JPH10330832A - 真空脱ガス装置のレードルカバー - Google Patents
真空脱ガス装置のレードルカバーInfo
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- JPH10330832A JPH10330832A JP13887697A JP13887697A JPH10330832A JP H10330832 A JPH10330832 A JP H10330832A JP 13887697 A JP13887697 A JP 13887697A JP 13887697 A JP13887697 A JP 13887697A JP H10330832 A JPH10330832 A JP H10330832A
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- ladle
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- cover
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レードルカバー内面に付着したスプラッシュ
付着物が成長しにくく、付着物の自重により耐火物の表
面が剥離しにくく、かつ製作が簡単なレードルカバーを
提供する。 【解決手段】 重量%でCr2 O3 を1〜5%含有する
耐火物からなり、作業用開口部11が1つであることを
特徴とする真空脱炭装置のレードルカバー。
付着物が成長しにくく、付着物の自重により耐火物の表
面が剥離しにくく、かつ製作が簡単なレードルカバーを
提供する。 【解決手段】 重量%でCr2 O3 を1〜5%含有する
耐火物からなり、作業用開口部11が1つであることを
特徴とする真空脱炭装置のレードルカバー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空雰囲気中で、
取鍋内の溶鋼の脱炭、脱窒等の精錬をおこなうのに用い
る真空脱ガス装置(以下VOD装置と記す)のレードル
カバーに関する。
取鍋内の溶鋼の脱炭、脱窒等の精錬をおこなうのに用い
る真空脱ガス装置(以下VOD装置と記す)のレードル
カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】VOD装置は、真空雰囲気中で、一般に
レードルカバーと呼ばれる取鍋の蓋に設けられたランス
挿入口から取鍋内にランスを挿入して、溶鋼表面に酸素
を吹き付けて溶鋼中の炭素や窒素等を低減する酸素吹錬
に用いられる装置である。
レードルカバーと呼ばれる取鍋の蓋に設けられたランス
挿入口から取鍋内にランスを挿入して、溶鋼表面に酸素
を吹き付けて溶鋼中の炭素や窒素等を低減する酸素吹錬
に用いられる装置である。
【0003】図3は、VOD装置の縦断面模式図であ
る。この装置は、取鍋1とそれを収納して真空雰囲気に
するためのチャンバー2とを備えており、取鍋の上部に
はレードルカバー3、チャンバーの上部にはその蓋4が
それぞれ設けられている。この取鍋内に溶鋼5を入れ、
取鍋の底に設けた図示していないポーラスプラグから取
鍋の内部にアルゴンガスを吹き出すことにより溶鋼をバ
ブリングさせると共に、レードルカバーの中央部に設け
られているランス挿入口6からランス7を取鍋内に挿入
し、バブリングしている溶鋼面に酸素を吹き付けて精錬
をおこなう。レードルカバー3には、前記ランス挿入口
6以外に溶鋼の成分調整のために合金を投入したり、溶
鋼温度の測定やレード内溶鋼の分析のためのサンプリン
グをするための合金投入口8が設けられている。
る。この装置は、取鍋1とそれを収納して真空雰囲気に
するためのチャンバー2とを備えており、取鍋の上部に
はレードルカバー3、チャンバーの上部にはその蓋4が
それぞれ設けられている。この取鍋内に溶鋼5を入れ、
取鍋の底に設けた図示していないポーラスプラグから取
鍋の内部にアルゴンガスを吹き出すことにより溶鋼をバ
ブリングさせると共に、レードルカバーの中央部に設け
られているランス挿入口6からランス7を取鍋内に挿入
し、バブリングしている溶鋼面に酸素を吹き付けて精錬
をおこなう。レードルカバー3には、前記ランス挿入口
6以外に溶鋼の成分調整のために合金を投入したり、溶
鋼温度の測定やレード内溶鋼の分析のためのサンプリン
グをするための合金投入口8が設けられている。
【0004】レードルカバー3は、溶鋼からチャンバー
2を輻射熱から保護すると共に、吹錬中に発生する溶鋼
のスプラッシュが取鍋外へ飛散するのを防止するために
設けられている。
2を輻射熱から保護すると共に、吹錬中に発生する溶鋼
のスプラッシュが取鍋外へ飛散するのを防止するために
設けられている。
【0005】図4は、従来から一般に使用されているレ
ードルカバーの上部から見た平面図である。このレード
ルカバー3は、同図に示すように多数の比較的小さな煉
瓦状の定形耐火物9を組み合わせて構成されている。な
お、同図では定型耐火物9は、レードルカバー3の一部
分のみ記している。
ードルカバーの上部から見た平面図である。このレード
ルカバー3は、同図に示すように多数の比較的小さな煉
瓦状の定形耐火物9を組み合わせて構成されている。な
お、同図では定型耐火物9は、レードルカバー3の一部
分のみ記している。
【0006】従来のレードルカバーは、図4に示すよう
に小さな定型耐火物を1枚ずつ並べて製作するので、レ
ードルカバーの製作には長時間を要する。また、精錬時
に飛散する溶鋼のスプラッシュは、レードルカバーの内
側に付着し、成長するので、次のような問題がある。
に小さな定型耐火物を1枚ずつ並べて製作するので、レ
ードルカバーの製作には長時間を要する。また、精錬時
に飛散する溶鋼のスプラッシュは、レードルカバーの内
側に付着し、成長するので、次のような問題がある。
【0007】レードルカバーに付着した溶鋼が成長する
と、レードルカバーに設けられたランスの挿入口6や合
金の投入口8が閉塞される。このスプラッシュの付着物
を除去しょうとすると耐火物が剥がれてレードルカバー
全体を交換せざるを得なくなり、耐火物の原単位、操業
効率が悪化する。また、成長した付着物の自重により耐
火物の表面が剥がれて溶鋼上に落下し、溶鋼温度が低下
するといったような問題がある。特に、50ton以下
の比較的小さな取鍋では過大な温度降下が生じることが
ある。
と、レードルカバーに設けられたランスの挿入口6や合
金の投入口8が閉塞される。このスプラッシュの付着物
を除去しょうとすると耐火物が剥がれてレードルカバー
全体を交換せざるを得なくなり、耐火物の原単位、操業
効率が悪化する。また、成長した付着物の自重により耐
火物の表面が剥がれて溶鋼上に落下し、溶鋼温度が低下
するといったような問題がある。特に、50ton以下
の比較的小さな取鍋では過大な温度降下が生じることが
ある。
【0008】この問題を解決するために、全体を水冷し
たレードルカバーが開発されている。また、特開平6−
10031号公報には、側壁が水冷壁であり、上部が通
常の耐火物であるレードルカバーが開示されている。こ
れらは、レードルカバーを強制冷却することにより、ス
プラッシュが付着すると、それを急速に冷却、凝固させ
ることによって、レードルカバーへのスプラッシュの付
着、成長を防止しようとするものである。この技術は、
スプラッシュの付着防止という意味では効果があるが、
取鍋の上面を冷却面で覆うため、溶鋼からの輻射その他
による熱損失が多く、特に50ton以下の取鍋の場
合、処理中の溶鋼温度の降下が著しく、別の手段によっ
て溶鋼の温度を上昇させなければならないという欠点が
ある。
たレードルカバーが開発されている。また、特開平6−
10031号公報には、側壁が水冷壁であり、上部が通
常の耐火物であるレードルカバーが開示されている。こ
れらは、レードルカバーを強制冷却することにより、ス
プラッシュが付着すると、それを急速に冷却、凝固させ
ることによって、レードルカバーへのスプラッシュの付
着、成長を防止しようとするものである。この技術は、
スプラッシュの付着防止という意味では効果があるが、
取鍋の上面を冷却面で覆うため、溶鋼からの輻射その他
による熱損失が多く、特に50ton以下の取鍋の場
合、処理中の溶鋼温度の降下が著しく、別の手段によっ
て溶鋼の温度を上昇させなければならないという欠点が
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、製作
が簡単で、レードルカバーに付着したスプラッシュが成
長しにくい、また付着したスプラッシュの自重により耐
火物の表面が剥離しにくく、溶鋼の熱損失の少ないレー
ドルカバーを提供することにある。
が簡単で、レードルカバーに付着したスプラッシュが成
長しにくい、また付着したスプラッシュの自重により耐
火物の表面が剥離しにくく、溶鋼の熱損失の少ないレー
ドルカバーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、レードルカ
バーに付着したスプラッシュが成長する原因を調査し、
上記レードルカバーの水冷法以外のスプラッシュの成長
防止策について種々検討した結果、以下のような知見を
得た。
バーに付着したスプラッシュが成長する原因を調査し、
上記レードルカバーの水冷法以外のスプラッシュの成長
防止策について種々検討した結果、以下のような知見を
得た。
【0011】a)レードルカバー天井部に設けたランス
挿入口と合金投入口との間は通常100〜200mm程
度であるが、これら開口部間の耐火物に付着したスプラ
ッシュは凝固、成長し易く大塊となり、合金投入口やラ
ンスの挿入口を閉塞する。また、この挿入口間での耐火
物の剥離、脱落が顕著である。
挿入口と合金投入口との間は通常100〜200mm程
度であるが、これら開口部間の耐火物に付着したスプラ
ッシュは凝固、成長し易く大塊となり、合金投入口やラ
ンスの挿入口を閉塞する。また、この挿入口間での耐火
物の剥離、脱落が顕著である。
【0012】b)また、スプラッシュ付着物の成長は、
煉瓦状の耐火物同士の境界である目地部が使用中に損耗
して窪みとなり、その窪みに入ったスプラッシュが凝固
し(以下、目地差しという)、それが核となって起こ
る。
煉瓦状の耐火物同士の境界である目地部が使用中に損耗
して窪みとなり、その窪みに入ったスプラッシュが凝固
し(以下、目地差しという)、それが核となって起こ
る。
【0013】c)したがって、煉瓦状の耐火物同士の境
界である目地部を無くするか少なくし、かつランス挿入
口と合金投入口間を無くするのがよく、そのためにはレ
ードルカバーを構成する耐火物の個数をできるだけ少な
くし、開口部を一ヶ所にするとよい。
界である目地部を無くするか少なくし、かつランス挿入
口と合金投入口間を無くするのがよく、そのためにはレ
ードルカバーを構成する耐火物の個数をできるだけ少な
くし、開口部を一ヶ所にするとよい。
【0014】d)レードルカバーを5体以下の耐火物で
製作すると、製作時間が大幅に短縮される。
製作すると、製作時間が大幅に短縮される。
【0015】e)レードルカバーに付着した溶鋼の自重
による耐火物の剥離を防止するには耐火物に少量のCr
2 O3 を含有させれば防止できる。
による耐火物の剥離を防止するには耐火物に少量のCr
2 O3 を含有させれば防止できる。
【0016】本発明は、このような知見に基づきなされ
たもので、その要旨は、(1)重量%でCr2 O3 を1
〜5%含有する1〜5体の耐火物からなり、1つの作業
用開口部を備えていることを特徴とする真空脱ガス装置
のレードルカバー、(2)重量%でCr2 O3 を1〜5
%含有する耐火物からなり、1つの作業用開口部を備え
ていることを特徴とする真空脱ガス装置のレードルカバ
ーにある。
たもので、その要旨は、(1)重量%でCr2 O3 を1
〜5%含有する1〜5体の耐火物からなり、1つの作業
用開口部を備えていることを特徴とする真空脱ガス装置
のレードルカバー、(2)重量%でCr2 O3 を1〜5
%含有する耐火物からなり、1つの作業用開口部を備え
ていることを特徴とする真空脱ガス装置のレードルカバ
ーにある。
【0017】ここで、作業用開口部とは、ランスの挿
入、合金の投入、溶鋼の温度測定やレードル内溶鋼の分
析用のサンプリング等の作業に使用するために開口した
部分をいう。
入、合金の投入、溶鋼の温度測定やレードル内溶鋼の分
析用のサンプリング等の作業に使用するために開口した
部分をいう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明のレードルカバーの
1例を示す説明図で、図1(a)は平面図、図1(b)
は図1(a)におけるA−A線断面図である。図1に示
すように、このレードルカバー3−1は、その中央に作
業用開口部11を一つ備え、一体の耐火物10からなっ
ている。
1例を示す説明図で、図1(a)は平面図、図1(b)
は図1(a)におけるA−A線断面図である。図1に示
すように、このレードルカバー3−1は、その中央に作
業用開口部11を一つ備え、一体の耐火物10からなっ
ている。
【0019】図2は、本発明の他の態様のレードルカバ
ーを示す平面図で、レードルカバー3−2の中央に作業
用開口部11を一つ備え、耐火物10−1〜10−3の
3体からなっている。
ーを示す平面図で、レードルカバー3−2の中央に作業
用開口部11を一つ備え、耐火物10−1〜10−3の
3体からなっている。
【0020】本発明のレードルカバーが、1〜5体の耐
火物からなる理由は、耐火物同士の境界となる目地部を
無くするか、少なくするためである。一体の場合は耐火
物同士の境界線がないため、目地差しがなくなり濡れ性
が改善されてスプラッシュが付着しても局部的な成長が
少なくなり、付着物の自重による耐火物の剥離、脱落が
少なくなる。また、それにより操業中における溶鋼の大
きな温度降下を防止することができる。好ましくは、1
〜3体である。
火物からなる理由は、耐火物同士の境界となる目地部を
無くするか、少なくするためである。一体の場合は耐火
物同士の境界線がないため、目地差しがなくなり濡れ性
が改善されてスプラッシュが付着しても局部的な成長が
少なくなり、付着物の自重による耐火物の剥離、脱落が
少なくなる。また、それにより操業中における溶鋼の大
きな温度降下を防止することができる。好ましくは、1
〜3体である。
【0021】レードルカバーを構成する耐火物を5体以
下にした理由は、4体以上になると耐火物の境界線が多
くなり、目地部に付着したスプラッシュの成長が起こる
と共に、レードルカバーの製作時間が長くなり好ましく
ないからである。
下にした理由は、4体以上になると耐火物の境界線が多
くなり、目地部に付着したスプラッシュの成長が起こる
と共に、レードルカバーの製作時間が長くなり好ましく
ないからである。
【0022】次に、作業開口部を1つにした理由を以下
に説明する。作業用開口部は、前記したようにランスの
挿入、合金の投入、溶鋼の温度測定やレードル内溶鋼の
分析用のサンプリング等の作業に使用するために設ける
ものでる。
に説明する。作業用開口部は、前記したようにランスの
挿入、合金の投入、溶鋼の温度測定やレードル内溶鋼の
分析用のサンプリング等の作業に使用するために設ける
ものでる。
【0023】開口部はガスの排出口でもあるため、排ガ
スの流れに乗ったスプラッシュによって開口部付近への
スプラッシュ付着と、それによる開口部の閉塞を完全に
回避することは不可能である。一方で開口部間は排ガス
の流れとしては不均一流動となるためスプラッシュの付
着、成長はこの部分が最も激しくなる。
スの流れに乗ったスプラッシュによって開口部付近への
スプラッシュ付着と、それによる開口部の閉塞を完全に
回避することは不可能である。一方で開口部間は排ガス
の流れとしては不均一流動となるためスプラッシュの付
着、成長はこの部分が最も激しくなる。
【0024】そこで、上記のような現象を防止するため
に開口部を1つとする。上記の諸作業に供用するには、
レードルカバーの中央部に、レードルカバーの外径に対
し0. 35〜0. 45の比率の直径の円状の開口部を設
けるのが好適である。
に開口部を1つとする。上記の諸作業に供用するには、
レードルカバーの中央部に、レードルカバーの外径に対
し0. 35〜0. 45の比率の直径の円状の開口部を設
けるのが好適である。
【0025】開口部を上記のような寸法にすることで、
レードルカバー本来の目的であるスプラッシュの取鍋外
への飛散を防止することができる。一体型の耐火物のレ
ードルカバーは、レードルカバーの形状をした型に流動
性の耐火物を流し込み乾燥させて固めることにより製作
することができ、製作時間が極めて短くなる。また、2
体型や5体型の場合は1体ずつ上記方法で製作し、後で
組み合わせればよい。
レードルカバー本来の目的であるスプラッシュの取鍋外
への飛散を防止することができる。一体型の耐火物のレ
ードルカバーは、レードルカバーの形状をした型に流動
性の耐火物を流し込み乾燥させて固めることにより製作
することができ、製作時間が極めて短くなる。また、2
体型や5体型の場合は1体ずつ上記方法で製作し、後で
組み合わせればよい。
【0026】上記のような構成にすることにより、製作
に要する時間および作業工数が、従来の製作方法よりも
著しく減少する。次に、耐火物にCr2 O3 を1〜5%
含有させるのは、次の理由による。
に要する時間および作業工数が、従来の製作方法よりも
著しく減少する。次に、耐火物にCr2 O3 を1〜5%
含有させるのは、次の理由による。
【0027】通常使用されている耐火物は、Al2 O3
−Si02 系やAl2 O3 −C系の耐火物であるが、ス
プラッシュ付着による耐火物の剥離脱落を防止するため
にCr2 O3 を含有させる。Cr2 O3 は、耐火物自体
の圧縮強さ及び曲げ強さを向上させる効果がある。
−Si02 系やAl2 O3 −C系の耐火物であるが、ス
プラッシュ付着による耐火物の剥離脱落を防止するため
にCr2 O3 を含有させる。Cr2 O3 は、耐火物自体
の圧縮強さ及び曲げ強さを向上させる効果がある。
【0028】Cr2 O3 が1%未満であると、耐火物の
強度が十分でなく、また5%を超えると、耐火物の溶損
によりCr2 O3 が溶鋼へ入り溶鋼の成分に悪影響を及
ぼすので、1〜5%とした。好ましくは、2〜4%であ
る。
強度が十分でなく、また5%を超えると、耐火物の溶損
によりCr2 O3 が溶鋼へ入り溶鋼の成分に悪影響を及
ぼすので、1〜5%とした。好ましくは、2〜4%であ
る。
【0029】好ましい耐火物は、重量%でAl2 O3 :
80〜95%、Si02 :2〜10%およびCr
2 O3 :1〜5%、その他CaO、MgOをそれぞれ数
%からなる耐火物である。
80〜95%、Si02 :2〜10%およびCr
2 O3 :1〜5%、その他CaO、MgOをそれぞれ数
%からなる耐火物である。
【0030】
【実施例】下記に示す寸法の図1に示す一体の耐火物1
0からなるレードルカバー3−1、および図2に示す三
体の耐火物10−1〜10−3からなるレードルカバー
3−2を作製した。
0からなるレードルカバー3−1、および図2に示す三
体の耐火物10−1〜10−3からなるレードルカバー
3−2を作製した。
【0031】 カバー直径D :215mm 作業用開口部直径d :860mm カバー厚さ :220mm 耐火物の化学組成は以下の通りであった(重量%)。
【0032】Al2 O3 :92%、Si02 :4%、C
r2 O3 :3%、CaO:0.5%、MgO:0.5
%。
r2 O3 :3%、CaO:0.5%、MgO:0.5
%。
【0033】レードルカバーの天井中央部の作業用開口
部の直径に対し0. 4の比率となっている。また、従来
例として、図4に示す下記寸法のレードルカバーを製作
した。
部の直径に対し0. 4の比率となっている。また、従来
例として、図4に示す下記寸法のレードルカバーを製作
した。
【0034】 カバー直径 :2630mm ランス挿入口6の直径:400mm 合金投入口8の直径 :380mm カバ−厚さ :230mm 耐火物使用個数 :300個 耐火物の化学組成は以下の通りであった(重量%)。
【0035】 Al2 O3 :72%、Si02 :13%、C:15% 各レードルカバーをで製作するのに要した時間は、一体
の耐火物からなるレードルカバーは、単純な作業で製作
ができ2人で30分で完了した。一方、3体の耐火物か
らなるレードルカバーの製作時間は、2人で1時間、従
来のレードルカバーの場合は、2人で15時間であっ
た。
の耐火物からなるレードルカバーは、単純な作業で製作
ができ2人で30分で完了した。一方、3体の耐火物か
らなるレードルカバーの製作時間は、2人で1時間、従
来のレードルカバーの場合は、2人で15時間であっ
た。
【0036】12チャージ操業後におけるスプラッシュ
のレードルカバーへの付着状況を観察した結果、耐火物
形状が一体のレードルカバーでは、耐火物同士の境界部
がないのでスプラッシュの付着が少なくなく、成長もみ
られなかった。また、3体の耐火物からなるレードルカ
バーの場合は、耐火物の目地付近に付着したスプラッシ
ュが少し成長したが、その部分における耐火物の剥離、
落下は生じなかった。一方、従来のレードルカバーの場
合、レードルカバー全体に付着したスプラッシュ量は最
も多く、特にランス挿入口と合金投入口間の付着物の成
長が大きく、一部耐火物が剥離していた。
のレードルカバーへの付着状況を観察した結果、耐火物
形状が一体のレードルカバーでは、耐火物同士の境界部
がないのでスプラッシュの付着が少なくなく、成長もみ
られなかった。また、3体の耐火物からなるレードルカ
バーの場合は、耐火物の目地付近に付着したスプラッシ
ュが少し成長したが、その部分における耐火物の剥離、
落下は生じなかった。一方、従来のレードルカバーの場
合、レードルカバー全体に付着したスプラッシュ量は最
も多く、特にランス挿入口と合金投入口間の付着物の成
長が大きく、一部耐火物が剥離していた。
【0037】上記各レードルカバーを使用して1チャー
ジ当たり40トンの溶鋼を連続して精錬し、溶鋼がレー
ドルカバーに付着して 開口部が閉塞するか、および/
または耐火物の脱落が生じ使用できなくなると、レード
ルカバーの付着物を除去する手入れを繰り返し、最終的
にレードルカバーを手入しても使用できなくなるまでに
精錬できたチャージ数を求めた。その結果は以下の通り
であった。
ジ当たり40トンの溶鋼を連続して精錬し、溶鋼がレー
ドルカバーに付着して 開口部が閉塞するか、および/
または耐火物の脱落が生じ使用できなくなると、レード
ルカバーの付着物を除去する手入れを繰り返し、最終的
にレードルカバーを手入しても使用できなくなるまでに
精錬できたチャージ数を求めた。その結果は以下の通り
であった。
【0038】なお、レードルカバーが使用不可能になっ
たと判断したのは、付着物が除去できなくなりランスの
挿入が不可能で操業が継続できなくなった状態になった
時とした。
たと判断したのは、付着物が除去できなくなりランスの
挿入が不可能で操業が継続できなくなった状態になった
時とした。
【0039】 1体型レート゛ルカハ゛- :25→M→24→M→27→M→23→ 使用不
可(99) 3体型レート゛ルカハ゛- :26→M→30→M→23→M→20→ 使用不
可(99) 従来のレート゛ルカハ゛- :15→M→12→M→13→M→10→ 使用不
可(50) なお、数字はチャージ数を、また Mは手入れを示す。
可(99) 3体型レート゛ルカハ゛- :26→M→30→M→23→M→20→ 使用不
可(99) 従来のレート゛ルカハ゛- :15→M→12→M→13→M→10→ 使用不
可(50) なお、数字はチャージ数を、また Mは手入れを示す。
【0040】このように、従来の多数の小さな定型耐火
物からなるレードルカバーでは10〜15チャージの連
続使用で、合金投入口が閉塞したり、ランス挿入口と合
金投入口の境界部がスプラッシュ付着による耐火物脱落
が生じ操業の中断を余儀なくされた。それに対し、本発
明の一体の耐火物或いは3体の耐火物からなるレードル
カバーでは20〜30チャージの連続操業が可能であっ
た。また、使用不可能になるまでに精錬ができたチャー
ジ数は上記のように、従来レードルカバーで50チャー
ジであったが、本発明の1体型、3体型のレードルカバ
ーではそれぞれ99、99チャージと従来のレードルカ
バーのほぼ2倍となった。
物からなるレードルカバーでは10〜15チャージの連
続使用で、合金投入口が閉塞したり、ランス挿入口と合
金投入口の境界部がスプラッシュ付着による耐火物脱落
が生じ操業の中断を余儀なくされた。それに対し、本発
明の一体の耐火物或いは3体の耐火物からなるレードル
カバーでは20〜30チャージの連続操業が可能であっ
た。また、使用不可能になるまでに精錬ができたチャー
ジ数は上記のように、従来レードルカバーで50チャー
ジであったが、本発明の1体型、3体型のレードルカバ
ーではそれぞれ99、99チャージと従来のレードルカ
バーのほぼ2倍となった。
【0041】
【発明の効果】本発明のレードルカバーによれば、レー
ドルカバーの製作時間と作業工数を減らすことができ、
かつ操業中における溶鋼の熱損失が少なく、また連続操
業に支障をきたすようなスプラッシュ付着、成長がなく
なり、耐火物が剥離して溶鋼中に落下することもなくな
る。
ドルカバーの製作時間と作業工数を減らすことができ、
かつ操業中における溶鋼の熱損失が少なく、また連続操
業に支障をきたすようなスプラッシュ付着、成長がなく
なり、耐火物が剥離して溶鋼中に落下することもなくな
る。
【図1】1体の耐火物からなるレードルカバーの説明図
で、(a)は平面図、(b)は断面図である。
で、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図2】3体の耐火物からなるレードルカバーの平面図
である。
である。
【図3】VOD装置の縦断面図である。
【図4】従来の耐火物構造のレードルカバーの平面図で
ある。
ある。
1 取鍋(レードル) 2 チャンバー 3 レードルカバー 5 溶鋼 6 ランス挿入口 7 ランス 8 合金投入口 11作業用開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%でCr2 O3 を1〜5%含有する
1〜5体の耐火物からなり、1つの作業用開口部を備え
ていることを特徴とする真空脱ガス装置のレードルカバ
ー。 - 【請求項2】 重量%でCr2 O3 を1〜5%含有する
耐火物からなり、1つの作業用開口部を備えていること
を特徴とする真空脱ガス装置のレードルカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13887697A JPH10330832A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 真空脱ガス装置のレードルカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13887697A JPH10330832A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 真空脱ガス装置のレードルカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10330832A true JPH10330832A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15232187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13887697A Withdrawn JPH10330832A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 真空脱ガス装置のレードルカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10330832A (ja) |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13887697A patent/JPH10330832A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
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Effective date: 20061010 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |