JPH10330485A - 加水分解可能でかつ重合可能なオキセタンシラン - Google Patents

加水分解可能でかつ重合可能なオキセタンシラン

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JPH10330485A
JPH10330485A JP10077593A JP7759398A JPH10330485A JP H10330485 A JPH10330485 A JP H10330485A JP 10077593 A JP10077593 A JP 10077593A JP 7759398 A JP7759398 A JP 7759398A JP H10330485 A JPH10330485 A JP H10330485A
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arylene
unsubstituted
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JP10077593A
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Norbert Moszner
モズネール ノーベルト
Thomas Dr Voelkel
ウォルケル トーマス
Sabine Stein
シュタイン サビネ
Volker Dr Rheinberger
ラインベルガー フォルケール
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Ivoclar AG
Original Assignee
Ivoclar AG
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    • C08G77/22—Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複合材料、接着剤、コーティング剤および特
に歯科用材料の調製のための使用に適切な、加水分解可
能でかつ重合可能な材料を提供する。 【解決手段】 重合可能、加水分解可能な一般式I、例
えば式8のオキセタンシラン、および特にそれらから調
製され得るケイ酸縮合物。これは重合において低い体積
収縮のみを示し、高い機械的強度を有するポリマーを提
供し、従ってとりわけ、歯科用材料またはその構成物と
して使用され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加水分解可能でか
つ重合可能なオキセタンシラン、その調製のためのプロ
セス、それから調製されたケイ酸縮合物、ポリマーおよ
び組成物、ならびに、これら全ての物質の、特に重合に
よる高分子組成物の調製のための、そして複合材料、接
着剤、コーティング剤および特に歯科用材料の調製のた
めの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】加水分解可能なシラン(重合可能な有機
性基を有する)は、コーティング剤、粒子状の充填材、
接着剤組成物およびモノリシック成形品の調製、そして
補強材の表面修飾において使用される。シランは加水分
解的に縮合し、そして熱的に、光化学的に、またはレド
ックス開始剤により重合される(すなわち、単独で、他
のシランと混合して、または他の金属アルコキシドの存
在下で硬化される)。
【0003】有機無機複合体材料の調製に関して特に興
味深いのは、とりわけ、重合可能な有機基(例えば、ビ
ニル基、(メタ)アクリル基、アリル基、またはスチリ
ル基)を有する、有機的に修飾したシランである。なぜ
なら、それらは、無機および有機の両方のネットワー
ク、ならびに、それゆえ、カスタマイズした特性を有す
る複合材料の同時または連続の形成を可能とするからで
ある(H.Schmidt、Mat.Res. Soc. Symp. Proc. Vol. 32
(1984)、327-335;H. Schmidt、H. Wolter、J. Non-C
ryst. Solids 121(1990)、428-435を参照のこと)。
一般に、最初の工程において、重合可能なシランは、加
水分解的に溶液中で縮合される。熱開始剤または光開始
剤の添加および溶媒の除去後、次いでナノ粒子状の樹脂
が形成する。これは、成形され、次いで重合されて硬化
される。
【0004】しかし、これらの物質の主な欠点は、重合
の際に起こる有機ネットワークの発達が、大抵はかなり
の体積の収縮を伴うことである(これは、成形品の変
形、基材接着力の減少、層分離、空隙の拡大、または材
料の応力の増大をもたらし得る)。体積の収縮の減少
は、開環基を有するシランによって起こる。これに関し
て、EP-B-0 358 011は、中でも3-グリシジルオキシプ
ロピルシランに基づく耐引っかき性材料を記載し、EP-B
-0 486 469は、3-グリシジルオキシプロピルシランの
有機無機ハイブリットポリマーを記載し、そしてDE-C-4
1 33 494は、歯科用樹脂組成物(例えば、開環スピロオ
ルトエステル基を有するシランが使用される)を記載し
ている。しかし、エポキシドシランは、毒物学的に受容
不可能であり、そして高温においてのみ十分に速くカチ
オン重合するという、欠点があると判明している。さら
に、スピロオルトエステルシランは、低い安定性しか示
さず、そして一般的に、それらのカチオン開環重合は、
ラクトン形成を伴う。
【0005】さらに、以下のシリコン含有オキセタン誘
導体もまた公知である:(No.1)例えば、3-アリル
オキシメチル-3-エチル-オキセタンと、1,1,3,
3-テトラメチルジシロキサンとのヒドロシリル化によ
り得られ得るシリコン含有オキセタン(J. V. Crivello
ら、J. Macromol. Sci.-Pure Appl. Chem.A30(199
3)、173-187を参照のこと):
【0006】
【化2】
【0007】(No.2)Paterno-Buchi反応により合成
され得る3-(トリメチルシロキシ)-オキセタン(T. B
ach、Tetrahedron Lett. 32(1991)、7037-8を参照の
こと):
【0008】
【化3】
【0009】(No.3)3-アルキル-3-(トリオルガ
ノシロキシメチル)-オキセタンまたは3-アルキル-3-
(トリオルガノシリルメチル)-オキセタン(DE-A-195
06 222を参照のこと):
【0010】
【化4】
【0011】(No.4)3,3-ビス(ヒドロキシメチ
ル)-オキセタンと、適切なトリオルガノアミノシロキ
サンR3SiNH2との反応により得られ得る3,3-ビス
(トリオルガノシロキシメチル)-オキセタン(Chem. A
bstr. 76(192)14701kを参照のこと):
【0012】
【化5】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加水
分解可能でかつ重合可能なオキセタンシランを提供する
ことにある。これらから(単独で、または他の加水分解
的に縮合可能でかつ重合可能な組成物と一緒になっ
て)、わずかな収縮しか伴わずに、そして室温において
高速で重合する安定な組成物が調製され得る。そして、
これらは、複合材またはコーティング材料、接着剤また
は接着促進剤として、あるいは医療目的もしくは歯科目
的の充填材または材料の調製のために適切である。これ
らのシランは、共有結合的に有機無機複合体材料へ導入
可能であり、そしてシリコンと重合可能な基との間の距
離が変動され得るように、合成的に獲得可能である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1〜
3に記載の加水分解可能かつ重合可能なオキセタンシラ
ンにより、本発明に従って達成される。さらに、本発明
は、請求項4に記載のケイ酸縮合物、請求項5に記載の
重合体、請求項6および7に記載の組成物、そして請求
項8に記載の使用に関する。
【0015】本発明によれば、一般式(I)の加水分解
可能でかつ重合可能なオキセタンシランならびにその立
体異性体が提供される。
【0016】
【化6】
【0017】ここで、変数R0、R1、R2、R3、R4、
R5、R6、X、Y、a、b、cおよびxは、他に言及し
ない限り、互いに独立して以下の意味を有する:R
0は、水素、または置換もしくは無置換のC1〜C10アル
キルであり;R1は、存在しないか、あるいは置換もし
くは無置換のC1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレ
ン、C7〜C18アルキレンアリーレンまたはアリーレン
アルキレンを表し、これらの基は、エーテル基、チオエ
ーテル基、エステル基、カルボニル基、アミド基および
ウレタン基から選択される少なくとも1つの基により割
り込まれ得;R2は、存在しないか、あるいは置換もし
くは無置換のC1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレ
ン、C7〜C18アルキレンアリーレンまたはC7〜C18ア
リーレンアルキレンを表し、これらの基は、エーテル
基、チオエーテル基、エステル基、チオエステル基、カ
ルボニル基、アミド基およびウレタン基から選択される
少なくとも1つの基により割り込まれ得るかまたは末端
位置でこれらを有し得;R3は、存在しないか、あるい
は置換もしくは無置換のC1〜C18アルキル、C2〜C18
アルケニル、C6〜C18アリール、C7〜C18アルキルア
リール、あるいはC7〜C18アリールアルキルを表し、
これらの基は、エーテル基、チオエーテル基、エステル
基、カルボニル基、アミド基およびウレタン基から選択
される少なくとも1つの基により割り込まれ得;R
4は、存在しないか、あるいは置換もしくは無置換の-C
HR6-CHR6-、-CHR6-CHR6-S-R5-、-S-R
5-、-Y-CO-NH-R5-または-CO-O-R5-を表し;
R5は、置換もしくは無置換のC1〜C18アルキレン、C
6〜C18アリーレン、C6〜C18アルキレンアリーレンま
たはC6〜C18アリーレンアルキレンであり、これらの
基は、エーテル基、チオエーテル基、エステル基、カル
ボニル基、アミド基およびウレタン基から選択される少
なくとも1つの基により割り込まれ得;R6は、水素、
あるいは置換もしくは無置換のC1〜C18アルキルまた
はC6〜C10アリールであり;Xは、加水分解可能な
基、すなわちハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシまたは
アシルオキシであり;Yは、OまたはSであり;aは、
1、2または3であり;bは、1、2または3であり;
cは、1〜6であり;そしてxは、1、2または3であ
る;ただし、(i)a+xは、2、3または4であり、
かつ(ii)aおよび/またはbは、1である。
【0018】1つの好ましい実施態様において、上記オ
キセタンシランは、少なくとも一般式(I)の変数の1
つが、他に言及しない限り、他の変数から独立して以下
の意味を有する:R0は、水素、またはC1〜C5アルキ
ルであり;R1は、C1〜C8アルキレンであり、これら
の基は、エーテル基、チオエーテル基、エステル基およ
びウレタン基から選択される少なくとも1つの基により
割り込まれ得;R2は、存在しないか、あるいはC1〜C
8アルキレンを表し、これらの基は、エーテル基、チオ
エーテル基、エステル基、チオエステル基、カルボニル
基、アミド基およびウレタン基から選択される少なくと
も1つの基により割り込まれ得、または末端位置でこれ
らを有し得;R3は、存在しないか、あるいはメチル、
エチルまたはフェニルを表し;R4は、存在しないか、
あるいは-CHR6-CHR6-、-S-R5-、-Y-CO-NH
-R5-または-CO-O-R5-を表し;R5は、C1〜C8ア
ルキレンであり、これらの基は、エーテル基、チオエー
テル基、エステル基、カルボニル基、アミド基およびウ
レタン基から選択される少なくとも1つの基により割り
込まれ得;R6は、水素、またはC1〜C5アルキルであ
り;Xは、メトキシ、エトキシまたはクロロであり;Y
は、OまたはSであり;aは、1であり;bは、1であ
り;cは、1〜6であり;xは、2または3であり;そ
して/またはa+xは、3である。
【0019】1つの好ましい実施態様において、上記オ
キセタンシランは、一般式(I)において、他に言及し
ない限り、他の変数と独立して、変数a、bおよびcの
少なくとも1つが1である。
【0020】別の局面において、本発明は、必要に応じ
て他の加水分解可能な化合物の存在下において、オキセ
タンシラン(I)の加水分解および縮合により得られ得
る、上記のいずれかのオキセタンシランの重合可能なケ
イ酸縮合物を提供する。
【0021】また別の局面において、本発明は、上記の
オキセタンのポリマー、または上記のケイ酸縮合物のポ
リマーを提供する。
【0022】また別の局面において、本発明は、上記の
いずれかのオキセタンシラン、または上記のケイ酸縮合
物を含む、組成物を提供する。
【0023】一つの実施態様において、上記組成物は、
以下を含む: (a)該組成物に対して、5〜90重量%、特に10〜70重
量%の、請求項4に記載のケイ酸縮合物; (b)該組成物に対して、0〜80重量%、特に0〜50重
量%の希釈モノマー; (c)該組成物に対して、0.1〜5重量%、特に0.2〜2.
0重量%の重合開始剤;および (d)該組成物に対して、0〜90重量%、特に0〜80重
量%のフィラー。
【0024】さらに別の局面において本発明は、上記い
ずれかのオキセタンシラン、上記ケイ酸縮合物、上記ポ
リマー、あるいは歯科用材料もしくは歯科用材料の構成
物としての上記の組成物の、使用を開示する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明による加水分解可能かつ重
合可能なオキセタンシランならびにその立体異性体は、
一般式(I)に相当する:
【0026】
【化7】
【0027】ここで、変数R0、R1、R2、R3、R4、
R5、R6、X、Y、a、b、cおよびxは、他に言及し
ない限り、互いに独立して以下の意味を有する:R
0は、水素、または置換もしくは無置換のC1〜C10アル
キルであり;R1は、存在しないか、あるいは置換もし
くは無置換のC1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレ
ン、C7〜C18アルキレンアリーレンまたはアリーレン
アルキレンを表し、これらの基は、エーテル基、チオエ
ーテル基、エステル基、カルボニル基、アミド基および
ウレタン基から選択される少なくとも1つの基により割
り込まれ得;R2は、存在しないか、あるいは置換もし
くは無置換のC1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレ
ン、C7〜C18アルキレンアリーレンまたはC7〜C18ア
リーレンアルキレンを表し、これらの基は、エーテル
基、チオエーテル基、エステル基、チオエステル基、カ
ルボニル基、アミド基およびウレタン基から選択される
少なくとも1つの基により割り込まれ得るかまたは末端
位置でこれらを有し得;R3は、存在しないか、あるい
は置換もしくは無置換のC1〜C18アルキル、C2〜C18
アルケニル、C6〜C18アリール、C7〜C18アルキルア
リール、あるいはC7〜C18アリールアルキルを表し、
これらの基は、エーテル基、チオエーテル基、エステル
基、カルボニル基、アミド基およびウレタン基から選択
される少なくとも1つの基により割り込まれ得;R
4は、存在しないか、あるいは置換もしくは無置換の-C
HR6-CHR6-、-CHR6-CHR6-S-R5-、-S-R
5-、-Y-CO-NH-R5-または-CO-O-R5-を表し;
R5は、置換もしくは無置換のC1〜C18アルキレン、C
6〜C18アリーレン、C6〜C18アルキレンアリーレンま
たはC6〜C18アリーレンアルキレンを表し、これらの
基は、エーテル基、チオエーテル基、エステル基、カル
ボニル基、アミド基およびウレタン基から選択される少
なくとも1つの基により割り込まれ得;R6は、水素、
あるいは置換もしくは無置換のC1〜C18アルキルまた
はC6〜C10アリールであり;Xは、加水分解可能な
基、すなわちハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシまたは
アシルオキシであり;Yは、OまたはSであり;aは、
1、2または3であり;bは、1、2または3であり;
cは、1〜6であり;そしてxは、1、2または3であ
る;ただし、(i)a+xは、2、3または4であり、
かつ(ii)aおよび/またはbは、1である。
【0028】しかし、上記式は、原子価理論に適合する
これらの化合物のみを包含する。
【0029】本発明によるシランは、通常、立体異性体
混合物として、そして特にラセミ化合物として存在す
る。
【0030】基において存在し得る、エーテル基、チオ
エーテル基、エステル基、チオエステル基、カルボニル
基、アミド基およびウレタン基は、以下の式で定義され
る:-O-、-S-、-CO-O-、-O-CO-、-CO-S-、-
S-CO-、-CS-O-、-O-CS-、-CO-、-CO-NH
-、-NH-CO-、-O-CO-NH-および-NH-CO-O
-。
【0031】式(I)において可能性がある非芳香族基
または基の非芳香族部分は、直鎖状、分岐状または環状
であり得る。
【0032】アルキル基は、好ましくは1〜8個、そし
て特に好ましくは1〜4個の炭素原子を有する。可能性
があるアルキル基の特定の例は、メチル、エチル、n-プ
ロピルおよびイソプロピル、sec-ブチルおよびtert-ブ
チル、n-ペンチル、シクロヘキシル、2-エチルヘキシ
ル、ならびにオクタデシルである。
【0033】アルケニル基は、好ましくは2〜10個、そ
して特に好ましくは2〜6個の炭素原子を有する。可能
性があるアルケニル基の特定の例は、ビニル、アリルお
よびイソブテニルである。
【0034】可能性があるアリール基の好ましい例は、
フェニル、ビフェニルおよびナフチルである。
【0035】アルコキシ基は、好ましくは1〜6個の炭
素原子を有する。可能性があるアルコキシ基の特定の例
は、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキ
シおよびtert-ブトキシである。
【0036】アシルオキシ基は、好ましくは2〜5個の
炭素原子を有する。特定の例は、アセチルオキシおよび
プロピオニルオキシである。
【0037】好ましいアルキレン基は、上記好ましいア
ルキル基から誘導され、そして好ましいアリーレン基
は、上記好ましいアリール基から誘導される。
【0038】非芳香族および芳香族部分の組合せからな
る好ましい基(例えば、アルキルアリール基、アリール
アルキル基、アルキレンアリーレン基およびアリーレン
アルキレン基)は、上記好ましいアルキル基およびアリ
ール基から誘導される。その特定の例は、ベンジル、2
-フェニルエチルおよびトリルである。
【0039】上記置換したR基は、1つまたは複数の簡
単な置換基を有する。これらの置換基の例は、メチル、
エチル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシメチル、ヒド
ロキシエチル、メトキシ、エトキシ、クロロ、ブロモ、
ヒドロキシ、メルカプト、イソシアナト、ビニルオキ
シ、アクリルオキシ、メタクリルオキシ、アリル、スチ
リル、エポキシ、カルボキシル、SO3H、PO3H2ま
たはPO4H2である。
【0040】a、b、cまたはxが>2の場合、基Xお
よび個々のR基は、各々の場合において同じまたは異な
る意味を有し得る。
【0041】さらに、上記記載の式(I)の変数につい
て、他に言及しない限り、互いに独立して選択され得る
好ましい定義が存在し、そして以下の通りである:R0
は、水素、またはC1〜C5アルキルであり;R1は、C1
〜C8アルキレンであり、これらの基は、エーテル基、
チオエーテル基、エステル基およびウレタン基から選択
される少なくとも1つの基により割り込まれ得;R
2は、存在しないか、あるいはC1〜C8アルキレンを表
し、これらの基は、エーテル基、チオエーテル基、エス
テル基、チオエステル基、カルボニル基、アミド基およ
びウレタン基から選択される少なくとも1つの基により
割り込まれ得、または末端位置でこれらを有し得;R3
は、存在しないか、あるいはメチル、エチルまたはフェ
ニルを表し;R4は、存在しないか、あるいは-CHR6-
CHR6-、-S-R5-、-Y-CO-NH-R5-または-CO-
O-R5-を表し;R5は、C1〜C8アルキレンであり、こ
れらの基は、エーテル基、チオエーテル基、エステル
基、カルボニル基、アミド基およびウレタン基から選択
される少なくとも1つの基により割り込まれ得;R
6は、水素、またはC1〜C5アルキルであり;Xは、メ
トキシ、エトキシまたはクロロであり;Yは、Oまたは
Sであり;aは、1であり;bは、1であり;cは、1
〜6であり;xは、2または3であり;そして/または
a+xは、3である。
【0042】個々のR基は、順に簡単な置換基を有し得
る。
【0043】従って、好ましい化合物は、式(I)の変
数の少なくとも1つが、上記の好ましい定義を有するも
のである。
【0044】さらに、これらの式(I)のオキセタンシ
ランは、インデックスa、bおよび/またはcが1の値
であるものが好ましく、そしてその例は、以下の一般式
(II)、(III)、(IV)および(V)によるシランであ
る。
【0045】
【化8】
【0046】本発明による、式(I)の好ましいオキセ
タンシランの特定の例は、以下で与えられる:
【0047】
【化9】
【0048】
【化10】
【0049】
【化11】
【0050】
【化12】
【0051】特に、本発明によるオキセタンシラン
(I)の調製は、大多数の従来の付加または縮合反応
(これらの反応に対する慣例的な方法に従って行われ
る)を通じて可能である。本発明によるシランの調製の
ために使用され得るプロセスは、例えば、W. Noll、Che
mie und Technologie der Silicone、第2版、Verlag C
hemie、Weinheim 1968、特にp. 22以下参照、およびR.
C.Mehrotraの概説、J. Non-Crystalline Solids 100、
(1988)1-15、に記載されており、そしてこれらの文献
は本明細書中で引用される。
【0052】第1の変形において、例えば、3-エチル-
3-ヒドロキシメチルオキセタン(1)は、イソシアネ
ート基含有シランへ付加し得る:
【0053】
【化13】
【0054】さらに、3-アクリロイルオキシメチル-3
-エチルオキセタン(2)から出発して、例えば、メル
カプトシランを用いたチオール-エン付加が可能であ
る:
【0055】
【化14】
【0056】さらに、フマル酸と3-エチル-3-ヒドロ
キシメチルオキセタンとのセミエステルは、エポキシド
シランに付加し得る:
【0057】
【化15】
【0058】さらに、得られたシランは、イソシアネー
ト基含有シランと反応し、その結果、2つのシリル基を
有するオキセタンシランが得られる:
【0059】
【化16】
【0060】いくつかのオキセタン基を有するシラン
は、付加反応を通じて得られる。従って、例えば、テト
ラカルボン酸二無水物(例えば、ピロメリト酸無水物、
1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸二無水物、ま
たはテトラヒドロフラン-2,3,4,5-テトラカルボ
ン酸二無水物)との反応(1)により、付加物が得られ
得る。さらに、これは、1または2モルのエポキシドま
たはイソシアネートシランと反応する。
【0061】
【化17】
【0062】本発明によるシラン(I)は、オキセタン
基を通して重合可能であり、そしてXラジカル(X基)を通
して加水分解可能である。加水分解可能な基が、重縮合
を通して無機ポリシロキサンネットワークを提供するの
に対して、オキセタン基の重合は、有機ネットワークの
形成をもたらす。
【0063】本発明によるオキセタンシランは、重合可
能なケイ酸縮合物(これは通常のカチオン性開始剤また
は光開始剤の室温での存在下で、あるいは可視またはUV
範囲の光照射のもとで重合して、機械的に安定な層、鋳
造された物品またはフィラーを形成し得る)を加水分解
において形成する、反応性の高い物質である。
【0064】加水分解可能な基、重合可能な基、および
別の官能基の数は、オキセタンシランの調製において使
用される開始物質を適切に選択することにより、変化さ
せ得る。加水分解可能な基(例えば、アルコキシ基)の
タイプおよび数、ならびにオキセタン基の数に依存し
て、オキセタンシランの縮合および得られる縮合物の重
合は、従って、シリコーンゴム様からガラス様までの範
囲の特性を有する材料を生じる。ラジカル重合可能なシ
ランと比較して、本発明によるオキセタンシランの重合
において、阻害層は形成せず、このことは特にコーティ
ングの調製において、非常に有利である。
【0065】少なくとも2つのオキセタンラジカル(オ
キセタン基)が存在する場合に、三次元有機ネットワー
クの発達が可能であり、得られるケイ酸縮合物の機械的
特性(例えば、強度および柔軟性)および物理化学的特
性(例えば、接着性、吸水性、および屈折率)が様々で
あって、Si原子とオキセタンラジカルとの間の距離を介
する(すなわち、スペーサー基の長さを介する)適用、
および別の官能基の組み込みによる適用のそれぞれの場
合の要求に最適に適合し得る。脂肪族基は、どちらかと
いえば柔軟性の製品を生じ、そして芳香族基は、どちら
かといえば堅固な製品を生じる。
【0066】さらに、対応するケイ酸縮合物の特性およ
び可能な適用に、後に同様に影響する架橋密度は、重合
可能なオキセタン基の数によって決まり得る。さらに、
本発明によるオキセタンシランがまた、例えば、(メ
タ)アクリレート、スチリル、またはアリルのようなイ
オン性架橋可能な基を含む場合、それらのラジカル重合
によって同時または連続的(すなわち、2段階プロセス
として)に架橋密度がさらに増加し得る。
【0067】本発明によるオキセタンシランおよびその
ケイ酸縮合物は、低い揮発性のみを有し、よってこれら
は容易でかつ概ね無害な様式で処理され得る。本発明に
よるオキセタンシランの縮合可能かつ重合可能なラジカ
ル(基)の、上記の様々な可能性の観点において、それ
らから調製され得るケイ酸縮合物は、非常に異なった適
用範囲に対する樹脂またはフィラーとして提供され得
る。
【0068】シラン(I)は安定な化合物であり、これ
は単独で、あるいは他の加水分解可能な、縮合可能な、
および/または重合可能な成分とともに処理されて、本
発明によるケイ酸縮合物を形成し得る。
【0069】式(I)のシランに加えて、ケイ素、アル
ミニウム、チタン、ジルコニウム、またはリンの加水分
解的に縮合可能な他の化合物が、本発明によるケイ酸縮
合物(これはさらにまたケイ酸(ヘテロ)縮合物ともい
う)の調製に使用され得る。これらの化合物は、そのま
まか、またはすでに予備縮合(precondensed)した形態
で使用され得る。本発明によるケイ酸(ヘテロ)縮合物
を調製するために、モノマー化合物を基準にして、少な
くとも20モル%、特に好ましくは少なくとも80モル%の
加水分解可能なケイ素化合物が使用されるのが好まし
い。ケイ酸(ヘテロ)縮合物を調製するために、モノマ
ー化合物を基準にして、少なくとも10モル%、特に40〜
100モル%の本発明によるオキセタンシランが使用され
るのがまた好ましい。
【0070】好ましくは、一般式(VI)の少なくとも1
つのシランが他の加水分解的に縮合可能な化合物として
使用される: R7 k(Z'R8)mSiX'4-(k+m) (VI) ここで、R7、Z'、R8、X'、k、およびmは、特に記載しな
い限り、互いに独立して以下の意味を有する:R7はC1〜
C8アルキル、C2〜C12アルケニル、またはC6〜C14アリー
ルである;R8はC1〜C8アルキレン、C2〜C12アルケニレ
ン、またはC6〜C14アリーレンである;X'は水素、ハロ
ゲン、またはC1〜C8アルコキシである;Z'はメルカプ
ト、グリシジル、アクリル、メタクリル、ビニル、アリ
ルまたはビニルエーテル基である;kは0、1、2、ま
たは3である;mは0、1、2、または3である;およ
びk+mは1、2、または3である。
【0071】このようなシランは、例えばDE-C-34 07 0
87に記載され、そして一般式(VI)の加水分解的に縮合
可能なシランの特定の例は:CH3-Si-Cl3、CH3-Si-(OC2H
5)3、C2H5-Si-Cl3、C2H5-Si-(OC2H5)3、CH2=CH-Si-(OC2
H5)3、CH2=CH-Si-(OCH3)3、CH2=CH-Si-(OC2H4OCH3)3、
(CH3)2-Si-Cl2、(CH3)2-Si-(OC2H5)2、(C2H5)3-Si-Cl、
(C2H5)2-Si-(OC2H5)2、(CH3)3-Si-Cl、(CH3O)3-Si-C3H6
-NH2、(CH3O)3-Si-C3H6-SH、(CH3O)3-Si-C3H6-NH2、
【0072】
【化18】
【0073】である。
【0074】さらに、以下の式の少なくとも1つのジル
コニウム、チタン、またはアルミニウム化合物: MeX''R9 z AlR10 3 が、加水分解的に縮合可能な他の好ましい化合物として
使用され得、ここでMe、R9、R10、X''、y、およびzは、
互いに独立して以下の意味を有する:MeはZrまたはTiで
ある;R9は水素、置換または非置換C1〜C12アルキル、C
7〜C15アルキルアリール、あるいはC6〜C14アリールで
ある;R10はハロゲン、OH、C1〜C8アルコキシである;
X''はハロゲン、OH、C1〜C8アルコキシである;yは1〜
4、特に2〜4である;zは1〜3、特に0〜2であ
る。
【0075】使用され得る、ジルコニウムおよびチタン
化合物の好ましい例は、ZrCl4、Zr(OC2H5)4、Zr(OC3H7)
4、Zr(OC4H9)4、ZrOCl2、TiCl4、Ti(OC2H5)4、Ti(OC
3H7)4、およびTi(OC4H9)4である。使用され得る、アル
ミニウム化合物の好ましい例は、Al(OCH3)3、Al(OC2H5)
3、Al(OC3H7)3、Al(OC4H9)3、およびAlCl3である。
【0076】錯体化Zr、Ti、およびAl化合物(特に酸ま
たはβ-ジカルボニル化合物が錯体化試薬として働き得
る)もまた使用され得る。
【0077】ケイ酸(ヘテロ)縮合物の調製に使用され
得る他の加水分解可能な化合物は、例えば、ボロントリ
ハライド、スズテトラハライド、スズテトラアルコキシ
ド、およびバナジル化合物である。
【0078】本発明のシラン(I)によるケイ酸縮合物
は、存在する加水分解可能な基X(例えば、アルコキシ
基)の加水分解、および続くSi-O-Si単位の無機ネット
ワークの形成を生じる縮合によって得られる。加水分解
および縮合は、通常、塩基性または酸性の媒体中で起こ
り、使用されるシランに含まれるC=C二重結合の結合は
一般的に望ましくない。
【0079】本発明によるケイ酸縮合物はまた、不完全
に加水分解され、縮合された形態で存在し得る。このよ
うな場合、これらはいわゆる予備縮合物(precondensat
e)と言われる。
【0080】本発明によるケイ酸(ヘテロ)縮合物の調
製における慣例手順は以下である。シラン(I)(必要
に応じて溶媒中に溶解される)を、室温で、またはわず
かに冷却して、加水分解および縮合触媒の存在下で、必
要量の水と反応させ、そして得られる混合物を1〜数時
間撹拌する。溶媒として考慮するものはとりわけ、脂肪
族アルコール(例えば、エタノールまたはi-プロパノー
ル)、ジアルキルケトン(例えば、アセトンまたはメチ
ルイソブチルケトン)、エーテル(例えば、ジエチルエ
ーテルまたはテトラヒドロフラン(THF))、エステル
(例えば、酢酸エチルまたは酢酸ブチル)、およびその
混合物である。
【0081】加水分解的縮合が反応性のZr、Ti、または
Al化合物の存在下で実施される場合、水の添加は、約0
〜30℃の段階で行われるべきである。水をそのまま添加
するのではなく、水含有溶媒(例えば、水性エタノー
ル)の形態で、または化学反応を経る(例えば、エステ
ル化を経る)放出によって、水を導入するのが通常好ま
しい。
【0082】加水分解および縮合は好ましくは、縮合触
媒(好ましくは、例えば有機または無機の酸または塩基
のような、プロトンまたはヒドロキシルイオンを放出す
る化合物)の存在下で起こる。特に好ましくは、揮発性
の酸または塩基であり、特に塩酸またはアンモニアであ
る。加水分解および縮合のためにゾル−ゲル技術の手順
(例えば、C.J.Brinkerら、「Sol-Gel Science」、Acad
emic Press、Boston、1990に記載される)を適用するこ
とが有用であると理解されている。「ゾル−ゲルプロセ
ス」はまた、DE-A-27 58 414、DE-A-27 58 415、DE-A-3
0 11 761、DE-A-38 26 715、およびDE-A-38 35 968に開
示される。
【0083】シラン(I)、および必要に応じて他の加
水分解的に縮合可能な化合物の得られたケイ酸(ヘテ
ロ)縮合物が、そのままか、あるいは使用される溶媒の
部分的または完全な除去の後のいずれかで使用され得
る。ある場合には、加水分解性縮合のために使用される
溶媒を他の溶媒で置き換えることが有利であることもま
た理解され得る。
【0084】本発明による重合可能なケイ酸(ヘテロ)
縮合物およびシラン(I)、ならびにこれら縮合物また
はシランを含有する組成物は、カチオン重合または光重
合によって硬化され得、通常この重合は、適切な開始剤
および他の重合成分が添加された後に起こる。異なる重
合可能な基(例えば、オキセタン基および(メタ)アク
リル基)が存在する場合、いくつかの硬化機構(例え
ば、カチオン重合およびラジカル重合)がまた、同時に
または連続工程で使用され得る。
【0085】カチオン性開始剤および/または光開始剤
が、カチオン重合を開始するために好ましく使用され得
る。
【0086】カチオン性開始剤の好ましい例は、強いBr
onstedおよびLewis酸(例えば、硫酸、トリフルオロ酢
酸、三塩化アルミニウム、または三フッ化ホウ素)であ
る。
【0087】適切な光開始剤は、オニウム塩、トリアリ
ールスルホニウム(sulphonium)塩、ジアリールヨード
ニウム塩、シクロペンタジエニル鉄(I)塩、およびイ
ソキノリン塩である。特に好ましいものは、4-(ジフェ
ニルスルフィノ)-フェニルフェニルスルフィド-ビス-ヘ
キサフルオロアンチモネートおよびビス[4-(ジフェニル
スルフィノ)-フェニル]スルフィド-ヘキサフルオロアン
チモネートの混合物(Cyraure UVI 6974、Union Carbid
e社製)、ビス[4-(ジフェニルスルフィノ)-フェニル]ス
ルフィドヘキサフルオロホスフェート(Degacure Kl-8
5、Degussa社製)、ジフェニルヨードニウムヘキサフル
オロアンチモネートまたはヘキサフルオロホスフェー
ト、ならびに(η5-2,4-シクロペンタジエン-1-イル)[1,
2,3,4,5,6-η]-(クメン)-鉄(I)-ヘキサフルオロホスフ
ィン錯体(Irgacure 261、Ciba Geigy社製)である。チ
オキサントン誘導体、ショウノウキノン、フェナントレ
ンキノン、またはペリレンのような増感剤によって、感
受性が可視範囲において増加され得る。さらに、例え
ば、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルジアルキル
ケタール、またはアクリルホスフィンオキシドのような
ラジカル光開始剤の存在下で、光重合を行うこともまた
有利であると理解される。
【0088】本発明による組成物において、適切な、重
合可能な一官能性または多官能性モノマー(これはま
た、希釈モノマーとも言われ得る)もまた、シラン
(I)または対応するケイ酸(ヘテロ)縮合物に加えて
存在し得る。
【0089】特に適切な希釈モノマーは、3-エチル-3-
ヒドロキシメチルオキセタン(1)、3,7-ビス(3-オキ
セタニル)-5-オキサ-ノナン(3)、3,3'-(1,2-エタン
ジイルビス(オキシメチレン))-ビス(3-エチルオキセタ
ン)(4)、3,3'-(1,10-デカンジイルビス(オキシメチ
レン))-ビス(3-エチルオキセタン)(5)、3,3'-(1,3-
(2-メチルエニル)プロパンジイル-ビス(オキシメチレ
ン))-ビス(3-エチルオキセタン)(6)、または3,3'-
(1,4-キシレンジイルビス(オキシメチレン))-ビス(3-エ
チルオキセタン)(7)のような、オキセタン基含有モ
ノマーである:
【0090】
【化19】
【0091】これらの化合物は公知である(H. Sasak
i、J.V. Crivello、J. Macromol. Sci.-Pure Appl. Che
m. A29(1992)915〜930頁;J.V. Crivello、H. Sasak
i、J. Macromol. Sci.-Pure Appl. Chem. A30(1993)1
89〜206頁を参照のこと)。
【0092】さらに、一官能性(メタ)アクリレート
(例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ベン
ジル(メタ)アクリレート、フルフリル(メタ)アクリ
レート、またはフェニル(メタ)アクリレート、)およ
び多官能性(メタ)アクリレート(例えば、ビスフェニ
ル-A-ジ(メタ)アクリレート、ビス-GMA(メタクリル
酸とビスフェノール-A-ジグリシジルエーテルとの付加
生成物)、UDMA(2-ヒドロキシエチルメタクリレートと
2,2,4-ヘキサメチレンジイソシアネートとの付加生成
物)、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テト
ラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、デカン
ジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,10-デカンジオールジ(メタ)ア
クリレート、または1,12-ドデカンジオールジ(メタ)
アクリレート)のようなラジカル重合可能な希釈モノマ
ーもまた使用され得る。
【0093】本発明によるシラン、ケイ酸縮合物、また
はそのケイ酸ヘテロ縮合物、ならびにそれらを含有する
組成物は、プラスチック、ガラス、または他の基材をコ
ーティングするためのワニスとして、複合材のための、
および医療材料(コンタクトレンズのような)を製造す
るためのフィラーまたはバルク材料として、そのまま
で、または少なくとも部分的に重合した形態で使用され
得る。しかし、これらは、歯科用材料またはその構成物
質として、特に好ましく使用される。
【0094】本発明による組成物は、例えば、着色剤
(顔料または染料)、安定剤、香味剤(flavorant)、
微生物殺菌活性成分、難燃剤、可塑剤、またはUV吸収剤
のような、他の添加剤もまた必要に応じて含み得る。
【0095】他の可能な添加剤はフィラーである。好ま
しいフィラーの例は、石英、ガラスセラミックまたはガ
ラス粉末(特に、ケイ酸バリウムまたはケイ酸ストロン
チウムガラス粉末、ケイ酸リチウム−アルミニウムガラ
ス粉末);ケイ素、ジルコニウム、またはアルミニウム
酸化物、あるいはその混合物;微細分割シリカ(特に、
熱分解法シリカまたは沈降シリカ);およびX線非透過
性フィラー(例えば、三フッ化イッテルビウム)であ
る。
【0096】本発明による、特に好ましい組成物は以下
を含む: (a)組成物に対して、5〜90重量%、特に10〜70重量
%の、シラン(I)のケイ酸(ヘテロ)縮合物; (b)組成物に対して、0〜80重量%、特に0〜50重量
%の希釈モノマー; (c)組成物に対して、0.1〜5重量%、特に0.2〜2.0
重量%の重合開始剤;および/または (d)組成物に対して、0〜90重量%、特に0〜80重量
%のフィラー。
【0097】本発明による組成物は、歯科用セメント、
歯科用詰め物材料、または詰め物材料のための歯科用接
着物として、特に好ましく使用される。組成物は特に、
それらを処置されるべき人工または天然の歯の領域に適
用し、そして重合によって硬化することにより使用され
る。
【0098】本発明の組成物の特に有利な点は、一方で
は低い重合収縮のみを示し、他方では高い機械的強度を
有する複合材料となることであると理解される。特性の
このような組み合わせは、特に歯科用材料の場合に特に
重要である。
【0099】
【実施例】本発明を、実施例を参照して、以下により詳
細に説明する。
【0100】実施例1:7-トリメトキシシリル-4-チア-
ヘプタン酸-(3-エチル-オキセタン-3-イル)メチルエス
テル(8)の合成 第1段階:3-エチルオキセタン-3-イル-メチルアクリレ
ート
【0101】
【化20】
【0102】ジエチルエーテル300ml中アクリル酸クロ
ライド62.3g(688mmol)を、3-エチル-3-ヒドロキシエ
チル-オキセタン80g(688mmol)およびコリジン77.3g
(688mmol)のジエチルエーテル400ml中氷冷溶液に滴下
した。室温で6時間撹拌後、形成した塩酸塩を濾過除去
し、そして濾液を水性塩酸で、およびNaHCO3溶液で洗浄
した。無水Na2SO4で乾燥させ、そしてさらにヒドロキノ
ンモノメチルエーテルで安定させた後、溶媒をロータリ
ーエバポレーター中、120mbarで除去した。分別蒸留
(沸点0.2:56℃)の後、無色透明な液体57g(収率50
%)を得た。
【0103】1H-NMR:5.6〜6.6(m、3H、CH=CH2)、3.4
〜4.7(m、6H、CH2O)、1.6〜1.9(q、2H、CH2)、0.7〜
1.0(t、3H、CH3)ppm。
【0104】IR(フィルム):2965、2874、1728、1408、
1268、1194cm-1。
【0105】第2段階:7-トリメトキシシリル-4-チア-
ヘプタン酸-(3-エチル-オキセタン-3-イル)メチルエス
テル
【0106】
【化21】
【0107】3-エチル-オキセタン-3-イル-メチルアク
リレート17.0g(0.1mol)を、乾燥して、そしてアルゴ
ンを流した器具中の3-メルカプトプロピル-トリメトキ
シ-シラン19.6g(0.1mol)に添加し、そして全部を室温
で48時間撹拌した。全ての揮発性成分を、60℃、0.1mba
rで乾燥して除去して、無色の液体30g(収率81%)を得
た。
【0108】1H-NMR:4.2〜4.5(m、6H、CH2O)、3.6
(s、9H、CH3O)、2.3〜2.9(m、6H、CH2S、CH2C=O)、
1.6〜1.0(m、4H、CH2)、0.8〜1.0(t、3H、CH3)、0.
6〜0.7(t、2H、CH2Si)ppm。
【0109】IR(フィルム):2940、2870、1737、1459、
1244、1089cm-1。
【0110】実施例2:N-(3-トリエトキシシリルプロ
ピル)-(3-エチルオキセタン-3-イル)-メチルカルバメー
ト(9)の合成
【0111】
【化22】
【0112】3-(3-メチルオキセタニル)メタノール11.6
g(0.1mol)を、アルゴン下にて乾燥器具中の3-イソシ
アナトプロピルトリエトキシシラン24.7g(0.1mol)お
よび無水エーテル25mlに添加した。ジブチルスズジラウ
レート20mgを添加した後、混合物を室温で6時間撹拌し
た。溶媒を除去した後、無色の液体30g(約85%)が残
った。
【0113】 元素分析: C16H33NO6Si[363.5] 計算値:C 52.86 H 9.15 N 3.85 実測値:C 51.52 H 9.48 N 3.761 H-NMR:5.6(br、H、NH)、4.4〜4.5(q、4H、CH
2O)、4.2(s、2H、CH2O)、3.6〜3.8(q、6HCH2O)、
3.0〜3.3(q、2H、CH2N)、1.4〜1.8(m、4H、CH2)、
1.1〜1.3(t、9H、CH3)、0.9(t、3H、CH3)、0.4〜0.7
(t、2H、CH2Si)ppm。
【0114】IR(フィルム):3336、2972、2930、2880、
1724、1533、1245、1080cm-1。
【0115】実施例3:2-(3-トリエトキシシリルプロ
ピルチオ)コハク酸-ビス-[(3-エチルオキセタン-3-イ
ル)-メチル]エステル(10)の合成
【0116】
【化23】
【0117】フマル酸-ビス-[(3-エチルオキセタン-3-
イル)メチル]エステル8.4g(26.9mmol)、3-メルカプト
プロピルトリエトキシシラン5.3g(26.9mmol)、および
ジベンゾイルペルオキシド0.33g(1.3mmol)を、トルエ
ン20ml中で、100℃で5時間撹拌した。溶媒を蒸留除去
した時、白色の析出物が沈澱した。これを濾過除去し
て、乾燥した後、10.2gの(10)(収率70%)を生成
した。
【0118】実施例4:シラン(8)に基づくケイ酸縮
合物の調製 シラン(8)20mmolおよびジメチルジメトキシシラン20
mmolを無水エタノール50ml中に溶解した。水50mmolおよ
びエタノール5mlの混合物と、数滴の0.1モル濃度のエタ
ノール性酢酸溶液を添加した後、全部を還流下で5時間
加熱し、そして一晩中撹拌した。揮発性成分を真空下で
除去した後、形成した樹脂(7g)はカチオン重合に使
用され得る。
【0119】実施例5:歯科用接着物の調製 Cyraure UVI 6974(Union Carbide)70mg(すなわち、
1重量%)を、実施例4の樹脂4gと3,7-ビス(3-オキセ
タニル)-5-オキサノナン(3)3gとの混合物に添加し
た。次いで、混合物をフィルム状に鋳造し、歯科用照射
装置(名称;Heliomat、Vivadent社製)中で60秒間照射
した。良く接着するフィルムである固体を形成した。出
発樹脂および重合物の濃度を、各場合において、浮遊方
法に従って決定した。カチオン開環重合の間の体積変化
(すなわち、収縮)は、濃度差によって起こる。得られ
たΔV値はわずか-4.1%であり、メタクリレートに基づ
く従来の接着物の値に対して明らかに低い。例えば、市
販で入手出来る接着物であるHeliobond(Vivadent社
製)の硬化の間の体積収縮は7.5%である。
【0120】
【発明の効果】本発明によれば、重合可能な、そして加
水分解可能なオキセタンシラン、および特にそれらから
調製され得るケイ酸縮合物が記載され、これは重合にお
いて低い体積収縮のみを示し、高い機械的強度を有する
ポリマーを提供し、従ってとりわけ、歯科用材料または
その構成物として使用され得る。
【0121】本発明によれば、加水分解可能でかつ重合
可能なオキセタンシランが提供される。これらから(単
独で、または他の加水分解的に縮合可能でかつ重合可能
な組成物と一緒になって)、わずかな収縮しか伴わず
に、そして室温において高速で重合する安定な組成物が
調製され得る。そして、これらは、複合材またはコーテ
ィング材料、接着剤または接着促進剤として、あるいは
医療目的もしくは歯科目的の充填材または材料の調製の
ために適切である。これらのシランは、共有結合的に有
機無機複合体材料へ導入可能であり、そしてシリコンと
重合可能な基との間の距離が変動され得るように、合成
的に獲得可能である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 ここで、変数R0、R1、R2、R3、R4、R5、R6、
X、Y、a、b、cおよびxは、他に言及しない限り、
互いに独立して以下の意味を有する:R0は、水素、ま
たは置換もしくは無置換のC1〜C10アルキルであり;
R1は、存在しないか、あるいは置換もしくは無置換の
C1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレン、C7〜C
18アルキレンアリーレンまたはアリーレンアルキレンを
表し、これらの基は、エーテル基、チオエーテル基、エ
ステル基、カルボニル基、アミド基およびウレタン基か
ら選択される少なくとも1つの基により割り込まれ得;
R2は、存在しないか、あるいは置換もしくは無置換の
C1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレン、C7〜C
18アルキレンアリーレンまたはC7〜C18アリーレンア
ルキレンを表し、これらの基は、エーテル基、チオエー
テル基、エステル基、チオエステル基、カルボニル基、
アミド基およびウレタン基から選択される少なくとも1
つの基により割り込まれ得るかまたは末端位置でこれら
を有し得;R3は、存在しないか、あるいは置換もしく
は無置換のC1〜C18アルキル、C 2〜C18アルケニル、
C6〜C18アリール、C7〜C18アルキルアリール、ある
いはC7〜C18アリールアルキルを表し、これらの基
は、エーテル基、チオエーテル基、エステル基、カルボ
ニル基、アミド基およびウレタン基から選択される少な
くとも1つの基により割り込まれ得;R4は、存在しな
いか、あるいは置換もしくは無置換の-CHR6-CHR6
-、-CHR6-CHR6-S-R5-、-S-R5-、-Y-CO-N
H-R5-または-CO-O-R5-を表し;R5は、置換もし
くは無置換のC1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレ
ン、C6〜C18アルキレンアリーレンまたはC6〜C18ア
リーレンアルキレンであり、これらの基は、エーテル
基、チオエーテル基、エステル基、カルボニル基、アミ
ド基およびウレタン基から選択される少なくとも1つの
基により割り込まれ得;R6は、水素、あるいは置換も
しくは無置換のC1〜C18アルキルまたはC6〜C10アリ
ールであり;Xは、加水分解可能な基、すなわちハロゲ
ン、ヒドロキシ、アルコキシまたはアシルオキシであ
り;Yは、OまたはSであり;aは、1、2または3で
あり;bは、1、2または3であり;cは、1〜6であ
り;そしてxは、1、2または3である;ただし、 (i)a+xは、2、3または4であり、かつ(ii)
aおよび/またはbは、1である、一般式(I)の加水
分解可能でかつ重合可能なオキセタンシランならびにそ
の立体異性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ウォルケル ドイツ国 88131 リンドー, プライシ ンゲルウェグ 25 (72)発明者 サビネ シュタイン オーストリア国 エイ−6710 ネンジン, ラムシュワグプラッツ 2 (72)発明者 フォルケール ラインベルガー リヒテンシュタイン公国 エフエル−9490 バドゥース, マレーストラッセ 34

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)の加水分解可能でかつ重合
    可能なオキセタンシランならびにその立体異性体であっ
    て、 【化1】 ここで、変数R0、R1、R2、R3、R4、R5、R6、
    X、Y、a、b、cおよびxは、他に言及しない限り、
    互いに独立して以下の意味を有する:R0は、水素、ま
    たは置換もしくは無置換のC1〜C10アルキルであり;
    R1は、存在しないか、あるいは置換もしくは無置換の
    C1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレン、C7〜C
    18アルキレンアリーレンまたはアリーレンアルキレンを
    表し、これらの基は、エーテル基、チオエーテル基、エ
    ステル基、カルボニル基、アミド基およびウレタン基か
    ら選択される少なくとも1つの基により割り込まれ得;
    R2は、存在しないか、あるいは置換もしくは無置換の
    C1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレン、C7〜C
    18アルキレンアリーレンまたはC7〜C18アリーレンア
    ルキレンを表し、これらの基は、エーテル基、チオエー
    テル基、エステル基、チオエステル基、カルボニル基、
    アミド基およびウレタン基から選択される少なくとも1
    つの基により割り込まれ得るかまたは末端位置でこれら
    を有し得;R3は、存在しないか、あるいは置換もしく
    は無置換のC1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、
    C6〜C18アリール、C7〜C18アルキルアリール、ある
    いはC7〜C18アリールアルキルを表し、これらの基
    は、エーテル基、チオエーテル基、エステル基、カルボ
    ニル基、アミド基およびウレタン基から選択される少な
    くとも1つの基により割り込まれ得;R4は、存在しな
    いか、あるいは置換もしくは無置換の-CHR6-CHR6
    -、-CHR6-CHR6-S-R5-、-S-R5-、-Y-CO-NH-
    R5-または-CO-O-R5-を表し;R5は、置換もしくは
    無置換のC1〜C18アルキレン、C6〜C18アリーレン、
    C6〜C18アルキレンアリーレンまたはC6〜C18アリー
    レンアルキレンであり、これらの基は、エーテル基、チ
    オエーテル基、エステル基、カルボニル基、アミド基お
    よびウレタン基から選択される少なくとも1つの基によ
    り割り込まれ得;R6は、水素、あるいは置換もしくは
    無置換のC1〜C18アルキルまたはC6〜C10アリールで
    あり;Xは、加水分解可能な基、すなわちハロゲン、ヒ
    ドロキシ、アルコキシまたはアシルオキシであり;Y
    は、OまたはSであり;aは、1、2または3であり;
    bは、1、2または3であり;cは、1〜6であり;そ
    してxは、1、2または3である;ただし、 (i)a+xは、2、3または4であり、かつ(ii)
    aおよび/またはbは、1である、一般式(I)の加水
    分解可能でかつ重合可能なオキセタンシランならびにそ
    の立体異性体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオキセタンシランであ
    って、ここで少なくとも一般式(I)の変数の1つが、
    他に言及しない限り、他の変数から独立して以下の意味
    を有する:R0は、水素、またはC1〜C5アルキルであ
    り;R1は、C1〜C8アルキレンであり、これらの基
    は、エーテル基、チオエーテル基、エステル基およびウ
    レタン基から選択される少なくとも1つの基により割り
    込まれ得;R2は、存在しないか、あるいはC1〜C8ア
    ルキレンを表し、これらの基は、エーテル基、チオエー
    テル基、エステル基、チオエステル基、カルボニル基、
    アミド基およびウレタン基から選択される少なくとも1
    つの基により割り込まれ得、または末端位置でこれらを
    有し得;R3は、存在しないか、あるいはメチル、エチ
    ルまたはフェニルを表し;R4は、存在しないか、ある
    いは-CHR6-CHR6-、-S-R5-、-Y-CO-NH-R5
    -または-CO-O-R5-を表し;R5は、C1〜C8アルキ
    レンであり、これらの基は、エーテル基、チオエーテル
    基、エステル基、カルボニル基、アミド基およびウレタ
    ン基から選択される少なくとも1つの基により割り込ま
    れ得;R6は、水素、またはC1〜C5アルキルであり;
    Xは、メトキシ、エトキシまたはクロロであり;Yは、
    OまたはSであり;aは、1であり;bは、1であり;
    cは、1〜6であり;xは、2または3であり;そして
    /またはa+xは、3である、オキセタンシラン。
  3. 【請求項3】 一般式(I)において、他に言及しない
    限り、他の変数と独立して、変数a、bおよびcの少な
    くとも1つが1である、請求項1または2に記載のオキ
    セタンシラン。
  4. 【請求項4】 必要に応じて他の加水分解可能な化合物
    の存在下において、オキセタンシラン(I)の加水分解
    および縮合により得られ得る、請求項1〜3のいずれか
    1項に記載のオキセタンシランの重合可能なケイ酸縮合
    物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のオ
    キセタンのポリマー、または請求項4に記載のケイ酸縮
    合物のポリマー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のオ
    キセタンシラン、または請求項4に記載のケイ酸縮合物
    を含む、組成物。
  7. 【請求項7】 以下を含む、請求項6に記載の組成物: (a)該組成物に対して、5〜90重量%、特に10〜70重
    量%の、請求項4に記載のケイ酸縮合物; (b)該組成物に対して、0〜80重量%、特に0〜50重
    量%の希釈モノマー; (c)該組成物に対して、0.1〜5重量%、特に0.2〜2.
    0重量%の重合開始剤;および (d)該組成物に対して、0〜90重量%、特に0〜80重
    量%のフィラー。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のオ
    キセタンシラン、請求項4に記載のケイ酸縮合物、請求
    項5に記載のポリマー、あるいは歯科用材料もしくは歯
    科用材料の構成物としての請求項6または7に記載の組
    成物の、使用。
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