに沿って昇降するドアガラス25bと、車
両のボディに取付けられる側とは反対側に位置する後端
側を車外側へと折曲した後端折曲部23に取付けられて
いるドアロック25c、ドアガラスの昇降をガイドする
ランチャンネルなどのほか、車種により必要とされる適
宜の部品群で構成されている。なお、パネルベース部2
2の車両のボディに取付けられる側には、チェッカー2
4が付設されている。
【0029】さらに、アウタパネル13とインナパネル
21とには、いずれか一方の側、図示例ではアウタパネ
ル13に例えば2本の位置決めピン19が、他方の側、
図示例ではインナパネル21のそれぞれの対応位置に例
えば計2個の位置決め用孔26がそれぞれ設けられてい
る。
21とには、いずれか一方の側、図示例ではアウタパネ
ル13に例えば2本の位置決めピン19が、他方の側、
図示例ではインナパネル21のそれぞれの対応位置に例
えば計2個の位置決め用孔26がそれぞれ設けられてい
る。
【0030】このため、アウタパネル13とインナパネ
ル21とは、位置決めピン19を対応する位置決め用孔
26に挿入して、アウタサッシュ14a、14bを含め
相互に対面合致するように位置決めして組付けうる。こ
うして、ドア艤装部品25を空間17内に収納させ、か
つ、ウエザーストリップ20で水密性が付与されたサッ
シュ14を備えてなるドアパネル12を形成できる。
ル21とは、位置決めピン19を対応する位置決め用孔
26に挿入して、アウタサッシュ14a、14bを含め
相互に対面合致するように位置決めして組付けうる。こ
うして、ドア艤装部品25を空間17内に収納させ、か
つ、ウエザーストリップ20で水密性が付与されたサッ
シュ14を備えてなるドアパネル12を形成できる。
【0031】なお、組付けた後のアウタパネル13とイ
ンナパネル21との間に形成される割線は、ドアパネル
12の車内側に取付けられる適宜構造のドアトリム31
により隠蔽することが好ましい。また、車外側から割線
内に侵入するおそれのある風雨も上記ウエザーストリッ
プ20により確実に遮断して車両用ドア11を形成でき
る。
ンナパネル21との間に形成される割線は、ドアパネル
12の車内側に取付けられる適宜構造のドアトリム31
により隠蔽することが好ましい。また、車外側から割線
内に侵入するおそれのある風雨も上記ウエザーストリッ
プ20により確実に遮断して車両用ドア11を形成でき
る。
【0032】図2は、本発明に係る車両用ドアの2つに
分割されたサッシュの構成を説明する要部分解断面図で
あり、図1の破線丸印部分を拡大したものである。ま
た、図3は、これらを組付けた状態を示す要部断面図で
ある。
分割されたサッシュの構成を説明する要部分解断面図で
あり、図1の破線丸印部分を拡大したものである。ま
た、図3は、これらを組付けた状態を示す要部断面図で
ある。
【0033】インナサッシュ14bは、軟質樹脂製のラ
ンチャンネル25dを収容する凹部140を有してい
る。この凹部140にランチャンネル25dが収容さ
れ、ドアガラス25bが、昇降時にドアガラス25bを
ガイドする。アウタサッシュ14aは、インナサッシュ
14bの車外側面141を覆う意匠部143と凹部14
0の底部外側面142を受けるように外側面142に当
接する受け部144とを有して、概略T字状に形成され
ている。受け部144の外周側面には、ウエザーストリ
ップ20が付設されている。
ンチャンネル25dを収容する凹部140を有してい
る。この凹部140にランチャンネル25dが収容さ
れ、ドアガラス25bが、昇降時にドアガラス25bを
ガイドする。アウタサッシュ14aは、インナサッシュ
14bの車外側面141を覆う意匠部143と凹部14
0の底部外側面142を受けるように外側面142に当
接する受け部144とを有して、概略T字状に形成され
ている。受け部144の外周側面には、ウエザーストリ
ップ20が付設されている。
【0034】このように、ガラスランチャンネル25d
を収容する凹部140が設けられるようにインナサッシ
ュ14bを形成することによって、ランチャンネル25
dを含む各種ドア擬装部品25をインナパネルに集約さ
せうる。さらにこの場合、インナサッシュ14bを凹部
140が設けられるように形成しているので、サッシュ
に必要な剛性を充分に付与できる。
を収容する凹部140が設けられるようにインナサッシ
ュ14bを形成することによって、ランチャンネル25
dを含む各種ドア擬装部品25をインナパネルに集約さ
せうる。さらにこの場合、インナサッシュ14bを凹部
140が設けられるように形成しているので、サッシュ
に必要な剛性を充分に付与できる。
【0035】次に、本発明に係る車両用ドア11の組立
てにつきその作用とともに説明する。ドアパネル12
は、アウタパネル13とインナパネル21とに2分割し
て構成されているので、それぞれを別工程にて各別に組
立てうる。
てにつきその作用とともに説明する。ドアパネル12
は、アウタパネル13とインナパネル21とに2分割し
て構成されているので、それぞれを別工程にて各別に組
立てうる。
【0036】このうち、アウタパネル13のドアの意匠
面を形成するパネル本体部15は、ドア艤装部品25を
収納する空間17を形成するために皿状に形成されてい
る。この場合、パネル本体部15は、アウタサッシュ1
4aともども鋼板で一体にプレス成形することにより簡
便に形成できる。そして、インナパネル21が備えるド
ア艤装部品25の配置状態との関係で定まる適宜位置に
必要な空間17を容易に形成できる。また、アウタサッ
シュ14aの車内側に位置する面とパネル本体部15と
を含む所定のシール部位にウエザーストリップ20が配
設されている。これにより、必要にして充分な水密性を
確保できる。
面を形成するパネル本体部15は、ドア艤装部品25を
収納する空間17を形成するために皿状に形成されてい
る。この場合、パネル本体部15は、アウタサッシュ1
4aともども鋼板で一体にプレス成形することにより簡
便に形成できる。そして、インナパネル21が備えるド
ア艤装部品25の配置状態との関係で定まる適宜位置に
必要な空間17を容易に形成できる。また、アウタサッ
シュ14aの車内側に位置する面とパネル本体部15と
を含む所定のシール部位にウエザーストリップ20が配
設されている。これにより、必要にして充分な水密性を
確保できる。
【0037】一方、インナパネル21は、インナサッシ
ュ14bともども鋼板で一体にプレス成形して形成され
たパネルベース部22と、パネルベース部22に実装さ
れる各種のドア艤装部品25とで構成されている。これ
により、塗完ボディを傷付けることなく独立した工程
で、パネルベース部22に対し治具等を用いてドア艤装
部品25を産業用ロボット等を用いて自動的に精度よく
個別に組付けうる。
ュ14bともども鋼板で一体にプレス成形して形成され
たパネルベース部22と、パネルベース部22に実装さ
れる各種のドア艤装部品25とで構成されている。これ
により、塗完ボディを傷付けることなく独立した工程
で、パネルベース部22に対し治具等を用いてドア艤装
部品25を産業用ロボット等を用いて自動的に精度よく
個別に組付けうる。
【0038】また、インナパネル21は、アウタパネル
13とドアトリム31とで隠蔽されるため、車両のボデ
ィの外板色とは無関係である。そのため、アウタパネル
13をボディの色調に合わせる目的でアウタパネルをボ
ディに組付けた状態で塗装をする際に、インナパネル2
1を組付けておかなくてよい。結果として、ドア擬装部
品25の装着を塗装行程と完全に独立して行うことがで
き、アウタパネル13を組付けた状態でボディ塗装を行
った後に、ドア擬装部品25を装着したインナパネル2
1をアウタパネル13に組付けうる。
13とドアトリム31とで隠蔽されるため、車両のボデ
ィの外板色とは無関係である。そのため、アウタパネル
13をボディの色調に合わせる目的でアウタパネルをボ
ディに組付けた状態で塗装をする際に、インナパネル2
1を組付けておかなくてよい。結果として、ドア擬装部
品25の装着を塗装行程と完全に独立して行うことがで
き、アウタパネル13を組付けた状態でボディ塗装を行
った後に、ドア擬装部品25を装着したインナパネル2
1をアウタパネル13に組付けうる。
【0039】しかも、パネルベース部22に実装される
ドア艤装部品25のうち、ドアガラス25bは、インナ
サッシュ14b(中のランチャンネル)に沿わせて昇降
可能に実装されている。これにより、ドアガラス25b
の昇降試験やその調整をインナパネル21とアウタパネ
ル13とを接合する前にインナパネル21のみで容易に
行うこともできる。
ドア艤装部品25のうち、ドアガラス25bは、インナ
サッシュ14b(中のランチャンネル)に沿わせて昇降
可能に実装されている。これにより、ドアガラス25b
の昇降試験やその調整をインナパネル21とアウタパネ
ル13とを接合する前にインナパネル21のみで容易に
行うこともできる。
【0040】さらに、アウタパネル13には位置決めピ
ン19が、インナパネル21には位置決め用孔26がそ
れぞれ設けられている。そのため、位置決めピン19を
位置決め用孔26に挿入することにより、直ちにアウタ
サッシュ14a、インナサッシュ14bを含め相互が対
面合致するように位置決めして組付けうる。
ン19が、インナパネル21には位置決め用孔26がそ
れぞれ設けられている。そのため、位置決めピン19を
位置決め用孔26に挿入することにより、直ちにアウタ
サッシュ14a、インナサッシュ14bを含め相互が対
面合致するように位置決めして組付けうる。
【0041】このようにしてアウタパネル13にインナ
パネル21を組付けることにより、所定の空間17に所
定のドア艤装部品25を収納させ、かつ、水密性に優れ
たサッシュ14を備えてなるドアパネル12を形成でき
る。
パネル21を組付けることにより、所定の空間17に所
定のドア艤装部品25を収納させ、かつ、水密性に優れ
たサッシュ14を備えてなるドアパネル12を形成でき
る。
【0042】こうして、車両用ドア11は、取廻しが容
易なアウタパネル13とインナパネル21とドアトリム
31との独立部材に3分割して構成しているので、アウ
タパネル13のみをボディに取付けて塗装作業を行うこ
とができ、その後に、取廻しが容易な状態でドア擬装部
品25を装着したインナパネル21をアウタパネル13
に取付けてドアパネル12とできる。この後、ドアパネ
ル12をボディに取付けた後にドアトリム31を装着し
て組立てうるので、ボディ艤装ラインにおける組付け時
間を著しく短縮できる。
易なアウタパネル13とインナパネル21とドアトリム
31との独立部材に3分割して構成しているので、アウ
タパネル13のみをボディに取付けて塗装作業を行うこ
とができ、その後に、取廻しが容易な状態でドア擬装部
品25を装着したインナパネル21をアウタパネル13
に取付けてドアパネル12とできる。この後、ドアパネ
ル12をボディに取付けた後にドアトリム31を装着し
て組立てうるので、ボディ艤装ラインにおける組付け時
間を著しく短縮できる。
【0043】そして、ランチャンネル25dを収容する
凹部140が設けられるようにインナサッシュ14bを
形成することによって、ランチャンネル25dを含む各
種ドア擬装部品25をインナパネルに集約させることが
でき、上記の昇降試験等を容易に行いうる。この場合、
インナサッシュ14bを凹部140が設けられるように
形成しているので、サッシュに必要な剛性を低下させる
ことなく、組付け作業が簡便な車両用ドアになしうる。
凹部140が設けられるようにインナサッシュ14bを
形成することによって、ランチャンネル25dを含む各
種ドア擬装部品25をインナパネルに集約させることが
でき、上記の昇降試験等を容易に行いうる。この場合、
インナサッシュ14bを凹部140が設けられるように
形成しているので、サッシュに必要な剛性を低下させる
ことなく、組付け作業が簡便な車両用ドアになしうる。
【0044】以上に述べた説明は、本発明に係る車両用
ドアの理解を容易にするための一具体例であり、これに
より本発明の要旨が限定されるものではない。例えば、
アウタパネル、インナパネルの材質、形状および構造
は、本発明に係る車両用ドアの仕様に応じて適宜変更で
きる。
ドアの理解を容易にするための一具体例であり、これに
より本発明の要旨が限定されるものではない。例えば、
アウタパネル、インナパネルの材質、形状および構造
は、本発明に係る車両用ドアの仕様に応じて適宜変更で
きる。
【0045】パネル本体部とアウタサッシュとは、一体
にプレス成形する他、パネル本体部とアウタサッシュと
をそれぞれ別途成形した後に、溶接等により接合させる
こともできる。パネルベース部とインナサッシュとにつ
いても同様で、一体にプレス成形する他、パネルベース
部とインナサッシュとをそれぞれ別途成形した後に、溶
接等により接合させることもできる。
にプレス成形する他、パネル本体部とアウタサッシュと
をそれぞれ別途成形した後に、溶接等により接合させる
こともできる。パネルベース部とインナサッシュとにつ
いても同様で、一体にプレス成形する他、パネルベース
部とインナサッシュとをそれぞれ別途成形した後に、溶
接等により接合させることもできる。
【0046】なお、本発明に係る車両用ドアは、アウタ
パネルとインナパネルとを対面合致させて組付けてなる
が、対面合致させることは、必ずしも両者の外形寸法が
一致していることを示すものではない。例えば、図4に
示すように、車両の前後方向について、アウタパネル1
3’の外形とインナパネル21’の外形をほぼ一致さ
せ、車両の上下方向について、アウタパネル13’に比
べてインナパネル21’を小寸法にすることもできる。
ただし、この場合においても、アウタパネル13’にお
けるアウタサッシュ14a’とインナサッシュ14b’
とは、それぞれの外形が概略一致している。
パネルとインナパネルとを対面合致させて組付けてなる
が、対面合致させることは、必ずしも両者の外形寸法が
一致していることを示すものではない。例えば、図4に
示すように、車両の前後方向について、アウタパネル1
3’の外形とインナパネル21’の外形をほぼ一致さ
せ、車両の上下方向について、アウタパネル13’に比
べてインナパネル21’を小寸法にすることもできる。
ただし、この場合においても、アウタパネル13’にお
けるアウタサッシュ14a’とインナサッシュ14b’
とは、それぞれの外形が概略一致している。
【0047】なお、この場合、アウタパネル13’とイ
ンナパネル21’との上下方向の組付け基準は、ライン
Tにより管理されている。そして、ラインTの近傍に設
けられたアウタパネル13’の位置決め用孔26’、イ
ンナパネル21’の位置決め用孔26”に組付け位置決
めピン19’を挿入して、両者の前後方向の位置決めを
し対面合致させて組付けている。その後、図示の端面に
設けた取付け用孔を用いてボルト締め等により組付け仕
上げをする。こうした対面合致の形態も、本発明に係る
車両用ドアの組付け形態に含まれる。
ンナパネル21’との上下方向の組付け基準は、ライン
Tにより管理されている。そして、ラインTの近傍に設
けられたアウタパネル13’の位置決め用孔26’、イ
ンナパネル21’の位置決め用孔26”に組付け位置決
めピン19’を挿入して、両者の前後方向の位置決めを
し対面合致させて組付けている。その後、図示の端面に
設けた取付け用孔を用いてボルト締め等により組付け仕
上げをする。こうした対面合致の形態も、本発明に係る
車両用ドアの組付け形態に含まれる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、パネル本体部とアウタ
サッシュとからなるアウタパネルに対し、インナサッシ
ュを備え、かつドア艤装部品を実装させてなるインナパ
ネルを後付けで取付けることにより、作業性の悪い作業
孔を利用することなくドア艤装部品を実装させたドアパ
ネルを容易に組立てうる。このような組立て作業は、複
雑な2次元、3次元的な動きを伴なわないので、簡便な
作業を実現できる。また、インナパネルは、必要なドア
艤装部品をパネルベース部にあらかじめ取付けることに
より形成されているので、ハンドリング性にも優れたも
のとなしうる。
サッシュとからなるアウタパネルに対し、インナサッシ
ュを備え、かつドア艤装部品を実装させてなるインナパ
ネルを後付けで取付けることにより、作業性の悪い作業
孔を利用することなくドア艤装部品を実装させたドアパ
ネルを容易に組立てうる。このような組立て作業は、複
雑な2次元、3次元的な動きを伴なわないので、簡便な
作業を実現できる。また、インナパネルは、必要なドア
艤装部品をパネルベース部にあらかじめ取付けることに
より形成されているので、ハンドリング性にも優れたも
のとなしうる。
【0049】その結果、ドアの組立時間を短縮でき、ボ
ディ艤装ラインの生産性を高めうるとともに、きわめて
容易な作業であるためボディに傷を付けるおそれもな
く、また産業用ロボットなどによる自動化も容易に実現
できる。
ディ艤装ラインの生産性を高めうるとともに、きわめて
容易な作業であるためボディに傷を付けるおそれもな
く、また産業用ロボットなどによる自動化も容易に実現
できる。
【0050】しかも、アウタパネルとインナパネルとは
別体となっているので、完成車の保守作業を行う場合
に、ドアガラスやレギュレータなどの艤装部品の点検や
整備・交換を容易に行うことができる。この場合におい
てもインナパネルがハンドリング性に富むことから、こ
れら点検、整備、交換をより簡便になしうる。
別体となっているので、完成車の保守作業を行う場合
に、ドアガラスやレギュレータなどの艤装部品の点検や
整備・交換を容易に行うことができる。この場合におい
てもインナパネルがハンドリング性に富むことから、こ
れら点検、整備、交換をより簡便になしうる。
【0051】また、アウタパネルとインナパネルとのい
ずれか一方に位置決めピンが、他方に位置決め用孔をそ
れぞれ設けられている場合には、これら位置決めピンと
位置決め用孔とで位置決めすること、直ちにアウタサッ
シュとインアサッシュとを含む相互を対面合致させて正
しく組付けうる。
ずれか一方に位置決めピンが、他方に位置決め用孔をそ
れぞれ設けられている場合には、これら位置決めピンと
位置決め用孔とで位置決めすること、直ちにアウタサッ
シュとインアサッシュとを含む相互を対面合致させて正
しく組付けうる。
【0052】しかも、組付けた後にアウタパネルとイン
ナパネルとの間に形成される割線は、パネルドアの車内
側に取付けられるドアトリムにより隠蔽できるほか、車
外側から割線内に侵入するおそれのある風雨もウエザー
ストリップを付設する場合には確実に遮断して車両用ド
アを形成できる。
ナパネルとの間に形成される割線は、パネルドアの車内
側に取付けられるドアトリムにより隠蔽できるほか、車
外側から割線内に侵入するおそれのある風雨もウエザー
ストリップを付設する場合には確実に遮断して車両用ド
アを形成できる。
【0053】加えて、ガラスランチャンネルを収容する
凹部が設けられるようにインナサッシュを形成すること
によって、ガラスランチャンネルを含む各種ドア擬装部
品をインナパネルに集約させうる。そして、インナサッ
シュを凹部が設けられるように形成することによって、
サッシュに必要な剛性を低下させることなく、組付け作
業が簡便な車両用ドアになしうる。
凹部が設けられるようにインナサッシュを形成すること
によって、ガラスランチャンネルを含む各種ドア擬装部
品をインナパネルに集約させうる。そして、インナサッ
シュを凹部が設けられるように形成することによって、
サッシュに必要な剛性を低下させることなく、組付け作
業が簡便な車両用ドアになしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアの一例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】図1の破線丸印部分を拡大した要部分解断面図
である。
である。
【図3】図2におけるインナサッシュおよびアウタサッ
シュが組付けられた状態を示す要部断面図である。
シュが組付けられた状態を示す要部断面図である。
【図4】本発明に係る車両用ドアの他の例を示す一部分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図5】従来からある車両用ドアをドアトリムを外して
車内側からみた場合の一例を示す正面図である。
車内側からみた場合の一例を示す正面図である。
11:車両用ドア 12:ドアパネル 13:アウタパネル 14:サッシュ 14a:アウタサッシュ 14b:インナサッシュ 15:パネル本体部 17:空間 21:インナパネル 22:パネルベース部 25:ドア艤装部品 31:ドアトリム
Claims (8)
- 【請求項1】サッシュが一体化されたドアパネルと、該
ドアパネルの車内側に覆設されるドアトリムとから少な
くとも構成される車両用ドアにおいて、 前記ドアパネルは、アウタパネルと所定のドア艤装部品
を備えたインナパネルとが、アウタパネルのパネル本体
部と前記ドア艤装部品を実装するインナパネルのパネル
ベース部との間に前記ドア艤装部品が収納される空間が
形成されるように、相互に対面合致させて位置決めして
組付けられてなり、前記サッシュは、パネル本体部の上
方に一体化されてアウタパネルに設けられたアウタサッ
シュと、パネルベース部の上方に一体化されてインナパ
ネルに設けられたインナサッシュとからなる2つの半割
サッシュ部に分割されて構成され、アウタパネルとイン
ナパネルとの接合によって2つの半割サッシュ部が対面
合致してサッシュが形成されていることを特徴とする車
両用ドア。 - 【請求項2】前記アウタパネルとインナパネルとは、ア
ウタパネルとインナパネルとのうち一方の側の所定位置
に設けられた1以上の位置決めピンと、他方の側の対応
位置に設けられた1以上の位置決め用孔とで位置決め自
在としたことを特徴とする請求項1記載の車両用ドア。 - 【請求項3】前記アウタパネルには、アウタサッシュの
外周側を含む所定のシール部位にウエザーストリップが
付設されていることを特徴とする請求項1または2記載
の車両用ドア。 - 【請求項4】前記ドア擬装部品は、ドアガラス、ドアガ
ラスを昇降させるレギュレータ、およびドアガラスをサ
ッシュに沿ってガイドするランチャンネルを含むもので
あり、前記インナサッシュは前記ランチャンネルを収容
する凹部を有し、前記アウタサッシュは前記インナサッ
シュの車外側面を覆う意匠部と前記凹部の底部外側面を
受けるように該底部外側面に当接する受け部とを有する
ものであることを特徴とする請求項1、2または3記載
の車両用ドア。 - 【請求項5】アウタパネルとインナパネルとを接合し
て、ドアパネルを組立てる車両用ドアの組立て方法にお
いて、 アウタパネルとして、車両の意匠面を形成するパネル本
体部と、パネル本体部の上方に一体化されたアウタサッ
シュとを有し、インナパネルと接合された際にインナパ
ネルとの間にドア艤装部品が収納される空間が形成され
るものを用意し、インナパネルとして、ドア艤装部品を
実装するインナパネルのパネルベース部と、パネルベー
ス部の上方に一体化されたインナサッシュとを有し、ド
ア擬装部品がパネルベース部に実装されたものを用意
し、これらアウタパネルとインナパネルとを相互に対面
合致させて位置決めして組付けて、インナサッシュとア
ウタサッシュとを対面合致させてサッシュを形成し、上
方にサッシュを有する車両用ドアを組立てることを特徴
とする車両用ドアの組立て方法。 - 【請求項6】前記アウタパネルとインナパネルとのうち
一方の側の所定位置に1以上の位置決めピンを設け、他
方の側の対応位置に1以上の位置決め用孔を設け、位置
決めピンを位置決め用孔に挿入することにより、アウタ
パネルとインナパネルとを相互に対面合致させて位置決
めして組付けることを特徴とする請求項5記載の車両用
ドアの組付け方法。 - 【請求項7】前記アウタパネルに、アウタサッシュの外
周側を含む所定のシール部位にウエザーストリップを付
設することを特徴とする請求項5または6記載の車両用
ドアの組付け方法。 - 【請求項8】前記ドア擬装部品として、ドアガラス、ド
アガラスを昇降させるレギュレータ、およびドアガラス
をサッシュに沿ってガイドするランチャンネルを用意
し、前記インナサッシュに前記ランチャンネルを収容す
る凹部を設けておいて、アウタパネルとインナパネルと
を対面合致させる前にランチャンネルを前記凹部に収納
し、前記アウタサッシュを前記インナサッシュの車外側
面を覆う意匠部と前記凹部の底部外側面を受けるように
該底部外側面に当接する受け部とを設けておき、前記意
匠部でインナサッシュの車外側面を覆い、前記受け部を
底部外側面に当接させて、アウタパネルとインナパネル
とを対面合致させることを特徴とする請求項5、6また
は7記載の車両用ドアの組立て方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082017A JPH10329768A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-27 | 車両用ドアおよびその組立て方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-82971 | 1997-04-01 | ||
| JP8297197 | 1997-04-01 | ||
| JP10082017A JPH10329768A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-27 | 車両用ドアおよびその組立て方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329768A true JPH10329768A (ja) | 1998-12-15 |
Family
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPWO2020158864A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2021-12-02 | シロキ工業株式会社 | 車両ドア |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10082017A patent/JPH10329768A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020158864A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2021-12-02 | シロキ工業株式会社 | 車両ドア |
| CN111845293A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-10-30 | 延锋彼欧汽车外饰系统有限公司 | 一种维修保养便利的复合材料车门 |
| CN111845293B (zh) * | 2020-08-21 | 2025-03-07 | 延锋彼欧汽车外饰系统有限公司 | 一种维修保养便利的复合材料车门 |
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