JPH10330585A - フェノール樹脂成形材料 - Google Patents
フェノール樹脂成形材料Info
- Publication number
- JPH10330585A JPH10330585A JP14558697A JP14558697A JPH10330585A JP H10330585 A JPH10330585 A JP H10330585A JP 14558697 A JP14558697 A JP 14558697A JP 14558697 A JP14558697 A JP 14558697A JP H10330585 A JPH10330585 A JP H10330585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- molding material
- phenolic resin
- resin molding
- glass fibers
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融時に流動性が良好なガラス繊維充填フェ
ノール樹脂成形材料を提供する。 【解決手段】 フェノール樹脂100重量部に、サイジ
ング剤の一部にワックスを含むガラス繊維を50〜20
0重量部配合することを特徴とするフェノール樹脂成形
材料。
ノール樹脂成形材料を提供する。 【解決手段】 フェノール樹脂100重量部に、サイジ
ング剤の一部にワックスを含むガラス繊維を50〜20
0重量部配合することを特徴とするフェノール樹脂成形
材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的特性、成形
品外観を低下させることなく、溶融時に流動性が良好な
ガラス繊維充填フェノール樹脂成形材料に関するもので
ある。
品外観を低下させることなく、溶融時に流動性が良好な
ガラス繊維充填フェノール樹脂成形材料に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス繊維充填フェノール樹脂成
形材料の溶融時の流動性を向上させるために低粘度のフ
ェノール樹脂を用いたり、成形材料の材料化過程でフロ
ーを長くしたり、ワックスを添加するなど行われてきた
が、成形材料の硬化性が低下したり、成形品外観が悪く
なったり、機械的強度が低下するなどの問題があった。
形材料の溶融時の流動性を向上させるために低粘度のフ
ェノール樹脂を用いたり、成形材料の材料化過程でフロ
ーを長くしたり、ワックスを添加するなど行われてきた
が、成形材料の硬化性が低下したり、成形品外観が悪く
なったり、機械的強度が低下するなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機械
的特性、成形品外観を低下させることなく、溶融時の流
動性が良好なガラス繊維充填フェノール樹脂成形材料を
提供することにある。
的特性、成形品外観を低下させることなく、溶融時の流
動性が良好なガラス繊維充填フェノール樹脂成形材料を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、充填材として
使用しているガラス繊維のサイジング剤に着目し、サイ
ジング剤の一部にワックスを含むガラス繊維を50〜2
00重量部配合することを特徴とするフェノール樹脂成
形材料に関するものである。本発明において、ガラス繊
維のサイジング剤の一部として用いられるワックスは融
点が40〜100℃であることが好ましく、脂肪酸系ワ
ックス又はエステル系ワックスが好ましいが、種類を特
に限定するものではない。
使用しているガラス繊維のサイジング剤に着目し、サイ
ジング剤の一部にワックスを含むガラス繊維を50〜2
00重量部配合することを特徴とするフェノール樹脂成
形材料に関するものである。本発明において、ガラス繊
維のサイジング剤の一部として用いられるワックスは融
点が40〜100℃であることが好ましく、脂肪酸系ワ
ックス又はエステル系ワックスが好ましいが、種類を特
に限定するものではない。
【0005】成形材料の機械的強度を向上される方法と
して、繊維状の有機基材や無機基材を配合する方法が知
られており、特にガラス繊維は有効な手段として多種の
成形材料に使用されている。しかし、繊維形状の基材を
配合することは材料の溶融時の粘度を大きくさせるため
に、形状の複雑な成形品が成形しずらかったり、成形機
にかかる負荷が大きくなったりする。溶融粘度が大きく
なるのは繊維状基材が粉末状や球形形状の原料に比べ流
動する時の抵抗が大きいためと考えられる。
して、繊維状の有機基材や無機基材を配合する方法が知
られており、特にガラス繊維は有効な手段として多種の
成形材料に使用されている。しかし、繊維形状の基材を
配合することは材料の溶融時の粘度を大きくさせるため
に、形状の複雑な成形品が成形しずらかったり、成形機
にかかる負荷が大きくなったりする。溶融粘度が大きく
なるのは繊維状基材が粉末状や球形形状の原料に比べ流
動する時の抵抗が大きいためと考えられる。
【0006】従来より成形材料中にはワックスが配合さ
れており、これにより材料の溶融時及び成形時の流動性
や成形時の離型性の向上を図っている。材料中にワック
スを添加することは、機械的特性の低下や成形品外観を
劣化させる等の問題があったが、本発明はこの問題点を
解決したものである。
れており、これにより材料の溶融時及び成形時の流動性
や成形時の離型性の向上を図っている。材料中にワック
スを添加することは、機械的特性の低下や成形品外観を
劣化させる等の問題があったが、本発明はこの問題点を
解決したものである。
【0007】本発明においては、充填材に使用されるガ
ラス繊維はその製造過程で予めサイジング剤の一部にワ
ックスを配合することにより、ガラス繊維の表面のみ
を、流動性を向上させるワックスにより効果的にぬらす
ことが出来る。このため処方の一部として成形材料中に
ワックスを配合する場合に比べ、使用するワックスの量
が少量でよく、機械的特性の低下や成形品外観の劣化が
少なく且つ成形材料の溶融時の流動性を向上することが
できる。
ラス繊維はその製造過程で予めサイジング剤の一部にワ
ックスを配合することにより、ガラス繊維の表面のみ
を、流動性を向上させるワックスにより効果的にぬらす
ことが出来る。このため処方の一部として成形材料中に
ワックスを配合する場合に比べ、使用するワックスの量
が少量でよく、機械的特性の低下や成形品外観の劣化が
少なく且つ成形材料の溶融時の流動性を向上することが
できる。
【0008】本発明において使用されるワックスとは熱
硬化性樹脂成形材料で金型の離型剤として従来から使用
されているもので、脂肪酸系ワックス、エステル系ワッ
クス、アミド系ワックス又はその金属塩、及びパラフィ
ン系ワックス又はこれらの混合系が好ましく使用され
る。
硬化性樹脂成形材料で金型の離型剤として従来から使用
されているもので、脂肪酸系ワックス、エステル系ワッ
クス、アミド系ワックス又はその金属塩、及びパラフィ
ン系ワックス又はこれらの混合系が好ましく使用され
る。
【0009】本発明において使用されるワックスは融点
が40〜100℃であることが好ましい。この好ましい
例として、例えば脂肪酸系ワックスではステアリン酸で
あり、エステル系ワックスではカルナバワックス等であ
るが、種類は特に限定されない。融点が40℃以下の場
合、常温で材料の固結性等の問題があり好適でない。融
点が100℃以上の場合、成形材料の溶融開始温度が1
00℃前後であることを考慮すると流動性の向上が十分
発揮されず、適当でない。
が40〜100℃であることが好ましい。この好ましい
例として、例えば脂肪酸系ワックスではステアリン酸で
あり、エステル系ワックスではカルナバワックス等であ
るが、種類は特に限定されない。融点が40℃以下の場
合、常温で材料の固結性等の問題があり好適でない。融
点が100℃以上の場合、成形材料の溶融開始温度が1
00℃前後であることを考慮すると流動性の向上が十分
発揮されず、適当でない。
【0010】本発明によるフェノール樹脂成形材料から
成形品を得るための成形方法は圧縮成形、トランスファ
ー成形、射出成形等のいずれにも適応でき、特に限定す
るものではない。
成形品を得るための成形方法は圧縮成形、トランスファ
ー成形、射出成形等のいずれにも適応でき、特に限定す
るものではない。
【0011】
【実施例】表1に示す原料を所定の配合でミキシングロ
ールにて加熱混練し、粉砕して成形材料を製造した。得
られた成形材料について、スパイラルフローと東洋精機
(株)のラボプラストミルによる材料の溶融トルクを測
定した。次いで175℃、3分間のトランスファー成形
でテストピース(JIS K 6911)を成形した。このテスト
ピースにより曲げ強さ(常態、熱時120℃)を測定し
た。また成形品外観は曲げ強さと同様の方法で50φ×
3mmのテストピースを成形し外観を目視で判断した。
これらの結果を表1の下欄に示す。
ールにて加熱混練し、粉砕して成形材料を製造した。得
られた成形材料について、スパイラルフローと東洋精機
(株)のラボプラストミルによる材料の溶融トルクを測
定した。次いで175℃、3分間のトランスファー成形
でテストピース(JIS K 6911)を成形した。このテスト
ピースにより曲げ強さ(常態、熱時120℃)を測定し
た。また成形品外観は曲げ強さと同様の方法で50φ×
3mmのテストピースを成形し外観を目視で判断した。
これらの結果を表1の下欄に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】上記の結果からも明らかなように、本発
明のフェノール樹脂成形材料は機械的特性、成形品外観
を低下させることなく成形材料の溶融時の流動性を向上
することができるため、形状の複雑な成形品を成形し易
く、また成形機にかかる負荷を低減することができる。
従って、工業的なフェノール樹脂成形材料として好適で
ある。
明のフェノール樹脂成形材料は機械的特性、成形品外観
を低下させることなく成形材料の溶融時の流動性を向上
することができるため、形状の複雑な成形品を成形し易
く、また成形機にかかる負荷を低減することができる。
従って、工業的なフェノール樹脂成形材料として好適で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 フェノール樹脂100重量部に、サイジ
ング剤の一部にワックスを含むガラス繊維を50〜20
0重量部配合することを特徴とするフェノール樹脂成形
材料。 - 【請求項2】 ワックスの融点が40〜100℃である
請求項1記載のフェノール樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14558697A JPH10330585A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | フェノール樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14558697A JPH10330585A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | フェノール樹脂成形材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10330585A true JPH10330585A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15388523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14558697A Pending JPH10330585A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | フェノール樹脂成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10330585A (ja) |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP14558697A patent/JPH10330585A/ja active Pending
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