JPH1032980A - 電圧変換装置 - Google Patents

電圧変換装置

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JPH1032980A
JPH1032980A JP8172816A JP17281696A JPH1032980A JP H1032980 A JPH1032980 A JP H1032980A JP 8172816 A JP8172816 A JP 8172816A JP 17281696 A JP17281696 A JP 17281696A JP H1032980 A JPH1032980 A JP H1032980A
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JP8172816A
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Inventor
Fumimasa Anami
文政 阿南
Kiyomi Yamazaki
清美 山崎
Kosuke Harada
耕介 原田
Katsuaki Murata
勝昭 村田
Tetsuya Nakajima
哲也 中島
Masahito Chinno
正仁 陳野
Taisuke Kawada
泰祐 河田
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Nishimu Electronics Industries Co Inc
Original Assignee
Nishimu Electronics Industries Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用トランスの代替えとなる小型、軽量の絶
縁型交流電圧変換装置を提供すること。 【解決手段】 絶縁型交流電圧変換装置において、商用
電源9は、制御回路4の制御により入力部周波数変換回
路1の双方向半導体スイッチ5、6を短い周期で交互に
オン/オフすることによって高周波の交流電圧に変換さ
れる。この交流電圧は高周波絶縁トランス2によって巻
線比に応じた電圧に変換される。出力部周波数変換回路
3が入力部周波数変換回路1と同期してスイッチ7、8
を交互にオン/オフすることによって、出力フィルタ1
0からは巻線比に応じて電圧が変換された商用交流電圧
が出力される。また、両周波数変換回路のスイッチング
位相を制御することにより、定電圧、定電流、入力力率
改善効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電圧変換装置に
関し、特に、商用トランスの代替えとなる小型、軽量の
絶縁型電圧変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商用交流電源の電圧変換には商用
トランスが一般的に使用されている。また、出力定電
圧、出力定電流、入力力率改善の各機能を必要とする場
合には定電圧変圧器が使用される。更に、小型化、軽量
化、制御性の向上のために、コンバータとインバータを
使用して交流→直流→交流の順に電力を変換し、出力定
電圧、出力定電流、入力力率改善の各機能を有する電源
装置も使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
圧変換方式において、商用トランスの場合には商用周波
数(50/60Hz)で動作するために小型化できず、
重量も重たくならざるを得ないという問題点があった。
定電圧変圧器の場合も同様に小型化、軽量化ができない
という問題点があった。また、コンバータとインバータ
を組み合わせた電源装置は、出力定電圧、出力定電流、
入力力率改善の各機能を有し、かつ小型化、軽量化を達
成することができるが、電力変換部が2箇所あるので変
換効率が低下し、制御回路も複雑となるという問題点が
あった。
【0004】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を解決し、高周波絶縁トランスを使用し、交流電源を
任意の異なる電圧の交流に直接変換することができ、出
力定電圧、出力定電流、入力力率改善の各機能をも有す
ることのできる、小型、軽量の絶縁型電圧変換装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、電圧変換装置において、入力電流をスイ
ッチングする第1のスイッチング手段と、第1のスイッ
チング手段の出力に1次巻線が接続されたトランス手段
と、トランス手段の2次巻線に接続された第2のスイッ
チング手段と、第2のスイッチング手段の出力に接続さ
れた平滑手段と、第1のスイッチング手段と第2のスイ
ッチング手段を所定の周波数でオン、オフさせる制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0006】本発明は、上記のような構成により、入力
電流をスイッチングして高周波電流に変換し、高周波絶
縁トランスによって任意の電圧に変換し、第2のスイッ
チング手段によって再び元の入力電流と同じ向きの電流
を再生(整流)するので、商用トランスと同じ機能を達
成することが出来、小型軽量、高効率であり、かつ低価
格な電圧変換装置が得られる。
【0007】更に、第1のスイッチング手段と第2のス
イッチング手段の動作の位相差を制御することにより、
出力電圧を制御することが可能である。従って、出力電
圧、出力電流、入力力率等を検出し、該検出結果に基づ
いて前記位相差を制御することにより、出力定電圧、出
力定電流、入力力率改善の各機能を達成することもでき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の原理
の説明図を兼ねた第1の実施例の構成を示すブロック図
である。第1のスイッチング手段である入力部周波数変
換回路1および第2のスイッチング手段である出力部周
波数変換回路3はそれぞれ2つのスイッチ5、6および
7、8から構成されており、各スイッチ5、6、7、8
としては、制御回路4からの制御信号に基づき高速でス
イッチング可能な双方向半導体スイッチが使用できる。
図2は、スイッチ5〜8の回路構成例を示す回路図であ
る。この例においては、IGBT15、16およびバイ
パス用ダイオード17、18の並列回路が逆方向に2個
直列接続されている。半導体スイッチ素子としては、例
えば図示するようなIGBTの他、例えばBJT、FE
T、GTO等の素子が使用可能である。
【0009】図1に戻って、高周波絶縁トランス2は1
次巻線および2次巻線にそれぞれセンタタップを有し、
かつ1次巻線と2次巻線の巻線比が、商用電源9の電圧
Eiと負荷11に印加すべき出力電圧Eoとの比に等し
くなるように設計されている。出力側には出力フィルタ
(平滑回路)10が設けられており、このフィルタは例
えば商用電源の周波数は通過し、制御回路4によって制
御されるスイッチ5〜8のスイッチング周波数(例えば
数百kHz)は遮断するようなローパス(またはバンド
パス)フィルタ特性を有している。制御回路4は、例え
ば周波数が数百kHzであり、デューティー比が50%
の方形波発振回路および各スイッチ5〜8に対応する4
つのドライバ回路、インバータ回路等からなり、スイッ
チ5および7を同位相で、またスイッチ6および8をス
イッチ5および7とは逆の位相で駆動する。制御回路4
は、後述する図3に示すような構成とすることができ
る。
【0010】図4(a)は、図1の実施例における各部
の波形を示す波形図である。この図の例においては、ト
ランスの巻線比が1:1であり、また各スイッチのスイ
ッチング周波数は図示しやすくするために実際のものよ
り低くなっている。商用電源からの入力電圧Eiは、入
力部周波数変換回路1のスイッチ5、6によって逆位相
でスイッチングされ、トランス2の1次巻線にはスイッ
チング周波数で電流の向きが反転する高周波電流が流れ
る。
【0011】トランス2は、巻線比に対応して高周波電
流を変圧し、トランス2の2次巻線には図示するような
電圧Emが発生する。出力部周波数変換回路3の各スイ
ッチ7、8は入力部のスイッチと同位相でスイッチング
されるために、出力フィルタ10の入力端子の電圧波形
は、Eo’のように高周波電流Emの向きが揃った、元
の入力電源波形に近い波形となる。そして出力フィルタ
10の出力波形Eoは図示するように、入力波形にトラ
ンス2の巻線比を乗算した波形となる。
【0012】従って、図1のような構成において、負荷
に要求される電圧に従ってトランス2の巻線比を決定す
ることにより、入力交流電圧を直接任意の電圧に変換す
ることが可能となる。また、トランス2は高周波トラン
スであるので商用トランスに比べて小型軽量であり、電
力を多量に消費する素子が無いので変換効率が高く、回
路構成はシンプルであり、安価に製造可能である。
【0013】図3は、第2の実施例の回路構成を示すブ
ロック図である。この実施例は図1に示した第1の実施
例の入力部にもフィルタ20を設け、双方向の電圧変換
機能を実現するものである。なお、図1と同一のものに
は同じ番号を付与してある。入力側フィルタ20は出力
側フィルタと同じ構成のローパス(またはバンドパス)
フィルタ(平滑回路)である。
【0014】制御回路4を構成する信号発生回路27
は、例えば周波数が数百kHz、デューティー比が50
%の方形波発振回路である。そして、各スイッチ5〜8
に対応する4つのドライバ回路21〜24の内、ドライ
バ21、23は直接、ドライバ22、24はそれぞれイ
ンバータ回路25、26を介して信号発生回路27に接
続されている。従って、スイッチ5および7が同一の位
相で、またスイッチ6および8がスイッチ5および7と
は逆の位相で駆動される。従って、図1の場合と同様
に、入力端子A側に交流電源を接続すれば、出力端子B
側に変圧された交流が得られる。
【0015】ここで、図3の回路全体を見ると、入力端
子A側および出力端子B側がトランス2を中心として左
右対称の回路構成となっている。従って、出力端子B側
に電源を接続し、入力端子A側に負荷をつないでも、B
からAに電力が伝達され、双方向の電圧変換機能が実現
される。例えば、トランス2の巻線比が1:nの、図3
に示す電圧変換装置があれば、接続する端子を選択する
ことにより、電源電圧のn倍の電圧を得ることもできる
し、また1/nの電圧を得ることもできる。更に、商用
電源に接続された太陽光発電システムのように、昼間と
夜間で電力の伝達方向が反転するようなシステムに使用
することが可能である。
【0016】図5は、第3の実施例の回路構成を示すブ
ロック図である。第3の実施例は、図1に示す第1の実
施例に、出力側スイッチの駆動位相を入力側スイッチの
位相に対して変化させる移相回路43、および該移相回
路43を制御する回路を付加することにより、出力定電
圧、出力定電流、入力力率改善機能を付加したものであ
る。
【0017】図5において、電流検出トランスCT3
0、36はそれぞれ入力および出力電流波形を電圧信号
として出力する。電圧検出トランス31、39はそれぞ
れ入力電圧および出力電圧を所定の比率で変圧(レベル
変換)した電圧を出力する。全波整流回路32、34は
それぞれ例えばダイオードブリッジ整流回路からなり、
平滑回路は具備せず、全波整流された波形信号をそのま
ま出力する。また、実効値回路33、37、40はそれ
ぞれ入力された信号を全波整流し、平滑回路を通して直
流分を抽出し、実効値として出力する。
【0018】力率制御回路35は、全波整流回路32、
34、実効値回路33の出力信号に基づき、入力力率を
改善するための移相制御信号を発生する。なお、ここで
言う入力力率の改善とは、例えばコンデンサ入力の平滑
回路を有する整流回路などのように、電圧のピーク付近
のみに急激に電流が流れるような場合に、電流波形の形
状をなるべくサインカーブに近い形状に修正することを
指している。
【0019】定電流制御回路38は、実効値回路37の
出力信号を入力し、出力定電流特性を得るための制御信
号を発生する。また、定電圧制御回路41は、実効値回
路40の出力信号を入力し、出力定電圧特性を得るため
の制御信号を発生する。低値選択回路42は、3つの制
御回路35、38、41から出力される制御信号の内、
最も値の低い信号を選択し、これを電圧Vconとして
出力する。
【0020】図6は、3つの制御回路35、38、41
および低値選択回路42の回路構成例を示す回路図であ
る。図中三角形で示されているものは全て演算増幅器
(オペアンプ)である。また、乗算回路50も演算増幅
器により構成されている。まず力率制御回路35につい
て説明すると、乗算回路50には、実効値回路33の出
力信号および全波整流回路32の出力信号が入力され、
図9に示すような信号Kが出力される。また、全波整流
回路34からは図9に示す信号Jが入力され、初段の演
算増幅器51によって構成された減算器によってa(K
−J)に相当する信号が出力される。なおaは減算器5
1のゲインである。
【0021】次の2つの演算増幅器52、54はそれぞ
れ加算器およびバッファを構成しており、加算器52に
よって初段の減算器51の出力信号と力率改善基準電圧
PFref とが加算される。従って、力率制御回路35の
出力信号としては、力率改善基準電圧PFref を基準と
して、[PFref +a(K−J)]に相当する信号が出
力され、信号Jが信号Kより大きな電流のピーク付近に
おいては、PFref より低い電圧が出力されることにな
る。なお、基準電圧源53としては、例えば両端を電源
とアースに接続した半固定抵抗器を使用してもよい(他
の基準電圧源も同じ)。
【0022】定電流制御回路38および定電圧制御回路
41は同じ回路構成をしており、初段の演算増幅器6
0、70は、基準電圧Iref 、Vref と入力信号との差
を取り、それぞれ、b(Iref −Ir.m.s.)、c(Vre
f −Vr.m.s.)に相当する信号を出力する減算器を構成
している。なおb、cはそれぞれの減算器のゲインであ
る。第2の演算増幅器61、71および第3の演算増幅
器62、72はそれぞれ力率制御回路35と同じ構成の
加算器およびバッファであり、初段の減算器60、70
の出力信号と基準電圧源Vref 63、Iref 73の値と
をそれぞれ加算して出力する。従って、定電流制御回路
38および定電圧制御回路41は、それぞれ出力電流お
よび出力電圧の実効値が大きくなるほど低い電圧を出力
する。
【0023】低値選択回路42は、演算増幅器81〜8
3を使用した3個の電圧フォロアー回路から成る。各電
圧フォロアー回路の出力端子にはダイオードが挿入され
ているので、演算増幅器の非反転入力端子の電圧より低
値選択回路42の出力端子の電圧の方が高い場合にはダ
イオードがオン状態となり、出力端子電圧が非反転入力
端子の電圧まで低下する。結局、低値選択回路42の出
力端子には、3つの制御回路35、38、41から出力
される電圧の内の最も低い電圧がVcon として出力され
る。従って、各制御回路35、38、41の基準電圧お
よびゲインの設定の仕方に基づき、その時点で最も出力
電圧の低い制御回路の機能のみが有効に働き、他の制御
機能は働かないことになる。
【0024】各基準電圧は、例えば、Vref =PFref
<Iref となるように設定され、また各ゲインは、c=
b>aとなるように設定される。従って、通常は基準電
圧が最も低く、ゲインが大きな定電圧制御回路41の出
力電圧が最も低くなり、電圧変換装置は定電圧制御され
る。定電流制御回路38の各パラメータは、例えば出力
電流値が定格出力電流の1.2倍程度を超えると機能す
る、即ち3つの制御回路の内で最低の電圧を出力するよ
うに設定されている。
【0025】力率制御回路35は、減算器のゲイン
(a)が小さく設定されており、極端な電流ピークが出
た場合にのみ、力率制御回路35の出力電圧が他の制御
回路38、41の出力電圧より低くなり、位相を遅延さ
せることによって、装置の出力電圧を低下させ、電流の
ピーク値を抑えるように動作する。なお、定電流制御や
力率制御機能が働いた場合には定電圧制御機能は働かな
いので電圧は一定には保たれない。
【0026】図7は、図5の信号発生回路27および移
相回路43の構成を示すブロック図であり、図8は、図
7の各部の波形を示す波形図である。発振回路90はス
イッチ5〜8のスイッチング周波数の2倍の周波数で方
形波を生成する発振回路である。フリップフロップ91
は発振回路90の出力信号(A)を1/2に分周し、デ
ューティー比50%の入力側スイッチ駆動用信号(B)
を出力する。
【0027】移相回路43内の立ち下がり検出回路92
は、発振回路90の出力信号(A)の立ち下がりを検出
し、短いパルス信号(C)を発生する。のこぎり波発生
回路93は、例えば前記パルス信号(C)によってコン
デンサを充電し、所定の時定数あるいは定電流で放電す
るような回路から成り、図8(D)に示すような波形の
信号を出力する。比較回路94は、のこぎり波発生回路
93の出力信号(D)と低値選択回路42から出力され
る位相制御電圧Vcon とを比較し、のこぎり波発生回路
93の出力信号(D)の方が大きい場合に”1”を出力
する。
【0028】エクスクルシブオア回路95は、比較回路
の出力信号(E)とフリップフロップ91の出力信号
(B)との排他的論理和を取り、出力側スイッチ駆動用
信号(F)を出力する。この信号Fは信号Bに対して比
較回路の出力パルスEの分(d)だけ遅延している。そ
して、図から明かなように、この遅延量は制御電圧Vco
n の値が低いほど大きくなる。
【0029】図4(b)は、図5の実施例において、移
相回路43によって出力側スイッチの駆動信号が45度
程度遅延された場合の各部の波形を示す波形図である。
出力側スイッチ7、8の駆動信号が遅延した場合には、
スイッチの出力端における電圧波形Eo’の極性が揃わ
ず、遅延量(d)分だけ逆極性の電圧が発生する。従っ
て、出力フィルタ10通過後の電圧波形は、図4(a)
の遅延していないものと比較すると、遅延量に従って出
力電圧Eoが減少する。遅延量が90度に達した場合に
は正負の電圧が均等な時間だけ出力されるので、フィル
タ10通過後の出力電圧Eoは零となる。なお、駆動位
相を180度遅延させた場合には、入力電圧の極性を反
転した出力電圧が得られる。
【0030】定電圧制御が行われる場合には、例えば定
格入力、定格出力時に所定の遅延量θ(例えば数度〜十
数度)だけ遅延され、入力電圧が定格の90%であり、
負荷が定格の120%の時に遅延量が0となり、また、
入力電圧が定格の110%であり、負荷が0%の時に遅
延量がほぼ2θとなるように、図6の減算器51のゲイ
ンc(R1、R2によって決まる)や基準電圧PFref を
調整するのが望ましい。
【0031】また、前述したように、定電流制御は、出
力電流値が定格出力電流の1.2倍程度を超えると機能
するように、ゲインbや基準電圧Iref が調整されるの
が望ましい。更に、極端な電流ピークが出た場合にのみ
力率制御が働くように、ゲインaや基準電圧PFref が
調整され、出力側スイッチの動作位相を遅延させること
によって、装置の出力電圧を低下させ、電流のピーク値
を抑えるように動作する。なお、制御特性については要
求される仕様に従って任意に設定可能である。以上のよ
うな構成により、小型軽量であり、かつ出力定電圧、出
力定電流、入力力率改善機能を有する電圧変換装置が実
現できる。
【0032】以上、実施例を説明したが、以下に示すよ
うな変形例も考えられる。実施例においては、トランス
としてセンタタップを有するトランスを使用する例を開
示したが、例えば入力側、出力側それぞれに双方向半導
体スイッチを4個づつ使用したブリッジ回路を設け、電
流の向きが反転するように2個づつをオン、オフすれ
ば、センタタップのないトランスを使用可能である。
【0033】更に、図1の回路構成において、スイッチ
6、8を削除し、スイッチ5、7のみでスイッチングを
行うような、センタタップのないトランスと入力側およ
び出力側にそれぞれ1個のスイッチのみを用いるシンプ
ルな構成によっても同様の電圧変換機能を達成すること
ができる。但し、この場合、トランスとしてはB−Hカ
ーブの半分しか使用できないので、トランスが大きくな
り、かつトランスの磁気飽和を防止するために、トラン
スの1次側に周知のリセット回路(コンデンサと抵抗の
並列回路とダイオードとを直列に接続した回路)を逆向
きに2回路接続する必要がある。
【0034】実施例においては、商用トランスの代わり
に交流の電圧変換装置として使用する例を開示したが、
本発明の電圧変換装置は入力電源が直流であっても全く
同様に動作する。さらに、位相を90度遅延させると出
力が0となり、180度遅延させると極性が反転した出
力電圧が得られる。従って、図5に示す第3の実施例に
おいて、直流電源を入力とし、制御電圧を変化させるこ
とによるオン/オフや極性反転の制御が可能である他、
制御電圧として交流電圧を印加することにより、交流出
力を得ることもできる。
【0035】実施例においては2次側のスイッチの位相
を遅らせる例を開示したが、2つのスイッチング手段の
間に位相差があれば出力が減少するので、例えば1次側
の位相を遅延制御してもよく、また位相を進ませるよう
に制御してもよい。更に、1次側と2次側を別の制御信
号によって制御してもよい。例えば力率制御信号によっ
て1次側の位相が進むように制御し、定電圧制御信号に
よって2次側の位相が遅れるように制御してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
負荷に供給すべき電圧に従ってトランス2の巻線比を決
定することにより、入力交流電圧あるいは直流電圧を任
意の電圧に直接変換することが可能となる。また、商用
トランスに比べて小型軽量であり、変換効率が高く、回
路構成がシンプルであり、安価に製造可能であるという
効果がある。更に、両端にフィルタを設けることによ
り、双方向の電圧変換機能を実現でき、入力側と出力側
のスイッチの駆動位相を制御することにより、出力定電
圧、出力定電流、入力力率改善機能を有する電圧変換装
置が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理の説明図を兼ねた第1の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】スイッチ5〜8の回路構成例を示す回路図であ
る。
【図3】第2の実施例の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】実施例1あるいは3における各部の波形を示す
波形図である。
【図5】第3の実施例の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】3つの制御回路35、38、41および低値選
択回路の回路構成例を示す回路図である。
【図7】図5の信号発生回路27および移相回路43の
構成を示すブロック図である。
【図8】図7の各部の波形を示す波形図である。
【図9】力率制御回路内の信号波形を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1…入力側周波数変換回路、2…トランス、3…出力側
周波数変換回路、4…制御回路、5、6、7、8…双方
向半導体スイッチ、9…商用電源、10…出力フィル
タ、11…負荷、15、16…IGBT、17、18…
ダイオード、20…フィルタ、21〜24…ドライバ回
路、25、26…インバータ回路、27…信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿南 文政 福岡県福岡市南区塩原二丁目1番47号 九 州電力株式会社総合研究所内 (72)発明者 山崎 清美 福岡県福岡市南区塩原二丁目1番47号 九 州電力株式会社総合研究所内 (72)発明者 原田 耕介 福岡県福岡市中央区桜坂2−4−6 (72)発明者 村田 勝昭 熊本県熊本市内坪井町9−53 (72)発明者 中島 哲也 福岡県福岡市博多区美野島1丁目2番8号 NTビル ニシム電子工業株式会社内 (72)発明者 陳野 正仁 福岡県福岡市博多区美野島1丁目2番8号 NTビル ニシム電子工業株式会社内 (72)発明者 河田 泰祐 福岡県福岡市博多区美野島1丁目2番8号 NTビル ニシム電子工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランス手段と、 トランスの1次巻線に流れる入力電流をスイッチングす
    る第1のスイッチング手段と、 トランス手段の2次巻線に接続された第2のスイッチン
    グ手段と、 第2のスイッチング手段の出力に接続された平滑手段
    と、 第1のスイッチング手段と第2のスイッチング手段を入
    力電流の周波数よりも高い周波数でオン、オフさせる制
    御手段とを備えたことを特徴とする電圧変換装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチング手段および第2
    のスイッチング手段は、それぞれ一方の端子同士が接続
    された2つのスイッチから成り、 前記トランス手段は、1次巻線および2次巻線のそれぞ
    れにセンタタップを備え、各巻線の端部はそれぞれ前記
    スイッチの他方の端子に接続され、 前記制御手段は、第1および第2のスイッチング手段の
    それぞれにおいて、2つのスイッチを一方がオンである
    場合には他方がオフであるように交互にオン、オフ制御
    し、かつ前記第1のスイッチング手段および前記第2の
    スイッチング手段を同期して制御することを特徴とする
    請求項1に記載の電圧変換装置。
  3. 【請求項3】 更に、入力端子と前記第1のスイッチン
    グ手段との間に第2の平滑手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1あるいは2のいずれかに記載の電圧変換装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1のスイッチン
    グ手段および前記第2のスイッチング手段の動作の位相
    差を調整する位相調整手段を含むことを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の電圧変換装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、出力電圧、出力電流、
    入力力率の内のいずれか一つを検出し、該検出結果に応
    じて前記位相調整手段を制御する位相制御手段を含むこ
    とを特徴とする請求項4に記載の電圧変換装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、装置の出力電圧を検出
    し、該出力電圧が高いほど低い制御電圧を発生する電圧
    制御手段、装置の出力電流を検出し、該出力電流が大き
    いほど低い制御電圧を出力する電流制御手段、装置の入
    力力率を検出し、該入力力率が小さいほど低い制御電圧
    を出力する力率制御手段の内の少なくとも二つを含み、 更に、前記電圧制御手段、電流制御手段、力率制御手段
    の内の装置に備えられた制御手段の各出力制御電圧を入
    力し、その内で最も低い電圧値を選択して前記位相調整
    手段に出力する低値選択手段を含むことを特徴とする請
    求項4に記載の電圧変換装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528561A (ja) * 2000-03-18 2003-09-24 オールストム 改良された電力サブステーション
CN102170235A (zh) * 2011-04-18 2011-08-31 电子科技大学 一种电子交流稳压器
JP2011199922A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Fuji Electric Co Ltd ハーフブリッジ形dc/dcコンバータ
JP2014128176A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Sumitomo Electric Ind Ltd Ac/ac変換装置
JP2016536972A (ja) * 2013-10-11 2016-11-24 エッジ・エレクトロンズ・リミテッドEdge Electrons Limited 分散エネルギー発生を可能にする配電システム

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