JPH10331825A - I−t型締付具及び締付具セット - Google Patents
I−t型締付具及び締付具セットInfo
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- JPH10331825A JPH10331825A JP16042397A JP16042397A JPH10331825A JP H10331825 A JPH10331825 A JP H10331825A JP 16042397 A JP16042397 A JP 16042397A JP 16042397 A JP16042397 A JP 16042397A JP H10331825 A JPH10331825 A JP H10331825A
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 62
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 27
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 露出空間側での操作により閉鎖空間内部での
固定操作が可能なI−T型締付具及び締付具セットを提
供する。 【解決手段】 I−T型締付具1は、蝶番軸貫通孔を有
するボルト頭部41と、ネジ止部45を有するボルト軸
部42とからなる蝶番ボルト4、及びボルト頭部貫通孔
を通過して蝶番ボルトを回転可能に連結するフレーム横
断蝶番軸5の両端を固定し、横断蝶番軸が延びる方向と
垂直方向に延び、横断蝶番軸を回転軸として軽量級構造
部と重量級構造部とに二分され、各底面に接触抑込面3
2を有するフレーム側壁31a,31bを含む抑込フレ
ーム3を含む。セット10は、I−T型締付具1の端部
で連結可能なネジ止部22を有する挿入棒2と組合わせ
る。
固定操作が可能なI−T型締付具及び締付具セットを提
供する。 【解決手段】 I−T型締付具1は、蝶番軸貫通孔を有
するボルト頭部41と、ネジ止部45を有するボルト軸
部42とからなる蝶番ボルト4、及びボルト頭部貫通孔
を通過して蝶番ボルトを回転可能に連結するフレーム横
断蝶番軸5の両端を固定し、横断蝶番軸が延びる方向と
垂直方向に延び、横断蝶番軸を回転軸として軽量級構造
部と重量級構造部とに二分され、各底面に接触抑込面3
2を有するフレーム側壁31a,31bを含む抑込フレ
ーム3を含む。セット10は、I−T型締付具1の端部
で連結可能なネジ止部22を有する挿入棒2と組合わせ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I−T型締付具、
及びそのI−T型締付具と挿入棒との組合わせを含む片
面操作用締付具セットに関する。
及びそのI−T型締付具と挿入棒との組合わせを含む片
面操作用締付具セットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ボルト
とナットとの組み合わせによって2枚の板を締付けて固
定する場合には、それら2枚の板に適当な大きさの穴を
開け、適当な工具などでボルト頭部を固定しながら、適
当な工具などでナットを締付ける操作を行う。このよう
に、重ね合わせた板の一方の面では、ボルト頭部を固定
する操作が必要であり、反対側(裏側)の面では、ナッ
トを締付ける操作が必要であり、両側での操作が一般的
には必要になる。しかしながら、例えば、締付けるべき
板の裏側が狭い閉鎖空間になっているために人が入り込
めなかったり、人の手や工具を入れることができず、板
の片側での操作のみが可能で、板の反対側での直接的操
作が不可能な場合がある。本発明の課題は、このよう
に、締付け対象物の片側空間に人が入り込めないために
直接的な操作が不可能な場合に、締付け対象物の一方の
空間のみで操作を行うことによって、ボルトとナットと
の組み合わせと同様の締付け固定処理を行うことのでき
る手段を提供することにある。
とナットとの組み合わせによって2枚の板を締付けて固
定する場合には、それら2枚の板に適当な大きさの穴を
開け、適当な工具などでボルト頭部を固定しながら、適
当な工具などでナットを締付ける操作を行う。このよう
に、重ね合わせた板の一方の面では、ボルト頭部を固定
する操作が必要であり、反対側(裏側)の面では、ナッ
トを締付ける操作が必要であり、両側での操作が一般的
には必要になる。しかしながら、例えば、締付けるべき
板の裏側が狭い閉鎖空間になっているために人が入り込
めなかったり、人の手や工具を入れることができず、板
の片側での操作のみが可能で、板の反対側での直接的操
作が不可能な場合がある。本発明の課題は、このよう
に、締付け対象物の片側空間に人が入り込めないために
直接的な操作が不可能な場合に、締付け対象物の一方の
空間のみで操作を行うことによって、ボルトとナットと
の組み合わせと同様の締付け固定処理を行うことのでき
る手段を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
よる(1)(a)蝶番軸貫通孔を有する蝶番ボルト頭部
と、(b)外側面上に雄ネジを有すると共に、前記蝶番
ボルト頭部とは反対側の端部に、前記外側面上の雄ネジ
に対するナットの締付けを妨害しない形状のネジ止部
(好ましくは、前記ナットの締付けを寸法及び締付け回
転方向のいずれでも妨害しないネジ止部)を有する蝶番
ボルト軸部とからなる蝶番ボルト、及び(2)前記蝶番
ボルトの蝶番ボルト頭部の蝶番軸貫通孔を通過して前記
蝶番ボルトを回転可能に連結するフレーム横断蝶番軸の
両端を固定し、前記フレーム横断蝶番軸が延びる方向と
それぞれが実質的に垂直方向に延び、前記フレーム横断
蝶番軸を回転軸として軽量級構造部と重量級構造部とに
二分され、軽量級構造部及び重量級構造部の各底面に接
触抑込面を有する一対のフレーム側壁を含む抑込フレー
ムを含むこと、並びに前記抑込フレームの前記接触抑込
面の方向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによっ
て前記抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸部
が延びる方向とをほぼ垂直にした状態で、前記蝶番ボル
ト軸部を、前記蝶番ボルト頭部から前記ネジ止部の方向
へ引っ張った際に、前記蝶番ボルト軸部を貫通させるこ
とができるが、前記抑込フレームを通過させることので
きない形状を有する開口部に対し、前記抑込フレームが
延びる方向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによ
って前記抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸
部が延びる方向とをほぼ一致させた状態にすると、それ
らの延びる方向に沿って前記抑込フレーム及び前記蝶番
ボルトを一体的に貫通させることができること、を特徴
とする、I−T型締付具によって解決することができ
る。
よる(1)(a)蝶番軸貫通孔を有する蝶番ボルト頭部
と、(b)外側面上に雄ネジを有すると共に、前記蝶番
ボルト頭部とは反対側の端部に、前記外側面上の雄ネジ
に対するナットの締付けを妨害しない形状のネジ止部
(好ましくは、前記ナットの締付けを寸法及び締付け回
転方向のいずれでも妨害しないネジ止部)を有する蝶番
ボルト軸部とからなる蝶番ボルト、及び(2)前記蝶番
ボルトの蝶番ボルト頭部の蝶番軸貫通孔を通過して前記
蝶番ボルトを回転可能に連結するフレーム横断蝶番軸の
両端を固定し、前記フレーム横断蝶番軸が延びる方向と
それぞれが実質的に垂直方向に延び、前記フレーム横断
蝶番軸を回転軸として軽量級構造部と重量級構造部とに
二分され、軽量級構造部及び重量級構造部の各底面に接
触抑込面を有する一対のフレーム側壁を含む抑込フレー
ムを含むこと、並びに前記抑込フレームの前記接触抑込
面の方向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによっ
て前記抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸部
が延びる方向とをほぼ垂直にした状態で、前記蝶番ボル
ト軸部を、前記蝶番ボルト頭部から前記ネジ止部の方向
へ引っ張った際に、前記蝶番ボルト軸部を貫通させるこ
とができるが、前記抑込フレームを通過させることので
きない形状を有する開口部に対し、前記抑込フレームが
延びる方向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによ
って前記抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸
部が延びる方向とをほぼ一致させた状態にすると、それ
らの延びる方向に沿って前記抑込フレーム及び前記蝶番
ボルトを一体的に貫通させることができること、を特徴
とする、I−T型締付具によって解決することができ
る。
【0004】また、本発明は、(1)前記I−T型締付
具の蝶番ボルトの蝶番ボルト軸部のネジ止部において、
(好ましくは、蝶番ボルト軸部の外側面上の雄ネジとそ
れに相当する雌ネジを有するナットとのネジ止めを寸法
及び締付け回転方向のいずれでも妨害せずに)ネジ止め
によって前記I−T締付具に端部で連結することがで
き、前記I−T型締付具の前記抑込フレームが延びる方
向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによって前記
抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸部が延び
る方向とをほぼ一致させた状態にすると、それらの延び
る方向に沿って前記抑込フレーム及び前記蝶番ボルトを
一体的に貫通させることができる開口部よりも小さい直
径を有する挿入棒と、(2)前記I−T型締付具との組
合わせを含む片面操作用の締付具セットによっても解決
することができる。
具の蝶番ボルトの蝶番ボルト軸部のネジ止部において、
(好ましくは、蝶番ボルト軸部の外側面上の雄ネジとそ
れに相当する雌ネジを有するナットとのネジ止めを寸法
及び締付け回転方向のいずれでも妨害せずに)ネジ止め
によって前記I−T締付具に端部で連結することがで
き、前記I−T型締付具の前記抑込フレームが延びる方
向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによって前記
抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸部が延び
る方向とをほぼ一致させた状態にすると、それらの延び
る方向に沿って前記抑込フレーム及び前記蝶番ボルトを
一体的に貫通させることができる開口部よりも小さい直
径を有する挿入棒と、(2)前記I−T型締付具との組
合わせを含む片面操作用の締付具セットによっても解決
することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の1態様である片
面操作用締付具セット10の組立分解斜視図である。本
発明の片面操作用締付具セット10は、I−T型締付具
1と挿入棒2とからなる。I−T型締付具1は、抑込フ
レーム3と蝶番ボルト4とフレーム横断蝶番軸5とを含
む。挿入棒2は、回転軸部21とネジ止部22とを含
む。挿入棒2の回転軸部21は、直線状の柱状棒(特に
は円柱棒)のみからなることもできるが、例えば図1に
示すように、前記ネジ止部22の反対側端部に、回転操
作用把持部として、例えば、直線状柱状棒の回転軸部2
1に垂直方向に連結した棒状のハンドル部23を有する
こともできる。
面操作用締付具セット10の組立分解斜視図である。本
発明の片面操作用締付具セット10は、I−T型締付具
1と挿入棒2とからなる。I−T型締付具1は、抑込フ
レーム3と蝶番ボルト4とフレーム横断蝶番軸5とを含
む。挿入棒2は、回転軸部21とネジ止部22とを含
む。挿入棒2の回転軸部21は、直線状の柱状棒(特に
は円柱棒)のみからなることもできるが、例えば図1に
示すように、前記ネジ止部22の反対側端部に、回転操
作用把持部として、例えば、直線状柱状棒の回転軸部2
1に垂直方向に連結した棒状のハンドル部23を有する
こともできる。
【0006】I−T型締付具1において、蝶番ボルト4
は、図1及び図2に示すとおり、リング状蝶番ボルト頭
部41と円柱状蝶番ボルト軸部42とを含み、リング状
蝶番ボルト頭部41の中央に、前記フレーム横断蝶番軸
5を貫通させる蝶番軸貫通孔43を有し、円柱状蝶番ボ
ルト軸部42の外側面上には雄ネジ44を有する。前記
の円柱状蝶番ボルト軸部42において、リング状蝶番ボ
ルト頭部41とは反対側の端部には、ネジ止部45を設
ける。ネジ止部45は、図1に示すように、円柱状蝶番
ボルト軸部42の先端部に設けた中空孔及びその内側に
設けた雌ネジであることができる。この場合には、挿入
棒2の先端に設けたネジ止部22は、図1に示すよう
に、回転軸部21の外側面上の雄ネジである。また、円
柱状蝶番ボルト軸部42の先端のネジ止部45は、図2
に示すように、円柱状軸部とその外側に設けた雄ネジ4
6であることもできる。この場合には、挿入棒2の先端
に設けたネジ止部22は、回転軸部21の先端部に設け
た中空孔及びその内側に設けた雌ネジである(図示せ
ず)。
は、図1及び図2に示すとおり、リング状蝶番ボルト頭
部41と円柱状蝶番ボルト軸部42とを含み、リング状
蝶番ボルト頭部41の中央に、前記フレーム横断蝶番軸
5を貫通させる蝶番軸貫通孔43を有し、円柱状蝶番ボ
ルト軸部42の外側面上には雄ネジ44を有する。前記
の円柱状蝶番ボルト軸部42において、リング状蝶番ボ
ルト頭部41とは反対側の端部には、ネジ止部45を設
ける。ネジ止部45は、図1に示すように、円柱状蝶番
ボルト軸部42の先端部に設けた中空孔及びその内側に
設けた雌ネジであることができる。この場合には、挿入
棒2の先端に設けたネジ止部22は、図1に示すよう
に、回転軸部21の外側面上の雄ネジである。また、円
柱状蝶番ボルト軸部42の先端のネジ止部45は、図2
に示すように、円柱状軸部とその外側に設けた雄ネジ4
6であることもできる。この場合には、挿入棒2の先端
に設けたネジ止部22は、回転軸部21の先端部に設け
た中空孔及びその内側に設けた雌ネジである(図示せ
ず)。
【0007】円柱状蝶番ボルト軸部42の外側面上に設
けた雄ネジ44のネジ締めの回転方向と、円柱状蝶番ボ
ルト軸部42の先端部に設けたネジ止部45のネジ締め
の回転方向とは、逆方向にするのが好ましい。特には雄
ネジ44のネジ締めの回転方向を一般的なネジ締めの回
転方向とし、ネジ止部45のネジ締めの回転方向をそれ
とは逆の回転方向(いわゆる逆ネジ)にするのが好まし
い。円柱状蝶番ボルト軸部42の先端部に設けたネジ止
部45が円柱状軸部とその外側に設けた雄ネジ46であ
る場合には、その外径を、円柱状蝶番ボルト軸部42の
外径よりも小さくする。また、挿入棒2の回転軸部21
の外径も、円柱状蝶番ボルト軸部42の外径とほぼ同じ
かあるいは小さくする。なお、挿入棒2の先端に設けた
ネジ止部22が、図1に示すように、回転軸部21の外
側面上の雄ネジである場合には、その外径は、当然に、
円柱状蝶番ボルト軸部42の外径よりも小さくなる。
けた雄ネジ44のネジ締めの回転方向と、円柱状蝶番ボ
ルト軸部42の先端部に設けたネジ止部45のネジ締め
の回転方向とは、逆方向にするのが好ましい。特には雄
ネジ44のネジ締めの回転方向を一般的なネジ締めの回
転方向とし、ネジ止部45のネジ締めの回転方向をそれ
とは逆の回転方向(いわゆる逆ネジ)にするのが好まし
い。円柱状蝶番ボルト軸部42の先端部に設けたネジ止
部45が円柱状軸部とその外側に設けた雄ネジ46であ
る場合には、その外径を、円柱状蝶番ボルト軸部42の
外径よりも小さくする。また、挿入棒2の回転軸部21
の外径も、円柱状蝶番ボルト軸部42の外径とほぼ同じ
かあるいは小さくする。なお、挿入棒2の先端に設けた
ネジ止部22が、図1に示すように、回転軸部21の外
側面上の雄ネジである場合には、その外径は、当然に、
円柱状蝶番ボルト軸部42の外径よりも小さくなる。
【0008】I−T型締付具1の抑込フレーム3は、相
互に平行に相対する1対のフレーム側壁31a,31b
を含む。それらのフレーム側壁31a,31bのほぼ中
央部には、フレーム横断蝶番軸5の固定部51がそれぞ
れある。従って、フレーム横断蝶番軸5は、フレーム側
壁31a,31bのそれぞれの固定部51a,51b
(図示せず)において両端を固定され、フレーム側壁3
1a,31bのそれぞれと実質的に垂直方向に配置され
ている。また、前記のフレーム横断蝶番軸5は、前記蝶
番ボルト4のリング状蝶番ボルト頭部41の中央に設け
た蝶番軸貫通孔43を回転可能に貫通しているので、抑
込フレーム3は、フレーム横断蝶番軸5を回転中心軸と
して回転可能である。
互に平行に相対する1対のフレーム側壁31a,31b
を含む。それらのフレーム側壁31a,31bのほぼ中
央部には、フレーム横断蝶番軸5の固定部51がそれぞ
れある。従って、フレーム横断蝶番軸5は、フレーム側
壁31a,31bのそれぞれの固定部51a,51b
(図示せず)において両端を固定され、フレーム側壁3
1a,31bのそれぞれと実質的に垂直方向に配置され
ている。また、前記のフレーム横断蝶番軸5は、前記蝶
番ボルト4のリング状蝶番ボルト頭部41の中央に設け
た蝶番軸貫通孔43を回転可能に貫通しているので、抑
込フレーム3は、フレーム横断蝶番軸5を回転中心軸と
して回転可能である。
【0009】抑込フレーム3は、フレーム横断蝶番軸5
を回転中心軸として、軽量級構造部3Lと重量級構造部
3Hとに二分され、フレーム側壁31a,31bの底面
に、接触抑込面32を有する。抑込フレーム3は、各フ
レーム側壁31a,31bを連結するために連結板33
a,33bを有しているのが好ましく、連結板33a,
33bは、各フレーム側壁31a,31bの端部に設け
るのが好ましい。連結板33a,33bを設ける場合に
は、連結板33a,33bの少なくともいずれか一方
に、挿入棒2の外径よりも大きな幅を有し、底面側(す
なわち、接触抑込面32を有する側)のみに挿入開口部
を有する切込穴34を設けるのが好ましい。更に、各フ
レーム側壁31a,31bの天井部に連結カバー35を
設けることもできる。但し、各フレーム側壁31a,3
1bの底面側(すなわち、接触抑込面32を有する側)
には、前記蝶番ボルト4の円柱状蝶番ボルト軸部42の
回転を妨害する部材を配置してはならない。
を回転中心軸として、軽量級構造部3Lと重量級構造部
3Hとに二分され、フレーム側壁31a,31bの底面
に、接触抑込面32を有する。抑込フレーム3は、各フ
レーム側壁31a,31bを連結するために連結板33
a,33bを有しているのが好ましく、連結板33a,
33bは、各フレーム側壁31a,31bの端部に設け
るのが好ましい。連結板33a,33bを設ける場合に
は、連結板33a,33bの少なくともいずれか一方
に、挿入棒2の外径よりも大きな幅を有し、底面側(す
なわち、接触抑込面32を有する側)のみに挿入開口部
を有する切込穴34を設けるのが好ましい。更に、各フ
レーム側壁31a,31bの天井部に連結カバー35を
設けることもできる。但し、各フレーム側壁31a,3
1bの底面側(すなわち、接触抑込面32を有する側)
には、前記蝶番ボルト4の円柱状蝶番ボルト軸部42の
回転を妨害する部材を配置してはならない。
【0010】次に、本発明によるI−T型締付具、及び
そのI−T型締付具と挿入棒との組合わせを、I字型状
態又はT字型状態にする方法を説明する。最初に、図1
の矢印Aに示すように、本発明によるI−T型締付具1
と挿入棒2を、蝶番ボルト4のネジ止部45と挿入棒2
のネジ止部22とによってネジ止めする。しかし、この
ネジ止めの前に、挿入棒2の回転軸部21の外側に、仮
止用ワッシャー6、ワッシャー7及びナット8を挿入し
てから、挿入棒2のネジ止めを行うのが好ましい。
そのI−T型締付具と挿入棒との組合わせを、I字型状
態又はT字型状態にする方法を説明する。最初に、図1
の矢印Aに示すように、本発明によるI−T型締付具1
と挿入棒2を、蝶番ボルト4のネジ止部45と挿入棒2
のネジ止部22とによってネジ止めする。しかし、この
ネジ止めの前に、挿入棒2の回転軸部21の外側に、仮
止用ワッシャー6、ワッシャー7及びナット8を挿入し
てから、挿入棒2のネジ止めを行うのが好ましい。
【0011】次に、抑込フレーム3を動かさずに、フレ
ーム横断蝶番軸5を回転中心軸として、挿入棒2(及び
蝶番ボルト4の円柱状蝶番ボルト軸部42)を図1の矢
印Bに示す方向、すなわち、抑込フレーム3のフレーム
側壁31a,31bが延びる方向と一致させるように回
転させ、挿入棒2の回転軸部21を連結板33aの切込
穴34に挿入すると、本発明のI−T型締付具1(及び
挿入棒2と組合せた締付具セット)は、図3に示すよう
に、直線状、すなわち、I字型状態になる。
ーム横断蝶番軸5を回転中心軸として、挿入棒2(及び
蝶番ボルト4の円柱状蝶番ボルト軸部42)を図1の矢
印Bに示す方向、すなわち、抑込フレーム3のフレーム
側壁31a,31bが延びる方向と一致させるように回
転させ、挿入棒2の回転軸部21を連結板33aの切込
穴34に挿入すると、本発明のI−T型締付具1(及び
挿入棒2と組合せた締付具セット)は、図3に示すよう
に、直線状、すなわち、I字型状態になる。
【0012】このI字型状態で、図3に示すように、各
フレーム側壁31a,31bの底面側(すなわち、接触
抑込面32を有する側)を下方向に向けて水平にする
と、抑込フレーム3全体の重量は、フレーム横断蝶番軸
5と、連結板33aの切込穴34とにおいて、挿入棒2
によって支えられ、このI字型状態が維持される。ま
た、その状態から、挿入棒2を約90度以内で回転させ
ても、すなわち、各フレーム側壁31a、31bの底面
側を最大でも横方向まで傾けた状態でも、挿入棒2が切
込穴34から外れない限り、前記のI字型状態は維持さ
れる。なお、抑込フレーム3が連結板33aを備えてい
ない場合には、各フレーム側壁31a、31bの底面側
を横方向に向けた状態(フレーム側壁の一方が上方にな
り、他方が下方になった状態)にし、上方側のフレーム
側壁とフレーム横断蝶番軸5とによって抑込フレーム3
全体の重量を支えることにより、前記のI字型状態を維
持することができる。更に、重量級構造部3Hの天井部
を覆う連結カバー35を備えた抑込フレーム3の場合に
は、端部に連結板33aを備えている必要はなく、連結
板33aの切込穴34によって挿入棒2を支持する代わ
りに、連結カバー35の端部で挿入棒2を支持してI字
型状態を維持することもできる。
フレーム側壁31a,31bの底面側(すなわち、接触
抑込面32を有する側)を下方向に向けて水平にする
と、抑込フレーム3全体の重量は、フレーム横断蝶番軸
5と、連結板33aの切込穴34とにおいて、挿入棒2
によって支えられ、このI字型状態が維持される。ま
た、その状態から、挿入棒2を約90度以内で回転させ
ても、すなわち、各フレーム側壁31a、31bの底面
側を最大でも横方向まで傾けた状態でも、挿入棒2が切
込穴34から外れない限り、前記のI字型状態は維持さ
れる。なお、抑込フレーム3が連結板33aを備えてい
ない場合には、各フレーム側壁31a、31bの底面側
を横方向に向けた状態(フレーム側壁の一方が上方にな
り、他方が下方になった状態)にし、上方側のフレーム
側壁とフレーム横断蝶番軸5とによって抑込フレーム3
全体の重量を支えることにより、前記のI字型状態を維
持することができる。更に、重量級構造部3Hの天井部
を覆う連結カバー35を備えた抑込フレーム3の場合に
は、端部に連結板33aを備えている必要はなく、連結
板33aの切込穴34によって挿入棒2を支持する代わ
りに、連結カバー35の端部で挿入棒2を支持してI字
型状態を維持することもできる。
【0013】次に、I字型状態を、各フレーム側壁31
a,31bの底面側(すなわち、接触抑込面32を有す
る側)を下方向に向け、全体を水平にして維持している
本発明のI−T型締付具1と挿入棒2とを組合せた締付
具セットにおいて、挿入棒2を、図3に示す矢印Cに示
すように180度回転させると、その回転に伴ってI−
T型締付具1も図3に示す矢印Dに示すように回転す
る。しかし、その回転の途中で、抑込フレーム3に作用
する重力により、抑込フレーム3が切込穴34におい
て、挿入棒2による保持から外れるので、抑込フレーム
3全体の重量は、フレーム横断蝶番軸5のみによって支
えられることになる。
a,31bの底面側(すなわち、接触抑込面32を有す
る側)を下方向に向け、全体を水平にして維持している
本発明のI−T型締付具1と挿入棒2とを組合せた締付
具セットにおいて、挿入棒2を、図3に示す矢印Cに示
すように180度回転させると、その回転に伴ってI−
T型締付具1も図3に示す矢印Dに示すように回転す
る。しかし、その回転の途中で、抑込フレーム3に作用
する重力により、抑込フレーム3が切込穴34におい
て、挿入棒2による保持から外れるので、抑込フレーム
3全体の重量は、フレーム横断蝶番軸5のみによって支
えられることになる。
【0014】抑込フレーム3は、フレーム横断蝶番軸5
を回転中心軸として、軽量級構造部3Lと重量級構造部
3Hとに二分されているので、挿入棒2を水平のままで
維持しておくと、抑込フレーム3は、図4の矢印Eに示
すように、フレーム横断蝶番軸5を回転中心軸として回
転し、軽量級構造部3Lを上方に、そして重量級構造部
3Hを下方にして、重力方向に垂れ下がる状態で停止す
る。挿入棒2の延びる方向は水平方向なので、抑込フレ
ーム3の各フレーム側壁31a,31bが延びる方向
と、前記挿入棒2が延びる方向(従って、蝶番ボルト軸
部42が延びる方向)とがほぼ垂直になり、本発明のI
−T型締付具1(及び挿入棒2と組合せた締付具セッ
ト)は、図4に示すように、T字型状態になる。
を回転中心軸として、軽量級構造部3Lと重量級構造部
3Hとに二分されているので、挿入棒2を水平のままで
維持しておくと、抑込フレーム3は、図4の矢印Eに示
すように、フレーム横断蝶番軸5を回転中心軸として回
転し、軽量級構造部3Lを上方に、そして重量級構造部
3Hを下方にして、重力方向に垂れ下がる状態で停止す
る。挿入棒2の延びる方向は水平方向なので、抑込フレ
ーム3の各フレーム側壁31a,31bが延びる方向
と、前記挿入棒2が延びる方向(従って、蝶番ボルト軸
部42が延びる方向)とがほぼ垂直になり、本発明のI
−T型締付具1(及び挿入棒2と組合せた締付具セッ
ト)は、図4に示すように、T字型状態になる。
【0015】図4に示すT字型状態では、抑込フレーム
3全体の重量がフレーム横断蝶番軸5によって支えられ
ており、蝶番ボルト4のリング状蝶番ボルト頭部41は
比較的偏平な形状で、抑込フレーム保持面47を有する
ので、図4に示すT字型状態から、図4の矢印Fに示す
ように、挿入棒2を約90度以内で回転させても、前記
のT字型状態は維持される。
3全体の重量がフレーム横断蝶番軸5によって支えられ
ており、蝶番ボルト4のリング状蝶番ボルト頭部41は
比較的偏平な形状で、抑込フレーム保持面47を有する
ので、図4に示すT字型状態から、図4の矢印Fに示す
ように、挿入棒2を約90度以内で回転させても、前記
のT字型状態は維持される。
【0016】次に、図5に沿って、本発明によるI−T
型締付具、及びそのI−T型締付具と挿入棒との組合わ
せからなる片面操作用締付具セットを用いて、片面締付
操作を実施する方法を説明する。図5は、地面に垂直に
立てて配置されたパネル11と、そのパネル11の裏側
に設けたH型鋼12の突出板部12aとを、本発明によ
るI−T型締付具、及びそのI−T型締付具と挿入棒と
の組合わせからなる片面操作用締付具セットによって締
付け固定する状態を模式的に示す説明図である。前記の
パネル11の表側は、締付け固定操作を行う作業者側に
露出しており、その露出面側には締付け固定操作作業を
行う充分な空間が存在するが、その裏側の空間13は、
閉鎖空間であり、作業者が入り込むことはできない。
型締付具、及びそのI−T型締付具と挿入棒との組合わ
せからなる片面操作用締付具セットを用いて、片面締付
操作を実施する方法を説明する。図5は、地面に垂直に
立てて配置されたパネル11と、そのパネル11の裏側
に設けたH型鋼12の突出板部12aとを、本発明によ
るI−T型締付具、及びそのI−T型締付具と挿入棒と
の組合わせからなる片面操作用締付具セットによって締
付け固定する状態を模式的に示す説明図である。前記の
パネル11の表側は、締付け固定操作を行う作業者側に
露出しており、その露出面側には締付け固定操作作業を
行う充分な空間が存在するが、その裏側の空間13は、
閉鎖空間であり、作業者が入り込むことはできない。
【0017】最初に、露出パネル11の一部に開口部1
4を開ける。この開口部14の形状は、本発明によるI
−T型締付具がI字型状態では挿入可能であるが、T字
型状態になると抑込フレーム3を通すことができない形
状である。すなわち、本発明によるI−T型締付具をI
字型状態にして、前記開口部14に挿入し、抑込フレー
ム3全体が閉鎖空間13の内部に完全に挿入された後
で、挿入棒2を回転させ、抑込フレーム3の重量級構造
部3Hが下方になり重力方向に垂れ下がった状態で挿入
棒2の回転を止める。I−T型締付具は、閉鎖空間13
の内部でT字型状態になる。
4を開ける。この開口部14の形状は、本発明によるI
−T型締付具がI字型状態では挿入可能であるが、T字
型状態になると抑込フレーム3を通すことができない形
状である。すなわち、本発明によるI−T型締付具をI
字型状態にして、前記開口部14に挿入し、抑込フレー
ム3全体が閉鎖空間13の内部に完全に挿入された後
で、挿入棒2を回転させ、抑込フレーム3の重量級構造
部3Hが下方になり重力方向に垂れ下がった状態で挿入
棒2の回転を止める。I−T型締付具は、閉鎖空間13
の内部でT字型状態になる。
【0018】図5に示す作業では、H型鋼12の突出板
部12aの脇に開口部14を設け、T字型状態のI−T
型締付具1の抑込フレーム3の片側(重量級構造部3H
側)で突出板部12aを抑え込み、抑込フレーム3の反
対側(軽量級構造部3L側)でパネル11の裏面を抑え
込むので、重量級構造部3H側に設けた接触抑込面32
と、軽量級構造部3L側に設けた接触抑込面32との間
に、図1や図3〜図5に示すような段差を有するI−T
型締付具を使用する必要がある。
部12aの脇に開口部14を設け、T字型状態のI−T
型締付具1の抑込フレーム3の片側(重量級構造部3H
側)で突出板部12aを抑え込み、抑込フレーム3の反
対側(軽量級構造部3L側)でパネル11の裏面を抑え
込むので、重量級構造部3H側に設けた接触抑込面32
と、軽量級構造部3L側に設けた接触抑込面32との間
に、図1や図3〜図5に示すような段差を有するI−T
型締付具を使用する必要がある。
【0019】続いて、挿入棒2を、重量級構造部3H側
がH型鋼の突出板部12a側へ移動するように約90度
回転させ、I−T型締付具のT字型状態を維持したま
ま、各フレーム側壁31a,31bが延びる方向を水平
方向へ変換する。この状態を図5に示す。
がH型鋼の突出板部12a側へ移動するように約90度
回転させ、I−T型締付具のT字型状態を維持したま
ま、各フレーム側壁31a,31bが延びる方向を水平
方向へ変換する。この状態を図5に示す。
【0020】次に、図5の矢印Gで示す方向に挿入棒2
を操作空間側に引きよせ、抑込フレーム3の接触抑込面
32と、パネル11及び突出板部12aとを接触させ
て、接触抑込面32によってパネル11及び突出板部1
2aとを抑え込む。この状態では、蝶番ボルト4の円柱
状蝶番ボルト軸部42が、開口部14の外側に突出して
露出する。ハンドル部23で挿入棒2を操作空間側に引
きよせて、この接触抑え込み状態を維持しながら、仮止
用ワッシャー6を開口部14に押し当てて仮固定を行
う。
を操作空間側に引きよせ、抑込フレーム3の接触抑込面
32と、パネル11及び突出板部12aとを接触させ
て、接触抑込面32によってパネル11及び突出板部1
2aとを抑え込む。この状態では、蝶番ボルト4の円柱
状蝶番ボルト軸部42が、開口部14の外側に突出して
露出する。ハンドル部23で挿入棒2を操作空間側に引
きよせて、この接触抑え込み状態を維持しながら、仮止
用ワッシャー6を開口部14に押し当てて仮固定を行
う。
【0021】従って、仮止用ワッシャー6は、その中心
孔の直径が、蝶番ボルト軸部42の外径とほぼ同じ大き
さであって、蝶番ボルト軸部42においてI−T型締付
具1を保持することができ、しかもその外径が開口部1
4よりも大きい。仮止用ワッシャー6は、一般的にプラ
スチック製であり、前記の押し当て操作は、工具によら
ず、手動で実施することができる。続いて、一般的に金
属製のワッシャー7を、仮止用ワッシャー6の上から開
口部14に押し当てる。この操作も、一般的には、工具
によらず、手動で実施することができる。この金属製ワ
ッシャー7の外径も、開口部14よりも大きいことが好
ましい。
孔の直径が、蝶番ボルト軸部42の外径とほぼ同じ大き
さであって、蝶番ボルト軸部42においてI−T型締付
具1を保持することができ、しかもその外径が開口部1
4よりも大きい。仮止用ワッシャー6は、一般的にプラ
スチック製であり、前記の押し当て操作は、工具によら
ず、手動で実施することができる。続いて、一般的に金
属製のワッシャー7を、仮止用ワッシャー6の上から開
口部14に押し当てる。この操作も、一般的には、工具
によらず、手動で実施することができる。この金属製ワ
ッシャー7の外径も、開口部14よりも大きいことが好
ましい。
【0022】続いて、ナット8を手動で、そして適当な
工具(例えば、スパナなど)を用いて締付ける。ナット
8の外径の大きさは、円柱状蝶番ボルト軸部42の外径
よりも大きければ特に限定されないが、ナット8の外径
は、開口部14よりも大きいことが好ましい。円柱状蝶
番ボルト軸部42の外側面上の雄ネジ44と、ナット8
との締付け回転方向は、一般的なボルトとナットの締付
け回転方向であり、円柱状蝶番ボルト軸部42のネジ止
部45と挿入棒2の先端のネジ止部22との締付け回転
方向は、一般的なボルトとナットの締付け回転方向とは
逆方向(いわゆる逆ネジ)であるので、前記のナット8
の締付け作業において、挿入棒2と円柱状蝶番ボルト軸
部42とのネジ止めが緩むことはない。
工具(例えば、スパナなど)を用いて締付ける。ナット
8の外径の大きさは、円柱状蝶番ボルト軸部42の外径
よりも大きければ特に限定されないが、ナット8の外径
は、開口部14よりも大きいことが好ましい。円柱状蝶
番ボルト軸部42の外側面上の雄ネジ44と、ナット8
との締付け回転方向は、一般的なボルトとナットの締付
け回転方向であり、円柱状蝶番ボルト軸部42のネジ止
部45と挿入棒2の先端のネジ止部22との締付け回転
方向は、一般的なボルトとナットの締付け回転方向とは
逆方向(いわゆる逆ネジ)であるので、前記のナット8
の締付け作業において、挿入棒2と円柱状蝶番ボルト軸
部42とのネジ止めが緩むことはない。
【0023】前記のナット8の締付けにより、露出パネ
ル11と突出板部12aとを、本発明のI−T型締付具
とナット8とによって、締付け固定することができる。
続いて、挿入棒2を円柱状蝶番ボルト軸部42から外
し、露出パネル11と突出板部12aとの締付け作業が
完了する。
ル11と突出板部12aとを、本発明のI−T型締付具
とナット8とによって、締付け固定することができる。
続いて、挿入棒2を円柱状蝶番ボルト軸部42から外
し、露出パネル11と突出板部12aとの締付け作業が
完了する。
【0024】図5に示す締付け操作では、挿入棒2の回
転軸部21に、仮止用ワッシャー6、ワッシャー7及び
ナット8を予め挿入した状態で、I−T型締付具と挿入
棒2との組合せを用いた態様を示したが、それらの一部
又は全部を予め挿入していない状態で、I−T型締付具
と挿入棒との組合せを用いて締付け操作を行うこともで
きる。例えば、仮止用ワッシャーのみを挿入棒の回転軸
部に予め挿入した状態で、I−T型締付具と挿入棒との
組合せからなる片面操作用締付具セットを用い、I字型
状態での開口部への挿入、挿入棒の回転によるT字型状
態への変換、挿入棒の操作空間への引き寄せによる接触
抑込面による抑え込み、そして仮止用ワッシャーによる
仮固定を行った後、挿入棒をI−T型締付具から取り外
し、蝶番ボルトの円柱状蝶番ボルト軸部にワッシャーを
挿入し、開口部に手又は適当な工具で押し当て、更にナ
ットを手又は適当な工具(例えば、電動工具)で締付け
ることができる。あるいは、仮止用ワッシャーとワッシ
ャーとを予め挿入棒の回転軸部に挿入した状態で、I−
T型締付具と挿入棒との組合せからなる片面操作用締付
具セットを用い、挿入棒をI−T型締付具から取り外し
た後でナットの取付けを行うこともできる。この場合に
は、蝶番ボルト端部のネジ止め部の締付け回転方向と、
蝶番ボルト軸部の外面上の雄ネジに対するナットの締付
け方向とを逆方向にする必要はない。
転軸部21に、仮止用ワッシャー6、ワッシャー7及び
ナット8を予め挿入した状態で、I−T型締付具と挿入
棒2との組合せを用いた態様を示したが、それらの一部
又は全部を予め挿入していない状態で、I−T型締付具
と挿入棒との組合せを用いて締付け操作を行うこともで
きる。例えば、仮止用ワッシャーのみを挿入棒の回転軸
部に予め挿入した状態で、I−T型締付具と挿入棒との
組合せからなる片面操作用締付具セットを用い、I字型
状態での開口部への挿入、挿入棒の回転によるT字型状
態への変換、挿入棒の操作空間への引き寄せによる接触
抑込面による抑え込み、そして仮止用ワッシャーによる
仮固定を行った後、挿入棒をI−T型締付具から取り外
し、蝶番ボルトの円柱状蝶番ボルト軸部にワッシャーを
挿入し、開口部に手又は適当な工具で押し当て、更にナ
ットを手又は適当な工具(例えば、電動工具)で締付け
ることができる。あるいは、仮止用ワッシャーとワッシ
ャーとを予め挿入棒の回転軸部に挿入した状態で、I−
T型締付具と挿入棒との組合せからなる片面操作用締付
具セットを用い、挿入棒をI−T型締付具から取り外し
た後でナットの取付けを行うこともできる。この場合に
は、蝶番ボルト端部のネジ止め部の締付け回転方向と、
蝶番ボルト軸部の外面上の雄ネジに対するナットの締付
け方向とを逆方向にする必要はない。
【0025】図5のH型鋼12の突出板部12aと重な
る部分で露出パネル11に開口部14aを開け、本発明
によるI−T型締付具で、突出板部12aと露出パネル
11とを締付け固定する場合には、重量級構造部側に設
けた接触抑込面と、軽量級構造部側に設けた接触抑込面
との間に、図1や図3〜図5に示すような段差を有さな
いI−T型締付具を使用する。また、この場合には、I
−T型締付具をI字型状態にして、前記開口部14aに
挿入し、抑込フレーム全体が閉鎖空間13の内部に完全
に挿入された後で、挿入棒を回転させ、抑込フレームの
重量級構造部が下方になり、重力方向に垂れ下がった状
態で挿入棒の回転を止め、I−T型締付具を、閉鎖空間
13の内部でT字型状態にする。続いて、挿入棒を約9
0度回転させずに、そのT字型状態のままで、挿入棒を
操作空間側に引きよせ、抑込フレームの接触抑込面を突
出板部12aに接触させ、この接触抑え込み状態を維持
しながら、仮止用ワッシャー、ワッシャー、及びナット
による締付けを実施し、挿入棒を円柱状蝶番ボルト軸部
から外し、露出パネル11と突出板部12aとの締付け
作業を完了することができる。
る部分で露出パネル11に開口部14aを開け、本発明
によるI−T型締付具で、突出板部12aと露出パネル
11とを締付け固定する場合には、重量級構造部側に設
けた接触抑込面と、軽量級構造部側に設けた接触抑込面
との間に、図1や図3〜図5に示すような段差を有さな
いI−T型締付具を使用する。また、この場合には、I
−T型締付具をI字型状態にして、前記開口部14aに
挿入し、抑込フレーム全体が閉鎖空間13の内部に完全
に挿入された後で、挿入棒を回転させ、抑込フレームの
重量級構造部が下方になり、重力方向に垂れ下がった状
態で挿入棒の回転を止め、I−T型締付具を、閉鎖空間
13の内部でT字型状態にする。続いて、挿入棒を約9
0度回転させずに、そのT字型状態のままで、挿入棒を
操作空間側に引きよせ、抑込フレームの接触抑込面を突
出板部12aに接触させ、この接触抑え込み状態を維持
しながら、仮止用ワッシャー、ワッシャー、及びナット
による締付けを実施し、挿入棒を円柱状蝶番ボルト軸部
から外し、露出パネル11と突出板部12aとの締付け
作業を完了することができる。
【0026】本発明によるI−T型締付具において、抑
込フレームの形状は、本発明による目的を損なわないか
ぎり、任意の形状であることができる。例えば、フレー
ム側壁の端部は、湾曲した連結板によって連結し、全体
が断面楕円形であることもできる。また、連結板や連結
カバーの形状や寸法を変え、あるいは別途、重量付与部
材(図示せず)を付加して、抑込フレームにおける軽量
級構造部と重量級構造部との重量配分を調製することも
できる。
込フレームの形状は、本発明による目的を損なわないか
ぎり、任意の形状であることができる。例えば、フレー
ム側壁の端部は、湾曲した連結板によって連結し、全体
が断面楕円形であることもできる。また、連結板や連結
カバーの形状や寸法を変え、あるいは別途、重量付与部
材(図示せず)を付加して、抑込フレームにおける軽量
級構造部と重量級構造部との重量配分を調製することも
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によるI−T型締付具は、露出空
間側での操作により、閉鎖空間内部に挿入された状態で
I字型状態からT字型状態に変形させることができるの
で、閉鎖空間内部での板の固定操作を、露出空間側での
操作のみで行うことができる。
間側での操作により、閉鎖空間内部に挿入された状態で
I字型状態からT字型状態に変形させることができるの
で、閉鎖空間内部での板の固定操作を、露出空間側での
操作のみで行うことができる。
【図1】本発明の1態様である片面操作用締付具セット
の組立分解斜視図である。
の組立分解斜視図である。
【図2】本発明のI−T型締付具に用いることのできる
蝶番ボルトの斜視図である。
蝶番ボルトの斜視図である。
【図3】図1の締付具セットのI字型状態を示す斜視図
である。
である。
【図4】図1の締付具セットのT字型状態を示す斜視図
である。
である。
【図5】図1の締付具セットによって締付け固定操作を
実施する状態を一部を切り欠いて模式的に示す斜視図で
ある。
実施する状態を一部を切り欠いて模式的に示す斜視図で
ある。
1・・・I−T型締付具;2・・・挿入棒;3・・・抑
込フレーム;3L・・・軽量級構造部;3H・・・重量
級構造部;4・・・蝶番ボルト;5・・・フレーム横断
蝶番軸;6・・・仮止用ワッシャー;7・・・ワッシャ
ー;8・・・ナット;10・・・片面操作用締付具セッ
ト;11・・・露出パネル;12・・・H型鋼;12a
・・・突出板部;13・・・閉鎖空間;14,14a・
・・開口部;21・・・回転軸部;22・・・ネジ止
部;23・・・ハンドル部;31a,31b・・・フレ
ーム側壁;32・・・接触抑込面;33a,33b・・
・連結板;34・・・切込穴;35・・・連結カバー;
41・・・リング状蝶番ボルト頭部;42・・・円柱状
蝶番ボルト軸部;43・・・蝶番軸貫通孔;44・・・
雄ネジ;45・・・ネジ止部;46・・・雄ネジ;47
・・・抑込フレーム保持面;51,51a,51b・・
・固定部。
込フレーム;3L・・・軽量級構造部;3H・・・重量
級構造部;4・・・蝶番ボルト;5・・・フレーム横断
蝶番軸;6・・・仮止用ワッシャー;7・・・ワッシャ
ー;8・・・ナット;10・・・片面操作用締付具セッ
ト;11・・・露出パネル;12・・・H型鋼;12a
・・・突出板部;13・・・閉鎖空間;14,14a・
・・開口部;21・・・回転軸部;22・・・ネジ止
部;23・・・ハンドル部;31a,31b・・・フレ
ーム側壁;32・・・接触抑込面;33a,33b・・
・連結板;34・・・切込穴;35・・・連結カバー;
41・・・リング状蝶番ボルト頭部;42・・・円柱状
蝶番ボルト軸部;43・・・蝶番軸貫通孔;44・・・
雄ネジ;45・・・ネジ止部;46・・・雄ネジ;47
・・・抑込フレーム保持面;51,51a,51b・・
・固定部。
Claims (2)
- 【請求項1】 (1)(a)蝶番軸貫通孔を有する蝶番
ボルト頭部と、(b)外側面上に雄ネジを有すると共
に、前記蝶番ボルト頭部とは反対側の端部に、前記外側
面上の雄ネジに対するナットの締付けを妨害しない形状
のネジ止部を有する蝶番ボルト軸部とからなる蝶番ボル
ト、及び(2)前記蝶番ボルトの蝶番ボルト頭部の蝶番
軸貫通孔を通過して前記蝶番ボルトを回転可能に連結す
るフレーム横断蝶番軸の両端を固定し、前記フレーム横
断蝶番軸が延びる方向とそれぞれが実質的に垂直方向に
延び、前記フレーム横断蝶番軸を回転軸として軽量級構
造部と重量級構造部とに二分され、軽量級構造部及び重
量級構造部の各底面に接触抑込面を有する一対のフレー
ム側壁を含む抑込フレームを含むこと、並びに前記抑込
フレームの前記接触抑込面の方向に前記蝶番ボルト軸部
を回転させることによって前記抑込フレームが延びる方
向と前記蝶番ボルト軸部が延びる方向とをほぼ垂直にし
た状態で、前記蝶番ボルト軸部を、前記蝶番ボルト頭部
から前記ネジ止部の方向へ引っ張った際に、前記蝶番ボ
ルト軸部を貫通させることができるが、前記抑込フレー
ムを通過させることのできない形状を有する開口部に対
し、前記抑込フレームが延びる方向に前記蝶番ボルト軸
部を回転させることによって前記抑込フレームが延びる
方向と前記蝶番ボルト軸部が延びる方向とをほぼ一致さ
せた状態にすると、それらの延びる方向に沿って前記抑
込フレーム及び前記蝶番ボルトを一体的に貫通させるこ
とができること、を特徴とする、I−T型締付具。 - 【請求項2】 (1)請求項1に記載のI−T型締付具
の蝶番ボルトの蝶番ボルト軸部のネジ止部において、ネ
ジ止めによって前記I−T締付具に端部で連結すること
ができ、前記I−T型締付具の前記抑込フレームが延び
る方向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによって
前記抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸部が
延びる方向とをほぼ一致させた状態にすると、それらの
延びる方向に沿って前記抑込フレーム及び前記蝶番ボル
トを一体的に貫通させることができる開口部よりも小さ
い直径を有する挿入棒と、(2)請求項1に記載のI−
T型締付具との組合わせを含む、片面操作用の締付具セ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16042397A JPH10331825A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | I−t型締付具及び締付具セット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16042397A JPH10331825A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | I−t型締付具及び締付具セット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331825A true JPH10331825A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15714614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16042397A Pending JPH10331825A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | I−t型締付具及び締付具セット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10331825A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005350146A (ja) * | 2005-07-29 | 2005-12-22 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 散薬掻出装置 |
| JP2009174624A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Marui Sangyo Co Ltd | パネル用アンカー |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP16042397A patent/JPH10331825A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005350146A (ja) * | 2005-07-29 | 2005-12-22 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 散薬掻出装置 |
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