JPH1033111A - 散水解凍機 - Google Patents
散水解凍機Info
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- JPH1033111A JPH1033111A JP8214174A JP21417496A JPH1033111A JP H1033111 A JPH1033111 A JP H1033111A JP 8214174 A JP8214174 A JP 8214174A JP 21417496 A JP21417496 A JP 21417496A JP H1033111 A JPH1033111 A JP H1033111A
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Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 散水解凍に際し食品の水分吸収を最低限に抑
え、水温を制御して解凍効率および食品の品質を安定化
させ、泡,アクによる水質の悪化を抑え、散水孔の詰ま
りを無くし、また、解凍食品がケース等に引っ掛からな
いようにする。 【解決手段】 凍結ブロック10のケース13を散水装
置12直下のレール14で支持し、ケース13の下方に
は所定間隔で並べた棒の裏面に水切板30を取り付けて
なるシュート15を設け、その下に水槽11を配置し、
そのテーパー状の水槽蓋22の中央付近にフィルタ23
を設置する。また、水槽11に仕切板25を設け、堰近
傍の液面に近い位置に堰と略直角で略水平方向へ補給水
を供給するよう注水ノズル26を設ける。また、ケース
13を略U字状の枠27と支え28とで構成する。ま
た、散水温度は、10゜Cから15゜Cの間に制御す
る。
え、水温を制御して解凍効率および食品の品質を安定化
させ、泡,アクによる水質の悪化を抑え、散水孔の詰ま
りを無くし、また、解凍食品がケース等に引っ掛からな
いようにする。 【解決手段】 凍結ブロック10のケース13を散水装
置12直下のレール14で支持し、ケース13の下方に
は所定間隔で並べた棒の裏面に水切板30を取り付けて
なるシュート15を設け、その下に水槽11を配置し、
そのテーパー状の水槽蓋22の中央付近にフィルタ23
を設置する。また、水槽11に仕切板25を設け、堰近
傍の液面に近い位置に堰と略直角で略水平方向へ補給水
を供給するよう注水ノズル26を設ける。また、ケース
13を略U字状の枠27と支え28とで構成する。ま
た、散水温度は、10゜Cから15゜Cの間に制御す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍食品の凍結ブロ
ックの解凍に適用される散水解凍機に関するものであ
る。
ックの解凍に適用される散水解凍機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】えび,貝のむきみ,小魚等の海産物を、
水を入れた底が浅く広い容器上に並べて、水と共に凍結
させ凍結ブロックとすることは広く行われている。この
ようにして凍結ブロックとすることにより、食品の酸
化,乾燥を防げると共に、輸送時の損傷を防止でき、取
扱が容易になる。
水を入れた底が浅く広い容器上に並べて、水と共に凍結
させ凍結ブロックとすることは広く行われている。この
ようにして凍結ブロックとすることにより、食品の酸
化,乾燥を防げると共に、輸送時の損傷を防止でき、取
扱が容易になる。
【0003】そして、このようにして凍結ブロックとし
た冷凍食品を市場等で解凍する方法として、流水中に凍
結ブロックを置き、時間をかけて食品の周りの氷を溶か
す方法が従来から広く用いられている。しかし、この方
法では解凍に長時間を要するため、能率が悪く、また、
食品が水を吸って品質が低下するといった問題がある。
た冷凍食品を市場等で解凍する方法として、流水中に凍
結ブロックを置き、時間をかけて食品の周りの氷を溶か
す方法が従来から広く用いられている。しかし、この方
法では解凍に長時間を要するため、能率が悪く、また、
食品が水を吸って品質が低下するといった問題がある。
【0004】また、肉や鮪のように水を用いずに凍結さ
せた冷凍食品の解凍の場合は、高周波解凍機も用いられ
ている。しかし、水と共に凍結させた凍結ブロックの解
凍の場合に、高周波で氷を溶かすことは実用的でなく、
そのため、凍結ブロックの解凍には高周波解凍機は有効
ではない。
せた冷凍食品の解凍の場合は、高周波解凍機も用いられ
ている。しかし、水と共に凍結させた凍結ブロックの解
凍の場合に、高周波で氷を溶かすことは実用的でなく、
そのため、凍結ブロックの解凍には高周波解凍機は有効
ではない。
【0005】ところで、このような凍結ブロックの解凍
に、特公昭56−27231号公報に示されているよう
な散水解凍機が用いられることがある。散水解凍機は、
冷凍食品の凍結ブロックに対して上方から散水し水の打
撃力および保有熱を利用して解氷及び解凍を行うもので
あって、図9はその概略図である。この散水解凍によれ
ば、流水解凍に比べて短時間で解凍できて、解凍中の食
品の水分吸収を少なくでき、また、水を循環使用するこ
とによって水の消費量を節減できる。
に、特公昭56−27231号公報に示されているよう
な散水解凍機が用いられることがある。散水解凍機は、
冷凍食品の凍結ブロックに対して上方から散水し水の打
撃力および保有熱を利用して解氷及び解凍を行うもので
あって、図9はその概略図である。この散水解凍によれ
ば、流水解凍に比べて短時間で解凍できて、解凍中の食
品の水分吸収を少なくでき、また、水を循環使用するこ
とによって水の消費量を節減できる。
【0006】図9において、1は送水ポンプである。ま
た、2は散水管であって、管下部には小孔が長手方向に
並ぶ配置で設けられている。そして、散水管2の直下に
は凍結ブロック3を載せるブロック固定器4が設けられ
ている。ブロック固定器4は、散水管2の長手方向に配
され凍結ブロック3を載置する2本のパイプと、凍結ブ
ロック3の横滑りを阻止するよう側壁に当接する位置に
配置されたパイプからなっている。また、ブロック固定
器4の直下には斜面板5が設けられ、その前端に樋状流
水路6が取付けられている。樋状流水路6は一方向に傾
斜し出口が解凍品回収槽7に面するよう配置されたもの
である。この散水解凍機では、送水ポンプ1を運転する
ことによって凍結ブロック3に対して散水管2から水が
散布され、水の打撃力および保有熱によって凍結ブロッ
クが解凍される。そして、解凍された食品はばらばらに
なって斜面板5に落下し、水と共に斜面板5を滑って樋
状流水路6に入り、さらに解凍品回収槽7に流れ込む。
た、2は散水管であって、管下部には小孔が長手方向に
並ぶ配置で設けられている。そして、散水管2の直下に
は凍結ブロック3を載せるブロック固定器4が設けられ
ている。ブロック固定器4は、散水管2の長手方向に配
され凍結ブロック3を載置する2本のパイプと、凍結ブ
ロック3の横滑りを阻止するよう側壁に当接する位置に
配置されたパイプからなっている。また、ブロック固定
器4の直下には斜面板5が設けられ、その前端に樋状流
水路6が取付けられている。樋状流水路6は一方向に傾
斜し出口が解凍品回収槽7に面するよう配置されたもの
である。この散水解凍機では、送水ポンプ1を運転する
ことによって凍結ブロック3に対して散水管2から水が
散布され、水の打撃力および保有熱によって凍結ブロッ
クが解凍される。そして、解凍された食品はばらばらに
なって斜面板5に落下し、水と共に斜面板5を滑って樋
状流水路6に入り、さらに解凍品回収槽7に流れ込む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、散水解凍
によれば流水解凍に比べて短時間で解凍できて、解凍中
の食品の水の吸収を少なくでき、また、水を循環使用す
ることによって水の消費量を節減できる。しかしなが
ら、従来の散水解凍機は、解凍された食品が水と共に斜
面板を滑って解凍品回収槽に入り、解凍後も水に浸され
た状態になるものであって、食品の水分の吸収による品
質低下を十分に防止できなかった。平板状の斜面板では
なく、例えば金網を用いれば解凍された食品を水と分離
することはできるが、それでは、解凍された食品が金網
に引っ掛かり水の当たる散水部分から速やかに取り出す
ことが難しく、問題の解決にはならない。
によれば流水解凍に比べて短時間で解凍できて、解凍中
の食品の水の吸収を少なくでき、また、水を循環使用す
ることによって水の消費量を節減できる。しかしなが
ら、従来の散水解凍機は、解凍された食品が水と共に斜
面板を滑って解凍品回収槽に入り、解凍後も水に浸され
た状態になるものであって、食品の水分の吸収による品
質低下を十分に防止できなかった。平板状の斜面板では
なく、例えば金網を用いれば解凍された食品を水と分離
することはできるが、それでは、解凍された食品が金網
に引っ掛かり水の当たる散水部分から速やかに取り出す
ことが難しく、問題の解決にはならない。
【0008】また、散水解凍の場合、水温が低すぎると
解凍に時間がかかり、水温が高すぎると食品の品質が損
なわれるが、従来の散水解凍機には散水の温度管理とい
う思想がなく、そのため、冬期には解凍に時間がかかり
すぎるし、夏期には品質低下の恐れがあった。
解凍に時間がかかり、水温が高すぎると食品の品質が損
なわれるが、従来の散水解凍機には散水の温度管理とい
う思想がなく、そのため、冬期には解凍に時間がかかり
すぎるし、夏期には品質低下の恐れがあった。
【0009】また、散水解凍では解凍時に泡,アクが発
生するので、循環水を使用する場合には泡,アクを除去
して水質を良好に保つ必要があるが、従来の散水解凍機
はこのような泡,アクを完全排出できるものではなかっ
た。
生するので、循環水を使用する場合には泡,アクを除去
して水質を良好に保つ必要があるが、従来の散水解凍機
はこのような泡,アクを完全排出できるものではなかっ
た。
【0010】また、散水解凍では、凍結ブロックに貼付
けられていたラベルやシート,食品に付着していた砂,
泥等が水槽に入り、水と共に循環されて、散水管の小孔
を詰まらせる恐れがあるが、従来の散水解凍機にはその
対策がなかった。
けられていたラベルやシート,食品に付着していた砂,
泥等が水槽に入り、水と共に循環されて、散水管の小孔
を詰まらせる恐れがあるが、従来の散水解凍機にはその
対策がなかった。
【0011】また、従来の散水解凍機のように凍結ブロ
ックをブロック固定器のレール状の2本のパイプに載
せ、別の2本のパイプを側壁に当接させて横滑りを防止
するだけでは、散水時の凍結ブロックの安定性が悪く、
解凍中に小さくなったブロックがパイプの隙間から落下
する恐れがある。さらに、解凍された食品がブロック固
定器のレールの部分に引っ掛かりやすく、海老の凍結ブ
ロックのように解凍され分離した食品が”く”の字にな
っている場合などは、引っ掛かったまま落下しないこと
がしばしば生じていた。
ックをブロック固定器のレール状の2本のパイプに載
せ、別の2本のパイプを側壁に当接させて横滑りを防止
するだけでは、散水時の凍結ブロックの安定性が悪く、
解凍中に小さくなったブロックがパイプの隙間から落下
する恐れがある。さらに、解凍された食品がブロック固
定器のレールの部分に引っ掛かりやすく、海老の凍結ブ
ロックのように解凍され分離した食品が”く”の字にな
っている場合などは、引っ掛かったまま落下しないこと
がしばしば生じていた。
【0012】したがって、散水解凍の際の食品の水分吸
収を最低限に抑えて食品の品質を安定させることが課題
である。
収を最低限に抑えて食品の品質を安定させることが課題
である。
【0013】また、散水解凍に使用する水の温度変化に
よって解凍効率や食品の品質が左右されないようにする
ことが課題である。
よって解凍効率や食品の品質が左右されないようにする
ことが課題である。
【0014】また、解凍時に発生する泡,アクによる水
質の悪化を最小限に抑えることが課題である。
質の悪化を最小限に抑えることが課題である。
【0015】また、異物による散水孔の詰まりを無くす
ることが課題である。
ることが課題である。
【0016】また、解凍された食品がブロック固定器の
レールに引っ掛からないようにすることが課題である。
レールに引っ掛からないようにすることが課題である。
【0017】本発明はこれらの課題を解決することを目
的とする。
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】散水解凍の際の食品の水
分吸収を最低限に抑えるためには、棒を傾斜させて狭い
間隔で平行に並べてシュートとし、これを凍結ブロック
を入れたケースの下に配置することによって、食品を水
と分離させ、食品だけを滑らせて容器に回収するように
するとよい。しかし、棒を傾斜させ間隔をあけて並べる
だけでは、水が棒の下部を伝わり、食品を回収した容器
に流れ込む恐れがある。このように水がシュートの棒を
伝わって食品回収用の容器に流れ込むと、食品に水がか
かり食品の水分吸収が進んで品質が損なわれる恐れがあ
り、また、水を循環使用する場合はロスとなって水の消
費量が多くなってしまう。そこで、水を完全に分離する
ため、シュートの棒の裏面に棒と直角に水切板を取り付
け、棒の下面を伝わって流れる水をせき止めるのがよ
い。水切板は、水が水切板を乗り越えて流れないように
するため高さを50mm程度とするのが望ましく、ま
た、棒断面の中心から下の部分をカバーするものとする
と効果的である。そして、水切板は、シュートの最下部
に取付け、さらに2,3箇所に取付けるのが望ましい。
分吸収を最低限に抑えるためには、棒を傾斜させて狭い
間隔で平行に並べてシュートとし、これを凍結ブロック
を入れたケースの下に配置することによって、食品を水
と分離させ、食品だけを滑らせて容器に回収するように
するとよい。しかし、棒を傾斜させ間隔をあけて並べる
だけでは、水が棒の下部を伝わり、食品を回収した容器
に流れ込む恐れがある。このように水がシュートの棒を
伝わって食品回収用の容器に流れ込むと、食品に水がか
かり食品の水分吸収が進んで品質が損なわれる恐れがあ
り、また、水を循環使用する場合はロスとなって水の消
費量が多くなってしまう。そこで、水を完全に分離する
ため、シュートの棒の裏面に棒と直角に水切板を取り付
け、棒の下面を伝わって流れる水をせき止めるのがよ
い。水切板は、水が水切板を乗り越えて流れないように
するため高さを50mm程度とするのが望ましく、ま
た、棒断面の中心から下の部分をカバーするものとする
と効果的である。そして、水切板は、シュートの最下部
に取付け、さらに2,3箇所に取付けるのが望ましい。
【0019】また、散水解凍は水の打撃力とともに水の
保有熱を用いて解氷・解凍を行うものであって、水温が
10゜Cを下回ると解凍速度が低下し、5゜C以下では
ほとんど解凍効果が見られなくなる。また、散水解凍で
は氷を溶かした水を循環させるので、どうしても水温が
下がる傾向にある。そこで、例えば散水管の近くの配管
に水温センサーを取り付けるとともに水循環用のポンプ
の吐出側にヒータを取り付け、温調器によって水温を1
0゜C以上に制御するのがよい。但し、あまり水温が高
いのは食品の品質上好ましくなく、15°C以下が望ま
しい。
保有熱を用いて解氷・解凍を行うものであって、水温が
10゜Cを下回ると解凍速度が低下し、5゜C以下では
ほとんど解凍効果が見られなくなる。また、散水解凍で
は氷を溶かした水を循環させるので、どうしても水温が
下がる傾向にある。そこで、例えば散水管の近くの配管
に水温センサーを取り付けるとともに水循環用のポンプ
の吐出側にヒータを取り付け、温調器によって水温を1
0゜C以上に制御するのがよい。但し、あまり水温が高
いのは食品の品質上好ましくなく、15°C以下が望ま
しい。
【0020】また、水質を良好に保つためには、水槽に
堰を構成する仕切板を設け、水槽に水を少量補給して、
水面にたまった泡,アクを仕切板の堰から溢れさせるの
がよい。但し、水槽の下部から水を補給して液面を上昇
させることにより堰から水を溢れさせるという通常の方
法では、堰の近くの泡,アクは排出できても、堰から離
れた所の泡,アクは抜けずに残ってしまい、特に、水槽
の側面に付着した泡,アクはなかなか排出できず、その
ため、水槽の水をたびたび取り換える必要が生ずる。そ
のため、単に液面を上昇させて溢れさせるのではなく、
液面に水の流れをつくって泡,アクを積極的に堰に導く
ようにするのがよく、具体的には、仕切板の堰近傍の液
面に近い位置に注水ノズルを配置して、堰と略直角で略
水平方向へ補給水を供給することにより水槽液面に水の
流れを生成させ、生成した水の流れによって水槽液面の
泡を前記仕切板の堰に導いて排出するのがよい。そうす
ることにより、水槽の表面に浮かんだ泡,アクを完全に
排除できる。
堰を構成する仕切板を設け、水槽に水を少量補給して、
水面にたまった泡,アクを仕切板の堰から溢れさせるの
がよい。但し、水槽の下部から水を補給して液面を上昇
させることにより堰から水を溢れさせるという通常の方
法では、堰の近くの泡,アクは排出できても、堰から離
れた所の泡,アクは抜けずに残ってしまい、特に、水槽
の側面に付着した泡,アクはなかなか排出できず、その
ため、水槽の水をたびたび取り換える必要が生ずる。そ
のため、単に液面を上昇させて溢れさせるのではなく、
液面に水の流れをつくって泡,アクを積極的に堰に導く
ようにするのがよく、具体的には、仕切板の堰近傍の液
面に近い位置に注水ノズルを配置して、堰と略直角で略
水平方向へ補給水を供給することにより水槽液面に水の
流れを生成させ、生成した水の流れによって水槽液面の
泡を前記仕切板の堰に導いて排出するのがよい。そうす
ることにより、水槽の表面に浮かんだ泡,アクを完全に
排除できる。
【0021】また、解凍ブロックに貼付けられていたラ
ベルやシート,食品に付着していた砂,泥等の異物が水
中に入り、散水孔等を詰まらせるのを防ぐためには、シ
ュートから落下した水をフィルタに通して水中の異物を
除去した後、水槽に回収するようにするのがよい。ま
た、具体的には水槽の上にテーパー状の水槽蓋を設け
て、その水槽蓋の中央付近にフィルタを設けるのがよ
く、そうすることにより、散水をテーパー状の水槽蓋に
より中央付近に集めて異物をフィルタで濾別し除去する
ことができる。また、このようにして散水を中央付近に
集めることによって、上述の泡,アクの除去も容易にな
る。また、シュートは上部を支点として持ち上げ可能な
構造とするのがよく、そうした場合、フィルタを水槽蓋
から簡単に取り外すことができ、清掃が容易となる。
ベルやシート,食品に付着していた砂,泥等の異物が水
中に入り、散水孔等を詰まらせるのを防ぐためには、シ
ュートから落下した水をフィルタに通して水中の異物を
除去した後、水槽に回収するようにするのがよい。ま
た、具体的には水槽の上にテーパー状の水槽蓋を設け
て、その水槽蓋の中央付近にフィルタを設けるのがよ
く、そうすることにより、散水をテーパー状の水槽蓋に
より中央付近に集めて異物をフィルタで濾別し除去する
ことができる。また、このようにして散水を中央付近に
集めることによって、上述の泡,アクの除去も容易にな
る。また、シュートは上部を支点として持ち上げ可能な
構造とするのがよく、そうした場合、フィルタを水槽蓋
から簡単に取り外すことができ、清掃が容易となる。
【0022】また、解凍された食品がブロック固定器の
レールに引っ掛からないようにするには、レールの位置
が冷凍ブロックよりも下でないことが望ましい。したが
って、凍結ブロックを入れるケースを製作し、そのケー
スを、ケース内の凍結ブロックよりも高い位置に配置し
たレールによって支持するようにするのがよい。またケ
ースは、具体的には、例えば凍結ブロックの下を支える
枠と、凍結ブロックの脇を支える棒とで構成するのがよ
く、特に、その脇の支えとする棒は、直径1から3mm
の丸棒あるいは角棒とし、枠の底板は平板ではなく上に
凸の形状にするのがよく、そうすることにより解凍され
た食品が引っかかることを防ぐことができる。また、こ
のケースを多数用意しておけば、解凍中に次の解凍準備
が可能となる。
レールに引っ掛からないようにするには、レールの位置
が冷凍ブロックよりも下でないことが望ましい。したが
って、凍結ブロックを入れるケースを製作し、そのケー
スを、ケース内の凍結ブロックよりも高い位置に配置し
たレールによって支持するようにするのがよい。またケ
ースは、具体的には、例えば凍結ブロックの下を支える
枠と、凍結ブロックの脇を支える棒とで構成するのがよ
く、特に、その脇の支えとする棒は、直径1から3mm
の丸棒あるいは角棒とし、枠の底板は平板ではなく上に
凸の形状にするのがよく、そうすることにより解凍され
た食品が引っかかることを防ぐことができる。また、こ
のケースを多数用意しておけば、解凍中に次の解凍準備
が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8に基づいて本発
明による散水解凍機の一例を説明する。この散水解凍機
は、図1〜図3に示すとおり装置底部に水槽11を有
し、天部には水槽11の真上となる位置に散水装置12
が設置されている。そして、凍結ブロック10を入れた
ケース13を所定配列で支持するレール14が散水装置
12の直下に設置され、このレール14により支持され
たケース13の下方となる位置には、解凍されケース1
3から落下する食品を回収のため装置前方へ滑らせるよ
うシュート15が設置されている。また、装置底部には
水槽11の脇にポンプ16が設置され、そのポンプ16
の吸込側の配管17は、水平に配設されて水槽11内の
ストレーナ18に連結され、吐出側の配管19は、上方
へ向け配設されて散水管12に接続されている。そし
て、ポンプ吐出側の配管19の途中にはヒータ20が介
設されている。図において、21は散水解凍機の装置本
体のフレーム構造を概略的に示すものである。
明による散水解凍機の一例を説明する。この散水解凍機
は、図1〜図3に示すとおり装置底部に水槽11を有
し、天部には水槽11の真上となる位置に散水装置12
が設置されている。そして、凍結ブロック10を入れた
ケース13を所定配列で支持するレール14が散水装置
12の直下に設置され、このレール14により支持され
たケース13の下方となる位置には、解凍されケース1
3から落下する食品を回収のため装置前方へ滑らせるよ
うシュート15が設置されている。また、装置底部には
水槽11の脇にポンプ16が設置され、そのポンプ16
の吸込側の配管17は、水平に配設されて水槽11内の
ストレーナ18に連結され、吐出側の配管19は、上方
へ向け配設されて散水管12に接続されている。そし
て、ポンプ吐出側の配管19の途中にはヒータ20が介
設されている。図において、21は散水解凍機の装置本
体のフレーム構造を概略的に示すものである。
【0024】水槽11にはテーパー状の水槽蓋22が取
り付けられ、その水槽蓋22の中央にフィルタ23が設
置されている。また、水槽11には後部に堰24を構成
する仕切板25が設置されている。そして、仕切板25
の堰24近傍で液面に近い位置には、堰24と略直角で
略水平方向へ補給水を供給するよう注水ノズル26が設
置されている。そして、仕切板25の外側は後述のよう
にバルブ34を備えたドレン管35に接続される。
り付けられ、その水槽蓋22の中央にフィルタ23が設
置されている。また、水槽11には後部に堰24を構成
する仕切板25が設置されている。そして、仕切板25
の堰24近傍で液面に近い位置には、堰24と略直角で
略水平方向へ補給水を供給するよう注水ノズル26が設
置されている。そして、仕切板25の外側は後述のよう
にバルブ34を備えたドレン管35に接続される。
【0025】散水装置12は、ポンプ吐出側の上記配管
19に接続されて各々が前後に延びる左右一対の散水管
12a,12aと、各々が左右に長く、前後および左右
に所定間隔で並んで配置され、左右のグループに別れて
各グループの散水管12a,12aに中央で接続された
複数(図示の例では12個)の散水部12b,12b・
・・とからなるものであって、散水装置12の各散水部
12b,12b・・・の下部には管長手方向に並ぶよう
所定間隔で小孔(散水孔)が設けられている。
19に接続されて各々が前後に延びる左右一対の散水管
12a,12aと、各々が左右に長く、前後および左右
に所定間隔で並んで配置され、左右のグループに別れて
各グループの散水管12a,12aに中央で接続された
複数(図示の例では12個)の散水部12b,12b・
・・とからなるものであって、散水装置12の各散水部
12b,12b・・・の下部には管長手方向に並ぶよう
所定間隔で小孔(散水孔)が設けられている。
【0026】ケース13は、図4に示すように凍結ブロ
ック10の下を支える部分が略U字状に曲げられるとと
もに両端が取付部を形成するよう外側に開かれた形状の
枠27と、凍結ブロック10の脇を支えるよう矩形リン
グ状に曲げられ上下に間隔をおいて枠27に取り付けら
れた複数(図示の例では2本)の支え28からなるもの
である。支え28には直径1から3mmの棒(丸棒また
は角棒)を使用し、本数および間隔は解凍品の大きさを
考慮した設計とする。また、枠27は平板または丸棒で
形成するもので、平板の場合は図4に示すように解凍さ
れた食品が引っかからないよう底部を上に凸の形状とす
る。
ック10の下を支える部分が略U字状に曲げられるとと
もに両端が取付部を形成するよう外側に開かれた形状の
枠27と、凍結ブロック10の脇を支えるよう矩形リン
グ状に曲げられ上下に間隔をおいて枠27に取り付けら
れた複数(図示の例では2本)の支え28からなるもの
である。支え28には直径1から3mmの棒(丸棒また
は角棒)を使用し、本数および間隔は解凍品の大きさを
考慮した設計とする。また、枠27は平板または丸棒で
形成するもので、平板の場合は図4に示すように解凍さ
れた食品が引っかからないよう底部を上に凸の形状とす
る。
【0027】レール14は、散水装置12の各散水部1
2b,12b・・・の真下にケース13を一つずつ配置
するよう対をなして平行に複数本(図2,図3の例では
四対8本)配置されたものである。なお、背中合わせと
なるレール14,14同士は図示のとおり一体であって
よい。
2b,12b・・・の真下にケース13を一つずつ配置
するよう対をなして平行に複数本(図2,図3の例では
四対8本)配置されたものである。なお、背中合わせと
なるレール14,14同士は図示のとおり一体であって
よい。
【0028】ケース13は、各一対のレール14,14
によって両端取付部を支持し、各散水部12b,12b
・・・の真下に配置する。なお、図示の例ではケース1
3を直接レール14に取り付けているが、複数(3〜4
個)のケース13を持ち運び自在な枠体に予め取り付け
て、その枠体毎、セットでレール14に取り付けるよう
にすることもできる。
によって両端取付部を支持し、各散水部12b,12b
・・・の真下に配置する。なお、図示の例ではケース1
3を直接レール14に取り付けているが、複数(3〜4
個)のケース13を持ち運び自在な枠体に予め取り付け
て、その枠体毎、セットでレール14に取り付けるよう
にすることもできる。
【0029】シュート15は、図5の(b)に示すよう
に多数の棒(丸棒または角棒)29を傾斜させて狭い間
隔で平行に並べたものである。棒29の間隔および傾斜
角度は解凍食品の種類および大きさを考慮して設計す
る。例えばエビブロック凍結品の解凍で、シュート15
に6mm径の丸棒を使用する場合、丸棒間の隙間は3〜
4mm程度で、角度は40゜程度とするのがよい。ま
た、シュート15は、上部下面に蝶番等のシュート支持
部15aが設けられ、上部を支点として持ち上げられる
よう構成されている。シュート15がこのように持ち上
げ可能な構成とされたことにより、フィルタ23の清掃
時にはシュート15の下部を持ち上げてフィルタ23を
水槽蓋22から簡単に取り外すことができ、清掃が容易
となる。また、シュート15の棒29の裏面には、棒2
9の裏面を伝わって流れる水をせき止めるよう、棒29
と直角に水切板30が取り付けられている。水切板30
は、例えば50mm程度の高さで、図5の(c)に示す
ように棒断面の中心から下の部分をカバーするよう取り
付けられる。そして、図5の(a)および(b)に示す
ようにシュート15の最下部に取り付けられ、その上方
に間隔をおいてさらに2箇所取り付けられる。なお、水
切板30は最下部と他の1箇所に取り付けるようにして
もよい。
に多数の棒(丸棒または角棒)29を傾斜させて狭い間
隔で平行に並べたものである。棒29の間隔および傾斜
角度は解凍食品の種類および大きさを考慮して設計す
る。例えばエビブロック凍結品の解凍で、シュート15
に6mm径の丸棒を使用する場合、丸棒間の隙間は3〜
4mm程度で、角度は40゜程度とするのがよい。ま
た、シュート15は、上部下面に蝶番等のシュート支持
部15aが設けられ、上部を支点として持ち上げられる
よう構成されている。シュート15がこのように持ち上
げ可能な構成とされたことにより、フィルタ23の清掃
時にはシュート15の下部を持ち上げてフィルタ23を
水槽蓋22から簡単に取り外すことができ、清掃が容易
となる。また、シュート15の棒29の裏面には、棒2
9の裏面を伝わって流れる水をせき止めるよう、棒29
と直角に水切板30が取り付けられている。水切板30
は、例えば50mm程度の高さで、図5の(c)に示す
ように棒断面の中心から下の部分をカバーするよう取り
付けられる。そして、図5の(a)および(b)に示す
ようにシュート15の最下部に取り付けられ、その上方
に間隔をおいてさらに2箇所取り付けられる。なお、水
切板30は最下部と他の1箇所に取り付けるようにして
もよい。
【0030】この散水解凍機では、例えばエビ等の凍結
ブロック10をケース13に入れて、それらケース13
を所定配置でレール14に取り付ける。そして、ポンプ
16を運転して水槽11内の水を汲み上げ、散水装置1
2から凍結ブロック10に水を散布する。そうすること
で、散水による水の打撃力および保有熱によって解氷お
よび解凍が行われ、解凍された食品と水がケース13か
ら落ちて、水はシュート15の棒29の隙間から落ち、
一方、水と分離された食品はシュート15上を滑って装
置前方に配置された移動籠31に集められる。また、シ
ュート15の棒29を伝わって流れた水は水切板30で
せき止められ、落下する。そして、水は水槽蓋22の上
に落ち、中央付近のフィルタ23に集められて異物が除
去され、水槽11に回収され、再びポンプ16で循環さ
れる。図5の(a)の矢印はこのような水切板30を設
けた場合の落下する水の流れを示している。それに対
し、水切板30がない場合、あるいは水切板30の高さ
が足りない場合は、図6の(c)に32で示す状態でシ
ュート15の裏面を伝わって水が流れ、図6の(a)に
矢印で示すように一部が移動籠31に流れ込んで食品の
上に落ちる。試験結果では、水切板30がない場合に散
水量の約15%もあった水のロスが、水切板30を設け
たことによってほとんど無視できるまでになった。
ブロック10をケース13に入れて、それらケース13
を所定配置でレール14に取り付ける。そして、ポンプ
16を運転して水槽11内の水を汲み上げ、散水装置1
2から凍結ブロック10に水を散布する。そうすること
で、散水による水の打撃力および保有熱によって解氷お
よび解凍が行われ、解凍された食品と水がケース13か
ら落ちて、水はシュート15の棒29の隙間から落ち、
一方、水と分離された食品はシュート15上を滑って装
置前方に配置された移動籠31に集められる。また、シ
ュート15の棒29を伝わって流れた水は水切板30で
せき止められ、落下する。そして、水は水槽蓋22の上
に落ち、中央付近のフィルタ23に集められて異物が除
去され、水槽11に回収され、再びポンプ16で循環さ
れる。図5の(a)の矢印はこのような水切板30を設
けた場合の落下する水の流れを示している。それに対
し、水切板30がない場合、あるいは水切板30の高さ
が足りない場合は、図6の(c)に32で示す状態でシ
ュート15の裏面を伝わって水が流れ、図6の(a)に
矢印で示すように一部が移動籠31に流れ込んで食品の
上に落ちる。試験結果では、水切板30がない場合に散
水量の約15%もあった水のロスが、水切板30を設け
たことによってほとんど無視できるまでになった。
【0031】ここで、散水温度は、10゜Cを下回らな
いよう、また15゜Cを上回らないよう制御される。そ
のため、散水装置12の近くに水温センサー(図示せ
ず)が取り付けられ、装置前面に温調器33が取り付け
られる。そして、温調器33によってヒータ20が制御
され水温制御がなされる。
いよう、また15゜Cを上回らないよう制御される。そ
のため、散水装置12の近くに水温センサー(図示せ
ず)が取り付けられ、装置前面に温調器33が取り付け
られる。そして、温調器33によってヒータ20が制御
され水温制御がなされる。
【0032】また、水槽11には上述の注水ノズル26
から少量の補給水が供給される。図7には、平面視
(a)および側面視(b)にて矢印により補給水の流れ
と仕切板25の堰24から溢れる水の流れを示してい
る。水槽11の液面には注水ノズル26からの補給水に
よってこのように水槽11内を一巡する流れが形成さ
れ、そのため、中央付近のフィルタ23から泡,アクを
含んだ水が落下しても、泡,アクはことごとく水と共に
仕切板25の堰24から溢流する。そして、バルブ34
を開くことによりドレン管35から外部へ排出される。
泡,アクがこのようにことごとく水と共に排出されるの
は、注水ノズル26を上述のように仕切板25の堰24
近傍の液面に近い位置に、堰24と略直角で略水平方向
へ補給水を供給するよう設置したことによるものであ
り、また、水槽11のコーナーが曲面で液溜りが発生し
ないためである。それに対し従来のように水槽の下部か
ら水を補給した時の水の流れは、図8の(a)および
(b)に矢印で示すとおりで、この場合は、堰24から
離れた所の泡,アクは図に36で示すように残ってしま
う。図8の(a)は仕切板25に切り欠きがなく全体が
堰24となっている場合を示し、(b)は仕切板25の
一部が堰24となっている場合を示している。
から少量の補給水が供給される。図7には、平面視
(a)および側面視(b)にて矢印により補給水の流れ
と仕切板25の堰24から溢れる水の流れを示してい
る。水槽11の液面には注水ノズル26からの補給水に
よってこのように水槽11内を一巡する流れが形成さ
れ、そのため、中央付近のフィルタ23から泡,アクを
含んだ水が落下しても、泡,アクはことごとく水と共に
仕切板25の堰24から溢流する。そして、バルブ34
を開くことによりドレン管35から外部へ排出される。
泡,アクがこのようにことごとく水と共に排出されるの
は、注水ノズル26を上述のように仕切板25の堰24
近傍の液面に近い位置に、堰24と略直角で略水平方向
へ補給水を供給するよう設置したことによるものであ
り、また、水槽11のコーナーが曲面で液溜りが発生し
ないためである。それに対し従来のように水槽の下部か
ら水を補給した時の水の流れは、図8の(a)および
(b)に矢印で示すとおりで、この場合は、堰24から
離れた所の泡,アクは図に36で示すように残ってしま
う。図8の(a)は仕切板25に切り欠きがなく全体が
堰24となっている場合を示し、(b)は仕切板25の
一部が堰24となっている場合を示している。
【0033】
【発明の効果】本発明は次のとおり顕著な効果を奏する
ものである。
ものである。
【0034】棒を傾斜させて狭い間隔で平行に並べ裏
面にバッフル板を取り付けたシュートを用いることによ
り、散水解凍の際の食品の水分吸収を最低限に抑えて食
品の品質を安定させることができる。
面にバッフル板を取り付けたシュートを用いることによ
り、散水解凍の際の食品の水分吸収を最低限に抑えて食
品の品質を安定させることができる。
【0035】水温を10゜Cから15°Cになるよう
制御することにより、解凍時間の平均化および食品の品
質を安定したものとすることができる。
制御することにより、解凍時間の平均化および食品の品
質を安定したものとすることができる。
【0036】水槽に堰を有する仕切板を設け、仕切板
の堰近傍の液面に近い位置に注水ノズルを配置して堰と
略直角で略水平方向へ補給水を供給することにより、水
槽の表面に浮かんだ泡,アクを完全に排除し、水質の悪
化を最小限に抑えることができる。
の堰近傍の液面に近い位置に注水ノズルを配置して堰と
略直角で略水平方向へ補給水を供給することにより、水
槽の表面に浮かんだ泡,アクを完全に排除し、水質の悪
化を最小限に抑えることができる。
【0037】水槽の上にテーパー状の水槽蓋を設け
て、その水槽蓋の中央付近にフィルタを設置することに
より、異物をフィルタで除去して散水孔の詰まりを無く
することができ、また、泡,アクを中央に集めて堰から
の排出を容易にすることができる。
て、その水槽蓋の中央付近にフィルタを設置することに
より、異物をフィルタで除去して散水孔の詰まりを無く
することができ、また、泡,アクを中央に集めて堰から
の排出を容易にすることができる。
【0038】凍結ブロックを入れるケースをケース内
の凍結ブロックよりも高い位置に配置したレールによっ
て支持することにより、解凍された食品がケースやケー
スを支持するレールに引っ掛からないようにすることが
できる。
の凍結ブロックよりも高い位置に配置したレールによっ
て支持することにより、解凍された食品がケースやケー
スを支持するレールに引っ掛からないようにすることが
できる。
【図1】本発明による散水解凍機の側面構造図である。
【図2】本発明による散水解凍機の正面構造図である。
【図3】本発明による散水解凍機の平面構造図である。
【図4】本発明による散水解凍機に取り付ける凍結ブロ
ック用のケースの拡大斜視図である。
ック用のケースの拡大斜視図である。
【図5】本発明による散水解凍機のシュートの構造およ
び作用を説明する要部拡大図である。
び作用を説明する要部拡大図である。
【図6】比較例のシュートの構造および作用説明図であ
る。
る。
【図7】本発明による散水解凍機の水槽内の液の流れを
説明する要部拡大図である。
説明する要部拡大図である。
【図8】比較例の水槽内の液の流れの説明図である。
【図9】従来の散水解凍機の概略図である。
10 凍結ブロック 11 水槽 12 散水装置 13 ケース 14 レール 15 シュート 16 ポンプ 20 ヒータ 23 フィルタ 24 堰 25 仕切板 26 注水ノズル 30 水切板
Claims (3)
- 【請求項1】 冷凍食品の凍結ブロックに対して上方か
ら散水し水の打撃力および保有熱を利用して解氷・解凍
を行う散水解凍機において、凍結ブロックを所定位置に
保持するとともに解凍された食品を落下自在とするケー
スを所定位置に配置するとともに、棒を傾斜させて所定
間隔で平行に並べ裏面に棒と直角に水切板を取り付けて
なるシュートを前記ケースの下方に配置し、解凍され前
記ケースから水と共に落下する食品を前記シュート上に
受けて水と分離させ、食品のみを滑らせて容器に回収す
ることを特徴とする散水解凍機。 - 【請求項2】 水を循環使用する請求項1記載の散水解
凍機。 - 【請求項3】 冷凍食品の凍結ブロックに対して上方か
ら循環水を散布し水の打撃力および保有熱を利用して解
氷・解凍を行う散水解凍機において、散水温度を10゜
Cから15゜Cの間に制御し、凍結ブロックを保持する
とともに解凍された食品を落下自在とする取り外し可能
なケースを、該ケース内の凍結ブロックよりも高い位置
に配置したレールにより所定位置に支持し、前記ケース
の下方となる位置に、解凍され前記ケースから水と共に
落下する食品を受けて水と分離させ食品のみ滑らせて容
器に回収するシュートを配置し、該シュートの下方に水
槽を配置し、該水槽の液面より上にフィルタを配置し、
該水槽に堰を構成する仕切板を設け、該仕切板の堰近傍
の液面に近い位置に注水ノズルを配置して、前記シュー
トから落下した水を前記フィルタに通して水中の異物を
除去した後、前記水槽に回収し、前記注水ノズルから堰
と略直角で略水平方向へ補給水を供給することにより水
槽液面に水の流れを生成させ、生成した水の流れによっ
て水槽液面の泡を前記仕切板の堰に導いて排出すること
を特徴とする散水解凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8214174A JPH1033111A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 散水解凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8214174A JPH1033111A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 散水解凍機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1033111A true JPH1033111A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16651469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8214174A Pending JPH1033111A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 散水解凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1033111A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2189677A1 (es) * | 2001-11-19 | 2003-08-16 | Gomez Rodriguez Hermanos | Maquina de descongelacion continua. |
| CN112868979A (zh) * | 2021-03-09 | 2021-06-01 | 朱婷 | 一种用于食品加工车间用无菌快速解冻机构 |
| CN114534967A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-27 | 宜昌市水牛食品机械有限公司 | 一种可回收喷料装置及其控制方法 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8214174A patent/JPH1033111A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2189677A1 (es) * | 2001-11-19 | 2003-08-16 | Gomez Rodriguez Hermanos | Maquina de descongelacion continua. |
| CN112868979A (zh) * | 2021-03-09 | 2021-06-01 | 朱婷 | 一种用于食品加工车间用无菌快速解冻机构 |
| CN112868979B (zh) * | 2021-03-09 | 2023-08-11 | 广东品先食品有限公司 | 一种用于食品加工车间用无菌快速解冻机构 |
| CN114534967A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-27 | 宜昌市水牛食品机械有限公司 | 一种可回收喷料装置及其控制方法 |
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