JPH10330643A - ブラックマトリックス用カーボンブラック - Google Patents
ブラックマトリックス用カーボンブラックInfo
- Publication number
- JPH10330643A JPH10330643A JP13870597A JP13870597A JPH10330643A JP H10330643 A JPH10330643 A JP H10330643A JP 13870597 A JP13870597 A JP 13870597A JP 13870597 A JP13870597 A JP 13870597A JP H10330643 A JPH10330643 A JP H10330643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- resin
- black
- black matrix
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Optical Filters (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
クマトリックスに好適なカーボンブラックを得る。 【解決手段】 カーボンブラックを樹脂で被覆処理し、
ついで酸化処理してなるブラックマトリックス用カーボ
ンブラック。
Description
トリックス用カーボンブラックに関し、さらに詳しくは
たとえばカラーテレビ、液晶カラーテレビ、カメラ等に
使用される光学的カラーフィルターに用いる絶縁性ブラ
ックマトリックス用のカーボンブラックに関する。
ス等の透明な基板を1ないし10μm程度に間隔を設け
てその間に液晶物質を封入し、電極間に印加した電圧に
よって液晶を一定の方向に配向させて透明部分と不透明
部分を形成して画像を表示している。カラー液晶表示装
置は、いずれかの透明電極基板上に光の三原色に対応す
る赤(R)、緑(G)、青(B)の三色のカラーフィル
ターを設けており、透明電極への印加電圧の調整によっ
て液晶の光の透過を制御してR、G、Bの3色のフィル
ターを透過する光量を制御して3原色の加色による発色
によってカラー表示を行っている。
間を区画するブラックマトリックスの膜を設けた基板上
に形成する方式や、R、G、Bを形成後ブラックマトリ
ックス膜を設ける方法等種々あるが、ブラックマトリッ
クスの役割としては、いずれもR、G、B三原色を区画
すると共に、カラーフィルターに対向する基板上に設け
た液晶の駆動用の電極あるいはTFT(薄膜トランジス
タ)等のトランジスタを遮光する作用を果している。こ
のような目的で使用されるカラーフィルターのブラック
マトリックスは二つに大別することができる。
たCr等の金属膜からなるブラックマトリックス:解像
度、および遮光率が高く、光学濃度(OD)3.0以上
が膜厚0.1μm近辺で容易に得られるが、金属膜のた
め可視光の反射率が約40%と高く、外光の反射による
表示画像のコントラスト低下や、周囲にある明るい物体
がブラックマトリックス面で反射して表示画像に重な
る、いわゆる写り込みが生じ画質の低下を来たしやす
い。また、Cr膜のスパッタ、フォトリソグラフィー加
工と工程が長いので低コスト化が困難であるという難点
もある。
ォトリソグラフィー法、印刷法、あるいはフォトエッチ
ング法でパターニングするか、または、感光性樹脂膜を
パターニングした後、黒色染料で染色して得られる黒色
有機樹脂膜からなるブラックマトリックス、黒色である
ため可視光の反射率が数%以下と低く、外光の反射によ
る表示画像のコントラスト低下や、周囲にある明るい物
体の写り込みが金属膜ブラックマトリックスに比べ大幅
に減少し、画質が向上する。しかし、遮光率が低いとい
う難点がある。すなわち、フォトリソグラフィー法では
遮光率を上げると、基板との界面に到達する露光光量が
減少するため、高遮光率とすると(例えば光学濃度3.
0では基板に到達する透過光量は1/1000)、現像
時に有機樹脂膜のパターン剥がれが生じ、ブラックマト
リックスが形成できなくなる。これを避けるため露光量
を増やすと、パターン寸法の太りが生じ、所定の解像度
が実現できなくなりやすい。また、印刷法やフォトエッ
チング法ではフォトリソグラフィー法に比べ制約はやや
ゆるいが、黒色着色材の含有量に限界があるので、高遮
光率とすると印刷時の膜厚が大となり(例えば膜厚1.
0μmで光学濃度2.0の場合、光学濃度を3.0に上
げると膜厚は3.3μmになる)、本質的にフォトリソ
グラフィー法に比べて劣る解像度が、さらに大幅に低下
し、実質的にブラックマトリックスが形成できなくなる
おそれがある。
トリックスは、金属膜からなるブラックマトリックスに
比べ光学濃度2.0〜2.5において膜厚が1〜2μm
と厚いが、膜厚1.5μmを超えると、その上にカラー
フィルターや保護膜および透明電極を形成して完成した
基板の表面平坦度が0.5μmを超えるようになり、対
向電極基板と組み合せて液晶表示パネルとした場合、色
むら、白しみ、輝度むら等が発生し、表示画質が低下す
る。したがって、ブラックマトリックスの膜厚は1μm
以下好ましくは0.5μm以下とすることが極めて重要
である。
て、例えば、特開平4−130401号公報には、透明
基板上に導電性遮光パターン層、透明絶縁層、カラーフ
ィルターパターン層、透明保護膜層、透明導電性パター
ン層を順次形成した電極付カラーフィルターが記載され
ている。ここで、透明保護膜や透明絶縁層は、透明電極
の表面平滑性を向上させることと、カラーフィルターの
耐溶媒性の向上、更には、導電性遮光層(ブラックマト
リックス)と透明導電性層(透明電極)との電気的絶縁
を目的とし形成されている。
示装置)の低コスト化や更なる薄膜化を目的に透明保護
膜や透明絶縁膜を除去し、カラーフィルターやブラック
マトリックス自体で使用可能な平滑性と絶縁性を持たせ
ようとの研究が活発である。さらに、ブラックマトリッ
クスやRGBのレジストを塗布した後の乾燥温度を22
0℃以上好ましくは250℃以上に高めたいとの要望も
出てきている。すなわち、レジスト塗布面を高温で処理
した後も絶縁性を保持するブラックマトリックスの要求
が強い。しかしながら、特に絶縁性に関しては、ブラッ
クマトリックスの主成分としてクロムや酸化クロム等の
金属膜並びにカーボンブラックやグラファイト等の炭素
粉等いずれも導電性素材を用いているため低温熱処理条
件下での絶縁性も極めて困難であり、新規の素材が望ま
れていた。
観点に基づいて、従来法では実現できなかった、薄膜で
高遮光率を示しかつ表面反射率も低い黒色遮光膜からな
るブラックマトリックスを有するカラーフィルターに好
適なカーボンブラックを提供するとともに併せて透明保
護膜や透明絶縁膜の機能まで有する高温処理条件下でも
使用可能な絶縁性ブラックマトリックス用カーボンブラ
ックを低コストで提供することを目的とする。
ックを樹脂で被覆処理、ついで酸化処理してなる絶縁性
ブラックマトリックス用カーボンブラックを要旨とす
る。以下、本発明を詳細に説明する。
処理するカーボンブラックとしては特に限定されない
が、好適には次のようなカーボンブラックが用いられ
る。灰分が1.0重量%以下、DBP吸収量が140m
l/100g以下のカーボンブラックが好ましい。灰分
の組成は、Na、K、Ca等のアルカリ金属やアルカリ
土類金属等であり、これらを含有したカーボンブラック
を樹脂等に配合すると絶縁性が低下する。これは、Na
やK、Ca等のイオン性導電性物質が吸水性大であるた
め、カーボンブラック−樹脂複合体の吸水性が増大し、
その結果絶縁性が低下するものと考えられる。
は、カーボンブラック製造時の原料油の吟味、急冷時に
使用するスプレー水の吟味、添加物の吟味などにより達
成される。また製造炉から製出したカーボンブラックを
水洗或いは酸洗いすることによっても達成される。更に
上記製造時の原料、スプレー水、添加物等の吟味と、水
洗、酸洗い等とを組合わせることによっても達成でき
る。カーボンブラック中に存在するイオン性導電物質の
含量は、そのカーボンブラックを750℃において空気
中で4〜6時間焼成したときに残る灰分量で表わされ、
本発明配合物のカーボンブラックの灰分量は1.0重量
%以下であることが好ましく、さらに好ましいのは0.
5重量%以下である。
たDBP吸収量が140ml/100gを超えると、カ
ーボンブラック自体の黒色度が低下しブラックマトリッ
クス用樹脂ワニスに配合し塗布した場合の濃度感が十分
でないだけでなくペーストの粘度も高くなり、平滑性の
良い塗膜が得られなくなるおそれがある。DBP吸収量
としては、140ml/100g以下であることが好ま
しく、さらに好ましくは120ml/100g以下であ
る。また、樹脂で被覆処理するカーボンブラックとし
て、酸化処理したものを用いるのが好適であり、酸化処
理方法としては、後述する方法によることができる。被
覆処理する樹脂の種類も特に限定されるものではない
が、合成樹脂が一般的であり、さらに構造の中にベンゼ
ン核を有した樹脂の方が両性系活面活性剤的な働きがよ
り強いため分散性及び分散安定性の点から好ましい。
脂、メラミン樹脂、キシレン樹脂、ジアリルフタレート
樹脂、グリプタル樹脂、エポキシ樹脂、アルキルベンゼ
ン樹脂等の熱硬化性樹脂や、ポリスチレン、ポリカーボ
ネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、変性ポリフェニレンオキサイド、ポリス
ルフォン、ポリパラフェニレンテレフタルアミド、ポリ
アミドイミド、ポリイミド、ポリアミノビスマレイミ
ド、ポリエーテルスルフォポリフェニレンスルフォン、
ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、等の熱
可塑性樹脂が使用できる。
は、カーボンブラックと樹脂の合計量に対し1〜30w
t%が好ましく、1wt%未満の量では、未処理のカー
ボンブラックと同様の分散性、分散安定性、絶縁性しか
得られないおそれがある。一方、30wt%を超える
と、樹脂同士の粘着性が強く、団子状の固まりとなり、
分散が進まなくなるおそれがある。
ンブラックに樹脂を被覆した後、酸化処理することによ
り得られる。酸化処理方法としては、窒素酸化物やオゾ
ン、SO3 ガス、フッ素ガスや高温雰囲気下で空気と接
触・反応させる空気酸化等の気相酸化並びに硝酸、過マ
ンガン酸カリ、亜塩素酸、次亜塩素酸ソーダ、臭素水溶
液オゾン水溶液、過酸化水素等を用いる液相酸化等があ
り、これらを単独あるいは、2種類以上組み合わせる事
により達成される。
進めるとヨウ素吸着量が低下する現象を利用し設定する
のがよい。具体的には、樹脂で被覆したカーボンブラッ
クのヨウ素吸着量に対する変化率をマイナス5%以上と
するのが好ましい。マイナス5%未満であると、塗料等
にした際の抵抗が高くなりにくく好ましい絶縁性ブラッ
クマトリックスが得にくくなるからである。ここで、ヨ
ウ素吸着量は、JIS−K−6221により求められ
る。
大幅に向上する理由は、明確でないが、一つには、樹脂
で被覆したカーボンブラックにも樹脂が覆っていない裸
のカーボンブラック表面が存在し、この部分に絶縁性で
ある官能基が付与されるために高抵抗になるためとも考
えられる。更にもう一つの理由としては、酸化処理によ
るカーボンブラック表面を覆っている樹脂モノマーの高
分子化が進み、より絶縁性樹脂膜となるためか或いは、
これら両方の理由によるのではないかと考えられる。
ーボンブラックは、常法に従い絶縁性ブラックマトリッ
クスの遮光材として用いることができ、この絶縁性ブラ
ックマトリックスを構成要素とするカラーフィルターを
常法により作成することができる。たとえば、本発明の
ブラックマトリックス用レジスト組成物の調液に当って
は、まず、塗布溶剤、分散剤及びカーボンブラックを、
0.1〜数mm径のガラスビーズ又はジルコニアビーズ
を用いたビーズミル、ペイントシエカー或いはバルブホ
モジナイザー、更には3本ロールミル等で0.5時間〜
30時間分散することで、カーボンブラック濃度が10
〜70重量%の分散液を得る。次にこの分散液に、光重
合開始剤組成物とエチレン性化合物(現像画像の接着性
向上剤)、有機高分子物質(基板との接着性向上剤)等
を加え混合分散することによりレジスト組成物を調製す
る。
調製する際の最適配合割合は下記の通りである。 分散剤は、カーボンブラックに対し、1〜100重量
% 光重合開始剤組成物は、カーボンブラックを除くブラ
ックマトリックス用レジスト組成物に対し、0.2〜3
0重量%、好ましくは0.2〜20重量% エチレン性化合物は、カーボンブラックを除くブラッ
クマトリックス用レジスト組成物に対し、50〜95重
量%、好ましくは60〜90重量% 有機高分子物質は、カーボンブラックを除くブラック
マトリックス用レジスト組成物に対し、10〜70重量
%、好ましくは20〜60重量% カーボンブラックは、レジスト組成物中の全固形分に
対し、35〜80重量%、好ましくは50〜70重量% 溶剤は、上記、、、、の光重合性組成物全
体に対し、50〜95重量%、好ましくは70〜90重
量% の範囲となるように調整される。
上記物質は、一般に同種目的に使用されている物は全て
使用可能であるが、特に好ましい例として次のような物
が挙げられる。 「分散剤」ウレタン系、アクリル系、ポリイミド系等の
熱硬化性樹脂、アクリル系、塩化ビニル系、ポリアミド
系等の熱可塑性樹脂等の高分子分散剤が好ましい。 「光重合開始剤組成物」ジシクロペンタジエニル−Ti
−ビス−2,3,5,6−テトラフルオロフェニル−1
−イルやジシクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,
3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル−1−イルの
チタノセン化合物と波長400〜500nmに吸収を有
する増感色素からなる複合物が好ましい。
ルエーテル化合物と不飽和モノカルボン酸との付加反
応、或いは、芳香族ポリヒドロキシ化合物とエポキシモ
ノカルボン酸エステルとの付加反応、で得られるエチレ
ン性不飽和二重結合を2個以上有するエチレン性化合物
(以下「エチレン性化合物(A)」と称す。)が好適で
あるが、該エチレン性化合物(A)と共に、脂肪族ポリ
ヒドロキシ化合物と不飽和カルボン酸との付加反応(エ
ステル反応)で得られる、エチレン性不飽和二重結合を
2個以上含有するエチレン性化合物(以下「エチレン性
化合物(B)」と称す。)を併用することが好ましい。
具体例としては、(A)としてビスフェノールAとエピ
クロルヒドリとの共縮合モノマー(B)としてジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレート等が挙げられる。
スチレン、ベンジル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
フェニル(メタ)アクリル酸、メトキシフェニル(メ
タ)アクリル酸、ヒドロキシフェニル(メタ)アクリル
アミド、ヒドロキシフェニル(メタ)アクリルスルホア
ミド等のフェニル基を有する共重合モノマーを10〜8
0モル%、好ましくは20〜70モル%、より好ましく
は30〜60モル%の割合で含有し、その他(メタ)ア
クリル酸を2〜50重量%、好ましくは5〜40重量
%、より好ましくは5〜30重量%の割合で含有する共
重合体、或いは、全共重合モノマーに対して2〜50モ
ル%、好ましくは5〜40モル%、より好ましくは10
〜30モル%のエポキシ(メタ)アクリレートが付加さ
れた反応物が望ましい。
ルブ、ブチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテー
ト、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート(以下
「PGMEA」と略記する。)、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、トルエ
ン、クロロホルム、ジクロロメチン、酢酸エチル、乳酸
メチル、乳酸エチル、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノール、テトラハイドロフラン等が挙げら
れる。
遮光率でかつ表面反射率が低くまた膜厚小の絶縁性ブラ
ックマトリックスが低コストで達成できる。絶縁性ブラ
ックマトリックス液を構成する樹脂や溶媒に対し、カー
ボンブラックの分散性や分散安定性が格段に向上したた
めと推測される。
電性ポリマーの研究と応用」)によると、電気が流れる
際に必要な電荷の移動は、充填剤の粒子で構成される鎖
の表面及び熱輻射熱を利用した粒子内部を中心に行なわ
れると共に、印加電圧、温度等の条件によっては、電位
障壁(ポテンシャルバリヤー)を越えての電子のジャン
プいわゆるトンネル効果で行なわれると考えられてい
る。
いカーボンブラックを用い表面を高絶縁性樹脂で被覆す
ること、更に樹脂で被覆されていない裸の部分をO2 や
H2官能基でカバーすることにより、CaやNa等のイ
オン性物質を封じ込める働きと共に、導体同士の接触を
絶縁すること、更に、被覆膜により電子のジャンプが不
可能になること等により、高絶縁性が達成されるものと
推測される。また、高温下で処理しても抵抗の低下度合
が少なく、絶縁性を保てるようになる理由は、酸化処理
によりカーボンブラックと被覆樹脂との結合が強固にな
り、結果として樹脂自体の耐熱性が向上するため考えら
れる。
明する。 〔実施例1〕カーボンブラックは、通常のオイルファー
ネス法で製造した。但し、原料油としては、Na、C
a、S分量の少ないエチレンボトム油を用い燃焼用には
コークス炉ガスを用いた。更に、反応停止水としては、
イオン交換樹脂で処理した純水を用い製造した。
cm、長さ60cmの円筒型キルンを最大200℃まで
加熱可能な電熱式高温槽に設置し10rpmで回転させ
つつ(株)ワコーシステムコントロール社製の型式「O
R−4Z」で発生させた1万ppmのオゾンを5L/分
の流量で流しカーボンブラックと接触反応させた。オゾ
ンとカーボンブラックの接触部の温度は50℃とし2.
3時間処理した。得られたカーボンブラックの基礎物性
は、表1に示した通りである。
14500gと共にホモミキサーを用い6,000rp
mで30分撹拌しスラリーを得た。このスラリーをスク
リュー型撹拌機付容器に移し約1,000rpmで混合
しながら油化シェルエポキシ社製 エポキシ樹脂「エピ
コート828」60gを溶解したトルエン600gを少
量づつ添加していった。約15分で、水に分散していた
カーボンブラックは全量トルエン側に移行し約1mmの
粒となった。
後、真空乾燥機に入れ70℃で10時間乾燥しトルエン
と水を完全に除去した。得られたカーボンブラック中の
残存トルエン量は50ppm、水は500ppmであっ
た。また、他の基礎物性は、表1に示した。次に、この
カーボンブラック500gを内径30cm、長さ60c
mの円筒型キルンに入れ、18mg・オゾン/L・空気
濃度のオゾンを5L/分の流量で流し111分間処理
した。同一条件で2バッチ処理し全体を均一に混合した
物を評価用カーボンブラックとし、次のような方法でブ
ラックマトリックス用レジスト組成物を作成した。1m
m径のジルコニアビーズ300gを入れたサンドミル
に、カーボンブラック32gと下記構造の有機高分子物
質18gと、溶剤としてプロピレングリコール・モノメ
チルエーテルアセテート(以下PGMEAと略記する)
150gを加え、2000rpmで10時間混合分散さ
せ分散液を得た。
成物は、1mm径のジルコニアビーズ90gを入れた1
40ccのマヨネーズびんに上記の分散液45gとエチ
レン性化合物としてジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート(日本化薬(株)製)1.13gとビスフェノ
ールAとエピクロルヒドリンとの共縮合モノマー(昭和
高分子(株)製「SP−1509」)1.13gと更に
光重合開始剤組成物としてP−ジエチルアミノ安息香酸
エチル0.37gと、PGMEA39gを加え、ペイン
トコンデショナーで30分分散し作成した。高圧水洗
浄、紫外線照射及びオゾン処理を施したガラス基板(コ
ーニング社製No.7059,厚さ1.1mm)上に得
られた上記ブラックマトリックス用レジスト組成物をス
ピンコート法により塗布し、250℃と270℃で各々
1.0時間の温度条件下で熱処理し膜厚1.0μmのレ
ジスト層を形成した。ここで用いたカーボンブラックの
物性と得られた塗膜の評価結果は、表−2に示した通り
である。
り付けた内径2cmのポリ四フッ化エチレン製容器に約
2gのカーボンブラックを入れ、先端に真鍮製電極の付
いたポリ四フッ化エチレン製棒で蓋をした後、テンシロ
ンを用い0.2mm/minの速度で荷重をかけてい
き、50kg/cm2 時の抵抗を高感度テスターで測定
する。この荷重下における粉体の嵩高さと抵抗値から下
式を用い粉体抵抗を算出する。 粉体抵抗(Ω・cm)=カーボンブラック粉体の断面積
(cm2 )x 抵抗値(Ω)/カーボンブラック粉体の
嵩高さ(cm) また、表面抵抗は、上記塗膜面を油化電子(株)製の高
抵抗測定機「ハイレスタMCP−HT210」を用い測
定した。
オゾン処理時間を実施例2は32分、また実施例3は2
33分とした以外実施例1と全て同じである。 〔実施例4〕実施例1で[化1]の構造の有機高分子物
質の代わりに高分子量ポリウレタン系樹脂(平均分子
量:13000)とした以外実施例1と全て同じであ
る。 〔比較例1と2〕比較例1は、樹脂で被覆したカーボン
ブラックそのものである。比較例2は、このカーボンブ
ラックを実施例1と同様条件で15分間オゾン処理を施
したカーボンブラックであり、その他は実施例1と同様
に評価した。
Claims (5)
- 【請求項1】 カーボンブラックを樹脂で被覆処理し、
ついで酸化処理してなるブラックマトリックス用カーボ
ンブラック。 - 【請求項2】 樹脂が、構造の中にベンゼン核を有して
いる請求項1記載のブラックマトリックス用カーボンブ
ラック。 - 【請求項3】 樹脂の被覆量が、カーボンブラックと樹
脂の合計量に対し1〜30wt%である請求項1又は2
に記載のブラックマトリックス用カーボンブラック。 - 【請求項4】 (樹脂で被覆処理したカーボンブラック
のヨウ素吸着量値−樹脂で被覆処理したカーボンブラッ
クの酸化処理後のヨウ素吸着量値)/(樹脂で被覆処理
したカーボンブラックのヨウ素吸着値)で算出したヨウ
素値変化率が5%以上である請求項1〜3のいずれかに
記載のブラックマトリックス用カーボンブラック。 - 【請求項5】 ブラックマトリックスを有するカラーフ
ィルターにおいて、樹脂で被覆し、ついで、酸化処理し
たカーボンブラックを遮光材としたブラックマトリック
スを用いてなるカラーフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13870597A JP3893666B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | ブラックマトリックス用カーボンブラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13870597A JP3893666B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | ブラックマトリックス用カーボンブラック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10330643A true JPH10330643A (ja) | 1998-12-15 |
| JP3893666B2 JP3893666B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=15228208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13870597A Expired - Lifetime JP3893666B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | ブラックマトリックス用カーボンブラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3893666B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6372349B1 (en) | 1999-08-27 | 2002-04-16 | Mitsubishi Chemical Corporation | High-resistivity carbon black |
| JP2004515559A (ja) * | 1999-05-06 | 2004-05-27 | キャボット コーポレイション | 重合された修飾粒子およびその製造方法 |
| JP2004156051A (ja) * | 1999-09-17 | 2004-06-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 封止用エポキシ樹脂組成物及び電子部品装置 |
| KR100752211B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2007-08-28 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
| EP2037323A2 (en) | 2007-07-17 | 2009-03-18 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive compositions, curable compositions, novel compounds, photopolymerizable compositions, color filters, and planographic printing plate precursors |
| EP2103966A2 (en) | 2008-03-18 | 2009-09-23 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive resin composition, light-shielding color filter, method of producing the same and solid-state image sensor |
| EP2105792A1 (en) | 2008-03-28 | 2009-09-30 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive resin composition, light-shielding color filter and production process therefor, and image sensor |
| EP2120094A2 (en) | 2008-05-12 | 2009-11-18 | Fujifilm Corporation | Black photosensitive resin composition, and color filter and method of producing the same |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13870597A patent/JP3893666B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004515559A (ja) * | 1999-05-06 | 2004-05-27 | キャボット コーポレイション | 重合された修飾粒子およびその製造方法 |
| US6372349B1 (en) | 1999-08-27 | 2002-04-16 | Mitsubishi Chemical Corporation | High-resistivity carbon black |
| JP2004156051A (ja) * | 1999-09-17 | 2004-06-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 封止用エポキシ樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2004156050A (ja) * | 1999-09-17 | 2004-06-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 封止用エポキシ樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2004156052A (ja) * | 1999-09-17 | 2004-06-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 封止用エポキシ樹脂組成物及び電子部品装置 |
| JP2004211100A (ja) * | 1999-09-17 | 2004-07-29 | Hitachi Chem Co Ltd | 封止用エポキシ樹脂組成物及び電子部品装置 |
| KR100752211B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2007-08-28 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
| EP2037323A2 (en) | 2007-07-17 | 2009-03-18 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive compositions, curable compositions, novel compounds, photopolymerizable compositions, color filters, and planographic printing plate precursors |
| EP2207062A2 (en) | 2007-07-17 | 2010-07-14 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive compositions, curable compositions, novel compounds, photopolymerizable compositions, color filters, and planographic printing plate precursors |
| EP2103966A2 (en) | 2008-03-18 | 2009-09-23 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive resin composition, light-shielding color filter, method of producing the same and solid-state image sensor |
| EP2204677A1 (en) | 2008-03-18 | 2010-07-07 | Fujifilm Corporation | Photosensitive resin composition, light-shielding color filter, method of producing the same and solid-state image sensor |
| EP2105792A1 (en) | 2008-03-28 | 2009-09-30 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive resin composition, light-shielding color filter and production process therefor, and image sensor |
| EP2120094A2 (en) | 2008-05-12 | 2009-11-18 | Fujifilm Corporation | Black photosensitive resin composition, and color filter and method of producing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3893666B2 (ja) | 2007-03-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102112520B1 (ko) | 블랙 매트릭스 기판 | |
| US9261633B2 (en) | Black resin composition, resin black matrix substrate, and touch panel | |
| US8329068B2 (en) | Black resin composition, resin black matrix, color filter and liquid crystal display | |
| US5705302A (en) | Color filter for liquid crystal display device and method for producing the color filter | |
| JP3460762B2 (ja) | 絶縁性ブラックマトリックス用カーボンブラック | |
| JP3543501B2 (ja) | 絶縁性ブラックマトリックス用カーボンブラック | |
| TWI421316B (zh) | 透明導電膜形成用組成物、透明導電膜及顯示器 | |
| JPH10330643A (ja) | ブラックマトリックス用カーボンブラック | |
| JP4453161B2 (ja) | 感光性ペースト、ディスプレイおよびプラズマディスプレイ用部材 | |
| JP2015001652A (ja) | 積層樹脂ブラックマトリクス基板 | |
| JP4507350B2 (ja) | 感光性ペーストおよびディスプレイ | |
| JP2001092119A (ja) | 感光性ペースト、ディスプレイおよびディスプレイ用部材 | |
| JP2009058946A (ja) | 黒色樹脂組成物、樹脂ブラックマトリクス、カラーフィルターおよび液晶表示装置 | |
| JPH11181326A (ja) | カーボンブラック及びその製法 | |
| JP3086361B2 (ja) | 薄膜およびカラーフィルタの製造方法 | |
| KR100631862B1 (ko) | 액정표시장치 칼라필터용으로 사용되는 블랙 매트릭스용카본블랙 분산액 조성물 | |
| JPH11349898A (ja) | 黒色被覆組成物およびそれを用いた樹脂ブラックマトリックス | |
| JP2000251741A (ja) | ディスプレイパネル用部材およびその製造方法 | |
| JP2000251741A5 (ja) | ||
| JPWO1994027173A1 (ja) | 液晶表示装置用カラーフィルタおよびその製造方法ならびに液晶表示装置 | |
| JP2001152048A (ja) | 樹脂被覆カーボンブラックの製造方法 | |
| JP2002296578A (ja) | 液晶装置用基板および液晶表示素子 | |
| JPH11181324A (ja) | カーボンブラック |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040525 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040908 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040908 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061113 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061121 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061204 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 7 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |